(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記遊技者検索手段による検索結果が、前記識別情報に対して一のみの前記個人データを特定した場合、前記特別判定手段による判定を実行することなく、前記識別情報に対応した遊技者と前記個人データに対応した遊技者が同一人物であると判定する特別遊技者特定手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の遊技者管理システム。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、遊技場には多数の遊技者が来場するものであり、顔の特徴が似た遊技者が来場していることがある。顔の特徴が似た遊技者が来場していると、別人であるにも関わらず同一人物であると誤判定してしまう。この場合、遊技場内に同一人物が複数人存在すると判定してしまう虞もある。尚、この問題は、遊技場に限られるものではなく、複数の来場者が入場する施設であれば該当する。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、特徴が似た人物が来場している場合に、別人であるにも関わらず同一人物であると誤判定する頻度を低減することができる遊技者管理システム及び来場者管理システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、遊技機が設置された遊技場に来場した複数の遊技者を管理する遊技者管理システムにおいて、
人物の画像に対応した情報である登録情報と、当該登録情報に対応した遊技者が遊技を行った遊技機又は遊技機の種類を示す情報である遊技機情報とを対応付けた個人データを記憶する個人データ記憶手段と、各遊技機に対応して設けられ、対応する遊技機にて遊技を行う遊技者を撮像する撮像手段と、前記撮像手段の撮像結果に対応した情報であり遊技者を識別可能な情報である識別情報と、当該識別情報の一致率が予め定められた基準一致率を上回る登録情報に対応付けた前記個人データを検索する遊技者検索手段と、前記遊技者検索手段が検索を実行した結果、今回の撮像結果に対応した前記識別情報と前記基準一致率を上回る登録情報に対応した個人データが複数存在する場合、又は、今回の撮像結果に対応した前記識別情報と前記基準一致率を上回る登録情報に対応した個人データが既に別の遊技者に対応していると特定されている場合に、前記識別情報が類似した遊技者が存在しているものとして、類似した遊技者を区別するための特別情報を前記個人データに対応付けて前記個人データ記憶手段が記憶しているか否かを判定する特別判定手段と、前記特別判定手段の判定結果が前記特別情報を記憶していることに対応している場合に、当該特別情報に基づいて前記識別情報に対応した一の前記個人データを特定する遊技者特定手段と、前記特別判定手段の判定結果が前記特別情報を記憶していないことに対応している場合に、類似した遊技者の識別情報を区別するための前記特別情報を抽出し、当該特別情報を前記個人データに対応付けて記憶させる特別情報抽出手段と、前記遊技者検索手段が検索を実行した結果、今回の撮像結果に対応した前記識別情報と前記基準一致率を上回る登録情報に対応した個人データが存在しなかった場合、又は、今回の撮像結果に対応した前記識別情報と前記情報一致率を上回る登録情報に対応した個人データが既に別の遊技者に対応していると特定されたことに基づき前記特別情報抽出手段が前記特別情報を抽出した場合、今回の撮像結果に対応した遊技者の個人データを新たに作成する個人データ作成手段と、を備え
、前記個人データ作成手段は、今回の撮像結果に対応した前記識別情報と前記基準一致率を上回る登録情報に対応した個人データが既に別の遊技者に対応していると特定されたことに基づき前記特別情報抽出手段が前記特別情報を抽出したことに基づいて個人データを作成した場合、新たに作成した個人データの前記遊技機情報に、既に別の遊技者に対応していると特定された個人データの前記遊技機情報の少なくとも一部の情報を含ませるものである(請求項1)。
【0006】
請求項1記載の遊技者管理システムにおいて、
前記遊技者検索手段による検索結果が、前記識別情報に対して一のみの前記個人データを特定した場合、前記特別判定手段による判定を実行することなく、前記識別情報に対応した遊技者と前記個人データに対応した遊技者が同一人物であると判定する特別遊技者特定手段を備えるようにしてもよい(請求項2)。
【0008】
請求項1
又は2に記載の遊技者管理システムにおいて、
前記個人データ作成手段は、前記個人データを作成する場合、前記識別情報を前記登録情報として設定するようにしてもよい(請求項
3)。
【発明の効果】
【0010】
請求項1の発明によれば、遊技場内に類似した遊技者が複数存在する場合、識別情報とは異なる遊技者固有の特別情報に基づいて遊技者の特定を実行する。これにより、識別情報が類似した遊技者が遊技場内にいるとしてもそれらの遊技者を区別することが可能となり、撮像結果に基づいて遊技者を特定する処理の精度を高めることができる。さらに、識別情報が類似した遊技者が遊技場内に存在する場合に、同一人物と特定するための識別情報の一致率を高くしなくとも遊技者の特定を実行できる。しかも、特別情報は、識別情報が類似した遊技者が存在する場合に抽出するので、識別情報が類似した遊技者が存在しないにも関わらず特別情報を抽出してしまうことで余分な処理負担がかかることや余分な記憶容量を要することを抑制できる。
また、識別情報が類似した遊技者が存在している場合、それまでの個人データに対応付けた遊技機情報が類似した遊技者のうち、いずれの遊技者に対応していたかを特定することが困難となる。しかしながら、識別情報が類似した遊技者の個人データを新たに作成した場合に、遊技機情報が全く含まれていないとそれまでの遊技機情報を特定できず、遊技者を管理する上で好ましくない。この点、請求項1の発明によれば、新たに作成した個人データに、既に作成していた個人データの遊技機情報と同じ情報を含ませることができる。これにより、個人データを新たに作成した場合に、類似した遊技者が存在していた場合であっても、その新たな個人データに対応した遊技者の遊技機情報が全く特定できなくなることを抑制できる。この場合、類似した遊技者の個人データを新たに作成する前の遊技機情報と、類似した遊技者の個人データを新たに作成した後の遊技機情報とを区別可能に個人データを管理するのが望ましい。
【0011】
請求項2の発明によれば、識別情報に対応した個人データが一の場合は、特別情報の有無を判定することなく、識別情報に対応した遊技者と、特定した個人データに対応した遊技者が同一人物であると判定する。これにより、識別情報が類似した遊技者が存在しないにも関わらず特別情報の有無を判定することで余分な処理負荷がかかることを抑制できる。
【0013】
請求項
3の発明によれば、撮像手段の撮像結果を登録情報として用いる。これにより、登録情報を設定するために新たな機器を設置しなくとも個人データを作成することができる。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1は遊技者管理システムの全体構成を示す概略図である。遊技場には遊技機1に対応して貸出装置2が設置され、管理室には管理装置3(個人データ記憶手段、遊技者検索手段、特別判定手段、遊技者特定手段、特別情報抽出手段、個人データ作成手段、特別遊技者特定手段に相当)が設置されている。中継装置4は、2台の遊技機1、2台の貸出装置2及び管理装置3とLAN5を介して接続されている。管理装置3は、遊技機側(遊技機1、貸出装置2等)から送信される遊技信号を中継装置4を介して受信することにより遊技機1毎の遊技情報を管理する。
【0017】
管理対象となる遊技機1は、発射装置を構成する操作ハンドル6に対する操作により盤面7に発射した玉(遊技媒体)が始動口8に入賞(始動入賞)するのに応じて大当たり抽選を行い、抽選結果を表示部9において行う図柄変動にて報知し、その変動結果に応じて大当たりとなる。大当たりが発生すると15ラウンド(R)分だけ大入賞口10を開放する。入賞により遊技機1から払出された玉は上部受皿11にて受けられ、この上部受皿11が満杯状態となって溢れた玉は下部受皿12で受けられる。尚、1Rの上限入賞数は10個で、上限開放時間は30秒であり、上限入賞数又は上限開放時間のいずれかが満たされた場合に1Rを終了する。
【0018】
遊技機側からは、次の遊技信号が出力される。
・アウト信号=使用玉(使用媒体)を回収するアウトBOXから出力される使用玉数(アウト、使用遊技媒体)を特定可能な信号。回収(使用、打込)玉10玉に対して1パルスが出力されるので、「アウト信号数×10」をアウトとして特定する。尚、遊技機1から出力される信号であっても良い。
・セーフ信号=遊技機1から出力される払出玉数(セーフ、付与遊技媒体)を特定可能な信号。遊技機1での遊技(入賞)に応じた払出10玉に対して1パルスが出力されるので、「セーフ信号数×10」をセーフとして特定する。尚、補給装置から出力される補給信号をセーフ信号としても良い。
・スタート信号=遊技機1から出力される図柄変動数(役物作動数、スタート)を特定可能な信号。始動口8への入賞により変動(作動)する表示部9における図柄変動(役物作動、スタート処理)1回につき1パルスが出力されるので、「スタート信号数×1」をスタートとして特定する。尚、始動口8への入賞に応じて出力される始動入賞信号をスタート信号としても良い。
・大当たり信号=遊技機1から出力される大当たりを特定可能な信号。大当たり中にレベル出力される状態信号なので、大当たり信号受信中を大当たり中として特定する。
・売上信号=貸出装置2から出力される売上情報(売上玉数、売上額)を特定可能な信号。遊技者に対する有価価値を対価とした貸出玉25玉毎に1パルスが出力されるので、「売上信号数×25」を売上玉数として特定し、売上玉数×貸単価を売上額として特定する(以下、遊技者個人が使用した金額に対応した売上額のことを遊技者が投資した投資金額ともいう)。
・再プレイ信号=貸出装置2から出力される再プレイ玉(再遊技媒体)数を特定可能な信号。遊技者に対する貯玉を対価とした再プレイ玉25玉毎に1パルスが出力されるので、「再プレイ信号数×25」を再プレイ玉数として特定する。
【0019】
貸出装置2は、貨幣投入口13から貨幣が投入されるとノズル14から対価分の玉を払出す。また、顔認証用カメラ15(撮像手段に相当)を内蔵しており、対応する遊技者の顔を中心とした上半身を斜め前方から撮影して顔データを管理装置3に出力する。さらに、情報表示装置16を備えており、その情報表示装置16にて対応する遊技機1の遊技情報、或いは指定した遊技機1の遊技情報を表示可能となっている。
【0020】
管理装置3は、遊技機側からの各種遊技信号に基づいて遊技情報を作成する。この遊技情報は、顔認証用カメラ15から出力された顔データに基づいて一人の遊技者が遊技を開始してから継続して遊技したと判断できる範囲における台データ、及び売上データを累積したものである。このような顔認証による識別は顔(目、鼻、口等)の特徴を抽出して数値化し、その数値化データ(識別情報に相当)を比較することで行われるもので、現在では一般的な技術であることからその詳細については省略する。
【0021】
図5は管理装置3による遊技者データ管理処理を示すフローチャートである。管理装置3は、遊技者の遊技開始を特定したかを判定している(A1)。この判定は、会員カードの挿入を検出したこと、アウトが連続して発生すること、遊技者を撮像できていない状態から撮像できていることになること等で判定しているが、遊技開始の特定方法は任意に変更してもよい。遊技者の遊技開始を判定すると(A1:YES)、顔認証により遊技者を特定してから(A2)、一致する個人データが有るかを判定する(A3)。一致するとは、特徴の数値化データの適合率が80%(基準一致率に相当)以上となることである。遊技場に来店して最初の顔認証では一致する個人データが無いことから(A3:NO)、今回遊技を開始した遊技機1の情報と撮像結果の画像情報を対応付けて個人データを作成する(A4)。
【0022】
図2は遊技者の個人データ例を示している。遊技者の個人データとしては、遊技者の顔を撮像した顔データ(登録情報に相当)、遊技機種、台番(遊技機情報に相当)、イベント、時刻、使用金額が設定されている。この場合、個人データとしては表示されないが、撮像した顔の特徴点を抽出した数値化データも内部情報として記憶されている。
図2に示す例では、ID777の遊技者が5番台のパチンコ機Aで遊技開始したことを示している。尚、
図2では顔データを模式化して示しており、額の部位の横方向の直線は皺を示している。つまり、遊技者は、額に撮像により特定可能な程の大きな皺が有ることを示している。このような皺を例示したのは、後述する類似遊技者の顔との違いである特徴部位を説明するためであり、実際は皺以外の部位も特徴部位となる。
【0023】
遊技者が休憩後に再遊技したり、台移動した場合は、管理装置3は、顔認証により遊技者を特定した場合に(A2)、一致する個人データが有ることから(A3:YES)、一致する個人データが複数有るかを判定する(A5)。この場合、一致する個人データは一つであることから(A5:NO)、一致する個人データが他の遊技者に対応中かを判定する(A6)。一致する個人データが他の遊技者に対応中ではないことから(A6:NO)、今回遊技を開始した遊技機が個人データに対応付けて個人データを更新する(A7)。
図2に示す例では、ID777の遊技者は12番台のパチンコ機Bに台移動しており、その個人データは対応中であることを示している。
【0024】
さて、遊技場に来場した新規遊技者(個人データなし)の顔の特徴がID777の遊技者の顔の特徴と似ており、特徴の数値化データの適合率が80%以上となる場合は、その新規遊技者が遊技を開始すると、管理装置3は、顔認証にて新規遊技者がID777の遊技者に一致すると判定する(A3:YES)。しかしながら、ID777の遊技者の個人データは他の遊技者に対応中であるので(A6:YES)、類似遊技者対応処理を実行する(A8)。
【0025】
図6は管理装置3による類似遊技者対応処理を示すフローチャートである。管理装置3は、特別情報の抽出済かを判定する(B1)。この特別情報とは、個人データが一致すると判定した異なる遊技者を識別するための遊技者固有の顔の特徴部位を示す情報である。この場合、特別情報の抽出済みではないと判定する(B1:NO)。このように「B1:NO」と判定する場合は、一の個人データに二の遊技者が対応していると判定する場合である。つまり、類似する遊技者が存在すると初めて判定した場合である。尚、このように抽出済でないと判定する状況は、今回遊技を開始した遊技者と類似した遊技者が既に遊技を開始している状況のみである。その後、特別情報を抽出するために、今回遊技を開始した遊技者と、既に遊技を行っている類似した他の遊技者とをそれぞれ撮像し(B2)、撮像結果を比較して特別情報を抽出する(B3)。特別情報の抽出方法は、顔の所定部位同士を順に比較し、非類似部位を見つけることで行われる。
図3に示す例では、特定のホクロの有無、或いは特定の皺の有無で区別できると特定する。つまり、遊技者固有の特定のホクロ或いは特定の皺が特別情報に相当する。
管理装置3は、次に既に遊技を行っている他のID777の遊技者の個人データに特別情報として「額の皺」を付加して更新する(B4)。この特別情報は内部情報として記憶し、個人データとしては表示しない。
【0026】
管理装置3は、次に類似した遊技者の個人データの履歴情報と、今回遊技を開始した遊技機の情報と、撮像結果の画像情報と、特別情報とを対応付けて個人データを作成する(B5)。
図4に示す例では、ID999の遊技者がパチンコ遊Cで遊技を開始したことから、類似したID777の遊技者の個人データの履歴情報としてパチンコ機Aの履歴情報が対応付けられる。これにより、ID999の遊技者の個人データの履歴の一部が、ID777の遊技者にて遊技終了となっていた履歴と同じとなる。このような作成方法を採用しているのは、顔の識別で個人を特定していることから、それまでの履歴が誤っている可能性があるためである。つまり、遊技の開始タイミングによっては、それまでの一の個人データが二の遊技者の両方に対応している可能性があるからである。具体的には、類似した二の遊技者が偶然同時に遊技を行っていなかったため、二の遊技者のデータが一の個人データとしてまとめられてしまっている場合である。このような事情から、管理者は、同一の履歴が存在することに注意する必要がある。この場合、類似した遊技者の個人データを新たに作成する前の遊技機情報と、類似した遊技者の個人データを新たに作成した後の遊技機情報とを区別可能に個人データを管理するのが望ましい。尚、
図4に示すようにID999の遊技者の新たな個人データにはID777の遊技者が遊技中であるパチンコ機Bの情報が含まれることはない。
【0027】
管理装置3は、以上のようにして特別情報の抽出済となった場合は(B1:YES)、特別情報を用いて個人データを特定し(B6)、個人データにて遊技者が特定できれば(B7:YES)、特定した個人データを更新する(B8)。尚、両者の特別情報が一致した場合は、更に異なる特別情報を抽出して個人データを特定可能とする必要がある。
【0028】
ところで、類似した遊技者が2人いて特別情報を既に抽出している状態で、新たな類似した遊技者が来場すると、特別情報から遊技者を特定できない場合が発生し得る。つまり、特徴が似た人物が3人以上となった場合は、特別情報の抽出済であっても個人データを特定できない場合がある。例えば類似した遊技者Aの特別情報が特定の皺、遊技者Bの特別情報が特定のホクロであった場合、新たな遊技者Cに特定の皺もなく特定のホクロもないと、遊技者Cを特定することができないことになる。
【0029】
このような場合、管理装置3は、遊技者データ管理処理において、一致する個人データが複数有りと判定するので(A5:YES)、類似遊技者対応処理を実行する(A8)。そして、類似遊技者対応処理において、抽出済の特別情報を用いて個人データの特定に失敗するので(B7:NO)、今回遊技を開始した遊技者を撮像し(B9)、既に登録済の特徴の数値化データと比較することで今回遊技を開始した遊技者の特別情報を抽出してから(B10)、個人データを作成する(B11)。つまり、遊技者Aの特別情報である特定の皺、及び遊技者Bの特別情報である特定のホクロ以外の特別情報を抽出して個人データを作成するのである。
上述したように個人データに対応付けられた数値化データから特別情報を抽出しているのは、類似した遊技者が遊技中であるとは限らないためである。尚、遊技中であるか否かを判定し、遊技中である場合には再度撮像して特別情報を抽出するようにしてもよい。
【0030】
このような実施形態によれば、次のような効果を奏することができる。
管理装置3は、顔データが一致する個人データを検索した結果、個人データが複数存在する場合、又は、一致する個人データが既に別の遊技者に対応している場合は、遊技者を区別するための特別情報を新たに抽出し、その抽出した特別情報に基づいて遊技者を特定するので、一致する個人データが存在するにしてもそれらを区別することが可能となり、撮像結果に基づいて遊技者を特定する処理の精度を高めることができる。
【0031】
顔データが一致する個人データが一つのみの場合は、顔認証した遊技者と個人データに対応した遊技者が同一人物であると判定するので、識別情報が類似した遊技者が存在しないにも関わらず特別情報の有無を判定することで余分な処理負荷がかかることを抑制できる。
顔データが一致する個人データが既に別の遊技者に対応していることに基づいて個人データを作成した場合、新たに作成した個人データの遊技機情報として、既に別の遊技者に対応していると特定された個人データの遊技機情報の一部の情報を含ませるようにしたので、個人データを新たに作成した場合に、類似した遊技者が存在していたために、その新たな個人データに対応した遊技者の遊技機情報が全く特定できなくなることを抑制できる。
【0032】
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、次のように変形または拡張できる。
遊技場以外の施設に適用してもよい。つまり、複数の来場者が来場する施設において、カメラにて来場者を特定する場合、本願発明の構成を適用すれば、施設に類似した来場者が訪れた場合に、それら来場者の区別を良好に行うことができる。
顔の特徴が類似すると判定する一致率は80%に限定されることなく、任意に設定可能である。
個人データに対応付ける遊技機情報としては、台番号ではなく遊技機の機種のみとしてもよいし、遊技機のタイプでもよい。遊技機のタイプとしては、大きくはパチンコ機、パチスロ機であり、詳細には、パチンコ機の場合は、MAXタイプ、ミドルタイプ、甘デシ、羽物等である。
【0033】
顔認証用カメラ15を遊技機1に設けるようにしてもよいし、顔認証用カメラ15が複数の遊技機1に対応していてもよい。
遊技機としてはパチンコ機以外のスロットマシン等の他の遊技機に対応してもよい。
顔認証にて遊技者を特定することに限定されることはない。例えば、遊技者の全身の撮像結果から遊技者を特定するようにしてもよいし、顔とは異なる部分にて遊技者を特定するようにしてもよい。
遊技者を最終的に識別するための特別情報としては、例えば、服の色や、メガネをかけているか否か等でもよい。つまり、特別情報は、遊技者の身体の特徴に限れられるものではない。また、特定箇所に皺があれば遊技者Aと判定し、特定箇所に皺がなければ遊技者Bと判定するように、一種類の特徴の有無のみで遊技者を判定するようにしてもよい。
【0034】
個人データに登録する遊技者を識別するための識別情報は顔認証用カメラ15にて撮像したものに限られるものではなく、例えば、会員カードの写真等、予め撮像したものを用いてもよい。
類似した遊技者がいたことに基づいて個人データを新たに作成した場合、新たに作成した個人データにもともと存在した個人データと同じ履歴の遊技機情報を作成しなくともよい。
特別情報を抽出する場合に、遊技者を再度撮像することは限定されるものではない。つまり、遊技者を撮像可能な場合であっても個人データの識別情報から特別情報を抽出するようにしてもよい。