(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5956910
(24)【登録日】2016年6月24日
(45)【発行日】2016年7月27日
(54)【発明の名称】車載装置取付構造
(51)【国際特許分類】
B60R 11/02 20060101AFI20160714BHJP
【FI】
B60R11/02 C
【請求項の数】4
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2012-243774(P2012-243774)
(22)【出願日】2012年11月5日
(65)【公開番号】特開2014-91450(P2014-91450A)
(43)【公開日】2014年5月19日
【審査請求日】2015年3月9日
(73)【特許権者】
【識別番号】000003218
【氏名又は名称】株式会社豊田自動織機
(73)【特許権者】
【識別番号】000003207
【氏名又は名称】トヨタ自動車株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100088155
【弁理士】
【氏名又は名称】長谷川 芳樹
(74)【代理人】
【識別番号】100113435
【弁理士】
【氏名又は名称】黒木 義樹
(74)【代理人】
【識別番号】100116920
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴木 光
(72)【発明者】
【氏名】▲高▼木 佑輔
【審査官】
菅 和幸
(56)【参考文献】
【文献】
特開平11−071953(JP,A)
【文献】
特開2004−314777(JP,A)
【文献】
特開2006−176112(JP,A)
【文献】
特開平10−203258(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B60R 11/02
B60R 16/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
専用ユニットが収容されるユニット収容部を有する車載装置を車両の内装部品に取り付けるための車載装置取付構造において、
前記車載装置に固定された取付台座と、
前記取付台座から前記車載装置の後側に延びるように設けられ、前記内装部品と係合する係止部を有する複数の保持体とを備え、
前記複数の保持体の少なくとも一つは、前記ユニット収容部の挿入口を遮るような位置に配置された特殊保持部材であり、
前記特殊保持部材は、前記取付台座に着脱可能に取り付けられていることを特徴とする車載装置取付構造。
【請求項2】
前記取付台座及び前記特殊保持部材には、前記特殊保持部材を前記取付台座に対して前記車載装置の前後方向に位置決めする第1位置決め手段と、前記特殊保持部材を前記取付台座に対して前記車載装置の高さ方向に位置決めする第2位置決め手段とが設けられていることを特徴とする請求項1記載の車載装置取付構造。
【請求項3】
前記第1位置決め手段は、前記取付台座及び前記特殊保持部材の一方に突設され、前記車載装置の高さ方向に延びる第1リブと、前記取付台座及び前記特殊保持部材の他方に形成され、前記第1リブと嵌合する第1凹状部とを有し、
前記第2位置決め手段は、前記取付台座及び前記特殊保持部材の一方に突設され、前記車載装置の前後方向に延びる第2リブと、前記取付台座及び前記特殊保持部材の他方に形成され、前記第2リブと嵌合する第2凹状部とを有することを特徴とする請求項2記載の車載装置取付構造。
【請求項4】
専用ユニットが収容されるユニット収容部を有する車載装置を車両の内装部品に取り付けるための車載装置取付構造において、
前記車載装置に固定された取付台座と、
前記取付台座から前記車載装置の後側に延びるように設けられ、前記内装部品と係合する係止部を有する複数の保持体とを備え、
前記複数の保持体の少なくとも一つは、前記ユニット収容部の挿入口を遮るような位置に配置された特殊保持部材であり、
前記取付台座及び前記特殊保持部材には、前記車載装置の高さ方向にボルトを貫通させる貫通孔を有する軸部がそれぞれ設けられており、
前記貫通孔に貫通された前記ボルトには、ナットが螺合されており、
前記特殊保持部材は、前記軸部及び前記ボルトを介して前記取付台座に前記車載装置の高さ方向に沿った軸回りに回動可能に取り付けられていることを特徴とする車載装置取付構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車載装置を車両の内装部品に取り付けるための車載装置取付構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の車載装置取付構造としては、例えば特許文献1に記載されているように、ナビゲーション装置をインストルメントパネルに取り付けるための構造が知られている。特許文献1に記載の車載装置取付構造は、ナビゲーション装置における本体部と表示部との間に配置された保持枠を備えている。保持枠には、背面側に突出し、インストルメントパネルの嵌合孔に挿入される挿入片が左右に2つずつ設けられている。
【0003】
また、特許文献2には、標準装備のラジオチューナユニット及びナビゲーションユニットが予め組み込まれたセンターモジュールに、テレビチューナモジュール等のオプションモジュールが装填されるモジュール装填部が設けられた車載装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2010−83464号公報
【特許文献2】特開平11−180222号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記従来技術においては、以下の問題点が存在する。即ち、近年のナビゲーション装置では、特許文献2に記載されているように、ハードディスクユニット(HDDユニット)が収容されるユニット収容部がナビゲーション本体に設けられており、ユニット収容部へのHDDユニットの組み込み、ユニット収容部からのHDDユニットの取り出しを行うことが出来るようになっている。このとき、特許文献1に記載されているように、ナビゲーション装置をインストルメントパネルに固定するための挿入片がナビゲーション装置に設けられている場合に、挿入片がユニット収容部の挿入口を遮るような位置に配置されていると、HDDユニットをユニット収容部に組み込んだり、HDDユニットをユニット収容部から取り出すことができなくなる。このため、挿入片がHDDユニットの組み込み・取り出しスペースを避けるように、挿入片の位置や寸法等に制約が生じることになり、車載装置取付構造の複雑化につながる。また、挿入片が設けられている保持枠自体をナビゲーション本体から都度取り外していては、HDDユニットの組み込み及び取り出しに工数がかかる。
【0006】
本発明の目的は、専用ユニットの組み込み・取り出しスペースに影響を受けない車載装置取付構造を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、専用ユニットが収容されるユニット収容部を有する車載装置を車両の内装部品に取り付けるための車載装置取付構造において、車載装置に固定された取付台座と、取付台座から車載装置の後側に延びるように設けられ、内装部品と係合する係止部を有する複数の保持体とを備え、複数の保持体の少なくとも一つは、ユニット収容部の挿入口を遮るような位置に配置された特殊保持部材であり、特殊保持部材は、取付台座に着脱可
能に取り付けられていることを特徴とするものである。
【0008】
このような本発明の車載装置取付構造においては、複数の保持体の少なくとも一つである特殊保持部材は、ユニット収容部の挿入口を遮るような位置に配置されているが、取付台座に対して着脱可
能となっている。このため、専用ユニットをユニット収容部に組み込んだり、専用ユニットをユニット収容部から取り出す際には、特殊保持部材を取付台座に対して取り外
すことにより、特殊保持部材が邪魔になることは無い。これにより、専用ユニットの組み込み・取り出しスペースに影響を受けない車載装置取付構造を実現することができる。
【0009】
好ましくは
、取付台座及び特殊保持部材には、特殊保持部材を取付台座に対して車載装置の前後方向に位置決めする第1位置決め手段と、特殊保持部材を取付台座に対して車載装置の高さ方向に位置決めする第2位置決め手段とが設けられている。この場合には、特殊保持部材を取付台座に装着した状態では、特殊保持部材が取付台座に対して車載装置の前後方向及び高さ方向に位置決めされることになる。従って、車載装置を車両の内装部品に確実に且つ安定性良く取り付けることができる。
【0010】
このとき、好ましくは、第1位置決め手段は、取付台座及び特殊保持部材の一方に突設され、車載装置の高さ方向に延びる第1リブと、取付台座及び特殊保持部材の他方に形成され、第1リブと嵌合する第1凹状部とを有し、第2位置決め手段は、取付台座及び特殊保持部材の一方に突設され、車載装置の前後方向に延びる第2リブと、取付台座及び特殊保持部材の他方に形成され、第2リブと嵌合する第2凹状部とを有する。この場合には、第1位置決め手段及び第2位置決め手段を簡単な構成で実現することができる。
また、本発明は、専用ユニットが収容されるユニット収容部を有する車載装置を車両の内装部品に取り付けるための車載装置取付構造において、車載装置に固定された取付台座と、取付台座から車載装置の後側に延びるように設けられ、内装部品と係合する係止部を有する複数の保持体とを備え、複数の保持体の少なくとも一つは、ユニット収容部の挿入口を遮るような位置に配置された特殊保持部材であり、取付台座及び特殊保持部材には、車載装置の高さ方向にボルトを貫通させる貫通孔を有する軸部がそれぞれ設けられており、貫通孔に貫通されたボルトには、ナットが螺合されており、特殊保持部材は、軸部及びボルトを介して取付台座に車載装置の高さ方向に沿った軸回りに回動可能に取り付けられていることを特徴とするものである。
このような本発明の車載装置取付構造においては、複数の保持体の少なくとも一つである特殊保持部材は、ユニット収容部の挿入口を遮るような位置に配置されているが、取付台座に対して回動可能となっている。このため、専用ユニットをユニット収容部に組み込んだり、専用ユニットをユニット収容部から取り出す際には、特殊保持部材を取付台座に対して回動させることにより、特殊保持部材が邪魔になることは無い。これにより、専用ユニットの組み込み・取り出しスペースに影響を受けない車載装置取付構造を実現することができる。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、専用ユニットの組み込み・取り出しスペースに影響を受けない車載装置取付構造を提供することができる。これにより、例えば車載装置取付構造の複雑化を防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【
図1】本発明に係る車載装置取付構造の一実施形態を備えた車載装置としてナビゲーション装置を示す斜視図である。
【
図2】
図1に示したナビゲーション装置の側面図である。
【
図3】
図1及び
図2に示した車載装置取付構造において取付台座に対して特殊保持部材を着脱する様子を示す側面図である。
【
図4】本発明に係る車載装置取付構造の他の実施形態を示す側面図(分解図を含む)である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明に係る車載装置取付構造の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0014】
図1は、本発明に係る車載装置取付構造の一実施形態を備えた車載装置としてナビゲーション装置を示す斜視図であり、
図2は、
図1に示したナビゲーション装置の側面図である。各図において、本実施形態の車載装置取付構造1は、ナビゲーション装置2を車両の内装部品であるインストルメントパネル(図示せず)に取り付けるための構造である。
【0015】
ナビゲーション装置2は、ナビゲーション本体3を備えており、このナビゲーション本体3の前面部には表示パネル部4が設けられている。表示パネル部4には、複数の操作ボタン(図示せず)が設けられている。表示パネル部4は、インストルメントパネルに取り付けられることで、車両の内装の一部を構成している。
【0016】
ナビゲーション本体3には、ハードディスクユニット(HDDユニット)5が収容されるユニット収容部6が設けられている。ユニット収容部6の挿入口は、ナビゲーション本体3の一側面(ここでは正面から見てナビゲーション本体3の左側面)に開口している。従って、HDDユニット5は、ナビゲーション本体3の一側からユニット収容部6に収容される。ユニット収容部6に収容されたHDDユニット5は、複数のネジ7によりナビゲーション本体3に固定される。
【0017】
このようにHDDユニット5がナビゲーション本体3に対して着脱可能であるため、ナビゲーション本体3が故障したときでも、HDDユニット5のみを取り出すことで、ユーザがHDDユニット5に蓄積してきた音楽、地図及び目的地等の情報を引き続き使用することができる。
【0018】
表示パネル部4の左右両側の裏面には、取付台座8がそれぞれ固定されている。各取付台座8には、ナビゲーション本体3の後面側に延びる保持体9が上下2つずつ設けられている。保持体9の先端部には、インストルメントパネル(前述)に形成された係止孔(図示せず)と係合する係止クリップ10が装着されている。
【0019】
ここで、ナビゲーション本体3の一側(ここでは正面から見てナビゲーション本体3の左側)の下側に位置する保持体9は、ユニット収容部6の挿入口を遮るような位置に配置された特殊保持部材11となっている。特殊保持部材11は、
図3に示すように、取付台座8に対して着脱可能に取り付けられている。特殊保持部材11の先端側部分には、上記の係止クリップ10が装着されている。
【0020】
取付台座8における特殊保持部材11が装着される部位には、上下1対のL字状リブ12と、上下1対の直線状リブ13とが突設されている。L字状リブ12は、ナビゲーション装置2の前後方向(ナビ前後方向)に延びるリブ部12aと、このリブ部12aの先端からナビゲーション装置2の高さ方向(ナビ高さ方向)に延びるリブ部12bとからなっている。各リブ部12bは、互いに対向する方向に延びている。各直線状リブ13は、リブ部12bよりも表示パネル部4側において各L字状リブ12の間に配置され、ナビ前後方向に延びている。また、取付台座8における特殊保持部材11が装着される部位には、ネジ穴14が形成されている。
【0021】
特殊保持部材11の基端部には、各直線状リブ13と嵌合する1対の凹状部15が形成されている。各凹状部15は、各直線状リブ13と協働して、特殊保持部材11を取付台座8に対してナビ高さ方向に拘束して位置決めする。また、特殊保持部材11における凹状部15よりも先端側には、各リブ部12bと嵌合する1対の凹状部16が形成されている。各凹状部16は、各リブ部12bと協働して、特殊保持部材11を取付台座8に対してナビ前後方向に拘束して位置決めする。なお、取付台座8の表面と特殊保持部材11の裏面とを面接触させることで、取付台座8に対する特殊保持部材11のナビ左右方向の位置決めが行われる。また、特殊保持部材11の基端側部分には、取付台座8のネジ穴14にねじ込まれる固定用ネジ17(
図1及び
図2参照)を挿通させるための挿通穴18が形成されている。
【0022】
特殊保持部材11を取付台座8に組み付けるときは、各L字状リブ12のリブ部12bが各凹状部16に嵌まり、各直線状リブ13が各凹状部15に嵌まるように、特殊保持部材11を取付台座8に装着する。これにより、特殊保持部材11は、取付台座8に対してナビ前後方向及びナビ高さ方向に位置決めされた状態で仮止めされる。そして、固定用ネジ17を挿通穴18に通してネジ穴14にねじ込むことで、特殊保持部材11が取付台座8に固定されるようになる。従って、ナビゲーション装置2をインストルメントパネル(前述)に取り付ける際には、特殊保持部材11の係止クリップ10が常にインストルメントパネルの係止孔の同じ位置に引っ掛かるようになる。
【0023】
以上のように本実施形態の車載装置取付構造1にあっては、特殊保持部材11を取付台座8に対して着脱可能な構造としたので、特殊保持部材11がナビゲーション本体3のユニット収容部6の挿入口を遮るように配置されている場合でも、HDDユニット5をユニット収容部6に組み込んだり、HDDユニット5をユニット収容部6から取り出すときは、特殊保持部材11を取付台座8から取り外すことで、HDDユニット5が特殊保持部材11に干渉することは無い。これにより、HDDユニット5の組み込み・取り出しスペースに影響を受けない車載装置取付構造1を実現することができる。
【0024】
従って、HDDユニット5の組み込み・取り出しスペースを避けるように車載装置取付構造1を設定する必要が無いため、車載装置取付構造1を設ける箇所、大きさ、方向の制約を受けなくて済み、車載装置取付構造1の複雑化及び重量化を防ぐことが可能となる。
【0025】
また、特殊保持部材11は汎用性があるため、取付台座における特殊保持部材11が装着される部位に上記のリブ部12b及び直線状リブ13と同等形状のリブを形成することで、車種によらずに同じ特殊保持部材11を使用することができる。
【0026】
なお、本実施形態では、取付台座8にリブ12,13を設け、特殊保持部材11に凹状部15,16を設ける構成としたが、特殊保持部材11に位置決め用のリブを設け、取付台座8に、当該リブと嵌合する凹状部を設ける構成としても良い。また、特殊保持部材11を取付台座8に対してナビ前後方向及びナビ高さ方向の位置決めを行う手段としては、特に上記のリブ及び凹状部に限られるものでは無い。
【0027】
図4は、本発明に係る車載装置取付構造の他の実施形態を示す側面図(分解図を含む)である。図中、上述した実施形態と同一または同等の要素には同じ符号を付し、その説明を省略する。
【0028】
同図において、本実施形態の車載装置取付構造1では、特殊保持部材11が取付台座8に対して回動可能に取り付けられている。取付台座8における特殊保持部材11が装着される部位には、ナビ高さ方向にボルト21を貫通させる貫通穴(図示せず)を有する上下2つの軸部22が設けられている。特殊保持部材11の基端部には、ナビ高さ方向にボルト21を貫通させる貫通穴(図示せず)を有する軸部23が設けられている。
【0029】
特殊保持部材11の軸部23を取付台座8の各軸部22間に配置した状態で、上方から軸部22,23の貫通穴にボルト21を貫通させて、ボルト21の先端部にナット24を螺合させることで、特殊保持部材11が取付台座8に組み付けられている。これにより、特殊保持部材11が取付台座8に対してナビ高さ方向に沿った軸回りに回動可能となる。
【0030】
通常状態では、特殊保持部材11が取付台座8に対して回動しないようにナット24が強固に締められている。HDDユニット5をユニット収容部6に組み込んだり、HDDユニット5をユニット収容部6から取り出すときは、ナット24を緩めて特殊保持部材11を取付台座8に対して回動させる。
【0031】
従って、本実施形態においても、HDDユニット5をユニット収容部6に組み込んだり、HDDユニット5をユニット収容部6から取り出す際に、HDDユニット5が特殊保持部材11に干渉することは無い。これにより、HDDユニット5の組み込み・取り出しスペースに影響を受けない車載装置取付構造1を実現することができる。
【0032】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば上記実施形態は、ナビゲーション装置2のナビゲーション本体3に設けられたユニット収容部6にHDDユニット5が収容されるものであるが、ユニット収容部に収容される専用ユニットとしては、特にHDDユニットには限られない。また、本発明の車載装置取付構造が適用される車載装置も、特にナビゲーション装置には限られない。
【0033】
また、上記実施形態では、ナビゲーション装置2に特殊保持部材11が1つのみ設けられているが、車載装置に設けられる特殊保持部材の数としては、2つ以上あっても良い。
【符号の説明】
【0034】
1…車載装置取付構造、2…ナビゲーション装置(車載装置)、5…ハードディスクユニット(専用ユニット)、6…ユニット収容部、8…取付台座、9…保持体、10…係止クリップ(係止部)、11…特殊保持部材、12…L字状リブ、12b…リブ部(第1リブ、第1位置決め手段)、13…直線状リブ(第2リブ、第2位置決め手段)、15…凹状部(第2凹状部、第2位置決め手段)、16…凹状部(第1凹状部、第1位置決め手段)、21…ボルト、22…軸部、23…軸部、24…ナット。