特許第5964652号(P5964652)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5964652
(24)【登録日】2016年7月8日
(45)【発行日】2016年8月3日
(54)【発明の名称】給気ガイド
(51)【国際特許分類】
   F24H 9/02 20060101AFI20160721BHJP
   F23L 1/00 20060101ALI20160721BHJP
【FI】
   F24H9/02 301B
   F23L1/00 A
【請求項の数】3
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2012-113145(P2012-113145)
(22)【出願日】2012年5月17日
(65)【公開番号】特開2013-238377(P2013-238377A)
(43)【公開日】2013年11月28日
【審査請求日】2015年2月23日
(73)【特許権者】
【識別番号】301071893
【氏名又は名称】株式会社ハーマン
(73)【特許権者】
【識別番号】000000284
【氏名又は名称】大阪瓦斯株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100087767
【弁理士】
【氏名又は名称】西川 惠清
(74)【代理人】
【識別番号】100155745
【弁理士】
【氏名又は名称】水尻 勝久
(74)【代理人】
【識別番号】100143465
【弁理士】
【氏名又は名称】竹尾 由重
(74)【代理人】
【識別番号】100155756
【弁理士】
【氏名又は名称】坂口 武
(74)【代理人】
【識別番号】100161883
【弁理士】
【氏名又は名称】北出 英敏
(74)【代理人】
【識別番号】100167830
【弁理士】
【氏名又は名称】仲石 晴樹
(74)【代理人】
【識別番号】100136696
【弁理士】
【氏名又は名称】時岡 恭平
(74)【代理人】
【識別番号】100162248
【弁理士】
【氏名又は名称】木村 豊
(72)【発明者】
【氏名】村瀬 裕一
(72)【発明者】
【氏名】奥備 景介
(72)【発明者】
【氏名】兵藤 隆彦
【審査官】 渡邉 洋
(56)【参考文献】
【文献】 特公昭53−035660(JP,B2)
【文献】 実開昭49−085651(JP,U)
【文献】 特公平08−027048(JP,B2)
【文献】 特開平07−035417(JP,A)
【文献】 特公平08−027049(JP,B2)
【文献】 実公平06−045803(JP,Y2)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F24H 9/00− 9/20
F23L 1/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ケーシングの前面に備える操作部を操作することで、前記ケーシングに形成された吸気口から燃焼用の空気を前記ケーシング内に取り入れて、前記ケーシング内に具備するバーナの燃焼熱による加熱によって温水を得る、壁面に設置される装置と共に用いられる前記壁面に固定される給気ガイドであって、
前記吸気口の下方を覆う下方ガイド壁を備え、かつ、前記操作部の前方を覆い前記下方ガイド壁から上方に向けて連接される前面ガイド壁を備え、さらに、前記前面ガイド壁は、前記ケーシングから間隔を隔てて取り付けられるものであり、
前記下方ガイド壁に、前記給湯装置の給水配管およびガス配管を挿通する、前記壁面側に開口する配管挿通用開口部が設けられることを特徴とする給気ガイド。
【請求項2】
前記下方ガイド壁から上方に連接されると共に前記前面ガイド壁から連接されて、前記吸気口の側方を覆う側方ガイド壁を備え、さらに、前記側方ガイド壁は、前記壁面に固定される固定用フランジを備えてこの固定用フランジが前記壁面に固定されるとともに、前記ケーシングから間隔を隔てて取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の給気ガイド。
【請求項3】
前記前面ガイド壁が、下から上に向かうほど前記ケーシングの前面から遠ざかるように鉛直方向に対して傾斜する傾斜面で形成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の給気ガイド。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば給湯装置などに適用される給気ガイドに関し、詳しくは、当該給湯装置の下方にコンロ等の燃焼機器が設置された場合にも当該給湯装置に燃焼不良が発生することが生じ難いように構成された給気ガイドに関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、給湯装置においては、熱交換器を加熱するバーナの燃焼状態を検出するための火炎温度検出手段と、バーナの燃焼を制御する制御手段とを設け、バーナの燃焼中に、制御手段が火炎温度検出手段により検出した温度に基づいてバーナの燃焼を制御するとともに、燃焼異常が発生したと判断した場合には、バーナの燃焼を停止することにより安全性を確保するようにしている。(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1では、バーナの燃焼炎に接触するように熱電対を配置し、この熱電対に生じる起電力を燃焼異常検出用の情報として制御手段に入力するように構成して、バーナの点火中に不完全燃焼が生じた場合、この熱電対の起電力が予め設定された正常燃焼の基準値よりも低下するので、制御手段は、この熱電対からの起電力の低下を検出することにより、燃焼異常が起こったものと判断して燃焼を停止し、安全性を確保するように構成している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2000−018580号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところが前記特許文献1に示された給湯装置では、当該給湯装置の下方にコンロ等の他の燃焼機器が設置された場合に、上記他の燃焼機器の燃焼ガスが、当該給湯装置のバーナ燃焼用の給気としての空気に混入して用いられることになり、当該給装置のバーナ燃焼用の給気としての空気中の酸素濃度が通常の新鮮な空気中の酸素濃度より低くなり、その結果として不完全燃焼が発生しやすいことになるおそれがある。
【0006】
また、当該給装置の前面には操作部が設けられることが多々あり、当該給湯装置の下方にコンロ等の他の燃焼機器が設置された場合には、上記他の燃焼機器からの高温の燃焼ガスによって上記操作部が加熱されて、使用者が上記操作部を操作するときに高温の操作部に触れることになり、使用者が不快に感じる不都合も生じる。
【0007】
このような場合に、当該給湯装置の下方に設置される上記他の燃焼機器を撤去することで、当該給装置における不完全燃焼は防ぐことが可能であるが、上記他の燃焼機器の撤去に伴い使用者が不便を強いられるなどの不都合が生じる。
【0008】
本発明はこれらの事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、給湯装置の下方にコンロ等の他の燃焼機器が設置された場合にも、当該給湯装置に燃焼不良が発生することが生じ難いようにでき、しかも、使用者が上記操作部を操作するときに高温の操作部に触れて不快に感じる不都合も生じないような、給装置用の給気ガイドを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記の課題を解決するために、本発明の給気ガイドは、ケーシングの前面に備える操作部を操作することで、前記ケーシングに形成された吸気口から燃焼用の空気を前記ケーシング内に取り入れて、前記ケーシング内に具備するバーナの燃焼熱による加熱によって温水を得る、壁面に設置される装置と共に用いられる前記壁面に固定される給気ガイドであって、前記吸気口の下方を覆う下方ガイド壁を備え、かつ、前記操作部の前方を覆い前記下方ガイド壁から上方に向けて連接される前面ガイド壁を備え、さらに、前記前面ガイド壁は、前記ケーシングから間隔を隔てて取り付けられるものであり、前記下方ガイド壁に、前記給湯装置の給水配管およびガス配管を挿通する、前記壁面側に開口する配管挿通用開口部が設けられることを特徴としている。
【0010】
このような構成とすることで、当該給湯装置の下方にコンロ等の他の燃焼機器が設置された場合にも、前記他の燃焼機器の燃焼ガスが、当該給湯装置のバーナ燃焼用の給気として前記ケーシング内に流入し難いようにすることができて、当該給装置における不完全燃焼が発生しにくいようにすることができ、さらに、前記前面ガイド壁が存在することで、他の燃焼機器の燃焼ガスによる前記操作部の温度上昇を抑制することが出来て、当該給装置の操作時における使用者の抱く不快感が抑制され、当該給装置の操作性を向上することができる。
【0011】
したがって、前記他の燃焼機器を撤去する必要がないから、前記他の燃焼機器の撤去に伴い使用者に不便を強いるという不都合が防止できる。
なお、前記下方ガイド壁から上方に連接されると共に前記前面ガイド壁から連接されて、前記吸気口の側方を覆う側方ガイド壁を備え、さらに、前記側方ガイド壁は、前記壁面に固定される固定用フランジを備えてこの固定用フランジが前記壁面に固定されるとともに、前記ケーシングから間隔を隔てて取り付けられることが好ましい。
【0012】
この場合、バーナの燃焼のために必要な空気は、前記ケーシングから間隔を隔てて備える側方ガイド壁の上端部と前記ケーシングとの間に形成されることになる側方ガイド壁上端の間隙から流入することになるが、この側方ガイド壁上端の間隙は上向きに開口されていることになり、前記他の燃焼機器からの燃焼ガスは流入し難く、当該給装置の周囲に存在する新鮮な空気が流入しやすいものとなって、当該給装置のバーナ燃焼用の給気としての空気中の酸素濃度の低下が抑制されて、当該給装置における不要な不完全燃焼が防がれる。
【0013】
つまり、前記他の燃焼機器から排出される燃焼ガスの比重は、当該給装置の周囲に存在する新鮮な空気の比重より小さいため、当該給装置の周囲に存在する新鮮な空気の中を上昇することになるが、上述のように、前記吸気口の下方を覆う下方ガイド壁から連接される側方ガイド壁の上端部と前記ケーシングとの間に形成されることになる側方ガイド壁上端の間隙は上向きに開口されているから、当該給装置の周囲に存在する新鮮な空気中を上昇する前記他の燃焼機器から排出される燃焼ガスは前記側方ガイド壁上端の間隙から下向きには流入し難く、当該給装置の周囲に存在する新鮮な空気の前記側方ガイド壁上端の間隙への流入が促進される。
【0014】
以上のように、本発明の給気ガイドによって、当該給湯装置の下方にコンロ等の他の燃焼機器が設置された場合にも、当該給装置における不完全燃焼が発生しにくいようにすることができ、しかも、他の燃焼機器の燃焼ガスによる前記操作部の温度上昇を抑制することが出来て、当該給装置の操作時における使用者の抱く不快感が抑制され、当該給装置の操作性が向上する。
【0015】
また、本発明の給気ガイドにおいて、前記前面ガイド壁が、下から上に向かうほど前記ケーシングの前面から遠ざかるように鉛直方向に対して傾斜する傾斜面で形成されることが好ましい。
この場合、当該給装置の周囲に存在する新鮮な空気の比重より小さいため、当該給装置の周囲に存在する新鮮な空気の中を上昇する前記他の燃焼機器から排出される燃焼ガスが前記傾斜面によって当該給装置のケーシングから遠ざかる方向に偏向されて上昇するから、前記前面ガイド壁の上端と当該給装置のケーシングの前面との間に形成されることになる前面ガイド壁上端の間隙における圧力は、前記他の燃焼機器から排出される燃焼ガスが当該給装置のケーシングから遠ざかる方向に偏向されて上昇することにより、前記他の燃焼機器から排出される燃焼ガスが当該給装置のケーシングから遠ざかる方向に偏向されない場合と比較して微圧ながら圧力が低下するから当該給装置の周囲に存在する新鮮な空気の流入が促進され、前記操作部の冷却が促進される。
【0016】
また、この場合、前記前面ガイド壁は前記側方ガイド壁と連接されるものであるから、前記前面ガイド壁上端の間隙と前記側方ガイド壁上端の間隙は連続したものとなることになり、前面ガイド壁上端の間隙から流入した当該給装置の周囲に存在する新鮮な空気は、前記ケーシングと前記側方ガイド壁との間を経由して前記ケーシングに形成された吸気口から燃焼用の空気として供給され、前記ケーシング内に具備するバーナの良好な燃焼が促進されて、当該給装置における不完全燃焼が発生しにくいようにすることが一層促進される。
【発明の効果】
【0017】
本発明の給気ガイドによって、上述のように、給湯装置の下方にコンロ等の燃焼機器が設置された場合にも、当該給湯装置に燃焼不良が発生することが生じ難いようにすることができる。
さらに、給湯装置の下方にコンロ等の燃焼機器が設置された場合にも、当該給装置の操作時における使用者が抱く不快感が抑制され、当該給装置の操作性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】本発明の給気ガイドの一実施形態であり、給装置への適用を示す正面図である。
図2】同上の側面図である。
図3】同上の平面図である。
図4】同上の底面図である。
図5】本発明の給気ガイドの一実施形態を示す正面図である。
図6】同上の右側面図である。
図7】同上の平面図である。
図8】同上の底面図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0020】
図1は本発明の給気ガイド01の一実施形態の、給装置への適用を示す正面図であり、図2は側面図であり、図3は平面図であり、図4は底面図である。
また、図5は本発明の給気ガイド01の一実施形態の、正面図であり、図6は右側面図であり、図7は平面図であり、図8は底面図である。
【0021】
本実施形態の給気ガイド01が適用される給装置40は、台所等における壁面62に壁掛け設置されており、台所等に備えるコンロ台61上に設置される他の燃焼機器としてのガスコンロ50の上方に位置しており、給装置40の下部を覆うように、気ガイド01が取り付けられている。
【0022】
なお、給気ガイド01は、固定用フランジ16に穿設された固定用ネジ挿通孔17に図示しない固定用ネジを挿通され、この固定用ネジを壁面62に螺入することで、壁面62に固定されている。
【0023】
装置40のケーシング41は薄板の金属をプレス加工して形成されており、ケーシング41内には、図示しない給装置40への給水を加熱して温水を得るためのガスバーナ(図示せず)を備えており、ケーシング41の左右の側面には、このガスバーナに燃焼用の空気をケーシング41の外から取り入れるための吸気口42が、ケーシング41をプレス加工により打ち抜いて形成されている。また、給装置40のケーシング41の前面には、給装置40からの出湯の開始及び停止を操作するための操作部43を備えている。
【0024】
また、給気ガイド01には、吸気口42の下方を覆う下方ガイド壁11を備えており、下方ガイド壁11には給装置40の給水配管44および給装置40のガス配管45を挿通するために、配管挿通用開口部18が設けられている。なお、図1等には給装置40の出湯配管の外観について記載しておらず、給装置40の出湯配管を接続するための出湯口46のみを記載してある。
【0025】
そして、給気ガイド01には、操作部43の前方、詳しくは、操作部43の下側の前方を覆い前記下方ガイド壁11から上方に向けて連接される前面ガイド壁12を備え、さらに、前面ガイド壁12は、ケーシング41の前面から間隔を隔てて取り付けられており、前面ガイド壁12の上端22とケーシング41の前面との間には間隙32が形成されている。
【0026】
給気ガイド01をこのような構成とすることで、本実施形態のように、給湯装置40の下方に他の燃焼機器(ガスコンロ)50が設置された場合にも、他の燃焼機器(ガスコンロ)50の燃焼ガスが、給湯装置40のバーナ燃焼用の給気として前記ケーシング41内に流入し難いようにすることができるから、給装置40における不完全燃焼が発生しにくいようにすることが可能となり、さらに、前面ガイド壁12が存在することで、他の燃焼機器(ガスコンロ)50の燃焼ガスによる操作部43の温度上昇を抑制することが出来て、給装置40の操作時に使用者が抱く不快感が抑制され、その結果、給装置40の操作性が向上することになる。
【0027】
なお、本実施形態においては、下方ガイド壁11から上方に連接されると共に前面ガイド壁12から連接されて、吸気口42の側方、詳しくは吸気口42の下側の側方を覆う側方ガイド壁13を備え、さらに、側方ガイド壁13は、ケーシング41の側面から間隔を隔てて取り付けられており、側方ガイド壁13の上端23とケーシング41の側面との間には間隙33が形成されている。
【0028】
詳述すると、バーナの燃焼のために必要な空気は、主に、側方ガイド壁上端の間隙33から流入するものであるが、この側方ガイド壁上端の間隙33は上向きに開口されているため、他の燃焼機器(ガスコンロ)50からの燃焼ガスは流入し難く、給湯装置40の周囲に存在する新鮮な空気が流入しやすいものとなって、給装置40のバーナ燃焼用の給気としての空気中の酸素濃度の低下が抑制されて、給装置40における不要な不完全燃焼が防止される。
【0029】
つまり、他の燃焼機器(ガスコンロ)50から排出される燃焼ガスの比重は、給湯装置40の周囲に存在する新鮮な空気の比重より小さいため、給湯装置40の周囲に存在する新鮮な空気の中を上昇することになり、吸気口42の下方を覆う下方ガイド壁11から連接される側方ガイド壁13の上端23とケーシング41との間に形成されている側方ガイド壁上端の間隙33が上向きに開口しているため、給装置40の周囲に存在する新鮮な空気中を上昇する他の燃焼機器(ガスコンロ)50から排出される燃焼ガスは側方ガイド壁上端の間隙33から下向きには流入し難く、給装置40の周囲に存在する新鮮な空気が側方ガイド壁上端の間隙33に流入することが促進されるのである。
【0030】
以上のように、給気ガイド01によって、給湯装置40の下に他の燃焼機器(ガスコンロ)50が設置された場合にも、給装置40における不完全燃焼が発生しにくいようにすることができ、しかも、他の燃焼機器(ガスコンロ)50の燃焼ガスによる前記操作部43の温度上昇を抑制することが出来て、当該給装置の操作時における使用者の抱く不快感が抑制され、給装置40の操作性が向上する。
【0031】
また、本実施形態においては、前面ガイド壁12が、下から上に向かうほどケーシング41の前面から遠ざかるように、鉛直方向に対して傾斜する傾斜面で形成されており、給装置40の周囲に存在する新鮮な空気の比重より小さいことによって、給装置40の周囲に存在する新鮮な空気の中を上昇する他の燃焼機器(ガスコンロ)50から排出される燃焼ガスが、この傾斜面によって給装置40のケーシング41の前面から遠ざかる方向に偏向されて上昇することになり、前面ガイド壁12の上端22と給装置40のケーシング41の前面との間に形成されている前面ガイド壁上端の間隙32における圧力は、他の燃焼機器(ガスコンロ)50から排出される燃焼ガスが給装置40のケーシング41から遠ざかる方向に偏向されて上昇することによって、他の燃焼機器(ガスコンロ)50から排出される燃焼ガスが給装置40のケーシング41から遠ざかる方向に偏向されない場合と比較して、ごく微圧ながら圧力が低下するため給装置40の周囲に存在する新鮮な空気の流入が促進され、操作部43の冷却が促進される。
【0032】
また、前面ガイド壁12は側方ガイド壁13と連接されているから、前面ガイド壁上端の間隙32と側方ガイド壁上端の間隙33は連続しており、前面ガイド壁上端の間隙32から流入した給装置40の周囲に存在する新鮮な空気は、ケーシング41と側方ガイド壁13との間を経由してケーシング41に形成された吸気口42から燃焼用の空気としてケーシング41内に流入し、ケーシング41内に具備するガスバーナの良好な燃焼が促進されて、給装置40における不完全燃焼が発生しにくいようにすることが一層促進される。
【0033】
〔別実施形態〕
上記において説明した実施形態では、側方ガイド壁13を備えるものであったが側方ガイド壁13を備えないように構成してもよい
【0034】
また、他例として、前面ガイド壁12を、下から上に向かうほど前記ケーシング41の前面から遠ざかるように鉛直方向に対して傾斜する傾斜面で形成するのではなく鉛直面で形成してもよい。
【0035】
また、他例として、側方ガイド壁13を、下から上に向かうほど前記ケーシング41の側面から遠ざかるように鉛直方向に対して傾斜する傾斜面で形成してもよい。
【符号の説明】
【0036】
01 給気ガイド
11 下方ガイド壁
12 前面ガイド壁
13 側方ガイド壁
16 固定用フランジ
17 固定用ネジ挿通孔
18 配管挿通用開口部
22 前面ガイド壁の上端
23 側方ガイド壁の上端
32 前面ガイド壁上端の間隙
33 側方ガイド壁上端の間隙
40 給装置
41 ケーシング
42 吸気口
43 操作部
44 給装置の給水配管
45 給装置のガス配管
46 給装置の出湯口
50 他の燃焼機器(ガスコンロ)
61 コンロ台
62 壁面
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8