【文献】
浅川 直輝,「軽い」内製 システム開発の常識が変わる,日経コンピュータ no.825 NIKKEI COMPUTER,日本,日経BP社 Nikkei Business Publications,Inc.,2013年 1月10日,pp.44-51
【文献】
山際勝治 外,災害廃棄物の対応の状況,地盤工学会誌,日本,2013年 2月,Vol.61, No.2,pp.8-11
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記廃棄物管理システムは、前記第1計量過程で得られた廃棄物の重量のデータと、前記複数の第1処理領域の各々の処理進捗状況とを参照し、前記第1運搬手段に対して該第1運搬手段に積載された廃棄物を前記複数の第1処理領域のうちのどの第1処理領域に運ぶかについて指示する過程を有することを特徴とする請求項1記載の廃棄物処理方法。
前記第2運搬手段および前記第3運搬手段は、グローバル・ポジショニング・システム機能を持つ可搬型の携帯情報端末を備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の廃棄物処理方法。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、被災地の大量の災害廃棄物の山に対し、無計画に一斉に多くの重機を送り込めばかえって混乱を招き処理の遅延や停止を招くことになる。また、重機の数には限りがあり、被災地が広範囲にわたる場合には、重機を適切に配分しなければならない。また、廃棄物の処分場の容量にも限界があるので廃棄物を資源として再利用することも必要となる。さらに、災害廃棄物の各処理の状況や処理後の行方を常に把握しておく必要がある。
【0007】
本発明は、上述の技術的背景からなされたものであって、その目的は、災害廃棄物を効率的かつ適正に処理することが可能な技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の本発明の廃棄物処理方法は、被災地の廃棄物を第1運搬手段に積載する過程と、前記第1運搬手段の廃棄物の重量を計る第1計量過程と、前記第1計量過程で得られた廃棄物の重量のデータを廃棄物管理システムに送信する過程と、前記第1運搬手段の廃棄物を複数の第1処理領域のうちのいずれかに運ぶ過程と、前記複数の第1処理領域の各々において廃棄物を移動式の選別手段により複数の大きさの廃棄物に分ける過程と、前記複数の第1処理領域の各々において分けられた複数の大きさの廃棄物を別々の第2運搬手段に積載する過程と、前記第2運搬手段の廃棄物の重量を計る第2計量過程と、前記第2計量過程で得られた廃棄物の重量のデータおよび
大きさによって分けられた廃棄物の種類のデータを前記廃棄物管理システムに送信する過程と、前記複数の第1処理領域の各々から前記複数の第1処理領域に対して共有の第2処理領域に前記第2計量過程後の前記第2運搬手段の廃棄物を運ぶ過程と、
前記複数の第1処理領域において前記移動式の選別手段によって分けられた複数の大きさの廃棄物を前記第2処理領域において粉砕し、さらに固定式の選別手段により可燃物と不燃物とに細分化する過程と、前記第2処理領域において細分化された廃棄物を別々の第3運搬手段に積載する過程と、前記第3運搬手段の廃棄物の重量を計る第3計量過程と、前記第3計量過程で得られた廃棄物の重量のデータおよび
大きさによって分けられ、さらに可燃物と不燃物とに細分化された廃棄物の種類のデータを廃棄物管理システムに送信する過程と、前記第1計量過程、前記第2計量過程および前記第3計量過程で計測された廃棄物の重量のデータと、各過程の廃棄物の種類のデータとに基づいて廃棄物を管理する過程と、を有することを特徴と
する。
【0009】
請求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、前記廃棄物管理システムは、前記第1計量過程で得られた廃棄物の重量のデータと、前記複数の第1処理領域の各々の処理進捗状況とを参照し、前記第1運搬手段に対して該第1運搬手段に積載された廃棄物を前記複数の第1処理領域のうちのどの第1処理領域に運ぶかについて指示する過程を有することを特徴と
する。
【0010】
請求項3に記載の発明は、上記請求項1または2に記載の発明において、前記第1処理領域、前記第2処理領域またはその両方の領域において
、処理される廃棄物の物理的な流れが一方通行になるようにしたことを特徴とする。
【0011】
請求項4に記載の発明は、上記請求項1、2または3に記載の発明において、
複数点在する廃棄物の集積山のうち、近接する廃棄物の集積山同士を1つのグループとし、かつ、各グループの廃棄物の全体容量が近くなるように
前記複数の一次処理領域の場所と数を設定する過程を有することを特徴とする。
【0012】
請求項5に記載の発明は、上記請求項1〜4のいずれか1項に記載の発明において、前記第2運搬手段および前記第3運搬手段は、グローバル・ポジショニング・システム機能を持つ可搬型の携帯情報端末を備えていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0013】
請求項1記載の発明によれば、処理領域を一次処理領域と二次処理領域とに分けたことにより、それぞれに適した処理の仕方を採用することができる。特に、第1処理領域の選別手段を移動式としたことにより、常に廃棄物の近くで選別処理を行うことができるので、選別処理の効率を向上させることができる。このため、災害廃棄物を効率的かつ適正に処理することが可能になる。
【0014】
また、請求項2記載の発明によれば、複数ある一次処理領域のうち、どの処理領域に運べば最適かが短時間で分かるので、運搬手段を迅速かつ的確に運行させることが可能になる。
【0015】
また、請求項3記載の発明によれば、第1処理領域、第2処理領域またはその両方において、移動式の重機の接触を防止することが可能になる。
【0016】
また、請求項4記載の発明によれば、点在する廃棄物の集積山から比較的均等に選別処理を行うことができるので、処理対象の廃棄物の量や質の変動を小さくすることが可能になる。
【0017】
また、請求項5記載の発明によれば、第2、第3運搬手段の位置を常に把握することができるので、運搬手段の運行管理を良好に行うことが可能になる。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明の一例としての実施の形態について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための図面において、同一の構成要素には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
【0021】
図1は、本発明の一実施の形態である廃棄物処理システム1の構成の概念図を示している。
【0022】
廃棄物処理システム1は、地震、津波、豪雨、台風またはその他の自然災害により被災地DAに発生した膨大な量の災害廃棄物を中間処理場TPに効率的かつ適正に運ぶためのシステムであり、一次処理場(第1処理領域)2と、二次処理場(第2処理領域)3と、一次保管場所4と、複数台のトラック(第1〜第3運搬手段)5と、トラックスケール(第1〜第3計量手段)6と、廃棄物管理システム部7とを備えている。
【0023】
一次処理場2は、被災地DAにおいて解体、撤去を行った災害廃棄物を一時的に集積し、その中から大きな物体(大きな柱材や角材、車体および船舶等)を選り分けたり、貴重品、遺品および思い出の品(以下、貴重品等という)を選り分けたり、土砂を分離、除去したりすることにより、災害廃棄物を後段の二次処理場3で処理し易い状態にする粗選別領域である。このような一次処理場2を設けたことにより、二次処理場3の負担を軽減することができるので、全体的に「柱材、角材」、「可燃系混合物」および「不燃系混合物」の処理を迅速かつ的確に行うことができる。
【0024】
この一次処理場2は、被災地DAの周辺の安全な場所に複数箇所に分散されて配置されている。各一次処理場2には、受入ヤード2aと、選別ヤード2bと、搬出ヤード2cとが一方向に沿って配置されている。受入ヤード2aは、被災地DAからトラック5等により運ばれた災害廃棄物を受け入れ荷降しする場所である。選別ヤード2bは、受入ヤード2aの災害廃棄物を後述の移動式の粗選別手段により複数の大きさの災害廃棄物に選り分ける場所である。さらに、搬出ヤード2cは、選別ヤード2bで選り分けられた災害廃棄物を二次処理場3や一次保管場所4に搬送するためにトラック5等に積み込む場所である。
【0025】
上記した二次処理場3は、一次処理場2で粗選別した「柱材、角材」、「可燃系混合物」および「不燃系混合物」を受け入れ、受け入れ条件に応じて、大型金属の除去や洗浄、または破砕、選別および搬出を行う選別領域である。二次処理場3においては、一次処理場2で大型の災害廃棄物DWが選別され、貴重品等も取り除かれているので、一次処理場2と二次処理場3とで処理場を分けない場合に比べて選別作業をより迅速かつ的確に行うことができる。また、選別処理場を一次処理場2と二次処理場3とで分けずに1箇所にした場合、重機やトラック5を集中して投入することになり混乱が生じるが、一次処理場2と二次処理場3とで分けたことにより、そのような混乱を避けることができるので、全体的な処理効率を向上させることができる。
【0026】
二次処理場3は、複数の一次処理場2に対して共有の場所になっている。二次処理場3には、搬入ヤード3aと、選別ヤード3bと、搬出ヤード3cとが一方向に沿って配置されている。搬入ヤード3aは、一次処理場2からトラック5等により運ばれた複数の大きさの災害廃棄物を受け入れ荷降しする場所である。選別ヤード3bは、搬入ヤード3aの複数の大きさの災害廃棄物を後述の破砕機や固定式の選別手段によりさらに細かく選り分ける場所である。さらに、搬出ヤード3cは、選別ヤード3bで選り分けられた廃棄物を中間処理場TPに搬送するためにトラック5等に積み込む場所である。
【0027】
上記した一次保管場所4は、例えば、一次処理場2で選り分けられた貴重品等を一時的に適正かつ安全に保管する場所である。この一次保管場所4には、受入ヤード4aと、保管ヤード4bと、搬出ヤード4cとが一方向に沿って配置されている。
【0028】
受入ヤード4aは、一次処理場2からトラック5等により運ばれた貴重品等を受け入れ荷降しする場所である。保管ヤード4bは、受入ヤード4aの貴重品等を種類に応じて適正かつ安全に一時的に保管する場所である。さらに、搬出ヤード4cは、保管ヤード4bに保管された貴重品等を中間処理場TPに搬送するためにトラック5等に積み込む場所である。
【0029】
上記したトラック5は、荷台に積載された災害廃棄物を目的地に運搬する手段である。一次処理場2での処理以降のトラック5には、例えばタブレット等のような可搬型の携帯情報端末(図示せず)が搭載されている。各タブレットは、情報を入力する機能、情報を表示する機能およびグローバル・ポジショニング・システム(GPS)機能等を備えている。また、このタブレットには、渋滞発生ボタンが設けられており、突発的に渋滞が発生した場合に、その渋滞発生ボタンを運転手が押すことで、廃棄物管理システム部7側に渋滞発生を知らせる旨のメールが自動的に送信されるようになっている。
【0030】
上記したトラックスケール6は、トラック5の荷台に災害廃棄物を積載したまま、災害廃棄物の重量を計測する装置であり、トラックスケール6で計測された災害廃棄物の重量データは、廃棄物管理システム部7に自動的に送信されるようになっている。この重量データの計測時には、計測日時、計測品目(災害廃棄物等の種類)、車両番号、運転者名、運搬業者名等のようなデータも同時に関連付けられている。この重量データとの関連付けは、計測日時等の関連データを二次元バーコード等に事前に記録し、その二次元バーコードが貼られた車両登録証等を運転手に携帯させることで行われている。
【0031】
被災地DAと一次処理場2との間のトラックスケール6では、災害廃棄物の重量データのみが廃棄物管理システム部7に送信されるようになっている。一次処理場2と二次処理場3との間のトラックスケール6、二次処理場3と中間処理場TPとの間のトラックスケール6、一次処理場2と一次保管場所4との間のトラックスケール6および一次保管場所4と中間処理場TPとの間のトラックスケール6では、災害廃棄物の重量データおよび上記関連データが廃棄物管理システム部7に送信されるようになっている。
【0032】
上記した廃棄物管理システム部7は、廃棄物処理の全体の管理システムであり、トラックスケール6での重量計測時に送信された災害廃棄物の重量データやその関連データにより災害廃棄物の状況を常時一元管理するようになっている。これにより、どのトラック5に、どの廃棄物を、どれだけの量を積載したか、あるいは、どの処理段階に進んでいるか等を把握することができ、膨大な量の災害廃棄物の処理量全体を管理することができる。
【0033】
また、廃棄物管理システム部7は、上記タブレットから自動送信された情報により全トラック5の運行状況(走行位置、走行速度、違反行為の有無等)を常時一元管理するようになっている。廃棄物管理システム部7の情報端末のディスプレイには、トラック5に搭載されたGPS機能付きのタブレットにより、トラック5の走行位置が表示される。これにより、廃棄物管理システム部7側の運行管理者は、全トラック5の運行状況を常時管理することができる。また、運行管理者は、全トラック5の走行位置を把握した上で、最新の道路状況や気象等の情報を全トラック5のタブレットに適時送信することができる。また、運行管理担当者は、トラック5が連行運転とならないように、トラック5の運転間隔の調整を行い、運搬ルート沿道への影響や渋滞の発生に配慮することができる。また、トラック5同士が接近して走行している場合は、該当トラック5に現状をメッセージで配信し、連行運転とならないように指示することができる。また、トラック5同士を分散させて走行させることでトラック5が原因の渋滞の発生を防止することができる。また、渋滞発生時は該当トラック5に一斉にメッセージを配信し、運搬ルートの変更や待機または運搬の中止を指示することができる。また、廃棄物管理システム部7は、記録されるトラック5の走行速度のデータから渋滞の発生が疑われる地点を自動検知し、その旨を運行管理者にメールで知らせる機能を備えている。これにより、運行管理者は渋滞発生を予測することができる。これらにより、複数台のトラック5を周辺環境に配慮しつつ、安全にかつ効率的に運行させることができる。
【0034】
また、廃棄物管理システム部7は、各種得られた情報に基づいて、災害廃棄物の処理が適正に行われていることを示す管理票(電子マニュフェスト)をウエブ上に表示(公開)させる機能を備えている。また、廃棄物管理システム部7は、災害廃棄物の処理の内容や流れ等を予め決められたフォーマットで記した帳票を用紙等に印刷する機能も備えている。
【0035】
次に、
図2は上記した廃棄物処理システム1の具体的な配置例の概念図を示している。
【0036】
上記したように被災地DAの周辺には、複数の一次処理場2と、その複数の一次処理場2に共有の1つの二次処理場3とが配置されている。一次処理場2と二次処理場3とは道路8を通じて繋がっている。
【0037】
被災地DAで災害廃棄物を積んだトラック5は、トラックスケール6a(6)で災害廃棄物の重量を計測してから複数の一次処理場2のうちのどの一次処理場2に行くかが指示されるようなっている。また、一次処理場2で選別された災害廃棄物を積んだトラック5は、再びトラックスケール6a(6)で重量を計測してから共有の二次処理場3に入場するようになっている。すなわち、トラックスケール6aは、一次処理場2に入る前と、二次処理場3に入る前とで共有になっている。これにより、廃棄物処理システム1の構成を簡単化することができる。また、トラックスケール6の使用台数を低減することができる。さらに、トラックスケール6を共有にしない場合、それぞれについて設置工事やシステム構築が必要となり設置作業に時間がかかるが、トラックスケール6を共有としたことにより、設置工事やシステム構築の時間を削減することができるので、災害廃棄物の処理に迅速に対応することができる。
【0038】
二次処理場3で選別された災害廃棄物を積んだトラック5は、例えば搬入時のトラックスケール6aとは別のトラックスケール6bで災害廃棄物の重量を計測してから中間処理場TPに向かうようになっている。このようにトラック5の搬入側と搬出側とでトラックスケール6を分けることにより重量データの混乱や間違えの発生を抑制または防止することができる。
【0039】
次に、
図3は上記した廃棄物処理システム1の一次処理場2の具体的な配置例を示している。なお、符号DWは、災害廃棄物を示している。この段階の災害廃棄物DWは可燃系不燃系混合物を含んでいる。
【0040】
一次処理場2には、受入ヤード2aと、選別ヤード2bと、搬出ヤード2cとが災害廃棄物DWの外縁に沿って一方向に沿って並んで配置されている。災害廃棄物DWの処理の流れは、
図3の左から右に向かう一方通行の流れになっている。後述のように一次処理場2内では移動式の重機により作業が進められるが、災害廃棄物DWの処理の流れを規定しないと、重機同士が接触する場合がある。これに対して、本実施の形態においては、一次処理場2での災害廃棄物DWの流れを一方通行にすることにより、一次処理場2内での移動式の重機同士の接触を防止することができる。
【0041】
また、選別ヤード2bと搬出ヤード2cとの対向部では、互いに噛み合うように配置になっている。これにより、選別ヤード2bから搬出ヤード2cへの災害廃棄物DWの受け渡しを小面積の中で効率的に行うことができる。
【0042】
選別ヤード2bには、例えばバックホウ10a〜10d、ホイールローダ(図示せず)および移動式の粗選別機11等のような移動式の重機(移動式の選別手段)が配置されている。一次処理場2での選別機を移動式とすることにより、常に処理対象の災害廃棄物DWの近くで作業を行うことができる。すなわち、仮に一次処理場2の選別機を固定式にした場合、災害廃棄物DWの選別作業が進み災害廃棄物DWの外縁が後退したら、その分だけ固定式の選別機の固定状態を解いて重機で運ぶか、固定式の選別機まで災害廃棄物DWを運ばなければならず、いずれにしても作業効率が大幅に低下する。これに対して、本実施の形態においては、一次処理場2の選別機を移動式にしたことにより、処理が進み災害廃棄物DWの外縁が後退したら、その分だけ選別機を災害廃棄物DWの外縁近傍まで移動させて作業することができるので、固定式の選別機を用いる場合に比べて選別作業の効率を向上させることができる。
【0043】
上記したバックホウ10a〜10dは、基本的に各機のアームの水平回転移動で作業が行われるように選別ヤード2bの中央の選別前置場BYを囲んで分散配置されている。これにより、選別ヤード2bでのバックホウの使用台数および移動量を最小限にすることができるので、混乱を招くことなく災害廃棄物DWを効率的に運ぶことができる。
【0044】
災害廃棄物DWの近くに配置されたバックホウ10aは、ホイールローダ(図示せず)等とともに、災害廃棄物DWを選別前置場BYに移す重機であり、そのアームの先端にはスケルトンバッケット等が装着されている。また、そのバックホウ10aの向かい側の選別前置場BYの近くに配置されたバックホウ10bは、災害廃棄物DW中の金属等を取り除く重機であり、アームの先端にはマグネット等が装着されている。また、このバックホウ10bに隣接して配置されたバックホウ10cは、選別前置場BYの災害廃棄物DWを選別、展開する機器であり、アームの先端にはグラップル等が装着されている。
【0045】
さらに、バックホウ10dは、選別前置場BYの災害廃棄物DWを移動式の粗選別機11に投入し、また、粗選別機11により選別された40mm以下の災害廃棄物をトラック5の荷台に積み込む重機であり、アームの先端にはバケット等が装着されている。このバックホウ10dは、そのアームの水平回転により災害廃棄物DWを粗選別機11やトラック5に移動できるように配置されている。これにより、災害廃棄物DWを効率的に運ぶことができる。また、このバックホウ10dは選別作業と搬出のための積み込み作業とを兼ねているので、これらを別々のバックホウで行う場合に比べてバックホウの使用台数を低減できる。
【0046】
上記した移動式の粗選別機11は、災害廃棄物DWを、例えば40mm以下、40〜150mmおよび150mm以上の3つの大きさの災害廃棄物に選り分ける重機である。ここで選り分けられた40mm以下の災害廃棄物は、上記のようにバックホウ10dにより、選別ヤード2bに待機中のトラック5の荷台に積み込まれる。また、40〜150mmの災害廃棄物は、ベルトコンベア12a上を流れて搬出ヤード2cに待機中のバックホウ10eにより、搬出ヤード2cに待機中のトラック5の荷台に積み込まれる。さらに、150mm以上の災害廃棄物は、搬出ヤード2cに待機中のバックホウ10fにより、搬出ヤード2cに待機中のトラック5の荷台に積み込まれる。搬出ヤード2cのバックホウ10e,10dも上記バックホウ10a〜10dと同様に、基本的に各機のアームの水平回転移動で作業が行われるように配置されている。これにより、搬出ヤード2cのバックホウの使用台数および移動量を最小限にすることができるので、混乱を招くことなく災害廃棄物DWを効率的に運ぶことができる。
【0047】
ここで、
図4は、
図3の移動式の粗選別機11の一例の概念図を示している。この移動式の粗選別機11は、例えば移動式振動スクリーンであり、スクリーン11a,11bが上下方向に沿って2段になって装着されている。上段のスクリーン11aは、例えば150mmの網目、下段のスクリーン11bは、例えば40mmの網目のスクリーンであり、上記したように災害廃棄物DWを、例えば40mm以下、40〜150mmおよび150mm以上の3種類の大きさに選別することが可能になっている。スクリーン11a,11bは簡単に交換することが可能になっている。また、この粗選別機11には、可搬用の車輪11cが取り付けられており、上記したバックホウやホイールローダ等により自由に移動させることが可能になっている。
【0048】
次に、
図5は、二次処理場3およびトラックスケール6の具体的な配置例を示している。
【0049】
二次処理場3は、例えば2つの二次処理場3x,3yに分かれている。この2つの二次処理場3x,3yは、道路8を挟んで隣接した状態で配置されている。一方の二次処理場3xは、例えば可燃系混合物および不燃系混合物の災害廃棄物を破砕、選別し、選別された災害廃棄物を搬出する領域であり、他方の二次処理場3yは、例えば柱材および角材の災害廃棄物を破砕、選別し、選別された災害廃棄物を搬出する領域である。このように災害廃棄物の種類に応じて二次処理場3を分けることにより、選別等の処理効率を向上させることができる。ただし、二次処理場3は、1箇所に1つでも良いし、3つ以上に分けても良いが、1箇所に1つの場合よりも2つの場合の方が処理効率を向上させることができる。また、1箇所に3つでも良いが、あまり増やすとかえって重機の数量が増え稼働効率が低下したり、トラック5が増えて渋滞したりすることもある。
【0050】
二次処理場3x,3yの外周には、その外周に沿うように道路8が設けられている。
図5の道路8に示した矢印はトラック5の走行方向を示している。二次処理場3x,3yの周囲ではトラック5の走行方向は一方通行になっている。この道路8の途中位置には、上記したトラックスケール6(6a,6b)が設置されている。トラックスケール6は、二次処理場3の受入部に1つ、搬出部に1つ、合計で2つ配置されている。ここで、
図6は、トラックスケール6の一例の斜視図を示している。このトラックスケール6のスケール本体の前後にはトラック5の乗り入れがし易いようにスロープが一体的に設けられている。このトラックスケール6は、据え付き工事が簡単にでき、即計量ができる上、移動も簡単に行えるようになっている。したがって、被災地DAにおいて迅速に設置および移動をすることができる。
【0051】
次に、
図7は、二次処理場3xの具体的な配置例を示している。なお、二次処理場3内の矢印は災害廃棄物の流れの方向、道路8内の矢印はトラック5の走行方向を示している。
【0052】
二次処理場3xには、搬入ヤード3xa1〜3xa3(
図1の搬入ヤード3a)と、選別ヤード3xb(
図1の選別ヤード3b)と、搬出ヤード3xc1〜3xc5(
図1の搬出ヤード3c)とが配置されているとともに、複数台のバックホウ10g〜10nが適所に配置されている。ここでも一次処理場2と同様に災害廃棄物の処理の流れは、
図7の左から右に向かう一方通行の流れになっている。これにより、二次処理場3内での重機同士の接触を防止することができる。また、バックホウ10g〜10nも、上記バックホウ10a〜10dと同様に、基本的に各機のアームの水平回転移動で作業が行われるように分散配置されている。これにより、二次処理場3xでのバックホウの使用台数および移動量を最小限にすることができるので、混乱を招くことなく災害廃棄物を効率的に運ぶことができる。
【0053】
搬入ヤード3xa1は、一次処理場2から運ばれた150mm以上の大きさの災害廃棄物が荷降ろしされる場所、搬入ヤード3xa2は、一次処理場2から運ばれた40〜150mmの大きさの災害廃棄物が荷降ろしされる場所、搬入ヤード3xa3は、一次処理場2から運ばれた40mm以下の災害廃棄物が荷降ろしされる場所である。
【0054】
選別ヤード3xbは、一次処理場2から運ばれた災害廃棄物を破砕および選別してさらに細分化する場所であり、この選別ヤード3xbには、例えば、可燃系不燃系共通ラインLAと、その後段に直列に配置された可燃系ラインLBと、それらに隣接して並列に配置された不燃系ラインLCとが配置されている。
【0055】
可燃系不燃系共通ラインLAは、一次処理場2から二次処理場3に運ばれた40mm以上の可燃系と不燃系とが混合する災害廃棄物を可燃系と不燃系とに選別するラインである。この可燃系不燃系共通ラインLAには、例えば、破砕機18a、ベルトコンベア12bおよび固定式の自動選別機(固定式の選別手段)19が配置されている。
【0056】
破砕機18aは、搬入ヤード3xa1,3xa2の間に配置されており、バックホウ10gにより投入された搬入ヤード3xa1の150mm以上の災害廃棄物を150mm以下に破砕する重機である。この破砕機18aで破砕された災害廃棄物はベルトコンベア12bにより後段の搬入ヤード3xa2に運ばれ、搬入ヤード3xa2の40〜150mmの災害廃棄物とともに、バックホウ10hにより自動選別機19に投入されるようになっている。
【0057】
自動選別機19は、例えば、磁選機19aと、回転篩機19bと、可燃物分離装置19cとを備えている。自動選別機19に投入された災害廃棄物は、磁選機19aにより金属が取り除かれた後、後段の回転篩機19bに投入されるようになっている。
【0058】
回転篩機19bは、例えばトロンメルスクリーンのような回転式の自動篩機であり、この回転篩機19bにより、40mmより小さい不燃系混合物の災害廃棄物と、40mm以上の可燃系不燃系混合物の災害廃棄物とに分けられるようになっている。40mmより小さい不燃系混合物の災害廃棄物は、ベルトコンベア12cを通じて不燃系ラインLCに送られ、一方、40mm以上の可燃系不燃系混合物の災害廃棄物は、後段の可燃物分離装置19cに送られるようになっている。
【0059】
可燃物分離装置19cは、可燃系混合物と不燃系混合物とが流れるラインから、連続回転する鋼製のロッド(熊手)によって可燃物のみを取り出し、可燃物と不燃物とを自動的に選別する自動選別機である。ここで選別された40mmより小さい不燃物は、ベルトコンベア12dを通じて不燃系ラインLCに送られ、一方、40mm以上の可燃物は、後段の可燃系ラインLBに送られるようになっている。
【0060】
可燃系ラインLBは、可燃系不燃系共通ラインLAで選別された可燃系物をさらに小さな災害廃棄物に選別するラインである。この可燃系ラインLBには、破砕機18b、傾斜スクリーン20aおよびベルトコンベア12e等が配置されている。
【0061】
自動選別機19で選別された可燃物のうち、予め決められたものは破砕機18bで破砕された後、ベルトコンベア12eにより傾斜スクリーン20aに送られるようになっている。傾斜スクリーン20aは、例えば50mm網目のスクリーンであり、クレーン付きバックホウ等により自由に移動可能になっている。傾斜スクリーン20aで選別された50mm以下の可燃物は、搬出ヤード3xc1に送られ、バックホウ10i等によりトラック5の荷台に積載され、トラック5により中間処理場TPに運ばれるようになっている。
【0062】
また、自動選別機19で選別された可燃物のうち一部は、硬質プラスチックや発泡スチロール等が除去された後、搬出ヤード3xc2に送られ、残りは、他の搬出ヤード3xc3に送られようになっている。各々の搬出ヤード3xc2,3xc3の可燃物は、上記した搬出ヤード3xc1と同様に、各バックホウ10i,10k等によりトラック5の荷台に積載され、トラック5により中間処理場TPに運ばれるようになっている。
【0063】
上記した不燃系ラインLCは、一次処理場2から二次処理場3に運ばれた40mmより小さな災害廃棄物と、可燃系不燃系共通ラインLAで選別された40mmより小さな不燃系の災害廃棄物とを20mmより小さな災害廃棄物と、20〜40mmの災害廃棄物とに選別するラインである。
【0064】
この不燃系ラインLCには、ベルトコンベア12f,12gおよび傾斜スクリーン20b等が配置されている。上記したように自動選別機19からベルトコンベア12cを通じてベルトコンベア12fに送られた40mmより小さな災害廃棄物DWと、搬入ヤード3xa3からバックホウ10l等によりベルトコンベア12fに投入された40mmより小さな災害廃棄物は、共にベルトコンベア12fにより傾斜スクリーン20bに送られるようになっている。
【0065】
傾斜スクリーン20bは、例えば20mm網目のスクリーンであり、ここで20mmより小さな不燃系の災害廃棄物と、20〜40mmの不燃系の災害廃棄物とに選別されるようになっている。この傾斜スクリーン20bもクレーン付きバックホウ等により自由に移動可能になっている。
【0066】
傾斜スクリーン20bで選別された20mmより小さな不燃系の災害廃棄物DWは、搬出ヤード3xc4に送られ、バックホウ10m等によりトラック5の荷台に積載され復興資材等として使用されるようになっている。一方、20〜40mmの不燃系の災害廃棄物DWは、搬出ヤード3xc5に送られ、バックホウ10n等によりトラック5の荷台に積載されるようになっている。
【0067】
次に、本実施の形態の災害廃棄物の処理方法について
図8および
図9のフロー図に沿って
図1〜
図7を参照して説明する。
【0068】
まず、被災地DAの災害廃棄物を解体、撤去物してトラック5の荷台に積載する(
図8のステップ100)。このトラック5には、登録番号と二次元バーコード付きの車両カード(上記車両登録証)がトラック5のフロントガラスから見えるように備えられている。これにより、受付時に瞬時に車両を特定することができるようになっている。
【0069】
続いて、災害廃棄物を積載したトラック5は、管理棟CA(
図9参照)に向かい、ここで、受付、重量計測および行先指示を順に受ける。受付では、例えば、受付日時、搬入出業者名、運転者名、搬入出品目(災害廃棄物の種類)および車両番号(上記した関連データ)が車両カードにより確認される。
【0070】
重量計測では、上記したようにトラックスケール6aにより災害廃棄物の重量が計測される(第1計量過程)。重量計測は、専任の重量管理担当者の立会のもとで行われる。計測した重量データおよび関連データは、廃棄物管理システム部7に自動的に伝送される(
図8のステップ101)。
【0071】
行先指示では、廃棄物管理システム部7に伝送された重量データと、複数の一次処理場2の各々の処理進捗状況とを参照して、何処の一次処理場2に運ぶかが指示される。これにより、複数ある一次処理場2のうちのどの一次処理場2に運べば最適かが短時間で分かるので、トラック5を迅速かつ的確に運行させることができる。この場合、一次処理場2の災害廃棄物の受入許容量の他、災害廃棄物の量や質に応じて後々の処理効率を考慮して行き先を指定することもできるので、全体的な処理効率を向上させることができる。
【0072】
続いて、トラック5は、複数の一次処理場2のうちの指示された一次処理場2に向かい、受付、荷降ろし等を行う。一次処理場2では、上記したように移動式の粗選別機等により災害廃棄物を、例えば3つの大きさの災害廃棄物に選別する処理が行われる。そして、大型の災害廃棄物が選別され、貴重品等のような小さなものも取り除かれる(
図8のステップ102)。一次処理場2において粗選別を行うことにより、二次処理場3の負担を軽減でき、全体的な処理効率を向上させることができる。また、一次処理場2の粗選別機を移動式とすることにより、常に災害廃棄物DW(
図3参照)の近くで作業が行えるので、作業効率を向上させることができる。さらに、一次処理場2内での処理の流れを一方通行にすることにより、重機同士の接触を防止することができる。
【0073】
続いて、一次処理場2で選別された3つの大きさの災害廃棄物は、それぞれ別々のトラック5の荷台に積載される。この段階以降の各トラック5には上記したタブレットが搭載される。各トラック5は、管理棟CAに向かい、ここで、上記と同様に、受付、重量計測(第2計量過程)および行先指示を受ける。ここでも計測した重量データおよびその関連データは廃棄物管理システム部7に自動的に伝送される(
図8のステップ103)。
【0074】
続いて、トラック5は、二次処理場3のうちの行先指示された二次処理場3x,3yのいずれかに向かい、受付、荷降ろし等を行う。二次処理場3xでは、上記したように固定式の選別機等により災害廃棄物をさらに細分化する処理が行われる(
図8のステップ104)。二次処理場3においては、一次処理場2で大型の災害廃棄物が選別され、貴重品等も取り除かれているので、一次処理場2と二次処理場3とで処理場を分けない場合に比べて選別作業をより迅速かつ的確に行うことができる。また、選別処理場を一次処理場2と二次処理場3とに分けずに1箇所にした場合、重機や車両を集中して投入することになり混乱が生じるが、一次処理場2と二次処理場3とで分けたことにより、そのような混乱を避けることができるので、全体的な処理効率を向上させることができる。さらに、二次処理場3内での処理の流れも一方通行にすることにより、重機同士の接触を防止することができる。
【0075】
続いて、二次処理場3で選別された大きさの異なる災害廃棄物DWは、それぞれ別々のトラック5の荷台に積載される。各トラック5は、管理棟CAに向かい、ここで、上記と同様に、受付、重量計測(第3計量過程)および行先指示を受ける。ここでも計測した重量データおよびその関連データは廃棄物管理システム部7に自動的に伝送される(
図8のステップ105)。その後、トラック5は、中間処理場TPに向かい、受付、荷降ろし等を行う(
図8のステップ106)。
【0076】
このように、本実施の形態においては、被災地DAの災害廃棄物を効率的に処理することができる。また、一次処理場2と二次処理場3とで役割を分けて配置したことにより、選別作業を行う重機を作業効率が上がるように適切に配分および配置することができる。また、全体的に選別作業を効率的に行うことができるので、災害廃棄物の再利用を促進させることができる。さらに、各処理場での処理毎に災害廃棄物の重量および種類を管理することにより、災害廃棄物の処理の状況や処理後の行方を常に把握することができるので災害廃棄物を適正に処理することができる。
【0078】
図10は、被災地DAの周辺における一次処理場2、二次処理場3および災害廃棄物DWのさらに具体的な配置例を示している。なお、図面を見易くするため個々の災害廃棄物DWの集積山にハッチングを付した。
【0079】
本実施の形態においては、一次処理場2の場所および数が、災害廃棄物DWの集積山の距離および容量の点に基づいて設定されている。すなわち、複数点在する災害廃棄物DWの集積山のうち、近接する災害廃棄物DWの集積山同士を1つのグループとし、かつ、各グループの災害廃棄物DWの全体容量が同等にまたは近くなるように一次処理場2の場所および数が設定されている。ここでは、災害廃棄物DWの集積山が、例えば12箇所に点在しているが、近接する災害廃棄物DWの集積山をグルーピングすることにより、一次処理場2が、例えば4箇所に設定されている。
【0080】
例えば災害廃棄物DWの12箇所の集積山を一次処理場2として同時に粗選別作業を進めた場合、粗選別に必要な最低限の重機数量を12箇所全部に配置すると、重機の総数が多くなり、重機の稼働率とコストの点から非効率となる。また、一次処理場2から二次処理場3への場内運搬において、12箇所の一次処理場2から1箇所の二次処理場3に対して同時に搬入が行われるので、二次処理場3での運搬車両の集中が予想され全体的な処理効率が低下する。
【0081】
また、例えば一次処理場2を1箇所とし、12箇所の災害廃棄物DWの集積山を1つずつ処理する場合、日当処理量の確保のため、1つの集積山に大量の重機を集中投入する必要が生じ、重機による労働災害のリスクが高くなる。また、どの集積山についても粗選別作業を行う充分な敷地が全方位にない。さらに、集積山毎に廃棄物品目の混入割合が異なるため、処理する集積山が変わる毎に処理対象の量や質が大きく変動する可能性があり、処理計画の修正が追いつかない。
【0082】
これに対して、本実施の形態によれば、災害廃棄物DWの集積山を距離と容量の点でグルーピングすることにより、点在する災害廃棄物DWの集積山から比較的均等に選別処理を行うことができるので、処理対象の災害廃棄物DWの量や質の変動を小さくすることができる。このため、処理計画を立て易くすることができるので、処理を迅速かつ的確に進めることができる。また、一次処理場2から二次処理場3への場内運搬において4箇所からの同時搬入となるので、運搬車両が集中することもなく、車両運搬を迅速かつ的確に行うことができる。さらに、稼働率とコストの点において効率的に重機を配置することができる。
【0083】
以上本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本明細書で開示された実施の形態はすべての点で例示であって、開示された技術に限定されるものではないと考えるべきである。すなわち、本発明の技術的な範囲は、前記の実施の形態における説明に基づいて制限的に解釈されるものでなく、あくまでも特許請求の範囲の記載に従って解釈されるべきであり、特許請求の範囲の記載技術と均等な技術および特許請求の範囲の要旨を逸脱しない限りにおけるすべての変更が含まれる。
【0084】
例えば、前記実施の形態においては、各処理場においてバックホウを使用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、バックホウ以外の油圧シャベルを用いても良い。