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特許5961757警報制御情報の処理方法、警報情報の受信方法及び端末
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5961757
(24)【登録日】2016年7月1日
(45)【発行日】2016年8月2日
(54)【発明の名称】警報制御情報の処理方法、警報情報の受信方法及び端末
(51)【国際特許分類】
   H04W 4/06 20090101AFI20160719BHJP
   H04W 72/04 20090101ALI20160719BHJP
   H04W 48/10 20090101ALI20160719BHJP
【FI】
   H04W4/06
   H04W72/04 136
   H04W48/10
【請求項の数】18
【全頁数】20
(21)【出願番号】特願2015-518837(P2015-518837)
(86)(22)【出願日】2013年7月26日
(65)【公表番号】特表2015-526000(P2015-526000A)
(43)【公表日】2015年9月7日
(86)【国際出願番号】CN2013080204
(87)【国際公開番号】WO2014015833
(87)【国際公開日】20140130
【審査請求日】2014年12月27日
(31)【優先権主張番号】201210261386.2
(32)【優先日】2012年7月26日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】511151662
【氏名又は名称】中興通訊股▲ふん▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】ZTE CORPORATION
(74)【代理人】
【識別番号】110000671
【氏名又は名称】八田国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】王 ▲きん▼ 崗
(72)【発明者】
【氏名】黄 河
【審査官】 遠山 敬彦
(56)【参考文献】
【文献】 米国特許出願公開第2010/0075625(US,A1)
【文献】 特開2010−263587(JP,A)
【文献】 国際公開第2010/032477(WO,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2011/0002250(US,A1)
【文献】 3rd Generation Partnership Project;Technical Specification Group Radio Access Network;Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA);Radio Resource Control (RRC);Protocol specification(Release 9),3GPP TS 36.331 V9.11.0 (2012-06),2012年 6月,p.22-34
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B 7/24− 7/26
H04W 4/00−99/00
3GPP TSG RAN WG1−4
SA WG1−2
CT WG1
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
基地局がコアネットワークからの警報情報を受信することと、
前記基地局がRRC層メッセージ中に異なるタイプの警報情報に対応する警報更新識別子及び送信待ちの警報メッセージ数を設定することにより、セル中に放送している警報情報が変更されたか又は変更されようとするかをUEに報知すること、又は、
前記基地局が前記RRC層メッセージ中に、セルが放送している又は放送しようとする警報セグメントの情報を設定することにより、セル中に放送している警報情報が変更されたか又は変更されようとするかを前記UEに報知することと、を含む警報制御情報の処理方法。
【請求項2】
前記警報情報は地震津波警報システム(ETWS)情報、商用移動警報システム(CMAS)情報又は公衆警報システム(PWS)情報であり、及び/又は、
前記RRC層メッセージはシステム情報ブロック(SIB)及びページングメッセージ(Paging)を含む請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記基地局が前記RRC層メッセージ中に異なるタイプの警報情報に対応する報更新識別子及び送信待ちの警報メッセージ数を設定することにより、セル中に放送している警報情報が変更されたか又は変更されようとするかを前記UEに報知した後、前記方法は、
前記基地局が前記RRC層メッセージ中において警報セグメントの情報を設定することをさらに含み、
前記警報セグメントの情報は、
警報メッセージカテゴリー、警報メッセージ識別子(messageIdentifier)、警報メッセージシリアル番号(serialNumber)及び警報メッセージセグメント番号(warningMessageSegmentNumber)のうちの1種又は複数種を含む請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
前記基地局が、セル中に放送している警報情報が変更されたか又は変更されようとするかを前記UEに報知することは、
前記基地局が、セル中に放送している警報情報には、警報情報の無から有への変化、警報情報の数の変化、警報情報の変化及び警報情報を有するシステム情報ブロックのスケジューリングの変化のうちの1種又は複数種が発生したかどうかを前記UEに報知することを含む請求項1又は2に記載の方法。
【請求項5】
ユーザ装置(UE)が、基地局が送信した無線資源コントロールプロトコル(RRC)層メッセージを受信し、そのうち、前記RRC層メッセージ中に、セルが放送している又は放送しようとする警報セグメントの情報、又は、異なるタイプの警報情報に対応する一つ又は複数の警報更新識別子及び送信待ちの警報メッセージ数が設定されることと、
前記UEが、前記RRC層メッセージに基づいて警報情報が変更されたかどうかを判断することと、を含む警報情報の受信方法。
【請求項6】
前記警報情報は地震津波警報システム(ETWS)情報、商用移動警報システム(CMAS)情報又は公衆警報システム(PWS)情報であり、及び/又は、
前記RRC層メッセージはシステム情報ブロック及びページングメッセージを含む請求項に記載の方法。
【請求項7】
前記UEが、前記RRC層メッセージに基づいて警報情報が変更されたかどうかを判断することは、
前記UEが前記RRC中における相応するタイプ警報情報に対応する一つ又は複数の警報更新識別子を読み込んで保存し、今回読み取ったものが前回読み取った警報更新識別子と合致しないと、警報情報が変更されたと認め、合致すると、警報情報に変更がないと認めること、又は、
前記UEは前記RRC中における前記警報セグメントの情報を読み取り、前記情報に基づいて放送している警報セグメントが変更されたかどうかを判断することを含む請求項に記載の方法。
【請求項8】
記警報情報がCMAS情報であるとき、前記UEが対応する警報情報を読み取った後、前記方法は、
前記UEは前記RRC層メッセージ中における前記警報メッセージ数に基づいてあらゆる警報情報を読み取ったかを判断し、読み込んでいないと、あらゆる警報情報を読み取るまで、引き続き読み取ることをさらに含む請求項に記載の方法。
【請求項9】
前記警報セグメントの情報は、
警報メッセージカテゴリー、警報メッセージ識別子(messageIdentifier)、警報メッセージシリアル番号(serialNumber)及び警報メッセージセグメント番号(warningMessageSegmentNumber)のうちの1種又は複数種を含む請求項に記載の方法。
【請求項10】
コアネットワークからの警報情報を受信するように構成される受信モジュールと、
RRC層メッセージ中に異なるタイプの警報情報に対応する警報更新識別子及び送信待ちの警報メッセージ数を設定することにより、セル中に放送している警報情報が変更されたか又は変更されようとするかをUEに報知し、又は、
前記RRC層メッセージ中に、セルが放送している又は放送しようとする警報セグメントの情報を設定することにより、セル中に放送している警報情報が変更されたか又は変更されようとするかを前記UEに報知するように構成される報知モジュールとを備える基地局。
【請求項11】
前記警報情報は地震津波警報システム(ETWS)情報、商用移動警報システム(CMAS)情報又は公衆警報システム(PWS)情報であり、及び/又は、
前記RRC層メッセージはシステム情報ブロック及びページングメッセージを含む請求項10に記載の基地局。
【請求項12】
前記報知モジュールは、前記RRC層メッセージ中に異なるタイプ警報情報に対応する報更新識別子及び送信待ちの警報メッセージ数を設定した後、前記RRC層メッセージ中に警報セグメントの情報を設定するように更に構成され、
前記警報セグメントの情報は、
警報メッセージカテゴリー、警報メッセージ識別子(messageIdentifier)、警報メッセージシリアル番号(serialNumber)及び警報メッセージセグメント番号(warningMessageSegmentNumber)のうちの1種又は複数種を含む請求項11に記載の基地局。
【請求項13】
前記報知モジュールは、
セル中に放送している警報情報には、警報情報の無から有への変化、警報情報の数の変化、警報情報の変化及び警報情報を有するシステム情報ブロックのスケジューリングの変化のうちの1種又は複数種が発生したかどうかを前記UEに報知するように構成される請求項10又は11に記載の基地局。
【請求項14】
基地局が送信した無線資源コントロールプロトコル(RRC)層メッセージを受信するように構成され、そのうち、前記RRC層メッセージ中に、セルが放送している又は放送しようとする警報セグメントの情報、又は、異なるタイプ警報情報に対応する一つ又は複数の警報更新識別子及び送信待ちの警報メッセージ数が設定される受信モジュールと、
前記RRC層メッセージに基づいて警報情報が変更されたかを判断するように構成されるプロセスモジュールと、を備えるユーザ装置(UE)。
【請求項15】
前記警報情報は地震津波警報システム(ETWS)情報、商用移動警報システム(CMAS)情報又は公衆警報システム(PWS)情報であり、及び/又は、
前記RRC層メッセージはシステム情報ブロック及びページングメッセージを含む請求項14に記載のUE。
【請求項16】
前記プロセスモジュールは、
前記RRC中における相応するタイプの警報情報に対応する一つ又は複数の警報更新識別子を読み込んで保存し、今回読み取ったものが前回読み取った警報更新識別子と合致しないと、警報情報が変更されたと認め、合致すると、警報情報に変更がないと認める、又は、
前記RRC中における前記警報セグメントの情報を読み取り、前記情報に基づいて放送している警報セグメントが変更されたかどうかを判断するように構成される請求項15に記載のUE。
【請求項17】
記警報情報がCMAS情報である時、前記プロセスモジュールは、前記RRC層メッセージ中における前記警報メッセージ数に基づいてあらゆる警報情報を読み取ったかを判断し、読み込んでいないと、あらゆる警報情報を読み取るまで、引き続き読み取るように更に構成される請求項16に記載のUE。
【請求項18】
前記警報セグメントの情報は、
警報メッセージカテゴリー、警報メッセージ識別子(messageIdentifier)、警報メッセージシリアル番号(serialNumber及び警報メッセージセグメント番号(warningMessageSegmentNumber)のうちの1種又は複数種を含む請求項16に記載のUE。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はロングタームエボリューションシステム中における警報技術に関し、特に警報制御情報の処理方法、警報情報の受信方法、端末及び基地局に関する。
【背景技術】
【0002】
公衆警報システム(PWS,Public Warning System)はユーザに公衆警報サービスを提供し、それは地震津波警報システム(ETWS,Earthquake and Tsunami Warning System)及び商用移動警報システム(CMAS, Commercial Mobile Alert System)の2部分からなる。ETWS警報システムは民衆に地震津波災害がすぐに来ること又は地震津波災害後の救援情報(例えば、避難場所の位置を通知する)を通知し、CMASは端末ユーザに公衆安全警報サービス(例えば森林火災、テロ攻撃等)を提供する。警報を受信したユーザは警報内容に基づいて措置を取って自分の命、財産の安全を保護する。現在の携帯電話はもっとも人々に接近するメディアであり、PWSはこの特徴を利用して人々が災難を避け又は災難による損失を減少することを助ける。
【0003】
ロングタームエボリューションシステム(LTE,Long Term Evolution)はシステム情報ブロックタイプSIB10(SystemInformationBlockType10)によりETWS主通知を送信し、SIB11(SystemInformationBlockType11)によりETWS補助通知を送信し、SIB12(SystemInformationBlockType12)によりCMAS警報情報を送信し、そのうちETWS補助通知及びCMAS警報はメッセージ長さが長すぎるので、いくつかのセグメントに分けた後、それぞれSIB11及びSIB12により送信する必要があり、SIB12は複数のCMAS警報のメッセージ内容を送信し、複数の警報情報は異なる時間に送信され、送信過程中において異なる警報のSIB12セグメントは重なりが許さず、すなわち一つの警報のすべてのSIB12セグメントを送信し終わってから、次の一つのCMAS警報情報のSIB12セグメントを送信することができる。SIB11はSIB12と類似し、差異は、SIB12が複数のCMAS警報を送信し、SIB11が一つのみのETWS警報を送信することにある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
出願人は検討の結果、SIB11セグメント組及びSIB12セグメント組はいずれも複数のサイクル送信する必要があり、ユーザ装置(UE,User Equipment)にキャッチしたPWS警報情報(以下、ETWS補助通知及びCMAS警報をPWS警報と総称する)を繰り返して受信させ、UEがその警報を受信完了すると、後に繰り返して受信したPWSがいずれも無用となることを見出した。PWS警報情報を繰り返して受信する過程中には下記のいくつかの問題がある。
【0005】
1、無用な警報情報を受信し、UEに電力を浪費させる。
【0006】
2、CMAS警報システムは、eNBが同時に複数の警報情報を送信し且つ各警報情報の内容が最大でも9600バイトであることを要求し、しかしながらプロトコルにおいては同時に送信する警報情報の上限を規定していない。仮にeNBが10個の警報情報を送信すると、最も極端な場合、これらの無用な警報情報は10Kに近いメモリーを占め、これらの警報を処理することにチップ処理能力を使用する必要があり、これはUEのメモリー及びチップに対していずれも深刻な課題である。
【0007】
3、36413プロトコルはPWS機能に対して繰返し周期(Repeat Period)及び送信回数(Number of Broadcasts Requested)の概念を規定し、eNBは繰返し周期(Repeat Period)秒内おきにPWS警報情報を一サイクルセグメント送信する必要があり、ともに送信回数(Number of Broadcasts Requested)サイクル送信する。プロトコルは繰返し周期(Repeat Period)の値の範囲が1秒〜217−1秒(36.41時間)であると規定する。各PWS警報情報に対して、UEはその警報のすべてのSIB11/SIB12セグメントを受信してから警報をユーザに表示し且つその警報に要求されるメモリーをリリースする必要がある。無線チャネル差又は測定間隔(GAP)等の原因で、そのうちの一セグメント又は複数のセグメントが繰り返し送信過程に受信されていないことをもたらし、UEは、すべての無用な警報セグメントを揃えるまで、これらの無用のデフォルメ警報を保存しなければならない。極端な場合、10セグメントの警報であり、各警報内容が9600バイトであり、繰返し周期は217−1秒であると仮定すると、100Kに近いメモリーが36.41時間内にリリースされないことになり、長時間にわたりUEの正常サービスに影響をもたらす。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の実施例は警報制御情報の処理方法、警報情報の受信方法、端末及び基地局を提供しており、UEが無用な警報を繰り返して受信すること及びそれによる電気エネルギーの無駄、メモリーの無駄及びメモリーが長期的にリリースできないという問題を解決する。
【0009】
本発明の実施例は警報制御情報の処理方法を提供しており、該方法は、
基地局がコアネットワークからの警報情報を受信すること、
前記基地局が無線資源コントロール(Radio Resource Control, RRC)層メッセージにより、セル中に放送(ブロードキャスト,Broadcast)している警報情報が変更されたか又は変更されようとするかをUEに報知することを含む。
【0010】
好ましくは、前記警報情報はETWS情報、CMAS情報又はPWS情報であり、及び/又は、
前記RRC層メッセージはシステム情報ブロック(System Information Block,SIB)及びページングメッセージ(Paging)を含む。
【0011】
好ましくは、前記基地局がRRC層メッセージにより、セル中に放送している警報情報が変更されたか又は変更されようとするかをUEに報知することは、
前記基地局が前記RRC層メッセージ中に一つの更新識別子を設置し又は異なるタイプ警報情報に対応する警報に異なる更新識別子を設置することにより、セル中に放送している警報情報が変更されたか又は変更されようとするかを前記UEに報知すること、又は、
前記基地局が前記RRC層メッセージ中にセルが放送している又は放送しようとする警報セグメントの情報を設置することにより、セル中に放送している警報情報が変更されたか又は変更されようとするかを前記UEに報知することを含む。
【0012】
好ましくは、前記基地局が前記RRC層メッセージ中に一つの更新識別子を設置し又は異なるタイプ警報情報に対応する警報に異なる更新識別子を設置することにより、セル中に放送している警報情報が変更されたか又は変更されようとするかを前記UEに報知した後、前記方法は、
前記基地局が前記RRC層メッセージ中に送信待ちの警報メッセージ数及び/又は警報セグメントの情報を設置することを更に含み、
前記警報セグメントの情報は
警報メッセージカテゴリー、警報メッセージ識別子、警報メッセージシリアル番号及び警報情報メッセージセグメント番号のうちの1種又は複数種を含む。
【0013】
好ましくは、前記基地局がセル中に放送している警報情報が変更されたか又は変更されようとするかを前記UEに報知することは、
前記基地局が、セル中に放送している警報情報には、警報情報の無から有への変化、警報情報の数の変化、警報情報の変化及び警報情報を有するシステム情報ブロックのスケジューリングの変化のうちの1種又は複数種が発生したかどうかを前記UEに報知することを含む。
【0014】
本発明の実施例は警報情報の受信方法を更に提供しており、該方法は、
ユーザ装置(UE)が、基地局が送信した無線資源コントロール(RRC)層メッセージを受信し、そのうち、前記RRC層メッセージ中に、セルが放送している又は放送しようとする警報セグメントの情報、更新識別子及び異なるタイプ警報情報に対応する一つ又は複数の警報更新識別子のうちの1種又は複数種が設置されることと、
前記UEが、前記RRC層メッセージに基づいて警報情報が変更されたかどうかを判断することと、を含む。
【0015】
好ましくは、前記警報情報はETWS情報、CMAS情報又はPWS情報であり、及び/又は、前記RRC層メッセージはシステム情報ブロック及びページングメッセージを含む。
【0016】
好ましくは、前記UEが前記RRC層メッセージに基づいて警報情報が変更されたかどうかを判断することは、
前記UEが前記RRC中における前記更新識別子又は相応するタイプ警報情報に対応する一つ又は複数の警報更新識別子を読み込んで保存し、今回読み取ったものが前回読み取った更新識別子又は警報更新識別子と合致しないと、警報情報が変更されたと考え、合致すると、警報情報が変更されることがないと考えること、又は、
前記UEは前記RRC中における前記警報セグメントの情報を読み取り、前記情報に基づいて放送している警報セグメントが変更されたかどうかを判断することを含む。
【0017】
好ましくは、前記RRC層メッセージ中に送信待ちの警報メッセージ数をさらに設置し、
前記警報情報がCMAS情報であるとき、前記UEが対応する警報情報を読み取った後、前記方法は、
前記UEは前記RRC層メッセージ中における前記警報メッセージ数に基づいてあらゆる警報情報を読み取ったかを判断し、読み込んでいないと、あらゆる警報情報を読み取るまで、引き続き読み取ることを更に含む。
【0018】
好ましくは、前記警報セグメントの情報は、
警報メッセージカテゴリー、警報メッセージ識別子、警報メッセージシリアル番号及び警報情報メッセージセグメント番号のうちの1種又は複数種を含む。
【0019】
本発明の実施例は基地局を更に提供しており、該基地局は、
コアネットワークからの警報情報を受信するように構成される受信モジュール、
RRC層メッセージにより、セル中に放送している警報情報が変更されたか又は変更されようとするかをUEに報知するように構成される報知モジュールを備える。
【0020】
好ましくは、前記警報情報はETWS情報、CMAS情報又はPWS情報であり、及び/又は、
前記RRC層メッセージはシステム情報ブロック及びページングメッセージを含む。
【0021】
好ましくは、前記報知モジュールは、
前記RRC層メッセージ中に一つの更新識別子を設定し又は異なるタイプ警報情報に対応する警報に異なる更新識別子を設定することによりセル中に放送している警報情報が変更されたか又は変更されようとするかを前記UEに報知する、又は、
前記RRC層メッセージ中にセルが放送している又は放送しようとする警報セグメントの情報を設置することによりセル中に放送している警報情報が変更されたか又は変更されようとするかを前記UEに報知するように構成される。
【0022】
好ましくは、前記報知モジュールは、前記RRC層メッセージ中に一つの更新識別子を設置し又は異なるタイプ警報情報に対応する警報に異なる更新識別子を設定した後、前記RRC層メッセージ中に送信待ちの警報メッセージ数及び/又は警報セグメントの情報を設置するように更に構成され、
前記警報セグメントの情報は、
警報メッセージカテゴリー、警報メッセージ識別子、警報メッセージシリアル番号及び警報情報メッセージセグメント番号のうちの1種又は複数種を含む。
【0023】
好ましくは、前記報知モジュールは、
セル中に放送している警報情報には、警報情報の無から有への変化、警報情報の数の変化、警報情報の変化及び警報情報を有するシステム情報ブロックのスケジューリングの変化のうちの1種又は複数種が発生したかどうかを前記UEに報知するように構成される。
【0024】
本発明の実施例はUEを更に提供しており、該UEは、
基地局が送信したRRC層メッセージを受信するように設置され、そのうち、前記RRC層メッセージ中に、セルが放送している又は放送しようとする警報セグメントの情報、更新識別子及び異なるタイプ警報情報に対応する一つ又は複数の警報更新識別子のうちの1種又は複数種が設定される受信モジュールは、
前記RRC層メッセージに基づいて警報情報が変更されたかを判断するように構成されるプロセスモジュールを備える。
【0025】
好ましくは、前記警報情報はETWS情報、CMAS情報又はPWS情報であり、及び/又は、
前記RRC層メッセージはシステム情報ブロック及びページングメッセージを含む。
【0026】
好ましくは、前記プロセスモジュールは、
前記RRC中における前記更新識別子又は相応するタイプ警報情報に対応する一つ又は複数の警報更新識別子を読み込んで保存し、今回読み取ったものが前回読み取った更新識別子又は警報更新識別子と合致しないと、警報情報が変更されたと考え、合致すると、警報情報が変更されることがないと考える、又は、
前記RRC中における前記警報セグメントの情報を読み取り、前記情報に基づいて放送している警報セグメントが変更されたかどうかを判断するように構成される。
【0027】
好ましくは、前記RRC層メッセージ中に送信待ちの警報メッセージ数をさらに設定し、
前記警報情報がCMAS情報である時、前記プロセスモジュールは、前記RRC層メッセージ中における前記警報メッセージ数に基づいてあらゆる警報情報を読み取ったかを判断し、読み込んでいないと、あらゆる警報情報を読み取るまで、引き続き読み取るように更に構成される。
【0028】
好ましくは、前記警報セグメントの情報は、
警報メッセージカテゴリー、警報メッセージ識別子、警報メッセージシリアル番号及び警報情報メッセージセグメント番号のうちの1種又は複数種を含む。
【発明の効果】
【0029】
本発明の実施例中において、基地局はRRC層メッセージにより、警報情報が変更されたかをUEに通知し、それによりUEは受信したRRC層メッセージに基づいて対応する警報情報を受信するかを確定し、それにより、無用な警報を繰り返して受信することによる電気エネルギーの無駄、メモリーの無駄及びメモリーが長期的にリリースできないという問題を確実に回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
図1図1は本発明による基地局とUEの間において警報情報を送受信する実施例一のシグナリングフローチャートである。
図2図2は本発明による基地局とUEの間において警報情報を送受信する実施例二のシグナリングフローチャートである。
図3図3は本発明によるUE側が警報情報を受信する実施例のフローチャートである。
図4図4は本発明による基地局の実施例の構造模式図である。
図5図5は本発明によるUEの実施例の構造模式図である。
図6図6は本発明による警報制御情報の処理システムの実施例の構造模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0031】
以下、図面を参照しながら本発明の実施例を詳細に説明する。ただし、衝突がない場合、本願における実施例及び実施例における特徴は互いに任意に組み合せることができる。
【0032】
本発明の実施例は警報制御情報の処理方法を提供しており、該実施例は基地局側から記述し、該方法は、
基地局がコアネットワークからの警報情報を受信するステップ11、
基地局はRRC層メッセージにより、現在のセル中に放送している警報情報が変更されたか又は変更されようとするかをUEに報知するステップ12を含み、そのうち、該警報情報はETWS情報、CMAS情報又はPWS情報であってもよい。
【0033】
該RRC層メッセージはシステム情報ブロック及びページングメッセージを含み、該ステップ12は、図1に示すように、前記基地局が前記RRC層メッセージ中に一つの更新識別子を設定し又は異なるタイプ警報情報に対応する警報に異なる更新識別子を設定することにより現在のセル中に放送している警報情報が変更されたか又は変更されようとするかを前記UEに報知し、又は、図2に示すように、前記基地局が、前記RRC層メッセージ中に現在のセルが放送している又は放送しようとする警報セグメントの情報を設定することにより、現在のセル中に放送している警報情報が変更されたか又は変更されようとするかを前記UEに報知し、そのうち、前記警報セグメントの情報は、警報メッセージカテゴリー、警報メッセージ識別子、警報メッセージシリアル番号及び警報情報メッセージセグメント番号のうちの1種又は複数種を含むことを含む。
【0034】
さらに、図1中におけるRRC中に一つの更新識別子を設定し又は異なるタイプの警報情報に対応する警報に異なる更新識別子を設定した後、さらに前記RRC層メッセージ中に送信待ちの警報メッセージ数を設定することができる。
【0035】
好ましくは、前記基地局が現在のセル中に放送している警報情報に発生した変更は、警報情報の無から有への変化、警報情報の数の変化、警報情報の変化及び警報情報を有するシステム情報ブロックのスケジューリングの変化のうちの1種又は複数種を含むことを前記UEに報知する。
【0036】
上記警報制御情報の処理方法中において、基地局はUEにRRC層メッセージを送信することにより、UEが該RRC層メッセージに基づいて対応する警報情報を受信するかを確定すること可能とし、それにより、無用警報を繰り返して受信することによる電気エネルギーの無駄、メモリーの無駄及びメモリーが長期的にリリースできないという問題を回避する。
【0037】
本発明の実施例は警報情報の受信方法を提供しており、該実施例はUE側から記述し、該方法は、
UE基地局が送信したRRC層メッセージを受信するステップ21、UEは前記RRC層メッセージに基づいて警報情報が変更されたかを判断するステップ22を含み、そのうち、前記RRC層メッセージ中に、現在のセルが放送している又は放送しようとする警報セグメントの情報、更新識別子及び異なるタイプ警報情報に対応する一つ又は複数の警報更新識別子のうちの1種又は複数種が設定される。
【0038】
該ステップ22は、前記UEが前記RRC中における前記更新識別子又は相応するタイプ警報情報に対応する一つ又は複数の警報更新識別子を読み込んで保存し、今回読み取ったものが前回読み取った更新識別子又は警報更新識別子と合致しないと、警報情報が変更されたと考え、合致すると、警報情報が変更されることがないと考え、又は、図2に示すように、前記UEは前記RRC中における前記警報セグメントの情報を読み取り、前記情報に基づいて現在放送している警報セグメントが変更されたかを判断することを含む。
【0039】
さらに、図1中において、前記RRC層メッセージ中に送信待ちの警報メッセージ数をさらに設定し、前記警報情報がCMAS情報である時、前記UEが対応する警報情報を読み取った後、前記方法は、図3に示すように、UEが前記RRC層メッセージ中における前記警報メッセージ数に基づいてあらゆる警報情報を読み取ったかを判断し、読み込んでいないと、あらゆる警報情報を読み取るまで、引き続き読み取ることをさらに含む。
【0040】
上記警報情報の受信方法中において、UEは受信したRRC層メッセージに基づいて対応する警報情報を受信するかを確定し、それにより、無用警報を繰り返して受信することによる電気エネルギーの無駄、メモリーの無駄及びメモリーが長期的にリリースできないという問題を確実に回避することができる。
【0041】
以下、基地局及びUEインタラクションの角度から本発明の実施例を詳細に記述する。
【0042】
実施例一
該実施例中において、ETWS警報が変更され、valueTag方式を用い、
前提条件:SIB1中にetws−ValueTagフィールドを設定し、ページングメッセージ(Paging)中にetws指示を予約し、該過程は、
eNBは現在送信待ちのETWS警報メッセージがなく、eNBはETWS警報Aを受信し、警報AはETWS補助通知を含み、eNBは警報AをSIB11−A0、SIB11−A1にセグメントするステップS101、
eNBはPaging中にetws指示情報を設定し、eNBはPagingを送信するステップS102、
eNBはSIB1中のスケジュールング情報リスト(schedulingInfoList)にSIB11のスケジューリング情報を設定し、SIB1中にetws−ValueTagが1であるように設定するステップS103、
eNBはスケジューリング周期に従ってSIB1、SIB11−A0、SIB11−A1及びその他のシステム情報を送信するステップS104、
UEは自機のPagingタイミングに従ってPagingを読み取り、Paging中にetws指示を見出すステップS105、
UEはSIB1を読み取り、schedulingInfoListからSIB11のスケジューリング情報をキャッチし、etws−ValueTagを読み取り、自機に保存するnullと合致しないと判断するステップS106、
UEはSIB11スケジューリング情報に基づいてSIB11−A0、SIB11−A1をキャッチし、UEはSIB11の読み取りを停止するステップS107、
UEは自機のPagingタイミングに従ってPagingを読み取り、Paging中にetws指示を見出し、UEはSIB1を読み取り、etws−ValueTagが1であると見出し且つその値を保存するステップS108、
UEは、etws−ValueTagが前回読み取ったものと合致すると判断し、ETWSが更新することがないと判断し、UEはSIB11を読み込まないステップS109、
警報メッセージAが終了していない時、eNBはETWS警報Bを受信し、BはETWS補助通知を含み、eNBは警報BをSIB11−B0,SIB11−B1,SIB11−B2にセグメントして警報情報Aを被覆するステップS110、
eNBはPaging中にetws指示を設定し、eNBはPagingを送信するステップS111、
eNBはSIB1中のschedulingInfoListにSIB11のスケジューリング情報を設定し、SIB1中にetws−ValueTagが2であるように設定するステップS112、
eNBはスケジューリング周期に従ってSIB1、SIB11−B0、SIB11−B1、SIB11−B2及びその他のシステム情報を送信するステップS113、
UEは自機のPagingタイミングに従ってPagingを読み取り、Paging中にetws指示を見出すステップS114、
UEはSIB1を読み取り、schedulingInfoListからSIB11スケジューリング情報をキャッチし、SIB1からetws−ValueTagが2であることをキャッチし、自機に保存するものと合致しないと判断するステップS115、
UEはSIB11スケジューリング情報に従ってSIB11−B0、SIB11−B1、SIB11−B2をキャッチし、UEはSIB11の読み取りを停止するステップS116、
UEはSIB1を読み取り、SIB1中のetws−ValueTagが2であることを見出し、自機に保存するものと合致すると判断し、UEは警報情報を読み込まないステップS117を含む。
【0043】
実施例二
該実施例中において、ETWS警報が変更され、valueTag方式を用い、
前提条件:Paging中にetws−ValueTagフィールドを設定し、Pagingにetws指示フィールドを予約し、該過程は、
eNBは現在送信待ちのETWS警報メッセージがなく、eNBはETWS警報Aを受信し、警報AはETWS補助通知を含み、eNBは警報AをSIB11−A0,SIB11−A1にセグメントするステップS201、
eNBはPaging中にetws−ValueTagが1であるように設定し、etws指示フィールドを設定し、eNBはPagingを送信するステップS202、
eNBはSIB1中のschedulingInfoListにSIB11のスケジューリング情報を設定するステップS203、
eNBはスケジューリング周期に従ってSIB1、SIB11−A0、SIB11−A1及びその他のシステム情報を送信するステップS204、
UEは自機のPagingタイミングに従ってPagingを読み取り、Paging中にetws指示フィールドを見出し、etws−ValueTagが1であることを見出し且つその値を保存し、自機に保存するnullと合致しないと判断するステップS205、
UEはSIB1を読み取り、schedulingInfoListからSIB11スケジューリング情報をキャッチするステップS206、
UEはSIB11スケジューリング情報に基づいてSIB11−A0、SIB11−A1をキャッチし、UEはSIB11の読み取りを停止するステップS207、
UEは自機のPagingタイミングに従ってPagingを読み取り、Paging中にetws指示フィールドを見出し、etws−ValueTagが1であることを見出し且つその値を保存するステップS208、
UEは、etws−ValueTagが前回読み取ったものと合致すると判断し、ETWSが更新することがないと判断し、UEはSIB11を読み込まないステップS209、
警報メッセージAが終了していない時、eNBはETWS警報Bを受信し、警報BはETWS補助通知を含み、eNBは警報BをSIB11−B0,SIB11−B1,SIB11−B2にセグメントして警報情報Aを被覆するステップS210、
eNBはPaging中のetws指示フィールドを設定し、etws−ValueTagが2であるように設定し、eNBはPagingを送信するステップS211、
eNBはSIB1中のschedulingInfoListにSIB11のスケジューリング情報を設定するステップS212、
eNBはスケジューリング周期に従ってSIB1、SIB11−B0、SIB11−B1、SIB11−B2及びその他のシステム情報を送信するステップS213、
UEは自機のPagingタイミングに従ってPagingを読み取り、Paging中にetws指示フィールドを設定し、etws−ValueTagが2であることを見出し且つその値を保存し、UEは自機に保存するetws−ValueTagが1であることと合致しないと判断するステップS214、
UEはSIB1を読み取り、schedulingInfoListからSIB11スケジューリング情報をキャッチするステップS215、
UEはSIB11スケジューリング情報に従ってSIB11−B0、SIB11−B1、SIB11−B2をキャッチし、UEはSIB11の読み取りを停止するステップS216、
UEは自機のPagingタイミングに従ってPagingを読み取り、Paging中にetws−ValueTagが2であることを見出し、自機に保存するものと合致すると判断し、UEは警報情報を読み込まないステップS217を含む。
【0044】
実施例三
該実施例中において、CMAS警報が変更され、valueTag+unfinishedCmasMessageNumber方式を用い、
前提条件:Paging中にcmas−ValueTagフィールドを設定してcmas指示フィールドを被覆し、SIB1中にunfinishedCmasMessageNumberフィールドを設定し、該過程は、
eNBは警報A及びBを送信していて、該警報はSIB12−A0、SIB12−A1、SIB12−B0、SIB12−B1にセグメントされ、cmas−ValueTagは2であるステップS301、
eNBは新しいCMAS警報メッセージC(該警報がSIB12−C0、SIB12−C1にセグメントされる)を受信し、警報メッセージBを代替し、すなわちeNBは警報A及びCを送信するステップS302、
eNBはPaging中にcmas−ValueTagが3であるように設定し、eNBはPagingを送信するステップS303、
eNBはSIB1中のschedulingInfoListにSIB12のスケジューリング情報を設定し、unfinishedCmasMessageNumberが2であるように設定するステップS304、
eNBはスケジューリング周期に従ってSIB1、SIB12−A0、SIB12−A1、SIB12−C0、SIB12−C1及びその他システム情報を送信するステップS305、
UEはPagingを読み取り、cmas−ValueTagが3であり、自機に保存するcmas−ValueTagが2であることと合致しないと判断し、UEはCMASの更新が発生したと分かり、UEは新しいcmas−ValueTagを保存するステップS306、
UEはSIB1を読み取り、schedulingInfoListからSIB12スケジューリング情報をキャッチし、unfinishedCmasMessageNumberが2であることを読み取るステップS307、
UEはSIB12スケジューリング情報に従ってSIB12−A0、SIB12−A1、SIB12−C0、SIB12−C1を読み込み、チャネル品質が悪い又はGAP等の原因で、UEはSIB12−A0、SIB12−A1、SIB12−C0のみを読み取り、SIB12−C1を読み込んでいなく、UEはunfinishedCmasMessageNumberが2であることに基づいて、さらに次のサイクルの警報送信中に警報情報Cを読み取る必要があると判断するステップS308、
UEはSIB12スケジューリング情報に従ってSIB12−A0、SIB12−A1、SIB12−C0、SIB12−C1を読み込み、警報情報Cを補完し、unfinishedCmasMessageNumberが2であることに基づいてSIB12の読み取りを停止するステップS309、
UEは自機のPagingタイミングに従ってPagingを読み取り、Paging中のcmas−ValueTagが3であると見出し且つその値を保存するステップS310、
UEはcmas−ValueTagが前回読み取ったものと合致すると判断し、CMASが更新することがないと判断し、UEはSIB12を読み込まないステップS311、を含む。
【0045】
実施例四
該実施例中において、CMAS警報が変更され、valueTag+unfinishedCmasMessageNumber方式を用い、
前提条件:SIB1中にcmas−ValueTagフィールド及びunfinishedCmasMessageNumberフィールドを設定し、Paging中にcmas指示を予約し、該過程は、
eNBは警報A及びBを送信し、該警報はSIB12−A0、SIB12−A1、SIB12−B0、SIB12−B1にセグメントされるステップS401、
eNBは新しいCMAS警報メッセージC(該警報がSIB12−C0、SIB12−C1にセグメントされる)を受信し、警報メッセージBを代替し、すなわちeNBは警報A及びCを送信するステップS402、
eNBはCMASがcmas指示(cmas−Indication)を指示するように設定し、eNBはPagingを送信するステップS403、
eNBはSIB1中のschedulingInfoListにSIB12のスケジューリング情報を設定し、unfinishedCmasMessageNumberが2であるように設定し、cmas−ValueTagが3であるように設定するステップS404、
eNBはスケジューリング周期に従ってSIB1、SIB12−A0、SIB12−A1、SIB12−C0、SIB12−C1及びその他システム情報を送信するステップS405、
UEはPagingを読み取り、そのうちCMAS警報を指示するcmas指示(cmas−Indication)を見出すステップS406、
UEはSIB1を読み取り、schedulingInfoListからSIB12スケジューリング情報をキャッチし、unfinishedCmasMessageNumberが2であることを読み取り、cmas−ValueTagが3であることを読み取り、自機に保存するcmas−ValueTagが2であることと合致しないと判断し、UEはSIB12を読み取るステップS407、
UEはSIB12スケジューリング情報に従ってSIB12−A0、SIB12−A1、SIB12−C0、SIB12−C1を読み込み、チャネル品質が悪い又はGAP等の原因で、UEはSIB12−A0、SIB12−A1、SIB12−C0のみを読み取り、SIB12−C1を読み込んでいなく、UEはunfinishedCmasMessageNumberが2であることに基づいて、さらに次のサイクルの警報送信中に警報情報Cを読み取る必要があると判断するステップS408、
UEはSIB12スケジューリング情報に従ってSIB12−A0、SIB12−A1、SIB12−C0、SIB12−C1を読み込み、警報情報Cを補完し、unfinishedCmasMessageNumberが2であることに基づいてSIB12の読み取りを停止するステップS409、
UEはSIB1を読み取り、SIB1中にcmas−ValueTagが3であることを見出し且つその値を保存するステップS410、
UEはcmas−ValueTagが前回読み取ったものと合致すると判断し、CMASが更新することがないと判断し、UEはSIB12を読み込まないステップS411を含む。
【0046】
実施例五
該実施例中において、ETWS、CMASがともに変更され、
前提条件:Paging中にetws指示及びcmas指示を予約し、SIB1中にetws−valuetag、cmas−Valuetag及びunfinishedCmasMessageNumberを増加し、該過程は、
eNBはCMAS警報A及びBを送信していて、2本のCMAS警報はSIB12−A0、SIB12−A1、SIB12−B0、SIB12−B1にセグメントされ、eNBはETWS警報Sを送信していて、該ETWS警報はSIB11−S1,SIB11−S2にセグメントされ、この時、SIB1中のcmas−ValueTagが2、etws−ValueTagが2であるステップS501、
eNBは新しいCMAS警報メッセージC(該警報がSIB12−C0、SIB12−C1にセグメントされる)を受信し、警報メッセージBを代替し、eNBはETWS警報D(該警報がSIB11−D0、SIB11−D1にセグメントされる)を受信し、警報Sを代替し、eNBはCMAS警報A、C及びETWS警報D(SIB11−D0、SIB11−D1、SIB12−A0、SIB12−A1、SIB12−C0、SIB12−C1)を送信するステップS502、
eNBはCMAS指示(cmas−Indication)及びETWS指示(etws−Indicatione)を設定し、eNBはPagingを送信するステップS503、
eNBはSIB1中のschedulingInfoListにSIB11、SIB12のスケジューリング情報を設定し、cmas−ValueTagが3であるように設定し、etws−ValueTagが3であるように設定し、unfinishedCmasMessageNumberが2であるように設定するステップS504、
eNBはスケジューリング周期に従ってSIB1、SIB11−D0、SIB11−D1、SIB12−A0、SIB12−A1、SIB12−C0、SIB12−C1及びその他システム情報を送信するステップS505、
UEはPagingを読み取り、その中にcmas指示(cmas−Indication)及びetws指示(etws−Indication)を見出すステップS506、
UEはSIB1を読み取り、schedulingInfoListからSIB11及びSIB12スケジューリング情報をキャッチし、etws−ValueTagが3であることを読み取り、自機に保存するetws−ValueTagが2であることと合致せず、UEはSIB11を読み取り、unfinishedCmasMessageNumberが2であることを読み取り、cmas−ValueTagが3であることを読み取り、自機に保存するcmas−ValueTagが2であることと合致せず、UEはSIB12を読み取るステップS507、
UEはSIB11及びSIB12スケジューリング情報に従ってSIB11−D0、SIB11−D1、SIB12−A0、SIB12−A1、SIB12−C0、SIB12−C1を読み込み、チャネル品質が悪い又はGAP等の原因で、UEはSIB11−D0、SIB12−A0、SIB12−A1、SIB12−C0のみを読み取り、SIB11−D1、SIB12−C1を読み込んでいなく、UEはunfinishedCmasMessageNumberが2であることに基づいて、さらに次のサイクルの警報送信中にCMAS警報情報C及びETWS警報情報Dを読み取る必要があると判断するステップS508、
UEがSIB11スケジューリング情報に基づいてSIB11−D0、SIB11−D1を読み込み、警報情報Dを補完し、SIB11の読み取りを停止し、UEはSIB12スケジューリング情報に従ってSIB12−A0、SIB12−A1、SIB12−C0、SIB12−C1を読み込み、警報情報Cを補完し、unfinishedCmasMessageNumberが2であることに基づいてSIB12の読み取りを停止するステップS509、
UEはSIB1を読み取り、SIB1中のetws−ValueTagが3であり、cmas−ValueTagが3であると見出し且つその値を保存するステップS510、
UEはetws−ValueTag、cmas−ValueTagが前回読み取ったものと合致しないことを発見し、ETWS及びCMASが更新しないと判断し、UEはSIB11及びSIB12を読み込まないステップS511を含む。
【0047】
実施例六
該実施例中において、SIB1中にMASメッセージ詳細情報を設定し、
前提条件:Paging中にetws指示及びcmas指示を予約し、SIB1中に4つの組、つまり、CMAS識別子、cmas警報メッセージ識別子(messageIdentifier)、cmas警報メッセージシリアル番号(serialNumber)、cmas警報情報メッセージセグメント番号(MessageSegmentNumber)を増加し、該過程は、
eNBには現在、送信待ちのCMAS警報情報を有し、eNBはCMAS警報情報A及びBを受信したステップS601、
eNBは警報A及びBを送信し、該警報はSIB12−A0、SIB12−A1、SIB12−B0、SIB12−B1にセグメントされるステップS602、
eNBはCMAS指示(cmas−Indication)を設定し、eNBはPagingを送信するステップS603、
eNBはSIB1中のschedulingInfoListにSIB12のスケジューリング情報を設定するステップS604、
eNBがセグメントを送信するごとに、SIB1中に該セグメントの警報メッセージカテゴリー、警報メッセージ識別子、警報メッセージシリアル番号、警報情報メッセージセグメント番号を設定するステップS605、
UEはSIB1を読み取り、SIB1中における警報メッセージカテゴリー、警報メッセージ識別子、警報メッセージシリアル番号、警報情報メッセージセグメント番号をUEがまだ読み取ったことがない場合、UEは該警報セグメントを読み取り、読み取ったことがある場合、UEは該警報セグメントを読み込まないステップS606、
UEは全部のセグメントSIB12−A0、SIB12−A1、SIB12−B0、SIB12−B1を読み取った後、警報の読み取りを停止するステップS607、
UEはSIB1を読み取り、その中に指示する警報をUEは読み取ったと判断し、UEは警報を読み込まないステップS608を含む。
【0048】
実施例七
該実施例中において、SIB1中にCMAS及びETWSメッセージ詳細情報を設定し、
前提条件:Paging中にetws指示及びcmas指示を予約し、SIB1中にそれぞれ4つの組、つまりCMAS識別子、cmas警報メッセージ識別子(messageIdentifier)、cmas警報メッセージシリアル番号(serialNumber)、cmas警報情報メッセージセグメント番号(MessageSegmentNumber)、ETWS識別子、etws警報メッセージ識別子(messageIdentifier)、etws警報メッセージシリアル番号(serialNumber)、etws警報情報メッセージセグメント番号(MessageSegmentNumber)を増加し、該過程は、
eNBには現在、送信待ちのCMAS及びETWS警報情報を有し、eNBはCMAS警報情報A及びB,ETWS警報情報Cを受信したステップS701、
eNBはCMAS警報A及びBを送信し、該警報はSIB12−A0、SIB12−A1、SIB12−B0、SIB12−B1にセグメントされ、eNBはETWS警報Cを送信し、該警報はSIB11−C0、SIB12−C1にセグメントされるステップS702、
eNBはCMAS指示(cmas−Indication)を設定し、ETWS指示(etws−Indication)を設定し、eNBはPagingを送信するステップS703、
eNBはSIB1中のschedulingInfoListにSIB11及びSIB12のスケジューリング情報を設定するステップS704、
eNBがETWSセグメントを送信するごとに、SIB1中に該セグメントの警報メッセージカテゴリー、警報メッセージ識別子、警報メッセージシリアル番号、警報情報メッセージセグメント番号を設定し、eNBがCMAセグメントを送信するごとに、SIB1中に該セグメントの警報メッセージカテゴリー、警報メッセージ識別子、警報メッセージシリアル番号、警報情報メッセージセグメント番号を設定するステップS705、
UEはSIB1を読み取り、SIB1中におけるetws警報メッセージカテゴリー、etws警報メッセージ識別子、etws警報メッセージシリアル番号、etws警報情報メッセージセグメント番号をUEは読み取ったことがない場合、UEは該etws警報セグメントを読み取り、読み取ったことがある場合、UEは該etws警報セグメントを読み込まず、SIB1中におけるcmas警報メッセージカテゴリー、cmas警報メッセージ識別子、cmas警報メッセージシリアル番号、cmas警報情報メッセージセグメント番号をUEは読み取ったことがない場合、UEは該cmas警報セグメントを読み取り、読み取ったことがある場合、UEは該cmas警報セグメントを読み込まないステップS706、
UEは全部のCMASセグメントSIB12−A0、SIB12−A1、SIB12−B0、SIB12−B1を読み取った後、CMAS警報の読み取りを停止し、UEは全部のETWSセグメントSIB11−C0、SIB11−C1を読み取った後、ETWS警報の読み取りを停止するステップS707、
UEはSIB1を読み取り、その中におけるETWS警報をUEは読み取ったことがあると、UEはETWS警報を読み込まず、その中におけるCMAS警報をUEが読み取ったことがあると、UEはCMAS警報を読み込まないステップS708を含む。
【0049】
図4は、本発明の基地局実施例の構造模式図であり、該基地局は受信モジュール41及び報知モジュール42を備え、そのうち、
受信モジュール41は、コアネットワークからの警報情報を受信するように構成され、
報知モジュール42は、無線資源コントロール(RRC)層メッセージにより現在のセル中に放送している警報情報が変更されたか又は変更されようとするかをユーザ装置(UE)に報知するように構成される。
【0050】
そのうち、上記警報情報は地震津波警報システム(ETWS)情報、商用移動警報システム(CMAS)情報又は公衆警報システム(PWS)情報であり、上記RRC層メッセージはシステム情報ブロック及びページングメッセージを含む。
【0051】
好ましくは、前記報知モジュール42は、前記RRC層メッセージ中に一つの更新識別子を設定し又は異なるタイプの警報情報に対応する警報に異なる更新識別子を設定することにより現在のセル中に放送している警報情報が変更されたか又は変更されようとするかを前記UEに報知する、又は、前記RRC層メッセージ中に現在のセルが放送している又は放送しようとする警報セグメントの情報を設定することにより現在のセル中に放送している警報情報が変更されたか又は変更されようとするかを前記UEに報知するように構成され、そのうち、前記警報セグメントの情報は、警報メッセージカテゴリー、警報メッセージ識別子、警報メッセージシリアル番号及び警報情報メッセージセグメント番号のうちの1種又は複数種を含む。
【0052】
さらに、前記報知モジュール42は、前記RRC層メッセージ中に一つの更新識別子を設定し又は異なるタイプの警報情報に対応する警報に異なる更新識別子を設定した後、前記RRC層メッセージ中に送信待ちの警報メッセージ数及び/又は警報セグメントの情報を設定するように更に構成される。
【0053】
好ましくは、前記報知モジュール42は、現在のセル中に放送している警報情報には、警報情報の無から有への変化、警報情報の数の変化、警報情報の変化及び警報情報を有するシステム情報ブロックのスケジューリングの変化のうちの1種又は複数種が発生したかどうかを前記UEに報知するように構成される。
【0054】
上記基地局は、UEにRRC層メッセージを送信することにより、UEが該RRC層メッセージに基づいて対応する警報情報を受信するかを確定することができ、それにより、無用な警報を繰り返して受信することによる電気エネルギーの無駄、メモリーの無駄及びメモリーが長期的にリリースできない問題を回避する。
【0055】
図5は、本発明によるUEの実施例の構造模式図であり、該UEは受信モジュール51及びプロセスモジュール52を備え、そのうち、
受信モジュール51は、基地局が送信した無線資源コントロール(RRC)層メッセージを受信するように構成され、そのうち、前記RRC層メッセージ中に、現在のセルが放送している又は放送しようとする警報セグメントの情報、更新識別子及び異なるタイプ警報情報に対応する一つ又は複数の警報更新識別子のうちの1種又は複数種が設定され、
プロセスモジュール52は、前記RRC層メッセージに基づいて警報情報が変更されたかを判断するように構成される。
【0056】
そのうち、上記警報情報はETWS情報、CMAS情報又はPWS情報であり、上記RRC層メッセージはシステム情報ブロック及びページングメッセージを含む。
【0057】
好ましくは、前記プロセスモジュール52は、前記RRC中における前記更新識別子又は相応するタイプ警報情報に対応する一つ又は複数の警報更新識別子を読み込んで保存し、今回読み取ったものが前回読み取った更新識別子又は警報更新識別子と合致しないと、警報情報が変更されたと考え、合致すると、警報情報が変更されることがないと考える、又は、前記RRC中における前記警報セグメントの情報を読み取り、前記情報に基づいて現在放送している警報セグメントが変更されたかを判断するように構成される。そのうち、警報セグメントの情報は、警報メッセージカテゴリー、警報メッセージ識別子、警報メッセージシリアル番号及び警報情報メッセージセグメント番号のうちの1種又は複数種を含む。
【0058】
さらに、前記RRC層メッセージ中に送信待ちの警報メッセージ数をさらに設定し、前記警報情報がCMAS情報である時、前記プロセスモジュール52は、前記RRC層メッセージ中における前記警報メッセージ数に基づいてあらゆる警報情報を読み取ったかを判断し、読み込んでいないと、あらゆる警報情報を読み取るまで、引き続き読み取るように更に構成される。
【0059】
上記UEは、受信したRRC層メッセージに基づいて対応する警報情報を受信するかを確定し、それにより、無用警報を繰り返して受信することによる電気エネルギーの無駄、メモリーの無駄及びメモリーが長期的にリリースできないという問題を確実に回避することができる。
【0060】
さらに、本発明の実施例は、警報制御情報の処理システムを更に提供しており、図6に示すように、該システムは、図4に示す構造の基地局及び図5に示す構造のUEを備え、且つ図6から、基地局とコアネットワークネットワークエレメント(CBE(Cell Broadcast Entity,セル放送エンティティ)、CBC(Cell Broadcast Centre,セル放送中心)及びMME(Mobility Management Entity、移動管理エンティティ))との間の関係が分かる。
【0061】
一般の当業者は、上記方法における全部又は一部のステップをプログラムによって関連ハードウェアに命令を出して完成させることができ、前記プログラムはコンピュータ読み取り可能な記憶媒体、例えば読取り専用メモリー、ディスク又は光ディスク等に記憶してもよいと理解することができる。選択肢として、上記実施例の全部又は一部のステップが1つ又は複数のICにより実現されてもよい。それに対応して、上記実施例における各モジュール/ユニットはハードウェアの形式で実現されてもよく、ソフトウェア機能モジュールの形式で実現されてもよい。
【0062】
以上の実施例は本発明の技術的解決手段を説明するためのものに過ぎず、制限するものではなく、好適な実施例のみを参照しながら本発明を詳細に説明した。一般の当業者は、本発明技術的解決手段の趣旨及び範囲を逸脱することがなく、本発明の技術的解決手段を改定又は同等置換することができ、いずれも本発明の請求の範囲に含まれると理解することができる。
【産業上の利用可能性】
【0063】
本発明の実施例中において、基地局はRRC層メッセージにより、警報メッセージが変更されたかを報知し、UEは受信したRRC層メッセージに基づいて対応する警報情報を受信するかを確定し、それにより、無用警報を繰り返して受信することによる電気エネルギーの無駄、メモリーの無駄及びメモリーが長期的にリリースできないという問題を確実に回避することができる。
図1
図2
図3
図4
図5
図6