特許第5961432号(P5961432)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 中島 一夫の特許一覧

特許5961432法令線、口の回わりのしわ、あごのしわを解消するしわとり器
<>
  • 特許5961432-法令線、口の回わりのしわ、あごのしわを解消するしわとり器 図000002
  • 特許5961432-法令線、口の回わりのしわ、あごのしわを解消するしわとり器 図000003
  • 特許5961432-法令線、口の回わりのしわ、あごのしわを解消するしわとり器 図000004
  • 特許5961432-法令線、口の回わりのしわ、あごのしわを解消するしわとり器 図000005
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5961432
(24)【登録日】2016年7月1日
(45)【発行日】2016年8月2日
(54)【発明の名称】法令線、口の回わりのしわ、あごのしわを解消するしわとり器
(51)【国際特許分類】
   A45D 44/22 20060101AFI20160719BHJP
【FI】
   A45D44/22 B
【請求項の数】3
【全頁数】5
(21)【出願番号】特願2012-94235(P2012-94235)
(22)【出願日】2012年3月30日
(65)【公開番号】特開2013-212337(P2013-212337A)
(43)【公開日】2013年10月17日
【審査請求日】2014年11月10日
(73)【特許権者】
【識別番号】512101523
【氏名又は名称】中島 一夫
(74)【代理人】
【識別番号】100091834
【弁理士】
【氏名又は名称】室田 力雄
(72)【発明者】
【氏名】中島 一夫
【審査官】 大瀬 円
(56)【参考文献】
【文献】 実開平5−26011(JP,U)
【文献】 登録実用新案第3167198(JP,U)
【文献】 実開平5−51210(JP,U)
【文献】 国際公開第2006/030886(WO,A1)
【文献】 実開昭62−7919(JP,U)
【文献】 特開2002−159340(JP,A)
【文献】 実開昭53−30295(JP,U)
【文献】 特開2007−244842(JP,A)
【文献】 特開2011−98028(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A45D 44/22
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも箇状空道(1)とそれに取り付けられる吸入口(2)とによって構成され、前記箇状空道(1)は、空気が前記吸入口(2)から内部に送り込まれることでふくれ上がる材質で構成されると共に、上下歯ぐき(7)、(8)と上下くちびる(9)、(10)との間に挿入された際に顔面の口の回わりに対応する位置に配置される構成とし、これによって、前記吸入口(2)からの空気でふくれ上がった箇状空道(1)が、下方から皮膚を持ち上げ、対応するしわを伸ばす構成としてあることを特徴とするしわとり器。
【請求項2】
箇状空道(1)は、顔面の法令線(5)に対応する部分としてツノ部(11)を設け、あごのしわに対応する部分としてアシ部(12)を設け、また口のまわりのしわに対応する部分として横2本、たて3本の筒状空道(1)を設けてあることを特徴とする請求項1に記載のしわとり器。
【請求項3】
箇状空道(1)は、安定板(13)を備え、該安定板(13)と合わせてくっつけた状態に構成することで、上下歯ぐき(7)、(8)と上下くちびる(9)、(10)との間に挿入された際に口の中でフィットするように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のしわとり器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は鼻の両側、斜めに走っている法令線、口の回わりのしわ、あごのしわなどを解消させる発明に関するものである。
【技術分野】
【0002】
従来、顔面のしわは、手で顔面の表皮をマッサージしたり、棒状の金属面で顔面の表皮の上を回転させてマッサージする方法があった。
これでは前者は時間がかかり、後者は皮の下まではマッサージできない。
【先行技術文献】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来の棒状金属面を顔面の皮の上で回転さる方法は、しわの深い下までマッサージできない。これではあまり効果的であるとは思えない。また、手で顔面の皮をマッサージするのは疲れるし、長時間することはできない。
【課題を解決するための手段】
【0004】
ポンプをくり返し押し、吸入口から空気を入れて、法令線、口の回わりのしわ、あごのしわの皮の真下で、はりめぐらされた箇状空道がふくらみ、皮を持ち上げてしわを伸ばして、しわを解消する方法、形状に設計した。
又吸入口から空気を入れて、フタをし、空道を満杯状態にし、それを口の中に入れ長時間皮膚を持ち上げた状態で使用できるようにした。
【発明の効果】
【0005】
本発明を使用することによって、法令線、口の回わりのしわ、あごのしわを皮の真下から持ち上げて、しわを伸ばし、しわを解消する方法は効果大、画期的である。
又、箇状空道を満杯状態、コウチョク状態でそれを口の中に入れていると、長時間皮膚を持ち上げた状態が続き楽々しわを解消できる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1】 箇状空道 斜面図
図2】 安定板 斜面図
図3】 箇状空道と安定板をあわせた斜面図
図4】 口の中で使用状態拡大図とポンプとフタ
【発明を実施するための形態】
【0007】
上下歯ぐき(7、8)と上下くちびる(9、10)の間に箇状空道(1)の吸入口(2)とポンプ(3)の吸出口(4)を連結させ、ポンプ(3)をくり返し押して空気を送り込むとふくれ上がる材質のある箇状空道(1)を設計する(図1)、その箇状空道(1)が法令線(5)の皮の真下で一致する位置にツノ部(11)を設け、あごのしわの皮の真下で一致する位置にアシ部(12)を設け、口のまわりのしわの皮の真下で一致する位置に横2本、たて3本の箇状空道(1)を設ける。つまりそれぞれの皮のしわの真下で箇状空道(1)に空気を送れば箇状空道(1)がふくれ上がるように張りめぐらされた形状に設計されているのである。
これを口の中でピッタリ、フィットするように少しカーブのある安定板(13)(図2)にくっつける(図3)。
【0008】
これにより箇状空道(1)に空気を送り込むと、法令線(5)、口の回わりのしわ、あごのしわを皮の真下に張りめぐらされている箇状空道(1)がふくれ上り、皮を持ち上げて皮を伸ばして、しわを解消するように設計されているのである。
又、箇状空道(1)の吸入口(2)から空気を入れてフタ(6)をし、箇状空道を満杯状態硬直状態にして、口の中に入れておけば、法令線(5)、口の回わりのしわ、あごのしわが皮膚の真下から押し上げられて、しわが伸ばされている状態が長く続けられ、いつでも、どこでも、睡眠中でも使用できるように設計されているのである。
【符号の説明】
【0009】
(1)筒状空道 (6)フタ (11)ツノ部
(2)吸入口 (7)上歯ぐき (12)アシ部
(3)ポンプ (8)下歯ぐき (13)安定板
(4)吸出口 (9)上くちびる (14)上歯
(5)法令線 (10)下くちびる (15)下歯
(16)鼻
図1
図2
図3
図4