特許第5965115号(P5965115)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ ライター インゴルスタドト ゲーエムベーハーの特許一覧

特許5965115繊維機械のドラフトシステムおよびその運転方法
<>
  • 特許5965115-繊維機械のドラフトシステムおよびその運転方法 図000002
  • 特許5965115-繊維機械のドラフトシステムおよびその運転方法 図000003
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5965115
(24)【登録日】2016年7月8日
(45)【発行日】2016年8月3日
(54)【発明の名称】繊維機械のドラフトシステムおよびその運転方法
(51)【国際特許分類】
   D01H 5/32 20060101AFI20160721BHJP
   D01H 5/46 20060101ALI20160721BHJP
   D01H 5/38 20060101ALI20160721BHJP
【FI】
   D01H5/32
   D01H5/46
   D01H5/38
【請求項の数】24
【外国語出願】
【全頁数】14
(21)【出願番号】特願2011-172761(P2011-172761)
(22)【出願日】2011年8月8日
(65)【公開番号】特開2012-36554(P2012-36554A)
(43)【公開日】2012年2月23日
【審査請求日】2014年6月20日
(31)【優先権主張番号】10 2010 039 178.6
(32)【優先日】2010年8月11日
(33)【優先権主張国】DE
(73)【特許権者】
【識別番号】509120344
【氏名又は名称】ライター インゴルスタドト ゲーエムベーハー
(74)【代理人】
【識別番号】100111372
【弁理士】
【氏名又は名称】津野 孝
(74)【代理人】
【識別番号】100168435
【弁理士】
【氏名又は名称】早野 公惠
(74)【代理人】
【識別番号】100169960
【弁理士】
【氏名又は名称】清水 貴光
(72)【発明者】
【氏名】クリーグラー、アルバート
(72)【発明者】
【氏名】モール、ベルンハルト
(72)【発明者】
【氏名】ミュラー、ユルゲン
(72)【発明者】
【氏名】ヴィーゼ、コリーナ
(72)【発明者】
【氏名】モル、クラウス−ウベ
【審査官】 笹木 俊男
(56)【参考文献】
【文献】 特開昭59−015520(JP,A)
【文献】 特開平11−081058(JP,A)
【文献】 独国特許出願公開第102004017441(DE,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
D01H 1/00 〜 17/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
繊維機械、特に、梳綿機、または、練条機などの紡績準備機械、リング紡績機、空気紡績機、あるいは、フライヤのドラフトシステム(1)であって、引き伸ばされる繊維材料を案内すべく相互作用する複数の下側ローラおよび上側ローラと、前記ドラフトシステム(1)の運転中に前記下側ローラおよび/または上側ローラの少なくとも一方に荷重を作用させる少なくとも1つの荷重印加装置とを備え、前記荷重の大きさが、前記繊維機械の装置データおよび/または前記引き伸ばされる繊維材料のデータに基づいてコントローラ(13)により制御され、前記装置データおよび/または前記引き伸ばされる繊維材料のデータが、複数のセンサによって測定され、前記複数のセンサにより測定された測定データが、互いに相関付けられているドラフトシステム(1)の運転方法であって、
前記装置データが、前記ドラフトシステム(1)の運転時間および/または休止時間、前記上側ローラおよび/または下側ローラの少なくとも一方の温度、表面温度、前記上側ローラの荷重、前記上側ローラおよび/または下側ローラの少なくとも一方の回転速度、ドラフト領域の幅、前記個々の上側ローラおよび/または下側ローラの間の引き伸ばし、ならびに/あるいは、前記ドラフトシステム(1)の全体としての引き伸ばしを含むことを特徴とするドラフトシステム(1)の運転方法。
【請求項2】
前記装置データのパラメータの一つとして前記上側ローラおよび/または下側ローラの少なくとも一方の温度が低いときに前記荷重を大きくする制御をし、前記上側ローラおよび/または下側ローラの少なくとも一方の温度が高くなるにつれて前記荷重を連続的または段階的に小さくする制御をすることを特徴とする請求項1記載されたドラフトシステム(1)の運転方法。
【請求項3】
前記装置データのパラメータの一つとして前記休止時間の長さが長いときに引き伸ばしプロセスの開始時に前記荷重を大きくする制御をし、開始からの時間が経過するにつれて前記荷重を連続的または段階的に小さくする制御をすることを特徴とする請求項1または請求項2記載されたドラフトシステム(1)の運転方法。
【請求項4】
前記引き伸ばされる繊維材料のデータが、前記引き伸ばされる繊維材料の太さ、水分含有量、温度、繊維間の摩擦、存在するハニーデュー、または、仕上げ剤の種類および量などの表面品質、繊維長、純度、種類、直線重量、ならびに/あるいは、一様性を含むことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載されたドラフトシステム(1)の運転方法。
【請求項5】
前記引き伸ばされる繊維材料のデータが、前記ドラフトシステム(1)の入り口、出口、あるいは、入り口と出口との間において測定されることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載されたドラフトシステム(1)の運転方法。
【請求項6】
前記ドラフトシステム(1)が、スライバ(4)の破断後に荷重を増やして運転することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載されたドラフトシステム(1)の運転方法。
【請求項7】
繊維機械、特に、梳綿機、または、練条機などの紡績準備機械、リング紡績機、空気紡績機、あるいは、フライヤのドラフトシステム(1)であって、引き伸ばされる繊維材料を案内すべく相互作用する複数の下側ローラおよび上側ローラと、前記ドラフトシステム(1)の運転中に前記下側ローラおよび/または上側ローラの少なくとも一方に荷重を作用させる少なくとも1つの荷重印加装置とを備え、前記荷重の大きさが、前記繊維機械の装置データおよび/または前記引き伸ばされる繊維材料のデータに基づいてコントローラ(13)により制御され、前記装置データおよび/または前記引き伸ばされる繊維材料のデータが、複数のセンサによって測定され、前記複数のセンサにより測定された測定データが、互いに相関付けられているドラフトシステム(1)の運転方法であって、
前記ドラフトシステム(1)が、スライバ(4)の破断後に荷重を増やして運転することを特徴とするドラフトシステム(1)の運転方法。
【請求項8】
前記引き伸ばされる繊維材料が、前記ドラフトシステム(1)に少なくとも1つの供給容器から送り込まれ、前記ドラフトシステム(1)が、少なくとも1つの供給容器の交換後に継ぎ目をなくすために荷重を増やして運転することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載されたドラフトシステム(1)の運転方法。
【請求項9】
繊維機械、特に、梳綿機、または、練条機などの紡績準備機械、リング紡績機、空気紡績機、あるいは、フライヤのドラフトシステム(1)であって、引き伸ばされる繊維材料を案内すべく相互作用する複数の下側ローラおよび上側ローラと、前記ドラフトシステム(1)の運転中に前記下側ローラおよび/または上側ローラの少なくとも一方に荷重を作用させる少なくとも1つの荷重印加装置とを備え、前記荷重の大きさが、前記繊維機械の装置データおよび/または前記引き伸ばされる繊維材料のデータに基づいてコントローラ(13)により制御され、前記装置データおよび/または前記引き伸ばされる繊維材料のデータが、複数のセンサによって測定され、前記複数のセンサにより測定された測定データが、互いに相関付けられているドラフトシステム(1)の運転方法であって、
前記引き伸ばされる繊維材料が、前記ドラフトシステム(1)に少なくとも1つの供給容器から送り込まれ、前記ドラフトシステム(1)が、少なくとも1つの供給容器の交換後に継ぎ目をなくすために荷重を増やして運転することを特徴とするドラフトシステム(1)の運転方法。
【請求項10】
前記荷重が、個々の上側ローラおよび/または下側ローラについて個別に制御されることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれかに記載されたドラフトシステム(1)の運転方法。
【請求項11】
前記荷重が、少なくとも1つの、個別に作動させる機械式、空気圧式、油圧式、電気式、および/または、電磁気式の荷重印加部材(16)によって制御されることを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれかに記載されたドラフトシステム(1)の運転方法。
【請求項12】
前記ドラフトシステム(1)のドラフト領域の幅が、荷重の関数として制御されることを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれかに記載されたドラフトシステム(1)の運転方法。
【請求項13】
繊維機械、特に、梳綿機、または、練条機などの紡績準備機械、リング紡績機、空気紡績機、あるいは、フライヤのドラフトシステム(1)であって、引き伸ばされる繊維材料を案内すべく相互作用する複数の下側ローラおよび上側ローラと、前記ドラフトシステム(1)の運転中に前記下側ローラおよび/または上側ローラの少なくとも一方に荷重を作用させる少なくとも1つの荷重印加装置とを備え、前記荷重の大きさが、前記繊維機械の装置データおよび/または前記引き伸ばされる繊維材料のデータに基づいてコントローラ(13)により制御され、前記装置データおよび/または前記引き伸ばされる繊維材料のデータが、複数のセンサによって測定され、前記複数のセンサにより測定された測定データが、互いに相関付けられているドラフトシステム(1)の運転方法であって、
前記ドラフトシステム(1)のドラフト領域の幅が、荷重の関数として制御されることを特徴とするドラフトシステム(1)の運転方法。
【請求項14】
引き伸ばされる繊維材料を案内すべく相互作用する複数の下側ローラおよび上側ローラと、前記下側ローラおよび/または上側ローラの少なくとも一方に荷重を作用させる荷重印加装置とを備え、前記荷重印加装置が、コントローラ(13)に接続できる少なくとも1つの荷重印加部材(16)を備えて前記機械の動作中にコントローラ(13)により荷重を制御し、前記装置データおよび/または前記引き伸ばされる繊維材料のデータを捕らえるために前記コントローラ(13)に連絡した少なくとも1つのセンサを備えて前記データに基づいて荷重を制御し、前記複数のセンサにより測定した測定データが互いに相関付けられるように構成されている繊維機械、特に、梳綿機、または、練条機などの紡績準備機械、リング紡績機、空気紡績機、あるいは、フライヤのドラフトシステム(1)であって、
前記装置データが、前記ドラフトシステム(1)の運転時間および/または休止時間、前記上側ローラおよび/または下側ローラの少なくとも一方の温度、表面温度、前記上側ローラの荷重、前記上側ローラおよび/または下側ローラの少なくとも一方の回転速度、ドラフト領域の幅、前記個々の上側ローラおよび/または下側ローラの間の引き伸ばし、ならびに/あるいは、前記ドラフトシステム(1)の全体としての引き伸ばしを含むことを特徴とするドラフトシステム(1)。
【請求項15】
前記少なくとも1つの荷重印加部材(16)が、機械式、空気圧式、油圧式、電気式、または、電磁気式の荷重印加部材(16)であることを特徴とする請求項14記載のドラフトシステム(1)。
【請求項16】
前記少なくとも1つのセンサが、前記ドラフトシステム(1)の入り口、出口、または、入り口と出口との間に配置されていることを特徴とする請求項14または請求項15記載のドラフトシステム(1)。
【請求項17】
前記装置データのパラメータの一つとして前記上側ローラおよび/または下側ローラの少なくとも一方の温度が低いときに前記荷重を大きくする制御をし、前記上側ローラおよび/または下側ローラの少なくとも一方の温度が高くなるにつれて前記荷重を連続的または段階的に小さくする制御をすることを特徴とする請求項14乃至請求項16のいずれかに記載のドラフトシステム(1)。
【請求項18】
前記装置データのパラメータの一つとして前記休止時間の長さが長いときに引き伸ばしプロセスの開始時に前記荷重を大きくする制御をし、開始からの時間が経過するにつれて前記荷重を連続的または段階的に小さくする制御をすることを特徴とする請求項14乃至請求項17のいずれかに記載のドラフトシステム(1)。
【請求項19】
前記引き伸ばされる繊維材料のデータが、前記引き伸ばされる繊維材料の太さ、水分含有量、温度、繊維間の摩擦、存在するハニーデュー、または、仕上げ剤の種類および量などの表面組成、繊維長、純度、種類、直線重量、ならびに/あるいは、一様性を含むことを特徴とする請求項14乃至請求項18のいずれかに記載のドラフトシステム(1)。
【請求項20】
前記スライバ(4)の破断後に前記コントローラ(13)によって増やされた荷重で運転することを特徴とする請求項14乃至請求項19のいずれかに記載のドラフトシステム(1)。
【請求項21】
引き伸ばされる繊維材料を案内すべく相互作用する複数の下側ローラおよび上側ローラと、前記下側ローラおよび/または上側ローラの少なくとも一方に荷重を作用させる荷重印加装置とを備え、前記荷重印加装置が、コントローラ(13)に接続できる少なくとも1つの荷重印加部材(16)を備えて前記機械の動作中にコントローラ(13)により荷重を制御し、前記装置データおよび/または前記引き伸ばされる繊維材料のデータを捕らえるために前記コントローラ(13)に連絡した少なくとも1つのセンサを備えて前記データに基づいて荷重を制御し、前記複数のセンサにより測定した測定データが互いに相関付けられるように構成されている繊維機械、特に、梳綿機、または、練条機などの紡績準備機械、リング紡績機、空気紡績機、あるいは、フライヤのドラフトシステム(1)であって、
前記スライバ(4)の破断後に前記コントローラ(13)によって増やされた荷重で運転することを特徴とするドラフトシステム(1)。
【請求項22】
前記繊維機械が、少なくとも1つの供給容器に作動可能に接続されており、前記引き伸ばされる繊維材料を前記少なくとも1つの供給容器から当該ドラフトシステム(1)に送り込むことができ、当該ドラフトシステム(1)を前記少なくとも1つの供給容器の交換後に、継ぎ目をなくすために前記コントローラ(13)によって増やされた荷重で運転することを特徴とする請求項14乃至請求項21のいずれかに記載のドラフトシステム(1)。
【請求項23】
引き伸ばされる繊維材料を案内すべく相互作用する複数の下側ローラおよび上側ローラと、前記下側ローラおよび/または上側ローラの少なくとも一方に荷重を作用させる荷重印加装置とを備え、前記荷重印加装置が、コントローラ(13)に接続できる少なくとも1つの荷重印加部材(16)を備えて前記機械の動作中にコントローラ(13)により荷重を制御し、前記装置データおよび/または前記引き伸ばされる繊維材料のデータを捕らえるために前記コントローラ(13)に連絡した少なくとも1つのセンサを備えて前記データに基づいて荷重を制御し、前記複数のセンサにより測定した測定データが互いに相関付けられるように構成されている繊維機械、特に、梳綿機、または、練条機などの紡績準備機械、リング紡績機、空気紡績機、あるいは、フライヤのドラフトシステム(1)であって、
前記繊維機械が、少なくとも1つの供給容器に作動可能に接続されており、前記引き伸ばされる繊維材料を前記少なくとも1つの供給容器から当該ドラフトシステム(1)に送り込むことができ、当該ドラフトシステム(1)を前記少なくとも1つの供給容器の交換後に、継ぎ目をなくすために前記コントローラ(13)によって増やされた荷重で運転することを特徴とするドラフトシステム(1)。
【請求項24】
前記荷重を個々の上側ローラおよび/または下側ローラについて個別に制御することを特徴とする請求項14乃至請求項23のいずれかに記載のドラフトシステム(1)。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、繊維機械(特には、梳綿機、または、練条機(drawframe)などの紡績準備機械(spinning preparation machine)、リング紡績機(ring spinning machine)、空気紡績機(air spinning machine)、あるいは、フライヤ)のドラフトシステムであって、引き伸ばすべき繊維材料を案内すべく相互作用する複数の下側ローラおよび上側ローラと、これらの下側ローラおよび/または上側ローラの少なくとも一方に荷重を作用させるための荷重印加装置(laoding device)とを備えているドラフトシステム、ならびにそのようなドラフトシステムの運転方法に関する。
【背景技術】
【0002】
繊維機械のドラフトシステムは、繊維材料から一様なスライバ(sliver)を生成するために使用されている。
このため、ドラフトシステムは、連続配置した複数のローラペアからなるドラフト装置を有し、繊維材料が、スライバの横軸、所謂、クランプ線(clamping line)に沿ってローラペアの間に挟まれる。
ローラペアが、スライバの移動方向に順次大きくなる異なる周速度を有しているため、1つ以上のスライバで作られた繊維材料が、引き伸ばされると同時に、より一様になる。
【0003】
しかしながら、周速度に加えて、ドラフトシステムの上側ローラまたは下側ローラに作用する荷重の圧力、すなわち、引き伸ばされる繊維材料に作用する荷重の圧力も、スライバの品質に影響を及ぼす。
このため、ドラフトシステムの荷重印加装置は、引き伸ばされる繊維材料の種類により、引き伸ばしプロセスの開始に先立って荷重の大きさを所望の値に設定できるように設けられている。
【0004】
DE3325422A1が、空気圧シリンダなどの加圧媒体の圧力によって駆動するプレスユニットとして実現された荷重印加部材を有するドラフトシステム用の荷重印加装置を記載している。
これにより、荷重の圧力を製品の切り替え後、例えば、変更後の繊維材料の特性に応じて変更することができる。
【0005】
同様に、DE19704815A1が、上側ローラの荷重の力を空気圧シリンダなどによる圧力調節器を使用して個別に変更できるように設計することを提案している。
【0006】
しかしながら、たとえ、上述したようなドラフトシステムが、ドラフトシステムのローラに作用する荷重の力、すなわち、引き伸ばされる繊維材料に作用する荷重の力を調節可能にしても、製造される製品の品質をさらに向上させるためには、改善へさらなるニーズが存在している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】DE3325422A1(ドイツ国特許文献)
【特許文献2】DE19704815A1(ドイツ国特許文献)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
従って、本発明の目的は、ローラペアの荷重の調節を可能な限り確実に可能にし、きわめて一様なスライバの品質を可能にするドラフトシステム、および、そのドラフトシステムの運転方法を提案することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
この目的は、ドラフトシステムの運転方法に関し、コントローラにより繊維機械の装置データおよび/または引き伸ばされる繊維材料のデータにもとづいて荷重の大きさを調節することで達成される。
これにより、コントローラが、後述される種々のデータを考慮して荷重を調節するため、生成されるスライバの品質を大きく改善し、特に、生成されるスライバの一様性を大きく向上させることができる。
このようにして、ローラに作用する圧力、引き伸ばされる繊維材料に作用する圧力を常に最適に制御することができる。
結果は、引き伸ばされる繊維材料がほとんどの場合に含んでいる不揃いをリアルタイムで考慮することができるため、技術水準に対する非常に大きな改善である。
結果として、ドラフトシステムのローラの荷重を連続的な最低レベルに維持することができ、引き伸ばされるべき繊維材料の上側ローラと下側ローラとの間での確実な挟み付けだけが保証されればよい。
摩擦ゆえ、低い接触圧力は、ローラの低い表面温度と同義でもあり、結果として、ドラフトシステムのローラについて、前もって定められる最高の表面温度において、従来のドラフトシステムと比べてより高い回転速度を実現することができる。
この向上は、ドラフトシステムを備える紡績準備機械(梳綿機、または、練条機、リング紡績機、空気紡績機、あるいは、フライヤの形態など)について、より高い生産速度を可能にし、製品の品質も改善することができる。
【0010】
前記装置データが、ドラフトシステムの運転時間および/または休止時間、ならびに/あるいは、温度(特には、表面温度)、もしくは、上側ローラおよび/または下側ローラの少なくとも一方の温度(特には、表面温度)を含むと、特に効果的である。
なぜならば、ドラフトシステムの長きにわたる休止期間後の引き伸ばしプロセスの開始時に製品の品質の低下を生じることが、明らかになっているからである。
これは、休止期間中にドラフトシステムのローラの温度が低下することに起因する。
なぜならば、ローラの表面の把持能力は、暖まった状態においてのみ完全な水準に達するからである。
従って、引き伸ばしプロセスの暖気段階においても繊維材料の確実な挟み付けを保証するために、ローラへの荷重、すなわち、繊維材料への荷重の大きさを増やすことが、効果的である。
ローラの摩耗に関する点からみて、運転時間またはローラの温度の関数として、荷重をより低いレベルに調節することができる。
【0011】
従って、(測定による(すなわち実際の))上側ローラの荷重、あるいは、上側ローラおよび/または下側ローラの少なくとも一方の回転速度、ドラフト領域の幅(入り口ローラペアおよび中央ローラペアを含む予備ドラフト領域や中央ローラペアおよび排出ローラペアを含む主ドラフト領域など対応するローラペアのクランプ線の間の距離)、個々のローラペアの間の引き伸ばし、全体としての引き伸ばし、ならびに/あるいは、ドラフトシステムの任意の他の可変のパラメータにもとづいて、荷重を調節することが可能であり、そのような調節をいずれの場合も連続的または階段状に実行することが可能である。
そして、装置データは、繊維機械の有形の動作パラメータを表すデータを含むだけではない。
むしろ、引き伸ばしプロセスの関数として生成されるデータも含む。
そのようなデータとして、スライバの破断などのプロセス不良を示す信号や、上流または下流の繊維機械による外部データなどの幅広くさまざまな信号が挙げられる。
【0012】
また、前記引き伸ばされる繊維材料のデータが、引き伸ばされる繊維材料の太さ、水分含有量、温度、繊維間の摩擦、(特には綿について)存在するハニーデュー(honeydew)、または、化学繊維について存在する仕上げ剤(finish)の種類および量などの表面組成、繊維長、純度、種類、直線重量(linear weight)、ならびに/あるいは、一様性を含むことが、効果的である。
上述のパラメータは、常に変化するものであるため、コントローラによって制御される荷重によって上述のパラメータを補償して、きわめて一様なスライバの品質をもたらすことができる。
【0013】
前記引き伸ばされる繊維材料のデータは、ドラフトシステムの入り口、出口、あるいは、入り口と出口との間において測定されると良い。
これにより、荷重の大きさを入り口において測定されるデータにもとづいて最初に前もって調節することができ、出口、または、入り口と出口との間で測定される更なるデータによって、細かく調節することができる。
このように、調節を開ループにて行うことができるが、閉ループにおいて行うこともできる。
【0014】
前記装置データおよび/または前記引き伸ばされる繊維材料のデータは、センサによって測定されると良い。
そのようなセンサとして、引き伸ばされる繊維材料の特性を測定するUV、IR、または、マイクロ波センサ、温度センサ、速度センサ、湿度などの周囲条件を測定するためのセンサ、あるいは、種々の圧力センサが挙げられる。
【0015】
引き伸ばしプロセスの品質は、通常、2つ以上のパラメータに依存するため、複数のセンサの測定データが、互いに相関付けられることが有効である。
実際には、測定データの任意の量を全体として可能な最高の製品品質を得るためにお互いに対して考慮することができる。
【0016】
本発明においては、ドラフトシステムが、スライバの破断後に荷重が増やされて運転される。
そのような出来事(引き伸ばされる繊維材料のデータ(太さ、または、一様性など)の変化が常に付随する)の後では、引き伸ばされる繊維材料に、再び、荷重を印加しなければならない。
従来の方法においては、繊維材料の太さの変化が、必ず最終製品の品質に悪影響を及ぼす。
しかしながら、本発明によれば、継ぎ合わせの際に太い場所または細い場所が生じても、ドラフトシステムのローラの継ぎ合わせを調節することによって、一様な引き伸ばしを保証することができる。
継ぎ合わせが通過した後で、繊維材料および機械部品の荷重を常に可能な限り低い水準に保つことができるよう、再び、荷重をより低いレベルに最終的に調節することができる。
【0017】
また、引き伸ばされる繊維材料が、少なくとも1つの供給容器からドラフトシステムに送り込まれ、ドラフトシステムが、少なくとも1つの供給容器の交換後に、継ぎ目をなくすために荷重が増やされて運転されると、きわめて効果的である。
容器が交換されるとき、繊維ストランドの組み合わせに起因して、太さの変化も生じる。
ここでも、一様な引き伸ばしを達成するために、荷重が一時的に増やされると、やはり大いに効果的である。
この荷重の増加は引き伸ばされる繊維材料のデータにもとづいて行うこともできるが、供給容器の変更時にセンサによって生成される信号など、装置データにもとづいて行うこともできる。
【0018】
さらなる利点が、各々の荷重を常に最適に調節して、ローラ表面の最小限の摩耗および可能な限り一様な引き伸ばしを保証できるように、個々の上側ローラおよび/または下側ローラの荷重が個別に調節される場合に達成される。
【0019】
また、荷重が、少なくとも1つの、個別に作動する機械式、空気圧式、油圧式、電気式、および/または、電磁気式の荷重印加部材によって調節されると、特に効果的である。
そのような部材は、小さなサイズであり、単純なやり方でドラフトシステムに統合することができる。
また、短い応答時間ゆえに、荷重の連続的かつ迅速に作用する調節を可能にする。
【0020】
ドラフトシステムのドラフト領域の幅は、上側ローラおよび/または下側ローラの荷重の関数として調節されると良い。
なぜならば、2つの隣接するローラペアの締め付け距離は、荷重に直接的に依存するからである。
荷重が増やされる場合、上側ローラのゴムは各々の下側ローラにより良好に接触するため、締め付け距離を減らされなければならない。
最適な締め付け距離が個々の繊維について決定されたならば、荷重を増加させるときにドラフト領域の幅も増やすことが効果的である。
同様に、荷重が減らされるとすぐにドラフト領域の幅を(再び)減らすことも効果的である。
また、個々のローラまたはすべてのローラの速度を荷重の関数として調節することや、ローラの過熱を防止して繊維の品質の低下を防止するためにローラの表面温度を調節することが、必要かもしれない。
【0021】
本発明によるドラフトシステムは、荷重印加装置がコントローラに接続する少なくとも1つの荷重印加部材を備えて、機械の動作中にコントローラによって荷重印加装置の荷重の大きさを調節できることを特徴とする。
これにより、引き伸ばす繊維材料の変更時などの特別な場合に限って、圧力調節器または調節ねじによる手作業で、荷重を自動的かつ連続的に調節することができる。
このように、本発明による繊維機械だけが上述の方法による運転を可能にし、利点の各々に関する説明の該当の部分が参照される。
【0022】
いずれの場合も、少なくとも1つの荷重印加部材が、機械式、空気圧式、油圧式、電気式、または、電磁気式の荷重印加部材であり、ローラに作用する圧力が、連続的または階段状に、迅速、かつ、手作業による調節を必要とせずに、調節可能である。
【0023】
上述にように、ドラフトシステムが、装置データおよび/または引き伸ばされる繊維材料のデータを捕らえるためにコントローラに連絡した少なくとも1つのセンサを備えており、このデータにもとづいて荷重の大きさが調節されると、さらに効果的である。
しかしながら、他の何らかのやり方で決定される荷重の大きさの曲線も、考えられる。
例えば、荷重を装填の手順に始まって装填の手順の後の特定の運転時間にわたって増加させることができ、基本の荷重を別のデータから導出することができる。
【0024】
特に、少なくとも1つのセンサが、ドラフトシステムの入り口、出口、または、入り口と出口との間に配置されると、効果的である。
測定されるデータをコントローラによって個別または互いに関連付けて分析し、この分析にもとづいて、1つまたはすべての荷重印加部材の荷重の大きさを調節することができる。
【0025】
複数のセンサの測定データを互いに相関付けることができると、さらに効果的である。
このやり方で、複数のパラメータをコントローラによって処理することができ、可能な限り高い製品の品質という結果を達成するために、荷重の大きさの制御ループに流すことができる。
【0026】
また、装置データが、ドラフトシステムの運転時間および/または休止時間、上側ローラおよび/または下側ローラの少なくとも一方の温度、特に、表面温度、上側ローラの荷重、上側ローラおよび/または下側ローラの少なくとも一方の回転速度、ドラフト領域の幅、個々の上側ローラおよび/または下側ローラの間の引き伸ばし、ならびに/あるいは、ドラフトシステムの全体としての引き伸ばしを含むと、効果的である。
特に、引っ張りプロセスの長い休止期間の後では、ドラフトシステムのローラの温度が下がり、ローラの把持能力が低下するため、製品の品質の低下が一般的に生じる。
従って、特に、引き伸ばしプロセスの暖気段階においても繊維材料の確実な締め付けを保証すべく、荷重の大きさを増やすことができると、効果的である。
ローラの摩耗を少なくし、あるいは、ローラの回転速度を増すことによって処理速度を高めるために、運転時間、または、ローラの温度の関数として、荷重を最終的に低いレベルに調節することができる。
【0027】
また、引き伸ばされる繊維材料のデータが、引き伸ばされる繊維材料の太さ、水分含有量、温度、繊維間の摩擦、(特には綿について)存在するハニーデュー、または、化学繊維について存在する仕上げ剤の種類および量などの表面組成、繊維長、純度、種類、直線重量、ならびに/あるいは、一様性を含むと、常に変化するこれらのパラメータを荷重の大きさの調節の際に考慮することができるため、効果的である。
【0028】
さらなる実施例においては、ドラフトシステムをスライバの破断後にコントローラによって増やされた荷重で運転することができる。
そのような出来事の後では、引き伸ばされる繊維材料が常に再装填され、いわゆる継ぎ合わせにつながる。
結果としての繊維材料の太さの変化が、従来の方法においては必ず最終製品の一様性に悪影響を及ぼす。
しかしながら、本発明のドラフトシステムによれば、継ぎ合わせの際に太い場所または細い場所が生じても、ドラフトシステムのローラの荷重を調節することによって、一様な引き伸ばしを保証することができる。
継ぎ合わせが通過した後で、ローラを許される最大温度を超えることなくより高い回転速度で再び動作させるよう、再び、荷重をより低いレベルに最終的に減らすことができる。
【0029】
効果的な態様では、繊維機械が、少なくとも1つの供給容器に作動可能に接続され、引き伸ばされる繊維材料をこの少なくとも1つの供給容器からドラフトシステムに送り込むことができ、ドラフトシステムを少なくとも1つの供給容器の交換後に、継ぎ目をなくすためにコントローラによって増やされた荷重で運転することができる。
これによる利点は、スライバの破断後の荷重の調節の場合と同じであり、上述した情報を参照することができる。
【0030】
また、個々の上側ローラおよび/または下側ローラの荷重を個別に調節できると、効果的である。
これは、引き伸ばされる繊維材料に存在する太い場所または細い場所が、ドラフトシステムにおける位置に依存して既に通過したローラペアの関数として、きわめてさまざまに生じるため、特に効果的である。
個別の荷重の調節は、この事実を考慮して、可能な限り一様な最終製品を製品およびシステムを保護しつつ迅速に製造することができる。
【0031】
本発明のさらなる利点を、以下の図面と連動して説明する。
【図面の簡単な説明】
【0032】
図1】練条機のドラフトシステムの側面図。
図2】考えられる荷重の大きさについて、時間の関数としての曲線を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0033】
図1は、繊維機械の例としての練条機のドラフトシステム1を示している。
【0034】
図1に示された練条機に、互いに隣接する6本の個別の繊維ストランド2が導入され、これらの繊維ストランド2が、じょうご3によって1本のスライバ4に集められる。
ここで、繊維ストランド2および測定装置5が上方から図示されている一方で、練条機そのものは、側面図にて示されている。
【0035】
傍らを案内されるスライバ4の長さ当たりの質量を表す第1の測定信号S1を相応の接続17によってコントローラ13に送信する第1の測定装置5を通過した後、スライバ4は、練条機の中心部を形成するドラフトシステム1に送り込まれる。
【0036】
次に、ドラフトシステム1は、入り口ローラペア6、中央ローラペア7、および出口(または、排出)ローラペア8を備えており、これらの入り口ローラペア6、中央ローラペア7および出口ローラペア8は、この順で大きくなる周速度でそれぞれ回転している。
この入り口ローラペア6、中央ローラペア7および出口ローラペア8の周速度の差異ゆえに、ドラフトシステム1において不織マットのように広がるスライバ4が、個々の周速度の比に従って引き伸ばされる。
したがって、入り口ローラペア6および中央ローラペア7が予備ドラフト領域を形成し、中央ローラペア7および排出ローラペア8が主ドラフト領域を形成する。
【0037】
一様かつ連続的に引き伸ばすために、ドラフトシステム1の個々のローラの軸と相互作用する個々の荷重印加部材16を備えている荷重印加装置が、入り口ローラペア6、中央ローラペア7および出口ローラペア8に組み合わせられている。
荷重印加部材16は、機械式、空気圧式、油圧式、電気式、または、電磁気式の荷重印加部材16として実現可能であり、相応の接続17によってコントローラ13に接続されている。
典型的には、コントローラ13が、キーボードなどの運転者の制御装置14に接続され、画面などの出力ユニット15に接続される。
【0038】
さらなる測定装置9が、カレンダロールペア11および保管容器12が接続されたドラフトシステム1の出口に配置され、通過するスライバ4の質量を捕らえる測定室10を備えている。
前記スライバ4の質量または太さが、センサ電子機器(図示されていない)によって測定信号S2に変換され、さらなる接続17によってコントローラ13に送信されて分析される。
スライバ4の平均太さおよびスライバ4に残る非一様性が、特には捕らえられる。
排出されるスライバ4の品質が要件を満たさない場合、予備ドラフトおよび/または主ドラフトの変更に加えて、引き伸ばしプロセスにおいて荷重を自動的に調節するために、荷重印加部材16に信号を送信することもできる。
【0039】
さらには、休止時間、結果として生じるローラの温度低下、あるいは、これに対応して荷重印加のプロセスから生じうる太さのより大きい場所に応じて、引き伸ばしプロセスの開始時に、荷重の大きさを増やすことができる。
このやり方で、荷重の大きさを通常の引き伸ばしプロセスにおいては可能な限り低いレベルに保つことができ、そのような荷重の大きさが、リアルタイムで割り出され、あるいは、前もって割り出されたデータを形成する個々の装置データ、または、引き伸ばされる繊維材料のデータによって必要とされる場合に限り、増やされなければならない。
結果として、本発明は、荷重の大きさの自動的な調節が、ドラフトシステム1の始動時および停止時、あるいは、実際の引き伸ばしプロセス中に調節可能なさらなるパラメータを提供するため、引き伸ばし後のスライバ4の一様性を向上させることができる。
【0040】
図2は、時間tの関数とした荷重Bの大きさについて、その例を示している。
引き伸ばしプロセス中の荷重印加部材16の平均的な荷重の大きさが、tとtとの間の期間に示されている。
【0041】
とtとの間において生じる増加は、時刻tにおけるドラフトシステム1の始動の後で、ドラフトシステム1のローラの表面温度が、まだ最適な動作温度に達していないという事実に起因している。
この段階においては、ローラが最適な把持能力を未だ有しておらず、通常の荷重の大きさでは、ローラと繊維材料との間に滑りが生じる。
この引き伸ばしプロセスの初期の段階において、本発明による荷重の大きさの調節が、このリスクを最小限にし、スライバ4の最良の一様性を始動の直後から保証することができる。
【0042】
図は、ドラフトシステム1の始動直後(時間期間t〜t)の荷重の大きさが、時刻tにおいて完了するローラ表面の暖気段階に比べて、さらに高められることも示している。
これは、始動および装填のプロセスに起因して生じる繊維材料の太い場所を確実に追放できることを保証している。
【0043】
荷重の大きさの同様の増加を点tとtとの間にも見て取ることができる。
このような増加は、例えば、スライバ4の破断後に大いに効果的であると考えられる。
なぜならば、この段階において、継ぎ合わせに起因して、やはり太い場所が生じる可能性があり、そのような太い場所を荷重が相応に増やされた場合にのみ確実になくすことが可能であるからである。
【0044】
点tの後の領域は、荷重の大きさを連続的に調節できることを示しており、荷重の変更は、測定された装置データまたは引き伸ばされるべき繊維材料のデータ(ドラフトシステム1の種々の場所における太さ、など)から行われる。
【0045】
最後に、荷重の大きさの階段状の変化が、調節の1つの可能性を示しているにすぎないことに、注意すべきである。
の後の領域に示すような荷重の大きさの緩やかな増加または減少も、当然ながら可能であり、有効である。
また、荷重の変化が、任意の非線形であってもよい。
【0046】
さらに、本発明は、上述の実施例に限られない。
むしろ、図面に示され、あるいは、特許請求の範囲、または、明細書に記載されたとおりの上述の個々の特徴のあらゆるすべての組み合わせが、そのような組み合わせが可能であって理にかなっていると考えられる限りにおいて、本発明の主題である。
【符号の説明】
【0047】
1 ・・・ドラフトシステム
2 ・・・繊維ストランド
3 ・・・じょうご
4 ・・・スライバ
5 ・・・測定装置
6 ・・・入り口ローラペア
7 ・・・中央ローラペア
8 ・・・出口ローラペアまたは排出ローラペア
9 ・・・測定装置
10 ・・・測定室
11 ・・・カレンダロールペア
12 ・・・保管容器
13 ・・・コントローラ
14 ・・・制御装置
15 ・・・出力ユニット
16 ・・・荷重印加部材
17 ・・・接続
S1 ・・・測定信号
S2 ・・・測定信号

図1
図2