特許第5955641号(P5955641)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5955641
(24)【登録日】2016年6月24日
(45)【発行日】2016年7月20日
(54)【発明の名称】耐震安全装置
(51)【国際特許分類】
   E05C 21/02 20060101AFI20160707BHJP
   A47B 88/00 20060101ALI20160707BHJP
【FI】
   E05C21/02
   A47B88/00 Q
【請求項の数】3
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2012-113406(P2012-113406)
(22)【出願日】2012年5月17日
(65)【公開番号】特開2013-238093(P2013-238093A)
(43)【公開日】2013年11月28日
【審査請求日】2015年1月9日
(73)【特許権者】
【識別番号】000176833
【氏名又は名称】三菱製鋼株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(72)【発明者】
【氏名】遠藤 隆生
【審査官】 藤脇 昌也
(56)【参考文献】
【文献】 特開2000−287770(JP,A)
【文献】 特開平10−248659(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E05C 1/00 − 21/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
固定体と、該固定体に対してスライド移動するスライド体とを有する構造体に取り付けられ、地震発生時に前記固定体に対する前記スライド体の移動をロックする耐震安全装置であって、
前記固定体又は前記スライド体のいずれか一方に固定される基部と、該基部に支軸を中心として揺動可能に配設されると共に重りが設けられたフック部材と、該フック部材に設けられたロック片とを有するラッチ機構と、
前記固定体又は前記スライド体のいずれか他方に固定され、前記ロック片と係合可能な構成とされた係合部とを有したロック部材とを有しており、
通常時には、前記スライド体が前記ロック部材に形成された凹部内をスライド移動し、
地震の発生時には、前記フック部材が前記支軸を中心として前記ロック部材の前記凹部の移動軌跡から変位した状態に揺動して前記ロック片が前記ロック部材と係合し、前記フック部材が前記支軸を中心に前記スライド体のスライド移動方向に対して直交する位置に移動することで前記スライド体の移動がロックされる構成としたことを特徴とする耐震安全装置。
【請求項2】
前記基部は前記フック部材を収納する筐体であり、
前記フック部材は、該筐体の内壁により揺動可能に支持されることを特徴とする請求項1記載の耐震安全装置。
【請求項3】
前記フック部材は、鉛直方向から90度の範囲で移動可能な構成とされていることを特徴とする請求項1又は2記載の耐震安全装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は引き耐震安全装置に係り、特に地震発生時にスライド体が固定体に対してスライド移動するのを規制する耐震安全装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、地震発生時に引き出しや引き戸等のスライド部材が机や箪笥等の収納体(固定体)から飛び出さないよう、スライド部材をロック(固定)する耐震安全装置が知られている。この種の耐震安全装置は、収納体側に設けられるラッチ機構と、スライド部材側に設けられるロック部材とを有している。
【0003】
ラッチ機構は、ラッチケース内に進退可能に設けられたフック部材と、ラッチケース内に転動可能に設けられた金属球体等を有している。フック部材は、地震が発生してない状態では、スライド部材がスライドする移動軌跡から退いた位置に移動している。よって、地震が発生していない状態では、スライド部材は自由にスライド(移動)することが可能である。
【0004】
しかしながら地震発生時には、地震の振動により金属球体は転動してフック部材と衝突し、フック部材をスライド部材の移動軌跡内に移動させる。これにより、スライド部材のスライド動作はフック部材により規制され、スライド部材が収納体から飛び出すことを防止することができる。(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2010−270517号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従来の耐震安全装置では、地震の振動により先ず球体が変位し、次に変位した球体に付勢させてフック部材が移動し、これによりスライド部材がロックされる構成とされていた。このため、構造が複雑で製品コストが上昇するという問題点があった。
【0007】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、簡単な構成で地震発生時に確実にスライド体をロックしうる耐震安全装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の課題は、第1の観点からは、
固定体と、該固定体に対してスライド移動するスライド体とを有する構造体に取り付けられ、地震発生時に前記固定体に対する前記スライド体の移動をロックする耐震安全装置であって、
前記固定体又は前記スライド体のいずれか一方に固定される基部と、該基部に支軸を中心として揺動可能に配設されると共に重りが設けられたフック部材と、該フック部材に設けられたロック片とを有するラッチ機構と、
前記固定体又は前記スライド体のいずれか他方に固定され、前記ロック片と係合可能な構成とされた係合部とを有したロック部材とを有しており、
通常時には、前記スライド体が前記ロック部材に形成された凹部内をスライド移動し、
地震の発生時には、前記フック部材が前記支軸を中心として前記ロック部材の前記凹部の移動軌跡から変位した状態に揺動して前記ロック片が前記ロック部材と係合し、前記フック部材が前記支軸を中心に前記スライド体のスライド移動方向に対して直交する位置に移動することで前記スライド体の移動がロックされる構成としたことを特徴とする耐震安全装置により解決することができる。
【発明の効果】
【0009】
開示の耐震安全装置によれば、地震発生によりロック部材の移動を規制するフック部材が直ちに揺動するため、スライド体のロックを即座に行うことが可能となる。また、フック部材に重りが一体的に設けられているため、耐震安全装置の構成を簡単化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1図1は、本発明の一実施形態である耐震安全装置の斜視図である。
図2図2は、本発明の一実施形態である耐震安全装置の分解斜視図である。
図3図3(A)は本発明の一実施形態である耐震安全装置の地震が発生していない状態を示す図であり、図3(B),(C)は本発明の一実施形態である耐震安全装置の地震が発生している状態を示す図である。
図4図4は、本発明の一実施形態である耐震安全装置を引き出しに適用した例を示す斜視図である。
図5図5(A)は本発明の一実施形態である耐震安全装置を引き出しに適用した例を示す部分拡大平面図であり、図5(B)は図5(A)におけるA1矢視図であり、図5(C)は図5(A)におけるB1矢視図である。
図6図6は本発明の一実施形態である耐震安全装置を引き戸に適用した例を示す斜視図である。
図7図7は、本発明の一実施形態である耐震安全装置を引き戸に適用した例を示す部分拡大平面図である。
図8図8(A)は図7におけるB2矢視図であり、図8(B)は図7におけるA2矢視図であり、図(C)は図7におけるB3矢視図であり、図8(D)は図7におけるA3矢視図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
次に、本発明の実施の形態について図面と共に説明する。
【0012】
図1乃至図3は、本発明の一実施形態である耐震安全装置1の構成及び動作を説明するための図である。この耐震安全装置1は例えば机等の地震発生時に飛び出すものを有する構造体に装着され、地震発生時に引き出し(スライド体)が机本体(固定体)から飛び出すことを防止する機能を奏するものである。
【0013】
この耐震安全装置1は、ラッチ機構2とロック部材3とにより構成されている。この耐震安全装置1は、ラッチ機構2を固定体に設けた場合には、ロック部材3はスライド体に設けられる。逆に、ラッチ機構2をスライド体に設けた場合には、ロック部材3は固定体に設けられる。
【0014】
ラッチ機構2は、筐体5、フック部材6、及び支軸7等を有した構成とされている。筐体5は、請求項に記載の基部に相当するものである。この筐体5は矩形状を有しており、筐体半体5Aと筐体半体5Bとを組み合わせた構成とされている。
【0015】
本実施形態では、筐体5を樹脂材により形成している。しかしながら、筐体5の材質は樹脂に限定されるものではなく、金属或いはセラミック等の樹脂よりも強度の高い材料を選定してもよい。
【0016】
一方の筐体半体5Aは、軸孔9A、長孔10、及び取り付け用孔11Aが形成されている。また、他方の筐体半体5Bは、軸孔9B及び取り付け用孔11Bが形成されている。
【0017】
軸孔9A及び軸孔9Bは、フック部材6を揺動可能に軸承する支軸7が装着される孔である。即ち支軸7は、その一端部を軸孔9Aに挿入することにより筐体半体5Aに軸承され、他端部を軸孔9Bに挿入することにより筐体半体5Bに軸承される。
【0018】
長孔10は、後述するフック部材6に形成されたロック片15が移動する穴である。この長孔10は、軸孔9Aを中心とした円形状を有し、その形成範囲は約90°とされている。よって、本実施形態ではロック片15は長孔10内で90°の範囲で移動することができる。
【0019】
取り付け用孔11Aは、筐体5を後述する固定体に固定する固定ネジ(図示せず)が挿通される穴である。本実施形態では、対角線上に一対の取り付け用孔11A,11Bが形成された構成としている。
【0020】
上記構成とされた筐体5Aと筐体半体5Bは、接着剤により接着されて一体化され筐体5を構成するが、この一体化した状態において筐体5の内部には空間部が形成される。フック部材6は、この空間部内に揺動可能に装着される。
【0021】
フック部材6は、重り装着部12、重り13、軸孔14、及びロック片15(請求項に記載の係合部に相当)等を有した構成とされている。重り装着部12はフック部材6に形成された孔であり、軸孔14の形成位置とロック片15の形成位置との間に配設されている。この重り装着部12の内部には、重り13が装着される。
【0022】
重り13は、本実施形態では円板状の金属により形成されている。この重り13は、接着剤を用いて重り装着部12に固定されている。
【0023】
軸孔14は、前記した一対の筐体半体5A,5Bに支持される支軸7が挿通される孔である。軸孔14に支軸7が挿通されることにより、フック部材6は支軸7に揺動可能に軸承される。
【0024】
また、重り13は軸孔14に対して偏移した位置に配設されている。このため、通常状態(地震が発生していない状態)において、フック部材6は重り13が軸孔14の鉛直下方に位置した状態で安定する(静止する)。
【0025】
ロック片15は、鉛直方向に対して直角方向に突出するよう形成されている。このロック片15は、図1に示すように、フック部材6が筐体5に装着された状態において、筐体半体5Aに形成された長孔10から突出するよう構成されている。
【0026】
前記のように長孔10は軸孔9Aを中心として約90°の範囲で形成されているため、ロック片15もこの長孔10内で約90°の範囲で揺動可能な構成となっている。しかしながら、上記のようにフック部材6には重り13が設けられている。このため、通常時においてロック片15は、長孔10の最下部に位置した状態(図1に示す状態)となっている。
【0027】
また、フック部材6の揺動のし易さは、重り13の重量、支軸7と重り13との離間距離、フック部材本体6a(基部)の重量、フック部材6と筐体半体5A,5Bとの摩擦、支軸7と軸孔14の内壁との間の摩擦等により調整することができる(これらの調整可能な各種事項を調整パラメータという)。本実施形態では、通常時においてはフック部材6が揺動することなく、地震発生時においてのみフック部材6が揺動するよう、上記の各種値を調整している。
【0028】
ロック部材3は、本実施形態では金属よりなる平板形状とされている。このロック部材3は、係合凹部17と取り付け用孔18とを有した構成とされている。
【0029】
係合凹部17は、通常時において固定体に対してスライド体が移動する際、ラッチ機構2のロック片15がその内部で移動するよう構成されている。なお、取り付け用孔18は、固定体或いはスライド体にロック部材3を固定する際、固定ネジが挿通される孔である。
【0030】
次に、図3を用いて上記構成とされた耐震安全装置1の動作について説明する。
【0031】
同図では、ラッチ機構2を固定体(例えば、机本体)に固定すると共に、ロック部材3をスライド体(例えば、引き出し)に取り付けた例を示している。よって、図3に示す例では、ラッチ機構2に対してロック部材3が移動する構成となっている。
【0032】
図3(A)は、地震が発生していない通常状態を示している。通常状態においては、フック部材6に地震による外力は印加されていない。よって、フック部材6は重り13が軸孔14の鉛直下方に位置した状態で静止している。従って、フック部材6に形成されたロック片15は、水平な状態となっている。
【0033】
ラッチ機構2の固定体との取り付け位置、及びロック部材3のスライド体への取り付け位置は、固定体に対してスライド体がスライド移動した際、通常時におけるロック片15がロック部材3に形成された係合凹部17の移動軌跡上に位置するよう設定されている。
【0034】
よって、通常状態においてロック部材3がスライド移動すると、この移動に伴い相対的にロック片15は係合凹部17内に進入し移動する。
【0035】
このように通常時においてロック片15とロック部材3が係合することはなく、よってラッチ機構2によりロック部材3の移動が規制(ロック)されることはない。従って通常時においては、スライド体は固定体に対して自由にスライド動作を行うことができる。
【0036】
これに対して図3(A),(B)は、地震が発生した状態を示している。地震が発生すると、地震振動はフック部材6に伝達される。前記のように、フック部材6は筐体5内に揺動可能に配設されており、上記した各種の調整パラメータは地震の発生によりフック部材6の揺動を許容するよう設定されている。
【0037】
よって地震発生により、図3(B)に示すようにフック部材6は揺動を開始する。この揺動により、フック部材6に設けられているロック片15も支軸7を中心として揺動し、筐体半体5Aに形成された長孔10内で移動する。
【0038】
このように、フック部材6が揺動することにより、ロック片15は係合凹部17の移動軌跡から変位した状態なる。この変位した状態においてロック部材3がスライド移動すると、係合凹部17はロック片15を通過することなく、ロック部材3はロック片15と係合(衝突)する。
【0039】
この際、図3(B)に示すようにフック部材6の揺動が小さい場合でも、ロック部材3はロック片15と確実に係合する。そして係合した後、ロック部材3のスライド移動に伴いフック部材6は揺動付勢され、更にフック部材6は揺動(回転)する。
【0040】
そして図3(C)に示すように、ロック片15とロック部材3とが略平行になった状態(即ち、フック部材6が鉛直方向に対して90°回転した状態)で、ロック部材3のスライド方向への移動(図3(A)に矢印で示す方向の移動)はロックされる。これにより、地震発生時においてはスライド体の固定体に対する移動は、耐震安全装置1により確実にロックすることができ、スライド体の固定体からの飛び出しを防止することができる。
【0041】
また、地震の震度が大きい場合には、フック部材6に対してロック部材3が強い力で衝突することが考えられる。しかしながら筐体5内で揺動する際、フック部材6の両面は筐体5(筐体半体5A,5B)の内壁に案内されながら揺動する。このように、フック部材6は筐体半体5A,5Bの内壁に保持された状態で揺動するため、ロック部材3を介してフック部材6に大きな力が印加されても、フック部材6が損傷するようなことはなく、スライド体の飛び出しを確実に防止することができる。
【0042】
図4乃至図8は、上記構成とされた耐震安全装置1の実際の適用例を示している。
【0043】
図4及び図5は耐震安全装置1を引き出し20のロックに適用した実施例を示している。本実施例では、ラッチ機構2を机22(固定体)に取り付けると共に、ロック部材3を引き出し20(スライド体)に取り付けた構成とされている。
【0044】
本実施形態に係る耐震安全装置1は、ラッチ機構2が筐体5内にフック部材6を揺動可能に配設した極めて簡単構成であるため、薄型化を図ることができる。また、ロック部材3も平板形状であるため、その取り付けに際して自由度が高い。よって、引き出し20と机22との間の僅かな隙間であっても、この隙間内に耐震安全装置1を配設することが可能となる。
【0045】
更に、耐震安全装置1は、左右反転させることによりリバーシブルな構成となっている。よって図4に示すように、引き出し20の両側部にそれぞれ耐震安全装置1を配設する場合でも、同一のラッチ機構2及びロック部材3を用いることができる。
【0046】
一方、図6乃至図8は、耐震安全装置1を収納体31に設けられた引き戸30A,30Bのロックに適用した実施例を示している。
【0047】
引き戸30A,30Bの場合には、図6及び図7に示すように、引き戸30Aと引き戸30Bとが平行にスライド移動するよう構成されている。即ち、電極30のスライド軌跡と、引き戸30Bのスライド軌跡が平行となるよう構成されている。
【0048】
これに対し、ラッチ機構2の配設位置は、地震発生時に引き戸30A,30Bの移動を確実にロックするために、各引き戸30A,30Bに近接して配置することが望ましい。このため本実施形態では、図7に示すように2つの引き戸30,30Bをそれぞれロックする一対のラッチ機構2を、奥側に配置された引き戸30Aの移動軌跡と近接するよう配置した。
【0049】
この際、ラッチ機構2は引き戸30A,30Bに対して平行に配設する必要がある。よつて、ラッチ機構2をホルダ40に取り付け、このホルダ40を収納体31に固定することにより、ラッチ機構2と引き戸30A,30Bが平行となるよう構成した。
【0050】
更に、引き戸30Aとラッチ機構2との離間距離に対し、ラッチ機構2と引き戸30Bとの離間距離は長くなる。このため、延出長さの異なるロック部材3A,3Bを用意し、これにより各ロック部材3A,3Bがラッチ機構2と係合可能となるよう構成した。
【0051】
上記構成とすることにより、引き戸30A,30Bに対しても地震発生時にその移動を規制することができる。
【0052】
なお、図4乃至図8に示した実施例は、あくまでも耐震安全装置1の適用例の一例を示したものでありこれに限定されるものではなく、地震発生時にスライド体の飛び出しを防止する種々のものに適用が可能なものである。
【0053】
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は上記した特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能なものである。
【符号の説明】
【0054】
1 耐震安全装置
2 ラッチ機構
3,3A,3B ロック部材
5 筐体
5A,5B 筐体半体
6 フック部材
7 支軸
9A,9B,14 軸孔
10 長孔
11A,11B 取り付け用穴
12 重り装着部
13 重り
15 ロック片
17 係合凹部
18 取り付け用孔
20 引き出し
22 机
30A,30B 引き戸
31 キャビネット
40 ホルダ
41 固定部
42 起立部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8