【課題を解決するための手段】
【0010】
この目的は、それぞれ、請求項1に記載の
薬物送達システムのためのカートリッジシステム及び請求項
5に記載の薬物送達
システムによって達成される。
【0011】
以下において、用語の「遠位端」は、薬物送達デバイスの一部に配置され、そこから薬物を分注させることを意図したカートリッジアッセンブリ又は本体若しくはハウジングの一部分を指す。用語の「近位端」は、遠位端から離れたカートリッジアッセンブリ又は本体若しくはハウジングの一部分を指す。用語の「遠位方向」は、近位端から遠位端に向かう動きと同じ方向の動きを指し、出発点も終点も特定しないので動きは遠位端を越えてもよい。用語の「近位方向」は、遠位方向と反対の方向の動きを指す。
【0012】
1つの態様では、リザーバホルダにリザーバを取り付けるためのロッキング機構は、外径を有する円筒状の本体及び中心に位置する開口部を含む。少なくとも1つの曲げ可能機能(bendable feature)が本体に備えられる。曲げ可能機能は、少なくとも曲げ可能機能の一部分が本体の外径を越えて伸びている第1の位置から第2の位置に可動であり、その部分は曲げ可能機能が第2の位置にはめ込むまで開口部に向けて動く。第2の位置では、リザーバをロッキング機構内に保持するために、少なくとも曲げ可能機能の一部が提供される。
【0013】
例示的な配置によると、リザーバをリザーバホルダ内に取り付けるためのロッキング機構は、リザーバと連結した本体を含む。第1の曲げ可能機能は本体に備えられる。曲げ可能機能は、第1の位置から第2の位置に移動されてもよい。曲げ可能機能を第1の位置から第2の位置に動かすために、曲げ可能機能はリザーバに向けて押圧される。第2の位置では、曲げ可能機能の少なくとも一部分はリザーバをロッキング機構内に保持する。
【0014】
別の態様では、薬物送達システムは、投与量設定部材を備えた薬物送達デバイス、投与量設定部材に固定されたカートリッジホルダ、カートリッジホルダ内に包含されたカートリッジ、及びカートリッジに付けられたロッキング機構を含む。ロッキング機構は、外径を有する円筒状の本体及び中心に位置する開口部並びに本体上に備えられた少なくとも1つの曲げ可能機能を含む。曲げ可能機能は、曲げ可能機能の少なくとも一部が本体の外径を越えて伸びている第1の位置から第2の位置に可動であり、その部分は曲げ可能機能が第2の位置にはめ込むまで開口部に向けて動く。第2の位置では、リザーバをロッキング機構内に保持するために、曲げ可能機能の少なくとも一部が提供される。
【0015】
薬物送達デバイスを含む薬物送達システムでは、カートリッジホルダは、投与量設定機構を含んでもよい投与量設定部材に固定される。
【0016】
さらに別の代わりの配置では、薬物送達システムは、投与量設定機構を含む薬物送達デバイスを含む。カートリッジホルダは、投与量設定機構に固定される。カートリッジは、カートリッジホルダ内に含まれ、そしてロッキング機構はカートリッジに貼り付けられる。ロッキング機構は、第1の位置から第2の位置にはめ込む第1の曲げ可能機能を含んでもよく、第2の位置は、曲げ可能機能の第1の位置への戻りを防止する前述の第1の曲げ可能機能の少なくとも部分を含む。
【0017】
ロッキング機構の1つの実施態様では、リザーバが本体と連結しそして曲げ可能機能が第1の位置にある場合、曲げ可能機能は基本的にリザーバに対して凹面をしている。
【0018】
ロッキング機構のさらなる実施態様では、曲げ可能機能が第1の位置にある場合、曲げ可能機能はリザーバに接触しない。
【0019】
ロッキング機構のさらなる実施態様では、曲げ可能機能は第1のセクション、第2のセクション、及び第3のセクションを含む。
【0020】
ロッキング機構のさらなる実施態様では、第1のセクション及び第3のセクションはそれぞれ本体に貼り付けられる。
【0021】
ロッキング機構のさらなる実施態様では、第1のセクション、第2のセクション、及び第3のセクションは、上記第1の位置で本体から放射状に伸びて略丸い弧の形を形成するように構成される。
【0022】
ロッキング機構のさらなる実施態様では、本体は、本体の周囲の少なくとも一部に沿って伸びるフランジを含む。
【0023】
ロッキング機構のさらなる実施態様では、本体はリザーバに装填され、そしてリザーバは、ネック分を有し、それはネック分の開いた遠位端にまたがる穿刺可能なシールを含む。
【0024】
ロッキング機構のさらなる実施態様は、ねじ式のニードルハブを受け入れるように構成されたねじ山を含む。
【0025】
ロッキング機構のさらなる実施態様は、組み立て工程中に前記の第1の位置から前記の第2の位置に手動で押される。
【0026】
ロッキング機構のさらなる実施態様は、さらに保持機能を含む。
【0027】
ロッキング機構のさらなる実施態様では、保持機能は本体から伸びるフランジを含み、それはリザーバホルダの溝と嵌め合う。
【0028】
薬物送達システムは、投与量設定機構を含む薬物送達デバイス、カートリッジホルダが前記投与量設定機構に固定されるカートリッジホルダ、カートリッジホルダ内に含まれるカートリッジ、及びカートリッジに貼り付けられたロッキング機構を含む。ロッキング機構は、第1の位置から第2の位置にはめ込む第1曲げ可能機能を含む。第2の位置は、少なくとも第1曲げ可能機能の部分を含み、曲げ可能機能が第1の位置に戻るのを防止する。
【0029】
薬物送達システムの実施態様では、ロッキング機構はさらに、本体の中心を通って伸びる開口部を備えた本体を含む。
【0030】
薬物送達システムのさらなる実施態様では、曲げ可能機能は、曲げ可能機能が第1の位置にある場合、基本的に開口部に対して凹面である。
【0031】
薬物送達システムのさらなる実施態様では、曲げ可能機能は、第1のセクション、第2のセクション、及び第3のセクションを含む。
【0032】
薬物送達システムのさらなる実施態様では、第1のセクション及び第3のセクションはそれぞれ本体に付けられる。
【0033】
薬物送達システムのさらなる実施態様では、第1のセクション、第2のセクション、及び第3のセクションは、第1の位置で、本体から離れて放射状に伸びる略丸い弧の形を形成するように構成される。
【0034】
薬物送達システムのさらなる実施態様では、本体は、本体の周囲の少なくとも一部に沿って伸びるフランジを含む。
【0035】
薬物送達システムのさらなる実施態様では、本体はフランジを含み、そしてロッキング機構はさらにフランジから伸び、そしてロッキング機構を投与量設定部材と連結するためのコネクタを含む軸方向に伸びる壁を含む。
【0036】
薬物送達システムのさらなる実施態様では、本体の軸方向に伸びる壁の外面には外側ねじ山が備えられる。
【0037】
薬物送達システムのさらなる実施態様では、ロッキング機構は、戻り止め機能、第1の位置から戻り止め機能を過ぎて第2の位置に動き、そして戻り止め機能によって第2の位置に保持される曲げ可能機能を含む。
【0038】
薬物送達システムのさらなる実施態様では、カートリッジホルダは、取り外し可能に投与量設定機構に固定される。
【0039】
薬物送達システムのさらなる実施態様では、カートリッジは、取り外し可能にカートリッジホルダ内に含まれる。
【0040】
薬物送達システムのさらなる実施態様では、薬物送達デバイスは、再使用可能な薬物送達デバイスを含む。
【0041】
薬物送達システムのさらなる実施態様では、投与量設定機構は、設定投与量をカートリッジから排出させるための回転ピストンロッドを含む。
【0042】
本明細書で使われる用語の「薬物」又は「薬剤」は、少なくとも1つの薬学的に活性な化合物を含有する医薬製剤を意味し、
ここで、1つの実施態様では、薬学的に活性な化合物は、最大で1500Daまでの分子量を有する、及び/又は、ペプチド、タンパク質、多糖、ワクチン、DNA、RNA、酵素、抗体、ホルモン若しくはオリゴヌクレオチド、又は上述の薬学的に活性な化合物の混合物であり;
ここで、さらなる実施態様では、薬学的に活性な化合物は、糖尿病又は糖尿病性網膜症のような糖尿病に伴う合併症、深部静脈又は肺血栓性塞栓症などの血栓性塞栓性疾患、急性冠症候群(ACS)、狭心症、心筋梗塞、癌、黄斑変性症、炎症、花粉症、アテローム性動脈硬化症及び/又は関節リウマチの処置及び/又は予防のために有用であり;
ここで、さらなる実施態様では、薬学的に活性な化合物は、糖尿病又は糖尿病性網膜症のような糖尿病に伴う合併症の処置及び/又は予防のための少なくとも1つのペプチドを含み;
ここで、さらなる実施態様では、薬学的に活性な化合物は、少なくとも1つのヒトインスリン又はヒトインスリン類似体若しくは誘導体、グルカゴン様ペプチド(GLP−1)又はその類似体若しくは誘導体、又はエキセンジン−3若しくはエキセンジン−4又はエキセンジン−3若しくはエキセンジン−4の類似体若しくは誘導体を含む。
【0043】
インスリン類似体は、例えば、Gly(A21)、Arg(B31)、Arg(B32)ヒトインスリン;Lys(B3)、Glu(B29)ヒトインスリン;Lys(B28)、Pro(B29)ヒトインスリン;Asp(B28)ヒトインスリン;B28位におけるプロリンが、Asp、Lys、Leu、Val又はAlaで代替され、そして、B29位におけるLysは、Proで代替されてもよいヒトインスリン;Ala(B26)ヒトインスリン;Des(B28−B30)ヒトインスリン;Des(B27)ヒトインスリン、及びDes(B30)ヒトインスリンである。
【0044】
インスリン誘導体は、例えば、B29−N−ミリストイル−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−パルミトイル−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−ミリストイルヒトインスリン;B29−N−パルミトイルヒトインスリン;B28−N−ミリストイルLysB28ProB29ヒトインスリン;B28−N−パルミトイル−LysB28ProB29ヒトインスリン;B30−N−ミリストイル−ThrB29LysB30ヒトインスリン;B30−N−パルミトイル−ThrB29LysB30ヒトインスリン;B29−N−(N−パルミトイル−γ−グルタミル)−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−(N−リトコリル−γ−グルタミル)−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−(ω−カルボキシヘプタデカノイル)−des(B30)ヒトインスリン、及びB29−N−(ω−カルボキシヘプタデカノイル)ヒトインスリンである。
【0045】
エキセンジン−4は、例えば、配列がH−His−Gly−Glu−Gly−Thr−Phe−Thr−Ser−Asp−Leu−Ser−Lys−Gln−Met−Glu−Glu−Glu−Ala−Val−Arg−Leu−Phe−Ile−Glu−Trp−Leu−Lys−Asn−Gly−Gly−Pro−Ser−Ser−Gly−Ala−Pro−Pro−Pro−Ser−NH
2のペプチド、エキセンジン−4(1−39)を意味する。
【0046】
エキセンジン−4誘導体は、例えば、以下のリストの化合物:
H−(Lys)4−desPro36,desPro37エキセンジン−4(1−39)−NH
2、
H−(Lys)5−desPro36,desPro37エキセンジン−4(1−39)−NH
2、
desPro36[Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39);又は
desPro36[Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
ここで、基−Lys6−NH
2は、エキセンジン−4誘導体のC−末端と結合してもよく;
【0047】
又は以下の配列のエキセンジン−4誘導体;
H−(Lys)6−desPro36[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH
2、
desAsp28,Pro36,Pro37,Pro38エキセンジン−4(1−39)−NH
2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH
2、
H−Asn−(Glu)5desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH
2、
desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH
2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH
2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH
2、
H−(Lys)6−desPro36[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジ
ン−4(1−39)−Lys6−NH
2、
H−desAsp28 Pro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25]エキセンジン−4(1−39)−NH
2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH
2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH
2、
desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH
2、
H−(Lys)6−des Pro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH
2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH
2、
H−(Lys)6−desPro36[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH
2、
desMet(O)14,Asp28,Pro36,Pro37,Pro38 エキセンジン−4(1−39)−NH
2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH
2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH
2、
desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH
2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH
2、
H−Asn−(Glu)5,desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH
2、
H−Lys6−desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25, Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH
2、
H−desAsp28,Pro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25]エキセンジン−4(1−39)−NH
2、
H−(Lys)6−des Pro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH
2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH
2、
desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH
2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(S1−39)−(Lys)6−NH
2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH
2;
又は前述のエキセンジン−4誘導体のいずれか1つの薬学的に許容可能な塩若しくは溶媒和物;
から選択される。
【0048】
ホルモンは、例えば、Rote Liste,ed. 2008, Chapter 50に記載されているような、ゴナドトロピン(フォリトロピン、ルトロピン、絨毛性ゴナドトロピン、メノトロピン)、ソマトロピン(ソマトロピン)、デスモプレシン、テルリプレシン、ゴナドレリン、トレプトレリン、ロイプロレリン、ブセレリン、ナファレリン、ゴセレリンなどの、脳下垂体ホルモン又は視床下部ホルモン又は調整活性ペプチド及びそれらのアンタゴニストである。
【0049】
多糖類としては、例えば、グルコサミノグリカンのヒアルロン酸、ヘパリン、低分子量ヘパリン又は超低分子量ヘパリン若しくはそれらの誘導体、又は硫酸化された、例えば、上述の多糖類のポリ硫酸化形体、及び/又は、薬学的に許容可能なそれらの塩がある。ポリ硫酸化低分子量ヘパリンの薬学的に許容可能な塩の例としては、エノキサパリンナトリウム塩がある。
【0050】
薬学的に許容可能な塩は、例えば、酸付加塩及び塩基塩がある。酸付加塩としては、例えば、HCl又はHBr塩がある。塩基塩は、例えば、アルカリ又はアルカリ土類金属、例えば、Na
+、又は、K
+、又は、Ca
2+から選択されるカチオン、又は、アンモニウムイオンN
+(R1)(R2)(R3)(R4)を有する塩であり、ここで、R1〜R4は互いに独立に、水素、場合により置換されたC1〜C6アルキル基、場合により置換されたC2〜C6アルケニル基、場合により置換されたC6〜C10アリール基、又は場合により置換されたC6〜C10ヘテロアリール基を意味する。薬学的に許容可能な塩の更なる例は、“Remington's Pharmaceutical Sciences”17.ed., Alfonso R.Gennaro (Ed.), Mark Publishing Company, Easton, Pa., U.S.A.,1985 及び Encyclopedia of Pharmaceutical Technologyに記載されている。
【0051】
薬学的に許容可能な溶媒和物は、例えば、水和物である。
【0052】
本発明の範囲は、請求項の内容によって定義される。本発明は、特定の実施態様に限定されず、異なる実施態様の要素の任意の組み合わせを含む。さらに、本発明は、請求項の任意の組み合わせ及び請求項によって開示される特性の任意の組み合わせを含む。
【0053】
これらの利点並びに本発明の他の様々な態様の利点は、添付の図面を適切に参照して以下の発明の詳細を読むことによって、当業者には明らかになるだろう。
【0054】
例示的な実施態様は、以下の明細書に図面を参照して説明される: