特許5956449IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

硬質基板積層体の加工方法に関し、とりわけ表示素子の保護ガラスの製造工程における板ガラス積層体の加工方法に関する。また、本発明は板状製品、とりわけ表示素子の保護ガラスの製造方法

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

特許文献1に記載の方法では分割ガラスブロックを作製後に回転砥石による外周加工を実施しているが、当該方法では予め分割ガラスブロックに対して端面形状の均一化処理がなされていないため寸法精度が低く、最終的に得られる板状ガラス製品の形状に誤差が生じやすい。また、分割によって端面に生じるチッピングを取り除くことはできない。特許文献2に記載の方法においては、分割ガラスブロックの端面に対して回転研磨盤により研磨しているので、当該方法では一度に多数の板ガラスの端面研磨を実施できるが、あくまで研磨処理であって端面形状の均一化処理が行われているわけではないので寸法精度は向上しない。また、分割によって端面に生じるチッピングのうち、小さいものは除去できるが、大きなものは除去が困難である。更に、一度に一つの端面しか処理できないので生産性も悪い。 電子機器によっては、板ガラスに所望の印刷パターン(例えば、携帯電話の表示画面のデザイン)を形成することが要求される場合もあり、このような場合には印刷されるパターンについて高い位置精度(例えば許容誤差が10〜30μm程度)が要求される。 本発明は事情に鑑みて創作されたものであり、端面における寸法精度の高い板状製品を高い生産性で製造するための透光性硬質基板積層体の加工方法を提供することを課題とする。また、本発明は当該透光性硬質基板積層体の加工方法を利用した板状製品の製造方法を提供することを別の課題とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は一側面において、 a)2枚以上の硬質基板同士が剥離可能な接着剤で貼り合わせられた硬質基板積層体を準備する工程と、 b)前記硬質基板積層体を厚み方向に分割し、所望の数の分割された硬質基板積層体(以下、「分割ブロック」という。)を形成する工程と、 c)所定の間隔で並列に配置された回転砥石の間に分割ブロックを相対移動させて分割ブロックの対向する二つの端面を同時に研削する工程と、ここで、分割・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、端面における寸法精度の高い板状製品を高い生産性で製造することが可能となる。本発明は例えば表示素子の保護ガラスを量産する方法に好適に使用することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】工程aによって得られた硬質基板積層体の一例の模式図である。

【図2】硬質基板積層体の分割方法の一例を示す模式図である。

【図3】分割ブロックの両端面を二つの回転砥石で平坦化処理するときの様子を示す模式図である。

【図4】分割ブロックをセンタリングする方法の一例を示す模式図である。

【図5】分割ブロックを側面からみたときの模式図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

10 硬質基板積層体   11 硬質基板   12 接着剤   13 切断線   14 分割された硬質基板積層体(分割ブロック)   15 回転砥石   16 端面   17 治具   18 クランプ板   19 クランプボルト   20 突き当て板   21 スペーサー   22 突き当て板   23 スペーサー   25 レール   26 治具本体   27 ダイヤルゲージ   28 ボルト   29 ボルト

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