特許5963363IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

Auroraキナーゼプロモーターを含む治療または予防用ベクター、特に増殖制御型ウイルスベクターに関する。より詳細には、本発明は、Auroraキナーゼプロモーターを含むことにより、がん細胞で特異的に増殖するアデノウイルスベクター、および/またはがん細胞で特異的に細胞毒性因子または治療因子を発現するベクターに関する。また、本発明は、Auroraキナーゼプロモーターを担持するベクターを含む、がん治療用医薬組成物

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

これまでに開発されているがんのウイルス療法および遺伝子治療は、特異性および効果の面で課題を有するため、より特異性が高く、抗がん作用の強いウイルス療法および遺伝子治療のためのツールが所望されている。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者は、Auroraキナーゼプロモーターが、その制御下にあるウイルスの複製またはアッセンブリに必須の因子、ならびに/あるいは細胞毒性因子および/または治療因子をコードする核酸と機能的に結合させた場合に、がん細胞特異的かつ十分な抗がん作用を発揮する程度の転写活性を有することを見出し、これを利用してがん特異的な治療用または予防用ベクターを作製することに成功し、本発明を完成させた。 具体的・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、特異性が高く、効果的ながんの治療が可能になる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】多因子がん特異的増殖制御型アデノウイルス(m-CRA)作製に用いるプラスミドの構造を示す模式図である。

【図2】Auroraプロモーターでウイルス増殖が制御されるがん特異的増殖制御型アデノウイルス(CRA)の遺伝子構造、および、非増殖(E1欠損)型であり、かつ恒常的発現プロモーターの制御下にLacZを発現するアデノウイルス(Ad.RSV-LacZおよびAd.CMV-LacZ)の遺伝子構造を示す模式図である。

【図3】各種細胞での内因性Aurora mRNA発現を示すグラフである。II型ポリメラーゼのmRNA量に対して補正してある。

【図4】Aurora-AおよびAurora-Bプロモーターのがん特異的高活性を示すグラフである。

【図5】Auroraプロモーター制御がん特異的増殖制御型アデノウイルス(CRA)のがん細胞特異的な細胞傷害能を示すプロットである。

【図6】Auroraプロモーター制御がん特異的増殖制御型アデノウイルス(CRA)のがん細胞全般に対する細胞傷害能を示したプロットである。

【図7】Auroraプロモーター制御がん特異的増殖制御型アデノウイルス(CRA)のがん動物モデルにおける治療効果を示したグラフである。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

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