特許第5957024号(P5957024)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5957024
(24)【登録日】2016年6月24日
(45)【発行日】2016年7月27日
(54)【発明の名称】検索装置、検索方法およびプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/10 20120101AFI20160714BHJP
   G06Q 50/00 20120101ALI20160714BHJP
   G06F 13/00 20060101ALI20160714BHJP
【FI】
   G06Q50/10
   G06Q50/00 300
   G06F13/00 540R
【請求項の数】9
【全頁数】22
(21)【出願番号】特願2014-46082(P2014-46082)
(22)【出願日】2014年3月10日
(65)【公開番号】特開2015-170252(P2015-170252A)
(43)【公開日】2015年9月28日
【審査請求日】2015年4月3日
(73)【特許権者】
【識別番号】306029774
【氏名又は名称】ビッグローブ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100084250
【弁理士】
【氏名又は名称】丸山 隆夫
(72)【発明者】
【氏名】池田 勝也
【審査官】 山下 剛史
(56)【参考文献】
【文献】 特開2007−286817(JP,A)
【文献】 特開2012−141971(JP,A)
【文献】 水口弘紀他,対話のきっかけとなる話題提供によるコミュニケーション活性化技術,NEC技報,日本電気株式会社,2013年 8月 1日,第66巻,第1号,pp.86-90
【文献】 佐保田圭介他,ブックマークの階層構造情報を組み込んだ協調フィルタリングによるWebページの推薦手法,第15回データ工学ワークショップ(DEW2004)論文集[online],電子情報通信学会データ工学研究専門委員会,2004年 6月18日,pp.1-8
【文献】 市川裕介他,Web行動履歴を用いたユーザ嗜好特性推定技術の検討,マルチメディア,分散,協調とモバイル(DICOMO2008)シンポジウム論文集,社団法人情報処理学会,2008年 7月 2日,第2008巻,第1号,pp.1786-1792
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00−99/00
G06F 13/00,17/30
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
通信ネットワークへのアクセスを利用者に対して促すメッセージを、該利用者が操作する通信端末へ送信するメッセージ送信部と、
前記メッセージ送信部が送信したメッセージに応じて、前記通信端末が前記通信ネットワークに対して行ったアクセスの履歴をアクセス状況として取得する状況取得部と、
前記状況取得部が取得したアクセス状況に基づいて、利用者同士の好みの類似度を算出する類似度算出部と、
前記類似度算出部が算出した類似度があらかじめ設定された閾値以上である場合、該類似度の算出の対象となった利用者同士を対応付ける対応付け部とを有し、
前記メッセージ送信部は、前記通信ネットワーク上での情報の検索を促すメッセージを送信し、
前記状況取得部は、前記通信端末がアクセスしたWEBサイトの情報を前記アクセス状況として取得する検索装置。
【請求項2】
請求項に記載の検索装置において、
前記類似度算出部は、前記状況取得部が取得したWEBサイトに含まれるキーワードの出現数または出現頻度に基づいて、前記類似度を算出する検索装置。
【請求項3】
請求項に記載の検索装置において、
前記類似度算出部は、前記状況取得部が取得したWEBサイトのURL(Uniform Resource Locator)に基づいて、前記類似度を算出する検索装置。
【請求項4】
請求項からのいずれか1項に記載の検索装置において、
前記類似度算出部は、前記通信端末がWEBサイトにアクセスした順序に基づいて、前記類似度を算出する検索装置。
【請求項5】
通信ネットワークへのアクセスを利用者に対して促すメッセージを、該利用者が操作する通信端末へ送信するメッセージ送信部と、
前記メッセージ送信部が送信したメッセージに応じて、前記通信端末が前記通信ネットワークに対して行ったアクセスの履歴をアクセス状況として取得する状況取得部と、
前記状況取得部が取得したアクセス状況に基づいて、利用者同士の好みの類似度を算出する類似度算出部と、
前記類似度算出部が算出した類似度があらかじめ設定された閾値以上である場合、該類似度の算出の対象となった利用者同士を対応付ける対応付け部とを有し、
前記メッセージ送信部は、前記通信ネットワーク上での情報の検索を促すメッセージを送信し、また、回答を入力するための回答欄を含む回答ページ画面を表示するための回答ページ画面データを送信し、
前記状況取得部は、前記通信端末から参加要求を受信した後から前記回答の入力までの前記アクセス状況を取得する検索装置。
【請求項6】
請求項に記載の検索装置において、
前記状況取得部は、前記アクセスの履歴を記憶するプログラムを前記通信端末へ送信し、
前記プログラムは、前記参加要求を送信した後に、前記アクセスの履歴の記憶を開始し、前記回答ページ画面に前記回答が入力された時に、前記アクセスの履歴の記憶を停止し、記憶した前記アクセスの履歴を前記アクセス状況として前記検索装置へ送信する処理を、前記通信端末に実行させるためのものである検索装置。
【請求項7】
検索装置による検索方法であって、
通信ネットワークへのアクセスを利用者に対して促すメッセージを、該利用者が操作する通信端末へ送信するメッセージ送信処理と、
前記送信したメッセージに応じて、前記通信端末が前記通信ネットワークに対して行ったアクセスの履歴をアクセス状況として取得する状況取得処理と、
前記取得したアクセス状況に基づいて、利用者同士の好みの類似度を算出する類似度算出処理と、
前記算出した類似度があらかじめ設定された閾値以上である場合、該類似度の算出の対象となった利用者同士を対応付ける対応付け処理とを含み、
前記メッセージ送信処理は、前記通信ネットワーク上での情報の検索を促すメッセージを送信し、
前記状況取得処理は、前記通信端末がアクセスしたWEBサイトの情報を前記アクセス状況として取得する検索方法。
【請求項8】
検索装置による検索方法であって、
通信ネットワークへのアクセスを利用者に対して促すメッセージを、該利用者が操作する通信端末へ送信するメッセージ送信処理と、
前記送信したメッセージに応じて、前記通信端末が前記通信ネットワークに対して行ったアクセスの履歴をアクセス状況として取得する状況取得処理と、
前記取得したアクセス状況に基づいて、利用者同士の好みの類似度を算出する類似度算出処理と、
前記算出した類似度があらかじめ設定された閾値以上である場合、該類似度の算出の対象となった利用者同士を対応付ける対応付け処理とを含み、
前記メッセージ送信処理は、前記通信ネットワーク上での情報の検索を促すメッセージを送信し、また、回答を入力するための回答欄を含む回答ページ画面を表示するための回答ページ画面データを送信し、
前記状況取得処理は、前記通信端末から参加要求を受信した後から前記回答の入力までの前記アクセス状況を取得する検索方法。
【請求項9】
請求項7または8に記載の検索方法の各処理をコンピュータに実行させるためのプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、パートナーを検索する検索装置、検索方法およびプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、結婚相手を探すための活動を支援する様々なサービスが提供されている。例えば、希望する相手の条件を入力すると、その条件を検索条件として相手を検索して紹介するサービスが提供されている(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2001−222583号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載されたようなサービスにおいては、紹介された相手が自分の好みとは異なった好みを持つ者であるおそれがあるという問題点がある。
【0005】
本発明の目的は、上述した課題を解決する検索装置、検索方法およびプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の検索装置は、
通信ネットワークへのアクセスを利用者に対して促すメッセージを、該利用者が操作する通信端末へ送信するメッセージ送信部と、
前記メッセージ送信部が送信したメッセージに応じて、前記通信端末が前記通信ネットワークに対して行ったアクセスの履歴をアクセス状況として取得する状況取得部と、
前記状況取得部が取得したアクセス状況に基づいて、利用者同士の好みの類似度を算出する類似度算出部と、
前記類似度算出部が算出した類似度があらかじめ設定された閾値以上である場合、該類似度の算出の対象となった利用者同士を対応付ける対応付け部とを有し、前記メッセージ送信部は、前記通信ネットワーク上での情報の検索を促すメッセージを送信し、前記状況取得部は、前記通信端末がアクセスしたWEBサイトの情報を前記アクセス状況として取得する。
【0008】
また、本発明の検索方法は、
検索装置による検索方法であって、
通信ネットワークへのアクセスを利用者に対して促すメッセージを、該利用者が操作する通信端末へ送信するメッセージ送信処理と、
前記送信したメッセージに応じて、前記通信端末が前記通信ネットワークに対して行ったアクセスの履歴をアクセス状況として取得する状況取得処理と、
前記取得したアクセス状況に基づいて、利用者同士の好みの類似度を算出する類似度算出処理と、前記算出した類似度があらかじめ設定された閾値以上である場合、該類似度の算出の対象となった利用者同士を対応付ける対応付け処理とを含み、
前記メッセージ送信処理は、前記通信ネットワーク上での情報の検索を促すメッセージを送信し、前記状況取得処理は、前記通信端末がアクセスしたWEBサイトの情報を前記アクセス状況として取得する
【0009】
また、本発明のプログラムは、
上記に記載の検索方法に係る各処理をコンピュータに実行させるためのプログラムである
【発明の効果】
【0010】
以上説明したように、本発明においては、自分の好みと同じような好みを持つパートナーを検索することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本発明の検索装置の第1の実施の形態を示す図である。
図2図1に示した検索装置における検索方法を説明するためのフローチャートである。
図3】本発明の検索装置の第2の実施の形態を示す図である。
図4図3に示した検索装置の内部構成の一例を示す図である。
図5図3に示した通信端末の内部構成の一例を示す図である。
図6図3に示したデータベースが記憶しているアクセス状況の一例を示す図である。
図7図3に示したデータベースが記憶している利用者識別子の対応付けの一例を示す図である。
図8図3に示した通信システムにおける検索方法を説明するためのシーケンス図である。
図9図3に示した通信端末に表示されたメッセージの一例を示す図である。
図10図3に示した通信端末に表示された回答ページ画面の一例を示す図である。
図11図3に示した通信端末に表示されたメッセージの第1の変形例を示す図である。
図12図3に示した通信端末に表示されたメッセージの第2の変形例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の検索装置の第1の実施の形態を示す図である。
【0013】
本形態における検索装置100は図1に示すように、メッセージ送信部110と、状況取得部120と、類似度算出部130と、対応付け部140とを具備している。なお、図1には、検索装置100が具備する構成要素のうち、本実施の形態に関わる主要な構成要素の一例を示す。
【0014】
メッセージ送信部110は、通信ネットワークへのアクセスを利用者に対して促すメッセージを、利用者が操作する通信端末へ送信する。
【0015】
状況取得部120は、メッセージ送信部110が送信したメッセージに応じて、通信端末が通信ネットワークに対して行ったアクセスの履歴をアクセス状況として取得する。
【0016】
類似度算出部130は、状況取得部120が取得したアクセス状況に基づいて、利用者同士の好みの類似度を算出する。
【0017】
対応付け部140は、類似度算出部130が算出した類似度とあらかじめ設定された閾値とを比較する。類似度算出部130が算出した類似度が閾値以上である場合、対応付け部140は、類似度の算出の対象となった利用者同士を対応付ける。
【0018】
以下に、図1に示した検索装置100における検索方法について説明する。
【0019】
図2は、図1に示した検索装置100における検索方法を説明するためのフローチャートである。
【0020】
まず、メッセージ送信部110は、通信ネットワークへのアクセスを利用者に対して促すメッセージを、利用者が操作する通信端末へ送信する(ステップS1)。
【0021】
その後、状況取得部120は、メッセージ送信部110が送信したメッセージに応じて、通信端末が通信ネットワークに対して行ったアクセスの履歴をアクセス状況として取得する(ステップS2)。続いて、類似度算出部130は、状況取得部120が取得したアクセス状況に基づいて、利用者同士の好みの類似度を算出する(ステップS3)。そして、対応付け部140は、類似度算出部130が算出した類似度とあらかじめ設定された閾値とを比較する(ステップS4)。類似度算出部130が算出した類似度が閾値以上である場合、対応付け部140は、類似度の算出の対象となった利用者同士を対応付ける(ステップS5)。
【0022】
このように、検索装置100は、通信端末に対して、通信ネットワークへのアクセスを利用者に対して促すメッセージを送信し、その後、メッセージに応じて行われた通信ネットワークへのアクセスの履歴であるアクセス状況を取得し、取得したアクセス状況に基づいて類似度を算出する。検索装置100は、算出した類似度が閾値以上である利用者同士を対応付ける。そのため、同じような好みを持つパートナーを検索することができる。
(第2の実施の形態)
図3は、本発明の検索装置の第2の実施の形態を示す図である。
【0023】
本形態は図3に示すように、検索装置101と、複数の通信端末200−1〜200−n(nは2以上の整数)と、データベース300とが設けられた通信システムとなっている。また、検索装置101と、通信端末200−1〜200−nとは、通信ネットワーク400を介して接続されている。また、検索装置101とデータベース300とが接続されている。なお、図3に示した形態では、検索装置101とデータベース300とが直接接続されている形態を例に挙げて示しているが、通信ネットワーク400を介して接続されている形態であっても良い。
【0024】
検索装置101は、通信ネットワーク400を介して通信端末200−1〜200−nへ、利用者の好みと同じような好みを持つパートナーを検索するサービスを提供するサーバである。検索装置101は、このサービスを提供する提供者が管理し、運用するものである。なお、検索装置101は、物理的に1台の装置であっても良いし、複数の装置から構成されるものであっても良い。また、検索装置101がデータベース300を具備するものであっても良い。また、ここで言う利用者とは、検索装置101が提供するサービスに加入した利用者であって、加入時に登録されたID(Identification)等の利用者識別子や、パスワード、氏名、性別等のプロフィールが利用者の個人情報としてデータベース300に格納されている。このプロフィールには、利用者の趣味や特技、電話番号や電子メールアドレス等の連絡先、職業、年収、顔写真等、結婚相手を選択する際に考慮したい情報が含まれるものであっても良い。
【0025】
図4は、図3に示した検索装置101の内部構成の一例を示す図である。
【0026】
図3に示した検索装置101は図4に示すように、メッセージ送信部111と、状況取得部121と、類似度算出部131と、対応付け部141とを具備している。なお、図4には、図3に示した検索装置101が具備する構成要素のうち、本実施の形態に関わる主要な構成要素の一例を示す。
【0027】
メッセージ送信部111は、通信ネットワーク400へのアクセスを利用者に対して促すメッセージを、利用者が操作する通信端末200−1〜200−nへ通信ネットワーク400を介して送信する。例えば、メッセージ送信部111は、WEBサイトの閲覧や、WEB上の情報検索、ブログへの投稿、SNS(Social Networking Sevice)等を用いた情報発信等を促すメッセージを、通信ネットワーク400を介して通信端末200−1〜200−nへ送信する。なお、メッセージ送信部111がメッセージを送信するタイミングは、このサービスの提供の開始時であっても良いし、通信端末200−1〜200−nからメッセージの送信を要求されたときでも良い。また、このタイミングは、例えば、毎週金曜日の既定の時刻や、有名人の婚約や結婚が通信ネットワーク400上に報道されたとき等、所定のタイミングであっても良い。また、メッセージ送信部111は、対応付け部141が対応付けた利用者が操作する通信端末へ、所定の通知を送信する。
【0028】
状況取得部121は、メッセージ送信部111が送信したメッセージに応じて、通信端末200−1〜200−nが通信ネットワーク400に対して行ったアクセスの履歴をアクセス状況として取得する。例えば、メッセージ送信部111がWEBサイトの閲覧またはWEB上の情報検索を促すメッセージを送信した場合、状況取得部121は、通信端末200−1〜200−nがアクセスしたWEBサイトの表示を解析し、当該WEBサイトの表示に含まれるキーワードや画像内容をアクセス状況として取得する。また、この場合、状況取得部121は、通信端末200−1〜200−nがアクセスしたWEBサイトのURL(Uniform Resource Locator)をアクセス状況として取得するものであっても良い。また、メッセージ送信部111がブログへの投稿またはSNS等を用いた情報発信等を促すメッセージを送信した場合、状況取得部121は、通信端末200−1〜200−nから投稿された、または発信されたキーワードをアクセス状況として取得する。メッセージ送信部111が送信したメッセージが、通信ネットワーク400へのアクセスを促すとともに、当該アクセスを行うことで得られた情報に基づいて何らかの回答の入力を促すものである場合、状況取得部121は、通信端末200−1〜200−nから入力された回答をアクセス状況として取得する。なお、状況取得部121が、通信端末200−1〜200−nからアクセス状況を取得するタイミングは、メッセージ送信部111がメッセージを送信してから所定の時間が経過したときであっても良いし、通信端末200−1〜200−nからアクセス状況が送信されてきたときであっても良い。また、状況取得部121は、取得したアクセス状況を、利用者に付与された利用者識別子およびメッセージ送信部111が送信したメッセージと対応付けてデータベース300に記憶させる。
【0029】
類似度算出部131は、状況取得部121が取得し、データベース300に記憶されているアクセス状況に基づいて、メッセージ送信部111が送信したメッセージごとに、利用者同士の好みの類似度を算出する。ここで、類似度算出部131は、男性の利用者と女性の利用者との間の好みの類似度を算出する。また、類似度算出部131が類似度を算出するタイミングは、あらかじめ設定された日時や周期を用いるものであっても良いし、データベース300が記憶したアクセス状況の件数が所定の閾値を超えたときであっても良い。以下に、類似度算出部131における類似度の具体的な算出方法について、(A)〜(D)の4つを例に挙げて説明する。
(A)状況取得部121が取得したWEBサイトの表示に含まれる情報に基づいて算出。
【0030】
状況取得部121は、通信端末200−1〜200−nがアクセスしたWEBサイトの表示を解析する。このWEBサイトへのアクセスは、閲覧だけではなく、書き込みを行うためのアクセスも含む。以下に説明する算出方法(B)〜(D)についても同じである。状況取得部121は、例えば、当該WEBサイトで表示されたテキストや書き込みが行われたテキストの構文解析を行い、テキストを品詞に分解し、分解された名詞や代名詞、動詞、形容詞等からキーワードを抽出する。状況取得部121は、抽出したキーワードをアクセス状況として取得する。また、状況取得部121は、例えば、当該WEBサイトで表示された画像について画像解析を行い、当該画像が示している内容や画像とともに表示されている題名等のテキストからキーワードとして抽出し、抽出したキーワードをアクセス状況として取得する。このキーワードは、例えば、商品の品名や種類、メーカー名、販売店名、商品の特徴(色、形状等)、または、人物名、食べ物の名前、地名、動物の種類、乗り物の種類、施設の名称、競技名、スポーツチームのチーム名、季節等、利用者の好みの対象を示すものである。状況取得部121は、取得したキーワードを、通信端末200−1〜200−nを操作してアクセスを行った利用者の利用者識別子と、メッセージ送信部111が送信したメッセージに付与されたメッセージ識別子と対応付けて、そのキーワードの出現数や出現頻度とともにデータベース300に記憶しておく。このとき、状況取得部121は、取得したキーワードを、通信端末200−1〜200−nがアクセスしたWEBサイトのURLと対応付けて記憶しておくものであっても良い。
【0031】
類似度算出部131は、メッセージ送信部111が送信したメッセージごとに、状況取得部121が取得し、データベース300に記憶されているキーワードの出現数または出現頻度に基づいて、類似度を算出する。類似度算出部131は、男性の利用者の利用者識別子と対応付けられているキーワードと女性の利用者の利用者識別子と対応付けられているキーワードとを比較する。類似度算出部131は、メッセージ送信部111が送信したメッセージごとに、互いに同じキーワードを持つ男性の利用者と女性の利用者とで、当該キーワードの出現数や出現頻度に応じて類似度を算出する。このとき、類似度算出部131は、互いに同じキーワードを持つ男性の利用者と女性の利用者とで、当該キーワードの出現数が多いほど、または当該キーワードの出現頻度が高いほど、高い類似度を算出する。例えば、類似度算出部131は、類似度の単位を「ポイント」とし、互いに同じキーワードの出現数が2以下であれば、類似度を1ポイントとし、互いに同じキーワードの出現数が3〜5であれば、類似度を2ポイントとし、互いに同じキーワードの出現数が6以上であれば、類似度を3ポイントとするものであっても良い。
【0032】
さらに、類似度算出部131は、互いに同じキーワードの出現数や出現頻度に応じてポイント数に重み付けを行って類似度を算出するものであっても良い。例えば、類似度算出部131は、互いに同じキーワードの出現数が2以下である場合、キーワード1つにつき1ポイントとする。また、類似度算出部131は、互いに同じキーワードの出現数が3〜5であれば、キーワード1つにつき2ポイントとする。また、類似度算出部131は、互いに同じキーワードの出現数が6以上であれば、キーワード1つにつき3ポイントとする。そして、類似度算出部131は、合計のポイント数を類似度として算出するものであっても良い。
【0033】
また、類似度算出部131は、互いに異なるキーワードの出現数や出現頻度を、類似度の算出に考慮するものであっても良い。例えば、類似度算出部131は、互いに同じキーワードごとに2ポイントを加算し、互いに異なるキーワードごとに1ポイントを減算し、合計のポイントを類似度として算出するものであっても良い。また、類似度算出部131は、減算する際、上記の重み付けを行っても良い。
【0034】
また、類似度算出部131は、比較対象としている男性の利用者のキーワードと女性の利用者のキーワードとの合計のキーワードの数に対する合計のポイントを類似度として算出するものであっても良い。
【0035】
なお、通信端末200−1〜200−nがアクセスしたWEBサイトが、メッセージ送信部111が送信したメッセージとは無関係なものである場合も考えられる。つまり、通信端末200−1〜200−nが、メッセージ送信部111が送信したメッセージに応じて通信ネットワーク400へアクセスしたのではなく、メッセージ送信部111が送信したメッセージとは関係なく通信ネットワーク400へアクセスした場合も考えられる。例えば、類似度算出部131が、メッセージ送信部111が送信したメッセージからキーワードを抽出しておき、抽出したキーワードと、状況取得部121が抽出したキーワードとを比較する。そして、類似度算出部131が、比較の結果について、上記のような類似度の算出を行うことで、メッセージ送信部111が送信したメッセージと関係のあるWEBサイトかどうかを判定するものであっても良い。このとき、類似度算出部131が、状況取得部121が抽出したキーワードが、メッセージ送信部111が送信したメッセージと関係があるか否かに基づいて、当該キーワードに重み付けを行うものであっても良い。つまり、状況取得部121が抽出したキーワードが、メッセージ送信部111が送信したメッセージと関係があると判定した場合、類似度算出部131は、当該キーワードに重み付けを高く設定する。一方、状況取得部121が抽出したキーワードが、メッセージ送信部111が送信したメッセージと関係がないと判定した場合、類似度算出部131は、当該キーワードに重み付けを低く設定する。なお、この重み付けは、2種類でなくても良い。
【0036】
また、メッセージ送信部111が送信したメッセージが、通信ネットワーク400へのアクセスを促すとともに、当該アクセスを行うことで得られた情報に基づいて何らかの回答(テキスト)の入力を促すものである場合、類似度算出部131は、入力された回答内容からキーワードを抽出する。そして、類似度算出部131は、抽出したキーワードと、上記のように状況取得部121が抽出したキーワードとを比較して、アクセスしたWEBサイトと回答との関係を判定し、上記のような重み付けを設定するものであっても良い。
(B)状況取得部121が取得したWEBサイトのURLに基づいて算出。
【0037】
状況取得部121は、通信端末200−1〜200−nがアクセスしたWEBサイトのURLをアクセス状況として取得する。状況取得部121は、取得したURLを、通信端末200−1〜200−nを操作してアクセスを行った利用者の利用者識別子と、メッセージ送信部111が送信したメッセージに付与されたメッセージ識別子と対応付けてデータベース300に記憶しておく。
【0038】
類似度算出部131は、メッセージ送信部111が送信したメッセージごとに、状況取得部121が取得し、データベース300に記憶されているURLに基づいて、類似度を算出する。類似度算出部131は、男性の利用者の利用者識別子と対応付けられているURLと女性の利用者の利用者識別子と対応付けられているURLとを比較する。例えば、類似度算出部131は、類似度の単位を「ポイント」とし、URLすべてが互いに同一である男性の利用者と女性の利用者との類似度を5ポイントとする。また、類似度算出部131は、URLを分解し、当該URLのうちサブディレクトリまで同一である男性の利用者と女性の利用者との類似度を4ポイントとする。また、類似度算出部131は、当該URLのうちサブドメインまで同一である男性の利用者と女性の利用者との類似度を3ポイントとする。また、類似度算出部131は、当該URLのうち独自ドメインが同一である男性の利用者と女性の利用者との類似度を2ポイントとする。そして、類似度算出部131は、ポイントを算出した男性の利用者と女性の利用者との合計のポイントを、その男性の利用者と女性の利用者との類似度として算出する。
【0039】
また、算出方法(A)と同様に、類似度算出部131は、URLの出現数や出現頻度に応じて重み付けを行ったり、互いに異なるURLについてのポイントの減算を行ったりするものであっても良い。
(C)状況取得部121が取得した、回答、投稿または発信されたキーワードに基づいて算出。
【0040】
状況取得部121は、メッセージ送信部111が送信したメッセージ(質問を含む。以下同じ)に対して、通信端末200−1〜200−nから回答、投稿または発信された内容を解析する。状況取得部121は、例えば、回答、投稿または発信されたテキストの構文解析を行い、テキストを品詞に分解し、分解された名詞や代名詞、動詞、形容詞等からキーワードを抽出する。状況取得部121は、抽出したキーワードをアクセス状況として取得する。このキーワードは、算出方法(A)で説明したものと同じである。状況取得部121は、取得したキーワードを、通信端末200−1〜200−nを操作してアクセスを行った利用者の利用者識別子と、メッセージ送信部111が送信したメッセージに付与されたメッセージ識別子と対応付けて、そのキーワードの出現数や出現頻度とともにデータベース300に記憶しておく。このとき、状況取得部121は、取得したキーワードを、通信端末200−1〜200−nが回答、投稿または発信を行う際にアクセスしたWEBサイトのURLと対応付けて記憶しておくものであっても良い。
【0041】
類似度算出部131は、メッセージ送信部111が送信したメッセージごとに、状況取得部121が取得したキーワードの出現数または出現頻度に基づいて、類似度を算出する。類似度算出部131は、男性の利用者の利用者識別子と対応付けられているキーワードと女性の利用者の利用者識別子と対応付けられているキーワードとを比較する。類似度算出部131は、メッセージ送信部111が送信したメッセージごとに、互いに同じキーワードを持つ男性の利用者と女性の利用者とで、当該キーワードの出現数や出現頻度に応じて類似度を算出する。このとき、類似度算出部131は、互いに同じキーワードを持つ男性の利用者と女性の利用者とで、当該キーワードの出現数が多いほど、または当該キーワードの出現頻度が高いほど、高い類似度を算出する。類似度算出部131は、算出方法(A)で説明したようなポイントを類似度の単位とするものであっても良い。また、類似度算出部131は、算出方法(A)で説明したような重み付けを行ったり、互いに異なるキーワードについてのポイントの減算を行ったりするものであっても良い。
【0042】
また、類似度算出部131は、メッセージ送信部111が送信したメッセージからキーワードを抽出する。そして、類似度算出部131は、抽出したキーワードと、状況取得部121が抽出したキーワードとを比較して、メッセージ送信部111が送信したメッセージと回答、投稿または発信された内容との関係を判定し、算出方法(A)で説明したような重み付けを設定するものであっても良い。
(D)アクセスの順番に基づいて算出。
【0043】
状況取得部121は、アクセス状況を取得する際、通信端末200−1〜200−nが通信ネットワーク400にアクセスした順番も取得する。例えば、状況取得部121は、通信端末200−1〜200−nが通信ネットワーク400にアクセスした日時情報を取得する。そして、状況取得部121は、日時情報を含めたアクセス状況をデータベース300に記憶させておく。類似度算出部131は、算出方法(A)〜(C)で説明したようなキーワードやURLの比較を行う際、データベース300に記憶されている日時情報を参照し、アクセスの順番を考慮する。つまり、類似度算出部131は、キーワードやURLを、男性の利用者と女性の利用者のそれぞれのアクセスの順番ごとに比較する。
【0044】
例えば、類似度算出部131は、男性の利用者のアクセス状況のうち、1番目にアクセスしたWEBサイトの表示から抽出されたキーワードと、女性の利用者のアクセス状況のうち、1番目にアクセスしたWEBサイトの表示から抽出されたキーワードとを比較し、類似度を算出する。また、類似度算出部131は、男性の利用者のアクセス状況のうち、2番目にアクセスしたWEBサイトの表示から抽出されたキーワードと、女性の利用者のアクセス状況のうち、2番目にアクセスしたWEBサイトの表示から抽出されたキーワードとを比較し、類似度を算出する。このときの類似度の算出方法は、算出方法(A)で説明したようなポイントや重み付けを用いても良い。そして、類似度算出部131は、それぞれの順番についての類似度を合計し、その合計をその男性の利用者と女性の利用者との類似度として算出する。
【0045】
また、例えば、類似度算出部131は、男性の利用者のアクセス状況のうち、1番目にアクセスしたURLと、女性の利用者のアクセス状況のうち、1番目にアクセスしたURLとを比較し、類似度を算出する。また、類似度算出部131は、男性の利用者のアクセス状況のうち、2番目にアクセスしたWEBサイトの表示から抽出されたキーワードと、女性の利用者のアクセス状況のうち、2番目にアクセスしたWEBサイトの表示から抽出されたキーワードとを比較し、類似度を算出する。このときの類似度の算出方法は、算出方法(B)で説明したような、URLの分解を行ったり、ポイントや重み付けを用いたりしても良い。そして、類似度算出部131は、それぞれの順番についての類似度を合計し、その合計をその男性の利用者と女性の利用者との類似度として算出する。
【0046】
また、男性の利用者が2番目にアクセスしたURLと、女性の利用者が2番目にアクセスしたURLとの類似度は低いが、男性の利用者が2番目にアクセスしたURLと、女性の利用者が3番目にアクセスしたURLとの類似度は高い場合、類似度算出部131は、高い方の類似度を合計に加算しても良い。それぞれのアクセス間の前後関係が変わらなければ、類似度算出部131は、このような算出を行っても良い。この例の場合、類似度算出部131は、次に、男性の利用者が3番目にアクセスしたURLと、女性の利用者が4番目にアクセスしたURLとの類似度を算出する。
【0047】
また、例えば、メッセージ送信部111が商品の検索を促すメッセージを送信した場合、類似度算出部131は、利用者がメーカーのWEBサイトの商品一覧を表示するページへ移動する前に、コンセプトや安全性といった、メッセージとは関係の低いページへ移動したか否かを分析するものであっても良い。この場合、類似度算出部131は、アクセスされたURLの順番に基づいて、利用者の行動特徴(コンセプトを重視する利用者であるか、安全性を重視する利用者であるか等)を分析し、その行動特徴の類似度を算出するものであっても良い。
【0048】
以上、類似度算出部131における類似度の具体的な算出方法について、(A)〜(D)の4つの例を挙げて説明したが、これらに限らず、他の算出方法であっても、状況取得部121が取得したアクセス状況に基づいて利用者同士の好みが類似しているか否かの度合いを算出できる方法であれば良い。また、上記(A)〜(D)の算出方法を適宜組み合わせて用いるものであっても良い。また、例えば、(A)〜(D)の算出方法に加えて、類似度算出部131は、利用者がWEBサイトにアクセスした回数やアクセスした時間帯に基づいて、回数や時間帯が類似する男性の利用者と女性の利用者との類似度が高くなるように算出を行うものであっても良い。
【0049】
対応付け部141は、類似度算出部131が算出した類似度とあらかじめ設定された閾値とを比較する。類似度算出部131が算出した類似度が閾値以上である場合、対応付け部141は、類似度の算出の対象となった利用者同士(男性と女性)を対応付ける。また、対応付け部141は、対応付けた利用者の利用者識別子をデータベース300に記憶させる。
【0050】
通信端末200−1〜200−nは、検索装置101が提供するサービスを受ける利用者が操作する通信装置である。なお、通信端末200−1〜200−nは、携帯端末や、スマートフォン、PC(Personal Computer)等の通信装置である。
【0051】
図5は、図3に示した通信端末200−1の内部構成の一例を示す図である。なお、図3に示した通信端末200−2〜200−nの内部構成についても、図5に示すものと同じである。
【0052】
図3に示した通信端末200−1は図5に示すように、通信部210と、表示部220と、入力部230と、記憶部240とを具備している。なお、図5には、図3に示した通信端末200−1が具備する構成要素のうち、本実施の形態に関わる主要な構成要素の一例を示す。
【0053】
通信部210は、通信ネットワーク400を介して検索装置101や通信端末200−2〜200−nとの間で通信を行うインタフェース機能を持つ。
【0054】
表示部220は、検索装置101から通信ネットワーク400を介して送信されてきたメッセージを受信した場合、受信したメッセージを表示する。表示部220は、メッセージを表示する際、所定のアプリケーションを起動して、起動したアプリケーションを用いてメッセージを表示するものであっても良い。また、表示部220が行う表示には、メッセージと併せて、当該メッセージへ応答するために選択するボタンやキーが含まれる。なお、表示部220がタッチパネル機能を具備したディスプレイである場合、当該ディスプレイが表示部220の機能と入力部230の機能とを果たすことは言うまでもない。
【0055】
入力部230は、表示部220が表示したメッセージに応じて、利用者の操作に基づいて、通信ネットワーク400へアクセスするための入力を行う。入力部230は、ハードウェアで構成されたボタンやキーであっても良い。また、表示部220がタッチパネル機能を具備したディスプレイである場合、ソフトウェアで表示されたボタンやキーであっても良い。
【0056】
記憶部240は、通信端末200−1内で処理するデータや、アクセス履歴、通信端末200−1が実行するプログラムを記憶するメモリである。
【0057】
データベース300は、上述した利用者のプロフィール等の個人情報や、状況取得部121が取得したアクセス状況、類似度算出部131が類似度を算出する際に用いる閾値、対応付け部141が対応付けた利用者識別子を記憶する。
【0058】
図6は、図3に示したデータベース300が記憶しているアクセス状況の一例を示す図である。
【0059】
図3に示したデータベース300が記憶しているアクセス状況は図6に示すように、利用者識別子およびメッセージ識別子ごとに、アクセス日時とアクセス先URLとが対応付けられている。利用者識別子は、利用者ごとに固有に付与されたID等の識別情報である。利用者識別子は、図6に示すように、その利用者識別子が付与された利用者が男性である場合、その最初の文字を「M」とし、女性である場合、その最初の文字を「F」としておく等、男性であるか女性であるかを判定し易くしておくものであっても良い。メッセージ識別子は、メッセージ送信部111が送信するメッセージごとに固有に付与された識別情報である。アクセス日時は、利用者がアクセス先URLにアクセスした日時を示す。アクセス先URLは、利用者が、メッセージ識別子が付与されたメッセージに応じて閲覧や書き込み等のアクセスを行った先のURLを示す。また、データベース300は、アクセス状況を男性と女性とで別個に記憶するものであっても良い。
【0060】
図7は、図3に示したデータベース300が記憶している利用者識別子の対応付けの一例を示す図である。
【0061】
図3に示したデータベース300が記憶している利用者識別子の対応付けは図7に示すように、男性の利用者識別子と女性の利用者識別子とが対応付けられたものとなっている。この対応付けは、対応付け部141が対応付けた男性の利用者識別子と女性の利用者識別子との対応付けである。
【0062】
以下に、図3に示した通信システムにおける検索方法について説明する。
【0063】
図8は、図3に示した通信システムにおける検索方法を説明するためのシーケンス図である。
【0064】
まず、検索装置101のメッセージ送信部111が、通信ネットワーク400へのアクセスを利用者に対して促すメッセージを、利用者が操作する通信端末200−1〜200−nへ送信する(ステップS11)。メッセージ送信部111がメッセージを送信するタイミングは、通信端末200−1〜200−nからIDやパスワードを用いた利用者の認証を行うことでメッセージの送信を要求されたときでも良いし、あらかじめ設定された日時等のタイミングであっても良い。メッセージ送信部111から送信されたメッセージを通信端末200−1〜200−nが受信すると、通信端末200−1〜200−nは、そのメッセージを表示する(ステップS12)。
【0065】
図9は、図3に示した通信端末200−1に表示されたメッセージの一例を示す図である。
【0066】
図9に示すように、通信端末200−1の表示部220は、メッセージとして「結婚生活で、家で夕食を食べる際に使うテーブルや食器を、WEBから探す。」および「結婚後、連休に行きたい旅のプランを、WEBから探して作る。」の今月のお題を表示する。このように、表示部220は2つや3つ以上の複数のお題を表示し、その表示されたお題の中から1つを選択させる表示を行うものであっても良いし、1つのお題を表示するものであっても良い。また、このお題には上述したようにメッセージ識別子が付与されている。また、表示部220は、お題を選択した後、そのお題を確定させるための「参加ボタン」を表示する。
【0067】
通信端末200−1〜200−nの入力部230が、表示部220の表示に対して、お題の選択および参加ボタンの選択の入力を受け付け(ステップS13)、その後の入力部230への入力に基づいて、通信部210がWEBへのアクセスを行う(ステップS14)。通信端末200−1〜200−nは、このアクセスの履歴を記憶部240に記憶しておく。この履歴は、通信端末200−1〜200−nがアクセスしたURL等のアクセス先を示す情報や、そのアクセスを行った日時を示す情報からなる。
【0068】
また、通信端末200−1〜200−nがWEBサイトへのアクセスの履歴を記憶するために、アクセスを監視する監視用プログラムを用いるものであっても良い。表示部220の表示に対して入力部230がお題および参加ボタンの選択の入力を受け付けたとき、通信部210が、選択されたお題のメッセージ識別子と当該通信端末を操作する利用者の利用者識別子とを参加要求として検索装置101へ送信する。検索装置101の状況取得部121は、送信されてきた参加要求に含まれる利用者識別子とメッセージ識別子とをデータベース300に記憶させる。また、状況取得部121は、参加要求が送信されてくると、監視用プログラムを、参加要求を送信してきた通信端末へ送信する。すると、参加要求を送信した通信端末は、送信されてきた監視用プログラムを記憶部240にダウンロードする。そして、当該通信端末は、所定のタイミングで監視用プログラムを実行し、自身のWEBサイトへのアクセスの履歴を記憶部240に記憶することで、アクセス履歴の監視を開始する。この監視用プログラムは、WEBブラウザのプラグインのように、通信端末の記憶部240にあらかじめ記憶されているWEBブラウザに機能を追加するモジュールプログラムであっても良い。また、監視用プログラムは、通信端末の記憶部240にあらかじめ記憶されているWEBブラウザとは独立した、アプリケーションやソフトウェアのプログラムであっても良い。また、監視用プログラムは、サービス提供者が提供する専用のWEBブラウザの機能を含むWEBブラウザと一体型のアプリケーションやソフトウェアのプログラムであっても良い。また、通信端末が監視用プログラムをダウンロードするタイミングは、当該通信端末を操作する利用者がこのサービスに加入したときや、利用者がダウンロードのための所定の操作を入力部230に対して行ったとき、また他のタイミングであっても良い。記憶部240は、監視用プログラムを実行することで監視結果となるアクセス履歴を記憶する。また、通信端末が監視用プログラムを実行するタイミングについては、参加要求が送信されてきた後に監視用プログラムをダウンロードする場合は、ダウンロードした後にすぐに実行しても良い。また、他の実行タイミングとして、通信端末が事前に監視用プログラムをダウンロードする場合は、状況取得部121が、参加要求を受信した際に、参加要求を送信してきた通信端末に、実行指示を送信し、監視用プログラムが、当該実行指示を受信した時であっても良い。また、その他のタイミングであっても良い。なお、この監視用プログラムは、監視した結果(アクセス状況)を検索装置101へ送信する処理についても、通信端末200−1〜200−nに実行させるものであっても良い。
【0069】
また、状況取得部121は、参加要求が送信されてきた後、その参加要求に含まれるメッセージ識別子のお題とそのお題に対して回答を入力するための回答欄とを含む回答ページ画面を表示するための回答ページ画面データを、参加要求を送信してきた通信端末へ送信する。このときの送信タイミングは、状況取得部121が監視用プログラムを送信したタイミング、または別のタイミングである。すると、参加要求を送信した通信端末の表示部220は、送信されてきた回答ページ画面データに基づいて、回答ページ画面を表示する。ここで、状況取得部121は、回答ページ画面への接続先(URL等)を電子メール等で、参加要求を送信してきた通信端末へ送信し、参加要求を送信してきた通信端末からその回答ページ画面への接続要求があった際に、回答ページ画面データを送信しても良い。
【0070】
図10は、図3に示した通信端末200−1に表示された回答ページ画面の一例を示す図である。
【0071】
図10に示すように、通信端末200−1の表示部220は、選択されたお題とそのお題に対して回答を入力するための回答欄とが含まれた回答ページ画面を表示する。この回答欄は、選択されたお題に対して、利用者がWEBから探した結果を入力するための欄である。また、表示部220は、利用者が回答を入力した後、その回答を記憶部240が記憶し、通信部210が検索装置101へ送信するための「回答ボタン」を表示する。
【0072】
その後、検索装置101の状況取得部121が、通信端末200−1〜200−nからアクセス状況を取得する(ステップS15)。例えば、状況取得部121は、通信端末200−1〜200−nの記憶部240に記憶されているアクセス状況を所定のタイミングで読み出して取得するものであっても良い。この場合、状況取得部121が、利用者識別子と記憶部240に記憶されているお題のメッセージ識別子と回答内容とを、受け付けた時に、アクセス状況を要求するアクセス状況要求を通信端末へ送信する。アクセス状況要求を受信した通信部210は、アクセス状況を記憶部240から読み出して検索装置101へ送信する。また、状況取得部121は、通信端末200−1〜200−nが所定のタイミングで送信してきたアクセス状況を取得するものであっても良い。この場合、表示部220に表示された「回答ボタン」を利用者が選択した操作を入力部230が受け付けると、通信部210が、利用者識別子と記憶部240に記憶されているお題のメッセージ識別子と回答内容とアクセス履歴とをアクセス状況として検索装置101へ送信する。また、通信端末200−1〜200−nが、アクセスした毎に、そのアクセス状況をその都度送信しても良く、決められた日時や時間間隔で送信しても良い。通信端末200−1〜200−nは、アクセス状況を送信した後、監視用プログラムを用いたアクセスの履歴の記憶部240への記憶(アクセス履歴の監視)を停止したり、監視用プログラム自体をアンインストールしたりするものであっても良い。また、このとき、通信端末200−1〜200−nは、送信したお題のメッセージ識別子と回答内容とアクセス履歴とを記憶部240から削除するものであっても良い。状況取得部121は、取得したアクセス状況をデータベース300に記憶させる。
【0073】
続いて、類似度算出部131は、データベース300が記憶しているアクセス状況に基づいて、利用者同士の好みの類似度を算出する(ステップS16)。類似度算出部131における類似度の算出方法は上述した通りである。
【0074】
対応付け部141は、類似度算出部131が算出した類似度が、あらかじめ設定された閾値以上である場合、その類似度の算出の対象となった男性の利用者の利用者識別子と女性の利用者の利用者識別子とを対応付けて、データベース300に書き込む(ステップS17)。対応付け部141は、男性の利用者の利用者識別子と女性の利用者の利用者識別子とを、図7に示すように対応付けてデータベース300に書き込む。以下では、通信端末200−1を操作する男性の利用者に付与された利用者識別子と、通信端末200−2を操作する女性の利用者に付与された利用者識別子とが、データベース300に対応付けられて記憶されている場合を例に挙げる。
【0075】
その後、メッセージ送信部111は、データベース300が記憶している対応付けの男性の利用者識別子が付与された利用者が操作する通信端末200−1と、女性の利用者識別子が付与された利用者が操作する通信端末200−2とへ、所定の通知を送信する(ステップS18)。この通知は、互いの利用者を紹介するための電子メールの送信や、WEBページの紹介の通知である。例えば、この通知は、男性の利用者が操作する通信端末へ、相手の女性の利用者のプロフィール等の情報を通知し、女性の利用者が操作する通信端末へ、相手の男性の利用者のプロフィール等の情報を通知するものであっても良い。また、検索装置101が、互いのプロフィール等の情報を掲載したWEBページを作成し、そのWEBページを閲覧できるURL等を通知するものであっても良い。なお、メッセージ送信部111が通知を行うタイミングは特に規定しないが、相手を早く見つけたいと思っている利用者の心情を考慮して、対応付け部141がデータベース300に対応付けを書き込んでから、なるべく早く通知を行うことが好ましい。
【0076】
また、検索装置101に接続されたサービス管理者が操作する通信端末(以下、管理者端末と称する)が検索装置101におけるそれぞれの処理の開始を指示するものであっても良い。例えば、管理者が管理者端末を操作することで、管理者端末から通知を行う指示があったとき、メッセージ送信部111が通知を行うものであっても良い。
【0077】
以下に、メッセージ送信部111が送信するメッセージの変形例について説明する。例えば、メッセージ送信部111が、ブログへの投稿を促すメッセージを、通信ネットワーク400を介して通信端末200−1〜200−nへ送信する場合を例に挙げる。
【0078】
図11は、図3に示した通信端末200−1に表示されたメッセージの第1の変形例を示す図である。
【0079】
図11に示すように、通信端末200−1の表示部220は、メッセージとして「観戦したいスポーツについて、自身のブログに投稿する。」および「飼ってみたいペットについて、自身のブログに投稿する。」の今月のお題を表示する。また、表示部220は、お題を選択した後、そのお題を確定させるための「参加ボタン」を表示する。
【0080】
表示部220の表示に対して、入力部230がお題の選択および参加ボタンの選択の入力を受け付けた後、その後の入力部230への入力に基づいて、通信端末200−1が自身のブログのWEBサイトへアクセスして投稿した内容が、アクセス履歴として記憶部240に記憶される。
【0081】
以下に、メッセージ送信部111が、SNSを用いた情報発信を促すメッセージを、通信ネットワーク400を介して通信端末200−1〜200−nへ送信する場合を例に挙げる。
【0082】
図12は、図3に示した通信端末200−1に表示されたメッセージの第2の変形例を示す図である。
【0083】
図12に示すように、通信端末200−1の表示部220は、メッセージとして「住んでみたい町について、SNS上に情報を発信する。」および「コンサートに行ったみたいアーティストについて、SNS上に情報を発信する。」の今月のお題を表示する。また、表示部220は、お題を選択した後、そのお題を確定させるための「参加ボタン」を表示する。
【0084】
表示部220の表示に対して、入力部230がお題の選択および参加ボタンの選択の入力を受け付けた後、その後の入力部230への入力に基づいて、通信端末200−1がSNSのWEBサイトへアクセスして発信した内容が、アクセス履歴として記憶部240に記憶される。
【0085】
このように、検索装置101は、通信端末200−1〜200−nに対して、通信ネットワーク400へのアクセスを利用者に対して促すメッセージを送信する。その後、検索装置101は、メッセージに応じて行われた通信ネットワーク400へのアクセスの履歴であるアクセス状況を取得し、取得したアクセス状況に基づいて類似度を算出する。検索装置101は、算出した類似度が閾値以上である男性の利用者と女性の利用者とを対応付けてデータベース300に記憶させる。そして、検索装置101は、データベース300に記憶された対応付けの男性の利用者と女性の利用者へ通知を行う。そのため、同じような好みを持つ結婚相手等のパートナーを検索することができる。
【0086】
以上、第1および第2の実施の形態を説明したが、それぞれの実施の形態を単独で実施しても、組み合わせて実施してもかまわない。
【0087】
また、以上説明した形態においては、利用者の好み(興味のあるもの)に基づいて類似度を算出したが、利用者の興味のないものに基づいて類似度を算出するものであっても良い。また、本発明は、男性の利用者と女性の利用者との対応付けと言った結婚相手の検索だけではなく、性別を限定しない仲間(サークル等のメンバー)の検索に用いることもできる。
【0088】
上述した検索装置100,101それぞれに設けられた各構成要素が行う処理は、目的に応じてそれぞれ作製された論理回路で行うようにしても良い。また、処理内容を手順として記述したコンピュータプログラム(以下、プログラムと称する)を検索装置100,101それぞれにて読取可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムを検索装置100,101それぞれに読み込ませ、実行するものであっても良い。検索装置100,101それぞれにて読取可能な記録媒体とは、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気ディスク、DVD(Digital Versatile Disk)、CD(Compact Disc)などの移設可能な記録媒体の他、検索装置100,101それぞれに内蔵されたROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等のメモリやHDD(Hard Disk Drive)等を指す。この記録媒体に記録されたプログラムは、検索装置100,101それぞれに設けられたCPU(Central Processing Unit)(不図示)にて読み込まれ、CPUの制御によって、上述したものと同様の処理が行われる。ここで、CPUは、プログラムが記録された記録媒体から読み込まれたプログラムを実行するコンピュータとして動作するものである。
【0089】
上記の実施の形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)通信ネットワークへのアクセスを利用者に対して促すメッセージを、該利用者が操作する通信端末へ送信するメッセージ送信部と、
前記メッセージ送信部が送信したメッセージに応じて、前記通信端末が前記通信ネットワークに対して行ったアクセスの履歴をアクセス状況として取得する状況取得部と、
前記状況取得部が取得したアクセス状況に基づいて、利用者同士の好みの類似度を算出する類似度算出部と、
前記類似度算出部が算出した類似度があらかじめ設定された閾値以上である場合、該類似度の算出の対象となった利用者同士を対応付ける対応付け部とを有する検索装置。
(付記2)前記メッセージ送信部は、前記通信ネットワーク上での情報の検索を促すメッセージを送信し、
前記状況取得部は、前記通信端末がアクセスしたWEBサイトの情報を前記アクセス状況として取得する、付記1に記載の検索装置。
(付記3)前記類似度算出部は、前記状況取得部が取得したWEBサイトに含まれるキーワードの出現数または出現頻度に基づいて、前記類似度を算出する、付記2に記載の検索装置。
(付記4)前記類似度算出部は、前記状況取得部が取得したWEBサイトのURL(Uniform Resource Locator)に基づいて、前記類似度を算出する、付記2に記載の検索装置。
(付記5)前記類似度算出部は、前記通信端末がWEBサイトにアクセスした順序に基づいて、前記類似度を算出する、付記2から4のいずれか1項に記載の検索装置。
(付記6)前記メッセージ送信部は、前記通信ネットワーク上への情報の発信を促すメッセージを送信し、
前記状況取得部は、前記通信端末が発信した情報を前記アクセス状況として取得する、付記1に記載の検索装置。
(付記7)前記類似度算出部は、前記状況取得部が取得した情報に含まれるキーワードの出現数または出現頻度に基づいて、前記類似度を算出する、付記6に記載の検索装置。
(付記8)前記対応付け部は、前記対応付けた利用者の情報をデータベースに記憶させ、
前記メッセージ送信部は、前記対応付け部が対応付けた利用者が操作する通信端末へ、所定の通知を送信する、付記1から7のいずれか1項に記載の検索装置。
(付記9)前記メッセージ送信部は、前記通信ネットワーク上での情報の検索を促すメッセージを送信し、また、回答を入力するための回答欄を含む回答ページ画面を表示するための回答ページ画面データを送信し、
前記状況取得部は、前記通信端末から参加要求を受信した後から前記回答の入力までの前記アクセス状況を取得する、付記1に記載の検索装置。
(付記10)前記状況取得部は、前記アクセスの履歴を記憶するプログラムを前記通信端末へ送信し、
前記プログラムは、前記参加要求を送信した後に、前記アクセスの履歴の記憶を開始し、前記回答ページ画面に前記回答が入力された時に、前記アクセスの履歴の記憶を停止し、記憶した前記アクセスの履歴を前記アクセス状況として前記検索装置へ送信する処理を、前記通信端末に実行させるためのものである、付記9に記載の検索装置。
(付記11)検索装置と、該検索装置と接続された通信端末とを有する通信システムにおいて、
前記検索装置は、
通信ネットワークへのアクセスを利用者に対して促すメッセージを、該利用者が操作する前記通信端末へ送信するメッセージ送信部と、
前記メッセージ送信部が送信したメッセージに応じて、前記通信端末が前記通信ネットワークに対して行ったアクセスの履歴をアクセス状況として取得する状況取得部と、
前記状況取得部が取得したアクセス状況に基づいて、利用者同士の好みの類似度を算出する類似度算出部と、
前記類似度算出部が算出した類似度があらかじめ設定された閾値以上である場合、該類似度の算出の対象となった利用者同士を対応付ける対応付け部とを有し、
前記通信端末は、
前記メッセージを受信した場合、該メッセージを表示する表示部と、
前記表示部が表示したメッセージに応じて、前記利用者の操作に基づいて、前記通信ネットワークへアクセスするための入力を行う入力部とを有する通信システム。
(付記12)通信ネットワークへのアクセスを利用者に対して促すメッセージを、該利用者が操作する通信端末へ送信する処理と、
前記送信したメッセージに応じて、前記通信端末が前記通信ネットワークに対して行ったアクセスの履歴をアクセス状況として取得する処理と、
前記取得したアクセス状況に基づいて、利用者同士の好みの類似度を算出する処理と、
前記算出した類似度があらかじめ設定された閾値以上である場合、該類似度の算出の対象となった利用者同士を対応付ける処理とを行う検索方法。
(付記13)コンピュータに、
通信ネットワークへのアクセスを利用者に対して促すメッセージを、該利用者が操作する通信端末へ送信する手順と、
前記送信したメッセージに応じて、前記通信端末が前記通信ネットワークに対して行ったアクセスの履歴をアクセス状況として取得する手順と、
前記取得したアクセス状況に基づいて、利用者同士の好みの類似度を算出する手順と、
前記算出した類似度があらかじめ設定された閾値以上である場合、該類似度の算出の対象となった利用者同士を対応付ける手順とを実行させるためのプログラム。
【符号の説明】
【0090】
100,101 検索装置
110,111 メッセージ送信部
120,121 状況取得部
130,131 類似度算出部
140,141 対応付け部
200−1〜200−n 通信端末
210 通信部
220 表示部
230 入力部
240 記憶部
300 データベース
400 通信ネットワーク
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