特許第5948440号(P5948440)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5948440
(24)【登録日】2016年6月10日
(45)【発行日】2016年7月6日
(54)【発明の名称】燃焼機器用ガス‐空気混合装置
(51)【国際特許分類】
   F23K 5/00 20060101AFI20160623BHJP
   F23N 1/02 20060101ALI20160623BHJP
   F23N 5/00 20060101ALI20160623BHJP
   F23D 14/62 20060101ALI20160623BHJP
   F16K 31/06 20060101ALI20160623BHJP
【FI】
   F23K5/00 301D
   F23N1/02 101
   F23N5/00 Q
   F23D14/62
   F16K31/06 305L
   F16K31/06 385F
【請求項の数】4
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2014-555478(P2014-555478)
(86)(22)【出願日】2013年1月16日
(65)【公表番号】特表2015-507168(P2015-507168A)
(43)【公表日】2015年3月5日
(86)【国際出願番号】KR2013000340
(87)【国際公開番号】WO2013118979
(87)【国際公開日】20130815
【審査請求日】2014年7月31日
(31)【優先権主張番号】10-2012-0011642
(32)【優先日】2012年2月6日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】509152116
【氏名又は名称】キョントン ナビエン カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100100055
【弁理士】
【氏名又は名称】三枝 弘明
(72)【発明者】
【氏名】ミン・ミョンギ
(72)【発明者】
【氏名】キム・デヒョン
【審査官】 黒石 孝志
(56)【参考文献】
【文献】 米国特許第6604938(US,B1)
【文献】 実開昭51−105611(JP,U)
【文献】 特開昭53−24141(JP,A)
【文献】 特開2001−173949(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2011/0139045(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F23K 5/00
F23N 1/02
F23N 5/00
F23D 14/62
F16K 31/06
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
一側がターボファンと結合され、内側にガス及び空気が流れるように所定の空間が形成されるハウジング500と、
前記ハウジング500の一側に形成され、前記ターボファンと接する排出部300と、
前記排出部300の他側に備えられて外側から空気を吸気し、第1の隔壁201によって区画される第1の空気供給部210及び第2の空気供給部220と、
前記第1の空気供給部210及び第2の空気供給部220から流入される空気と混合して前記排出部300へ排出され、第2の隔壁202によって区画される第1のガス供給部230及び第2のガス供給部240、及び
低出力モード時、前記第2の空気供給部220及び第2のガス供給部240を閉鎖してガス及び空気の流れを遮断する一方、高出力モード時には第2の空気供給部220及び第2のガス供給部240にガス及び空気が流れるように開放する開閉手段400とを、含み、
前記開閉手段400は、回動することによって前記第2の空気供給部220及び前記第2のガス供給部240を同時に開放または閉鎖する板状のバルブ体401を備えており、
前記第2のガス供給部240はその先端部が突出し、所定の角度に傾いて第2のガスの流動方向と空気の流動方向を一致させてガスと空気が円滑に混合できるようにすると共に、前記開閉手段400の行程距離を最小限にするための傾斜部241が形成される
ことを特徴とする燃焼機器用ガス‐空気混合装置。
【請求項2】
前記開閉手段400は、
前記バルブ体401を回動させるための手段であって、前記バルブ体401の表面とヒンジ404によって結合されるプランジャ402と、
前記プランジャ402と結合され、前記プランジャ402の上下動を電気的信号によって制御して前記バルブ体401が開閉されるようにするソレノイドバルブ403とを、
含むことを特徴とする、請求項1に記載の燃焼機器用ガス‐空気混合装置。
【請求項3】
一側がターボファンと結合され、内側にガス及び空気が流れるように所定の空間が形成されるハウジング500と、
前記ハウジング500の一側に形成され、前記ターボファンと接する排出部300と、
前記排出部300の他側に備えられて外側から空気を吸気し、第1の隔壁201によって区画される第1の空気供給部210及び第2の空気供給部220と、
前記第1の空気供給部210及び第2の空気供給部220から流入される空気と混合して前記排出部300へ排出され、第2の隔壁202によって区画される第1のガス供給部230及び第2のガス供給部240、及び
低出力モード時、前記第2の空気供給部220及び第2のガス供給部240を閉鎖してガス及び空気の流れを遮断する一方、高出力モード時には第2の空気供給部220及び第2のガス供給部240にガス及び空気が流れるように開放する開閉手段400とを、含み、
前記開閉手段400は、回動することによって前記第2の空気供給部220及び前記第2のガス供給部240を同時に開放または閉鎖する板状のバルブ体401と、
前記バルブ体401を回動させるための手段であって、前記バルブ体401の表面とヒンジ404によって結合されるプランジャ402と、
前記プランジャ402と結合され、前記プランジャ402の上下動を電気的信号によって制御して前記バルブ体401が開閉されるようにするソレノイドバルブ403とを、有しており、
前記バルブ体401は上昇する際、ハウジング500の上部の内側面と接して支持されるように支持部410が突出形成されることを特徴とする燃焼機器用ガス‐空気混合装置。
【請求項4】
前記第2のガス供給部240はその先端部が突出し、所定の角度に傾いて第2のガスの流動方向と空気の流動方向を一致させてガスと空気が円滑に混合できるようにすると共に、前記開閉手段400の行程距離を最小限にするための傾斜部241が形成されることを特徴とする、請求項3に記載の燃焼機器用ガス‐空気混合装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、燃焼機器用ガス‐空気混合装置に関し、より詳しくはボイラーまたは給湯器のような燃焼機器に備えられるバーナーに、ガス及び空気を供給する量を効果的に制御してターンダウン比(Turn−Down Ratio)を向上させ、それによって温水及び暖房の使用の便利さ及びバーナーの耐久性を増大させる燃焼機器用ガス‐空気混合装置に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に暖房及び温水の使用を目的として用いられるボイラー及び給湯器のような燃焼機器は、供給される燃料によってオイルボイラー、ガスボイラー、電気ボイラー、及び給湯器とに分かれ、設置用途に合わせて多様に開発され、使用されている。
【0003】
このような燃焼機器のうち、特にガスボイラー及び給湯器においては一般にガス燃料を燃焼させるため、ブンゼンバーナー(Bunsen Burner)または予混合バーナー(Premixed burner)を用いており、このうち、予混合バーナー(Premixed burner)の燃焼方式はガスと空気を予め最適な燃焼状態の混合比に混合させた後、その混合気(空気+ガス)を炎孔部に供給して燃焼させることになる。
【0004】
また、燃焼機器の性能はターンダウン比(Turn−Down Ratio;TDR)で評価されるが、ターンダウン比(TDR)とはガスの量が可変調節できるガス燃焼装置においての「最大ガス消費量対最小ガス消費量の比」を言う。たとえば、最大ガス消費量が24,000kcal/hで、最小ガス消費量が8,000kcal/hの場合、ターンダウン比(TDR)は3:1になる。ターンダウン比(TDR)は最小ガス消費量の条件において如何に安定した火炎を保持できるかによって制限される。
【0005】
ガスボイラー及び給湯器の場合、ターンダウン比(TDR)が大きいほど暖房及び温水の使用時の便利さが増大する。すなわち、ターンダウン比(TDR)が小さく(すなわち、最小ガス消費量が多い場合)、暖房及び温水の負荷が小さい領域でバーナーが作動する場合には燃焼機器のオン/オフ(On/Off)が頻繁に発生するので、温度制御時の偏差が大きくなり、機器の耐久性が低下する。したがって、このような問題を改善するために、燃焼機器に適用されるバーナーのターンダウン比(TDR)を向上させるための様々な方法が開発されてきた。
【0006】
このような比例制御方式のバーナーにおいてガスを供給するバルブは、電流値で制御される電流比例制御方式バルブ(electrical modulating gas valve)と空気供給時に発生する差圧で制御される空気比例制御方式バルブ(pneumatic modulating gas valve)とに大別される。
【0007】
前記空気比例制御方式バルブは、送風機を用いてバーナーの燃焼時に必要な空気供給によって発生する差圧によりバーナーへ供給されるガス量が制御され、この際、燃焼に必要な空気とガスはガス‐空気混合装置(Gas−air mixer)で混合され、混合気(空気+ガス)の形態でバーナーに供給されることになる。
【0008】
このような空気比例制御バルブを用いるガスバーナーのガス−空気混合装置において、ターンダウン比(TDR)を制限する基本的要素は、ガス消費量(Q)と差圧(ΔP)との関係にあり、一般に流体の差圧と流量との関係は以下のようである。
【0009】
【数1】
【0010】
すなわち、上記の関係式で分かるように、流体の流量を2倍増加させるためには差圧を4倍に上昇させなければならない。
【0011】
よって、ターンダウン比(TDR)を3:1にするためには差圧の比を9:1に、ターンダウン比(TDR)を10:1にするためには差圧の比を100:1にしなければならないが、この際、ガスの供給圧力を無限に増加させるのは不可能であることに問題がある。
【0012】
このようなガス供給圧力を無限に増加させられない問題を解決するために、図1に示したように空気及びガスが供給される経路をそれぞれ2つ以上の領域に区画し、バーナーへ噴射される各ガスの通路を開閉することによって、ガスバーナーのターンダウン比(TDR)を高める方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0013】
【特許文献1】韓国特許出願第10−2011−0084417号
【0014】
前記特許文献は、本出願人による先願発明であって、図1を参照すれば、空気供給管113の一側に2つに分岐されるガス供給管112が結合され、前記空気供給管113の内側に別途の分岐器具170を備えてロッド163に結合されたバルブ体161、162が電磁石165と結合されたロッド163の上下動を通じてガス流路116及び空気流路118を開閉するので、ボイラーを低出力モード及び高出力モードに制御できてターンダウン比を向上させることができる流路分離型ガス-空気混合装置が開示されている。
【0015】
しかしながら、前記の空気流路118においてロッド163の上下動の範囲が大きく、そのため行程距離が長くなることから駆動時間及び駆動距離が長くなるという問題点がある。
【0016】
また、空気流路118に別途の分岐器具170を介して使用するので、製作の煩雑さ及び機器故障時において脱着が困難であるという問題がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0017】
本発明は上述した問題点を解決するために発明されたものであって、ボイラーまたは給湯器のような燃焼機器に流入される空気及びガスの量を制御できる開閉手段の行程距離を相対的に短くしながらも、これによって空気及びガスの量を制御してターンダウン比(TDR)を高める燃焼機器用ガス‐空気混合装置を提供することにその目的がある。
【課題を解決するための手段】
【0018】
上記の技術的課題を達成するための本発明は、一側がターボファンと結合され、内側にガス及び空気が流れるように所定の空間が形成されるハウジングと、前記ハウジングの一側に形成され、前記ターボファンと接する排出部と、前記排出部の他側に備えられて外側から空気を吸気し、第1の隔壁によって区画される第1の空気供給部及び第2の空気供給部と、前記第1の空気供給部及び第2の空気供給部から流入される空気と混合して前記排出部へ排出され、第2の隔壁によって区画される第1のガス供給部及び第2のガス供給部、及び低出力モード時、前記第2の空気供給部及び第2のガス供給部を閉鎖してガス及び空気の流れを遮断する一方、高出力モード時には第2の空気供給部及び第2ガス供給部にガス及び空気が流れるように開放する開閉手段とを含み、前記開閉手段は回動することによって前記第2の空気供給部及び前記第2のガス供給部を同時に開放または閉鎖する板状のバルブ体を含む。
【0019】
一実施例において、前記開閉手段は、前記バルブ体を回動させるための手段であって、前記バルブ体の表面とヒンジによって結合されるプランジャと、前記プランジャと結合され、前記プランジャの上下動を電気的信号によって制御して前記バルブ体が開閉されるようにするソレノイドバルブとを含む。
【0020】
一実施例において、前記バルブ体は、上昇する際、ハウジングの上部の内側面と接して支持されるように支持部が突出形成されることを特徴とする。
【0021】
一実施例において、前記第2のガス供給部は、その先端部が突出し、所定の角度に傾いて第2のガスの流動方向と空気の流動方向を一致させてガスと空気が円滑に混合できるようにすると共に、前記開閉手段の行程距離を最小限にするための傾斜部が形成されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0022】
本発明の燃焼機器用ガス‐空気混合装置によれば、第一に、TDRを高めることで燃焼機器で必要とするガスと空気の量が既存の方式に比べてより大幅に調節することが可能であり、これによって流量の変動時により微細に熱量制御が可能となって温水の温度変化幅を減らすことができる効果がある。
【0023】
第二に、駆動部の構造が簡素であり、耐久性の優れるソレノイドバルブを適用して、前記ソレノイドバルブと結合されるバルブ体(ダンパー状)と接する部分を所定の角度に傾斜するように突出形成することによって、ソレノイドバルブの行程距離を減らすと共に、ソレノイドバルブの故障率を最小化できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0024】
図1】従来技術を示すための図である。
図2】本発明の燃焼機器用ガス‐空気混合装置を示す概略的断面図である。
図3図2の作動状態を示す断面図である。
図4図2のバルブ体を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
本発明の理解を助けるために、本発明の好ましい実施例を添付の図面を参照して説明する。本発明の実施例は様々な形態に変形することができ、本発明の範囲は以下で詳細に説明する実施例に限定されるものとして解釈してはならない。本実施例は当業界において平均的知識を有する者に本発明をより完全に説明するために提供するものである。よって、より明確な説明をするために図面における要素の形状などは部分的に拡大して表現されることもあり得る。各図面において、同じ部材は同じ参照符号を用いて図示したことに留意しなければならない。また、本発明の要旨の理解を不必要に紛らしかねない公知の機能及び構成に対しては詳細な記述を省略する。
【0026】
以下、添付の図面を参照して本発明の好ましい実施例を説明することで、本発明の燃焼機器用ガス‐空気混合装置について詳細に説明する。
【0027】
図2は本発明の燃焼機器用ガス‐空気混合装置を示す概略的断面図で、図3図2の作動状態を示す断面図であり、図4図2のバルブ体を示す斜視図である。
【0028】
図2及び図4を参照すれば、本発明の燃焼機器用ガス‐空気混合装置は、一側がターボファンと結合され、内側にガス及び空気が流れるように所定の空間が形成されるハウジング500が備えられ、前記ハウジング500の一側には空気とガスが混合した混合ガスが排出される排出部300が形成される。前記排出部300はターボファン(図示せず)と接して前記第1及び第2の空気供給部210、220及び第1及び第2のガス供給部230、240から供給される空気とガスが混合された混合ガスが前記ターボファンによってバーナーへ伝達される。
【0029】
前記排出部300の他側は空気が吸気され、第1の隔壁201によって区画されて下部に第1の空気供給部210が、その上部に第2空気供給部220が円筒状に形成される。
【0030】
前記第2空気供給部220と排出部300の中間部の下部にはガスが供給され、第2隔壁202によって区画されて右側は第1のガス供給部230が、その左側には第2のガス供給部240が円筒状に形成される。前記第2のガス供給部240はその先端部が突出し、所定の角度に傾いて第2のガスが空気の流動方向と一致させて円滑に混合されるようにすると共に、前記開閉手段の行程距離を最小化するための傾斜部241が形成される。前記傾斜部241には第2ガスが吐出される吐出口が形成され、前記傾斜部241の傾斜面は排出部300を向くように形成される。
【0031】
前記傾斜部241には第2のガス及び第2の空気の流入を遮断または開放するために、前記傾斜部241に、後述の開閉手段400を構成するバルブ体401が接するようになる。
【0032】
以下、前記第2の空気供給部220及び第2のガス供給部240の空気及びガスの流入を制御する開閉手段400について説明する。
【0033】
前記開閉手段400は、第2のガス供給部240の上段の傾斜部と接して空気及びガスの流入を遮断する板状のバルブ体401と、前記バルブ体401の表面とヒンジ404によって結合されるプランジャ402及び前記プランジャ402と結合され、前記プランジャー402を上下動させて前記バルブ体401が開閉されるようにするソレノイドバルブとで構成される。具体的には前記ソレノイドバルブ403に伝達される電気的信号によってプランジャー402が上昇するようになり、電気的信号を遮断すると内側に備えられるスプリング406の弾性力によって前記プランジャー402は下降するようになる。
【0034】
一方、前記バルブ体401は、上昇する際、ハウジング500の上部の内側面と接して支持されるように支持部410が突出形成される。
【0035】
上記のように構成される本発明の燃焼機器用ガス‐空気混合装置の作動状態について説明する。
【0036】
図2に示すように、低出力モード時には前記開閉手段400のバルブ体401が前記第2のガス供給部240と接した状態となって、前記第1の空気供給部210及び第1のガス供給部230だけで、第1のガス及び空気だけが混合されてターボファンに流入される。ここで前記第1のガスは前記第1のガス供給部230の途中に形成される通穴231を通って排出される。
【0037】
その後、高出力モード時には図3に示すように、前記ソレノイドバルブ403に電気が供給されると前記プランジャー402が作動して第2のスプリング406の力に抗して上部へ上昇するようになる。それによって前記バルブ体401がヒンジ404によって上部へ回動され第2の空気供給部220及び第2のガス供給部240が開放されるので、第2の空気及びガスがハウジング500の内部へ流入される。
【0038】
再び低出力モードに切替えようとする場合、図2に示すように、前記ソレノイドバルブ403に電気を遮断するとスプリングの弾性力によって下降するようになる。それによって、前記バルブ体401がヒンジ404によって下部へ回動され第2の空気供給部220及び第2のガス供給部240を閉鎖するので、第2の空気及びガスが遮断される。
【0039】
ここで前記バルブ体401の一端部には前記支持部410が突出形成され、前記プランジャー402が上昇する際、前記ハウジング500の内側面に支持されてバルブ体401が円滑に上昇するようになる。
【0040】
以上で説明した本発明の燃焼機器用ガス‐空気混合装置の実施例は例示のものに過ぎず、本発明が属する技術分野の通常の知識を有する者であれば、より多様な変形及び均等な他の実施例が可能であることが分かる。そのため、本発明は上述の詳細な説明で言及される形態のみに限定されるものではないことが分かる。したがって、本発明の真正なの技術的保護範囲は添付の特許請求範囲の技術的思想によって定められなければならない。また、本発明は添付の請求範囲によって定義される本発明の精神とその範囲内に含まれるあらゆる変形物と均等物、及び代替物を含むものとして理解されるべきである。
【符号の説明】
【0041】
201 第1の隔壁
202 第2の隔壁
210 第1の空気供給部
220 第2の空気供給部
230 第1のガス供給部
240 第2のガス供給部
300 排出部
400 開閉手段
401 バルブ体
402 プレンジャー
403 ソレノイドバルブ
404 ヒンジ
406 スプリング
410 支持部
図1
図2
図3
図4