(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5959918
(24)【登録日】2016年7月1日
(45)【発行日】2016年8月2日
(54)【発明の名称】ブラケット及び防振連結ロッド
(51)【国際特許分類】
F16F 15/08 20060101AFI20160719BHJP
B60K 5/12 20060101ALI20160719BHJP
【FI】
F16F15/08 T
B60K5/12 Z
【請求項の数】3
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2012-98755(P2012-98755)
(22)【出願日】2012年4月24日
(65)【公開番号】特開2013-228002(P2013-228002A)
(43)【公開日】2013年11月7日
【審査請求日】2015年4月7日
(73)【特許権者】
【識別番号】000003148
【氏名又は名称】東洋ゴム工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100059225
【弁理士】
【氏名又は名称】蔦田 璋子
(74)【代理人】
【識別番号】100076314
【弁理士】
【氏名又は名称】蔦田 正人
(74)【代理人】
【識別番号】100112612
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 哲士
(74)【代理人】
【識別番号】100112623
【弁理士】
【氏名又は名称】富田 克幸
(74)【代理人】
【識別番号】100124707
【弁理士】
【氏名又は名称】夫 世進
(74)【代理人】
【識別番号】100163393
【弁理士】
【氏名又は名称】有近 康臣
(72)【発明者】
【氏名】安川 昭
(72)【発明者】
【氏名】高岡 政嗣
(72)【発明者】
【氏名】北野 利幸
(72)【発明者】
【氏名】前川 普
【審査官】
長谷井 雅昭
(56)【参考文献】
【文献】
特開2003−206991(JP,A)
【文献】
特開2006−194370(JP,A)
【文献】
特開2008−002615(JP,A)
【文献】
実開昭62−052330(JP,U)
【文献】
実開昭62−191531(JP,U)
【文献】
特開平07−117428(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F16F 15/00−15/36
F16F 1/00−6/00
B60K 1/00−6/12
B60K 7/00−8/00
B60G 1/00−99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1防振ブッシュと第2防振ブッシュとを連結する連結部材と、前記連結部材と別部材からなる補強部材と、前記連結部材と前記補強部材とを固定する溶接部とを備え、
前記連結部材は、前記第1防振ブッシュの外周面に沿って設けられる湾曲部と、前記湾曲部の両端部より前記第1防振ブッシュから離間する方向へ延び、前記第2防振ブッシュの軸方向に間隔をあけて設けられる一対の連結部とを備え、前記湾曲部及び前記一対の連結部が1枚の金属板の曲げ加工により形成されてなり、
前記補強部材は、前記一対の連結部に沿って設けられる一対の固定部と、前記一対の固定部を連結し前記第1防振ブッシュの外周面に当接する当接部とを備え、
前記溶接部は、前記一対の固定部と前記一対の連結部とを固定することを特徴とするブラケット。
【請求項2】
前記湾曲部と前記一対の連結部との間にリブが設けられていることを特徴とする請求項1に記載のブラケット。
【請求項3】
第1防振ブッシュと、第2防振ブッシュと、前記第1防振ブッシュと前記第2防振ブッシュとを連結する連結部材と、前記連結部材と別部材からなる補強部材と、前記連結部材と前記補強部材とを固定する溶接部とを備え、
前記連結部材は、第1防振ブッシュの外周面の少なくとも一部に沿って設けられる湾曲部と、前記湾曲部の両端部より前記第1防振ブッシュから離間する方向へ延び、前記第2防振ブッシュの軸方向に間隔をあけて設けられる一対の連結部とを備え、前記湾曲部及び前記一対の連結部が1枚の金属板の曲げ加工により形成されてなり、
前記補強部材は、前記一対の連結部に沿って設けられる一対の固定部と、前記一対の固定部を連結し前記第1防振ブッシュの外周面に当接する当接部とを備え、
前記溶接部は、前記一対の固定部と前記一対の連結部とを固定することを特徴とする防振連結ロッド。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば自動車のエンジンを車体に対して防振しながら連結するトルクロッド等として用いることのできる防振連結ロッド及び当該防振連結ロッドにおいて防振ブッシュを保持するブラケットに関するものである。
【背景技術】
【0002】
自動車の車体と振動発生源であるエンジンとの間には、エンジンのロール方向の動きや振動を抑制するためにトルクロッドと称される防振連結ロッドが設けられている。
【0003】
かかる防振連結ロッド100として、例えば、
図8に示すように、エンジンと車体のいずれか一方に連結される第1防振ブッシュ101と、エンジンと車体のいずれか他方に連結される第2防振ブッシュ102と、第1防振ブッシュ101及び第2防振ブッシュ102を保持するブラケット103とを備え、ブラケット103が、一端部に第1防振ブッシュ101を保持する筒状の保持部104と、保持部104の外周面に固定され他端部に第2防振ブッシュ102を保持する一対の連結部105とを備えたものが知られている(下記特許文献1参照)。
【0004】
また、他の防振連結ロッドと110して、
図9に示すように、一対の防振ブッシュ111、112の外筒113,114と連結部115とが、一枚の環状金属板をプレス成形して一体に形成され、連結部115においてスポット溶接により接合されたものが知られている(例えば、下記特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2006−194370号公報
【特許文献2】特開2008−2615号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記特許文献1に記載された防振連結ロッド100のブラケット103では、連結部105を保持部104に固定するために、連結部105の一端部に保持部104の外周面に沿って曲がる屈曲部105aが設けられており、この屈曲部105a近傍において連結部105と保持部104とが溶接固定されている。そのため、防振連結ロッド100に振動が入力され第1防振ブッシュ101を保持する保持部104が変形したときに溶接部分106に歪みが集中し易く、溶接部分106から破損しやすいという問題がある。
【0007】
しかも、上記のような防振連結ロッド100では、一対の連結部105の剛性を高めるため、一対の連結部105とこれらを連結する補強部107とを1枚の金属板の曲げ加工により一体形成する場合があるが、このような場合、金属板の打ち抜きロスが出やすく防振連結ロッド100の製造コストがかかる問題がある。
【0008】
上記特許文献2に記載された防振連結ロッド110では、スポット溶接により接合する位置が防振ブッシュ111,112を保持する外筒113,114の近傍であると、防振連結ロッド110に振動が入力され外筒113,114が変形したときに溶接部分に歪みが集中し易く破損しやすいという問題がある。連結部105の外筒113,114から離れた位置で溶接することで溶接部分に歪みが集中することを抑えることができるものの、防振連結ロッド110では外筒113,114が連結部115に向けて開口しているため、防振ブッシュ111,112の保持力が著しく低下するという問題がある。
【0009】
本発明は上記の点を考慮してなされたものであり、製造コストを抑えつつ防振連結ロッドの耐久性を向上させることができる防振連結ロッド、及び、第1防振ブッシュ及び第2防振ブッシュを保持するブラケットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明に係るブラケットは、第1防振ブッシュと第2防振ブッシュとを連結する連結部材と、
前記連結部材と別部材からなる補強部材と、前記連結部材と前記補強部材とを固定する溶接部とを備え、前記連結部材は、前記第1防振ブッシュの外周面に沿って設けられる湾曲部と、前記湾曲部の両端部より前記第1防振ブッシュから離間する方向へ延び、前記第2防振ブッシュの軸方向に間隔をあけて設けられる一対の連結部とを備え、前記湾曲部及び前記一対の連結部が1枚の金属板の曲げ加工により形成されてなり、前記補強部材は、前記一対の連結部に沿って設けられる一対の固定部と、前記一対の固定部を連結し前記第1防振ブッシュの外周面に当接する当接部とを備え
、前記溶接部は、前記一対の固定部と前記一対の連結部とを固定することを特徴とする。
【0011】
また、上記した本発明のブラケットにおいて、前記湾曲部と前記一対の連結部との間にリブが設けられてもよい。
【0012】
本発明に係る防振連結ロッドは、第1防振ブッシュと、第2防振ブッシュと、前記第1防振ブッシュと前記第2防振ブッシュとを連結する連結部材と、
前記連結部材と別部材からなる補強部材と、前記連結部材と前記補強部材とを固定する溶接部とを備え、前記連結部材は、第1防振ブッシュの外周面の少なくとも一部に沿って設けられる湾曲部と、前記湾曲部の両端部より前記第1防振ブッシュから離間する方向へ延び、前記第2防振ブッシュの軸方向に間隔をあけて設けられる一対の連結部とを備え、前記湾曲部及び前記一対の連結部が1枚の金属板の曲げ加工により形成されてなり、前記補強部材は、前記一対の連結部に沿って設けられる一対の固定部と、前記一対の固定部を連結し前記第1防振ブッシュの外周面に当接する当接部とを備え
、前記溶接部は、前記一対の固定部と前記一対の連結部とを固定することを特徴とする。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、コスト安価に防振連結ロッドの耐久性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1】本発明の第1の実施形態に係る防振連結ロッドの部分断面図である。
【
図2】
図1に示す防振連結ロッドの一部切り欠き側面図である。
【
図3】
図1に示す防振連結ロッドのブラケットの斜視図である。
【
図4】第1の実施形態の変更例に係る防振連結ロッドのブラケットの斜視図である。
【
図5】第1の実施形態の他の変更例に係る防振連結ロッドのブラケットの斜視図である。
【
図6】本発明の第2の実施形態に係る防振連結ロッドの一部切り欠き側面図である。
【
図7】第2の実施形態の変更例に係る防振連結ロッドの一部切り欠き側面図である。
【
図8】従来例に係る防振連結ロッドの平面図である。
【
図9】他の従来例に係る防振連結ロッドの平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態について、図面を参照して説明する。
【0016】
本実施形態の防振連結ロッド10は、自動車の車体と振動発生源であるエンジンとの間に組付けられて、エンジンのロール方向の動きや振動を抑制するトルクロッドである。
【0017】
この防振連結ロッド10は、
図1及び
図2に示すように、エンジンと車体のいずれか一方、例えば車体側に連結される第1防振ブッシュ20と、エンジンと車体のいずれか他方、例えばエンジン側に連結される第2防振ブッシュ30と、第1防振ブッシュ20と第2防振ブッシュ30とを保持するブラケット40とを備える。
【0018】
第1防振ブッシュ20は、円筒状の第1外筒21と、第1外筒21内に軸平行かつ同軸状に配置された第1内筒22と、第1外筒21及び第1内筒22の間に介設されたゴム弾性体からなる第1ゴム状弾性体23とから構成されており、本実施形態では、第1内筒22が車体側に不図示のボルトを介して連結固定される。
【0019】
第2防振ブッシュ30は、円筒状の第2外筒31と、第2外筒31内に軸平行かつ同軸状に配置された第2内筒32と、第2外筒31及び第2内筒32の間に介設されたゴム弾性体からなる第2ゴム状弾性体33とから構成されている。本実施形態において、第2防振ブッシュ30は、第2内筒32がブラケット40にボルト41を介して連結固定されるとともに、第2外筒31がエンジン側に固定されるエンジン側ブラケット35に設けられた筒部36に圧入されることで、車体側に連結固定される。
【0020】
ブラケット40は、
図1〜
図3に示すように、第1防振ブッシュ20と第2防振ブッシュ30とを連結する連結部材50と、連結部材50に固定される補強部材70とを備える。
【0021】
連結部材50は、第1防振ブッシュ20を外側から保持する湾曲部52と、湾曲部52から一体に設けられ第2防振ブッシュ30を保持する一対の連結部54とを備え、湾曲部52と一対の連結部54とが細長い略矩形状の1枚の金属板の曲げ加工により一体に形成されている。
【0022】
湾曲部52は、第1外筒21の外周面の一部に沿う円弧状をなしており、周方向の両端部より第1防振ブッシュ20から離間する方向へ一対の連結部54が延出している。一対の連結部54は、第1防振ブッシュ20の軸方向から見た平面視において互いに平行な直線状をなしており、第2外筒31及び第2内筒32の軸方向に間隔をあけて対向して設けられている。
【0023】
一対の連結部54の対向間隔は、湾曲部52の直径(つまり、第1外筒21の直径)より小さく設けられており、一対の連結部54と湾曲部52との境界部分が、湾曲部52に近づくほど外向き(つまり、対向する連結部54が互いに離れる方向)に曲がり、一対の連結部54から湾曲部52が一体に設けられている。
【0024】
一対の連結部54の先端部は、第2防振ブッシュ30を固定するためのボルト41を挿通するボルト孔56が対向して穿設され、一方の連結部54にはボルト41と螺合するナット58が固定されている。そして、一対の連結部54に第2防振ブッシュ30の第2内筒32を挟持させた状態でボルト41がボルト孔56及び第2内筒32の中空部を挿通されナット58に螺合することで、第2防振ブッシュ30が一対の連結部54の他端部に保持される。
【0025】
なお、
図4に示すように、湾曲部52と一対の連結部54と跨って補強リブ55を設け連結部材50の高剛性化を図ってもよく、この補強リブ55は湾曲部52と一対の連結部54とを成形するプレス成形により同時に形成してもよい。
【0026】
補強部材70は、連結部材50に固定され連結部材50の剛性を高め補強するものであって、一対の連結部54の対向面に沿って設けられる一対の固定部72と、一対の固定部72を連結する当接部74とを備え、一対の固定部72と当接部74とが略矩形状の1枚の金属板の曲げ加工により一体に形成されている。
【0027】
補強部材70は、一対の固定部72の一端部(第2防振ブッシュ側端部)が、連結部材50の一対の連結部54に溶接部60を介して溶接固定され、一対の固定部72の他端部(第1防振ブッシュ側端部)に当接部74が一体に設けられている。当接部74は、連結部材50の湾曲部52の周方向に開口する部分において第1防振ブッシュ20の第1外筒21の外周面に沿う円弧状をなしており、当接部74と湾曲部52との間に第1防振ブッシュ20の第1外筒22が圧入され、第1防振ブッシュ20がブラケット40に保持固定される。
【0028】
なお、
図5に示すように、一対の固定部72及び当接部74に一体に設けられた補強部75によって補強部材70の剛性を高めて圧入された第1防振ブッシュ20の保持力を向上させてもよい。
【0029】
以上のような本実施形態の防振連結ロッド10のブラケット40では、第1防振ブッシュ20を保持する湾曲部52から径方向外方に突出する連結部54と、この連結部54に沿って設けられた固定部72とが溶接部60によって固定され、連結部材50において第1防振ブッシュ20の第1外筒21と接触する部分や、連結部54と湾曲部52との境界部分近傍を避けて連結部材50に補強部材70を固定する溶接部60が設けられている。そのため、防振連結ロッド10に振動が入力され第1防振ブッシュ20を保持する湾曲部52や補強部材70の当接部74に歪みが生じても、その歪みが溶接部60に集中しにくくなり、ブラケット40の耐久性を大幅に向上させることができる。
【0030】
しかも、本実施形態では、連結部材50の湾曲部52と補強部材70の当接部74との間に第1防振ブッシュ20が圧入されると、補強部材70には、第2防振ブッシュ30へ向けて連結部材50の連結部54の延びる方向に沿った力が作用することになり、固定部72を連結部54から引き離す方向の力がほとんど作用することがないため、第1防振ブッシュ20の圧入時に溶接部60が破損しにくく、ブラケット40の耐久性を大幅に向上させることができる。
【0031】
また、本実施形態では、連結部材50と、補強部材70とが別部材で構成されているため、連結部材50の湾曲部52に対する補強部材70の当接部74の位置を連結部54の延びる方向に沿って変更することで、言い換えれば、補強部材70の当接部74の位置を湾曲部52の中心位置に近接離隔されることで、第1防振ブッシュ20を圧入する際の締め代を調整することができ、第1防振ブッシュ20の保持力を高めることができる。
【0032】
更にまた、本実施形態では、ブラケット40を構成する連結部材50及び補強部材70が、略矩形状の1枚の金属板の曲げ加工により成形されているため、金属板の打ち抜き形状を単純化し金属板の打ち抜きロスを抑えることができ、防振連結ロッド100の製造コストを抑えることができる。
【0033】
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について、図面を参照して説明する。
【0034】
本実施形態の防振連結ロッド10では、ブラケット40を構成する連結部材50の湾曲部52にフランジ部53が設けられている点で上記した第1の実施形態と相違する。
【0035】
詳細には、
図6に示すように、湾曲部52における第1防振ブッシュ20の軸方向一端部には、径方向内方に向けて突出するフランジ部53が設けられている。フランジ部53には、湾曲部52に圧入された第1防振ブッシュ20の第1外筒21の軸方向一端が当接しており、軸方向一端から第1防振ブッシュ20が脱落するのを防止する。フランジ部53は、湾曲部52の周方向の全域に設けてもよく、また、周方向の一部に設けてもよい。
【0036】
このようなフランジ部53を形成するには、第1外筒21よりも湾曲部52の軸方向に沿った長さを長く設け、連結部材50の湾曲部52と補強部材70の当接部74との間に第1防振ブッシュ20を圧入した後、第1外筒21よりはみ出た部分を径方向内方へかしめることで、フランジ部53を形成することができる。
【0037】
なお、軸方向一端から第1防振ブッシュ20が脱落するのを防止するために、湾曲部52にフランジ部53を設ける場合について説明したが、
図7に示すように、第1外筒21の軸方向一端に径方向外方に向けて突出するフランジ部24を設け、連結部材50の湾曲部52と補強部材70の当接部74との間に第1防振ブッシュ20を圧入した後、第1外筒21に設けられたフランジ部24を湾曲部52に当接させてもよい。
【0038】
その他の構成は第1の実施形態と同様であり、同様の作用効果が奏される。
【符号の説明】
【0039】
10…防振連結ロッド 20…第1防振ブッシュ 21…第1外筒
22…第1内筒 23…第1ゴム状弾性体 24…フランジ部
30…第2防振ブッシュ 31…第2外筒 32…第2内筒
33…第2ゴム状弾性体 35…エンジン側ブラケット 36…筒部
40…ブラケット 41…ボルト 50…連結部材
52…湾曲部 53…フランジ部 54…連結部
55…補強リブ 56…ボルト孔 58…ナット
60…溶接部 70…補強部材 72…固定部
74…当接部 75…補強部