(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記ユーザ識別手段で識別されたユーザに対し、前記コンテンツ嗜好として共通の行動が関連づけられた前記コンテンツに対応する前記タグ嗜好のうち該ユーザが嗜好を有するものと関連づけられたタグについて該行動をとるよう該ユーザに推薦する、請求項3記載の情報処理装置。
表示手段、ユーザ識別手段、タグ嗜好記憶手段、コンテンツ嗜好記憶手段、コンテンツ情報表示手段、タグ嗜好更新手段、及びコンテンツ嗜好更新手段を備えた情報処理装置のコンピュータが読み取り可能なプログラムであって、
前記コンピュータに、
前記表示手段が、コンテンツを表示する手順、
前記表示手段が、前記表示手段に対面するユーザを識別する手順、
前記タグ嗜好記憶手段が、前記コンテンツの内容に対応するタグと、該タグに対するユーザの嗜好であるタグ嗜好と、を関連づけて記憶手段に記憶させる手順、
前記コンテンツ嗜好記憶手段が、前記コンテンツと、該コンテンツに対するユーザの嗜好であるコンテンツ嗜好と、を関連づけて前記記憶手段に記憶させる手順、
前記コンテンツ情報表示手段が、指定された前記コンテンツの内容に対応する前記タグを前記タグ嗜好とともに表示し、かつ、該コンテンツに対する前記コンテンツ嗜好を前記表示手段に表示する手順、
前記タグ嗜好更新手段が、表示された前記タグ嗜好への変更要求を受け付けて、前記記憶手段に前記コンテンツに対応するタグに関連づけられて記憶されている前記タグ嗜好を更新する手順、
前記コンテンツ嗜好更新手段が、示された前記コンテンツに対する前記コンテンツ嗜好への変更要求を受け付けて、前記記憶手段に前記コンテンツに関連づけられて記憶されている前記コンテンツ嗜好を更新する手順、
を実行させるためのプログラム。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の実施の形態について説明する。
本情報処理装置は、ユーザが過去に興味を持った情報を簡単に確認できるようにしたものである。
<構 成>
〔ハードウエア〕
図1は、本発明の一実施形態に係るハードウエア構成を示すブロック図である。
同図に示す情報処理装置100(例えば、テレビジョン受像器)は、受信部(チューナ)11、ストリーム分離部(DEMUX:demultiplexer:デマルチプレクサ)12、映像デコード部13、表示処理部(スケーラ)14、表示手段としての表示部(モニタ)15、パーソナルDB(database)16、サービス17、GPS(Global Positioning System:汎地球測位システム)18、受信制御部19、センサ20、リモコン受信部21、入力手段22、カメラ23、及びネットワーク接続部24を有する。
【0010】
受信部11は、地上デジタル放送、BS(broadcasting satellite:放送衛星)放送、もしくはCS(communication satellite:通信衛星)放送を受信し、受信したストリームをストリーム分離部12に入力するチューナとして機能する回路である。受信部11は、受信制御部19の制御により受信するチャンネルを変更する機能を有する。
ストリーム分離部12は、映像、音声、データ等の多重化されたストリームを分離するDEMUX処理を行う。ストリーム分離部12は、分離されたストリームのうち映像に関するストリームを映像デコード部13に入力する。その他のストリームについては本発明とは直接関係がないので説明を割愛する。
映像デコード部13は、入力された映像に関するストリームをデコードして映像データとして後段の処理ブロックに入力する。ストリームについては限定しないが、例えば、MPEG(Moving Picture Experts Group)、H.264等の規格のものが挙げられる。
表示処理部14は、表示部15にストリーム画像やサイドメニューの表示可能な範囲や大きさを制御する。
表示部15は、コンテンツを表示する手段であり、例えば、HDTV(high-definition television:高品位テレビ)を表示することのできるモニタであり、例えば液晶表示装置が挙げられる。
【0011】
受信制御部19は、受信部11、表示処理部14、パーソナルDB16、サービス17、GPS18、センサ20、リモコン受信部21、入力手段22、及びカメラ23からのデータに基づいて各種処理を行う機能を有する回路であり、例えばマイクロプロセッサが挙げられる。受信制御部19は、抽出手段19a、絞り込み手段19b、収集手段19c、画像処理手段19d、検索手段19e、分析手段19f、ユーザ識別手段19g、タグ嗜好記憶手段19h、コンテンツ嗜好記憶手段19i、コンテンツ情報表示手段19j、タグ嗜好更新手段19k、及びコンテンツ嗜好更新手段19lを有する。
受信制御部19は、入力手段22もしくは図には示されないリモコンから入力された電源オンオフ、番組切り替えの指示、音量調節等の指示に基づき電源オンオフ、チャンネル切り替え等の制御をする機能を有する。
【0012】
抽出手段19aは、パーソナルDB16に蓄積したデータからキーワードを抽出する機能を有する。
絞り込み手段19bは、キーワードを頻度でランキングすることで興味情報を絞り込む機能を有する。
収集手段19cは、絞り込んだ興味情報に関連するコンテンツを収集する機能を有する。
画像処理手段19dは、ユーザの過去のライフログをビジュアル表示、検索するための第一のサイドメニュー、ショッピングサイトと連携し、ユーザの嗜好に応じた商品をネットショッピングするための第二のサイドメニュー、及びユーザの嗜好に応じて収集したコンテンツ毎にまとめたチャンネル用の第三のサイドメニューを、コンテンツを表示するメイン画面と共に表示部15に表示させる機能を有する。
これらのサイドメニューの選択は、ユーザによるリモコンの操作で行われる。
検索手段19eは、ユーザの興味情報に基づいてネットワーク接続部24により接続されたネットワークのサイトからユーザの興味情報に関連するデータを検索する機能を有する。
分析手段19fは、抽出したキーワードのジャンル、頻度等を分析する機能を有する。
ユーザ識別手段19gは、表示部15に対面するユーザを識別する機能を有する。
タグ嗜好記憶手段19hは、コンテンツの内容に対応するタグと、タグに対するユーザの嗜好であるタグ嗜好と、を関連づけて記憶手段としてのパーソナルDB16に記憶させる機能を有する。
コンテンツ嗜好記憶手段19iは、コンテンツと、コンテンツに対するユーザの嗜好であるコンテンツ嗜好と、を関連づけてパーソナルDB16に記憶させる機能を有する。
コンテンツ情報表示手段19jは、指定されたコンテンツの内容に対応するタグをタグ嗜好とともに表示し、かつ、コンテンツに対するコンテンツ嗜好を表示部16に表示する機能を有する。
タグ嗜好更新手段19kは、モニタ15に表示されたタグ嗜好への変更要求を受け付けて、パーソナルDB16にコンテンツに対応するタグに関連づけられて記憶されているタグ嗜好を更新する機能を有する。
コンテンツ嗜好更新手段19lは、モニタ15に表示されたコンテンツに対するコンテンツ嗜好への変更要求を受け付けて、記憶手段にコンテンツに関連づけられて記憶されているコンテンツ嗜好を更新する機能を有する。
これら抽出手段19a、絞り込み手段19b、収集手段19c、画像処理手段19d、検索手段19e、分析手段19f、ユーザ識別手段19g、タグ嗜好記憶手段19h、コンテンツ嗜好記憶手段19i、コンテンツ情報表示手段19j、タグ嗜好更新手段19k、及びコンテンツ嗜好更新手段19lは、ソフトウエアで構成される。
受信制御部19は、ユーザ識別手段19gで識別されたユーザに対し、タグ嗜好とコンテンツ嗜好とに基づいて選択された行動を推薦する機能を有してもよい。これは、タグ嗜好やコンテンツ嗜好の用途を規定し、嗜好情報の編集により推薦内容を柔軟に変更するものである。
コンテンツ嗜好は、コンテンツに関連してユーザが希望する行動を示すものであり、具体的には「見たい」、「食べたい」、「行きたい」、及び「欲しい」等の欲求である。
受信制御部19は、ユーザ識別手段19gで識別されたユーザに対し、コンテンツ嗜好として共通の行動が関連づけられたコンテンツに対応するタグ嗜好のうちユーザが嗜好を有するものと関連づけられたタグについて行動をとるようユーザに推薦する機能を有してもよい。これは、具体的には、「行きたい」評価したコンテンツで共通して「イタリア」タグがチェックされているときに「イタリア旅行」を推薦する、「見たい」評価したコンテンツで共通して「○井理」タグがチェックされているときに○井理の出演番組の録画・視聴を推薦する、等があげられる。
タグは、コンテンツに付随して提供される付随情報に基づいて生成されるように構成してもよい。これは、タグがEPG情報などから抽出されることを規定している。
【0013】
受信制御部19にて行われるコンテンツの分類は、取得したコンテンツデータの一部を表示するサムネイルを生成し、興味情報の各々に付与された属性毎にまとめ、同一属性を有する情報に対する処理の基礎となった指示の履歴に基づいて、ユーザにとって優先度が高いか否かで判断する。
また、優先度が高いとは、ユーザの視聴する番組のジャンル、出演者、もしくは団体毎に視聴回数、及び視聴時間を測定し、視聴回数、及び視聴時間の多い番組を興味度が高いとする。
【0014】
蓄積手段としてのパーソナルDB16は、ユーザ毎にファイルに分けて興味情報を記憶する。
サービス17は、情報処理装置100がネットワーク接続装置24によりネットワーク接続されている場合に、得られた情報を記憶する装置である。
GPS18は、情報処理装置100の現在位置に関する情報を探索する装置である。
センサ20は、情報処理装置100の前面のリモコン使用可能領域に人がいるか否か、距離はどのくらいかを判断する。
リモコン受信部21は、図には示されていないリモコンとの間でチャンネル切り替えや音量調節等の制御信号や応答信号を授受する。
入力手段22は、例えば、電源ボタン、チャンネル切り替えボタン、音量ボタン、もしくは入力切換ボタンである。
カメラ23は、情報処理装置100の前面で図には示されていないリモコンを操作するユーザを認識するため撮影し、電気信号に変換する機能を有する。これは、ユーザが複数存在する場合にユーザ毎に顔を認識し、興味情報を紐づけるのに利用される。
ネットワーク接続部24は、図示しないネットワークと無線もしくは有線を用いて接続する機能を有する。
【0015】
<動 作>
図2は、
図1に示した情報処理装置100に表示される画面及びリモコンとしてのスマートホン41の一例である。スマートホン41にはリモコンソフトウエアがインストールされているものとする。
情報処理装置100は、リビングルーム等の床上もしくはテレビ台の上に載置して視聴することを前提としており、画面サイズは、例えば29型以上としている。スマートホン41のサイズは手のひらサイズであるが、情報処理装置100と比較して拡大表示されている。
情報処理装置100は、電源が投入されると、カメラ23を用いてユーザを確認し、ユーザ好みの画面(例えば、録画した番組「アングリー」)を表示する。尚、カメラ23は図では表示部15を支持する支柱に設けられているが、本発明はこれに限定されるものではなく、表示部15の外周部に設けてもよい。
画面103は、表示部15の画面としての放送番組やウエブコンテンツを表示するためのメイン画面101と、アイコンの一種であるサイドメニュー102と、を有する。
サイドメニュー102のうちの第一のサイドメニュー102aは、ユーザの過去のライフログをビジュアル表示、検索するためのサイドメニューである。第二のサイドメニュー102bは、ショッピングサイトと連携し、ユーザの嗜好に応じた商品をネットショッピングするためのサイドメニューである。第三のサイドメニュー102cは、ユーザの嗜好に応じて収集したコンテンツ毎にまとめたチャンネルである。
サイドメニュー102は、図では三つのサイドメニュー102a、102b、102cからなるが、本発明はこれに限定されるものではなく、二つでも四つ以上であってもよい。また、サイドメニュー102の位置は図では、右端であるが、本発明はこれに限定されるものではなく、左端、上端、もしくは下端でもよく、通常時はグレー表示もしくは非表示としておき、ユーザ好みの出演者や商品が表示された時等に表示するようにしてもよい。
【0016】
図3は、
図1に示した情報処理装置100のユーザがサイドメニュー102aから要求したときに情報をメイン画面101に一覧表示するパーソナルビューアの構成図である。
パーソナルビューア200は、情報処理装置100が蓄積したユーザの興味ある情報を覗くツールの総称であり、覗かれる対象はマイカタログ201、ライフログ202、及びプロファイル203である。
マイカタログ201は、ユーザがしたいこと(観たい/行きたい/食べたい/欲しい等)の情報を整理して表示するツールである。
ライフログ202は、パーソナルDB16に蓄積したライフログ情報を、ユーザの目的に応じた表現形式でビジュアル化するツールである。
プロファイル203は、ライフログ202をマイニング・分析した嗜好/生活パターンをビジュアル化するツールである。
【0017】
図4(a)、(b)、(c)は、
図2に示した情報処理装置100のサイドメニュー102cを選択してパーソナルチャンネルの中のコンテンツを視聴中にタグを貼る場合の説明図である。
図4(a)は、ユーザが情報処理装置100としてのTVを視聴時に出演者が帽子を被っている画面101を観て、この帽子「欲しい」と思い、スマートホン41のいいねボタン41aを押すと、スマートホン41の画面41bがリモコンから視聴中の画面に切り替わるようになっている。スマートホン41の画面41bの中の帽子を指でなぞると軌跡が表示されると共に、「いいねボタン」、「観たい」、「欲しい」、「行きたい」、及び「食べたい」ボタンを有する、Wantsボタン41cが拡大表示される。Wantsボタン41cのうちの「欲しい」ボタンを押すと、出演者が被っている帽子にタグが貼られてパーソナルDB16に蓄積される。
【0018】
図4(b)は情報処理装置100のメイン画面の遷移の一例であり、
図4(c)はスマートホン41のリモコン表示の一例である。
図4(b)の上側はメイン画面101に視聴したコンテンツのサムネイルの一覧が表示され、全体を眺めることができるようになっている。このときの破線で示す楕円内のスライドバーの位置がどこにも属していないが、スライドバーを「○井 理」の位置に移動させると、「○井 理」に関するサムネイルを一覧表示し、特に視聴履歴の多いものを他のサムネイルを大きく表示する。
図4(b)の下側は特定のジャンルや出演者を探すための画面の一例である。
図4(c)の左上側はリモコン表示画面であり、全体表示時の状態を示し、
図4(c)の左下側は特定の出演者としての「○井 理」を探すための画面の一例である。
図4(c)の右側はスマートホンのリモコン表示とメイン画面表示とを同時に表示した画面の一例である。
図4(c)に示すようにスマートホン41にメイン画面、番組情報、Wantsボタン、及びタグの表示が同時に行われるので、視聴している番組の気になるシーンに瞬時にタグを貼ることができる。例えば、図に示す例では視聴中の番組が「ウィンターレスキュー」であり、放送日が2012年2月12日、○TV、PM9:00〜10:00であるとする。ユーザがWantsボタンのうちの観たいボタンを押すと、タグが貼られ、タグの一覧表のキーワードにチェックが入る。タグが貼られた番組のシーンはパーソナルDB16に蓄積される。蓄積されたシーンの情報はジャンル、出演者、鮮度別に分類される。一覧表は情報処理装置100が予め分析したキーワードのうちの番組に関連する情報の一覧表である。
【0019】
図5は、
図1に示した情報処理装置100の動作を説明するためのフローチャートの一例である。
情報処理装置100の画像処理手段19dは、コンテンツの視聴中にユーザによってタグが貼られたコンテンツは、収集手段19cにより収集されて、パーソナルDB16に蓄積される(ステップS1)。
情報処理装置100の検索手段19eは、タグが貼られたコンテンツに関する情報、すなわち、ユーザが「観たい」、「欲しい」、「行きたい」、「食べたい」ものに関する情報をネットワーク接続部24によりネットワーク検索したり、パーソナルDB16を検索したりする。(ステップS2)。
情報処理装置100は、タグが貼られたコンテンツに関する情報をパーソナルDB16に蓄積する(ステップS3)。
情報処理装置100の分析手段19fは、蓄積した情報をユーザごとに項目(観たい、欲しい、行きたい、食べたい、ジャンル、出演者、鮮度等)別に分類する。ここで、鮮度とは録画または放送日の新しさの度合いであり録画してから一定期間経過すると、季節にそぐわない場合は鮮度が落ちたとして消去の対象となりえる(ステップS4)。
情報処理装置100は、サイドメニューを介してパーソナルビューアの要求があったか否かを判断する(ステップS5)。サイドメニューを介してパーソナルビューアの要求が無い場合は待機し(ステップS5/N)、サイドメニューを介してパーソナルビューアの要求がある場合(ステップS5/Y)、ステップS6へ進む。
情報処理装置100は、表示部15にユーザに関連する情報を一覧表示して終了する(ステップS6)。
【0020】
図6は、
図1に示した情報処理装置100の動作を説明するためのフローチャートの他の一例である。
図6に示したフローチャートのステップS11〜S16は
図5に示したフローチャートのS1〜S6と同じであるので、説明を省略する。
情報処理装置100の表示部15のメイン画面に表示された情報の一覧表から何か選択されたか否かを判断し(ステップS17)、一定時間何も選択されない場合には終了し(ステップS17/N)、情報の一覧表から何か選択されたら、選択された情報及び履歴を表示し終了する(ステップS18)。
【0021】
<パーソナルビューアの概念>
図7は、
図1に示した情報処理装置100におけるパーソナルビューアの概念図である。
情報処理装置100は、テレビ放送の番組やウエブコンテンツ等の視聴時のユーザの行動を学習し、ユーザに有用な形で記憶された情報をユーザが必要な時に検索したり、ショッピングしたり、創造に活用したり、ユーザだけが自由に使うことができるようになっている。
例えば、ユーザが情報処理装置100(図の左上)のメイン画面101の視聴中にサイドメニュー102の内のパーソナルビューア102aをスマートホンもしくはリモコンで選択すると、メイン画面101の画像がパーソナルビューア102aの領域に移動し、メイン画面101にはユーザの視聴履歴に基づいたサムネイルが興味度に応じた大きさで表示される。
ユーザがサムネイル中に「何か見覚えのあるものが並んでいるぞ、これ何だっけ?」とサムネイル101tnを発見し、サムネイル101tnを選択すると、放送番組で流れた音楽情報が図中の右上のように表示される。
音楽情報としては、CDの場合、[Disc1]、『輝く太陽のように/The Bird With Wings』/CD、アーティスト、…、[4:12]のように商品名、アーティスト名、曲目、演奏時間等が表示され、視聴することができるようになっている。
【0022】
<マイカタログ>
図8(a)〜(f)は、マイカタログの一例をパーソナルビューアで覗いた場合の説明図である。
マイカタログは、時間、ユーザの嗜好、鮮度、ソース、タグ、メディアtype別に表示する機能を有する。また、マイカタログは、ユーザの検索レベルに合わせて各スライドバーを調整できる。ここで、ソースとは、テレビ(TV)放送、SNS、ウエブコンテンツ等が挙げられ、メディアtypeとは動画、静止画、音楽、画像、テキスト等が挙げられる。
例えば、
図8(d)に示すスマートホン41をリモコンとして機能させた場合、タグのスライドバー41sがいずれの項目の位置にも設定されていないとき、
図8(a)のように情報処理装置のメイン画面101にはユーザが視聴もしくは録画したコンテンツ等のサムネイル群が表示される。サムネイルの大きさはユーザの興味の度合いに応じて大きく表示される。又、サムネイルの位置は上側、奥側が古く、下側、手前側が新しくなるようにほぼ時系列に配置されている。
次に、
図8(e)に示すスマートホン41の『○井 理』タグを、スライドバー41sをスライドさせて選択すると、検索手段により検索され、該当するタグの付いたアイテム情報が検索結果として
図8(b)のように表示される。
図8(b)のサムネイル群の中から特定アイテム(サムネイル)を選択すると、自動付加されたタグ情報が表示される(
図8(c))。タグ情報を整理することにより必要なタイミングで自動録画・リマインダ・リコメンドが行われる。
ここで、
図8(f)において、「タグ嗜好」がタグに対応し、「コンテンツ嗜好」がWantsに対応する。すなわち、
図8(f)に示すスマートホンもしくは同様の機能を有するリモコンは、あるコンテンツ「テレビドラマ“ウィンターレスキュー”」について、番組中に表示された景色を「見たい」、持ち物が「欲しい」、ロケ地に「行きたい」、出演者が食べている物を「食べたい」等の希望を一画面で編集するインターフェースを表している。
【0023】
<ライフログ>
図9は、ライフログの一例をパーソナルビューアで覗いた場合の説明図である。
ライフログは、パーソナルDBに蓄積されたライフログを、視聴履歴、食事履歴、移動字歴等、目的に応じたスタイルでビジュアル化するツールである。視聴履歴の情報は、情報処理装置自体で取得することができるが、食事履歴は、スマートホンのカメラ機能を利用し、移動履歴は、スマートホンのGPSを利用することにより可能となる。
視聴履歴は、例えば、いつも水曜日は仕事中眠くなってしまう。これは、火曜日だけ深夜遅くまでテレビ番組を視聴しているためではないかということを推測することができる。食事履歴は、例えば、一週間に一度はカレーライスを食べている。土曜日は○○屋の牛丼が定番となっていることが分かる。移動履歴は、例えば、先週の金曜日、20時に「どこで」、「何を」していたかが分かる。すなわち、行動履歴と共に、ポイント情報表示(山形市内走行中…)を行うことで把握できる。
【0024】
<プロファイル>
図10は、プロファイルの一例をパーソナルビューアで覗いた場合の説明図である。
ライフログは、ユーザの生活をマイニング・分析した嗜好/生活パターンである。ライフログは、ユーザが見て楽しめる、自分発見のためのアプリケーションである。ライフログは、ユーザが知らない自分に出会える予感を与える手助けをすることができる。
例えば、ユーザの1週間のテレビ視聴時間の内訳(一例として、ドラマ64%、バラエティ24%、ニュース3%、…)が分かる。ユーザは、ドラマの見過ぎを把握することができ、時間を有効にするよう修正することができる。
ユーザは、いつも肉メインの食事をしているから、脂質が標準値をオーバーしており、このままの食生活を継続すると、10年後には
図10に示すような肥満状態になることが分かり、健康管理に貢献することができる。
行動遷移図でユーザは、自己の行動パターンが明らかになる。例えば、自宅から離れたコンビニエンスストアに通いつめていることが分かる。これは他店より品数が多く、店員さんが親切で愛想が良いため、買い物する場合の参考となる。
【0025】
以上より、タグが貼られたコンテンツを蓄積し、ユーザ毎に項目別に分類し、一覧表示するので、ユーザが過去に興味を持った情報を簡単に確認できる。
【0026】
<プログラム>
以上で説明した本発明に係る情報処理装置は、コンピュータで処理を実行させるプログラムによって実現されている。コンピュータとしては、例えばパーソナルコンピュータやワークステーションなどの汎用的なものが挙げられるが、本発明はこれに限定されるものではない。よって、一例として、プログラムにより本発明の機能を実現する場合の説明を以下で行う。
【0027】
例えば、
表示手段、ユーザ識別手段、タグ嗜好記憶手段、コンテンツ嗜好記憶手段、コンテンツ情報表示手段、タグ嗜好更新手段、及びコンテンツ嗜好更新手段を備えた情報処理装置のコンピュータが読み取り可能なプログラムであって、
コンピュータに、
表示手段が、コンテンツを表示する手順、
表示手段が、表示手段に対面するユーザを識別する手順、
タグ嗜好記憶手段が、コンテンツの内容に対応するタグと、タグに対するユーザの嗜好であるタグ嗜好と、を関連づけて記憶手段に記憶させる手順、
コンテンツ嗜好記憶手段が、コンテンツと、コンテンツに対するユーザの嗜好であるコンテンツ嗜好と、を関連づけて記憶手段に記憶させる手順、
コンテンツ情報表示手段が、指定されたコンテンツの内容に対応するタグをタグ嗜好とともに表示し、かつ、コンテンツに対するコンテンツ嗜好を表示手段に表示する手順、
タグ嗜好更新手段が、表示されたタグ嗜好への変更要求を受け付けて、記憶手段にコンテンツに対応するタグに関連づけられて記憶されているタグ嗜好を更新する手順、
コンテンツ嗜好更新手段が、示されたコンテンツに対するコンテンツ嗜好への変更要求を受け付けて、記憶手段にコンテンツに関連づけられて記憶されているコンテンツ嗜好を更新する手順、
を実行させるためのプログラムが挙げられる。
【0028】
これにより、プログラムが実行可能なコンピュータ環境さえあれば、どこにおいても本発明にかかる情報処理装置を実現することができる。
このようなプログラムは、コンピュータに読み取り可能な記憶媒体に記憶されていてもよい。
【0029】
<記憶媒体>
ここで、記憶媒体としては、例えばCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体、フラッシュメモリ、RAM、ROM、FeRAM等の半導体メモリやHDDが挙げられる。
【0030】
CD−ROMは、Compact Disc Read Only Memoryの略である。フレキシブルディスクは、Flexible Disk:FDを意味する。CD−Rは、CD Recordableの略である。RAMは、Random-Access Memoryの略である。ROMは、Read-Only Memoryの略である。FeRAMは、Ferroelectric RAMの略で、強誘電体メモリを意味する。HDDは、Hard Disc Driveの略である。
【0031】
尚、上述した実施の形態は、本発明の好適な実施の形態の一例を示すものであり、本発明はそれに限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々変形実施が可能である。
例えば、タグの貼り付けについては手動タグでも自動タグでもよい。手動タグは、いいね・ブックマーク等の特定の操作時に、自動タグの他にメモ書きのようなユーザの入力情報(音声タグも可能)が挙げられる。自動タグは、センサ情報の貼り付け時間や場所が挙げられる。利用するアプリケーションの種類と操作結果から判断された目的等が挙げられる。食べログの選択、ECサイトでの商品選択としては買いたいが挙げられる。特定の情報を選択した状態で、タグ情報を確認するようにしてもよい。