(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
コンピューター実行可能命令が具体化されている1つまたは複数のコンピューター記憶媒体デバイスであって、前記命令を実行すると、複数の画像結果を編集画像に編集する方法を実行し、前記方法が、
検索エンジンにおいて、画像に対する検索要求を受けるステップと、
それぞれが前記画像に対する前記検索要求を満たす複数の個別画像検索結果を判定するステップであって、それぞれの個別画像検索結果は当該結果のURLに関連付けられている、ステップと、
前記複数の個別画像検索結果のうちの対応する個別画像検索結果にそれぞれ関連付けられている少なくとも2つのURLを繋合して、第1の検索結果編集画像に対応する第1の繋合URLを作成するステップであって、前記少なくとも2つのURLに関連付けられている前記個別画像検索結果をダウンロードするために必要なHTTP要求の量が、前記第1の検索結果編集画像をダウンロードするために必要なHTTP要求の量よりも多い、ステップと、
検索エンジン結果ページ(SERP)と関連付けた表示のために前記第1の検索結果編集画像を供給するステップと、
を備えている、コンピューター記憶媒体デバイス。
請求項1記載のコンピューター記憶媒体デバイスにおいて、前記第1の検索結果編集画像が、1回のHTTP要求によってダウンロード可能である、コンピューター記憶媒体デバイス。
請求項1記載のコンピューター記憶媒体デバイスにおいて、前記方法が、更に、前記第1の検索結果編集画像を含むそれぞれの個別画像検索結果を、1つの画像検索結果として、前記検索エンジン結果ページ(SERP)と関連付けて表示するステップを備えている、コンピューター記憶媒体デバイス。
請求項3記載のコンピューター記憶媒体デバイスにおいて、それぞれの個別画像検索結果を1つの画像検索結果として前記検索エンジン結果ページ(SERP)と関連付けて表示する前記ステップが、前記第1の検索結果編集画像の内それぞれの画像検索結果に対応する部分のみがユーザーに見えるように、前記第1の検索結果編集画像にマスキング・ウィンドウを被せるステップを含む、コンピューター記憶媒体デバイス。
請求項1記載のコンピューター記憶媒体デバイスにおいて、前記複数の個別画像検索結果のうちの対応する個別画像検索結果にそれぞれ関連付けられている前記少なくとも2つのURLを繋合して、前記第1の検索結果編集画像に対応する前記第1の繋合URLを作成する前記ステップが、更に、前記第1の検索結果編集画像を作成するために用いられた個別画像検索結果以外の、前記複数の個別画像検索結果のうちの対応する個別画像検索結果にそれぞれ関連付けられている少なくとも2つの別のURLを繋合して、第2の検索結果編集画像に対応する第2の繋合URLを作成し、それにより、それぞれが各検索結果編集画像に対応する複数の繋合URLを作成するステップを含む、コンピューター記憶媒体デバイス。
請求項5記載のコンピューター記憶媒体デバイスにおいて、前記第1および第2の編集画像を作成するために用いられたURLに関連付けられている全ての個別画像検索結果をダウンロードするために必要なHTTP要求の量が、前記第1の検索結果編集画像および前記第2の検索結果編集画像をダウンロードするために必要なHTTP要求の量よりも多い、コンピューター記憶媒体デバイス。
請求項1記載のコンピューター記憶媒体デバイスにおいて、前記第1の検索結果編集画像の作成前に、前記第1の検索結果編集画像に含まれている前記個別画像検索結果の内少なくとも1つのサイズを変更する、コンピューター記憶媒体デバイス。
請求項1記載のコンピューター記憶媒体デバイスにおいて、前記画像検索要求を受ける前に、個別画像検索結果のサイズ変更についての好みをユーザーによって設定する、コンピューター記憶媒体デバイス。
コンピューター実行可能命令が具体化されている1つまたは複数のコンピューター記憶媒体デバイスであって、前記命令を実行すると、複数の画像検索結果を検索結果編集画像に編集する方法を実行し、前記方法が、
ユーザーから1つまたは複数の繋合命令を受けるステップであって、前記1つまたは複数の繋合命令が、個別画像検索結果のサイズ変更についての好みを含む、ステップと、
画像検索要求を前記ユーザーから受けるステップと、
それぞれが前記画像検索要求を満たす複数の画像検索結果を判定するステップであって、前記複数の画像検索結果のうちのそれぞれの個別画像検索結果は当該結果のURLに関連付けられている、ステップと、
前記1つまたは複数の繋合命令を、前記複数の個別画像検索結果のうちの対応する個別画像検索結果にそれぞれ関連付けられている少なくとも2つのURLに適用して、それぞれが各検索結果編集画像に対応する1つまたは複数の繋合URLを作成するステップと、
前記各繋合URLを用いて、検索エンジン結果ページ(SERP)と関連付けた表示のために前記1つまたは複数の検索結果編集画像を供給するステップと、
を含む、コンピューター記憶媒体デバイス。
請求項9記載のコンピューター記憶媒体デバイスにおいて、前記検索エンジン結果ページ(SERP)と関連付けた表示のために前記1つまたは複数の検索結果編集画像を供給する前記ステップが、更に、前記検索エンジン結果ページ(SERP)上における前記1つまたは複数の検索結果編集画像のレイアウトを記述し、前記1つまたは複数の検索結果編集画像に関連付けられているそれぞれの個別画像検索結果に対する参照を含む記述ファイルを供給するステップを含む、コンピューター記憶媒体デバイス。
請求項9記載のコンピューター記憶媒体デバイスにおいて、前記1つまたは複数の検索結果編集画像のそれぞれが、対応する1回のHTTP要求によってダウンロードすることができる、コンピューター記憶媒体デバイス。
請求項9記載のコンピューター記憶媒体デバイスにおいて、前記方法が、更に、前記1つまたは複数の検索結果編集画像に関連付けられているそれぞれの個別画像検索結果を、1つの画像検索結果として、前記検索エンジン結果ページ(SERP)と関連付けて表示するステップを含む、コンピューター記憶媒体デバイス。
請求項12記載のコンピューター記憶媒体デバイスにおいて、前記1つまたは複数の検索結果編集画像に関連付けられているそれぞれの個別画像検索結果を、1つの画像検索結果として、前記検索エンジン結果ページ(SERP)と関連付けて表示する前記ステップが、前記1つまたは複数の検索結果編集画像の内それぞれの画像検索結果に対応する部分のみがユーザーに見えるように、前記1つまたは複数の検索結果編集画像にマスキング・ウィンドウを被せるステップを含む、コンピューター記憶媒体デバイス。
請求項9記載のコンピューター記憶媒体デバイスにおいて、前記複数の個別画像検索結果のうちの対応する個別画像検索結果にそれぞれ関連付けられている少なくとも2つのURLを繋合して、それぞれが各検索結果編集画像に対応する前記1つまたは複数の繋合URLを作成するステップが、対応する一意の検索結果編集画像にそれぞれ関連付けられている少なくとも2つの一意のURLを繋合するステップを含む、コンピューター記憶媒体デバイス。
【発明を実施するための形態】
【0006】
[0009] 本発明の主題について、本明細書では、法的要件を満たすために具体性をもって説明する。しかしながら、説明自体は、本特許の範囲を限定することは意図していない。むしろ、本発明者は、特許請求する主題は、別の方法で具体化し、本文書において記載するステップとは異なるステップまたは同様のステップの組み合わせを、他の現在または今後の技術と合わせて含んでもよいと考えている。更に、「ステップ」および/または「ブロック」という用語は、本明細書においては、採用される方法の異なるエレメントを言外に意味するために用いることもできるが、個々のステップの順序が明示的に記載されているのでなければ、そして記載されている場合を除いて(unless and except)、この用語は、本明細書において開示される種々のステップ間において、いかなる特定の順序をも暗示するように解釈してはならない。
【0007】
[0010] 一般に、本明細書において記載する技術の種々の態様は、とりわけ、画像結果を編集画像に編集し、多数の画像結果を1つのブラウザー・ダウンロード接続によってダウンロードすることができるようにするためのシステム、方法、およびコンピューター読み取り可能媒体に関する。例えば、画像検索バーティカルによって画像検索要求を受け、この画像検索要求を満たす複数の画像を判定する。検索要求を満たすと判定された画像結果の少なくとも一部を動的に一緒に繋合して、編集画像を作成する。次いで、要件を満たす画像結果について画像ダウンロード要求を受けると、1つのサムネール画像ではなく、編集画像がユーザーのブラウザーに戻される。このように、1つのブラウザー・ダウンロード接続によって複数の画像結果が戻され、要求を満たす多数の画像結果を戻すときのレイテンシーを低減する。
【0008】
[0011] また、ユーザーのブラウザーには、編集画像に含まれる各画像結果に関する表示オフセット命令(display offset instructions)を収容した記述ファイルも戻される。このオフセット命令は、中に含まれている複数の画像の各々に対応する編集画像の部分のみが、ユーザーにそれぞれの画像結果として見ることができるように、オフセット命令にしたがって、マスキング・ウィンドウ(masking window)を編集画像に被せることを可能にする。したがって、本発明の実施形態は、複数の個々の画像結果を含む検索エンジン結果をレンダリングするときにレイテンシーを低減することができるが、他の点ではユーザーには視覚的に意識されないようにこれを行う。即ち、ユーザーは、彼または彼女のブラウザーによって画像結果が編集画像として受信されたことには視覚的に気付かない。何故なら、各画像結果は、受け入れられた要求を満たす画像結果として個々にレンダリングするように見えるからである。
【0009】
[0012] したがって、一実施形態では、本発明は、コンピューター実行可能命令が具体化されている1つ以上のコンピューター記憶媒体を対象とする。これらの命令を実行すると、複数の画像結果を1つ以上の編集画像に編集する方法を計算機に実行させる。この方法は、画像検索要求を受けるステップと、この画像検索要求を満たす複数の画像結果を判定するステップと、複数の画像結果の少なくとも一部を繋合して編集画像を作成するステップとを含み、前述の一部は複数の画像結果の内少なくとも2つを含む。更に、この方法は、検索エンジンの結果ページと関連付けた表示のために編集画像を供給するステップも含む。
【0010】
[0013] 他の態様では、本発明は、コンピューター実行可能命令が具体化されている1つ以上のコンピューター記憶媒体を対象とする。これらの命令を実行すると、複数の画像結果を1つ以上の編集画像に編集する方法を計算機に実行させる。この方法は、ユーザーから少なくとも1つの繋合命令を受けるステップを含み、この少なくとも1つの繋合命令は、編集画像を作成するために繋合するある量の画像の内の1つと、画像結果のサイズ変更についてのユーザーからの好みとを備えている。更に、この方法は、ユーザーから画像検索要求を受けるステップと、この画像検索要求を満たす複数の画像結果を判定するステップと、少なくとも1つの繋合命令を画像結果に適用するステップと、複数の画像結果の少なくとも一部を繋合して編集画像を作成するステップとを含み、前述の一部は、複数の画像結果の内少なくとも2つを含む。更にまた、この方法は、検索エンジン結果ページと関連付けた表示のために編集画像を供給するステップも含む。
【0011】
[0014] 更に他の態様では、本発明は、画像結果編集システムを対象とする。このシステムは、1つ以上のプロセッサおよび1つ以上のコンピューター記憶媒体が付随する計算機と、この計算機と結合されているデーター・ストアと、画像結果編集エンジンと、サムネール・サーバーとを備えている。画像結果編集エンジンは、画像検索要求を受け、この画像検索要求を満たす複数の画像結果を判定する。サムネール・サーバーは、複数の画像結果の少なくも一部を繋合して編集画像を作成する。この一部は、複数の画像結果の内、少なくとも2つを含む。サムネール・サーバーは、検索エンジン結果ページと関連付けた表示のために編集画像を供給する。
【0012】
[0015] これより
図1に移ると、本発明の実施形態を実現するときに使用するのに適した計算システム環境例100を示すブロック図が図示されている。尚、
図1に示す計算システム環境100は、適した計算システム環境の一例に過ぎず、本発明の実施形態の使用範囲や機能に関して、何ら限定を示唆することは意図していないことは言うまでもない。また、計算システム環境100が、ここに示すモジュール/コンポーネントの内いずれか1つのモジュール/コンポーネント、またその組み合わせに関しても、依存性や要件を有すると解釈してはならない。
【0013】
[0016] 計算システム環境100は、計算機110、画像結果編集エンジン112、サムネール・サーバー114、およびデーター・ストア116を含み、これらは全てネットワーク118を通じて互いに通信状態にある。ネットワーク118は、限定ではなく、1つ以上のローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、および/またはワイド・エリア・ネットワーク(WAN)を含むことができる。このようなネットワーク接続環境は、事務所、企業規模のコンピューター・ネットワーク、イントラネット、およびインターネットでは極普通である。したがって、ネットワーク118についてはここではこれ以上説明しない。
【0014】
[0017] 実施形態の中には、図示したコンポーネント/モジュールの内1つ以上が単体アプリケーションとして実装されてもよい場合もある。他の実施形態では、図示したコンポーネント/モジュールの内1つ以上が、画像結果編集エンジン112および/またはエンド・ユーザーの計算機110のオペレーティング・システムに直接統合されているのでもよい。尚、
図1に示されているコンポーネント/モジュールは、その性質および数が例示であり、限定と解釈してはならないことは、当業者には言うまでもないであろう。本発明の実施形態の範囲内で所望の機能を達成するためには、いずれの数のコンポーネント/モジュールでも採用することができる。更に、コンポーネント/モジュールは、いずれの数のサーバーまたはクライアント計算機にでも配置することもできる。一例としてに過ぎないが、画像結果編集エンジン112は、サーバー、サーバーのクラスタ、または残りのコンポーネントの1つ以上から離れた計算機にも常駐することができる。
【0015】
[0018] 尚、本明細書において記載するこの構成および他の構成は、一例として明示するに過ぎないことは言うまでもない。他の構成およびエレメント(例えば、装置、インターフェース、機能、順序、機能の集合体等)を、示されているものに加えてまたはその代わりに使用することができ、更に一部のエレメントを纏めて省略することもできる。更に、本明細書において記載されるエレメントの多くは、機能的エンティティであり、単品コンポーネントまたは分散コンポーネントとして実装すること、あるいは他のコンポーネントと共に実装することも、そして適した組み合わせおよび位置であればそのいずれでも実装することもできる。1つ以上のエンティティによって実行されると本明細書において記載される種々の機能は、ハードウェア、ファームウェア、および/またはソフトウェアで実行することができる。例えば、種々の機能は、メモリーに格納されている命令を実行するプロセッサーによって実行することができる。
【0016】
[0019] データー・ストア116は、画像および画像識別子と関連する情報、以前の画像検索要求、および編集画像を格納するように構成されている。種々の実施形態において、このような情報は、限定ではなく、複数の個別画像(ビデオ画像を含んでもよい)、およびこれら複数の個別画像の各々に付随する画像識別子を含むことができ、識別子は画像インデックス120に編成されている。実施形態では、データー・ストア116は、関連付けて格納されている項目の1つ以上を検索可能に構成されている。尚、データー・ストア116と関連付けて格納されている情報は、構成設定変更可能であるとよく、画像、画像識別子、以前の画像検索要求、編集画像等に関する情報であればいずれでも含んでもよいことは、当業者には言うまでもないことであり、認められよう。このような情報の内容および分量は、本発明の実施形態の範囲を限定することは全く意図していない。更に、1つの独立したコンポーネントとして図示されているが、データー・ストア116は、実際には、複数の記憶デバイス、例えば、データーベース・クラスターであってもよく、その一部は、画像結果編集エンジン112、計算機110、他の外部計算機(図示せず)、および/またはそのあらゆる組み合わせに常駐していてもよい。
【0017】
[0020]
図1に示す計算機110、画像結果編集エンジン112、およびサムネール・サーバー114は、例えば、
図4を参照して以下で説明する計算機400のような、いずれのタイプの計算機であってもよい。一例のみとしてそして限定ではなく、計算機110、画像結果編集エンジン112、およびサムネール・サーバー114の各々は、パーソナル・コンピューター、デスクトップ・コンピューター、ラップトップ・コンピューター、ハンドヘルド・コンピューター、移動体ハンドセット、消費者用電子デバイス等とすることができる。しかしながら、注記すべきは、実施形態はこのような計算機における実現に限定されるのではなく、本発明の実施形態の範囲内において、種々の異なるタイプの計算機のいずれにおいても実現できるということである。
【0018】
[0021] 計算機110、画像結果編集エンジン112、およびサムネール・サーバー114(明確化のために示されていない)のコンポーネントには、限定ではなく、演算装置、内部システム・メモリー、および情報(例えば、ファイルおよびそれに付随するメタデーター)を格納する1つ以上のデーターベースを含む、種々のシステム・コンポーネントを結合するのに適したシステム・バスを含むことができる。計算機110、画像結果編集エンジン112、およびサムネール・サーバー114の各々は、通例、種々のコンピューター読み取り可能媒体を含むか、またはこれらにアクセスすることができる。一例として、そして限定ではなく、コンピューター読み取り可能媒体には、コンピューター記憶媒体および通信媒体を含むことができる。一般に、通信媒体は、各サーバーが、ネットワーク、例えば、ネットワーク118を介してデーターを交換することを可能にする。更に具体的には、通信媒体は、コンピューター読み取り可能命令、データー構造、プログラム・モジュール、または他のデーターを、搬送波または他の伝達手段というような、変調データー信号に具体化することができ、あらゆる情報配信媒体を含むことができる。本明細書において用いられる場合、「変調信号データー」という用語は、その特性の1つ以上が、情報を信号内にエンコードするようなやり方で、設定または変化された信号を意味する。一例として、そして限定ではなく、通信媒体は、有線ネットワークまたは直接有線接続というような有線媒体、ならびに音響、RF、赤外線、およびその他のワイヤレス媒体というようなワイヤレス媒体を含む。前述のもののいずれの組み合わせも、コンピューター読み取り可能媒体の範囲に含むことができる。
【0019】
[0022] 尚、計算システム・アーキテクチャー100は、例示に過ぎないことは、当業者には言うまでもないことである。画像結果編集エンジン112およびサムネール・サーバー114は1つのユニットとして示されているが、画像結果編集エンジン112およびサムネール・サーバー114がスケーラブルであることは、当業者には認められよう。例えば、画像結果編集エンジン112および/またはサムネール・サーバー114は、実際には、互いに通信する複数の計算機を含むことができる。更に、データー・ストア116、またはその一部は、例えば、画像結果編集エンジン112、サムネール・サーバー114、および/または計算機110の中に、コンピューター記憶媒体として含まれてもよい。1つずつのユニットを図示したのは、明確化のためであって、実施形態の範囲をいずれかの形態に限定することを意図しているのではない。
【0020】
[0023] 図示のように、エンド・ユーザー計算機110は、表示画面122を含む。表示画面122は、計算機110のユーザーに情報、例えば、計算機110が開始した通信および/または受信した通信に関する情報、画像検索要求、1つ以上の画像結果を含む検索エンジン結果ページ等を表示するように構成されている。実施形態は、視覚表示に限定することは意図しておらず、オーディオ・プレゼンテーション、オーディオ/視覚を組み合わせたプレゼンテーション等を含んでもよい。
【0021】
[0024]
図1に示すように、画像結果編集エンジン112は、受信コンポーネント(receiving component)124、画像結果判定ロジック126、ユニフォーム・リソース・ロケーター(URL)繋合コンポーネント、および出力コンポーネント130を含む。実施形態の中には、コンポーネント124、126、128、および130の内1つ以上が、単体アプリケーションとして実装されてもよい場合もある。他の実施形態では、コンポーネント124、126、128、および130の内1つ以上が、計算機110のオペレーティング・システムに直接統合されているのでもよい。尚、
図1に示されているコンポーネント124、126、128、および130は、その性質および数が例示であり、限定と解釈してなならないことは、当業者には言うまでもないであろう。本発明の実施形態の範囲内で所望の機能を達成するためには、いずれの数のコンポーネント/モジュールでも採用することができる。
【0022】
[0025] 受信コンポーネント124は、画像検索要求を受けるように構成されている。実施形態では、ユーザーは画像検索要求を検索クエリー入力ボックス(図示せず)に入力する。検索クエリー入力ボックスは、例えば、エンド・ユーザー計算機110を利用して、画像検索バーティカルにおいて要件を満たす結果(satisfying results)を検索するために設けられている。ユーザーが検索要求を入力すると、これはネットワーク118を介して画像結果編集エンジン112に送信され、受信コンポーネント124がこれを受け入れる。
【0023】
[0026] 画像結果判定ロジック126は、受信コンポーネント124から画像検索要求を受け、受けた要求を満たす複数の画像結果を判定するように構成されている。実施形態では、画像結果判定ロジック126は、データー・ストア116の画像インデックス120に問い合わせ(ネットワーク118を通じて)、検索要求を満たす画像を識別または判定する。検索要求を満たす画像の各々には画像識別子が付随しており、画像識別子は画像インデックスにおいてインデックス化されている。一実施形態では、画像識別子は、特定の画像と関連するURLである。他の実施形態では、画像識別子は、特定の画像に一意に割り当てられた英数値である。このような変形のいずれもそして変形の全ては、更にその組み合わせも、本発明の実施形態の範囲内に該当すると考えることとする。画像結果判定ロジック126は、更に、検索要求を満たす画像毎に画像識別子を受け取るように構成されている。
【0024】
[0027] URL繋合コンポーネント128は、画像結果判定ロジック126から、検索要求を満たす画像毎に画像識別子を受け取り、このような識別子全てを含むURLを構築するように構成されている。即ち、URL繋合コンポーネント128は、検索要求を満たす画像の内、例えば、サムネール・サーバー114から要求されるものの各々について必要な全ての情報をそれ自体に収容するURLを作成する。これについては以下で更に詳しく説明する。
【0025】
[0028] 実施形態では、出力コンポーネント130は、繋合URLを計算機110に送信するように構成されている。計算機110は、受信すると、検索エンジン結果ページ(SERP)をレンダリングし始めるように構成されている。この検索エンジン結果ページと関連付けて、検索要求を満たす画像結果がレンダリングされる。しかしながら、この段階では、結果画像自体は未だ引き出されていない。したがって、画像結果プレース・ホルダー(例えば、仕切られた空白ボックス)をレンダリングし始めることはできるが、画像自体はまだレンダリングされない。
【0026】
[0029] また、出力コンポーネント130は、繋合URLをサムネール・サーバー114にも送信し(ネットワーク118を通じて)、この繋合URLを構成する識別子を有する画像結果を要求するように構成されている。この実施形態では、個々の画像結果サムネールが、各々、繋合URLに含まれるその識別子に基づいて、引き出される。サムネール・サーバー114の画像繋合コンポーネント132は、次に、サムネール画像結果を繋合して編集画像にする。編集画像とは、複数の互いに繋合された画像結果で構成され、複数の部分を有するもっと大きな画像を作成するための1つの画像であり、各部分は1つの画像結果に対応する。つまり、例えば、30個の画像結果が特定の画像検索要求を満たすと判定された場合、これら30個の画像結果のサムネールを互いに繋合して、1つの編集画像を作成することができる。この編集画像は、30個の部分を有し、各部分が30個の画像結果の1つに対応する。
【0027】
[0030] 実施形態では、繋合の前に、画像結果サムネールの内1つ以上が、切り詰められる(crop)、またはサイズ変更されてもよい。このような切り詰め/サイズ変更は、入力されたユーザーの好みに基づいて行うこと、繋合画像上における「白い空間」を排除するために、レンダリングされるページ上で各画像結果に入手可能な表示空間に基づいて行うこと、または多数のその他の理由のいずれのためにでも行うことができる。
【0028】
[0031] 編集画像は、次に、出力コンポーネント130に戻すことができ(ネットワーク118を通じて)、出力コンポーネント130は、編集画像を計算機110に送信する(ネットワーク118を通じて)ように構成することができる。他の実施形態では、編集画像は、直接サムネール・サーバー114から計算機110に(ネットワーク118を通じて)表示のために送信することもできる。このような変形のいずれもそして全ては、更にその組み合わせも、本発明の実施形態の範囲内に該当すると考えることとする。
【0029】
[0032] 尚、本発明の実施形態の範囲内において、出力コンポーネント130が繋合URLをサムネール・サーバー114、計算機110、または双方に送信するように構成してもよいことは、当業者にとって言うまでもないことであり、認められよう。出力コンポーネント130が繋合URLを計算機110だけに送信し、サムネール・サーバー114には送信しない場合、この計算機は、繋合URLを直接サムネール・サーバー114に送信するように構成される。
【0030】
[0033] 更に、1つの受け入れた画像検索要求の結果として、多数の繋合画像を編集してもよいことは言うまでもないことであり、認められよう。例えば、検索要求を満たす100個の画像結果が、受け入れられた検索要求に応答して判定された場合、これらの画像結果を、20個ずつの結果を有する5つのバッチ、25個ずつの結果を有する4つのバッチ等に「纏めて」もよい。次いで、1つのバッチを構成する画像結果の識別子から成るURLを組み立て、各バッチ組立URLに対応する編集画像を編集するのでもよい。以上の例を続けると、このようにすれば、100個の別々の(HTTP)要求の代わりに、4つまたは5つの(HTTP)画像要求をサムネール・サーバー114に対して作ればよいことになる。編集画像を構成する画像結果は全て、1つのSERP上に表示することができ、または多数のSERPに跨がってもよい。同様に、1つのSERPが、1つの編集画像からまたは数個の編集画像からの画像結果を収容するのでもよい。このような変形のいずれもそして変形の全ては、更にその組み合わせも、本発明の実施形態の範囲内に該当すると考えることとする。1つの画像に編集する画像結果の量は、画像検索要求が行われる前に、ユーザーによって好みとして設定されるとよく、または繋合命令として設定されるのであってもよい。
【0031】
[0034] 画像結果編集エンジン112の出力コンポーネント130、計算機110、または双方に編集画像を送信することに加えて、サムネール・サーバー114は、更に、編集画像に含まれる各画像結果に関する表示オフセット命令を収容する記述ファイルを送信するように構成されている。オフセット命令は、中に含まれている複数の画像の各々に対応する編集画像の部分のみが、ユーザーにそれぞれの画像結果として見ることができるように、オフセット命令にしたがって、マスキング・ウィンドウ(masking window)を編集画像に被せることを可能にする。一実施形態では、CSSを利用することによってこの機能を可能にする。したがって、本発明の実施形態は、複数の個々の画像結果を含む検索エンジン結果をレンダリングするときに、レイテンシーを低減することができるが、他の点ではユーザーには視覚的に意識されないようにこれを行う。即ち、ユーザーは、彼または彼女のブラウザーによって画像結果が編集画像として受信されたことには視覚的に気付かない。何故なら、各画像結果は、受け入れられた要求を満たす画像結果として個々にレンダリングされるように見えるからである。
【0032】
[0035]
図2を参照すると、本発明の一実施形態にしたがって、複数の画像結果を1つ以上の編集画像に編集する方法200を示す流れ図が図示されている。ブロック210に示すように、画像検索要求を受ける(例えば、画像結果編集エンジン112の受信コンポーネント124によって、計算機110から、そして
図1のネットワーク118を通じて)。ブロック212に示すように、画像検索要求を満たす複数の画像を判定する。一実施形態例では、要件を満たす画像結果は、画像結果判定ロジック126が
図1のデーター・ストア116に問い合わせることによって判定される。
【0033】
[0036] 次に、ブロック214に示すように、複数の画像結果の内少なくとも一部を互いに繋合して、1つの編集画像を作成する。この一部は、少なくとも2つの画像結果を含む。一実施形態例では(
図1参照)、計算機110が、複数の画像結果の当該一部における各画像結果の識別子を収容する繋合URLを、サムネール・サーバー114に送り、サムネール・サーバー114の画像繋合コンポーネント132が、そのように識別された画像結果を繋合して1つの編集画像にする。次に、ブロック216に示すように、検索エンジン結果ページと関連付けた表示(例えば、
図1のエンド・ユーザー計算機110のディスプレイ122上における)のために、この編集画像を供給する。
【0034】
[0037] これより
図3に移ると、本発明の一実施形態にしたがって、複数の画像結果を1つ以上の編集画像に編集する方法300を示す流れ図が図示されている。ブロック310に示すように、少なくとも1つの繋合命令をユーザーから受ける。このような繋合命令は、限定ではなく、編集画像を作成するために繋合する複数の画像(例えば、編集画像を作成するための設定された「バッチ」サイズ。このサイズは、要件を満たすと判定された画像結果の数に依存してもしなくてもよい)、および画像結果のサイズ変更についての好み(例えば、編集画像を構成する個々の画像結果を切り詰めてまたはそのサイズを変更して、レンダリングされるページとの関連で利用可能な表示空間に少なくとも密接に近付けることに対するユーザーの好み)を含むことができる。一実施形態例では、このような繋合命令は、画像結果の編集を行わせることになる検索行動にユーザーが関与する前に、ユーザーから受ける。
【0035】
[0038] ブロック312に示すように、画像検索要求を受ける(例えば、画像結果編集エンジン112の受信コンポーネント124によって、計算機110から、
図1のネットワーク118を通じて)。ブロック314に示すように、画像検索要求を満たす複数の画像結果を判定する。一実施形態例では、画像結果判定ロジック126が
図1のデーター・ストア116に問い合わせすることによって、要件を満たす画像結果を判定する。
【0036】
[0039] 次に、ブロック316に示すように、少なくとも1つの繋合命令を、要件を満たすと判定された画像結果に適用する。つまり、一例として、バッチ・サイズ決定命令を受けた場合、結果画像を、指定されたサイズのバッチに分割することができる。または、切り詰め命令またはサイズ変更命令を受けた場合、要件を満たすと判定された画像結果の内1つ以上を、レンダリングしようとするページ上で利用可能な表示空間にしたがって、切り詰めるまたはサイズを変更することができる。
【0037】
[0040] 次に、ブロック318に示すように、複数の画像結果の内少なくとも一部を一緒に繋合して、1つの編集画像を作成する。この一部は、少なくとも2つの画像結果を含む。一実施形態例では(
図1参照)、計算機110が、複数の画像結果のその一部における各画像結果の識別子を収容する繋合URLを、サムネール・サーバー114に送り、サムネール・サーバー114の画像繋合コンポーネント132が、そのように識別された画像結果を繋合して1つの編集画像にする。次に、ブロック216に示すように、検索エンジン結果ページと関連付けた表示(例えば、
図1のエンド・ユーザー計算機110のディスプレイ122上における)のために、この編集画像を供給する。
動作環境例
[0041] 本発明の種々の態様について総合的なコンテキストを規定するために、本発明の種々の態様を実現することができる第1の動作環境例について、以下に説明する。特に、
図4を参照すると、本発明の実施形態を実現する動作環境例が示されており、全体的に計算機400と称する。計算機400は、適した計算環境の一例に過ぎず、本発明の使用範囲や機能に関して何ら限定を示唆する意図はない。また、計算機400が、図示されているコンポーネントの内いずれか1つやその組み合わせに関して何らかの依存性や要件を有するというように解釈してはならない。
【0038】
[0042] 本発明の実施形態は、コンピューター、あるいはパーソナル・データー・アシスタントまたはその他のハンドヘルド・デバイスというようなその他の機械によって実行される、プログラム・モジュールのようなコンピューター実行可能命令を含む、コンピューター・コードまたは機械使用可能命令という一般的なコンテキストで説明することができる。一般に、ルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データー構造等を含むプログラム・モジュールは、特定のタスクを実行するコード、または特定の抽象データー・タイプを実装するコードを指す。本発明の実施形態は、ハンドヘルド・デバイス、消費者用電子機器、汎用コンピューター、より特殊な計算機等を含む、種々のシステム構成において実用することができる。また、本発明の実施形態は分散型計算環境においても実施することができ、この環境では、通信ネットワークを通じてリンクされているリモート処理デバイスによってタスクを実行する。
【0039】
[0043] 引き続き
図4を参照すると、計算機400は、以下のデバイスを直接的または間接的に結合するバス410を含む。そのデバイスとは、メモリー412、1つ以上のプロセッサー414、1つ以上のプレゼンテーション・コンポーネント416、入力/出力(I/O)ポート418、I/Oコンポーネント420、および例示の電源422である。バス410は、1つ以上のバス(アドレス・バス、データー・バス、またはこれらの組み合わせ)であってもよいものを表す。
図4の種々のブロックは、明確にするために、線で示されているが、実際には、種々のコンポーネントの輪郭はそれほど明らかではなく、比喩的には、もっと正確に示すならばこれらの線は灰色で曖昧になるであろう。例えば、ディスプレイ・デバイスのようなプレゼンテーション・コンポーネントを、I/Oコンポーネントと見なす人もいると考えられる。加えて、多くのプロセッサーはメモリーを有する。本願の発明者は、このようなことは技術の本質であることを認識しており、
図4の図は本発明の1つ以上の実施形態と共に使用することができる計算機例の一例に過ぎないことを繰り返しておく。「ワークステーション」、「サーバー」、「ラップトップ」、「ハンドヘルド・デバイス」などのようなカテゴリー間では区別は行われない。何故なら、これらは全て
図4の範囲に入ると考えられ、「計算機」と呼ばれるからである。
【0040】
[0044] 計算機400は、通例、種々のコンピューター読み取り可能媒体を含む。コンピューター読み取り可能媒体は、計算機400によってアクセスすることができる利用可能な媒体であればそのいずれとすることもでき、揮発性および不揮発性媒体双方の、リムーバブルおよび非リムーバブル媒体を含む。一例として、そして限定ではなく、コンピューター読み取り可能媒体は、コンピューター記憶媒体および通信媒体を含むことができる。コンピューター記憶媒体は、コンピューター読み取り可能命令、データー構造、プログラム・モジュール、または他のデーターのような情報の格納のためのいずれかの方法または技術で実現される、揮発性および不揮発性双方のリムーバブルおよび非リムーバブル媒体を含む。コンピューター記憶媒体は、限定ではなく、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュ・メモリーまたは他のメモリー技術、CD−ROM、ディジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)または他の光ディスク・ストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスク記憶デバイスまたは他の磁気記憶デバイス、あるいは所望の情報を格納するために使うことができそして計算機400がアクセス可能なその他のあらゆる媒体も含むことができる。通信媒体は、通例、搬送波または他の伝送メカニズムのような変調データー信号において、コンピューター読み取り可能命令、データー構造、プログラム・モジュール、あるいはその他のデーターを具体化し、あらゆる情報配信媒体を含む。「変調データー信号」という用語は、その信号内に情報をエンコードするようなやり方でその特性の1つ以上が設定されたまたは変化させられた信号を意味する。一例として、そして限定ではなく、通信媒体は、有線ネットワークまたは直接有線接続のような有線媒体、ならびに音響、RF、赤外線、および他のワイヤレス媒体というような、ワイヤレス媒体を含む。以上の内あらゆるものの組み合わせも、コンピューター読み取り可能媒体の範囲内に含まれてしかるべきである。
【0041】
[0045] メモリー412は、揮発性および/または不揮発性メモリーの形態としたコンピューター記憶媒体を含む。メモリーは、リムーバブル、非リムーバブル、またはその組み合わせであってもよい。ハードウェア・デバイスの例には、ソリッド・ステート・メモリー、ハード・ドライブ、光ディスク・ドライブ等が含まれる。計算機400は、メモリー412またはI/Oコンポーネント420のような種々のエンティティからデーターを読み出す、1つ以上のプロセッサーを含む。プレゼンテーション・コンポーネント(1つまたは複数)416は、データー指示をユーザーまたは他のデバイスに提示する。プレゼンテーション・コンポーネントの例には、ディスプレイ・デバイス、スピーカー、印刷コンポーネント、振動コンポーネント等が含まれる。
【0042】
[0046] I/Oポート418は、I/Oコンポーネント420を含む他のデバイスに計算機400を論理的に結合することを可能にする。これら他のデバイスの一部は内蔵されていてもよい。例示的なコンポーネントには、マイクロフォン、ジョイスティック、ゲーム・パッド、衛星ディッシュ、スキャナー、プリンター、ワイヤレス・デバイス等が含まれる。
【0043】
[0047] 本明細書において記載した主題の態様は、移動体デバイスによって実行される、プログラム・モジュールのようなコンピューター実行可能命令という一般的なコンテキストで説明することができる。一般に、プログラム・モジュールは、ルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データー構造等を含み、特定のタスクを実行するか、または特定の抽象データー・タイプを実装する。本明細書において記載した主題の態様は、通信ネットワークによってリンクされているリモート処理デバイスによってタスクが実行される、分散型計算環境においても実施することができる。分散型計算環境では、プログラム・モジュールは、メモリー記憶デバイスを含むローカルおよびリモート双方のコンピューター記憶媒体に配置することができる。
【0044】
[0048] 更に、サーバーという用語が本明細書ではしばしば使用されたが、この用語は、クライアント、1つ以上のコンピューターに分散された1つ以上のプロセスの集合体、1つ以上の単体記憶デバイス、1つ以上の他のデバイスの集合体、以上の内1つ以上の組み合わせ等も含むことができることは、認められよう。
結論
[0049] 以上の説明から分かるように、本発明の実施形態は、とりわけ、画像結果を編集画像に編集し、1つのブラウザー・ダウンロード接続で多数の画像結果をダウンロードできるようにするための、システム、方法、およびコンピューター読み取り可能媒体を提供する。このようにして、1つのブラウザー・ダウンロード接続によって複数の画像結果が戻され、要求を満たす多数の画像結果を戻すときのレイテンシーを低減する。
【0045】
[0050] 本発明には種々の変更および代替構造の余地があるが、その内のある種の例示的実施形態を図面に示し、以上で詳細に説明した。しかしながら、開示した具体的な形態に本発明を限定する意図はなく、逆に、本発明は、本発明の主旨および範囲に入る全ての変更、代替構造、および均等物を包含することを意図している。
【0046】
[0051] 尚、
図2の方法200および
図3の方法300に示されているステップの順序は、本発明の範囲を限定することは全く意図しておらず、実際、これらのステップは本発明の実施形態の中で種々の異なるシーケンスで行われてもよいことは、当業者には言うまでもないであろう。例えば、本発明の実施形態の範囲内で、このような変形はいずれも、そして変形の全て、ならびにその組み合わせは、本発明の実施形態の範囲に入ると考えることとする。
【0047】
[0052] 以上、特定の実施形態に関して本発明について説明したが、これは、あらゆる観点において、限定的ではなく例示的であることを意図している。本発明が属する技術における当業者には、その範囲を逸脱せずとも、代替実施形態は明白であろう。