特許第5954907号(P5954907)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許5954907情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5954907
(24)【登録日】2016年6月24日
(45)【発行日】2016年7月20日
(54)【発明の名称】情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/16 20120101AFI20160707BHJP
【FI】
   G06Q50/16
【請求項の数】8
【全頁数】17
(21)【出願番号】特願2014-188452(P2014-188452)
(22)【出願日】2014年9月17日
(65)【公開番号】特開2016-62206(P2016-62206A)
(43)【公開日】2016年4月25日
【審査請求日】2015年11月11日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】505214696
【氏名又は名称】株式会社オプトホールディング
(74)【代理人】
【識別番号】100134430
【弁理士】
【氏名又は名称】加藤 卓士
(72)【発明者】
【氏名】齊藤 秀
【審査官】 貝塚 涼
(56)【参考文献】
【文献】 特開2007−323239(JP,A)
【文献】 特開2012−221113(JP,A)
【文献】 特開2003−345885(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00 − 99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザが現在入居する入居物件に関する入居物件情報をユーザ端末から取得する物件情報取得手段と、
前記入居物件情報と前記入居物件以外の非入居物件に関する非入居物件情報とに基づいて、前記入居物件を相対評価する評価手段と、
前記入居物件の相対評価を前記ユーザ端末に送信する送信手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】
前記評価手段は、前記入居物件情報と前記非入居物件情報とを比較して、前記入居物件情報よりも優れた物件情報を備える前記非入居物件を抽出することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記評価手段は、前記入居物件情報よりも優れた物件情報を備える前記非入居物件の抽出数と前記非入居物件の総数とに基づいて、前記入居物件を評価することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記相対評価は、前記入居物件情報と前記非入居物件情報との差であることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記相対評価は、前記非入居物件情報に対する前記入居物件情報の偏差値であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記入居物件情報および前記非入居物件情報は、物件の家賃、広さおよび築年数のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項7】
物件情報取得手段が、ユーザが現在入居する入居物件に関する入居物件情報をユーザ端末から取得する物件情報取得ステップと、
評価手段が、前記入居物件情報と前記入居物件以外の非入居物件に関する非入居物件情報とに基づいて、前記入居物件を相対評価する評価ステップと、
送信手段が、前記入居物件の相対評価を前記ユーザ端末に送信する送信ステップと、
を含むことを特徴とする情報処理方法。
【請求項8】
ユーザが現在入居する入居物件に関する入居物件情報をユーザ端末から取得する物件情報取得ステップと、
前記入居物件情報と前記入居物件以外の非入居物件に関する非入居物件情報とに基づいて、前記入居物件を相対評価する評価ステップと、
前記入居物件の相対評価を前記ユーザ端末に送信する送信ステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
上記技術分野において、特許文献1には、ユーザの求める条件に沿った物件の物件情報を提供する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2011−8366号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記文献に記載の技術では、ユーザが現在入居している入居物件を相対評価することができなかった。
【0005】
本発明の目的は、上述の課題を解決する技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明に係る情報処理装置は、
ユーザが現在入居する入居物件に関する入居物件情報をユーザ端末から取得する物件情報取得手段と、
前記入居物件情報と前記入居物件以外の非入居物件に関する非入居物件情報とに基づいて、前記入居物件を相対評価する評価手段と、
前記入居物件の相対評価を前記ユーザ端末に送信する送信手段と、
を有する。
【0007】
上記目的を達成するため、本発明に係る情報処理方法は、
物件情報取得手段が、ユーザが現在入居する入居物件に関する入居物件情報をユーザ端末から取得する物件情報取得ステップと、
評価手段が、前記入居物件情報と前記入居物件以外の非入居物件に関する非入居物件情報とに基づいて、前記入居物件を相対評価する評価ステップと、
送信手段が、前記入居物件の相対評価を前記ユーザ端末に送信する送信ステップと、
を含む。
【0008】
上記目的を達成するため、本発明に係る情報処理プログラムは、
ユーザが現在入居する入居物件に関する入居物件情報をユーザ端末から取得する物件情報取得ステップと、
前記入居物件情報と前記入居物件以外の非入居物件に関する非入居物件情報とに基づいて、前記入居物件を相対評価する評価ステップと、
前記入居物件の相対評価を前記ユーザ端末に送信する送信ステップと、
をコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、入居物件に関する入居物件情報と入居物件以外の非入居物件に関する非入居物件情報とに基づいて、入居物件を相対評価することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本発明の第1実施形態に係る情報処理装置の機能構成を示すブロック図である。
図2A】本発明の第2実施形態に係る情報処理装置による処理の全体の流れを説明する図である。
図2B】本発明の第2実施形態に係る情報処理装置によるウェブサイトのトップ画面を説明する図である。
図2C】本発明の第2実施形態に係る情報処理装置によるユーザアカウント作成画面およびログイン画面を説明する図である。
図2D】本発明の第2実施形態に係る情報処理装置による物件情報の入力画面を説明する図である。
図2E】本発明の第2実施形態に係る情報処理装置による入居物件よりも優れた物件情報を有する物件の表示画面を説明する図である。
図2F】本発明の第2実施形態に係る情報処理装置による入居物件よりも優れた物件情報を有する物件の詳細情報の表示画面を説明する図である。
図2G】本発明の第2実施形態に係る情報処理装置による通勤・通学先の追加および検索条件の絞り込みを説明する図である。
図2H】本発明の第2実施形態に係る情報処理装置による入居物件よりも優れた物件情報を有する非入居物件の周辺環境情報の表示画面を説明する図である。
図3】本発明の第2実施形態に係る情報処理装置の機能構成を示すブロック図である。
図4】本発明の第2実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を説明する図である。
図5】本発明の第2実施形態に係る情報処理装置の非入居物件情報テーブルの構成を示す図である。
図6】本発明の第2実施形態に係る情報処理装置による非入居物件情報データベースの構成を示す図である。
図7】本発明の第2実施形態に係る情報処理装置による抽出物件リストの一例を示す図である。
図8】本発明の第2実施形態に係る情報処理装置の処理手順を示すフローチャートである。
図9】本発明の第3実施形態に係る情報処理装置の機能構成を示すブロック図である。
図10】本発明の第3実施形態に係る情報処理装置の処理手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を参照して、例示的に詳しく説明記載する。ただし、以下の実施の形態に記載されている、構成、数値、処理の流れ、機能要素などは一例に過ぎず、その変形や変更は自由であって、本発明の技術範囲を以下の記載に限定する趣旨のものではない。
【0012】
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態としての情報処理装置100について、図1を用いて説明する。情報処理装置100は、ユーザが現在入居する入居物件を相対評価する装置である。
【0013】
図1は、本実施形態に係る情報処理装置の機能構成を示すブロック図である。情報処理装置100は、入居物件情報受信部101と入居物件評価部102と評価送信部103とを有する。入居物件情報取得部101は、ユーザが現在入居する入居物件の入居物件情報をユーザ端末120から取得する。入居物件評価部102は、入居物件に関する入居物件情報と入居物件以外の非入居物件に関する非入居物件情報とを比較して入居物件の相対評価を決定する。評価送信部103は、入居物件の相対評価をユーザ端末120に出力する。
【0014】
本実施形態によれば、入居物件情報と非入居物件情報とを比較するので、入居物件を相対評価することができる。
【0015】
[第2実施形態]
次に本発明の第2実施形態に係る情報処理装置200について、図2A図8を用いて説明する。まず、図2A図2Hを用いて本実施形態に係る情報処理装置200による処理の流れの概略を説明する。
【0016】
図2Aは、本実施形態に係る情報処理装置200による処理の全体の流れを説明する図である。ユーザは、ユーザ端末201を用いて、例えば本実施形態に係る情報処理装置200が提供するウェブサイトにアクセスする。ユーザは、ユーザ端末201のディスプレイなどの表示画面210に表示されたウェブサイトの入力ボックスにユーザが現在入居する入居物件の入居物件情報を入力する。図2Bは、本実施形態に係る情報処理装置200によるウェブサイトのトップ画面を説明する図である。このウェブサイトのトップ画面260には、物件情報として現住所入力欄211、通勤・通学先住所入力欄212、コスト(円/月)入力欄213、広さ(m)入力欄214、築年数(年)入力欄215などの入力欄が表示されている。なお、物件情報はここに示した項目には限られず、ユーザの嗜好や社会状況などの変化に合わせて適宜変更することができる。そして、ユーザは、これらの物件情報のうち少なくとも1つの物件情報、例えば現住所入力欄211に入居物件の現住所を入力し、探すボタン216をクリックする。
【0017】
図2Cは、本実施形態に係る情報処理装置200によるユーザアカウント作成画面およびログイン画面を説明する図である。ここで、このウェブサイトを初めて利用するユーザは、新規アカウント作成画面270に誘導されるので、電子メールアドレスとパスワードとを登録して新たなアカウントを作成する。既にアカウントを持っているユーザは、トップ画面260のログインボタン217を押してログイン画面280を開く。ユーザは、電子メールアドレスとパスワードとをそれぞれの入力欄に入力してこのウェブサイトにログインする。
【0018】
図2Dは、本実施形態に係る情報処理装置200による物件情報の入力画面を説明する図であり、図2Bに示した各物件情報の入力欄の拡大図である。ここで、各物件情報の入力欄の右端、例えば、通勤・通学先住所入力欄212には、クエスチョンマーク218が表示されている。ユーザが、このクエスチョンマーク218をクリックすると、入力欄の横に通勤・通学先住所説明欄219が表示され、通勤・通学先の住所とは何かの説明が表示される仕組みとなっている。このクエスチョンマーク218は、他の入力欄でも同じ働きをする。
【0019】
図2Aに戻って、情報処理装置200は、ステップS201において、ユーザが入力したユーザが現在入居する入居物件の入居物件情報を取得する。次に、ステップS203において、情報処理装置200は、データベース202から、入居物件以外の非入居物件に関する非入居物件情報を取得する。ここでデータベース202は、情報処理装置200の内部または外部のいずれに存在していてもよい。ステップS205において、情報処理装置200は、ユーザ端末201から入力された入居物件情報と、データベース202から取得した非入居物件情報とを比較する。そして、情報処理装置200は、入居物件情報よりも優れた物件情報を備える非入居物件を抽出する。さらに、情報処理装置200は、入居物件情報と抽出された非入居物件情報との差を算出する。情報処理装置200は、抽出した物件のリストと算出した差を、ユーザ端末201に送信する。ユーザ端末201では、地図画面250上にマッピングされた抽出物件と物件情報の差が表示される。
【0020】
図2Eは、本実施形態に係る情報処理装置200による入居物件よりも優れた物件情報を有する物件の表示画面を説明する図である。同図は、入居物件よりも優れた物件情報を有する物件の表示画面の一例を示している。検索ブロック220には、「コスト」、「広さ」、「築年数」、「現住所」および「通勤・通学先」などの検索項目が表示されている。これらの検索項目の下には、コストボックス2202、広さボックス2203、築年数ボックス2204、現住所ボックス2205および通勤・通学先ボックス2206が表示されている。また、これらの検索項目のボックスの隣にはスピンボタン2201が設けられている。このスピンボタン2201を操作することにより、ユーザは、例えば、コストボックス2202に表示されているコストの額(10.5万円)を増減させることができる。通勤・通学先ボックス2206の隣には通勤・通学先追加ボタン2207が設けられている。検索ブロック220の隣には、フィルターブロック230が表示されている。フィルターブロック230には、間取りボタン2301、駅徒歩ボタン2302、種別ボタン2303、その他ボタン2304および保存ボタン2305が表示されている。
【0021】
地図画面250には、マップコントローラ2501と現住所または通勤・通学先マーク2502と検索の結果により抽出された検索結果物件2503とが表示されている。マップコントローラ2501は、地図画面250を拡大・縮小・移動などするのに用いる。
【0022】
フィルターブロック230の下欄には、物件数欄2508、住み替え度欄2509およびソートボタン2510が表示されている。物件数欄2508には、地図画面250上に表示されている検索結果の物件の物件数が表示されている。住み替え度欄2509には、住み替えをした方がよいか否かを表わす数値が表示されている。ソートボタン2510は、ソート機能を実現するためのものである。
【0023】
検索結果表示欄2505には、検索の結果により抽出された物件の物件情報の簡易情報が写真などとともに表示されている。簡易情報には、物件番号欄2506があり、ここには左の地図画面250上の番号と連動した物件番号が表示されている。その他に、物件名として「×××マンション」、物件種別として「マンション」、物件間取りとして「1LDK」、環境スコアとして「80」などが表示されている。さらに、コスト(例えば、家賃)として「10万3000円」、広さとして「62.3m」、築年数として「3年」、交通手段として「丸ノ内線新高円寺」などが表示されている。これらのうち、「コスト」、「広さ」、「築年数」および「交通手段」については、そのお得度2507と共に表示されている。お得度2507は、入居物件情報と抽出された非入居物件情報との差を、数値で表わしたものである。すなわち、ユーザが現在入居する入居物件とここで抽出された非入居物件とを比較して、ここで抽出された非入居物件がユーザにとってどの位お得なのかを表わしている。「コスト」であれば現状の家賃よりも「2.3万円」安いと具体的に数値で差を示し、現在の家賃よりもいくらコストが下がるのかを示している。「広さ」であれば現在の住居よりも「1m」広いと具体的に数値で差を示している。「築年数」であれば今の住居よりも「3年」新しいと具体的に数値で差を示している。「交通手段」であれば現在の通勤・通学時間よりも「9分」短いと具体的に数値で差を示し、現在の通勤・通学時間よりも何分移動時間が短縮されるかを示している。なお、検索結果表示欄2505に表示されている物件の物件情報のいずれかの項目をクリックすると、その物件の詳細情報ページへと移動する。
【0024】
図2Fは、本実施形態に係る情報処理装置200によるによる入居物件よりも優れた物件情報を有する物件の詳細情報の表示画面を説明する図である。地図画面250の検索結果物件2503をクリックして選択すると、その物件の物件情報の詳細表示画面へと移動する。詳細表示画面には、選択した検索結果物件2503の詳細な情報が表示される。この画面には、写真欄2511、物件概要欄2512、物件詳細欄2513、その他のおすすめ物件欄2514および広告欄2515が表示されている。写真欄2511には、その物件の全体写真や室内写真、間取り図などが表示され、例えば、写真のスライドショーが表示される。物件概要欄2512には、その物件の物件情報の概要が表示される。物件詳細欄2513には、その物件の物件情報の詳細が表示される。ここには、項目として「階/階建」、「建物構造」、「契約期間」、「現況」、「敷金」、「礼金」、「保証金」、「敷引金」、「その他の費用」、「更新料」、「保証会社」、「住宅保険」、「駐車場」、「バイク置場」および「駐輪場」が表示されている。さらに、「ペット」、「築年月」、「部屋向き」、「現況」、「条件」、「キッチン/バス・トイレ」、「設備」および「取扱い不動産会社」が項目として表示されている。例えば、「階/階建」にはマンションなどの集合住宅であれば、何階の物件なのかが表示され、1戸建であれば何階建ての物件なのかが表示される。また、「建物構造」には、RC構造や木造などの建物の構造に関する情報が表示される。さらに、「築年月」には、その物件が建てられた年月が「2000年10月(築14年)」のように築年数とともに表示される。その他のおすすめ物件欄2514には、検索結果表示欄2505に表示されたものと同じ内容の物件が表示され、広告枠2515には広告が表示される。
【0025】
図2Gは、通勤・通学先の追加および検索条件の絞り込みを説明する図である。通勤・通学先追加ボタン2207を押すと、プルダウンリスト2516が現われ、このプルダウンリスト2516に新たな通勤・通学先のルートを記入することにより他の通勤・通学先へのルートを追加することができる。そして、新たな通勤・通学先が追加されると、情報処理装置200は、新たに入力された通勤・通学先の情報を加味して、入居物件情報よりも優れた物件情報を有する非入居物件を検索して表示する。新たな通勤・通学先の追加数に特に制限はない。
【0026】
フィルターブロック230の間取りボタン2301を押すと、その下に間取りリスト2517が表示され、間取りでフィルタリング(絞り込み)することができる。リストには、「1K」、「1DK」、「1LDK」・・・「4LDK以上」などの間取りがメニュー表示される。間取りリストの各項目の横にはチェックボックスがあり、このチェックボックスにチェックを入れることにより、ユーザは、間取りでフィルタリングできる。例えば、検索された物件のうち、「2LDK」の物件が知りたい場合には、「2LDK」の横のチェックボックスにチェックを入れると、「2LDK」という間取りの物件を抽出することができる。なお、複数のチェックボックスにチェックを入れることも可能である。
【0027】
駅徒歩ボタン2302についても同様に、駅徒歩ボタン2302を押すと、その下に駅徒歩リスト2518が、5分刻みで「5分以内」、「10分以内」、「15分以内」、「20分以内」と表示される。これにより、駅までの徒歩時間でもフィルタリング(絞り込み)することができ、絞り込みをかけたい徒歩時間をクリックすると、駅までの徒歩時間がその選択した時間以内の物件が表示される。なお、ここでは徒歩時間のリストを5分刻みで表示しているが、リストの表示の仕方はこれに限定されない。
【0028】
さらに、種別ボタン2304を押すと、種別リスト2519が表示される。ユーザは、種別でフィルタリング(絞り込み)することができる。種別リスト2519にはメニューとして「マンション」、「アパート」、「1戸建」の各項目が表示される。各項目の横に表示されているチェックボックスにチェックを入れるとその項目で絞り込みをすることができる。例えば、「1戸建」のチェックボックスにチェックを入れると、1戸建の物件が表示される。なお、複数のチェックボックスにチェックを入れることも可能である。
【0029】
その他ボタン2304を押すと、その他リスト2520が表示される。ユーザは、その他リスト2520に表示された項目でもフィルタリング(絞り込み)することができる。その他リスト2520には、大項目として「位置」、「条件」、「キッチン」、「バス・トイレ」、「セキュリティ」、「冷暖房」、「設備・サービス」、「放送・通信」、「駐車場・駐輪場」、「その他」および「周辺環境」が表示されている。「位置」の下には、「1階の物件」、「2階以上」、「最上階」、「角部屋」、「南向き」、「楽器相談」および「事務所可」の小項目が表示されている。「条件」の下には、「二人入居可」、「女性限定」、「高齢者歓迎」、「ペット相談可」、「保証人不要」および「特優賃」の小項目が表示されている。「キッチン」の下には、「ガスコンロ設置済」、「IHコンロ」、「コンロ二口以上」、「システムキッチン」および「カウンターキッチン」の小項目が表示されている。「バス・トイレ」の下には、「バス・トイレ別」、「追い焚き」、「温水洗浄便座」、「浴室乾燥機」、「独立洗面台」および「室内洗濯機置き場」の小項目が表示されている。「セキュリティ」の下には、「オートロック」、「TVモニタ付インターホン」、「管理人常駐」および「宅配ボックス」の小項目が表示されている。「冷暖房」の下には、「ガス暖房」、「石油暖房」、「エアコン」および「床暖房」の小項目が表示されている。「設備・サービス」の下には、「都市ガス」、「オール電化」、「フローリング」、「専用庭」、「バルコニー」、「バリアフリー」、「ロフト付き」および「エレベータ」の小項目が表示されている。「放送・通信」の下には、「CATV」、「CSアンテナ」、「BSアンテナ」、「インターネット利用料無料」および「ブロードバンド」の小項目が表示されている。「駐車場・駐輪場」の下には、「駐車場あり」、「バイク置き場あり」および「駐輪場あり」の小項目が表示されている。「その他」の下には、「ウォークインクローゼット」、「リフォーム・リノベーション済」、「家具・家電付」、「フロントサービス」、「デザイナーズ」、「タワーマンション」、「分譲賃貸」、「免震構造」および「即入居可」の小項目が表示されている。「周辺環境」の下には、「スーパー800m以内」、「コンビニ800m以内」、「小学校800m以内」および「総合病院800m以内」の小項目が表示されている。以上説明した小項目は例示に過ぎず、これらに限定されない。
【0030】
ソートボタン2510を押すと、ソートリスト2526が表示される。ユーザは、表示されたリストで検索された物件をソートすることができる。ソートリスト2526には、項目として「コスト安い順」、「コスト高い順」、「面積広い順」、「面積狭い順」、「築年数新しい順」、「築年数古い順」、「通勤時間早い順」および「通勤時間遅い順」が表示される。以上より、ユーザは、フィルタリング(絞り込み)とソートとを組み合わせることにより、容易に目的の物件を見つけることができる。
【0031】
図2Hは、入居物件よりも優れた物件情報を有する物件の周辺環境情報の表示画面を説明する図である。周辺環境ボックス2521の横には、周辺環境スコア2522が表示されている。周辺環境スコア2522は、その物件の周辺に存在するものの種類と数とに基づいて評価したスコアである。例えば、検索結果物件2503の周辺に存在する「コンビニ」、「スーパー」、「書店」などの数を計数して点数化したものがある。また、例えば、学校の数や犯罪の発生件数などを計数して点数化したものなどもあるが、周辺環境スコア2522の算出方法はこれらに限定されない。例えば、病院や災害、過去に発生した地震、水害、騒音(音)などの情報を加味して周辺環境スコア2522を算出してもよい。周辺環境スコア2522の隣にはクエスチョンマーク218が表示されており、ユーザがこれをクリックすると周辺環境スコア2522の説明文が表示される。
【0032】
生活情報ボタン2523を押すと、生活情報チェックリスト2524が表示される。このチェックリスト2524には、項目として「コンビニ」、「スーパー」、「ショッピングモール」、「ホームセンター」、「100円ショップ」、「家電量販店」、「レストラン」、「カフェ」および「ファストフード」が表示されている。さらに、「ファミリーレストラン」「ドラッグストア」、「郵便局」、「銀行」、「フィットネス」および「書店」の項目が表示されている。これらの項目の左横にはチェックボックスが表示されており、このチェックボックスにチェックを入れると、チェックをいれた項目が地図画面250に表示される仕組みとなっている。これらの項目は、複数選択することもできる。なお、ここに示した項目は例示に過ぎず、これらに限定されない。ユーザが高低差ボタン2525を押すと、自宅から最寄り駅までの間の経路および通勤・通学先の最寄り駅から通勤・通学先までの間の経路の高低差が地図画面250上に表示される。高低差は、図示していないが、例えば、自宅から最寄り駅までの間の経路の断面図などを用いて表示される。
【0033】
図3は、本実施形態に係る情報処理装置200の機能構成を説明するためのブロック図である。情報処理装置200は、物件情報取得部301と入居物件評価部302と送信部303と物件情報蓄積部304とを有する。入居物件評価部302は、さらに物件情報比較部321と物件抽出部322と差分算出部323とを有している。
【0034】
物件情報取得部301は、ユーザが現在入居する入居物件に関する入居物件情報をユーザ端末120から取得する。物件情報には、ユーザが現在入居する入居物件の住所、コスト、広さ、築年数、通勤・通学先の住所などが含まれているが、物件情報に含まれる情報は、これらの情報に限定されない。物件情報には、例えば、日当たり、静かさ、立地、最寄りの駅までの所要時間などを含んでもよい。物件情報取得部301は、取得した物件情報を入居物件評価部302へ送る。
【0035】
入居物件評価部302は、物件情報取得部301から受け取った入居物件情報に基づいて入居物件を評価する。まず、入居物件評価部302は、物件情報蓄積部304から非入居物件情報を取得する。そして、物件情報比較部321において、入居物件情報と非入居物件情報とを比較する。物件抽出部322は、物件情報比較部321で比較した結果に基づいて、入居物件情報よりも優れた物件情報を有する非入居物件を抽出する。
【0036】
物件の抽出の方法としては、物件情報の全ての項目が入居物件情報よりも優れている非入居物件を抽出する方法がある。また、N個の物件情報の項目のうちM個の項目が優れているものを抽出する方法もある。この場合、例えば、p=M/N×100(%)として、p(%)を指定することにより抽出条件を変更することもできる。p=100%であれば全ての項目が優れている非入居物件を抽出することになる。さらに、ユーザ自身が比較する項目を1つまたは複数選択し、その選択した項目が優れている物件を抽出する方法もある。
【0037】
差分算出部323は、入居物件情報と抽出された非入居物件情報との差(差分)を算出する。この差がお得度2507として地図画面250上に表示される。差分算出部323は、抽出した物件と物件情報の差とを送信部303へ送る。送信部303は、受け取った抽出物件と物件情報の差とをユーザ端末へ送信する。また、物件情報蓄積部304に蓄積される物件情報は逐次更新するなどしてもよい。
【0038】
図4は、本実施形態に係る情報処理装置200のハードウェア構成を示すブロック図である。情報処理装置200は、CPU(Central Processing Unit)401、ROM(Read Only Memory)402およびRAM(Random Access Memory)403を備えている。さらに、情報処理装置200は、ストレージ404と通信制御部405とを備えている。
【0039】
CPU401は、演算処理用のプロセッサであり、プログラムを実行することにより情報処理装置200の各機能構成部301〜304を実現する。なお、CPU401は1つに限定されず、複数であってもよく、また、画像処理用のGPU(Graphics Processing Unit)を含んでもよい。ROM402は、リードオンリメモリであり、ファームウェアなどのプログラムを記憶する。通信制御部405は、例えば、情報処理装置200とユーザ端末201などとの間の通信を制御する。
【0040】
RAM403は、CPU401が一時記憶用のワークエリアとして使用するランダムアクセスメモリである。RAM403には、本実施形態の実現に必要なデータを記憶する領域がある。このようなデータとして、RAM403は、入居物件情報431と非入居物件情報432と物件情報の差433と抽出物件リスト434とを記憶する。入居物件評価部302は、取得した入居物件情報431と非入居物件情報432とを比較して、入居物件の物件情報よりも優れた物件情報を有する非入居物件を抽出する。そして、入居物件評価部302は、抽出した非入居物件情報と入居物件情報との物件情報の差433を導出する。また、入居物件評価部302は、抽出した物件を抽出物件リスト434にまとめる。
【0041】
ストレージ404は、本実施形態の実現に必要なプログラムやデータベースなどを記憶する記憶デバイスである。ストレージ404は、非入居物件データベース441と非入居物件情報テーブル442と相対評価プログラム443と制御プログラム447とを格納している。相対評価プログラム443は、物件情報取得モジュール444と比較モジュール445と抽出モジュール446と差分算出モジュール447とを含む。
【0042】
非入居物件データベース441は、非入居物件をその物件情報とともに格納する。非入居物件情報テーブル442は、非入居物件の物件情報をテーブル化したものであり、例えば、コストや広さ、築年数などの物件情報をテーブル化したものである。
【0043】
相対評価プログラム443は、ユーザが入力した入居物件情報と非入居物件情報とに基づいてユーザが現在入居する入居物件を相対評価するプログラムである。物件情報取得モジュール444は、入居物件情報と非入居物件情報とを取得する。比較モジュール445は、入居物件情報を非入居物件情報テーブル442と比較する。抽出モジュール446は、入居物件情報よりも優れた物件情報を備える非入居物件を抽出する。また、差分算出モジュール447は、入居物件情報と抽出された非入居物件情報との差(差分)を算出する。さらに、相対評価プログラム443は、入居物件の相対評価として非入居物件情報に対する入居物件情報の偏差値を算出することもできる。制御ブログラム447は、情報処理装置200の全体の動作を制御するためのプログラムである。
【0044】
図5は、本実施形態に係る情報処理装置200が備える非入居物件情報テーブル442の構成の一例を示す図である。非入居物件情報テーブル442には、項目として物件名、住所、コスト、広さ、築年数が記憶されている。物件名No.0001は、住所が「東京都渋谷区・・・」で、コストが「10.5(万円)」で、広さが「50(m)」で、築年数が「5(年)」であることを示している。情報処理装置200は、ユーザが入力した入居物件情報を非入居物件情報テーブル442の物件情報と比較して、入居物件情報よりも優れた物件情報を有する非入居物件を抽出する。
【0045】
図6は、本実施形態に係る情報処理装置200が備える非入居物件データベース441の構成の一例を示す図である。非入居物件データベース441には、項目として物件名、住所、コスト、広さ、築年数、環境スコアが記憶されている。物件No.0002は、住所が「神奈川県横浜市・・・」で、コストが「9.3(万円)」で、広さが「40(m)」で、築年数が「10(年)」で、環境スコアが「98」であることを示している。情報処理装置200は、非入居物件データベース441に基づいて抽出された物件の詳細情報などを表示する。
【0046】
図7は、本実施形態に係る情報処理装置200が備える抽出物件リスト434の構成の一例を示す図である。抽出物件リスト434には、ユーザの情報として、問合せ元/入居者、物件名、コスト、住所および広さの各項目が示されている。ここでは、問合せ元/入居者がID:XXXXで、物件名がNo.2345で、コストが○○○で、住所が「東京都新宿区・・・」で、広さが○○であることを示している。
【0047】
また、ユーザの情報の下には、入居物件情報よりも優れた物件情報を備える非入居物件のリストが一覧形式で表示されている。ここでは、例えば、物件名がNo.8731で、家賃がXXXXで、住所が「東京都渋谷区・・・」で、広さが○○の物件が該当物件として示されている。情報処理装置200は、抽出物件リスト437に基づいて地図画面250上に抽出された物件を表示する。
【0048】
図8は、本実施形態に係る情報処理装置200の処理手順を示すフローチャートである。これらのフローチャートは、CPU401がRAM403を使用して実行し、情報処理装置200の各機能構成部を実現する。
【0049】
ステップS801において、物件情報取得部301は、ユーザが現在入居する入居物件に関する入居物件情報をユーザ端末201から取得する。ステップS803において、物件情報比較部321は、取得した入居物件情報と入居物件以外の非入居物件に関する非入居物件情報とを比較する。ステップS805において、物件抽出部322は、入居物件情報よりも優れた物件情報を備える非入居物件を抽出する。ステップS807において、差分算出部323は、入居物件情報と抽出された非入居物件情報との差を算出する。ステップS809において、送信部303は、抽出された非入居物件のリストと物件情報の差とをユーザ端末201に送信する。
【0050】
なお、上述の説明では賃貸物件を例にして説明をしたが、本実施形態は分譲物件にも適用することができる。この場合、分譲物件のコストは、例えば、月々のローンの支払額や固定資産税、維持管理費などに基づいて、月々の支払い額を賃貸物件における家賃相当額(コスト)として算出すればよい。
【0051】
本実施形態によれば、ユーザは、入居物件情報よりも優れた物件情報を有する非入居物件を知ることができるので、ユーザは、現状よりも快適な住む場所や住環境を見つけることができる。また、ユーザは、入居物件の相対評価に基づいて、入居物件の現状を把握することもできる。さらに、ユーザは、入居物件の相対評価に基づいて入居物件の価値を把握することができるので、より優れた物件情報を有する物件を探そうとする契機とすることもできる。
【0052】
[第3実施形態]
次に本発明の第3実施形態に係る情報処理装置900について、図9および図10を用いて説明する。図9は、本実施形態に係る情報処理装置900の機能構成を説明するためのブロック図である。上記第2実施形態と比べると、レア度算出部923を有する点で異なる。なお、図3と同様の構成には同じ参照番号を付けて説明を省略する。
【0053】
レア度算出部923は、入居物件が流通物件の中でどれだけ希少な物件かを示すレア度を算出する。物件抽出部322により抽出された物件数をH個として、流通物件の総数をA個とすると、HをAで除算したものを1から引いたものを入居物件の評価値S(S=1.0−H/A)とすると、Sの値が1.0に近いほどレアな物件となり、評価が高くなる。Hの値が小さければ小さいほど、すなわち、抽出された物件数の数Hが小さいほどSの値が1.0に近づくことになる。これは、抽出物件数が少ない、つまり、入居物件よりも優れた物件が少ないことを示している。したがって、その物件は非常にレアな、希少価値のある物件となる。この評価値Sをその物件のレア度のスコア(レアリティのスコア)として表示してもよい。本実施形態によれば、入居物件のレア度を評価することができる。また、レア度のスコアの他に偏差値を用いて評価することもできる。
【0054】
図10は、本実施形態に係る情報処理装置900の処理手順を示すフローチャートである。なお、図8と同様のステップには同じステップ番号を付けて説明を省略する。ステップS1001において、レア度算出部923は、物件抽出部322が抽出した物件の物件数と市場に流通している物件の流通物件数とに基づいて入居物件のレア度を算出する。ステップS1003において、送信部303は、抽出された物件の物件リストとレア度とをユーザ端末201へ送信する。
【0055】
本実施形態によれば、入居物件のレア度を算出するので、ユーザは現在入居している入居物件の相対的な位置づけや希少度を知ることができる。
【0056】
[他の実施形態]
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。また、それぞれの実施形態に含まれる別々の特徴を如何様に組み合わせたシステムまたは装置も、本発明の範疇に含まれる。
【0057】
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用されてもよいし、単体の装置に適用されてもよい。さらに、本発明は、実施形態の機能を実現する情報処理プログラムが、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給される場合にも適用可能である。したがって、本発明の機能をコンピュータで実現するために、コンピュータにインストールされるプログラム、あるいはそのプログラムを格納した媒体、そのプログラムをダウンロードさせるWWW(World Wide Web)サーバも、本発明の範疇に含まれる。特に、少なくとも、上述した実施形態に含まれる処理ステップをコンピュータに実行させるプログラムを格納した非一時的コンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)は本発明の範疇に含まれる。
図1
図2A
図2B
図2C
図2D
図2E
図2F
図2G
図2H
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10