(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記第一信号強度生成手段及び前記第二信号強度生成手段は、所定電圧信号の強度を、フーリエ変換処理又は包絡線処理して得ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の生体電気信号計測装置。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0011】
本発明の第1実施形態として示す生体電気信号計測装置1は、例えば
図1に示すように構成される。
【0012】
この生体電気信号計測装置1は、所定電圧信号出力電極31、第一生体電気信号検出電極11、及び、第二生体電気信号検出電極21を少なくとも備える。これらの所定電圧信号出力電極31、第一生体電気信号検出電極11、及び、第二生体電気信号検出電極21は、人体に略対向し人体に直接接触しない位置に設置される。例えば、車両の運転者の生体電気信号を計測する場合、運転者の着座位置に略対向し人体に直接接触しない位置に設置される。
【0013】
所定電圧信号出力電極31、第一生体電気信号検出電極11、及び、第二生体電気信号検出電極21は、金、銀、銅やニクロム等の金属、カーボン、グラファイト等の炭素系材料や金属、金属酸化物等の半導体からなる粒子、アセチレン系、複素5員環系、フェニレン系、アニリン系等の導電性高分子等導電性を持つ素材からなる。所定電圧信号出力電極31、第二生体電気信号検出電極21、及び、第一生体電気信号検出電極11は、絶縁性を持つ素材上表面(例えば椅子やべツド等)に固定される。これらの所定電圧信号出力電極31、第一生体電気信号検出電極11、及び、第二生体電気信号検出電極21の上に衣類を着た人が着座、横臥等したとき、衣類を介して人体とこれらの電極とが電気的に結合する。
【0014】
所定電圧信号出力電極31は、所定電圧信号を出力する所定電圧信号出力部32に接続している。この所定電圧信号とは、任意の単一基本周波数を持つ交流電圧信号のことである。所定電圧信号出力部32は、マルチバイブレータ、弛張発振回路、LC同調発振回路のような発振回路や、交流電圧信号を出力するように設定したDA変換器等により実現できる。所定電圧信号出力電極31より発した所定電圧信号は、衣類や人体の電気インピーダンスを介して第一生体電気信号検出電極11及び第二生体電気信号検出電極21に入力される。
【0015】
第一生体電気信号検出電極11及び第二生体電気信号検出電極21は、人体から発している生体電気信号を入力する。これにより、第一生体電気信号検出電極11及び第二生体電気信号検出電極21は、所定電圧信号と共に人体電気信号を入力することとなる。
【0016】
第一電気信号生成部12及び第二電気信号生成部22は、その内部に1TΩ、数pF程度の高入力インピーダンスを持つインピーダンス変換回路(オペアンプによるボルテージフオロア回路等)を有する。第一電気信号生成部12は、インピーダンス変換回路に第一生体電気信号検出電極11を接続している。第二電気信号生成部22は、インピーダンス変換回路に第二生体電気信号検出電極21を接続している。
【0017】
第一電気信号生成部12及び第二電気信号生成部22は、インピーダンス変換回路の他に、その内部に生体電気信号や所定電圧信号を増幅する信号増幅回路やフィルタ回路を備えている。第一電気信号生成部12は、第一生体電気信号と第一所定電圧信号を生成する。第一電気信号生成部12は、第一生体電気信号を第一生体電気信号利得補正部13に供給し、第一所定電圧信号を第一信号強度生成部52に出力する。第二電気信号生成部22は、第二生体電気信号と第二の所定電圧信号を生成する。第二電気信号生成部22は、第二生体電気信号を第二生体電気信号利得補正部23に供給し、第二所定電圧信号を第二信号強度生成部53に出力する。
【0018】
ここで、人体表皮と第一生体電気信号検出電極11及び第二生体電気信号検出電極21との間には衣類が介在している。衣類は乾燥雰囲気で1TΩ以上の電気抵抗になるものがあり、重ね着をすれば低い静電容量を示す。このため、非常にそのインピーダンスは高く、さらに接触圧や接触面積が変わることで衣類のインピーダンスは変化する。そのため、人体表皮と第一生体電気信号検出電極11に接続しているインピーダンス変換回路間の信号利得減衰量と、人体表皮と第二生体電気信号検出電極21に接続しているインピーダンス変換回路間の信号利得減衰量とが不平衡になる。この不平衡状態で第一生体電気信号と第二生体電気信号とを差分処理すると、同相雑音成分が引き切れず雑音として残留してしまう。
【0019】
第一電気信号生成部12が生成する第一生体電気信号と第一の所定電圧信号とは利得減衰量が同等である。第二電気信号生成部22が生成する第二生体電気信号と第二所定電圧信号とは利得減衰量が同等である。すなわち、第一生体電気信号と第二生体電気信号との利得減衰量の不平衡の度合いと、第一所定電圧信号と第二所定電圧信号との利得減衰量の不平衡の度合いは同等となる。これにより、第一所定電圧信号の強度と第二所定電圧信号の強度とを比較することにより、利得減衰量の不平衡の度合いが分かる。生体電気信号計測装置1は、利得減衰量の不平衡の度合いに基づき、第一生体電気信号と第二生体電気信号との利得減衰量の不平衡を補正することができ、差分処理後の同相雑音成分を低減できる。
【0020】
第一信号強度生成部52は、第一電気信号生成部12から供給された第一所定電圧信号に基づいて第一信号強度Aを生成する。第二信号強度生成部53は、第二電気信号生成部22から供給された第二所定電圧信号に基づいて第二信号強度Bを生成する。ここで、第一信号強度生成部52及び第二信号強度生成部53は、マイクロコンピュータやパーソナルコンピュータ等で動作するソフトウェアロジックにより実現できる。
【0021】
第一所定電圧信号及び第二所定電圧信号は、例えば
図2(a)のような波形となっている。第一信号強度A及び第二信号強度Bは、第一所定電圧信号及び第二所定電圧信号を離散フーリエ変換して生成される。第一信号強度生成部52及び第二信号強度生成部53は、例えば
図2(b)に示すように、周波数軸のf0上で第一信号強度A及び第二信号強度Bを得ることができる。
【0022】
他の処理として、第一信号強度生成部52及び第二信号強度生成部53は、第一所定電圧信号及び第二所定電圧信号を二乗平均して
図2(c)のような波形を作成し、所定電圧信号の基本周渡数の2倍の周波数より低いカットオフを持つローパスフィルタを適用して、
図2(d)に示すような時間的に連続して第一信号強度A、第二信号強度Bを得ることができる。
【0023】
更に、第一信号強度生成部52及び第二信号強度生成部53は、他の類似の方法として
図2(c)の波形の信号ピークを検出し、それらの間を補間して、
図2(e)のような第一信号強度A及び第二信号強度Bを得ても良い。生成した第一信号強度A及び第二信号強度Bは、マイクロコンピュータやパーソナルコンピュータ上の記情領域に一時的に保存される。
【0024】
利得補正値生成部51は、マイクロコンピュータやパーソナルコンピュータ等で動作するソフトウェアロジックにより実現される。利得補正値生成部51は、マイクロコンピュータやパーソナルコンピュータ上の記憶領域に保存された第一信号強度A及び第二信号強度Bを取得して、第一利得補正値K1及び第二利得補正値K2を生成する。利得補正値生成部51の動作を示すフローチャートの一例を
図3に示す。
【0025】
先ずステップS1において、利得補正値生成部51は、第一信号強度A及び第二信号強度Bを取得する。
【0026】
次のステップS2において、利得補正値生成部51は、第一信号強度Aと第二信号強度Bとを比較する。第一信号強度Aが第二信号強度B以上である場合にはステップS3に処理を進め、そうでない場合にはステップS4に処理を進める。
【0027】
ステップS3において、利得補正値生成部51は、第一生体電気信号の第一利得補正値K1を1とし、第一生体電気信号よりも強度の小さい第二生体電気信号がより大きくなるように第二利得補正値K2をA/Bと設定する。
【0028】
ステップS4において、利得補正値生成部51は、第二の生体電気信号の第二利得補正値K2を1とし、第二生体電気信号よりも強度の小さい第一生体電気信号がより大きくなるように第一利得補正値K1をB/Aと設定する。
【0029】
利得補正値生成部51は、第一利得補正値K1及び第二利得補正値K2を、マイクロコンピュータやパーソナルコンピュータ上の記憶領域に保存する。
【0030】
第一生体電気信号利得補正部13は、記憶領域に保存された第一利得補正値K1に基づいて、第一生体電気信号の強度を補正する。これにより、第一生体電気信号利得補正部13は、第一利得補正後信号を生成する。第二生体電気信号利得補正部23は、記憶領域に保存された第二補正値K2に基づいて、第二生体電気信号の強度を補正する。これにより、第二生体電気信号利得補正部23は、第二利得補正後信号を生成する。第一利得補正後信号及び第二利得補正後信号は、差分出力部61に供給される。
【0031】
差分出力部61は、第一利得補正後信号と第二利得補正後信号とを差分して生体電気信号を得ることができる。
【0032】
このように、人体表皮と第一生体電気信号検出電極11に接続されているインピーダンス変換回路としての第一電気信号生成部12間の信号利得減衰量と、人体表皮と第二生体電気信号検出電極21に接続されているインピーダンス変換回路としての第二電気信号生成部22間の信号利得減衰量との不平衡状態を低減し、差分処理後の同相雑音成分を低減できる。
【0033】
第一生体電気信号利得補正部13、第二生体電気信号利得補正部23、差分出力部61はハードウェアとして構成してもよく、ソフトウェアとして構成してもよい。
【0034】
図4に示す生体電気信号計測装置81は、第一生体電気信号利得補正部13、第二生体電気信号利得補正部13、差分出力部61をハードウェアとして構成した例である。
図4では、所定電圧信号出力部32を発振回路132として構成している。
【0035】
第一生体電気信号検出電極11と第二生体電気信号検出電極21で検出する生体電気信号が心電図信号であって、例えば心電
図R波を検出する場合、心電
図R波の周波数主成分である10Hz近辺よりも高い周波数に発振回路132の基本周渡数を設定しておく。例えば、発振回路132の基本周波数を50Hzに設定すれば、その高調波は100Hz、150Hzとなる。これにより、当該高調波よりも低周破数成分を持つ心電
図R波の波形に影響を与えにくい。発振回路132より発した所定電圧信号の強度はマイクロコンピュータ281に搭載するAD変換機(ADC)182の測定範囲を逸脱しない範囲で、かつ人体に影響が無いように設定される。ADC182に供給された生体電気信号は、記憶領域187に記憶される。
【0036】
第二生体電気信号検出電極21は電子回路212として構成できる。第二電気信号生成部22は電子回路222として構成できる。これらの電子回路212,222の内部には、インピーダンス変換回路114としてのボルテージフォロア回路が設けられている。より具体的には、高入力インピーダンスを持つOPA134(入力抵抗10TΩ、入力容量2pF)等が用いられる。さらに、電子回路212、222には、非反転増幅器215が設けられている。非反転増幅器215の増幅率を決定するフイードバック抵抗は、デジタルポテンショメータ213である。デジタルポテンショメータ213の抵抗値は、可変できるようになっている。
【0037】
発振器信号用フィルタ回路274は、アンチエイリアスの防止を主目的としている。 例えば、AD変換器182のサンプリングレートが1kHzであれば、発振器信号用フィルタ回路274は、基本周渡数以上500Hz以下でのカットオフ周波数を持つローパスフィルタやバンドパスフィルタにより実現できる。
【0038】
図4の生体電気信号計測装置81において、差分出力部61は電子回路261として構成している。この電子回路261は、計装増幅器271、心電図用フィルタ回路272、プリアンプ273により構成されている。心電図用フィルタ回路272は、取得したい心電図信号の周波数帯域に合わせて設定されたローパスフィルタやバンドパスフィルタにより実現できる。プリアンプ273は、反転増幅器や非反転増幅器から構成されている。非反転増幅器215、計装増幅器271、プリアンプ273の増幅率は総じて100〜1000倍程度に設定する。
【0039】
第一信号強度生成部52、第二信号強度生成部53、利得補正値生成部51は、マイクロコンピュータ281内のソフトウェアロジック251として搭載されている。
【0040】
利得補正値生成部51が生成した第一利得補正値K1、第二利得補正値K2は、制御信号変換部294によりデジタルポテンショメータ213用の制御信号に変換される。この制御信号は、デジタル出力部(DIO)186からデジタルポテンショメータ213に出力される。デジタルポテンショメータ213の抵抗が定まることにより、非反転増幅器215の増幅率を制御できる。これにより、人体表皮と第一生体電気信号検出電極11に接続されているインピーダンス変換回路間の信号利得減衰量と、人体表皮と第二生体電気信号検出電極21に接続されているインピーダンス変換回路間の信号利得減衰量との不平衡状態を低減することができる。このようにして、差分処理後の同相雑音成分を低減できる。
【0041】
本実施形態の生体電気信号計測装置81を用いて計測した生体電気信号の結果は、例えば
図5に示すようになる。心電図用フィルタ回路272のバンドパスフィルタの通過周波数帯を1〜100Hzとし、発振回路132の発振周波数を50Hzとし、10bitのAD変換器182で計測した。
図5(a)のように、利得補正なしの条件では、発振回路132より発せられた50Hzの成分が多い。一方、
図5(b)のように、利得補正後の条件では、50Hzの成分が大幅に低減されている。したがって、人体表皮と第一生体電気信号検出電極11に接続されているインピーダンス変換回路間の信号利得減衰量と、人体表皮と第二生体電気信号検出電極21に接続されているインピーダンス変換回路間の信号利得減衰量との不平衡状態を低減できていることが確認できる。
【0042】
図6は、本実施形態の生体電気信号計測装置81における所定電圧信号出力電極31、第一生体電気信号検出電極11、及び、第二生体電気信号検出電極21を車両用シート91の座面に取り付けた例を示す。これにより、上述したように利得不平衡状態を低減してよりS/Nの良い生体電気信号の計測が車室内で行えるようになる。
【0043】
図7に示す生体電気信号計測装置82は、第一生体電気信号利得補正部13、第二生体電気信号利得補正部13、差分出力部61をソフトウェアとして構成した例である。なお、この生体電気信号計測装置82の説明は、生体電気信号計測装置81と重複する部分については省略する。
【0044】
図7の生体電気信号計測装置82において、第一電気信号生成部12は電子回路112により構成される。第二電気信号生成部22は電子回路122により構成される。電子回路112,122には、プリアンプ115が設けられている。プリアンプ115は、反転増幅器や非反転増幅器から構成される。プリアンプ115の信号増幅率は、100〜1000倍程度に設定されている。
【0045】
マイクロコンピュータ181のソフトウェアロジック151内には、第一生体電気信号利得補正部13に対応する乗算ロジック194、第二生体電気信号利得補正部23に対応する乗算ロジック195、差分出力部61に対応する減算ロジック196が備えられている。このような構成の生体電気信号計測装置82であっても、利得不平衡状態を低減し、連続的によりS/Nの良い生体電気信号の計測が実現できる。
【0046】
図4に示した生体電気信号計測装置81は、第一生体電気信号利得補正部13、第二生体電気信号利得補正部23、差分出力部61をハードウェアとして構成した例である。一方、
図7に示した生体電気信号計測装置82は、第一生体電気信号利得補正部13、第二生体電気信号利得補正部23、差分出力部61をソフトウェアとして構成した例である。更に他の構成としては、第一生体電気信号利得補正部13、第二生体電気信号利得補正部23、及び、差分出力部61を、ハードウェア及びソフトウェアを組み合わせて構成してもよい。例えば、
図7に示す生体電気信号計測装置82のプリアンプ115を可変増幅器に変更し、マイクロコンピュータ181にデジタル出力を取り付けて可変増幅器を調整できるようにし、さらにソフトウェアロジックとして利得補正を行うよう構成できる。
【0047】
以上のように、本実施形態に係る生体電気信号計測装置1によれば、第一生体電気信号検出電極11と第二生体電気信号検出電極21との信号利得の不平衡状態を低減でき、連続的によりS/Nが高い生体電気信号を計測ができる。
【0048】
また、生体電気信号計測装置1によれば、フーリエ変換処理又は包絡線処理して所定電圧信号の強度の生成ができる。特に包絡線処理することにより、リアルタイムな所定電圧信号の強度生成が可能になる。
【0049】
更に、この生体電気信号計測装置1によれば、生体電気信号としてよりS/Nが高い心電図を得ることができる。
【0050】
更に、この生体電気信号計測装置1によれば、車両用シートに適用されることによって、よりS/Nが高い運転手等の生体電気信号を計測ができる。
【0051】
つぎに、本発明の第二実施形態について説明する。
【0052】
第二実施形態として示す生体電気信号計測装置2は、例えば
図8に示すように構成される。この生体電気信号計測装置2は、
図1に示した生体電気信号計測装置1に対して、基準電極41が追加されている。
【0053】
基準電極41は、第一生体電気信号検出電極11、第二生体電気信号検出電極21、所定電圧信号出力電極31と同様に、金、銀、銅やニクロム等の金属、カーボン、グラファイト等の炭素系材料や金属、金属酸化物等の半導体からなる粒子、アセチレン系、複素5員環系、フェニレン系、アニリン系等の導電性高分子等導電性を持つ素材からなる。基準電極41は、絶縁性を持つ素材上表面(例えば椅子やべット、等)に固定される。基準電極41の上に衣類を着た人が着座、横臥等した時に、衣類を介して人体と基準電極41とが電気的に結合される。
【0054】
この生体電気信号計測装置2は、
図9に示すように、インピーダンス変換回路114以降の信号増幅回路等から構成される電子回路42の基準電位に基準電極41が接続されている。これにより、生体電気信号計測装置2は、人体と電子回路42間の電位が安定化し、より安定的に生体電気信号の計測を行うことができる。
【0055】
図10は本実施形態の基準電極41を車両用シートの背面、所定電圧信号出力電極31、第一生体電気信号検出電極11、第二生体電気信号検出電極21を車両用シート92の座面に取り付けた構成例である。これにより、上述したように利得不平衡状態を低減してよりS/Nの良い生体電気信号の計測が車室内で行えるようになる。
【0056】
以上のように、生体電気信号計測装置2を構成する電子回路42の基準電位に接続された基準電極41を更に備え、人体と電子回路間42の電位を安定化させることができる。これにより、
図1に示した生体電気信号計測装置1よりも、 より安定的に生体電気信号を計測できる。
【0057】
なお、上述の実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。