特許第5959501号(P5959501)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許5959501癌ならびに免疫および自己免疫疾患の治療のためのアポトーシス誘導物質
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5959501
(24)【登録日】2016年7月1日
(45)【発行日】2016年8月2日
(54)【発明の名称】癌ならびに免疫および自己免疫疾患の治療のためのアポトーシス誘導物質
(51)【国際特許分類】
   C07C 311/39 20060101AFI20160719BHJP
   C07D 295/155 20060101ALI20160719BHJP
   C07D 211/06 20060101ALI20160719BHJP
   C07D 309/04 20060101ALI20160719BHJP
   A61K 31/495 20060101ALI20160719BHJP
   A61K 31/4468 20060101ALI20160719BHJP
   A61K 31/18 20060101ALI20160719BHJP
   A61K 31/439 20060101ALI20160719BHJP
   A61K 31/407 20060101ALI20160719BHJP
   A61K 31/496 20060101ALI20160719BHJP
   A61K 31/46 20060101ALI20160719BHJP
   A61K 31/351 20060101ALI20160719BHJP
   A61K 31/4535 20060101ALI20160719BHJP
   A61K 31/415 20060101ALI20160719BHJP
   A61K 31/428 20060101ALI20160719BHJP
   A61P 35/00 20060101ALI20160719BHJP
   A61P 35/02 20060101ALI20160719BHJP
   A61P 43/00 20060101ALI20160719BHJP
【FI】
   C07C311/39CSP
   C07D295/155
   C07D211/06
   C07D309/04
   A61K31/495
   A61K31/4468
   A61K31/18
   A61K31/439
   A61K31/407
   A61K31/496
   A61K31/46
   A61K31/351
   A61K31/4535
   A61K31/415
   A61K31/428
   A61P35/00
   A61P35/02
   A61P43/00 111
【請求項の数】5
【全頁数】102
(21)【出願番号】特願2013-501293(P2013-501293)
(86)(22)【出願日】2011年3月10日
(65)【公表番号】特表2013-523636(P2013-523636A)
(43)【公表日】2013年6月17日
(86)【国際出願番号】US2011027895
(87)【国際公開番号】WO2011119345
(87)【国際公開日】20110929
【審査請求日】2014年3月7日
(31)【優先権主張番号】61/317,575
(32)【優先日】2010年3月25日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】512212195
【氏名又は名称】アッヴィ・インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110001173
【氏名又は名称】特許業務法人川口國際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】デイン,ホン
(72)【発明者】
【氏名】エルモア,ステイーブン
(72)【発明者】
【氏名】ヘキサマー,ローラ
(72)【発明者】
【氏名】クンザー,アーロン・アール
(72)【発明者】
【氏名】パク,チヨル−ミン
(72)【発明者】
【氏名】サワーズ,アンドリユー・ジエイ
(72)【発明者】
【氏名】サリバン,ジエラード
(72)【発明者】
【氏名】ウエント,マイケル
【審査官】 石井 徹
(56)【参考文献】
【文献】 特表2008−502601(JP,A)
【文献】 特表2009−526764(JP,A)
【文献】 国際公開第2006/047204(WO,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2007/0015787(US,A1)
【文献】 特表2008−540577(JP,A)
【文献】 国際公開第2004/048329(WO,A1)
【文献】 国際公開第02/098848(WO,A1)
【文献】 特表2004−529852(JP,A)
【文献】 国際公開第2009/036035(WO,A1)
【文献】 国際公開第2005/049593(WO,A1)
【文献】 CHEOL-MIN PARK,DISCOVERY OF AN ORALLY BIOAVAILABLE SMALL MOLECULE INHIBITOR OF PROSURVIVAL B-CELL LYMPHOMA 2 PROTEINS,JOURNAL OF MEDICINAL CHEMISTRY,米国,AMERICAN CHEMICAL SOCIETY,2008年11月13日,V51 N21,P6902-6915
【文献】 CHEOL-MIN PARK,DISCOVERY OF AN ORALLY BIOAVAILABLE SMALL MOLECULE INHIBITOR OF PROSURVIVAL B-CELL 以下備考,JOURNAL OF MEDICINAL CHEMISTRY,米国,AMERICAN CHEMICAL SOCIETY,2008年11月13日,V51 N21,P6902-6915,LYMPHOMA 2 PROTEINS
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61K
C07C
C07D
CAplus/REGISTRY(STN)
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
4−(4−{アセチル[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}ピペリジン−1−イル)−N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)ベンズアミド;
4−(4−{ベンゾイル[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}ピペリジン−1−イル)−N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)ベンズアミド;
N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)−3’−{[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}ビフェニル−4−カルボキサミド;
N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)−4−(4−{(フェニルアセチル)[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}ピペリジン−1−イル)ベンズアミド;
N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)−4’−{[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}ビフェニル−4−カルボキサミド;
N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)−4’−{(3−フェニルプロピル)[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}ビフェニル−4−カルボキサミド;
4−(4−{[3−ブロモ−5−メチルアダマンタン−1−イル]メチル}ピペラジン−1−イル)−N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)ベンズアミド
N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)−4−(4−{[3,5−ジメチルアダマンタン−1−イル]メチル}ピペラジン−1−イル)ベンズアミド;
N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−(4−{2−[(1R,4R)−1,7,7−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン−2−イル]ベンジル}ピペラジン−1−イル)ベンズアミド;
N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−(4−{2−オクタヒドロ−1H−4,7−メタノインデン−5−イルアミノ]ベンジル}ピペラジン−1−イル)ベンズアミド;
N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−[4−(2−{[(1R,4R,6S)−5,5,6−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル]アミノ}ベンジル)ピペラジン−1−イル]ベンズアミド;
4−[4−(2−{[(1R,5S)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−2−イル]アミノ}ベンジル)ピペラジン−1−イル]−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド;
4−(4−{[(1R,5R)−2−(4−クロロフェニル)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−2−エン−3−イル]メチル}ピペラジン−1−イル)−N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)ベンズアミド;
4−{4−[(2−{[アダマンタン−2−イルメチル]アミノ}−5,5−ジメチルシクロヘキシル)メチル]ピペラジン−1−イル}−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド;
4−{4−[(5,5−ジメチル−2−{[(1R,2S,3S,5S)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ピペラジン−1−イル}−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド;
4−{4−[2−(3−アザビシクロ[3.2.2]ノナ−3−イル)−5−ニトロベンジル]ピペラジン−1−イル}−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド;
4−(4−{2−[2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−4,7−メタノインデン−5−イル]ベンジル}ピペラジン−1−イル)−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド;
1−[アダマンタン−1−イル]−4−{2−[(4−{4−[({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)カルバモイル]フェニル}ピペラジン−1−イル)メチル]フェニル}−N,N−ジフェニル−1H−ピラゾール−3−カルボキサミド;
4−(4−{2−[2−(アダマンタン−1−イル)−6−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−8−イル]ベンジル}ピペラジン−1−イル)−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド;
N−(アダマンタン−2−イル)−6−メチル−8−{2−[(4−{4−[({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)カルバモイル]フェニル}ピペラジン−1−イル)メチル]フェニル}イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−カルボキサミド;
4−(4−{2−[(1R,5S)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−2−エン−2−イル]ベンジル}ピペラジン−1−イル)−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド;
N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−(4−{2−[5,5,6−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン−2−イル]ベンジル}ピペラジン−1−イル)ベンズアミド;
N−ベンジル−7,7−ジメチル−2−{2−[(4−{4−[({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)カルバモイル]フェニル}ピペラジン−1−イル)メチル]フェニル}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン−1−カルボキサミド;
4−[4−(2−{[(1R,5S)−8−メチル−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル]アミノ}ベンジル)ピペラジン−1−イル]−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド;
N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−[4−(2−{[(1R,2S,3S,5S)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}ベンジル)ピペラジン−1−イル]ベンズアミド;
4−(4−{2−[3−アザビシクロ[3.2.2]ノナ−3−イル]ベンジル}ピペラジン−1−イル)−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド;
N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−(4−{2−[トリシクロ[4.3.1.13,8]ウンデカ−4−エン−4−イル]ベンジル}ピペラジン−1−イル)ベンズアミド;
7,7−ジメチル−2−{2−[(4−{4−[({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)カルバモイル]フェニル}ピペラジン−1−イル)メチル]フェニル}−N−フェニルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン−1−カルボキサミド;
7,7−ジメチル−2−{2−[(4−{4−[({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)カルバモイル]フェニル}ピペラジン−1−イル)メチル]フェニル}−N−[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン−1−カルボキサミド;
N−(アダマンタン−1−イルメチル)−7,7−ジメチル−2−{2−[(4−{4−[({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)カルバモイル]フェニル}ピペラジン−1−イル)メチル]フェニル}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン−1−カルボキサミド;
N−シクロプロピル−7,7−ジメチル−2−{2−[(4−{4−[({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)カルバモイル]フェニル}ピペラジン−1−イル)メチル]フェニル}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン−1−カルボキサミド;
7,7−ジメチル−2−{2−[(4−{4−[({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)カルバモイル]フェニル}ピペラジン−1−イル)メチル]フェニル}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン−1−カルボン酸;
4−[4−(2−{5−[8−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イルメチル]−2−チエニル}ベンジル)ピペラジン−1−イル]−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド;
N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)−4−(4−{(3−フェニルプロパノイル)[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}ピペリジン−1−イル)ベンズアミド;
4−{4−[アダマンタン−1−イルメチル]ピペラジン−1−イル}−N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)ベンズアミド;
4−(4−{2−[アダマンタン−1−イル]−2−オキソエチル}ピペラジン−1−イル)−N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)ベンズアミド;
N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)−4−{4−[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]ピペラジン−1−イル}ベンズアミド;
4−{4−[アダマンタン−1−イル]ピペラジン−1−イル}−N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)ベンズアミド;
N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)−4−{4−[3,5−ジメチルアダマンタン−1−イル]ピペラジン−1−イル}ベンズアミド;
4−(4−{2−[アダマンタン−1−イル]エチル}ピペラジン−1−イル)−N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)ベンズアミド;
N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)−4’−({(3−フェニルプロパノイル)[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}メチル)ビフェニル−4−カルボキサミド;
N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−(4−{2−[(1R,4R)−1,7,7−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン−2−イル]ベンジリデン}ピペリジン−1−イル)ベンズアミド;
4−[4−(2−{5−[4−(アダマンタン−1−イル)−1,3−チアゾール−2−イル]−2−チエニル}ベンジル)ピペラジン−1−イル]−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド;
1−[アダマンタン−1−イル]−4−{2−[(1−{4−[({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)カルバモイル]フェニル}ピペリジン−4−イリデン)メチル]フェニル}−N,N−ジフェニル−1H−ピラゾール−3−カルボキサミド;
N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−(4−{2−[オクタヒドロ−1H−4,7−メタノインデン−5−イル(3−フェニルプロパノイル)アミノ]ベンジル}ピペラジン−1−イル)ベンズアミド;
4−[4−(2−{5−[8−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イルメチル]−2−チエニル}ベンジリデン)ピペリジン−1−イル]−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド;
N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−[4−(4−{[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}ベンジリデン)ピペリジン−1−イル]ベンズアミド;
N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−[4−(3−{[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}ベンジリデン)ピペリジン−1−イル]ベンズアミド;および
4−[4−(2−{5−[4−(アダマンタン−1−イル)−1,3−チアゾール−2−イル]−2−チエニル}ベンジリデン)ピペリジン−1−イル]−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド
からなる群から選択される化合物、または治療上許容されるその塩。
【請求項2】
({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−(4−{2−[(1R,4R)−1,7,7−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン−2−イル]ベンジリデン}ピペリジン−1−イル)ベンズアミドまたは治療上許容されるその塩。
【請求項3】
膀胱癌、脳腫瘍、乳癌、骨髄癌、子宮頸癌、慢性リンパ球性白血病、結腸直腸癌、食道癌、肝細胞癌、リンパ芽球性白血病、濾胞性リンパ腫、T細胞もしくはB細胞起源のリンパ球性悪性腫瘍、黒色腫、骨髄性白血病、骨髄腫、口腔癌、卵巣癌、非小細胞性肺癌、前立腺癌、小細胞性肺癌または脾臓癌を治療するための組成物であって、賦形剤および治療有効量の請求項1または2に記載の化合物または治療上許容されるその塩を含む組成物。
【請求項4】
患者における膀胱癌、脳腫瘍、乳癌、骨髄癌、子宮頸癌、慢性リンパ球性白血病、結腸直腸癌、食道癌、肝細胞癌、リンパ芽球性白血病、濾胞性リンパ腫、T細胞もしくはB細胞起源のリンパ球性悪性腫瘍、黒色腫、骨髄性白血病、骨髄腫、口腔癌、卵巣癌、非小細胞性肺癌、前立腺癌、小細胞性肺癌または脾臓癌を治療するための医薬の製造における、請求項1または2に記載の化合物または治療上許容されるその塩の使用。
【請求項5】
患者における膀胱癌、脳腫瘍、乳癌、骨髄癌、子宮頸癌、慢性リンパ球性白血病、結腸直腸癌、食道癌、肝細胞癌、リンパ芽球性白血病、濾胞性リンパ腫、T細胞もしくはB細胞起源のリンパ球性悪性腫瘍、黒色腫、骨髄性白血病、骨髄腫、口腔癌、卵巣癌、非小細胞性肺癌、前立腺癌、小細胞性肺癌または脾臓癌を治療するための医薬の製造における、請求項1または2に記載の化合物または治療上許容されるその塩および1つの追加の治療薬または2つ以上の追加の治療薬の使用。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、Bcl−2抗アポトーシス性タンパク質の活性を阻害する化合物、該化合物を含有する組成物、および抗アポトーシス性Bcl−2タンパク質が発現させられる間に疾患を治療する方法に関する。
【背景技術】
【0002】
抗アポトーシス性Bcl−2タンパク質は、多数の疾患と結び付いている。このため現在は、抗アポトーシス性Bcl−2タンパク質の活性を阻害する化合物に対する必要が治療分野において存在する。
【0003】
Bcl−2タンパク質の過剰発現は、様々な癌および免疫系の障害における化学療法に対する耐性、臨床転帰、疾患進行、全体的な予後またはこれらの組み合わせと相互に関連する。
【0004】
膀胱癌、脳腫瘍、乳癌、骨髄癌、子宮頸癌、慢性リンパ球性白血病、結腸直腸癌、食道癌、肝細胞癌、リンパ芽球性白血病、濾胞性リンパ腫、T細胞またはB細胞起源のリンパ球性悪性腫瘍、黒色腫、骨髄性白血病、骨髄腫、口腔癌、卵巣癌、非小細胞性肺癌、前立腺癌、小細胞性肺癌、脾臓癌などにおけるBcl−2タンパク質の関与は、WO2005/049593として公表された本願と同一所有権者によるPCT US2004/36770およびWO2005/024636として公表された本願と同一所有権者によるPCT US2004/37911に記載されている。
【0005】
免疫および自己免疫疾患におけるBcl−2タンパク質の関与については、Current Allergy and Asthma Reports 2003,3,378−384;British Journal of Haematology 2000,110(3),584−90;Blood 2000,95(4),1283−92;およびNew England Journal of Medicine 2004,351(14),1409−1418に記載されている。関節炎におけるBcl−2タンパク質の関与は、本願と同一所有権者による米国仮特許出願第60/988,479号に開示されている。骨髄移植拒絶反応におけるBcl−2タンパク質の関与は、本願と同一所有権者による米国特許出願第11/941,196号に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】国際公開第2005/049593号
【特許文献2】国際公開第2005/024636号
【特許文献3】米国仮特許出願第60/988,479号明細書
【特許文献4】米国特許出願第11/941,196号明細書
【非特許文献】
【0007】
【非特許文献1】Current Allergy and Asthma Reports 2003,3,378−384
【非特許文献2】British Journal of Haematology 2000,110(3),584−90
【非特許文献3】Blood 2000,95(4),1283−92
【非特許文献4】New England Journal of Medicine 2004,351(14),1409−1418
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の1つの実施形態は、抗アポトーシス性Bcl−2タンパク質の阻害剤として有用である化合物もしくは治療上許容される塩、プロドラッグ、代謝産物またはこれらのプロドラッグの塩に関係しており、該化合物は、
4−{4−[(4’−クロロビフェニル−2−イル)メチル]ピペラジン−1−イル}−N−[(3−ニトロ−4−{[(1R,2R,3R,5S)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}フェニル)スルホニル]ベンズアミド;
4−(4−アセチル[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}(ピペリジン−1−イル}−N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)ベンズアミド;
4−(4−ベンゾイル[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}ピペリジン−1−イル−N−{4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)ベンズアミド;
N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル−3’−[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}ビフェニル−4−カルボキサミド;
N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)−4−(4−(フェニルアセチル)[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}ピペリジン−1−イル)ベンズアミド;
N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)−4’−[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}ビフェニル−4−カルボキサミド;
N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)−4’−(3−フェニルプロピル)[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}ビフェニル−4−カルボキサミド;
4−6−[アダマンタン−1−イルメチル]−2,6−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタ−2−イル}−N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)ベンズアミド;
N−[(4−[(2R)−4−(モルホリン−4−イル)−1−(フェニルチオ)ブタン−2−イル]アミノ}−3−[(トリフルオロメチル)スルホニル]フェニル)スルホニル]−4−(4−{(3−フェニルプロパノイル)[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}ピペリジン−1−イル)ベンズアミド;
4−{4−[アダマンタン−1−イルメチル]ピペラジン−1−イル}−N−{[(4−[(2R)−4−(モルホリン−4−イル)−1−(フェニルチオ)ブタン−2−イル]アミノ}−3−ニトロフェニル)スルホニル]ベンズアミド;
4−(1S,4S)−5−[アダマンタン−1−イルメチル]−2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル}−N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)ベンズアミド;
4−(4−{[3−ブロモ−5−メチルアダマンタン−1−イル]メチル}ピペラジン−1−イル)−N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)ベンズアミド;
4−(4−{[(1R,5R)−3−ブロモ−5−メチルアダマンタン−1−イル]メチル}ピペラジン−1−イル)−N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)ベンズアミド;
N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)−4−(4−{[3,5−ジメチルアダマンタン−1−イル]メチル}ピペラジン−1−イル)ベンズアミド;
4−{4−[(4’−クロロビフェニル−2−イル)メチル]ピペラジン−1−イル}−N−{[4−(1−メチル−2−オキソ−3−アザビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル)フェニル]スルホニル}ベンズアミド;
N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−(4−{2−[(1R,4R)−1,7,7−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン−2−イル]ベンジル}ピペラジン−1−イル)ベンズアミド;
N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−(4−{2−オクタヒドロ−1H−4,7−メタノインデン−5−イルアミノ]ベンジル}ピペラジン−1−イル)ベンズアミド;
N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−[4−(2−{[(1R,4R,6S)−5,5,6−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル]アミノ}ベンジル)ピペラジン−1−イル]ベンズアミド;
4−[4−(2−{[(1R,5S)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−2−イル]アミノ}ベンジル)ピペラジン−1−イル]−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド;
4−(4−{[(1R,5R)−2−(4−クロロフェニル)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−2−エン−3−イル]メチル}ピペラジン−1−イル−N−{4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)ベンズアミド;
4−{4−[(2−{[アダマンタン−2−イルメチル]アミノ}−5,5−ジメチルシクロヘキシル)メチル]ピペラジン−1−イル}−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド;
4−{4−[(5,5−ジメチル−2−{[(1R,2S,3S,5S)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ピペラジン−1−イル}−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド;
4−{4−[2−(3−アザビシクロ[3.2.2]ノナ−3−イル)−5−ニトロベンジル]ピペラジン−1−イル}−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド;
4−(4−{2−[2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−4,7−メタノインデン−5−イル]ベンジル}ピペラジン−1−イル)−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド;
1−[アダマンタン−1−イル]−4−{2−[(4−{4−[({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)カルバモイル]フェニル}ピペラジン−1−イル)メチル]フェニル}−N,N−ジフェニル−1H−ピラゾール−3−カルボキサミド;
4−(4−{2−[2−(アダマンタン−1−イル)−6−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−8−イル]ベンジル}ピペラジン−1−イル−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド;
N−(アダマンタン−2−イル)−6−メチル−8−{2−[(4−{4−[({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)カルバモイル]フェニル}ピペラジン−1−イル)メチル]フェニル}イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−カルボキサミド;
4−(4−{2−[(1R,5S)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−2−エン−2−イル]ベンジル}ピペラジン−1−イル)−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド;
N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−(4−{2−[5,5,6−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン−2−イル]ベンジル}ピペラジン−1−イル)ベンズアミド;
N−シクロオクチル−5−{2−[(4−{4−[({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)カルバモイル]フェニル}ピペラジン−1−イル)メチル]フェニル}−2−フラミド;)
N−ベンジル−7,7−ジメチル−2−{2−[(4−{4−[({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)カルバモイル]フェニル}ピペラジン−1−イル)メチル]フェニル}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン−1−カルボキサミド;
4−[4−(2−[(1R,5S)−8−メチル−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル]アミノ}ベンジル)ピペラジン−1−イル]−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド;
N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−[4−(2−[(1R,2S,3S,5S)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}ベンジル)ピペラジン−1−イル]ベンズアミド;
4−(4−{2−[3−アザビシクロ[3.2.2]ノナ−3−イル]ベンジル}ピペラジン−1−イル)−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド;
N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−(4−{2−[トリシクロ[4.3.1.1]ウンデカ−4−エン−4−イル]ベンジル}ピペラジン−1−イル)ベンズアミド;
7,7−ジメチル−2−{2−[(4−{4−[({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)カルバモイル]フェニル}ピペラジン−1−イル)メチル]フェニル}−N−フェニルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン−1−カルボキサミド;
7,7−ジメチル−2−({2−[(4−{4−[({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)カルバモイル]フェニル}ピペラジン−1−イル)メチル]フェニル}−N−[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン−1−カルボキサミド;
N−(アダマンタン−1−イルメチル)−7,7−ジメチル−2−{2−[(4−{4−[({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)カルバモイル]フェニル}ピペラジン−1−イル)メチル]フェニル}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン−1−カルボキサミド;
N−シクロプロピル−7,7−ジメチル−2−{2−[(4−{4−[({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)カルバモイル]フェニル}ピペラジン−1−イル)メチル]フェニル}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン−1−カルボキサミド;
7,7−ジメチル−2−{2−[(4−{4−[({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)カルバモイル]フェニル}ピペラジン−1−イル)メチル]フェニル}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン−1−カルボキシル;
4−[4−(2−5−[8−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イルメチル]−2−チエニル}ベンジル)ピペラジン−1−イル]−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド;
4−{4−[アダマンタン−1−イルカルボニル]ピペラジン−1−イル}−N−{[3−ニトロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)フェニル]スルホニル}ベンズアミド;
4−{4−[アダマンタン−2−イルカルボニル]ピペラジン−1−イル}−N−{[3−ニトロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)フェニル]スルホニル}ベンズアミド;
4−5−[アダマンタン−1−イルカルボニル]−2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル}−N−{[3−ニトロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)フェニル]スルホニル}ベンズアミド;
4−{1S,5S)−3−[アダマンタン−1−イルカルボニル]−3,6−ジアザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−6−イル}−N−{[3−ニトロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)フェニル]スルホニル}ベンズアミド;
N−{[3−ニトロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)フェニル]スルホニル}−4−(4−(3−フェニルプロピル)[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}ピペリジン−1−イル)ベンズアミド;
N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)−4−(4−{(3−フェニルプロパノイル)[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}ピペリジン−1−イル)ベンズアミド;
4−{4−[アダマンタン−1−イルメチル]ピペラジン−1−イル}−N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)ベンズアミド;
6−{3−[アダマンタン−1−イル]−4−ヒドロキシフェニル}−N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)−2−ナフトアミド;
4−(4−{2−[アダマンタン−1−イル]−2−オキソエチル}ピペラジン−1−イル)−N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)ベンズアミド;
4−{[アダマンタン−2−イルメチル]アミノ}−N−{[3−ニトロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)フェニル]スルホニル}ベンズアミド;
4−{2−[アダマンタン−1−イル]エトキシ}−N−{[3−ニトロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)フェニル]スルホニル}ベンズアミド;
−[アダマンタン−1−イルアセチル]−N−ベンジル−N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)−β−アラニンアミド;
N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)−4−{4−[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−リメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]ピペラジン−1−イル}ベンズアミド;
4−{4−[アダマンタン−1−イル]ピペラジン−1−イル}−N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)ベンズアミド;
N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)−4−{4−[3,5−ジメチルアダマンタン−1−イル]ピペラジン−1−イル}ベンズアミド;
[(3aS,5aR,8aR,8bS)−2,2,7,7−テトラメチルテトラヒドロ−3aH−ビス[1,3]ジオキソロ[4,5−b4’,5’−d]ピラン−3a−イル]メチル;
4−{4−[(4’−クロロビフェニル−2−イル)メチル]ピペラジン−1−イル}−N−({[(1R,4S)−7,7−ジメチル−2−オキソビシクロ[2.2.1]ヘプタ−1−イル]メチル}スルホニル)ベンズアミド;
4−(4−{2−[アダマンタン−1−イル]エチル}ピペラジン−1−イル)−N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)ベンズアミド;
4−{4−[(4’−クロロビフェニル−2−イル)メチル]ピペラジン−1−イル}−N−({[(1S,4R)−7,7−ジメチル−2−オキソビシクロ[2.2.1]ヘプタ−1−イル]メチル}スルホニル)ベンズアミド;
N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)−4’−({(3−フェニルプロパノイル)[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}メチル)ビフェニル−4−カルボキサミド;
N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−(4−{2−[(1R,4R)−1,7,7−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン−2−イル]ベンジリデン}ピペリジン−1−イル)ベンズアミド;
N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−(4−{2−[5−(4−フェニル−1,3−チアゾール−2−イル)−2−チエニル]ベンジル}ピペラジン−1−イル)ベンズアミド;
4−[4−(2−{5−[4−(アダマンタン−1−イル)−1,3−チアゾール−2−イル]−2−チエニル}ベンジル)ピペラジン−1−イル]−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド;
5−{2−[(4−{4−[({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)カルバモイル]フェニル}ピペラジン−1−イル)メチル]フェニル}−N−(2−フェニル−1,3−ベンゾオキサゾール−5−イル)−2−フルアミド;
N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−{4−[2−(トリフェニルビニル)ベンジル]ピペラジン−1−イル}ベンズアミド;
4−{4−[2−(5−メチル−5,6−ジヒドロフェナントリジン−6−イル)ベンジル]ピペラジン−1−イル}−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド;
N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−{4−[2−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンジル]ピペラジン−1−イル}ベンズアミド;
4−(4−{2−[2−(2,6−ジメトキシベンゾイル)−3−チエニル]ベンジリデン}ピペリジン−1−イル)−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド;
1−[アダマンタン−1−イル]−4−{2−[(1−{4−[({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)カルバモイル]フェニル}ピペリジン−4−イリデン)メチル]フェニル}−N,N−ジフェニル−1H−ピラゾール−3−カルボキサミド;
N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−(4−{2−[オクタヒドロ−1H−4,7−メタノインデン−5−イル(3−フェニルプロパノイル)アミノ]ベンジル}ピペラジン−1−イル)ベンズアミド;
4−[4−(2−5−[8−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イルメチル]−2−チエニル}ベンジリデン)ピペリジン−1−イル]−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド;
N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−[4−(4−[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}ベンジリデン)ピペリジン−1−イル]ベンズアミド;
N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−[4−(3−[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}ベンジリデン)ピペリジン−1−イル]ベンズアミド;
4−[4−(2−5−[4−(アダマンタン−1−イル)−1,3−チアゾール−2−イル]−2−チエニル}ベンジリデン)ピペリジン−1−イル]−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド;
N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−(4−{2−[5−(4−フェニル−1,3−チアゾール−2−イル)−2−チエニル]ベンジリデン}ピペリジン−1−イル)ベンズアミド;
N−[(4−{[アダマンタン−1−イルメチル]アミノ}−3−ニトロフェニル)スルホニル]−4−(4−オキソ−4H−クロメン−6−イル)ベンズアミド;
N−[(4−{[アダマンタン−1−イルメチル]アミノ}−3−ニトロフェニル)スルホニル]−4−(1−オクチル−1H−ピラゾール−4−イル)ベンズアミド;
4−[5−(4−{[(4−{[アダマンタン−1−イルメチル]アミノ}−3−ニトロフェニル)スルホニル]カルバモイル}フェニル)−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル]ブタン;
N−{[3−ニトロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)フェニル]スルホニル}−4−[(1R,5S)−1,8,8−トリメチル−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル]ベンズアミド;
6−{3−[アダマンタン−1−イル]−4−メトキシフェニル}−N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル)スルホニル)−2−ナフトアミド;
4−{4−[アダマンタン−1−イルアセチル]ピペラジン−1−イル}−N−{[3−ニトロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)フェニル]スルホニル}ベンズアミド;
4−{[アダマンタン−1−イルメチル]アミノ}−N−{[3−ニトロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)フェニル]スルホニル}ベンズアミド;
N−{1−[4−({[3−ニトロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)フェニル]スルホニル}カルバモイル)フェニル]ピペリジン−4−イル}アダマンタン−1−カルボキサミド;
4−[アダマンタン−2−イルアミノ]−N−{[3−ニトロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)フェニル]スルホニル}ベンズアミド;および
N−{[3−ニトロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)フェニル]スルホニル}−4−{[(1R,2R,3R,5S)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]オキシ}ベンズアミド;
から選択される。
【0009】
また別の実施形態は、膀胱癌、脳腫瘍、乳癌、骨髄癌、子宮頸癌、慢性リンパ球性白血病、結腸直腸癌、食道癌、肝細胞癌、リンパ芽球性白血病、濾胞性リンパ腫、T細胞もしくはB細胞起源のリンパ球性悪性腫瘍、黒色腫、骨髄性白血病、骨髄腫、口腔癌、卵巣癌、非小細胞性肺癌、慢性リンパ球性白血病、骨髄腫、前立腺癌、小細胞性肺癌または脾臓癌を治療するための組成物であって、前記組成物が、賦形剤および治療有効量の本発明の化合物を含む組成物に関する。
【0010】
また別の実施形態は、患者における膀胱癌、脳腫瘍、乳癌、骨髄癌、子宮頸癌、慢性リンパ球性白血病、結腸直腸癌、食道癌、肝細胞癌、リンパ芽球性白血病、濾胞性リンパ腫、T細胞もしくはB細胞起源のリンパ球性悪性腫瘍、黒色腫、骨髄性白血病、骨髄腫、口腔癌、卵巣癌、非小細胞性肺癌、慢性リンパ球性白血病、骨髄腫、前立腺癌、小細胞性肺癌または脾臓癌を治療する方法であって、前記方法は、前記患者に治療有効量の本発明の化合物を投与することを含む方法に関する。
【0011】
また別の実施形態は、患者における膀胱癌、脳腫瘍、乳癌、骨髄癌、子宮頸癌、慢性リンパ球性白血病、結腸直腸癌、食道癌、肝細胞癌、リンパ芽球性白血病、濾胞性リンパ腫、T細胞もしくはB細胞起源のリンパ球性悪性腫瘍、黒色腫、骨髄性白血病、骨髄腫、口腔癌、卵巣癌、非小細胞性肺癌、慢性リンパ球性白血病、骨髄腫、前立腺癌、小細胞性肺癌または脾臓癌を治療する方法であって、前記方法は、前記患者に治療有効量の本発明の化合物および治療有効量の1つの追加の治療薬または2つ以上の追加の治療薬を投与することを含む方法に関する。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本明細書に記載の様々な成分は、識別子(大文字と数字および/またはアルファベットの上付き文字)によって表され、詳細に具象化することができる。
【0013】
適正な原子価は全ての成分およびこれらの組み合わせについて維持される、2つ以上の原子を有する一価成分は左から右に描出され、これらの左末端を通して付着させられる、および二価成分もまた左から右に描出されると理解すべきであると意図されている。
【0014】
さらに、本明細書に記載の様々な成分の特定の実施形態は同一識別子を有する別の特定実施形態と同一であることも相違していることもあると意図されている。
【0015】
本明細書で使用する用語「アルケニル」は、2から10個の炭素を含有する、および少なくとも1つの炭素−炭素二重結合を含有する直鎖または分枝状炭化水素鎖を意味する。用語「C−Cアルキル」は、xからy個の炭素原子を含有する少なくとも1つの炭素−炭素二重結合を含有する直鎖または分枝状炭化水素鎖を意味する。用語「C−Cアルケニル」は、2から4個の炭素原子を含有するアルケニル基を意味する。アルケニルの代表的な例には、ブタ−2,3−ジエニル、エテニル、2−プロペニル、2−メチル−2−プロペニル、3−ブテニル、4−ペンテニル、5−ヘキセニル、2−ヘプテニル、2−メチル−1−ヘプテニルおよび3−デセニルが含まれるがこれらに限定されない。
【0016】
用語「アルケニレン」は、2から4個の炭素原子の直鎖または分枝鎖の炭化水素に由来する二価基を意味し、少なくとも1つの炭素−炭素二重結合を含有する。用語「C−Cアルキレン」は、少なくとも1つの炭素−炭素二重結合を含有する、およびxからy個の炭素原子を含有する直鎖または分枝状の炭化水素鎖に由来する二価基を意味する。アルケニレンの代表的な例には、−CH=CH−および−CHCH=CH−が含まれるがこれらに限定されない。
【0017】
本明細書で使用する用語「アルキル」は、1から10個の炭素原子を含有する直鎖または分枝状の飽和炭化水素鎖を意味する。用語「C−Cアルキル」は、xからy個の炭素原子を含有する直鎖または分枝鎖の飽和炭化水素を意味する。例えば「C−C10アルキル」は、2から10個の炭素原子を含有する直鎖または分枝鎖の飽和炭化水素を意味する。アルキルの例には、メチル、エチル、n−プロピル、iso−プロピル、n−ブチル、sec−ブチル、iso−ブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、n−ヘキシル、3−メチルヘキシル、2,2−ジメチルペンチル、2,3−ジメチルペンチル、n−ヘプチル、n−オクチル、n−ノニルおよびn−デシルが含まれるがこれらに限定されない。
【0018】
用語「アルキレン」は、1から10個の炭素原子、例えば1から4個の炭素原子の直鎖または分枝状の飽和炭化水素鎖に由来する二価基を意味する。用語「C−Cアルキレン」は、xからy個の炭素原子を含有する直鎖または分枝鎖の飽和炭化水素に由来する二価基を意味する。例えば「C−Cアルキレン」は、2から6個の炭素原子を含有する直鎖または分枝鎖の飽和炭化水素を意味する。アルキレンの例には、−CH−、−CHCH−、−CHCHCH−、−CHCHCHCH−および−CHCH(CH)CH−が含まれるがこれらに限定されない。
【0019】
用語「アルキニル」は、2から10個の炭素原子を含有する、および少なくとも1つの炭素−炭素三重結合を含有する直鎖または分枝鎖の炭化水素基を意味する。用語「C−Cアルキニル」は、xからy個の炭素原子を含有する直鎖もしくは分枝鎖の炭化水素基を意味する。アルキニルの代表的な例には、アセチレニル、1−プロピニル、2−プロピニル、3−ブチニル、2−ペンチニルおよび1−ブチニルが含まれるがこれらに限定されない。
【0020】
本明細書で使用する用語「アルキニレン」は、2から10個の炭素原子を含有する、および少なくとも1つの炭素−炭素三重結合を含有する直鎖または分枝鎖の炭化水素基に由来する二価の基を意味する。
【0021】
本明細書で使用する用語「アリール」は、フェニルを意味する。
【0022】
本明細書で使用する用語「環状部分」は、ベンゼン、フェニル、フェニレン、シクロアルカン、シクロアルキル、シクロアルキレン、シクロアルケン、シクロアルケニル、シクロアルケニレン、シクロアルキン、シクロアルキニル、シクロアルキニレン、ヘテロアレーン、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルカン、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルケン、ヘテロシクロアルケニルおよびスピロアルキルを意味する。
【0023】
本明細書で使用する用語「シクロアルキレン」または「シクロアルキル」または「シクロアルカン」は、単環式または架橋炭化水素環系を意味する。単環式シクロアルキルは、3から8個の炭素原子、0個のヘテロ原子および0個の二重結合を含有する炭素環式環系である。単環式環系の例には、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチルおよびシクロオクチルが含まれる。単環式環系は、各々が1、2または3個の炭素原子からなり、各々が該環系の2個の隣接していない炭素原子を連結している1つまたは2つのアルキレン架橋を含有することができる。このような架橋シクロアルキル環系の非限定的例には、ビシクロ[3.1.1]ヘプタン、ビシクロ[2.2.1]ヘプタン、ビシクロ[2.2.2]オクタン、ビシクロ[3.2.2]ノナン、ビシクロ[3.3.1]ノナン、ビシクロ[4.2.1]ノナン、トリシクロ[3.3.1.03,7]ノナン(オクタヒドロ−2,5−メタノペンタレンまたはノルアダマンタン)およびトリシクロ[3.3.1.13,7]デカン(アダマンタン)が含まれる。単環式および架橋シクロアルキルは、該環系内に含有された任意の置換可能な原子を通して親分子部分に付着させることができる。
【0024】
本明細書で使用する用語「シクロアルケニレン」または「シクロアルケニル」または「シクロアルケン」は、単環式または架橋炭化水素環系を意味する。単環式シクロアルケニルは、4、5、6、7または8個の炭素原子および0個のヘテロ原子を有する。4員環系は1つの二重結合を有し、5または6員環系は1つまたは2つの二重結合を有し、7または8員環系は、1、2または3つの二重結合を有する。単環式シクロアルケニル基の代表的な例には、シクロブテニル、シクロペンテニル、シクロヘキセニル、シクロヘプテニルおよびシクロオクテニルが含まれるがこれらに限定されない。単環式シクロアルケニル環は、各々が1、2または3個の炭素原子からなり、各々が該環系の2個の隣接していない炭素原子を連結している1つまたは2つのアルキレン架橋を含有することができる。二環式シクロアルケニル基の代表的な例には、4,5,6,7−テトラヒドロ−3aH−インデン、オクタヒドロナフタレニルおよび1,6−ジヒドロ−ペンタレンが含まれるがこれらに限定されない。単環式および二環式シクロアルケニルは、該環系内に含有された任意の置換可能な原子を通して親分子部分に付着させることができる。
【0025】
本明細書で使用する用語「シクロアルキン」または「シクロアルキニル」または「シクロアルキニレン」は、単環式または架橋炭化水素環系を意味する。単環式シクロアルキニルは、8個以上の炭素原子、0個のヘテロ原子および1つ以上の三重結合を有する。単環式シクロアルキニル環は、各々が1、2または3個の炭素原子からなり、各々が該環系の2個の隣接していない炭素原子を連結している1つまたは2つのアルキレン架橋を含有することができる。単環式および架橋シクロアルキニルは、該環系内に含有された任意の置換可能な原子を通して親分子部分に付着させることができる。
【0026】
本明細書で使用する用語「ヘテロアレーン」または「ヘテロアリール」または「ヘテロアリーレン」は、少なくとも1個の炭素原子および1個または2個以上の独立して選択される窒素、酸素または硫黄原子を有する5員または6員芳香族環を意味する。本発明のヘテロアレーン類は、適正な原子価が維持されることを前提に、該環内の任意の隣接原子を通して結合される。ヘテロアリールの代表的な例には、フラニル(フラン−2−イルを含むがこれには限定されない。)、イミダゾリル(1H−イミダゾール−1−イルを含むがこれには限定されない。)、イソオキサゾリル、イソチアゾリル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピリジニル(例、ピリジン−4−イル、ピリジン−2−イル、ピリジン−3−イル)、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニル、ピラゾリル、ピロリル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル(チエン−2−イル、チエン−3−イルを含むがこれらに限定されない。)、トリアゾリルおよびトリアジニルが含まれるがこれらに限定されない。
【0027】
本明細書で使用する用語「ヘテロシクロアルカン」または「ヘテロシクロアルキル」または「ヘテロシクロアルキレン」は、O、NおよびSからなる群から独立して選択される少なくとも1個のヘテロ原子および0個の二重結合を含有する単環式または架橋3、4、5、6、7または8員環を意味する。単環式および架橋ヘテロシクロアルカンは、該環内に含有された任意の置換可能な炭素原子または任意の置換可能な窒素原子を通して親分子部分に結合させられる。複素環式環内の窒素および硫黄ヘテロ原子は、場合により酸化させることができ、該窒素原子は、場合により4級化させることができる。ヘテロシクロアルカン基の代表的な例には、モルホリニル、テトラヒドロピラニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ジオキソラニル、テトラヒドロフラニル、チオモルホリニル、ジオキサニル、テトラヒドロチエニル、テトラヒドロチオピラニル、オキセタニル、ピペラジニル、イミダゾリジニル、アゼチジン、アゼパニル、アジリジニル、ジアゼパニル、ジチオラニル、ジチアニル、イソオキサゾリジニル、イソチアゾリジニル、オキサジアゾリジニル、オキサゾリジニル、ピラゾリジニル、テトラヒドロチエニル、チアジアゾリジニル、チアゾリジニル、チオモルホリニル、トリチアニルおよびトリチアニルが含まれるがこれらに限定されない。
【0028】
本明細書で使用する用語「ヘテロシクロアルケン」または「ヘテロシクロアルケニル」または「ヘテロシクロアルケニレン」は、O、NおよびSからなる群から独立して選択される少なくとも1個のヘテロ原子および0個の二重結合を含有する単環式または架橋3、4、5、6、7または8員環を意味する。単環式および架橋ヘテロシクロアルケンは、該環内に含有された任意の置換可能な炭素原子または任意の置換可能な窒素原子を通して親分子部分に結合させられる。複素環式環内の窒素および硫黄ヘテロ原子は、場合により酸化させることができ、該窒素原子は、場合により4級化させることができる。ヘテロシクロアルケン基の代表的な例には、テトラヒドロオキソシニル、1,4,5,6−テトラヒドロピリダジニル、1,2,3,6−テトラヒドロピリジニル、ジヒドロピラニル、イミダゾリニル、イソチアゾリニル、オキサジアゾリニル、イソオキサゾリニル、オキサゾリニル、ピラニル、ピラゾリニル、ピロリニル、チアジアゾリニル、チアゾリニルおよびチオピラニルが含まれるがこれらに限定されない。
【0029】
本明細書で使用する用語「フェニレン」は、フェニルからの1個の水素原子の除去によって形成される二価の基を意味する。
【0030】
本明細書で使用する用語「スピロアルキル」は、この両端が同一炭素原子に付着しており、C−スピロアルキル、C−スピロアルキル、C−スピロアルキル、C−スピロアルキル、C−スピロアルキル、C−スピロアルキル、C−スピロアルキル、C−スピロアルキルなどによって例示されるアルキレンを意味する。
【0031】
本明細書で使用する用語「スピロヘテロアルキル」は、独立して選択されるO、C(O)、CNOH、CNOCH、S、S(O)、SOもしくはNHと置換された1つまたは2つのCH部分および未置換もしくはNと置換された1つまたは2つのCH部分を有するスピロアルキルを意味する。
【0032】
本明細書で使用する用語「スピロヘテロアルケニル」は、独立して選択されるO、C(O)、CNOH、CNOCH、S、S(O)、SOもしくはNHと置換された1つまたは2つのCH部分および未置換もしくはNと置換された1つまたは2つのCH部分を有するスピロアルケニルを意味し、さらにまた未置換もしくは独立して選択されるO、C(O)、CNOH、CNOCH、S、S(O)、SOもしくはNHと置換された1つまたは2つのCH部分およびNと置換された1つまたは2つのCH部分を有するスピロアルケニルも意味する。
【0033】
本明細書で使用する用語「スピロシクロ」は、同一炭素原子上の、これらが付着している該炭素原子とともにシクロアルカン、ヘテロシクロアルカン、シクロアルケンまたはヘテロシクロアルケン環を形成する2つの置換基を意味する。
【0034】
本明細書で使用する用語「C−C−スピロアルキル」は、Cスピロアルキル、C−スピロアルキル、C−スピロアルキルおよびC−スピロアルキルを意味する。
【0035】
本明細書で使用する用語「C−スピロアルキル」は、これらの両端が同一CH部分の水素原子を置換するエト−1,2−イレンを意味する。
【0036】
本明細書で使用する用語「C−スピロアルキル」は、これらの両端が同一CH部分の水素原子を置換するプロプ−1,3−イレンを意味する。
【0037】
本明細書で使用する用語「C−スピロアルキル」は、これらの両端が同一CH部分の水素原子を置換するブト−1,4−イレンを意味する。
【0038】
本明細書で使用する用語「C−スピロアルキル」は、これらの両端が同一CH部分の水素原子を置換するペント−1,5−イレンを意味する。
【0039】
本明細書で使用する用語「C−スピロアルキル」は、これらの両端が同一CH部分の水素原子を置換するヘキス−1,6−イレンを意味する。
【0040】
本明細書で使用する用語「NH保護基」は、合成手順中の望ましくない反応に対してNH基を保護する置換基を意味する。NH保護基の例には、トリクロロエトキシカルボニル、トリブロモエトキシカルボニル、ベンジルオキシカルボニル、パラニトロベンジルカルボニル、オルト−ブロモベンジルオキシカルボニル、クロロアセチル、ジクロロアセチル、トリクロロアセチル、トリフルオロアセチル、フェニルアセチル、ホルミル、アセチル、ベンゾイル、tert−アミルオキシカルボニル、tert−ブトキシカルボニル、パラメトキシベンジルオキシカルボニル、3,4−ジメトキシベンジル−オキシカルボニル、4−(フェニルアゾ)ベンジルオキシカルボニル、2−フルフリル−オキシカルボニル、ジフェニルメトキシカルボニル、1,1−ジメチルプロポキシ−カルボニル、イソプロポキシカルボニル、フタロイル、スクシニル、アラニル、ロイシル、1−アダマンチルオキシカルボニル、8−キノリルオキシカルボニル、ベンジル、ジフェニルメチル、トリフェニルメチル、2−ニトロフェニルチオ、メタンスルホニル、パラトルエンスルホニル、N,N−ジメチルアミノメチレン、ベンジリデン、2−ヒドロキシベンジリデン、2−ヒドロキシ−5−クロロベンジリデン、2−ヒドロキシ−1−ナフチル−メチレン、3−ヒドロキシ−4−ピリジルメチレン、シクロヘキシリデン、2−エトキシカルボニルシクロヘキシリデン、2、エトキシカルボニルシクロペンチリデン、2−アセチルシクロヘキシリデン、3,3−ジメチル−5−オキシシクロ−ヘキシリデン、ジフェニルホスホルイル、ジベンジルホスホルイル、5−メチル−2−オキソ−2H−1,3−ジオキソール−4−イル−メチル、トリメチルシリル、トリエチルシリルおよびトリフェニルシリルが含まれるがこれらに限定されない。
【0041】
本明細書で使用する用語「C(O)OH保護基」は、合成手順中の望ましくない反応に対してC(O)OH基を保護する置換基を意味する。C(O)OH保護基の例には、メチル、エチル、nプロピル、イソプロピル、1,1−ジメチルプロピル、n−ブチル、tert−ブチル、フェニル、ナフチル、ベンジル、ジフェニルメチル、トリフェニルメチル、パラニトロベンジル、パラメトキシベンジル、ビス(パラメトキシフェニル)メチル、アセチルメチル、ベンゾイルメチル、パラニトロベンゾイルメチル、パラブロモベンゾイルメチル、パラメタンスルホニルベンゾイルメチル、2−テトラヒドロピラニル2テトラヒドロフラニル、2,2,2−トリクロロ−エチル、2−(トリメチルシリル)エチル、アセトキシメチル、プロピオニルオキシメチル、ピバロイルオキシメチル、フタルイミドメチル、スクシンイミドメチル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、メトキシメチル、メトキシエトキシメチル、2−(トリメチルシリル)エトキシメチル、ベンジルオキシメチル、メチルチオメチル、2−メチルチオエチル、フェニルチオメチル、1,1−ジメチル−2−プロペニル、3−メチル−3−ブテニル、アリル、トリメチルシリル、トリエチルシリル、トリイソプロピルシリル、ジエチルイソプロピルシリル、tert−ブチルジメチルシリル、tert−ブチルジフェニルシリル、ジフェニルメチルシリル、およびtert−ブチルメトキシフェニルシリルが含まれるがこれらに限定されない。
【0042】
本明細書で使用する用語「OHまたはSH保護基」は、合成手順中の望ましくない反応に対してOHまたはSH基を保護する置換基を意味する。OHまたはSHの保護基の例には、ベンジルオキシカルボニル、4−ニトロベンジルオキシカルボニル、4−ブロモベンジルオキシカルボニル、4−メトキシベンジルオキシカルボニル、3,4−ジメトキシベンジルオキシカルボニル、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、tert−ブトキシカルボニル、1,1−ジメチルプロポキシカルボニル、イソプロポキシカルボニル、イソブチルオキシカルボニル、ジフェニルメトキシカルボニル、2,2,2−トリクロロエトキシカルボニル、2,2,2−トリブロモエトキシカルボニル、2−(トリメチルシリル)エトキシカルボニル、2(フェニルスルホニル)エトキシカルボニル、2−(トリフェニルホスホニオ)エトキシカルボニル、2−フルフリルオキシカルボニル、1−アダマンチルオキシカルボニル、ビニルオキシカルボニル、アリルオキシカルボニル、S−ベンジルチオカルボニル、4−エトキシ−1−ナフチルオキシカルボニル、8−キノリルオキシカルボニル、アセチル、ホルミル、クロロアセチル、ジクロロアセチル、トリクロロアセチル、トリフルオロアセチル、メトキシアセチル、フェノキシアセチル、ピバロイル、ベンゾイル、メチル、tert−ブチル、2,2,2−トリクロロエチル、2−トリメチルシリルエチル、1,1−ジメチル−2−プロペニル、3−メチル−3−ブテニル、アリル、ベンジル(フェニルメチル)、パラメトキシベンジル、3,4−ジメトキシベンジル、ジフェニルメチル、トリフェニルメチル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロチオピラニル、メトキシメチル、メチルチオメチル、ベンジルオキシメチル、2−メトキシエトキシメチル、2,2,2−トリクロロ−エトキシメチル、2−(トリメチルシリル)エトキシメチル、1−エトキシエチル、メタンスルホニル、パラトルエンスルホニル、トリメチルシリル、トリエチルシリル、トリイソプロピルシリル、ジエチルイソプロピルシリル、tert−ブチルジメチルシリル、tert−ブチルジフェニルシリル、ジフェニルメチルシリル、およびtert−ブチルメトキシフェニルシリルが含まれるがこれらに限定されない。
【0043】
有機合成における保護基に関する総説は、Greene,T.W.;Wuts,P.G.M.Protective Groups in Organic Synthesis,4th ed.,Wiley−Interscience:New York,2006を参照されたい。
【0044】
化合物
本発明の化合物中には、幾何異性体が存在する可能性がある。本発明の化合物はEまたはZ立体配置内に炭素−炭素二重結合または炭素−窒素二重結合を含有することができるが、このときカーン・インゴールド・プレローグ順位則(Cahn−Ingold−Prelog Priority Rules)によって決定されるように、用語「E」は炭素−炭素または炭素−窒素二重結合の反対側上の高次の置換基を表し、用語「Z」は炭素−窒素または炭素−窒素二重結合の同側上の高次の置換基を表す。本発明の化合物は、「E」および「Z」異性体の混合物として存在することもできる。シクロアルキルまたはヘテロシクロアルキルの周囲の置換基は、シス型またはトランス型立体配置と指名される。
【0045】
本発明の化合物は、RまたはS立体配置にある非対称性で置換された炭素原子を含有することができ、このとき用語「R」および「S」は、IUPAC 1974 Recommendations for Section E,Fundamental Stereochemistry,Pure Appl.Chem.(1976)45,13−10に規定されている。等量のRおよびS立体配置を備える非対称性で置換された炭素原子を有する化合物は、これらの炭素原子でラセミ形である。他に比較して1つの立体配置の過剰を備える原子には、より高い量、好ましくは約85%から90%の過剰、より好ましくは約95%から99%の過剰、およびいっそうさらに好ましくは約99%より大きな過剰で存在する立体配置が指定される。従って、本発明は、ラセミ混合物、相対的および絶対的立体異性体、ならびに相対的および絶対的立体異性体の混合物を含んでいる。
【0046】
NH、C(O)OH、OHまたはSH部分を含有する本発明の化合物は、これにプロドラッグ形成部分を付着させることができる。プロドラッグ形成部分は、代謝工程によって除去され、遊離したヒドロキシル、アミノまたはカルボン酸を有する化合物をインビボで遊離させる。プロドラッグは、溶解性および/または疎水性、消化管内での吸収、バイオアベイラビリティ、組織浸透およびクリアランス率などの化合物の薬物動態特性を調整するために有用である。
【0047】
同位体濃縮または標識化合物
本発明の化合物は、天然で最も豊富に見いだされる原子質量または質量数とは相違する原子質量または質量数を有する1個以上の原子を含有する同位体標識形または同位体濃縮形で存在することができる。同位体は、放射性または非放射性同位体であってよい。例えば水素、炭素、リン、硫黄、フッ素、塩素およびヨウ素などの原子の同位体には、H、H、13C、14C、15N、18O、32P、35S、18F、36Clおよび125Iが含まれるがこれらに限定されない。これらおよび/または他の原子の他の同位体を含有する化合物は、本発明の範囲内に含まれる。
【0048】
他の実施形態では、同位体標識化合物は、ジュウテリウム(H)、トリチウム(H)または14C同位体を含有する。本発明の同位体標識化合物は、当業者には周知の一般的方法によって調製することができる。このような同位体標識化合物は、容易に入手できる同位体標識試薬を非標識試薬と置換することによって、本明細書に開示した実施例およびスキームに開示された手順を実施することで従来法で調製することができる。一部の例では、化合物は正常原子をこの同位体と置換するために同位体標識試薬で処理することができ、例えば、ジュウテリウムに対する水素は、例えばDSO/DOなどの重水素酸(deuteric acid)の作用によって置換することができる。上記のものに加えて、関連のある手順および中間体は、例えば、Lizondo,J et al.,Drugs Fut,21(11),1116(1996);Brickner,S J et al.,J Med Chem,39(3),673(1996);Mallesham,B et al.,Org Lett,5(7),963(2003);国際公開第1997010223号、国際公開第2005099353号、国際公開第1995007271号、国際公開第2006008754号、米国特許第7538189号明細書、米国特許第7534814号明細書、米国特許第7531685号明細書、米国特許第7528131号明細書、米国特許第7521421号明細書、米国特許第7514068号明細書、米国特許第7511013号明細書、米国特許出願公開第20090137457号明細書、米国特許出願公開第20090131485号明細書、米国特許出願公開第20090131363号明細書、米国特許出願公開第20090118238号明細書、米国特許出願公開第20090111840号明細書、米国特許出願公開第20090105338号明細書、米国特許出願公開第20090105307号明細書、米国特許出願公開第20090105147号明細書、米国特許出願公開第20090093422号明細書、米国特許出願公開第20090088416号明細書、および米国特許出願公開第20090082471号明細書に開示され、これらの方法は、参照によって本明細書に組み込まれる。
【0049】
本発明の同位体標識化合物は、結合アッセイにおけるBcl−2阻害剤の有効性を決定するための標準物質として使用できる。同位体含有化合物は、非同位体標識親化合物の作用機序および代謝経路の評価によって化合物のインビボ代謝的運命を調査するための薬学研究において使用されてきた(Blake et al.J.Pharm.Sci.64,3,367−391(1975))。このような代謝研究は、安全で効果的な治療薬の設計において重要であるが、インビボ活性化合物が患者に投与されるため、または親化合物から生成される代謝産物が毒性もしくは発癌性であることが明らかであるからのいずれかである(Foster et al.,Advances in Drug Research Vol.14,pp.2−36,Academic press,London,1985;Kato et al.,J.Labelled Comp.Radiopharmaceut.,36(10):927−932(1995);Kushner et al.,Can.J.Physiol.Pharmacol.,77,79−88(1999)。
【0050】
さらに、非放射性同位体含有薬物、例えば「ヘビードラッグ(heavy drug)」と呼ばれる重水素化薬をBcl−2活性に関連する疾患および状態を治療するために使用できる。この天然存在度を超えて化合物中に存在する同位体の量を増加させることは、濃縮と呼ばれる。濃縮の量の例には、約0.5mol%、1mol%、2mol%、3mol%、4mol%、5mol%、6mol%、7mol%、8mol%、9mol%、10mol%、12mol%、16mol%、21mol%、25mol%、29mol%、33mol%、37mol%、42mol%、46mol%、50mol%、54mol%、58mol%、63mol%、67mol%、71mol%、75mol%、79mol%、84mol%、88mol%、92mol%、96mol%から、約100mol%が含まれる。重同位体で正常原子の約15%までの置換が実行され、齧歯類およびイヌを含む哺乳動物において数日から数週間の期間にわたり最小観察有害作用で維持された(Czajka D M and Finkel A J,Ann.N.Y.Acad.Sci.1960 84:770;Thomson J F,Ann.New York Acad.Sci 1960 84:736;Czakja D M et al.,Am.J.Physiol.1961 201:357)。ヒト体液中のジュウテリウムとの15%から23%と高い急性置換は、毒性を誘発しないことが見いだされた(Blagojevic N et al.in「Dosimetry & Treatment Planning for Neutron Capture Therapy」,Zamenhof R,Solares G and Harling O Eds.1994.Advanced Medical Publishing,Madison Wis.pp.125−134;Diabetes Metab.23:251(1997))。
【0051】
薬物の安定性同位体標識は、例えばpKaおよび脂溶性などの物理化学的特性を変化させることができる。これらの作用および変化は、同位体置換がリガンド−受容体相互作用に含まれる領域に影響を及ぼす場合は、該薬物分子の薬力学的応答に影響を及ぼす可能性がある。安定性同位体標識分子の物理的特性の一部は未標識分子の物理的特性とは相違するが、該化学的および生物学的特性は1つの重要な例外を除いて同一である:重同位体の増加した質量のために、重同位体および他の原子を含む任意の結合は、軽同位体とこの原子との間の同一結合より強力になることになる。従って、代謝または酵素変換反応の部位での同位体の取り込みは、前記反応を緩徐化させ、該非同位体化合物に比較して薬物動態プロファイルまたは有効性を変化させる可能性がある。
【0052】
アミド、エステルおよびプロドラッグ
プロドラッグは、一部の同定された望ましくない物理的または生物学的特性を改善するために設計された活性薬の誘導体である。物理的特性は、通常は溶解度(過度もしくは不十分な脂溶性もしくは水溶性)または溶解度関連性であるが、問題のある生物学的特性には、これ自体が物理化学的特性関連性である可能性がある過度に急速な代謝または不良な生体内利用率が含まれる。
【0053】
プロドラッグは、通常は:a)活性薬のエステル、ヘミエステル、炭酸エステル、硝酸エステル、アミド、ヒドロキサム酸、カルバメート、イミン、マンニッヒ(Mannich)塩基、リン酸塩、リン酸エステルおよびエナミンの形成、b)アゾ、グリコシド、ペプチドおよびエーテル官能基を用いた薬物の官能化、c)薬物のアミナル、ヘミ−アミナル、ポリマー、塩、錯体、ホスホルアミド、アセタール、ヘミアセタールおよびケタール形の使用によって調製される。例えば、本明細書に、参照によって全てが組み込まれる、Andrejus Korolkovasの「Essentials of Medicinal Chemistry」,John Wiley−Interscience Publications,John Wiley and Sons,New York(1988),pp.97−118を参照されたい。
【0054】
エステルは、ヒドロキシル基またはカルボキシ基いずれかを含有する式(I)の基質から当業者に公知の一般的方法によって調製することができる。これらの化合物の典型的な反応は、該へテロ原子の1つをまた別の原子置き換える置換であり:例えば、
【0055】
【化1】
【0056】
アミドは、アミノ基またはカルボキシ基いずれかを含有する式(I)の基質から同様の方法によって調製することができる。エステルは、アミンまたはアンモニアと反応してアミドを形成することもできる。
【0057】
【化2】
【0058】
アミドを式(I)の化合物から製造するためのまた別の方法は、カルボン酸およびアミンをともに加熱することである。
【0059】
【化3】
【0060】
上記のスキーム2および3では、RおよびR’は、独立して式(I)の基質、アルキルまたは水素である。
【0061】
本発明の1つの実施形態は、抗アポトーシス性Bcl−2タンパク質の阻害剤として有用である化合物もしくは治療上許容される塩、プロドラッグ、代謝産物またはこれらのプロドラッグの塩に関係しており、該化合物は以下から選択される。
【0062】
4−{4−[(4’−クロロビフェニル−2−イル)メチル]ピペラジン−1−イル}−N−[(3−ニトロ−4−{[(1R,2R,3R,5S)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}フェニル)スルホニル]ベンズアミド;
4−(4−{アセチル[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}(ピペリジン−1−イル}−N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)ベンズアミド;
4−(4−{ベンゾイル[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}ピペリジン−1−イル−N−{4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)ベンズアミド;
N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル−3’−{[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}ビフェニル−4−カルボキサミド;
N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)−4−(4−{(フェニルアセチル)[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}ピペリジン−1−イル)ベンズアミド;
N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)−4’−{[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}ビフェニル−4−カルボキサミド;
N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)−4’−(3−フェニルプロピル)[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}ビフェニル−4−カルボキサミド;
4−{6−[アダマンタン−1−イルメチル]−2,6−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタ−2−イル}−N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)ベンズアミド;
N−{[(4−[(2R)−4−(モルホリン−4−イル)−1−(フェニルチオ)ブタン−2−イル]アミノ}−3−[(トリフルオロメチル)スルホニル]フェニル)スルホニル]−4−(4−{(3−フェニルプロパノイル)[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}ピペリジン−1−イル)ベンズアミド;
4−{4−[アダマンタン−1−イルメチル]ピペラジン−1−イル}−N−{[(4−[(2R)−4−(モルホリン−4−イル)−1−(フェニルチオ)ブタン−2−イル]アミノ}−3−ニトロフェニル)スルホニル]ベンズアミド;
4−{(1S,4S)−5−[アダマンタン−1−イルメチル]−2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル}−N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)ベンズアミド;
4−(4−{[3−ブロモ−5−メチルアダマンタン−1−イル]メチル}ピペラジン−1−イル)−N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)ベンズアミド;
N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)−4−(4−{[3,5−ジメチルアダマンタン−1−イル]メチル}ピペラジン−1−イル)ベンズアミド;
4−{4−[(4’−クロロビフェニル−2−イル)メチル]ピペラジン−1−イル}−N−{[4−(1−メチル−2−オキソ−3−アザビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル)フェニル]スルホニル}ベンズアミド;
N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−(4−{2−[(1R,4R)−1,7,7−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン−2−イル]ベンジル}ピペラジン−1−イル)ベンズアミド;
N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−(4−{2−オクタヒドロ−1H−4,7−メタノインデン−5−イルアミノ]ベンジル}ピペラジン−1−イル)ベンズアミド;
N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−[4−(2−{[(1R,4R,6S)−5,5,6−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル]アミノ}ベンジル)ピペラジン−1−イル]ベンズアミド;
4−[4−(2−{[(1R,5S)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−2−イル]アミノ}ベンジル)ピペラジン−1−イル]−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド;
4−(4−{[(1R,5R)−2−(4−クロロフェニル)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−2−エン−3−イル]メチル}ピペラジン−1−イル−N−{4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)ベンズアミド;
4−{4−[(2−{[アダマンタン−2−イルメチル]アミノ}−5,5−ジメチルシクロヘキシル)メチル]ピペラジン−1−イル}−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド;
4−{4−[(5,5−ジメチル−2−{[(1R,2S,3S,5S)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ピペラジン−1−イル}−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド;
4−{4−[2−(3−アザビシクロ[3.2.2]ノナ−3−イル)−5−ニトロベンジル]ピペラジン−1−イル}−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド;
4−(4−{2−[2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−4,7−メタノインデン−5−イル]ベンジル}ピペラジン−1−イル)−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド;
1−[アダマンタン−1−イル]−4−{2−[(4−{4−[({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)カルバモイル]フェニル}ピペラジン−1−イル)メチル]フェニル}−N,N−ジフェニル−1H−ピラゾール−3−カルボキサミド;
4−(4−{2−[2−(アダマンタン−1−イル)−6−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−8−イル]ベンジル}ピペラジン−1−イル−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド;
N−(アダマンタン−2−イル)−6−メチル−8−{2−[(4−{4−[({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)カルバモイル]フェニル}ピペラジン−1−イル)メチル]フェニル}イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−カルボキサミド;
4−(4−{2−[(1R,5S)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−2−エン−2−イル]ベンジル}ピペラジン−1−イル)−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド;
N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−(4−{2−[5,5,6−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン−2−イル]ベンジル}ピペラジン−1−イル)ベンズアミド;
N−シクロオクチル−5−{2−[(4−{4−[({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)カルバモイル]フェニル}ピペラジン−1−イル)メチル]フェニル}−2−フラミド;
N−ベンジル−7,7−ジメチル−2−{2−[(4−{4−[({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)カルバモイル]フェニル}ピペラジン−1−イル)メチル]フェニル}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン−1−カルボキサミド;
4−[4−(2−{[(1R,5S)−8−メチル−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル]アミノ}ベンジル)ピペラジン−1−イル]−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド;
N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−[4−(2−{[(1R,2S,3S,5S)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}ベンジル)ピペラジン−1−イル]ベンズアミド;
4−(4−{2−[3−アザビシクロ[3.2.2]ノナ−3−イル]ベンジル}ピペラジン−1−イル)−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド;
N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−(4−{2−[トリシクロ[4.3.1.1]ウンデカ−4−エン−4−イル]ベンジル}ピペラジン−1−イル)ベンズアミド;
7,7−ジメチル−2−{2−[(4−{4−[({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)カルバモイル]フェニル}ピペラジン−1−イル)メチル]フェニル}−N−フェニルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン−1−カルボキサミド;
7,7−ジメチル−2−{2−[(4−{4−[({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)カルバモイル]フェニル}ピペラジン−1−イル)メチル]フェニル}−N−[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン−1−カルボキサミド;
N−(アダマンタン−1−イルメチル)−7,7−ジメチル−2−{2−[(4−{4−[({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)カルバモイル]フェニル}ピペラジン−1−イル)メチル]フェニル}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン−1−カルボキサミド;
N−シクロプロピル−7,7−ジメチル−2−{2−[(4−{4−[({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)カルバモイル]フェニル}ピペラジン−1−イル)メチル]フェニル}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン−1−カルボキサミド;
7,7−ジメチル−2−{2−[(4−{4−[({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)カルバモイル]フェニル}ピペラジン−1−イル)メチル]フェニル}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン−1−カルボキシル;
4−[4−(2−5−[8−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イルメチル]−2−チエニル}ベンジル)ピペラジン−1−イル]−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド;
4−{4−[アダマンタン−1−イルカルボニル]ピペラジン−1−イル}−N−{[3−ニトロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)フェニル]スルホニル}ベンズアミド;
4−{4−[アダマンタン−2−イルカルボニル]ピペラジン−1−イル}−N−{[3−ニトロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)フェニル]スルホニル}ベンズアミド;
4−{5−[アダマンタン−1−イルカルボニル]−2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル}−N−{[3−ニトロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)フェニル]スルホニル}ベンズアミド;
4−{1S,5S)−3−[アダマンタン−1−イルカルボニル]−3,6−ジアザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−6−イル}−N−{[3−ニトロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)フェニル]スルホニル}ベンズアミド;
N−{[3−ニトロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)フェニル]スルホニル}−4−(4−(3−フェニルプロピル)[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}ピペリジン−1−イル)ベンズアミド;
N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)−4−(4−{(3−フェニルプロパノイル)[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}ピペリジン−1−イル)ベンズアミド;
4−{4−[アダマンタン−1−イルメチル]ピペラジン−1−イル}−N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)ベンズアミド;
6−{3−[アダマンタン−1−イル]−4−ヒドロキシフェニル}−N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)−2−ナフトアミド;
4−(4−{2−[アダマンタン−1−イル]−2−オキソエチル}ピペラジン−1−イル)−N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)ベンズアミド;
4−{[アダマンタン−2−イルメチル]アミノ}−N−{[3−ニトロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)フェニル]スルホニル}ベンズアミド;
4−{2−[アダマンタン−1−イル]エトキシ}−N−{[3−ニトロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)フェニル]スルホニル}ベンズアミド;
−[アダマンタン−1−イルアセチル]−N−ベンジル−N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)−β−アラニンアミド;
N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)−4−{4−[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−リメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]ピペラジン−1−イル}ベンズアミド;
4−{4−[アダマンタン−1−イル]ピペラジン−1−イル}−N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)ベンズアミド;
N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)−4−{4−[3,5−ジメチルアダマンタン−1−イル]ピペラジン−1−イル}ベンズアミド;
[(3aS,5aR,8aR,8bS)−2,2,7,7−テトラメチルテトラヒドロ−3aH−ビス[1,3]ジオキソロ[4,5−b4’,5’−d]ピラン−3a−イル]メチル;
4−{4−[(4’−クロロビフェニル−2−イル)メチル]ピペラジン−1−イル}−N−({[(1R,4S)−7,7−ジメチル−2−オキソビシクロ[2.2.1]ヘプタ−1−イル]メチル}スルホニル)ベンズアミド;
4−(4−{2−[アダマンタン−1−イル]エチル}ピペラジン−1−イル)−N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)ベンズアミド;
4−{4−[(4’−クロロビフェニル−2−イル)メチル]ピペラジン−1−イル}−N−({[(1S,4R)−7,7−ジメチル−2−オキソビシクロ[2.2.1]ヘプタ−1−イル]メチル}スルホニル)ベンズアミド;
N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)−4’−({(3−フェニルプロパノイル)[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}メチル)ビフェニル−4−カルボキサミド;
N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−(4−{2−[(1R,4R)−1,7,7−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン−2−イル]ベンジリデン}ピペリジン−1−イル)ベンズアミド;
N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−(4−{2−[5−(4−フェニル−1,3−チアゾール−2−イル)−2−チエニル]ベンジル}ピペラジン−1−イル)ベンズアミド;
4−[4−(2−{5−[4−(アダマンタン−1−イル)−1,3−チアゾール−2−イル]−2−チエニル}ベンジル)ピペラジン−1−イル]−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド;
5−{2−[(4−{4−[({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)カルバモイル]フェニル}ピペラジン−1−イル)メチル]フェニル}−N−(2−フェニル−1,3−ベンゾオキサゾール−5−イル)−2−フルアミド;
N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−{4−[2−(トリフェニルビニル)ベンジル]ピペラジン−1−イル}ベンズアミド;
4−{4−[2−(5−メチル−5,6−ジヒドロフェナントリジン−6−イル)ベンジル]ピペラジン−1−イル}−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド;
N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−{4−[2−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンジル]ピペラジン−1−イル}ベンズアミド;
4−(4−{2−[2−(2,6−ジメトキシベンゾイル)−3−チエニル]ベンジリデン}ピペリジン−1−イル)−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド;
1−[アダマンタン−1−イル]−4−{2−[(1−{4−[({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)カルバモイル]フェニル}ピペリジン−4−イリデン)メチル]フェニル}−N,N−ジフェニル−1H−ピラゾール−3−カルボキサミド;
N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−(4−{2−[オクタヒドロ−1H−4,7−メタノインデン−5−イル(3−フェニルプロパノイル)アミノ]ベンジル}ピペラジン−1−イル)ベンズアミド;
4−[4−(2−5−[8−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イルメチル]−2−チエニル}ベンジリデン)ピペリジン−1−イル]−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド;
N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−[4−(4−[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}ベンジリデン)ピペリジン−1−イル]ベンズアミド;
N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−[4−(3−[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}ベンジリデン)ピペリジン−1−イル]ベンズアミド;
4−[4−(2−5−[4−(アダマンタン−1−イル)−1,3−チアゾール−2−イル]−2−チエニル}ベンジリデン)ピペリジン−1−イル]−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド;
N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−(4−{2−[5−(4−フェニル−1,3−チアゾール−2−イル)−2−チエニル]ベンジリデン}ピペリジン−1−イル)ベンズアミド;
N−[(4−{[アダマンタン−1−イルメチル]アミノ}−3−ニトロフェニル)スルホニル]−4−(4−オキソ−4H−クロメン−6−イル)ベンズアミド;
N−[(4−{[アダマンタン−1−イルメチル]アミノ}−3−ニトロフェニル)スルホニル]−4−(1−オクチル−1H−ピラゾール−4−イル)ベンズアミド;
4−[5−(4−{[(4−{[アダマンタン−1−イルメチル]アミノ}−3−ニトロフェニル)スルホニル]カルバモイル}フェニル)−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル]ブタン;
N−{[3−ニトロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)フェニル]スルホニル}−4−[(1R,5S)−1,8,8−トリメチル−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル]ベンズアミド;
6−{3−[アダマンタン−1−イル]−4−メトキシフェニル}−N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル)スルホニル)−2−ナフトアミド;
4−{4−[アダマンタン−1−イルアセチル]ピペラジン−1−イル}−N−{[3−ニトロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)フェニル]スルホニル}ベンズアミド;
4−{[アダマンタン−1−イルメチル]アミノ}−N−{[3−ニトロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)フェニル]スルホニル}ベンズアミド;
N−{1−[4−({[3−ニトロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)フェニル]スルホニル}カルバモイル)フェニル]ピペリジン−4−イル}アダマンタン−1−カルボキサミド;
4−[アダマンタン−2−イルアミノ]−N−{[3−ニトロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)フェニル]スルホニル}ベンズアミド;および
N−{[3−ニトロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)フェニル]スルホニル}−4−{[(1R,2R,3R,5S)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]オキシ}ベンズアミド。
【0063】
医薬組成物、併用療法、治療方法および投与
また別の実施形態は、本発明の化合物および賦形剤を含む医薬組成物を含んでいる。
【0064】
さらにまた別の実施形態は、哺乳動物における癌を治療する方法であって、該哺乳動物に治療上許容される量の本発明の化合物を投与することを含む方法を含んでいる。
【0065】
さらにまた別の実施形態は、哺乳動物における自己免疫疾患を治療する方法であって、該哺乳動物に治療上許容される量の本発明の化合物を投与することを含む方法を含んでいる。
【0066】
さらにまた別の実施形態は、抗アポトーシス性Bcl−2タンパク質がこの間に発現する疾患を治療するための組成物であって、賦形剤および治療有効量の本発明の化合物を含む組成物に関する。
【0067】
さらにまた別の実施形態は、患者において抗アポトーシス性Bcl−2タンパク質がこの間に発現する疾患を治療するための方法であって、該患者に治療有効量の本発明の化合物を投与することを含む方法に関する。
【0068】
さらにまた別の実施形態は、膀胱癌、脳腫瘍、乳癌、骨髄癌、子宮頸癌、慢性リンパ球性白血病、結腸直腸癌、食道癌、肝細胞癌、リンパ芽球性白血病、濾胞性リンパ腫、T細胞もしくはB細胞起源のリンパ球性悪性腫瘍、黒色腫、骨髄性白血病、骨髄腫、口腔癌、卵巣癌、非小細胞性肺癌、前立腺癌、小細胞性肺癌または脾臓癌を治療するための組成物であって、賦形剤および治療有効量の本発明の化合物を含む組成物に関する。
【0069】
さらにまた別の実施形態は、患者における膀胱癌、脳腫瘍、乳癌、骨髄癌、子宮頸癌、慢性リンパ球性白血病、結腸直腸癌、食道癌、肝細胞癌、リンパ芽球性白血病、濾胞性リンパ腫、T細胞もしくはB細胞起源のリンパ球性悪性腫瘍、黒色腫、骨髄性白血病、骨髄腫、口腔癌、卵巣癌、非小細胞性肺癌、前立腺癌、小細胞性肺癌または脾臓癌を治療する方法であって、該患者に治療有効量の本発明の化合物を投与することを含む方法に関する。
【0070】
さらにまた別の実施形態は、抗アポトーシス性Bcl−2タンパク質がこの間に発現する疾患を治療するための組成物であって、賦形剤および治療有効量の本発明の化合物ならびに治療有効量の1つの追加の治療薬または2つ以上の追加の治療薬を含む組成物に関する。
【0071】
さらにまた別の実施形態は、患者において抗アポトーシス性Bcl−2タンパク質がこの間に発現する疾患を治療するための方法であって、該患者に治療有効量の本発明の化合物および治療有効量の1つの追加の治療薬または2つ以上の追加の治療薬を投与することを含む方法に関する。
【0072】
さらにまた別の実施形態は、膀胱癌、脳腫瘍、乳癌、骨髄癌、子宮頸癌、慢性リンパ球性白血病、結腸直腸癌、食道癌、肝細胞癌、リンパ芽球性白血病、濾胞性リンパ腫、T細胞もしくはB細胞起源のリンパ球性悪性腫瘍、黒色腫、骨髄性白血病、骨髄腫、口腔癌、卵巣癌、非小細胞性肺癌、慢性リンパ球性白血病、骨髄腫、前立腺癌、小細胞性肺癌または脾臓癌を治療するための組成物であって、賦形剤および治療有効量の本発明の化合物ならびに治療有効量の1つの追加の治療薬または2つ以上の追加の治療薬を含む組成物に関する。
【0073】
さらにまた別の実施形態は、患者における膀胱癌、脳腫瘍、乳癌、骨髄癌、子宮頸癌、慢性リンパ球性白血病、結腸直腸癌、食道癌、肝細胞癌、リンパ芽球性白血病、濾胞性リンパ腫、T細胞もしくはB細胞起源のリンパ球性悪性腫瘍、黒色腫、骨髄性白血病、骨髄腫、口腔癌、卵巣癌、非小細胞性肺癌、慢性リンパ球性白血病、骨髄腫、前立腺癌、小細胞性肺癌または脾臓癌を治療する方法であって、該患者に治療有効量の本発明の化合物および治療有効量の1つの追加の治療薬または2つ以上の追加の治療薬を投与することを含む方法に関する。
【0074】
インビトロまたはインビボ代謝工程によって生成される本発明の化合物の代謝産物は、さらにまた抗アポトーシス性Bcl−2タンパク質に関連する疾患を治療するための有用性も有する可能性がある。
【0075】
本発明の化合物を形成するためにインビトロまたはインビボで代謝される可能性がある所定の前駆体化合物もまた、抗アポトーシス性Bcl−2タンパク質に関連する疾患を治療するための有用性も有する可能性がある。
【0076】
本発明の化合物は、酸付加塩、塩基付加塩または両性イオンとして存在する場合がある。化合物の塩は、単離中または該化合物の精製後に調製される。化合物の酸付加塩は、化合物の酸との反応に由来するものである。例えば酢酸塩、アジピン酸塩、アルギン酸塩、重炭酸塩、クエン酸塩、アスパラギン酸塩、安息香酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、重硫酸塩、酪酸塩、樟脳酸塩、カンファースルホン酸塩、ジグルコン酸塩、蟻酸塩、フマル酸塩、グリセロリン酸塩、グルタミン酸塩、ヘミ硫酸塩、ヘプタン酸、カプロン酸塩、塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、ラクトビオン酸塩、乳酸塩、マレイン酸塩、メシチレンスルホン酸塩、メタンスルホン酸塩、ナフチレンスルホン酸塩、ニコチン酸塩、シュウ酸塩、パモ酸塩、ペクチン酸塩、過硫酸塩、リン酸塩、ピクリン酸塩、プロピオン酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、チオシアン酸塩、トリクロロ酢酸塩、トリフルオロ酢酸塩、パラトルエンスルホン酸塩、およびウンデカ酸塩およびこれらのプロドラッグは、本発明によって包含されると理解する。塩基付加塩は、化合物と、リチウム、ナトリウム、カリウム、カルシウムおよびマグネシウムのような陽イオンの水酸化物、炭酸塩または重炭酸塩との反応に由来するものである。
【0077】
本発明の化合物は、例えば、経口腔、点眼、経口、浸透性、非経口(筋肉内、腹腔内、胸骨内、静脈内、皮下)、経直腸、局所的、経皮的または経膣的に投与することができる。
【0078】
本発明の化合物の治療有効量は、治療の受容者、治療される障害およびこの重症度、該化合物を含有する組成物、投与時間、投与経路、治療期間、該化合物の力価、該化合物のクリアランス速度および別の薬物が併用投与されるか否かに左右される。患者に単回用量または分割用量で毎日投与される組成物を作製するために使用される本発明の化合物の量は、約0.03から約200mg/kg(体重)である。単回用量の組成物は、これらの量またはこれらの約数の組み合わせを含有している。
【0079】
本発明の化合物は、賦形剤を備えて、または備えずに投与することができる。賦形剤には、例えば、封入材料または添加物、例えば吸収促進剤、酸化防止剤、結合剤、緩衝剤、コーティング剤、着色剤、希釈剤、錠剤分解剤、乳化剤、増量剤、充填剤、香味剤、保湿剤、潤滑剤、香料剤、保存料、推進剤、放出剤、滅菌剤、甘味料、可溶化剤、湿潤剤およびこれらの混合物が含まれる。
【0080】
固体剤形で経口投与される本発明の化合物を含む組成物を調製するための賦形剤には、例えば、寒天、アルギン酸、水酸化アルミニウム、ベンジルアルコール、ベンジルベンゾアート、1,3−ブチレングリコール、カルボマー類、ヒマシ油、セルロース、酢酸セルロース、カカオ脂、コーンスターチ、コーン油、綿実油、クロスポビドン、ジグリセリド類、エタノール、エチルセルロース、エチルラウレート、エチルオレエート、脂肪酸エステル類、ゼラチン、胚芽油、グルコース、グリセロール、落花生油、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、イソプロパノール、等張性食塩液、ラクトース、水酸化マグネシウム、ステアリン酸マグネシウム、麦芽、マンニトール、モノグリセリド類、オリーブ油、ピーナッツ油、リン酸カリウム塩、ジャガイモデンプン、ポビドン、プロピレングリコール、リンガー(Ringer)液、サフラワー油、ゴマ油、カルボキシメチルセルロースナトリウム、リン酸ナトリウム塩、ラウリル硫酸ナトリウム、ソルビトールナトリウム、大豆油、ステアリン酸、フマル酸ステアリル、スクロース、界面活性剤、タルク、トラガントゴム、テトラヒドロフルフリルアルコール、トリグリセリド類、水およびこれらの混合物が含まれる。液体剤形で点眼または経口投与される本発明の化合物を含む組成物を調製するための賦形剤には、例えば、1,3−ブチレングリコール、ヒマシ油、コーン油、綿実油、エタノール、ソルビタンの脂肪酸エステル類、胚芽油、落花生油、グリセロール、イソプロパノール、オリーブ油、ポリエチレングリコール類、プロピレングリコール、ゴマ油、水およびこれらの混合物が含まれる。浸透性で投与される本発明の化合物を含む組成物を調製するための賦形剤には、例えば、クロロフルオロハイドロカーボン類、エタノール、水およびこれらの混合物が含まれる。非経口投与される本発明の化合物を含む組成物を調製するための賦形剤には、例えば、1,3−ブタンジオール、ヒマシ油、コーン油、綿実油、デキストロース、胚芽油、落花生油、リポソーム類、オレイン酸、オリーブ油、ピーナッツ油、リンガー液、サフラワー油、ゴマ油、大豆油、U.S.P.または等張性塩化ナトリウム溶液、水およびこれらの混合物が含まれる。経直腸または経膣的に投与される本発明の化合物を含む組成物を調製するための賦形剤には、例えば、カカオ脂、ポリエチレングリコール、ワックスおよびこれらの混合物が含まれる。
【0081】
化合物は、アルキル化剤、血管形成阻害剤、抗体、代謝拮抗薬、抗有糸分裂薬、抗増殖薬、抗ウイルス薬、オーロラキナーゼ阻害剤、他のアポトーシス促進剤(例、Bcl−xL、Bcl−wおよびBfl−1)阻害剤、死受容体経路の活性化剤、Bcr−AbIキナーゼ阻害剤、BiTE(二重特異性T細胞エンゲージャー)抗体、抗体薬物コンジュゲート、生物学的応答修飾因子、サイクリン依存性キナーゼ阻害剤、細胞周期阻害剤、シクロオキシゲナーゼ−2阻害剤、DVD、白血病ウイルス発癌遺伝子ホモログ(ErbB2)受容体阻害剤、成長因子阻害剤、熱ショックタンパク質(HSP)−90阻害剤、ヒストンデアセチラーゼ(HDAC)阻害剤、ホルモン療法、免疫薬、アポトーシスタンパク質阻害剤(IAP)の阻害剤、挿入抗生物質、キナーゼ阻害剤、キネシン阻害剤、Jak2阻害剤、ラパマイシン阻害剤の哺乳動物標的、ミクロRNA、マイトジェン活性化細胞外シグナル調節キナーゼ阻害剤、多価結合タンパク質、非ステロイド抗炎症薬(NSAID)、ポリADP(アデノシンジホスフェート)−リボースポリメラーゼ(PARP)阻害剤、白金化学療法薬、ポロ様キナーゼ(Plk)阻害剤、ホスホイノシチド−3キナーゼ(PI3K)阻害剤、プロテオソーム阻害剤、プリンアナログ、ピリミジンアナログ、受容体チロシンキナーゼ阻害剤、エチノイド/デルトイド植物アルカロイド、低分子阻害性リボ核酸(siRNA)、トポイソメラーゼ阻害剤、ユビキチンリガーゼ阻害剤など、ならびにこれらの薬剤の1種以上と組み合わせて使用した場合に有用であることが予想される。
【0082】
BiTE抗体は、T細胞が2つの細胞を同時に結合することによって癌細胞を攻撃することを指令する二重特異性抗体である。T細胞は次に、標的癌細胞を攻撃する。BiTE抗体の例には、アデカツムマブ(Micromet社、MT201)、ブリナツモマブ(Micromet社、MT103)などが含まれる。理論によって限定されなくとも、T細胞が標的癌細胞のアポトーシスを引き出す機序の1つは、パーフォリンおよびグランザイムBを含む細胞傷害性顆粒成分のエキソサイトーシス(細胞外放出)による。これに関連して、Bcl−2は、パーフォリンおよびグランザイムBの両方によるアポトーシスの誘導を減衰させることが証明されている。これらのデータは、Bcl−2の阻害が、癌細胞を標的とした場合にT細胞によって引き出される細胞毒性作用を増強できることを示唆している(V.R.Sutton,D.L.Vaux and J.A.Trapani,J.of Immunology 1997,158(12),5783)。
【0083】
siRNAは、内因性RNA塩基または化学修飾ヌクレオチドを有する分子である。修飾は、細胞活性を無効にはせず、むしろ増加した安定性および/または増加した細胞効力を付与する。化学修飾の例には、ホスホロチオエート基、2’−OCH−含有リボヌクレオチド、2’−F−リボヌクレオチド、2’−メトキシエチルリボヌクレオチド、これらの組み合わせなどが含まれる。siRNAは、様々な長さ(例、10から200bp)および構造(例、ヘアピン、一本/二本鎖、バルジ、ニック/ギャップ、ミスマッチ)を有することができ、細胞内で処理されて活性遺伝子サイレンシングを提供する。二本鎖siRNA(dsRNA)は、各鎖(鈍端)または非対称末端(オーバーハング)上に同数のヌクレオチドを有することができる。1から2ヌクレオチドのオーバーハングは、センスおよび/またはアンチセンス鎖上に存在する、ならびに特定の鎖の5’−および/または3’−末端上に存在する可能性がある。例えば、Mcl−1をターゲットとするsiRNAsは、多発性腫瘍細胞株におけるABT−263(即ちN−(4−(4−((2−(4−クロロフェニル)−5,5−ジメチル−1−シクロヘキサ−1−エン−1−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾイル)−4−(((1R)−3−(モルホリン−4−イル)−1−((フェニルスルファニル)メチル)プロピル)アミノ)−3−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゼンスルホンアミド)、またはABT−737(即ちN(4−(4−((4’−クロロ(1,1’−ビフェニル)−2−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾイル)−4−(((1R)−3−(ジメチルアミノ)−1−((フェニルスルファニル)メチル)プロピル)アミノ)−3−ニトロベンゼンスルホンアミド)の活動度を増強することが示された(Tse et.al,Cancer Research 2008,68(9),3421およびその引用部分を参照)。
【0084】
多価結合タンパク質は、2つ以上の抗原結合部位を含む結合タンパク質である。多価結合タンパク質は、3つ以上の抗原結合部位を有するように操作されており、概して天然型抗体ではない。用語「多特異性結合タンパク質」は、2つ以上の関連性または非関連性標的に結合できる結合タンパク質を意味する。二重可変性ドメイン(DVD)結合タンパク質は、2つ以上の抗原結合部位を含む四価または多価結合タンパク質である。このようなDVDは、単一特異性(即ち、1つの抗原に結合できる。)または多特異性(即ち、2つ以上の抗原に結合できる。)であってよい。2つの重鎖DVDポリペプチドおよび2つの軽鎖DVDポリペプチドを含むDVD結合タンパク質は、DVD Igと呼ばれる。DVD Igの各半分は、重鎖DVDポリペプチド、軽鎖DVDポリペプチドおよび2つの抗原結合部位を含んでいる。各結合部位は、1つの抗原結合部位当たり抗原結合に含まれる計6CDRを備える重鎖可変性ドメインおよび軽鎖可変性ドメインを含んでいる。多特異性DVDには、DLL4およびVEGFまたはC−metおよびEFGRまたはErbB3およびEGFRに結合するDVD結合タンパク質が含まれる。
【0085】
アルキル化剤には、アルトレタミン、AMD−473、AP−5280、アパジコン(apaziquone)、ベンダムスチン、ブロスタリシン、ブスルファン、カルボコン、カルムスチン(BCNU)、クロラムブシル、CLORETAZINE(登録商標)(ラロムスチン、VNP 40101M)、シクロホスファミド、デカルバジン、エストラムスチン、フォテムスチン、グルホスファミド、イフォスファミド、KW−2170、ロムスチン(CCNU)、マホスファミド、メルファラン、ミトブロニトール、ミトラクトール、ニムスチン、ナイトロジェンマスタードN−オキシド、ラニムスチン、テモゾロミド、チオテパ、TREANDA(登録商標)(ベンダムスチン)、トレオスルファン、ロホスファミドなどが含まれる。
【0086】
血管形成阻害剤には、内皮特異的受容体チロシンキナーゼ(Tie−2)阻害剤、上皮成長因子受容体(EGFR)阻害剤、インスリン成長因子−2受容体(IGFR−2)阻害剤、マトリックスメタロプロテイナーゼ−2(MMP−2)阻害剤、マトリックスメタロプロテイナーゼ−9(MMP−9)阻害剤、血小板由来成長因子受容体(PDGFR)阻害剤、トロンボスポンジンアナログ、血管内皮成長因子受容体チロシンキナーゼ(VEGFR)阻害剤などが含まれる。
【0087】
代謝拮抗薬には、ALIMTA(登録商標)(ペメトレキセドジナトリウム、LY231514、MTA)、5−アザシチジン、XELODA(登録商標)(カペシタビン)、カルモフール、LEUSTAT(登録商標)(クラドリビン)、クロファラビン、シタラビンオクホスファート、シトシンアラビノシド、デシタビン、デフェロキサミン、ドキシフルリジン、エフロルニチン、EICAR(5−エチニル−1−β−D−リボフラノシルイミダゾール−4−カルボキサミド)、エノシタビン、エチニルシチジン、フルダラビン、5−フルオロウラシルを単独またはロイコボリンと併用して、GEMZAR(登録商標)(ゲムシタビン)、ヒドロキシウレア、ALKERAN(登録商標)(メルファラン)、メルカプトプリン、6−メルカプトプリンリボシド、メトトレキサート、ミコフェノール酸、ネララビン、ノラトレキセド、オクホスファート、ペリトレキソール、ペントスタチン、ラルチトレキセド、リバビリン、トリアピン、トリメトレキサート、S−1、チアゾフリン、テガフール、TS−1、ビダラビン、UFTなどが含まれる。
【0088】
抗ウイルス薬には、リトナビル、ヒドロキシクロロキンなどが含まれる。
【0089】
オーロラキナーゼ阻害剤には、ABT−348、AZD−1152、MLN−8054、VX−680、オーロラのAに特有のキナーゼ阻害剤、オーロラBに特有のキナーゼ阻害剤、および全オーロラキナーゼ阻害剤などが含まれる。
【0090】
Bcl−2タンパク質阻害剤には、AT−101((−)ゴシポール)およびGENASENSE(登録商標)(G3139またはoblimersen(Bcl−2−ターゲットとするアンチセンスのオリゴヌクレオチド))、IPI−194、IPI−565、N(4(4−((4’−クロロ(1,1’−ビフェニル)−2−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾイル)−4−(((1R)−3−(ジメチルアミノ)−1−((フェニルスルファニル)メチル)プロピル)アミノ)−3−ニトロベンゼンスルホンアミド)(ABT−737)、N(4(4−((2−(4−クロロフェニル)−5,5−ジメチル−1−シクロヘキサ−1−エン−1−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾイル)−4−(((1R)−3−(モルホリン−4−イル)−1−((フェニルスルファニル)メチル)プロピル)アミノ)−3−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゼンスルホンアミド(ABT−263)、GX−070(obatoclax)などが含まれる。
【0091】
Bcr−Ablキナーゼ阻害剤には、DASATINIB(登録商標)(BMS−354825)、GLEEVEC(登録商標)(imatinib)などが含まれる。
【0092】
CDK阻害剤には、AZD−5438およびBMI−1040、BMS−032、BMS−387、CVT−2584、flavopyridol、GPC−286199、MCS−5A、PD0332991、PHA−690509、seliciclib(CYC−202(R roscovitine))、ZK−304709などが含まれる。
【0093】
COX−2阻害剤には、ABT−963、ARCOXIA(登録商標)(エトリコキシブ)、BEXTRA(登録商標)(バルデコキシブ)、BMS347070、CELEBREX(登録商標)(セレコキシブ)、COX−189(ルミラコキシブ)、CT−3、DERAMAXX(登録商標)(デラコキシブ)、JTE−522、4−メチル−2−(3,4−ジメチルフェニル)−1−(4−スルファモイルフェニル−1H−ピロール)、MK−663(エトリコキシブ)、NS−398、パレコキシブ、RS−57067、SC−58125、SD−8381、SVT−2016、S−2474、T−614、VIOXX(登録商標)(ロフェコキシブ)などが含まれる。
【0094】
EGFR阻害剤には、ABX−EGF、抗EGFR免疫リポソーム、EGF−ワクチン、EMD−7200、ERBITUX(登録商標)(セツキシマブ)、HR3、IgA抗体、IRESSA(登録商標)(ゲフィニチブ)、TARCEVA(登録商標)(エルロチニブまたはOSI−774)、TP−38、EGFR融合タンパク質、TYKERB(登録商標)(ラパチニブ)などが含まれる。
【0095】
ErbB2受容体阻害剤には、CP−724−714、CI−1033(カネルチニブ)、HERCEPTIN(登録商標)(トラスツズマブ)、TYKERB(登録商標)(ラパチニブ)、OMNITARG(登録商標)(2C4、ペツズマブ)、TAK−165、GW−572016(イオナファルニブ)、GW−282974、EKB−569、PI−166、dHER2(HER2ワクチン)、APC−8024(HER−2ワクチン)、抗HER/2neu二重特異性抗体、B7.her2IgG3、AS HER2三官能性二重特異性抗体、mAB AR−209、mAB 2B−1などが含まれる。
【0096】
ヒストンデアセチラーゼ阻害剤には、デプシペプチド、LAQ−824、MS−275、トラポキシン、ヒドロキサミン酸サブエロイルアニリド(SAHA)、TSA、バルプロ酸などが含まれる。
【0097】
HSP−90阻害剤には、17−AAG−nab、17−AAG、CNF−101、CNF−1010、CNF−2024、17−DMAG、ゲルダナマイシン、IPI−504、KOS−953、MYCOGRAB(登録商標)(HSP−90に対するヒト組換え抗体)、NCS−683664、PU24FCl、PU−3、ラディシコール、SNX−2112、STA−9090 VER49009などが含まれる。
【0098】
アポトーシスタンパク質の阻害剤の阻害剤には、HGS1029、GDC−0145、GDC−0152、LCL−161、LBW−242などが含まれる。
【0099】
抗体薬物コンジュゲートには、抗CD22−MC−MMAF、抗CD22−MC−MMAE、抗CD22−MCC−DM1、CR−011−vcMMAE、PSMA−ADC、MEDI−547、SGN−19AmSGN−35、SGN−75などが含まれる。
【0100】
死受容体経路の活性剤には、TRAIL、抗体またはTRAILもしくは死受容体を標的とする他の物質(例、DR4およびDR5)、例えばApomab(登録商標)、コナツムマブ、ETR2−ST01、GDC0145(レクサツムマブ)、HGS−1029、LBY−135、PRO−1762およびトラスツズマブが含まれる。
【0101】
Kinesin阻害剤には、AZD4877、ARRY−520のようなEg5阻害剤、および;GSK923295AのようなCENPE阻害剤などが含まれる。
【0102】
JAK−2阻害剤には、CEP−701(lesaurtinib)、XL019、およびINCB018424などが含まれる。
【0103】
MEK阻害剤には、ARRY−142886、ARRY−438162、PD−325901、PD−98059などが含まれる。
【0104】
mTOR阻害剤には、AP−23573、CCI−779、エベロリムス、RAD−001、ラパマイシン、テムシロリムス、例えばPI−103、PP242、PP30、Torin 1を含むATP−競合的TORC1/TORC2阻害剤などが含まれる。
【0105】
非ステロイド抗炎症薬には、AMIGESIC(登録商標)(サルサレート)、DOLOBID(登録商標)(ジフルニサル)、MOTRIN(登録商標)(イブプロフェン)、ORUDIS(登録商標)(ケトプロフェン)、RELAFEN(登録商標)(ナブメトン)、FELDENE(登録商標)(ピロキシカム)、イブプロフェンクリーム、ALEVE(登録商標)(ナプロキセン)およびNAPROSYN(登録商標)(ナプロキセン)、VOLTAREN(登録商標)(ジクロフェナク)、INDOCIN(登録商標)(インドメタシン)、CLINORIL(登録商標)(スリンダク)、TOLECTIN(登録商標)(トルメチン)、LODINE(登録商標)(エトドラク)、TORADOL(登録商標)(ケトロラク)、DAYPRO(登録商標)(オキサプロジン)などが含まれる。
【0106】
PDGFR阻害剤には、C−451、CP−673、CP−868596などが含まれる。
【0107】
白金化学療法薬には、シスプラチン、ELOXATIN(登録商標)(オキサリプラチン)エタプラチン、ロバプラチン、ネダプラチン、PARAPLATIN(登録商標)(カルボプラチン)、サトラプラチン、ピコプラチンなどが含まれる。
【0108】
ポロ様キナーゼ阻害剤には、BI−2536などが含まれる。
【0109】
ホスホイノシチド−3キナーゼ(PI3K)阻害剤には、ワートマニン、LY294002、XL−147、CAL−120、ONC−21、AEZS−127、ETP−45658、PX−866、GDC−0941、BGT226、BEZ235、XL765などが含まれる。
【0110】
トロンボスポンジンアナログには、ABT−510、ABT−567、ABT−898、TSP−1などが含まれる。
【0111】
VEGFR阻害剤には、AVASTIN(登録商標)(ベバシズマブ)、ABT−869、AEE−788、ANGIOZYME(商標)(血管形成を阻害するリボザイム(Ribozyme Pharmaceuticals社(コロラド州ボールダー)およびキロン(カリフォルニア州エメリービル))、アキシチニブ(AG−13736)、AZD−2171、CP−547,632、IM−862、MACUGEN(ペガプタミブ)、NEXAVAR(登録商標)(ソラフェニブ、BAY43−9006)、パゾパニブ(GW−786034)、バタラニブ(PTK−787、ZK−222584)、SUTENT(登録商標)(スニチニブ、SU−11248)、VEGFトラップ、ZACTIMA(商標)(バンデタニブ、ZD−6474)、GA101、オファツムマブ、ABT−806(mAb−806)、ErbB3特異的抗体、BSG2特異的抗体、DLL4特異的抗体およびC−met特異的抗体などが含まれる。
【0112】
抗生物質には、挿入抗生物質であるアクラルビシン、アクチノマイシンD、アムルビシン、アナマイシン、アドリアマイシン、BLENOXANE(登録商標)(ブレオマイシン)、ダウノルビシン、CAELYX(登録商標)もしくはMYOCET(登録商標)(リポソームドキソルビシン)、エルサミトルシン、エピルブシン、グラルブイシン、ZAVEDOS(登録商標)(イダルビシン)、マイトマイシンC、ネモルビシン、ネオカルジノスタチン、ペプロマイシン、ピラルビシン、レベッカマイシン、スチマラマー、ストレプトゾシン、VALSTAR(登録商標)(バルルビシン)、ジノスタチンなどが含まれる。
【0113】
トポイソメラーゼ阻害剤には、アクラルビシン、9−アミノカンプトテシン、アモナフィド、アムサクリン、ベカテカリン、ベロテカン、BN−80915、CAMPTOSAR(登録商標)(イリノテカンハイドロクロライド)、カンプトテシン、CARDIOXANE(登録商標)(デクスラゾキサン)、ジフロモテカン、エドテカリン、ELLENCE(登録商標)またはPHARMORUBICIN(登録商標)(エピルビシン)、エトポシド、エキサテカン、10−ヒドロキシカンプトテシン、ジマテカン、ルルトテカン、ミトキサントロン、Orathecin、ピラルブシン、ピキサントロン、ルビテカン、ソブゾキサン、SN−38、タフルポシド、トポテカンなどが含まれる。
【0114】
抗体には、AVASTIN(登録商標)(ベバシズマブ)、CD40特異的抗体、chTNT−1/B、デノスマブ、ERBITUX(登録商標)(セツキシマブ)、HUMAX−CD4(登録商標)(ザノリムマブ)、IGF1R特異的抗体、リンツズマブ、PANOREX(登録商標)(エドレコロマブ)、RENCAREX(登録商標)(WXG250)、RITUXAN(登録商標)(リツキシマブ)、チシリムマブ、トラスツジマブ、CD20抗体I型およびII型などが含まれる。
【0115】
ホルモン療法薬には、ARIMIDEX(登録商標)(アナストロゾール)、AROMASIN(登録商標)(エキセメスタン)、アルゾキシフェン、CASODEX(登録商標)(ビカルタミド)、CETROTIDE(登録商標)(セトロレリクス)、デガレリクス、デスロレリン、DESOPAN(登録商標)(トリロスタン)、デキサメタゾン、DROGENIL(登録商標)(フルタミド)、EVISTA(登録商標)(ラロキシフェン)、AFEMA(商標)(ファドロゾール)、FARESTON(登録商標)(トレミフェン)、FASLODEX(登録商標)(フルベストラント)、FEMARA(登録商標)(レトロゾール)、ホルメスタン、グルココルチコイド類、HECTOROL(登録商標)(ドキセルカルシフェロール)、RENAGEL(登録商標)(炭酸セベラマー)、ラソフォキシフェン、酢酸リュープロリド、MEGACE(登録商標)(メゲステロール)、MIFEPREX(登録商標)(ミフェプリストン)、NILANDRON(商標)(ニルタミド)、NOLVADEX(登録商標)(クエン酸タモキシフェン)、PLENAXIS(商標)(アバレリクス)、プレドニゾン、PROPECIA(登録商標)(フィナステリド)、リボスタン、SUPREFACT(登録商標)(ブセレリン)、TRELSTAR(登録商標)(黄体化ホルモン放出ホルモン(LHRH))、VANTAS(登録商標)(ヒストレリンインプラント)、VETORYL(登録商標)(トリロスタンまたはモドラスタン)、ZOLADEX(登録商標)(ホスレリン、ゴセレリン)などが含まれる。
【0116】
デルトイド類およびレチノイド類には、セオカルシトロール(EB1089、CB1093)、レクサカルシトロール(KH1060)、フェンレチニド、PANRETIN(登録商標)(アリレチノイン)、ATRAGEN(登録商標)(リポソームトレチノイン)、TARGRETIN(登録商標)(ベキサロテン)、LGD−1550などが含まれる。
【0117】
PARP阻害剤には、ABT−888(ベリパリブ)、オラパリブ、KU−59436、AZD−2281、AG−014699、BSI−201、BGP−15、INO−1001、ONO−2231などが含まれる。
【0118】
植物アルカロイド類には、ビンクリスチン、ビンブラスチン、ビンデシン、ビノレルビンなどが含まれるがこれらに限定されない。
【0119】
プロテアソーム阻害剤には、VELCADE(登録商標)(ボルテゾミブ)、MG132、NPI−0052、PR−171などが含まれる。
【0120】
免疫薬の例には、インターフェロン類および他の免疫増強剤が含まれる。インターフェロン類には、インターフェロンα、インターフェロンα−2a、インターフェロンα−2b、インターフェロンβ、インターフェロンγ−1a、ACTIMMUNE(登録商標)(インターフェロンγ−1b)またはインターフェロンγ−n1およびこれらの組み合わせが含まれる。他の物質には、ALFAFERONE(登録商標)、(IFN−α)、BAM−002(酸化グルタチオン)、BEROMUN(登録商標)(タソネルミン)、BEXXAR(登録商標)(トシツモマブ)、CAMPATH(登録商標)(アレムツズマブ)、CTLA4(細胞毒性リンパ球抗原4)、デカルバジン、デニロイキン、エプラツズマブ、GRANOCYTE(登録商標)(レノグラスチム)、レンチナン、白血球αインターフェロン、イミキモド、MDX−010(抗CTLA−4)、黒色腫ワクチン、ミツモバブ、モルグラモスチム、MYLOTARG(商標)(ゲムツズマブオゾガマイシン)、NEUPOGEN(登録商標)(フィルグラスチム)、OncoVAC−CL、OVAREX(登録商標)(オレゴボマブ)、ペムツモマブ(Y−muHMFG1)、PROVENGE(登録商標)(シプロイセル−T)、サルガラモスチム、シゾフィラン、テセロイキン、THERACYS(登録商標)(バシルスカルメット・ゲラン(Bacillus Calmette−Guerin))、ウベニメクス、VIRULIZIN(登録商標)(免疫療法薬、Lorus Pharmaceuticals社)、Z−100(丸山ワクチン(Specific Substance of Maruyama:SSM))、WF−10(テトラクロロデカオキシド(TCDO))、PROLEUKIN(登録商標)(アルデスロイキン)、ZADAXIN(登録商標)(サイマルファシン)、ZENAPAX(登録商標)(ダクリズマブ)、ZEVALIN(登録商標)(90Y−イブリツモマブチウキセタン)などが含まれる。
【0121】
生物学的応答修飾剤は、生体の防衛機構または生物学的応答、例えば組織細胞の生存、増殖もしくは分化をこれらが抗腫瘍活性を有するように指令するために修飾する物質であり、クレスチン、レンチナン、シゾフィラン、ピシバニルPF−3512676(CpG−8954)、ウベニメクスなどが含まれる。
【0122】
ピリミジンアナログには、シタラビン(ara CまたはアラビノシドC)、シトシンアラビノシド、ドキシフルリジン、FLUDARA(登録商標)(フルダラビン)、5−FU(5−フルオロウラシル)、フロクスウリジン、GEMZAR(登録商標)(ゲムシタビン)、TOMUDEX(登録商標)(ラチトレキセド)、TROXATYL(商標)(トリアセチルウリジントロキサシタビン)などが含まれる。
【0123】
プリンアナログには、LANVIS(登録商標)(チオグアニン)およびPURI−NETHOL(登録商標)(メルカプトプリン)が含まれる。
【0124】
抗有糸分裂薬には、バタブリン、エポチロンD(KOS−862)、N−(2−((4−ヒドロキシフェニル)アミノ)ピリジン−3−イル)−4−メトキシベンゼンスルホンアミド、イクサベピロン(BMS 247550)、パクリタキセル、TAXOTERE(登録商標)(ドセタキセル)、PNU100940(109881)、パツピロン、XRP−9881(ラロタキセル)、ビンフルニン、ZK−EPO(合成エポチロン)などが含まれる。
【0125】
ユビキチンリガーゼ阻害剤には、MDM2阻害剤、例えばニュートリン類、NEDD8阻害剤、例えばMLN4924などが含まれる。
【0126】
本発明の化合物は、さらにまた放射線療法の有効性を増強する放射線増感剤として使用することもできる。放射線療法の例には、体外ビーム放射線療法、遠隔照射法、小線源照射療法および密封、非密封線源放射線療法などが含まれる。
【0127】
さらに、本発明の化合物は、他の化学療法薬、例えばABRAXANE(商標)(ABI−007)、ABT−100(ファルネシルトランスフェラーゼ阻害剤)、ADVEXIN(登録商標)(Ad5CMV−p53ワクチン)、ALTOCOR(登録商標)またはMEVACOR(登録商標)(ロバスタチン)、AMPLIGEN(登録商標)(ポリI:ポリC12U、合成RNA)、APTOSYN(登録商標)(エクシスリンド)、AREDIA(登録商標)(パミドロン酸)、アルグラビン、L−アスパラギナーゼ、アタメスタン(1−メチル−3,17−ジオン−アンドロスタ−1,4−ジエン)、AVAGE(登録商標)(タザロテン)、AVE−8062(コンブレアスタチン誘導体)BEC2(ミツモマブ)、カケクチンまたはカケクシン(腫瘍壊死因子)、カンバキシン(ワクチン)、CEAVAC(登録商標)(癌ワクチン)、CELEUK(登録商標)(セルモロイキン)、CEPLENE(登録商標)(ヒスタミンジハイドロクロライド)、CERVARIX(登録商標)(ヒトパピローマウイルスワクチン)、CHOP(登録商標)(C:CYTOXAN(登録商標)(シクロホスファミド);H:ADRIAMYCIN(登録商標)(ヒドロキシドキソルビシン);O:ビンクリスチン(ONCOVIN(登録商標);P:プレドニゾン)、CYPAT(商標)(酢酸シプロテロン)、コンブレタスタチンA4P、DAB(389)EGF(His−Alaリンカーによってヒト上皮成長因子に融合したジフテリア毒素の触媒性および転移ドメイン)またはTransMID−107R(商標)(ジフテリア毒素)、ダカルバジン、ダクチノマイシン、5,6−ジメチルキサンテノン−4−酢酸(DMXAA)、エニルウラシル、EVIZON(商標)(乳酸スクアラミン)、DIMERICINE(登録商標)(T4N5リポソームローション)、ディスコデルモライド、DX−8951f(メシル酸エキサテカン)、エンザスタウリン、EPO906(エピチオロンB)、GARDASIL(登録商標)(四価ヒトパピローマウイルス(6、11、16、18型)組換えワクチン)、GASTRIMMUNE(登録商標)、GENASENSE(登録商標)、GMK(ガングリオシドコンジュゲートワクチン)、GVAX(登録商標)(前立腺癌ワクチン)、ハロフジノン、ヒステレリン、ヒドロキシカルバミド、イバンドロン酸、IGN−101、IL−13−PE38、IL−13−PE38QQR(シントレデキン・ベスドトクス)、IL−13−シュードモナス(pseudomonas)外毒素、インターフェロン−α、インターフェロン−γ、JUNOVAN(商標)またはMEPACT(商標)(ミファムルチド)、ロナファルニブ、5,10−メチレンテトラヒドロフォレート、ミルテフォシン(ヘキサデシルホスホクロリン)、NEOVASTAT(登録商標)(AE−941)、NEUTREXIN(登録商標)(グルクロン酸トリメトレキサート)、NIPENT(登録商標)(ペントスタチン)、ONCONASE(登録商標)(リボヌクレアーゼ酵素)、ONCOPHAGE(登録商標)(黒色腫ワクチン療法)、ONCOVAX(登録商標)(IL−2ワクチン)、ORATHECIN(商標)(ルビテカン)、OSIDEM(登録商標)(抗体をベースとする細胞薬)、OVAREX(登録商標)MAb(マウスモノクローナル抗体)、パクリタキセル、PANDIMEX(商標)(20(S)プロトパナキサジオール(aPPD)および20(S)プロトパナキサトリオール(aPPT))を含む朝鮮人参由来のアグリコンサポニン類)、パニツムマブ、PANVAC(登録商標)−VF(治験用癌ワクチン)、ペガスパルガーゼ、PEGインターフェロンA、フェノキソジオール、プロカルバジン、レビマスタット、REMOVAB(登録商標)(カツマキソマブ)、REVLIMID(登録商標)(レナリドマイド)、RSR13(エファプロキシラル)、SOMATULINE(登録商標)LA(ランレオチド)、SORIATANE(登録商標)(アシトレチン)、スタウロスポリン(ストレプトマイセス・スタウロスポレス(Streptomyces staurospores))、タラボスタット(PT100)、TARGRETIN(登録商標)(ベキサロテン)、TAXOPREXIN(登録商標)(DHA−パクリタキセル)、TELCYTA(登録商標)(カンホスファミド、TLK286)、テミリフェン、TEMODAR(登録商標)(テモゾロマイド)、テスミリフェン、サリドマイド、THERATOPE(登録商標)(STn−KLH)、thymitaq(登録商標)(2−アミノ−3,4−ジヒドロ−6−メチル−4−オキソ−5−(4−ピリジルチオ)キナゾリンジハイドロクロライド)、TNFERADE(商標)(アデノベクター:腫瘍壊死因子−αに対する遺伝子を含有するDNA担体)、TRACLEER(登録商標)またはZAVESCA(登録商標)(ボセンタン)、トレチノイン(Retin−A)、テトランドリン、TRISENOX(登録商標)(三酸化ヒ素)、VIRULIZIN(登録商標)、ウクライン(大型のクサノオウ植物由来のアルカロイド類の誘導体)、ビタキシン(抗alphavbeta3抗体)、XCYTRIN(登録商標)(モテキサフィンガドリニウム)、XINLAY(商標)(アトラセンタン)、XYOTAX(商標)(パクリタキセル・ポリグルメックス)、YONDELIS(登録商標)(トラベクテジン)、ZD−6126、ZINECARD(登録商標)(デクサラゾキサン)、ZOMETA(登録商標)(ゾレンドロン酸)、ゾルビシンなどと併用することができる。
【0128】
生物学的活性の決定
Bcl−2ファミリータンパク質の阻害についての、Bcl−xLを代表的例として使用するアッセイは、96ウエルマイクロタイタープレート内で実施した。本発明の化合物は、DMSO中で10Mから10pMの間の濃度に希釈し、プレートの各セル内に導入した。1ウエル当たり計125Lのアッセイバッファー(20mMリン酸バッファー(pH7.4)、1mM EDTA、50mM NaCl、0.05% pluronic、6nMのBCL−Xタンパク質(Science 1997,275,983−986に記載された方法に従って調製した。)、1nMフルオレセイン標識BADペプチド(Synpep社、カリフォルニア州から購入した。)および本発明の化合物のDMSO溶液の混合液を2分間振とうし、LJL Analyst(LJL Bio Systems社、カリフォルニア州)内に配置した。陰性コントロール(DMSO、15nM BADペプチド、アッセイバッファー)および陽性コントロール(DMSO、15nM BADペプチド、30nM BCL−X、アッセイバッファー)を使用してアッセイの範囲を決定した。偏光を室温で持続的フルオレセインランプ(励起485nm、発光530nm)を使用して測定した。K値は、Microsoft ExcelによってmP値から直接的に計算した。
【0129】
Bcl−2の阻害についてのアッセイは、96ウエルマイクロタイタープレート内で実施した。本発明の化合物は、DMSO中で10Mから10pMの濃度に希釈し、プレートの各ウエル内に導入した。1ウエル当たり計125Lのアッセイバッファー(20mMリン酸バッファー(pH7.4)、1mM EDTA、0.05% PF−68)、10nMのBcL−2タンパク質(PNAS 2001,98,3012−3017に記載された方法に従って調製した。)、1nMフルオレセイン標識BAXペプチド(社内で調製した。)および本発明の化合物のDMSO溶液の混合液を2分間振とうし、LJL Analyst(LJL Bio Systems社、カリフォルニア州)内に配置した。偏光を室温で持続的フルオレセインランプ(励起485nm、発光530nm)を使用して測定した。K値は、Microsoft Excelを使用して計算した。
【0130】
本発明による化合物についての阻害定数(K)は、下記の表1に示した。化合物についてのKを所定の数値より「>」(大きい)と表す場合は、結合親和性値が使用したアッセイの検出限界より高いことを意味することが意図されている。化合物についてのKを所定の数値より「<」(小さい)と表す場合は、結合親和性値が使用したアッセイの検出限界より低いことを意味することが意図されている。
【0131】
【表1】
【0132】
阻害定数(K)は、酵素−阻害剤複合体またはタンパク質/低分子複合体の解離定数であり、このとき該低分子は1つのタンパク質の他のタンパク質への結合を阻害する。そこで大きなK値は低い結合親和性を示し、小さなK値は高い結合親和性を示している。
【0133】
この阻害データは、式(I)を有する化合物の抗アポトーシス性Bcl−2タンパク質の阻害剤としての有用性を証明している。
【0134】
本発明の化合物はBcl−2に結合するために、これらの化合物はBcl−2への緊密な構造的相同性を有する抗アポトーシス性スタンパク質、例えば抗アポトーシス性Bcl−X、Bcl−w、Mcl−1およびBfl−1/A1タンパク質への結合剤としての有用性も有することが予測されている。
【0135】
膀胱癌、脳腫瘍、乳癌、骨髄癌、子宮頸癌、慢性リンパ球性白血病、結腸直腸癌、食道癌、肝細胞癌、リンパ芽球性白血病、濾胞性リンパ腫、T細胞またはB細胞起源のリンパ球性悪性腫瘍、黒色腫、骨髄性白血病、骨髄腫、口腔癌、卵巣癌、非小細胞性肺癌、前立腺癌、小細胞性肺癌、慢性リンパ球性白血病、骨髄腫、前立腺癌、脾臓癌などにおけるBcl−2タンパク質の関与は、WO2005/049593として公表された本願と同一所有権者によるPCT US2004/36770およびWO2005/024636として公表された本願と同一所有権者によるPCT US2004/37911に記載されている。
【0136】
免疫および自己免疫疾患におけるBcl−2タンパク質の関与については、Current Allergy and Asthma Reports 2003,3,378−384;British Journal of Haematology 2000,110(3),584−90;Blood 2000,95(4),1283−92;およびNew England Journal of Medicine 2004,351(14),1409−1418に記載されている。
【0137】
関節炎におけるBcl−2タンパク質の関与は、本願と同一所有権者による米国仮特許出願第60/988,479号に開示されている。
【0138】
骨髄移植拒絶反応におけるBcl−2タンパク質の関与は、本願と同一所有権者による米国特許出願第11/941,196号に開示されている。
【0139】
Bcl−2タンパク質の過剰発現は、様々な癌および免疫系の障害における化学療法に対する耐性、臨床転帰、疾患進行、全体的な予後またはこれらの組み合わせと相互に関連する。癌には、血液学的および充実性腫瘍タイプ、例えば聴神経腫、急性白血病、急性リンパ芽球性白血病、急性骨髄性白血病(単球性、骨髄芽球性、腺癌、血管肉腫、星状膠細胞腫、骨髄単球性および前骨髄球性)、急性T細胞白血病、基底細胞癌、胆管癌、膀胱癌、脳腫瘍、乳癌(エストロゲン受容体陽性乳癌を含む。)、気管支原性癌、バーキット(Burkitt)リンパ腫、子宮頸癌、軟骨肉腫、脊索種、絨毛癌、慢性白血病、慢性リンパ球性白血病、慢性骨髄球性(顆粒球性)白血病、慢性骨髄性白血病、結腸癌、結腸直腸癌、頭蓋咽頭腫、嚢胞腺癌、異常増殖性変化(異形成および化生)、精上皮腫、子宮内膜癌、子宮内皮肉腫、上衣細胞腫、上皮癌、赤白血病、食道癌、エストロゲン受容体陽性乳癌、本態性血小板血症、ユーイング(Ewing)腫瘍、線維肉腫、胃癌、胚細胞性精巣癌、妊娠性絨毛性疾患、膠芽細胞腫、頭頸部癌、重鎖病、血管芽細胞腫、肝癌、肝細胞癌、ホルモン不感性前立腺癌、平滑筋肉腫、脂肪肉腫、肺癌(小細胞性肺癌および非小細胞性肺癌を含む。)、リンパ管内皮腫肉腫、リンパ管肉腫、リンパ芽球性白血病、リンパ腫(広汎性大細胞型B細胞リンパ腫、濾胞性リンパ腫、ホジキン(Hodgkin)リンパ腫および非ホジキンリンパ腫を含むリンパ腫)、膀胱、乳房、結腸、肺、卵巣、膵臓、前立腺、皮膚および子宮の悪性腫瘍および高増殖性障害、T細胞またはB細胞起源のリンパ性悪性腫瘍、白血病、髄様癌、髄芽細胞腫、黒色腫、髄膜腫、中皮腫、多発性骨髄腫、骨髄性白血病、骨髄腫、粘液肉腫、神経芽細胞腫、乏枝神経膠腫、口腔癌、骨原性肉腫、卵巣癌、膵臓癌、乳頭腺癌、乳頭状癌、末梢T細胞性リンパ腫、松果体腫、真性赤血球増加症、前立腺癌(ホルモン不感性(難治性)前立腺癌を含む。)、直腸癌、腎細胞癌、網膜芽細胞腫、横紋筋肉腫、肉腫、脂腺癌、精上皮腫、皮膚癌、小細胞性肺癌、充実性腫瘍(癌および肉腫)、胃癌、扁平上皮癌、滑膜腫、汗腺癌、精巣癌(胚細胞性精巣癌を含む。)、甲状腺癌、ワルデンストレーム(Waldenstrom)マクログロブリン血症、精巣腫瘍、子宮癌、ウィルムス(Wilms)腫瘍などが含まれるがこれらに限定されない。
【0140】
さらにまた本発明の化合物は、小児癌または胎児性横紋筋肉腫、小児急性リンパ芽球性白血病、小児急性骨髄性白血病、小児胞巣状横紋筋肉腫、小児未分化上衣腫、小児未分化大細胞リンパ腫、小児未分化髄芽細胞腫、中枢神経系の小児非定型奇形腫/横紋筋様腫瘍、小児多形質急性白血病、小児バーキットリンパ腫、ユーイング腫瘍ファミリーの小児癌、例えば未分化神経外胚葉性腫瘍、小児広汎性未分化ウィルムス腫瘍、小児予後良好ウィルムス腫瘍、小児神経グリア芽細胞腫、小児髄芽細胞腫、小児神経芽細胞腫、小児神経芽細胞腫由来骨髄球腫症、小児プレB細胞癌(例、白血病)、小児骨肉腫、小児横紋筋様腎腫瘍、小児横紋筋肉腫および小児T細胞癌、例えばリンパ腫および皮膚癌などを含む腫瘍に由来するBcl−2タンパク質を発現する細胞の増殖を阻害するであろうことが予想されている。
【0141】
自己免疫疾患には、後天性免疫不全症候群(AIDS)、自己免疫リンパ増殖性症候群、溶血性貧血、炎症性疾患および血小板減少症、臓器移植と関連する急性または慢性免疫疾患、アジソン(Addison)病、アレルギー性疾患、脱毛症、円形脱毛症、アテローム性疾患/動脈硬化症、アテローム硬化症、関節炎(変形性関節症、若年性慢性関節炎、敗血症性関節炎、ライム関節炎、乾癬性関節炎および反応性関節炎を含む。)、自己免疫性水疱性疾患、落葉状天疱瘡、後天性免疫不全症関連性疾患、臓器移植と関連する急性免疫疾患、後天性肢端チアノーゼ、急性および慢性寄生性もしくは感染過程、急性膵炎、急性腎不全、急性リウマチ熱、急性横断性脊髄炎、腺癌、気中異所性収縮、成人(急性)呼吸窮迫症候群、AIDS認知症複合体、アルコール性肝硬変、アルコール誘導性肝傷害、アルコール誘導性肝炎、アレルギー性結膜炎、アレルギー性接触皮膚炎、アレルギー性鼻炎、アレルギーおよび喘息、同種移植拒絶反応、α−1−アンチトリプシン欠損症、アルツハイマー(Alzheimer)病、筋萎縮性側索硬化症、貧血、狭心症、肺疾患関連性強直性脊椎炎、前角細胞縮退、抗体媒介性細胞毒性、抗リン脂質抗体症候群、抗受容体過敏性反応、大動脈瘤および末梢動脈瘤、大動脈解離、動脈性高血圧、動脈硬化症、動静脈瘻、関節症、無力症、喘息、運動失調症、アトピー性アレルギー、心房細動(持続性または突発性)、心房粗動、房室ブロック、萎縮性自己免疫性甲状腺機能低下症、自己免疫溶血性貧血、自己免疫性肝炎、1型自己免疫性肝炎(古典的自己免疫性またはルポイド肝炎)、自己免疫媒介性低血糖症、自己免疫性好中球減少症、自己免疫性血小板減少症、自己免疫性甲状腺疾患、B細胞リンパ腫、骨移植拒絶反応、骨髄移植(BMT)拒絶反応、閉塞性細気管支炎、脚ブロック、熱傷、悪液質、心不整脈、心失神症候群、心臓腫瘍、心筋症、心肺バイパス炎症反応、軟骨移植拒絶反応、小脳皮質変性症、小脳疾患、無秩序または多病巣性心房性頻拍、化学療法関連性障害、クラミジア、胆汁うっ滞、慢性アルコール中毒症、慢性活動性肝炎、慢性疲労症候群、臓器移植と関連する慢性免疫疾患、慢性好酸球性肺炎、慢性炎症性病理、慢性皮膚粘膜カンジダ症、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、慢性サリチル酸塩中毒、結腸直腸一般多様性免疫不全症(一般可変性低ガンマグロブリン血症)、結膜炎、結合組織疾患関連性間質性肺疾患、接触皮膚炎、クームス(Coombs)陽性溶血性貧血、肺性心、クロイツフェルト・ヤコブ(Creutzfeldt−Jakob)病、特発性自己免疫性肝炎、特発性線維化性肺胞炎、培養陰性敗血症、嚢胞性線維症、サイトカイン関連性障害、クローン(Crohn)病、ボクサー認知症、脱髄疾患、デング出血熱、皮膚炎、強皮症性皮膚炎、皮膚病変、皮膚筋炎/多発筋炎関連性肺疾患、糖尿病、糖尿病性動脈硬化症、真性糖尿病、広汎性レヴィー小体(Lewy body)病、拡張型心筋症、拡張型うっ血性心筋症、円板状エリテマトーデス、大脳基底核障害、播種性血管内凝固、壮年期におけるダウン(Down)症候群、薬物誘発性間質性肺疾患、薬物誘発性肝炎、CNSドーパミン、受容体、薬物感受性をブロックする薬物によって誘発される薬物誘発性運動障害、湿疹、脳脊髄炎、心内膜炎、内分泌障害、腸性滑膜炎、喉頭蓋炎、エプスタイン・バー(Epstein−Barr)ウイルス感染症、肢端紅痛症、錘体外路および小脳障害、家族性血球貪食症性リンパ組織球増多症、胎児胸腺移植拒絶反応、フリードライヒ(Friedreich)失調症、機能的末梢動脈障害、女性不妊、線維症、線維性肺疾患、真菌性敗血症、ガス壊疽、胃潰瘍、巨細胞性動脈炎、糸球体性腎炎、糸球体腎炎、グッドパスチャー(Goodpasture)症候群、自己免疫性甲状腺機能低下症(橋本病)、痛風性関節炎、いずれかの臓器もしくは組織の移植拒絶反応、移植片対宿主疾患、グラム陰性敗血症、グラム陽性敗血症、細胞内生物に起因する肉芽腫、B群溶連菌(GBS)感染症、グレーブス(Grave’s)病、止血関連性肺疾患、ヘアリー細胞白血病、ヘアリー細胞白血病、ハレロルデン・スパッツ病、橋本甲状腺炎、枯草熱、心臓移植拒絶反応、血色素症、造血器悪性腫瘍(白血病およびリンパ腫)、溶血性貧血、溶血尿毒症性/血栓性血小板減少性紫斑病、出血、ヘノッホ・シェーンライン(Henoch−Schoenlein)紫斑病、A型肝炎、B型肝炎、C型肝炎、HIV感染症/HIVニューロパシー、ホジキン病、上皮小体機能減退症、ハンチントン(Huntington)舞踏病、多動症候群、過敏性反応、過敏性肺臓炎、甲状腺機能亢進症、運動不全障害、視床下部・下垂体・副腎系軸評価、特発性アジソン病、特発性白血球減少症、特発性肺線維症、特発性血小板減少症、特異体質による肝疾患、乳児脊髄性筋萎縮症、感染性疾患、大動脈の炎症、炎症性腸疾患、インスリン依存性真性糖尿病、間質肺炎、虹彩毛様体炎/ブドウ膜炎/視神経炎、虚血−再潅流障害、虚血性脳梗塞、若年性悪性貧血、若年性関節リウマチ、若年性脊髄性筋萎縮症、カポジ(Kaposi)肉腫、川崎病、腎移植拒絶反応、レジオネラ病、リーシュマニア病、ハンセン病、皮質脊髄系の病変、直鎖IgA病、脂質血症、肝移植拒絶反応、ライム病、リンパ浮腫、リンパ球性浸潤性肺疾患、マラリア、特発性もしくは特定不能(NOS)の男性不妊、悪性組織球増殖症、悪性黒色腫、髄膜炎、髄膜炎菌血症、腎臓の顕微的血管炎、偏頭痛、ミトコンドリア多臓器疾患、混合性結合組織病、混合性結合組織病関連性肺疾患、単クローン性免疫グロブリン血症、多発性骨髄腫、多系統変性(メンセル・デジェリーヌ−トーマス・シャイ−ドレーガー(Mencel Dejerine−Thomas Shi−Drager)およびマシャド−ジョセフ(Machado−Joseph))、筋痛性脳炎/ロイヤルフリー病、重症筋無力症、腎臓の顕微的血管炎、マイコバクテリウム・アビウム・イントラセルラーレ(mycobacterium avium intracellulare)、マイコバクテリウム・チュバキュロシス(mycobacterium tuberculosis)、骨髄形成異常症候群、心筋梗塞、心筋虚血疾患、上咽頭癌、新生児慢性肺疾患、腎炎、ネフローゼ、ネフローゼ症候群、神経変性疾患、神経原性I筋萎縮、好中球減少性発熱、非アルコール性脂肪肝炎、腹部大動脈およびこの分枝の閉塞、閉塞性動脈疾患、臓器移植拒絶反応、精巣炎/精巣上体炎、精巣炎/精管復元術処置、臓器肥大、変形性関節症、骨粗鬆症、卵巣不全、膵臓移植拒絶反応、寄生虫症、副甲状腺移植拒絶、パーキンソン(Parkinson)病、骨盤内炎症性疾患、尋常性天疱瘡、落葉状天疱瘡、類天疱瘡、通年性鼻炎、心膜疾患、末梢アテローム硬化性疾患、末梢血管疾患、腹膜炎、悪性貧血、水晶体起因性ブドウ膜炎、ニューモシスチス・カリニ(pneumocystis carinii)肺炎、肺炎、POEMS症候群(多発神経炎、臓器肥大、内分泌疾患、単クローン性免疫グロブリン血症および皮膚変化症候群)、灌流後症候群、ポンプ後症候群、心筋梗塞後開心術症候群、感染後間質性肺疾患、早発閉経、原発性胆汁性肝硬変、原発性硬化性肝炎、原発性粘液腺腫、原発性肺高血圧、原発性硬化性胆管炎、原発性血管炎、進行性核上性麻痺、乾癬、1型乾癬、2型乾癬、乾癬性関節症、結合組織病に続発する肺高血圧、結節性多発性動脈炎の肺症状、炎症後間質性肺疾患、放射線線維症、放射線療法、レイノー(Raynaud)現象およびレイノー病、レイノー病、レフサム(Refsum)病、規則的なQRS幅の狭い頻脈症、ライター(Reiter)病、特定不能の腎疾患、腎血管性高血圧、再灌流障害、拘束型心筋症、関節リウマチ関連性間質性肺疾患、リウマチ様脊椎炎、サルコイドーシス、シュミット(Schmidt)症候群、強皮症、老年性舞踏病、レビー小体型の老年性認知症、敗血症症候群、敗血症性ショック、血清反応陰性関節症、ショック、鎌形赤血球貧血症、シェーグレン(Sjogren)病関連肺疾患、シェーグレン症候群、皮膚同種移植拒絶反応、皮膚変化症候群、小腸移植拒絶反応、精子自己免疫、多発性硬化症(全ての亜型)、脊髄性運動失調、脊髄小脳変性症、脊椎関節症、脊椎関節症、散在性多内分泌腺機能低下症候群I型、散在性多内分泌腺機能低下症候群II型、スチル(Still)病、連鎖球菌性筋炎、脳卒中、小脳の構造的病変、亜急性硬化性小脳炎、交感性眼炎、失神、心血管系の梅毒、全身性アナフィラキシー、全身性炎症反応症候群、全身性発症若年性関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、全身性エリテマトーデス関連性肺疾患、全身性硬化症、全身性硬化症関連性間質性肺疾患、T細胞またはFAB ALL、高安病/動脈炎、毛細管拡張症、Th2型およびTh1型媒介性疾患、閉塞性血栓性血管炎、血小板減少症、甲状腺炎、毒性、毒性ショック症候群、移植、外傷/出血、2型自己免疫性肝炎(抗LKM抗体肝炎)、黒色表皮腫を伴うB型インスリン耐性、III型過敏性反応、IV型過敏性、潰瘍性大腸炎性関節症、潰瘍性大腸炎、不安定狭心症、尿毒症、尿路性敗血症、蕁麻疹、ブドウ膜炎、心臓弁膜症、静脈瘤症、脈管炎、脈管炎性広汎性肺疾患、静脈疾患、静脈血栓症、心室細動、白斑急性肝疾患、ウイルスおよび真菌感染症、ウイルス性脳炎/無菌性髄膜炎、ウイルス関連性血球貪食性症候群、ウェゲナー(Wegener)肉芽腫、ウェルニッケ・コルサコフ(Wernicke−Korsakoff)症候群、ウィルソン(Wilson)病、いずれかの臓器または組織の異種移植拒絶反応、エルシニアおよびサルモネラ関連性関節炎などが含まれるがこれらに限定されない。
【0142】
スキームおよび実験
次の略語は記載のような意味を示す。ADDPは1’,1−(アゾジカルボニル)ジピペリジンを意味し;AD−mix−βは(DHQD)2HAL、KFe(CN)、KCOおよびKSOの混合物を意味し;9−BBNは、9−ボラビシクロ(3.3.1)ノナンを意味し;Bocは、tert−ブトキシカルボニルを意味し;(DHQD)PHALはヒドロキニジン1,4−フタラジンジイルジエチルエーテルを意味し;DBUは1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エンを意味し;DIBALはジイソブチルアルミニウム水素化物を意味し;DIEAはジイソプロピルエチルアミンを意味し;DMAPはN,Nジメチルアミノピリジンを意味し;DMFはN,N−ジメチルホルムアミドを意味し;dmpeは1,2−ビス(ジメチルホスフィノ)−エタンを意味し;DMSOはジメチルスルホキシドを意味し;dppbは1,4−ビス(ジフェニルホスフィノ)−ブタンを意味し;dppeは1,2−ビス(ジフェニルホスフィノ)エタンを意味し;dppeは1,2−ビス(ジフェニルホスフィノ)エタンを意味し;dppmは1,1−ビス(ジフェニルホスフィノ)メタンを意味し;EDAC・HClは1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩を意味し;Fmocはフルオレニルメトキシカルボニルを意味し;HATUはO−(7−アザベンゾトリアゾール−1イル)−N,N’N’N’−テトラメチルウロリウムヘキサフルオロホスファートを意味し;HMPAはヘキサメチルホスフォルアミドを意味し;IPAはイソプロピルアルコールを意味し;MP−BHは多孔質トリエチルアンモニウムメチルポリスチレンシアノ水素化ホウ素を意味し;TEAはトリエチルアミンを意味し;TFAはトリフルオロ酢酸を意味し;THFはテトラヒドロフランを意味し;NCSはN−クロロスクシンイミドを意味し;NMMはN−メチルモルホリンを意味し;NMPはN−メチルピロリジンを意味し;PPhはトリフェニルホスフィンを意味する。
【0143】
本発明の化合物は、合成化学方法によって作製することができ、これらの実施例は本明細書に示されている。本発明の手順および概念的態様の最も有用で容易に理解される説明の代表的スキームは、本願と同一所有権者による米国特許出願第12/631,367号および第12/631,404号に開示されている。本方法における工程の順序は変化させることができる、試薬、溶媒および反応条件は詳細に言及した試薬、溶媒および反応条件と置換できる、ならびに易損性部分を必要に応じて保護および脱保護できることを理解することが重要である。
【0144】
以下の実施例は、本発明の手順および概念的態様の最も有用で容易に理解される説明であると考えられる実施例を提供するために提示されている。例示した化合物および中間体は、ACD/ChemSketch Version 12.01(13 May 2009),Advanced Chemistry Development Inc.,Toronto,Ontario)、またはChemDraw(登録商標)Ver.9.0.5(CambridgeSoft,Cambridge,MA)を使用して名称を指定した。
【実施例】
【0145】
[実施例1]
4−{4−[(4’−クロロビフェニル−2−イル)メチル]ピペラジン−1−イル}−N−[(3−ニトロ−4−{[(1R,2R,3R,5S)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}フェニル)スルホニル]ベンズアミド)
【0146】
[実施例1A]
4−(4−((4’−クロロビフェニル−2−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)安息香酸
実施例1Aは、Bruncko,et.al.,J.Med.Chem.2007,50,641−662.に記載される方法を用いて調製される。
【0147】
[実施例1B]
N−(4−クロロ−3−ニトロフェニルスルホニル)−4−(4−((4’−クロロビフェニル−2−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ベンズアミド
実施例1A(10g)、4−クロロ−3−ニトロベンゼンスルホンアミド(5.82g)、1−エチル−3−[3−(ジメチルアミノ)プロピル]−カルボジイミドハイドロクロライド(9.42g)および4−ジメチルアミノピリジン(3.00g)をジクロロメタン(98ml)中で結合した。この混合液を室温で一晩撹拌し、ジクロロメタンで希釈し、水中に注入した。有機層を水で完全に洗浄し、1M HCl水溶液および5% NaHCO水溶液で洗浄した。有機層を水および食塩液で再び洗浄した。有機層をMgSOで脱水し、濾過し、濾液を真空下で濃縮した。粗材料は、2%メタノール/ジクロロメタンから10%メタノール/ジクロロメタンの勾配を用いて溶出するフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。H NMR(500MHz,ジメチルスルホキシド−d)δ12.08(br s,1H)、8.64(d,1H)、8.37(d,1H)、7.94(dd,1H)、7.75(m,3H)、7.54(m,4H)、7.40(m,2H)、7.35(d,2H)、6.93(d,2H)、4.39(br s,1H)、4.02(m,1H)、3.91(br s,2H)、3.28(br s,2H)、3.08(br s,3H)、2.89(br s,2H)、2.73(m,1H)、2.40(m,1H)、2.09(m,1H)、1.97(m,1H)、1.87(m,1H)、1.64(m,1H)、1.24(s,3H)、1.12(d,3H)、1.08(s,3H)。
【0148】
[実施例1C]
4−{4−[(4’−クロロビフェニル−2−イル)メチル]ピペラジン−1−イル}−N−[(3−ニトロ−4−{[(1R,2R,3R,5S)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}フェニル)スルホニル]ベンズアミド)
【0149】
実施例1B(40mg)および(1R,2R,3R,5S)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−アミン(19.60mg)をジオキサン(1mL)中で結合した。トリエチルアミン(0.027ml)を加えた。この混合液を90℃へ一晩加熱し、真空下で濃縮し、C18カラム、250×21.20mm、5μを使用し、20から100%のCHCN対0.1%トリフルオロ酢酸水溶液で溶出する分取的HPLCによって精製すると、トリフルオロ酢酸塩として生成物が得られた。H NMR(500MHz,ジメチルスルホキシド−d)δ12.08(br s,1H)、8.64(d,1H)、8.37(d,1H)、7.94(dd,1H)、7.75(m,3H)、7.54(m,4H)、7.40(m,2H)、7.35(d,2H)、6.93(d,2H)、4.39(br s,1H)、4.02(m,1H)、3.91(br s,2H)、3.28(br s,2H)、3.08(br s,3H)、2.89(br s,2H)、2.73(m,1H)、2.40(m,1H)、2.09(m,1H)、1.97(m,1H)、1.87(m,1H)、1.64(m,1H)、1.24(s,3H)、1.12(d,3H)、1.08(s,3H)。
【0150】
[実施例2]
4−(4−{アセチル[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}ピペリジン−1−イル)−N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)ベンズアミド
【0151】
[実施例2A]
4−{4−[アセチル−((1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチル−ビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−安息香酸エチルエステル
実施例45C(50mg)をジクロロメタン(2mL)中に溶解させた。トリエチルアミン(0.022mL、16mg)を加え、この後に塩化アセチル(0.010mL、11mg)を加えた。この溶液を室温で16時間混合し、次にヘキサン中の30%酢酸エチルを使用してフラッシュ・カラムクロマトグラフィーによってシリカゲル上で精製すると標題化合物が得られた。
【0152】
[実施例2B]
4−{4−[アセチル−((1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチル−ビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−安息香酸
実施例2A(55mg)をテトラヒドロフラン(0.6mL)、メタノール(0.2mL)および水(0.2mL)の中に溶解させ、水酸化リチウム一水和物(22mg)により処理した。この溶液を室温で16時間撹拌した。この溶液を1M塩酸で酸性化し、酢酸エチルで抽出し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過して濃縮すると、標題化合物が得られた。
【0153】
[実施例2C]
4−フルオロ−3−ニトロ−ベンゼンスルホンアミド
2−フルオロニトロベンゼン(141g、1.0mol)およびクロロスルホン酸(300mL)を10時間にわたり60℃で加熱した。反応混合液を室温に冷却した後、これを注意深く4Lのエルレンマイヤーフラスコ内の氷(約1kg)に注入し、氷−食塩液浴によって効率的に冷却した。この混合液をエーテル(4L)および食塩液(2L)で抽出した。生じた溶液を−40℃へ冷却した。濃水酸化アンモニア溶液(300mL)を次に強力に撹拌しながら加え、反応混合液が−10℃(内部温度)未満に留まるように添加速度を制御した。必要であれば、ドライアイス・キューブをこの反応混合液に加えて温度を低下させた。添加が完了した直後に、生じた混合液を分離し、水相を酢酸エチル(2L)で抽出した。結合有機相を4M塩酸(300mL)および食塩液(100mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、濃縮した。生じた固体を、酢酸エチル/ヘキサン混合液から再結晶化させた。再結晶化からの母液を濃縮し、同一方法で再結晶化させ、生じた固体を結合すると、標題化合物が得られた。
【0154】
[実施例2D]
4−(シクロヘキシルメチル−アミノ)−3−ニトロ−ベンゼンスルホンアミド
テトラヒドロフラン(35mL)中の実施例2C(7.70g)の溶液にテトラヒドロフラン(15mL)中のシクロヘキシルメチルアミン(6.0mL、5.22g)およびジイソプロピルエチルアミン(8.0mL、5.92g)の溶液を滴下した。添加後、テトラヒドロフラン(20mL)を加え、この反応液を室温で16時間撹拌した。この溶液を水に加え、酢酸エチルおよびジクロロメタン(容積で1:1)の溶液を用いて抽出した。この溶液を無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濾液の量を減少させ、結晶化によって標題化合物を単離した。
【0155】
[実施例2E]
4−(4−{アセチル[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}ピペリジン−1−イル)−N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)−ベンズアミド
標題化合物は、実施例2Bを実施例1Aと、および実施例2Dを実施例1Bにおける4−クロロ−3−ニトロベンゼンスルホンアミドと置換することによって調製した。H NMR(300MHz,ジメチルスルホキシド−d)δ8.50(br s,1H)、8.40(m,1H)、7.88(dd,1H)、7.73(d,1H)、7.71(d,1H)、7.06(dd,1H)、6.86(d,1H)、6.81(d,1H)、4.16(m,1H)、3.96−3.77(m,2H)、3.25(t,4H)、3.18−3.06(m,2H)、2.77(m,4H)、2.48−2.23(m,2H)、2.14−1.95(m,8H)、1.86(m,2H)、1.77−1.60(m,11H)、1.25−1.14(m,8H)、1.07−1.00(m,4H)、0.95−0.86(m,2H)。
【0156】
[実施例3]
4−(4−{ベンゾイル[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}ピペリジン−1−イル)−N({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)−ベンズアミド
【0157】
[実施例3A]
4−{4−[ベンゾイル−((1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−安息香酸エチルエステル
標題化合物は、塩化ベンゾイルを実施例2Aにおける塩化アセチルと置換することによって調製した。
【0158】
[実施例3B]
4−{4−[ベンゾイル−((1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−安息香酸
標題化合物は、実施例3Aを実施例2Bにおける実施例2Aと置換することによって調製した。
【0159】
[実施例3C]
4−(4−{ベンゾイル[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}ピペリジン−1−イル)−N({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)−ベンズアミド
標題化合物は、実施例3Bを実施例1Aと、および実施例2Dを実施例1Bにおける4−クロロ−3−ニトロベンゼンスルホンアミドと置換することによって調製した。H NMR(300MHz,ジメチルスルホキシド−d)δ11.98(br s,1H)、8.51(br s,1H)、8.42(br s,1H)、7.89(dd,1H)、7.43(d,2H)、7.42(m,3H)、7.29(d,2H)、7.08(d,1H)、6.85(d,2H)、4.03−3.75(m,3H)、3.24(t,4H)、2.86(m,2H)、2.37(m,2H)、2.11(m,2H)、1.97−1.82(m,2H)、1.78−1.55(m,10H)、1.23−0.91(m,11H)、0.79(d,2H)、0.45(s,1H)。
【0160】
[実施例4]
N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル){[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}、ビフェニル−4−カルボキサミド
【0161】
[実施例4A]
メチル3’−ブロモビフェニル−4−カルボキシレート
ジオキサン(40mL)中の4−(メトキシカルボニル)フェニルボロン酸(1.55g、8.63mmol)、1−ブロモ−3−ヨードベンゼン(2.22g、7.84mmol)、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(0.29g、0.392mmol)およびCsF(2.38g、15.7mmol)を80℃で8時間にわたり撹拌した。この反応液を冷却し、酢酸エチル中に注入し、水および食塩液で2回洗浄し、結合有機層を濃縮した。残留物をシリカゲル上でヘキサン中の2から20%酢酸エチルを用いるクロマトグラフィーにかけると、標題化合物が得られた。
【0162】
[実施例4B]
メチル3’−((1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−イルアミノ)ビフェニル−4−カルボキシラート
ジグリム(5mL)中の実施例4A(146mg、0.50mmol)、(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−アミン(92mg、0.60mmol)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(23mg、0.025mmol)、トリ−t−ブチルホスホニウムテトラフルオロボレート(11.7mg、0.04mmol)およびKPO(160mg、0.75mmol)を100℃で24時間にわたり撹拌した。この反応液を冷却し、シリカゲル上でヘキサン中の5%酢酸エチルを用いるクロマトグラフィーにかけると、標題化合物が得られた。
【0163】
[実施例4C]
3’−((1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−イルアミノ)ビフェニル−4−カルボン酸
標題化合物は、実施例2Bに記載した通りに、実施例2Aに代えて実施例4Bを使用して調製した。
【0164】
[実施例4D]
N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)−3’−{[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}ビフェニル−4−カルボキサミド
標題化合物は、実施例1Bに記載した通りに、実施例1Aに代えて実施例4Cおよび4−クロロ−3−ニトロベンゼンスルホンアミドに代えて実施例2Dを使用して調製した。H NMR(300MHz,ジメチルスルホキシド−d)δ11.90(s,1H)、8.65(m,2H)、7.97(d,1H)、7.93(d,2H)、7.68(d,2H)、7.28(d,1H)、7.17(t,1H)、6.88(s,1H)、6.82(d,1H)、6.66(d,1H)、5.70(m,1H)、3.65(m,1H)、2.55(m,2H)、2.34(m,4H)、1.72(m,6H)、1.52(m,1H)、0.99−1.49(m,16H)。
【0165】
[実施例5]
N({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)−4−(4−{(フェニルアセチル)[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}ピペリジン−1−イル)ベンズアミド
【0166】
[実施例5A]
4−{4−[フェニルアセチル−((1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチル−ビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−安息香酸エチルエステル
標題化合物は、塩化フェニルアセチルを実施例2Aにおける塩化アセチルと置換することによって調製した。
【0167】
[実施例5B]
4−{4−[フェニルアセチル−((1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチル−ビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−安息香酸
標題化合物は、実施例5Aを実施例2Bにおける実施例2Aと置換することによって調製した。
【0168】
[実施例5C]
N({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)−4−(4−{(フェニルアセチル)[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}ピペリジン−1−イル)ベンズアミド
標題化合物は、実施例5Bを実施例1Aと、および実施例2Dを実施例1Bにおける4−クロロ−3−ニトロベンゼンスルホンアミドと置換することによって調製した。H NMR(300MHz,ジメチルスルホキシド−d)δ11.98(br s,1H)、8.63(m,2H)、7.93(dt,1H)、7.73(d,1H)、7.71(d,1H)、7.33−7.19(m,6H)、6.91(d,2H)、4.10(m,1H)、3.95(m,2H)、3.78(d,1H)、3.29(t,4H)、3.00−2.60(m,4H)、2.34(m,1H)、2.17(m,1H)、2.05(m,1H)、1.90(m,1H)、1.80−1.53(m,9H)、1.23−1.17(m,8H)、0.99(m,2H)、0.92−0.86(m,6H)。
【0169】
[実施例6]
N−4’({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル){[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}ビフェニル−4−カルボキサミド
【0170】
[実施例6A]
メチル4’−ブロモビフェニル−4−カルボキシラート
標題化合物は、実施例4Aに記載した通りに、1−ブロモ−3−ヨードベンゼンに代えて1−ブロモ−4−ヨードベンゼンを使用して調製した。
【0171】
[実施例6B]
メチル4’−((1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−イルアミノ)ビフェニル−4−カルボキシラート
標題化合物は、実施例4Bに記載した通りに、実施例4Aに代えて実施例6Aを使用して調製した。
【0172】
[実施例6C]
4’−((1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−イルアミノ)ビフェニル−4−カルボン酸
標題化合物は、実施例2Bに記載した通りに、実施例2Aに代えて実施例6Bを使用して調製した。
【0173】
[実施例6D]
N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)−4’−{[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}ビフェニル−4−カルボキサミド
標題化合物は、実施例1Bに記載した通りに、実施例1Aに代えて実施例6Cおよび4−クロロ−3−ニトロベンゼンスルホンアミドに代えて実施例2Dを使用して調製した。H NMR(300MHz,ジメチルスルホキシド−d)δ11.90(s,1H)、8.66(m,2H)、7.97(d,1H)、7.87(d,2H)、7.66(d,2H)、7.51(d,2H)、7.26(d,2H)、7.18(m,1H)、6.79(d,2H)、5.95(m,1H)、3.65(m,1H)、2.60(m,2H)、2.33(m,2H)、1.94(m,2H)、1.72(m,6H)、1.23(s,3H)、1.19(m,4H)、0.93−1.15(m,11H)。
【0174】
[実施例7]
N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)−4’−{(3−フェニルプロピル)[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}ビフェニル−4−カルボキサミド
【0175】
[実施例7A]
4’−((3−フェニルプロピル)((1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−イル)アミノ)ビフェニル−4−カルボン酸
実施例6C(100mg、0.286mmol)、3−フェニルプロパノール(101mg、0.715mmol)およびナトリウムトリアセトキシボロハイドライド(182mg、0.858mmol)を1,2−ジクロロエタン(5mL)中で24時間にわたり撹拌した。この混合液をジクロロメタンおよびエーテルを用いて粉砕すると、標題化合物が得られた。
【0176】
[実施例7B]
N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)−4’−{(3−フェニルプロピル)[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}ビフェニル−4−カルボキサミド
標題化合物は、実施例1Bに記載した通りに、実施例1Aに代えて実施例7Aおよび4−クロロ−3−ニトロベンゼンスルホンアミドに代えて実施例2Dを使用して調製した。
【0177】
[実施例8]
4−{6−[アダマンタン−1−イルメチル]−2,6−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタ−2−イル}−N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)ベンズアミド
【0178】
[実施例8A]
ベンジル2−(4−(エトキシカルボニル)フェニル)−2,6−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン−6−カルボキシラート
ベンジル2,6−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン−6−カルボキシレート(300mg)をジメチルスルホキシド(3mL)中に溶解させ、次にエチル4−フルオロベンゾアート(172mg)および炭酸カリウム(206mg)を加えた。この反応液を130℃で一晩加熱した。冷却後、反応液を水で希釈し、酢酸エチルで抽出した。有機層を食塩液で洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水した。濾過および濾液の濃縮後、生じた粗材料をシリカゲル上で7/3のヘキサン/酢酸エチルを用いるカラムクロマトグラフィーによって精製すると、標題化合物が得られた。
【0179】
[実施例8B]
エチル4−(2,6−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタノ−2−イル)ベンゾアート
実施例8A(82mg)をメタノール(6mL)中に溶解させ、次に10%の炭素担持パラジウム(13mg)を加え、この反応液を水素バルーン下で3時間にわたり撹拌した。この反応液を次にセライトに通して濾過し、濾液を濃縮すると粗生成物が得られたので、これを精製せずに次の工程で使用した。
【0180】
[実施例8C]
エチル4−{6−[アダマンタン−1−イルカルボニル]−2,6−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタ−2−イル}ベンゾアート
実施例8B(45mg)およびアダマンタン−1−カルボン酸(31mg)をジクロロメタン(1mL)中に溶解させ、次に1−エチル−3−[3−(ジメチルアミノ)プロピル]−カルボジイミドハイドロクロライド(38mg)および4−ジメチルアミノピリジン(7mg)を加え、この反応液を室温で一晩撹拌した。この反応液を次に酢酸エチルで希釈し、1M HPOを用いて2回、飽和NaHCOを用いて2回、および食塩液を用いて1回洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで脱水した。濾過および濃縮後、標題化合物はさらなる精製を行わずに運んだ。
【0181】
[実施例8D]
エチル4−{6−[アダマンタン−1−イルメチル]−2,6−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタ−2−イル}ベンゾアート
実施例8C(70mg)をテトラヒドロフラン(2mL)中に溶解させ、次にテトラヒドロフラン(0.25mL)中のボランの1.0M溶液を加え、この反応液を70℃で1時間加熱した。室温へ冷却後、エタノール(2mL)中の2.5M HClを加え、反応液を70℃で1時間加熱した。冷却および濃縮後、残留物をエタノール(4mL)中の2.5M HCl中に再度溶解させ、70℃で1時間加熱した。次に反応液を室温に冷却し、酢酸エチルおよび2M NaCO水溶液との間に分配させた。有機層を食塩液で洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水した。濾過および濃縮後、生じた生成物はさらなる精製を行わずに運んだ。
【0182】
[実施例8E]
4−{6−[アダマンタン−1−イルメチル]−2,6−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタ−2−イル}安息香酸
実施例8D(68mg)をテトラヒドロフラン(1mL)およびメタノール(1mL)中に溶解させた。次に1N水酸化リチウム水溶液(0.32mL)を加え、この混合液を65℃で一晩加熱した。この反応液を次に冷却して濃縮し、水を加え、2N HCl水溶液でpHを1に調整した。この反応混合液をクロロホルム/メタノールで抽出し、有機層を硫酸ナトリウムで脱水して濾過した後、濾液を濃縮すると、塩酸塩として標題化合物が得られた。
【0183】
[実施例8F]
4−{6−[アダマンタン−1−イルメチル]−2,6−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタ−2−イル}−N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)ベンズアミド
実施例8E(32mg)、実施例2D(30mg)、1−エチル−3−[3−(ジメチルアミノ)プロピル]−カルボジイミドハイドロクロライド(32mg)および4−ジメチルアミノピリジン(20mg)をジクロロメタン(1.5mL)中で24時間撹拌した。この生成物を分取的HPLCによってC18カラム、250×50mm、10μを用いて精製し、20から100%のCHCN対0.1%トリフルオロ酢酸水溶液で溶出すると、トリフルオロ酢酸塩として生成物が得られた。H NMR(300MHz,ジメチルスルホキシド−d)δ12.05(br s,1H)、8.79(br s,1H)、8.63(m,2H)、7.93(dd,1H)、7.78(d,2H)、7.26(d,1H)、6.90(m,2H)、4.90(br m,1H)、4.15(br m,1H)、3.90(br m,1H)、3.76(br m,1H)、3.26(m,4H)、3.12(s,2H)、2.08(br m,2H)、1.99(br m,5H)、1.60(m,18H)、1.18(m,3H)、1.00(m,2H)。
【0184】
[実施例9]
N−[(4−{[(2R)−4−(モルホリン−4−イル)−1−(フェニルチオ)ブタン−2−イル]アミノ}−3−[(トリフルオロメチル)スルホニル]フェニル)スルホニル]−4−(4−{(3−フェニルプロパノイル)[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}ピペリジン−1−イル)ベンズアミド
【0185】
[実施例9A]
4−((R)−3−モルホリン−4−イル−1−フェニルスルファニルメチル−プロピルアミノ)−3−トリフルオロメタンスルホニルベンゼンスルホンアミド
標題化合物は、Park,Cheol−Min;at.al J.Med.Chem 2008,51,6902−6915によって記載されたように調製した。
【0186】
[実施例9B]
4−{4−[(3−フェニル−プロピオニル)−((1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチル−ビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−安息香酸エチルエステル
標題化合物は、3−フェニルプロピオニルクロライドを実施例2Aにおける塩化アセチルと置換することによって調製した。
【0187】
[実施例9C]
4−{4−[(3−フェニル−プロピオニル)−((1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチル−ビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル)−アミノ]−ピペリジン−1−イル}−安息香酸
標題化合物は、実施例9Bを実施例2Bにおける実施例2Aと置換することによって調製した。
【0188】
[実施例9D]
N−[(4−{[(2R)−4−(モルホリン−4−イル)−1−(フェニルチオ)ブタン−2−イル]アミノ}−3−[(トリフルオロメチル)スルホニル]フェニル)スルホニル]−4−(4−{(3−フェニルプロパノイル)[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}ピペリジン−1−イル)ベンズアミド
標題化合物は、実施例9Cを実施例1Aと、および実施例9Aを実施例1Bにおける4−クロロ−3−ニトロベンゼンスルホンアミドと置換することによって調製した。H NMR(300MHz,ジメチルスルホキシド−d)δ8.10(dd,1H)、7.94(dt,1H)、7.72(d,2H)、7.39−7.13(m,10H)、6.97−6.78(m,4H)、4.20(m,1H)、4.04(m,1H)、3.88(m,2H)、3.51(br s,4H)、2.92−2.63(m,7H)、2.45−2.03(m,8H)、1.95(m,2H)、1.85−1.54(m,4H)、1.41(m,2H)、1.24−1.15(m,8H)、1.01−0.90(m,6H)。
【0189】
[実施例10]
4−{4−[アダマンタン−1−イルメチル]ピペラジン−1−イル}−N−[(4−{[(2R)−4−(モルホリン−4−イル)−1−(フェニルチオ)ブタン−2−イル]アミノ}−3−ニトロフェニル)スルホニル]ベンズアミド
【0190】
[実施例10A]
エチル4−(ピペラジン−1−イル)ベンゾアート
標題化合物は、Bruncko,M.,et.al.,J.Med.Chem.,2007 50,641に記載された方法によって調製した。
【0191】
[実施例10B]
エチル4−{4−[アダマンタン−1−イルカルボニル]ピペラジン−1−イル}ベンゾアート
標題化合物は、実施例10Aを実施例8Cにおける実施例8Bと置換することによって調製した。
【0192】
[実施例10C]
エチル4−{4−[アダマンタン−1−イルメチル]ピペラジン−1−イル}ベンゾアート
標題化合物は、実施例10Bを実施例8Dにおける実施例8Cと置換することによって調製した。
【0193】
[実施例10D]
4−{4−[アダマンタン−1−イルメチル]ピペラジン−1−イル}安息香酸
標題化合物は、実施例10Cを実施例8Eにおける実施例8Dと置換することによって調製した。
【0194】
[実施例10E]
(R)−4−(4−モルホリノ−1−(フェニルチオ)ブタン−2−イルアミノ)−3−ニトロベンゼンスルホンアミド
標題化合物は、Wendt,M.,et.al.,J.Med.Chem.,2006,49,1165に記載された方法によって調製した。
【0195】
[実施例10F]
4−{4−[アダマンタン−1−イルメチル]ピペラジン−1−イル}−N−[(4−{[(2R)−4−(モルホリン−4−イル)−1−(フェニルチオ)ブタン−2−イル]アミノ}−3−ニトロフェニル)スルホニル]ベンズアミド
標題化合物は、実施例10Dを実施例8Eと、および実施例10Eを実施例8Fにおける実施例2Dと置換することによって調製した。H NMR(300MHz,ジメチルスルホキシド−d)δ9.82(v br s,1H)、9.02(v br s,1H)、8.57(d,1H)、8.30(d,2H)、7.87(dd,1H)、7.80(d,2H)、7.23(m,2H)、7.16(m,4H)、7.01(d,2H)、4.20(m,2H)、3.90(br m,2H)、3.60,3.40,3.20,3.00(all br m,total 18H)、2.18(m,2H)1.99(br s,3H)、1.62(br m,10H)。
【0196】
[実施例11]
4−{(1S,4S)−5−[アダマンタン−1−イルメチル]−2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル}−N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)ベンズアミド
【0197】
[実施例11A]
tert−ブチル(1S,4S)−5−[4−(エトキシカルボニル)フェニル]−2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキシラート
標題化合物は、tert−ブチル(1S,4S)−2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキシレートを実施例8Aにおけるベンジル2,6−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン−6−カルボキシレートと置換することによって調製した。
【0198】
[実施例11B]
エチル4−[(1S,4S)−2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル]ベンゾアート
実施例11A(280mg)をジオキサン(6mL)中の4N HCl中に溶解させ、室温で1時間撹拌した。この反応液を次に酢酸エチルおよびNaHCOの間に分配させた。有機層を食塩液で洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水した。濾過および濃縮後、生じた生成物はさらなる精製を行わずに運んだ。
【0199】
[実施例11C]
エチル4−{(1S,4S)−5−[アダマンタン−1−イルカルボニル]−2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル}ベンゾアート
標題化合物は、実施例11Bを実施例8Cにおける実施例8Bと置換することによって調製した。
【0200】
[実施例11D]
エチル4−{(1S,4S)−5−[アダマンタン−1−イルメチル]−2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル}ベンゾアート
標題化合物は、実施例11Cを実施例8Dにおける実施例8Cと置換することによって調製した。
【0201】
[実施例11E]
4−{(1S,4S)−5−[アダマンタン−1−イルメチル]−2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル}安息香酸
標題化合物は、実施例11Dを実施例8Eにおける実施例8Dと置換することによって調製した。
【0202】
[実施例11F]
4−{(1S,4S)−5−[アダマンタン−1−イルメチル]−2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル}−N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)ベンズアミド
標題化合物は、実施例11Eを実施例8Fにおける実施例8Eと置換することによって調製した。H NMR(300MHz,ジメチルスルホキシド−d)δ12.05(br s,1H)、8.63(m,2H)、8.20(br s,1H)、7.93(dd,1H)、7.78(d,2H)、7.26(d,1H)、6.70(m,2H)、4.78(br s,1H)、4.44(br s,1H)、3.70(m,2H)、3.38(m,2H)、3.30(t,2H)、3.12(s,2H)、2.38(m,1H)、2.20(m,1H)、1.99(br m,3H)、1.60(m,18H)、1.18(m,3H)、1.00(m,2H)。
【0203】
[実施例12]
4−(4−{[3−ブロモ−5−メチルアダマンタン−1−イル]メチル}ピペラジン−1−イル)−N({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)−ベンズアミド
【0204】
[実施例12A]
エチル4−(4−{[3−ブロモ−5−メチルアダマンタン−1−イル]カルボニル}ピペラジン−1−イル)ベンゾアート
標題化合物は、実施例10Aを実施例8Bと、および3−メチル−5−ブロモ−アダマンタン−1−カルボン酸を実施例8Cにおけるアダマンタン−1−カルボン酸と置換することによって調製した。
【0205】
[実施例12B]
エチル4−(4−{[3−ブロモ−5−メチルアダマンタン−1−イル]メチル}ピペラジン−1−イル)ベンゾアート
標題化合物は、実施例12Aを実施例8Dにおける実施例8Cと置換することによって調製した。
【0206】
[実施例12C]
4−(4−{[3−ブロモ−5−メチルアダマンタン−1−イル]メチル}ピペラジン−1−イル)安息香酸
標題化合物は、実施例12Bを実施例8Eにおける実施例8Dと置換することによって調製した。
【0207】
[実施例12D]
4−(4−{[3−ブロモ−5−メチルアダマンタン−1−イル]メチル}ピペラジン−1−イル)−N({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)−ベンズアミド
標題化合物は、実施例12Cを実施例8Fにおける実施例8Eと置換することによって調製した。H NMR(300MHz,ジメチルスルホキシド−d)δ12.05(v br s,1H)、8.97(v br s,1H)、8.63(m,2H)、7.93(dd,1H)、7.80(d,2H)、7.25(d,1H)、7.00(d,2H)、3.90(br m,1H)、3.60,3.40,3.20,3.00(all br m,total 10H)、2.21(s,5H)2.02(m,2H)、1.70(m,7H)、1.40(m,5H)、1.20(m,4H)、1.00(m,2H)、0.86(s,3H)。
【0208】
[実施例13]
N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)−4−(4−{[3,5−ジメチルアダマンタン−1−イル]メチル}ピペラジン−1−イル)ベンズアミド
【0209】
[実施例13A]
エチル4−(4−{[3,5−ジメチルアダマンタン−1−イル]カルボニル}ピペラジン−1−イル)ベンゾアート
標題化合物は、実施例10Aを実施例8Bと、および3,5−ジメチル−アダマンタン−1−カルボン酸を実施例8Cにおけるアダマンタン−1−カルボン酸と置換することによって調製した。
【0210】
[実施例13B]
エチル4−(4−{[3,5−ジメチルアダマンタン−1−イル]メチル}ピペラジン−1−イル)ベンゾアート
標題化合物は、実施例13Aを実施例8Dにおける実施例8Cと置換することによって調製した。
【0211】
[実施例13C]
4−(4−{[3,5−ジメチルアダマンタン−1−イル]メチル}ピペラジン−1−イル)安息香酸
標題化合物は、実施例13Bを実施例8Eにおける実施例8Dと置換することによって調製した。
【0212】
[実施例13D]
N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)−4−(4−{[3,5−ジメチルアダマンタン−1−イル]メチル}ピペラジン−1−イル)ベンズアミド
標題化合物は、実施例13Cを実施例8Fにおける実施例8Eと置換することによって調製した。H NMR(300MHz,ジメチルスルホキシド−d)δ12.05(v br s,1H)、8.97(v br s,1H)、8.63(m,2H)、7.93(dd,1H)、7.80(d,2H)、7.25(d,1H)、7.00(d,2H)、3.90(br m,1H)、3.55(br m,1H)、3.30(m,8H)、2.99(br s,2H)、2.08(br m,1H)、1.70(m,7H)、1.45(s,2H)、1.20(m,12H)、1.00(m,2H)、0.82(s,6H)。
【0213】
[実施例14]
4−{4−[(4’−クロロビフェニル−2−イル)メチル]ピペラジン−1−イル}−N−{[4−(1−メチル−2−オキソ−3−アザビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル)フェニル]スルホニル}ベンズアミド
実施例14は、実施例1Bのための手順に従って、4−(1−メチル−2−オキソ−3−アザビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−イル)ベンゼンスルホンアミドを4−クロロ−3−ニトロベンゼンスルホンアミドと置換することによって調製した。H NMR(300MHz,ジメチルスルホキシド−d)δppm 1.45(s,3H)、1.56(dd,1H)、1.92−1.98(m,1H)、2.63(dd,1H)、2.69−2.75(m,1H)、2.79−2.99(m,2H)、3.01−3.21(m,4H)、3.30−3.35(m,4H)、3.78−4.01(m,1H)、4.39(s,2H)、6.88−6.95(m,2H)、7.29−7.36(m,1H)、7.38−7.44(m,2H)、7.47−7.58(m,6H)、7.72−7.79(m,3H)、7.99−8.06(m,2H)、9.45−9.59(m,1H)。
【0214】
[実施例15]
N({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−(4−{2−[(1R,4R)−1,7,7−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン−2−イル]ベンジル}ピペラジン−1−イル)ベンズアミド
【0215】
[実施例15A]
エチル4−(4−{2−[(1R,4R)−1,7,7−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン−2−イル]ベンジル}ピペラジン−1−イル)ベンゾアート
実施例62A(100mg)、(1S,4R)−1,7,7−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−エン−2−イルボロン酸(44.6mg)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(11mg)、トリ−t−ブチルホスホニウムテトラフルオロボレート(4mg)およびCsF(113mg)を無水テトラヒドロフラン(2mL)中に溶解させた。この反応混合液を室温で一晩撹拌した。この反応混合液を濃縮し、粗材料は0から15%酢酸エチル/ヘキサンを用いるフラッシュクロマトグラフィーによって精製すると、標題化合物が得られた。
【0216】
[実施例15B]
4−(4−{2−[(1R,4R)−1,7,7−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン−2−イル]ベンジル}ピペラジン−1−イル)安息香酸
標題化合物は、実施例15Aを実施例2Bにおける実施例2Aと置換することによって調製した。
【0217】
[実施例15C]
N({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−(4−{2−[(1R,4R)−1,7,7−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン−2−イル]ベンジル}ピペラジン−1−イル)ベンズアミド
標題化合物は、実施例15Bを実施例1Aと、および実施例23Aを実施例1Bにおける4−クロロ−3−ニトロベンゼンスルホンアミドと置換することによって調製した。H NMR(400MHz,ジメチルスルホキシド−d)δ12.12(m,1H)、8.66(m,2H)、7.94(dd,1H)、7.79(d,2H)、7.64(m,1H)、7.41(m,2H)、7.30(d,1H)、7.20(m,1H)、6.99(d,2H)、6.01(d,1H)、4.28(m,2H)、3.85(m,2H)、3.28(m,12H)、1.92(m,2H)、1.62(m,3H)、1.24(m,5H)、0.94(s,3H)、0.83(d,6H)。
【0218】
[実施例16]
N({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−(4−{2−オクタヒドロ−1H−4,7−メタノインデン−5−イルアミノ]ベンジル}ピペラジン−1−イル)ベンズアミド
【0219】
[実施例16A]
エチル4−(4−(2−ニトロベンジル)ピペラジン−1−イル)ベンゾアート
エチル4−(ピペラジン−1−イル)ベンゾアート(1.5g)、1−(ブロモメチル)−2−ニトロベンゼン(1.383g)および炭酸ナトリウム(2.036g)を無水N,N−ジメチルホルムアミド(20mL)中に室温で4時間にわたり懸濁させた。この反応混合液を酢酸エチルで希釈し、水および食塩液で洗浄し、濃縮した。残留物を10から40%酢酸エチル/ヘキサンを用いるフラッシュカラム精製によって精製すると、標題化合物が得られた。
【0220】
[実施例16B]
エチル4−(4−(2−アミノベンジル)ピペラジン−1−イル)ベンゾアート
実施例16A(1.5g)および5% Pd/C(0.3g)を無水エタノール(75mL)中に懸濁させた。この反応混合液を1気圧水素下で2時間撹拌した。この混合液を濾過し、濾液を濃縮すると、生成物が得られた。
【0221】
[実施例16C]
エチル4−(4−{2−[オクタヒドロ−1H−4,7−メタノインデン−5−イルアミノ]ベンジル}ピペラジン−1−イル)ベンゾアート
標題化合物は、トリシクロ[5.2.1.02,6]デカン−8−オンを2−ホルミルフェニルボロン酸と、および実施例16Bを実施例40Aにおける実施例23Cと置換することによって調製した。
【0222】
[実施例16D]
4−(4−{2−[オクタヒドロ−1H−4,7−メタノインデン−5−イルアミノ]ベンジル}ピペラジン−1−イル)安息香酸
標題化合物は、実施例16Cを実施例2Bにおける実施例2Aと置換することによって調製した。
【0223】
[実施例16E]
N({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−(4−{2−[オクタヒドロ−1H−4,7−メタノインデン−5−イルアミノ]ベンジル}ピペラジン−1−イル)ベンズアミド
標題化合物は、実施例16Dを実施例1Aと、および実施例23Aを実施例1Bにおける4−クロロ−3−ニトロベンゼンスルホンアミドと置換することによって調製した。H NMR(400MHz,ジメチルスルホキシド−d)δ12.09(bs,1H)、8.66(m,2H)、7.94(dd,1H)、7.79(d,2H)、7.30(d,1H)、7.22(t,2H)、7.01(m,2H)、6.72(d,1H)、6.65(m,1H)、4.26(m,2H)、3.85(dd,2H)、3.66(m,2H)、3.28(m,10H)、2.26−1.61(m,14H)、1.40−0.92(m,8H)。
【0224】
[実施例17]
N({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−[4−(2−{[(1R,4R,6S)−5,5,6−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル]アミノ}ベンジル)ピペラジン−1−イル]ベンズアミド
【0225】
[実施例17A]
エチル4−(4−(2−((1R,4R,6S)−5,5,6−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イルアミノ)ベンジル)ピペラジン−1−イル)ベンゾアート
標題化合物は、(1R,4R,6S)−5,5,6−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−オンを2−ホルミルフェニルボロン酸と、および実施例16Bを実施例40Aにおける実施例23Cと置換することによって調製した。
【0226】
[実施例17B]
エチル4−(4−(2−((1R,4R,6S)−5,5,6−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イルアミノ)ベンジル)ピペラジン−1−イル)ベンゾアート
標題化合物は、実施例17Aを実施例2Bにおける実施例2Aと置換することによって調製した。
【0227】
[実施例17C]
N({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−[4−(2−{[(1R,4R,6S)−5,5,6−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル]アミノ}ベンジル)ピペラジン−1−イル]ベンズアミド
標題化合物は、実施例17Bを実施例1Aと、および実施例23Aを実施例1Bにおける4−クロロ−3−ニトロベンゼンスルホンアミドと置換することによって調製した。H NMR(400MHz,ジメチルスルホキシド−d)δ12.06(bs,1H)、8.64(m,2H)、7.94(m,1H)、7.79(d,2H)、7.30(d,1H)、7.20(m,2H)、7.00(d,2H)、6.65(m,2H)、3.83(m,2H)、3.61(m,2H)、3.30(m,14H)、2.05(s,1H)、1.86(m,3H)、1.61(m,4H)、1.45(m,1H)、1.28(m,3H)、0.99(s,3H)、0.86(s,3H)、0.77(d,3H)。
【0228】
[実施例18]
4−[4−(2−{[(1R,5S)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−2−イル]アミノ}ベンジル)ピペラジン−1−イル]−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド
【0229】
[実施例18A]
エチル4−(4−(2−((1R,5S)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−2−イルアミノ)ベンジル)ピペラジン−1−イル)ベンゾアート
標題化合物は、(1R,5S)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−2−オンを2−ホルミルフェニルボロン酸と、および実施例16Bを実施例40Aにおける実施例23Cと置換することによって調製した。
【0230】
[実施例18B]
4−(4−(2−((1R,5S)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−2−イルアミノ)ベンジル)ピペラジン−1−イル)安息香酸
標題化合物は、実施例18Aを実施例2Bにおける実施例2Aと置換することによって調製した。
【0231】
[実施例18C]
4−[4−(2−{[(1R,5S)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−2−イル]アミノ}ベンジル)ピペラジン−1−イル]−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド
標題化合物は、実施例18Bを実施例1Aと、および実施例23Aを実施例1Bにおける4−クロロ−3−ニトロベンゼンスルホンアミドと置換することによって調製した。H NMR(400MHz,ジメチルスルホキシド−d)δ12.09(s,1H)、8.66(m,2H)、7.94(dd,1H)、7.79(d,2H)、7.30(d,1H)、7.19(m,2H)、6.99(d,2H)、6.59(m,2H)、3.85(m,4H)、3.29(m,14H)、2.33(m,2H)、2.17(m,1H)、1.82(m,7H)、1.27(dd,2H)、1.18(s,3H)、1.09(s,3H)、1.03(d,1H)。
【0232】
[実施例19]
4−(4−{[(1R,5R)−2−(4−クロロフェニル)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−2−エン−3−イル]メチル}ピペラジン−1−イル)−N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)−ベンズアミド
【0233】
[実施例19A]
(1R,5R)−6,6−ジメチル−3−メチレン−ビシクロ[3.1.1]ヘプタン−2−オン
(1R,5S)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−2−オン(0.938mL、920mg)をテトラヒドロフラン(50mL)に加え、この混合液をイソプロパノール/ドライアイス浴を用いて−78℃へ冷却した。ビス(トリメチルシリル)アミドリチウム(テトラヒドロフラン中で1M、7.99mL)を加え、この溶液を−78℃で15分間撹拌した。この溶液を水/氷浴中で0℃へ加温するに任せ、この混合液を45分間撹拌した。パラホルムアルデヒド(2,000mg)を加えた。この溶液を15分間にわたり0℃で撹拌し、室温へ加温するに任せ、さらに4時間撹拌した。この反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液でクエンチし、ジエチルエーテルで抽出し、食塩液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮し、シリカゲル上でヘキサン中の5%酢酸エチルを使用するフラッシュカラム・クロマトグラフィーによって精製した。
【0234】
[実施例19B]
4−[4−((1R,5R)−6,6−ジメチル−2−オキソ−ビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イルメチル)−ピペラジン−1−イル]−安息香酸エチルエステル
実施例19A(417mg)およびエチル4−(ピペラジン−1−イル)ベンゾアート(520mg)をアセトニトリル(6mL)に加えた。ビスマス(III)トリフルオロメタンスルホネート(113mg)を加え、この混合液を50℃で5.5時間にわたり加熱した。この混合液を冷却し、シリカゲル上でジクロロメタン中の5%メタノールを使用するフラッシュカラム・クロマトグラフィーによって精製した。
【0235】
[実施例19C]
4−{4−[(1R,5R)−2−(4−クロロ−フェニル)−2−ヒドロキシ−6,6−ジメチル−ビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イルメチル]−ピペラジン−1−イル}−安息香酸エチルエステル
実施例19B(452mg)をテトラヒドロフラン(10mL)中に溶解させ、この混合液をクロロホルム/ドライアイス浴を使用して−60℃へ冷却した。(4−クロロフェニル)マグネシウムブロマイド(テトラヒドロフラン中で1M、2.35mL)を滴下した。添加の完了時に、この混合液を四塩化炭素/ドライアイス浴を用いて−25℃へ迅速に加温し、4時間にわたり撹拌した。この反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液でクエンチし、ジエチルエーテルで抽出し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、シリカゲル上でヘキサン中の20%酢酸エチルを使用するフラッシュカラム・クロマトグラフィーによって精製した。
【0236】
[実施例19D]
4−{4−[(1R,5R)−2−(4−クロロ−フェニル)−6,6−ジメチル−ビシクロ[3.1.1]ヘプタ−2−エン−3−イルメチル]−ピペラジン−1−イル}−安息香酸エチルエステル
実施例19C(363mg)をテトラヒドロフラン(6mL)中に溶解させてバージェス(Burgess)試薬((メトキシカルボニルスルファモイル)トリエチルアンモニウムヒドロキシド、分子内塩、209mg)を加えた。この溶液を室温で16時間撹拌し、次にシリカゲル上でヘキサン中の20%酢酸エチルを使用するフラッシュカラム・クロマトグラフィーによって精製した。
【0237】
[実施例19E]
4−{4−[(1R,5R)−2−(4−クロロ−フェニル)−6,6−ジメチル−ビシクロ[3.1.1]ヘプタ−2−エン−3−イルメチル]−ピペラジン−1−イル}−安息香酸
標題化合物は、実施例19Dを実施例2Bにおける実施例2Aと置換することによって調製した。
【0238】
[実施例19F]
4−(4−{[(1R,5R)−2−(4−クロロフェニル)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−2−エン−3−イル]メチル}ピペラジン−1−イル)−N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)−ベンズアミド
標題化合物は、実施例19Eを実施例1Aと、および実施例2Dを実施例1Bにおける4−クロロ−3−ニトロベンゼンスルホンアミドと置換することによって調製した。H NMR(300MHz,ジメチルスルホキシド−d)δ8.56(m,1H)、8.48(m,1H)、7.90(dd,1H)、7.76(d,2H)、7.48(d,1H)、7.40(d,1H)、7.14(d,1H)、6.91(d,2H)、6.88(d,1H)、6.42(d,1H)、4.14(dd,1H)、3.26(m,8H)、2.71(br s,2H)、1.95(m,2H)、1.77−1.53(m,8H)、1.33−1.11(m,6H)、1.07(s,3H)、0.97(s,3H)、0.86(m,2H)。
【0239】
[実施例20]
4−{4−[(2−{[アダマンタン−2−イルメチル]アミノ}−5,5−ジメチルシクロヘキシル)メチル]ピペラジン−1−イル}−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド)
【0240】
[実施例20A]
エチル4−[4−({2−[(アダマンタン−2−イルメチル)アミノ]−5,5−ジメチルシクロヘキシル}メチル)ピペラジン−1−イル]ベンゾアート)
(2−アダマンチルメチル)アミンハイドロクロライド塩(195mg)、エチル4−(4−((5,5−ジメチル−2−オキソシクロヘキシル)メチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾアート(200mg)および酢酸ナトリウム(44mg)を無水ジクロロエタン中に懸濁させた。この反応混合液を室温で20分間撹拌し、この後にナトリウムトリアセトキシボロハイドライド(228mg)を加えた。この反応混合液を室温で一晩撹拌した。この反応液を飽和NaHCO水溶液でクエンチした。反応混合液を酢酸エチルで抽出し、水および食塩液で洗浄した。有機相をNaSOで脱水し、濾過し、濃縮した。残留物を0から5%メタノール/ジクロロメタンを用いるフラッシュカラム精製によって精製すると、標題化合物が得られた。
【0241】
[実施例20B]
4−[4−({2−[(アダマンタン−2−イルメチル)アミノ]−5,5−ジメチルシクロヘキシル}メチル)ピペラジン−1−イル]安息香酸
標題化合物は、実施例20Aを実施例2Bにおける実施例2Aと置換することによって調製した。
【0242】
[実施例20C]
4−{4−[(2−{[アダマンタン−2−イルメチル]アミノ}−5,5−ジメチルシクロヘキシル)メチル]ピペラジン−1−イル}−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド
標題化合物は、実施例20Bを実施例1Aと、および実施例23Aを実施例1Bにおける4−クロロ−3−ニトロベンゼンスルホンアミドと置換することによって調製した。H NMR(400MHz,ジメチルスルホキシド−d)δ12.05(s,1H)、8.65(m,2H)、7.94(dd,1H)、7.78(d,2H)、7.30(d,1H)、6.99(d,2H)、3.83(m,2H)、3.26(m,8H)、2.98(m,4H)、2.72(m,4H)、2.27(m,2H)、1.64(m,22H)、1.25(m,5H)、0.93(d,6H)。
【0243】
[実施例21]
4−{4−[(5,5−ジメチル−2−{[(1R,2S,3S,5S)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ピペラジン−1−イル}−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド
【0244】
[実施例21A]
4−(4−((5,5−ジメチル−2−((1R,2S,3S,5S)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−イルアミノ)シクロヘキシル)メチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾアート
標題化合物は、(1R,2S,3S,5S)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−アミンを実施例20Bにおける(2−アダマンチルメチル)アミンハイドロクロライド塩と置換することによって調製した。
【0245】
[実施例21B]
4−(4−((5,5−ジメチル−2−((1R,2S,3S,5S)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−イルアミノ)シクロヘキシル)メチル)ピペラジン−1−イル)安息香酸
標題化合物は、実施例21Aを実施例2Bにおける実施例2Aと置換することによって調製した。
【0246】
[実施例21C]
4−{4−[(5,5−ジメチル−2−{[(1R,2S,3S,5S)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ピペラジン−1−イル}−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド
標題化合物は、実施例21Bを実施例1Aと、および実施例23Aを実施例1Bにおける4−クロロ−3−ニトロベンゼンスルホンアミドと置換することによって調製した。H NMR(400MHz,ジメチルスルホキシド−d)δ12.07(m,1H)、8.65(m,2H)、7.94(dd,1H)、7.77(m,2H)、7.30(d,1H)、6.98(d,2H)、3.84(dd,2H)、3.29(m,10H)、2.79(m,6H)、2.30(m,4H)、1.78(m,11H)、1.28(m,3H)、1.16(m,8H)、0.95(m,9H)。
【0247】
[実施例22]
4−{4−[2−(3−アザビシクロ[3.2.2]ノナ−3−イル)−5−ニトロベンジル]ピペラジン−1−イル}−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド
【0248】
[実施例22A]
tert−ブチル4−(4−(メトキシカルボニル)フェニル)ピペラジン−1−カルボキシラート
標題化合物は、実施例45Aに記載した通りに、1,4−ジオキサ−8−アザビスピロ[4.5]デカンに代えてtert−ブチル−ピペラジン−1−カルボキシレートを使用して調製した。
【0249】
[実施例22B]
4−(4−(tert−ブトキシカルボニル)ピペラジン−1−イル)安息香酸
標題化合物は、実施例2Bに記載した通りに、実施例2Aに代えて実施例22Aを使用して調製した。
【0250】
[実施例22C]
tert−ブチル4−(4−(4−(シクロヘキシルメチルアミノ)−3−ニトロフェニルスルホニルカルバモイル)フェニル)ピペラジン−1−カルボキシラート
標題化合物は、実施例1Bに記載した通りに、実施例1Aに代えて実施例22Bおよび4−クロロ−3−ニトロベンゼンスルホンアミドに代えて実施例2Dを使用して調製した。
【0251】
[実施例22D]
N−(4−(シクロヘキシルメチルアミノ)−3−ニトロフェニルスルホニル)−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミドトリフルオロ酢酸塩
ジクロロメタン(10mL)中の実施例22C(0.85g、1.4mmol)、トリフルオロ酢酸(10mL)およびトリエチルシラン(1mL)の溶液を24時間撹拌した。この混合液を濃縮すると標題化合物が得られた。
【0252】
[実施例22E]
4−{4−[2−(3−アザビシクロ[3.2.2]ノナ−3−イル)−5−ニトロベンジル]ピペラジン−1−イル}−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド
実施例22D(50mg、0.081mmol)、2−((1s,5s)−3−アザビシクロ[3.2.2]ノナン−3−イル)−5−ニトロベンズアルデヒド(27mg、0.097mmol)およびポリマー担持ナトリウムシアノボロハイドライド(41mg、0.097mmol)をテトラヒドロフラン(1mL)および酢酸(0.33mL)中で24時間撹拌した。粗混合物を酢酸エチル中の10%メタノールを1%トリエチルアミンなしでおよび次に1%トリエチルアミンとともに使用してシリカゲル上でクロマトグラフィーにかけると、標題化合物が得られた。MS(ELSD)m/e762(M+H)
【0253】
[実施例23]
4−(4−{2−[2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−4,7−メタノインデン−5−イル]ベンジル}ピペラジン−1−イル)−N({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド
【0254】
[実施例23A]
3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−ピラン−4−イルメチル)−アミノ]−ベンゼンスルホンアミド
標題化合物は、4−アミノメチルテトラヒドロピランを実施例2Dにおけるシクロヘキシルメチルアミンと置換することによって調製した。
【0255】
[実施例23B]
4−(4−{3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−ピラン−4−イルメチル)−アミノ]−ベンゼンスルホニルアミノカルボニル}−フェニル)−ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル
標題化合物は、4−(4−カルボキシ−フェニル)−ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステルを実施例1Aと、および実施例23Aを実施例1Bにおける4−クロロー3−ニトロベンゼンスルホンアミドと置換することによって調製した。
【0256】
[実施例23C]
N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−(ピペラジン−1−イル)ベンズアミド
実施例23B(3.813g)をジクロロメタン(50mL)に加えた。トリエチルシラン(5.5mL、4.004g)を加え、次にトリフルオロ酢酸(6mL、8.880g)を加えた。この溶液を室温で5時間撹拌した。ヘプタンを加え、溶媒を減圧下で除去し、その後にトルエンを加え、再び減圧下で溶媒を除去すると、標題化合物がモノトリフルオロ酢酸塩として単離された。
【0257】
[実施例23D]
2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−4,7−メタノインデン−5−イル トリフルオロメタンスルホナート
トリシクロ[5.2.1.02,6]デカン−8−オン(300mg)をテトラヒドロフラン(10mL)に加えた。ビス(トリメチルシリル)アミドナトリウム(テトラヒドロフラン中で1M、2.40mL)を加え、この溶液を室温で10分間撹拌した。この溶液をイソプロパノール/ドライアイス浴を使用して−78℃へ冷却し、1,1,1−トリフルオロ−N−フェニル−N−(トリフルオロメチルスルホニル)メタンスルホンアミド(857mg)を加えた。この溶液を室温へ加温するに任せ、16時間撹拌した。この反応混合液を濃縮し、ヘキサン(20mL)を用いて希釈し、濾過し、再び濃縮した。残留物をシリカゲル上でヘキサン中で0から10%の酢酸エチルの勾配を使用するフラッシュカラム・クロマトグラフィーによって精製した。
【0258】
[実施例23E]
2−(2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−4,7−メタノ−インデン−5−イル)−ベンズアルデヒド
実施例23D(941mg)、2−ホルミルフェニルボロン酸(600mg)、リン酸カリウム、酸塩基(1416mg)および[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(244mg)をテトラヒドロフラン(15mL)に加え、排気させ、窒素を用いて3回フラッシュした。この溶液を60℃へ加熱し、16時間撹拌した。この溶液を濃縮し、シリカゲル上でヘキサン中の10%酢酸エチルを使用するフラッシュカラム・クロマトグラフィーによって精製した。
【0259】
[実施例23F]
4−(4−{2−[2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−4,7−メタノインデン−5−イル]ベンジル}ピペラジン−1−イル)−N({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−ベンズアミド
実施例23C(60mg)および実施例23E(26mg)をテトラヒドロフラン(1mL)および酢酸(0.33mL)に加えた。ナトリウムシアノボロハイドライド(樹脂上で2.38mmol/g、45mg)を加え、この溶液を室温で16時間撹拌した。この溶液をフラッシュカラム・クロマトグラフィーによってジクロロメタン中の5%メタノールを使用してシリカゲル上で精製すると、モノ酢酸塩として標題化合物が単離された。H NMR(300MHz,ジメチルスルホキシド−d)δ11.94(br s,1H)、8.63(t,1H)、8.62(d,1H)、7.93(dd,1H)、7.73(d,2H)、7.42(d,1H)、7.28−7.20(m,4H)、6.92(d,2H)、6.25(d,1H)、3.85(dd,4H)、3.60−3.41(m,6H)、3.37−3.26(m,8H)、3.22(br s,2H)、2.75(br s,2H)、2.64(br s,2H)、2.13(m,4H)、1.95−1.76(m,6H)、1.91(s,3H)、1.64−1.50(m,6H)、1.32−1.19(m,3H)、1.03(m,2H)。
【0260】
[実施例24]
1−[アダマンタン−1−イル]−4−{2−[(4−{4−[({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)カルバモイル]フェニル}ピペラジン−1−イル)メチル]フェニル}−N,N−ジフェニル−1H−ピラゾール−3−カルボキサミド
【0261】
[実施例24A]
1−[アダマンタン−1−イル]−4−(2−ホルミルフェニル)−N,N−ジフェニル−1H−ピラゾール−3−カルボキサミド
1−アダマンタン−1−イル−4−ブロモ−1H−ピラゾール−3−カルボン酸ジフェニルアミド(47mg)、2−ホルミルフェニルボロン酸(18mg)、炭酸ナトリウム(32mg)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(7mg)をジメトキシエタン/エタノール/水(12/3/4(1mL)中で結合し、CEM Discoverマイクロ波反応装置内で180℃で5分間加熱した。この反応液を冷却し、水で希釈し、酢酸エチルで抽出した。有機層を食塩液で洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水した。濾過および濃縮後、粗材料をシリカゲル上でヘキサン/酢酸エチル(4/1)を用いるカラムクロマトグラフィーによって精製した。
【0262】
[実施例24B]
1−[アダマンタン−1−イル]−4−{2−[(4−{4−[({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)カルバモイル]フェニル}ピペラジン−1−イル)メチル]フェニル}−N,N−ジフェニル−1H−ピラゾール−3−カルボキサミド
標題化合物は、実施例24Aを実施例40Aにおける2−ホルミルフェニルボロン酸と置換することによって調製したが、今回は生成物を分取的HPLCによってC18カラム、250×50mm、10μを用いて精製し、20から100%のCHCN対0.1%トリフルオロ酢酸水溶液で溶出すると、トリフルオロ酢酸塩として生成物が得られた。H NMR(300MHz,ジメチルスルホキシド−d)δ9.70(br s,1H)、8.70(t,1H)、8.66(d,1H)、7.96(dd,1H)、7.89(br s,1H)、7.80(d,2H)、7.63(br s,1H)、7.50(br s,2H)、7.32(m,6H)、7.19(m,6H)、6.98(d,2H)、4.15(br s,1H)3.80(m,4H)、3.40,(m,4H)、3.25(m,4H)、2.97(br s,1H)、2.00,1.80,1.60(all m,total 18H)、1.24(m,4H)。
【0263】
[実施例25]
4−(4−{2−[2−(アダマンタン−1−イル)−6−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−8−イル]ベンジル}ピペラジン−1−イル)−N({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド
H NMR(400MHz,ジメチルスルホキシド−d)δppm 12.05(s,1H)、8.55−8.74(m,3H)、8.07(s,1H)、7.93(dd,1H)、7.73(d,2H)、7.55−7.71(m,4H)、7.48(d,1H)、7.29(d,1H)、6.86(d,2H)、3.81−3.89(m,4H)、3.31−3.38(m,2H)、3.22−3.30(m,2H)、2.42(s,3H)、2.03(s,3H)、1.91(d,8H)、1.56−1.77(m,10H)、1.20−1.32(m,3H).MS(ESI)m/e 856(M−H)
【0264】
[実施例26]
N−(アダマンタン−2−イル)−6−メチル−8−{2−[(4−{4−[({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)カルバモイル]フェニル}ピペラジン−1−イル)メチル]フェニル}イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−カルボキサミド
H NMR(400MHz,ジメチルスルホキシド−d)δppm 12.10(s,1H)、8.75(s,1H)、8.62−8.69(m,2H)、8.57(s,1H)、7.88−7.98(m,2H)、7.81(d,J=8.9Hz,2H)、7.67−7.73(m,1H)、7.60−7.67(m,2H)、7.46−7.52(m,1H)、7.26−7.33(m,2H)、6.97(d,J=9.2Hz,2H)、4.25(s,2H)、3.80−3.91(m,4H)、3.35(t,J=6.4Hz,3H)、3.16−3.31(m,6H)、2.40(s,3H)、1.85−2.02(m,3H)、1.82(s,2H)、1.76(s,1H)、1.54−1.71(m,8H)、1.45(d,J=12.6Hz,2H)、1.19−1.33(m,2H).MS(ESI)m/e 856(M−H)
【0265】
[実施例27]
4−(4−{2−[(1R,5S)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−2−エン−2−イル]ベンジル}ピペラジン−1−イル)−N({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド
【0266】
[実施例27A]
6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−2−エン−2−イル(トリフルオロメタンスルホナート)
標題化合物は、(1R)−(+)−ノピノンを実施例23Dにおけるトリシクロ[5.2.1.02,6]デカン−8−オンと置換することによって調製した。
【0267】
[実施例27B]
2−(6,6−ジメチル−ビシクロ[3.1.1]ヘプタ−2−エン−2−イル)−ベンズアルデヒド
標題化合物は、実施例27Aを実施例23Eにおける実施例23Dと置換することによって調製した。
【0268】
[実施例27C]
4−(4−{2−[6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−2−エン−2−イル]ベンジル}ピペラジン−1−イル)−N({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド
標題化合物は、実施例27Bを実施例23Fにおける実施例23Eと置換することによって調製した。H NMR(300MHz,ジメチルスルホキシド−d)δ11.94(br s,1H)、8.63(t,1H)、8.62(d,1H)、7.93(dd,1H)、7.74(d,2H)、7.47−7.35(m,2H)、7.24(m,2H)、7.03(m,1H)、6.92(d,2H)、5.55(1H)、3.85(dd,2H)、3.63−3.41(m,2H)、3.37−3.23(m,8H)、2.41(m,2H)、2.37−2.29(m,4H)、2.15(m,2H)、1.91(s,3H)、1.62(d,2H)、1.40(d,1H)、1.30(s,3H)、1.26(m,4H)、0.98(s,3H)。
【0269】
[実施例28]
N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−(4−{2−[5,5,6−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン−2−イル]ベンジル}ピペラジン−1−イル)ベンズアミド
【0270】
[実施例28A]
5,5,6−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン−2−イルトリフルオロメタンスルホナート
標題化合物は、5,5,6−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−オンを実施例23Dにおけるトリシクロ[5.2.1.02,6]デカン−8−オンと置換することによって調製した。
【0271】
[実施例28B]
2−(5,5,6−トリメチル−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン−2−イル)−ベンズアルデヒド
標題化合物は、実施例28Aを実施例23Eにおける実施例23Dと置換することによって調製した。
【0272】
[実施例28C]
N({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−(4−{2−[5,5,6−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン−2−イル]ベンジル}ピペラジン−1−イル)ベンズアミド
標題化合物は、実施例28Bを実施例23Fにおける実施例23Eと置換することによって調製した。H NMR(300MHz,ジメチルスルホキシド−d)δ11.93(br s,1H)、8.60(m,2H)、7.93(d,1H)、7.74(d,2H)、7.44(m,1H)、7.27−7.17(m,4H)、6.90(d,2H)、6.20(br s,1H)、3.85(dd,2H)、3.56(m,2H)、3.36−3.23(m,8H)、2.62(br s,2H)、2.42(br s,2H)、1.91(br s,3H)、1.82(d,2H)、1.62(dd,2H)、1.52(d,1H)、1.28(m,5H)、1.04−1.00(m,6H)、0.90(s,3H)。
【0273】
[実施例29]
N−シクロオクチル−5−{2−[(4−{4−[({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)カルバモイル]フェニル}ピペラジン−1−イル)メチル]フェニル}−2−フラミド
H NMR(400MHz,ジメチルスルホキシド−d)δppm 12.10(s,1H)、9.21(s,1H)、8.63−8.72(m,2H)、8.29(d,1H)、7.90−7.99(m,2H)、7.81(d,1H)、7.55−7.63(m,2H)、7.50(t,1H)、7.43(d,1H)、7.30(d,1H)、7.22(d,1H)、7.05(d,2H)、4.64(s,2H)、3.93−4.17(m,3H)、3.81−3.90(m,2H)、3.77(s,2H)、3.33−3.38(m,4H)、3.22−3.30(m,4H)、1.92(s,1H)、1.43−1.79(m,14H)、1.18−1.39(m,3H).MS(ESI)m/e 811(M−H)
【0274】
[実施例30]
N−ベンジル−7,7−ジメチル−2−{2−[(4−{4−[({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)カルバモイル]フェニル}ピペラジン−1−イル)メチル]フェニル}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン−1−カルボキサミド
H NMR(400MHz,ジメチルスルホキシド−d)δppm 12.11(s,1H)、10.06(s,1H)、8.85(s,1H)、8.60−8.69(m,2H)、7.93(dd,J=9.1,2.0Hz,1H)、7.79(d,J=8.9Hz,1H)、7.37−7.51(m,3H)、7.28(d,J=9.5Hz,1H)、7.18−7.25(m,1H)、7.01−7.12(m,3H)、6.97(d,J=9.2Hz,2H)、6.85(d,J=6.8Hz,2H)、6.12(d,J=2.8Hz,1H)、4.79(d,J=10.1Hz,1H)、4.14−4.30(m,2H)、4.07(dd,J=14.9,6.0Hz,2H)、3.77−3.87(m,2H)、3.30−3.36(m,2H)、3.18−3.29(m,4H)、3.14(s,2H)、2.83−2.98(m,2H)、2.74(d,J=11.7Hz,1H)、2.61(t,J=3.2Hz,1H)、2.07−2.19(m,1H)、1.82−1.97(m,1H)、1.70−1.80(m,1H)、1.54−1.69(m,2H)、1.18−1.37(m,4H)、1.10(s,3H)、0.92(s,3H).MS(ESI)m/e 845(M−H)
【0275】
[実施例31]
4−[4−(2−{([(1R,5S)−8−メチル−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル]アミノ}ベンジル)ピペラジン−1−イル]−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド
【0276】
[実施例31A]
エチル4−(4−(2−((1R,5S)−8−メチル−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタノ−3−イルアミノ)ベンジル)ピペラジン−1−イル)ベンゾアート
標題化合物は、(1R,5S)−8−メチル−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−オンを2−ホルミルフェニルボロン酸と、および実施例16Bを実施例40Aにおける実施例23Cと置換することによって調製した。
【0277】
[実施例31B]
4−(4−(2−((1R,5S)−8−メチル−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタノ−3−イルアミノ)ベンジル)ピペラジン−1−イル)安息香酸
標題化合物は、実施例31Aを実施例2Bにおける実施例2Aと置換することによって調製した。
【0278】
[実施例31C]
4−[4−(2−{[(1R,5S)−8−メチル−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル]アミノ}ベンジル)ピペラジン−1−イル]−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド
標題化合物は、実施例31Bを実施例1Aと、および実施例23Aを実施例1Bにおける4−クロロ−3−ニトロベンゼンスルホンアミドと置換することによって調製した。H NMR(400MHz,ジメチルスルホキシド−d)δ9.42(s,1H)、8.64(m,2H)、7.93(dd,1H)、7.76(m,2H)、7.28(d,1H)、7.17(m,1H)、6.96(m,3H)、6.63(s,1H)、3.84(m,5H)、3.26(m,15H)、2.67(d,3H)、2.29(m,8H)、1.90(m,2H)、1.59(m,2H)、1.24(m,2H)。
【0279】
[実施例32]
N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−[4−(2−{[(1R,2S,3S,5S)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}ベンジル)ピペラジン−1−イル]ベンズアミド
【0280】
[実施例32A]
2−((1R,2S,3S,5S)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−イルアミノ)ベンゾニトリル
2−フルオロベンゾニトリル(100mg)、(1R,2S,3S,5S)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−アミン(380mg)、トリエチルアミン(1.5mL)を無水ジメチルスルホキシド(5mL)中に溶解させ、130℃で一晩加熱した。反応混合液を室温へ冷却し、酢酸エチルで希釈した。有機相を水および食塩液で洗浄し、NaSOで脱水し、濾過し、濃縮した。残留物を0から5%メタノール/ジクロロメタンを用いるフラッシュカラム精製によって精製すると、標題化合物が得られた。
【0281】
[実施例32B]
2−((1R,2S,3S,5S)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−イルアミノ)ベンズアルデヒド
実施例32A(80mg)を無水ジクロロメタン(5mL)中に溶解させた。この溶液を0℃で冷却し、ジクロロメタン溶液(0.7mL)中で1Mの水素化ジイソブチルアルミニウムを加えた。この反応混合液を室温で3時間撹拌した。この反応液をメタノールおよび5%L−酒石酸水溶液でクエンチした。この溶液を酢酸エチルで抽出し、NaSOで脱水し、濾過し、濃縮した。残留物をヘキサン中の0から30%酢酸エチルを用いるフラッシュカラム精製によって精製すると、標題化合物が得られた。
【0282】
[実施例32C]
エチル4−(4−(2−((1R,2S,3S,5S)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−イルアミノ)ベンジル)ピペラジン−1−イル)ベンゾアート
標題化合物は、実施例32Bを2−ホルミルフェニルボロン酸と、およびエチル4−(ピペラジン−1−イル)ベンゾアートを実施例40Aにおける実施例23Cと置換することによって調製した。
【0283】
[実施例32D]
4−(4−(2−((1R,2S,3S,5S)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−イルアミノ)ベンジル)ピペラジン−1−イル)安息香酸
標題化合物は、実施例32Cを実施例2Bにおける実施例2Aと置換することによって調製した。
【0284】
[実施例32E]
N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−[4−(2−{[(1R,2S,3S,5S)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}ベンジル)ピペラジン−1−イル]ベンズアミド
標題化合物は、実施例32Dを実施例1Aと、および実施例23Aを実施例1Bにおける4−クロロ−3−ニトロベンゼンスルホンアミドと置換することによって調製した。H NMR(400MHz,ジメチルスルホキシド−d)δ12.10(s,1H)、8.65(m,2H)、7.93(dd,1H)、7.78(d,2H)、7.26(m,3H)、7.00(d,2H)、6.73(d,1H)、6.64(t,1H)、4.26(m,1H)、3.83(dd,2H)、3.65(m,2H)、3.25(m,14H)、2.63(m,1H)、2.32(d,1H)、2.13(m,1H)、1.88(m,3H)、1.60(m,2H)、1.48(m,1H)、1.26(m,5H)、1.07(m,6H)。
【0285】
[実施例33]
4−(4−{2−[3−アザビシクロ[3.2.2]ノナ−3−イル]ベンジル}ピペラジン−1−イル)−N({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド
【0286】
[実施例33A]
2−(3−アザビシクロ[3.2.2]ノナン−3−イル)ベンズアルデヒド
標題化合物は、2−フルオロベンズアルデヒドを2−フルオロベンゾニトリルと、および(1s,5s)−3−アザビシクロ[3.2.2]ノナンを実施例32Aにおける(1R,2S,3S,5S)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−アミンと置換することによって調製した。
【0287】
[実施例33B]
エチル4−(4−(2−(3−アザビシクロ[3.2.2]ノナン−3−イル)ベンジル)ピペラジン−1−イル)ベンゾアート
標題化合物は、実施例33Aを2−ホルミルフェニルボロン酸と、およびエチル4−(ピペラジン−1−イル)ベンゾアートを実施例40Aにおける実施例23Cと置換することによって調製した。
【0288】
[実施例33C]
4−(4−(2−(3−アザビシクロ[3.2.2]ノナン−3−イル)ベンジル)ピペラジン−1−イル)安息香酸
標題化合物は、実施例33Bを実施例2Bにおける実施例2Aと置換することによって調製した。
【0289】
[実施例33D]
4−(4−{2−[3−アザビシクロ[3.2.2]ノナ−3−イル]ベンジル}ピペラジン−1−イル)−N({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド
標題化合物は、実施例33Cを実施例1Aと、および実施例23Aを実施例1Bにおける4−クロロ−3−ニトロベンゼンスルホンアミドと置換することによって調製した。H NMR(400MHz,ジメチルスルホキシド−d)δ12.07(m,1H)、8.65(m,2H)、7.93(dd,1H)、7.79(d,2H)、7.56(d,1H)、7.44(d,2H)、7.26(m,2H)、7.00(d,2H)、4.48(s,2H)、4.01(s,2H)、3.83(dd,2H)、3.28(m,10H)、2.98(d,4H)、1.90(m,7H)、1.62(m,6H)、1.25(m,2H)。
【0290】
[実施例34]
N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−(4−{2−[トリシクロ[4.3.1.1]ウンデカ−4−エン−4−イル]ベンジル}ピペラジン−1−イル)ベンズアミド
【0291】
[実施例34A]
トリシクロ[4.3.1.13,8]ウンデカ−4−エン−4−イルトリフルオロメタンスルホナート
標題化合物は、トリシクロ[4.3.1.13,8]ウンデカン−4−オンを実施例23Dにおけるトリシクロ[5.2.1.02,6]デカン−8−オンと置換することによって調製した。
【0292】
[実施例34B]
2−トリシクロ[4.3.1.13,8]ウンデカ−4−エン−4−イル−ベンズアルデヒド
標題化合物は、実施例34Aを実施例23Eにおける実施例23Dと置換することによって調製した。
【0293】
[実施例34C]
N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−(4−{2−[トリシクロ[4.3.1.13,8]ウンデカ−4−エン−4−イル]ベンジル}ピペラジン−1−イル)ベンズアミド
標題化合物は、実施例34Bを実施例23Fにおける実施例23Eと置換することによって調製した。H NMR(300MHz,ジメチルスルホキシド−d)δ11.97(br s,1H)、8.65(t,1H)、8.62(d,1H)、7.93(dd,1H)、7.74(d,2H)、7.41(m,1H)、7.28−7.21(m,3H)、7.08(m,1H)、6.92(d,2H)、5.52(m,1H)、3.84(dd,2H)、3.54(m,2H)、3.37−3.24(m,8H)、2.57−2.44(m,2H)、2.29−2.09(m,4H)、1.94−1.84(m,2H)、1.91(s,3H)、1.62(d,2H)、1.36−1.18(m,4H)、0.88(s,9H)。
【0294】
[実施例35]
7,7−ジメチル−2−{2−[(4−{4−[({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)カルバモイル]フェニル}ピペラジン−1−イル)メチル]フェニル}−N−フェニルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン−1−カルボキサミド
H NMR(500MHz,ジメチルスルホキシド−d)δppm 12.14(s,1H)、9.63(s,1H)、9.35(s,1H)、8.68(t,1H)、8.65(d,1H)、7.94(dd,1H)、7.80(d,2H)、7.53−7.60(m,1H)、7.33−7.41(m,2H)、7.30(d,1H)、7.20−7.27(m,3H)、7.07(t,1H)、7.01(d,2H)、6.18(d,1H)、4.77(s,1H)、4.38(d,1H)、4.07(s,2H)、3.85(dd,3H)、3.32−3.37(m,4H)、3.22−3.30(m,4H)、3.07−3.20(m,2H)、2.71−2.84(m,1H)、2.65(t,1H)、2.12−2.25(m,1H)、1.85−1.96(m,1H)、1.74−1.82(m,1H)、1.56−1.66(m,2H)、1.20−1.34(m,4H)、1.17(s,3H)、1.00−1.05(m,3H).MS(ESI)m/e 831(M−H)
【0295】
[実施例36]
7,7−ジメチル−2−{2−[(4−{4−[({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)カルバモイル]フェニル}ピペラジン−1−イル)メチル]フェニル}−N−[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン−1−カルボキサミド
H NMR(500MHz,ジメチルスルホキシド−d)δppm 12.11(s,1H)、10.24(s,1H)、8.57−8.73(m,2H)、8.00(d,1H)、7.94(dd,J=9.2,2.1Hz,1H)、7.80(d,2H)、7.50(dd,1H)、7.33−7.43(m,2H)、7.30(d,1H)、7.20(dd,1H)、7.01(d,2H)、6.14(d,1H)、4.87(d,1H)、4.21−4.29(m,1H)、4.06−4.20(m,4H)、3.84(dd,4H)、3.51−3.59(m,2H)、3.35(t,2H)、3.21−3.31(m,4H)、3.01−3.20(m,2H)、2.94(d,1H)、2.63(t,1H)、2.53−2.61(m,1H)、2.20−2.29(m,1H)、2.08−2.19(m,2H)、1.80(t,2H)、1.58−1.73(m,4H)、1.51−1.59(m,1H)、1.20−1.33(m,6H)、1.17(s,3H)、1.10−1.15(m,4H)、0.94(s,3H)、0.86(s,3H)、0.47(d,3H).MS(ESI)m/e 891(M−H)
【0296】
[実施例37]
N−(アダマンタン−1−イルメチル)−7,7−ジメチル−2−{2−[(4−{4−[({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)カルバモイル]フェニル}ピペラジン−1−イル)メチル]フェニル}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン−1−カルボキサミド
H NMR(500MHz,ジメチルスルホキシド−d)δppm 12.14(s,1H)、10.53(s,1H)、8.68(t,1H)、8.64(d,1H)、8.17(s,1H)、7.94(dd,1H)、7.82(t,1H)、7.47(d,1H)、7.40(t,1H)、7.36(t,1H)、7.30(d,1H)、7.23(d,1H)、6.13(d,1H)、4.88(d,1H)、4.11−4.22(m,3H)、3.84(dd,2H)、3.56(d,1H)、3.22−3.29(m,4H)、3.14−3.22(m,2H)、2.88−3.03(m,2H)、2.80(dd,1H)、2.62−2.68(m,1H)、2.53−2.63(m,1H)、2.08−2.18(m,1H)、1.84−1.96(m,1H)、1.68(s,4H)、1.62(d,2H)、1.48(d,3H)、1.34(d,3H)、1.20−1.30(m,4H)、1.10−1.19(m,6H)、1.00−1.07(m,3H)、0.97(s,3H).MS(ESI)m/e 903(M−H)
【0297】
[実施例38]
N−シクロプロピル−7,7−ジメチル−2−{2−[(4−{4−[({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)カルバモイル]フェニル}ピペラジン−1−イル)メチル]フェニル}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン−1−カルボキサミド
H NMR(500MHz,ジメチルスルホキシド−d)δppm 12.15(s,1H)、10.14(s,1H)、8.68(t,1H)、8.64(d,1H)、8.04(s,1H)、7.94(dd,1H)、7.80(d,2H)、7.53(dd,1H)、7.35−7.43(m,2H)、7.30(d,1H)、7.12−7.17(m,1H)、6.99−7.05(m,2H)、6.10(d,1H)、4.82(d,1H)、4.27(d,1H)、4.13(t,2H)、3.85(dd,2H)、3.35(t,2H)、3.16−3.30(m,6H)、3.09(s,2H)、2.60(t,1H)、2.52−2.58(m,1H)、2.43−2.49(m,1H)、2.03−2.14(m,1H)、1.85−1.97(m,1H)、1.62(d,3H)、1.17−1.32(m,3H)、1.14(s,3H)、0.91(s,3H)、0.45−0.58(m,2H)、0.37−0.45(m,1H)、0.11−0.19(m,1H).MS(ESI)m/e 795(M−H)
【0298】
[実施例39]
7,7−ジメチル−2−{2−[(4−{4−[({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)カルバモイル]フェニル}ピペラジン−1−イル)メチル]フェニル}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン−1−カルボン酸
H NMR(500MHz,ジメチルスルホキシド−d)δppm 11.96(s,1H)、8.57−8.66(m,2H)、7.92(dd,1H)、7.73(d,2H)、7.46−7.51(m,1H)、7.40−7.46(m,1H)、7.26(d,1H)、7.11−7.22(m,4H)、7.06(d,2H)、7.00(dd,1H)、6.91(d,2H)、6.26(d,1H)、6.16(d,1H)、5.10(s,1H)、4.59(s,1H)、3.83(dd,2H)、3.65−3.73(m,1H)、3.38−3.52(m,3H)、3.23(s,2H)、2.50−2.56(m,4H)、2.26−2.42(m,2H)、1.98−2.07(m,2H)、1.90(s,3H)、1.46−1.66(m,4H)、1.19−1.31(m,4H)、1.14(s,3H)、1.11(s,3H)、1.01−1.10(m,2H)、0.93(s,6H).MS(ESI)m/e 757(M−H)
【0299】
[実施例40]
4−[4−(2−{(5−[8−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イルメチル]−2−チエニル)}ベンジル)ピペラジン−1−イル]−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド
【0300】
[実施例40A]
2−((4−(4−(3−ニトロ−4−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)メチルアミノ)フェニルスルホニルカルバモイル)フェニル)ピペラジン−1−イル)メチル)フェニルボロン酸
実施例23C(151mg)および2−ホルミルフェニルボロン酸(54mg)をテトラヒドロフラン(3.5mL)および酢酸(1.1mL)の混合液中で結合した。ナトリウムシアノボロハイドライド樹脂(252mgの2.38mmol/g(樹脂))を加え、この反応液を室温で一晩撹拌した。この反応混合液をNaHCO水溶液でクエンチし、ジクロロメタンで抽出した。有機層を水および食塩液で完全に洗浄し、NaSOで脱水し、濾過し、真空下で濃縮した。粗材料を次にエーテルを用いて粉砕すると、標題化合物が得られた。
【0301】
[実施例40B]
4−[4−(2−{5−[8−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イルメチル]−2−チエニル)}ベンジル)ピペラジン−1−イル]−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド
ニトロ−4−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)メチルアミノ)フェニルスルホニル)−2−フェノキシベンズアミド
実施例40A(45mg)、8−((5−ブロモチオフェン−2−イル)メチル)−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタンハイドロクロライド(27mg)、ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド(5mg)および水酸化リチウム(7mg)をマイクロ波装置バイアル中のジメトキシエタン(1.6mL)、メタノール(0.5mL)および水(0.7mL)の混合液中で結合した。この反応混合液を150℃のCEM Discoverマイクロ波反応装置内で15分間加熱した。この粗材料は、分取的HPLCによってC18カラム、250×21.20mm、5μを用いて精製し、20から100%のCHCN対0.1%トリフルオロ酢酸水溶液で溶出して精製した。H NMR(300MHz,ジメチルスルホキシド−d)δ11.79(br s,1H)、8.51(d,1H)、8.41(t,1H)、7.90(dd,1H)、7.73(m,4H)、7.60(d,2H)、7.41(m,2H)、7.35(m,1H)、6.81(m,2H)、3.83(dd,2H)、3.65(s,2H)、3.51(s,2H)、3.17(m,4H)、3.08(m,4H)、2.45(m,6H)、1.92(m,2H)、1.62(m,4H)、1.54(m,3H)、1.38(m,6H)。
【0302】
[実施例41]
4−{4−[アダマンタン−1−イルカルボニル]ピペラジン−1−イル}−N−{[3−ニトロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)フェニル]スルホニル}ベンズアミド
【0303】
[実施例41A]
3−ニトロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)ベンゼンスルホンアミド
標題化合物は、テトラヒドロ−2H−ピラン−4−アミンを実施例2Dにおけるシクロヘキシルメチルアミンと置換することによって調製した。
【0304】
[実施例41B]
4−{4−[アダマンタン−1−イルカルボニル]ピペラジン−1−イル}安息香酸
標題化合物は、実施例10Bを実施例8Eにおける実施例8Dと置換することによって調製した。
【0305】
[実施例41C]
4−{4−[アダマンタン−1−イルカルボニル]ピペラジン−1−イル}−N−{[3−ニトロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)フェニル]スルホニル}ベンズアミド
標題化合物は、実施例41Aを実施例2Dと、および実施例41Bを実施例8Fにおける実施例8Eと置換することによって調製した。H NMR(300MHz,ジメチルスルホキシド−d)δ12.05(br s,1H)、8.64(d,1H)、8.30(d,1H)、7.95(dd,1H)、7.56(d,2H)、7.38(d,1H)、6.95(d,2H)、3.94(m,1H)、3.76(m,2H)、3.70(m,4H)、3.45(m,2H)、3.29(m,4H)、1.90(m,11H)、1.65(m,8H)。
【0306】
[実施例42]
4−{4−[アダマンタン−2−イルカルボニル]ピペラジン−1−イル}−N−{[3−ニトロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)フェニル]スルホニル}ベンズアミド
【0307】
[実施例42A]
エチル4−{4−[アダマンタン−2−イルカルボニル]ピペラジン−1−イル}ベンゾアート
標題化合物は、実施例10Aを実施例8Bと、およびアダマンタン−2−カルボン酸を実施例8Fにおけるアダマンタンー1−カルボン酸と置換することによって調製した。
【0308】
[実施例42B]
4−{4−[アダマンタン−2−イルカルボニル]ピペラジン−1−イル}安息香酸
標題化合物は、実施例42Aを実施例8Eにおける実施例8Dと置換することによって調製した。
【0309】
[実施例42C]
4−{4−[アダマンタン−2−イルカルボニル]ピペラジン−1−イル}−N−{[3−ニトロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)フェニル]スルホニル}ベンズアミド
標題化合物は、実施例41Aを実施例2Dと、および実施例42Bを実施例8Fにおける実施例8Eと置換することによって調製した。H NMR(300MHz,ジメチルスルホキシド−d)δ12.05(br s,1H)、8.64(d,1H)、8.30(d,1H)、7.95(dd,1H)、7.56(d,2H)、7.38(d,1H)、6.95(d,2H)、3.94(m,1H)、3.76(m,2H)、3.70(m,4H)、3.45(m,2H)、3.29(m,4H)、2.86(s,1H)、2.22(s,1H)、2.18(s,1H)、1.90(m,5H)、1.78(m,5H)、1.65(m,4H)、1.50(m,2H)。
【0310】
[実施例43]
4−{5−[アダマンタン−1−イルカルボニル]−2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル}−N−{[3−ニトロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)フェニル]スルホニル}ベンズアミド
【0311】
[実施例43A]
4−{5−[アダマンタン−1−イルカルボニル]−2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル}安息香酸
標題化合物は、実施例11Cを実施例8Eにおける実施例8Dと置換することによって調製した。
【0312】
[実施例43B]
4−{5−[アダマンタン−1−イルカルボニル]−2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル}−N−{[3−ニトロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)フェニル]スルホニル}ベンズアミド
標題化合物は、実施例41Aを実施例2Dと、および実施例43Aを実施例8Fにおける実施例8Eと置換することによって調製した。H NMR(300MHz,ジメチルスルホキシド−d)δ11.94(br s,1H)、8.64(d,1H)、8.30(d,1H)、7.95(dd,1H)、7.76(d,2H)、7.38(d,1H)、6.62(d,2H)、5.03(v br s,1H)、4.63(s,1H)、3.87(m,3H)、3.61(br s,1H)、3.48(m,2H)、3.30(m,2H)、3.04(d,1H)、1.90(m,8H)、1.80(m,5H)、1.60(m,8H)。
【0313】
[実施例44]
4−{1S,5S)−3−[アダマンタン−1−イルカルボニル]−3,6−ジアザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−6−イル}−N−{[3−ニトロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)フェニル]スルホニル}ベンズアミド
【0314】
[実施例44A]
(1S,5S)−ベンジル6−(4−(エトキシカルボニル)フェニル)−3,6−ジアザビシクロ[3.2.0]ヘプタン−3−カルボキシラート
標題化合物は、(1S,5S)−ベンジル3,6−ジアザビシクロ[3.2.0]ヘプタン−3−カルボキシレート4−メチルベンゼンスルホネートを実施例8Aにおけるベンジル2,6−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン−6−カルボキシレートと置換することによって調製した。
【0315】
[実施例44B]
エチル4−((1R,5S)−3,6−ジアザビシクロ[3.2.0]ヘプタン−6−イル)ベンゾアート
標題化合物は、実施例44Aを実施例8Bにおける実施例8Aと置換することによって調製した。
【0316】
[実施例44C]
エチル4−[(1S,5S)−3−(アダマンタン−1−イルカルボニル)−3,6−ジアザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−6−イル]ベンゾアート
標題化合物は、実施例44Bを実施例8Cにおける実施例8Bと置換することによって調製した。
【0317】
[実施例44D]
4−[(1S,5S)−3−(アダマンタン−1−イルカルボニル)−3,6−ジアザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−6−イル]安息香酸
標題化合物は、実施例44Cを実施例8Eにおける実施例8Dと置換することによって調製した。
【0318】
[実施例44E]
4−{(1S,5S)−3−[(1s,3R,5S)−アダマンタン−1−イルカルボニル]−3,6−ジアザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−6−イル}−N−{[3−ニトロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)フェニル]スルホニル}ベンズアミド
標題化合物は、実施例41Aを実施例2Dと、および実施例44Dを実施例8Fにおける実施例8Eと置換することによって調製した。H NMR(300MHz,ジメチルスルホキシド−d)δ11.94(br s,1H)、8.64(d,1H)、8.30(d,1H)、7.95(dd,1H)、7.56(d,2H)、7.38(d,1H)、4.71(t,1H)、4.29(d,1H)、4.20(d,1H)、3.97(m,2H)3.86(m,2H)、3.48(m,3H)、3.21(m,2H)、3.11(m,1H)、1.85(m,6H)、1.76(m,6H)、1.60(m,7H)。
【0319】
[実施例45]
N−{[3−ニトロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)フェニル]スルホニル}−4−(4−{(3−フェニルプロピル)[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}ピペリジン−1−イル)ベンズアミド
【0320】
[実施例45A]
4−(1,4−ジオキサ−8−アザスピロ[4.5]デカノ−8−イル)ベンゾアート
エチル4−フルオロベンゾアート(11.65g、69.3mmol)、1,4−ジオキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン(9.92g、69.3mmol)およびN,N−ジメチルアセトアミド(80mL)中のトリエチルアミン(9.66mL、69.3mmol)を80℃で24時間撹拌した。この反応液を冷却し、酢酸エチル中に注入し、水および食塩液で3回洗浄して濃縮すると、標題化合物が得られた。
【0321】
[実施例45B]
エチル4−(4−オキソピペリジン−1−イル)ベンゾアート
実施例45A(20g、68mmol)を90℃時間にわたりジオキサン(200mL)、酢酸(70mL)および水(150mL)の混合液中で撹拌した。この反応混合液を濃縮し、酢酸エチルおよび水の間で分配させた。有機層を食塩液で洗浄して濃縮した。残留物をシリカゲル上でヘキサン中の20%酢酸エチルを用いるクロマトグラフィーにかけると、標題化合物が得られた。
【0322】
[実施例45C]
エチル4−(4−((1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−イルアミノ)シクロヘキシル)ベンゾアート
実施例45B(2.72g、11mmol)および(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−アミン(1.69g、11mmol)をディーン・スターク(Dean−Stark)トラップ下のトルエン(50mL)中で24時間にわたり還流させた。生じた混合液を冷却し、エタノール(50mL)を加え、次にNaBH(2.0g)を少しずつ加えた。この混合液を30分間撹拌し、水を加えた。この溶液をエーテルで3回抽出し、結合した抽出物を水および食塩液で洗浄し、濃縮した。残留物をシリカゲル上で酢酸エチルを用いるクロマトグラフィーにかけると、標題化合物が得られた。
【0323】
[実施例45D]
エチル4−(4−((3−フェニルプロピル)((1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−イル)アミノ)シクロヘキシル)ベンゾアート
標題化合物は、実施例7Aに記載した通りに、実施例6Cに代えて実施例45Cを使用して調製した。
【0324】
[実施例45E]
4−(4−((3−フェニルプロピル)((1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−イル)アミノ)シクロヘキシル)安息香酸
標題化合物は、実施例2Bに記載した通りに、実施例2Aに代えて実施例45Dを使用して調製した。
【0325】
[実施例45F]
N−{[3−ニトロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)フェニル]スルホニル}−4−(4−{(3−フェニルプロピル)[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}ピペリジン−1−イル)ベンズアミド
標題化合物は、実施例1Bに記載した通りに、実施例1Aに代えて実施例45Eおよび4−クロロ−3−ニトロベンゼンスルホンアミドに代えて実施例41Aを使用して調製した。H NMR(300MHz,ジメチルスルホキシド−d)δ11.90(s,1H)、8.54(s,1H)、8.14(d,1H)、7.89(d,1H)、7.71(d,2H)、7.10−7.30(m,6H)、6.84(d,2H)、3.87(m,4H)、3.47(t,2H)、3.07(m,2H)、2.75(m,2H)、2.52(m,2H)、2.19(m,2H)、1.78−1.99(m,6H)、1.53−1.75(m,7H)、1.27(m,2H)、1.17(m,2H)、1.15(s,3H)、1.00(m,2H)、0.94(s,3H)、0.76(d,2H)。
【0326】
[実施例46]
N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)−4−(4−{(3−フェニルプロパノイル)[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}ピペリジン−1−イル)ベンズアミド
【0327】
[実施例46A]
エチル4−(4−(3−フェニル−N−((1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−イル)プロパンアミド)シクロヘキシル)ベンゾアート
テトラヒドロフラン(5mL)中の実施例45C(192mg、0.5mmol)、トリエチルアミン(0.077mL、0.55mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(6mg、0.05mmol)の溶液に3−フェニルプロパノイルクロライド(0.082mL、0.55mmol)を加え、この反応液を24時間撹拌した。残留物をシリカゲル上でヘキサン中の20から50%酢酸エチルを用いるクロマトグラフィーにかけると、標題化合物が得られた。
【0328】
[実施例46B]
4−(4−(3−フェニル−N−((1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−イル)プロパンアミド)シクロヘキシル)安息香酸
標題化合物は、実施例2Bに記載した通りに、実施例2Aに代えて実施例46Aを使用して調製した。
【0329】
[実施例46C]
N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)−4−(4−{(3−フェニルプロパノイル)[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}ピペリジン−1−イル)ベンズアミド
標題化合物は、実施例1Bに記載した通りに、実施例1Bに代えて実施例46Bおよび4−クロロ−3−ニトロベンゼンスルホンアミドに代えて実施例2Dを使用して調製した。H NMR(300MHz,ジメチルスルホキシド−d)δ11.90(s,1H)、8.61(m,2H)、7.92(d,1H)、7.72(d,2H)、7.20(m,5H)、6.90(m,2H)、4.07(m,4H)、3.93(m,2H)、3.18(m,4H)、2.65−2.95(m,6H)、2.08(m,2H)、1.91(m,2H)、1.78−1.99(m,6H)、1.55−1.76(m,11H)、1.22(s,3H)、1.17(m,2H)、1.01(s,3H)、0.99(d,2H)、0.90(d,2H)。
【0330】
[実施例47]
4−{4−[アダマンタン−1−イルメチル]ピペラジン−1−イル}−N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)ベンズアミド
標題化合物は、実施例10Dを実施例8Fにおける実施例8Eと置換することによって調製した。H NMR(300MHz,ジメチルスルホキシド−d)δ12.05(br s,1H)、8.82(br s,1H)、8.62(m,2H)、7.96(dd,1H)、7.78(d,2H)、7.26(d,1H)、7.00(d,2H)、3.86(br s,1H)、3.55(br s,2H)、3.30(m,8H)、2.96(br s,1H)、1.99(s,3H)、1.60(m,18H)、1.18(m,3H)、1.00(m,2H)。
【0331】
[実施例48]
6−{3−[アダマンタン−1−イル]−4−ヒドロキシフェニル}−N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)−2−ナフトアミド
標題化合物は、6−[3−(1−アダマンチル)−4−ヒドロキシフェニル]−2−ナフタレンカルボン酸を実施例1Aと、および実施例2Dを実施例1Bにおける4−クロロ−3−ニトロベンゼンスルホンアミドと置換することによって調製した。H NMR(300MHz,ジメチルスルホキシド−d)δ12.57(br s,1H)、9.52(s,1H)、8.68(d,1H)、8.61(m,1H)、8.54(s,1H)、8.27−8.21(m,1H)、8.14(s,1H)、8.07(d,1H)、8.02−7.95(m,3H)、7.56−7.47(m,2H)、7.25(d,1H)、6.91(d,1H)、2.16(br s,6H)、2.07(br s,4H)、1.76−1.65(m,12H)、1.25−1.13(m,4H)、1.01(t,2H)。
【0332】
[実施例49]
4−(4−{2−[アダマンタン−1−イル]−2−オキソエチル}ピペラジン−1−イル)−N({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)ベンズアミド
【0333】
[実施例49A]
エチル4−(4−{2−[アダマンタン−1−イル]−2−オキソエチル}ピペラジン−1−イル)ベンゾアート
エチル4−(ピペラジン−1−イル)ベンゾアート(100mg)、1−アダマンチルブルオモメチルケトン(110mg)および炭酸ナトリウム(46mg)を無水アセトニトリル(2mL)中に懸濁させた。この反応混合液を室温で一晩撹拌した。この反応液を、飽和NaHCO水溶液でクエンチし、酢酸エチルで抽出した。有機相を水、食塩液で洗浄し、NaSOで脱水し、濾過し、濃縮すると標題化合物が得られた。
【0334】
[実施例49B]
4−(4−{2−[アダマンタン−1−イル]−2−オキソエチル}ピペラジン−1−イル)安息香酸
標題化合物は、実施例49Aを実施例2Bにおける実施例2Aと置換することによって調製した。
【0335】
[実施例49C]
4−(4−{2−[アダマンタン−1−イル]−2−オキソエチル}ピペラジン−1−イル)−N({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)ベンズアミド
標題化合物は、実施例49Bを実施例1Aと、および実施例2Dを実施例1Bにおける4−クロロ−3−ニトロベンゼンスルホンアミドと置換することによって調製した。H NMR(400MHz.ジメチルスルホキシド−d)δ12.16(m.1H).8.65(m.2H).7.94(dd.1H).7.81(d.2H).7.26(d.1H).7.02(d.2H).4.58(s.2H).4.01(s.2H).3.29(m.10H).1.71(m.18H).1.17(m.3H).1.00(m.2H)。
【0336】
[実施例50]
4−{[アダマンタン−2−イルメチル]アミノ}−N−{[3−ニトロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)フェニル]スルホニル}ベンズアミド
【0337】
[実施例50A]
4−[(アダマンタン−1−イルメチル)−アミノ]−安息香酸エチルエステル
エチル4−フルオロベンゾアート(336mg)、(2−アダマンチルメチル)アミンハイドロクロライド(504mg)および炭酸ナトリウム(636mg)をジメチルスルホキシド(5mL)中で結合した。この反応液を130℃へ一晩加熱した。反応混合液を酢酸エチルで希釈し、水中に注入し、有機層を水および食塩液で完全に洗浄した。結合有機層をMgSOで脱水し、濾過し、真空下で濃縮した。粗材料は、9/1のヘキサン/エーテルを用いて溶出するフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。
【0338】
[実施例50B]
4−[(アダマンタン−1−イルメチル)−アミノ]−安息香酸
実施例50A(365mg)をテトラヒドロフラン(6mL)、メタノール(2mL)および水(2mL)中に溶解させた。この反応液を60℃へ一晩加熱した。この溶液を次に1MのHCl水溶液で酸性化した。生成物を濾過によって収集し、真空下で乾燥させた。
【0339】
[実施例50C]
4−{[アダマンタン−2−イルメチル]アミノ}−N−{[3−ニトロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)フェニル]スルホニル}ベンズアミド
標題化合物は、実施例50Bを実施例1Aと、および実施例41Aを実施例1Bにおける4−クロロ−3−ニトロベンゼンスルホンアミドと置換することによって調製した。H NMR(500MHz.ジメチルスルホキシド−d)δ11.80(s.1H).8.64(d.1H).8.29(d.1H).7.94(dd.1H).7.62(d.2H).7.38(d.1H).6.57(m.3H).3.94(m.1H).3.87(m.2H).3.47(m.2H).3.17(t.2H).1.91(m.6H).1.81(m.5H).1.65(m.6H).1.50(d.2H)。
【0340】
[実施例51]
4−{2−[アダマンタン−1−イル]エトキシ}−N−{[3−ニトロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)フェニル]スルホニル}ベンズアミド
【0341】
[実施例51A]
4−(2−アダマンタン−1−イル−エトキシ)−安息香酸エチルエステル
エチル4−ヒドロキシベンゾアート(83mg)および1−アダマンタンエタノール(90mg)をテトラヒドロフラン(2mL)中で結合した。ポリマー担持トリフェニルホスフィン(250mgの3mmol/g)およびジ−tert−ブチルアゾジカルボキシレート(173mg)を加えた。この反応液を室温で一晩撹拌した。樹脂はセライトを通す濾過によって除去した。濾液を真空下で濃縮し、残留物を95/5のヘキサン/エーテルで粉砕すると、標題化合物が得られた。
【0342】
[実施例51B]
4−(2−アダマンタン−1−イル−エトキシ)−安息香酸
標題化合物は、実施例51Aを実施例50Bにおける実施例50Aと置換することによって調製した。
【0343】
[実施例51C]
4−{2−[アダマンタン−1−イル]エトキシ}−N−{[3−ニトロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)フェニル]スルホニル}ベンズアミド
標題化合物は、実施例51Bを実施例1Aと、および実施例41Aを実施例1Bにおける4−クロロ−3−ニトロベンゼンスルホンアミドと置換することによって調製した。H NMR(500MHz.ジメチルスルホキシド−d)δ12.25(s.1H).8.65(d.1H).8.30(d.1H).7.95(dd.1H).7.83(d.2H).7.40(d.1H).7.00(d.2H).4.09(t.2H).3.95(m.1H).3.87(m.2H).3.47(m.2H).1.92(m.5H).1.64(m.8H).1.54(d.6H).1.52(t.2H)。
【0344】
[実施例52]
−[アダマンタン−1−イルアセチル]−N−ベンジルN−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)−β−アラニンアミド
【0345】
[実施例52A]
3−[(2−アダマンタン−1−イル−アセチル)−ベンジル−アミノ]−プロピオン酸エチルエステル
標題化合物は、1−アダマンタン酢酸を実施例1Aと、およびエチル3−(ベンジルアミノ)プロパノアートを実施例1Bにおける4−クロロ−3−ニトロベンゼンスルホンアミドと置換することによって調製した。
【0346】
[実施例52B]
3−[(2−アダマンタン−1−イル−アセチル)−ベンジル−アミノ]−プロピオン酸
標題化合物は、実施例52Aを実施例2Bにおける実施例2Aと置換することによって調製した。
【0347】
[実施例52C]
−[アダマンタン−1−イルアセチル]−N−ベンジル−N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)−β−アラニンアミド
標題化合物は、実施例52Bを実施例1Aと、および実施例2Dを実施例1Bにおける4−クロロ−3−ニトロベンゼンスルホンアミドと置換することによって調製した。H NMR(300MHz.ジメチルスルホキシド−d)δ12.12(br s.1H).8.66(t.1H).8.56(d.1H).7.86(m.1H).7.37−7.21(m.4H).7.09(t.2H).4.45(s.1H).4.34(s.1H).3.39(t.1H).2.47(t.1H).1.97(s.2H).1.86(m.3H).1.78−1.52(m.18H).1.24(s.1H).1.22−1.12(m.6H).0.98(m.2H)。
【0348】
[実施例53]
N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)−4−{4−[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]ピペラジン−1−イル}ベンズアミド
【0349】
[実施例53A]
エチル4−(ビス(2−ヒドロキシ−エチル)アミノ)ベンゾアート
標題化合物は、Soloway.A.H.,Nyilas.E.,J.Org.Chem.26,1091(1961)に記載された方法によって調製した。
【0350】
[実施例53B]
エチル4−(ビス(2−(メチルスルホニルオキシ)エチル)アミノ)ベンゾアート
実施例53A(506mg)をジクロロメタン(10mL)中に溶解させ、この混合液を−14℃(アセトン−氷浴)へ冷却した。トリエチルアミン(0.83mL)を加え、次に温度を2℃未満に維持しながら塩化メタンスルホニル(0.46mL)を滴下した。アセトン−氷浴を除去し、反応を3.5時間にわたり窒素雰囲気下の室温で持続した。この反応液は、飽和NaHCO水溶液およびエーテルの間に分配させた。有機相を1M HPOで2回洗浄すると、有機層中で結晶が形成された。この混合液を濾過し、固体材料をエーテルで洗浄して乾燥させると、生成物が得られた。
【0351】
[実施例53C]
エチル4−(4−((1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−イル)ピペラジン−1−イル)ベンゾアート
実施例53B(409mg)をアセトニトリル(10mL)中に溶解させ、次に(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−アミン(0.17mL)、炭酸カリウム(375mg)および臭化リチウム(183mg)を加えた。この反応液を還流下で一晩加熱した。反応液を水で希釈し、酢酸エチルで抽出した。有機層を食塩液で洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水した。混合液を濾過し、粗材料をシリカゲル上で85/15のヘキサン/酢酸エチルを使用するカラムクロマトグラフィーによって精製した。
【0352】
[実施例53D]
4−(4−((1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−イル)ピペラジン−1−イル)安息香酸
標題化合物は、実施例53Cを実施例8Eにおける実施例8Dと置換することによって調製した。
【0353】
[実施例53E]
N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)−4−{4−[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]ピペラジン−1−イル}ベンズアミド
標題化合物は、実施例53Dを実施例8Fにおける実施例8Eと置換することによって調製した。H NMR(300MHz.ジメチルスルホキシド−d)δ12.15(br s.1H).9.40(br s.1H).8.62(m.2H).7.96(dd.1H).7.80(d.2H).7.26(d.1H).7.03(d.2H).4.14(br s.2H).3.72(br m.2H).3.28(t.2H).3.17(br m.4H).2.30(m.3H).2.00(m.2H).1.83(m.1H).1.70(m.6H).1.20(m.8H).1.07(m.4H).0.95(s.3H)。
【0354】
[実施例54]
4−{4−[アダマンタン−1−イル]ピペラジン−1−イル}−N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)ベンズアミド
【0355】
[実施例54A]
エチル4−[4−(アダマンタン−1−イル)ピペラジン−1−イル]ベンゾアート
標題化合物は、アダマンタン−1−アミンハイドロクロライドを実施例53Cにおける(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−アミンと置換することによって調製した。
【0356】
[実施例54B]
4−[4−(アダマンタン−1−イル)ピペラジン−1−イル]安息香酸
標題化合物は、実施例54Aを実施例8Eにおける実施例8Dと置換することによって調製した。
【0357】
[実施例54C]
4−{4−[アダマンタン−1−イル]ピペラジン−1−イル}−N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)ベンズアミド
標題化合物は、実施例54Bを実施例8Fにおける実施例8Eと置換することによって調製した。H NMR(300MHz.ジメチルスルホキシド−d)δ12.10(br s.1H).9.18(br s.1H).8.62(m.2H).7.96(dd.1H).7.80(d.2H).7.24(d.1H).7.03(d.2H).4.09(br d.2H).3.65(br m.2H).3.28(t.2H).3.10(br m.4H).2.20(s.3H).1.95(s.6H).1.70(m.12H).1.18(m.3H).1.00(m.2H)。
【0358】
[実施例55]
N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)−4−{4−[3,5−ジメチルアダマンタン−1−イル]ピペラジン−1−イル}ベンズアミド
【0359】
[実施例55A]
エチル4−[4−(3,5−ジメチルアダマンタン−1−イル)ピペラジン−1−イル]ベンゾアート
標題化合物は、3,5−ジメチルアダマンタン−1−アミンハイドロクロライドを実施例53Cにおける(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−アミンと置換することによって調製した。
【0360】
[実施例55B]
4−[4−(3,5−ジメチルアダマンタン−1−イル)ピペラジン−1−イル]安息香酸
標題化合物は、実施例55Aを実施例8Eにおける実施例8Dと置換することによって調製した。
【0361】
[実施例55C]
N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)−4−{4−[3,5−ジメチルアダマンタン−1−イル]ピペラジン−1−イル}ベンズアミド
標題化合物は、実施例55Bを実施例8Fにおける実施例8Eと置換することによって調製した。H NMR(300MHz.ジメチルスルホキシド−d)δ12.10(v br s.1H).9.18(v br s.1H).8.62(m.2H).7.96(dd.1H).7.80(d.2H).7.24(d.1H).7.03(d.2H).4.07(br s.2H).3.62(br s.2H).3.28(t.2H).3.10(br m.4H).2.25(m.1H).1,70(m.12H).1.35(s.3H).1.18(m.6H).1.00(m.2H).0.89(s.6H)。
【0362】
[実施例56]
[(3aS,5aR,8aR,8bS)−2,2,7,7−テトラメチルテトラヒドロ−3aH−ビス[1,3]ジオキソロ[4,5−b:4’,5’−d]ピラン−3a−イル]メチル(4−{4−[(4’−クロロビフェニル−2−イル)メチル]ピペラジン−1−イル}ベンゾイル)スルファミン酸塩
標題化合物は、((3aS,5aR,8aR,8bS)−2,2,7,7−テトラメチルテトラヒドロ−3aH−ビス[1,3]ジオキソロ[4,5−b:4’,5’−d]ピラン−3a−イル)メチルスルファメートを実施例1Bにおける4−クロロ−3−ニトロベンゼンスルホンアミドと置換することによって調製した。H NMR(500MHz.ジメチルスルホキシド−d)δ7.81(d.2H).7.75(m.1H).7.55(m.4H).7.41(d.2H).7.35(m.1H).6.96(d.2H).4.54(dd.1H).4.35(br s.1H).4.31(d.1H).4.22(t.2H).4.14(d.1H).3.91(br s.2H).3.72(m.2H).3.60(m.3H).3.11(br s.2H).2.91(br s.2H).1.45(s.3H).1.35(s.3H).1.14(d.6H)。
【0363】
[実施例57]
4−{4−[(4’−クロロビフェニル−2−イル)メチル]ピペラジン−1−イル}−N−({[(1R,4S)−7,7−ジメチル−2−オキソビシクロ[2.2.1]ヘプタ−1−イル]メチル}スルホニル)ベンズアミド
標題化合物は、実施例1Bに記載した通りに、4−クロロ−3−ニトロベンゼンスルホンアミドに代えて((1R,4S)−7,7−ジメチル−2−オキソビシクロ[2.2.1]ヘプタン−1−イル)メタンスルホンアミドを使用して調製した。H NMR(300MHz.ジメチルスルホキシド−d)δ11.95(s.1H).7.80(d.2H).7.48(m.5H).7.38(m.2H).7.27(d.1H).6.93(d.2H).3.77(d.1H).3.42(m.3H).3.24(m.4H).2.40(m.4H).2.30(m.1H).2.03(m.1H).1.92(m.2H).1.55(m.1H).1.40(m.1H).1.02(s.3H).0.88(s.3H)。
【0364】
[実施例58]
4−(4−{2−[アダマンタン−1−イル]エチル}ピペラジン−1−イル)−N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)ベンズアミド
【0365】
[実施例58A]
エチル4−[4−(アダマンタン−1−イルアセチル)ピペラジン−1−イル]ベンゾアート
標題化合物は、実施例10Aを実施例8Bと、および1−アダマンチル酢酸を実施例8Cにおけるアダマンタンー1−カルボン酸と置換することによって調製した。
【0366】
[実施例58B]
エチル4−{4−[2−(アダマンタン−1−イル)エチル]ピペラジン−1−イル}ベンゾアート
標題化合物は、実施例58Aを実施例8Dにおける実施例8Cと置換することによって調製した。
【0367】
[実施例58C]
4−{4−[2−(アダマンタン−1−イル)エチル]ピペラジン−1−イル}安息香酸
標題化合物は、実施例58Bを実施例8Eにおける実施例8Dと置換することによって調製した。
【0368】
[実施例58D]
4−(4−{2−[アダマンタン−1−イル]エチル}ピペラジン−1−イル)−N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)ベンズアミド
標題化合物は、実施例58Cを実施例8Fにおける実施例8Eと置換することによって調製した。H NMR(300MHz.ジメチルスルホキシド−d)δ12.10(v br s.1H).9.44(v br s.1H).8.62(m.2H).7.96(dd.1H).7.80(d.2H).7.26(d.1H).7.02(d.2H).4.07(br s.2H).3.60(br s.2H).3.29(t.2H).3.10(m.6H).1.95(s.3H).1.65(m.12H).1.45(m.8H).1.18(m.3H).1.00(m.2H)。
【0369】
[実施例59]
4−{4−[(4’−クロロビフェニル−2−イル)メチル]ピペラジン−1−イル}−N−({[(1S,4R)−7,7−ジメチル−2−オキソビシクロ[2.2.1]ヘプタ−1−イル]メチル}スルホニル)ベンズアミド
標題化合物は、実施例1Bに記載した通りに、4−クロロ−3−ニトロベンゼンスルホンアミドに代えて((1S,4R)−7,7−ジメチル−2−オキソビシクロ[2.2.1]ヘプタン−1−イル)メタンスルホンアミドを使用して調製した。H NMR(300MHz.ジメチルスルホキシド−d)δ11.95(s.1H).7.80(d.2H).7.48(m.5H).7.38(m.2H).7.27(d.1H).6.91(d.2H).3.75(d.1H).3.40(m.3H).3.25(m.4H).2.40(m.4H).2.30(m.1H).2.03(m.1H).1.91(m.2H).1.50(m.1H).1.38(m.1H).1.02(s.3H).0.80(s.3H)。
【0370】
[実施例60]
N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)−4’−({(3−フェニルプロパノイル)[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}メチル)ビフェニル−4−カルボキサミド)
【0371】
[実施例60A]
メチル4’−ホルミルビフェニル−4−カルボキシレート
標題化合物は、実施例4Aに記載した通りに、1−ブロモ−3−ヨードベンゼンに代えて4−ヨードベンズアルデヒドを使用して調製した。
【0372】
[実施例60B]
メチル4’−(((1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−イルアミノ)メチル)ビフェニル−4−カルボキシレート
標題化合物は、実施例7Aに記載したように、実施例6Cに代えて(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−アミンおよびフェニルプロパナールに代えて実施例60Aを使用して調製した。
【0373】
[実施例60C]
メチル4’−((3−フェニル−N−((1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−イル)プロパンアミド)メチル)ビフェニル−4−カルボキシレート
標題化合物は、実施例46Aに記載した通りに、実施例45Cに代えて実施例60Bを使用して調製した。
【0374】
[実施例60D]
4’−((3−フェニル−N−((1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−イル)プロパンアミド)メチル)ビフェニル−4−カルボン酸
標題化合物は、実施例2Bに記載した通りに、実施例2Aに代えて実施例60Cを使用して調製した。
【0375】
[実施例60E]
N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)−4’−({(3−フェニルプロパノイル)[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}メチル)ビフェニル−4−カルボキサミド
標題化合物は、実施例1Bに記載した通りに、実施例1Aに代えて実施例60Dおよび4−クロロ−3−ニトロベンゼンスルホンアミドに代えて実施例2Dを使用して調製した。H NMR(300MHz.ジメチルスルホキシド−d)δ11.90(s.1H).8.63(d.1H).8.59(m.1H).7.94(m.3H).7.73(d.2H).7.68(d.1H).7.62(d.1H).7.05−7.26(m.7H).4.61(m.1H).4.36(m.1H).2.88(m.3H).2.30(m.3H).1.66(m.10H).1.20(m.2H).1.19(s.3H).1.17(s.3H).0.87−1.06(m.10H)。
【0376】
[実施例61]
N({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−(4−{2−[(1R,4R)−1,7,7−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン−2−イル]ベンジリデン}ピペリジン−1−イル)ベンズアミド
【0377】
[実施例61A]
メチル4−(4−オキソピペリジン−1−イル)ベンゾアート
本実施例は、Bruncko.et.al.,J.Med.Chem.2007,50,641−662に記載された方法を使用して調製した。
【0378】
[実施例61B]
メチル4−(4−(2−ブロモベンジリデン)ピペリジン−1−イル)ベンゾアート
ジメチルスルホキシド(22.88mL)と水素化ナトリウム(0.332g)をともに70℃へ1時間加熱し、この混合液を室温へ冷却し、(2−ブロモベンジル)トリフェニルホスホニウムブロマイド(3.40g)を数回に分けて加えた。この反応混合液を室温で1時間撹拌した。ジメチルスルホキシド(5.20mL)中の実施例61A(1.8g)の溶液を次に加え、この反応液を70℃で週末にかけて加熱した。この反応混合液を1MのHCl水溶液で酸性化し、エーテルで抽出した。有機層を水および食塩液で完全に洗浄し、MgSOで脱水し、濾過し、真空下で濃縮した。粗材料を100%ヘキサンからヘキサン中の20%酢酸エチルを用いて溶出するフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。
【0379】
[実施例61C]
4−(4−(2−((1R)−1,7,7−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン−2−イル)ベンジリデン)ピペリジン−1−イル)安息香酸
標題化合物は、(1S)−1,7,7−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−エン−2−イルボロン酸を実施例40Aと、および実施例61Bを実施例40Bにおける8−((5−ブロモチオフェン−2−イル)メチル)−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタンハイドロクロライドと置換することによって調製した。
【0380】
[実施例61D]
N({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−(4−{2−[(1R,4R)−1,7,7−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン−2−イル]ベンジリデン}ピペリジン−1−イル)ベンズアミド
標題化合物は、実施例61Cを実施例1Aと、および実施例23Aを実施例1Bにおける4−クロロ−3−ニトロベンゼンスルホンアミドと置換することによって調製した。H NMR(500MHz.ジメチルスルホキシド−d)δ11.97(s.1H).8.64(m.2H).7.93(dd.1H).7.74(d.2H).7.30(d.1H).7.21(m.2H).7.14(m.1H).6.95(d.2H).6.36(s.1H).5.87(d.1H).3.84(m.2H).3.48(m.2H).3.40.3.32.3.24(all m.total 6H).2.40(t.1H).2.34(m.4H).1.90(m.2H).1.61(m.3H).1.27(m.3H).1.06(m.1H).0.94(s.3H).0.83(s.3H).0.79(s.3H)。
【0381】
[実施例62]
N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−(4−{2−[5−(4−フェニル−1,3−チアゾール−2−イル)−2−チエニル]ベンジル}ピペラジン−1−イル)ベンズアミド
【0382】
[実施例62A]
エチル4−(4−(2−ブロモベンジル)ピペラジン−1−イル)ベンゾアート
本実施例は、Bruncko.et.al.,J.Med.Chem.2007,50,641−662に記載された方法を使用して調製した。
【0383】
[実施例62B]
エチル4−(4−(2−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンジル)ピペラジン−1−イル)ベンゾアート
ジオキサン(75mL)中のトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(0.284g)およびトリシクロヘキシルホスフィン(0.417g)の溶液を室温で30分間にわたり撹拌した。実施例62A(5g)、4,4,4’,4’,5,5,5’,5’−オクタメチル−2,2’−ビ(1,3,2−ジオキサボロラン)(3.46g)および酢酸カリウム(1.825g)を加え、この反応液を85℃へ36時間加熱した。反応混合液を酢酸エチルで希釈し、水および食塩液で完全に洗浄した。結合有機層をMgSOで脱水し、濾過し、真空下で濃縮した。粗固体をヘキサンおよびヘキサン/エーテル(2:1)で洗浄すると、標題化合物が得られた。
【0384】
[実施例62C]
4−(4−(2−(5−(4−フェニルチアゾール−2−イル)チオフェン−2−イル)ベンジル)ピペラジン−1−イル)安息香酸
標題化合物は、実施例62Bを実施例40Aと、および2−(5−ブロモチオフェン−2−イル)−4−フェニルチアゾールを実施例40Bにおける8−((5−ブロモチオフェン−2−イル)メチル)−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタンハイドロクロライドと置換することによって調製した。
【0385】
[実施例62D]
N({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−(4−{2−[5−(4−フェニル−1,3−チアゾール−2−イル)−2−チエニル]ベンジル}ピペラジン−1−イル)ベンズアミド
標題化合物は、実施例62Cを実施例1Aと、および実施例23Aを実施例1Bにおける4−クロロ−3−ニトロベンゼンスルホンアミドと置換することによって調製した。H NMR(300MHz.ジメチルスルホキシド−d)δ11.79(s.1H).8.64(s.1H).8.59(s.1H).8.06(br s.1H).7.99(d.1H).7.83(d.2H).7.60(d.2H).7.50(m.3H).7.36(d.1H).7.11(m.3H).7.01(m.4H).6.97(d.1H).3.71(m.2H).3.60(m.4H).3.45(m.4H).3.02(m.2H).2.60(m.4H).1.83(m.1H).1.56(m.4H)。
【0386】
[実施例63]
4−[4−(2−{5−[4−(アダマンタン−1−イル)−1,3−チアゾール−2−イル]−2−チエニル}ベンジル)ピペラジン−1−イル]−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド
H NMR(400MHz.ジメチルスルホキシド−d)δppm 12.04(s.1H).8.66(t.1H).8.63(d.1H).7.93(dd.1H).7.75(d.3H).7.63(d.1H).7.57(s.3H).7.29(d.1H).7.20−7.26(m.2H).6.95(d.2H).4.56(s.1H).3.78−3.89(m.2H).3.31−3.37(m.6H).3.26(dd.4H).2.97−3.18(m.2H).2.04(s.3H).1.93(s.3H).1.93(s.3H).1.57−1.80(m.10H).1.21−1.40(m.5H).MS(ESI)m/e 891(M−H)
【0387】
[実施例64]
5−{2−[(4−{4−[({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)カルバモイル]フェニル}ピペラジン−1−イル)メチル]フェニル}−N−(2−フェニル−1,3−ベンゾオキサゾール−5−イル)−2−フルアミド
H NMR(400MHz.ジメチルスルホキシド−d)δppm 12.09(s.1H).10.46(s.1H).9.27(s.1H).8.59−8.70(m.2H).8.29(d.1H).8.22(dd.2H).8.02(d.1H).7.94(dd.1H).7.75−7.84(m.3H).7.59−7.73(m.7H).7.50−7.57(m.1H).7.34(s.1H).7.29(d.1H).7.05(d.2H).4.71(s.1H).4.14(s.1H).3.72−3.90(m.3H).3.20−3.32(m.4H).1.83−1.97(m.1H).1.61(d.2H).1.16−1.33(m.3H).MS(ESI)m/e 894(M−H)
【0388】
[実施例65]
N({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−{4−[2−(トリフェニルビニル)ベンジル]ピペラジン−1−イル}ベンズアミド
【0389】
[実施例65A]
4−(4−(2−(1,2,2−トリフェニルビニル)ベンジル)ピペラジン−1−イル)安息香酸
標題化合物は、実施例62Bを実施例40Aと、およびブロモトリフェニルエチレンを実施例40Bにおける8−((5−ブロモチオフェン−2−イル)メチル)−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタンハイドロクロライドと置換することによって調製した。
【0390】
[実施例65B]
N({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−{4−[2−(トリフェニルビニル)ベンジル]ピペラジン−1−イル}ベンズアミド
標題化合物は、実施例65Aを実施例1Aと、および実施例23Aを実施例1Bにおける4−クロロ−3−ニトロベンゼンスルホンアミドと置換することによって調製した。H NMR(500MHz.ジメチルスルホキシド−d)δ11.97(s.1H).8.63(s.1H).8.07(br s.1H).7.99(d.1H).7.60(d.2H).7.42(m.6H).7.30(m.4H).7.26(m.6H).7.07(m.2H).6.99(m.4H).3.82(br s.2H).3.60(m.4H).3.45(m.4H).3.02(m.2H).2.62(m.4H).1.83(m.1H).1.56(m.4H)。
【0391】
[実施例66]
4−{4−[2−(5−メチル−5,6−ジヒドロフェナントリジン−6−イル)ベンジル]ピペラジン−1−イル}−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド
標題化合物は、2−(5−メチル−5,6−ジヒドロ−フェナントリジン−6−イル)−ベンズアルデヒドを実施例23Fにおける実施例23Eと置換することによって調製した。H NMR(300MHz.ジメチルスルホキシド−d)δ12.03(br s.1H).8.57(d.1H).8.53(t.1H).7.92(dd.1H).7.90(d.2H).7.83(dd.1H).7.76(d.2H).7.41(d.1H).7.28−6.99(m.6H).6.92(d.2H).6.77(td.1H).6.59(dd.1H).6.13(s.1H).3.91(d.1H).3.85(dd.2H).3.65(d.1H).3.30−3.23(m.2H).2.78(s.3H).2.70−2.53(m.5H).1.91(s.3H).1.90(m.1H).1.62(dd.2H).1.38−1.20(m.6H).0.86(m.2H)。
【0392】
[実施例67]
N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−{4−[2−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンジル]ピペラジン−1−イル}ベンズアミド
標題化合物は、(2−ホルミルフェニル)ボロン酸ピナコールエステルを実施例23Fにおける実施例23Eと置換することによって調製した。H NMR(300MHz.ジメチルスルホキシド−d)δ11.94(br s.1H).8.60(d.1H).7.94−7.89(m.1H).7.75(d.2H).7.62(m.1H).7.50−7.21(m.4H).7.25(d.1H).6.92(d.2H).3.84(dd.2H).3.36−3.32(m.8H).2.51(br s.2H).1.91(s.3H).1.62(dt.2H).1.30(br s.9H).1.26(dd.2H).1.16(s.6H).1.07(s.2H)。
【0393】
[実施例68]
4−(4−{2−[2−(2,6−ジメトキシベンゾイル)−3−チエニル]ベンジリデン}ピペリジン−1−イル)−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド
【0394】
[実施例68A]
メチル4−(4−(2−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンジリデン)ピペリジン−1−イル)ベンゾアート
実施例61B(259mg)、ビス(ピナコラト)ジボロン(206mg)、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン(22mg)および酢酸カリウム(159mg)をジメチルスルホキシド(2.7mL)中で結合した。この反応混合液を90℃で36時間加熱した。この反応混合液を酢酸エチルで希釈し、水および食塩液で完全に洗浄し、MgSOで脱水し、濾過して真空下で濃縮した。粗固体をヘキサンおよびヘキサン/エーテル(2:1)で洗浄すると、標題化合物が得られた。
【0395】
[実施例68B]
エチル4−(4−(2−(2−(2,6−ジメトキシベンゾイル)チオフェン−3−イル)ベンジリデン)ピペリジン−1−イル)ベンゾアート
実施例68A(0.043g)、(3−ブロモチオフェン−2−イル)(2,6−ジメトキシフェニル)メタノン(0.03114g)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(11.00mg)およびフッ化セシウム(0.043g)を1,2−ジメトキシエタン(0.333ml)およびエタノール(0.143ml)中で結合した。この反応液を90℃へ2時間加熱した。反応混合液を酢酸エチルで希釈し、水中に注入し、水および食塩液で完全に洗浄した。結合有機層をMgSOで脱水し、濾過し、真空下で濃縮した。粗材料は、1%メタノール/ジクロロメタンから5%メタノール/ジクロロメタンの勾配を用いて溶出するフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。
【0396】
[実施例68C]
4−(4−(2−(2−(2,6−ジメトキシベンゾイル)チオフェン−3−イル)ベンジリデン)ピペリジン−1−イル)安息香酸
標題化合物は、実施例68Bを実施例50Bにおける実施例50Aと置換することによって調製した。
【0397】
[実施例68D]
4−(4−{2−[2−(2,6−ジメトキシベンゾイル)−3−チエニル]ベンジリデン}ピペリジン−1−イル)−N({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド
標題化合物は、実施例68Cを実施例1Aと、および実施例23Aを実施例1Bにおける4−クロロ−3−ニトロベンゼンスルホンアミドと置換することによって調製した。H NMR(400MHz.ジメチルスルホキシド−d)δ11.95(s.1H).8.63(m.2H).7.93(dd.1H).7.87(d.1H).7.72(d.2H).7.27(d.1H).7.20(s.1H).7.09(m.3H).6.93(m.4H).6.40(d.2H).5.99(s.1H).3.83(dd.2H).3.60(s.6H).3.26(m.6H).2.31(m.2H).2.22(m.2H).1.90(br s.1H).1.60(m.2H).1.26(m.4H)。
【0398】
[実施例69]
1−[アダマンタン−1−イル]−4−{2−[(1−{4−[({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)カルバモイル]フェニル}ピペリジン−4−イリデン)メチル]フェニル}−N,N−ジフェニル−1H−ピラゾール−3−カルボキサミド
【0399】
[実施例69A]
4−{4−[2−(1−アダマンタン−1−イル−3−ジフェニルカルバモイル−1H−ピラゾール−4−イル)−ベンジリデン]−ピペリジン−1−イル}−安息香酸エチルエステル
標題化合物は、1−アダマンタン−1−イル−4−ブロモ−1H−ピラゾール−3−カルボン酸ジフェニルアミドを実施例68Bにおける(3−ブロモチオフェン−2−イル)(2,6−ジメトキシフェニル)メタノンと置換することによって調製した。
【0400】
[実施例69B]
4−{4−[2−(1−アダマンタン−1−イル−3−ジフェニルカルバモイル−1H−ピラゾール−4−イル)−ベンジリデン]−ピペリジン−1−イル}−安息香酸
標題化合物は、実施例69Aを実施例50Bにおける実施例50Aと置換することによって調製した。
【0401】
[実施例69C]
1−[アダマンタン−1−イル]−4−{2−[(1−{4−[({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)カルバモイル]フェニル}ピペリジン−4−イリデン)メチル]フェニル}−N,N−ジフェニル−1H−ピラゾール−3−カルボキサミド
標題化合物は、実施例69Bを実施例1Aと、および実施例23Aを実施例1Bにおける4−クロロ−3−ニトロベンゼンスルホンアミドと置換することによって調製した。H NMR(500MHz.ジメチルスルホキシド−d)δ11.95(s.1H).8.64(m.2H).7.93(dd.1H).7.43(d.2H).7.52(s.1H).7.26(m.4H).7.19(m.4H).7.13(m.3H).6.91(m.6H).5.58(s.1H).3.83(dd.2H).3.47(t.2H).3.25(m.6H).2.23(m.4H).2.07(m.3H).1.89(m.6H).1.62(m.8H).1.26(m.3H)。
【0402】
[実施例70]
N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−(4−{2−[オクタヒドロ−1H−4,7−メタノインデン−5−イル(3−フェニルプロパノイル)アミノ]ベンジル}ピペラジン−1−イル)ベンズアミド
【0403】
[実施例70A]
エチル4−(4−{2−[オクタヒドロ−1H−4,7−メタノインデン−5−イル(3−フェニルプロパノイル)アミノ]ベンジル}ピペラジン−1−イル)ベンゾアート
実施例16C(60mg)、3−フェニルプロパノイルクロライド(22mg)およびジイソプロピルエチルアミン(0.05mL)を無水ジクロロメタン(3mL)中に溶解させた。この反応混合液を室温で一晩撹拌した。この反応液を、飽和NaHCO水溶液でクエンチし、酢酸エチルで抽出した。有機相を水および食塩液で洗浄し、NaSOで脱水し、濾過し、濃縮した。残留物をジクロロメタン中の0から5%メタノールを用いるフラッシュカラム精製によって精製すると、標題化合物が得られた。
【0404】
[実施例70B]
4−(4−{2−[オクタヒドロ−1H−4,7−メタノインデン−5−イル(3−フェニルプロパノイル)アミノ]ベンジル}ピペラジン−1−イル)安息香酸
標題化合物は、実施例70Aを実施例2Bにおける実施例2Aと置換することによって調製した。
【0405】
[実施例70C]
N({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−(4−{2−[オクタヒドロ−1H−4,7−メタノインデン−5−イル(3−フェニルプロパノイル)アミノ]ベンジル}ピペラジン−1−イル)ベンズアミド
標題化合物は、実施例70Bを実施例1Aと、および実施例23Aを実施例1Bにおける4−クロロ−3−ニトロベンゼンスルホンアミドと置換することによって調製した。H NMR(400MHz.ジメチルスルホキシド−d)δ12.03(m.1H).8.64(m.2H).7.93(dd.1H).7.76(d.2H).7.58(s.1H).7.39(m.2H).7.28(d.1H).7.18(m.3H).7.00(m.5H).4.32(m.1H).3.83(m.2H).3.26(m.8H).2.81(m.6H).2.19(m.2H).1.90(m.4H).1.67(m.7H).1.22(m.11H)。
【0406】
[実施例71]
4−[4−(2−{5−[8−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イルメチル]−2−チエニル}ベンジリデン)ピペリジン−1−イル]−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド
【0407】
[実施例71A]
エチル4−(4−(2−(5−(8−アザビシクロ[3.2.1]オクタノ−8−イルメチル)チオフェン−2−イル)ベンジリデン)ピペリジン−1−イル)ベンゾアート
標題化合物は、8−((5−ブロモチオフェン−2−イル)メチル)−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタンハイドロクロライドを実施例68Bにおける(3−ブロモチオフェン−2−イル)(2,6−ジメトキシフェニル)メタノンと置換することによって調製した。
【0408】
[実施例71B]
4−(4−(2−(5−(8−アザビシクロ[3.2.1]オクタノ−8−イルメチル)チオフェン−2−イル)ベンジリデン)ピペリジン−1−イル)安息香酸
標題化合物は、実施例71Aを実施例50Bにおける実施例50Aと置換することによって調製した。
【0409】
[実施例71C]
4−[4−(2−{5−[8−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イルメチル]−2−チエニル}、ベンジリデン)ピペリジン−1−イル]−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−lメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド
標題化合物は、実施例71Bを実施例1Aと、および実施例23Aを実施例1Bにおける4−クロロ−3−ニトロベンゼンスルホンアミドと置換することによって調製した。H NMR(300MHz.ジメチルスルホキシド−d)δ11.54(s.1H).9.36(br s.1H).8.48(d.1H).7.76(dd.1H).7.53(m.3H).7.34(m.3H).7.00(m.1H).6.84(d.2H).6.81(dd.1H).6.44(d.1H).6.37(br s.1H).4.36(d.2H).3.82(m.3H).3.36(m.2H).3.26(m.4H).3.18(m.2H).2.36(m.3H).2.23(m.4H).1.90(m.3H).1.81(m.2H).1.62(m.5H).1.40(m.3H)。
【0410】
[実施例72]
N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−[4−(4−{[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}ベンジリデン)ピペリジン−1−イル]ベンズアミド
【0411】
[実施例72A]
エチル4−(4−(4−ブロモベンジリデン)ピペリジン−1−イル)ベンゾアート
標題化合物は、(4−ブロモベンジル)トリフェニルホスホニウムブロマイドを実施例61Bにおける(2−ブロモベンジル)トリフェニルホスホニウムブロマイドと置換することによって調製した。
【0412】
[実施例72B]
エチル4−(4−(4−((1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−イルアミノ)ベンジリデン)ピペリジン−1−イル)ベンゾアート
実施例72A(40mg)、(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−アミン(100μl)、2,2’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−1,1’−ビナフチル(9.2mg、)、パラジウム(II)アセテート(2.4mg)、およびtert−ブトキシドナトリウム(14mg)をトルエン(0.2mL)に加え、この反応液を窒素でパージし、100℃で一晩加熱した。この反応液を冷却し、次に水で希釈し、酢酸エチルで抽出した。有機層を食塩液で洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水した。濾過および濃縮後、粗材料をシリカゲル上で94/6のヘキサン/酢酸エチルを用いるカラムクロマトグラフィーによって精製した。
【0413】
[実施例72C]
4−(4−(4−((1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−イルアミノ)ベンジリデン)ピペリジン−1−イル)安息香酸
標題化合物は、実施例72Bを実施例8Eにおける実施例8Dと置換することによって調製した。
【0414】
[実施例72D]
N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−[4−(4−{[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}ベンジリデン)ピペリジン−1−イル]ベンズアミド
標題化合物は、実施例72Cを実施例8Eと、および実施例23Aを実施例8Fにおける実施例2Dと置換することによって調製した。H NMR(300MHz.ジメチルスルホキシド−d)δ11.97(br s.1H).8.65(t.1H).8.63(d.1H).7.95(dd.1H).7.76(d.2H).7.28(d.1H).7.06(br s.2H).6.95(d.2H).6.90(v br s.2H).6.26(s.1H).3.85(m.2H).3.50(m.5H).3.33(t.2H).3.25(m.2H).2.38(m.3H).2.00(m.1H).1.94(m.2H).1.80(m.1H).1.60(m.3H).1.25(m.5H).1.21(s.3H).1.09(d.1H).1.00(s.6H)。
【0415】
[実施例73]
N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−[4−(3−{[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}ベンジリデン)ピペリジン−1−イル]ベンズアミド
【0416】
[実施例73A]
エチル4−(4−(3−ブロモベンジリデン)ピペリジン−1−イル)ベンゾアート
標題化合物は、(3−ブロモベンジル)トリフェニルホスホニウムブロマイドを実施例61Bにおける(2−ブロモベンジル)トリフェニルホスホニウムブロマイドと置換することによって調製した。
【0417】
[実施例73B]
エチル4−(4−(3−((1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−イルアミノ)ベンジリデン)ピペリジン−1−イル)ベンゾアート
標題化合物は、実施例73Aを実施例72Bにおける実施例72Aと置換することによって調製した。
【0418】
[実施例73C]
4−(4−(3−((1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−イルアミノ)ベンジリデン)ピペリジン−1−イル)安息香酸
標題化合物は、実施例73Bを実施例8Eにおける実施例8Dと置換することによって調製した。
【0419】
[実施例73D]
N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−[4−(3−{[(1S,2S,3S,5R)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]アミノ}ベンジリデン)ピペリジン−1−イル]ベンズアミド
標題化合物は、実施例73Cを実施例8Eと、および実施例23Aを実施例8Fにおける実施例2Dと置換することによって調製した。H NMR(300MHz.ジメチルスルホキシド−d)δ12.00(br s.1H).8.68(t.1H).8.63(d.1H).7.95(dd.1H).7.76(d.2H).7.30(d.1H).7.18(v br s.2H).6.96(d.2H).6.75(v br s.2H).6.26(s.1H).3.85(m.2H).3.50(m.5H).3.37(t.2H).3.25(m.2H).2.40(m.2H).2.37(m.1H).2.00(m.1H).1.94(m.2H).1.80(m.1H).1.60(m.3H).1.25(m.5H).1.20(s.3H).1.12(d.1H).1.00(s.6H)。
【0420】
[実施例74]
4−[4−(2−{5−[4−(アダマンタン−1−イル)−1,3−チアゾール−2−イル]−2−チエニル}ベンジリデン)ピペリジン−1−イル]−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド
H NMR(400MHz.ジメチルスルホキシド−d)δppm 11.96(s.1H).8.59−8.72(m.2H).7.93(dd.1H).7.72(d.2H).7.64(dd.1H).7.54(d.1H).7.22−7.40(m.4H).7.16(s.1H).6.94(d.2H).6.43(s.1H).3.83(dd.2H).3.53−3.62(m.2H).3.37−3.43(m.4H).3.19−3.29(m.2H).2.40−2.46(m.2H).2.28−2.36(m.2H).1.97(s.2H).1.83−1.93(m.5H).1.55−1.70(m.6H).1.18−1.31(m.2H).MS(ESI)m/e 888(M−H)
【0421】
[実施例75]
N−(3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−4−(4−{2−[5−(4−フェニル−1,3−チアゾール−2−イル)−2−チエニル]ベンジリデン}ピペリジン−1−イル)ベンズアミド
H NMR(400MHz.ジメチルスルホキシド−d)δppm 11.97(s.1H).8.58−8.71(m.2H).8.08(s.1H).7.89−7.98(m.3H).7.88−7.98(m.3H).7.74(d.2H).7.63−7.71(m.2H).7.24−7.46(m.8H).6.97(d.2H).6.47(s.1H).3.83(dd.2H).3.57−3.67(m.2H).3.38−3.46(m.2H).3.33−3.37(m.2H).3.19−3.29(m.4H).2.40−2.48(m.2H).2.29−2.37(m.2H).1.82−1.98(m.1H).1.61(d.2H).1.16−1.32(m.2H).MS(ESI)m/e 830(M−H)
【0422】
[実施例76]
N−[(4−{[アダマンタン−1−イルメチル]アミノ}−3−ニトロフェニル)スルホニル]−4−(4−オキソ−4H−クロメン−6−イル)ベンズアミド
【0423】
[実施例76A]
4−(4−オキソ−4H−クロメン−6−イル)安息香酸
標題化合物は、実施例4Aに記載した通りに、4−(メトキシカルボニル)フェニルボロン酸に代えて4−ボロノ安息香酸および1−ブロモ−3−ヨードベンゼンに代えて6−ブロモ−4H−クロメン−4−オンを使用することによって調製した。
【0424】
[実施例76B]
N−[(4−{[アダマンタン−1−イルメチル]アミノ}−3−ニトロフェニル)スルホニル]−4−(4−オキソ−4H−クロメン−6−イル)ベンズアミド
標題化合物は、実施例1Bに記載した通りに、実施例1Aに代えて実施例76Aおよび4−クロロ−3−ニトロベンゼンスルホンアミドに代えて4−[(アダマンタン−1−イルメチル)アミノ]−3−ニトロベンゼンスルホンアミドを使用して調製した。H NMR(300MHz.ジメチルスルホキシド−d)δ11.95(s.1H).8.52(d.1H).8.40(t.1H).8.33(d.1H).8.25(d.1H).8.15(d.1H).8.00(d.2H).7.89(d.1H).7.73(m.2H).7.16(d.1H).6.40(d.1H).4.03(m.1H).3.13(d.2H).1.99(m.3H).1.65(m.3H).1.58(s.6H)。
【0425】
[実施例77]
N−[(4−{[アダマンタン−1−イルメチル]アミノ}−3−ニトロフェニル)スルホニル]−4−(1−オクチル−1H−ピラゾール−4−イル)ベンズアミド
【0426】
[実施例77A]
4−ヨード−1−オクチル−1H−ピラゾール
N,N−ジメチルホルムアミド(20mL)中のNaH(鉱油中で60%、271mg、6.77mmol)のスラリーに4−ヨード−1H−ピラゾール(1.25g、6.44mmol)を加え、この反応液を30分間撹拌した。1−オクチルブロマイド(1.22mL、7.08mmol)を次に加え、この反応液を24時間撹拌した。この混合液を水(200mL)中に注入し、生じた溶液をエーテルで3回抽出した。結合エーテル抽出物を水および食塩液で3回洗浄し、NaSOで脱水し、濾過し、濃縮すると標題化合物が得られた。
【0427】
[実施例77B]
4−(1−オクチル−1H−ピラゾール−4−イル)安息香酸
標題識化合物は、実施例4Aに記載した通りに、4−(メトキシカルボニル)フェニルボロン酸に代えて4−ボロノ安息香酸および1−ブロモ−3−ヨードベンゼンに代えて実施例77Aを使用することによって調製した。
【0428】
[実施例77C]
N−[(4−{[アダマンタン−1−イルメチル]アミノ}−3−ニトロフェニル)スルホニル]−4−(1−オクチル−1H−ピラゾール−4−イル)ベンズアミド
標題化合物は、実施例1Bに記載した通りに、実施例1Aに代えて実施例77Bおよび4−クロロ−3−ニトロベンゼンスルホンアミドに代えて4−[(アダマンタン−1−イルメチル)アミノ]−3−ニトロベンゼンスルホンアミドを使用して調製した。H NMR(300MHz.ジメチルスルホキシド−d)δ11.95(s.1H).8.55(d.1H).8.43(t.1H).8.23(s.1H).7.90(m.3H).7.55(d.2H).7.19(d.1H).4.03(m.1H).3.14(d.2H).1.97(m.3H).1.78(t.2H).1.65(m.5H).1.58(s.6H).1.23(br s.10H).0.84(t.3H)。
【0429】
[実施例78]
4−[5−(4−{[(4−{[アダマンタン−1−イルメチル]アミノ}−3−ニトロフェニル)スルホニル]カルバモイル}フェニル)−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル]ブタン酸
【0430】
[実施例78A]
4−[(アダマンタン−1−イルメチル)−アミノ]−3−ニトロ−ベンゼンスルホンアミド
標題化合物は、1−アダマンタンメチルアミンを実施例2Dにおけるシクロヘキシルメチルアミンと置換することによって調製した。
【0431】
[実施例78B]
4−(5−ブロモ−ベンゾチアゾール−2−イル)−酪酸メチルエステル
5−ブロモ−2−メチルベンゾチアゾール(1000mg)をテトラヒドロフラン(25mL)中に溶解させ、この混合液をイソプロパノール/ドライアイス浴を使用して−78℃へ冷却した。リチウムジイソプロピルアミド(シクロヘキサン中で1.5M、4.40mL)を加え、この溶液を30分間、−78℃で撹拌した。メチル3−ブロモプロピオネート(1.20mL、1836mg)を加え、この溶液を−78℃で2時間にわたり撹拌した。この反応液を1M塩酸水溶液でクエンチし、酢酸エチルで抽出し、食塩液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮し、シリカゲル上で10%酢酸エチルヘキサンを使用するフラッシュカラム・クロマトグラフィーによって精製した。
【0432】
[実施例78C]
4−[2−(3−エトキシカルボニル−プロピル)−ベンゾチアゾール−5−イル]−安息香酸
実施例78B(275mg)、4−カルボキシフェニルボロン酸(160mg)、炭酸ナトリウム(2Mの水溶液、1.1mL)および[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン付加物(65mg)を、排気させて窒素を用いて3回フラッシュしておいたジメチルホルムアミド(1.5mL)、エタノール(1.5mL)および水(0.5mL)に加えた。この溶液を90℃へ加熱し、16時間撹拌した。この溶液を冷却し、水に加え、酢酸エチルで抽出し、食塩液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮し、シリカゲル上で酢酸エチル中の5%メタノールを使用するフラッシュカラム・クロマトグラフィーによって精製すると、エタノール溶媒を用いたエステル交感反応によってエチルエステル生成物が得られた。
【0433】
[実施例78D]
4−[5−(4−{4−[(アダマンタン−1−イルメチル)−アミノ]−3−ニトロ−ベンゼンスルホニルアミノカルボニル}フェニル)ベンゾチアゾール−2−イル]−酪酸エチルエステル
標題化合物は、実施例78Cを実施例1Aと、および実施例78Aを実施例1Bにおける4−クロロ−3−ニトロベンゼンスルホンアミドと置換することによって調製した。
【0434】
[実施例78E]
4−[5−(4−{[(4−{[アダマンタン−1−イルメチル]アミノ}−3−ニトロフェニル)スルホニル]カルバモイル}フェニル)−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル]ブタン酸
標題化合物は、実施例78Dを実施例2Bにおける実施例2Aと置換することによって調製した。H NMR(300MHz.ジメチルスルホキシド−d)δ12.52(br s.1H).12.13(br s.1H).8.68(d.1H).8.59(t.1H).8.31(d.1H).8.17(d.1H).8.00−7.91(m.5H).7.78(dd.1H).7.38(d.1H).3.22−3.13(m.4H).2.39(t.2H).2.05(m.2H).1.97(br s.4H).2.66(m.4H).1.58(br s.6H).0.86(m.1H)。
【0435】
[実施例79]
N−{[3−ニトロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)フェニル]スルホニル}−4−[(1R,5S)−1,8,8−トリメチル−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル]ベンズアミド
【0436】
[実施例79A]
エチル4−((1R,5S)−1,8,8−トリメチル−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタノ−3−イル)ベンゾアート
標題化合物は、(1R,5S)−1,8,8−トリメチル−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタンを実施例8Aにおけるベンジル2,6−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン−6−カルボキシレートと置換することによって調製した。
【0437】
[実施例79B]
4−((1R,5S)−1,8,8−トリメチル−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタノ−3−イル)安息香酸
標題化合物は、実施例79Aを実施例8Eにおける実施例8Dと置換することによって調製した。
【0438】
[実施例79C]
N−{[3−ニトロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)フェニル]スルホニル}−4−[(1R,5S)−1,8,8−トリメチル−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル]ベンズアミド
標題化合物は、実施例41Aを実施例2Dと、および実施例79Bを実施例8Fにおける実施例8Eと置換することによって調製した。H NMR(300MHz.ジメチルスルホキシド−d)δ11.99(br s.1H).8.63(d.1H).8.28(d.1H).7.95(dd.1H).7.74(d.2H).7.39(d.1H).6.80(d.2H).3.95(m.1H).3.88(m.2H).3.47(m.2H).3.40(d.1H).3.22(d.1H).3.18(d.1H).2.84(d.1H).1.90(m.4H).1.62(m.4H).1.40(m.1H).0.92(s.3H).0.90(s.6H)。
【0439】
[実施例80]
6−{3−[アダマンタン−1−イル]−4−メトキシフェニル}−N−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]−3−ニトロフェニル}スルホニル)−2−ナフトアミド
標題化合物は、6−(3−アダマン−1−イル−4−メトキシ−フェニル)−ナフタレン−2−カルボン酸を実施例1Aと、および実施例2Dを実施例1Bにおける4−クロロ−3−ニトロベンゼンスルホンアミドと置換することによって調製した。H NMR(300MHz.ジメチルスルホキシド−d)δ12.57(br s.1H).8.70(d.1H).8.65(t.1H).8.57(s.1H).8.21(s.1H).8.10(d.1H).8.06(d.1H).8.00(dd.1H).7.88(m.2H).7.66(dd.1H).7.58(d.1H).7.28(d.1H).7.13(d.1H).3.87(s.3H).2.63(br s.6H).2.07(br s.4H).1.78−1.62(m.12H).1.26−1.15(m.4H).1.01(t.2H)。
【0440】
[実施例81]
4−{4−[アダマンタン−1−イルアセチル]ピペラジン−1−イル}−N−{[3−ニトロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)フェニル]スルホニル}ベンズアミド
【0441】
[実施例81A]
4−[4−(アダマンタン−1−イルアセチル)ピペラジン−1−イル]安息香酸
標題化合物は、実施例58Aを実施例8Eにおける実施例8Dと置換することによって調製した。
【0442】
[実施例81B]
4−{4−[アダマンタン−1−イルアセチル]ピペラジン−1−イル}−N−{[3−ニトロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)フェニル]スルホニル}ベンズアミド
標題化合物は、実施例41Aを実施例2Dと、および実施例81Aを実施例8Fにおける実施例8Eと置換することによって調製した。H NMR(300MHz.ジメチルスルホキシド−d)δ12.05(br s.1H).8.64(d.1H).8.30(d.1H).7.95(dd.1H).7.76(d.2H).7.40(d.1H).6.95(d.2H).3.94(m.1H).3.87(m.2H).3.60(m.4H).3.45(m.2H).3.29(m.4H).2.15(s.2H).1.90(m.5H).1.60(m.14H)。
【0443】
[実施例82]
4−{[アダマンタン−1−イルメチル]アミノ}−N−{[3−ニトロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)フェニル]スルホニル}ベンズアミド
【0444】
[実施例82A]
エチル4−{[アダマンタン−1−イルメチル]アミノ}ベンゾアート
【0445】
[実施例82B]
4−{[アダマンタン−1−イルメチル]アミノ}安息香酸
標題化合物は、実施例82Aを実施例50Bにおける実施例50Aと置換することによって調製した。
【0446】
[実施例82C]
4−{[アダマンタン−1−イルメチル]アミノ}−N−{[3−ニトロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)フェニル]スルホニル}ベンズアミド
標題化合物は、実施例82Bを実施例1Aと、および実施例41Aを実施例1Bにおける4−クロロ−3−ニトロベンゼンスルホンアミドと置換することによって調製した。
【0447】
[実施例83]
N−{1−[4−({[3−ニトロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)フェニル]スルホニル}カルバモイル)フェニル]ピペリジン−4−イル}アダマンタン−1−カルボキサミド
【0448】
[実施例83A]
エチル4−(4−(tert−ブトキシカルボニルアミド)ピペリジン−1−イル)ベンゾアート
標題化合物は、tert−ブチルピペリジン−4−イルカルバメートを実施例8Aにおけるベンジル2,6−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン−6−カルボキシレートと置換することによって調製した。
【0449】
[実施例83B]
エチル4−(4−アミノピペリジン−1−イル)ベンゾアート
標題化合物は、実施例83Aを実施例11Bにおける実施例11Aと置換することによって調製した。
【0450】
[実施例83C]
エチル4−{4−[(アダマンタン−1−イルカルボニル)アミノ]ピペリジン−1−イル}ベンゾアート
標題化合物は、実施例83Bを実施例8Cにおける実施例8Bと置換することによって調製した。
【0451】
[実施例83D]
4−{4−[(アダマンタン−1−イルカルボニル)アミノ]ピペリジン−1−イル}安息香酸
標題化合物は、実施例83Cを実施例8Eにおける実施例8Dと置換することによって調製した。
【0452】
[実施例83E]
N−{1−[4−({[3−ニトロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)フェニル]スルホニル}カルバモイル)フェニル]ピペリジン−4−イル}アダマンタン−1−カルボキサミド
標題化合物は、実施例41Aを実施例2Dと、および実施例83Dを実施例8Fにおける実施例8Eと置換することによって調製した。H NMR(300MHz.ジメチルスルホキシド−d)δ12.00(br s.1H).8.64(d.1H).8.30(d.1H).7.95(dd.1H).7.76(d.2H).7.39(d.1H).7.10(d.1H).6.92(d.2H).3.90(m.6H).3.45(m.2H).2.92(m.2H).1.90(br s.6H).1.70(m.15H).1.45(m.2H)。
【0453】
[実施例84]
4−[アダマンタン−2−イルアミノ]−N−{[3−ニトロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)フェニル]スルホニル}ベンズアミド
【0454】
[実施例84A]
エチル4−[アダマンタン−2−イルアミノ]ベンゾアート
標題化合物は、2−アダマンタンアミンハイドロクロライドを実施例50Aにおける(2−アダマンチルメチル)アミンハイドロクロライドと置換することによって調製した。
【0455】
[実施例84B]
4−[アダマンタン−2−イルアミノ]安息香酸
標題化合物は、実施例84Aを実施例50Bにおける実施例50Aと置換することによって調製した。
【0456】
[実施例84C]
4−[アダマンタン−2−イルアミノ]−N−{[3−ニトロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)フェニル]スルホニル}ベンズアミド
標題化合物は、実施例84Bを実施例1Aと、および実施例41Aを実施例1Bにおける4−クロロ−3−ニトロベンゼンスルホンアミドと置換することによって調製した。H NMR(500MHz.ジメチルスルホキシド−d)δ11.82(s.1H).8.63(d.1H).8.29(d.1H).7.94(dd.1H).7.61(d.2H).7.38(d.1H).6.64(d.2H).3.95(m.1H).3.88(m.2H).3.36(m.1H).3.47(m.2H).2.01(m.2H).1.92(m.4H).1.83(m.6H).1.70(m.4H).1.50(m.2H)。
【0457】
[実施例85]
N−{[3−ニトロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)フェニル]スルホニル}−4−{[(1R,2R,3R,5S)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]オキシ}ベンズアミド
【0458】
[実施例85A]
エチル4−((1R,2R,3R,5S)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−イルオキシ)ベンゾアート
エチル4−ヨードベンゾアート(276mg)、(1R,2R,3R,5S)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−オール(154mg)、1,10−フェナントロリン(36mg)、ヨウ化銅(19mg)および炭酸セシウム(652mg)をトルエン(0.5mL)中で結合した。この反応液を120℃へ36時間にわたり加熱した。この反応混合液を熱から取り出し、冷却させ、酢酸エチルで希釈し、水中に注入した。有機層を水および食塩液で完全に洗浄し、MgSOで脱水し、濾過し、真空下で濃縮した。粗材料は、95/5のヘキサン/エーテルを用いて溶出するフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。
【0459】
[実施例85B]
4−((1R,2R,3R,5S)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−イルオキシ)安息香酸
標題化合物は、実施例85Aを実施例50Bにおける実施例50Aと置換することによって調製した。
【0460】
[実施例85C]
N−{[3−ニトロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)フェニル]スルホニル}−4−{[(1R,2R,3R,5S)−2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−3−イル]オキシ}ベンズアミド
標題化合物は、実施例85Bを実施例1Aと、および実施例41Aを実施例1Bにおける4−クロロ−3−ニトロベンゼンスルホンアミドと置換することによって調製した。H NMR(500MHz.ジメチルスルホキシド−d)δ12.26(br s.1H).8.66(d.1H).8.30(d.1H).7.95(dd.1H).7.82(d.2H).7.40(d.1H).7.03(d.2H).4.67(m.1H).3.96(m.1H).3.88(m.2H).3.47(m.3H).2.65(m.1H).2.36(m.1H).2.25(m.1H).1.93(m.3H).1.85(m.1H).1.64(m.3H).1.23(s.3H).1.10(d.3H).0.99(s.3H)。