(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記端末通信部は、前記第1の近距離無線通信によって前記ユーザ端末の存在を検出したことに応じて、前記ユーザ端末が前記サーバに前記払出通知を送信するべく前記サーバにログインするためのユーザインタフェースを前記ユーザ端末に表示させる
請求項2又は3に記載の現金払出システム。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
【0017】
図1は、一実施形態における現金払出システム5の利用環境の一例を概略的に示す。現金払出システム5は、サーバ110と、データベースサーバ120と、それぞれ現金自動払出機であるCD100a、CD100b及びCD100cと、銀行ネットワーク160と、ユーザ端末180とを備える。
【0018】
ユーザ端末180は、携帯機器である。ユーザ端末180は、例えば、スマートフォン等の移動電話機、携帯情報端末、タブレット型コンピューティングデバイス等の、通信機能を持つ携帯型の電子機器である。ユーザ端末180には、ネットバンキング用のアプリケーションソフトウェアがインストールされている。なお、当該アプリケーションソフトウェアを、「ネットバンキングアプリ」と略称する。ユーザ端末180は、インターネット回線等の公衆ネットワーク、移動体通信網等を含む通信ネットワーク170を通じて、ネットバンキング機能を提供するサーバ110と通信する。例えば、ユーザ端末180は、通信ネットワーク170を通じてサーバ110と通信して、サーバ110が提供するネットバンキング機能を利用して、振り込み等をサーバ110に指示する。
【0019】
サーバ110は、銀行ネットワーク160を通じてデータベースサーバ120にアクセスして、ネットバンキングの機能を含む、銀行業務に関連する様々な情報処理を行う。データベースサーバ120は、元帳データベース121、払出通知データベース122、認証情報データベース123、及び、銀行業務に関連する他の各種の情報を格納する。元帳データベース121には、口座毎の入出金履歴を含む口座関連情報が格納される。例えば、元帳データベース121は、入出金の種別、入出金が行われた日付、入出金の金額等の入出金履歴を口座毎に格納する。なお、サーバ110の機能は、1つ又は複数のサーバによって実現されてよい。また、データベースサーバ120の機能は、1つ又は複数のデータベースサーバによって実現されてよい。また、サーバ110及びデータベースサーバ120の機能は、1つのサーバによって実現されてもよい。
【0020】
CD100aは、銀行ネットワーク160を通じてサーバ110と通信して、ユーザ190に現金の払い出しを行う。なお、CD100a、CD100b及びCD100cは、それぞれ互いに同様の機能を有する。そのため、本実施形態の説明では、CD100a、CD100b及びCD100cの符号の末尾を省略して、「CD100」と総称する場合がある。
【0021】
CD100は、現金払出口104及びNFCインタフェース面102を備える。CD100は、NFC(Near Field Communication)機能を有し、NFCインタフェース面102の近傍に、NFCに基づく近距離無線通信に用いる電磁波を提供する。CD100は、NFC機能を持つ機器がNFCインタフェース面102の近傍に存在する場合に、当該機器を検出して、当該機器と近距離無線通信によって通信することができる。
【0022】
ユーザ端末180は、通信ネットワーク170を通じた無線通信に加えて、NFC機能を有する。ユーザ190は、ユーザ端末180のユーザである。ユーザ190は、ユーザ端末180を用いてサーバ110及びCD100と通信して、CD100から現金の払い出しを受ける。ユーザ190がCD100aから現金を払い出す場合を取り上げて、各構成要素の動作を概略的に説明する。
【0023】
ユーザ190は、CD100aから現金の払い出しをする場合に、先ず、CD100aのNFCインタフェース面102にユーザ端末180を近接させて、CD100aにユーザ端末180を検出させる。
【0024】
CD100aは、ユーザ端末180を検出すると、ユーザ端末180にネットバンキングアプリを起動させて、ネットバンキングのログイン画面をユーザ端末180に表示させる。ユーザ190は口座番号及びログインパスワード等のログイン情報を入力して、サーバ110にログインする。サーバ110は、認証情報データベース123に格納されている情報とログイン情報を照合して、ログインの可否を決定する。
【0025】
ユーザ190は、サーバ110にログインした後、ユーザ端末180に表示される操作画面を通じて、現金の払い出しのための操作を行う。このとき、ユーザ190は、ユーザ端末180の画面操作を通じて、払出金額を指定することができる。ユーザ端末180は、ユーザ190によって払出通知をするよう指示されると、ユーザ端末180のユーザID及び払出金額とともに、払出通知をCD100に送信する。サーバ110に送信されたユーザID及び払出金額の情報は、払出通知データベース122に対応づけて格納される。このように、サーバ110は、現金を払い出す旨の払出通知を送信したユーザIDを保持する。なお、ユーザIDは、ユーザ190を識別する識別情報の一例である。ユーザIDは、例えば銀行サービスの提供者によって、ユーザ190に割り当てられる。ユーザIDは、ユーザ端末180の識別情報であってもよい。
【0026】
続いて、ユーザ190は、CD100aのNFCインタフェース面102にユーザ端末180を再度近接させて、CD100aにユーザ端末180を検出させる。CD100aは、ユーザ端末180を検出すると、ユーザ端末180から近距離無線通信によってユーザIDを受信する。CD100aは、ユーザ端末180から受信したユーザIDをサーバ110に送信する。サーバ110は、CD100aから受信したユーザIDに一致するユーザIDが払出通知データベース122内に格納されている場合に、当該ユーザIDに対応づけられた払出金額を示す情報とともに、払い出しを許可する旨をCD100aに送信する。
【0027】
現金払出システム5によれば、ユーザ190はユーザ端末180を用いた簡単な操作でCD100から現金を引き出すことができる。また、ユーザ端末180が、CD100等からCD100内の制御に関する情報をユーザ端末180に送信する必要がない。そのため、安全性の高い現金払出システムを提供できる。また、現金払出システム5によれば、ユーザ190はユーザ端末180を用いて払出操作するので、CD100に払出操作をするための画面等を表示する必要がない。また、CD100にタッチパネル機能を組み込む必要もない。これにより、ディスプレイ等の表示デバイスやタッチパネル等のユーザインタフェースデバイスをCD100に組み込む必要がない。したがって、CD100のコストを削減できる。
【0028】
図2は、CD100が備える機能構成を示すブロック図である。CD100は、払出確認部200と、NFC部210と、サーバ通信部220と、現金払出部230とを備える。払出確認部200は、MPU等のプロセッサで実現される。NFC部210は、NFCを実現するICチップ等で実現される。サーバ通信部220は、ネットワークIC等で実現される。CD100は、2次元の画面を表示する表示デバイスを備えていない。
【0029】
ユーザ端末180は、処理部250と、NFC部260と、通信部270と、表示部280とを有する。処理部250は、MPU等のプロセッサで実現される。NFC部260は、NFCを実現するICチップ等で実現される。通信部270は、移動体通信用プロセッサ、ネットワークIC等で実現される。通信部270は、WiFi等の通信規格や、移動体通信の通信規格等、1つ又は複数の通信規格に従って通信する機能を有する。表示部280は、液晶ディスプレイ等の表示デバイスで実現される。
【0030】
CD100のNFC部210は、近距離無線通信を担う。NFC部210は、近距離無線通信によって、ユーザIDをユーザ端末180から受信する。具体的には、NFC部210は、ポーリング信号を定期的に発信する。ユーザ端末180のNFC部260は、NFC部210からのポーリング信号の電磁波を検出すると、ポーリング信号に応答する。これにより、CD100のNFC部210は、近接するユーザ端末180の存在を検出する。NFC部210は、近接するユーザ端末180の存在を検出した後、近距離無線通信によってユーザ端末180からユーザIDを受信することができる。
【0031】
払出確認部200は、NFC部210が近距離無線通信によってユーザIDを受信したことに応じて、サーバ110と通信して、NFC部210が受信したユーザIDをサーバ110が保持しているか否かを確認する。具体的には、払出確認部200は、NFC部210が受信したユーザIDをサーバ110に送信して、当該ユーザIDをサーバ110が保持しているか否かを示す情報をサーバ110から受信する。そして、現金払出部230は、NFC部210が受信したユーザIDをサーバ110が保持していることが払出確認部200によって確認された場合に、現金を払い出す。現金払出部230は、CD100内に格納されている紙幣等の中から、払い出すべき金額の現金を選択して、選択した現金を現金払出口104に移動させる。
【0032】
ユーザ端末180及びCD100は、1回の払い出しをするために、少なくとも2回の近距離無線通信を行ってよい。例えば、NFC部210は、第1の近距離無線通信によってユーザ端末180の存在を検出したことに応じて、払出通知をサーバ110に送信するためのユーザインタフェースをユーザ端末180に表示させる。そして、NFC部210は、第1の近距離無線通信の終了後の第2の近距離無線通信において、ユーザ端末180の存在を検出したことに応じて、ユーザIDをユーザ端末180から受信する。
【0033】
例えば、「ユーザインタフェース」は、ユーザ端末180にインストールされているアプリケーションソフトウェアによって提供される。一例として、「ユーザインタフェース」は、ネットバンキングアプリによって提供される。払出通知をサーバ110に送信する機能は、ネットバンキングアプリによって実装される。NFC部210は、第1の近距離無線通信によってユーザ端末180の存在を検出したことに応じて、ネットバンキングアプリにおいて払出通知送信用画面を有効化する有効化信号を、第1の近距離無線通信においてNFC部260に送信する。ユーザ端末180が有効化信号を受信すると、ネットバンキングアプリにおいて払出通知の送信を指示することが可能になる。なお、ユーザ端末180において、ネットバンキングアプリが起動していない場合には、有効化信号を受信したことに応じて、処理部250がネットバンキングアプリを起動する。これにより、処理部250は、サーバ110が提供するインターネットバンキングのログイン画面を、表示部280に表示させる。このように、NFC部210は、第1の近距離無線通信によってユーザ端末180の存在を検出したことに応じて、ユーザ端末180がサーバ110に払出通知を送信するべくサーバ110にログインするためのユーザインタフェースをユーザ端末180に表示させる。
【0034】
なお、ユーザIDは、サーバ110からユーザ端末180に割り当てられてよい。例えば、ユーザ端末180は、ネットバンキングアプリがインストールされて、ユーザ端末180がサーバ110に最初にアクセスしたときに、サーバ110からユーザIDを受信してよい。ユーザ端末180は、サーバ110から割り当てられたユーザIDをユーザ端末180内のセキュアな記憶領域に格納する。例えば、ユーザIDは、NFC部260内のセキュアな記憶領域に格納されてよい。
【0035】
図3は、ユーザ端末180、CD100及びサーバ110の処理シーケンスの一例を示す。S302において、NFC部210は、ポーリング動作を開始する。NFC部210は、上述したようにポーリング信号の定期的な発信を開始する。
【0036】
S304において、NFC部260は、NFC部210からのポーリング信号を受信すると、ポーリング信号に応答する。具体的には、NFC部260は、NFC部210からの電磁波を負荷変調することにより、ポーリング信号に対する応答を送信する。
【0037】
S306において、NFC部260は、払出通知を送信するユーザインタフェースを有効化することを指示する有効化信号を送信する。なお、NFC部260は、有効化信号を送信した後、NFC部260との通信が切断したことを検出すると、S304によって開始されたNFC部260との間の近距離無線通信を終了して、ポーリング動作を再開する(S308)。
【0038】
ユーザ端末180において、NFC部260がNFC部210からの有効化信号を受信すると、処理部250は、有効化信号に応じた処理を行う。例えば、処理部250は、インターネットバンキングを提供するソフトウェアが起動していない場合、当該アプリケーションソフトウェアを起動して、サーバ110へのログイン画面を表示する(S312)。ログイン画面については、
図4に関連してより詳細に説明する。
【0039】
ユーザ端末180において、ユーザ190がログイン画面に対してログイン情報を入力して、ユーザ190からログインが指示されると、サーバ通信部220は、入力されたログイン情報を、通信ネットワーク170を通じてサーバ110に送信する(S314)。ログイン情報には、例えば店番号、口座番号及びパスワードが含まれる。
【0040】
S316において、サーバ110は、受信したログイン情報を用いて、ユーザ190又はユーザ端末180を認証する。例えば、サーバ110は、ログイン情報に適合する情報が認証情報データベース123に格納されているかを判断する。サーバ110は、ログイン情報に適合する情報が認証情報データベース123に格納されている場合にログインを許可し、ログイン情報に適合する情報が認証情報データベース123に格納されていない場合にログインを拒否する。サーバ110は、ログインの可否を示す情報をユーザ端末180に送信する(S318)。
【0041】
図3の処理シーケンスは、ログインが許可された場合のシーケンスである。S306において有効化信号を受信しているので、処理部250は、ユーザ190の指示に応じて、払出通知送信用画面を表示部280に表示する(S320)。払出通知送信用画面については、
図6に関連してより詳細に説明する。ユーザ190は、払出通知送信用画面において、払出金額を指定することができる。ユーザ190から払出通知が指示されると、通信部270は、払出通知を、払出金額を示す払出金額情報及び口座識別情報とともにサーバ110に送信する(S322)。
【0042】
サーバ110がS322で送信された情報を受信すると、サーバ110は、データベースサーバ120の元帳データベース121にアクセスして、口座識別情報で識別される口座から、払出金額情報が示す払出金額の現金を引き出すことが可能であるか否かを判断する(S324)。例えば、サーバ110は、口座識別情報で識別される口座の残額が、払出金額と払出手数料との合計額以上であるか否かを判断する。サーバ110は、口座から払出金額の現金を引き出すことが可能であると判断した場合、ユーザID及び払出金額を、データベースサーバ120の払出通知データベース122に格納する(S326)。払出通知データベース122については、
図7に関連してより詳細に説明する。サーバ110は、払出金額の現金を引き出すことが可能であれば払い出しを許可し、払出金額の現金を引き出すことが不可能であれば払い出しを拒否する。サーバ110は、払い出しの可否を示す通知を、ユーザ端末180に送信する(S328)。
【0043】
図3の処理シーケンスは、払い出しが許可された場合のシーケンスである。ユーザ端末180において、サーバ110から払い出しを許可する旨を受信すると、処理部250は、ユーザ端末180をCD100のNFCインタフェース面102にタッチさせる旨の指示画面を、表示部280に表示させる(S330)。
【0044】
ユーザ端末180がCD100のNFCインタフェース面102に近接すると、NFC部260は、NFC部210からのポーリング信号を受信して、ポーリング信号に応答する(S332)。これにより、NFC部210は、近接するユーザ端末180の存在を再び検出する。
【0045】
S334において、NFC部260は、ユーザ端末180のユーザIDを送信する。NFC部210がユーザIDを受信すると、払出確認部200は、NFC部210が受信したユーザIDと、CD100の識別情報である払出装置IDとを、銀行ネットワーク160を通じてサーバ110に送信する(S340)。
【0046】
S342において、サーバ110は、ユーザID及び払出装置IDをCD100から受信すると、払出通知データベース122を検索して、CD100から受信したユーザIDが払出通知データベース122に格納されているか否かを判断する(S342)。CD100から受信したユーザIDが払出通知データベース122に格納されている場合、当該ユーザIDに対応づけて払出通知データベース122に格納されている払出金額を示す払出金額情報を、払い出しを許可する旨の通知とともに、銀行ネットワーク160を通じてCD100に送信する(S344)。
【0047】
CD100において、払出確認部200が払い出しを許可する旨の通知及び払出金額情報をサーバ110から受信すると、現金払出部230は現金を払い出す(S346)。
【0048】
図4は、ユーザ端末180が表示部280に表示するログイン画面400を概略的に示す。ログイン画面400は、店番号の入力ボックス410と、口座番号の入力ボックス420と、暗証番号の入力ボックス430と、ログインボタン440とを、構成オブジェクトとして含む。
【0049】
ユーザ190は、入力ボックス410が表示された位置をタッチして、入力ボックス410に店番号を入力することができる。ユーザ190は、入力ボックス420が表示された位置をタッチして、入力ボックス420に口座番号を入力することができる。また、ユーザ190は、入力ボックス430が表示された位置をタッチして、入力ボックス430にパスワードを入力することができる。
【0050】
ユーザ190は、ログインボタン440が表示された位置をタッチすることで、サーバ110へのログインを指示することができる。具体的には、処理部250は、ネットバンキングアプリの制御に従って、ログインボタン440が表示された位置がタッチされたことを検出すると、入力ボックス410、入力ボックス420及び入力ボックス420に入力された情報を取得して、取得した情報を含むログイン情報を、通信部270からサーバ110へ送信させる。
【0051】
図5は、ログインが完了した後に表示部280に表示されるメニュー選択画面500の一例を概略的に示す。メニュー選択画面500は、払出通知送信メニューの選択ボタン510を、構成オブジェクトの一部として含む。選択ボタン510は、払出通知を送信するための払出通知送信用画面を表示させるためのオブジェクトである。
【0052】
なお、メニュー選択画面500は、ユーザ端末180をCD100に1度タッチさせて、ユーザ端末180が上述した有効化信号を受信している場合の画面である。ユーザ端末180が有効化信号を受信しているので、処理部250は、選択ボタン510を有効化して表示する。
【0053】
ユーザ190は、有効化された選択ボタン510が表示された位置をタッチすることで、払出通知送信画面を表示するようユーザ端末180に指示することができる。具体的には、処理部250は、ネットバンキングアプリの制御に従って、選択ボタン510が表示された位置がタッチされたことを検出すると、
図6に示す払出通知送信用画面を表示部280に表示させる。
【0054】
図6は、払出通知送信用画面600を概略的に示す。払出通知送信用画面600は、払出金額の入力ボックス610と、出金通知送信ボタン620とを含む。ユーザ190は、入力ボックス610が表示された位置をタッチして、入力ボックス610に金額を入力することができる。
【0055】
ユーザ190は、出金通知送信ボタン620が表示された位置をタッチすることで、払い出しをすることをサーバ110に通知することができる。具体的には、処理部250は、ネットバンキングアプリの制御に従って、出金通知送信ボタン620が表示された位置がタッチされたことを検出すると、入力ボックス610に入力された情報を取得して、取得した情報及び払出通知を、ユーザID及び口座識別情報とともに通信部270からサーバ110へ送信させる。
【0056】
なお、払出通知を送信が完了すると、払出確認部200は、払出通知を送信済みである旨の払出通知送信済情報を保持してよい。例えば、払出確認部200は、NFC部260のセキュアな記憶領域に、払出通知送信済情報を格納してよい。払出通知送信済情報を保持することで、払出確認部200は、例えば
図3のS330の後にポーリング信号を検出した場合に、払出通知を既に送信済みであるか否かを判断することができる。払出通知を既に送信済みであれば、払い出しを行うべく、ユーザIDを送信することができる(S334)。
【0057】
なお、
図5に示すメニュー選択画面500及び
図6に示す払出通知送信用画面600は、ユーザ190が払出金額を指定するためのユーザインタフェースの一例である。また、
図4から
図6にかけて、ネットバンキングの画面遷移に従う画面の切り換え例を説明した。しかし、様々な態様も考える。例えば、
図4に示すログイン情報を入力する画面の構成オブジェクトに、
図6に示す入力ボックス610に対応するオブジェクトを含めてよい。ユーザからログインの指示を受けたことに応じて、
図3のS314で送信されるログイン情報及び
図3のS322で送信される情報をサーバ110に送信してもよい。また、送金金額は固定額であってよい。この場合、入力ボックス610に替えて、固定額の払出金額を示す固定の文字列を表示させてよい。
【0058】
図7は、払出通知データベース122が格納する情報をテーブル形式で示す。払出通知データベース122は、有効な払出通知に関する情報を格納する。払出通知データベース122は、口座識別情報と、ユーザIDと、払出金額と、払出通知の受付日時とを対応づけて格納する。
【0059】
サーバ110は、払出通知送信用画面600を通じて払出金額情報、口座識別情報及びユーザIDとともに払出通知をユーザ端末180から受信すると、これらの情報を対応づけて払出通知データベース122に格納する。このように、サーバ110は、払出通知送信用画面600を通じてユーザ190が指定した払出金額を示す情報及び払出通知をユーザ端末180から受信すると、払出金額を示す払出金額情報を、払出通知を送信したユーザIDに対応づけて保持する。なお、サーバ110は、払出通知データベース122に払出情報を格納するとともに、元帳データベース121にアクセスして、元帳データベース121に格納される残高から払出金額を減じる。
【0060】
払出通知データベース122に情報が格納されると、
図3のS332、S334、S340、S342、S344及びS346等に関連して説明したように、ユーザ端末180をCD100に再度タッチするだけで現金の払い出しをすることが可能になる。具体的には、ユーザ端末180をCD100に再度タッチすると、NFC部260から送信されたユーザIDをNFC部210によって受信される。そして、払出確認部200は、NFC部210が受信したユーザIDを、サーバ通信部220からサーバ110へ送信させる。そして、サーバ通信部220は、当該ユーザIDに対応づけてサーバ110が保持している払出金額情報をサーバ110から受信する。そして、現金払出部230は、サーバ110から受信した払出金額情報が示す払出金額の現金を払い出す。
【0061】
以上に説明した現金払出システム5によれば、ユーザ190は、ユーザ端末180を用いた簡単な操作でCD100から現金を引き出すことができる。また、CD100やサーバ110内の制御に関する情報をユーザ端末180に送信する必要がない。そのため、安全性の高い現金払出システムを提供できる。
【0062】
(現金払出システム5の第1変形例)
上述したように、現金払出システム5では、NFC部210は、第1の近距離無線通信によってユーザ端末180の存在を検出したことに応じて、払出通知をサーバ110に送信するためのユーザインタフェースを有効化させる。ここで、現金払出システム5の第1変形例では、NFC部210は、第1の近距離無線通信によってユーザ端末180の存在を検出したことに応じて、ユーザIDをユーザ端末180から更に受信してもよい。そして、現金払出部230は、NFC部210が第1の近距離無線通信によって受信したユーザIDと、NFC部210が第2の近距離無線通信によって受信したユーザIDとが一致する場合に、現金を払い出してよい。
【0063】
第1変形例の第1実装例として、払出確認部200は、第1の近距離無線通信において受信したユーザIDを予め定められた時間保持してよい。そして、第2の近距離無線通信において受信したユーザIDが、払出確認部200が保持しているユーザIDと異なる場合に、現金の払い出しを受け付けない旨をユーザ190に通知してよい。例えば、NFC部210による近距離無線通信を用いて、現金の払い出しを受け付けない旨をユーザ端末180に通知してよい。また、エラー時に点灯させる点灯装置をCD100に設けて、点灯装置を点灯させることによって、現金の払い出しを受け付けない旨をユーザ190に通知してよい。これにより、同一のCD100にユーザ端末180を2回タッチさせた場合に限り、払い出しを可能にすることができる。
【0064】
第1変形例の第2実装例として、払出確認部200は、第1の近距離無線通信において受信したユーザIDを、払出装置IDとともにサーバ110に送信して、サーバ110に保持させてよい。サーバ110は、CD100から受信した払出装置IDを予め定められた時間保持する。そして、例えば
図3のS322において、保持しているユーザIDに一致するユーザIDを受信すると、S326において、当該ユーザIDと保持している払出装置IDとの組み合わせを、払出通知データベース122に格納してよい。そして、
図3のS342においては、S340で受信したユーザIDと払出装置IDとの組み合わせを検索して、当該組み合わせが払出通知データベース122に格納されていない場合は、S344において払い出しを許可しない旨をCD100に送信してよい。
【0065】
このように、現金払出システム5における第1変形例の第2実装例では、NFC部210は、第1の近距離無線通信によってユーザ端末180の存在を検出したことに応じて、第1の近距離無線通信においてユーザIDをユーザ端末180から受信し、払出確認部200は、第1の近距離無線通信によってユーザ端末180から受信したユーザIDと、払出装置IDとを、サーバ110へと送信させる。そして、サーバ110は、CD100から受信したユーザIDと払出装置IDとを対応づけて保持する。払出確認部200は、NFC部210が第2の近距離無線通信によってユーザIDをユーザ端末180から受信したことに応じて、受信したユーザIDと払出装置IDとを、サーバ通信部220からサーバ110へ送信させる。サーバ110は、CD100からユーザID及び払出装置IDを受信した場合に、受信したユーザIDに対応づけて受信した払出装置IDを保持していることを条件として、CD100が現金を払い出すことをCD100に許可する。
【0066】
以上に説明した現金払出システム5の第1変形例によれば、最初に用いたCD100とは異なるCD100から現金の払い出しを禁止することができる。そのため、ユーザ端末180で払出通知を送信した後にユーザ端末180が盗まれたとしても、他のCD100で現金が引き出されることがない。したがって、現金払出システム5の第1変形例によれば、不正利用される可能性を低減することができる。
【0067】
(現金払出システム5の第2変形例)
現金払出システム5の第2変形例として、CD100は、近距離無線通信の通信可能範囲より広い範囲にビーコンを発信するビーコン発信部を更に有してよい。ユーザ端末180は、ビーコン信号を受信するビーコン信号受信部を更に有してよい。ここで、ビーコン信号は、
図3のS306の有効化信号を代替する信号であってよい。具体的には、ビーコン信号は、払出通知をサーバ110に送信するためのユーザインタフェースをユーザ端末180に表示させる信号であってよい。この第2変形例では、ユーザ端末180がビーコン信号を受信した場合には、ユーザ端末180は
図3のS312の処理を実行してよい。その後、ユーザ端末180、CD100及びサーバ110は、
図3のS314以降の処理を実行してよい。
【0068】
(現金払出システム5の第3変形例)
図8は、現金払出システム5の第3変形例としての現金払出システム805の利用環境の一例を概略的に示す。現金払出システム805が備える構成要素のうち、現金払出システム5が備える構成要素と同様の機能を有する構成要素には、現金払出システム5の構成要素に付した符号と同一の符号を付して、その説明を省略する場合がある。また、現金払出システム805と現金払出システム5との相違点を主として説明する。
【0069】
現金払出システム805は、現金払出システム5が備える構成要素に加えて、受付装置800を備える。受付装置800は、CD100a、CD100b及びCD100cに対応づけて設けられる。受付装置800は、CD100a、CD100b及びCD100cとは異なる位置に設けられる。一利用例として、CD100a、CD100b及びCD100cは、同一店舗内に設けられた現金自動払出機であり、受付装置800は、当該店舗内の複数のCD100に対応づけて1つ設けられる。
【0070】
受付装置800は、現金払出システム5においてCD100a、CD100b及びCD100cがそれぞれ行う第1の近距離無線通信に関する処理を担う。例えば、受付装置800は、
図3のS302からS306までの処理を担う。受付装置800は、現金払出システム805におけるCD100a、CD100b及びCD100cは、
図3のS332以降の処理を担う。したがって、現金払出システム805におけるCD100a、CD100b及びCD100cは、現金払出システム5において行われる第1の近距離無線通信に関する処理を行わない。
【0071】
受付装置800は、NFC機能を有する。具体的には、受付装置800は、現金払出システム5におけるNFC部210が第1の近距離無線通信で行う機能部分を有する。具体的には、受付装置800は、近距離無線通信によってユーザ端末180と通信し、近距離無線通信によってユーザ端末180の存在を検出したことに応じて、サーバ110に払出通知を送信するためのユーザインタフェースをユーザ端末180に表示させる。
【0072】
現金払出システム805によれば、ユーザ190は、CD100の前で払出操作を開始する必要がないので、CD100で行う払出に係る時間を短縮することができる。一利用例として、ユーザ190は、受付装置800にユーザ端末180を近接させてから、CD100の利用を待っている利用者の行列の最後に並ぶ。ユーザ190は、CD100を利用する順番を待っている間に、ユーザ端末180を用いて払出金額の入力や払出通知の送信等の払出操作を行うことができる。これにより、CD100を利用できるようになれば、NFCインタフェース面102にユーザ端末180を1回タッチするだけで、現金払出口104からすぐに現金を受け取ることができる。
【0073】
(現金払出システム805の第1変形例)
図9は、現金払出システム805の第1変形例において受付装置800が備える機能ブロックを概略的に示す。現金払出システム805の第1変形例において、受付装置800は、概略的には、現金払出システム5の第1変形例においてCD100a、CD100b及びCD100cがそれぞれ行う第1の近距離無線通信に関する処理を担う。受付装置800は、通信部900と、NFC部910とを備える。
【0074】
NFC部910は、上述した現金払出システム5の第1変形例に関連して説明したNFC部210の機能と同様の機能を有する。具体的には、NFC部910は、近距離無線通信によってユーザ端末180の存在を検出したことに応じて、ユーザIDをユーザ端末180から更に受信する。
【0075】
通信部900は、CD100a、CD100b及びCD100cと通信する。より具体的には、通信部900は、NFC部910が受信したユーザIDを、CD100a、CD100b及びCD100cのそれぞれに送信する。
【0076】
そして、CD100a、CD100b及びCD100cのそれぞれは、上述した現金払出システム5の第1変形例の第1実装例と同様に、受信したユーザIDを予め定められた時間保持する。具体的には、払出確認部200が、ユーザIDを予め定められた時間保持する。その後のCD100における処理は、現金払出システム5の第1変形例の第1実装例において説明した処理と同様であるので、説明を省略する。
【0077】
現金払出システム805の第1変形例によれば、受付装置800で初回の受付を済ませると、受付装置800に対応づけられたCD100のいずれかを利用する順番を待っている間に、ユーザ端末180で払出操作を行うことができる。一方、受付装置800に対応づけられていないCD100で現金を払い出すことはできない。例えば、一利用例において、ある店舗内の受付装置800で受付を済ませると、他の店舗内のCD100で現金が払い出すことはできない。そのため、ある店舗内の受付装置800で受付をしてユーザ端末180で払出通知を送信した後、現金を引き出す前にユーザ端末180が盗まれたとしても、他の店舗のCD100で現金が引き出されることがない。したがって、現金払出システム805の第1変形例によれば、口座から現金が不正に引き出される可能性を低減することができる。
【0078】
(現金払出システム805の第2変形例)
現金払出システム805の第2変形例において、通信部900は、上述した現金払出システム5の第1変形例における第2実装例の機能に対応する機能を有してよい。
【0079】
具体的には、通信部900は、近距離無線通信において受信したユーザIDを、受付装置800に対応づけられたCD100aの払出装置ID、CD100bの払出装置ID及びCD100cの払出装置IDとともにサーバ110に送信して、サーバ110に保持させる。例えば、サーバ110は、受付装置800から受信した3つの払出装置IDのそれぞれとユーザIDとの3つの組み合わせを、予め定められた時間保持する。具体的には、サーバ110は、3つの組み合わせを払出通知データベース122に格納する。そして、CD100a、CD100b及びCD100cのいずれかからユーザID及び払出装置IDを受信した場合に、受信したユーザIDと払出装置IDとの組み合わせを検索して、当該組み合わせが払出通知データベース122に格納されている場合に払い出しを許可する旨を当該CD100に送信し、当該組み合わせが払出通知データベース122に格納されていない場合に、払い出しを拒否する旨を当該CD100に送信する。
【0080】
このように、現金払出システム805の第2変形例によると、受付装置800において、NFC部910は、近距離無線通信によってユーザ端末180の存在を検出したことに応じて、近距離無線通信においてユーザIDをユーザ端末180から受信する。通信部900は、近距離無線通信によってユーザ端末180から受信したユーザIDと、受付装置800に対応づけられた1以上のCD100の払出装置IDとを、サーバ110に送信する。サーバ110は、受付装置800から受信したユーザIDと払出装置IDとを対応づけて保持する。その後、払出確認部200は、NFC部210が近距離無線通信によってユーザIDをユーザ端末180から受信したことに応じて、受信したユーザIDと払出装置IDとをサーバ110に送信する。サーバ110は、払出確認部200からユーザID及び払出装置IDを受信した場合に、払出確認部200から受信したユーザIDに対応づけて払出確認部200から受信した払出装置IDを保持していることを条件として、CD100が現金を払い出すことをCD100に許可する。現金払出システム805の第1変形例と同様に、現金払出システム805の第2変形例によっても、口座から現金が不正に引き出される可能性を低減することができる。
【0081】
上述した現金払出システム5及び現金払出システム5の各変形例、並びに、現金払出システム805及び現金払出システム805の各変形例によれば、ユーザ190は払出操作をユーザ端末180で行うことができるので、ディスプレイ等の表示デバイスやタッチパネル等のユーザインタフェースデバイスをCD100に組み込まずに済む。そのため、CD100のコストを削減できる。また、ユーザ190はCD100に手を触れずに払出操作をすることができるので衛生的でもある。また、CD100のメンテナンス頻度を小さくすることができる。また、故障が発生する確率を低減することができる。そのため、現金自動払出装置を沢山の場所に設置することが容易になる。例えば、駅や空港等の様々な場所に設置することが容易になる。また、イベント会場等にCD100や受付装置800を設置することが容易となる。このように、CD100や受付装置800を動的に設けることが容易になる。
【0082】
なお、上述した現金払出システム5及び現金払出システム5の各変形例、並びに、現金払出システム805及び現金払出システム805の各変形例として、現金自動払出機であるCD100を取り上げて説明した。しかし、現金払出システムとは、現金自動預払機(ATM)やATMを利用するシステムを含む概念である。上述したCD100に関連する機能の少なくとも一部を現金自動預け払い機(ATM)に適用して、上述した現金払出システム5や現金払出システム805に関連する機能の少なくとも一部をATMシステムに適用できる。また、現金払出システムの適用対象は、銀行口座からの現金引き出しに限られない。現金払出システムは、各種の金融口座からの現金引き出しや、キャッシング等にも適用できる。
【0083】
上記の説明において、CD100の動作として説明した処理の少なくとも一部は、プロセッサがプログラムに従ってコンピュータが有する各ハードウェア(例えば、ハードディスク、メモリ等)を制御することにより実現できる。このように、CD100の処理の少なくとも一部は、プロセッサがプログラムに従って動作して各ハードウェアを制御することにより、プロセッサ、ハードディスク、メモリ等を含む各ハードウェアとプログラムとが協働して動作することにより実現できる。すなわち、プログラムが、CD100の各部としてコンピュータを機能させることができる。コンピュータは、上述した処理の実行を制御するプログラムを読み込み、読み込んだプログラムに従って動作して、当該処理を実行してよい。コンピュータは、当該プログラムを記憶しているコンピュータ読取可能な記録媒体から当該プログラムを読み込むことができる。また、当該プログラムは通信回線を通じてコンピュータに供給され、コンピュータは、通信回線を通じて供給されたプログラムを読み込んでよい。
【0084】
なお、NFCに基づく無線通信は、近距離無線通信の一例である。近距離無線通信としては、NFC及びFelica(登録商標)等の近接場型無線通信、Bluetooth(登録商標)等に基づく無線通信、並びにIrDA等に基づく赤外線通信等を例示できる。
【0085】
同様に、サーバ110の動作として説明した処理の少なくとも一部は、プロセッサがプログラムに従ってコンピュータが有する各ハードウェアを制御することにより実現でき、プログラムがサーバ110としてコンピュータを機能させることができる。また同様に、ユーザ端末180の動作として説明した処理の少なくとも一部は、プロセッサがプログラムに従ってコンピュータが有する各ハードウェアを制御することにより実現できる。プログラムが、ユーザ端末180の各部としてコンピュータを機能させることができる。これらのプログラムも、当該プログラムを記憶しているコンピュータ読取可能な記録媒体としてコンピュータに供給できる。また、これらのプログラムも、通信回線を通じてコンピュータに供給され、コンピュータは、通信回線を通じて供給されたプログラムを読み込んでよい。
【0086】
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
【0087】
特許請求の範囲、明細書、及び図面中において示した装置、システム、プログラム、及び方法における動作、手順、ステップ、及び段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、及び図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
【解決手段】現金払出システムは、近距離無線通信によって、ユーザ識別情報をユーザ端末180から受信する端末通信部210と、端末通信部が近距離無線通信によってユーザ識別情報を受信したことに応じて、現金を払い出す旨の払出通知を送信したユーザ端末のユーザのユーザ識別情報を保持するサーバと通信して、端末通信部が受信したユーザ識別情報をサーバが保持しているか否かを確認する払出確認部200と、端末通信部が受信したユーザ識別情報をサーバが保持していることが払出確認部によって確認された場合に、現金を払い出す現金払出部230とを備える。