【実施例】
【0026】
以下、実施例に基づいて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
表1−1〜1−3および表2〜4に示す全成分を配合した後、均一になるまで充分に攪拌して試料を調製して、以下の項目、方法および基準で評価した。評価結果を表1−1〜1−3および表2〜4に示す。なお、表中、各成分の配合量の単位は、重量%であり、全成分の合計を100重量%とする。
【0027】
実施例に用いた成分は、以下の市販品を用いた。
PPG-7ブテス-10:三洋化成工業株式会社製、ニューポール 50HB−260
PPG-5ブテス-5:三洋化成工業株式会社製、ニューポール 50HB−100
PPG-12ブテス-12:三洋化成工業株式会社製、ニューポール 50HB−400
PPG-15ブテス-20:三洋化成工業株式会社製、ニューポール 50HB−660
加水分解野菜タンパクPG−プロピルシラントリオール:クローダジャパン株式会社製「Keravis」、平均分子量1800
加水分解ケラチン:一丸ファルコス株式会社製「プロティキュートHγ」、平均分子量40000
ケラチン:クローダジャパン株式会社製、「ケラテックIFP−HMW」、平均分子量40000
【0028】
<評価方法>
評価はそれぞれ専門パネラー(美容師)10名による官能評価で行い、上記10名の協議に基づく総意で判定した。
(i)下記評価(1)〜(6)のための毛髪処理
乾いた長さ約35cm、重さ約10gの人毛毛束全体にアトマイザーで試料を5回噴射し、毛髪にしっかりとなじませた後、160度に熱したカール用ヘアアイロン(株式会社クレイツ製「CREATE ION イオンカールアイロン 32mm」)にて毛髪の根元から毛先までを巻き、10秒間カール形状のくせ付けを行った。得られた毛束について下記(1)〜(6)の評価を行なった。なお、下記(1)〜(3)については、試料を塗布することなくカールアイロン処理も行っていない毛束(以下「未処理の毛髪」ともいう)との比較により評価した。
【0029】
(1)手触り(毛髪のつるつる感、サラサラ感および指通りの良さ)
◎:未処理の毛髪と比較し、手触りがすべて非常に良い。
○:未処理の毛髪と比較し、手触りは良い。
△:未処理の毛髪と比較し、手触りは変わらない。
×:未処理の毛髪と比較し、毛髪はごわごわとし、引っかかりが多く、手触りが悪い。
【0030】
(2)まとまり
◎:未処理の毛髪と比較し、毛髪の根元から毛先までまとまりがあり、非常に良い。
○:未処理の毛髪と比較し、毛先のまとまりがあり、良い。
△:未処理の毛髪と比較し、毛髪の状態は変わらない。
×:未処理の毛髪と比較し、毛髪は広がっており、まとまらず悪い。
【0031】
(3)潤い
◎:未処理の毛髪と比較し、毛髪に十分な潤いがあり、非常に良好な状態である。
○:未処理の毛髪と比較し、毛髪に潤いがあり、良好な状態である。
△:未処理の毛髪と比較し、毛髪の状態は変わらない。
×:未処理の毛髪と比較し、毛髪は非常に乾燥したパサパサとして悪い状態である。
【0032】
(4)弾力
形成されたカールを手のひらで握り、離した際のカールの状態を以下の基準で評価した。
◎:素早く形が戻り、跳ね返るような弾力がある
○:形が戻り、跳ね返るような弾力がある。
△:形はやや戻るが、弾力はない。
×:形は戻らず、弾力もない。
【0033】
(5)カール形成力
上記カールアイロンによるくせ付けを行った際の、カールの形成の程度を以下の基準で評価した。
◎:毛束根元15センチから毛先までしっかりとしたカール形成ができ、非常に良い。
○:毛束根元20センチから毛先までしっかりとしたカール形成ができ、良い。
△:カール形成はできるものの、カールがだれてしまう。
×:カール形成が弱く、カールに広がりがあり、悪い。
【0034】
(6)カールキープ力
上記カールアイロンによるくせ付けを行ってから7時間経過後のカールの形状の持続性を評価した。
◎:カール形成時と比較し、カールが変わらない。
○:カール形成時と比較し、カールに広がりはあるが、ほとんど変わらない。
△:カール形成時と比較し、毛先のカールが広がっている。
×:カール形成時と比較し、中間部から毛先のカールがかなり広がっている。
【0035】
(ii)下記評価(7)および(8)のための毛髪処理
乾いた長さ約35cm、重さ約10gの人毛毛束全体にアトマイザーで試料を5回噴射し、毛髪にしっかりとなじませた後、160度に熱したストレートアイロン(株式会社TOM製「B2Y クラシックヘアアイロン」)にて毛髪の根元から毛先までのストレートスタイルのくせ付けを3回行った。得られた毛束について下記(7)および(8)の評価を行なった。
【0036】
(7)ストレート形成力
上記ストレートアイロンによるくせ付けを行った際の、毛束のストレートの形成の程度を以下の基準で評価した。
◎:しっかりとしたストレート形成ができ、非常に良い。
○:しっかりとしたストレート形成ができ、良い。
△:ストレートが形成できるが、毛先に広がりができてしまう。
×:ストレート形成が弱く、うねりや広がりがあり、悪い。
【0037】
(8)ストレートキープ力
上記ストレートアイロンによるくせ付けを行ってから7時間経過後のストレートの形状の保持性を評価した。
◎:ストレート形成時と比較し、ストレートが変わらない。
○:ストレート形成時と比較し、ストレートがほとんど変わらない。
△:ストレート形成時と比較し、毛先が広がる。
×:ストレート形成時と比較し、毛髪にうねりや広がりがあり、悪い。
【0038】
【表1-1】
【0039】
【表1-2】
【0040】
【表1-3】
【0041】
【表2】
【0042】
【表3】
【0043】
【表4】