特許第5961506号(P5961506)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5961506
(24)【登録日】2016年7月1日
(45)【発行日】2016年8月2日
(54)【発明の名称】ステレオカメラ装置
(51)【国際特許分類】
   G03B 35/10 20060101AFI20160719BHJP
   H04N 5/225 20060101ALI20160719BHJP
   H04N 13/02 20060101ALI20160719BHJP
   G03B 15/00 20060101ALI20160719BHJP
   G03B 19/07 20060101ALI20160719BHJP
   G01C 3/06 20060101ALI20160719BHJP
   B60R 1/00 20060101ALN20160719BHJP
【FI】
   G03B35/10
   H04N5/225 Z
   H04N13/02
   G03B15/00 V
   G03B19/07
   G01C3/06 110V
   !B60R1/00 Z
【請求項の数】10
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2012-213387(P2012-213387)
(22)【出願日】2012年9月27日
(65)【公開番号】特開2014-66948(P2014-66948A)
(43)【公開日】2014年4月17日
【審査請求日】2014年5月23日
(73)【特許権者】
【識別番号】509186579
【氏名又は名称】日立オートモティブシステムズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100100310
【弁理士】
【氏名又は名称】井上 学
(74)【代理人】
【識別番号】100098660
【弁理士】
【氏名又は名称】戸田 裕二
(74)【代理人】
【識別番号】100091720
【弁理士】
【氏名又は名称】岩崎 重美
(72)【発明者】
【氏名】笹田 義幸
(72)【発明者】
【氏名】山崎 智志
(72)【発明者】
【氏名】大角 謙
【審査官】 山口 祐一郎
(56)【参考文献】
【文献】 特開2006−33346(JP,A)
【文献】 特開2012−173737(JP,A)
【文献】 特開2004−248957(JP,A)
【文献】 特開2004−177602(JP,A)
【文献】 特開平11−261858(JP,A)
【文献】 国際公開第2011/068139(WO,A1)
【文献】 特開2011−123078(JP,A)
【文献】 特開2006−101154(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B60R 9/00−11/06
G01C 3/00−3/32
G03B 15/00−15/16
19/00−19/16
35/00−37/06
H04N 5/222−5/257
7/18
13/00−17/06
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の撮像素子と、
前記第1の撮像素子で撮像された第1の画像を出力する第1の通信接続部と、
前記第1の撮像素子と前記第1の通信接続部とが配置された第1の撮像基板と、
第2の撮像素子と、
前記第2の撮像素子で撮像された第2の画像を出力する第2の通信接続部と、
前記第2の撮像素子と前記第2の通信接続部とが配置された第2の撮像基板と、
一方端部に前記第1の撮像基板が配置され、他方端部に前記第2の撮像基板が配置された筐体と、を有し、
前記第1の撮像基板において、前記第1の撮像素子と前記第1の通信接続部とが前記筐体の長手方向に並列に配置され、
前記第2の撮像基板において、前記第2の撮像素子と前記第2の通信接続部とが前記筐体の長手方向に並列に配置され、
前記第1の撮像基板と前記第2の撮像基板は、点対称に配置され、
第1の画像及び/又は第2の画像を処理する信号処理部と前記信号処理部に電源を供給する電源部との少なくともいずれかを搭載した2つのメイン基板が前記筐体内で厚さ方向に並べて配置されたステレオカメラ装置。
【請求項2】
請求項1記載のステレオカメラ装置において、
前記第1の撮像基板と前記第2の撮像基板は、同一の基板であるステレオカメラ装置。
【請求項3】
請求項2記載のステレオカメラ装置において、
前記第1の撮像素子及び前記第2の通信接続部は、前記筐体の中心に対して外側に配置され、
前記第2の撮像素子及び前記第1の通信接続部は、前記筐体の中心に対して内側に配置されたステレオカメラ装置。
【請求項4】
請求項1記載のステレオカメラ装置において、
前記第1の撮像素子から取得した画像信号と、前記第2の撮像素子から取得した画像信号とは、一方を180°回転させて用いるステレオカメラ装置。
【請求項5】
請求項1記載のステレオカメラ装置において、
前記第1の撮像素子及び前記第2の撮像素子は、ローリングシャッター制御の場合、前記第1の撮像素子及び前記第2の撮像素子の走査方向及び読み出し開始画素を同じ位置とするステレオカメラ装置。
【請求項6】
請求項1記載のステレオカメラ装置において、
前記第1の撮像基板及び前記第2の撮像基板を、前記第1の撮像素子及び前記第2の撮像素子の両側から固定具に固定するステレオカメラ装置。
【請求項7】
請求項6記載のステレオカメラ装置において、
前記固定具に固定する第1の固定手段は、前記第1の撮像素子及び前記第2の撮像素子を中心に対称の位置で固定するステレオカメラ装置。
【請求項8】
請求項6記載のステレオカメラ装置において、
前記第1の撮像基板及び前記第2の撮像基板の前記筐体の中心に対して内側部分に第2の固定手段にて前記固定具に固定するステレオカメラ装置。
【請求項9】
請求項記載のステレオカメラ装置において、
前記第1の撮像基板及び前記第2の撮像基板の前記筐体の中心に対して内側部分に第2の固定手段にて前記固定具に固定し、
前記第1の固定手段の固定力よりも前記第2の固定手段の固定力の方が小さいステレオカメラ装置。
【請求項10】
請求項6記載のステレオカメラ装置において、
前記固定具は、金属プレートであるステレオカメラ装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
複数の撮像素子を実装するステレオカメラ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
2台の撮像手段を用いて写し出した1対の画像を用いて対象物までの距離を算出し、それによって対象物の認識を行うステレオカメラ装置が、車両の安全走行を支援する車載システムなどに適用され始めている。
【0003】
これらのシステムで利用されるステレオ画像処理は、位置的に間隔をあけて撮像された1対の撮像画像に対して三角測量技術を適用して距離を求めるものであり、これを実現する装置は1対の撮像手段と、これらの撮像手段が出力する1対の撮像画像に対して三角測量処理を行うステレオ画像処理LSIとを備えているのが一般的である(特許文献1)。
【0004】
このような画像処理用のカメラは、車両のフロントガラス部に搭載されるため、運転者の視界の妨げにならないことや、ワイパエリアであること等が要件となり、小型化、特に薄型化を求められている。
【0005】
1台のカメラを使用した画像処理システムに関する薄型化を実現するものとして特許文献2などがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開平11−237684号公報
【特許文献2】特開2008−306350号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献2のように1台のカメラを、2台以上のカメラを用いたステレオカメラに用いて、同様の効果を得るためには、性能の低下を招かないために、左右の画像をあわせるための構造や、撮像素子の使い方に工夫が必要である。
【0008】
本発明は、このような課題に鑑み、薄型化を実現しつつ、性能及び信頼性を保持可能なスレテオカメラ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、第1の撮像素子と、第1の撮像素子で撮像された第1の画像を出力する第1の通信接続部と、第1の撮像素子と第1の通信接続部とが配置された第1の撮像基板と、第2の撮像素子と、第2の撮像素子で撮像された第2の画像を出力する第2の通信接続部と、第2の撮像素子と第2の通信接続部とが配置された第2の撮像基板と、一方端部に第1の撮像基板が配置され、他方端部に第2の撮像基板が配置された筐体と、を有し、第1の撮像基板において、第1の撮像素子と第1の通信接続部とが筐体の長手方向に並列に配置され、第2の撮像基板において、第2の撮像素子と第2の通信接続部とが筐体の長手方向に並列に配置され、第1の撮像基板と第2の撮像基板は、対称に配置され、第1の画像及び/又は第2の画像を処理する信号処理部と前記信号処理部に電源を供給する電源部との少なくともいずれかを搭載した2つのメイン基板が前記筐体内で厚さ方向に並べて配置された構成とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、薄型化を実現しつつ、性能及び信頼性を保持可能なスレテオカメラ装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本発明に係るステレオカメラ装置の撮像基板とメイン基板の配置を示す図である。
図2図1のA方向からみたステレオカメラ装置を示す図である。
図3図1のB方向からみたステレオカメラ装置を示す図である。
図4図1のC方向からみたステレオカメラ装置を示す図である。
図5】本発明に係るステレオカメラ装置の一実施形態の概観を示す図である。
図6】撮像基板を点対称で実装した時の左右撮像画面を説明する図である。
図7図1のD方向からみたステレオカメラ装置を示す図である。
図8図5のE方向からみたステレオカメラ装置を示す図である。
図9図8のA−A間のステレオカメラ装置の断面を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、実施例について図面を用いて説明する。
【0014】
本発明に係るステレオカメラ装置の例を図1から図9を用い説明する。
【0015】
図5は、本発明のスレテオカメラ装置の概観を示す図である。その内部構造を図1に示す。撮像基板1を2枚(第1の撮像基板、第2の撮像基板)と、メイン基板2を2枚(第1のメイン基板、第2のメイン基板)と、を備えた図である。ここで、図1のA方向からみた図を図2、B方向からみた図を図3、C方向から見た図を図4、D方向から見た図を図7に示す。図5のE方向から見た図を図8に示す。図8のA−A間の断面図を図9に示す。なお、図7は、図8のB−B間の断面図でもある。
【0016】
ステレオカメラ装置は、図5のように第1の撮像部50(左撮像部)と、第2の撮像部51(右撮像部)と、一方端部に第1の撮像部50が配置され、他方端部に第2の撮像部51が配置された筐体であるケース5と、で構成され、第1の撮像部50と第2の撮像部51とで撮像された画像に基づいて視差を算出し、距離画像を生成する。その距離画像に基づいて、車両前方の対象物を認識するものである。このとき、第1の撮像部50の光軸と第2の撮像部51の光軸が平行となるように配置することで、認識精度を向上させることができる。
【0017】
図2図3に示すように実施例のステレオカメラ装置は、ケース5内に、2つの撮像素子3(第1の撮像素子(左撮像素子)、第2の撮像素子(右撮像素子))と、撮像素子3で撮像した撮像画像を装置外へ出力する通信接続部4(第1の通信接続部、第2の通信接続部)と、を有する撮像基板1を2つ(第1の撮像基板(左撮像基板)、第2の撮像基板(右撮像基板))設ける。2つの撮像基板1は、筐体であるケースの中心に対して左右対称に配置され、撮像基板1のそれぞれにおいて、通信接続部4は、撮像素子3の左又は右に並列に配置、つまり筐体であるケース5の長手方向に並列に配置され、2つの撮像基板1間には、2つのメイン基板2(第1のメイン基板(電源基板)、第2のメイン基板(信号処理基板))へ接続する接続部であるメインコネクタ12(第1の接続部)とメインコネクタ13(第2の接続部)が配置され、2枚のメイン基板2は、スレテオカメラ装置の厚さ方向に重ねて配置さている。
【0018】
このように、1つの撮像基板1に、並列に撮像素子3と通信接続部4が配置される構成により、ステレオカメラ装置の厚さを薄くでき、スレテオカメラ装置に薄型化が実現できる。この厚さは、本実施例では、撮像素子3と撮像基板1の余白とケース5と設定しているが、理想的には、撮像素子3の厚さまで薄型化は可能となる。
【0019】
図4は、図1をC方向から見た図である。図に示す通り、撮像素子3の前方(撮像方向)にはレンズ6が配置され、その間に2枚のメイン基板2が重ねて配置されている。メイン基板2には、図4では、1枚のメイン基板に電源部7、映像処理部8、認識処理部9が配置されているが、第1のメイン基板には電源部7、第2のメイン基板には映像処理部8、認識処理部9を配置するように、電源系と信号処理系とで基板を分離することで、よりノイズ対策が可能となる。さらに、電源部7が配置された第1のメイン基板の面と、映像処理部8や認識処理部9が配置された第2のメイン基板の面と、は向き合うように配置する。
【0020】
図4を用い信号の流れを説明する。レンズ6を通して外界の情報を撮像画像として撮像素子3に取り込み、取り込んだ画像信号は、通信接続部4を介してメイン基板2に送信される。メイン基板2は、電源部7、映像処理部8、認識処理部9で成り立っており、撮像基板1からの画像信号は、まず、映像処理部8で光学的な補正を行い、さらにステレオマッチング処理を行うことにより3次元情報(以後視差画像)を取得する。これら補正された画像や視差画像を用いて認識処理部9にて必要な情報の絞込み作業を行い、認識対象物を認識する。
【0021】
ここで、2つの撮像素子3は、ステレオカメラ装置の重心位置、又は筐体であるケース5の中心に対して、撮像基板1の外側に配置し、通信接続部4は、撮像基板1の内側に配置する、つまり重心位置に対して左右対称に配置することで、2つの撮像素子3間の距離、つまり基線長の長さを、ケース5の中で一番長くとることができ、ステレオカメラ装置が算出する視差値を大きくとることができ、薄型化を実現しつつ性能を確保できる効果を奏する。
【0022】
また、2つの撮像基板1は同じものとして、点対称に配置することも可能である。この場合は、2種類の撮像基板1をつくる必要がなくなるので、量産管理上優れているといえる。ただし、点対称の配置であるが故に取り込んだ撮像画像は、図6に示すように左右で反転している。このままだと、映像処理部8において、ステレオマッチングを行なうときに左右の画像の対応点をとることができない。そこで、画像信号は、左右いずれかを180°回転させることにより、性能を確保することができる。回転させる処理は、撮像素子3、映像処理部8、認識処理部9いずれでも可能である。
【0023】
また、撮像素子3がローリングシャッター制御の場合には、図2に示すように左右の撮像素子3の走査方向及び読み出し開始ピクセルが異なる、図2では、第1の撮像素子(左撮像素子)は、走査方向は右であり、第2の撮像素子(右撮像素子)は、走査方向は左となる。よって、前述と同様の問題で左右の画像の対応点をとることができない。そこで、左右の撮像素子3の走査方向及び読み出し開始ピクセルを概同じ位置とすることにより、性能を確保することができる。
【0024】
次に、メイン基板2の配置について説明する。図2〜4に示すように、2つの撮像基板1の間に、メイン基板2である電源基板や信号処理基板をケース5の厚さ方向に並列に配置することにより薄型化を実現することが可能である。
【0025】
また、前述したいずれか記載の通信接続部4は、コネクタとし、撮像基板1とメイン基板2をFPC等のやわらかい基板とすることにより撮像基板1の製造時の取り扱いがしやすくなる。
【0026】
また、前述したいずれか記載の撮像素子3の両脇において撮像基板1を固定具11にねじA15で固定することにより、車両環境である低温から高温まで、左右の撮像基板1の熱膨張が撮像素子3中心に行なわれるため、左右の撮像素子3の相対位置関係が安定化するので優れた構成といえる。図3では、第1の固定手段として、ねじA15と記載しているが、固定する手段は選ばない。また、図3では、固定場所を撮像素子3の水平両側としているが、垂直両側でもよい。但し、固定手段は、左右で同一のものを用い、さらに固定場所は、左右の撮像基板1で対象とすることで、より視差画像の精度の低下を抑止することができる。
【0027】
また、図4に示すように通信接続部4は、撮像基板1に対して撮像素子3が配置された側と反対側に配置され、固定具11に固定することにより、より撮像基板1の安定した保持を実現できるとともに、撮像素子3中心から離れているので、撮像基板1の熱膨張による中心が撮像素子3中心からずれにくく、性能の確保という点で優れた構成である。
【0028】
また、図4では、撮像基板1の内側部分を第2の固定手段であるねじB16で撮像基板1を固定具11に固定しているが、その固定する手段は選ばない。また、固定手段であるねじB16(第2の固定手段)の固定力について、ねじB16は、撮像素子3両側のねじA15(第1の固定手段)の固定力よりも小さな力で固定することにより、より撮像基板1の熱膨張による中心が撮像素子3中心からずれにくく、性能の確保という点で優れた構成である。
【0029】
また、図4における固定具11は、金属プレートあってもよい。この場合は、撮像基板1が細長い形状となっているが、金属プレートと固定されることにより、耐振動性が向上するため、薄型化を実現しつつ信頼性を確保できるので優れた構成といえる。
【0030】
また、図3において、メイン基板2は2枚以上で構成されており、各々の基板より少なくとも一つ以上の接続部であるコネクタを有している。一方のメイン基板2では電源関係の第1の接続部であるメインコネクタ12を、他方のメイン基板2では映像関係の第2の接続部であるメインコネクタ13を有している。電源関係はノイズが大きく、映像関係は撮像素子3の大量の信号を高速で通信するためノイズに弱いため分けて実装したほうが性能を確保できる。メインコネクタ12とメインコネクタ13は入れ子の形態で配置することにより薄型化を実現しつつ信頼性を確保できるという点で優れた構成である。
【0031】
また、図7に示すようにメイン基板2を車両窓14と概平行とすることにより車両への搭載時に、窓からの距離に対して薄型化を実現できるので優れた構成である。メイン基板2が2枚あるような本実施例の場合は、2枚のメイン基板2ともに、車両窓14と概平行とすることで、薄型化を実現できる。メイン基板2が1枚よりも2枚として厚さ方向に重ねて配置することで、1枚のときよりも、ステレオカメラ装置の長手方向の長さを短くできる。但し、図9に示すように、レンズ6は、車両前方方向に向くように車両窓14とは平行ではなく、路面と略平行に設置されている。
【符号の説明】
【0032】
1 撮像基板
2 メイン基板
3 撮像素子
4 通信接続部
5 ケース
6 レンズ
7 電源部
8 映像処理部
9 認識処理部
11 固定具
12 メインコネクタ
13 メインコネクタ
14 車両窓
15 ねじA
16 ねじB
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9