特許第5963174号(P5963174)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5963174
(24)【登録日】2016年7月8日
(45)【発行日】2016年8月3日
(54)【発明の名称】電力ケーブル接続構造
(51)【国際特許分類】
   H02G 15/08 20060101AFI20160721BHJP
   H01R 27/00 20060101ALI20160721BHJP
   H01R 4/70 20060101ALI20160721BHJP
   H01B 9/00 20060101ALN20160721BHJP
   H01B 9/02 20060101ALN20160721BHJP
【FI】
   H02G15/08
   H01R27/00 A
   H01R4/70 B
   H01R4/70 L
   !H01B9/00 A
   !H01B9/02 A
【請求項の数】3
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2014-15571(P2014-15571)
(22)【出願日】2014年1月30日
(65)【公開番号】特開2015-142480(P2015-142480A)
(43)【公開日】2015年8月3日
【審査請求日】2015年5月20日
(73)【特許権者】
【識別番号】502308387
【氏名又は名称】株式会社ビスキャス
(74)【代理人】
【識別番号】100096091
【弁理士】
【氏名又は名称】井上 誠一
(72)【発明者】
【氏名】丸一 真二
【審査官】 甲斐 哲雄
(56)【参考文献】
【文献】 特開2015−006086(JP,A)
【文献】 特開2010−004590(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H02G 15/00−15/196
H01B 9/00− 9/02
H01R 27/00
H01R 4/70
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
断面非円形の第1電力ケーブルと、断面略円形の第2電力ケーブルとの接続構造であって、
前記第2電力ケーブルの外周側に設けられる絶縁ユニットと、
前記第1電力ケーブルの外周および前記絶縁ユニットの外周に巻き付けられる絶縁テープと、
を少なくとも具備し、
前記絶縁ユニットは、絶縁部と、内導電極と、電界緩和層が一体に連接するように形成され、
前記内導電極と前記電界緩和層は、互いに離間して半導電性部材で形成され、
前記内導電極は、前記第1電力ケーブルと前記第2電力ケーブルの導体同士の接続部の外周に配置され、前記電界緩和層は、前記第2電力ケーブルの外部半導電層と絶縁層との境界部を覆うように配置されることを特徴とする電力ケーブル接続構造。
【請求項2】
前記内導電極と前記電界緩和層は、エラストマーからなることを特徴とする請求項1記載の電力ケーブル接続構造。
【請求項3】
前記絶縁ユニットの前記内電極側の端部近傍の外周面の一部には、断面において、電力ケーブルの接続方向に対して平行な直線部が形成され、前記直線部の外周に前記絶縁テープが巻き付けられることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電力ケーブル接続構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、断面略円形電力ケーブルと、断面非円形電力ケーブルの接続構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、トリプレックス型(CVT)のケーブルが用いられる場合がある。トリプレックス型ケーブルは、3本の電力ケーブルが独立して絶縁・保護されているため、単なる3芯の被覆電線よりも許容電流が高い。
【0003】
一般に、電力ケーブルの断面は円形である。しかし、断面が円形の電力ケーブルを3本撚り合わせると、撚り合わせられた電力ケーブルの外接円の外径が大きくなる。このため、電力ケーブルの導体断面積が大きくなり、規定の管路内に収まりきれなくなる恐れがある。
【0004】
一方、これに対して、断面が非円形である略扇形の電力ケーブルが用いられる場合がある。略扇形の電力ケーブルを組み合わせることで、CVTケーブルを小型化することができる(例えば特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平11−329100号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
図2は、トリプレックスケーブル10aを示す断面図である。トリプレックスケーブル10aは、3本の断面非円形電力ケーブル3aが撚り合わさって構成される。断面非円形電力ケーブル3aは、略扇形の導体29aの外周に、略扇形となる被覆部30aが設けられる。なお、被覆部30aは、内側から順に、内部半導電層、絶縁層、外部半導電層、遮蔽層、外部シース等から構成される。3本の略扇形の断面非円形電力ケーブル3aを組み合わせることで、導体29aの断面積に対して、トリプレックスケーブル10aの断面積が必要以上に大きくなることがない。
【0007】
これに対し、近年、被覆部の厚みを薄くすることで、断面が略円形の電力ケーブルであっても、外径の小さなトリプレックスケーブルが開発されている。図3は、トリプレックスケーブル10bを示す断面図である。トリプレックスケーブル10bは、3本の断面略円形電力ケーブル3bが撚り合わさって構成される。電力ケーブル3bは、略円形の導体29bの外周に、略円形となる被覆部30bが設けられる。なお、被覆部30bは、内側から順に、内部半導電層、絶縁層、外部半導電層、遮蔽層、外部シース等から構成される。
【0008】
このようなトリプレックスケーブル10a、10bを用いる場合、これらを接続する必要がある。すなわち、断面が非円形(略扇形)の電力ケーブル3aと、断面が略円形の電力ケーブル3bとを接続する必要がある。
【0009】
図4は、断面非円形電力ケーブル3a、断面略円形電力ケーブル3bが接続された電力ケーブル接続構造100を示す図である。断面非円形電力ケーブル3aの端部には、外部シース19aから順に、遮蔽層21a、外部半導電層23a、絶縁層25a、内部半導電層27a、導体29aが露出する。また、電力ケーブル3bも同様に、外部シース19bから順に、遮蔽層21b、外部半導電層23b、絶縁層25b、導体29bが露出する。
【0010】
導体29a、29bは、金属製のスリーブ5によって接続される。また、スリーブ5の外周には、導電テープ111が巻き付けられる。断面非円形電力ケーブル3a、断面略円形電力ケーブル3bの接続部の外周部には、絶縁テープ109が巻き付けられる。また、絶縁テープ109の外周には、図示を省略した半導電性テープによる半導電層と、金属メッシュによる遮蔽層が形成される。
【0011】
ここで、断面が扇形の電力ケーブル3aは、ケーブル断面形状が非円形であるため、従来使用されているような、弾性体エラストマーからなる円筒形絶縁ユニットを用いることが困難である。円筒形絶縁ユニットを断面非円形電力ケーブル3aの外周面に均一な面圧を加えることができないためである。このため、電力ケーブル接続構造100では、前述したように、断面非円形電力ケーブル3a、断面略円形電力ケーブル3bの接続部の外周部に絶縁テープ109が巻き付けられて、接続部の絶縁性が確保されている。
【0012】
しかし、断面略円形電力ケーブル3bでは、例えば、最大外径との関係から絶縁厚を厚くできないなどの理由によって、外部半導電層23bの端部近傍における電界強度が高くなる傾向がある。すなわち、電界立ち上がり部の電気的ストレス(Emin)が大きくなる。特に、絶縁テープ109を巻き付ける際には、空気層やボイドの発生が避けられない。このため、絶縁テープ109による絶縁体では、十分な絶縁性能を得ることができず、絶縁破壊を起こす恐れがある。
【0013】
また、絶縁テープ109を巻き付ける際、絶縁テープ109の巻き崩れ防止および電界緩和の目的で、絶縁テープ109の両側のテーパ角度を小さくする必要がある。したがって、絶縁テープ109の巻き付け範囲の全長を長くする必要がある。この結果、電力ケーブル接続構造100が大型化する。
【0014】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、断面略円形電力ケーブルと断面非円形電力ケーブルとの接続構造であって、絶縁性能に優れコンパクトな電力ケーブル接続構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0015】
前述した目的を達成するため、本発明は、断面非円形の第1電力ケーブルと、断面略円形の第2電力ケーブルとの接続構造であって、前記第2電力ケーブルの外周側に設けられる絶縁ユニットと、前記第1電力ケーブルの外周および前記絶縁ユニットの外周に巻き付けられる絶縁テープと、を少なくとも具備し、前記絶縁ユニットは、絶縁部と、内導電極と、電界緩和層が一体に連接するように形成され、前記内導電極と前記電界緩和層は、互いに離間して半導電性部材で形成され、前記内導電極は、前記第1電力ケーブルと前記第2電力ケーブルの導体同士の接続部の外周に配置され、前記電界緩和層は、前記第2電力ケーブルの外部半導電層と絶縁層との境界部を覆うように配置されることを特徴とする電力ケーブル接続構造である。
【0016】
前記内導電極と前記電界緩和層は、エラストマーからなり、熱硬化性エラストマー、熱可塑性エラストマーのどちらでも良いが、エチレンプロプロピレンゴムまたはシリコーンゴムからなることが好ましい。
【0017】
前記絶縁ユニットの前記内電極側の端部近傍の外周面の一部には、断面において、電力ケーブルの接続方向に対して平行な直線部が形成され、前記直線部の外周に前記絶縁テープが巻き付けられることが望ましい。
【0018】
本発明によれば、断面略円形の第2電力ケーブルの外周部であって、電界の立ち上がり部に、絶縁テープに代えて絶縁ユニットが配置されるため、テープ巻に起因する空気層やボイドの発生を防止することができる。このため、テープ巻と比較して、絶縁性能を向上させることができる。したがって、絶縁層の薄い円形電力ケーブルを用いても、絶縁性能を確保することができる。
【0019】
また、本発明では、内導電極が絶縁ユニットに一体で構成される。このため、導電テープのみによって内導電極を形成する場合と比較して、テープ巻によるボイドの発生がなく、取り付けも容易である。
【0020】
また、電界の立ち上がり部には電界緩和層が絶縁ユニットに一体で構成される。したがって、別途導電テープ等を巻き付ける必要がないため、空気層やボイドの発生がない。このため、電界の立ち上がり部の電界ストレスを緩和することができる。
【0021】
また、絶縁ユニットが設けられるため、従来のように全てを絶縁テープで構成する場合と比較して、絶縁ユニット側のテープ巻のテーパ角度を大きくすることができる。この結果、接続構造全体の全長を短くすることができる。
【0022】
また、内導電極と電界緩和層が、エチレンプロプロピレンゴムまたはシリコーンゴムからなるため、電力ケーブルの各部に確実に密着させることができる。
【0023】
また、絶縁ユニットの内部電極側の端部近傍の外周面の一部に、平坦部を形成することで、絶縁ユニットの外周に絶縁テープを巻き付けた際、絶縁テープの巻き崩れや、絶縁テープの巻き付けによる絶縁ユニットの軸方向へのずれを防止することができる。
【発明の効果】
【0024】
本発明の製造方法によれば、断面略円形電力ケーブルと断面非円形電力ケーブルとの接続構造であって、絶縁性能に優れコンパクトな電力ケーブル接続構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0025】
図1】電力ケーブル接続構造1を示す断面図。
図2】トリプレックスケーブル10aを示す断面図。
図3】トリプレックスケーブル10bを示す断面図。
図4】従来の電力ケーブル接続構造100を示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0026】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。図1は、電力ケーブル接続構造1を示す断面図である。電力ケーブル接続構造1は、断面非円形電力ケーブル3a、断面略円形電力ケーブル3bの接続構造である。第1電力ケーブルである断面非円形電力ケーブル3aは、図2に示したように、断面が略扇形(非円形)である。第2電力ケーブルである断面略円形電力ケーブル3bは、図3に示したように、断面が略円形である。
【0027】
断面略円形電力ケーブル3bの被覆部30bの厚みは、断面非円形電力ケーブル3aの被覆部30aの厚みよりも薄くすることができる。断面略円形電力ケーブル3bの被覆部の厚みを薄くすることで、断面が略円形の電力ケーブルであっても、外径の小さなトリプレックスケーブルを得ることができる。なお、断面非円形電力ケーブル3a、断面略円形電力ケーブル3bの構成は前述した通りであり、重複する説明を省略する。
【0028】
断面非円形電力ケーブル3aの端部は、外部シース19aから順に、遮蔽層21a、外部半導電層23a、絶縁層25a、内部半導電層27a、導体29aが露出する。一方の断面略円形電力ケーブル3bも同様に、外部シース19bから順に、遮蔽層21b、外部半導電層23b、絶縁層25b、導体29bが露出する。
【0029】
導体29a、29bは、金属製のスリーブ5によって接続される。内部半導電層27aおよび導体29a、29b(スリーブ5)を覆うように、導電テープ11が巻き付けられる。導電テープ11は、例えばモールド用金型を用いて加圧及び加熱してモールド処理が施される。
【0030】
また、導電テープ11の外周には、スリーブ5から断面略円形電力ケーブル3b側の外部半導電層23bまでを覆うように、絶縁ユニット7が設けられる。すなわち、絶縁ユニット7の内面と、導体29a、29b、スリーブ5の外面との間に導電テープ11が設けられる。
【0031】
絶縁ユニット7は、絶縁部15、電界緩和層13、内導電極17から構成される。絶縁ユニット7は、全体として略筒状であり、電界緩和層13と内導電極17が同軸上に配置される。電界緩和層13および内導電極17は、半導電性の樹脂で構成される。例えば、電界緩和層13および内導電極17は、エチレンプロプロピレンゴムまたはシリコーンゴムからなる。電界緩和層13と内導電極17は、互いに離間して配置され、絶縁部15によって一体に連接される。
【0032】
絶縁ユニット7は、全体として弾性を有する材料からなる。また、絶縁ユニット7は、予め、工場等において、図示を省略した拡径部材で拡径された状態で保持される。
【0033】
このような絶縁ユニット7は、現場で、電力ケーブルの接続部の外周に配置される。ここで、絶縁ユニット7の内径は、装着対象の電力ケーブル(導体接続部)の外径よりも小さく設計されている。したがって、拡径部材を除去することにより、絶縁ユニット7は、当該接続部の外周面に密着する。絶縁ユニット7は、それ自体のゴム弾性により縮径する力を発揮するので、これにより絶縁ユニット7と電力ケーブルの絶縁部との界面における界面絶縁性能を確保することができる。特に、断面略円形電力ケーブル3bの断面は略円形であるため、断面略円形電力ケーブル3bの外周に均一な面圧で密着させることができる。
【0034】
内導電極17は、導体29a、29bの接続部(スリーブ5)を覆うように配置される。内導電極17の外周面は、絶縁部15によって覆われる。内導電極17の内周面は、スリーブ5の外周の導電テープ11から絶縁部15の外周面までの範囲に密着する。
【0035】
また、内導電極17に対応する絶縁ユニット7の外周面の一部には、断面において、電力ケーブルの接続方向に対して平行な直線部31が形成される。すなわち、絶縁ユニット7の一方の端部近傍の外周面に段差が形成され、直線部31が形成される。なお、直線部31は、電力ケーブル接続構造1の軸方向断面において、電力ケーブルの接続方向に略平行になる面であり、直線部31は、電力ケーブル接続構造1の周方向断面では略円断面となる。
【0036】
電界緩和層13は、断面略円形電力ケーブル3bの絶縁層25bと外部半導電層23bとの間にまたがるように配置され、電界緩和層13の内面が、絶縁層25bと外部半導電層23bに密着する。電界緩和層13の一部は、絶縁部15の端部から露出する。
【0037】
断面非円形電力ケーブル3a、断面略円形電力ケーブル3b、絶縁ユニット7の外周には、絶縁テープ9が巻き付けられる。絶縁テープ9は、断面非円形電力ケーブル3a、断面略円形電力ケーブル3bそれぞれの遮蔽層21a、21bにまたがるように巻き付けられる。ここで、絶縁ユニット7の端部側(断面略円形電力ケーブル3b側)における絶縁テープ9巻き付けテーパ角度を、他方の端部(断面非円形電力ケーブル3a側)における絶縁テープ9の巻き付けテーパ角度よりも大きくすることができる。このため、絶縁テープ9の巻き付けられる範囲の全長を短くすることができる。
【0038】
また、前述したように、絶縁ユニット7の端部近傍の外周面の一部に直線部31が形成される。このため、絶縁ユニット7の端部側から絶縁テープ9を巻き付けていく際に、直線部31によって、巻き崩れが生じにくい。また、端部近傍に直線部31を形成することで、端部側から絶縁テープ9を巻き付けていく際に、絶縁テープ9の巻き付け力によって、絶縁ユニット7が軸方向にずれていくことを抑制することができる。
【0039】
所定の厚みに絶縁テープ9を巻きつけた後、絶縁テープ9の外周に、半導電性テープを巻き付けて図示を省略した半導電層を形成する。また、半導電層の外周に、金属メッシュテープが巻き付けられて図示を省略した遮蔽層が形成される。なお、半導電層および遮蔽層は、断面非円形電力ケーブル3a、断面略円形電力ケーブル3bの遮蔽層21a、21bと導通する。また、最外層には、銅管が設けられる。銅管は遮蔽層と導通する。
【0040】
以上、本実施の形態によれば、内導電極17と電界緩和層13と絶縁部15からなる絶縁ユニット7が用いられるため、絶縁テープ9の巻き付け時にラップ部等に形成される空気層やボイドの発生が防止され、絶縁性能を向上させることができる。このため、絶縁被覆の薄い円形電力ケーブルに適用しても、十分な絶縁性能を確保することができる。特に、通常、外部半導電層23bの端部近傍における電界強度が高くなる傾向があるが、本発明によれば、例えば断面略円形電力ケーブル3bの絶縁厚を断面非円形電力ケーブル3aの絶縁圧よりも薄くしても、十分な絶縁性能を確保することができる。
【0041】
特に、内導電極17と電界緩和層13と絶縁部15が一体に連接する絶縁ユニット7にすることで、コンパクトな電力ケーブル接続構造を提供することができる。
【0042】
また、内導電極17と電界緩和層13がエチレンプロプロピレンゴムまたはシリコーンゴムなどのエラストマーからなるため、電力ケーブルとの密着性が優れる。
【0043】
また、絶縁ユニット7の外周から絶縁テープ9が巻き付けられるため、絶縁ユニット7と電力ケーブルとの面圧を向上させることができる。
【0044】
また、絶縁ユニット7の端部近傍の外周面の一部に直線部31が形成される。このため、絶縁テープ9の巻き崩れが生じにくい。また、絶縁ユニット7のずれを抑制することができる。
【0045】
以上、添付図を参照しながら、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の技術的範囲は、前述した実施の形態に左右されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【符号の説明】
【0046】
1………電力ケーブル接続構造
3a……断面非円形電力ケーブル
3b……断面略円形電力ケーブル
5………スリーブ
7………絶縁ユニット
9………絶縁テープ
10a、10b………トリプレックスケーブル
11………導電テープ
13………電界緩和層
15………絶縁部
17………内導電極
19a、19b………外部シース
21a、21b………遮蔽層
23a、23b………外部半導電層
25a、25b………絶縁層
27a………内部半導電層
29a、29b………導体
30a、30b………被覆部
31………直線部
100………電力ケーブル接続構造
109………絶縁テープ
111………導電テープ
図1
図2
図3
図4