(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【背景技術】
【0002】
この種の従来のステアリングロック装置としては、特許文献1に開示されたものがある。このステアリングロック装置101は、
図16に示すように、フレーム102とフレームカバー103の内部に、ステアリングシャフト(図示せず)に係合するロック位置及び係合が解除されるアンロック位置の間を移動可能なロックボルト105と、ロック位置にあるロックボルト105の移動を阻止する補助ロック構造106とを備えている。補助ロック構造106は、ロック位置にあるロックボルト105と係合しない非係合位置からロックボルト105に係合する係合位置に向けてコイルスプリング162の付勢力によって付勢された補助ロック部材161と、補助ロック部材161に係合して補助ロック部材161を非係合位置に保持するストッパ部材131と、ストッパ部材131に係合してストッパ部材131を阻止位置に保持するホールド部材131aとを備えている。ストッパ部材131は、補助ロック部材161に係合する阻止位置と係合が解除される開放位置との間で移動可能に配置され、ホールド部材131aが、ホールド部材131aをフレーム102又はフレームカバー103の内面に脱落可能に装着されている。
【0003】
そして、ホールド部材131aをフレーム102又はフレームカバー103の内面に脱落可能に装着することで、外部から破壊等の不正解錠行為が行なわれた際には、ホールド部材131aが、フレームカバー103から脱落して、ストッパ部材131の保持が解除され、ストッパ部材131および補助ロック部材161が作動する。これによって、フレーム102又はフレームカバー103の一部が破損された場合にも、ロックボルト105をロック位置に保持することが可能となり、盗難防止性が向上するものである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上記補助ロック構造106は、補助ロック部材161とコイルスプリング162がユニットケース163に収容された状態でフレーム102にステアリングシャフト側から組付けられる。補助ロック部材161は、板状の部材を折曲げることで、スプリング受部167を形成し、ユニットケース163の内壁とスプリング受部167との間にコイルスプリング162を配置する構成のため、ユニットケース163を配置するために、大きな開口部を有する補助ロックユニット配設部164を設けなければならない。しかしながら、ユニットケース163が配設されるフレーム102のロックボルト挿通孔123近傍は、ロックボルト105がロック位置に位置し、ステアリングシャフトの回動を規制している状態で、ステアリングシャフトを回動させようとする力が加わった際に、ロックボルト挿通孔123の近傍で加わった力を受けなければならないため、強度保持のためにユニットケース163を配設するための開口部は、できる限り小さくする必要がある。
【0006】
そこで、本発明は、フレームの強度低下をもたらすことなく補助ロック構造を備えることができるステアリングロック装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成する請求項1の発明は、フレームを貫通するロック収容孔と、該ロック収容孔内に配置され、ステアリングシャフトの回転を阻止するロック位置と、該ステアリングシャフトの回転を許容するロック解除位置との間で変位するロック部材と、該ロック部材の移動を阻止する補助ロック構造とを備えたステアリングロック装置であって、前記補助ロック構造は、該フレーム内に配置され、該ロック部材と係合し、変位を阻止する補助ロック位置と、該ロック部材の変位を許容する補助ロック解除位置との間で変位する補助ロック部材と、該補助ロック部材を補助ロック解除位置から補助ロック位置に向かって付勢
し、該補助ロック部材に設けられた連係部に係合する補助付勢手段と、該フレームに組付けられるカバーの内面に配設され、該補助付勢手段と係合し、補助ロック解除位置に該補助ロック部材を保持するトリガーとからなり、該トリガーが脱落し、該補助付勢手段との係合が解除されると、該補助ロック部材が補助ロック位置へ移動することを特徴としている。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1記載のステアリングロック装置であって、前記補助付勢手段が、ねじりコイルバネで構成され、該ねじりコイルバネのコイル部分が、前記補助ロック部材がスライドする面と同一平面上に配置されることを特徴としている。
【0009】
請求項3の発明は、請求項2記載のステアリングロック装置であって、
前記連係部は、前記ねじりコイルバネの一端
が、前記補助ロック部材のスライド方向の前後に係合する
バネ連係部であることを特徴としている。
【0010】
請求項4の発明は、請求項3項記載のステアリングロック装置であって、前記バネ連係部が、前記補助ロック部材のスライド方向に対して直交する長孔で構成されていることを特徴としている。
【発明の効果】
【0011】
請求項1の発明によれば、トリガーの先端が補助付勢手段に係合し、補助ロック部材を補助ロック解除位置に保持する構成としたことで、ユニット収容室の開口部の大きさを小さくすることができる。これにより、フレームの強度低下をもたらすことなく補助ロック構造を備えることができる。
【0012】
請求項2の発明によれば、補助ロック部材がスライドする面と同一平面上に補助付勢手段としてのねじりコイルバネを配置することで、補助付勢手段、または補助ロック部材の厚さ寸法で補助付勢手段と補助ロック部材を配置することができるため、ユニット収容室の開口部を小さくすることができる。これにより、フレームの強度低下をもたらすことなく補助ロック構造を備えることができる。
【0013】
請求項3の発明によれば、ねじりコイルバネの一端が、バネ連係部に対して、補助ロック部材のスライド方向の前後に係合する構成としたことで、ステアリングロック装置がステアリングシャフトに組付けられる向きによって、補助ロック部材が補助ロック位置に変位してしまうことが防止されるため、ステアリングロック装置を取付ける方向を規制することがない。
【0014】
請求項4の発明によれば、補助ロック部材に設けられるバネ連係部を補助ロック部材のスライド方向に対して直交する長孔としたことで、複雑な構成とすることなく、ねじりコイルバネの一端が、バネ連係部に対して、補助ロック部材のスライド方向の前後に係合することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【
図1】本発明の一実施形態を構成する補助ロックユニットを示す正面図である。
【
図2】本発明の一実施形態を構成する補助ロックユニットを示す背面図である。
【
図3】本発明の一実施形態を構成する補助ロックユニットを示す側面図である。
【
図4】本発明の一実施形態を構成する補助ロック構造の概要を示す斜視図である。
【
図5】本発明の一実施形態を構成するフレームを示す正面図である。
【
図7】本発明の一実施形態のステアリングロック装置を示す背面図である。
【
図8】補助ロックユニットをフレームに組付ける前の状態を示し、
図7のB−D線に沿った断面図である。
【
図9】補助ロックユニットをフレームに組付ける途中の状態を示し、
図7のB−D線に沿った断面図である。
【
図10】補助ロックユニットをフレームに組付けた後の状態を示し、
図7のB−D線に沿った断面図である。
【
図11】補助ロック構造が作動する前の状態を示し、
図7のB−E線に沿った断面図である。
【
図12】補助ロック構造が作動する前の状態を示し、
図7のC−E線に沿った断面図である。
【
図13】補助ロック構造が作動した後の状態を示し、
図7のB−E線に沿った断面図である。
【
図14】補助ロック構造が作動した後の状態を示し、
図7のC−E線に沿った断面図である。
【
図15】
図5のA−A線に沿った断面に対応する金型の部位を示す要部拡大図である。
【
図16】従来技術のステアリングロック装置を示す分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態のステアリングロック装置1は、回動可能に支持されたステアリングシャフトに係合して、ステアリングシャフトの回動を選択的に阻止するための装置で、
図1〜
図8に示すように、フレーム2、カバー3、駆動手段4、ロック部材5、補助ロック構造6を備えている。
【0017】
フレーム2は、
図5、
図6に示すように、一対の脚部21を備え、ステアリングシャフト(図示せず)を跨ぐように配置される。また、フレーム2は、カバー3とともに形成される内部空間を部品収容室22とし、駆動手段4が配置される。フレーム2には、部品収容室22からステアリングシャフトに向かって貫通するロック収容孔23が形成され、このロック収容孔23にロック部材5が配設される。フレーム2は、一面側となるロック収容孔23のステアリングシャフト側開口部2a近傍に、ユニット収容室24が形成され、開口している。
【0018】
カバー3は、樹脂材によって、一面が開口する箱形状に成形され、フレーム2に脱落可能に組付けられている。また、カバー3の内面には、補助ロック構造6を構成するトリガー31が一体に形成されている。
【0019】
駆動手段4は、電動モータ41とホイールギヤ42とで構成され、ロック部材5に連係されている。そして、電動モータ41が駆動すると、ホイールギヤ42が回転してロック部材5を変位する。
【0020】
ロック部材5は、ロック収容孔23内に設定されたロック位置とロック解除位置との間を変位可能にロック収容孔23内に配置されている。ロック部材5は、ロック位置に位置した状態で、先端がロック収容孔23から突出し、ステアリングシャフトの回転を阻止する。また、ロック部材5は、ロック解除位置に位置した状態で、先端がロック収容孔23内に収容され、ステアリングシャフトの回転を許容する。さらに、ロック部材5の側面には、後述する補助ロック部材61が係合可能な切欠からなる補助ロック係合部51が設けられている。
【0021】
補助ロック構造6は、ロック位置に位置するロック部材5と係合し、ロック部材5の変位を規制するための構造で、補助ロック部材61、補助付勢手段62、ユニットケース63、およびトリガー31とで構成されている。補助ロック部材61と補助付勢手段62とは、ユニットケース63に組付けられ、補助ロックユニット化された状態で、ユニット収容室24に配設される。
【0022】
ユニットケース63は、樹脂材によって成形され、
図1〜
図3に示すように、補助ロック収容部64、補助バネ収容部65、係止爪66を備えている。補助ロック収容部64は、ユニットケース63の側面に開口し、補助ロック部材61が突没可能に収容される穴部で構成されている。また、補助ロック収容部64は、正面側の壁と背面側の壁にユニット窓64aが設けられ、ユニット窓64aを通じて正面側と背面側とが連通している。補助バネ収容部65は、ユニットケース63の背面側に形成され、補助付勢手段62の外形形状に合わせた凹部で構成されている。係止爪66は、ユニットケース63の正面側に一端が固定された、片持ち梁形状を備えている。また、係止爪66は可撓性を備え、ユニットケース63に沿って撓み変形が可能となっている。係止爪66の先端には、後述するユニット係止突起(係止突起)25に係合する突起係合部66aが設けられている。
【0023】
補助ロック部材61は、長方形断面を有する角柱材からなる直方体形状の小片で構成され、ユニットケース63に設けられた補助ロック収容部64内の補助ロック位置と補助ロック解除位置との間を変位可能に収容されている。補助ロック位置では、補助ロック部材61の先端が、補助ロック収容部64から突出し、ロック部材5がロック位置に位置した状態で、補助ロック部材61の先端が補助ロック係合部51に係合し、ロック部材5のロック解除位置への変位を阻止する。また、補助ロック解除位置では、補助ロック部材61が補助ロック収容部64内に没し、補助ロック部材61の先端と補助ロック係合部51との係合が解除され、ロック部材5の変位を許容する。補助ロック部材61の後端側には、補助ロック部材61のスライド方向に対して直交する長孔からなるバネ連係部61aが設けられている。
【0024】
補助付勢手段62は、ねじりコイルバネで構成され、環状のコイル部分62bが補助ロック部材61がスライドする面と同一平面上に配置されている。また、補助付勢手段62は、バネの一端が、ユニット窓64aを貫通しつつ、補助ロック部材61のバネ連係部61aを貫通する。そして、貫通した先端は、ユニット窓64aから突出し、トリガー31に係合するトリガー係合部62aに設定されている。補助付勢手段62のバネの他端は、ユニットケース63の補助バネ収容部65に係止されている。
【0025】
トリガー31は、軸状の部材で構成され、一端がカバー3の内面に固定され、ロック部材5のスライド方向に沿って延設されている。また、トリガー31は、カバー3がフレーム2に組付けられた状態で、後述するトリガー挿通孔26を貫通し、先端がユニット収容室24内に突出する。
【0026】
ユニット収容室24は、収容されるユニットケース63がガタ付くことないように形成され、トリガー挿通孔26とユニット係止突起25を備えている。トリガー挿通孔26は、フレーム2の他面側となる部品収容室22と、ユニット収容室24とを、ロック部材5のスライド方向に沿って繋ぐ貫通孔からなり、トリガー31が挿脱可能な孔形状を備えている。ユニット係止突起25は、係止爪66の突起係合部66aと係合可能に、ユニット収容室24の内壁に突設された突起であり、トリガー挿通孔26延長線上に位置するユニット収容室24の内壁の所定の部位に、ユニット収容室24の一面側開口縁まで延設されている。
【0027】
次に、補助ロック構造6を組付ける手順を説明する。まず、
図8に示すように、ロック部材5、および駆動手段4が組付けられたフレーム2に、カバー3を組付ける。そして、カバー3をフレーム2に組付ける際に、トリガー31をトリガー挿通孔26に挿入する。
【0028】
次に、補助ロック構造6をユニットケース63の補助ロック収容部64に収容する。そして、補助付勢手段62のバネの一端を補助ロック構造6のバネ連係部61aに挿入しつつ、補助付勢手段62をユニットケース63の補助バネ収容部65に配設し、補助ロックユニット6aにする。補助付勢手段62の付勢力に抗しつつ、補助ロック構造6を補助ロック解除位置に保持する組立治具(図示せず)を補助ロックユニット6aに組付ける。組立治具ごと補助ロックユニット6aをユニット収容室24に収容したところで、組立治具を取外す。
【0029】
ここで、補助ロックユニット6aがユニット収容室24に挿入されると、
図9に示すように、係止爪66の突起係合部66aがユニット係止突起25に当接し、乗越えるように係止爪66が撓み変形する。補助ロックユニット6aのユニット収容室24への挿入が完了すると、
図10に示すように、係止爪66が元の形状に弾性復帰し、突起係合部66aがユニット係止突起25とユニットケース63がユニット収容室24から脱落する方向に係合する。ユニットケース63の突起係合部66aと、ユニット収容室24のユニット係止突起25とが係合することで、ユニットケース63がユニット収容室24内に保持される。
【0030】
また、組付治具によって補助ロック構造6が補助ロック解除位置に保持されているため、補助ロックユニット6aをユニット収容室24に配設することで、補助付勢手段62のトリガー係合部62aが、トリガー31の先端と係合可能な位置に位置している。そして、組立治具を引抜くことで補助付勢手段62の付勢力によってトリガー係合部62aがトリガー31の先端に当接、係合する。
【0031】
次に、補助ロック構造6の動作を説明する。まず、補助ロック部材61が補助ロック解除位置に位置し、補助付勢手段62のトリガー係合部62aがトリガー31の先端に係合した状態では、
図11、
図12に示すように、補助ロック部材61がロック部材5と係合しないため、駆動手段4の駆動力によってロック部材5がロック位置とロック解除位置との間を移動することが可能となっている。ロック部材5がロック位置に位置した状態で、不正解錠行為等によってカバー3がフレーム2から脱落すると、
図13、
図14に示すように、トリガー31がトリガー挿通孔26から抜落ちて、トリガー係合部62aとトリガー31の先端との係合が解除される。トリガー係合部62aとトリガー31の先端との係合が解除されると、補助付勢手段62の付勢力によって、補助ロック部材61が補助ロック解除位置から補助ロック位置へ移動し、補助ロック部材61の先端が、補助ロック係合部51に係合する。これにより、ロック部材5は、ロック解除位置への移動が阻止され、ロック位置に保持される。
【0032】
上記構成を備えた本実施形態のステアリングロック装置1は、ロック部材5がロック位置に位置し、ステアリングシャフトの回動を規制している状態で、ステアリングシャフトを回動させようとする過大な力が加わった際に、ロック収容孔23の周辺で過大な力を受けなければならない。したがって、補助ロック構造6を配設するために、ロック収容孔23の周辺にユニット収容室24を設ける場合には、できるだけ寸法L1を小さくしなければならない。しかしながら、従来のように、補助付勢手段としてコイルバネを補助ロック部材の側面に配置する構成の場合、コイルバネの筒径と補助ロック部材の板厚とを合わせた寸法になるため、寸法L1が大きくなってしまう。
【0033】
ところが、本実施形態のステアリングロック装置1では、トリガー31の先端が補助付勢手段62であるねじりコイルバネのトリガー係合部62aに係合し、補助ロック部材61を補助ロック解除位置に保持する構成としたことで、ユニット収容室24の開口部の寸法L1の大きさをより小さくすることができる。また、本実施形態では、補助ロック部材61がスライドする面と同一平面上に補助付勢手段62としてのねじりコイルバネを配置することによって、補助付勢手段62、または補助ロック部材61の厚さ寸法のみで、補助付勢手段62、または補助ロック部材61を配設することができるため、寸法L1を小さくすることができる。これらの構成によって、ユニット収容室24の開口部の寸法L1を小さくすることができるので、フレーム2の強度低下をもたらすことなく補助ロック構造6を備えることができる。
【0034】
また、補助ロック部材61に設けられるバネ連係部61aを補助ロック部材61のスライド方向に対して直交する長孔とし、ねじりコイルバネの一端が、バネ連係部61aに対して、補助ロック部材61のスライド方向の前後に係合する構成としたことで、ステアリングロック装置1がステアリングシャフトに組付けられる向きによって、補助ロック部材61が補助ロック位置に変位してしまうことが防止されるため、ステアリングロック装置1を取付ける方向を規制することがない。
【0035】
さらに、補助付勢手段62としてねじりコイルバネを用いるとともに、補助付勢手段62を補助ロック部材61がスライドする面と同一平面上に配置する構成としたことで、バネ連係部61aを補助ロック部材61の後端側に設定でき、トリガー挿通孔26とロック収容孔23との間の距離L2を拡げられるため、破壊行為に対するフレーム2の強度を高めることができる。
【0036】
ユニット係止突起25がユニット収容室24内のトリガー挿通孔26延長線上に設定されていることで、フレーム2を鋳造成形する金型7では、
図15に示すように、ユニット係止突起25を形成するキャビティ部分81がトリガー挿通孔26を形成する挿通孔形成部71の先端と相手側金型72との間に設定されるため、複雑で高価な金型を用いることなくユニット係止突起25を形成することができるため、製造コストの増大を抑えつつ、補助ロック構造6を備えることができる。
【0037】
たとえば、ユニット収容室24と部品収容室22とを繋ぐ貫通孔(図示せず)を設け、貫通孔の部品収容室22側開口縁に係止爪(図示せず)を引っ掛けてユニットケース63をユニット収容室24内に固定する構成では、フレーム2を貫通する孔が増えるため、破壊行為に対するフレーム2の強度が低下するとともに、破壊行為の的になるおそれが高くなる。しかしながら、本実施形態のように、ユニット収容室24内にユニット係止突起25を形成し、ユニットケース63をユニット係止突起25に係止させる構成の場合には、ユニットケース63を固定するための貫通孔を必要としないため、破壊行為に対するフレーム強度の低下を招くことはなく、破壊行為の的になるおそれも低くできる。
【0038】
また、ユニット係止突起25が、ユニット収容室24内の所定の部位から一面側の開口縁まで延設することによって、ユニット係止突起25を成形する金型を複雑にすることなくユニット係止突起の強度を高めることができる。