(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5953051
(24)【登録日】2016年6月17日
(45)【発行日】2016年7月13日
(54)【発明の名称】電池パック用バスバーモジュール
(51)【国際特許分類】
H01M 2/20 20060101AFI20160630BHJP
H01M 2/10 20060101ALI20160630BHJP
H01M 2/34 20060101ALI20160630BHJP
B60K 1/04 20060101ALI20160630BHJP
【FI】
H01M2/20 A
H01M2/10 E
H01M2/34 B
B60K1/04 Z
【請求項の数】3
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2012-15261(P2012-15261)
(22)【出願日】2012年1月27日
(65)【公開番号】特開2013-157119(P2013-157119A)
(43)【公開日】2013年8月15日
【審査請求日】2014年12月19日
(73)【特許権者】
【識別番号】000006895
【氏名又は名称】矢崎総業株式会社
(73)【特許権者】
【識別番号】000003207
【氏名又は名称】トヨタ自動車株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100098017
【弁理士】
【氏名又は名称】吉岡 宏嗣
(74)【代理人】
【識別番号】100120053
【弁理士】
【氏名又は名称】小田 哲明
(72)【発明者】
【氏名】小笠原 茂之
(72)【発明者】
【氏名】庄子 隆雄
(72)【発明者】
【氏名】柳原 真一
(72)【発明者】
【氏名】太田 宙生
(72)【発明者】
【氏名】江藤 賢二
【審査官】
小森 重樹
(56)【参考文献】
【文献】
特開平06−310123(JP,A)
【文献】
特開2011−065863(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01M 2/20
H01M 2/10
H01M 2/34
H01M 2/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
正極と負極を交互に隣り合せて配列された複数の電池を直列接続する複数のバスバーが収容された開口を有する樹脂製のバスバー収容部と、該バスバー収容部の開口の電池配列方向の一方の側縁にヒンジ連結されて前記バスバー収容部の開口を開閉可能に覆う樹脂製のカバー部と、前記バスバー収容部の開口の電池配列方向の他方の側縁に設けられた第1の係合部と、該第1の係合部に対応させて前記カバー部に設けられた第2の係合部とを有し、前記第1の係合部と前記第2の係合部を互いに係合させて、前記カバー部が前記バスバー収容部の開口を覆う位置で係止するロック部を備えてなる電池パック用バスバーモジュールにおいて、
前記カバー部から前記バスバー収容部に向けて突出させて前記バスバー収容部に当接するリブを、前記ロック部から電池配列方向に離れた位置に形成し、該リブの突出高さは、該リブが前記バスバー収容部に当接した位置で、前記カバー部の第2の係合部が前記バスバー収容部の第1の係合部に係止しない高さであって、前記バスバー収容部の開口を前記カバー部で覆う押圧力で前記リブを支点とする前記カバー部の撓み変形により第2の係合部が第1の係合部に係止する高さに設定されていることを特徴とする電池パック用バスバーモジュール。
【請求項2】
前記カバー部は、前記バスバー収容部側に窪みを有する箱状に形成され、箱状の側壁に前記ロック部の第2の係合部と前記リブが形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電池パック用バスバーモジュール。
【請求項3】
前記リブの高さは、前記ロック部の第2の係合部と前記リブの離間寸法及び前記カバー部の弾性の少なくとも一方に応じて設定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電池パック用バスバーモジュール。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電池パック用バスバーモジュールに係り、具体的には複数の電池を直列接続する複数のバスバーが収容された樹脂製のバスバー収容部と、バスバー収容部の開口を覆う樹脂製のカバー部との接合部に発生する異音を防止する技術に関する。
【背景技術】
【0002】
電気自動車やハイブリッドカー等の電動機を駆動する直流電源として、複数の電池を直列接続してなる電池パック(組電池又は電池ユニットとも称する。)が用いられる。このような電池パックは、特許文献1に記載のように、複数の電池の正極と負極を隣り合せて交互に配置して束ね、隣り合う電池の正極と負極間をそれぞれバスバーと称される導体で直列に順次接続して電池集合体を形成し、必要に応じて筐体に収容して用いられる。また、電池パックを構成する複数の電池を直列接続する複数のバスバーは、絶縁性を有する樹脂製の箱状のバスバー収容部に収納して電池パックに取り付けられる。そして、箱状のバスバー収容部の開口側に露出されたバスバーを保護するために、箱状のバスバー収容部の電池配列方向の一方の側縁にヒンジ連結された開閉可能な樹脂製のカバー部を備えたバスバーモジュールが用いられている。
【0003】
カバー部は、例えば、特許文献1又は同文献の従来技術に示されるように、バスバー収容部の開口の電池配列方向に延在する一方の側縁にヒンジ連結された樹脂製の板状に形成され、バスバー収容部の開口を開閉可能に覆うようになっている。また、バスバー収容部の開口を覆った状態でカバー部をバスバー収容部に係止するため、バスバー収容部の開口の電池配列方向の他方の側縁に第1の係合部を設け、第1の係合部に対応させてカバー部に第2の係合部を設け、第1の係合部と第2の係合部を互いに係合させて、カバー部をバスバー収容部の開口を覆った状態で係止するロック部を備えて構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2000‐333343号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記の特許文献1に記載されているバスバーモジュールは、電池パックに装着して自動車等の車両に搭載した場合、外部からの振動を受けたときにカバー部とバスバー収容部との接合部において発生する異音を防止することについて配慮されていない。
【0006】
本発明が解決しようとする課題は、電池パック用バスバーモジュールのバスバー収容部とそのカバー部との接合部で発生する異音を防止することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決する本発明は、正極と負極を交互に隣り合せて配列された複数の電池を直列接続する複数のバスバーが収容された開口を有する樹脂製のバスバー収容部と、該バスバー収容部の開口の電池配列方向の一方の側縁にヒンジ連結されて前記バスバー収容部の開口を開閉可能に覆う樹脂製のカバー部と、前記バスバー収容部の開口の電池配列方向の他方の側縁に設けられた第1の係合部と、該第1の係合部に対応させて前記カバー部に設けられた第2の係合部とを有し、前記第1の係合部と前記第2の係合部を互いに係合させて、前記カバー部
が前記バスバー収容部の開口を覆う位置で係止するロック部を備えてなる電池パック用バスバーモジュールにおいて、前記カバー部から前記バスバー収容部に向けて突出させて前記バスバー収容部に当接するリブを、前記ロック部から電池配列方向に離れた位置に形成し、該リブの突出高さを、該リブが前記バスバー収容部に当接した位置で、前記カバー部の第2の係合部が前記バスバー収容部の第1の係合部に係止しない高さ
であって、前記バスバー収容部の開口を前記カバー部で覆う押圧力で前記リブを支点とする前記カバー部の撓み変形により第2の係合部が第1の係合部に係止する高さに設定されていることを特徴とする。
【0008】
このように構成することにより、第1と第2のロック部を係止させる際に、カバー部によりバスバー収容部の開口を閉止するように両者間に押圧力を加えると、まず先に、カバー部に突出されたリブがバスバー収容部に当接する。さらに押圧力を増加するとリブを支点としてカバー部が弾性変形により撓み、カバー部の第2の係合部がバスバー収容部の第1の係合部に係止する位置までカバー部が撓んだ位置でロック部が係止することになる。ロック部が係止した状態におけるカバー部の弾性変形に応じて、リブとバスバー収容部との当接部に押し付け力が作用して、カバー部がバスバー収容部に強固に当接される。これにより、外部からバスバーモジュールに振動が加えられても、リブによってバスバ−収容部とカバー部との隙間が確保されるから、それらが接離を繰り返すことによる異音の発生を防止できる。また、リブがロック部から電池配列方向に離れた位置に形成されているから、比較的小さな押圧力でカバー部を撓ませることができるので、カバーの閉止操作の作業性を向上できる。
【0009】
この場合において、カバー部を、バスバー収容部の開口を覆う形状の板部材の側縁の適宜位置に、バスバー収容部に向けて垂下された側壁を有する箱状に形成し、側壁の下端にバスバー収容部に当接するリブを形成するとともに、リブから電池配列方向に離れた位置の側壁にロック部の第2の係合部を形成することが好ましい。これによれば、カバー部の弾性力を大きくすることができるから、異音を発生するのを防止する能力を大きくすることができる。
【0010】
また、ロック部に作用する弾性力はカバー部の弾性力に依存するから、リブの高さは、ロック部とリブの離間寸法及びカバー部の弾性の少なくとも一方に応じて設定することができる。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、電池パック用バスバーモジュールのバスバー収容部とそのカバー部との間で発生する異音を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【
図1】本発明の一実施形態のバスバーモジュールの平面図である。
【
図2】
図1のバスバーモジュールのII‐II線における矢視断面図である。
【
図3】
図1のバスバーモジュールのIII‐III線における矢視断面図である。
【
図4】
図1の実施形態のロック部のIV‐IV線における矢視断面の拡大図である。
【
図5】
図1の実施形態のリブのV‐V線における矢視断面図の拡大図である。
【
図6】本発明のバスバーモジュールが適用される電池パックの一例の矢視図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明の一実施形態のバスバーモジュールを
図1〜
図6を参照して説明する。本実施形態のバスバーモジュールを、
図6に示す一例の電池パックに適用したものとして説明する。
図6に示すように、電気自動車やハイブリッドカー等の電動機を駆動する直流電源として用いる電池パック1は、複数の電池2の正極(+)3と負極(−)4を交互に隣り合せて配列してバインド部材等により束ね、それらの複数の電池2を直列接続して形成される。例えば、要求される直流電圧に応じた直列数の電池2を厚み方向に複数配列して電池パック1を形成している。
図6の例では、各電池2の各電極3、4は、それぞれ上部から突出された柱状電極であり、電池パック1の両端の一方の電池2の正極3と他方の電池2の負極4をそれぞれ総電極とし、それらに挟まれる電池2の隣り合う正極3と負極4の柱状電極をそれぞれ導体であるバスバー5により直列に接続して電池パック1が形成される。
【0014】
電池パック1に用いられる複数のバスバー5は、電池パック1の配列方向に沿って各電池2の両側に設けられた電極に合わせて2つの群A、Bに分けられ、それぞれの群のバスバー5は樹脂製のバスバー収容部6A、6Bに形成された図示していない凹所に収容されて係止突起などにより保持されている。バスバー収容部6A、6Bは、それぞれ各電池2の柱状電極を収容可能に箱状に形成されている。つまり、バスバー収容部6A、6Bの底板に柱状電極が挿通可能な穴が形成され、正極3と負極4の一対の柱状電極をバスバー5に形成された一対の穴5aに挿入し、柱状電極の外周面に形成された図示していないねじにナットを螺合してバスバー5を柱状電極に電気的に接続するようになっている。
【0015】
ここで、
図1〜
図5を参照して、本実施形態の特徴部であるバスバー収容部6A、6Bとカバー部7A、7Bから構成されるバスバーモジュール8の詳細構成について説明する。なお、バスバー収容部6Aとカバー部7A及びバスバー収容部6Bとカバー部7Bは、基本的に同様に形成されていることから、説明を簡単にするためにバスバー収容部6Aとカバー部7Aとについて説明し、バスバー収容部6Bとカバー部7Bについてはバスバー収容部6Aとカバー部7Aとの相違点を中心に説明する。
【0016】
図1及び
図2に示すように、バスバー収容部6Aは複数の連結部材9及び配索部材10を有して、バスバー収容部6Bと一体に形成されている。バスバー収容部6Aは、電池パック1の上面に載置される底板11と、底板11の電池配列方向に延在する長手方向の両側縁から起立して形成される側壁12と、短手方向の両側縁から起立して形成される側壁13を有して、樹脂により箱状に形成されている。底板11には、隣り合せて配列された複数の電池2の正極3と負極4を直列接続する複数のバスバー5が収容される凹所が形成されている。また、バスバー収容部6Aの図において左端に総電極の負極4に接続される出力端子14が設けられ、図において右端に総電極の正極3に接続される出力端子15が設けられている。出力端子15は、バスバーモジュール8の右端の電池2の正極3に電気的に接続されている。
【0017】
カバー部7Aは、バスバー収容部6Aと一体形成され、バスバー収容部6Aの開口を覆う形状の板部材21と、板部材21の側縁の適宜位置に、バスバー収容部6Aに向けて垂下された側壁22、23を有する箱状に形成されている。また、板部材21の電池配列方向に延在された一方の側縁の側壁22の下端は、ヒンジ24を介してバスバー収容部6Aに連結されている。これにより、カバー部7Aはバスバー収容部6Aの開口を開閉可能に回動されるようになっている。さらに、板部材21の電池配列方向に延在された他方の側縁の側壁23の下端には、バスバー収容部6Aの側壁12の上面12aに当接するリブ25が形成されている。これにより、リブ25を除く部位のカバー部7Aの側壁23の下端とバスバー収容部6Aとの間に全体にわたって隙間が形成される。さらに、リブ25の位置から電池配列方向に離れた位置の側壁23にロック部30を構成する第2の係合部26が設けられている。
【0018】
ロック部30は、カバー部7Aをバスバー収容部6Aの開口を閉止する位置で係止するように形成されている。すなわち、
図3に示すように、バスバー収容部6Aの側壁12に設けられた第1の係合部である三角状の突起31と、突起31に対応させてカバー部7Aの側壁23に設けられた第2の係合部である門型の係合部32とを有して形成されている。つまり、
図4のロック部30の断面図に示すように、突起31はバスバー収容部6Aの側壁12に設けられ、図において上部から下方に向けて突出高さが高くなる断面が三角状の突起31である。一方、係合部32は、一対の脚部32aがカバー部7Aの側壁23に固定され、一対の脚部22aの下端に渡して形成されたはり部32bを有して門型に形成されている。なお、ロック部30の構成は、突起と凹所とを弾性力を利用して係合させることにより、バスバー収容部6Aとカバー部7Aを係止してバスバー収容部6Aの開口を閉止する構造であれば、本実施形態の構成に限定されるものではない。
【0019】
また、本実施形態では、バスバー収容部7A及びカバー部6Aは、電池配列方向にそれぞれ2つのブロックに分割して形成されている。バスバー収容部6Aの2つのブロックは、電池の配列方向に伸縮可能な可撓性を有する連結部材16を介して連結されている。また、カバー部7Aの2つのブロックは、電池配列方向にのみスライド可能に形成された連結部材26を介して連結されている。バスバー収容部6Aの連結部材16と、カバー部7Aの連結部材26は、電池配列方向の位置を互いに1ブロック分ずらして配置されている。
【0020】
ここで、本実施形態の特徴部に係るリブ25の高さと、ロック部30の門型の係合部32のはり部32bと突起31の係止位置との関係について説明する。まず、カバー部7Aをバスバー収容部6Aの開口を閉止する方向(
図3の矢印36方向)に回動すると、リブ25がバスバー収容部6Aの側壁12の上面12aに当接する。このとき、ロック部30のはり部32bの上面は、バスバー収容部6Aの側壁12に設けられた三角状の突起31の下面位置よりも上方に位置しているから、ロック部30は係止されない。次いで、ロック部30位置のカバー部7Aの板部材21の上面をさらに
図3の矢印36方向に押し下げると、カバー部7Aがリブ25を支点として下方に撓み、はり部32bの上面が三角状の突起31の下面よりも下方に押し下げられる。この過程で、門型の係合部32が弾性変形して突起31を乗り上げた後、はり部32bの上面が弾性力により突起31の下面側に進入して、はり部32bが突起31の下面側に係止することにより、ロック部30が係止する。これにより、カバー部7Aの撓み量に応じてリブ25がバスバー収容部6Aの側壁12の上面12aに強固に押し付けられる。その結果、外部から振動がバスバーモジュール8に加えられても、リブ25がバスバー収容部6Aに強固に押し付けられるから、バスバ−収容部6Aとカバー部7Aの側壁23との隙間が確保されるから、それらが接離を繰り返すことによる異音の発生を防止できる。
【0021】
すなわち、本実施形態によれば、リブ25の突出高さを、リブ25がバスバー収容部6Aに当接した位置で、カバー部7Aの第2の係合部である門型の係合部32がバスバー収容部6Aの第1の係合部である三角状の突起31に係止しない高さに形成されていることを特徴とする。これにより、係合部32を突起31に係止させる際に、カバー部7Aによりバスバー収容部6Aの開口を閉止するように両者間に押圧力を加えると、まず先に、カバー部7Aに突出されたリブ25がバスバー収容部6Aに当接する。さらに押圧力を増加するとリブ25を支点としてカバー部7Aが弾性変形により撓み、カバー部7Aの係合部32がバスバー収容部6Aの突起31に係止する位置までカバー部7Aが撓んだ位置でロック部30が係止することになる。ロック部30が係止した状態におけるカバー部7Aの弾性変形に応じた応力がリブ25とバスバー収容部6Aとの当接部に作用して、カバー部7Aがバスバー収容部6Aに強固に押し付けられるから、外部からバスバーモジュール8に振動が加えられても、リブ25がバスバー収容部6Aに強固に押し付けられ、バスバ−収容部6Aとカバー部7Aとの隙間が確保されるとともに、それらが接離を繰り返すことによる異音の発生を防止できる。また、リブ25がロック部30から電池配列方向に離れた位置に形成されているから、比較的小さな押圧力でカバー部7Aを撓ませることができるので、カバー部7Aの閉止操作の作業性が向上する。
【0022】
また、本実施形態によれば、カバー部7Aを、バスバー収容部6Aの開口を覆う形状の板部材21と、板部材21の側縁の適宜位置にバスバー収容部6Aに向けて垂下された側壁22、23を有する箱状に形成し、側壁23にロック部30を構成する門型の係合部32と、リブ25を形成しているので、カバー部7Aの弾性力を大きくすることができ、異音を発生するのを防止する能力を大きくすることができる。
【0023】
また、ロック部30に作用する弾性力はカバー部7Aの弾性力に依存するから、リブ25の高さは、ロック部30とリブ25の離間寸法及びカバー部6Aの弾性の少なくとも一方に応じて設定することが好ましい。
【符号の説明】
【0024】
6A、6B バスバー収容部
7A、7B カバー部
8 バスバーモジュール
9 連結部材
10 配索部材
11 底板
12、13 側壁
16 連結部材
21 板部材
22、23 側壁
24 ヒンジ
25 リブ
30 ロック部
31 突起
32 係合部
32a 脚部
32b はり部