【文献】
Necati Canpolat,Proposal for Link Layer Service Advertisement, Network Discovery,IEEE 802.11-08/xxxxr0,IEEE,2008年 9月
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
WiFi Directネットワークの第2WFD(WiFi Display)デバイスが支援するサービスを探索するためのサービス探索要請フレーム(Service Discovery Request Frame)を生成するステップと、
前記サービス探索要請フレームを前記第2WFDデバイスへ伝送するステップと、
前記サービス探索要請フレームに対する応答として、サービス探索応答フレームを、前記第2WFDデバイスから受信するステップと、を含み、
前記サービス探索要請フレーム及び前記サービス探索応答フレームは、それぞれ802.11uのGAS(Generic Advertising Service)初期要請フレーム(GAS Initial Request Frame)、及びGAS初期応答フレーム(GAS Initial Response Frame)を利用して生成され、
前記GAS初期応答フレームは、サービスプロトコル類型を含むことを特徴とするWiFi Directネットワークでの第1WFDデバイスのWiFiディスプレイサービス探索方法。
前記サービス探索応答フレームに含まれた前記第2WFDデバイスが支援するサービス情報に基づいて、選択的に前記第2WFDデバイスに2階層保安連結を設定するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のWiFi Directネットワークでの第1WFDデバイスのWiFiディスプレイサービス探索方法。
前記第1WFDデバイス及び前記第2WFDデバイスは、WiFiディスプレイ認証デバイスであることを特徴とする請求項1に記載のWiFi Directネットワークでの第1WFDデバイスのWiFiディスプレイサービス探索方法。
WiFi Directネットワークの第2WFDデバイスが支援するサービスを探索するためのサービス探索要請フレームを、第1WFDデバイスから受信するステップと、
前記サービス探索要請フレームに対する応答フレームであるサービス探索応答フレーム(Service Discovery Response Frame)を生成するステップと、
前記サービス探索応答フレームを前記第1WFDデバイスへ伝送するステップと、を含み、
前記サービス探索要請フレーム及び前記サービス探索応答フレームは、それぞれ802.11uのGAS(Generic Advertising Service)初期要請フレーム(GAS Initial Request Frame)、及びGAS初期応答フレーム(GAS Initial Response Frame)を利用して生成され、
前記GAS初期応答フレームは、サービスプロトコル類型を含むことを特徴とするWiFi Directネットワークでの第2WFDデバイスのWiFiディスプレイサービス探索方法。
前記第1WFDデバイス及び前記第2WFDデバイスは、WiFiディスプレイ認証デバイスであることを特徴とする請求項7に記載のWiFi Directネットワークでの第2WFDデバイスのWiFiディスプレイサービス探索方法。
WiFi Directネットワークの第2WFDデバイスが支援するサービスを探索するためのサービス探索要請フレーム(Service Discovery Request Frame)を生成するフレーム生成部と、
前記サービス探索要請フレームを前記第2WFDデバイスへ伝送するフレーム伝送部と、
前記サービス探索要請フレームに対する応答として、サービス探索応答フレームを、前記第2WFDデバイスから受信するフレーム受信部と、を備え、
前記サービス探索要請フレーム及び前記サービス探索応答フレームは、それぞれ802.11uのGAS(Generic Advertising Service)初期要請フレーム(GAS Initial Request Frame)、及びGAS初期応答フレーム(GAS Initial Response Frame)を利用して生成され、
前記GAS初期応答フレームは、サービスプロトコル類型を含むことを特徴とするWiFi Directネットワークでの第1WFDデバイス。
WiFi Directネットワークの第2WFDデバイスが支援するサービスを探索するためのサービス探索要請フレームを第1WFDデバイスから受信するフレーム受信部と、
前記サービス探索要請フレームに対する応答フレームであるサービス探索応答フレーム(Service Discovery Response Frame)を生成するフレーム生成部と、
前記サービス探索応答フレームを前記第1WFDデバイスへ伝送するフレーム伝送部と、を備え、
前記サービス探索要請フレーム及び前記サービス探索応答フレームは、それぞれ802.11uのGAS(Generic Advertising Service)初期要請フレーム(GAS Initial Request Frame)、及びGAS初期応答フレーム(GAS Initial Response Frame)を利用して生成され、
前記GAS初期応答フレームは、サービスプロトコル類型を含むことを特徴とするWiFi Directネットワークでの第2WFDデバイス。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【
図1】本発明の一実施形態によるWiFi DirectネットワークでのWiFiディスプレイサービス探索過程を示す図である。
【
図2】本発明の一実施形態によるWiFi Directネットワークでの第1WFDデバイスのサービス探索要請過程を示すフローチャートである。
【
図3】本発明の一実施形態によるWiFi Directネットワークでの第2WFDデバイスのサービス探索応答過程を示すフローチャートである。
【
図4】本発明の一実施形態によるサービス探索要請/応答フレームを示す図である。
【
図5】本発明の一実施形態によるサービス探索要請フレームのサービス探索要請TLV(Type Length Value)を示す図である。
【
図6】本発明の一実施形態によるサービスプロトコル類型を示す図である。
【
図7】本発明の一実施形態によるサービス情報類型を示す図である。
【
図8】本発明の一実施形態によるサービス探索応答フレームのサービス探索応答TLVを示す図である。
【
図9】本発明の一実施形態によるサービス探索応答フレームの状態コードを示す図面である。
【
図10】本発明の一実施形態によるあらゆるプロトコル識別子を含むサービス探索要請フレームを示す図である。
【
図11】本発明の一実施形態によるベンダー拡張プロトコル識別子を含むサービス探索応答フレームを示す図である。
【
図12】本発明の一実施形態によるベンダー拡張プロトコル識別子を含むサービス探索要請フレームを示す図である。
【
図13】本発明の一実施形態によるベンダー拡張プロトコル識別子を含むサービス探索応答フレームを示す図である。
【
図14】本発明の他の実施形態によるWiFiディスプレイプロトコル識別子及びベンダー拡張プロトコル識別子を含むサービスプロトコル類型を示す図である。
【
図15】本発明の他の実施形態によるWiFiディスプレイプロトコル識別子を含むサービスプロトコル類型を示す図である。
【
図16】本発明の他の実施形態によるWiFiディスプレイプロトコル識別子を含むサービス探索要請フレームを示す図である。
【
図17】本発明の他の実施形態によるWiFiディスプレイプロトコル識別子を含むサービス探索応答フレームを示す図である。
【
図18】本発明の他の実施形態によるサービス具体情報を要請するサービス探索要請フレームを示す図である。
【
図19】本発明の他の実施形態によるサービス情報を含むサービス探索応答フレームを示す図である。
【
図20】本発明の一実施形態によるサービス探索応答フレームのサービス情報フィールドを示す図である。
【
図21】本発明の一実施形態によるサービス情報フィールドの情報識別子(または、情報類型)を示す図である。
【
図22】本発明の一実施形態によるデバイス能力TLVを示す図である。
【
図23】本発明の一実施形態によるデバイス能力TLVのデバイスクラス及びデバイス状態サブフィールドを示す図である。
【
図24】本発明の一実施形態によるデバイス能力TLVのCP/CEC/Screenサブフィールドを示す図である。
【
図25】本発明の一実施形態によるデバイス能力TLVのスクリーンオプションフィールドを示す図である。
【
図26】本発明の一実施形態によるビデオプロファイルTLVを示す図である。
【
図27】本発明の一実施形態によるビデオプロファイルTLVのビデオプロファイルビットマップを示す図である。
【
図28】本発明の一実施形態によるビデオプロファイルTLVのベースラインサブフィールドを示す図である。
【
図29】本発明の一実施形態によるオーディオプロファイルTLVを示す図である。
【
図30】本発明の一実施形態によるオーディオプロファイルTLVのオーディオプロファイルビットマップフィールドを示す図である。
【
図31】本発明の一実施形態による伝送能力TLVを示す図である。
【
図32】本発明の一実施形態による伝送能力TLVのエラーフィードバックフィールドを示す図である。
【
図33】本発明の一実施形態による伝送能力TLVのバックチャネル支援フィールドを示す図である。
【
図34】本発明の一実施形態によるシステム情報TLVを示す図である。
【
図35】本発明の一実施形態によるシステム情報TLVのそれぞれのフィールドを示す図である。
【
図36】本発明の一実施形態によるディスプレイ能力TLVを示す図である。
【
図37】本発明の一実施形態によるディスプレイ能力TLVのそれぞれのフィールドを示す図である。
【
図38】本発明の一実施形態による3D能力TLVを示す図である。
【
図39】本発明の一実施形態による3D能力TLVのそれぞれのフィールドを示す図である。
【
図40】本発明の一実施形態による第1WFDデバイス構造を示すブロック図である。
【
図41】本発明の一実施形態による第2WFDデバイス構造を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
以下、添付された図面を参照して、本発明による望ましい実施形態を詳細に説明する。図面で、同じ参照符号は同じ構成要素を指し、図面上で、各構成要素のサイズは、説明の明瞭性のために誇張されもする。
【0026】
図1は、本発明の一実施形態によるWiFi DirectネットワークでのWiFiディスプレイサービス探索過程を示す。
【0027】
WiFi Directネットワークは、第1WFDデバイス110及び第2WFDデバイス120を備える少なくとも一つのWFDデバイスを備える。以下で、WiFi Directネットワークは、WiFiピア・ツー・ピア(P2P)ネットワークと同じ意味を有する。WFDデバイスは、ディスプレイ装置、プリンタ、デジタルカメラ、プロジェクタ及び携帯電話などWiFiディスプレイサービスを支援する装置を含む。WFDデバイスは、WiFiディスプレイ認証デバイスを含む。
【0028】
WiFi Directネットワーク内のWFDデバイスは、WLAN(Wireless Local Area Network)AP(Access Point)を利用せずに、互いに直接連結できる。このために、WFDデバイスは、新たなファームウェアプロトコルを具現する。
【0029】
図1に示す例において、第1WFDデバイス110はTVであり、第2WFDデバイス120はセットトップボックスである。第1WFDデバイス110と第2WFDデバイス120とは、互いに直接的にピア・ツー・ピア連結を設定することで、WiFi Directネットワークを構成する。
【0030】
第1WFDデバイス110及び第2WFDデバイス120は、2階層保安連結を設定する以前のステップで、互いにデバイス探索130を行う。デバイス探索130の過程は、デバイス情報交換のために、プローブ要請フレーム及びプローブ応答フレームを利用する。第1WFDデバイス110がWiFi Directネットワークのグループ代表である場合、第1WFDデバイス110は、第2WFDデバイス120が伝送したプローブ要請フレームにプローブ応答フレームで応答することで、第1WFDデバイス110のデバイス情報を、第2WFDデバイス120へ伝送する。
【0031】
デバイス情報は、デバイス類型及びデバイスサブ類型を含む。
図1に示す例において、第1WFDデバイス110のデバイス類型は、“ディスプレイ”類型であり、デバイスサブ類型は、“TV”である。
【0032】
以後、第1WFDデバイス110及び第2WFDデバイス120は、互いにサービス探索140を行う。
【0033】
サービス探索140の過程は、WFDデバイスが提供するサービス情報交換のために、サービス探索要請フレーム(Service Discovery Request Frame)及びサービス探索応答フレーム(Service Discovery Response Frame)を利用する。サービス探索要請フレーム及びサービス探索応答フレームは、それぞれ802.11uのGAS(Generic Advertising Service)初期要請フレーム(GAS Initial Request Frame)、及びGAS初期応答フレーム(GAS Initial Response Frame)を利用して生成される。サービス探索要請フレーム及びサービス探索応答フレームのそれぞれのフィールドは、
図4ないし
図9を通じて詳細に後述する。
【0034】
本発明の一実施形態によれば、サービス探索応答フレームに含まれたWFDデバイスが支援するサービス情報を判断した後、ユーザーの要求事項を満たすデバイスである場合にのみ、選択的にWFDデバイスに2階層保安連結を設定する。したがって、本発明の一実施形態によれば、複数のWFDデバイスのうち、ユーザーの要求事項を満たすデバイスを2階層連結前ステップ(Layer 2 Pre-Association Stage)で選択する。
【0035】
したがって、本発明の一実施形態によれば、2階層連結前ステップで、WFDデバイスが支援可能なサービスを探索することで、ユーザーが所望するサービスを支援するデバイスを探索するために、反復的な2階層連結設定過程を避けることができるので、バッテリーの消耗を減らすことができ、ユーザー経験を向上させることができる。
【0036】
本発明の一実施形態によれば、WFDデバイスのサービス探索のために、交換されるフレームフォーマット及び送受信手順を最小化して、容易に理解可能に定義することで、2階層連結前ステップでのサービス探索のコスト及び具現複雑度を最小化でき、WiFi DirectネットワークでのWFDデバイス間の手軽な連結設定を支援できる。
【0037】
図2は、本発明の一実施形態によるWiFi Directネットワークでの第1WFDデバイスのサービス探索要請過程を示すフローチャートである。
【0038】
本発明の一実施形態によるWiFi Directネットワークで、WFDデバイスは、2階層連結前ステップで、WFDデバイスが支援可能なサービスを探索する。
【0039】
ステップ220で、第1WFDデバイスは、WiFi Directネットワークの第2WFDデバイスが支援するサービスを探索するためのサービス探索要請フレームを生成する。
【0040】
ステップ230で、第1WFDデバイスは、サービス探索要請フレームを第2WFDデバイスへ伝送する。
【0041】
ステップ240で、第1WFDデバイスは、サービス探索要請フレームに対する応答として、サービス探索応答フレームを第2WFDデバイスから受信する。
【0042】
本発明の一実施形態によるサービス探索要請フレーム及びサービス探索応答フレームは、それぞれ802.11uのGAS初期要請フレーム及びGAS初期応答フレームを利用して生成される。
【0043】
図3は、本発明の一実施形態によるWiFi Directネットワークでの第2WFDデバイスのサービス探索応答過程を示すフローチャートである。
【0044】
ステップ320で、第2WFDデバイスは、サービス探索要請フレームを第1WFDデバイスから受信する。
【0045】
ステップ330で、第2WFDデバイスは、サービス探索要請フレームに対する応答フレームであるサービス探索応答フレームを生成する。
【0046】
ステップ340で、第2WFDデバイスは、サービス探索応答フレームを第1WFDデバイスへ伝送する。
【0047】
図4は、本発明の一実施形態によるサービス探索要請/応答フレームを示す。
【0048】
サービス探索要請フレーム及びサービス探索応答フレームは、802.11uのGAS初期要請フレーム及びGAS初期応答フレームを利用してそれぞれ生成されるが、さらに詳しくは、GAS初期要請/応答フレームのベンダー拡張フィールドを利用する。
【0049】
図4に示すように、GAS初期要請/応答フレームの“OUI(Organizationally Unique Identifier) Subtype”フィールド、及びサービス探索要請/応答TLV(Type Length Value)を含むサービスTLVフィールドのサイズは、それぞれ1オクテット及び可変的なサイズである。
【0050】
“OUI Subtype”フィールドは、機関に割り当てられた識別子を意味するが、
図4に示す例において、“OUI Subtype”フィールドは、WFA(WiFi Alliance)機関を識別する“0x09”値を有する。
【0051】
図5は、本発明の一実施形態によるサービス探索要請フレームのサービス探索要請TLVを示す。サービス探索要請TLVは、“Length”、“Service Protocol Type”、“Service Information Type”、“Service Transaction ID”及び“Service Name”フィールドを含み、それぞれのフィールドは、順次に2,1,1及び可変的な長さのオクテットのサイズを有する。
【0052】
“Length”フィールドは、サービス探索要請TLVの長さの値を含む。
【0053】
“Service Protocol Type”フィールドは、サービスプロトコル類型を含み、
図6を参照して後述する。
【0054】
“Service Information Type”フィールドは、サービス情報類型を含み、
図7を参照して後述する。
【0055】
“Service Transaction ID”フィールドは、サービス探索要請フレームとサービス探索応答フレームとを対応させるための識別子を含む。“Service Transaction ID”フィールドは、サービス探索要請フレームが生成される時、0でない任意の値に設定される。
【0056】
“Service Name”フィールドは、“Service Protocol Type”に基づいて、具体情報を要請する所定のサービス名称をUTF−8でエンコーディングして含む。“Service Protocol Type”が“Vendor Specific”である場合、“Service Name”フィールドは、ベンダーの“OUI”値から始まる。
【0057】
図6は、本発明の一実施形態によるサービスプロトコル類型を示す。
図6に示す例において、サービスプロトコル類型は、0ないし255のうち一つの値を含む。0は、あらゆるプロトコル識別子、1は、Bonjourプロトコル識別子、2は、UPnPプロトコル識別子、3は、ベンダー拡張プロトコル識別子をそれぞれ意味し、4ないし255は、予約された識別子を意味する。
【0058】
図7は、本発明の一実施形態によるサービス情報類型を示す。
図7に示す例において、サービス情報類型は、0ないし255のうち一つの値を含む。0は、サービス名称、1は、サービス具体情報、2は、ベンダー拡張情報をそれぞれ意味し、3ないし255は、予約された識別子を意味する。
【0059】
サービス探索要請フレームを利用して、あらゆる上位階層のサービスプロトコル類型のあらゆるサービスリストを要請しようとする場合、サービス探索要請フレームは、“Service Protocol Type”フィールドで0値、“Service Information Type”フィールドで0値を含む一つのサービス探索要請TLVを含む。
【0060】
サービス探索要請フレームを利用して、所定の上位階層のサービスプロトコル類型のあらゆるサービスリストを要請しようとする場合、サービス探索要請フレームは、“Service Protocol Type”フィールドで所定のサービスプロトコル類型を識別する識別子、“Service Information Type”フィールドで0値を含む一つのサービス探索要請TLVを含む。
【0061】
サービス探索要請フレームを利用して、所定の上位階層のサービスプロトコル類型の所定のサービス情報を要請しようとする場合、サービス探索要請フレームは、“Service Protocol Type”フィールドで所定のサービスプロトコル類型を識別する識別子、“Service Information Type”フィールドでサービス具体情報またはベンダー拡張情報のうち一つの情報に対応する識別子、“Service Name”フィールドでサービス情報を要請しようとするサービス名称を含む一つのサービス探索要請TLVを含む。
【0062】
サービス探索要請フレームを利用して、複数個の上位階層のサービスプロトコル類型の複数個のサービス情報を要請しようとする場合、サービス探索要請フレームは、複数個のサービス探索要請TLVを含む。それぞれのサービス探索要請TLVは、“Service Protocol Type”フィールドで所定のサービスプロトコル類型を識別する識別子、“Service Information Type”フィールドでサービス具体情報またはベンダー拡張情報のうち一つの情報に対応する識別子、“Service Name”フィールドでサービス情報を要請しようとするサービス名称を含む。
【0063】
図8は、本発明の一実施形態によるサービス探索応答フレームのサービス探索応答TLVを示す。
【0064】
サービス探索応答TLVは、“Length”、“Service Protocol Type”、“Service Information Type”、“Service Transaction ID”、“Status Code”及び“Service Information”フィールドを含み、それぞれのフィールドは、順次に2,1,1,1及び可変的な長さのオクテットのサイズを有する。
【0065】
“Length”フィールドは、サービス探索応答TLVの長さの値を含む。
【0066】
“Service Protocol Type”フィールドは、サービスプロトコル類型を含み、
図6に示すような値を有する。
【0067】
“Service Information Type”フィールドは、サービス情報類型を含み、
図7に示すような値を有する。
【0068】
“Service Transaction ID”フィールドは、サービス探索要請フレームとサービス探索応答フレームとを対応させるための識別子を含む。“Service Transaction ID”フィールドは、サービス探索要請フレームに対する応答により生成されるサービス探索応答フレームであることを識別するために、サービス探索要請フレームに含まれた値に設定される。
【0069】
“Status Code”フィールドは、要請されるサービスの状態コードを含み、
図9を参照して後述する。
【0070】
“Service Information”フィールドは、“Service Information Type”フィールドに基づいて、サービス名称、サービス具体情報及びベンダー拡張情報のうち一つの情報を含む。
【0071】
サービス名称は、“Service Protocol Type”により識別されるサービスプロトコル類型がサービスする所定のサービス名称をUTF−8でエンコーディングして含む。
【0072】
サービス具体情報は、“Service Protocol Type”により識別されるサービスプロトコル類型がサービスする所定のサービスの具体情報をUTF−8でエンコーディングして含む。“Service Protocol Type”が“Vendor Specific”である場合、サービス具体情報は、ベンダーの“OUI”値から始まる。
【0073】
ベンダー拡張情報は、“Service Protocol Type”により識別されるサービスプロトコル類型がサービスする所定のサービスのベンダー拡張情報をUTF−8でエンコーディングして含む。ベンダー拡張情報は、ベンダーの“OUI”値から始まる。
【0074】
“Service Information”フィールドは、
図20ないし
図39を参照して詳細に後述する。
【0075】
図9は、本発明の一実施形態によるサービス探索応答フレームの状態コードを示す。
図9に示す例において、状態コードは、0ないし255のうち一つの値を含む。0は、サービス利用可能状態、1は、サービス利用不可状態、2は、サービスプロトコル類型利用不可状態、3は、サービス名称利用不可状態、4は、サービス具体情報利用不可状態、5は、サービスは利用可能であるが、サービス具体情報利用不可状態、6は、誤った要請をそれぞれ意味し、7ないし255は、予約された状態コードを意味する。
【0076】
サービス探索応答フレームを利用して、あらゆる上位階層のサービスプロトコル類型のあらゆるサービスリストを応答しようとする場合、サービス探索応答フレームは、複数個のサービス探索応答TLVを含む。それぞれのサービス探索応答TLVは、“Service Protocol Type”フィールドで所定のサービスプロトコル類型(例えば、Bonjour、UPnPなど)を識別する識別子、“Service Information Type”フィールドで“Service Name”識別子、“Service Transaction ID”フィールドでサービス探索要請フレームに含まれた値、“Status Code”フィールドでサービス利用可能状態を表す状態コード値、“Service Information”フィールドでサービス名称を含む。利用可能なサービスがない場合、サービス探索応答フレームは、一つのサービス探索応答TLVを含む。一つのサービス探索応答TLVは、“Service Protocol Type”フィールドで0値、“Service Information Type”フィールドで0値、“Status Code”フィールドで所定のエラー状態のコード値、“Service Information”フィールドで“Null”値を含む。
【0077】
サービス探索応答フレームを利用して、所定の上位階層のサービスプロトコル類型のあらゆるサービスリストを応答しようとする場合、サービス探索応答フレームは、複数個のサービス探索応答TLVを含む。それぞれのサービス探索応答TLVは、“Service Protocol Type”フィールドで要請されたサービスプロトコル類型(例えば、Bonjour、UPnPなど)を識別する識別子、“Service Information Type”フィールドで“Service Name”識別子、“Service Transaction ID”フィールドでサービス探索要請フレームに含まれた値、“Status Code”フィールドでサービス利用可能状態を表す状態コード値、“Service Information”フィールドで利用可能なサービス名称を含む。利用可能なサービスがない場合、サービス探索応答フレームは、一つのサービス探索応答TLVを含む。一つのサービス探索応答TLVは、“Service Protocol Type”フィールドで要請されたサービスプロトコル類型を識別する識別子、“Service Information Type”フィールドで0値、“Status Code”フィールドで所定のエラー状態のコード値、“Service Information”フィールドで“Null”値を含む。
【0078】
サービス探索応答フレームを利用して、所定の上位階層のサービスプロトコル類型の所定のサービス情報を応答しようとする場合、サービス探索要請フレームは、一つのサービス探索応答TLVを含む。一つのサービス探索応答TLVは、“Service Protocol Type”フィールドで要請されたサービスプロトコル類型を識別する識別子、“Service Information Type”フィールドでサービス具体情報またはベンダー拡張情報のうち一つの情報に対応する識別子、“Service Transaction ID”フィールドでサービス探索要請フレームに含まれた値、“Status Code”フィールドでサービス利用可能状態を表す状態コード値、“Service Information”フィールドで要請されたサービス具体情報またはベンダー拡張情報を含む。所定のサービスが利用不可な場合、一つのサービス探索応答TLVは、“Status Code”フィールドで所定のエラー状態のコード値、“Service Information”フィールドで利用不可なサービス名称を含む。
【0079】
サービス探索応答フレームを利用して、複数個の上位階層のサービスプロトコル類型の複数個のサービス情報を応答しようとする場合、サービス探索応答フレームは、複数個のサービス探索応答TLVを含む。それぞれのサービス探索応答TLVは、“Service Protocol Type”フィールドで要請されたサービスプロトコル類型を識別する識別子、“Service Information Type”フィールドでサービス具体情報またはベンダー拡張情報のうち一つの情報に対応する識別子、“Service Transaction ID”フィールドでサービス探索要請フレームに含まれた値、“Status Code”フィールドでサービス利用可能状態を表す状態コード値、“Service Information”フィールドで要請されたサービス具体情報またはベンダー拡張情報を含む。所定のサービスが利用不可能な場合、該サービスに対応するサービス探索応答TLVは、“Status Code”フィールドで所定のエラー状態のコード値、“Service Information”フィールドで利用不可能なサービス名称を含む。
【0080】
図10は、本発明の一実施形態によるあらゆるプロトコル識別子を含むサービス探索要請フレームを示す。
図10に示す例は、サービス探索要請フレームを利用して、あらゆる上位階層のサービスプロトコル類型(“Service Protocol Type”フィールド値は0)のあらゆるサービスリストを要請する場合である。
【0081】
図11は、本発明の一実施形態によるベンダー拡張プロトコル識別子を含むサービス探索応答フレームを示す。
図11に示す例は、
図10のサービス探索要請フレームに対する応答であるサービス探索応答フレームを示す。サービス探索応答フレームは、一つのサービス探索応答TLVを含む。サービス探索応答TLVは、“Service Protocol Type”フィールドでベンダー拡張プロトコル類型の識別子、“Service Information Type”フィールドで“Service Name”識別子、“Service Transaction ID”フィールドでサービス探索要請フレームに含まれた値、“Status Code”フィールドでサービス利用可能状態を表す状態コード値、“Service Information”フィールドでサービス名称を含む。本発明の一実施形態によるベンダー拡張サービスは、WFA(WiFi Alliance)により提案されたWiFiディスプレイサービスであるので、サービス名称が“WFA”から始まる。“Length”フィールドは、4+“Service Information”フィールドの長さによって計算される。
【0082】
図12は、本発明の一実施形態によるベンダー拡張プロトコル識別子を含むサービス探索要請フレームを示す。
図12に示す例は、サービス探索要請フレームを利用して、ベンダー拡張プロトコル(“Service Protocol Type”フィールド値は3)のあらゆるサービスリストを要請する場合である。
【0083】
図13は、本発明の一実施形態によるベンダー拡張プロトコル識別子を含むサービス探索応答フレームを示す。
図13に示す例は、
図12のサービス探索要請フレームに対する応答であるサービス探索応答フレームを示す。サービス探索応答フレームは、複数個のサービス探索応答TLVを含む。サービス探索応答TLVは、“Service Protocol Type”フィールドでベンダー拡張プロトコル識別子、“Service Information Type”フィールドで“Service Name”識別子、“Service Transaction ID”フィールドでサービス探索要請フレームに含まれた値、“Status Code”フィールドでサービス利用可能状態または利用不可能状態を表す状態コード値、“Service Information”フィールドでサービス名称(例えば、WFA_Service_α、WFA_Service_β、WFA_Service_χ)を含む。本発明の一実施形態によるベンダー拡張サービスは、WFAにより提案されたWiFiディスプレイサービスであるので、WFAのOUI値である“Ox0052F2”がサービス名称前に追加される。“Length”フィールドは、4+“Service Information”フィールドの長さによって計算される。
【0084】
図14は、本発明の他の実施形態によるWiFiディスプレイプロトコル識別子及びベンダー拡張プロトコル識別子を含むサービスプロトコル類型を示す。
【0085】
本発明の他の実施形態によるサービスプロトコル類型は、0ないし255のうち一つの値を含む。0は、あらゆるプロトコル識別子、1は、Bonjourプロトコル識別子、2は、UPnPプロトコル識別子、3は、WiFiディスプレイプロトコル識別子、4は、ベンダー拡張プロトコル識別子をそれぞれ意味し、5ないし255は、予約された識別子を意味する。
【0086】
すなわち、WiFiディスプレイサービス探索のために、サービスプロトコル類型にWiFiディスプレイプロトコル識別子をさらに定義する。
【0087】
図15は、本発明の他の実施形態によるWiFiディスプレイプロトコル識別子を含むサービスプロトコル類型を示す。
【0088】
本発明の他の実施形態によるサービスプロトコル類型は、0ないし255のうち一つの値を含む。0は、あらゆるプロトコル識別子、1は、Bonjourプロトコル識別子、2は、UPnPプロトコル識別子、3は、WiFiディスプレイプロトコル識別子をそれぞれ意味し、4ないし255は、予約された識別子を意味する。
図15に示す例は、ベンダー拡張プロトコル識別子が定義されていない場合である。
【0089】
図16は、本発明の他の実施形態によるWiFiディスプレイプロトコル識別子を含むサービス探索要請フレームを示す。
図16に示す例は、サービス探索要請フレームを利用して、WiFiディスプレイプロトコル(“Service Protocol Type”フィールド値は3)のあらゆるサービスリストを要請する場合である。
【0090】
図17は、本発明の他の実施形態によるWiFiディスプレイプロトコル識別子を含むサービス探索応答フレームを示す。
図17に示す例は、
図16のサービス探索要請フレームに対する応答であるサービス探索応答フレームを示す。サービス探索応答フレームは、複数個のサービス探索応答TLVを含む。サービス探索応答TLVは、“Service Protocol Type”フィールドでWiFiディスプレイプロトコル識別子、“Service Information Type”フィールドで“Service Name”識別子、“Service Transaction ID”フィールドでサービス探索要請フレームに含まれた値、“Status Code”フィールドでサービス利用可能状態または利用不可能状態を表す状態コード値、“Service Information”フィールドでサービス名称(例えば、Service_α、Service_β、Service_γ)を含む。“Length”フィールドは、4+“Service Information”フィールドの長さによって計算される。
【0091】
図18は、本発明の他の実施形態によるサービス具体情報を要請するサービス探索要請フレームを示す。
図18に示す例は、サービス探索要請フレームを利用して、WiFiディスプレイプロトコル(“Service Protocol Type”フィールド値は3)の“Service_α”サービス情報を要請する場合である。サービス探索要請フレームは、一つのサービス探索要請TLVを含む。サービス探索要請TLVは、“Service Protocol Type”フィールドでWiFiディスプレイプロトコル識別子、“Service Information Type”フィールドでサービス具体情報に対応する識別子、“Service Name”フィールドでサービス名称である“Service_α”を含む。
【0092】
図19は、本発明の他の実施形態によるサービス情報を含むサービス探索応答フレームを示す。
図19に示す例は、
図18のサービス探索要請フレームに対する応答であるサービス探索応答フレームを示す。サービス探索応答フレームは、一つのサービス探索応答TLVを含む。サービス探索応答TLVは、“Service Protocol Type”フィールドでWiFiディスプレイプロトコル識別子、“Service Information Type”フィールドでサービス具体情報に対応する識別子、“Service Transaction ID”フィールドでサービス探索要請フレームに含まれた値、“Status Code”フィールドでサービス利用可能状態を表す状態コード値、“Service Information”フィールドで要請されたサービス“Service_α”の具体情報を含む。“Length”フィールドは、4+“Service Information”フィールドの長さによって計算される。
【0093】
図20は、本発明の一実施形態によるサービス探索応答フレームのサービス情報フィールドを示す。
【0094】
本発明の一実施形態によるベンダー拡張サービスは、WFAにより提案されたWiFiディスプレイサービスであるので、3オクテットのWFAのOUI値がサービス情報フィールド前に追加される。サービス情報フィールドは、サービス情報をそれぞれ含む少なくとも一つのTLVを含む。“Type”フィールドは、1オクテットであって、サービス情報の類型を定義する。“Length”フィールドは、1オクテットであって、“Information”フィールドの長さを定義する。“Information”フィールドは、可変的な長さであって、実際のサービス情報を含む。
【0095】
図21は、本発明の一実施形態によるサービス情報フィールドの情報識別子(または、情報類型)を示す。
【0096】
サービス情報フィールドの情報識別子(または、“Type”フィールド)は、WiFiディスプレイサービスが支援する多様な能力を識別する。“Type”フィールドは、1オクテットのサイズを有する。本実施形態において、“0x00”から“0x06”までの値がそれぞれの能力に割り当てられ、“0x07”から“0xff”までの値は予約されている。
【0097】
“Type”値が“0x00”である場合、WFDデバイスの能力情報を表す。WFDデバイスの能力情報は、
図22ないし
図25を参照して詳細に後述する。
【0098】
“Type”値が“0x01”である場合、WFDデバイスのビデオプロファイル情報を表す。ビデオプロファイル情報は、
図26ないし
図28を参照して詳細に後述する。
【0099】
“Type”値が“0x02”である場合、WFDデバイスのオーディオプロファイル情報を表す。オーディオプロファイル情報は、
図29及び
図30を参照して詳細に後述する。
【0100】
“Type”値が“0x03”である場合、WFDデバイスの伝送能力情報を表す。伝送能力情報は、
図31ないし
図33を参照して詳細に後述する。
【0101】
“Type”値が“0x04”である場合、WFDデバイスのシステムレベルに該当する情報を表す。WFDデバイスのシステムレベルに該当する情報は、
図34ないし
図35を参照して詳細に後述する。
【0102】
“Type”値が“0x05”である場合、ディスプレイ能力情報を表す。ディスプレイ能力情報は、
図36ないし
図37を参照して詳細に後述する。
【0103】
“Type”値が“0x06”である場合、WFDデバイスの3D能力情報を表す。3D能力情報は、
図38ないし
図39を参照して詳細に後述する。
【0104】
図22は、本発明の一実施形態によるデバイス能力TLVを示す。デバイス能力TLVの“Type”値は“0x00”であり、“Length”値は2である。デバイス能力TLVは、2オクテットの“Information”フィールドを含む。“Information”フィールドは、具体的にデバイスクラスサブフィールド、デバイス状態サブフィールド、CP(Content Protection)/CEC(Consumer Electronic Control)/スクリーンサブフィールドを含む。
【0105】
図23は、本発明の一実施形態によるデバイス能力TLVのデバイスクラス及びデバイス状態サブフィールドを示す。
【0106】
デバイスクラスサブフィールドは、ビデオ送信源であるか否かを設定するビット、ビデオ受信源であるか否かを設定するビット、オーディオ送信源であるか否かを設定するビット、及びオーディオ受信源であるか否かを設定するビットを含む。デバイス状態サブフィールドは、連結可能であるか否かを設定するビット、及び最大RDS(Remote Desktop Services)連結個数を設定する3ビットを含む。
【0107】
図24は、本発明の一実施形態によるデバイス能力TLVのCP/CEC/スクリーンサブフィールドを示す。
【0108】
CP、CEC及びスクリーンフィールドは、それぞれHDCP(High-bandwidth Digital Content Protection)が支援されるか否かを設定するビット、CECが支援されるか否かを設定するビット、及びWFDデバイスがディスプレイパネルを有するか否かを設定するビットを意味する。WFDデバイスがディスプレイパネルを有して、スクリーンフィールドが1に設定された場合、
図25のWFDデバイスのディスプレイサイズを設定するフィールドが追加される。
【0109】
図25は、本発明の一実施形態によるデバイス能力TLVのスクリーンオプションフィールドを示す。
【0110】
スクリーンオプションフィールドは、WFDデバイスがディスプレイパネルを有して、スクリーンフィールドが1に設定された場合に定義されるオプションフィールドである。スクリーンオプションフィールドは、水平画面サイズ及び垂直画面サイズをそれぞれ1オクテットのサイズにする。
【0111】
図26は、本発明の一実施形態によるビデオプロファイルTLVを示す。ビデオプロファイルTLVの“Type”値は“0x01”であり、“Length”値は2である。ビデオプロファイルTLVは、2オクテットの“Video Profile bitmap”フィールドを含む。“Video Profile bitmap”フィールドは、具体的にベースラインサブフィールド及び拡張サブフィールドを含む。
【0112】
図27は、本発明の一実施形態によるビデオプロファイルTLVのビデオプロファイルビットマップを示す。
【0113】
“Video Profile bitmap”フィールドは、具体的にベースラインサブフィールド及び拡張サブフィールドを含む。ベースラインサブフィールドは、コデックプロファイル情報として、ベースラインプロファイル及びレベル情報を含む。拡張サブフィールドは、コデックプロファイル情報として、拡張プロファイル及びレベル情報を含む。
【0114】
図28は、本発明の一実施形態によるビデオプロファイルTLVのベースラインサブフィールドを示す。
図28に示すように、ベースラインサブフィールドは、レベル1が支援されるか否かを設定するビット、及びレベル2が支援されるか否かを設定するビットを含む。
【0115】
図29は、本発明の一実施形態によるオーディオプロファイルTLVを示す。オーディオプロファイルTLVの“Type”値は“0x02”であり、“Length”値は2である。オーディオプロファイルTLVは、1オクテットの“Audio Profile Bitmap”フィールドを含む。
【0116】
図30は、本発明の一実施形態によるオーディオプロファイルTLVのオーディオプロファイルビットマップフィールドを示す。
【0117】
“Audio Profile Bitmap”フィールドは、48KHzステレオ及びデータレート1536Kbpsで、16ビットLPCM(Linear Pulse Code Modulation)が支援されるか否かを設定するビット、LC(Low complexity)プロファイル、2チャネル及びデータレート128KbpsでAAC(Advanced Audio Coding)が支援されるか否かを設定するビット、データレート576Kbpsでドルビデジタル5.1が支援されるか否かを設定するビット、データレート768KbpsでDTS(Digital Theater System)5.1が支援されるか否かを設定するビット、48KHzステレオ、6チャネル及びデータレート4608Kbpsで16ビットLPCMが支援されるか否かを設定するビット、データレート最大1.7Mbpsでドルビデジタルプラスが支援されるか否かを設定するビット、データレート最大18MbpsでドルビーTrueHDが支援されるか否かを設定するビット、及びデータレート最大25.4MbpsでDTS HDマスタが支援されるか否かを設定するビットを含む。
【0118】
図31は、本発明の一実施形態による伝送能力TLVを示す。伝送能力TLVの“Type”値は“0x03”であり、“Length”値は2である。伝送能力TLVは、それぞれ1オクテットの“Error Feedback”フィールド及び“Back Channel Support”フィールドを含む。
【0119】
図32は、本発明の一実施形態による伝送能力TLVのエラーフィードバックフィールドを示す。“Error Feedback”フィールドは、現在設定されたRTPセッション個数を設定するビット、最大支援可能なRTPセッション個数を設定するビット、RTP(Real-time Transport Protocol)/AVP(Audio Video Profile)が支援されるか否かを設定するビット、及びRTP/AVPF(Audio-Visual Profile with Feedback)が支援されるか否かを設定するビットを含む。
【0120】
図33は、本発明の一実施形態による伝送能力TLVのバックチャネル支援フィールドを示す。“Back Channel Support”フィールドは、キーボードが入力装置であるか否かを設定するビット、単一/複数座標ポインターが支援されるか否かを設定するビット、及びリモートコントロールを通じた関数コードが支援されるか否かを設定するビットを含む。
【0121】
図34は、本発明の一実施形態によるシステム情報TLVを示す。システム情報TLVの“Type”値は“0x04”であり、“Length”値は46である。システム情報TLVは、
図35に示すような製造コードフィールドなどを含む。
【0122】
図35は、本発明の一実施形態によるシステム情報TLVのそれぞれのフィールドを示す。システム情報TLVは、製造コード、製品コード、製造年月日、一連番号、一連番号明細及び製品名を含む。
【0123】
製造コードは、4バイトのASCIIコードであり、製品コードは、製造企業により割り当てられた製品コードであって、2バイトのサイズを有する。一連番号は、4バイトのサイズを有し、一連番号明細は、16バイトのサイズを有し、ASCIIコードで一連番号の説明を記述する。製品名は、16バイトのサイズであって、製品名をASCIIコードで記述する。
【0124】
図36は、本発明の一実施形態によるディスプレイ能力TLVを示す。ディスプレイ能力TLVの“Type”値は“0x05”であり、“Length”値は8である。ディスプレイ能力TLVは、
図37に示すような支援機能フィールド、RGB色相深さフィールドなどを含む。
【0125】
図37は、本発明の一実施形態によるディスプレイ能力TLVのそれぞれのフィールドを示す。ディスプレイ能力TLVは、支援機能(Feature)、RGB色相深さ、YCbCr 444色相深さ、YCbCr 442色相深さ、水平画面サイズ及び垂直画面サイズを含む。
【0126】
支援機能は、ピボットが支援されるか否かを設定するビット、“YCbCr 4:4:4”が支援されるか否かを設定するビット、“YCbCr 4:4:2”が支援されるか否かを設定するビット、及び“underscan”が支援されるか否かを設定するビットを含む。
【0127】
RGB色相深さは、ピクセル当たり24ビット色相でもってRGBが支援されるか否かを設定するビット、ピクセル当たり30ビット色相でもってRGBが支援されるか否かを設定するビット、ピクセル当たり36ビット色相でもってRGBが支援されるか否かを設定するビット、及びピクセル当たり48ビット色相でもってRGBが支援されるか否かを設定するビットを含む。
【0128】
YCbCr 444色相深さは、ピクセル当たり24ビット色相でもってYCbCrが支援されるか否かを設定するビット、ピクセル当たり30ビット色相でもってYCbCrが支援されるか否かを設定するビット、ピクセル当たり36ビット色相でもってYCbCrが支援されるか否かを設定するビット、及びピクセル当たり48ビット色相でもってYCbCrが支援されるか否かを設定するビットを含む。
【0129】
YCbCr 442色相深さは、ピクセル当たり16ビット色相でもってYCbCrが支援されるか否かを設定するビット、ピクセル当たり24ビット色相でもってYCbCrが支援されるか否かを設定するビット、ピクセル当たり30ビット色相でもってYCbCrが支援されるか否かを設定するビット、及びピクセル当たり36ビット色相でもってYCbCrが支援されるか否かを設定するビットを含む。
【0130】
水平画面サイズは、ミリメーター(mm)単位で水平画面サイズの値を有する。
【0131】
垂直画面サイズは、ミリメーター(mm)単位で垂直画面サイズの値を有する。
【0132】
図38は、本発明の一実施形態による3D能力TLVを示す。3D能力TLVの“Type”値は“0x06”であり、“Length”値は2である。3D能力TLVは、
図39に示すような状態コードを設定するビットなどを含む。
【0133】
図39は、本発明の一実施形態による3D能力TLVのそれぞれのフィールドを示す。3D能力TLVは、状態コードを設定するビット、“Frame packing”が支援されるか否かを設定するビット、“Field packing”が支援されるか否かを設定するビット、“Line alternative”が支援されるか否かを設定するビット、“Full Side by Side”が支援されるか否かを設定するビット、“Half Side by Side”が支援されるか否かを設定するビット、“L+depth”が支援されるか否かを設定するビット、“L+depth+Gfx+G-depth”が支援されるか否かを設定するビット、及び“Frame Sequential”が支援されるか否かを設定するビットを含む。
【0134】
図40は、本発明の一実施形態による第1WFDデバイス構造を示すブロック図である。第1WFDデバイス4000は、フレーム生成部4010、フレーム伝送部4020及びフレーム受信部4030を備える。WiFi Directネットワーク内のWFDデバイスは、2階層連結前ステップで他のWFDデバイスが支援可能なサービスを探索する。
【0135】
フレーム生成部4010は、WiFi Directネットワークの第2WFDデバイスが支援するサービスを探索するためのサービス探索要請フレームを生成する。サービス探索要請フレームは、802.11uのGAS初期要請フレームを利用して生成する。
【0136】
GAS初期要請フレームは、サービスプロトコル類型、サービス情報類型及びサービス名称を含む。サービスプロトコル類型は、あらゆるプロトコル識別子を含むか、またはWiFiディスプレイプロトコルを識別する、WiFiディスプレイプロトコル識別子またはベンダー拡張プロトコル識別子を含む。サービス情報類型は、サービス名称、サービス具体情報及びベンダー拡張情報のうち一つの情報に対応する識別子を含む。サービス名称は、サービス情報を要請しようとする該サービス名称を含む。
【0137】
フレーム伝送部4020は、サービス探索要請フレームを第2WFDデバイスへ伝送する。
【0138】
フレーム受信部4030は、サービス探索要請フレームに対する応答にサービス探索応答フレームを第2WFDデバイスから受信する。
【0139】
また、第1WFDデバイス1800は、連結設定部(図示せず)をさらに備える。連結設定部は、サービス探索応答フレームに含まれた、第2WFDデバイスが支援するサービス情報に基づいて、選択的に第2WFDデバイスに2階層保安連結を設定する。
【0140】
第1WFDデバイス及び第2WFDデバイスは、WiFiディスプレイ認証デバイスである。
【0141】
図41は、本発明の一実施形態による第2WFDデバイス構造を示すブロック図である。
【0142】
第2WFDデバイス4100は、フレーム受信部4110、フレーム生成部4120及びフレーム伝送部4130を備える。
【0143】
フレーム受信部4110は、サービス探索要請フレームを第1WFDデバイスから受信する。
【0144】
フレーム生成部4120は、サービス探索要請フレームに対する応答フレームであるサービス探索応答フレームを生成する。サービス探索応答フレームは、802.11uのGAS初期応答フレームを利用して生成する。
【0145】
GAS初期応答フレームは、サービスプロトコル類型、サービス情報類型、状態コード及びサービス情報を含む。サービスプロトコル類型は、要請されたWiFiディスプレイサービスを識別する、WiFiディスプレイサービス識別子またはベンダー拡張プロトコル識別子を含む。サービス情報類型は、サービス名称、サービス具体情報及びベンダー拡張情報のうち要請された一つの情報に対応する識別子を含む。状態コードは、サービス情報要請結果を識別する情報を含む。サービス情報は、サービス情報類型に基づいて、要請されたサービス情報を含む。
【0146】
サービス情報は、デバイス能力情報、ビデオプロファイル情報、オーディオプロファイル情報、伝送能力情報、システム情報、ディスプレイ能力情報、3D能力情報のうち少なくとも一つの情報、及び該情報についての識別子を含む。
【0147】
フレーム伝送部4130は、サービス探索応答フレームを第1WFDデバイスへ伝送する。
【0148】
以上、本発明の望ましい実施形態が詳述されたが、本発明の範囲は、これに限定されず、多様な変形及び均等な他の実施形態が可能である。したがって、本発明の真の技術的保護範囲は、特許請求の範囲により決まらねばならない。
【0149】
例えば、本発明の例示的な実施形態による第1WFDデバイス4000及び第2WFDデバイス4100は、
図40及び
図41にそれぞれ示すような装置それぞれのユニットにカップリングされたバス、及び前記バスにカップリングされた少なくとも一つのプロセッサを備え、命令及び受信されたメッセージまたは生成されたメッセージを保存するために、前記バスにカップリングされ、前述したような命令を行うための少なくとも一つのプロセッサにカップリングされたメモリを備えてもよい。
【0150】
また、本発明によるシステムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体にコンピュータで読み取り可能なコードとして具現することが可能である。コンピュータで読み取り可能な記録媒体は、コンピュータシステムにより読み取られるデータが保存されるあらゆる種類の記録装置を含む。前記コンピュータで読み取り可能な記録媒体は、磁気記録媒体(例えば、ROM、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクなど)、光学的読み取り媒体(例えば、CD−ROM、DVDなど)及びキャリアウェーブ(例えば、インターネットを通じた伝送)のような記録媒体を含む。また、コンピュータで読み取り可能な記録媒体は、ネットワークに連結されたコンピュータシステムに分散されて、分散方式でコンピュータで読み取り可能なコードが保存されて実行される。