特許第5965102号(P5965102)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニーの特許一覧

特許59651025−ハロアルキル−4,5−ジヒドロイソキサゾール誘導体を調製する方法
<>
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5965102
(24)【登録日】2016年7月8日
(45)【発行日】2016年8月3日
(54)【発明の名称】5−ハロアルキル−4,5−ジヒドロイソキサゾール誘導体を調製する方法
(51)【国際特許分類】
   C07D 261/08 20060101AFI20160721BHJP
   C07B 61/00 20060101ALI20160721BHJP
   C07C 49/217 20060101ALI20160721BHJP
   C07C 49/223 20060101ALI20160721BHJP
【FI】
   C07D261/08CSP
   C07B61/00 300
   C07C49/217
   C07C49/223
【請求項の数】11
【全頁数】109
(21)【出願番号】特願2010-521081(P2010-521081)
(86)(22)【出願日】2008年8月4日
(65)【公表番号】特表2010-536767(P2010-536767A)
(43)【公表日】2010年12月2日
(86)【国際出願番号】US2008072074
(87)【国際公開番号】WO2009025983
(87)【国際公開日】20090226
【審査請求日】2011年8月1日
【審判番号】不服2014-11520(P2014-11520/J1)
【審判請求日】2014年6月18日
(31)【優先権主張番号】60/965,115
(32)【優先日】2007年8月17日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】61/043,459
(32)【優先日】2008年4月9日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】61/080,454
(32)【優先日】2008年7月14日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】390023674
【氏名又は名称】イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー
【氏名又は名称原語表記】E.I.DU PONT DE NEMOURS AND COMPANY
(74)【代理人】
【識別番号】100127926
【弁理士】
【氏名又は名称】結田 純次
(74)【代理人】
【識別番号】100140132
【弁理士】
【氏名又は名称】竹林 則幸
(72)【発明者】
【氏名】ゲイリー・デイビツド・アニス
(72)【発明者】
【氏名】ブレントン・トッド・スミス
【合議体】
【審判長】 井上 雅博
【審判官】 木村 敏康
【審判官】 瀬良 聡機
(56)【参考文献】
【文献】 特許第5349303(JP,B2)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
C07D261/08
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
式1
【化1】
[式中
1はCHX2、CX3、CX2CHX2またはCX2CX3であり;
各Xは独立してClまたはFであり;
ZはR2から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されたフェニルであって、ここで該置換基は、フェニル環の3位、4位または5位に結合しており、そして各R2が、独立して、ハロゲン、C1〜C3アルキル、C1〜C3ハロアルキル、C1〜C3ハロアルコキシまたは−CNであり;
QはQbであり、ここでQb、R3から独立して選択される1個または2個の置換基で置換された1−ナフタレニルであり;
各R3は、独立して、ハロゲン、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、−N(R4)R5、−C(=W)N(R4)R5、−C(=W)OR5、−CN、−OR11あるいは−NO2であって、かつ、1個のR3は、ナフタレン環の4位に結合しており;
各R4は、独立して、H、C1〜C6アルキル、C2〜C7アルキルカルボニルまたはC2〜C7アルコキシカルボニルであり;
各R5は、独立して、Hであるか、またはヒドロキシ、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6アルキルチオ、C1〜C6アルキルスルフィニル、C1〜C6アルキルスルホニル、C2〜C7アルキルアミノカルボニル、C3〜C9ジアルキルアミノカルボニル、C2〜C7ハロアルキルアミノカルボニル、C3〜C9ハロジアルキルアミノカルボニルおよびQ2から選択される1個の置換基で置換されたC1〜C6アルキルであり;
2は、1〜4個のハロゲンで場合により置換されたピリジニル環であり;
11は、H、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C7アルキルカルボニル、C2〜C7アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルスルホニルまたはC1〜C6ハロアルキルスルホニルであり;そして
各Wは、独立してOまたはSである]
の化合物を製造する方法であって;
式2
【化2】
(式中、R1、QおよびZは式1に既に定義されているとおりである)
の化合物を、塩基の存在下にヒドロキシルアミンと接触させるステップを含む、方法。
【請求項2】
1がCF3である、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
bが、ナフタレン環の4位に結合している1個のR3で置換された1−ナフタレニルであり;
3が−C(=O)N(R4)R5であり;
4がHであり;そして
5が、C2〜C7ハロアルキルアミノカルボニルで置換されたC1〜C2アルキルである、請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
ヒドロキシルアミンがヒドロキシルアミン塩から誘導される、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
【請求項5】
塩基が、アミン塩基、アルカリ金属水酸化物塩基、アルカリ金属アルコキシド塩基およびアルカリ金属炭酸塩塩基から選択される1個またはそれ以上の化合物を含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
【請求項6】
式2
【化3】
[式中
1はCHX2、CX3、CX2CHX2またはCX2CX3であり;
各Xは独立してClまたはFであり;
ZはR2から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されたフェニルであって、ここで該置換基は、フェニル環の3位、4位または5位に結合しており、そして各R2が、独立して、ハロゲン、C1〜C3アルキル、C1〜C3ハロアルキル、C1〜C3ハロアルコキシまたは−CNであり;
QはQbであり、ここでQb、R3から独立して選択される1または2個の置換基で置換された1−ナフタレニルであり;
各R3は、独立して、ハロゲン、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6ハロアルコキシ、−N(R4)R5、−C(=W)N(R4)R5、−C(=W)OR5、−CN、−OR11あるいは−NO2であって、かつ、1個のR3は、ナフタレン環の4位に結合しており;
各R4は、独立して、H、C1〜C6アルキル、C2〜C7アルキルカルボニルまたはC2〜C7アルコキシカルボニルであり;
各R5は、独立して、Hであるか、またはヒドロキシ、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6アルキルチオ、C1〜C6アルキルスルフィニル、C1〜C6アルキルスルホニル、C2〜C7アルキルアミノカルボニル、C3〜C9ジアルキルアミノカルボニル、C2〜C7ハロアルキルアミノカルボニル、C3〜C9ハロジアルキルアミノカルボニルおよびQ2から選択される1個の置換基で置換されたC1〜C6アルキルであり;
2は、1〜4個のハロゲンで場合により置換されたピリジニル環であり;
11は、H、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C7アルキルカルボニル、C2〜C7アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルスルホニルまたはC1〜C6ハロアルキルスルホニルであり;そして
各Wは、独立してOまたはSである]
の化合物、そのN−オキシドまたは塩。
【請求項7】
1がCF3である、請求項6に記載の化合物。
【請求項8】
bが、ナフタレン環の4位に結合している1個のR3で置換された1−ナフタレニルであり;
3が−C(=O)N(R4)R5であり;
4がHであり;そして
5が、C2〜C7ハロアルキルアミノカルボニルで置換されたC1〜C2アルキルである、請求項6または7に記載の化合物。
【請求項9】
式1
【化4】
[式中
1はCF3であり;
Zは3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)フェニルであり;
QはQbであり、ここでQbは、ナフタレン環の4位がR3で置換された1−ナフタレニルであり、ここで、R3は、−C(=O)N(R4)R5であり、R4はHであり、R5は、−CH2C(=O)N(H)CH2CF3である]
の化合物を製造する方法であって;
式2
【化5】
(式中、R1、QおよびZは式1に既に定義されているとおりである)
の化合物を、塩基の存在下にヒドロキシルアミンと接触させるステップを含む、方法。
【請求項10】
ヒドロキシルアミンがヒドロキシルアミン塩から誘導される、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
塩基が、アミン塩基、アルカリ金属水酸化物塩基、アルカリ金属アルコキシド塩基およびアルカリ金属炭酸塩塩基から選択される1個またはそれ以上の化合物を含む、請求項9または10に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、5−ハロアルキル−4,5−ジヒドロイソキサゾール誘導体の調製方法に関する。本発明はまた、上述の方法のための出発材料として有用である新規なエノンに関する。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0002】
本発明は、式1の化合物
【化1】
(式中、
はCHX、CX、CXCHXまたはCXCXであり;
各Xは独立してClまたはFであり;
Zは場合により置換されたフェニルであり;
QはQまたはQであり;
は、1つのQで置換され、かつ、Rから独立して選択される1〜4個の置換基で場合により置換されたフェニルであり;
は、フェニル環または5員もしくは6員の飽和複素環もしくは不飽和複素環であって、各環は、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cハロシクロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cハロアルキルチオ、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cハロアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、C〜Cハロアルキルスルホニル、−CN、−NO、−N(R)R、−C(=W)N(R)R、−C(=O)ORおよびRから独立して選択される1個または複数個の置換基で場合により置換されており;
は、場合により置換された1−ナフタレニルであり;
各Rは、独立して、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cハロアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cハロアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cハロシクロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルカルボニル、C〜Cハロアルキルカルボニル、C〜Cハロアルキルチオ、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cハロアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、C〜Cハロアルキルスルホニル、−N(R)R、−C(=W)N(R)R、−C(=W)OR、−CN、−OR11あるいは−NOであるか;または、フェニル環または5員もしくは6員の飽和複素環もしくは不飽和複素環であって、各環は、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cハロシクロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cハロアルキルチオ、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cハロアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、C〜Cハロアルキルスルホニル、−CN、−NO、−N(R)R、−C(=W)N(R)R、−C(=O)ORおよびRから独立して選択される1個または複数個の置
換基で場合により置換されており;
各Rは、独立して、H、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cアルキルシクロアルキル、C〜Cシクロアルキルアルキル、C〜CアルキルカルボニルまたはC〜Cアルコキシカルボニルであり;
各Rは、独立して、Hであるか;または、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜CアルキルシクロアルキルあるいはC〜Cシクロアルキルアルキルであって、各々は、Rから独立して選択される1個または複数個の置換基で場合により置換されており;
各Rは、独立して、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、C〜Cアルキルアミノ、C〜Cジアルキルアミノ、C〜Cシクロアルキルアミノ、C〜Cアルキルカルボニル、C〜Cアルコキシカルボニル、C〜Cアルキルアミノカルボニル、C〜Cジアルキルアミノカルボニル、C〜Cハロアルキルカルボニル、C〜Cハロアルコキシカルボニル、C〜Cハロアルキルアミノカルボニル、C〜Cハロジアルキルアミノカルボニル、−OH、−NH、−CNあるいは−NOであるか;または、Qであり;
各Rは、独立して、フェニル環またはピリジニル環であって、各環は、Rから独立して選択される1個または複数個の置換基で場合により置換されており;
各Rは、独立して、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cハロアルキルチオ、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cハロアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、C〜Cハロアルキルスルホニル、C〜Cアルキルアミノ、C〜Cジアルキルアミノ、C〜Cアルキルカルボニル、C〜Cアルコキシカルボニル、C〜Cアルキルアミノカルボニル、C〜Cジアルキルアミノカルボニル、−OH、−NH、−C(=O)OH、−CNまたは−NOであり;
各Qは、独立して、フェニル環または5員もしくは6員の飽和複素環もしくは不飽和複素環であって、各環は、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cハロシクロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cハロアルキルチオ、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cハロアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、C〜Cハロアルキルスルホニル、C〜Cアルキルアミノ、C〜Cジアルキルアミノ、−CN、−NO、−C(=W)N(R)R10および−C(=O)OR10から独立して選択される1個または複数個の置換基で場合により置換されており;
各Rは、独立して、H、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cアルキルシクロアルキル、C〜Cシクロアルキルアルキル、C〜CアルキルカルボニルまたはC〜Cアルコキシカルボニルであり;
各R10は、独立してHであるか;または、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜CアルキルシクロアルキルあるいはC〜Cシクロアルキルアルキルであり;
各R11は、独立してHであるか;または、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cアルキルシクロアルキル、C〜Cシクロアルキルアルキル、C〜Cアルキルカルボニル、C〜Cアルコキシカルボニル、C〜CアルキルスルホニルあるいはC〜Cハロアルキルスルホニルであり;
各Wは、独立してOまたはSである)
を調製する方法であって;
【0003】
式2の化合物
【化2】
(式中、R、QおよびZは式1に既に定義されているとおりである)
を、塩基の存在下にヒドロキシルアミンと接触させるステップを含む方法に関する。
【0004】
本発明はまた、上述の方法のために出発材料として有用である式2の新規な化合物に関する。
【発明を実施するための形態】
【0005】
本明細書で使用される場合、用語「含む」、「含んでいる」、「包含する」、「包含している」、「有する」、「有している」、もしくはこれらの他の任意の変化形は、非排他的な包含を網羅することが意図される。例えば、要素のリストを含む組成物、プロセス、方法、物品、または装置は、必ずしもこれらの要素だけに限定されるのではなく、明確に記載されていない、あるいはこのような組成物、プロセス、方法、物品、または装置に固有の他の要素も含み得る。さらに、反対に明確に記載されない限り、「または」は包括的なまたはを指し、排他的なまたはを指さない。例えば、条件AまたはBは、以下のいずれか1つによって満たされる:Aが真であり(または存在し)Bが偽である(または存在しない)、Aが偽であり(または存在せず)Bが真である(または存在する)、そしてAおよびBが両方とも真である(または存在する)。
【0006】
また、本発明の要素または成分に先立つ不定冠詞「a」および「an」は、要素または成分の例(すなわち、発生)の数に関して非限定的であることが意図される。そのため、「a」または「an」は1つまたは少なくとも1つを含むように読み取られるべきであり、要素または成分の単数の語形は、数が明らかに単数を意味しない限りは複数も含む。
【0007】
比は、一般に、本明細書においては、数1に相対する単一の数字として記載されており;例えば、4の比は4:1を意味する。「当量比」という用語は、反応混合物に添加された他の構成成分と相対的な1種の構成成分(例えば、塩基)の当量数を指し、いくつかの化合物は1モル当たり2以上の当量をもたらし得ることが認識される。
【0008】
本開示および特許請求の範囲において、ラジカル「SO」とはスルホニルを意味し、「−CN」とはシアノを意味し、「−NO」とはニトロを意味し、および「−OH」とはヒドロキシルを意味する。
【0009】
上記の詳説において、単独もしくは「アルキルチオ」または「ハロアルキル」などの複合語において使用される「アルキル」という用語は、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、もしくは種々のブチル、ペンチルまたはヘキシル異性体などの直鎖または分枝状アルキルを含む。「アルケニル」は、エテニル、1−プロペニル、2−プロペニル、ならびに種々のブテニル、ペンテニルおよびヘキセニル異性体などの直鎖または分枝状アルケンを含む。また「アルケニル」は、1,2−プロパジエニルおよび2,4−ヘキサジエニルなどのポリエンも含む。「アルキニル」は、エチニル、1−プロピニル、2−プロピニルならびに種々のブチニル、ペンチニルおよびヘキシニル異性体などの直鎖または分枝状アルキンを含む。また「アルキニル」は、2,5−ヘキサジイニルなどの多数の三重結合で構成される部分も含むことができる。
【0010】
「アルコキシ」は、例えば、メトキシ、エトキシ、n−プロピルオキシ、イソプロピルオキシならびに種々のブトキシ、ペントキシおよびヘキシルオキシ異性体を含む。「アルキルチオ」は、メチルチオ、エチルチオ、ならびに種々のプロピルチオ、ブチルチオ、ペンチルチオおよびヘキシルチオ異性体などの分枝状または直鎖アルキルチオ部分を含む。「アルキルスルフィニル」は、アルキルスルフィニル基の両方のエナンチオマーを含む。「アルキルスルフィニル」の例としては、CHS(=O)−、CHCHS(=O)−、CHCHCHS(=O)−、(CHCHS(=O)−および種々のブチルスルフィニル、ペンチルスルフィニルおよびヘキシルスルフィニル異性体が挙げられる。「アルキルスルホニル」の例としては、CHSO−、CHCHSO−、CHCHCHSO−、(CHCHSO−、および種々のブチルスルホニル、ペンチルスルホニルおよびヘキシルスルホニル異性体が挙げられる。
【0011】
「シクロアルキル」としては、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルおよびシクロヘキシルが挙げられる。「アルキルシクロアルキル」という用語は、シクロアルキル部分におけるアルキル置換を示し、例えば、エチルシクロプロピル、i−プロピルシクロブチル、3−メチルシクロペンチルおよび4−メチルシクロヘキシルを含む。「シクロアルキルアルキル」という用語は、アルキル部分におけるシクロアルキル置換を示す。「シクロアルキルアルキル」の例としては、シクロプロピルメチル、シクロペンチルエチル、直鎖または分枝状アルキル基に結合した他のシクロアルキル部分が挙げられる。
【0012】
単独でまたは「ハロアルキル」などの複合語における、もしくは「ハロゲンによって置換されたアルキル」などの記載において使用される場合の「ハロゲン」という用語は、フッ素、塩素、臭素またはヨウ素を含む。さらに、「ハロアルキル」などの複合語中に用いられる場合、または、「ハロゲンで置換されたアルキル」などの記載において用いられ得る場合、前記アルキルは、部分的にまたは完全に、同一であっても異なっていてもよいハロゲン原子で置換され得る。「ハロアルキル」または「ハロゲンで置換されたアルキル」の例としては、FC−、ClCH−、CFCH−およびCFCCl−が挙げられる。「ハロアルコキシ」および「ハロアルキルチオ」等といった用語は、用語「ハロアルキル」と同様に定義される。「ハロアルコキシ」の例としては、CFO−、CClCHO−、HCFCHCHO−およびCFCHO−が挙げられる。「ハロアルキルチオ」の例としては、CClS−、CFS−、CClCHS−およびClCHCHCHS−が挙げられる。「ハロアルキルスルフィニル」の例としては、CFS(=O)−、CClS(=O)−、CFCHS(=O)−およびCFCFS(=O)−が挙げられる。「ハロアルキルスルホニル」の例としては、CFSO−、CClSO−、CFCHSO−およびCFCFSO−が挙げられる。
【0013】
「アルキルカルボニル」は、C(=O)部分に結合している直鎖または分岐アルキル部分を示す。「アルキルカルボニル」の例としては、CHC(=O)−、CHCHCHC(=O)−および(CHCHC(=O)−が挙げられる。「アルコキシカルボニル」の例としては、CHOC(=O)−、CHCHOC(=O)−、CHCHCHOC(=O)−、(CHCHOC(=O)−および異なるブトキシ−、ペントキシ−、またはヘキソキシカルボニル異性体が挙げられる。
【0014】
置換基内の炭素原子の総数は、接頭辞「C−C」によって示され、ここで、iおよびjは1〜7の数である。例えば、C〜Cアルキルスルホニルは、メチルスルホニル〜ブチルスルホニルを示す。
【0015】
化合物が、前記置換基の数が1を超えることが可能であることを示す下付文字を有する置換基で置換される場合、前記置換基(これらが1を超える場合)は、例えば、提示1のU−1における(R(式中、vは0、1、2、3、4または5である)といった定義された置換基の群から独立して選択される。(Rは、提示1および2、Q−AおよびQ−Bのそれぞれにおける環の任意の置換基であるため、各々は、環の利用可能な炭素または窒素環員のいずれかを置換し得る。可変基が場合によりにある位置に結合され得ると示される場合、例えばvが0であり得る(Rの場合、たとえ可変基の定義で列挙されていなくても、水素はその位置に存在し得る。基の1つまたは複数の位置が「置換されていない」または「未置換である」と言われる場合、水素原子が結合して有効原子価のいずれをも埋めている。
【0016】
「複素環」という用語は、環主鎖を形成する少なくとも1個の原子が炭素ではなく、例えば、窒素、酸素または硫黄である環を示す。通常、複素環式環は、4個以下の窒素、2個以下の酸素および2個以下の硫黄を含有する。他で示されない限り、複素環式環は、飽和環、部分的に不飽和な環、または完全に不飽和な環であり得る。「不飽和複素環」という用語は、部分的不飽和環および完全不飽和環の両方に関する。完全に不飽和な複素環式環がヒュッケル則を満たす場合、前記環は「ヘテロ芳香族環」または「芳香族複素環式環」とも呼ばれる。他で示されない限り、複素環式環は、利用可能な炭素または窒素を介して、前記炭素または窒素における水素の置換によって結合され得る。「複素環」は、C(=O)、C(=S)、S(=O)およびSOの群から選択される環員を任意的に含有し得る。「環員」という用語は、環の主鎖を形成するいずれかの原子または他の部分(例えば、C(=O)、C(=S)、S(=O)またはSO)を指す。
【0017】
「芳香族」は、環原子のそれぞれが本質的に同一平面にあり、環平面に垂直なp−軌道を有することを示し、ここで、(4p+2)π電子(pは正の整数である)は環と関連してヒュッケル則に従う。
【0018】
一般に技術分野において公知であるとおり、化学名「ピリジル」は「ピリジニル」と同義である。
【0019】
「場合により置換された」という用語は、本明細書において、句「置換もしくは非置換の」、または、用語「(未)置換の」と互換的に用いられる。他に示されていない限りにおいて、場合により置換された基は、基の置換位置の各々で置換基を有し得、かつ、各置換は、他とは独立している。場合により置換された基はまた、置換基を有していなくてもよい。従って、句「1個または複数個の置換基で場合により置換された」とは、置換基の数が0から、置換に利用可能な位置の数までで様々であり得ることを意味する。同様に、句「1〜5個の置換基で場合により置換された」とは、置換基の数が、0から、5を超えない利用可能な位置の数までで様々であることを意味する。
【0020】
各Xは、独立してClまたはFである。それ故、例えば、CHXは、CHCl2、CHCFまたはCHClFであることが可能である。
【0021】
またはQが窒素含有複素環である場合、これは、他に記載がない限りにおいて、利用可能な炭素または窒素環原子のいずれかを介して式1の残りに結合していてもよい。上記のとおり、QおよびQは、「発明の概要」に定義されているとおり、(とりわけ)置換基の群から選択される1個または複数個の置換基で場合により置換されたフェニルであることが可能である。1〜5個の置換基で場合により置換されたフェニルの一例は、提示1においてU−1(式中、Rは、QおよびQについて「発明の概要」に定義されているとおり任意の置換基であり、rは0〜5の整数である)として例示されている環である。
【0022】
上記のとおり、QおよびQは、飽和であっても不飽和であってもよく、「発明の概要」に定義されている置換基の群から選択される1個または複数個の置換基で場合により置換された5員または6員の複素環であることが可能である。1個または複数個の置換基で場合により置換された5員または6員の芳香族不飽和複素環の例としては、提示1に例示されている環U−2〜U−61(式中、Rは、QおよびQについて「発明の概要」に定義されているいずれかの置換基であり、rは、各U基上の利用可能な位置の数により限定される0〜4の整数である)が挙げられる。U−29、U−30、U−36、U−37、U−38、U−39、U−40、U−41、U−42およびU−43は、1つしか利用可能な位置を有していないため、これらのU基については、rは整数0または1に限定されていると共に、rが0であることは、U基が未置換であって、かつ、(Rにより示されている位置に水素が存在することを意味する。
【0023】
【化3】
【0024】
【化4】
【0025】
【化5】
【0026】
またはQが、QおよびQについて「発明の概要」に定義されている置換基の群から選択される1個または複数個の置換基で場合により置換された5員または6員の飽和または非芳香族不飽和複素環である場合、複素環の1個または2個の炭素環員は、場合によりカルボニル部分の酸化型であることが可能であることに注意すべきである。
【0027】
5員または6員の飽和または非芳香族不飽和複素環の例としては、提示2に例示されている環G−1〜G−35が挙げられる。G基上の結合点が浮いて例示されている場合、G基は、水素原子を置き換えることにより、G基のいずれかの利用可能な炭素または窒素を介して式1の残りに結合することが可能であることに注意されたい。Rに対応する任意の置換基は、水素原子を置き換えることにより、いずれかの利用可能な炭素または窒素に結合することが可能である。これらのG環に関して、rは、典型的には、各G基上の利用可能な位置の数によって限定される0〜4の整数である。
【0028】
およびQが、G−28〜G−35から選択される環を含む場合、Gは、O、SまたはNから選択されることに注意されたい。GがNである場合、窒素原子は、H、または、QおよびQについて「発明の概要」に定義されているRに対応する置換基の一方との置換により、その原子価を完全とすることが可能であることに注意されたい。
【0029】
【化6】
【0030】
本発明の実施形態は以下を含む。
実施形態1 塩基の存在下に式2の化合物をヒドロキシルアミンと接触させるステップを含む式1の化合物を調製するための「発明の概要」に記載の方法であって、ここで、
Zは、Rから独立して選択される1〜5個の置換基で場合により置換されたフェニル(すなわち
【化7】
(式中、nは0、1、2、3、4または5である))であり;および
各Rは、独立して、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cハロアルキルチオ、C〜Cアルキルアミノ、C〜Cジアルキルアミノ、−CNまたは−NOである。
【0031】
実施形態1A 実施形態1の方法であって、ここで、Zは、Rから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されたフェニルであって、前記置換基は、フェニル環の3位、4位または5位に結合している。
【0032】
実施形態1B 実施形態1または1Aの方法であって、ここで、各Rは、独立して、F、Cl、Br、C〜Cアルキル、C〜Cフルオロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cフルオロアルコキシ、C〜CアルキルチオまたはC〜Cフルオロアルキルチオである。
【0033】
実施形態1C 実施形態1または1Aの方法であって、ここで、各Rは、独立して、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキルまたは−CNである。
【0034】
実施形態1D 実施形態1Cの方法であって、ここで、各Rは、独立して、ハロゲンまたはC〜Cハロアルキルである。
【0035】
実施形態1E 実施形態1Cの方法であって、ここで、各Rは、独立して、ハロゲンまたはCFである。
【0036】
実施形態1F 実施形態1Eの方法であって、ここで、各Rは、独立して、F、ClまたはCFである。
【0037】
実施形態1G 実施形態1Aの方法であって、ここで、Zは
【化8】
であり;
2aは、ハロゲン、C〜CハロアルキルまたはC〜Cハロアルコキシであり;R2bは、H、ハロゲンまたはシアノであり;および、R2cは、H、ハロゲンまたはCFである。
【0038】
実施形態1H 実施形態1Gの方法であって、ここで、R2aはCFまたはハロゲンであり;および、R2cは、H、CFまたはハロゲンである。
【0039】
実施形態1I 実施形態1Hの方法であって、ここで、R2aはCFである。
【0040】
実施形態1J 実施形態1G〜1Iのいずれか1つの方法であって、ここで、R2bはHである。
【0041】
実施形態1K 実施形態1G〜1Jのいずれか1つの方法であって、ここで、R2cはCFまたはハロゲンである。
【0042】
実施形態1L 実施形態1Kの方法であって、ここで、R2cは、CF、F、ClまたはBrである。
【0043】
実施形態1M 実施形態1Lの方法であって、ここで、R2cは、F、ClまたはBrである。
【0044】
実施形態1N 実施形態1Lの方法であって、ここで、R2cは、CF、ClまたはBrである。
【0045】
実施形態1O 実施形態1Nの方法であって、ここで、R2cはClまたはBrである。
【0046】
実施形態1P 実施形態1Oの方法であって、ここで、R2bはHであり、かつ、R2cはClである。
【0047】
実施形態1Q 実施形態1Oの方法であって、ここで、R2bはHであり、かつ、R2cはBrである。
【0048】
実施形態2 塩基の存在下に式2の化合物をヒドロキシルアミンと接触させるステップを含む式1の化合物を調製するための「発明の概要」に記載の方法、または、実施形態1〜1Qのいずれか1つの方法であって、ここで、
は、Rから独立して選択される1〜4個の置換基で場合により置換された1−ナフタレニルである。
【0049】
実施形態2A 実施形態2の方法であって、ここで、QはQである。
【0050】
実施形態2B 実施形態2の方法であって、ここで、QはQである。
【0051】
実施形態2C 実施形態2の方法であって、ここで、各Rは、独立して、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、−C(=W)N(R)R、−C(=W)OR、−CNあるいは−OR11であるか;または、フェニル環または5員もしくは6員の飽和複素環もしくは不飽和複素環であって、各環は、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、−CN、−C(=W)N(R)Rおよび−C(=O)ORから独立して選択される1個または複数個の置換基で場合により置換されている。
【0052】
実施形態2D 実施形態2の方法であって、ここで、各Rは、独立して、ハロゲン、−C(=W)N(R)R、−C(=W)OR、−CNまたは−OR11である。
【0053】
実施形態2E 実施形態2の方法であって、ここで、各Rは、独立して、HまたはC〜Cアルキルである。
【0054】
実施形態2F 実施形態2の方法であって、ここで、各Rは、独立して、Hであるか;または、Rから独立して選択される1個または複数個の置換基で場合により置換されたC〜Cアルキルである。
【0055】
実施形態2G 実施形態2の方法であって、ここで、各Rは、独立して、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルコキシカルボニル、C〜Cアルキルアミノカルボニル、C〜Cジアルキルアミノカルボニル、C〜Cハロアルキルアミノカルボニル、C〜Cハロジアルキルアミノカルボニルあるいは−CNであるか;または、Qである。
【0056】
実施形態2H 実施形態2の方法であって、ここで、各Qは、1〜4個のハロゲンで場合により置換されたピリジニル環である。
【0057】
実施形態2I 実施形態2の方法であって、ここで、各Qは、パラ位で1つのQにより置換され、および、フェニル環上の他の位置でRから独立して選択される1〜3個の置換基で場合により置換されたフェニルである。
【0058】
実施形態2J 実施形態2Iの方法であって、ここで、Qは、場合により置換された1−トリアゾリルまたは1−ピラゾリル環である。
【0059】
実施形態2K 実施形態2Jの方法であって、ここで、Rは、フェニル環上のメタ位でのMeまたは−CNである。
【0060】
実施形態2L 実施形態2Bの方法であって、ここで、
Qは
【化9】
であり;および
は、C(O)N(R)RまたはC(O)ORである。
【0061】
実施形態2M 実施形態2Lの方法であって、ここで、
は、H、C〜CアルキルカルボニルまたはC〜Cアルコキシカルボニルである。
【0062】
実施形態2N 実施形態2Mの方法であって、ここで、RはHである。
【0063】
実施形態2O 実施2L〜2Nのいずれか1つの方法であって、ここで、
は、C(O)N(R)RまたはC(O)OR5aであり;
は、C〜CアルキルまたはC〜Cハロアルキルであって、各々は、ヒドロキシ、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、C〜Cアルキルアミノカルボニル、C〜Cジアルキルアミノカルボニル、C〜CハロアルキルアミノカルボニルおよびC〜Cハロジアルキルアミノカルボニルから独立して選択される1個の置換基で置換されてお
り;
5aは、C〜Cアルキル、C〜CアルケニルまたC〜Cアルキニルであって、各々は、ハロゲン;C〜Cアルコキシ;ならびに、ハロゲンおよびC〜Cアルキルから選択される5個以下の置換基で場合により置換されたフェニルから独立して選択される1個または複数個の置換基で場合により置換されている。
【0064】
実施形態2P 実施形態2L〜2Oのいずれか1つの方法であって、ここで、
5aは、フェニルで場合により置換されたC〜Cアルキルである。
【0065】
実施形態2Q 実施形態2L〜2Pのいずれか1つの方法であって、ここで、
は、C(O)N(R)Rである。
【0066】
実施形態2R 実施形態2L〜2Nのいずれか1つの方法であって、ここで、
はC(O)ORである。
【0067】
実施形態2S 実施形態2O〜2Pのいずれか1つの方法であって、ここで、
はC(O)OR5aである。
【0068】
実施形態3 塩基の存在下に式2の化合物をヒドロキシルアミンと接触させるステップを含む式1の化合物を調製するための「発明の概要」に記載の方法、または、実施形態1〜1Qおよび2〜2Sのいずれか1つの方法であって、ここで、式1および2において、RはCFである。
【0069】
実施形態4 塩基の存在下に式2の化合物をヒドロキシルアミンと接触させるステップを含む式1の化合物を調製するための「発明の概要」に記載の方法であって、ここで、接触は、約0〜約150℃の温度範囲で生じる。
【0070】
実施形態4A 実施形態4の方法であって、ここで、温度範囲は約15〜約40℃である。
【0071】
実施形態5 塩基の存在下に式2の化合物をヒドロキシルアミンと接触させるステップを含む式1の化合物を調製するための「発明の概要」に記載の方法であって、ここで、ヒドロキシルアミンはヒドロキシルアミン塩に由来する。
【0072】
実施形態5A 実施形態5の方法であって、ここで、ヒドロキシルアミン塩は、鉱酸のヒドロキシルアミン塩である。
【0073】
実施形態5B 実施形態5Aの方法であって、ここで、ヒドロキシルアミン塩は、塩酸、硫酸、リン酸またはこれらの混合物のヒドロキシルアミン塩である。
【0074】
実施形態6 塩基の存在下に式2の化合物をヒドロキシルアミンと接触させるステップを含む式1の化合物を調製するための「発明の概要」に記載の方法であって、ここで、ヒドロキシルアミン対式2の化合物のモル比は、少なくとも約1である。
【0075】
実施形態6A 実施形態6の方法であって、ここで、ヒドロキシルアミン対式2の化合物のモル比は、少なくとも約1.2である。
【0076】
実施形態6B 実施形態6Aの方法であって、ここで、ヒドロキシルアミン対式2の化合物のモル比は、少なくとも約1.5である。
【0077】
実施形態6C 塩基の存在下に式2の化合物をヒドロキシルアミンと接触させるステップを含む式1の化合物を調製するための「発明の概要」に記載の方法であって、ここで、ヒドロキシルアミン対式2の化合物のモル比は、約3以下である。
【0078】
実施形態7 塩基の存在下に式2の化合物をヒドロキシルアミンと接触させるステップを含む式1の化合物を調製するための「発明の概要」に記載の方法であって、ここで、塩基は、有機塩基、水酸化物塩基、アルコキシド塩基および炭酸塩塩基から選択される1種または複数種の化合物を含む。
【0079】
実施形態7A 塩基の存在下に式2の化合物をヒドロキシルアミンと接触させるステップを含む式1の化合物を調製するための「発明の概要」に記載の方法であって、ここで、塩基は、アミン塩基、アルカリ金属水酸化物塩基、アルカリ金属アルコキシド塩基およびアルカリ金属炭酸塩塩基から選択される1種または複数種の化合物を含む。
【0080】
実施形態7AA 実施形態7の方法であって、ここで、塩基はアルカリ金属炭酸塩を含む。
【0081】
実施形態7B 実施形態7AAの方法であって、ここで、塩基は、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムまたはこれらの混合物を含む。
【0082】
実施形態7C 実施形態7Bの方法であって、ここで、塩基は炭酸ナトリウムを含む。
【0083】
実施形態7D 実施形態7の方法であって、ここで、塩基は、アルカリ金属水酸化物を含む。
【0084】
実施形態7E 実施形態7Dの方法であって、ここで、塩基は、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムまたはこれらの混合物を含む。
【0085】
実施形態8 塩基の存在下に式2の化合物をヒドロキシルアミンと接触させるステップを含む式1の化合物を調製するための「発明の概要」の方法であって、ここで、ヒドロキシルアミン塩を中和するために必要な量より過剰量の塩基は、式2の化合物に対して少なくとも約1の当量比である。
【0086】
実施形態8A 実施形態8の方法であって、ここで、比は約5以下である。
【0087】
実施形態9 塩基の存在下に式2の化合物をヒドロキシルアミンと接触させるステップを含む式1の化合物を調製するための「発明の概要」の方法であって、ここで、式2の化合物、ヒドロキシルアミンおよび塩基は、好適な溶剤の存在下に接触される。
【0088】
実施形態9A 実施形態9の方法であって、ここで、好適な溶剤は、アルコール、エーテル、アミド、ニトリル、ハロゲン化炭化水素および芳香族炭化水素(これらの混合物を含む)から選択される溶剤を含む。
【0089】
実施形態9B 実施形態9Aの方法であって、ここで、好適な溶剤はイソプロパノールを含む。
【0090】
実施形態9C 実施形態9Aの方法であって、ここで、好適な溶剤は水をさらに含む。
【0091】
実施形態10 「発明の概要」に記載されている式2の化合物であって、ここで、
はCHX、CX、CXCHXまたはCXCXであり;
各Xは独立してClまたはFであり;
Zは場合により置換されたフェニルであり;
QはQまたはQであり;
は、1つのQで置換され、かつ、Rから独立して選択される1〜4個の置換基で場合により置換されたフェニルであり;
は、フェニル環または5員もしくは6員の飽和複素環もしくは不飽和複素環であって、各環は、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cハロシクロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cハロアルキルチオ、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cハロアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、C〜Cハロアルキルスルホニル、−CN、−NO、−N(R)R、−C(=W)N(R)R、−C(=O)ORおよびRから独立して選択される1個または複数個の置換基で場合により置換されており;
は、場合により置換された1−ナフタレニルであり;
各Rは、独立して、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cハロアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cハロアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cハロシクロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルカルボニル、C〜Cハロアルキルカルボニル、C〜Cハロアルキルチオ、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cハロアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、C〜Cハロアルキルスルホニル、−N(R)R、−C(=W)N(R)R、−C(=W)OR、−CN、−OR11あるいは−NOであるか;または、フェニル環または5員もしくは6員の飽和複素環もしくは不飽和複素環であって、各環は、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cハロシクロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cハロアルキルチオ、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cハロアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、C〜Cハロアルキルスルホニル、−CN、−NO、−N(R)R、−C(=W)N(R)R、−C(=O)ORおよびRから独立して選択される1個または複数個の置換基で場合により置換されており;
各Rは、独立して、H、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cアルキルシクロアルキル、C〜Cシクロアルキルアルキル、C〜CアルキルカルボニルまたはC〜Cアルコキシカルボニルであり;
各Rは、独立して、Hであるか;または、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜CアルキルシクロアルキルあるいはC〜Cシクロアルキルアルキルであって、各々は、Rから独立して選択される1個または複数個の置換基で場合により置換されており;
各Rは、独立して、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、C〜Cアルキルアミノ、C〜Cジアルキルアミノ、C〜Cシクロアルキルアミノ、C〜Cアルキルカルボニル、C〜Cアルコキシカルボニル、C〜Cアルキルアミノカルボニル、C〜Cジアルキルアミノカルボニル、C〜Cハロアルキルカルボニル、C〜Cハロアルコキシカルボニル、C〜Cハロアルキルアミノカルボニル、C〜Cハロジアルキルアミノカルボニル、−OH、−NH、−CNあるいは−NOであるか;または、Qであり;
各Rは、独立して、フェニル環またはピリジニル環であって、各環は、Rから独立して選択される1個または複数個の置換基で場合により置換されており;
各Rは、独立して、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜C
ロアルキルチオ、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cハロアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、C〜Cハロアルキルスルホニル、C〜Cアルキルアミノ、C〜Cジアルキルアミノ、C〜Cアルキルカルボニル、C〜Cアルコキシカルボニル、C〜Cアルキルアミノカルボニル、C〜Cジアルキルアミノカルボニル、−OH、−NH、−C(=O)OH、−CNまたは−NOであり;
各Qは、独立して、フェニル環または5員もしくは6員の飽和複素環もしくは不飽和複素環であって、各環は、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cハロシクロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cハロアルキルチオ、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cハロアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、C〜Cハロアルキルスルホニル、C〜Cアルキルアミノ、C〜Cジアルキルアミノ、−CN、−NO、−C(=W)N(R)R10および−C(=O)OR10から独立して選択される1個または複数個の置換基で場合により置換されており;
各Rは、独立して、H、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cアルキルシクロアルキル、C〜Cシクロアルキルアルキル、C〜CアルキルカルボニルまたはC〜Cアルコキシカルボニルであり;
各R10は、独立してHであるか;または、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜CアルキルシクロアルキルあるいはC〜Cシクロアルキルアルキルであり;
各R11は、独立してHであるか;または、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cアルキルシクロアルキル、C〜Cシクロアルキルアルキル、C〜Cアルキルカルボニル、C〜Cアルコキシカルボニル、C〜CアルキルスルホニルあるいはC〜Cハロアルキルスルホニルであり;
各Wは、独立してOまたはSである。
【0092】
実施形態10A 実施形態10の化合物であって、ここで、
Zは、Rから独立して選択される1〜5個の置換基で場合により置換されたフェニルであり;および
各Rは、独立して、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cハロアルキルチオ、C〜Cアルキルアミノ、C〜Cジアルキルアミノ、−CNまたは−NOである。
【0093】
実施形態10B 実施形態10Aの化合物であって、ここで、Zは、Rから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されたフェニルであって、前記置換基は、フェニル環の3位、4位または5位に結合している。
【0094】
実施形態10C 実施形態10Aまたは10Bの化合物であって、ここで、各Rは、独立して、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜CハロアルキルまたはCNである。
【0095】
実施形態10D 実施形態10Cの化合物であって、ここで、各Rは、独立して、ハロゲンまたはC〜Cハロアルキルである。
【0096】
実施形態10E 実施形態10Dの化合物であって、ここで、各Rは、独立して、ハロゲンまたはCFである。
【0097】
実施形態10F 実施形態10Eの化合物であって、ここで、各Rは、独立して、F、ClまたはCFである。
【0098】
実施形態11 実施形態10の化合物であって、ここで、
は、Rから独立して選択される1〜4個の置換基で場合により置換された1−ナフタレニルである。
【0099】
実施形態11A 実施形態11の化合物であって、ここで、QはQである。
【0100】
実施形態11B 実施形態11の化合物であって、ここで、QはQである。
【0101】
実施形態11C 実施形態11の化合物であって、ここで、各Rは、独立して、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、−C(=W)N(R)R、−C(=W)OR、−CNあるいは−OR11であるか;または、フェニル環または5員もしくは6員の飽和複素環もしくは不飽和複素環であって、各環は、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、−CN、−C(=W)N(R)Rおよび−C(=O)ORから独立して選択される1個または複数個の置換基で場合により置換されている。
【0102】
実施形態11D 実施形態11の化合物であって、ここで、各Rは、独立して、ハロゲン、−C(=W)N(R)R、−C(=W)OR、−CNまたは−OR11である。
【0103】
実施形態11E 実施形態11の化合物であって、ここで、各Rは、独立して、HまたはC〜Cアルキルである。
【0104】
実施形態11F 実施形態11の化合物であって、ここで、各Rは、独立して、Hであるか;または、Rから独立して選択される1個または複数個の置換基で場合により置換されたC〜Cアルキルである。
【0105】
実施形態11G 実施形態11の化合物であって、ここで、各Rは、独立して、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルコキシカルボニル、C〜Cアルキルアミノカルボニル、C〜Cジアルキルアミノカルボニル、C〜Cハロアルキルアミノカルボニル、C〜Cハロジアルキルアミノカルボニルあるいは−CNであるか;または、Qである。
【0106】
実施形態11H 実施形態11の化合物であって、ここで、各Qは、1〜4個のハロゲンで場合により置換されたピリジニル環である。
【0107】
実施形態11I 実施形態11の化合物であって、ここで、各Qは、パラ位で1つのQにより置換され、および、フェニル環上の他の位置でRから独立して選択される1〜3個の置換基で場合により置換されたフェニルである。
【0108】
実施形態11J 実施形態11Iの化合物であって、ここで、Qは、場合により置換された1−トリアゾリルまたは1−ピラゾリル環である。
【0109】
実施形態11K 実施形態11Jの化合物であって、ここで、Rは、フェニル環のメタ位でのMeまたはCNである。
【0110】
実施形態12 実施形態10の化合物であって、ここで、Rは、CFである。
【0111】
実施形態13 塩基の存在下に式2の化合物をヒドロキシルアミンと接触させるステップを含む式1の化合物を調製するための「発明の概要」に記載の方法であって、ここで、Zは、Rから独立して選択される1〜5個の置換基で場合により置換されたフェニルである。
【0112】
実施形態13a 実施形態13の方法であって、ここで、Zは、Rから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されたフェニルであって、前記置換基は、フェニル環の3位、4位または5位(すなわち、メタ位またはパラ位)に結合している。
【0113】
実施形態13b 実施形態13aの方法であって、ここで、各Rは、独立して、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cハロアルキルチオ、C〜Cアルキルアミノ、C〜Cジアルキルアミノ、−CNまたは−NOである。
【0114】
実施形態13c 実施形態13bの方法であって、ここで、各Rは、独立して、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cハロアルコキシまたは−CNである。
【0115】
実施形態14 塩基の存在下に式2の化合物をヒドロキシルアミンと接触させるステップを含む式1の化合物を調製するための「発明の概要」に記載の方法であって、ここで、RはCFである。
【0116】
実施形態15 塩基の存在下に式2の化合物をヒドロキシルアミンと接触させるステップを含む式1の化合物を調製するための「発明の概要」に記載の方法であって、ここで、QはQである。
【0117】
実施形態15a 実施形態15の方法であって、ここで、Qは、フェニル環の4位に結合している1つのQで置換されたフェニルであって、前記フェニル環は、さらに、Rから独立して選択される1個または2個の置換基で場合により置換されている
(すなわち
【化10】
(式中、mは0、1または2である))。
【0118】
実施形態15b 実施形態15aの方法であって、ここで、Qは、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cハロシクロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、−CN、−C(=W)N(R)Rおよび−C(=O)ORから独立して選択される1個または2個の置換基で場合により置換された5員の芳香族複素環である。
【0119】
実施形態15c 実施形態15bの方法であって、ここで、Qは、ハロゲン、−CNおよび−C(=W)N(R)Rから独立して選択される1個または2個の置換基で場合により置換されたピラゾールまたはトリアゾール環である。
【0120】
実施形態15d 実施形態15aの方法であって、ここで、各Rは、独立して、ハロゲン、C〜Cアルキルまたは−CNである。
【0121】
実施形態15e 実施形態15dの方法であって、ここで、1個のRは、Cl、CHまたは−CNであって、かつ、フェニル環の3位(すなわち、Qに隣接して)結合している。
【0122】
実施形態15f 実施形態15bまたは15cの方法であって、ここで、RはHである。
【0123】
実施形態15g 実施形態15bまたは15cの方法であって、ここで、RはHであるか;または、C〜Cアルキル、シクロプロピルあるいはシクロプロピルメチルであって、各々は、ハロゲンで場合により置換されており、かつ、さらに、1個または2個のCHで場合により置換されている。
【0124】
実施形態16 塩基の存在下に式2の化合物をヒドロキシルアミンと接触させるステップを含む式1の化合物を調製するための「発明の概要」に記載の方法であって、ここで、QはQである。
【0125】
実施形態16a 実施形態16の方法であって、ここで、Qは、Rから独立して選択される1個または2個の置換基で置換された1−ナフタレニルである
(すなわち
【化11】
(式中、nは1または2である))。
【0126】
実施形態16b、実施形態16の方法であって、ここで、Qは、ナフタレン環の4位に結合された1個のRで置換された1−ナフタレニルである
(すなわち
【化12】
)。
【0127】
実施形態16c 実施形態16aまたは16bの方法であって、ここで、1個のRは、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルコキシ、−N(R)R、−C(=W)N(R)R、−C(=W)OR、−CN、−OR11または−NOであって、前記Rはナフタレン環の4位に結合している。
【0128】
実施形態16d 実施形態16cの方法であって、ここで、ナフタレン環の4位に結合しているRは−C(=O)N(R)Rである。
【0129】
実施形態16e 実施形態16cまたは16dの方法であって、ここで、各Rは、独立して、H、C〜Cアルキル、C〜CアルキルカルボニルまたはC〜Cアルコキシカルボニルである。
【0130】
実施形態16f 実施形態16cまたは16dの方法であって、ここで、各Rは、独立して、ヒドロキシ、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、C〜Cアルキルアミノカルボニル、C〜Cジアルキルアミノカルボニル、C〜Cハロアルキルアミノカルボニル、C〜CハロジアルキルアミノカルボニルおよびQから選択される1個の置換基で置換されたC〜Cアルキルである。
【0131】
実施形態16g 実施形態16cまたは16dの方法であって、ここで、各Rは、独立して、C〜Cハロアルキルアミノカルボニルで置換されたC〜Cアルキルである。
【0132】
実施形態16h 実施形態16fの方法であって、ここで、Qは、1〜4個のハロゲンで場合により置換されたピリジニル環である。
【0133】
実施形態16i 実施形態16cの方法であって、ここで、R11は、H、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cアルキルカルボニル、C〜Cアルコキシカルボニル、C〜CアルキルスルホニルまたはC〜Cハロアルキルスルホニルである。
【0134】
実施形態17 「発明の概要」に記載されている式2の化合物であって、ここで、Rは、CHX、CX、CXCHXまたはCXCXであり;
各Xは独立してClまたはFであり;
Zは場合により置換されたフェニルであり;
QはQまたはQであり;
は、1つのQで置換され、かつ、Rから独立して選択される1〜4個の置換基で場合により置換されたフェニルであり;
は、フェニル環または5員もしくは6員の飽和複素環もしくは不飽和複素環であって、各環は、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cハロシクロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cハロアルキルチオ、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cハロアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、C〜Cハロアルキルスルホニル、−CN、−NO、−N(R)R、−C(=W)N(R)R、−C(=O)ORおよびRから独立して選択される1個または複数個の置換基で場合により置換されており;
は、場合により置換された1−ナフタレニルであり;
各Rは、独立して、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cハロアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cハロアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cハロシクロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルカルボニル、C〜Cハロアルキルカルボニル、C〜Cハロアルキルチオ、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cハロアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、C〜Cハロアルキルスルホニル、−N(R)R、−C(=W)N(R)R、−C(=W)OR、−CN、−OR11あるいは−NOであるか;または、フェニル環または5員もしくは6員の飽和複素環もしくは不飽和複素環であって、各環は、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cハロシクロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cハロアルキルチオ、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cハロアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、C〜Cハロアルキルスルホニル、−CN、−NO、−N(R)R、−C(=W)N(R)R、−C(=O)ORおよびRから独立して選択される1個または複数個の置換基で場合により置換されており;
各Rは、独立して、H、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cアルキルシクロアルキル、C〜Cシクロアルキルアルキル、C〜CアルキルカルボニルまたはC〜Cアルコキシカルボニルであり;
各Rは、独立して、Hであるか;または、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜CアルキルシクロアルキルあるいはC〜Cシクロアルキルアルキルであって、各々は、Rから独立して選択される1個または複数個の置換基で場合により置換されている。
各Rは、独立して、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、C〜Cアルキルアミノ、C〜Cジアルキルアミノ、C〜Cシクロアルキルアミノ、C〜Cアルキルカルボニル、C〜Cアルコキシカルボニル、C〜Cアルキルアミノカルボニル、C〜Cジアルキルアミノカルボニル、C〜Cハロアルキルカルボニル、C〜Cハロアルコキシカルボニル、C〜Cハロアルキルアミノカルボニル、C〜Cハロジアルキルアミノカルボニル、−OH、−NH、−CNあるいは−NOであるか;または、Qであり;
各Rは、独立して、フェニル環またはピリジニル環であって、各環は、Rから独立して選択される1個または複数個の置換基で場合により置換されており;
各Rは、独立して、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cハロアルキルチオ、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cハロアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、C〜Cハロアルキルスルホニル、C〜Cアルキルアミノ、C〜Cジアルキルアミノ、C〜Cアルキルカルボニル、C〜Cアルコキシカルボニル、C〜Cアルキルアミノカルボニル、C〜Cジアルキルアミノカルボニル、−OH、−NH、−C(=O)OH、−CNまたは−NOであり;
各Qは、独立して、フェニル環または5員もしくは6員の飽和複素環もしくは不飽和複素環であって、各環は、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cハロシクロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cハロアルキルチオ、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cハロアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、C〜Cハロアルキルスルホニル、C〜Cアルキルアミノ、C〜Cジアルキルアミノ、−CN、−NO、−C(=W)N(R)R10および−C(=O)OR10から独立して選択される1個または複数個の置換基で場合により置換されており;
各Rは、独立して、H、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cアルキルシクロアルキル、C〜Cシクロアルキルアルキル、C〜CアルキルカルボニルまたはC〜Cアルコキシカルボニルであり;
各R10は、独立してHであるか;または、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜CアルキルシクロアルキルあるいはC〜Cシクロアルキルアルキルであり;
各R11は、独立してHであるか;または、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cアルキルシクロアルキル、C〜Cシクロアルキルアルキル、C〜Cアルキルカルボニル、C〜Cアルコキシカルボニル、C〜CアルキルスルホニルあるいはC〜Cハロアルキルスルホニルであり;
各Wは、独立してOまたはSである。
【0135】
実施形態17a 実施形態17の化合物であって、ここで、Zは、Rから独立して選択される1〜5個の置換基で場合により置換されたフェニルである。
【0136】
実施形態17b 実施形態17aの化合物であって、ここで、Zは、Rから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されたフェニルであって、前記置換基は、フェニル環の3位、4位または5位(すなわち、メタ位またはパラ位)に結合している。
【0137】
実施形態17c 実施形態17bの化合物であって、ここで、各Rは、独立して、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cハロアルキルチオ、C〜Cアルキルアミノ、C〜Cジアルキルアミノ、−CNまたは−NOである。
【0138】
実施形態17d 実施形態17cの化合物であって、ここで、各Rは、独立して、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cハロアルコキシまたは−CNである。
【0139】
実施形態18 式2の化合物であって、ここで、RはCFである。
【0140】
実施形態19 式2の化合物であって、ここで、QはQである。
【0141】
実施形態19a 実施形態19の化合物であって、ここで、Qは、フェニル環の4位に結合している1つのQで置換されたフェニルであって、前記フェニル環は、さらに、Rから独立して選択される1個または2個の置換基で場合により置換されている
(すなわち
【化13】
(式中、mは0、1または2である))。
【0142】
実施形態19b 実施形態19aの化合物であって、ここで、Qは、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cハロシクロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、−CN、−C(=W)N(R)Rおよび−C(=O)ORから独立して選択される1個または2個の置換基で場合により置換された5員の芳香族複素環である。
【0143】
実施形態19c 実施形態19bの化合物であって、ここで、Qは、ハロゲン、−CNおよび−C(=W)N(R)Rから独立して選択される1個または2個の置換基で場合により置換されたピラゾールまたはトリアゾール環である。
【0144】
実施形態19d 実施形態19aの化合物であって、ここで、各Rは、独立して、ハロゲン、C〜Cアルキルまたは−CNである。
【0145】
実施形態19e 実施形態19dの化合物であって、ここで、1個のRは、Cl、CHまたは−CNであって、かつ、フェニル環の3位に(すなわち、Qに隣接して)結合している。
【0146】
実施形態19f 実施形態19bまたは19cの化合物であって、ここで、RはHである。
【0147】
実施形態19g 実施形態19bまたは19cの化合物であって、ここで、RはHであるか;または、C〜Cアルキル、シクロプロピルあるいはシクロプロピルメチルであって、各々は、ハロゲンで場合により置換されており、かつ、さらに、1個または2個のCHで場合により置換されている。
【0148】
実施形態20 式2の化合物であって、ここで、QはQである。
【0149】
実施形態20a 実施形態20の化合物であって、ここで、Qは、Rから独立して選択される1個または2個の置換基で置換された1−ナフタレニルである
(すなわち
【化14】
(式中、nは1または2である))。
【0150】
実施形態20b 実施形態20の化合物であって、ここで、Qは、ナフタレン環の4位に結合された1個のRで置換された1−ナフタレニルである
(すなわち
【化15】
)。
【0151】
実施形態20c 実施形態20aまたは20bの化合物であって、ここで、1個のRは、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルコキシ、−N(R)R、−C(=W)N(R)R、−C(=W)OR、−CN、−OR11または−NOであって、前記Rはナフタレン環の4位に結合している。
【0152】
実施形態20d 実施形態20cの化合物であって、ここで、ナフタレン環の4位に結合しているRは−C(=O)N(R)Rである。
【0153】
実施形態20e 実施形態20cまたは16dの化合物であって、ここで、各Rは、独立して、H、C〜Cアルキル、C〜CアルキルカルボニルまたはC〜Cアルコキシカルボニルである。
【0154】
実施形態20f 実施形態20cまたは20dの化合物であって、ここで、各Rは、独立して、ヒドロキシ、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、C〜Cアルキルアミノカルボニル、C〜Cジアルキルアミノカルボニル、C〜Cハロアルキルアミノカルボニル、C〜CハロジアルキルアミノカルボニルおよびQから選択される1個の置換基で置換されたC〜Cアルキルである。
【0155】
実施形態20g 実施形態20cまたは20dの化合物であって、ここで、各Rは、独立して、C〜Cハロアルキルアミノカルボニルで置換されたC〜Cアルキルである。
【0156】
実施形態20h 実施形態20fの化合物であって、ここで、Qは、1〜4個のハロゲンで場合により置換されたピリジニル環である。
【0157】
実施形態20i 実施形態20cの化合物であって、ここで、R11は、H、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cアルキルカルボニル、C〜Cアルコキシカルボニル、C〜CアルキルスルホニルまたはC〜Cハロアルキルスルホニルである。
【0158】
上記の実施形態1〜20iおよび本明細書に記載される他の任意の実施形態を含む本発明の実施形態はどんな形においても組み合わせることができ、実施形態における変数の説明は、式1および式2の化合物だけでなく、式1および式2の化合物を調製するために有用な出発化合物および中間化合物にも関連する。
【0159】
実施形態1〜20iの組み合わせが以下に例示されている。
実施形態A 塩基の存在下に式2の化合物をヒドロキシルアミンと接触させるステップを含む式1の化合物を調製するための「発明の概要」に記載の方法であって、ここで、
Zは、Rから独立して選択される1〜5個の置換基で場合により置換されたフェニルであり;
各Rは、独立して、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cハロアルキルチオ、C〜Cアルキルアミノ、C〜Cジアルキルアミノ、−CNまたは−NOであり;および
は、Rから独立して選択される1〜4個の置換基で場合により置換された1−ナフタレニルである。
【0160】
実施形態B 実施形態Aの方法であって、ここで、QはQである。
【0161】
実施形態C 実施形態Aの方法であって、ここで、QはQである。
【0162】
実施形態D 実施形態BまたはCの方法であって、ここで、式1および2において、RはCFである。
【0163】
実施形態E 実施形態Dの方法であって、ここで、
各Rは、独立して、ハロゲンまたはC〜Cハロアルキルであり;
各Rは、独立して、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、−C(=W)N(R)R、−C(=W)OR、−CNあるいは−OR11であるか;または、フェニル環または5員もしくは6員の飽和複素環もしくは不飽和複素環であって、各環は、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、−CN、−C(=W)N(R)Rおよび−C(=O)ORから独立して選択される1個または複数個の置換基で場合により置換されており;
各Rは、独立して、HまたはC〜Cアルキルであり;
各Rは、独立して、Hであるか;または、Rから独立して選択される1個または複数個の置換基で場合により置換されたC〜Cアルキルであり;
各Rは、独立して、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルコキシカルボニル、C〜Cアルキルアミノカルボニル、C〜Cジアルキルアミノカルボニル、C〜Cハロアルキルアミノカルボニル、C〜Cハロジアルキルアミノカルボニルあるいは−CNであるか;または、Qであり;および
各Qは、1〜4個のハロゲンで場合により置換されたピリジニル環である。
【0164】
実施形態E1 実施形態CまたはDの方法であって、ここで、
【化16】
であり;
2aは、ハロゲン、C〜CハロアルキルまたはC〜Cハロアルコキシであり;
2bは、H、ハロゲンまたはシアノであり;
2cは、H、ハロゲンまたはCFであり;
は、C(O)N(R)RまたはC(O)OR5aであり;
は、H、C〜CアルキルカルボニルまたはC〜Cアルコキシカルボニルであり;および
は、C〜CアルキルまたはC〜Cハロアルキルであって、各々は、ヒドロキシ、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、C〜Cアルキルアミノカルボニル、C〜Cジアルキルアミノカルボニル、C〜CハロアルキルアミノカルボニルおよびC〜Cハロジアルキルアミノカルボニルから独立して選択される1個の置換基で置換されており;
5aは、C〜Cアルキル、C〜CアルケニルまたはC〜Cアルキニルであって、各々は、ハロゲン;C〜Cアルコキシ;ならびに、ハロゲンおよびC〜Cアルキルから選択される5個以下の置換基で場合により置換されたフェニルから独立して選択される1個または複数個の置換基で場合により置換されている。
【0165】
実施形態E2 実施形態E1の方法であって、ここで、Rは、C(O)N(R)Rである。
【0166】
実施形態E3 実施形態E1の方法であって、ここで、RはC(O)OR5aである
【0167】
実施形態F 式2の化合物であって、ここで、
Zは、Rから独立して選択される1〜5個の置換基で場合により置換されたフェニルであり;
各Rは、独立して、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cハロアルキルチオ、C〜Cアルキルアミノ、C〜Cジアルキルアミノ、−CNまたは−NOであり;および
は、Rから独立して選択される1〜4個の置換基で場合により置換された1−ナフタレニルである。
【0168】
実施形態G 実施形態Fの化合物であって、ここで、QはQである。
【0169】
実施形態H 実施形態Fの化合物であって、ここで、QはQである。
【0170】
実施形態I 実施形態GまたはHの化合物であって、ここで、RはCFである。
【0171】
実施形態J 実施形態Iの化合物であって、ここで、
各Rは、独立して、ハロゲンまたはC〜Cハロアルキルであり;
各Rは、独立して、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、−C(=W)N(R)R、−C(=W)OR、−CNあるいは−OR11であるか;または、フェニル環または5員もしくは6員の飽和複素環もしくは不飽和複素環であって、各環は、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、−CN、−C(=W)N(R)Rおよび−C(=O)ORから独立して選択される1個または複数個の置換基で場合により置換されており;
各Rは、独立して、HまたはC〜Cアルキルであり;
各Rは、独立して、Hであるか;または、Rから独立して選択される1個または複数個の置換基で場合により置換されたC〜Cアルキルであり;
各Rは、独立して、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルコキシカルボニル、C〜Cアルキルアミノカルボニル、C〜Cジアルキルアミノカルボニル、C〜Cハロアルキルアミノカルボニル、C〜Cハロジアルキルアミノカルボニルあるいは−CNであるか;またはQであり;
各Qは、1〜4個のハロゲンで場合により置換されたピリジニル環である。
【0172】
実施形態K 実施形態Jの化合物であって、ここで、
各Rは、独立して、ハロゲン、−C(=W)N(R)R、−C(=W)OR、−CNまたは−OR11である。
【0173】
実施形態AA 塩基の存在下に式2の化合物をヒドロキシルアミンと接触させるステップを含む式1の化合物を調製するための「発明の概要」に記載の方法であって、ここで、
Zは、Rから独立して選択される1〜5個の置換基で場合により置換されたフェニルであり;および
各Rは、独立して、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cハロアルキルチオ、C〜Cアルキルアミノ、C〜Cジアルキルアミノ、−CNまたは−NOである。
【0174】
実施形態BB 実施形態AAの方法であって、ここで、
はCFであり;
Zは、Rから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されたフェニルであって、前記置換基は、フェニル環の3位、4位または5位(すなわち、メタ位またはパラ位)に結合しており;および
各Rは、独立して、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cハロアルコキシまたは−CNである。
【0175】
実施形態CC 実施形態BBの方法であって、ここで、
QはQである。
【0176】
実施形態DD 実施形態CCの方法であって、ここで、
は、フェニル環の4位に結合している1つのQで置換されたフェニルであって、前記フェニル環は、さらに、Rから独立して選択される1個または2個の置換基で場合により置換されており;
は、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cハロシクロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、−CN、−C(=W)N(R)Rおよび−C(=O)ORから独立して選択される1個または2個の置換基で場合により置換された5員の芳香族複素環であり;
各Rは、独立して、ハロゲン、C〜Cアルキルまたは−CNである。
【0177】
実施形態EE 実施形態DDの方法であって、ここで、
は、ハロゲン、−CNおよび−C(=W)N(R)Rから独立して選択される1個または2個の置換基で場合により置換されたピラゾールまたはトリアゾール環であり;
1個のRは、Cl、CHまたは−CNであり、かつ、Qに隣接するフェニル環の3位に結合しており;
はHであり;
はHであるか;または、C〜Cアルキル、シクロプロピルあるいはシクロプロピルメチルであって、各々は、ハロゲンで場合により置換されており、かつ、さらに、1個または2個のCHで場合により置換されている。
【0178】
実施形態FF 実施形態BBの方法であって、ここで、
QはQである。
【0179】
実施形態GG 実施形態FFの方法であって、ここで、
は、Rから独立して選択される1個または2個の置換基で置換された1−ナフタレニルである。
【0180】
実施形態HH 実施形態GGの方法であって、ここで、
1個のRは、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルコキシ、−N(R)R、−C(=W)N(R)R、−C(=W)OR、−CN、−OR11または−NOであって、かつ、前記Rは、ナフタレン環の4位に結合しており;
各Rは、独立して、H、C〜Cアルキル、C〜CアルキルカルボニルまたはC〜Cアルコキシカルボニルであり;
は、ヒドロキシ、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、C〜Cアルキルアミノカルボニル、C〜Cジアルキルアミノカルボニル、C〜Cハロアルキルアミノカルボニル、C〜CハロジアルキルアミノカルボニルおよびQから選択される1個の置換基で置換されたC〜Cアルキルであり;
は、1〜4個のハロゲンで場合により置換されたピリジニル環であり;
11は、H、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cアルキルカルボニル、C〜Cアルコキシカルボニル、C〜CアルキルスルホニルまたはC〜Cハロアルキルスルホニルである。
【0181】
実施形態II 実施形態HHの方法であって、ここで、
は、ナフタレン環の4位に結合している1個のRで置換された1−ナフタレニルであり;
は−C(=O)N(R)Rであり;
はHであり;
は、C〜Cハロアルキルアミノカルボニルで置換されたC〜Cアルキルである。
【0182】
実施形態JJ 式2の化合物であって、ここで、
Zは、Rから独立して選択される1〜5個の置換基で場合により置換されたフェニルであり;
各Rは、独立して、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cハロアルキルチオ、C〜Cアルキルアミノ、C〜Cジアルキルアミノ、−CNまたは−NOであり;
およびQは、「発明の概要」に定義されているとおりである。
【0183】
実施形態KK 実施形態JJの化合物であって、ここで、
はCFであり;
Zは、Rから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されたフェニルであって、前記置換基は、フェニル環の3位、4位または5位(すなわち、メタ位またはパラ位)に結合しており;および
各Rは、独立して、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cハロアルコキシまたは−CNである。
【0184】
実施形態LL 実施形態KKの化合物であって、ここで、
QはQである。
【0185】
実施形態MM 実施形態LLの化合物であって、ここで、
は、フェニル環の4位に結合している1つのQで置換されたフェニルであって、前記フェニル環は、さらに、Rから独立して選択される1個または2個の置換基で場合により置換されており;
は、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cハロシクロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、−CN、−C(=W)N(R)Rおよび−C(=O)ORから独立して選択される1個または2個の置換基で場合により置換された5員の芳香族複素環であり;
各Rは、独立して、ハロゲン、C〜Cアルキルまたは−CNである。
【0186】
実施形態NN 実施形態MMの化合物であって、ここで、
は、ハロゲン、−CNおよび−C(=W)N(R)Rから独立して選択される1個または2個の置換基で場合により置換されたピラゾールまたはトリアゾール環であり;
1個のRは、Cl、CHまたは−CNであり、かつ、Qに隣接するフェニル環の3位に結合しており;
はHであり;
はHであるか;または、C〜Cアルキル、シクロプロピルあるいはシクロプロピルメチルであって、各々は、ハロゲンで場合により置換されており、かつ、さらに、1個または2個のCHで場合により置換されている。
【0187】
実施形態OO 実施形態KKの化合物であって、ここで、
QはQである。
【0188】
実施形態PP 実施形態OOの化合物であって、ここで、
は、Rから独立して選択される1個または2個の置換基で置換された1−ナフタレニルである。
【0189】
実施形態QQ 実施形態PPの化合物であって、ここで、
1個のRは、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルコキシ、−N(R)R、−C(=W)N(R)R、−C(=W)OR、−CN、−OR11または−NOであって、かつ、前記Rは、ナフタレン環の4位に結合しており;
各Rは、独立して、H、C〜Cアルキル、C〜CアルキルカルボニルまたはC〜Cアルコキシカルボニルであり;
は、ヒドロキシ、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、C〜Cアルキルアミノカルボニル、C〜Cジアルキルアミノカルボニル、C〜Cハロアルキルアミノカルボニル、C〜CハロジアルキルアミノカルボニルおよびQから選択される1個の置換基で置換されたC〜Cアルキルであり;
は、1〜4個のハロゲンで場合により置換されたピリジニル環であり;
11は、H、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cアルキルカルボニル、C〜Cアルコキシカルボニル、C〜CアルキルスルホニルまたはC〜Cハロアルキルスルホニルである。
【0190】
実施形態RR 実施形態QQの化合物であって、ここで、
は、ナフタレン環の4位に結合している1個のRで置換された1−ナフタレニルであり;
は−C(=O)N(R)Rであり;
はHであり;
は、C〜Cハロアルキルアミノカルボニルで置換されたC〜Cアルキルである。
【0191】
以下のスキーム1〜8において、式1〜9の化合物におけるR、R、R、R、Z、およびQの定義は、他に示されていない限りにおいて、「発明の概要」および実施形態の説明に上述されているとおりである。式1a、1b、1cおよび1dが式1のサブセットである。
【0192】
【化17】
スキーム1に示されているとおり、本発明の方法によれば、式2の化合物が、ヒドロキシルアミンおよび塩基と接触されて、式1の5−ハロアルキル−4,5−ジヒドロイソキサゾール化合物が形成される。
【0193】
ヒドロキシルアミンは、硫酸ヒドロキシルアミンまたは塩酸ヒドロキシルアミンなどの鉱酸塩から、好適な溶剤における塩基での処理により生成されることが可能であり、または、50%水溶液として商業的に入手することが可能である。この方法においては、式2のエノンとの接触の前に、ヒドロキシルアミンまたはその鉱酸塩が、典型的には塩基と接触させられる。ヒドロキシルアミンの鉱酸塩が用いられる場合、塩基は、ヒドロキシルアミン鉱酸塩をヒドロキシルアミンに転化するために必要な量より過剰な量で接触させられる。塩基はスキーム1の反応においては消費されず、所望の環化のための触媒として作用するように見受けられる。塩基の不存在下では、ヒドロキシルアミンとエノンとの反応は式2の化合物以外の生成物をもたらす可能性があるために、式2のエノンとの接触の前のヒドロキシルアミンの塩基での脱プロトン化が良好な収率を達成するために必要である。従って、度々、ヒドロキシルアミンに対して(ヒドロキシルアミン鉱酸塩をヒドロキシルアミンに転化するために用いられるいずれかの塩基に追加して)約1モル当量の塩基が用いられるが、1未満のモル当量の塩基が優れた結果をもたらすことが可能である。ヒドロキシルアミンに対して1超のモル当量(例えば、約5以下モル当量)の塩基が用いられることが可能であるが、ただし、過剰量の塩基が式2のエノンまたは式1のイソオキサゾールと反応しない場合に限られる。
【0194】
式2のエノンに対して1〜3当量のモル過剰量のヒドロキシルアミンが用いられることが可能である。大規模生産のための好適な様式における、式2のエノンの式1のイソオキサゾールへの経済的で、完全で、かつ、迅速な転化を確保するために、式2のエノンに対して約1〜約2モル当量のヒドロキシルアミンが、典型的には、最も好適であるとして見出されている。
【0195】
好適な塩基としては、これらに限定されないが、ナトリウムメトキシドなどのアルカリ金属アルコキシド、炭酸ナトリウムまたは炭酸カリウムなどのアルカリ金属炭酸塩、水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウムなどのアルカリ金属水酸化物、および有機塩基を挙げることが可能である。好ましい有機塩基は、ピリジン、トリエチルアミンまたはN,N−ジイソプロピルエチルアミンなどのプロトン化のために利用可能である少なくとも一対の自由電子を有するアミン塩基である。ピリジンなどのより弱い塩基が用いられることが可能であるが、アルカリ金属アルコキシドまたはアルカリ金属水酸化物などのヒドロキシルアミンを効率的に脱プロトン化するより強い塩基が、典型的には、より良好な結果をもたらす。水は、ヒドロキシルアミンをその塩から形成するためのみならず、ヒドロキシルアミンの脱プロトン化ために特に有用な溶剤であるために、水に相溶性である塩基に特に注目すべきである。水に可溶性であると共に相溶性である強塩基の例は、アルカリ金属水酸化物である。安価であると共に、ヒドロキシルアミンを脱プロトン化し、これにより、水溶液中にヒドロキシルアミンのナトリウム塩を形成するために良好に作用するために、水酸化ナトリウムが好ましい。アルカリ金属アルコキシドが、低級アルカノール、度々、アルコキシドに対応するアルカノール中の溶液で頻繁に用いられる。
【0196】
スキーム1の方法は、好適な溶剤の存在下に実施される。最良の結果のために、溶剤は、塩基およびヒドロキシルアミンに対して不活性であるべきであると共に、式2のエノンを溶解することが可能であるべきである。好適な有機溶剤としては、アルコール、エーテル、ニトリルまたは芳香族炭化水素が挙げられる。アルコール(例えば、メタノール、イソプロパノール)、エーテル(例えば、テトラヒドロフラン)またはニトリル(例えば、アセトニトリル)などの水和性の溶剤が、アルカリ金属水酸化物塩基と良好に作用する。非求核性である溶剤(例えば、エーテルおよびニトリル)が、度々、最良の結果をもたらす。特に、単一の溶剤が用いられる場合、最も好ましい溶剤はテトラヒドロフランおよびアセトニトリルである。
【0197】
あるいは、テトラヒドロフランまたはアセトニトリルなどの溶剤中の式2のエノンの溶液を、溶媒混合物において共溶剤として作用する二次溶剤中のヒドロキシルアミンと水酸化ナトリウムなどの塩基との溶液と接触させることにより形成される2種の溶剤の混合物を用いて反応を実施することがより所望され得る。ヒドロキシルアミンの鉱酸塩および水酸化ナトリウムなどのアルカリ金属水酸化物塩基は特に水溶性であるために、水が共溶剤として特に有用である。その鉱酸塩からのヒドロキシルアミンの急速な生成と、水、ならびに、水中における脱プロトン化種の溶解度および安定性により促進されるその後のヒドロキシルアミンの脱プロトン化とが特に望ましい。大規模製造においては、処理設備における取り扱いおよび移送がより容易であるために、スラリーではなく溶液が好ましい。水が共溶剤である場合、他の溶剤は、典型的には、テトラヒドロフランまたはアセトニトリルなどの水和性の溶剤である。
【0198】
低級アルカノール(例えば、メタノール、エタノール)などの他の高度に極性のヒドロキシル溶剤もまた、これらは、水と同様に、ヒドロキシルアミンおよびアルカリ金属水酸化物の鉱酸塩を容易に溶解させるために、共溶剤として特に有用である。低級アルカノールは、他の溶剤が、例えば、t−ブチルメチルエーテルのように水和性でない場合に、共溶剤として水より良好な結果をもたらすことが可能である。低級アルカノールが共溶剤として用いられる場合であって、特に水和性ではない他の溶剤と用いられる場合、添加される塩基は、度々、アルカリ金属水酸化物の代わりにアルカリ金属アルコキシドである。
【0199】
ヒドロキシルアミンを脱プロトン化するために塩基が存在する限り、ヒドロキシルアミン、塩基および式2のエノンを、スキーム1の方法において多様な方法で接触させることが可能である。例えば、ヒドロキシルアミンおよび塩基から(典型的には、水などの溶剤中に)形成される混合物を、(典型的にはテトラヒドロフランまたはアセトニトリルなどの溶剤中の)式2のエノンに添加することが可能である。あるいは、ヒドロキシルアミンおよび塩基を、式2のエノンに同時に個別に添加することが可能である。他の実施形態においては、(典型的には、テトラヒドロフランまたはアセトニトリルなどの溶剤中の)式2のエノンを、(典型的には、水などの溶剤中に)ヒドロキシルアミンおよび塩基から形成された混合物に添加することが可能である。これらの実施形態例においては、例えば、水とテトラヒドロフランまたはアセトニトリルとの代わりに、メタノールとt−ブチルメチルエーテルといった溶剤の他の組み合わせを用いることが可能である。
【0200】
スキーム1の方法は、約0〜150℃、または最も簡便には、20〜40℃の反応温度で実施されることが可能である。式1の生成物は、抽出および結晶化を含む当業者に公知である通常の方法により単離される。
【化18】
【0201】
式2の化合物は、Sosnovskikhら、J.Org.Chem.USSR/(Eng.Trans.)、1992年、28、420頁の一般的な方法に基づくスキーム2に示されているとおり、式3の化合物の脱水により調製されることが可能である。
【0202】
この方法は、塩化チオニルなどの脱水剤を、トルエンなどの有機溶剤中の式3の化合物および塩基の混合物に少量ずつ添加して、式2の化合物をもたらすステップを含む。式3の化合物に対して約2モル当量の塩化チオニルが、式2の化合物への高レベルの転化のために典型的に必要とされる。
【0203】
スキーム2の方法において有用な塩基としては、ピリジンなどのアミン塩基が挙げられる。式3の化合物に対する約3モル当量のピリジンが、式3の化合物の式2の化合物への転化を達成するために典型的に必要とされる。
【0204】
スキーム2の方法は、一般に、約50〜約80℃の範囲、より一般的には約60〜約65℃の範囲内の反応温度を用いて実施される。反応混合物が水で処理されて塩が除去された後、生成物は、抽出および結晶化などの当業者に公知である通常の方法により単離されることが可能である。
【0205】
スキーム3に示されているとおり、式2の化合物はまた、式4のグリニャール試薬などの有機金属試薬と式5のβ−エナミンまたはβ−ハロエノンとの付加脱離反応から調製されることも可能である。
【化19】
【0206】
この反応は、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、ジオキサンまたは塩化メチレンを含む多様な溶剤中に、約−78℃〜溶剤の還流温度の至適温度範囲で行われることが可能である。グリニャール試薬をエナミンおよびハロエノンに添加するための基本手順は、化学文献に十分に記載されている;例えば、Jeongら、Journal of Fluorine Chemistry、2004年、125、1629〜1638頁、ならびに引用されている文献を参照のこと。このスキーム3の方法は、参照例1、ステップBに示されている。
【0207】
あるいは、スキーム4に示されているとおり、式2の化合物は、Wittig反応のWadsworth−Emmons変形に基づいた、式6のケトンと式7のホスホネート化合物との縮合により形成されることが可能である。
【化20】
【0208】
この方法においては、式7のホスホネート化合物が、ピリジン、トリエチルアミン、NaH、NaHCOまたはリチウムジイソプロピルアミド(LDA)などの塩基で、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、ジオキサンまたは塩化メチレンなどの溶剤中に脱プロトン化されてイリド中間体が形成されると共に、式6のケトンが添加されて式2の化合物がもたらされる。至適温度は、約0℃〜溶剤の還流温度の範囲である。Wittig反応の一般的な反応条件は、化学文献中に十分に記載されている。例えば、Dullら、J.Org.Chem.、1967年、32、1622〜1623頁を参照のこと。
【0209】
広く多様な方法が、式3のβ−ヒドロキシケトン化合物の調製のために存在する。例えば、ケトンを、酸性条件、または、より一般的には塩基性条件下に組み合わせて式3の化合物をもたらすことが可能である。アルドール縮合は広範に論評されてきており(例えば、Organic Reactions、1968年、16、1)、およびこの変換を達成するために広範囲の条件が用いられてきている。この反応はスキーム5に例示されている。
【化21】
【0210】
アルドール縮合において通常採用されるいくつかの条件は、求核試薬との、式6の化合物(例えば、式中、RがCFであるもの)および式3の化合物(例えば、式中、RがCFであるもの)の反応性により除外される場合がある。RがCFである式3の化合物は、水素化リチウムなどの非求核性塩基(Sosnovskikhら、J.Org.Chem.USSR(Eng.Trans.)、1992年、28、420)、または炭酸カリウムの、テトラヒドロフラン、ヘキサン、トルエン、またはアセトニトリルなどの好適な非求核性有機溶剤中における式6のケトンおよび式8のケトンの混合物への付加により調製されることが可能である。通常は、式8のケトンに対して1超のモル当量の塩基が用いられる。
【0211】
あるいは、式6の化合物および式8の化合物から直接的に式2の化合物を調製するために、反応条件における小変更を利用することが可能である。例えば、約82℃での炭酸カリウムおよびアセトニトリルを含む混合物との処理などの好適な条件を用いて式2の化合物を調製することが可能である。式2の化合物はまた、式6の化合物および式8の化合物から、N,N−ジメチルホルムアミドおよびt−ブチルメチルエーテル中の水酸化カルシウムでの処理、次いで、水の共沸除去を伴う還流での混合物の加熱により直接的に調製されることが可能である。これらの反応は、通常は、約25℃〜溶剤の沸点の範囲の温度で実施される。
【0212】
反応が、RがCFである式6の化合物と反応する可能性がある、リチウムジイソプロピルアミドまたはリチウムビス(トリメチルシリル)アミドなどの塩基を用いて実施される場合(Gosselinら、Organic Letters、2005年、7、355)、反応の構成成分を付加する順番が重要となる。最も好ましい付加の順番は、テトラヒドロフランなどの溶剤中における、約−78℃での、リチウムジイソプロピルアミドなどの塩基への式8のケトンの計量付加である。形成されたエノラートが、次いで、式6の化合物と約−78℃で接触されて所望の式3の化合物が得られる。生成物は、抽出、結晶化等などの当業者に周知の方法により単離されることが可能である。
【0213】
式6および式8のケトンは、一般的な文献において記載されている数多くの方法によって調製されることが可能である。
【0214】
本発明の他の態様においては、スキーム1の方法により調製された式1の一定の化合物(例えば、QがQであると共に、Qが、4位で−C(=O)ORで置換された1−ナフタレニルである式1の化合物)が、殺虫剤として特に有用である式1aの化合物を調製するために有用である。
【化22】
式中、R、RおよびRは「発明の概要」に定義されているとおりである。式1の化合物から式1aの化合物を調製するために、多様な経路が可能である。
【0215】
スキーム6に概要が記載されているとおり、1つのこのような方法は、R、RおよびRが「発明の概要」に定義されているとおりである適切に置換された式9のアミン化合物での式1bの化合物のアミノカルボニル化を含む。
【化23】
【0216】
この反応は、典型的には、CO雰囲気下で、パラジウム触媒の存在下に式1bの臭化アリールと共に実施される。本方法について用いられるパラジウム触媒は、典型的には、パラジウムを、0(すなわちPd(0))または2(すなわちPd(II))のいずれかの形式酸化状態で含む。広く多様なこのようなパラジウム含有化合物および錯体が、本方法のための触媒として有用である。スキーム6の方法における触媒として有用であるパラジウム含有化合物および錯体の例としては、PdCl(PPh(二塩化ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II))、Pd(PPh(テトラキス(トリフェニル−ホスフィン)−パラジウム(0))、Pd(C(パラジウム(II)アセチル−アセトネート)、Pd(dba)(トリス−(ジベンジリ−デン−アセトン)ジパラジウム(0))、および[1,1’−ビス(ジフェニル−ホスフィノ)−フェロセン]ジクロロパラジウム(II)が挙げられる。スキーム6の方法は、一般に液相中で実施され、従って、最も効果的であるために、パラジウム触媒は、液相中に良好な溶解度を有することが好ましい。有用な溶剤としては、例えば、1,2−ジメトキシエタンなどのエーテル、N,N−ジメチル−アセトアミドなどのアミド、およびトルエンなどの非ハロゲン化芳香族炭化水素が挙げられる。
【0217】
スキーム6の方法は、約25〜約150℃の範囲の広い範囲にわたる温度で実施されることが可能である。速い反応速度および高い生成物収率を典型的にもたらす約60〜約110℃の温度に注目すべきである。臭化アリールおよびアミンでのアミノカルボニル化のための一般的な方法および手法は文献において周知である;例えば、H.Horinoら、Synthesis、1989年、715;およびJ.J.Li、G.W.Gribble、編集、Palladium in Heterocyclic Chemistry:A Guide for the Synthetic Chemist、2000年を参照のこと。
【0218】
式1aの化合物を調製する他の方法がスキーム7に示されている。この方法においては、式1cのカルボン酸は、適切に置換された式9のアミン化合物でカップリングされる。
【化24】
【0219】
この反応は、一般に、ジシクロヘキシルカルボジイミド、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド、1−プロパン−ホスホン酸環状無水物またはカルボニルジイミダゾールなどの脱水カップリング剤の存在下に、トリエチルアミン、ピリジン、4−(ジメチルアミノ)ピリジンまたはN,N−ジイソプロピルエチルアミンなどの塩基の存在下に、ジクロロメタンまたはテトラヒドロフランなどの無水非プロトン性溶剤中で、典型的には25〜70℃の温度で実施される。
【0220】
式1cの化合物は、スキーム8に示されているとおり、Rがメチルまたはエチルである式1dのエステルの加水分解によって調製されることが可能である。
【化25】
【0221】
スキーム8の方法においては、式1dのエステルが、技術分野において周知である基本手順によって対応する式1cのカルボン酸に転化される。例えば、式1dのメチルエステルまたはエチルエステルが水性水酸化リチウムでテトラヒドロフラン中に処理され、続く酸性化によって対応する式1cのカルボン酸が得られる。
【0222】
式1の化合物を調製するための上記のいくつかの試薬および反応条件は、中間体に存在する特定の官能性に適合しないかもしれないことが認識される。これらの場合には、保護/脱保護シーケンスまたは官能基の相互転換を合成に取り込むことが、所望の生成物を得るのに役立つであろう。保護基の使用および選択は、化学合成の当業者には明らかであろう(例えばGreene,T.W.、Wuts,P.G.M.Protective Groups in Organic Synthesis、第2版、Wiley:ニューヨーク、1991年が参照される)。当業者は、いくつかの場合には、個々のスキームに示されるように所与の試薬を導入した後に、式1の化合物の合成を完了するために詳細に説明されていない追加の所定の合成ステップを実施する必要があるかもしれないことを認識するであろう。当業者は、式1の化合物を調製するために提供された特定のシーケンスにより暗示される以外の順序で上記スキームに示されるステップの組み合わせを実施する必要があるかもしれないことも認識するであろう。
【0223】
当業者は、式1の化合物および本明細書に記載される中間体は、置換基を付加するまたは現存する置換基を変更するための種々の求電子、求核、ラジカル、有機金属、酸化、および還元反応にさらされ得ることも認識するであろう。
【0224】
さらなる詳細がなくても、前述の説明を用いる当業者は本発明をその最大限まで利用できると確信される。従って、以下の合成実施例は単なる実例に過ぎず、何にせよ決して開示を限定しないと解釈されるべきである。以下の合成実施例におけるステップは、合成変換全体における各ステップのための手順を示し、各ステップのための出発材料は、必ずしも、その手順が他の実施例またはステップにおいて記載される特定の調製作業によって調製されていなくてもよい。クロマトグラフィ溶媒混合物を除いて、あるいは他で示されない限り百分率は重量による。クロマトグラフィ溶媒混合物についての割合および百分率は、他で記載されない限り体積による。H NMRスペクトルは、テトラメチルシランの下流にppmで報告されている;「s」は一重項を意味し、「d」は二重項を意味し、「t」は三重項を意味し、「q」は四重項を意味し、「ABq」はAB四重項を意味し、「m」は多重項を意味し、「dd」は二重項の二重項を意味し、「dt」は三重項の二重項を意味し、および「br」は広幅を意味する。符号「約(〜)」はおよそを意味する。LCMSは液体クロマトグラフィー−質量分光測定を指す。
【実施例】
【0225】
合成例1
1−(4−ブロモ−3−メチルフェニル)−3−(3,5−ジクロロフェニル)−4,4,4−トリフルオロ−2−ブテン−1−オンの調製
ステップA:4−ブロモ−N−メトキシ−N,3−ジメチルベンズアミドの調製
4−ブロモ−3−メチル安息香酸(15g、69.0mmol)の塩化チオニル(60mL)中の攪拌懸濁液を還流で2時間加熱し、次いで、減圧下で濃縮した。残存した塩化アシルをジクロロメタン(300mL)に溶解すると共に、N,O−ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩(7.2g、72.0mmol)およびピリジン(16.8mL、207.0mmol)のジクロロメタン(450mL)中の攪拌溶液に、−20℃で添加した。反応混合物を一晩室温に温め、次いで、1M炭酸カリウム水溶液で洗浄した。水溶液をジクロロメタンで抽出した。有機抽出物を減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲル上で、溶出液として50%酢酸エチル/ヘキサンを用いるクロマトグラフィにより精製して薄い黄色の油として表題の生成物を得た(17.81g、69.0mmol、100%収率)。
【0226】
H NMR(CDCl):7.55(m,2H)、7.37(m,1H)、3.54(s,3H)、3.34(s,3H)、2.42(s,3H)。
【0227】
ステップB:1−(4−ブロモ−3−メチルフェニル)−3−(3,5−ジクロロフェニル)−4,4,4−トリフルオロ−2−ブテン−1−オンの調製
ジイソプロピルアミン(11.1mL、83.3mmol)のテトラヒドロフラン(100mL)中の攪拌溶液に、−78℃で、ヘキサン中の2.5Mのn−BuLi(33.31mL、83.3mmol)を添加した。反応混合物を0℃に温め、20分間攪拌し、次いで、−78℃に冷却した。2−ブロモ−3,3,3−トリフルオロプロペン(6.78g、38.7mmol)を反応混合物に添加し、これを30分間攪拌した。次いで、4−ブロモ−N−メトキシ−N,3−ジメチルベンズアミド(すなわち、ステップAの表題の生成物)(5.0g、19.4mmol)のテトラヒドロフラン(20mL)中の溶液を反応混合物に−78℃で添加し、これを、次いで、0℃に温めた。水(25mL)を混合物に添加し、これを、次いで、1時間、0℃で攪拌した。反応混合物をエーテルで抽出すると共に減圧下で濃縮し、および、油状の残渣をシリカゲル上でのクロマトグラフィにより精製して、3−[ビス(1−メチルエチル)アミノ]−1−(4−ブロモ−3−メチルフェニル)−4,4,4−トリフルオロ−2−ブテン−1−オンおよび1−(4−ブロモ−3−メチルフェニル)−4,4,4−トリフルオロ−3−(メトキシ−メチル−アミノ)−2−ブテン−1−オンの混合物(LCMSで2.5:1比)を明るいオレンジ色の油として得た(6.55g、およそ92%収率)。
【0228】
この粗混合物(3g、およそ8.5mmol)をテトラヒドロフラン(40mL)で希釈すると共に−78℃に冷却し、および、3,5−ジクロロ臭化フェニルマグネシウム(0.5M、テトラヒドロフラン中)(51mL、25.5mmol)を添加した。反応混合物を室温に温めると共に2時間攪拌し、次いで、飽和塩化アンモニウムの水溶液で急冷し、および、ジエチルエーテルで抽出した。有機溶液を減圧下で濃縮すると共に、残存油を、シリカゲル上での、10%酢酸エチル/ヘキサンを溶出液として用いるクロマトグラフィにより精製して、黄色の油として表題の生成物を得た(3.24g、87%収率)。
【0229】
合成例2
1−(4−ブロモ−1−ナフタレニル)−3−(3,5−ジクロロフェニル)−4,4,4−トリフルオロ−2−ブテン−1−オンの調製
ステップA:1−(4−ブロモ−1−ナフタレニル)−3−(3,5−ジクロロフェニル)−4,4,4−トリフルオロ−3−ヒドロキシ−1−ブタノンの調製
リチウムジイソプロピルアミド(Aldrich Chemical Company、テトラヒドロフラン/エチルベンゼン中に2M、4mL、7.94mmol)をテトラヒドロフラン(4mL)に−78℃で添加した。1−(4−ブロモ−1−ナフタレニル)エタノン(1.8g、7.22mmol)のテトラヒドロフラン(4mL)中の溶液をこの混合物に滴下した。添加が完了したら、混合物を−78℃で30分攪拌した。次いで、1−(3,5−ジクロロフェニル)−2,2,2−トリフルオロエタノン(1.75g、7.20mmol)のテトラヒドロフラン(4mL)中の溶液を、反応混合物の温度が−55℃を超えることがないような速度で混合物に滴下した。混合物を、120分かけて周囲温度に温めた。次いで、この混合物を1N塩酸(100mL)に注ぎいれると共に、酢酸エチル(2×100mL)で抽出した。組み合わせた抽出物を乾燥させると共に蒸発させた。シリカゲル上でのクロマトグラフィ(1:9酢酸エチル/ヘキサンで溶出した)およびヘキサンからの結晶化は、74.5〜75℃で溶融する(ヘキサンからの再結晶後)白色の固体として表題の生成物をもたらした(1.1g、40%収率)。
【0230】
IR(ヌジョール)3409、1684、1569、1505、1407、1343、1232、1170、1141、1121cm−1
【0231】
H NMR(CDCl)δ8.38〜8.30(m,2H)、7.90(d,J=7.7Hz,1H)、7.73〜7.61(m,3H)、7.52(s,2H)、7.36(t,J=1.8Hz,1H)、5.86(s,1H)、3.87(1/2ABq,J=17.1Hz,1H)、3.80(1/2ABq,J=17.1Hz,1H)。
【0232】
ステップB:1−(4−ブロモ−1−ナフタレニル)−3−(3,5−ジクロロフェニル)−4,4,4−トリフルオロ−2−ブテン−1−オンの調製
塩化チオニル(0.5g、4.46mmol)のトルエン(2mL)中の溶液を、トルエン(10mL)中のステップAの生成物(1.1g、2.23mmol)に65℃で滴下した。混合物を周囲温度に冷却し、次いで、1N塩酸(50mL)に注ぎいれた。得られた混合物を酢酸エチル(2×25mL)で抽出した。組み合わせた抽出物を乾燥させると共に蒸発させて、油として表題の生成物を得た(1.0g、95%収率)。
【0233】
H NMR(CDCl)δ9.16〜9.13(m,約0.23H)、8.51〜8.45(m,約0.77H)、8.40〜8.39(d,約0.23H)、8.30〜8.26(m,0.77H)、7.91〜6.99(m,8H)。
【0234】
合成例3
1−(3−ブロモ−4−フルオロフェニル)−3−(3,5−ジクロロフェニル)−4,4,4−トリフルオロ−2−ブテン−1−オンの調製
ステップA:1−(3−ブロモ−4−フルオロフェニル)−3−(3,5−ジクロロフェニル)−4,4,4−トリフルオロ−3−ヒドロキシ−1−ブタノンの調製
テトラヒドロフラン/エチルベンゼン10.18mL、20.36mmol)中のリチウムジイソプロピルアミド(Aldrich Chemical Company、2Mを、テトラヒドロフラン(8mL)に−78℃で添加した。1−(3−ブロモ−4−フルオロフェニル)エタノン(4.01g、18.47mmol)のテトラヒドロフラン(8mL)中の溶液をこの混合物に滴下した。添加が完了したら、混合物を−78℃で30分攪拌した。次いで、1−(3,5−ジクロロフェニル)−2,2,2−トリフルオロエタノン(4.50g、18.52mmol)のテトラヒドロフラン(8mL)中の溶液を混合物に、反応混合物の温度が−60℃を超えることがないよう滴下した。添加が完了した後、混合物を−78℃で60分攪拌した。混合物を0℃に温め、次いで、1N塩酸(100mL)中に注ぎいれた。混合物を酢酸エチル(2×100mL)で抽出し、および組み合わせた抽出物を乾燥させると共に蒸発させた。シリカゲル上での残渣のクロマトグラフィ(1:4酢酸エチル/ヘキサンで溶出した)は、134〜135℃で溶融する(酢酸エチル/ヘキサンからの結晶化後)白色の固体として表題の生成物をもたらした(3.32
g、39%収率)。
【0235】
IR(ヌジョール)3466、1679、1591、1571、1346、1252、1236、1213、1185、1159、1142、1054、825、803cm−1
【0236】
H NMR(CDCl)、δ8.16(dd,J=6.5,2.2Hz、1H)、7.94〜7.89(m,1H)、7.48(s,2H)、7.36(s,1H)、7.26(t,J=8.2Hz,1H)、5.55(s,1H)、3.80(1/2ABq,J=17.5Hz,1H)、3.65(1/2ABq,J=17.5Hz,1H)。
【0237】
ステップB:1−(3−ブロモ−4−フルオロフェニル)−3−(3,5−ジクロロフェニル)−4,4,4−トリフルオロ−2−ブテン−1−オンの調製
塩化チオニル(0.618g、5.52mmol)のトルエン(1mL)中の溶液に、ステップAからの生成物(1.2g、2.60mmol)およびピリジン(0.41g、5.18mmol)のトルエン(15mL)中の混合物を、60〜65℃で添加した。添加が完了したら、ピリジン(0.2g、2.53mmol)を反応混合物に段階的に添加した。添加が完了したら、混合物を周囲温度に冷却し、次いで、1N塩酸(100mL)に注ぎいれた。得られた混合物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出し、および、組み合わせた抽出物を乾燥させると共に蒸発させて、油として表題の生成物を得た(1.12g、97%収率)。
【0238】
IR(ニート)1681、1588、1561、1492、1399、1282、1211、1185、1139、1048、866、822、806、709cm−1
【0239】
H NMR(CDCl)、δ8.21〜8.18(m,約0.18H)、8.06〜8.03(m,約0.82H)、7.92〜7.88(m,約0.18H)、7.80〜7.76(m,約0.82H)、7.49〜6.81(m,5H)。
【0240】
合成例4
3−(4−ブロモ−1−ナフタレニル)−5−(3,5−ジクロロフェニル)−4,5−ジヒドロ−5−(トリフルオロメチル)イソオキサゾールの調製
硫酸ヒドロキシルアミン(0.18g、1.10mmol)の水(1mL)中の溶液に、炭酸ナトリウム(0.7g、6.6mmol)の水(2mL)中の溶液を添加した。得られた混合物を、合成例2、ステップBの生成物(0.7g、1.48mmol)のイソプロパノール(11mL)中の溶液に添加した。混合物を周囲温度で一晩攪拌した。さらなる分量の硫酸ヒドロキシルアミン(0.18g、1.09mmol)、炭酸ナトリウム(0.7g、6.6mmol)、および水(3mL)混合物を前述のとおり調製し、次いで、反応混合物に添加した。さらに24時間攪拌した後、混合物を水(25mL)に注ぎいれ、および、混合物を酢酸エチル(2×25mL)で抽出した。組み合わせた抽出物を乾燥させると共に減圧下で蒸発させた。シリカゲル上での残渣のクロマトグラフィ(ヘキサン/エーテル、9:1で溶出した)は、131〜132℃で溶融する(ヘキサンからの再結晶後)白色の固体(0.35g、48%)として表題の生成物をもたらした。
【0241】
IR(ヌジョール)1591、1569、1508、1426、1329、1303、1280、1261、1191、1170、1127、1011、898、821、801cm−1
【0242】
H NMR(CDCl)δ8.92〜8.88(m,1H)、8.38〜8.34(m,1H)、7.82(d,J=7.7Hz,1H)、7.71〜7.68(m,2H)、7.57(d,J=1.3Hz,2H)、7.46(d,J=2Hz,1H)、7.37(d,J=7.7Hz,1H)、4.27(1/2ABq,J=17.1Hz,1H)、3.90(1/2ABq,J=18.1Hz,1H)。
【0243】
合成例5
3−(3−ブロモ−4−フルオロフェニル)−5−(3,5−ジクロロフェニル)−4,5−ジヒドロ−5−(トリフルオロメチル)イソオキサゾールの調製
水酸化ナトリウム水溶液(50%、1.36g、17.0mmol)を、硫酸ヒドロキシルアミン(0.70g、4.26mmol)の水(8mL)中の溶液に添加した。混合物が周囲温度に冷却したら、これを、合成例3、ステップBの生成物(1.8g、4.07mmol)のテトラヒドロフラン(20mL)中の溶液に添加した。添加が完了した後、混合物を20分攪拌した。混合物を水(150mL)に注ぎいれ、および、得られた混合物を酢酸エチル(2×100mL)で抽出した。組み合わせた抽出物を乾燥させると共に蒸発させた。ヘキサンからの結晶化は、132〜132.5℃で溶融する(ヘキサンからの再結晶後)オフホワイトの固体(1.44g、77%)として表題の生成物をもたらした。
【0244】
IR(ヌジョール)1570、1500、1422、1407、1341、1302、1274、1179、1166、1118、1012、913、862、822、801cm−1
【0245】
H NMR(CDCl)δ7.86(dd,J=6.3,2.4Hz,1H)、7.66〜7.61(m,1H)、7.50(d,J=1.3Hz,1H)、7.44〜7.43(m,1H)、7.19(t,J=8.4Hz,1H)、4.05(1/2ABq,J=17.4Hz,1H)、3.67(1/2ABq,J=17.1Hz,1H)。
【0246】
合成例6
3−(4−ブロモ−2−メチルフェニル)−5−(3,5−ジクロロフェニル)−4,5−ジヒドロ−5−(トリフルオロメチル)イソオキサゾールの調製
1−(4−ブロモ−2−メチルフェニル)−3−(3,5−ジクロロフェニル)−4,4,4−トリフルオロ−2−ブテン−1−オン(200mg、0.45mmol)のピリジン(3mL)中の攪拌溶液に、塩酸ヒドロキシルアミン(47mg、0.68mmol)を室温で添加した。反応混合物を、4時間、還流で加熱した。得られた混合物を室温に冷却し、次いで、濃縮し、および、残存油をシリカゲル上での、20:80酢酸エチル/ヘキサンを溶出液として用いるクロマトグラフィにより精製して、薄い黄色の油として表題の生成物を得た(50mg、24%収率)。
【0247】
H NMR(CDCl):7.17〜7.50(m,6H)、4.11(d,1H)、3.74(d,1H)、2.54(s,3H)。
【0248】
合成例7
4−[5−[3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−4,5−ジヒドロ−5−(トリフルオロメチル)−3−イソオキサゾリル]−N−[2−オキソ−2−[(2,2,2−トリフルオロエチル)アミノ]エチル]−1−ナフタレンカルボキサミドの調製
ステップA:塩化4−アセチル−1−ナフタレンカルボニルの調製
塩化チオニル(35.00g、0.29mol)を、トルエン(350mL)中の4−アセチル−1−ナフタレンカルボン酸(51.70g、0.24mol)に添加した。混合物を8.5時間、90℃に温めた。25℃に冷却した後、溶剤を減圧下に除去して、オフホワイトの固体として表題の生成物を得た(55.1g、98.7%収率)。
【0249】
IR(ヌジョール)1758、1681、1515、1352、1282、1245、1218、1190、1117、1053、923、762cm−1
【0250】
H NMR(CDCl):8.72〜8.69(m,1H)、8.50(d,J=7.6Hz,1H)、8.44〜8.41(m,1H)、7.82(d,J=7.9Hz,1H)、7.76〜7.65(m,2H)、2.77(s,3H)。
【0251】
ステップB:4−アセチル−N−[2−オキソ−2−[(2,2,2−トリフルオロエチル)アミノ]エチル]−1−ナフタレンカルボキサミドの調製
2−アミノ−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)アセトアミド(21.90g、0.14mol)の1,2−ジクロロエタン(80mL)中の溶液を、15分かけて、1,2−ジクロロエタン(160mL)中の合成例7、ステップAの生成物(32.50g、0.14mol)に、25〜30℃の温度で滴下した。得られた混合物を25℃でさらに10分攪拌した。1,2−ジクロロエタン(80mL)中のトリエチルアミン(14.20g、0.14mol)を、次いで、44分かけて25℃で滴下し、および、混合物をさらに20分かけて25℃で攪拌した。溶剤を減圧下に除去し、および残渣を熱いアセトニトリル(50mL)中に溶解させた。次いで、混合物を25℃に冷却し、および水(40mL)を滴下した。混合物を0℃にさらに冷却し、およびろ過した。単離した固体を水(100mL)で洗浄し、および、真空オーブン(50℃で、およそ16〜33kPa)中で一晩乾燥させて、169〜169℃で溶融するオフホワイトの固体として表題の生成物を得た(37g、75%収率)。
【0252】
IR(ヌジョール)3303、3233、3072、1698、1683、1636、1572、1548、1447、1279、1241、1186、1159cm−1
【0253】
H NMR(CDS(=O)CD):8.95(t,J=5.8Hz,1H)、8.72(t,J=6.5Hz,1H)、8.55(dd,J=6.5、2Hz,1H)、8.37〜8.33(m,1H)、8.13(d,J=7.3Hz,1H)、7.70〜7.60(m,3H)、4.07〜3.95(m,4H)、2.75(s,3H)。
【0254】
ステップC:4−[3−[3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−4,4,4−トリフルオロ−1−オキソ−2−ブテン−1−イル]−N−[2−オキソ−2−[(2,2,2−トリフルオロエチル)アミノ]エチル]−1−ナフタレンカルボキサミドの調製
合成例7、ステップBの生成物(10.00g、28.38mmol)、1−[3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−2,2,2−トリフルオロエタノン(9.00g、32.5mmol)、水酸化カルシウム(1.05g、14.2mmol)、N,N−ジメチルホルムアミド(20mL)およびt−ブチルメチルエーテル(32mL)の混合物を、温度計を備えた反応容器中に入れた。この反応容器を10枚のプレートのOldershawカラムに接続し、その排出物を凝縮させると共に、初めにt−ブチルメチルエーテルを充填させたデカンタに供給した。窒素雰囲気を装置中に保持した。デカンタの上部を、凝縮物がOldershawカラムの5番目のプレートに戻るよう接続した。この構成は、湿潤状態の(溶解した水を含有する)t−ブチルメチルエーテルが確実にデカンタから反応容器に戻らないようにする。デカンタの底のドレインバルブが、デカンタからの水に追加してt−ブチルメチルエーテルの除去を可能とする。反応混合物を加熱して、t−ブチルメチルエーテル/水共沸物を蒸留した。デカンタトラップが、この反応によって形成された水のすべてを溶解するために十分な量のt−ブチルメチルエーテルを含有していたため、トラップ中の凝縮物は、主に水を含有する層および主にt−ブチルメチルエーテルを含有する層に分離しなかった。反応混合物は初期においては主としてt−ブチルメチルエーテルを含有していたため、混合物は、t−ブチルメチルエーテルの標準沸点(例えば、約65〜70℃)をほとんど超えない温度で沸騰した。この反応は、この温度では比較的ゆっくり進行し、従って、凝縮物は、デカンタトラップから徐々に排出されてt−ブチルメチルエーテルを除去した。反応混合物においてt−ブチルメチルエーテルの濃度が低下するに伴って、混合物の沸点が上昇した。t−ブチルメチルエーテルを、反応混合物の沸点が約85℃に達するまでデカンタを排出することにより除去した。この温度を維持するために、t−ブチルメチルエーテルを、装置からの溶剤の損失を補うために必要なだけ添加した。一晩の停止時間を除く、反応混合物の加熱開始から蒸留を停止するまでの合計時間は約6時間であった。
【0255】
生成物を単離するために、混合物を室温に冷却すると共に、t−ブチルメチルエーテル(50mL)および1N塩酸(100mL)の混合物に添加した。有機相を分離し、およびヘプタン(60mL)を滴下した。この混合物をろ過して、174.5〜177℃で溶融するオフホワイトの異性体の固体混合物として表題の生成物を得た(14g、81%収率)。
【0256】
IR(ヌジョール)3294、1697、1674、1641、1541、1441、1364、1313、1275、1246、1163、1104cm−1
【0257】
H NMR(CDS(=O)CD):(主異性体)8.91(t,J=6.2Hz,1H)、8.73(t,J=6.4Hz,1H)、8.44〜8.30(m,2H)、8.18(d,J=7.7Hz,1H)、7.97〜7.61(m,7H)、4.06〜3.95(m,4H)。
【0258】
ステップD:4−[5−[3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−4,5−ジヒドロ−5−(トリフルオロメチル)−3−イソオキサゾリル]−N−[2−オキソ−2−[(2,2,2−トリフルオロエチル)アミノ]エチル]−1−ナフタレンカルボキサミドの調製
水酸化ナトリウム水溶液(50%、3.04g、38.0mmol)を、硫酸ヒドロキシルアミン(1.48g、9.02mmol)の水(28mL)中の攪拌溶液に、25℃で滴下した。この添加が完了した後、テトラヒドロフラン(60mL)中の合成例7、ステップCの生成物(10.00g、16.33mmol)を40分かけて滴下した。添加が完了した後、混合物をさらに30分攪拌した。溶剤を減圧下に除去すると共に、1N塩酸(100mL)を添加した。混合物をエーテル(2×100mL)で抽出すると共に組み合わせた抽出物を乾燥させると共に蒸発させた。残渣をアセトニトリル(30mL)中に溶解させ、0℃に冷却し、およびろ過して、107〜108.5℃で溶融する(アセトニトリルからの再結晶化の後)白色の固体として表題の生成物を得た(7.84g、77%収率)。
【0259】
IR(ヌジョール)3312、1681、1642、1536、1328、1304、1271、1237、1173、1116cm−1
【0260】
H NMR(CDS(=O)CD):8.98(t,J=5.8Hz,1H)、8.82(d,J=7.4Hz,1H)、8.74(t,J=6.5Hz,1H)、8.40(d,J=9.7Hz,1H)、8.09(d,J=15.3Hz,2H)、7.93(d,J=7.6Hz,2H)、7.75〜7.04(m,3H)、4.63(s,2H)、4.07〜3.96(4H,m)。
【0261】
合成例8
メチル4−[5−[3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−4,5−ジヒドロ−5−(トリフルオロメチル)−3−イソオキサゾリル]−1−ナフタレンカルボキシレートの調製
ステップA:メチル4−[3−[3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−4,4,4−トリフルオロ−1−オキソ−2−ブテン−1−イル]−1−ナフタレンカルボキシレートの調製
メチル4−アセチル−1−ナフタレンカルボキシレート(7.83g、34.3mmol)、1−[3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−2,2,2−トリフルオロエタノン(10.43g、37.71mmol)、水酸化カルシウム(1.25g、16.9mmol)、N,N−ジメチルホルムアミド(27mL)およびt−ブチルメチルエーテル(44mL)の混合物を加熱して還流した。t−ブチルメチルエーテル/水共沸物を、合成例7、ステップCに記載のとおり除去した。デカンタトラップが、この反応によって形成された水のすべてを溶解するために十分な量のt−ブチルメチルエーテルを含有していたため、トラップ中の凝縮物は、主に水を含有する層および主にt−ブチルメチルエーテルを含有する層に分離しなかった。t−ブチルメチルエーテルを、反応温度が85℃になるまでデカンタトラップをゆっくりと排出することにより除去した。この温度を維持するために、t−ブチルメチルエーテルを、装置からの溶剤の損失を補うために必要なだけ添加した。反応混合物の加熱開始から蒸留を停止するまでの合計時間は約4.5時間であった。
【0262】
混合物を25℃に冷却すると共に、0.5N塩酸(100mL)およびt−ブチルメチルエーテル(50mL)の混合物に注ぎいれた。この混合物を濃塩酸で酸性化すると共に、蒸発させると共に、残渣をヘキサン(40mL)から結晶化させて、90〜90.5℃で溶融する(ヘキサンからの再結晶後)黄色の固体として表題の生成物を得た(13.24g、79%収率)。
【0263】
IR(ヌジョール)3071、1721、1710、1671、1516、1439、1316、1280、1252、1178、1129、1103、1026、888、861cm−1
【0264】
H NMR(CDCl):8.77〜8.73(m,1H)、8.28〜8.25(m,1H)、8.0(d,J=7.6Hz,1H)、7.67〜7.60(m,3H)、7.40(d,J=1.4Hz,1H)、7.32(s,1H)、7.23(s,1H)、7.20(s,1H)、4.02(s,3H)。
【0265】
ステップB:メチル4−[5−[3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−4,5−ジヒドロ−5−(トリフルオロメチル)−3−イソオキサゾリル]−1−ナフタレンカルボキシレートの調製
水酸化ナトリウム水溶液(50%、2.08g、25.5mmol)を、硫酸ヒドロキシルアミン(1.07g、6.52mmol)の水(20mL)中の攪拌溶液に、25℃で滴下した。この添加が完了した後、テトラヒドロフラン(20mL)中の合成例8、ステップAの生成物(5g、10.27mmol)を40分かけて滴下した。添加が完了した後、混合物をさらに30分攪拌した。有機相を分離すると共に、塩酸(100mL)に添加した。混合物を酢酸エチル(2×20mL)で抽出した。有機溶剤を減圧下で蒸発させた。残渣を酢酸(16mL)中に再度溶解させ、次いで、100℃に温めた。水(2mL)を滴下すると共に、混合物を50℃に冷却した。混合物に、少量の既に調製したメチル4−[5−[3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−4,5−ジヒドロ−5−(トリフルオロメチル)−3−イソオキサゾリル]−1−ナフタレンカルボキシレートの種結晶を入れ、次いで、25℃に冷却した。水(2mL)を添加すると共に混合物を0℃に冷却した。混合物をろ過すると共に、固体を酢酸:水(8mL:2mL)で洗浄した。固体を真空オーブン中に乾燥させて、111.5〜112℃(アセトニトリルからの再結晶化の後)で溶融する白色の固体として表題の生成物を得た(3.91g、76%収率)。
【0266】
IR(ヌジョール)1716、1328、1306、1287、1253、1242、1197、1173、1137、1114、1028、771cm−1
【0267】
H NMR(CDCl):8.90〜8.87(m,1H)、8.82〜8.79(m,1H)、8.10(d,J=7.7Hz)、7.87(s,1H)、7.81(s,1H)、7.72〜7.67(m,3H)7.55(d,J=7.6Hz,1H)、4.34(1/2ABq,J=17.3Hz,1H)、4.03(s,3H)、3.93(1/2ABq,J=17.3Hz,1H)。
【0268】
表1〜14に定義されている以下の式2の化合物は、本明細書に記載の手法によるスキーム2において、技術分野において公知である方法と共に示されているとおり、式3の対応するヒドロキシケトン化合物から調製される。表1〜14に列挙されている化合物は、塩基の存在下にヒドロキシルアミンと接触したこれらの特定的に識別された化合物の各々が、この方法に基づいて、特定的に対応する式1の4,5−ジヒドロイソキサゾール化合物に転化されるために、スキーム1の方法をさらに例示する。表1〜14において:Etはエチルを意味し、Meはメチルを意味し、CNはシアノを意味し、Phはフェニルを意味し、Pyはピリジニルを意味し、c−Prはシクロプロピルを意味し、i−Prはイソプロピルを意味し、t−Buは第3級ブチルを意味し、SMeはメチルチオを意味し、SOはスルホニルを意味し、およびThzはチアゾールを意味する。基の結合が同様に略されている;例えば、「SOMe」はメチルスルホニルを意味する。
【0269】
【表1】
【0270】
【表2】
【0271】
【表3】
【0272】
【表4】
【0273】
【表5】
【0274】
【表6】
【0275】
【表7】
【0276】
【表8】
【0277】
【表9】
【0278】
【表10】
【0279】
【表11】
【0280】
【表12】
【0281】
【表13】
【0282】
【表14】
【0283】
【表15】
【0284】
【表16】
【0285】
【表17】
【0286】
【表18】
【0287】
【表19】
【0288】
【表20】
【0289】
【表21】
【0290】
【表22】
【0291】
【表23】
【0292】
【表24】
【0293】
【表25】
【0294】
【表26】
【0295】
【表27】
【0296】
【表28】
【0297】
【表29】
【0298】
【表30】
【0299】
【表31】
【0300】
【表32】
【0301】
【表33】
【0302】
【表34】
【0303】
【表35】
【0304】
【表36】
【0305】
【表37】
【0306】
【表38】
【0307】
【表39】
【0308】
【表40】
【0309】
【表41】
【0310】
【表42】
【0311】
【表43】
【0312】
【表44】
【0313】
【表45】
【0314】
【表46】
【0315】
【表47】
【0316】
【表48】
【0317】
【表49】
【0318】
【表50】
【0319】
【表51】
【0320】
【表52】
【0321】
【表53】
【0322】
【表54】
【表55】
【0323】
以上、本発明を要約すると下記のとおりである。
1.式1
【化26】
[式中
はCHX、CX、CXCHXまたはCXCXであり;
各Xは独立してClまたはFであり;
Zは場合により置換されたフェニルであり;
QはQまたはQであり;
は、1つのQで置換され、かつ、Rから独立して選択される1〜4個の置換基で場合により置換されたフェニルであり;
は、フェニル環または5員もしくは6員の飽和複素環もしくは不飽和複素環であって、各環は、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cハロシクロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cハロアルキルチオ、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cハロアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、
〜Cハロアルキルスルホニル、−CN、−NO、−N(R)R、−C(=W)N(R)R、−C(=O)ORおよびRから独立して選択される1個またはそれ以上の置換基で場合により置換されており;
は、場合により置換された1−ナフタレニルであり;
各Rは、独立して、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cハロアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cハロアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cハロシクロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルカルボニル、C〜Cハロアルキルカルボニル、C〜Cハロアルキルチオ、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cハロアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、C〜Cハロアルキルスルホニル、−N(R)R、−C(=W)N(R)R、−C(=W)OR、−CN、−OR11あるいは−NOであるか;またはフェニル環または5員もしくは6員の飽和複素環もしくは不飽和複素環であって、各環は、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cハロシクロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cハロアルキルチオ、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cハロアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、C〜Cハロアルキルスルホニル、−CN、−NO、−N(R)R、−C(=W)N(R)R、−C(=O)ORおよびRから独立して選択される1個またはそれ以上の置換基で場合により置換されており;
各Rは、独立して、H、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cアルキルシクロアルキル、C〜Cシクロアルキルアルキル、C〜CアルキルカルボニルまたはC〜Cアルコキシカルボニルであり;
各Rは、独立して、Hであるか;またはC〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜CアルキルシクロアルキルもしくはC〜Cシクロアルキルアルキルであって、各々は、Rから独立して選択される1個またはそれ以上の置換基で場合により置換されており;
各Rは、独立して、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、C〜Cアルキルアミノ、C〜Cジアルキルアミノ、C〜Cシクロアルキルアミノ、C〜Cアルキルカルボニル、C〜Cアルコキシカルボニル、C〜Cアルキルアミノカルボニル、C〜Cジアルキルアミノカルボニル、C〜Cハロアルキルカルボニル、C〜Cハロアルコキシカルボニル、C〜Cハロアルキルアミノカルボニル、C〜Cハロジアルキルアミノカルボニル、−OH、−NH、−CNもしくは−NOであるか;またはQであり;
各Rは、独立して、フェニル環またはピリジニル環であって、各環は、Rから独立して選択される1個またはそれ以上の置換基で場合により置換されており;
各Rは、独立して、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cハロアルキルチオ、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cハロアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、C〜Cハロアルキルスルホニル、C〜Cアルキルアミノ、C〜Cジアルキルアミノ、C〜Cアルキルカルボニル、C〜Cアルコキシカルボニル、C〜Cアルキルアミノカルボニル、C〜Cジアルキルアミノカルボニル、−OH、−NH、−C(=O)OH、−CNまたは−NOであり;
各Qは、独立して、フェニル環または5員もしくは6員の飽和複素環もしくは不飽和複素環であって、各環は、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cハロシクロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cハロアルキルチオ、C
アルキルスルフィニル、C〜Cハロアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、C〜Cハロアルキルスルホニル、C〜Cアルキルアミノ、C〜Cジアルキルアミノ、−CN、−NO、−C(=W)N(R)R10および−C(=O)OR10から独立して選択される1個またはそれ以上の置換基で場合により置換されており;
各Rは、独立して、H、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cアルキルシクロアルキル、C〜Cシクロアルキルアルキル、C〜CアルキルカルボニルまたはC〜Cアルコキシカルボニルであり;
各R10は、独立してHであるか;またはC〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜CアルキルシクロアルキルもしくはC〜Cシクロアルキルアルキルであり;
各R11は、独立してHであるか;またはC〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cアルキルシクロアルキル、C〜Cシクロアルキルアルキル、C〜Cアルキルカルボニル、C〜Cアルコキシカルボニル、C〜CアルキルスルホニルもしくはC〜Cハロアルキルスルホニルであり;そして
各Wは、独立してOまたはSである]
の化合物を製造する方法であって;
式2
【化27】
(式中、R、QおよびZは式1に既に定義されているとおりである)
の化合物を、塩基の存在下にヒドロキシルアミンと接触させるステップを含む、方法。
2.Zが、Rから独立して選択される1〜5個の置換基で場合により置換されたフェニルであり;そして
各Rが、独立して、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cハロアルキルチオ、C〜Cアルキルアミノ、C〜Cジアルキルアミノ、−CNまたは−NOである、上記1に記載の方法。
3.RがCFであり;
Zが、Rから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されたフェニルであって、該置換基は、フェニル環の3位、4位または5位に結合しており;そして
各Rが、独立して、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cハロアルコキシまたは−CNである、上記2に記載の方法。
4.QがQである、上記3に記載の方法。
5.Qが、フェニル環の4位に結合している1つのQで置換されたフェニルであって、該フェニル環は、さらに、Rから独立して選択される1個または2個の置換基で場合により置換されており;
が、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cハロシクロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、−CN、−C(=W)N(R)Rおよび−C(=O)ORから独立して選択される1個または2個の置換基で場合により置換された5員の芳香族複素環であり;
各Rが、独立して、ハロゲン、C〜Cアルキルまたは−CNである、上記4に記載の方法。
6.Qが、ハロゲン、−CNおよび−C(=W)N(R)Rから独立して選択される1個または2個の置換基で場合により置換されたピラゾールまたはトリアゾール環であり;
1個のRが、Cl、CHまたは−CNであり、かつ、Qに隣接するフェニル環の3位に結合しており;
がHであり;そして
がHであるか;またはC〜Cアルキル、シクロプロピルもしくはシクロプロピルメチルであって、各々は、ハロゲンで場合により置換されており、かつ、さらに、1個または2個のCHで場合により置換されている、上記5に記載の方法。
7.QがQである、上記3に記載の方法。
8.Qが、Rから独立して選択される1個または2個の置換基で置換された1−ナフタレニルである、上記7に記載の方法。
9.1個のRが、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルコキシ、−N(R)R、−C(=W)N(R)R、−C(=W)OR、−CN、−OR11または−NOであって、かつ、該Rは、ナフタレン環の4位に結合しており;
各Rが、独立して、H、C〜Cアルキル、C〜CアルキルカルボニルまたはC〜Cアルコキシカルボニルであり;
が、ヒドロキシ、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、C〜Cアルキルアミノカルボニル、C〜Cジアルキルアミノカルボニル、C〜Cハロアルキルアミノカルボニル、C〜CハロジアルキルアミノカルボニルおよびQから選択される1個の置換基で置換されたC〜Cアルキルであり;
が、1〜4個のハロゲンで場合により置換されたピリジニル環であり;そして
11が、H、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cアルキルカルボニル、C〜Cアルコキシカルボニル、C〜CアルキルスルホニルまたはC〜Cハロアルキルスルホニルである、上記8に記載の方法。
10.Qが、ナフタレン環の4位に結合している1個のRで置換された1−ナフタレニルであり;
が−C(=O)N(R)Rであり;
がHであり;そして
が、C〜Cハロアルキルアミノカルボニルで置換されたC〜Cアルキルである、上記9に記載の方法。
11.ヒドロキシルアミンがヒドロキシルアミン塩から誘導される、上記1に記載の方法。
12.ヒドロキシルアミン塩が、塩酸、硫酸、リン酸のヒドロキシルアミン塩、またはこれらの混合物である、上記11に記載の方法。
13.塩基が、アミン塩基、アルカリ金属水酸化物塩基、アルカリ金属アルコキシド塩基およびアルカリ金属炭酸塩塩基から選択される1個またはそれ以上の化合物を含む、上記1に記載の方法。
14.塩基が、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムまたはこれらの混合物を含む、上記13に記載の方法。
15.塩基が、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムまたはこれらの混合物を含む、上記13に記載の方法。
16.式2
【化28】
[式中
はCHX、CX、CXCHXまたはCXCXであり;
各Xは独立してClまたはFであり;
Zは場合により置換されたフェニルであり;
QはQまたはQであり;
は、1つのQで置換され、かつ、Rから独立して選択される1〜4個の置換基で場合により置換されたフェニルであり;
は、フェニル環または5員もしくは6員の飽和複素環もしくは不飽和複素環であって、各環は、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cハロシクロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cハロアルキルチオ、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cハロアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、C〜Cハロアルキルスルホニル、−CN、−NO、−N(R)R、−C(=W)N(R)R、−C(=O)ORおよびRから独立して選択される1個またはそれ以上の置換基で場合により置換されており;
は、場合により置換された1−ナフタレニルであり;
各Rは、独立して、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cハロアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cハロアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cハロシクロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルカルボニル、C〜Cハロアルキルカルボニル、C〜Cハロアルキルチオ、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cハロアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、C〜Cハロアルキルスルホニル、−N(R)R、−C(=W)N(R)R、−C(=W)OR、−CN、−OR11もしくは−NOであるか;またはフェニル環または5員もしくは6員の飽和複素環もしくは不飽和複素環であって、各環は、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cハロシクロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cハロアルキルチオ、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cハロアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、C〜Cハロアルキルスルホニル、−CN、−NO、−N(R)R、−C(=W)N(R)R、−C(=O)ORおよびRから独立して選択される1個またはそれ以上の置換基で場合により置換されており;
各Rは、独立して、H、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cアルキルシクロアルキル、C〜Cシクロアルキルアルキル、C〜CアルキルカルボニルまたはC〜Cアルコキシカルボニルであり;
各Rは、独立して、Hであるか;またはC〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜CアルキルシクロアルキルもしくはC〜Cシクロアルキルアルキルであって、各々は、Rから独立して選択される1個またはそれ以上の置換基で場合により置換されており;
各Rは、独立して、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、C〜Cアルキルアミノ、C〜Cジアルキルアミノ、C〜Cシクロアルキルア
ミノ、C〜Cアルキルカルボニル、C〜Cアルコキシカルボニル、C〜Cアルキルアミノカルボニル、C〜Cジアルキルアミノカルボニル、C〜Cハロアルキルカルボニル、C〜Cハロアルコキシカルボニル、C〜Cハロアルキルアミノカルボニル、C〜Cハロジアルキルアミノカルボニル、−OH、−NH、−CNもしくは−NOであるか;またはQであり;
各Rは、独立して、フェニル環またはピリジニル環であって、各環は、Rから独立して選択される1個またはそれ以上の置換基で場合により置換されており;
各Rは、独立して、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cハロアルキルチオ、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cハロアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、C〜Cハロアルキルスルホニル、C〜Cアルキルアミノ、C〜Cジアルキルアミノ、C〜Cアルキルカルボニル、C〜Cアルコキシカルボニル、C〜Cアルキルアミノカルボニル、C〜Cジアルキルアミノカルボニル、−OH、−NH、−C(=O)OH、−CNまたは−NOであり;
各Qは、独立して、フェニル環または5員もしくは6員の飽和複素環もしくは不飽和複素環であって、各環は、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cハロシクロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cハロアルキルチオ、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cハロアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、C〜Cハロアルキルスルホニル、C〜Cアルキルアミノ、C〜Cジアルキルアミノ、−CN、−NO、−C(=W)N(R)R10および−C(=O)OR10から独立して選択される1個またはそれ以上の置換基で場合により置換されており;
各Rは、独立して、H、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cアルキルシクロアルキル、C〜Cシクロアルキルアルキル、C〜CアルキルカルボニルまたはC〜Cアルコキシカルボニルであり;
各R10は、独立してHであるか;またはC〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜CアルキルシクロアルキルもしくはC〜Cシクロアルキルアルキルであり;
各R11は、独立してHであるか;またはC〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cアルキルシクロアルキル、C〜Cシクロアルキルアルキル、C〜Cアルキルカルボニル、C〜Cアルコキシカルボニル、C〜CアルキルスルホニルもしくはC〜Cハロアルキルスルホニルであり;
各Wは、独立してOまたはSである]
の化合物、そのN−オキシドおよび塩から選択される化合物。
17.Zが、Rから独立して選択される1〜5個の置換基で場合により置換されたフェニルであり;そして
各Rが、独立して、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cハロアルキルチオ、C〜Cアルキルアミノ、C〜Cジアルキルアミノ、−CNまたは−NOである、上記16に記載の化合物。
18.RがCFであり;
Zが、Rから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されたフェニルであって、該置換基は、フェニル環の3位、4位または5位に結合しており;
各Rが、独立して、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cハロアルコキシまたは−CNである、上記17に記載の化合物。
19.QがQである、上記18に記載の化合物。
20.Qが、フェニル環の4位に結合している1つのQで置換されたフェニルであっ
て、該フェニル環は、さらに、Rから独立して選択される1個または2個の置換基で場合により置換されており;
が、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cハロシクロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、−CN、−C(=W)N(R)Rおよび−C(=O)ORから独立して選択される1個または2個の置換基で場合により置換された5員の芳香族複素環であり;
各Rが、独立して、ハロゲン、C〜Cアルキルまたは−CNである、上記19に記載の化合物。
21.Qが、ハロゲン、−CNおよび−C(=W)N(R)Rから独立して選択される1個または2個の置換基で場合により置換されたピラゾールまたはトリアゾール環であり;
1個のRが、Cl、CHまたは−CNであり、かつ、Qに隣接するフェニル環の3位に結合しており;
がHであり;そして
がHであるか;またはC〜Cアルキル、シクロプロピルもしくはシクロプロピルメチルであって、各々は、ハロゲンで場合により置換されており、かつ、さらに、1個または2個のCHで場合により置換されている、上記20に記載の化合物。
22.QがQである、上記18に記載の化合物。
23.Qが、Rから独立して選択される1個または2個の置換基で置換された1−ナフタレニルである、上記22に記載の化合物。
24.1個のRが、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルコキシ、−N(R)R、−C(=W)N(R)R、−C(=W)OR、−CN、−OR11または−NOであって、かつ、該Rは、ナフタレン環の4位に結合しており;
各Rが、独立して、H、C〜Cアルキル、C〜CアルキルカルボニルまたはC〜Cアルコキシカルボニルであり;
が、ヒドロキシ、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、C〜Cアルキルアミノカルボニル、C〜Cジアルキルアミノカルボニル、C〜Cハロアルキルアミノカルボニル、C〜CハロジアルキルアミノカルボニルおよびQから選択される1個の置換基で置換されたC〜Cアルキルであり;
が、1〜4個のハロゲンで場合により置換されたピリジニル環であり;そして
11が、H、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cアルキルカルボニル、C〜Cアルコキシカルボニル、C〜CアルキルスルホニルまたはC〜Cハロアルキルスルホニルである、上記23に記載の化合物。
25.Qが、ナフタレン環の4位に結合している1個のRで置換された1−ナフタレニルであり;
が−C(=O)N(R)Rであり;
がHであり;そして
が、C〜Cハロアルキルアミノカルボニルで置換されたC〜Cアルキルである、上記24に記載の化合物。
26.化合物:塩化4−アセチル−1−ナフタレンカルボニル。