特許第5962361号(P5962361)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許5962361車両用遠隔制御システム、車載制御装置及び携帯機
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5962361
(24)【登録日】2016年7月8日
(45)【発行日】2016年8月3日
(54)【発明の名称】車両用遠隔制御システム、車載制御装置及び携帯機
(51)【国際特許分類】
   E05B 49/00 20060101AFI20160721BHJP
   B60R 25/01 20130101ALI20160721BHJP
【FI】
   E05B49/00 K
   B60R25/01
【請求項の数】12
【全頁数】14
(21)【出願番号】特願2012-200032(P2012-200032)
(22)【出願日】2012年9月12日
(65)【公開番号】特開2014-55423(P2014-55423A)
(43)【公開日】2014年3月27日
【審査請求日】2015年7月10日
(73)【特許権者】
【識別番号】000231512
【氏名又は名称】日本精機株式会社
(72)【発明者】
【氏名】桐野 宏規
(72)【発明者】
【氏名】石澤 賢太
【審査官】 佐々木 崇
(56)【参考文献】
【文献】 特開2011−184850(JP,A)
【文献】 特開2002−129794(JP,A)
【文献】 特開2009−249853(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E05B 1/00− 85/28
B60R 25/00− 25/40
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両側に搭載された複数の車両側受信部及び車両側送信部を有し、前記車両に備えられた車両機構を制御する車載制御装置と、ユーザが所持する携帯機とで構成され、前記車両側送信部が前記携帯機に対して携帯機探知信号を電波送信し、前記携帯機が前記携帯機探知信号に基づく応答信号を電波送信し、前記車載制御装置が前記応答信号に基づき前記車両機構の制御処理を実行する車両用遠隔制御システムにおいて、
前記携帯機は、前記応答信号の出力強度を、通常出力と前記通常出力より通信可能距離の短い低出力とで切り換える出力切替手段を有し、
前記車両側受信部は、低出力の前記応答信号である短距離応答信号を受信する第2車両側受信部を有し、
前記第2車両側受信部が前記短距離応答信号を連続的または断続的に受信した際、前記車載制御装置は、通常の前記応答信号を受信した場合と異なる前記車両機構の第2制御処理を実行することを特徴とする車両用遠隔制御システム。
【請求項2】
前記車両側送信部は、第1車両側送信部と、前記第2車両側受信部の近傍に配設されて前記第1車両側送信部よりも通信可能距離の短い前記携帯機探知信号である短距離携帯機探知信号を電波送信する第2車両側送信部とを有し、
前記携帯機は、前記短距離携帯機探知信号を受信した場合、前記出力切替手段により前記応答信号を低出力に切り換えることを特徴とする請求項1に記載の車両用遠隔制御システム。
【請求項3】
通常の前記応答信号の信号データと、前記短距離応答信号の信号データは同一であり、
前記車載制御装置は、前記応答信号を受信した箇所を判定する受信位置判定手段を有し、前記短距離応答信号を前記第2車両側受信部より受信することにより、前記車両機構に前記第2制御処理を実行させてなることを特徴とする請求項2に記載の車両用遠隔制御システム。
【請求項4】
前記第2制御処理の実行時、前記第2車両側送信部近傍で前記ユーザが前記第2制御処理の実行を認知可能な報知手段を有することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の車両用遠隔制御システム。
【請求項5】
前記第2制御処理は、前記車両のランプの断線検出処理であり、前記車載制御装置は、前記第2制御処理の実行時、少なくとも前記ユーザが視認可能な前記ランプを点灯させ、前記ランプに流れる電流により断線検出を行なうことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の車両用遠隔制御システム。
【請求項6】
前記第2制御処理は、前記車両のサイドミラーの開閉処理であり、前記車載制御装置は、前記第2制御処理の実行時、少なくとも前記ユーザが視認可能な前記サイドミラーを開閉動作させることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の車両用遠隔制御システム。
【請求項7】
前記車両は、フロントガラスまたはドアガラスまたはリアガラスを含むガラス部に表示画像を投影する外部表示手段を有し、前記第2制御処理は、前記外部表示手段の表示処理であり、前記車載制御装置は、前記第2制御処理の実行時、少なくとも前記ユーザが視認可能な前記ガラス部に前記表示画像を表示させることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の車両用遠隔制御システム。
【請求項8】
前記車載制御装置は、前記第2制御処理が完了する前に、前記第2車両側受信部による前記短距離応答信号が未受信状態になった場合、前記車両機構を、前記第2制御処理前の状態または前記第2制御処理完了後の状態に遷移させることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の車両用遠隔制御システム。
【請求項9】
前記車載制御装置は、前記短距離応答信号を連続的または断続的に受信した時間または回数をカウントするカウント手段を有し、前記カウント手段によるカウント結果に基づき、前記第2車両側受信部による前記短距離応答信号が未受信状態になった後の前記車両機構の遷移状態を決定する遷移状態決定手段を有することを特徴とする請求項8に記載の車両用遠隔制御システム。
【請求項10】
前記携帯機は、前記第2車両側送信部からの前記短距離携帯機探知信号が未受信状態になった場合、前記短距離応答信号を電波送信する状態から通常の前記応答信号を電波送信する状態に切り換えることを特徴とする請求項2乃至8のいずれかに記載の車両用遠隔制御システム。
【請求項11】
請求項1乃至9のいずれかの車両用遠隔制御装置に用いられる車載制御装置。
【請求項12】
請求項1乃至9のいずれかの車両用遠隔制御装置に用いられる携帯機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両と、ユーザが所持する携帯機とにより、双方向通信を行ない、車両に搭載される車両機構を制御する車両用遠隔制御システム及び、この車両用遠隔制御システムに用いられる車載制御装置及び携帯機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の車両用遠隔制御システムは、特許文献1に開示されており、このような車両用遠隔制御システムは、ユーザが所持する携帯機(携帯用送信機)と、車両側に搭載され、携帯機から電波送信される信号を受信する車両側受信部(受信ユニット)とを備え、携帯機から送信された信号に基づき、車両のドアをロック、アンロック状態に遷移させるものである。
さらに特許文献1に開示された車両用遠隔制御システムは、携帯機からの信号によりドアがロック、アンロック状態に遷移した場合、車外ランプを点灯させ、ユーザにドアのロック、アンロック状態への遷移が完了したことを報知し、さらに、この報知による車外ランプ点灯時に車外ランプの断線検出を行なうというものである。
【0003】
また、特許文献1のようなランプの断線検出のみならず、特許文献2に開示されているように、サイドミラーなどの車両機構を、ユーザが所持する携帯機からの信号に基づき動作させるものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2007−302035号公報
【特許文献2】特開2011−000904号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1,2に記載のような車両用遠隔制御システムでは、車外から車両に備えられた車外ランプやサイドミラーなどの車両機構を制御できるものの、意図しない操作により車両機構を誤動作させてしまい、車両機構を誤動作させた車両及び信号を誤送信した携帯機の双方において、ムダに電力を消費させてしまうおそれがあった。
【0006】
そこで本発明は、前述の問題を鑑みて、車外から車両に備えられた車両機構を制御する場合において、意図しない誤動作を防止し、ムダな電力消費を防止する車両用遠隔制御システムと、これに用いられる車載制御装置及び携帯機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、前述した課題を解決するため、第1の発明は、車両側に搭載された複数の車両側受信部及び車両側送信部を有し、前記車両に備えられた車両機構を制御する車載制御装置と、ユーザが所持する携帯機とで構成され、前記車両側送信部が前記携帯機に対して携帯機探知信号を電波送信し、前記携帯機が前記携帯機探知信号に基づく応答信号を電波送信し、前記車載制御装置が前記応答信号に基づき前記車両機構の制御処理を実行する車両用遠隔制御システムにおいて、前記携帯機は、前記応答信号の出力強度を、通常出力と前記通常出力より通信可能距離の短い低出力とで切り換える出力切替手段を有し、前記車両側受信部は、低出力の前記応答信号である短距離応答信号を受信する第2車両側受信部を有し、前記第2車両側受信部が前記短距離応答信号を連続的または断続的に受信した際、前記車載制御装置は、通常の前記応答信号を受信した場合と異なる前記車両機構の第2制御処理を実行する。
【0008】
また、第2の発明では、前記車両側送信部は、第1車両側送信部と、前記第2車両側受信部の近傍に配設されて前記第1車両側送信部よりも通信可能距離の短い前記携帯機探知信号である短距離携帯機探知信号を電波送信する第2車両側送信部とを有し、前記携帯機は、前記短距離携帯機探知信号を受信した場合、前記出力切替手段により前記応答信号を低出力に切り換える。
【0009】
また、第3の発明では、通常の前記応答信号の信号データと、前記短距離応答信号の信号データは同一であり、前記車載制御装置は、前記応答信号を受信した箇所を判定する受信位置判定手段を有し、前記短距離応答信号を前記第2車両側受信部より受信することにより、前記車両機構に前記第2制御処理を実行させてなる。
【0010】
また、第4の発明では、前記第2制御処理の実行時、前記第2車両側送信部近傍で前記ユーザが前記第2制御処理の実行を認知可能な報知手段を有する。
【0011】
また、第5の発明では、前記第2制御処理は、前記車両のランプの断線検出処理であり、前記車載制御装置は、前記第2制御処理の実行時、少なくとも前記ユーザが視認可能な前記ランプを点灯させ、前記ランプに流れる電流により断線検出を行なう。
【0012】
また、第6の発明では、前記第2制御処理は、前記車両のサイドミラーの開閉処理であり、前記車載制御装置は、前記第2制御処理の実行時、少なくとも前記ユーザが視認可能な前記サイドミラーを開閉動作させる。
【0013】
また、第7の発明では、前記車両は、フロントガラスまたはドアガラスまたはリアガラスを含むガラス部に表示画像を投影する外部表示手段を有し、前記第2制御処理は、前記外部表示手段の表示処理であり、前記車載制御装置は、前記第2制御処理の実行時、少なくとも前記ユーザが視認可能な前記ガラス部に前記表示画像を表示させる。
【0014】
また、第8の発明では、前記車載制御装置は、前記第2制御処理が完了する前に、前記第2車両側受信部による前記短距離応答信号が未受信状態になった場合、前記車両機構を、前記第2制御処理前の状態または前記第2制御処理完了後の状態に遷移させる。
【0015】
また、第9の発明では、前記車載制御装置は、前記短距離応答信号を連続的または断続的に受信した時間または回数をカウントするカウント手段を有し、前記カウント手段によるカウント結果に基づき、前記第2車両側受信部による前記短距離応答信号が未受信状態になった後の前記車両機構の遷移状態を決定する遷移状態決定手段を有する。
【0016】
また、第10の発明では、前記携帯機は、前記第2車両側送信部からの前記短距離携帯機探知信号が未受信状態になった場合、前記短距離応答信号を電波送信する状態から通常の前記応答信号を電波送信する状態に切り換える。
【発明の効果】
【0017】
車外から車両に備えられた車両機構を制御する場合において、意図しない誤動作を防止し、ムダな電力消費を防止する車両用遠隔制御システムと、これに用いられる車載制御装置及び携帯機を提供する。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下に、本発明の車両用遠隔制御システムの一実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の車両用遠隔制御システムを構成する車載制御装置10と携帯機20の一実施形態における電気的構成図である。図2は、車両側受信部(11,12)及び車両側送信部(13,14)を搭載した車両の上面図である。
【0019】
この車両用遠隔制御システムは、車両に搭載された車載制御装置10と、ユーザが所持する携帯機20とにより構成され、車載制御装置10と携帯機20とが双方向の無線通信を行い、携帯機20から電波送信されるIDコードを車載制御装置10が照合,認証し、認証された場合、車載制御装置10が車両に搭載された車両機構30の制御処理を実行するものである。本実施形態において、車載制御装置10から携帯機20へは、通信可能距離が短いLF(Low Frequency:長波)帯の電波により電波送信を行い、携帯機20から車載制御装置10へは、比較的通信可能距離が長いUHF(Ultra High Frequency:極長短波)帯の電波により無線通信を行なうが、これに限るものではなく適宜選択される。
【0020】
(車載制御装置10の構成)
車載制御装置10は、図1に示すように、携帯機20からの応答信号を受信する第1車両側受信部11と、携帯機20からの短距離応答信号を受信する第2車両側受信部12と、携帯機20に対して携帯機探知信号を送信する第1車両側送信部13と、携帯機20に対して短距離携帯機探知信号を送信する第2車両側送信部14と、照合制御部15と、車両ECU16と、を備える。また、車載制御装置10は、後述する車両機構30に電気的に接続される。
【0021】
車載制御装置10は、第1車両側送信部13及び第2車両側送信部14から携帯機探知信号を携帯機20に対して電波送信し、携帯機20から電波送信された応答信号を第1車両側受信部11及び第2車両側受信部12から受信し、この応答信号の認証処理を行い、認証が成立した場合、後述する車両機構30を制御するものである。
【0022】
第1車両側受信部11は、図2に示すように、車両のドアスイッチ31付近に配設され、携帯機20からの応答信号を受信するUHF帯受信アンテナと、UHF帯受信アンテナにより受信された受信電波を、例えばASK(Amplitude Shift Keying:振幅偏移変調)やFSK(Frequency Shift Keying:周波数偏移変調)方式で電気信号に復調する復調回路と、電気信号を増幅する増幅回路と、を備えるものであり、携帯機20からの応答信号(電波信号)を電気信号に変換して照合制御部15に出力するものである。また、本実施形態の説明において、第1車両側受信部11のUHF帯受信アンテナの受信可能範囲を、図2では第1通信エリアE1として示す。
【0023】
第2車両側受信部12は、図2に示すように、車両のドアミラー付近と、リアドアーに配設され、後述する第2車両側送信部14の近傍に配設されるものであり、携帯機20から電波送信される通常応答信号よりも通信可能距離の短い短距離応答信号を受信するUHF帯受信アンテナと、UHF帯受信アンテナにより受信された受信電波を電気信号に復調する復調回路と、電気信号を増幅する増幅回路と、を備えるものであり、携帯機20からの応答信号(電波信号)を電気信号に変換して照合制御部15に出力するものである。
また、第2車両側受信部12のUHF帯受信アンテナは、後述するように近距離で保持された携帯機20から発せられる短距離応答信号を受信できればいいので、第1車両側受信部11のUHF帯受信アンテナよりも受信感度の低いアンテナで構成される。本実施形態の説明において、第2車両側受信部12のUHF帯受信アンテナの受信可能範囲を、図2では第2通信エリアE2として示す。
【0024】
第1車両側送信部13は、図2に示すように、車両のドアスイッチ31付近に配設され、照合制御部15から入力される携帯機探知信号を、例えばASK方式やFSK方式でLF帯の電波信号に変調する変調回路と、変調された携帯機探知信号をLF帯の電波で電波送信するLF帯送信アンテナと、を備えるものであり、照合制御部15からの携帯機探知信号(電気信号)を電波信号に変換して携帯機20に電波送信するものである。また、第1車両側送信部13は、第1車両側受信部11のUHF帯受信アンテナの受信可能範囲である第1通信エリアE1と略同範囲まで携帯機探知信号を電波送信することが望ましい。
【0025】
第2車両側送信部14は、図2に示すように、車両のドアミラー付近と、リアドアーに配設され、第2車両側受信部12の近傍に配設されるものであり、照合制御部15から入力される短距離携帯機探知信号をLF帯の電波信号に変調する変調回路と、変調された短距離携帯機探知信号を、通常の携帯機探知信号よりも通信可能距離が短いLF帯の電波で電波送信するLF帯送信アンテナと、を備えるものであり、照合制御部15からの短距離携帯機探知信号(電気信号)を電波信号に変換して、携帯機20に対して短距離の電波送信を行なうものである。
【0026】
また、第2車両側送信部14は、後述するように近距離で保持された携帯機20のみが受信できるように、第2車両側送受信機14のLF帯送信アンテナから10センチメートル程度まで届くように短距離携帯機探知信号を電波送信するものであり、第2車両側受信部12のUHF帯受信アンテナの受信可能範囲である第2通信エリアE2と略同範囲まで短距離携帯機探知信号を電波送信することが望ましい。
【0027】
また、第2車両側送信部14は、本実施形態のように複数設けられる場合には、ポーリング電波送信方式を採用し、短距離携帯機探知信号を送信する第2車両側送信部14を時分割的に順次切り換えるものであり、当該方式によって、各第2車両側送信部14の信号送信周期を長く設定することができ、車両の電力消費を抑えることが出来る。
【0028】
照合制御部15は、CPU151と、メモリ152などを含むECU(Electronic Control Unit)であり、第1車両側受信部11と、第2車両側受信部12と、第1車両側送信部13と、第2車両側送信部14と、車両ECU16とに電気的に接続される。
【0029】
CPU151は、メモリ152に記憶された携帯機探知信号を読み出し、電気信号として第1車両側送信部13及び第2車両側送信部14へ出力する。
また、CPU151は、第1車両側受信部11及び第2者両側受信部12から応答信号を入力し、応答信号に含まれた携帯機20のIDコードとメモリ152に記憶された認証コードとを照合し、携帯機20から送信された応答信号(IDコード)とメモリ152に記憶された認証コードが一致した(照合結果が正の)場合、認証処理が成立したと判断する(認証処理)。CPU151は、認証処理が成立した場合、車両ECU16に対して認証成立信号を出力し、車両ECU16が車両機構30の制御処理を実行する。また、CPU151は、入力された応答信号が、第1車両側受信部11から入力された応答信号であるのか、第2車両側受信部12から入力された応答信号であるのかを入力ポートの違いにより判断できるように構成される。
【0030】
また、照合制御部15は、第1車両側受信部11または第2車両側受信部12から応答信号を連続的または断続的に入力した時間または回数をカウントするカウント手段(図示しない)を有する。照合制御部15は、このカウント手段のカウント結果により、照合制御部15に入力された応答信号が、短い時間または少ない回数だけ入力される通常応答信号によるものか、連続的または断続的に長い時間または回数多く入力される短距離応答信号によるものかを判断する。照合制御部15は、入力された応答信号が通常応答信号である場合、車両ECU16を介して車両機構30に通常処理制御を実行させ、短距離応答信号である場合には、車両ECU16を介して車両機構30に通常処理制御とは異なる第2処理制御を実行させる。通常処理制御及び第2処理制御については後述する。
【0031】
(携帯機20の構成)
携帯機20は、図1に示すように、車載制御装置10から電波送信される携帯機探知信号を受信する携帯機側受信部21と、車載制御装置10に対して応答信号を電波送信する携帯機側送信部22と、携帯機側制御部23と、携帯機側送信部22から電波送信される応答信号の出力強度を切り換える出力切替部24と、各部に電力供給する電池(図示しない)と、を備え、車載制御装置10からの携帯機探知信号に応答して、携帯機20のIDコードを含む応答信号(アンサー信号)を車載制御装置10に対して電波送信するものである。
【0032】
携帯機側受信部21は、車載制御装置10から電波送信される携帯機探知信号を受信するLF帯受信アンテナと、LF帯受信アンテナにより受信された受信電波を、例えばASK)方式やFSK方式で電気信号に復調する復調回路と、電気信号を増幅する増幅回路と、を備えるものであり、車載制御装置10から電波送信される携帯機探知信号(電波信号)を電気信号に変換して携帯機側制御部23に出力するものである。
【0033】
携帯機側送信部22は、携帯機側制御部23から入力される応答信号(アンサー信号)を、例えばASK方式やFSK方式でUHF帯の電波信号に変調する変調回路と、変調された応答信号をUHF帯の電波で電波送信するUHF帯送信アンテナと、を備えるものであり、携帯機側制御部23からの応答信号(電気信号)を電波信号に変換して車載制御装置10に電波送信するものである。
【0034】
携帯機側制御部23は、携帯機側CPU231と、携帯機側メモリ232などを含むECUであり、携帯機側受信部21と、携帯機側送信部22と、出力切替部24とに電気的に接続され、携帯機20の電気的制御を行うものである。
【0035】
携帯機側CPU231は、携帯機側受信部21から入力された電気信号と、携帯機側メモリ232に記憶されているデータとを照合し、携帯機側受信部21から入力された電気信号が携帯機探知信号であるかを判定する。携帯機側CPU231は、携帯機探知信号を入力した場合、携帯機側メモリ232に記憶された応答信号(アンサー信号)を読み出し、電気信号として携帯機側送信部22へ出力する。
【0036】
また、携帯機側CPU231は、携帯機20が、第1車両側送信部13から電波送信された通常携帯機探知信号のみ受信する状態(第1通信エリアE1内かつ第2通信エリアE2外)であるのか、第2車両側送信部14から電波送信された短距離携帯機探知信号が受信できる状態(第2通信エリアE2内)にあるのかを判断する。
【0037】
携帯機側CPU231は、図3に示すように、携帯機側受信部21による携帯機探知信号の受信間隔の違いにより、通常携帯機探知信号のみ受信する状態であるか短距離携帯機探知信号を受信可能な状態であるかを判定する。
携帯機20の位置が第1通信エリアE1内かつ第2通信エリアE2外である場合、携帯機側受信部21は第1車両側送信部13からの信号のみを受信するので、信号間隔が期間Taとなる。携帯機側CPU231は、入力した信号間隔が期間Taである場合、携帯機20が通常携帯機探知信号のみ受信する状態であると判定し、携帯機側送信部21を介して通常応答信号を電波送信する。
また、携帯機20の位置が第2通信エリアE2内である場合、携帯機側受信部21は第1車両側送信部13からの信号と第2車両側送信部14からの信号を受信するので、信号間隔が期間Tbとなる。携帯機側CPU231は、入力した信号間隔が期間Tbである場合、短距離携帯機探知信号が受信可能な状態であると判定し、出力切替部24をオン状態にし、携帯機側送信部21を介して短距離応答信号を電波送信する。
【0038】
出力切替部24は、携帯機側制御部23からの指示信号に従い、アンテナに供給される電流を調整することにより、携帯機側送信部21から電波送信される応答信号の出力強度を制御するものであり、例えば可変抵抗器及び整合回路などから構成される。
出力切替部24は、携帯機側CPU231が携帯機側送信部22を介して通常応答信号を出力する場合、アンテナに通常の大きさの電流を流す。また、携帯機側CPU231が携帯機側送信部22を介して短距離応答信号を出力する場合、出力切替部24は、アンテナに通常より小さい電流を流す。斯かる構成により、通常応答信号は通信可能距離が比較的長い電波として送信され、短距離応答信号は消費電力を低く抑えた通信可能距離が比較的短い電波として送信される。
【0039】
以上が本実施形態における車載制御装置10と携帯機20の構成であるが、これより車載制御装置10と携帯機20の動作処理について、図4,5を用いて説明する。
【0040】
(認証処理)
まず、車載制御装置10による携帯機20の認証処理について図4を用いて説明する。ステップA1において、車載制御装置10の照合制御部15は、第1車両側送信部13から通常携帯機探知信号を、第2車両側送信部14から短距離携帯機探知信号を断続的に送信させる。
【0041】
ステップB1において、携帯機20の携帯機側制御部23は、携帯機側受信部21から入力した電気信号のデータと携帯機側メモリ232に記憶されたデータと照合し、携帯機探知信号が入力されたか否かを判定する。
【0042】
次に、携帯機側制御部23は、図3に示すように、携帯機側受信部21から入力される携帯機探知信号の受信間隔の違いにより、通常携帯機探知信号のみ受信する状態であるか短距離携帯機探知信号を受信可能な状態であるかを判定する。(ステップB2)
【0043】
ステップB2において、携帯機側受信部21から短距離携帯機探知信号が入力されたと判定した場合、携帯機側制御部23は、ステップB3aにおいて、出力切替部24により応答信号の電波の出力強度を低出力に切り替え、ステップB4aにおいて、携帯機側送信部22から短距離応答信号を電波送信する。
また、ステップB2において、携帯機側受信部21から入力された携帯機探知信号が通常携帯機探知信号であると判定した場合、携帯機側制御部23は、ステップB3bにおいて、出力切替部24により応答信号の電波の出力強度を通常出力に切り替え、ステップB4において、携帯機側送信部22から通常応答信号を電波送信する。
【0044】
ステップB5において、携帯機側制御部23は、携帯機側受信部21から短距離携帯機探知信号が連続的または断続的に受信されているかを判定し、短距離携帯機探知信号が連続的または断続的に受信されている場合、携帯機側制御部23は、ステップB4aの短距離応答信号の電波送信を連続的または断続的に繰り返す。
【0045】
ステップB5において、短距離携帯機探知信号が連続的または断続的に受信されない場合、携帯機側制御部23は、ステップB6において、出力切替部24により応答信号の電波の出力強度を低出力に切り替える。
【0046】
上記のように、携帯機側制御部23は、携帯機側受信部21からの短距離携帯機探知信号の受信状態に基づき、携帯機送信部22から短距離応答信号を継続的に電波送信するかを判断するが、通常応答信号を送信する場合は、所定の時間または回数だけ通常応答信号を電波送信して終了する。
【0047】
ステップA2において、車載制御装置10の照合制御部15は、第1車両側受信部11または第2車両側受信部12から入力した電気信号のIDコードとメモリ152に記憶された認証コードとを照合し、所定の応答信号が入力されたか否かを判定する。
【0048】
ステップA3において、照合制御部15は、第1車両側受信部11または第2車両側受信部12のどちらから応答信号が入力されたかを、CPU151の応答信号が入力される入力ポートの違いにより判定し、第1車両側受信部11から入力された場合は通常応答信号であると判定し、第2車両側受信部12から入力された場合は短距離応答信号であると判定する。また、入力された応答信号が連続的または断続的である場合、短距離応答信号を入力していると判定する。
【0049】
ステップA3において、入力された応答信号が短距離応答信号であると判定された場合、車載制御装置10は、車両ECU16を介して車両機構30を第2制御処理にて操作する。
また、ステップA3において、入力された応答信号が通常応答信号であると判定された場合、車載制御装置10は、車両ECU16を介して車両機構30を通常制御処理にて操作する。
【0050】
次に通常制御処理と第2制御処理について説明する。
通常制御処理は、車両のドアのロック、アンロック制御であり、車載制御装置10と携帯機20との認証が終了した(ステップA2)後、ステップA5の状態にて、車両のドアスイッチ31が押圧された場合、車両のドアロック32によりドアをロック、アンロックする制御処理である。
【0051】
第2制御処理は、車両のランプの断線検出処理やミラー操作処理また外部表示処理などである。第2制御処理の動作フローを図5に示す。ステップA41において、車載制御装置10は、車両ECU16を介して、テールランプ33a、ストップランプ33b、バックランプ33c、リアターンシグナルランプ33dに順次電流を供給し、その電流の異常を検出し、各ランプの正常、異常を車両の表示装置(図示しない)に表示させる断線検出を実行する。
【0052】
ステップA42において、車載制御装置10は、第2制御処理が完了したかを判定し、ステップA43において短距離応答信号が継続受信されているかを判定し、継続受信がなされている間、第2制御処理の実行を継続させる(ステップA41乃至A43を繰り返す)。
【0053】
ステップA43において短距離応答信号が未受信になった場合、車載制御装置10(CPU151)は、ステップA44において、短距離応答信号をどのくらい連続的または断続的に入力したかの時間または回数のカウント結果に基づき、第2制御処理を実行中の車両機構30を、最終状態へ遷移させる。
【0054】
最終状態とは、第2制御処理前の状態と、第2制御処理完了の状態とである。短距離応答信号が未受信になった際、カウント結果が所定値未満であれば、CPU151は車両機構30を第2制御処理前の状態に遷移させ、カウント結果が所定値以上であれば、CPU151は車両機構30を第2制御処理完了の状態に遷移させる。
断線検出において、第2制御処理前の状態とは、断線検出の結果を何も表示装置に表示させない状態であり、第2制御処理完了の状態とは、ランプ全ての断線検出を完了させ、表示装置に表示させた状態である。
【0055】
以上の車両用遠隔制御システムを構成する車載制御装置10及び携帯機20によって、車外から車両に備えられた車両機構を制御する場合において、意図しない誤動作を防止し、さらにムダな電力消費を防止することができる。
【0056】
本実施形態に係る車両用遠隔制御システムは、車両側に搭載された複数の車両側受信部11,12及び車両側送信部13,14を有し、車両に備えられた車両機構30を制御する車載制御装置10と、ユーザが所持する携帯機20とで構成され、車両側送信部13,14が携帯機20に対して携帯機探知信号を電波送信し、携帯機20が携帯機探知信号に基づく応答信号を電波送信し、車載制御装置10が応答信号に基づき車両機構30の制御処理を実行する車両用遠隔制御システムにおいて、携帯機は、応答信号の出力強度を、通常出力と通常出力より通信可能距離の短い低出力とで切り換える出力切替手段(23,24)を有し、車両側受信部(11,12)は、短距離応答信号を受信する第2車両側受信部12を有し、第2車両側受信部12が短距離応答信号を連続的または断続的に受信した際、車載制御装置10は、通常の前記応答信号を受信した場合と異なる前記車両機構30の第2制御処理を実行する。斯かる構成により、携帯機20からの短距離の無線信号にのみ第2制御処理を実行するので、車両から離れた位置で携帯機20の誤操作を行なった場合は、第2制御処理を実行しないので、車両側の誤動作を防止することができる。さらに、携帯機20からの短距離応答信号を連続的または断続的に受信した場合のみ第2制御処理を実行するので、車両に近い位置で携帯機の誤操作を行なった場合にも、第2制御処理を実行しないので、車両側の誤動作を防止することができる。
【0057】
なお、車両側送信部(13,14)は、第1車両側送信部13と、第2車両側受信部12の近傍に配設されて第1車両側送信部13よりも通信可能距離の短い携帯機探知信号である短距離携帯機探知信号を電波送信する第2車両側送信部14とを有し、携帯機20は、短距離携帯機探知信号を受信した場合、出力切替手段(23,24)により短距離応答信号を電波送信する。斯かる構成により、携帯機20に操作部を設けることなく携帯機20が送信する電波の通信可能距離を切り換えることができ、部品費を削減できる。また、第2車両側受信部12に近づいてから携帯機20から短距離応答信号を電波送信することで、第2車両側受信部12に受信されない位置から携帯機20が短距離応答信号を電波送信することによるムダな電力消費を削減することが出来る。
【0058】
また、通常応答信号の信号データと、短距離応答信号の信号データは同一であり、車載制御装置10は、応答信号を受信した箇所を判定する受信位置判定手段(151)を有し、短距離応答信号を第2車両側受信部12より受信することにより、車両機構30に第2制御処理を実行させてなる。斯かる構成により、携帯機側メモリ232に予め記憶するデータ容量を削減できる。
【0059】
第2制御処理の実行時、第2車両側受信部14近傍でユーザが第2制御処理の実行を認知可能な報知手段(30)を有し、斯かる構成により、ユーザは携帯機20を保持したその位置のまま第2制御処理が実行されたことを、認識することができる。
【0060】
第2制御処理は、車両のランプ33の断線検出処理であり、車載制御装置10は、第2制御処理の実行時、少なくともユーザが視認可能なランプ33を点灯させ、ランプ33に流れる電流により断線検出を行ない、車外から誤動作なく、各ランプ33を視認しながら断線検出をすることができる。
【0061】
第2制御処理は、車両のサイドミラー35の開閉処理であり、車載制御装置10は、第2制御処理の実行時、少なくともユーザが視認可能なサイドミラー35を開閉動作させ、車外から誤動作なく、サイドミラー35を視認しながら開閉処理することができる。
【0062】
車両は、フロントガラスまたはドアガラスまたはリアガラスを含むガラス部に表示画像を投影する外部表示手段(HUD装置)34を有し、第2制御処理は、外部表示手段34の表示処理であり、車載制御装置10は、第2制御処理の実行時、少なくともユーザが視認可能なガラス部に表示画像を表示させ、車外から誤動作なく視認可能な位置で表示画像を視認することができる。
【0063】
車載制御装置10は、第2制御処理が完了する前に、第2車両側受信部12による短距離応答信号が未受信状態になった場合、車両機構30を、第2制御処理前の状態または前記第2制御処理完了後の状態に遷移させるものであり、途中で第2車両側受信部12による短距離応答信号が未受信状態になった場合、半端な状態で車両機構30が維持されてしまうのを防止することができ、また、車両機構30が再駆動するために、車両機構30がどの状態にあるかを一時的にROMなどに記憶する際に、半端な状態を記憶する必要がなく複雑な処理を省くことができる。
【0064】
車載制御装置10は、短距離応答信号を連続的または断続的に受信した時間または回数をカウントするカウント手段(151)を有し、カウント手段(151)によるカウント結果に基づき、第2車両側受信部12による短距離応答信号が未受信状態になった後の車両機構30の遷移状態を決定する遷移状態決定手段(151)を有し、短距離応答信号を送信する携帯機20がどれだけの期間、第2車両側受信部12付近に保持されたかを読み取り、第2制御処理をキャンセルしたい場合、または第2制御処理を完了させたいが間違えて携帯機20を第2車両側受信部12から離してしまった場合にも、ユーザの意図を、動作が行なわれた期間であるカウント結果から読み取ることができ、これらのユーザの意図を車両機構30の最終状態として反映することができる。
【0065】
携帯機20は、第2車両側送信部14からの短距離携帯機探知信号が未受信状態になった場合、短距離応答信号を電波送信する状態から通常応答信号を電波送信する状態に切り換えるものであり、斯かる構成により、携帯機20が送信する短距離応答信号が、第2車両側受信部14に届かない位置に携帯機20が移動した場合に、直ちに自動的に携帯機20の連続(断続)送信を停止することができ、ムダな消費電力を削減することができる。
【0066】
なお、本発明は以上の実施形態及び図面によって限定されるものではない。本発明の要旨を変更しない範囲で、適宜、変更(構成要素の削除も含む)を加えることが可能である。以下に変形例の一例を示す。
【0067】
(変形例)
上記実施形態において、出力切替部24は、可変抵抗器及び整合回路などのハード的な構成によりアンテナに供給される電流を調整していたが、ソフト的な処理によりアンテナに供給される電流を調整してもよい。
【0068】
また、上記実施形態では、第1車両用受信部11と第1車両側送信部13、及び第2車両用受信部12と第2車両側送信部14、をそれぞれ別の構成としていたが、それぞれ第1車両側送受信部、第2車両側送受信部として構成されてもよい。
【0069】
また、上記実施形態では、携帯機側制御部23は、携帯機側受信部21から入力される携帯機探知信号の受信間隔の違いにより、通常携帯機探知信号のみ受信する状態であるか短距離携帯機探知信号を受信可能な状態であるかを判定していたが、通常携帯機探知信号と短距離携帯機探知信号とが異なるデータであり、これらのデータの違いにより判定してもよい。
【0070】
また、上記実施形態では、照合制御部15は、第1車両側受信部11または第2車両側受信部12のどちらから応答信号が入力されたかを、CPU151の応答信号が入力される入力ポートの違いにより判定していたが、通常応答信号と短距離応答信号とが異なるデータであり、これらのデータの違いにより判定してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0071】
図1】本発明の一実施形態における車両用遠隔制御システムの電気的構成図である。
図2】上記実施形態の車両側受信部(11,12)及び車両側送信部(13,14)を搭載した車両の上面図であり、第1通信エリアE1と第2通信エリアE2の説明図である。
図3】上記実施形態の携帯機の位置による携帯機20の受信状態を説明する図である。
図4】上記実施形態における照合処理の動作フロー図である。
図5】上記実施形態における第2制御処理の動作フロー図である。
【符号の説明】
【0072】
10 車載制御装置
11 第1車両側受信部
12 第2車両側受信部
13 第1車両側送信部
14 第2車両側送信部
15 照合制御部
151 CPU
152 メモリ
16 車両ECU
20 携帯機
21 携帯機側受信部
22 携帯機側送信部
23 携帯機側制御部
231 携帯機側CPU
232 携帯機側メモリ
24 出力切替部
30 車両機構
図1
図2
図3
図4
図5