(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5961753
(24)【登録日】2016年7月1日
(45)【発行日】2016年8月2日
(54)【発明の名称】時計用脱進装置
(51)【国際特許分類】
G04B 15/06 20060101AFI20160719BHJP
【FI】
G04B15/06
【請求項の数】8
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2015-515400(P2015-515400)
(86)(22)【出願日】2012年6月7日
(65)【公表番号】特表2015-518965(P2015-518965A)
(43)【公表日】2015年7月6日
(86)【国際出願番号】EP2012060825
(87)【国際公開番号】WO2013182243
(87)【国際公開日】20131212
【審査請求日】2015年3月12日
(73)【特許権者】
【識別番号】514299479
【氏名又は名称】デトラ ソシエテ アノニム
(74)【代理人】
【識別番号】100100549
【弁理士】
【氏名又は名称】川口 嘉之
(74)【代理人】
【識別番号】100113608
【弁理士】
【氏名又は名称】平川 明
(74)【代理人】
【識別番号】100123319
【弁理士】
【氏名又は名称】関根 武彦
(74)【代理人】
【識別番号】100146330
【弁理士】
【氏名又は名称】本間 博行
(72)【発明者】
【氏名】トゥ,シュエン メイ
【審査官】
深田 高義
(56)【参考文献】
【文献】
欧州特許出願公開第01276021(EP,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G04B 15/06
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
てんぷプレート(4)とがんぎ車(1)との間で2つの交互動作をする時計仕掛けムーブメントの脱進装置であって、
第1の可動体(2)と、
第2の可動体(3)と、
基本的に一定のトルクを受け、前記第1の可動体(2)および前記第2の可動体(3)に機械エネルギーを交互に送るように構成されたがんぎ車(1)と、
前記第1の可動体(2)と前記第2の可動体(3)との間で機械的に伝達するための手段(24、34)と、
前記がんぎ車(1)と前記第1の可動体(2)との間の機械的伝達手段(22)および係止手段(23)と、
前記がんぎ車(1)と前記第2の可動体(3)との間の機械的伝達手段(32)および係止手段(33)と、
前記第2の可動体(3)と前記てんぷプレート(4)との間の機械的伝達手段(35)と、
を含み、
前記第1の可動体(2)の前記係止手段(23)は、その係止面(23)に前記がんぎ車(1)によって伝達される力が、前記第1の可動体(2)のほぼ回転中心近くを通るように配置された係止面(23)からなり、
前記第2の可動体(3)の前記係止手段(33)は、その係止面(33)に前記がんぎ車(1)によって伝達される力が、前記第2の可動体(3)のほぼ回転中心近くを通るように配置された係止面(33)からなり、
前記可動体(2)の前記機械的伝達手段は駆動面(22)からなり、前記駆動面(22)は、前記係止面(23)に隣接し、前記第1の可動体(2)の前記係止面(23)から前記第1の可動体(2)の前記駆動面(22)に向かう外角α2が、前記がんぎ車(1)の回転角の符号と同じ符号を有するように配置されており、
前記第2の可動体(3)の前記機械的伝達手段は駆動面(32)からなり、前記駆動面(32)は、前記係止面(33)に隣接し、前記第2の可動体(3)の前記係止面(33)から前記第2の可動体(3)の前記駆動面(32)に向かう外角α3が、前記がんぎ車(1)の回転角の符号と同じ符号を有するように配置されており、
前記第1の可動体(2)の前記係止面(23)および前記第2の可動体(3)の前記係止面(33)は凹面であること、
を特徴とする脱進装置。
【請求項2】
前記がんぎ車(1)、前記第1の可動体(2)、前記第2の可動体(3)、および前記てんぷプレート(4)は、同じ中間平面に配置されることを特徴とする、請求項1に記載の脱進装置。
【請求項3】
前記がんぎ車(1)はN個の歯を有し、前記面(33)上の係止点と前記面(23)上の係止点との間で、前記がんぎ車(1)が前記がんぎ車の回転中心に対して移動する角度は180°/Nであることを特徴とする、請求項1または2に記載の脱進装置。
【請求項4】
前記第1の可動体(2)の前記係止面(23)および前記第2の可動体(3)の前記係止面(33)は円筒面であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の脱進装置。
【請求項5】
前記がんぎ車(1)の前記歯数は6以下であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の脱進装置。
【請求項6】
前記第1の可動体(2)と前記第2の可動体(3)との間の前記機械的伝達手段(24、34)は、同じピッチ円直径を有する歯車からなることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の脱進装置。
【請求項7】
前記第1の可動体(2)の前記係止面(23)および前記第2の可動体(3)の前記係止面(33)は、120°〜170°の外角νを間になす2つの平面で構成されることを特徴とする、請求項1に記載の脱進装置。
【請求項8】
請求項1〜7のいずれか1項に記載の脱進装置を装備した時計。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、時計仕掛け用の脱進装置、特に、渦巻きばねてんぷ型腕時計用の脱進装置に関する。
【背景技術】
【0002】
機械式時計の脱進装置は、一方で、機械振動子の振動運動を維持するために必要なエネルギーを供給し、他方で、時刻表示装置を駆動する歯車列に振動周波数を伝達するように構成された主要部品である。
【0003】
最も幅広く使用されている脱進装置は、現在のところスイスレバー脱進機である。このタイプの脱進機は、多数の研究および出版物の対象であった。Federation of Swiss Technical Schoolsによって刊行された「時計仕掛け理論」と題した説明書、および同出版元からの説明書「脱進機およびステッピングモータ」が、このタイプの脱進機の動作を詳細に説明している。このタイプの脱進機の主な欠点は次の通りである。
−低効率:最良の効率は30%〜40%程度である。
−製造上の難点:上記の効率を得るために、スイスレバーは、高精度の最終微調整ステップを必要とする。
−動作周波数の制限:がんぎ車によるレバーの駆動が接線方向でない。機械推進時に、がんぎ車の歯がレバーアンクル(lever pallet)に沿ってスライドし、動作周波数が高い場合に摩耗問題を引き起こす。
【0004】
摩耗問題を解決するために、欧州特許出願公開第0018796A2号明細書は、接線方向駆動式の脱進機を提案している。このタイプの脱進機の欠点は、積み重ねた2つホイールを使用する必要があることであり、積み重ねた2つのホイールは、脱進機の慣性を増大させ、その結果、効率が低下する。さらに、高精度の最終微調整ステップ数が、スイスレバー脱進機と同等である。
【0005】
文献によって公知の別のタイプの接線方向駆動脱進機として、デタント(戻り止め)式脱進機がある。このタイプの脱進機は1つの交互動作(active alternation)を行う、すなわち、がんぎ車は、渦巻きばね天輪の振動周期当たり1回進んで、機械推進力を供給する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】欧州特許出願公開第0018796号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の目的は、単一のがんぎ車で、振動周期当たり2つの交互動作を行い、しかも、動作時にスイスレバー脱進機よりもエネルギー消費が少ない接線方向駆動脱進装置を提案することで、上記した公知の脱進機の欠点を是正することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
このために、請求項1に規定した脱進機は、ただ1つのがんぎ車を有し、係止面から駆動面に向かう各可動体の外角が、(推進段階時に)がんぎ車の主回転方向と同じ方向を有するために、がんぎ車と各可動体との間の摩擦が低減されることから、動作はより少ない
エネルギーで済ますことができる。言い換えると、各可動体の係止面および駆動面は、駆動または推進段階時に、がんぎ車と、このときにがんぎ車と接触する可動体とが、反対の回転方向を有するように配置されており、推進段階時に接線方向に駆動する。
【発明の効果】
【0009】
その結果、本発明による脱進機は、単一のがんぎ車を有するに過ぎないために単純であるが、動作余裕を増大させ、高い振動周波数で使用することができる。さらには、この構成によれば、がんぎ車からてんぷへのエネルギーの伝達が効率的であるといえる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】
図1は、本発明による脱進装置の実施形態の全体平面図を示している。
【
図3】
図3は、第1の休止位置から離れた直後における
図1の脱進機の位置を示している。
【
図4】
図4は、てんぷが反時計方向に回転するときのがんぎ車からてんぷへのエネルギー伝達段階を示している。
【
図5】
図5は、第1の休止位置にある可動体2、3およびがんぎ車1を示している。
【
図6】
図6は、スイスレバー脱進機の入力アンクルの面法線n61、62間の外角αeと、出力アンクルの面法線n63、64間の外角αsとを示している。
【
図7】
図7は、てんぷが反時計方向に回転しているときのがんぎ車からてんぷへのエネルギー伝達段階の終わりを示している。
【
図9】
図9は、第2の休止位置から離れた直後の
図1の脱進機の位置を示している。
【
図10】
図10は、てんぷが時計方向に回転しているときのがんぎ車からてんぷへのエネルギー伝達段階を示している。
【
図11】
図11は、てんぷが時計方向に回転しているときのがんぎ車からてんぷへのエネルギー伝達段階の終わりを示している。
【
図13】
図13は、可動体2の係止面23の変形型実施形態を示している。
【
図14】
図14は、可動体3の係止面33の変形型実施形態を示している。
【
図15】
図15は、各可動体2、3のピッチ円直径が等しい場合を示している。
【
図16】
図16は、第2の可動体の係止面の変形例を示している。
【
図17】
図17は、第1の可動体の係止面の変形例を示している。
【
図18】
図18は、第2の可動体の係止面の変形例を示している。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本願では、がんぎ車と、考察されている可動体本体との間の接触点が移動する方向と同じ方向で測定される外角について言及する。本願において、これは、がんぎ車を解放するときに、この角度を測定する方向が、考察されている回転方向と反対である、ということである。
【0012】
本発明による脱進装置(脱進機)の一実施形態が、平面図と、破線で示した3つの切断面の立面図とで
図1に示されている。
図1による脱進装置は、以下のものを含む。
−伝え車を介して香箱によって駆動されるがんぎ車。このがんぎ車は、軸11のまわりを反時計方向に回転する。
−推進面22および係止面23を備えた第1の歯状構造と、第2の歯状構造24とを備える、軸21のまわりに回転する可動体2。
−推進面32および係止面33を備えた第1の歯状構造と、第2の歯状構造34と、第
3の歯状構造35とを備える、軸31のまわりに回転する可動体3。
【0013】
直接的には脱進装置の部品ではないが、
図1はまた、軸41のまわりに回転し、歯状構造42を含むてんぷプレート4を示している。
【0014】
次に続く図は、本発明による脱進装置の主動作ステップを示している。
【0015】
図2は、
図1の脱進機の第1の休止位置を示している。
【0016】
この図では、てんぷは時計方向に回転している。てんぷの歯状構造42は、可動体3の歯状構造35から遠ざかりつつある。がんぎ車1の歯は、香箱トルクの影響を受けて、可動体3の係止面33に力Fを作用させている。この係止面33は、力Fの方向が、可動体3のほぼ中心近くを通るように配置されている。これらの条件下で、がんぎ車は係止(ロック)され、その結果として、歯状構造24、34によって可動体3および可動体2を固定している。
【0017】
図3は、第1の休止位置から離れた直後の
図6の脱進機の位置を示している。
【0018】
この図では、てんぷは反時計方向に回転している。てんぷの歯状構造42は、歯状構造35と接触するようになり、可動体3を時計方向に回転させる。この動作により、がんぎ車の歯が係止面33から解放(離脱)される。解放するために必要な機械的エネルギーは、係止面33に作用するがんぎ車の摩擦に打ち勝ち、可動体2、3を数度変位させるためだけに使用されるので極めて小さい。この適用例においては、解放時における可動体2、3の角変位は約4°である。
【0019】
図4は、てんぷが反時計方向に回転しているときのがんぎ車からてんぷへのエネルギー伝達段階を示している。
【0020】
この図では、がんぎ車1の歯は、推進面32を押圧し、可動体3を時計方向に駆動している。がんぎ車の機械的エネルギーは、歯状構造42、35によりてんぷに伝達される。可動体2も、可動体3によって歯状構造34、24を介して駆動される。なお、スイスレバー脱進機とは異なり、がんぎ車による可動体3の駆動は、推進面32の軌道に対してほぼ接線方向である。
【0021】
がんぎ車による可動体3の接線方向の駆動は、可動体3の面33、32の特定の配置により達成される。
【0022】
図5は、第1の休止位置にある可動体2、3およびがんぎ車1を示している。
【0023】
ベクトルn33は、がんぎ車の歯の係止点(locking point)での係止面33に対する面法線(これ以降「法線」と呼ぶ)を表し、ベクトルn32は、可動体3の推進面32の中心を通る法線を表し、α3は、n33とn32との間の外角を表す。
【0024】
本発明による脱進機の特定の特徴の1つは、がんぎ車の回転角の符号(sign)と同じ符号(sign)を有する外角α3によって明らかになる。この例示的な実施形態では、外角α3およびがんぎ車の回転角は、三角法の方向に対して正である。
【0025】
これらの特徴は、可動体2の係止面23に対する法線n23と、推進面22に対する法線n22との間の外角α2にも見られる。
【0026】
比較として、
図6は、スイスレバー脱進機の入力アンクル(input pallet)の係止面61に対する法線n61と、推進面62に対する法線n62との間の外角αe、およびスイスレバー脱進機の出力アンクルの係止面63に対する法線n63と、推進面64に対する法線n64との間の外角αsとを示している。
【0027】
外角αe、αsは、がんぎ車の回転角の符号と反対の符号であることが認められる。
【0028】
図7は、てんぷが反時計方向に回転しているときの、がんぎ車からてんぷへのエネルギー伝達段階の終わりを示している。このエネルギー伝達段階の終わりにおいては、がんぎ車の歯は可動体3の推進面32から離れ、可動体2の係止面23ががんぎ車1の歯に対向して位置付けられている(配置されている)。この間、てんぷは、その歯状構造42を可動体3の歯状構造35から遠ざけながら、補足の振動円弧をたどる。
【0029】
図8は、
図1の脱進機の第2の休止位置を示している。
【0030】
この図では、てんぷは反時計方向に回転している。てんぷの歯状構造42は、可動体3の歯状構造35から遠ざかりつつある。がんぎ車1の歯は、香箱トルクの影響を受けて、可動体2の係止面23に力Fを作用させている。この係止面23は、力Fの方向が、可動体2のほぼ中心近くを通るように配置されている。その結果として、がんぎ車は係止され、歯状構造24、34によって可動体2および可動体3を固定している。
【0031】
てんぷが時計方向に回転している場合の係合、エネルギー伝達、およびエネルギー伝達の終わりの各段階は、すでに提示した、てんぷが反時計方向に回転している場合と同様の態様であるのは明らかである。
【0032】
次に続く図は、これらの様々な段階を示している。
【0033】
図9は、第2の休止位置から離れた直後の
図1の脱進機の位置を示している。
【0034】
図10は、てんぷが時計方向に回転しているときの、がんぎ車からてんぷへのエネルギー伝達段階を示している。
【0035】
図11は、てんぷが時計方向に回転しているときの、がんぎ車からてんぷへのエネルギー伝達段階の終わりを示している。
【0036】
時計方向のこのエネルギー伝達段階の後、がんぎ車は、係止面33に再度係止され、動作サイクルを再開する。
【0037】
本発明による脱進装置は、渦巻きばねてんぷの振動周期当たり2つの交互動作を行い、がんぎ車は、交替ごとに180°/Nの角度だけ進むことが認められ、Nはがんぎ車の歯数である。さらに、がんぎ車の同じ歯が、係止面33、23で連続的に係止(ロック)される。がんぎ車の回転中心に対する面33、23上の係止点間の角度も180°/Nである。
【0038】
図12は、
図1の脱進機の可動体2を平面図および斜視図で示している。
【0039】
この例示的な実施形態では、係止面23は平面からなり、係止点でのこの平面に対する法線は、可動体2のほぼ回転中心近くを通過する。この平面を円筒面で置き換えることによって同じ効果を得ることも可能であり、円筒面の円筒軸は、可動体2の回転中心を通る。しかし、上記の面により、がんぎ車の係止が可能になったとしても、エネルギー伝達段
階の終わりで休止段階の直前における、がんぎ車の歯と係止面との間の衝突による反発(rebound)のために、それらの面により、係止位置を高精度で保証することができない。
【0040】
係止の精度を改善するために、
図13に示す係止面23の変形型実施形態は、この平面を凹面で置き換えて構成されている。
【0041】
図15は、2つの可動体2、3間の慣性の違いを最小限にするように、歯車24、34のピッチ円直径(Dp)が等しい場合を示している。
【0042】
図16および
図17は、それぞれ第1および第2の可動体の係止面の変形例を示しており、第1の可動体2または第2の可動体3の一方で、がんぎ車1の衝突または反発が発生した場合に確実に係止するように、これらの係止面は凹面であり、角度νで傾斜した2つの交差面からなる。これを実施する場合、第1の可動体2および第2の可動体3に対するがんぎ車1の相対角度位置が保証され、不必要に回転する可能性はない。
【0043】
図18は、第2の可動体の係止面33の変形例を示している。平面nは、第2の可動体3とがんぎ車1との間の係止点と、第2の可動体3の回転中心とを通る垂直面に垂直な平面を示している。係止面33の第1の面は、平面nに対して角度βをなしている。ゼロでない角度βにより、がんぎ車の耐衝撃性がより良好になり、他方で、離脱時にがんぎ車が反発し、このため、離脱時にエネルギー損失が生じる。第2の係止面は、平面nに対して角度γをなしている。高い値のγにより、係止の精度を改善することが可能になり、他方で、係止前にがんぎ車1がかなり反発する。様々な試行により、120°〜170°の角度値ν=180−(β+γ)が、良好な係止安全性と、推進の終わりでの最小またはゼロの反発と、離脱時における最小のエネルギー損失との間の最良の折衷案であることが分かった。
【0044】
当然ながら、添付の特許請求の範囲によって規定される本発明の範囲から逸脱することなく、当業者に明らかな様々な修正および/または改良を、本明細書で説明した本発明の様々な実施形態に適用することができる。