【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用 平成27年9月14日、株式会社ディー・エヌ・エーが、iOS端末向けアプリ「Rumor」上において、利用者からの質問に答える形で、外山要作および阿久澤栄里子が発明した、サービス提供装置、サービス提供システム及びサービス提供方法を公開した。
【文献】
DeNAが“リア友との匿名”SNSアプリ『Rumor』をリリース,APPREVIEW,2016年 2月 3日,アップロード日2014年9月8日,URL,http://app-review.jp/ios/222865
【文献】
DeNAの匿名SNSアプリRumorのiPhone版に書いてある「更新履歴」の文面が変というか気になったので紹介します。,情報科学屋さんを目指す人のメモ,2016年 2月 3日,アップロード日2014年12月4日,URL,http://did2memo.net/2014/12/04/rumor-change-log/
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記表示制御部は、前記非表示指示情報を受け付けた後の前記第2のユーザ端末装置から投稿された投稿情報の非表示を、前記非表示指示情報を受け付けた後の所定の解除期間後に自動で表示させる、
請求項1〜5のいずれか一項に記載のサービス提供装置。
前記表示制御部は、前記非表示指示情報を受け付けた後の前記第2のユーザ端末装置から投稿された投稿情報のうち、予め設定された特定の単語を含む投稿情報を非表示にさせる、
請求項1〜6のいずれか一項に記載のサービス提供装置。
投稿情報を送信する複数のユーザ端末装置と、投稿したユーザが特定されない態様で受け付けた前記投稿情報をユーザ端末装置に表示させるサービス提供装置とを含むサービス提供システムであって、
第1のユーザ端末装置は、第2のユーザ端末装置から投稿された投稿情報を非表示にするための非表示指示情報を送信し、
前記サービス提供装置は、
前記非表示指示情報を受け付ける受付部と、
前記非表示指示情報を受け付けた後に前記第2のユーザ端末装置から投稿された投稿情報を、前記非表示指示情報に基づき前記第1のユーザ端末装置に非表示にする表示制御部と、を有し、
前記受付部は、前記第1のユーザ端末装置から、前記第2のユーザ端末装置から投稿された投稿情報の非表示を解除するための非表示指示解除情報を受け付け、
前記表示制御部は、前記非表示指示解除情報に基づき前記第2のユーザ端末装置から投稿された投稿情報を表示させ、
前記非表示指示情報には、前記非表示を指示した時間を示す非表示指示時間情報が含まれ、
前記非表示指示解除情報には、前記非表示の指示を解除した時間を示す非表示指示解除時間情報が含まれ、
前記表示制御部は、前記非表示指示時間情報が示す非表示指示時間と前記非表示指示解除時間情報が示す非表示指示解除時間との間に前記第2のユーザ端末装置から投稿された投稿情報を、前記複数のユーザ端末装置から投稿される投稿情報の投稿順序を変えて表示させる、サービス提供システム。
複数のユーザ端末装置から、投稿したユーザが特定されない態様で受け付けた投稿情報をユーザ端末装置に表示させる処理をコンピュータに実行させるためのサービス提供方法であって、
第1のユーザ端末装置から、第2のユーザ端末装置から投稿された投稿情報を非表示にするための非表示指示情報を受け付け、
前記非表示指示情報を受け付けた後に前記第2のユーザ端末装置から投稿された投稿情報を、前記非表示指示情報に基づき前記第1のユーザ端末装置に非表示にし、
前記第1のユーザ端末装置から、前記第2のユーザ端末装置から投稿された投稿情報の非表示を解除するための非表示指示解除情報を受け付け、
前記非表示指示解除情報に基づき前記第2のユーザ端末装置から投稿された投稿情報を表示させ、
前記非表示指示情報には、前記非表示を指示した時間を示す非表示指示時間情報が含まれ、
前記非表示指示解除情報には、前記非表示の指示を解除した時間を示す非表示指示解除時間情報が含まれ、
前記非表示指示時間情報が示す非表示指示時間と前記非表示指示解除時間情報が示す非表示指示解除時間との間に前記第2のユーザ端末装置から投稿された投稿情報を、前記複数のユーザ端末装置から投稿される投稿情報の投稿順序を変えて表示させる、サービス提供方法。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について添付の図面を参照しながら説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省く。
【0010】
[全体構成]
まず、一実施形態におけるサービス提供システム5の全体構成の一例について、
図1を参照しながら説明する。ネットワーク構成は、ユーザが操作するユーザ端末装置1、移動無線基地局やWi−Fiステーション等のアクセスポイント2、ユーザ間の投稿情報を管理するサービス提供装置4を含む。サービス提供装置4は、ネットワーク3を介して複数のユーザ端末装置1と接続される。本実施形態において、サービス提供装置4とユーザ端末装置1とによりサービス提供システム5を構成することができる。
【0011】
ユーザ端末装置1は、例えば、携帯電話機、スマートフォン、ゲーム用コンソール、パーソナルコンピュータ、タッチパッド、電子書籍リーダー等の情報処理装置である。本実施形態において、ユーザ端末装置1は、タッチ反応型ディスプレイ(タッチパネル)を構成として含むことができる。
【0012】
[ハードウェア構成]
次に、本実施形態におけるユーザ端末装置1のハードウェア構成の一例について、
図2を参照しながら説明する。ユーザ端末装置1は、電源システム101、メインシステム102、記録部106、外部ポート107、高周波回路108、アンテナ109、オーディオ回路110、スピーカ111、マイク112、近接センサ113、I/Oサブシステム114、タッチ反応型ディスプレイシステム118、光学センサ119及び入力部120を含む。メインシステム102は、プロセッサ103、メモリコントローラ104及び周辺インタフェース105を含む。I/Oサブシステム114は、ディスプレイコントローラ115、光学センサコントローラ116及び入力コントローラ117を含む。
【0013】
図3は、本実施形態におけるサービス提供装置4のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。サービス提供装置4は、システムバス401に接続されたCPU(Central Processing Unit)402、ROM(Read Only Memory)403、RAM(Random Access Memory)404、NVRAM(Non−Volatile Random Access Memory)405、I/F(Interface)406と、I/F406に接続された、キーボード、マウス、モニタ、CD/DVD(Compact Disk/Digital Versatile Disk)ドライブ等のI/O(Input/Output Device)407、HDD(Hard Disk Drive)408、NIC(Network Interface Card)409等を含む。
【0014】
[機能構成]
次に、本実施形態におけるユーザ端末装置1及びサービス提供装置4の一例について、
図4を参照しながら説明する。ユーザ端末装置1は、サービス提供装置4に接続された複数のユーザ端末装置1のいずれかとも投稿情報を送信する。
【0015】
サービス提供装置4は、複数のユーザ端末装置1に対する投稿サービスの提供を管理する。サービス提供装置4は、投稿したユーザが特定されない態様で、ユーザ端末装置1から受け付けた投稿情報を所定のユーザ端末装置に表示させる。これにより、サービス提供装置4は、投稿したユーザが特定されない態様、つまり、ユーザの匿名性を保ちながら、ユーザ同士の投稿情報の交換を可能にするサービスを提供する。
【0016】
サービス提供装置4は、受付部41、サービス制御部42、ログイン管理部43、表示制御部44及び記録部45を含む。受付部41は、複数のユーザ端末装置1のうちの一のユーザ端末装置1から、複数のユーザ端末装置1のうちの他のユーザ端末装置1の投稿情報を非表示にするための非表示指示情報を受け付ける。複数のユーザ端末装置1のうち、投稿情報の非表示を要求するユーザ端末装置1は、第1のユーザ端末装置の一例である。複数のユーザ端末装置1のうち、非表示の対象となるユーザが投稿する投稿情報を送信するユーザ端末装置1は、第2のユーザ端末装置の一例である。以下では、第2のユーザ端末装置を使用して投稿するユーザを、非表示対象ユーザともいう。
【0017】
サービス制御部42は、サービス提供装置4の全体を制御するとともに、サービス提供装置4が提供する投稿サービスを利用するユーザのユーザ端末装置1等の装置との通信を制御する。ログイン管理部43は、投稿サービスを利用するユーザ端末装置1のサービス提供装置4へのログインを管理する。
【0018】
表示制御部44は、投稿サービスを利用するユーザのユーザ端末装置1に表示する投稿情報等の各種画面情報を提供する。表示制御部44は、受付部41が非表示指示情報を受け付けた後の非表示対象のユーザ端末装置1の投稿情報を、非表示を指示したユーザ端末装置1に表示しないように制御する。
【0019】
記録部45は、投稿情報データベース(DB)48、投稿リストテーブル50、ミュートリストテーブル52及びNGワードデータベース(DB)54に各情報を記録する。
図5に、一実施形態における投稿情報DB48に記録されるデータ項目の一例を示す。
【0020】
記録部45は、投稿情報DB48に、投稿ID48a、投稿情報48b及びカテゴリ48cの各データ項目を記録する。本サービスを利用するユーザ端末装置1から投稿された内容は、投稿情報48bに記録される。また、投稿情報48bに紐付けられて投稿情報48bを特定する投稿ID48aが記録される。投稿情報48bは、複数のカテゴリに分類されてもよい。その場合、投稿情報48bに紐付けられてカテゴリ48cが記録される。例えば、
図5の例では、ユーザAが、カテゴリ「恋愛」と紐付けられた投稿情報Aを投稿した場合、投稿情報DB48には、投稿ID48aに「PA」、投稿情報48bに「投稿情報A」、カテゴリ48cに「恋愛」が記録される。
【0021】
図6に、一実施形態における投稿リストテーブル50に記録されるデータ項目の一例を示す。記録部45は、投稿リストテーブル50に、投稿ID50a、ユーザID50b及び投稿日時情報50cの各データ項目を記録する。投稿ID50aは、投稿情報を特定するための識別情報である。ユーザID50bは、投稿ID50aによって特定される投稿情報を投稿したユーザを特定する情報である。ユーザ端末装置1とユーザIDとは予めサービス提供装置4にて管理されている。この管理情報により、ユーザID50bの特定が可能である。投稿日時情報50cは、投稿ID50aによって特定される投稿情報を投稿した日時を示す情報である。例えば、
図6には、投稿ID50a「PA」で特定される投稿情報を、ユーザID50b「UA」のユーザが、投稿日時情報50cに示す「2015/9/1 0:15」に投稿したことが記録されている。
【0022】
図7に、一実施形態におけるミュートリストテーブル52に記録されるデータ項目の一例を示す。記録部45は、ミュートリストテーブル52に、投稿ID52a、ユーザID52b及びミュート日時情報52cの各データ項目を記録する。サービス提供装置4が、第1のユーザ端末装置1から、第2のユーザ端末装置1の投稿情報を非表示にするための非表示指示情報を含む非表示指示を受け付けたとき、記録部45は、ミュートリストテーブル52に上記各データ項目を記録する。投稿ID52aは、非表示対象の投稿情報を示す。ユーザID52bは、非表示対象の投稿情報を投稿したユーザを示す。ミュート日時情報52cは、第1のユーザ端末装置1が非表示指示を要求した日時を特定する。例えば、
図7には、投稿ID52aが「PC」で特定される投稿情報のユーザID52bが「UA」、ミュート日時情報52cが「2015/9/1 13:10」であることが記録されている。なお、ミュートリストテーブル52は、非表示を指示するユーザ毎に作成される。
【0023】
ユーザ端末装置1から送信される投稿IDは、第1のユーザ端末装置が非表示を指示した投稿情報を特定する第1の投稿特定情報の一例である。また、ユーザ端末装置1から送信されるミュート日時情報は、非表示を指示した時間を示す非表示指示時間情報の一例である。投稿ID及び非表示指示時間情報のそれぞれは、非表示指示情報の一例である。
【0024】
なお、表示制御部44は、第1の投稿特定情報に基づき特定した第2のユーザ端末装置から投稿された投稿情報のうち、前記非表示指示時間情報に基づき前記非表示指示情報を受け付けた後に前記第2のユーザ端末装置から投稿された投稿情報を非表示にさせる。なお、NGワードDB54については後述される。
【0025】
ユーザ端末装置1は、制御部11、画面提供部12及び操作受付部13を有する。ユーザ端末装置1の機能構成は、例えばユーザ端末装置1にサービス提供装置4が提供する投稿サービス提供アプリケーションプログラム等をインストールすることにより実現することができる。
【0026】
制御部11は、サービス提供装置4や他の装置との通信を制御するとともに、サービス提供装置4から提供される投稿サービスに関し、ユーザ端末装置1の全体を制御する。例えば、制御部11は、サービス提供装置4へ投稿したり、サービス提供装置4に対して非表示指示等のリクエストを送信したり、処理結果等をレスポンスとして受信したりする。
【0027】
画面提供部12は、ユーザ端末装置1のタッチ反応型ディスプレイシステム118(
図2参照)のタッチパネルに各種画面を提供する。本実施形態において、画面提供部12は、サービス提供装置4が提供する投稿サービスに登録しているユーザ(以下、「対象ユーザ」ともいう。)のタッチパネルに、投稿表示画面を提供する。
【0028】
操作受付部13は、ユーザ端末装置1を操作するユーザからの投稿内容の入力等の操作入力を受け付ける。具体的には、操作受付部13は、各種画面に対するユーザからの操作をタッチパネルへの操作を介して受け付ける。なお、操作受付部13は、タッチパネル以外のユーザの操作を受け付けることもできる。
<第1実施形態>
[投稿サービス提供処理]
次に、第1実施形態における投稿サービス提供処理の一例について、
図8を参照しながら説明する。
図8の左側はユーザ端末装置1の処理であり、右側はサービス提供装置4の処理である。
【0029】
サービス提供装置4のログイン管理部43によりユーザ端末装置1のログインが成功すると、本処理が開始され、ユーザ端末装置1の操作受付部13は、ユーザ操作に応じてミュート(指定するユーザの投稿内容を非表示にすること)の指示の操作(以下、「非表示指示」ともいう。)を受け付ける。例えば、
図9(a)に示すように、画面提供部12は、ユーザ端末装置1に画面1aを表示させる。画面1aには、あるユーザの投稿内容の一部又は全部が表示されている。画面1aの下側に表示された所定のボタンのうち、「このユーザをミュート」のボタン1bが、ユーザによって押下される。これに応じて、
図9(b)の画面に遷移し、画面提供部12は、「ミュートすると、このユーザの投稿は、今後表示されなくなります。よろしいですか?」とのメッセージ1eを表示する。ユーザが、OKボタン1fを押下すると、表示されていたユーザの投稿は非表示になる。画面提供部12は、
図9(c)に示すように、投稿を非表示にしているユーザの投稿内容1hの一覧を画面1aに表示することができる。なお、
図9(a)及び
図9(b)に示す画面1aのキャンセルボタン1c、1gが押下されると、操作がキャンセルされる。また、
図9(a)及び
図9(b)に示す画面1aの右上に記載された「つぶやき」1dは投稿のカテゴリの一例である。
【0030】
図8に戻り、ボタンの押下に応じて、操作受付部13は、一のユーザ端末装置1からのミュート指示を受け付ける(ステップS1)。例えば、非表示指示したユーザ端末装置1のユーザを「ユーザA」とし、非表示の対象ユーザを「ユーザB」とする。ユーザ端末装置1は、ユーザAが行った非表示指示(ミュート指示)に対して、ユーザAが非表示を指示した投稿情報を特定する投稿IDと、非表示を指示した時間を特定するミュート日時情報とを取得する。制御部11は、対象の投稿情報を特定する投稿IDとミュート日時情報とを送信する(ステップS2)。なお、投稿IDとミュート日時情報とは、非表示指示情報の一例である。
【0031】
サービス提供装置4の受付部41は、投稿IDと非表示指示時間情報とを受信し、投稿IDと紐付くユーザIDを特定する(ステップS3)。次に、記録部45は、投稿ID、ユーザID及びミュート日時情報を
図7のミュートリストテーブル52に記録する(ステップS4)。
【0032】
その後の任意のタイミングに、操作受付部13は、ユーザによる更新指示の操作を受け付ける(ステップS5)。次に、制御部11は、受け付けた更新指示の要求(以下、「更新要求」ともいう。)を送信する(ステップS6)。サービス提供装置4の受付部41は、更新要求を受け付け、サービス制御部42は、最新の投稿リストの一覧を抽出する(ステップS7)。例えば、
図6に示す投稿リストテーブル50に基づき、最新の投稿から順に所定個数の投稿情報が抽出される。
【0033】
次に、サービス制御部42は、ミュートリストテーブル52に基づきフィルタリング処理を行う(ステップS8)。本処理では、ユーザID52bが非表示対象ユーザのユーザIDに合致し、かつミュート日時情報52cに示すミュート日時以降の対象ユーザの投稿情報が排除され、非表示となる。ステップS8にて呼び出されるフィルタリング処理について、
図10のフローチャートに基づき説明する。
【0034】
(フィルタリング処理)
図10のフィルタリング処理では、サービス制御部42は、投稿リストテーブル50から抽出した最新の投稿リストの一覧から順に1レコードの投稿ID及びユーザIDを取得する(ステップS11)。次に、サービス制御部42は、取得した投稿ID及びユーザIDがミュートリストテーブル52に含まれているかを判定する(ステップS13)。
【0035】
ステップS13において、ミュートリストテーブル52に含まれていないと判定された場合、サービス制御部42は、該当投稿IDに紐付けられた投稿情報を対象ユーザへの送信対象に決定し(ステップS15)、ステップS27に進む。
【0036】
ステップS13において、ミュートリストテーブル52に含まれていると判定された場合、サービス制御部42は、該当投稿IDの投稿情報をユーザへの送信対象にせず、フィルタリングにより除く(ステップS17)。
【0037】
次に、サービス制御部42は、ミュートリストテーブル52に、ステップS17にてフィルタリングした投稿情報のユーザIDに紐付けられた他の投稿IDのレコードがあるかを判定する(ステップS19)。
【0038】
ステップS19において、前記ユーザIDに紐付けられた他の投稿IDのレコードがないと判定された場合、ステップS11に戻り、次のレコードの投稿ID及びユーザIDを取得する。
【0039】
ステップS19において、前記ユーザIDに紐付けられた他の投稿IDのレコードがあると判定された場合、サービス制御部42は、ユーザIDに紐付けられた投稿IDのレコードのミュート日時情報52cに基づき、最も早いミュート日時tを設定する(ステップS21)。
【0040】
例えば、
図7に示すミュートリストテーブル52の投稿ID52aが「PE」、ユーザID52bが「UA」のレコードが非表示を要求された対象の情報である場合について説明する。この場合、
図7のミュートリストテーブル52には、ユーザID52bが「UA」の他のレコードとして、投稿ID52a「PC」が含まれる。この場合、ユーザID「UA」に紐付けられた投稿ID「PE」、「PC」のレコードのうち、最も早いミュート日時情報52cがミュート日時tに設定される。この場合、ミュート日時tは「2015/9/1 13:10」に設定される。
【0041】
図10に戻り、次に、サービス制御部42は、
図11に一例を示す最新の投稿リストの一覧150から、ユーザID52bが非表示の対象ユーザを示す「UA」の他のレコードを抽出する(ステップS22)。
図8のステップS2にて設定した非表示指示の投稿IDが「PE」の場合、
図11の例では、ユーザID150bが「UA」の他のレコードの投稿ID150aとして「PA」、「PC」、「PF」、「PI」が抽出される。
【0042】
他の投稿ID150aが「PA」、「PC」、「PF」、「PI」のレコードに紐付けられた投稿日時情報150cが示す投稿日時がミュート日時tよりも遅ければ、その投稿日時の投稿情報を送信対象とせず、フィルタリングにより除く(ステップS23)。例えば、
図11の最新の投稿リストの一覧150の例では、ユーザID50bが「UA」の他の投稿ID50aは、「PA」、「PF」、「PI」となる。このうち、ミュート日時t「2015/9/1 13:10」よりも遅い投稿日時情報50cの投稿ID50a「PF」、「PI」の投稿情報がフィルタリング対象となり、ミュート日時t「2015/9/1 13:10」よりも早い投稿日時情報50cの投稿ID50a「PA」、「PC」の投稿情報はフィルタリング対象とならない。
【0043】
そこで、
図10に戻り、サービス制御部42は、フィルタリングされなかった投稿ID50aにより特定される投稿情報を対象ユーザへの送信対象とする(ステップS25)。その結果、本実施形態では、投稿ID50aが「PE」、「PF」、「PI」の投稿情報が非表示となる。
【0044】
次に、サービス制御部42は、更新要求をしたユーザ端末装置1に送信対象の投稿情報が所定個数以上になったかを判定する(ステップS27)。ステップS27において、送信対象の投稿情報が所定個数より少ない場合、ステップS11に戻り、ステップS11以降の処理を繰り返す。更新要求に対して所定個数の投稿情報を表示する際、フィルタリングした後の投稿情報の数が所定個数になるように制御される。
【0045】
ステップS27において、送信対象の投稿情報が所定個数以上になったと判定した場合、本処理を終了する。
【0046】
図8のS8にて呼び出される
図10のフィルタリング処理が終了すると、
図8に戻り、ステップS9において、表示制御部44は、送信対象の投稿情報として抽出された、フィルタ後の最新の投稿情報の一覧を送信する。ユーザ端末装置1の画面提供部12は、受信した最新の投稿情報を表示し(ステップS10)、本処理を終了する。
【0047】
以上に説明したように、第1実施形態に係るサービス提供システム5が行うサービス提供方法によれば、ユーザの匿名性を保ちながら、特定のユーザからの投稿を非表示にすることができる。
【0048】
例えば、ユーザ端末装置1から要求された非表示対象の投稿ID50a「PE」の投稿情報はフィルタリングされ、送信対象の投稿から除外される。また、投稿ID50a「PE」に紐付けられたユーザID50b「UA」が非表示の対象ユーザとなるため、本例では、ユーザID50b「UA」が投稿した投稿ID50aが「PA」、「PC」、「PF」、「PI」の投稿情報がミュート対象ユーザの他の投稿情報(つまり、投稿ID50aが「PE」で特定される投稿情報以外の投稿情報)となる。そして、このうち、ミュート日時tよりも後に投稿された投稿ID50a「PF」、「PI」の投稿情報が、投稿ID50aが「PE」の投稿情報と同様にフィルタリングされ、送信対象の投稿から除外される。言い換えれば、ミュート対象ユーザであっても、投稿ID50aが「PA」、「PC」の投稿情報は、非表示とはならず、送信対象の投稿情報となる。なお、投稿ID50aが「PB」、「PD」、「PG」、「PH」、「PJ」の投稿情報は、ミュート対象ユーザの投稿ではないため、送信対象の投稿情報となる。
【0049】
これにより、あるユーザから特定のユーザの投稿の非表示指示に対して、特定のユーザから発信された全投稿を一括で非表示にせず、同一ユーザによる投稿であっても表示する投稿情報と表示しない投稿情報とを制御することができる。これにより、ユーザの匿名性を保ち、投稿したユーザが特定されない態様での投稿サービスを提供できる。かつ、迷惑な投稿を繰り返し行うユーザ等、特定のユーザからの投稿を非表示にすることができる。
<第2実施形態>
[投稿サービス提供処理]
第1実施形態にかかるサービス提供装置4は、ユーザ端末装置1から指定された特定の対象ユーザの投稿情報を非表示(ミュート)にする要求を受け付け、指定された投稿情報と対象ユーザの他の投稿情報のうちのミュート日時tよりも遅く対象ユーザから投稿された投稿情報をフィルタリングし、非表示とした。
【0050】
これに対して、第2実施形態にかかるサービス提供装置4は、非表示を要求した対象ユーザの非表示を解除する機能を有する。以下、
図12の第2実施形態にかかる投稿サービス提供処理の一例及び
図15のフィルタリング処理の一例を示すフローチャートを参照しながら説明する。
【0051】
図12の左側はユーザ端末装置1の処理であり、右側はサービス提供装置4の処理である。ユーザ端末装置1のログインに成功し、本処理が開始されると、ユーザ端末装置1の操作受付部13は、ユーザ端末装置1を使用してユーザが行ったミュートの解除指示の操作を受け付ける(ステップS31)。例えば、
図13(a)は、
図9(c)と同じ画面であるが、画面提供部12は、ユーザ端末装置1に画面1aを表示させる。画面1aには、ミュートされた対象ユーザの投稿内容1hが表示されている。ミュートされた投稿内容のそれぞれには、解除ボタン1iが表示されている。非表示を解除したい投稿情報に対応する解除ボタン1iが、ユーザによって押下されると、
図13(b)の画面に遷移し、画面提供部12は、「ミュートを解除してよろしいですか?」とのメッセージ1jを表示する。ユーザが、OKボタン1kを押下すると、表示されていたユーザの投稿の非表示が解除される。画面提供部12は、ミュートを解除した後において、投稿内容を非表示にしているユーザの投稿一覧を画面1aに表示することができる。なお、
図13(b)に示す画面1aのキャンセルボタン1lが押下されると、操作がキャンセルされる。
【0052】
図12に戻り、ユーザ端末装置1の制御部11は、対象投稿情報の投稿IDとミュート解除日時情報とを送信する(ステップS32)。サービス提供装置4の受付部41は、投稿IDとミュート解除日時情報とを受信し、投稿IDと紐付くユーザIDを特定する(ステップS33)。サービス制御部42は、
図6の投稿リストテーブル50に基づき投稿ID50aに紐付けられたユーザID50bを特定してもよい。
【0053】
図12に戻り、記録部45は、取得した投稿ID及びユーザIDに対応して、
図14に示すミュートリストテーブル52の投稿ID52a及びユーザID52bに応じたミュート解除日時情報52eを記録する(ステップS34)。また、記録部45は、ミュートリストテーブル52の解除フラグ52dに「1」を設定する(ステップS34)。非表示の解除が要求されていない場合、解除フラグ52dには「0」が設定されている。
【0054】
その後の任意のタイミングに、操作受付部13は、更新指示(更新要求)の操作を受け付ける(ステップS35)。次に、制御部11は、受け付けた更新要求を送信する(ステップS36)。サービス提供装置4の受付部41は、更新要求を受け付け、サービス制御部42は、最新の投稿リストの一覧を抽出する(ステップS37)。例えば、
図6に示す投稿リストテーブル50に基づき、最新の投稿から順に所定個数の投稿情報が抽出される。
【0055】
次に、サービス制御部42は、ミュートリストテーブル52に基づくフィルタリング処理を行う(ステップS38)。本処理では、ユーザID52bが合致し、かつミュート解除日時情報52eに示すミュート解除日時以降の投稿情報が表示される。ステップS38については、
図15に示すフィルタリング処理のフローチャートに基づき、以下に説明する。
【0056】
なお、非表示を解除する指示に対して、ユーザ端末装置1から送信される投稿IDは、第1のユーザ端末装置が非表示の解除を指示した投稿情報を特定する第2の投稿特定情報の一例である。ユーザ端末装置1から送信されるミュート解除日時情報は、第2のユーザ端末装置から投稿された投稿情報の非表示を解除するための非表示指示解除時間情報の一例である。投稿ID及び非表示指示解除時間情報のそれぞれは、非表示指示解除情報の一例である。
【0057】
(フィルタリング処理)
図15のフィルタリング処理のステップS11〜S27の処理は、
図10のフィルタリング処理のステップS11〜S27の処理と同じであるため、ここでは説明を省略し、ステップS50〜S56の処理について説明する。
【0058】
ステップS50では、前ステップS19において、ミュートリストテーブル52に、ステップS17にてフィルタリングした投稿情報のユーザIDに紐付けられた他の投稿IDのレコードがあるかを判定する。解除対象のユーザIDに紐付けられた他の投稿IDのレコードがあると判定された場合、サービス制御部42は、ミュートリストテーブル52の解除フラグ52dが「1(ON)」に設定されているかを判定する。解除フラグ52dが「0(OFF)」に設定されている場合、ステップS21に進み、ステップS21〜S27の処理を実行する。
【0059】
他方、解除フラグ52dが「1(ON)」に設定されている場合、サービス制御部42は、ミュートリストテーブル52に基づきユーザIDに紐付けられた投稿IDのレコードのミュート解除日時情報52eのうち、最も早いミュート解除日時情報uを設定する(ステップS52)。
図14のミュートリストテーブル52の例の場合、ミュート解除日時情報uには、「2015/9/1 15:00」が設定される。
【0060】
図15に戻り、サービス制御部42は、最新の投稿リストの一覧150から、前記他の投稿IDの投稿日時情報150cがミュート日時情報tよりも遅く、ミュート解除日時情報uよりも早い場合、フィルタリングする(ステップS54)。
【0061】
例えば、
図16に示す最新の投稿リストの一覧150の投稿ID150aが「PE」、ユーザID150bが「UA」のレコードが非表示の解除を要求された対象の投稿情報であるの場合について説明する。この場合、
図16の最新の投稿リストの一覧150にユーザID150bが「UA」の他のレコードとして、投稿ID150aが「PA」、「PC」、「PF」、「PI」の投稿情報がある。このうち、ミュート日時情報tよりも遅く、ミュート解除日時情報uよりも早い投稿ID150aが「PF」の投稿情報がフィルタリングされる。
【0062】
図15に戻り、サービス制御部42は、フィルタリングされなかった投稿ID150aにより特定される投稿情報を対象ユーザへの送信対象の投稿情報とする(ステップS56)。
【0063】
次に、サービス制御部42は、対象ユーザのユーザ端末装置1に送信される対象の投稿情報が所定個数以上になったかを判定する(ステップS27)。ステップS27において、送信対象の投稿情報が所定個数より少ない場合、ステップS11に戻り、ステップS11以降の処理を繰り返す。更新要求に対して所定個数の投稿情報を表示する際、フィルタリングした後の投稿情報の数が所定個数になるように制御される。
【0064】
ステップS27において、送信対象の投稿情報が所定個数以上になったと判定した場合、本処理を終了する。
【0065】
図12のS38にて呼び出される
図15のフィルタリング処理が終了すると、
図12に戻り、ステップS39において、表示制御部44は、送信対象の投稿情報として抽出された、フィルタ後の最新の投稿情報の一覧を送信する。ユーザ端末装置1の画面提供部12は、受信した最新の投稿情報を表示し(ステップS40)、本処理を終了する。
【0066】
以上に説明したように、第2実施形態に係るサービス提供システム5が行うサービス提供方法によれば、ユーザの匿名性を保ちながら、特定のユーザからの投稿の非表示を解除することができる。
【0067】
例えば、
図16の最新の投稿リストの一覧150では、ユーザ端末装置1から非表示の解除を要求された対象の投稿ID150aが「PE」に紐付けられたユーザID150b「UA」がミュート解除対象ユーザとなる。よって、本例では、ユーザID150b「UA」が投稿した投稿ID150aの投稿情報がミュート解除対象ユーザの投稿情報となる。そして、このうち、ミュート日時tよりも後に投稿され、ミュート解除日時uよりも前に投稿された投稿ID150a「PF」の投稿情報が、フィルタリングされ、送信対象の投稿から除外される。言い換えれば、投稿ID150aが「PA」、「PC」、「PE」、「PL」の投稿情報は、非表示が解除され、送信対象の投稿となる。ミュート解除対象ユーザであっても、投稿ID150aが「PF」の投稿情報は、非表示のまま送信対象の投稿情報とならない。なお、投稿ID150aが「PB」、「PD」、「PG」、「PH」、「PJ」の投稿情報は、ミュート解除対象ユーザの投稿ではないため、送信対象の投稿情報となる。
【0068】
なお、非表示が解除された投稿情報は、投稿された日時に応じた投稿順序で、画面上に表示させてもよいし、投稿順序とは別の順番で画面上に表示させてもよい。例えば、他の投稿情報の後に、最新の投稿情報のようにユーザにイメージさせるように表示してもよい。非表示を解除された投稿情報が最近投稿されたようにユーザに感じさせることができ、ユーザの匿名性を高めることができる。
【0069】
以上に説明したように、第2実施形態に係るサービス提供システム5が行うサービス提供方法によれば、ミュート日時tとミュート解除日時uとに基づき、ミュートしたときからミュートが解除させるときまでの時間に投稿された投稿情報は、非表示時のままとすることができる。これにより、特定のユーザから発信された投稿の非表示解除の要求に対して、同一ユーザによる投稿であっても非表示を解除する投稿情報と解除しない投稿情報とが存在することで、ユーザの匿名性を保ち、投稿したユーザが特定されない態様で投稿の非表示の解除を行うことができる。
【0070】
なお、本実施形態では、ユーザによる非表示の解除の要求に応じて、投稿したユーザが特定されない態様で投稿の非表示の解除が行われた。しかしながら、非表示の要求時、ユーザ端末装置1からサービス提供装置4にミュート期間の自動解除期間情報を送信してもよい。これによれば、ユーザによる非表示の解除の要求を行うことなく、自動解除期間情報が示す解除期間後に非表示の自動解除を行うことができる。自動解除期間は、固定期間でもよいし、ユーザが指定できる可変期間でもよい。自動解除期間は、例えば数十日、数カ月等に設定できる。これにより、非表示期間が長期間になって非表示を要求したユーザが得られる情報量が減少し、投稿サービスの価値の低下につながることを減らすことができる。
【0071】
なお、サービス提供装置4は、非表示の解除を一括して行ってもよい。この場合、
図12のステップS32において、ユーザ端末装置1からサービス提供装置4へ投稿IDを送信すればよく、ミュート解除日時情報は送信しなくてもよい。
【0072】
受付部41は、ユーザ端末装置1の投稿情報に対するコメント情報を受け付けてもよい。この場合、表示制御部44は、ユーザ端末装置1の投稿情報を非表示にさせた場合、非表示にさせた投稿情報に対するコメント情報を非表示にさせることが好ましい。また、投稿情報の非表示を解除する際、コメント情報も同様に非表示を解除させることが好ましい。
【0073】
また、表示制御部44は、非表示要求を受け付けた後の非表示の対象となるユーザ端末装置1の投稿情報のうち、予め設定された特定の単語を含む投稿情報を非表示にさせるように制御してもよい。例えば、
図17に示すように、サービス提供装置4は、NGワードDB54を予め登録しておき、NGワードDB54に基づき、所定のNGワードが、非表示対象ユーザが投稿した投稿情報に含まれているかによって、非表示対象の投稿とするか否かを決定してもよい。例えば、非表示対象ユーザが投稿した投稿情報に、「死」、「いじめ」、「きらい」、「ひいき」等のNGワードが含まれていた場合のみ、これらのNGワードが含まれている投稿情報を非表示にしてもよい。その場合、NGワードDB54に登録されているワードが含まれていない投稿情報は、非表示対象ユーザであっても表示対象とする。
【0074】
また、ユーザ端末装置1は、カテゴリを指定して非表示の要求をしてもよい。この場合、サービス提供装置4は、非表示対象ユーザの投稿情報のうち、指定されたカテゴリに含まれる投稿情報を非表示にすることができる。
【0075】
以上、サービス提供装置、サービス提供システム及びサービス提供方法を上記実施形態により説明したが、本発明にかかるサービス提供装置、サービス提供システム及びサービス提供方法は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形及び改良が可能である。また、上記実施形態及び変形例が複数存在する場合、矛盾しない範囲で組み合わせることができる。
【0076】
例えば、上記実施形態に係るサービス提供システム5の構成は一例であり、本発明の範囲を限定するものではなく、用途や目的に応じて様々なシステム構成例があることは言うまでもない。例えば、ユーザ端末装置1及びサービス提供装置4がネットワーク3を介して互いに接続されているシステム形態は、本実施形態に係るサービス提供システム5の一態様であり、これに限定されない。例えば、本実施形態に係るサービス提供システム5に含まれるユーザ端末装置1及びサービス提供装置4のそれぞれの台数は、1台又は2台以上であり得る。複数台のサービス提供装置4が設置される場合、投稿サービス提供処理、フィルタリング処理は、複数台のサービス提供装置4で分散処理され得る。なお、用途や目的に応じて、複数台のうち1台のサービス提供装置4に選択的にそれら処理機能を集約させてもよい。
【0077】
また、投稿情報DB48、投稿リストテーブル50、ミュートリストテーブル52及びNGワードDB54の各データは、
図3に示すRAM404やHDD408等に保存されるか、又はネットワーク3を介してサービス提供装置4に接続されるクラウド上のサーバー装置に格納されてもよい。
【解決手段】複数のユーザ端末装置から、投稿したユーザが特定されない態様で受け付けた投稿情報をユーザ端末装置に表示させるサービス提供装置であって、第1のユーザ端末装置から、第2のユーザ端末装置から投稿された投稿情報を非表示にするための非表示指示情報を受け付ける受付部と、前記非表示指示情報を受け付けた後の前記第2のユーザ端末装置から投稿された投稿情報を、前記非表示指示情報に基づき前記第1のユーザ端末装置に非表示にする表示制御部と、を有するサービス提供装置が提供される。