特許第5963148号(P5963148)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許5963148商品取引仲介プログラム、商品取引仲介装置、商品取引仲介システム、商品取引仲介装置の動作方法、および商品取引仲介プログラムが記憶された記憶媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5963148
(24)【登録日】2016年7月8日
(45)【発行日】2016年8月3日
(54)【発明の名称】商品取引仲介プログラム、商品取引仲介装置、商品取引仲介システム、商品取引仲介装置の動作方法、および商品取引仲介プログラムが記憶された記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   G06Q 30/06 20120101AFI20160721BHJP
   G07G 1/12 20060101ALI20160721BHJP
   G07G 1/14 20060101ALI20160721BHJP
【FI】
   G06Q30/06 312
   G07G1/12 361E
   G07G1/14
【請求項の数】9
【全頁数】15
(21)【出願番号】特願2013-271657(P2013-271657)
(22)【出願日】2013年12月27日
(65)【公開番号】特開2015-125711(P2015-125711A)
(43)【公開日】2015年7月6日
【審査請求日】2014年8月26日
(73)【特許権者】
【識別番号】514002330
【氏名又は名称】株式会社オープンドア
(74)【代理人】
【識別番号】100082669
【弁理士】
【氏名又は名称】福田 賢三
(74)【代理人】
【識別番号】100095337
【弁理士】
【氏名又は名称】福田 伸一
(74)【代理人】
【識別番号】100095061
【弁理士】
【氏名又は名称】加藤 恭介
(72)【発明者】
【氏名】関根 大介
【審査官】 阿部 潤
(56)【参考文献】
【文献】 特開2002−279250(JP,A)
【文献】 特開2002−163437(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00 − 99/00
G07G 1/12
G07G 1/14
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
商品の購入を希望する購入者と前記商品を提供する提供者との予約購入取引を、ネットワークを通じて仲介するコンピュータに
複数の前記提供者ごとに設定された前記商品の割引設定情報を記憶する記憶手順と、
前記商品のうち前記割引設定情報に基づいて抽出した割引対象商品の価格である割引対象価格と、検索条件が前記割引対象商品と同一の前記商品の価格である一般価格とを比較し、この一般価格よりも安い価格である割引変更価格に前記割引対象価格を変更する割引算出手順と、
を実行させるものであり
複数の前記提供者ごとに設定された前記割引設定情報に基づいて抽出した前記割引設定情報ごとの前記割引対象価格と前記一般価格とを比較し、複数の前記割引対象価格のうち前記割引変更価格が最安値となる前記割引対象価格を前記割引変更価格に変更する、
ことを特徴とする商品取引仲介プログラム。
【請求項2】
商品の購入を希望する購入者と前記商品を提供する提供者との予約購入取引を、ネットワークを通じて仲介するコンピュータに、
複数の前記提供者ごとに設定された前記商品の割引設定情報を記憶する記憶手順と、
前記商品のうち前記割引設定情報に基づいて抽出した割引対象商品の価格である割引対象価格と、検索条件が前記割引対象商品と同一の前記商品の価格である一般価格とを比較し、この一般価格よりも安い価格である割引変更価格に前記割引対象価格を変更する割引算出手順と、
を実行させるものであり、
前記割引設定情報に仲介手数料情報が含まれ、
複数の前記提供者ごとに設定された前記割引設定情報に基づいて抽出した複数の前記割引対象価格のうち、前記仲介手数料の値が最高値である前記割引設定情報に基づいて抽出した前記割引対象価格を前記割引変更価格に変更する、
ことを特徴とする商品取引仲介プログラム。
【請求項3】
前記割引設定情報に追随差額情報が含まれ、
前記一般価格のうち最安値である一般最安値価格との差額が、前記追随差額情報の値以下である前記割引対象価格を前記割引変更価格に変更する、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載された商品取引仲介プログラム。
【請求項4】
前記割引設定情報に割引価格情報が含まれ、
前記一般最安値価格から前記割引価格情報の値を差し引いて前記割引変更価格を算出する、
ことを特徴とする請求項に記載された商品取引仲介プログラム。
【請求項5】
前記割引対象価格と前記割引変更価格との差額を、前記割引対象商品の前記提供者の端末に出力する情報出力手順を含む
ことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載された商品取引仲介プログラム。
【請求項6】
商品の購入を希望する購入者と前記商品を提供する提供者との予約購入取引が、ネットワークを通じて仲介される商品取引仲介装置において、
複数の前記提供者ごとに設定された前記商品の割引設定情報が記憶された記憶部と、
前記商品のうち前記割引設定情報に基づいて抽出された割引対象商品の価格である割引対象価格と、検索条件が前記割引対象商品と同一の前記商品の価格である一般価格とが比較され、この一般価格よりも安い価格である割引変更価格に前記割引対象価格が変更される割引算出部と、
が備えられ
複数の前記提供者ごとに設定された前記割引設定情報に基づいて抽出した前記割引設定情報ごとの前記割引対象価格と前記一般価格が比較され、複数の前記割引対象価格のうち前記割引変更価格が最安値となる前記割引対象価格が前記割引変更価格に変更される
ことを特徴とする商品取引仲介装置
【請求項7】
商品の購入を希望する購入者前記商品を提供する提供者、前記購入者と前記提供者との予約購入取引が仲介される商品取引仲介装置、がネットワークを通じて接続された商品取引仲介システムにおいて、
前記商品取引仲介装置に対して読み書き可能な記憶部に、複数の前記提供者ごとに設定された割引設定情報が記憶され
前記商品のうち前記割引設定情報に基づいて抽出された割引対象商品の価格である割引対象価格と、検索条件が前記割引対象商品と同一の前記商品の価格である一般価格とが比較され、この一般価格よりも安い価格である割引変更価格に前記割引対象価格が変更される割引算出部が、前記商品取引仲介装置に備えられ、
複数の前記提供者ごとに設定された前記割引設定情報に基づいて抽出された前記割引設定情報ごとの前記割引対象価格と前記一般価格とが比較され、複数の前記割引対象価格のうち前記割引変更価格が最安値となる前記割引対象価格が前記割引変更価格に変更される、
ことを特徴とする商品取引仲介システム。
【請求項8】
商品の購入を希望する購入者前記商品を提供する提供者との予約購入取引を、ネットワークを通じて仲介する商品取引仲介装置の動作方法であって、
前記商品取引仲介装置が、
複数の前記提供者ごとに設定した前記商品の割引設定情報を記憶する記憶手順と
前記商品のうち前記割引設定情報に基づいて抽出た割引対象商品の価格である割引対象価格と、検索条件が前記割引対象商品と同一の前記商品の価格である一般価格と比較、この一般価格よりも安い価格である割引変更価格に前記割引対象価格変更る割引算出手順と、
実行するものであり
複数の前記提供者ごとに設定した前記割引設定情報に基づいて抽出した前記割引設定情報ごとの前記割引対象価格と前記一般価格とを比較し、複数の前記割引対象価格のうち前記割引変更価格が最安値となる前記割引対象価格を前記割引変更価格に変更する、
ことを特徴とする商品取引仲介装置の動作方法
【請求項9】
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載された商品取引仲介プログラムが記憶された
ことを特徴とするコンピュータで読み取り可能な記憶媒体
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、商品の購入を希望する購入者と、商品を提供する提供者との予約購入取引を、ネットワークを通じて仲介する商品取引仲介プログラム、商品取引仲介装置、商品取引仲介システム、商品取引仲介方法、および商品取引仲介プログラムが記憶された記憶媒体に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、宿泊施設の予約や商品の販売の取引(以下、「商品の予約購入取引」と記す)はネットワークを通じて行われている。一般的には、例えば旅行会社や宿泊施設提供会社などによって提供される旅行商品の情報が旅行ポータルサイトにおいて表示される。旅行ポータルサイトでは、購入者であるユーザーによって入力された所望の条件に該当する旅行商品が検索され、価格が安い順番に並べられている。
【0003】
上記したネットワークを通じた商品の予約購入取引に用いられる商品取引仲介装置として、下記特許文献1に記載された宿泊施設予約仲介方法がある。この宿泊施設予約仲介方法によれば、宿泊予約データベースサーバは、端末を通じて旅行商品の価格などの情報が旅行会社等により入力され、その中から最も安価な利用料金のみが選出されて表示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2005−284919号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上記した宿泊施設予約仲介方法によれば、旅行商品の価格が旅行会社の間で同額となって競合する場合がある。また、競合した場合、旅行会社等は他社の動向を常に監視していなければ最安値の旅行商品を提供することができず、情報をその都度最安値に更新する必要があるため、煩雑な作業を要していた。
【0006】
本発明は上記の実情に鑑みて提案されたものである。すなわち、旅行会社等が常に最安値の商品を提供することができる商品取引仲介プログラム、商品取引仲介装置、商品取引仲介システム、商品取引仲介方法、および商品取引仲介プログラムが記憶された記憶媒体の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明に係る商品取引仲介プログラムは、商品の購入を希望する購入者と前記商品を提供する提供者との予約購入取引を、ネットワークを通じて仲介する商品取引仲介プログラムにおいて、前記商品の割引設定情報を記憶する記憶手順と、複数の前記提供者が提供する前記商品のうち前記割引設定情報に基づいて抽出した割引対象商品の価格である割引対象価格と、検索条件が前記割引対象商品と同一の前記商品の価格である一般価格とを比較し、この一般価格よりも安い価格である割引変更価格に前記割引対象価格を変更する割引算出手順と、をコンピュータに実行させる、ことを特徴とする。
【0008】
本発明に係る商品取引仲介プログラムは、複数の前記割引設定情報に基づいて抽出した複数の前記割引対象価格と前記一般価格とを比較し、複数の前記割引対象価格のうち前記割引変更価格が最安値となる前記割引対象価格を、前記割引変更価格に変更する、ことを特徴とする。
【0009】
本発明に係る商品取引仲介プログラムは、前記割引設定情報に仲介手数料情報が含まれ、複数の前記割引設定情報に基づいて抽出した複数の前記割引対象価格のうち、前記仲介手数料の値が最高値である割引設定情報に基づいて抽出した前記割引対象価格を、前記割引変更価格に変更する、ことを特徴とする。
【0010】
本発明に係る商品取引仲介プログラムは、前記割引設定情報に追随差額情報が含まれ、前記一般価格のうち最安値である一般最安値価格との差額が、前記追随差額情報の値以下である前記割引対象価格を前記割引変更価格に変更する、ことを特徴とする。
【0011】
本発明に係る商品取引仲介プログラムは、前記割引設定情報に割引価格情報が含まれ、前記一般最安値価格から前記割引価格情報の値を差し引いて前記割引変更価格を算出する、ことを特徴とする。
【0012】
本発明に係る商品取引仲介プログラムは、前記割引対象価格と前記割引変更価格との差額を、前記割引対象商品の前記提供者の端末に出力する情報出力手順を含む、ことを特徴とする。
【0013】
本発明に係る商品取引仲介装置は、商品の購入を希望する購入者と前記商品を提供する提供者との予約購入取引が、ネットワークを通じて仲介される商品取引仲介装置において、前記商品の割引設定情報が記憶された記憶部と、前記商品のうち前記割引設定情報に基づいて抽出された割引対象商品の価格である割引対象価格と、検索条件が前記割引対象商品と同一の前記商品の価格である一般価格とが比較され、この一般価格よりも安い価格である割引変更価格に前記割引対象価格が変更される割引算出部と、が備えられた、ことを特徴とする。
【0014】
本発明に係る商品取引仲介システムは、商品の購入を希望する購入者、前記商品を提供する提供者、前記購入者と前記提供者との予約購入取引が仲介される商品取引仲介装置、がネットワークを通じて接続された商品取引仲介システムにおいて、前記商品取引仲介装置に対して読み書き可能な記憶部に割引設定情報が記憶され、前記商品のうち前記割引設定情報に基づいて抽出された割引対象商品の価格である割引対象価格と、検索条件が前記割引対象商品と同一の前記商品の価格である一般価格とが比較され、この一般価格よりも安い価格である割引変更価格に前記割引対象価格が変更される割引算出部が、前記商品仲介取引装置に備えられた、ことを特徴とする。
【0015】
本発明に係る商品取引仲介方法は、商品の購入を希望する購入者と前記商品を提供する提供者との予約購入取引を、ネットワークを通じて仲介する商品取引仲介方法において、前記商品の割引設定情報を記憶する記憶手順と、前記商品のうち前記割引設定情報に基づいて抽出した割引対象商品の価格である割引対象価格と、検索条件が前記割引対象商品と同一の前記商品の価格である一般価格とを比較し、この一般価格よりも安い価格である割引変更価格に前記割引対象価格を変更する割引算出手順と、を含む、ことを特徴とする。
【0016】
本発明に係るコンピュータで読み取り可能な記憶媒体は、商品取引仲介プログラムが記憶された、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0017】
本発明に係る商品取引仲介プログラム、商品取引仲介装置、商品取引仲介システム、商品取引仲介方法、および商品取引仲介プログラムが記憶された記憶媒体は上記した構成である。すなわち、同一の検索条件に該当する商品が複数の提供者ごとに異なる価格で提供されていた場合、予め割引設定情報の対象となる商品(割引対象商品)は、その価格(割引対象価格)が他の商品の価格(一般価格)よりも安い価格(割引変更価格)に変更される。したがって、割引設定情報の対象となる商品を提供する提供者は、常に最安値の商品を購入者に提供することができ、商品の販売可能性を高めることができる。また、他社の動向に対する監視負担を軽減することができ、作業を簡便にすることができる。一方、購入者は市場における最安値で商品の予約購入取引をすることができる。
【0018】
本発明に係る商品取引仲介プログラムは、複数の割引設定情報に基づいて抽出した複数の割引対象価格と一般価格とを比較し、複数の割引対象価格のうち割引変更価格が最安値となる割引対象価格を、割引変更価格に変更するものである。すなわち、複数の提供者によって複数の割引設定情報が商品に設定された場合、その商品(割引対象商品)の複数の価格(割引対象価格)のうち、割引変更価格が最安値となる方の割引対象価格が、割引変更価格に変更される。したがって、割引対象価格が競合した場合であっても、一方の提供者は常に最安値の商品を購入者に提供することができる。
【0019】
本発明に係る商品取引仲介プログラムは、割引設定情報に仲介手数料情報が含まれ、複数の割引設定情報に基づいて抽出した複数の割引対象価格のうち、仲介手数料の値が最高値である割引設定情報に基づいて抽出した割引対象価格を、割引変更価格に変更するものである。すなわち、複数の割引設定情報が商品に設定された場合、その割引設定情報のうち、仲介手数料が最高値である方の割引設定情報に基づいて抽出した割引対象価格が、割引変更価格に変更される。したがって、割引対象価格が競合した場合であっても、一方の提供者は常に最安値の商品を購入者に提供することができる。
【0020】
本発明に係る商品取引仲介プログラムは、割引設定情報に追随差額情報が含まれ、一般価格のうち最安値である一般最安値価格との差額が、追随差額情報の値以下である割引対象価格を割引変更価格に変更するものである。すなわち、提供者によって任意に設定された追随差額情報に基づいて、商品の価格(割引対象価格)からの割引度合が一般最安値価格を基準に決定される。したがって、提供者は許容できる範囲で商品の価格(割引対象価格)からの割引度合を、追随差額情報によって任意に決定することができる。
【0021】
本発明に係る商品取引仲介プログラムは、割引設定情報に割引価格情報が含まれ、一般最安値価格から割引価格情報の値を差し引いて割引変更価格を算出するものである。すなわち、提供者によって任意に設定された割引価格情報に基づいて、一般最安値価格からの割引度合が決定される。したがって、提供者は許容できる範囲で一般最安値価格からの割引度合割を、割引価格情報によって任意に決定することができる。
【0022】
本発明に係る商品取引仲介プログラムは、割引対象価格と割引変更価格との差額を、割引対象商品の提供者の端末に出力する情報出力手順を含むものである。すなわち、商品の価格(割引対象価格)と割引変更価格との差額から、商品の価格(割引対象価格)からの割引額が算出されて提供者の端末に出力される。したがって、提供者は割引額に基づいて様々なサービスを購入者に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
図1】本発明の実施形態に係る商品取引仲介装置を用いた商品取引仲介システムの概略図である。
図2】本発明の実施形態に係る商品取引仲介プログラムによる処理の流れが示されたフロー図である。
図3】本発明の実施形態に係る商品取引仲介プログラムの割引算出手順による処理の流れを示したフロー図である。
図4】本発明の実施形態に係る商品取引仲介プログラムの情報出力手順による処理の流れを示したフロー図である。
図5】本発明の実施形態に係る商品取引仲介プログラムに記憶される割引設定情報を説明する説明図である。
図6】本発明の実施形態に係る商品取引仲介プログラムの割引算出手順による処理を説明する説明図である。
図7】本発明の実施形態に係る商品取引仲介プログラムの割引算出手順による処理を説明し、複数の割引設定情報が設定された場合を説明する説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
以下に、本発明の実施形態を図1から図5に基づいて説明する。図1は、本実施形態に係る商品取引仲介装置10(又は商品取引仲介プログラム)を用いた商品取引仲介システムの概略が示されている。図2は、商品取引仲介装置10(又は商品取引仲介プログラム)を用いた処理の流れが示されている。図3は割引算出部を用いた割引算出手順による処理の流れが示されている。図4は情報出力部を用いた情報出力手順による処理の流れが示されている。図5は割引設定情報が入力される自動割引管理画面の概略が示されている。なお、以下の説明における取引の対象は旅行商品であるが、商品は、例えば映画などのチケット、家電などの物品、カルチャースクールなどのサービスなどであってもよい。
【0025】
図1に示されているとおり、商品取引仲介装置10はサーバーシステムであり、通信ネットワーク1を介して、提供者の端末としての連携サイト端末2、および購入者の端末としてのユーザー端末3と接続されている。
【0026】
通信ネットワーク1は、例えばインターネット、専用線により接続されたネットワーク、企業内LAN、企業間LAN、WANなどである。通信回線の形態は、例えば有線通信、無線通信、衛星通信などである。
【0027】
連携サイトは、例えば、旅行会社、ホテル・旅館などの宿泊施設、宿泊施設予約仲介業者などであり、宿泊施設予約仲介業者にはツアーオペレーター、ランドオペレーター、ホールセラーなどが含まれる。一方、ユーザーは連携サイトで提供される旅行商品の予約、購入を希望する者である。連携サイト端末2およびユーザー端末3は、例えばパーソナルコンピュータ、ワークステーション、タブレット端末、スマートフォン、通信ネットワーク1に接続可能なテレビ端末、ゲーム端末などである。
【0028】
商品取引仲介装置10は、プラン情報入力システム11、自動割引管理システム12、データベース13および検索システム14が備えられている。検索システム14は割引算出部および情報出力部が備えられている。各システム11,12,14では、図2に示されているとおり、ステップS1からS5を通じて商品取引仲介方法が実現される。なお、これらの各システム11,12,14に関し、ひとつの装置に実装されて構成されるか、ネットワークで接続された複数の装置から構成されるかは任意である。
【0029】
図1および図2に示されているとおり、ステップS1において、プラン情報入力システム11では、連携サイト端末2から入力されたプラン情報が入力され、記憶部に記憶されたデータベース13に登録される。
【0030】
プラン情報は旅行商品の内容であり、例えば宿泊施設名、宿泊価格、宿泊期間、宿泊人数、食事条件、部屋のタイプ、在庫(空室)などである。すなわち、旅行商品はプラン情報が特定されたものであり、宿泊施設ごとに複数存在する。入力の方法は、ファイルによる入力、またはAPI(Application Programming Interface)による入力のいずれであってもよい。プラン情報の更新は、ファイルによる入力であれば1日に1回(在庫の更新は1日に1回から3回)であり、APIによる入力であれば1日に1回(在庫の更新は1日に数回)である。
【0031】
ステップS2において、自動割引管理システム12では、自動割引管理画面(図5参照)を介して商品取引仲介装置10または連携サイト端末2から割引設定情報が入力され、データベース13に登録される。割引設定情報は旅行商品の価格が割り引かれる際の条件などであり、条件に該当する旅行商品が割引対象商品となる。図5に示されたとおり、割引設定情報は、割引名称情報、適応期間情報、累積限度額情報、累積額情報、割引前最低価格情報、追随差額情報、割引価格情報、割引後最低価格情報、割引方法情報、手数料情報、対象施設情報が含まれる。
【0032】
割引名称情報は、例えば「販促キャンペーン」などの任意の名称が入力される。
【0033】
適応期間情報は、割引の対象となる期間が入力される。
【0034】
割引前最低価格情報は、割引対象商品の価格(以下、「割引対象価格」)の最安値が入力される。例えば、割引前最低価格が“6000円”であれば、6000円以上の旅行商品が割引対象商品となり、6000円未満の旅行商品は割引の対象とならない。
【0035】
追随差額情報は、割引対象価格と、検索条件が割引対象商品と同一である他社の旅行商品の価格(以下、「一般価格」)のうち最安値の価格(以下、「一般最安値価格」)との差額として許容される金額が入力される。例えば、追随差額が“1000円”であれば、一般最安値価格との差額が1000円以内である割引対象商品が割引の対象となり、1000円より高い割引対象商品は割引の対象とならない。
【0036】
割引価格情報は、一般最安値価格から差し引かれる金額が入力される。一般最安値価格から割引価格が差し引かれた価格は割引変更価格である。割引変更価格は、割引対象価格が割り引かれて変更された後の価格である。
【0037】
割引後最低価格情報は、割引変更価格の最安値が入力される。例えば、割引後最低価格が“4500円”であれば、割引変更価格が4500円以上となる割引対象商品が割引の対象となり、割引変更価格が4500円より安くなる割引対象商品は割引の対象とならない。
【0038】
累積額情報は、累積された割引額の合計である。割引額は、割引対象価格と割引変更価格との差額である。
【0039】
累積限度額情報は、累積された割引額の合計の上限額として許容される金額が入力される。
【0040】
割引方法情報は、決済時に割引対象価格から割引額を割り引く方法を特定するものであり、例えば、予約時割引、クーポン割引などが選択される。予約時割引は、例えば予約時に割引変更価格で決済する方法や、割引対象価格のまま連携サイトに引き継がれ、事前に発行された割引クーポンコードを予約時に入力することで、割引変更価格で決済する方法などである。割引クーポンコードは、ユーザー端末3で割引対象商品が選択(クリック)された際に遷移する割引クーポン取得ページで発行される。一方、クーポン割引は、割引クーポンが割引額に応じてポイントとして付与される方法である。ユーザーは割引対象価格で決済した後、獲得したポイントに応じて割引などのサービスを受ける。
【0041】
手数料情報は、仲介手数料の割合が入力される。
【0042】
対象施設情報は、割引対象となる宿泊施設名が入力される。
【0043】
ステップS3において、検索システム14では、ユーザーによって入力された検索条件に基づいてデータベース13が検索され、検索条件に該当するプラン情報の旅行商品が抽出される。その際、割引算出部は、割引設定情報に基づいて割引対象商品を抽出すると共に割引変更価格を算出し、割引対象価格を割引変更価格に変更する。なお、割引額の累積額が累積限度額に達した場合、または適応期間の範囲外である場合は、割引が行われない。
【0044】
詳説すれば、検索システム14では、図3に示されたとおり、ユーザー端末3から入力された検索条件に基づいてデータベース13が検索され、複数の連携サイトが提供する旅行商品のうち、検索条件に該当する同一条件のプラン情報の旅行商品が抽出される(ステップS3−1)。抽出された旅行商品が割引設定情報に該当する割引対象商品であるか否かが判定され(ステップS3−2)、該当すればステップS3−3が処理され、一方、該当しなければそのまま出力されてWEBに表示される(ステップS3−7)。ステップS3−3では、複数の連携サイトによって複数の割引設定情報が旅行商品に設定されているか否かが判定され、該当すればステップS3−4が処理され、一方、該当しなければステップS3−5が処理される。
【0045】
ステップS3−5について詳説すれば、検索システム14の割引算出部では、割引設定情報に基づいて割引対象商品が抽出され、割引設定情報が反映された割引変更価格に割引対象価格が変更される。すなわち、参照された割引設定情報(図5参照)のうち、対象施設に含まれ、かつ、割引前最低価格以上である旅行商品が、割引対象商品として抽出される。割引対象価格と一般最安値価格との差額が追随差額以下であれば、一般最安値価格から割引価格が差し引かれて割引変更価格が算出され、さらに割引変更価格が割引後最低価格以上であれば、割引対象価格は割引変更価格に変更される。なお、割引前最低価格、割引後最低価格は、いずれか一方または両方を任意に設定することができる。
【0046】
割引変更価格は上位に並べ替えられて出力され(ステップS3−6)、WEBに表示される(ステップS3−7)。
【0047】
ステップS3−4では、次の変更価格最安値処理、または手数料最高値処理のいずれかの処理が実行される。すなわち、変更価格最安値処理によれば、複数の割引設定情報に基づいて抽出された複数の割引対象価格と一般最安値価格とが比較され、割引変更価格が最安値となる割引対象価格が割引変更価格に変更される。つまり、割引変更価格が最安値となる割引対象商品を提供した連携サイトが優位となる。一方、手数料最高値処理によれば、複数の割引設定情報に基づいて抽出された複数の割引対象価格のうち、手数料が最高値である割引設定情報に基づいて抽出された割引対象価格が、割引変更価格に変更される。つまり、手数料が最高値となる割引対象商品を提供した連携サイトが優位となる。いずれかの処理の後ステップS3−5以下が処理される。なお、ステップS3−4における処理の条件は、変更価格最安値処理、および手数料最高値処理に限られず、任意である。
【0048】
ステップS4において、検索システム14では、図4に示されたとおり、選択された割引対象商品の連携サイトの予約サイトにアクセスされる際、割引情報が暗号化され、情報出力部によって予約サイトに送信される(ステップS4−1)。割引情報には、割引設定情報、割引変更価格、一般最安値価格、および割引額が含まれる。予約サイトでは、旅行商品が予約される際(ステップS4−2)、割引情報が復号化され(ステップS4−3)決済される(ステップS4−4)。決済は、自動割引管理システム12の自動割引管理画面(図5参照)を介して入力された割引方法に基づき、例えば、予約時割引、クーポン割引などにより行われる。
【0049】
ステップS5において、図1に示されているとおり、コンバージョンの際、割引情報が送信され、自動割引管理システム12で受信される。自動割引管理システム12では割引額が加算され、累積額情報として蓄積される。累積額が累積限度額に達した場合は割引が行われない。なお、適応期間の範囲外である場合も同様に割引が行われない。
【0050】
次に、具体例を示して検索システム14における処理を図6に基づいて説明する。図6は、割引算出部による割引額算出手順の処理の説明が示されている。
【0051】
図6において、ユーザーによる検索条件に基づいた検索の結果、A社、B社、およびC社が提供する同一条件の旅行商品である○○ホテルが抽出され、各社の宿泊価格が、それぞれ21000円(A社)、21500円(B社)、23000円(C社)であったとする。B社に割引設定情報が設定されていた場合、B社の旅行商品は、○○ホテルが、割引設定情報に基づいた対象施設に含まれ、宿泊価格である21500円が、割引設定情報に基づいた割引前最低価格である6000円以上であるため、割引対象商品として抽出される。なお、検索の結果、B社が提供する同一条件の旅行商品が仮に2以上抽出された場合、例えば、宿泊価格が最安値の旅行商品を割引対象商品として抽出する。その際の抽出の条件は、“宿泊価格が最安値であること”に限られず、任意である。
【0052】
割引変更価格であるB社の21500円以外の一般価格は、A社の21000円、およびC社の23000円であり、このうち一般最安値価格が21000円である。割引変更価格であるB社の21500円と、一般最安値価格である21000円との差額が500円であり、この差額である500円が、割引設定情報に基づいた追随差額である1000円以下であるため、割引設定情報に基づいた割引価格である500円が、一般最安値価格である21000円から差し引かれ、割引変更価格である20500円が算出される。この割引変更価格である20500円が、割引後最低価格である4500円以上であるため、
B社の割引対象商品の割引対象価格である21500円が、割引変更価格である20500円に変更され、B社の割引変更価格が上位に並べ替えられて出力され、WEBに表示される。
【0053】
次に、具体例を示して複数の割引設定情報が旅行商品に設定されている場合の検索システム14における処理を図7に基づいて説明する。図7は、複数の割引設定情報が設定されている場合の割引算出部による割引算出手順の処理の説明が示されている。この場合、いわゆるオークション形式により、変更価格最安値処理、または手数料最高値処理のいずれかが処理される。
【0054】
上記したB社の他に、図7においてC社に割引設定情報が設定されていたとする。C社の旅行商品は、○○ホテルが、割引設定情報に基づいた対象施設に含まれ、宿泊価格である23000円が割引設定情報に基づいた割引前最低価格である8000円以上であるため、割引対象商品として抽出される。
【0055】
ここで、変更価格最安値処理によれば、割引変更価格であるC社の23000円以外の一般価格は、A社の21000円、およびB社の21500円であり、このうち一般最安値価格が21000円である。割引変更価格であるC社の23000円と一般最安値価格である21000円との差額が2000円であり、この差額である2000円が、割引設定情報に基づいた追随差額である5000円以下であるため、割引設定情報に基づいた割引価格である600円が、一般最安値価格である21000円から差し引かれ、割引変更価格である20400円が算出される。この割引変更価格である20400円が、割引後最低価格である5000円以上であるため、C社の割引対象商品の割引対象価格である23000円が、割引変更価格である20400円に一時的に変更される。
【0056】
B社の割引変更価格である20500円とC社の割引変更価格である20400円とが比較され、C社の割引変更価格が最安値であるため、C社の割引対象商品の割引対象価格である23000円が、割引変更価格である20400円に変更される。C社の割引変更価格のみが上位に並べ替えられて出力されてWEBに表示される。なお、B社の割引対象価格は変更されず21500円となるが、B社の割引対象価格である21500円が、割引変更価格である20500円に変更され、C社の下位に並び替えられる構成であってもよい。
【0057】
一方、手数料最高値処理によれば、B社の手数料である5%と、C社の手数料である3%とが比較され、B社の手数料が最高値であるため、B社の割引対象商品の割引対象価格である21500円が、割引変更価格である20500円に変更される。B社の割引変更価格のみが上位に並べ替えられて出力されてWEBに表示される。なお、C社の割引対象価格は変更されず23000円となる。
【0058】
次に、商品取引仲介装置10の一般的な構成について説明する。
【0059】
商品取引仲介装置10は商品取引仲介方法を実現し、少なくとも、記憶部、入力部、出力部、制御部など(いずれも図示省略)が備えられている。記憶部は、ROM、RAM、HDDなどから構成される。入力部は、キーボードやマウス、タッチパネルなどから構成され、また、出力部は、液晶ディスプレイなどから構成される。制御部はCPUなどにより実現され、入力部からの入力情報を検出すると共に、ROMに格納されたプログラムに従って、CPUに実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムの一部が格納されたRAMを使用して商品取引仲介装置10を制御し、入力情報の処理結果を出力部に出力する。
【0060】
なお、商品取引仲介装置10は、ハードウェア構成、DSP(Digital Signal Processor)、MPU(Micro Processing Unit)、ソフトウェアによって実現することが可能である。例えば、ソフトウェアによって実現する場合、実際にはコンピュータのCPU、あるいはMPU、ROM、RAMなどを備えて構成し、ROMやRAMに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。
【0061】
したがって、コンピュータが上記各装置の機能を果たすように動作させる商品取引仲介プログラムを、例えばCD−ROMなどの記憶媒体に記憶し、コンピュータに読み込ませることによって実現できる。商品取引仲介プログラムを記憶する記憶媒体としては、CD−ROM以外に、例えばフレキシブルディスク、光ディスクなどを用いることができる。
【0062】
商品取引仲介装置10は、ASP(Application Service Provider)として機能させてもよく、商品取引仲介プログラムをインターネットなどのネットワークを介してコンピュータにダウンロードすることによっても実現できる。さらに、これらのハードウェア、ソフトウェア資源を、ネットワークを介してアクセス可能なクラウドなどの態様で提供することもできる。
【0063】
上記のとおり、商品取引仲介プログラム、商品取引仲介装置10、商品取引仲介システム、商品取引仲介方法、および商品取引仲介プログラムが記憶された記憶媒体が構成されている。
【0064】
次に、本実施形態の効果を説明する。
【0065】
上記したとおり、本実施形態によれば、ユーザー端末3から入力された検索条件に基づいてデータベース13が検索され、複数の連携サイトが提供する旅行商品のうち、検索条件に該当する同一条件のプラン情報の旅行商品が抽出される(図3:ステップS3−1)。検索システム14の割引算出部では、参照された割引設定情報(図5参照)のうち、対象施設に含まれ、かつ、割引前最低価格以上である旅行商品が、割引対象商品として抽出される。割引対象価格と一般最安値価格との差額が追随差額以下であれば、一般最安値価格から割引価格が差し引かれて割引変更価格が算出され、さらに割引変更価格が割引後最低価格以上であれば、割引対象価格は割引変更価格に変更される。
【0066】
すなわち、同一の検索条件に該当する商品が複数の提供者ごとに異なる価格で提供されていた場合、予め設定された割引設定情報の対象となる割引対象商品は、割引対象価格が他の一般価格よりも安い割引変更価格に変更される。したがって、割引設定情報の対象となる商品を提供する連携サイトは、常に最安値の商品をユーザーに提供することができ、商品の販売可能性を高めることができる。また、他社の動向に対する監視負担を軽減することができ、作業を簡便にすることができる。一方、ユーザーは市場における最安値で商品の予約購入取引をすることができる。
【0067】
本実施形態の変更価格最安値処理によれば、複数の割引設定情報に基づいて抽出された複数の割引対象価格と一般最安値価格とが比較され、割引変更価格が最安値となる割引対象価格が割引変更価格に変更される(図3:ステップS3−4、S3−5)。すなわち、複数の連携サイトによって複数の割引設定情報が商品に設定された場合、その割引対象商品の複数の割引対象価格のうち、割引変更価格が最安値となる方の割引対象価格が、割引変更価格に変更される。したがって、割引対象価格が競合した場合であっても、一方の連携サイトは常に最安値の商品をユーザーに提供することができる。
【0068】
本実施形態の手数料最高値処理によれば、複数の割引設定情報に基づいて抽出された複数の割引対象価格のうち、手数料が最高値である割引設定情報に基づいて抽出された割引対象価格が、割引変更価格に変更される(図3:ステップS3−4、S3−5)。すなわち、複数の割引設定情報が商品に設定された場合、その割引設定情報のうち、仲介手数料が最高値である方の割引設定情報に基づいて抽出した割引対象価格が、割引変更価格に変更される。したがって、割引対象価格が競合した場合であっても、一方の連携サイトは常に最安値の商品をユーザーに提供することができる。
【0069】
本実施形態によれば、割引対象価格と一般最安値価格との差額が追随差額以下であれば、一般最安値価格から割引価格が差し引かれて割引変更価格が算出され、割引対象価格は割引変更価格に変更される。すなわち、連携サイトによって任意に設定された追随差額情報に基づいて、割引対象価格からの割引度合が一般最安値価格を基準に決定される。したがって、連携サイトは許容できる範囲で割引対象価格からの割引度合を、追随差額情報によって任意に決定することができる。
【0070】
また、連携サイトによって任意に設定された割引価格情報に基づいて、一般最安値価格からの割引度合が決定される。したがって、連携サイトは許容できる範囲で一般最安値価格からの割引度合割を、割引価格情報によって任意に決定することができる。
【0071】
本実施形態によれば、割引情報が暗号化され、情報出力部によって予約サイトに送信される(図4:ステップS4−1)。割引情報には、割引設定情報、割引変更価格、一般最安値価格、および割引額が含まれる。予約サイトでは、旅行商品が予約される際(図4:ステップS4−2)、割引情報が復号化され(図4:ステップS4−3)決済される(図4:ステップS4−4)。すなわち、割引対象価格と割引変更価格との差額から、割引対象価格からの割引額が算出されて予約サイトに出力される。したがって、連携サイトは割引額に基づいて様々なサービスをユーザーに提供することができる。例えば、割引設定情報の割引方法に基づき(図5参照)、予約時割引、クーポン割引などのサービスが提供できる
【0072】
以上、本発明の実施形態を詳述したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。そして本発明は、特許請求の範囲に記載された事項を逸脱することがなければ、種々の設計変更を行うことが可能である。商品取引仲介プログラム、商品取引仲介装置、商品取引仲介システム、商品取引仲介方法、および商品取引仲介プログラムが記憶された記憶媒体は上記した旅行商品の他、種々の商品の取引の仲介に利用される。
【符号の説明】
【0073】
1 通信ネットワーク
2 連携サイト端末
3 ユーザー端末
10 商品取引仲介装置
11 プラン情報入力システム
12 自動割引管理システム
13 データベース
14 検索システム
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7