(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明を実施するための形態について説明する。なお、以下の実施形態の構成は例示であり、本発明は以下の構成に限定されない。
【0015】
[システム構成例]
図1は、本発明に係るコンテンツ配信システムの構成図である。コンテンツ配信システムは、ユーザ端末1と、属性分析装置2と、配信制御サーバ3と、変換装置4(4a〜4f)とを有する。ユーザ端末1は、ネットワークを介して、属性分析装置2及び配信制御サーバ3と通信可能となるように接続されている。また、配信制御サーバ3は、ネットワークを介して変換装置4と通信可能となるように接続されている。さらに、配信制御サーバ3は、ネットワーク5を介して図示していないコンテンツ配信サーバ(例えばウェブサーバ)と通信可能となるように接続されている。なお、ユーザ端末1は1台のみを例示しているが、複数存在してよい。
【0016】
図2は、ユーザ端末1の機能ブロック図である。ユーザ端末1は、生体情報取得部11と、属性情報取得部12と、コンテンツ取得部13と、コンテンツ表示制御部14と、データ格納部15とを有する。生体情報取得部11は、ユーザ端末1に接続されている、図示していないマイク(マイクロホン)やカメラ(例えばウェブカメラ)等を利用して、ユーザの声を含む音声データや、ユーザの顔が撮影されている画像又は映像データ等である生体情報を取得する。属性情報取得部12は、ネットワーク上の属性分析装置2と通信して、生体情報に基づくユーザの属性情報を取得する。コンテンツ取得部13は、ネットワーク上の配信制御サーバ3と通信して、例えばインターネット上のウェブサイト等であるコンテンツデータを取得する。コンテンツ表示制御部14は、ユーザ端末1に接続されている図示していない表示装置に、取得したコンテンツデータを表示させる。データ格納部15は、生体情報取得部11、属性情報取得部12、コンテンツ取得部13及びコンテンツ表示制御部と接続され、生体情報、属性情報、コンテンツデータ等を記憶することができる。
【0017】
図3は、属性分析装置2の機能ブロック図である。属性分析装置2は、受信部21と、属性分析部22と、送信部23と、データ格納部24とを有する。受信部21は、ユーザの生体情報をユーザ端末1から受信する。属性分析部22は、受信した生体情報を分析してユーザの属性を特定し、特定された属性を示すパラメータ等である属性情報を生成する。送信部23は、属性情報をユーザ端末1へ送信する。データ格納部24は、受信部21
、属性分析部22及び送信部23に接続され、生体情報、属性情報等を記憶することができる。
【0018】
図4は、配信制御サーバ3の機能ブロック図である。配信制御サーバ3は、受信部31と、コンテンツ取得部32と、変換制御テーブル33と、変換制御部34と、送信部35と、データ格納部36とを有する。受信部31は、インターネット上のウェブサイト等であるコンテンツデータの配信要求及びユーザの属性情報をユーザ端末1から受信する。コンテンツ取得部32は、ネットワーク上からコンテンツデータを取得する。変換制御テーブル33は、属性情報と関連付けて実施すべき変換処理を記憶する。変換制御部34は、変換制御テーブル33が記憶している情報に基づいて、ネットワーク上の変換装置4と通信してコンテンツデータの変換処理行う。送信部35は、変換後のコンテンツデータをユーザ端末1へ送信する。データ格納部36は、受信部31、コンテンツ取得部32、変換制御部33及び送信部35に接続され、コンテンツデータ配信要求、属性情報、コンテンツデータ、その他処理の過程で生成される一時情報等を記憶することができる。配信制御サーバ3は、例えばコンテンツ変換を行うことができるプロキシサーバであってもよい。
【0019】
図5は、変換装置4(4a〜4f)の機能ブロック図である。変換装置4は、受信部41(41a〜41f)と、変換テーブル42(42a〜42f)と、変換部43(43a〜43f)と、送信部44(44a〜44f)と、データ格納部45(45a〜45f)とを有する。受信部41は、コンテンツデータ及び属性情報を配信制御サーバ3から受信する。変換テーブル42は、属性情報に関連付けて変換処理の対象となるコンテンツ等を記憶する。変換部43は、変換テーブル42が記憶する情報に基づいて、コンテンツデータから変換対象となる部分(コンテンツ)を抽出し、変換後のコンテンツを特定する。送信部44は、変換後のコンテンツデータを配信制御サーバ3へ送信する。データ格納部45は、受信部41、変換部43及び送信部44に接続され、コンテンツデータ、属性情報、変換後のコンテンツデータ等を記憶することができる。
【0020】
[装置構成]
図6は、本実施形態1に係るユーザ端末1の装置構成例を示す図である。ユーザ端末1は、コンピュータ装置であり、図示するように、CPU(Central Processing Unit)1
01、主記憶装置102、外部記憶装置103、通信IF(Interface)104、通信バ
ス105、入力装置106、表示装置107を備えている。また、属性分析装置2、配信制御サーバ3及び変換装置4も、同様の装置構成とすることができる。
【0021】
CPU101は、ユーザ端末1全体の制御を行う。具体的には、主記憶装置102に実行可能に展開されたプログラムを実行し、例えばコンテンツ表示プログラムの機能を提供する。CPU101は、通信バス105を介して、ユーザ端末1の各装置と接続される。
【0022】
主記憶装置103は、処理過程で発生する一時的なデータ、又はCPU101が実行するプログラム等を保持する。主記憶装置103としては、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)が例示される。
【0023】
外部記憶装置104は、主記憶装置102に格納されるデータやプログラム等を保存する。外部記憶装置104としては、HDD(Hard disk drive)、CD(Compact Disc)
、DVD(Digital Versatile Disk)、フロッピーディスク(登録商標)、MO(Magneto-Optical disk)、USB(Universal Serial Bus)フラッシュメモリが例示される。
【0024】
通信IF105は、ネットワークを介して属性分析装置2又は配信制御サーバ3と情報の送受信を行うインタフェースである。有線又は無線により、情報の送受信を行う。
【0025】
入力装置106は、外部からの入力を受け付ける装置である。入力装置106としては、キーボード、マウス、タッチパネル、マイクロホン、ウェブカメラ等が例示される。
【0026】
表示装置107は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)、液晶表示パネル(LCD:Liquid Crystal Display)、エレクトロルミネッセンス(EL:Electro- Luminescence
)パネル等で例示されるディスプレイであって、各種画面を表示する。
【0027】
[動作例]
図7は、本願の発明に係るコンテンツ表示処理の処理フローを示している。
【0028】
まず、ユーザ端末1において、インターネット上のウェブサイトを表示する機能等を有するコンテンツ表示プログラムが起動される。コンテンツ表示プログラムは、
図5に示したコンピュータであるユーザ端末1を
図2に示した装置として機能させる。
【0029】
図7のステップS1では、ユーザ端末1の生体情報取得部11は、ユーザ端末1に接続されているマイク及びカメラといった入力装置と連携し、ユーザの声を含む音声データ、及びユーザの顔が撮影されている画像又は映像データ等である生体情報を取得し、取得した生体情報をデータ格納部15に格納する。ここでは、ユーザは、マイクを介してブラウザソフトに対し音声を入力する。例えば、ユーザの使用する言語(母国語等)で挨拶をしたり、処理の開始を指示したりする。また、カメラはユーザ端末1を操作するユーザを撮影する。カメラは、動画のデータを取得することもできるが、本実施の形態では、静止画のデータを所定のタイミングで取得するものとして説明する。
【0030】
ステップS2では、ユーザ端末1の属性情報取得部12は、データ格納部15に格納されたユーザの生体情報を用いて、ユーザの属性情報を取得する。ここでは、まず属性情報取得部12がデータ格納部15に格納されている生体情報を読み出し、通信IFを介して属性分析装置2へ送信する。なお、ステップS1(特に画像の取得)及びS2の処理は、ユーザ端末1が継続的に実施するものとする。
【0031】
一方、属性分析装置2の受信部21は、生体情報を受信し、データ格納部24に格納する。そして、属性分析部22は、データ格納部24に格納された生体情報を分析し、ユーザの属性を特定する。特定された属性は、ユーザの属性を示す属性情報としてデータ格納部24に格納される。
【0032】
分析は、例えば、既知のパターン認識技術を利用して行われる。具体的には、ユーザの音声データ又は画像データから特徴値(特徴ベクトル)を抽出し、特徴値が属するグループ(クラスタ)を特定することで、ユーザの属性を判断する。
【0033】
また、ユーザの属性は、性別、年齢区分及び使用言語の項目を含み、属性情報は、例えば以下に示すようなパラメータで表される。
{性別}&{年齢区分}&{使用言語}
{性別}には、「男性」又は「女性」を示す情報が入る。{年齢区分}には、例えば「6−9歳」、「10−12歳」、「13−15歳」、「16−18歳」、「19−22歳」、「22−29歳」、「30−39歳」、「40−49歳」、「50歳以上」といった区分を示す情報が入る。そして、{使用言語}には、「日本語」、「韓国語」、「中国語」、「フランス語」、「ドイツ語」、「スペイン語」、「ロシア語」、「英語」等を示す情報が入る。なお、性別及び年齢区分は、ユーザの音声データ又は画像データの少なくとも一方に基づいて特定され、使用言語は、ユーザの音声(例えばユーザが発した挨拶等)に基づいて特定される。
【0034】
そして、送信部23は、データ格納部24から属性情報を読み出し、ユーザ端末1へ送信する。そして、ユーザ端末1の属性情報取得部12は通信IFと連携して属性情報を受信し、データ格納部15に格納する。
【0035】
ステップS3では、ユーザ端末1のコンテンツ取得部13は、ユーザからコンテンツ表示要求を受け付け、受け付けたコンテンツ表示要求と、データ格納部15から読み出した属性情報とを配信制御サーバ3に送信する。ここでは、まず、ユーザ端末1に接続されているキーボードやマウス、タッチパネル等の入力装置を介してユーザからコンテンツの表示要求を受け付ける。例えばユーザは、コンテンツ表示要求として、表示させたいWebサイトのURI(Uniform Resource Identifier)を入力したり、Webサイト中に含ま
れる他のWebサイトへのリンクを選択したりする。そして、コンテンツ取得部13は、受け付けたコンテンツ表示要求と、データ格納部15に格納されているユーザの属性情報とを、通信IFを介して配信制御サーバ3に送信する。
【0036】
なお、コンテンツ取得部13がコンテンツ表示要求を受け付けた後で、生体情報取得部11がステップS1を実施し属性情報取得部12がステップS2を実施して、コンテンツ取得部13がコンテンツ表示要求と属性情報とを配信制御サーバ3へ送信するようにしてもよい。
【0037】
その後、処理は
図8のステップS11へ遷移する。
図8は、配信制御サーバ3によるコンテンツ配信処理の処理フローを示している。
【0038】
図8のステップS11では、配信制御サーバ3の受信部31は、ユーザ端末1からコンテンツ表示要求と属性情報とを受信し、データ格納部36へ格納する。
【0039】
ステップS12では、コンテンツ取得部32は、データ格納部36からコンテンツ表示要求を読み出し、ネットワーク上のコンテンツデータを取得する。ここでは、例えばURIに基づいて、インターネット上のWebサーバからハイパーテキストを受信する。
【0040】
ステップS13では、まず、変換制御部34は、データ格納部36に格納されている属性情報を読み出すとともに、変換制御テーブル33を参照し、読み出した属性情報のうちユーザの年齢区分がフィルタリング処理を行う対象に該当するか否か判断する。ここで、フィルタリング処理とは、例えば、コンテンツへのアクセスを遮断(ブロック)する処理をいう。また、フィルタリング処理としては、掲示板等の機能を有するコンテンツであって、且つ書き込みをブロックすべきコンテンツについて、書き込みを遮断する処理を行ってもよい。
【0041】
図9は、変換制御テーブル33のデータ構成の一例を示す図である。変換制御テーブル33には、例えば、「年齢区分」を示す情報に関連付けて、「(文字・画像)サイズ」、「振り仮名」、「キーワード」、「画像」及び「フィルタリング」に関する変換処理を行うか否かを示す情報が格納されているものとする。
図9の例では、各処理を行う対象であることを示す情報として「○」が、処理を行う対象でないことを示す情報として「−」が格納されている。
【0042】
属性情報の年齢区分がフィルタリング処理を行う対象であると判断された場合(すなわち、受信した属性情報の年齢区分を示す情報に対応付けて、「フィルタリング」の項目値に「○」が格納されていた場合)、変換制御部34は、データ格納部36に格納されているコンテンツデータのURI及び属性情報を変換装置4aへ送信する。なお、属性情報のうち年齢区分を示す情報のみを読み出し、送信するようにしてもよい。
【0043】
一方、変換装置4aの受信部41aは、配信制御サーバ3からコンテンツデータのURI及び属性情報を受信し、データ格納部45aに格納する。そして、コンテンツデータのURIが、変換テーブル42aのブラックリストに含まれるか判断する。
【0044】
図10は、変換テーブル42aのデータ構成の一例を示す図である。変換テーブル42aには、例えば、年齢区分に関連付けて、表示をフィルタリングすべきWebサイトのブラックリストが格納されているものとする。そして、コンテンツデータのURIがブラックリストに含まれる場合、送信部44aは、当該コンテンツデータをフィルタリングすべきか否かを示す情報(例えばフラグ)を、配信制御サーバ3に送信する。なお、ブラックリストにはドメイン名(例えばサブドメインまで)が登録されており、コンテンツデータのURIが当該ドメイン名を含む場合に、コンテンツデータのURIがブラックリストに含まれると判断するようにしてもよい。
【0045】
配信制御サーバ3の受信部31は、変換装置4aからコンテンツデータをフィルタリングすべきか否かを示す情報を受信し、データ格納部36に格納する。なお、配信制御サーバ3は、コンテンツデータをフィルタリングすべき旨を示す情報を受信した場合、この後のステップS14〜S18までの処理を省略するようにしてもよい。
【0046】
ステップS14では、変換制御部34は、データ格納部36に格納されているコンテンツデータ及び属性情報を変換装置4bへ送信するとともに、変換装置4bから翻訳後のコンテンツデータを受信する。ここでは、まず変換制御部34が、データ格納部36からコンテンツデータ及び属性情報を読み出して、送信部35を介して変換装置4bへ送信する。なお、属性情報としては、使用言語を示す情報のみを読み出し、送信するようにしてもよい。
【0047】
また、変換制御部34は、データ格納部36に格納されている属性情報のうちユーザの使用言語がコンテンツデータの記述に用いられている言語と同一であるか否か判断し、異なる場合にコンテンツデータ及び属性情報を変換装置4bに送信するようにしてもよい。コンテンツデータの記述に用いられている言語は、例えば、文字コードを示す、HTMLのメタタグに基づいて判断する。そして、受信した属性情報の使用言語がコンテンツデータの記述に用いられている言語と異なると判断された場合、変換制御部34は、データ格納部36に格納されているコンテンツデータ及び属性情報を変換装置4bへ送信するようにする。
【0048】
一方、受信部41bは、配信制御サーバ3からコンテンツデータ及び属性情報を受信し、データ格納部45bに格納する。変換装置4bの変換テーブル42bには、機械翻訳に用いるための、図示していない辞書データが格納されている。そして、変換部43bは変換テーブル42bに格納されている辞書データを用いてコンテンツデータの翻訳処理を行う。なお、翻訳処理には、既知の機械翻訳技術を利用することができ、翻訳前のコンテンツデータが、どの言語で記述されているか判定させることもできる。そして、変換部43bは、受信したコンテンツデータを、受信した属性情報の使用言語に機械翻訳し、送信部44bは、翻訳後のコンテンツデータを配信制御サーバ3に送信する。
【0049】
配信制御サーバ3の受信部31は、変換装置4bから翻訳後のコンテンツデータを受信し、データ格納部36に格納する。
【0050】
ステップS15では、まず、変換制御部34は、変換制御テーブル33を参照し、データ格納部36に格納されている属性情報の年齢区分が、文字サイズ及び画像サイズを変更する対象に該当するか否か判断する。変換制御テーブル33において、属性情報の年齢区分に関連付けて、文字サイズ及び画像サイズの項目に「○」が登録されている場合、変換
制御部34は、データ格納部36に格納されている属性情報を変換装置4cへ送信する。なお、
図9の例では、全年齢区分が文字サイズ及び画像サイズを変更する対象に設定されている。また、属性情報については、年齢区分を示す情報のみを読み出し、送信するようにしてもよい。
【0051】
一方、受信部41cは、配信制御サーバ3から属性情報を受信し、データ格納部45cに格納する。そして、変換部43cは、データ格納部45cに格納されている属性情報の年齢区分を用いて、変換テーブル42cから文字サイズの値(割合)及び画像サイズの値(割合)を読み出す。
【0052】
図11は、変換テーブル42cのデータ構成の一例を示す図である。変換テーブル42cには、例えば、年齢区分を示す情報に関連付けて、文字サイズの値(割合)及び画像サイズの値(割合)が格納されているものとする。
【0053】
そして、変換部43cは、読み出した文字サイズの値及び画像サイズの値を、送信部44が配信制御サーバ3に送信する。
【0054】
配信制御サーバ3の受信部31は、変換装置4cから文字サイズの値及び画像サイズの値を受信し、データ格納部36に格納する。
【0055】
ステップS16では、配信制御サーバ3は、振り仮名変換情報として、コンテンツデータに含まれる漢字と振り仮名の組み合わせのリストを受信する。本ステップでは、まず、変換制御部34は、変換制御テーブル33を参照し、データ格納部36に格納されている属性情報の年齢区分が振り仮名を付す対象に該当するか否か判断する。属性情報の年齢区分が振り仮名を付す対象であると判断された場合、変換制御部34は、データ格納部36に格納されているコンテンツデータ(ステップS14において翻訳後のコンテンツデータを取得した場合には、翻訳後のコンテンツデータ)及び属性情報を変換装置4dへ送信する。なお、属性情報については、年齢区分を示す情報のみを読み出し、送信するようにしてもよい。また、属性情報のうち使用言語を示す情報が「日本語」を示している場合にのみ、本ステップの処理を行うようにしてもよい。
【0056】
一方、受信部41dは、配信制御サーバ3からコンテンツデータ及び属性情報を受信し、データ格納部45dに格納する。次に、変換部43dは、例えば、既知の形態素解析技術を利用して、受信したコンテンツデータを単語に分解する。そして、分解された各単語のうち、属性情報の年齢区分に関連付けて変換テーブル42dに登録されているものを抽出する。
【0057】
図12は、変換テーブル42dのデータ構成の一例を示す図である。変換テーブル42dには、例えば、年齢区分に関連付けて、振り仮名を付すべき漢字とその振り仮名の組み合わせの一覧が格納されているものとする。
【0058】
そして、変換部43dは、コンテンツデータに含まれる漢字のうち、受信した年齢区分に関連付けて登録されているものとその振り仮名との組み合わせを抽出し、漢字及び振り仮名の組み合わせのリストとしてデータ格納部45dに格納する。その後、送信部44dは、データ格納部45dから漢字及び振り仮名の組み合わせのリストを読み出し、配信制御サーバ3に送信する。
【0059】
配信制御サーバ3の受信部31は、変換装置4dから漢字及び振り仮名の組み合わせのリストを受信し、データ格納部36に格納する。
【0060】
ステップS17では、配信制御サーバ3は、キーワード変換情報として、コンテンツデータに含まれる、マスクすべきキーワードを取得する。まず、変換制御部34は、変換制御テーブル33を参照し、データ格納部36に格納されている属性情報の年齢区分がキーワードのマスク処理を行う対象に該当するか否か判断する。ここで、キーワードのマスク処理とは、例えば、キーワードを空白(スペース)や意味のない記号等、任意の文字列に置き換えたり削除したりすることにより、キーワードを読み取れない状態にする処理をいうものとする。
【0061】
属性情報の年齢区分がキーワードのマスク処理を行う対象であると判断された場合、変換制御部34は、データ格納部36に格納されているコンテンツデータ及び属性情報を変換装置4eへ送信する。なお、属性情報のうち年齢区分及び性別を示す情報のみを読み出し、送信するようにしてもよい。
【0062】
一方、受信部41eは、配信制御サーバ3からコンテンツデータ及び属性情報を受信し、データ格納部45eに格納する。次に、変換部43eは、例えば、既知の形態素解析技術を利用して、受信したコンテンツデータを単語に分解する。そして、分解された各単語が、年齢区分及び性別の情報に関連付けられて変換テーブル42eに登録されているか判断する。
【0063】
図13は、変換テーブル42eのデータ構成の一例を示す図である。変換テーブル42eには、例えば、年齢区分及び性別に関連付けて、マスクすべきキーワードのリストが格納されているものとする。なお、キーワードは使用言語ごとに登録されているようにしてもよい。
【0064】
そして、変換部43eは、コンテンツデータに含まれる単語が、受信した年齢区分及び性別に関連付けて変換テーブル42eに登録されている単語を抽出し、マスクすべきキーワードのリストとしてデータ格納部45eに格納する。その後、送信部44eは、データ格納部45eからマスクすべきキーワードのリストを読み出し、配信制御サーバ3に送信する。
【0065】
配信制御サーバ3の受信部31は、変換装置4eからマスクすべきキーワードのリストを受信し、データ格納部36に格納する。
【0066】
ステップS18では、配信制御サーバ3は、画像変換情報として、コンテンツデータに含まれる、マスクすべき画像を取得する。まず、変換制御部34は、変換制御テーブル33を参照し、データ格納部36に格納されている属性情報の年齢区分が画像のマスク処理を行う対象に該当するか否か判断する。画像のマスク処理とは、例えば画像を空白(スペース)や単色で塗りつぶした画像等に置き換えたり削除したりすることにより、画像が表示されない状態にする処理をいうものとする。
【0067】
ユーザの年齢区分が画像のマスク処理を行う対象であると判断された場合、変換制御部34は、データ格納部36に格納されているコンテンツデータ及び属性情報を変換装置4fへ送信する。なお、属性情報については、年齢区分及び性別を示す情報のみを読み出し、送信するようにしてもよい。
【0068】
一方、受信部41fは、配信制御サーバ3からコンテンツデータ及び属性情報を受信し、データ格納部45fに格納する。次に、変換部43fは、例えば、コンテンツデータから画像(例えばHTMLにおけるIMGタグ)を抽出する。そして、抽出された画像が、ユーザの年齢区分及び性別の情報に関連付けられて変換テーブル42fに登録されている、マスクすべき画像の条件に合致するか判断する。
【0069】
図14は、変換テーブル42fのデータ構成の一例を示す図である。変換テーブル42fには、例えば、年齢区分及び性別に関連付けて、マスクすべき画像の条件を示す情報が格納されているものとする。そして、コンテンツデータに含まれる画像が当該条件を満たす場合には、その画像はマスクすべき画像であると判断される。マスクすべき画像であるか否かの判断及びマスク処理には、既知のフィルタリング技術を用いることができる。例えば、既知のパターン認識技術を利用して、コンテンツデータに含まれる画像の特徴値(特徴ベクトル)がマスクすべき画像のグループ(クラスタ)に含まれるか否かを判断する。
【0070】
そして、変換部43fは、コンテンツデータに含まれる画像からマスクすべき画像を抽出し、マスクすべき画像のリストとしてデータ格納部45fに格納する。ここでは、例えば、IMGタグのリストが格納される。その後、送信部44fは、データ格納部45fからマスクすべき画像のリストを読み出し、配信制御サーバ3に送信する。
【0071】
配信制御サーバ3の受信部31は、変換装置4fからマスクすべき画像のリストを受信し、データ格納部36に格納する。
【0072】
なお、
図8のステップS13〜S18の処理は、任意の順序で行うことができる。また、ステップS13〜S18の処理を、並列に実施するようにしてもよく、ステップS13〜S18のうち一部の処理のみを実施するようにしてもよい。
【0073】
ステップS19では、配信制御サーバ3の変換処理部34は、データ格納部36に格納されている、文字サイズの値及び画像サイズの変換情報、漢字及び振り仮名の組み合わせのリスト、マスクすべきキーワードのリスト、マスクすべき画像のリスト、コンテンツデータをフィルタリングすべきか否かを示す情報、並びに翻訳後のコンテンツデータを用いてコンテンツ変換処理を行い、変換後のコンテンツデータをデータ格納部36に格納する。
【0074】
具体的には、まず、コンテンツデータをフィルタリングすべきか否かを示す情報に基づいて、コンテンツデータの表示を行うか否か判断する。コンテンツデータの表示自体をフィルタリングする場合には、変換後のコンテンツデータとして、例えば、予め用意された所定のコンテンツデータを格納する。また、フィルタリングすべきコンテンツのうち、書き込みをブロックすべきコンテンツに該当する場合には、例えば、コンテンツデータからテキストボックスを削除して、書き込みを制限できるように変換する。
【0075】
また、文字サイズ及び画像サイズを変換する処理としては、データ格納部36に格納されている文字サイズの値及び画像サイズの値を用いて、サイズを変更するためのCSSを生成する。
【0076】
データ格納部36に翻訳後のコンテンツデータが存在する場合には、コンテンツデータに含まれる文字列を翻訳後のコンテンツデータの文字列に置き換える。
【0077】
漢字と振り仮名の組み合わせが存在する場合には、例えば、HTMLのRUBYタグを用いたり、CSSを利用してコンテンツデータに振り仮名を追加する。
【0078】
マスクすべきキーワードが存在する場合には、該当するキーワードを、例えば任意の文字列等に置き換える。なお、マスクすべきキーワードが含まれる文全体、又は段落全体を削除又は置換してもよい。マスクすべき画像が存在する場合には、例えば当該画像を表示させるIMGタグをコンテンツデータ中で置換して、例えば空白や単色で塗りつぶした画
像等が表示されるようにする。
【0079】
変換処理部34は、以上のような変換処理を実施して変換後のコンテンツデータを生成し、データ格納部36に格納する。
【0080】
ステップS20では、送信部35は、データ格納部36から変換後のコンテンツデータ(例えばHTMLデータ及びCSSデータ)をユーザ端末1に送信する。その後、処理は、
図7のステップS4に遷移する。
【0081】
図7のステップS4では、ユーザ端末1のコンテンツ取得部13は、配信制御サーバ3から変換後のコンテンツデータを受信し、データ格納部15に格納する。
【0082】
ステップS5では、コンテンツ表示制御部14は、データ格納部15に格納された変換後のコンテンツデータを、ユーザ端末1に接続されている表示装置に表示させる。
【0083】
ステップS6では、属性情報取得部12は、ユーザの画像又は音声データ及びこれらのデータに基づく属性情報を取得する。ステップS6の処理は、所定の周期又は任意のタイミングで、ステップS1及びS2と同様の処理を継続的に行うものである。説明の便宜上、ステップに順序をつけているが、ステップS6の処理は、ステップS3〜S5の処理とは独立して継続的に実施されているものとする。
【0084】
ステップS7では、コンテンツ表示制御部14は、ステップS6で新たに取得された属性情報と、前回取得されデータ格納部15に格納されている過去の属性情報とを比較して、属性情報が変化したか否か判断する。
【0085】
例えば、ユーザ端末1を操作するユーザが別のユーザに交代した場合であって、ユーザの画像に基づいて特定された年齢区分又は性別が変化したとき、属性情報は変化したと判断される。さらにユーザの音声を取得し、使用言語が変化したときに属性情報が変化したと判断してもよい。なお、新たに取得した属性情報が変化した場合、属性情報取得部12は新たに取得した属性情報をデータ格納部15に格納する。
【0086】
属性情報が変化していないと判断された場合(S7:No)、ステップS9の処理へ遷移する。一方、属性情報が変化したと判断された場合(S7:Yes)、コンテンツ表示制御部14は、ステップS8の処理に遷移する。
【0087】
ステップS8では、表示装置に表示させていたコンテンツデータを、例えば非表示に変更する。これにより、属性の異なる新たなユーザにとって不適切である可能性のあるコンテンツデータの表示を停止することができる。コンテンツデータの表示を変更するだけでなく、コンテンツ表示プログラムがコンテンツの表示履歴やブックマーク等の情報をデータ格納部15に保持している場合には、これらの情報をデータ格納部15から削除するようにしてもよい。また、例えばユーザの行動を追跡するようなクッキー(Cookie)の情報を削除するようにしてもよい。
【0088】
なお、例えばユーザが離席するなどして、画像データの中にユーザが写っていないと判断された場合も、ユーザの属性情報が変化したと判断するようにしてもよい。また、ユーザ端末1に他のユーザが近づいてきて、画像データの中に複数のユーザが写っていると判断された場合にも、ユーザの属性情報が変化したと判断するようにしてもよい。
【0089】
なお、コンテンツデータを非表示にすると共に、所定の画面に切り替える(あらかじめ定められた画面を表示する)ようにしてもよい。また、新たに取得した属性情報と、ステ
ップS3で受け付けたコンテンツ表示要求とを用いて、配信制御サーバ3にコンテンツ表示要求を再度送信し、新たに取得した属性情報に基づいて再度変換されたコンテンツデータを配信制御サーバ3から受信して、コンテンツデータの表示を更新するようにしてもよい。このようにすれば、例えば、新たなユーザにとってマスクすべきキーワードがコンテンツデータに含まれていた場合は、コンテンツデータの一部である当該キーワードがマスクされて表示が更新されることになる。また、例えばマスクのように、コンテンツデータの利用が制限されるだけでなく、場合によっては、文字のサイズが読み易い大きさに変更されたり、漢字に振り仮名が振られたりすることになる。
【0090】
その後、ステップS9の処理に遷移する。
【0091】
ステップS9では、コンテンツ取得部13は、ユーザから新たなコンテンツ表示要求の入力があったか否か判断する。コンテンツ表示要求の入力がないと判断された場合(S9:No)、ステップS6の処理に戻る。一方、コンテンツ表示要求の入力があったと判断された場合(S9:Yes)、ステップS3の処理に戻る。
【0092】
以上のような処理を行うことにより、ユーザの認証処理を行うことなく、ユーザの生体情報に基づいて特定された属性情報に応じて、表示するコンテンツの内容を変換することができるようになる。変換は、例えばプロキシサーバを用いて、あらかじめ設定された変換ルールを適用することにより行われる。したがって、属性情報に応じて表示させるウェブサイトをあらかじめ作成しておく必要はなく、ユーザの属性に合わせて変換したコンテンツデータを提供することができる。
【0093】
また、コンテンツを変換することにより、ユーザの属性に応じてコンテンツの利用を適切に制限することができるようになるとともに、コンテンツの利用性を向上させることができるようになる。
【0094】
例えば、低年齢のユーザに対して、アダルトコンテンツや暴力的なコンテンツをフィルタリング等すれば、親は安心して子供に端末を使用させることができるようになる。また、学校で習っていないような漢字にはルビを振ることにより、低年齢のユーザにとってコンテンツが利用しやすいものとなる。また、高年齢のユーザに対しては、コンテンツに含まれる文字や画像を拡大すれば、文章が読み易くなる。さらに、例えば、文字や画像からリンクが張られていて文字や画像がクリック可能な場合は、文字や画像が拡大されることにより操作性が向上する(クリックしやすくなる)。また、ユーザの使用言語と異なる言語で記述されたコンテンツについて、自動的に翻訳して提供すれば、コンテンツの利用性が向上する。
【0095】
また、本実施の形態では、例えばログイン・ログアウトのようなユーザ毎の認証処理・解除処理を行わない。よって、すでに表示装置に表示されているコンテンツデータが、新たに端末装置の使用を開始したユーザにとって適切でない場合がある。このような場合にも、継続的にユーザの属性情報を監視し、変化があった場合には表示させているコンテンツデータの表示を変更することで、新たなユーザの属性情報に対して適切でないコンテンツデータの表示を停止することができる。
【0096】
[変形例]
上で述べた実施の形態では、ユーザの属性が変化した場合には、コンテンツデータを非表示にさせるか、コンテンツデータの表示を更新させている。しかしながら、コンテンツデータによっては、他の属性のユーザに対してマスクすべきキーワードや画像を含んでおらず、且つ他の属性のユーザに対して表示を停止(ブロック)する必要もない。このようなコンテンツデータは、敢えて非表示等にする必要はないものである。
【0097】
従って、本変形例では、ユーザ端末1において表示されているコンテンツデータが、現在のユーザの属性情報が示す属性以外の属性のユーザに対してブロックすべきコンテンツを含んでいることを示す表示制御情報を用いることで、属性の異なるユーザに対してコンテンツデータの表示を変更するか否か判断できるようにする。例えば、ステップS13、S17及びS18(
図8)において、配信制御サーバ3は、受信した属性情報とコンテンツデータに基づいて、当該属性情報が示す属性以外の属性のユーザに対してブロックすべきコンテンツを当該コンテンツデータが含んでいるか、各変換装置に判断させ、含んでいる場合には、ステップS20においてユーザ端末1へ表示制御情報を送信する。そして、ステップS4(
図7)においてユーザ端末1が配信制御サーバ3から表示制御情報を受信しておき、当該情報を受信した場合(現在のユーザの属性情報が示す属性以外の属性のユーザに対してブロックすべきコンテンツを含んでいる場合)にのみ、ステップS8において表示を変更するようにする。ここで、ブロックすべきコンテンツとは、例えば、マスクすべきキーワード又は画像を含むコンテンツ、フィルタリングすべきコンテンツをいうものとする。
【0098】
具体的には、ステップS13(
図8)において、変換装置4aの変換部43aは、変換テーブル42aを検索し、受信したコンテンツデータのURIが、受信した年齢区分及び性別のユーザに対してフィルタリングの対象に該当せず、且つ受信した年齢区分及び性別以外のユーザに対してはフィルタリングの対象に該当するか判断する処理をさらに行う。そして、このような条件を満たすと判断された場合、コンテンツデータは、現在のユーザの属性情報が示す属性以外の属性のユーザに対してブロックすべきコンテンツを含んでいることを示す表示制御情報を、変換装置4aは配信制御サーバ3に送信する。
【0099】
同様に、ステップS17において、変換装置4eの変換部43eは、変換テーブル42eを検索し、受信したコンテンツデータに含まれる単語であって、受信した年齢区分及び性別のユーザに対してマスクすべきキーワードとして登録されていないが、受信した年齢区分及び性別以外のユーザに対してはマスクすべきキーワードとして登録されているものを抽出する処理をさらに行う。そして、該当する単語が抽出された場合、コンテンツデータは、現在のユーザの属性情報が示す属性以外の属性のユーザに対してブロックすべきコンテンツを含んでいることを示す表示制御情報を、変換装置4eは配信制御サーバ3に送信する。
【0100】
また、ステップS18において、変換装置4fの変換部43fは、変換テーブル42fを検索し、受信したコンテンツデータに含まれる画像であって、受信した年齢区分及び性別のユーザに対してマスクすべき画像の条件に該当しないが、受信した年齢区分及び性別以外のユーザに対してはマスクすべき画像の条件に該当するものを抽出する処理をさらに行う。そして、画像が抽出された場合、コンテンツデータは、現在のユーザの属性情報が示す属性以外の属性のユーザに対してブロックすべきコンテンツを含んでいることを示す表示制御情報を、変換装置4fは配信制御サーバ3に送信する。
【0101】
配信制御サーバ3は、表示制御情報を変換装置4から受信した場合、コンテンツデータと属性情報とに基づいて、変換後のコンテンツデータは、受信した属性情報が示す属性以外の属性のユーザに対してブロックすべきコンテンツを含んでいると判断されたことがわかる。換言すると、配信制御サーバ3は、変換装置4を利用して、受信した属性情報に基づいて変換されるコンテンツデータが、受信した属性情報が示す属性以外の属性の属性情報に基づいて変換した場合に、さらに変更すべき箇所(コンテンツ)を含んでいるか否か判断する。なお、このような判断は、例えば
図4の変換制御部34が行ってもよいし、図示していない判定部が行ってもよい。そして、いずれかの変換装置4から表示制御情報を受信した場合、配信制御サーバ3の送信部35は、表示制御情報をステップS20におい
てユーザ端末1に送信する。
【0102】
そして、ユーザ端末1は、ステップS4(
図7)において表示制御情報を受信した場合にのみ、ステップS8において表示を変更するようにする。このようにすれば、ユーザ端末1を利用するユーザの属性が変化したと判断された場合において、あらゆる属性のユーザに対してブロックする必要のないコンテンツデータまで、その表示を変更するようなことがなくなる。すなわち、コンテンツの表示制御をより適切に行うことができるようになる。なお、表示制御情報には、具体的にどの年齢区分又は性別のユーザに対して表示を制限すべきかを示す情報を含めるようにし、ユーザ端末1において、該当する年齢区分又は性別の属性情報を検知した場合にのみ、コンテンツデータの表示を変更するようにしてもよい。
【0103】
また、実施の形態で示した生体情報は一例であり、他の情報からユーザの属性情報を特定するようにしてもよい。また、実施の形態で挙げた音声データ又は画像データの一方を用いるようにしてもよい。ただし、両者の特徴値に基づいて属性情報を特定した方が、特定結果の精度が上がることが期待できる。
【0104】
また、属性分析装置2の属性分析部22をユーザ端末1が有するようにしてもよい。このようにすれば、ネットワークを介して生体情報及び属性情報を送受信する必要がなくなる。また、属性分析部22の機能のうち、生体情報から特徴値を抽出する処理をユーザ端末1が実施するようにしてもよい。このようにすれば、ユーザ端末1は属性分析装置2へ特徴値を送信すればよいため、送信する情報の量は少なくなる。また、自己の生体情報がそのままやりとりされる場合に比べて、抵抗を感じるユーザの数も少なくなることが期待できる。一方、上で述べた実施の形態では、外部の属性分析装置2を利用することで、ユーザ端末1のコンテンツ表示プログラムは複雑な処理を行う必要がなくなる。
【0105】
また、配信制御サーバ3は、変換装置4a〜4fのうち、一部の変換装置のみを利用するようにしてもよい。すなわち、ステップS13〜S18のうち、一部の処理のみを行い、これに基づいてステップS19のコンテンツ変換処理を行うようにしてもよい。また、例示したコンテンツ変換処理とは異なる処理をさらに行うようにしてもよい。例えば、属性情報に関連付けて広告情報を登録するテーブルを用意しておき、コンテンツデータ及び属性情報を受信すると、コンテンツデータに追加すべき広告情報を抽出して送信するような変換装置4を利用するようにしてもよい。さらに、変換装置4a〜4fの処理(ステップS13〜S18)のうち一部又は全部を、例えば配信制御サーバ3が実施するようにしてもよい。また、配信制御サーバ3は、変換装置4a〜4fに、取得したコンテンツデータの代わりにコンテンツデータのURIを送信し、変換装置4a〜4fがそれぞれコンテンツデータを取得するようにしてもよい。