【実施例】
【0107】
以下の実施例は、本発明の実施形態の実例を示すことを意図したものであり、限定的な様式での解釈を意図するものではない。
【0108】
略号
AIBN 2,2’−アゾビスイソブチロニトリル
DAST(ジエチルアミノ)サルファートリフルオリド
DCM ジクロロメタン
DIBAL−H ジイソブチルアルミニウムヒドリド
DMAP 4−ジメチルアミノピリジン
DMF N,N−ジメチルホルムアミド
DMP デス・マーチンペルヨージナン
DMSO ジメチルスルホキシド
EDC 1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩
NBS N−ブロモスクシンイミド
PMBBr パラ−メトキシベンジルブロミド
TBAB テトラ−n−ブチルアンモニウムブロミド
TBAF テトラ−n−ブチルアンモニウムフルオリド
TEA トリエチルアミン
TEAF テトラエチルアンモニウムフルオリド
TEMPO 2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジン−1−オキシフリーラジカル
TFA 2,2,2−トリフルオロ酢酸
THF テトラヒドロフラン
中間体(5)の合成
1,3,4,6−テトラ−O−アセチル−2−デオキシ−2−イソチオシアネート−β−D−グルコピラノース(5)
【化5】
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【0109】
スキームI
【化6】
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【化7】
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【0110】
(2S,3R,4R,5S,6R)−6−(アセトキシメチル)−3−アミノ−テトラヒドロ−2H−ピラン−2,4,5−トリイルトリアセテート塩酸塩(4)を化合物1から、刊行物:D.J.Silva etc.J.Org.Chem.,1999,64(16),5926−5929に従って調製した。
【化8】
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【0111】
(2S,3R,4R,5S,6R)−6−(アセトキシメチル)−3−イソチオシアナト−テトラヒドロ−2H−ピラン−2,4,5−トリイルトリアセテート(5)を化合物4から、刊行物:M.V.Gonzalez etc.Carbohydrate Research,1986,154,49−62に従って調製した。
【0112】
実施例1
(3aR,5R,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−5−((S)−1−ヒドロキシエチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール
【化9】
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【0113】
スキームII
【化10】
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【0114】
工程1
【化11】
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【0115】
(3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−(アセトキシメチル)−2−(ジメチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジイルジアセテート(6):(3R,4R,5S,6R)−6−(アセトキシメチル)−3−イソチオシアナト−テトラヒドロ−2H−ピラン−2,4,5−トリイルトリアセテート(2g,5.14mmol)のジクロロメタン(20mL)溶液に、ジメチルアミン塩酸塩(460mg,5.64mmol)とトリエチルアミン(675mg,6.68mmol)を5〜10℃で添加した。3時間撹拌した後、反応混合物をTFA(1.6g,14mmol)で室温にて一晩処理した。反応混合物を飽和重炭酸ナトリウム(50mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで脱水し、真空濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(1%のMeOHを含むジクロロメタンで溶出)、化合物6を黄色油状物として得た(1.65g,85%)。(ES,m/z):[M+H]
+ 374.9;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 6.24−6.26(d,J=6.6Hz,1H),5.31−5.43(m,1H),4.94−4.99(m,1H),4.34−4.38(t,J=10.8Hz,1H),4.16−4.22(m,2H),4.38−4.39(m,1H),3.02(s,6H),2.06−2.12(m,9H)。
【0116】
工程2
【化12】
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【0117】
(3aR,5R,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−5−(ヒドロキシメチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール(7):(3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−(アセトキシメチル)−2−(ジメチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジイルジアセテート(1.65g,4.41mmol)のメタノール(20mL)溶液に、炭酸カリウム(25mg,0.18mmol)を添加した。得られた混合物室温で一晩を撹拌し、固形物を得た。これを濾過によって収集し、冷メタノールで洗浄し、乾燥させた。生成物7を淡黄色固形物として得た(1.05g,94%)。(ES,m/z):[M+H]
+ 248.9;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 6.33−6.35(d,J=6.3Hz,1H),4.29−4.33(t,J=6.0Hz 1H),4.16(s,1H),3.76−3.89(m,2H),3.70(s,2H),3.03(s,6H)。
【0118】
工程3
【化13】
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【0119】
(3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−((tert−ブチルジメチルシリルオキシ)メチル)−2−(ジメチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール(8);(3aR,5R,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−5−(ヒドロキシメチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール(1g,4.03mmol)、DMAP(49.2mg,0,40mmol)およびトリエチルアミン(611mg,6.05mmol)を含むDMF(50mL)の溶液に、tert−ブチルクロロジメチルシラン(665mg,4.43mmol)を添加した。50℃で一晩撹拌した後、得られた混合物を真空濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(2から5%までのMeOHを含むジクロロメタンで溶出)、化合物8を黄色固形物として得た(1.0g,65%)。(ES,m/z):[M+H]
+ 263.0;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 6.33−6.35(d,J=6.3Hz,1H),4.35−4.39(t,J=5.7Hz,1H),4.18−4.21(t,J=4.5Hz,1H),3.81−3.84(m,3H),3.62−3.67(m,1H),3.05(s,6H),0.93(s,9H),0.11(s,6H)。
【0120】
工程4
【化14】
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【0121】
(3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−((tert−ブチルジメチルシリルオキシ)メチル)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−N,N−ジメチル−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−アミン(9):(3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−((tert−ブチルジメチルシリルオキシ)メチル)−2−(ジメチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール(1g,2.76mmol)のDMF(20mL)溶液に、水素化ナトリウム(568mg,16.6mmol,70%)を15℃で添加した後、1−(ブロモメチル)−4−メトキシベンゼン(2.22g,11.0mmol)を添加した。得られた溶液を室温で3時間撹拌し、冷水(50mL)の添加によってクエンチし、ジクロロメタン(3×50mL)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸マグネシウムで脱水し、濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(10から25%までの酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出)、化合物9を黄色油状物として得た(1.2g,64%)。(ES,m/z)[M+H]
+ 603.1;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.22−7.35(m,4H),6.84−6.92(m.4H),6.27−6.29(d,J=6.6Hz,1H),4.60−4.76(m,4H),4.36−4.43(m,2H),4.10−4.17(m,2H),3.81(s,6H),3.72(m,1H),3.61(m,1H),2.99(s,6H),0.83(s,9H),0.07(s,6H)。
【0122】
工程5
【化15】
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【0123】
((3aR,5R,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−5−イル)メタノール(10):(3aR,5R,6S,7R,7aR)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−5−((tert−ブチルジメチルシリルオキシ)メチル)−N,N−ジメチル−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−アミン(9.5g,15.8mmol)を含むTHF(100mL)をTBAF(8.27g,31.6mmol)で室温にて一晩処理した。得られた溶液をブライン(200mL)で希釈し、酢酸エチル(2×200mL)で抽出し、無水硫酸マグネシウムで脱水した。溶媒の除去後、残渣をシリカゲルカラムによって精製し(1から2.5%までのMeOHを含むジクロロメタンで溶出)、化合物10を黄色油状物として得た(7.0g,86%)。(ES,m/z):[M+H]
+ 489.0;
lHNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.32−7.62(m,2H),7.22−7.28(m,2H),6.85−6.91(m,4H),6.26−6.28(d,J=6.6Hz,1H),4.52−4.73(m,4H),4.31−4.34(d,J=11.4Hz,1H),4.23(s,1H),3.81(s,6H),3.53−3.76(m,4H),3.01(m,6H),1.78−1.82(m,1H)。
【0124】
工程6
【化16】
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【0125】
(3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−5−カルボアルデヒド(11):((3aR,5R,6S,7R,7aR)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−2−(ジメチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−5−イル)メタノール(500mg,1,0mmol)、TBAB(16.5mg,0.05mmol)、KHCO
3(461mg,4.6mmol)およびTEMPO(8mg,0.05mmol)とジクロロメタン(25mL)およびH
2O(5mL)との混合物に、NBS(201mg,1.13mmol)を15℃で添加した。30分間撹拌した後、反応混合物を飽和Na
2SO
3(5mL)によってクエンチした。有機層を無水硫酸マグネシウムで脱水し、濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(20から30%までの酢酸エチルを含むジクロロメタンで溶出)、化合物11を黄色シロップ状物として得た(320mg,純度75%)。(ES,m/z);[M+H]
+ 487.0。
lHNMR(300MHz,CDCl
3)δ 9.61(s,1H),7.22−7.34(m,4H),6.83−6.92(m,4H),6.11−6.13(d,J=6.0Hz,1H),4.17−4.67(m,8H),3.83(s,6H),3.00−3.04(s,6H)。
【0126】
工程7
【化17】
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【0127】
1−((3aR,5R,6S,7R,7aR)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−2−(ジメチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−5−イル)エタノール(12):(3aR,5S,6S,7R,7aR)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−2−(ジメチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−5−カルボアルデヒド(260mg,0.53mmol)のTHF(10mL)溶液に、メチルマグネシウムブロミド(0.3mL,THF中3M)を添加した。室温で2時間撹拌した後、反応混合物を飽和NH
4Cl(水性,20mL)でクエンチし、酢酸エチル(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸マグネシウムで脱水し、真空濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(1から2%までのMeOHを含むジクロロメタンで溶出)、化合物12を黄色シロップ状物として得た(250mg,74%,2種類のジアステレオマー,高速で移動した方:低速で移動した方=1:5)。(ES,m/z):[M+H]
+ 503.0;
lHNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.26−7.35(m,2H),7.22−7.28(m,2H),6.85−6.91(m,4H),6.29−6.31(d,J=6.9Hz,1H),4.52−4.73(m,4H),4.31−4.34(d,J=11.4Hz,1H),4.23(s,1H),3.81(s,6H),3.53−3.76(m,4H),3.01(m,6H),1.19−1.21(d,J=6.6Hz,3H)。
【0128】
工程8
【化18】
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【0129】
(3aR,5R,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−5−((R)−1−ヒドロキシエチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール(13a)および(3aR,5R,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−5−((S)−1−ヒドロキシエチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール(13,実施例1):1−((3aR,5R,6S,7R,7aR)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−2−(ジメチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−5−イル)エタノール(315mg,0.63mmol,2種類のジアステレオマーの1:5の混合物)のジクロロメタン(20mL)溶液をTFA(2mL)で室温にて1時間処理した。反応混合物を真空濃縮し、残渣を得、これを分取用HPLCによって以下の条件下[(3#−Agilent 1200分取用HPLC):Column,SunFire Prep C18,19
*50mm 5um;移動相,0.03%のNH
4OHおよびCH
3CN(10%のCH
3CNを10分間で45%まで)を含む水;検出器,UV 220nm]で精製し、高速溶出異性体を白色固形物として(13a,6.9mg,4.2%):(ES,m/z):[M+H]
+ 262.9;
lHNMR(300MHz,CDCI
3)δ 6.21−6.23(d,J=6.6Hz,1H),4.12−4.16(m,1H),3.92−3.99(m,2H),3.48−3.59(m,2H),2.9(s,6H),1.07−1.10(d,J=6.6Hz,3H);
および低速溶出異性体を白色固形物として得た(13,実施例1,52.8mg,32%):(ES,m/z):[M+H]
+ 262.9;
1HNMR(低速溶出異性体,300MHz,CDCl
3)δ 6.18−6.21(d,J=6.6Hz,1H),4.13−4.16(m,1H),3.95−3.98(m,1H),3.84−3.88(m,1H),3.58−3.63(m,1H),3.21−3.26(m,1H),2.89(s,6H),1.11−1.13(d,J=6.6Hz,3H)。
【0130】
実施例2
(3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−((S)−1−ヒドロキシエチル)−2−(プロピルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール
【化19】
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【0131】
スキームIII
【化20】
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【0132】
工程1
【化21】
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【0133】
(3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−(アセトキシメチル)−2−(プロピルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジイルジアセテート(14):(3R,4R,5S,6R)−6−(アセトキシメチル)−3−イソチオシアナト−テトラヒドロ−2H−ピラン−2,4,5−トリイルトリアセテート(59g,151mmol)のジクロロメタン(500mL)溶液に、撹拌しながら0℃で、プロパン−1−アミン(9.4g,159mmol)を滴下した。1時間撹拌した後、反応溶液をトリフルオロ酢酸(130g,1.34mol)で室温にて一晩処理した。反応混合物を飽和重炭酸ナトリウム(300mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで脱水し、真空濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(1%のMeOH含有ジクロロメタンで溶出)、化合物14を黄色油状物として得た(50g,84%)。(ES,m/z)[M+H]
+ 388.9;
lHNMR(300MHz,CDCl
3)δ 6.14−6.16(d,J=6.6Hz,1H),5.33−5.35(m,1H),5.05−5.19(m,1H),4.85−4.89(m,1H),4.27−4.30(m,1H),4.08(s,2H),3.75−3.81(m,1H),3.06−3.28(m,2H),1.97−2.04(m,9H),1.49−1.58(m,2H),0.82−0.91(m,3H)。
【0134】
工程2
【化22】
[この文献は図面を表示できません]
【0135】
(3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−(ヒドロキシメチル)−2−(プロピルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール(15):(3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−(アセトキシメチル)−2−(プロピルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジイルジアセテート(100g,257mmol)のメタノール(800mL)溶液に炭酸カリウム(18g,130mmol)を添加した。得られた溶液を40℃で一晩撹拌し、次いで0℃まで冷却し、固形物を得、これを濾過によって収集し、冷メタノールで洗浄し、乾燥させた。生成物15を白色固形物として得た(50g,74%)。(ES,m/z):[M+H]
+ 262.9;
1HNMR(300MHz,D2O)δ 6.17−6.19(d,J=6.3Hz,1H),4.07−4.10(m,1H),3.93−3.96(m,1H),3.71−3.76(m,1H),3.45−3.69(m,3H),3.04−3.13(m,2H),1.39−1.51(m,2H),0.82−0.91(m,3H)。
【0136】
工程3
【化23】
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【0137】
tert−ブチル(3aR,5R,6S,7R,7aR)−6,7−ジヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−イル(プロピル)カルバメート(16):(3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−(ヒドロキシメチル)−2−(プロピルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール(67.6g,258mmol)のメタノール(800mL)溶液に(Boc)
2O(83g,384mmol)を添加した。室温で3時間撹拌した後、得られた混合物を真空濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(1%のMeOH含有ジクロロメタンで溶出)、化合物16を黄色油状物として得た(53g,46%)。(ES,m/z):[M+H]
+ 363.0。
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 6.11−6.14(d,J=6.6Hz,1H),416−4.26(m,2H),3.75−3.96(m,6H),3.58−3.63(m,1H),1.50−1.57(m,12H),0.89−0.94(m,3H)。
【0138】
工程4
【化24】
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【0139】
tert−ブチル(3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−((tert−ブチルジメチルシリルオキシ)メチル)−6,7−ジヒドロキシ−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−イル(プロピル)カルバメート(17):tert−ブチル(3aR,5R,6S,7R,7aR)−6,7−ジヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−イル(プロピル)カルバメート(45g,124mmol)、DMAP(760mg,6mmol)およびトリエチルアミン(25.1g,248mmol)を含むジクロロメタン(300mL)の撹拌溶液に、tert−ブチルクロロジメチルシラン(22.4g,149mmol)を添加した。室温で6時間撹拌した後、混合物を濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(10から30%までの酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出)、化合物17を黄色油状物として得た(43g.65%)。(ES,m/z)[M+H]
+ 477.1;
lHNMR(300MHz,CDCl
3)δ 6.12−6.14(d,J=6.3Hz,1H),4.40−4.45(m,1H),3.84−3.96(m,4H),3.64−3.71(m,1H),3.13−3.30(m,3H),1.67−1.74(m,2H),1.53(s,9H),0.93−0.98(m,3H),0.92(s,9H),0.12(s,6H)。
【0140】
工程5
【化25】
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【0141】
tert−ブチル(3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−((tert−ブチルジメチルシリルオキシ)メチル)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−イル(プロピル)カルバメート(18):tert−ブチル(3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−((tert−ブチルジメチルシリルオキシ)メチル)−6,7−ジヒドロキシ−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−イル(プロピル)カルバメート(20g,42mmol)のDMF(300mL)溶液に、水素化ナトリウム(10g,417mmol)を15℃で分割して添加した後、1−(ブロモメチル)−4−メトキシベンゼン(33.8g,168mmol)を添加した。得られた溶液を室温で1.5時間撹拌し、冷水(100mL)の添加によってクエンチし、ジクロロメタン(5×100mL)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸マグネシウムで脱水し、真空濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(10から25%までの酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出)、化合物18を黄色油状物として得た(20g,64.8%)。(ES,m/z):[M+H]
+ 717.1;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.32−7.35(d,J=8.7Hz,2H),7.19−7.22(d,J=8.7Hz,2H),6.83−6.92(m.4H),6.05−6.07(d,J=6.9Hz,1H),4.57−4.74(m,3H),4.30−4.39(m,2H),4.14−4.17(t,J=4.2Hz,1H),3.68−3.84(m,11H),3.41−3.45(m,1H),1.67−1.74(m,2H),1.53(s,9H),0.89(s,9H),0.84(m,3H),0.08(s,6H)。
【0142】
工程6
【化26】
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【0143】
tert−ブチル(3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−(ヒドロキシメチル)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−イル(プロピル)カルバメート(19):tert−ブチル(5R,6S,7R)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−5−((tert−ブチルジメチルシリルオキシ)メチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−イル(プロピル)カルバメート(19g,26.50mmol)のテトラヒドロフラン(100mL)溶液をTBAF(13.8g,53mmol)で室温にて一晩処理した。得られた溶液をブライン(200mL)で希釈し、酢酸エチル(2×200mL)で抽出し、無水硫酸マグネシウムで脱水した。溶媒の除去後、残渣をシリカゲルカラムによって精製し(10から30%までの酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出)、化合物19を黄色油状物として得た(14.5g,91%)。(ES,m/z):[M+H]
+ 603.0;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.32−7.35(d,J=8.7Hz,2H),7.17−7.20(d,J=8.7Hz,2H),6.83−6.92(m,4H),6.04−6.06(d,J=6.9Hz,1H),4.64−4.66(m,2H),4.40−4.48(m,1H),4.17−4.38(m,3H),3.72−3.83(m,9H),3.45−3.60(m,2H),3.43−3.45(m,1H),1.58−1.63(m,2H),1.53(s,9H),0.78−0.83(t,J=7.2Hz,3H)。
【0144】
工程7
【化27】
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【0145】
tert−ブチル(3aR,5S,6S,7R,7aR)−5−ホルミル−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−イル(プロピル)カルバメート(20):tert−ブチル(5R,6S,7R)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−5−(ヒドロキシメチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−イル(プロピル)カルバメート(2g,3.32mmol)、KHCO
3(1.49bg,15mmol)、TBAB(53mg,0.16mmol)およびTEMPO(26mg,0.17mmol)とジクロロメタン(60mL)およびH
2O(12mL)との混合物に、NBS(592mg,3.33mmol)を15℃で添加した。30分間撹拌した後、反応混合物を飽和Na
2SO
3(10mL)によってクエンチした。有機層を無水硫酸マグネシウムで脱水し、濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(20から30%までのAcOEtを含むジクロロメタンで溶出)、化合物20を黄色シロップ状物として得た(1.2g,純度60%)。(ES,m/z):[M+H]
+ 601.1。
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 9.61(s,1H),7.23−7.28(m,4H),6.82−6.86(m,4H),6.19−6.21(d,J=6.9Hz,1H),4.60−4.67(m,2H),4.41−4.55(m,3H),4.02−4.03(m,1H),3.88−3.93(m,1H),3.68−3.81(m,9H),1.46−1.53(m,11H),0.83−0.86(t,J=7.5Hz,3H)。
【0146】
工程8
【化28】
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【0147】
tert−ブチル(3aR,5R,6S,7R,7aR)−1−ヒドロキシエチル)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−5,6,7,7aテトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−イル(プロピル)カルバメート(21):tert−ブチル(3aR,5S,6S,7R,7aR)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−5−ホルミル−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−イル(プロピル)カルバメート(600mg,1.00mmol,60%純度)のテトラヒドロフラン(20mL)溶液に、メチルマグネシウムブロミド(1mL,THF中3M,3mmol)を添加した。室温で10分間撹拌した後、反応液を飽和NH
4Cl(水性,20mL)でクエンチし、ジクロロメタン(4×10mL)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸マグネシウムで脱水し、真空濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(30%のAcOEtを含むジクロロメタンで溶出)、化合物21を黄色シロップ状物として得た(300mg,81%,2種類のジアステレオマー,高速で移動した方:低速で移動した方=1:3)。(ES,m/z):[M+H]
+ 617.0;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.16−7.72(m,5H),6.83−6.93(m,4H),6.05−6.08(m,1H),4.67(s,2H),4.30−4.44(m,2H),4.27−4.35(m,2H),3.67−3.95(m,10H),3.20−3.31(m,1H),1.71−1.76(m,1H),1.53−1.55(m,14H),0.78−0.83(m,3H)。
【0148】
工程9
【化29】
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【0149】
(3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−((S)−1−ヒドロキシエチル)−2−(プロピルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール(22):tert−ブチル(3aR,5R,6S,7R,7aR)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−1−ヒドロキシエチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−イル(プロピル)カルバメート(300mg,0.49mmol,2種類のジアステレオマーの混合物,高速で移動した方:低速で移動した方=1:3)を含む20mLのジクロロメタンの溶液を2mLのTFAで処理した。室温で一晩撹拌した後、得られた混合物を真空濃縮して粗製生成物を得、これを分取用HPLCによって精製し(以下の条件[(Agilent 1200 detecl),カラム,19
*150mm;移動相,0.03%のNH
4OHおよびCH
3CN(10%のCH
3CNを10分間で45%まで)を含む水;検出器,254nm 220nm]で)、化合物22(実施例2)を白色固形物として得た(TFA塩,143.1mg,75%)。(ES,m/z):[M+H]
+ 277.0;
1HNMR(300MHz,D
2O):δ 6.49−6.45(m,1H),4.14−4.69(m,1H),3.86−3.99(m,2H),3.59−3.66(m,1H),3.32−3.36(m,1H),3.24−3.30(m,2H),1.47−1.59(m,3H),1.10−1.13(m,3H)。
【0150】
実施例3
(3aR,5S,6S,7R,7aR)−5−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール
【化30】
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【0151】
スキームIV
【化31】
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【0152】
工程1
【化32】
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【0153】
(3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−(アセトキシメチル)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジイルジアセテート(23):(3R,4R,5S,6R)−2,4,5−トリアセトキシ−6−(アセトキシメチル)−テトラヒドロ−2H−ピラン−3−アミニウムクロリド(100g,261mmol)のCH
3CN(1L)溶液に、イソチオシアン酸メチル(21g,287mmol)、トリエチルアミン(29g,287mmol)を添加した。60℃で12時間撹拌した後、得られた溶液をTFA(110g,0.96mol)で室温にて一晩処理し、次いで、飽和重炭酸ナトリウム(1L)で洗浄した。有機層を硫酸マグネシウムで脱水し、真空濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(1%のMeOH含有ジクロロメタンで溶出)、化合物23を黄色油状物として得た(150g,87%)。(ES,m/z)[M+H]
+ 360.9;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 6.31−6.33(d,J=6.6Hz,1H),5.41−5.48(t,J=8.4Hz,1H),4.97−5.00(m,1H),4.31−4.37(t,J=5.7Hz,1H),4.21(m,2H),3.97(m,1H),2.99(s,3H),2.00−2.20(m,9H)。
【0154】
工程2
【化33】
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【0155】
(3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−(ヒドロキシメチル)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール(24):(3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−(アセトキシメチル)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジイルジアセテート(150g,417mmol)のメタノール(1L)溶液を炭酸カリウム(11.5g,83mmol)で処理した。得られた混合物を室温で一晩を撹拌し、固形物を得た。これを濾過によって収集し、冷メタノールで洗浄し、乾燥させた。生成物24を黄色固形物として得た(85g,87%)。(ES,m/z):[M+H]
+ 235.1;
1HNMR(300MHz,D
2O)δ 6.14−6.16(d,J=6.3Hz,1H),4.03−4.07(m,1H),3.89−3.92(m,1H),3.65−3.70(m,1H),3.48−3.56(m,2H),3.41−3.45(m,1H),2.69(s,3H)。
【0156】
工程3
【化34】
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【0157】
tert−ブチル(3aR,5R,6S,7R,7aR)−6,7−ジヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−イル(メチル)カルバメート(25):(3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−(ヒドロキシメチル)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール(85g,363mmol)のメタノール(600mL)溶液をBoc
2O(117.7g,540mmol)とトリエチルアミン(73.3g,726mmol)で処理した。得られた溶液を45℃で一晩撹拌し、次いで真空濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(2.5%のメタノール含有ジクロロメタンで溶出)、化合物25を黄色固形物として得た(90g,74%)。(ES,m/z):[M+H]
+ 334.8;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 6.14−6.17(d,J=6.9Hz,1H),4.19−4.23(t,J=6.3Hz,1H),4.10−4.14(t,J=5.4Hz,1H),3.79−3.84(m,3H),3.60−3.64(m,2H),3.14(s,3H),1.55(s,9H)。
【0158】
工程4
【化35】
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【0159】
tert−ブチル(3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−((tert−ブチルジメチルシリルオキシ)メチル)−6,7−ジヒドロキシ−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−イル(メチル)カルバメート(26):tert−ブチル(3aR,5R,6S,7R,7aR)−6,7−ジヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−イル(メチル)カルバメート(30g,90mmol)、DMAP(550mg,4.5mmol)およびトリエチルアミン(18.2g,180mmol)とジクロロメタン(200mL)との混合物に、tert−ブチルクロロジメチルシラン(16.3g,108mmol)を0℃で添加した。得られた溶液を室温で4時間撹拌し、次いで真空濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(1%のメタノール含有ジクロロメタンで溶出)、化合物26を白色固形物として得た(20g,50%)。(ES,m/z)[M+H]
+ 449.0;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 6.10−6.12(d,J=6.9Hz,1H),4.15−4.24(m,2H),3.83−3.97(m,5H),3.60(m,1H),2.58−2.66(m,2H),1.55(s,9H),1.18(m,3H),0.91(s,9H),0.09(s,6H)。
【0160】
工程5
【化36】
[この文献は図面を表示できません]
【0161】
tert−ブチル(3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−((tert−ブチルジメチルシリルオキシ)メチル)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−イル(メチル)カルバメート(27):(3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−((tert−ブチルジメチルシリルオキシ)メチル)−6,7−ジヒドロキシ−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−イル(メチル)カルバメート(20g,45mmol)のDMF(150mL)溶液に、水素化ナトリウム(10.7g,446mmol)を分割して0℃で添加した後、1−(ブロモメチル)−4−メトキシベンゼン(36g,179mmol)を添加した。得られた溶液を室温で2時間撹拌し、冷水(200mL)でクエンチし、酢酸エチル(3×500mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(5×200mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで脱水し、真空濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(10%の酢酸エチル含有石油エーテルで溶出)、化合物27を黄色液状物として得た(21g,68%)。(ES,m/z):[M+H]
+ 689.1。
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.31−7.37(m,2H),7.22−7.28(m,2H),6.10−6.12(d,J=6.9Hz,1H),4.60−4.74(m,4H),4.20−4.47(m,4H),3.82(s,6H),3.69(s,3H),3.33−3.37(m,2H),1.56(s,9H),0.89(s,9H),0.05(s,6H)。
【0162】
工程6
【化37】
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【0163】
tert−ブチル(3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−(ヒドロキシメチル)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−イル(メチル)カルバメート(28):(3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−((tert−ブチルジメチルシリルオキシ)メチル)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−イル(メチル)カルバメート(1.54g,2.24mmol)のTHF(30mL)溶液をTBAF(1.17g,4.5mmol)で室温にて一晩処理した。得られた溶液をブライン(20mL)で希釈し、酢酸エチル(2×50mL)で抽出し、無水硫酸マグネシウムで脱水した。溶媒の除去後、残渣をシリカゲルカラムによって精製し(20%の酢酸エチル含有石油エーテルで溶出)、化合物28を黄色固形物として得た(0.8g,62%)。(ES,m/z):[M+H]
+ 575.2、
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.33−7.36(d,J=7.8Hz,2H),7.20−7.22(d,J=8.1Hz,2H),6.08−6.10(d,J=6.3Hz,1H),4.27−4.71(m,6H),3.82(s,6H),3.48−3.70(m,4H),3.33(s,3H),1.76−1.80(t,J=7.2Hz,1H),1.54(s,9H)。
【0164】
工程7
【化38】
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【0165】
(3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−(tert−ブトキシカルボニル(メチル)アミノ)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−5−カルボン酸(29):tert−ブチル(3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−(ヒドロキシメチル)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−イル(メチル)カルバメート(1g,1.74mmol)、KHCO
3(780mg,7.8mmol)、TBAB(28mg,0.09mmol)およびTEMPO(14mg,0.09mmol)とジクロロメタン(30mL)およびH
2O(6mL)との混合物をNBS(620mg,3.5mmol)で室温にて一晩処理した。反応混合物を塩酸で酸性(pHを3)に調整し、次いでジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、真空濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(20から50%までの酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出)、化合物29を白色固形物として得た(600mg,58%)。(ES,m/z):[M+H]
+ 589.0、
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.25−7.32(m,2H),6.85−6.90(m,2H),6.08−6.10(d,J=6.3Hz,1H),4.50−4.62(m,5H),4.22−4.29(m,2H),3.97(m,1H),3.81(s,6H),3.34(s,3H),1.54(s,9H)。
【0166】
工程8
【化39】
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【0167】
(3aR,5S,6S,7R,7aR)−メチル6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−2−(tert−ブトキシカルボニル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−5−カルボキシレート(30):(3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−(tert−ブトキシカルボニル(メチル)アミノ)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−5−カルボン酸(600mg,1.02mmol)のメタノール(30mL)溶液をEDC(392mg,2.04mmol)で室温にて2時間処理した。溶媒の除去後、残渣をシリカゲルカラムによって精製し(20%の酢酸エチル含有石油エーテルで溶出)、化合物30を得た(510mg,83%)。(ES,m/z)[M+H]
+ 603.0、
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.22−7.29(m,4H),6.83−6.91(m,4H),6.07−6.09(d,J=5.7Hz,1H),4.48−4.61(m,4H),4.30−4.31(m,1H),4.22−4.29(m,2H),4.17−4.19(t,J=4.8Hz,1H),3.82(s,6H),3.67(s,3H),3.30(s,3H),1.54(s,9H)。
【0168】
工程9
【化40】
[この文献は図面を表示できません]
【0169】
tert−ブチル(3aR,5S,6S,7R,7aR)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−5−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−イル(メチル)カルバメート(31)および2−((3aR,5S,6S,7R,7aR)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−5−イル)プロパン−2−オール(31a):化合物30(510mg)(THF(20mL)中)をメチルマグネシウムクロリド(1mL,THF中3M)で室温にて2時間処理した。反応液をブライン(20mL)でクエンチし、ジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸マグネシウムで脱水し、真空濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(20%の酢酸エチル含有石油エーテルで溶出)、化合物31を黄色油状物として得た(308mg,57%)。(ES,m/z)[M+H]
+ 603.3;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.34−7.37(d,J=8.4Hz,2H),7.19−7.22(d,J=8.4Hz,2H),6.90−6.93(dd,J=2.1Hz,1.8Hz,2H),6.83−6.86(dd,J=2.1Hz,1.8Hz,2H),6.15−6.18(d,J=7.2Hz,1H),4.68(s,2H),4.35−4.48(m,3H),4.23−4.26(d,J=4.5Hz,1H),3.86(s,6H),3.26(s,3H),3.21(d,J=8.1Hz,1H),1.54(s,9H);次いで、1%のMeOH含有ジクロロメタンで溶出し、31aを白色固形物として得た(152mg,31%)。(ES,m/z)[M+H]
+ 503.3;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.28−7.34(m,4H),6.85−6.92(m,4H),6.34−6.37(d,J=7.2Hz,1H),4.49−4.68(m,5H),4.25−4.29(m,2H),3.76−3.86(m,8H),3.34−3.37(m,1H),3.90(s,3H)。
【0170】
工程10
【化41】
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【0171】
(3aR,5S,6S,7R,7aR)−5−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール(32):tert−ブチル(3aR,5S,6S,7R,7aR)−5−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−イル(メチル)カルバメート(200mg,0.33mmol)のDCM(20mL)溶液をトリフルオロ酢酸(2mL)で室温にて一晩処理した。反応混合物を濃縮し、残渣を得、これを分取用HPLCによって精製し(以下の条件[(3#−Agilent 1200 detect 分取用HPLC):カラム,C18,19
*150mm,5um;移動相,0.03%アンモニアおよびCH
3CN(10%のCH
3CNを10分間で45%まで)を含む水;検出器,UV220nm]で)、化合物32(実施例3)を白色固形物として得た(67.9mg,78%)。(ES,m/z):[M+H]
+ 263.1;
1HNMR(300MHz,D
2O)δ 6.20−6.22(d,J=6.3Hz,1H),4.31(m,1H),4.28−4.30(m,1H),3.68−3.71(m,1H),3.14−3.17(d,2H),2.71(s,3H),1.10(s,3H),1.07(s,3H)。
【0172】
実施例4
(3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−5−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール
【化42】
[この文献は図面を表示できません]
【0173】
スキームV
【化43】
[この文献は図面を表示できません]
【0174】
工程1
【化44】
[この文献は図面を表示できません]
【0175】
1−(3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−5−イル)エタノン(33):1−((3aR,5R,6S,7R,7aR)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−2−(ジメチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−5−イル)エタノール(700mg,1.39mmol,ジアステレオマー混合物:高速で移動した方:低速で移動した方=1:5)のジクロロメタン(25mL)溶液をDMP(1.18g,2.78mmol)で室温にて2時間処理した。反応混合物を飽和Na
2S
2O
4(25mL)と飽和NaHCCO
3(25mL)によってクエンチし、ジクロロメタン(2×50mL)で抽出した。合わせた有機層を真空濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(10%のAcOEt含有ジクロロメタンを使用)、化合物33を黄色油状物として得た(550mg,71%)。(ES,m/z):[M+H]
+ 500.9;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.24−7.30(m,4H),6.83−6.90(m,4H),6.27−6.29(d,J=6.3Hz,1H),3.80−4.60(m,14H),3.02(s,6H),2.16(s,3H)。
【0176】
工程2
【化45】
[この文献は図面を表示できません]
【0177】
2−((3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−5−イル)プロパン−2−オール(34):1−((3aR,5S,6S,7R,7aR)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−2−(ジメチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−5−イル)エタノン(500mg,1.00mmol)のTHF(20mL)溶液をメチルマグネシウムブロミド(1mL,THF中3M)で室温にて1時間処理し、次いで、ブライン(50mL)によってクエンチし、酢酸エチル(3×50mL)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸マグネシウムで脱水し、真空濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(1%のメタノール含有ジクロロメタンを使用)、化合物34を黄色油状物として得た(480mg,84%)。(ES,m/z):[M+H]
+ 516.9;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.33−7.36(d,J=8.7Hz,2H),6.83−6.94(m,4H),6.32−6.34(d,J=6.9Hz,1H),4.47−4.71(m,5H),4.28−4.36(m,2H),3.82(s,6H)3.36−3.49(m.1H),3.29(s,6H),1.18(s,6H)。
【0178】
工程3
【化46】
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【0179】
(3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−5−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール(35(そのTFA塩として)):2−((3aR,5S,6S,7R,7aR)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−2−(ジメチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−5−イル)プロパン−2−オール(480mg,0.93mmol)のジクロロメタン(20mL)溶液をTFA(2mL)で室温にて1時間処理した。反応混合物を濃縮し、残渣を得、これを分取用HPLCによって精製し(以下の条件[(3#−Agiient 1200分取用HPLC):カラム,SunFire Prep C18,19
*50mm 5um;移動相,0.03%のNH
4OHおよびCH
3CN(10%のCH
3CNを10分間で45%まで)を含む水;検出器,UV 220nm)]で)、化合物35(実施例4)を白色固形物として得た(TFA塩,238mg,92%)。(ES,m/z):[M+H]
+ 276.9、
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 6.46−6.48(d,J=7.5Hz,1H),4.46−4.49(m,1H),4.08−4.10(m,1H),3.81−3.87(m,1H),3.28−3.30(d,J=8.4Hz,1H),3.18(s,3H),3.12(s,3H),1.07−1.20(m,6H)。
【0180】
実施例5
(3aR,5R,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−5−(2−ヒドロキシエチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール
【化47】
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【0181】
スキームVI
【化48】
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【0182】
工程1
【化49】
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【0183】
(3aR,5R,6R,7R,7aR,E)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−5−(2−メトキシビニル)−N,N−ジメチル−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−アミン(37):Ph
3PCH
2OCH
3Br(2.0g,5.90mmol)のTHF(30mL)溶液をt−BuOK(645mg,5.76mmol)で−10℃にて30分間処理した後、(3aR、5S,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3、2−d]チアゾール−5−カルボアルデヒド(700mg,1.37mmol)を添加した。0℃で3時間撹拌した後、得られた溶液を氷水(20mL)でクエンチし、酢酸エチル(2×20mL)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸マグネシウムで脱水し、濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(10から50%までの酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出)、生成物37を黄色油状物として得た(100mg,14%)。(ES,m/z)[M+H]
+ 515.0;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.15−7.35(m,4H),6.84−6.98(m,4H),6.45(d,J=7.8Hz,1H),6.28(d,J=6.3Hz,1H),5.21(m,1H),4.45−4.89(m,4H),4.18(t,J=5.7Hz,1H),3.94(t,J=4.8Hz,1H),3.87−3.91(m,1H),3.78(s,6H),3.56−3.65(m,1H),3.52(s,3H),2.92(s,6H)。
【0184】
工程2
【化50】
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【0185】
2−((3aR,5R,6R,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−5−イル)エタノール(38):37(100mg,0.18mmol)のアセトニトリル(20mL)冷溶液(−5℃で)に、Hg(OAc)
2(68mg,0.21mmol)の水(10mL)溶液を滴下した。0℃で4時間撹拌した後、反応混合物をヨウ化カリウム(40mg,0.24mmol)(水(1.6mL)中)で10分間処理した。反応溶液を水でクエンチし、ジクロロメタン(40mL)で抽出し、MgSO
4で脱水した。溶媒の除去により、粗製2−((3aR,5R,6R,7R,7aR)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−2−(ジメチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−5−イル)アセトアルデヒドを得た。この粗製生成物の乾燥THF(20mL)溶液に、NaBH
4(16mg,0.42mmol)を0℃で分割して添加した。0℃で一晩撹拌した後、反応溶液を水(25mL)でクエンチし、酢酸エチル(2×20mL)で抽出した。合わせた有機相を飽和水性NH
4Clで洗浄し、MgSO
4で脱水し、濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し(20から50%までの酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出)、生成物38を淡黄色油状物として得た(50mg,48%)。(ES,m/z)[M+H]
+ 503.0;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.15−7.35(m,4H),6.84−6.98(m,4H),6.28(d,J=6.3Hz,1H),4.45−4.89(m,4H),4.18(t,J=5.7Hz,1H),3.94(t,J=4.8Hz,1H),3.87−3.91(m,1H),3.78(s,6H),3.56−3.65(m,3H),2.92(s,6H),1.89−1.98(m,1H),1.62−1.73(m,1H)。
【0186】
工程3
【化51】
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【0187】
(3aR,5R,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−5−(2−ヒドロキシエチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール(39):2−((3aR,5R,6R,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−5−イル)エタノール(100mg,0.18mmol)のジクロロメタン(20mL)溶液をTFAで室温にて一晩処理した。溶媒の除去により残渣を得、これを分取用HPLCによって精製し(以下の条件:(Agilent 1200分取用HPLC:カラム,Sun fire prep.C18;移動相,0.03%トリフルオロ酢酸およびCH
3CN(時間10で10%から20%まで)を含む水;検出器,220nm)で)、生成物39(実施例5)を白色固形物として得た(5.0mg,11%)。(ES,m/z)[M+E]
+ 263.0;
1HNMR(300MHz,D
2O)δ 6.29(d,J=6.3Hz,1H),4.18(t,J=5.7Hz,1H),3.98(t,J=4.8Hz,1H),3.56−3.65(m,3H),3.39−3.43(m,1H),2.92(s,6H),1.89−1.98(m,1H),1.62−1.72(m,1H)。
【0188】
実施例6および7
(3aR,5R,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−5−エチル−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオールおよび(3aR,5R,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−5−ビニル−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール
【化52】
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【0189】
スキームVII
【化53】
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【0190】
工程1
【化54】
[この文献は図面を表示できません]
【0191】
(3aR,5R,6R,7R,7aR)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−N,N−ジメチル−5−ビニル−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−アミン(40):メチルトリフェニルホスホニウムブロミド(5.9g,16.5mmol)のTHF(70mL)懸濁液をn−BuLi(5.9ml,THF中2.5M)で、0℃にて30分間処理した後、(3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−5−カルボアルデヒド(1,6g,3.29mmol)のTHF(10mL)を添加した。室温で一晩撹拌した後、反応混合物を水(50mL)でクエンチし、ジクロロメタン(3×50mL)で抽出した。有機相を合わせ、MgSO
4で脱水し、真空濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(30%の酢酸エチル含有石油エーテルで溶出)、化合物40を黄色油状物として得た(520mg,純度57%(LC−MSによる))。この物質を、さらに精製せずに次の工程で使用した。(ES,m/z):[M+H]
+ 485.0。
【0192】
工程2
【化55】
[この文献は図面を表示できません]
【0193】
(3aR,5R,6R,7R,7aR)−5−エチル−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−N,N−ジメチル−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−アミン(41):上記の粗製化合物2(300mg,純度57%(LC−MSによる))の溶液をエタノール(20mL)に溶解させ、H
2雰囲気下で室温にて一晩、ラネーNi(200mg)で処理した。濾過後、有機溶液を濃縮し、粗製化合物41(260mg,純度54%(LC−MSによる))を得、これを、さらに精製せずに次の工程で使用した。(ES,m/z):[M+H]
+ 487.0。
【0194】
工程3
【化56】
[この文献は図面を表示できません]
【0195】
(3aR,5R,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−5−エチル−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール(42):上記の粗製生成物41(260mg,純度54%(LC−MSによる))のジクロロメタン(10mL)溶液をTFA(1mL)で室温にて4時間処理した。この溶液をNH
4OHでpH8に調整し、次いで濃縮し、粗製生成物を得、これを分取用HPLCによって精製し(以下の条件(Agilent 1200分取用HPLC:カラム,SunFire Prep C18,19
*50mm 5um;移動相,0.03%NH
4OHおよびCH
3CN(10%のCH
3CNを10分間で45%まで)を含む水;検出器,UV 220nm)で)、化合物42(実施例6)を白色固形物として得た(38mg)。(ES,m/z):[M+H]
+ 247.0。
1HNMR(300MHz,D
2O)δ 6.18−6.21(d,J=6.6Hz,1H),4.09−4.13(t,J=6.0Hz,1H),3.91−3.94(t,J=4.8Hz,1H),3.42−3.44(m,2H),2.92(s,6H),1.69−1.77(m,1H),1.40−1.50(m,1H),0.84−0.89(t,J=7.5Hz,3H)。
【化57】
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【0196】
(3aR,5R,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−5−ビニル−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール(43):上記の粗製生成物40(220mg,純度57%(LC−MSによる))のジクロロメタン(10mL)溶液をTFA(1mL)で室温にて4時間処理した。この溶液をNH
4OHでpH8に調整し、次いで濃縮し、粗製生成物を得、これを分取用HPLCによって精製し(以下の条件(Agilent 1200分取用HPLC:カラム,SunFire Prep C18,19
*50mm 5um;移動相,0.03%のNH
4OHおよびCH
3CN(10%のCH
3CNを10分間で45%までを含む水;検出器,UV 220nm)で)、化合物43(実施例7)を白色固形物として得た(35.7mg)。(ES,m/z):[M+H]
+ 245.0。
1HNMR(300MHz,D
2O)δ 6.20−6.22(d,J=6.3Hz,1H),5.79−5.87(m,1H),5.30−5.38(m,2H),3.98−4.08(m,2H),3.87−3.91(t,J=6.0Hz,1H),3.46−3.52(m,1H),2.93(s,6H)。
【0197】
実施例8
(3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−エチル−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール
【化58】
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【0198】
スキームVIII
【化59】
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【0199】
工程1
【化60】
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【0200】
tert−ブチル(3aR,5R,6R,7R,7aR)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−5−ビニル−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−イル(メチル)カルバメート(45):メチルトリフェニルホスホニウムブロミド(1.85g,5.18mmol)のテトラヒドロフラン(35mL)懸濁液をn−BuLi(1.9ml,2.5M)で0℃にて30分間処理した後、tert−ブチル(3aR,5S,6S,7R,7aR)−5−ホルミル−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−イル(メチル)カルバメート(44)(化合物28から、10から11への変換について記載のものと同一の手順によって調製)(0.6g,1.05mmol)のTHF(5mL)を添加した。得られた溶液を室温で一晩撹拌し、水(25mL)によってクエンチし、ジクロロメタン(3×25ml)で抽出した。合わせた有機層を硫酸マグネシウムで脱水し、真空濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(20%の酢酸エチル含有石油エーテルで溶出)、粗製化合物45を黄色油状物として得た(220mg,純度50%(LC−MSによる))。(ES,m/z)[M+H]
+ 571.0。
【0201】
工程2
【化61】
[この文献は図面を表示できません]
【0202】
tert−ブチル(3aR,5R,6R,7R,7aR)−5−エチル−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−イル(メチル)カルバメート(46):上記の粗製化合物45(220mg,純度50%)の溶液をエタノール(15mL)に溶解させ、H
2雰囲気で室温にて一晩、ラネーNi(100mg)で処理した。濾過後、有機溶液を濃縮し、粗製化合物46(200mg,純度48%(LC−MSによる))を得、これを、さらに精製せずに次の工程で使用した。(ES,m/z):[M+H]
+ 573.0。
【0203】
工程3
【化62】
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【0204】
(3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−エチル−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール(47):上記の粗製生成物46(200mg,純度48%(LC−MSによる))のジクロロメタン(10mL)溶液をTFA(1mL)で室温にて4時間処理した。この溶液をNH
4OHでpH8に調整し、次いで濃縮し、粗製生成物を得、これを分取用HPLCによって精製し(以下の条件(Agilent 1200分取用HPLC:カラム,SunFire Prep C18,19
*50mm 5um;移動相,0.03%のNH
4OHおよびCH
3CN(10%のCH
3CNを10分間で45%までを含む水;検出器,UV 220nm)で)、標題化合物47(実施例8)を白色固形物として得た(7.6mg)。(ES,m/z)[M+H]
+ 233.0。
1HNMR(300MHz,D
2O)δ 6.18−6.20(d,J=6.3Hz,1H),4.09−4.13(t,J=6.0Hz,1H),3.92−3.95(t,J=4.8Hz,1H),3.36−3.45(m,2H),2.75(s,3H),1.65−1.75(m,1H),1.38−1.48(m,1H),0.81−0.86(t,J=7.5Hz,3H)。
【0205】
実施例9
(3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−5−((S)−1−フルオロエチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール
【化63】
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【0206】
スキームIX
【化64】
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【0207】
工程1
【化65】
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【0208】
1−((3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−5−イル)エタノン(33):1−((3aR,5R,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−5−イル)エタノール(450mg,0.90mmol,ジアステレオマー混合物,高速溶出異性体:低速溶出異性体=1:5(HPLCおよび
1HNMR)による)のジクロロメタン(20mL)溶液をデス・マーチン試薬(760mg,1.80mmol)で室温にて2時間処理した。反応混合物を飽和Na
2S
2O
3水溶液(20mL)と飽和NaHCO
3水溶液(20mL)によってクエンチし、ジクロロメタン(2×20mL)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(2から3%までのメタノールを含むジクロロメタンで溶出)、化合物33を黄色シロップ状物として得た(400mg,88%)。(ES,m/z)[M+H]
+ 501.0;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.25−7.30(m,4H),6.83−6.90(m,4H),6.29−6.31(d,J=6.0Hz,1H),4.26−4.64(m,6H),3.81−3.98(m,8H),2.96−3.02(m,6H),2.17(s,3H)。
【0209】
工程2
【化66】
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【0210】
(R)−1−((3aR,5R,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−5−イル)エタノール(48)および(S)−1−((3aR,5R,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−5−イル)エタノール(48a):1−((3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−5−イル)エタノン(400mg,0.80mmol)のメタノール(10mL)溶液をNaBH
4(150mg,3.95mmol)で室温にて1時間処理した。反応液を水(10mL)によってクエンチし、酢酸エチル(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧濃縮し、残渣を得、これをキラルHPLCによって精製し(20%のエタノール含有ヘキサンで溶出)、化合物48を淡黄色油状物として得た(キラルHPLCによる低速溶出異性体,270mg,67%)。(ES,m/z):[M+H]
+ 503.0;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.22−7.36(m,4H),6.84−6.92(m,4H),6.34(broad,1H),4.53−4.71(m,4H),4.25−4.35(m,2H),3.76−3.94(m,8H),3.45−3.49(dd,J=4.2Hz,4.5Hz,1H),3.01(s,6H),1.19−1.21(d,J=6.0Hz,1H),1.11−1.13(d,J=6.0Hz,3H);および化合物48aを淡黄色油状物として(キラルHPLCによる高速溶出異性体,113mg,28%)。(ES,m/z):[M+H]
+ 503.0;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.32−7.35(d,J=8.4Hz,2H),7.24−7.27(d,J=8.7Hz,2H),6.83−6.91(m,4H),6.31−6.33(d,J=6.6Hz,1H),4.60−4.71(m,2H),4.53−4.57(m,2H),4.25−4.35(m,2H),3.85−3.87(m,7H),3.73−3.75(d,J=8.7Hz,1H),3.32−3.36(dd,J=3.6Hz,3.3Hz,1H),3.01(s,6H),1.92−1.94(d,J=7.5Hz,1H),1.19−1.21(d,J=6.3Hz,3H)。
【0211】
工程3
【化67】
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【0212】
(3aR,5S,6S,7R,7aR)−5−((S)−1−フルオロエチル)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−N,N−ジメチル−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−アミン(50):(R)−1−((3aR,5R,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−5−イル)エタノール(280mg,0.56mmol)のジクロロメタン(10mL)溶液をDAST(900mg,5.59mmol)で、−78℃にて10分間および0℃にて1時間処理した。反応液を飽和Na
2CO
3水溶液(30mL)によってクエンチし、ジクロロメタン(2×20mL)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(1から2%までのメタノールを含むジクロロメタンで溶出)、化合物50を黄色シロップ状物として得た(240mg,85%)。(ES,m/z):[M+H]
+ 505.0;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.22−7.43(m,4H),6.83−6.94(m,4H),6.38−6.50(m,1H),4.58−4.78(m,6H),3.75−3.90(m,8H),3.46−3.50(m,1H),3.05−3.18(m,6H),1.27−1.36(m,3H)。
【0213】
工程4
【化68】
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【0214】
(3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−5−((S)−1−フルオロエチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール(51):(3aR,5S,6S,7R,7aR)−5−((S)−1−フルオロエチル)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−N,N−ジメチル−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−アミン(240mg,0.48mmol)のジクロロメタン(20mL)溶液をTFA(2mL)で室温にて1時間処理した。反応混合物を減圧濃縮し、残渣を得、これを分取用HPLCによって精製し(以下の条件下[(Agilent 1200分取用HPLC):カラム,SunFire Prep C18,19
*50mm 5um;移動相,0.03%のNH
4OHおよびCH
3CN(10%のCH
3CNを10分間で45%まで)を含む水;検出器,UV 220nm]で)、化合物51(実施例9)を白色固形物として得た(30mg,24%)。(ES,m/z):[M+H]
+ 265.0;
1HNMR(300MHz,D
2O)δ 6.23−6.25(d,J=6.0Hz,1H),4.93−4.99(m,0.5H),4.77−4.84(m,0.5H),4.17(t,J=6.0Hz,1H),4.00(t,J=6.0Hz,1H),3.71−3.74(m,1H),3.36−3.49(m,1H),2.94(s,1H),1.25−1.35(dd,J=6.6Hz,6.3Hz,3H)。
【0215】
実施例10および11
(3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−5−((S)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオールおよび(3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−5−((R)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール
【化69】
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【0216】
スキームX
【化70】
[この文献は図面を表示できません]
【0217】
工程1
【化71】
[この文献は図面を表示できません]
【0218】
1−((3aR,5R,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−5−イル)−2,2,2−トリフルオロエタノール(52,2種類のジアステレオマーの混合物):TBAF(107mg,0.41mmol)および4ÅモレキュラーシーブスとTHF(20mL)との撹拌混合物に、(3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−5−カルボアルデヒド(1)(400mg,0.82mmol)とTMS−CF
3(230mg,1.64mmol)を含むTHF(5mL)の溶液を0℃で添加した。0℃で4時間撹拌した後、反応液をブライン(30mL)によってクエンチし、酢酸エチル(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(2から3%までのメタノールを含むジクロロメタンで溶出)、化合物52を黄色シロップ状物として得た(300mg,65%,ジアステレオマー混合物、高速溶出異性体:低速移動異性体=1:2(キラルHPLCによる))。(ES,m/z):[M+H]
+ 557.0;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.20−7.35(m,4H),6.85−6.92(m,4H),6.25−6.27(t,J=6.6Hz,1H),4.56−4.69(m,5H),4.30−4.36(m,2H),3.82−3.83(m,8H),2.99−3.00(m,6H)。
【0219】
工程2
【化72】
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【0220】
(3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−5−((S)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール(53)および(3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−5−((R)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール(54):1−((3aR,5R,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−5−イル)−2,2,2−トリフルオロエタノール(52,先の工程の2種類のジアステレオマーの混合物)(400mg,0.72mmol)のジクロロメタン(20mL)溶液をTFA(2mL)で室温にて1時間処理した。反応混合物を減圧濃縮し、残渣を得、これを分取用HPLCによって精製し(以下の条件下[(Agilent 1200分取用HPLC):カラム,SunFire Prep C18,19
*50mm 5um;移動相,0.03%のNH
4OHおよびCH
3CN(10%のCH
3CNを10分間で45%まで)を含む水;検出器,UV 220nm]で)、化合物53(実施例10)を白色固形物として(高速溶出異性体,62mg,27%):(ES,m/z):[M+H]
+ 316.9;
1HNMR(300MHz,D
2O)δ 6.19−6.21(d,J=6.6Hz,1H),4.22−4.27(m,1H),4.04(t,J=6.6Hz,1H),3.86−3.90(m,1H),3.71−3.76(m,1H),2.93(s,6H);化合物54(実施例11)を白色固形物として得た(低速溶出異性体,55mg,24%)。(ES,m/z):[M+H]
+ 316.9;
1HNMR(300MHz,D
2O)δ 6.25−6.27(d,J=6.3Hz,1H),4.26−4.34(m,1H),4.10(t,J=6.0Hz,1H),3.94(t,J=5.4Hz,1H),3.72−3.82(m,1H),2.92(s,6H)。
【0221】
実施例12
(3aR,5S,6S,7R,7aR)−5−(1,1−ジフルオロエチル)−2−(ジメチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール
【化73】
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【0222】
スキームXI
【化74】
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【0223】
工程1
【化75】
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【0224】
(S)−1−((3aR,5R,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−5−イル)エタノール(55):1−((3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−5−イル)エタノン(280mg,0.56mmol)のジクロロメタン(10mL)溶液を、(ジエチルアミノ)サルファートリフルオリド(451g,2.80mol)とエタノール(5.2mg,0.11mmol)で室温にて一晩処理した。次いで、反応液を飽和炭酸ナトリウム水溶液(50mL)の添加によってクエンチし、ジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸マグネシウムで脱水し、真空濃縮し、粗製生成物55(140mg)を得、これを、さらに精製せずに次の工程で使用した。(ES,m/z)[M+H]
+ 523.0;
1HNMR(300MHz,CD
3Cl)δ
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.24−7.30(m,4H),6.84−6.95(m,4H),6.30−6.32(m,1H),4.57−4.62(m,4H),4.27−4.35(m,2H),3.81−3.91(m,8H),2.99−3.01(m,6H),1.56−1.62(m,3H)。
【0225】
工程2
【化76】
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【0226】
1−((3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−5−イル)エタノン(56):粗製生成物2(140mg,0.27mmol,1.00当量)のジクロロメタン(10mL)溶液をTFA(1mL)で室温にて2時間処理し、次いで濃縮し、残渣を得、これを分取用HPLCによって精製し(以下の条件[(Prep−HPLC):カラム,19
*150mm;移動相,0.03%アンモニアおよびCH3CN(10%のCH3CNを10分間で35%まで)を含む水;検出器,220nm.]で)、標題化合物56(実施例12)を白色固形物として得た(76.3mg,40%)。(ES,m/z)[M+H]
+ 282.9;
1HNMR(300MHz,D
2O)δ 6.23(d,J=6.6Hz,1H),4.35(t,J=5.1Hz,1H),4.14(t,J=2.7Hz,1H),3.91−3.95(m,1H),3.57−3.67(m,1H),2.94(s,6H),1.59(t,J=19.8Hz,3H)。
【0227】
以下の実施例を、上記に概要を示したスキームおよび実施例と同様の手順に従って合成した。
【表1】
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【0228】
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【0229】
[この文献は図面を表示できません]
【0230】
[この文献は図面を表示できません]
【0231】
[この文献は図面を表示できません]
【0232】
[この文献は図面を表示できません]
【0233】
[この文献は図面を表示できません]
【0234】
[この文献は図面を表示できません]
【0235】
[この文献は図面を表示できません]
【0236】
[この文献は図面を表示できません]
【0237】
[この文献は図面を表示できません]
【0238】
[この文献は図面を表示できません]
【0239】
[この文献は図面を表示できません]
【0240】
[この文献は図面を表示できません]
【0241】
実施例137および138
(3aR,5S,6S,7R,7aR)−5−(1−ヒドロキシシクロペンチル)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオールおよび(3aR,5S,6S,7R,7aR)−5−(1−ヒドロキシシクロペント−3−エニル)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール
【化77】
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【0242】
スキームXII
【化78】
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【0243】
工程1
【化79】
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【0244】
4−((3aR,5S,6S,7R,7aR)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−5−イル)ヘプタ−1,6−ジエン−4−オール。(3aR,5S,6S,7R,7aR)−メチル2−(tert−ブトキシカルボニル(メチル)アミノ)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−5−カルボキシレート(1.0g,1.66mmol)のTHF(15mL)溶液をアリルマグネシウムクロリド(8.0mL,THF中0.5M)で室温にて1時間処理した。反応液を水性NH
4Cl(20mL)によってクエンチし、酢酸エチル(2×30mL)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(1%のメタノール含有ジクロロメタンを使用)、標題化合物を黄色油状物として得た(0.75g,81%)。(ES,m/z)[M+H]
+ 555.0;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.23−7.35(m,4H),6.84−6.93(m,4H),6.34−6.37(d,J=6.9Hz,1H),5.86−5.92(m,2H),5.06−5.11(m,4H),4.65−4.66(m,2H),4.50−4.54(m,2H),4.26−4.33(m,2H),3.96−3.99(d,J=8.4Hz,1H),3.81−3.83(m,6H),3.51−3.54(d,J=8.4Hz,1H),2.92(s,3H),2.22−2.31(m,4H)。
【0245】
工程2
【化80】
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【0246】
1−((3aR,5S,6S,7R,7aR)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−5−イル)シクロペント−3−エノール。化合物57(0.60g,1.08mmol)のジクロロメタン(10mL)溶液に、窒素雰囲気下でグラブス触媒(0.19g,0.22mmol)を添加した。室温で12時間撹拌後、反応混合物を減圧濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(30%から40%までの酢酸エチルを含む石油エーテルを使用)、化合物58を灰色の油状物として得た(0.35g,61%)。(ES,m/z)[M+H]
+ 527.0;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.24−7.35(m,4H),6.85−6.92(m,4H),6.34−6.36(d,J=6.9Hz,1H),5.66−5.67(m,2H),4.49−4.65(m,4H),4.28−4.31(m,2H),3.90−3.93(d,J=8.4Hz,1H),3.81−3.82(m,6H),3.55−3.57(d,J=8.4Hz,1H),2.92(s,3H),2.58−2.78(m,2H),2.23−2.34(m,2H)。
【0247】
工程3
【化81】
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【0248】
1−((3aR,5S,6S,7R,7aR)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−5−イル)シクロペンタノール。化合物58(0.35g,0.67mmol)およびPd/C(0.10g)とメタノール(20mL)との混合物を水素雰囲気下で室温にて20時間撹拌した。反応混合物を濾過し、濾液を真空濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(30%から40%までの酢酸エチルを含む石油エーテルを使用)、粗製化合物59を黄色油状物として得(300mg)、これを、さらに精製せずに次の工程で使用した。[M+H]
+ 529.0。
【0249】
工程4
【化82】
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【0250】
(3aR,5S,6S,7R,7aR)−5−(1−ヒドロキシシクロペンチル)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール:上記の化合物59(100mg)のジクロロメタン(5mL)溶液をTFA(0.5mL)で室温にて4時間処理した。反応溶液を減圧濃縮した。残渣を分取用HPLCによって精製し(以下の条件[(Agilent 1200分取用HPLC):カラム,SunFire Prep C18,19
*50mm 5um;移動相,0.03%のNH
4OHおよびCH
3CN(10%のCH
3CNを10分間で45%まで)を含むH
2O;検出器,UV 220nm]で)、化合物60(実施例137)を白色固形物として得た(5.0mg)。(ES,m/z):[M+H]
+ 289.0;
1HNMR(300MHz,D
2O)δ 6.22−6.24(d,J=6.9Hz,1H),4.29−4.32(m,1H),4.12−4.14(m,1H),3.80−3.83(m,1H),3.30−3.33(d,J=8.4Hz,1H),2.74(s,3H),1.51−1.66(m,8H)。
【0251】
工程5
【化83】
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【0252】
(3aR,5S,6S,7R,7aR)−5−(1−ヒドロキシシクロペント−3−エニル)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール:化合物58(100mg,0.19mmol))のジクロロメタン(5mL)溶液をTFA(0.5mL)で室温にて4時間処理した。反応溶液を減圧濃縮した。残渣を分取用HPLCによって精製し(以下の条件[(Agilent 1200分取用HPLC):カラム,SunFire Prep C18,19
*50mm 5um;移動相,0.03%のNH
4OHおよびCH
3CN(10%のCH
3CNを10分間で45%まで)を含むH
2O;検出器,UV 220nm]で)、化合物61(実施例138)を白色固形物として得た(15.0mg,27%)。(ES,m/z)[M+H]
+ 287.0;
1HNMR(300MHz,D
2O)δ 6.25−6.28(d,J=6.9Hz,1H),5.62−5.64(m,2H),4.31−4.37(m,1H),4.13−4.15(m,1H),3.76−3.81(m,1H),3.44−3.47(d,J=8.4Hz,1H),2.76(s,3H),2.58−2.64(m,2H),2.16−2.31(m,2H)。
【0253】
実施例139および140
(3aR,5S,6S,7R,7aR)−5−(2−フルオロプロパン−2−イル)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオールおよび(3aR,5R,6S,7R,7aR)−2−(メチルアミノ)−5−(プロプ−1−エン−2−イル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール。
【化84】
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【0254】
スキームXIII
【化85】
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【0255】
工程1
【化86】
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【0256】
(3aR,5S,6S,7R,7aR)−5−(2−フルオロプロパン−2−イル)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−N−メチル−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−アミンおよび(3aR,5R,6R,7R,7aR)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−N−メチル−5−(プロプ−1−エン−2−イル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−アミン。2−((3aR,5S,6S,7R,7aR)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−5−イル)プロパン−2−オール(450.0mg,0.90mmol)のジクロロメタン(20mL)溶液に、DAST(720.0mg,4.47mmol)を−78℃で添加した。0℃で1時間撹拌した後、反応液を水性炭酸カリウムによってクエンチし、ジクロロメタン(2×50mL)で抽出し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧濃縮し、62と63の混合物を黄色油状物として得(400.0mg)、これを、さらに精製せずに次の工程に使用した:(ES,m/z)[M+H]
+ 505.0および(ES,m/z)[M+H]
+ 485,0。
【0257】
工程2
【化87】
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【0258】
(3aR,5S,6S,7R,7aR)−5−(2−フルオロプロパン−2−イル)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオールおよび(3aR,5R,6S,7R,7aR)−2−(メチルアミノ)−5−(プロプ−1−エン−2−イル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール。上記の粗製生成物(400.0mg)のジクロロメタン(20mL)溶液をトリフルオロ酢酸(2mL)で室温にて2時間処理した。揮発性物質を除去すると残渣が得られ、これを分取用HPLCによって精製し(以下の条件[(Agilent 1200分取用HPLC):カラム,SunFire Prep C18,19
*50mm 5um;移動相,0.03%のTFAおよびCH
3CN(10%のCH
3CNを10分間で45%まで)を含むH
2O;検出器,UV 220nm]で)、化合物64(実施例139)をそのTFA塩として白色固形物として(50.0mg)(ES,m/z):[M+H]
+ 265.0;
1HNMR(300MHz,CD
3OD)δ 6.56−6.58(d,J=7.2Hz,1H),4.48−4.49(m,1H),4.12−4.14(m,1H),3.92−3.94(m,1H),3.44−3.51(m,1H),3.07(s,3H),1.45−1.47(d,J=6.3Hz,3H),1.37−1.39(d,J=6.6Hz,3H);および化合物65(実施例140)をそのTFA塩として白色固形物として得た(17.8mg)。(ES,m/z):[M+H]
+ 245.0;
1HNMR(300MHz,D
2O)δ 6.57−6.61(m,1H),5.10−5.11(m,2H),4.09−4.19(m,2H),3,84−3.94(m,1H),3.58−3.66(m,1H),2.97(s,3H),1.71(s,3H)。
【0259】
実施例141
(3aR,5R,6S,7R,7aR)−2−(2−フルオロエチルアミノ)−5−((S)−1−ヒドロキシエチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール
【化88】
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【0260】
スキームXIV
【化89】
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【0261】
工程1
【化90】
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【0262】
(3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−(アセトキシメチル)−2−(2−フルオロエチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジイルジアセテート(66):(2S,3R,4R,5S,6R)−6−(アセトキシメチル)−3−イソチオシアナト−テトラヒドロ−2H−ピラン−2,4,5−トリイルトリアセテート(30g,77mmol)のジクロロメタン(100mL)溶液を、2−フルオロエチルアミン塩酸塩(8.4g,84mmol)とトリエチルアミン(11.7mL,115mmol)に添加した。得られた溶液を室温で1時間撹拌し、次いで濃縮し、淡黄色泡状物を得、これをジクロロメタン(100mL)に溶解させ、2,2,2−トリフルオロ酢酸(75.6g,663mmol)で室温にて一晩処理した。反応混合物を飽和水性炭酸ナトリウム(500mL)によってクエンチし、塩化ナトリウム(3×50mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで脱水し、真空濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(50%の酢酸エチル含有石油エーテルで溶出)、化合物66を淡黄色油状物として得た(24g,70%)。(ES,m/z)[M+H]
+ 393.0;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 6.27−6.29(d,J=6.60Hz,1H),5.42−5.44(t,J=2.7Hz,1H),4.95−4.99(dd,J=1.8Hz,9.5Hz,1H),4.70−4.73(m,1H),4.54−4.65(m,1H),4.37−4.39(t,J=0.9Hz,1H),4.16−4.17(m,2H),3.81−3.87(m,1H),3.56−3.71(m,2H),2.09(s,3H),2.11(s,3H),2.14(s,3H)。
【0263】
工程2
【化91】
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【0264】
(3aR,5R,6S,7R,7aR)−2−(2−フルオロエチルアミノ)−5−(ヒドロキシメチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール(67):(3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−(アセトキシメチル)−2−(2−フルオロエチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジイルジアセテート(29g,74mmol)のメタノール(200mL)溶液を、炭酸カリウム(1g,7mmol)で室温にて一晩処理した。固形物を濾過によって収集し、ジクロロメタン(3×50mL)で洗浄し、化合物67を白色固形物として得た(18g,92%)。(ES,m/z)[M+H]
+ 266.9;
1HNMR(300MHz,D
2O)δ 6.21−6.23(d,J=6.3Hz,1H),4.55−4.59(m,1H),4.40−4.44(m,1H),4.10−4.14(t,J=5.7Hz,1H),3.95−3.98(t,J=5.4Hz,1H),3.70−3.75(m,1H),3.40−3.62(m,5H)。
【0265】
工程3
【化92】
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【0266】
tert−ブチル(3aR,5R,6S,7R,7aR)−6,7−ジヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−イル(2−フルオロエチル)カルバメートb(68):(3aR,5R,6S,7R,7aR)−2−(2−フルオロエチルアミノ)−5−(ヒドロキシメチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール(13.7g,51mmol)のメタノール(100mL)溶液に、二炭酸ジ−tert−ブチル(22g,102mmol)とトリエチルアミン(8.6mL)を添加した。室温で一晩撹拌した後、得られた混合物を真空濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(20%のメタノール含有ジクロロメタンで溶出)、化合物68を白色シロップ状物として得た(16g,85%)。(ES,m/z)[M+H]
+ 367.0;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 6.18−6.20(d,J=6.3Hz,1H),4.70−4.76(m,1H),4.55−4.60(m,1H),4.43−4.48(m,1H),4.27−4.30(m,1H),3.86−3.98(m,3H),3.71−3.79(m,2H),3.49−3.62(m,2H),1.57(s,9H)。
【0267】
工程4
【化93】
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【0268】
tert−ブチル(3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−((tert−ブチルジメチルシリルオキシ)メチル)−6,7−ジヒドロキシ−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−イル(2−フルオロエチル)カルバメート(69):
tert−ブチル(3aR,5R,6S,7R,7aR)−6,7−ジヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−イル(2−フルオロエチル)カルバメート(16g,43.7mmol)のジクロロメタン(100mL)溶液に、tert−ブチルクロロジメチルシラン(7.6g,50,7mmol)、4−ジメチルアミノピリジン(530mg,4.34mmol)およびトリエチルアミン(6.6g,65mmol)を添加した。室温で6時間撹拌した後、得られた混合物を真空濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(20%の石油含有酢酸エチルで溶出)、化合物69を薄黄色油状物として得た(10g,48%)。(ES,m/z)[M+H]
+ 481.0;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 6.17−6.19(d,J=6.3Hz,1H),4.42−4.74(m,3H),3.52−4.26(m,7H),1.56(s,9H),0.92(s,9H),0.10(s,6H)。
【0269】
工程5
【化94】
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【0270】
tert−ブチル(3aR,5R,6S,7R,7aR)−6,7−ビス(ベンジルオキシ)−5−((tert−ブチルジメチルシリルオキシ)メチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−イル(2−フルオロエチル)カルバメート(70):tert−ブチル(3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−((tert−ブチルジメチルシリルオキシ)メチル)−6,7−ジヒドロキシ−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−イル(2−フルオロエチル)カルバメート(2.0g,4.2mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(30mL)溶液を、窒素雰囲気中で10℃で10分間、水素化ナトリウム(510mg,21mmol)で処理した後、1−(ブロモメチル)ベンゼン(2.2g,13mmol)を添加した。15分間撹拌した後、反応液を飽和水性NH
4Clでクエンチし、ジクロロメタン(3×30mL)で抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで脱水し、真空濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(1.5から3%までの酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出)、化合物70を黄色油状物として得た(0.7g,25%)。(ES,m/z)[M+H]
+ 660.8;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.28−7.43(m,10H),6.11−6.13(d,J=6.3Hz,1H),4.60−4.74(m,4H),4.30−4.41(m,6H),3.73−3.75(m,3H),3.37−3.44(m,1H),1.54(s,9H),0.90(s,9H),0.06(s,6H)。
【0271】
工程6
【化95】
[この文献は図面を表示できません]
【0272】
tert−ブチル(3aR,5R,6S,7R,7aR)−6,7−ビス(ベンジルオキシ)−5−(ヒドロキシメチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−イル(2−フルオロエチル)カルバメート(71):tert−ブチル(3aR,5R,6S,7R,7aR)−6,7−ビス(ベンジルオキシ)−5−((tert−ブチルジメチルシリルオキシ)メチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−イル(2−フルオロエチル)カルバメート(1.36g,2.06mmol)のTHF(30mL)溶液を、テトラブチルアンモニウムフルオリド(1.1g,4.2mmol)で室温にて2時間処理した。反応混合物をH
2O(10mL)でクエンチし、酢酸エチル(3×50mL)で抽出し、無水硫酸マグネシウムで脱水し、真空濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(10%から20%までの酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出)、化合物71を薄黄色油状物として得た(600mg,53%)。(ES,m/z)[M+H]
+ 546.8;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.24−7.43(m,10H),6.09−6.11(d,J=4.2Hz,1H),4.60−4.66(m,2H),4.50−4.54(m,1H),4.46−4.47(m,1H),4.40−4.45(m,2H),4.27−4.39(m,2H),4.12−4.22(m,2H),3.72−3.79(m,1H),3.67−3.71(m,1H),3.55−3.63(m,1H),3.40−3.45(m,1H),1.54(s,9H)。
【0273】
工程7
【化96】
[この文献は図面を表示できません]
【0274】
tert−ブチル(3aR,5S,6S,7R,7aR)−6,7−ビス(ベンジルオキシ)−5−ホルミル−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−イル(2−フルオロエチル)カルバメート(72):tert−ブチル(3aR,5R,6S,7R,7aR)−6,7−ビス(ベンジルオキシ)−5−(ヒドロキシメチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−イル(2−フルオロエチル)カルバメート(600mg,1.10mmol)、KHCO
3(495mg,4.95mmol)、TBAB(18mg,0.06mmol)およびTEMPO(9mg,0.06mmol)とジクロロメタン(17mL)および水(2mL)との混合物を、NBS(215mg,1.21mmol)で10〜15℃にて15分間処理した。反応混合物を飽和水性Na
2SO
3(5mL)によってクエンチし、ジクロロメタン(3×15mL)で抽出し、硫酸マグネシウムで脱水し、真空濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(20%の酢酸エチル含有石油エーテルで溶出)、化合物72を黄色シロップ状物として得た(0.4g,67%)。(ES,m/z)[M+H]
+ 545.0;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 9.64(s,1H),7.23−7.39(m,10H),6.09−6.11(d,J=6.3Hz,1H),4.55−4.75(m,5H),4.34−4.45(m,2H),4.13−4.28(m,3H),3.90−4.12(m,2H),1.54(s,9H)。
【0275】
工程8
【化97】
[この文献は図面を表示できません]
【0276】
tert−ブチル(3aR,5R,6S,7R,7aR)−6,7−ビス(ベンジルオキシ)−5−(1−ヒドロキシエチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−イル(2−フルオロエチル)カルバメート(73):tert−ブチル(3aR,5S,6S,7R,7aR)−6,7−ビス(ベンジルオキシ)−5−ホルミル−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−イル(2−フルオロエチル)カルバメート(400mg,0.73mmol)のTHF(20mL)溶液に、メチルマグネシウムクロリド(1mL,THF中3M)を添加した。0〜5℃で3時間撹拌した後、得られた溶液を飽和水性NH
4Cl(10mL)でクエンチし、酢酸エチル(3×30mL)で抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで脱水し、真空濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(20%の酢酸エチル含有石油エーテルで溶出)、化合物73を黄色油状物として得た(0.37g,90%,ジアステレオマー(diasteromer)の比は1:4である)。(ES,m/z)[M+H]
+ 561.0;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.25−7.44(m,10H),6.13−6.15(d,J=6.9Hz,1H),4.73−4.78(m,2H),4.54−4.68(m,2H),4.28−4.49(m,4H),4.07−4.25(m,2H),3.75−3.97(m,2H),3.12−3.17(m,1H),1.54(s,9H),1.22−1.24(d,J=6.3Hz,3H)。
【0277】
工程9
【化98】
[この文献は図面を表示できません]
【0278】
(3aR,5R,6S,7R,7aR)−2−(2−フルオロエチルアミノ)−5−((S)−1−ヒドロキシエチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール2,2,2−トリフルオロアセテート(74):tert−ブチル(3aR,5R,6S,7R,7aR)−6,7−ビス(ベンジルオキシ)−5−(1−ヒドロキシエチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−イル(2−フルオロエチル)カルバメート(250mg,0.45mmol)のジクロロメタン(7mL)溶液をBCl
3(7mL,ジクロロメタン中1M)で−20〜−10℃にて2時間処理した。反応液をメタノールでクエンチし、真空濃縮し、粗製生成物(0.25g)を得、これを分取用HPLCによって精製し(Agilent 1200分取用HPLC;カラム,X−Bridge 19
*150mm 5um;移動相,0.05%のトリフルオロ酢酸およびCH
3CN(時間10で10%から20%まで)を含む水;検出器,220nm.)、化合物74(実施例141)を白色固形物として得た(55.7mg,45%)。(ES,m/z)[M+H]
+ 281.0;
1HNMR(300MHz,D
2O)δ 6.53−6.55(d,J=6.9Hz,1H),4.61−4.78(m,1H),4.47−4.52(m,1H),4.22−4.30(m,1H),3.93−4.04(m,2H),3.58−3.73(m,3H),3.38−3.42(m,1H),1.15−1.17(d,J=6.6Hz,3H)。
【0279】
実施例142
(3aR,5R,6S,7R,7aR)−2−(3−フルオロプロピルアミノ)−5−((S)−1−ヒドロキシエチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール
【化99】
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【0280】
標題化合物を実施例141と同様の手順に従って合成した。(ES,m/z)[M+H]
+ 295.0;1HNMR(300MHz,D
2O)δ 6.51−6.57(m,1H),4.60−4.67(m,1H),4.41−4.45(m,1H),4.22−4.30(m,1H),3.96−4.00(m,2H),3.58−3.65(m,4H),1.89−2.07(m,2H),1.15−1.19(m,3H)。
【0281】
実施例143
(3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−(3−ヒドロキシプロピル)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール
【化100】
[この文献は図面を表示できません]
【0282】
スキームXV
【化101】
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【0283】
工程1
【化102】
[この文献は図面を表示できません]
【0284】
(E)−エチル3−((3aR,5R,6R,7R,7aR)−2−(tert−ブトキシカルボニル(メチル)アミノ)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−5−イル)アクリレート(76):44(420mg,0.51mmol)のトルエン(20mL)溶液を、(カルベトキシメチレン)トリフェニルホスホラン(280mg,0.81mmol)で80℃にて一晩処理した。反応混合物を真空濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(10%の酢酸エチル含有石油エーテルで溶出)、化合物76を淡黄色固形物として得た(231mg,70%)。(ES,m/z)[M+H]
+ 643.3;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.31−7.34(d,J=8.4Hz,2H),7.20−7.22(d,J=8.7Hz,2H),6.85−6.96(m,5H),6.02−6.08(m,2H),4.63−4.71(m,2H),4.53−4.59(m,1H),4.35−4.41(m,1H),4.16−4.35(m,4H),3.98−3.99(m,1H),3.82(s,6H),3.48−3.52(m,1H),3.20(s,3H),1.54(s,9H),1.26−1.31(t,J=6.9Hz,3H)。
【0285】
工程2
【化103】
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【0286】
エチル3−((3aR,5R,6R,7R,7aR)−2−(tert−ブトキシカルボニル(メチル)アミノ)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−5−イル)プロパノエート(77):化合物76(100mg,0.16mmol)およびラネーNi(20mg)とメタノール(10mL)と混合物を、水素雰囲気下で室温にて一晩撹拌した。固形物の除去後、溶液を真空濃縮し、77を黄色油状物として得た(80mg,76%)。(ES,m/z)[M+H]
+ 645.3;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.34−7.35(d,J=6.6Hz,2H),7.19−7.20(d,J=6.6Hz,2H),6.84−6.93(m,4H),6.02−6.04(d,J=6.9Hz,1H),4.60−4.71(m,2H),4.49−4.52(d,J=8.1Hz,1H),4.37−4.40(m,1H),4.27−4.30(d,J=8.1Hz,1H),4.22−4.24(m,1H),4.07−4.14(m,2H),3.82(s,6H),3.80−3.81(m,1H),3.40−3.43(m,1H),3.10(s,3H),2.25−2.45(m,2H),2.01−2.09(m,1H),1.66−1.74(m,1H)1.54(s,9H),1.22−1.29(t,J=6.9Hz,3H)。
【0287】
工程3
【化104】
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【0288】
(3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−(3−ヒドロキシプロピル)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール(79):化合物77(150mg,0.23mmol)のTHF(10mL)溶液をLiAlH
4(26.6mg,0.70mmol)で室温にて3時間処理した。次いで、反応混合物を飽和水性NH
4Cl(20mL)の添加によってクエンチし、ジクロロメタン(3×30mL)で抽出し、無水硫酸マグネシウムで脱水した。濾液を真空濃縮し、粗製化合物78を黄色油状物として得(90mg)、これをジクロロメタン(10mL)に溶解させ、TFA(1mL)で室温にて一晩処理した。揮発性物質を除去すると残渣が得られ、これを分取用HPLCによって精製し(以下の条件;[(Agilent 1200分取用HPLC:カラム,Sun fire prep.C18;移動相,0.03%のトリフルオロ酢酸およびCH
3CN(時間10で10%から20%まで)を含む水;検出器,220nm.)]で)、標題化合物79(実施例143)を白色固形物として得た(10.8mg,23%)。(ES,m/z)[M+H
+ 263.1;
1HNMR(300MHz,D
2O)δ 6.18−6.20(d,J=6.3Hz,1H),4.08−4.12(m,1H),3.89−3.93(m,1H),3.36−3.51(m,4H),2.74−2.76(m,3H),1.68−1.76(m,1H),1.33−1.62(m,3H)。
【0289】
実施例144
(3aR,5R,6S,7R,7aR)−2−(エチルアミノ)−5−(2−ヒドロキシエチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール
【化105】
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【0290】
スキームXVI
【化106】
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【0291】
工程1
【化107】
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【0292】
tert−ブチル(3aR,5R,6R,7R,7aR)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−5−((E)−2−メトキシビニル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−イル(エチル)カルバメート(81):Ph
3PCH
2OCH
3Cl(613mg,1.79mmol)のTHF(20mL)溶液をカリウムt−ブトキシド(191mg,1,71mmol)で、窒素雰囲気中で0℃にて30分間処理した後、80(500mg,0.85mmol)のTHF(5mL)を添加した。得られた溶液を25℃で3時間撹拌し、次いで、飽和水性NH
4Cl(20mL)によってクエンチし、ジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(2×20mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで脱水し、真空濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(30%の酢酸エチル含有石油エーテルで溶出)、化合物81を淡黄色固形物として得た(200mg,38%)。(ES,m/z)[M+H]
+ 615.3。
【0293】
工程2
【化108】
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【0294】
(3aR,5R,6S,7R,7aR)−2−(エチルアミノ)−5−(2−ヒドロキシエチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール
化合物81(200mg,0.33mmol)を含むCH
3CN(10mL)と水(10mL)の溶液をHg(OAc)
2(128mg,0.40mmol)で−5℃にて4時間処理した後、KI(277mg,1.67mmol)とNaBH
4(50.67mg,1.33mmol)を逐次添加した。得られた混合物を0℃で一晩撹拌し、次いで飽和水性NH
4Cl(20mL)によってクエンチし、ジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(2×20mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで脱水し、濃縮し、粗製化合物82を黄色泡状物として得、これをジクロロメタン(10mL)に溶解させ、TFA(1mL)で室温にて一晩処理した。揮発性物質を除去すると残渣が得られ、これを分取用HPLCによって精製し(以下の条件[(Prep−HPLC):カラム,19
*150mm;移動相,0.03%のNH
3H
2OおよびCH
3CN(10%のCH
3CNを10分間で45%まで)を含む水;検出器,220nm.]で)、標題化合物83(実施例144)を黄色固形物として得た(8.1mg,28%)。(ES,m/z)[M+H]
+ 263.1;
1HNMR(300MHz,D
2O)δ 6.18−6.20(d,J=6.3Hz,1H),4.06−4.10(t,J=5.4Hz,1H),3.87−3.91(t,J=3.9Hz,1H),3.50−3.64(m,3H),3.38−3.42(m,1H),3.10−3.22(m,2H),1.88−1.99(s,1H),1.65−1.69(m,1H),0.96−1.05(t,J=6.9Hz,3H)。
【0295】
以下の実施例145は実施例144と同様にして調製した。
【0296】
実施例145
【表2】
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【0297】
実施例146
(3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−5−(2−フルオロプロパン−2−イル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール
【化109】
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【0298】
スキームXVII
【化110】
[この文献は図面を表示できません]
【0299】
工程1
【化111】
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【0300】
(S)−1−((3aR,5R,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−5−イル)エタノール(12):11(600mg,1.23mmol)のTHF(10mL)溶液をメチルマグネシウム塩素(0.82mL,THF中3M)で室温にて2時間処理し、次いで飽和水性NH
4Cl(20mL)でクエンチし、酢酸エチル(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸マグネシウムで脱水し、真空濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(1から2%までのメタノールを含むジクロロメタンで溶出)、化合物(12)を黄色シロップ状物として得た(500mg,81%,ジアステレオマーの比は約1:4である)。(ES,m/z):[M+H]
+ 503.0。
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.23−7.35(m,4H),6.85−6.92(m,4H),6.30−6.32(d,J=6.6Hz,1H),4.52−4.67(m,4H),4.33−4.37(m,2H),3.81−3.84(m,8H),3.35−3.50(m,1H),2.99−3.02(m,6H),1.11−1.21(m,3H)。
【0301】
工程2
【化112】
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【0302】
1−((3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−5−イル)エタノン(84):12(450mg,0.90mmol)のジクロロメタン(20mL)溶液をデス・マーチン試薬(760mg,1.80mmol)で室温にて2時間処理し、次いで、飽和水性Na
2S
2O
3(20mL)と飽和水性NaHCO
3(20mL)によってクエンチし、ジクロロメタン(2×20mL)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(2から3%までのメタノールを含むジクロロメタンで溶出)、化合物(84)を黄色シロップ状物として得た(400mg,88%)。(ES,m/z):[M+H]
+ 501.0.
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.25−7.30(m,4H),6.83−6.90(m,4H),6.29−6.31(d,J=6.0Hz,1H),4.26−4.64(m,6H),3.81−3.98(m,8H),2.96−3.02(m,6H),2.17(s,3H)。
【0303】
工程3
【化113】
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【0304】
2−((3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−5−イル)プロパン−2−オール(85):化合物84(100mg,0.2mmol)のTHF(10mL)溶液をメチルマグネシウム塩素(0.5mL,THF中3M)で室温にて2時間処理し、次いで飽和水性NH
4Cl(20mL)でクエンチし、酢酸エチル(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸マグネシウムで脱水し、真空濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(1から2%までのメタノールを含むジクロロメタンで溶出)、化合物(85)を黄色シロップ状物として得た(100mg,97%)。(ES,m/z):[M+H]
+ 517.0.
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.22−7.36(m,4H),6.83−6.92(m,4H),6.32−6.34(d,J=6.9Hz,1H),4.25−4.70(m,7H),3.81(s,6H),3.33−3.36(d,J=8.7Hz,1H),2.98(s,6H),1.18(s,6H)。
【0305】
工程4
【化114】
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【0306】
(3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−5−(2−フルオロプロパン−2−イル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール(87):85(100mg,0.19mmol)のジクロロメタン(10mL)溶液をDAST(156mg,0.97mmol)で−78℃にて30分間処理した。反応混合物を室温までゆっくり昇温させた。さらに30分間撹拌後、反応液を飽和水性Na
2CO
3(10mL)でクエンチし、ジクロロメタン(3×10mL)で抽出した。合わせた有機層を無水MgSO
4で脱水し、減圧濃縮し、粗製化合物86を黄色油状物として得(100mg)、これをジクロロメタン(10mL)に溶解させ、TFA(1mL)で室温にて1時間処理した。揮発性物質を除去すると残渣が得られ、これを分取用HPLCによって精製し(以下の条件[(Agilent 1200 Detecl Prep−HPLC):カラム,SunFire Prep C18;移動相,0.03%のアンモニアおよびCH
3CNを含む水;検出器,UV220nm]で)、標題化合物87(実施例146)を白色固形物として得た(34.8mg,65%)。(ES,m/z):[M+H]
+ 279.0;
1HNMR(300MHz,D
2O)δ 6.21−6.23(d,J=6.6Hz,1H),4.33−4.36(t,J=6.3Hz,1H),4.14−4.16(t,J=2.7Hz,1H),3.78−3.81(m,1H),3.30−3.39(m,1H),2.91(s,6H),1.34(s,3H)1.27(s,3H)。
【0307】
実施例147
(3aR,5S,6S,7R,7aR)−5−(1,1−ジフルオロエチル)−2−(プロピルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール
【化115】
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【0308】
スキームXVIII
【化116】
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【0309】
工程1
【化117】
[この文献は図面を表示できません]
【0310】
tert−ブチル(3aR,5S,6S,7R,7aR)−5−アセチル−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−イル(プロピル)カルバメート(88):21(450mg,0.72mmol)のジクロロメタン(10mL)溶液をデス・マーチン試薬(780mg,1.83mmol)で室温にて1時間処理し、次いで、飽和水性Na
2S
2O
3(20mL)と飽和水性NaHCO
3(水性)(20mL)によってクエンチし、ジクロロメタン(2×20mL)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧濃縮し、残渣を得、これを30%の酢酸エチル含有石油エーテルによって精製し、化合物88を淡黄色油状物として得た(210mg,47%)。(ES,m/z):[M+H]
+ 615.0。
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.21−7.31(m,4H),6.84−6.92(m,4H),6.05−6.07(d,J=6.9Hz,1H),4.26−4.64(m,6H),3.87−3.92(m,2H),3.80(s,6H),3.70−3.79(m,2H),2.21(s,3H),1.60−1.70(m,2H),1.25−1.30(t,J=7.5Hz,3H)。
【0311】
工程2
【化118】
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【0312】
(3aR,5S,6S,7R,7aR)−5−(1,1−ジフルオロエチル)−2−(プロピルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール(90):88(200mg,0.33mmol)のジクロロメタン(10mL)溶液をDAST(262mg,1.63mmol)で室温にて一晩処理し、次いで飽和水性Na
2CO
3(10mL)によってクエンチし、ジクロロメタン(3×10mL)で抽出した。合わせた有機層を真空濃縮し、粗製化合物89を黄色泡状物として得(100mg)、これをジクロロメタン(5mL)に溶解させ、TFA(0.5mL)で室温にて3時間処理した。揮発性物質を除去すると残渣が得られ、これを分取用HPLCによって精製し(以下の条件[(Agilent 1200分取用HPLC):カラム,SunFire Prep C18,19
*50mm 5um;移動相,0.03%のNH
4OHおよびCH
3CN(10%のCH
3CNを10分間で45%まで)を含むH
2O;検出器,UV 220nm]で)、標題化合物90(実施例147)を黄色固形物として得た(21.8mg,21.8%)。(ES,m/z)[M+H]
+ 297.0;
1HNMR(300MHz,D
2O)δ 6.20−6.22(d,J=6.6Hz,1H),4.33−4.36(t,J=4.2Hz,1H),4.15−4.18(t,J=3.0Hz,1H),3.93−3.97(m,1H),3.56−3.66(m,1H),3.10−3.14(t,J=6.9Hz,2H),1.43−1.68(m,5H),0.81−0.86(t,J=7.5Hz,3H)。
【0313】
以下の化合物を実施例147と同様の様式で調製した。
【0314】
実施例148
(3aR,5S,6S,7R,7aR)−5−(1,1−ジフルオロエチル)−2−(メチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール
【表3】
[この文献は図面を表示できません]
【0315】
実施例149および150
(3aR,5S,6S,7R,7aR)−5−((S)−2,2−ジフルオロ−1−ヒドロキシエチル)−2−(ジメチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール(実施例149)および(3aR,5S,6S,7R,7aR)−5−((R)−2,2−ジフルオロ−1−ヒドロキシエチル)−2−(ジメチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール(実施例150):
【化119】
[この文献は図面を表示できません]
【0316】
スキームXIX
【化120】
[この文献は図面を表示できません]
【0317】
工程1.
(3aR,5R,6S,7R,7aR)−6,7−ビス(ベンジルオキシ)−5−(ベンジルオキシメチル)−N,N−ジメチル−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−アミン(92):7(100g,0.4mol)のDMF(600mL)溶液を、NaH(110g,3.2mol,70%(鉱油で分散))で0℃にて30分間処理した後、BnBr(410g,2.4mol)を滴下した。室温でさらに2時間維持した後、混合物を氷水(1.5kg)にゆっくり注入し、酢酸エチル(3×500mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(3×300mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(10%から30%までの酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出)、92(166g,80%)を黄色油状物として得た;(ES,m/z)[M+H]
+ 519.0;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.26−7.48(m,15H),6.40(d,J=6.6Hz,1H),4.54−4.86(m,6H),4.41(d,J=4.8Hz,1H),4.17−4.18(m,1H),3.60−3.79(m,4H),3.12(s,6H)。
【化121】
[この文献は図面を表示できません]
【0318】
工程2.
((3aR,5R,6S,7R,7aR)−6,7−ビス(ベンジルオキシ)−2−(ジメチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−5−イル)メタノール(94):92(166g,0.3mol)を含むAc
2O(1L)とAcOH(100mL)の溶液に、無水ZnCl
2(353g,2.6mol)を0℃で添加した。室温でさらに2時間維持した後、反応液を氷冷H
2O(1.5kg)にゆっくり注入し、ジクロロメタン(3×500mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(3×200mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水した。濾過後、揮発性物質を高真空によって留去し、粗製93(160g,(ES,m/z)[M+H]
+ 471.0)を褐色油状物として得た。上記の粗製93のメタノール(1L)溶液をK
2CO
3(18g,0.13mol)で30℃にて8時間処理し、濾過後、溶媒を真空下で留去すると残渣が得られ、これをシリカゲルカラムによって精製し(20%から30%までの酢酸エチルを含む石油エーテルを使用)、標題化合物(94)(108g,2工程で79%)を黄色シロップ状物として得た;(ES,m/z)[M+H]
+ 429.0;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.26−7.43(m,10H),6.29(d,J=6.6Hz,1H),4.54−4.81(m,4H),4.41(d,J=4.8Hz,1H),4.17−4.18(m,1H),3.57−3.79(m,4H),3.02(s,6H)。
【化122】
[この文献は図面を表示できません]
【0319】
工程3.
(3aR,5S,6S,7R,7aR)−6,7−ビス(ベンジルオキシ)−2−(ジメチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−5−カルボアルデヒド(95)。DMSO(14.6g,187mmol)のジクロロメタン(300mL)溶液を二塩化オキサリル(17.7g,140mmol)で−78℃にて1時間処理し、次いで、((3aR,5R,6S,7R,7aR)−6,7−ビス(ベンジルオキシ)−2−(ジメチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−5−イル)メタノール(10g,23mmol)のジクロロメタン(30mL)溶液をゆっくり添加した。得られた溶液を−20℃で4時間維持した後、トリエチルアミン(28.3g,280mmol)を−78℃で添加した。−50℃でさらに1時間後、反応液を水(300mL)によってクエンチし、ジクロロメタン(2×200mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(3×100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水した。濾過後、濾液を真空濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(20%の酢酸エチル含有ジクロロメタンで溶出)、化合物95を黄色シロップ状物として得た(8.1g,80%)。(ES,m/z):[M+H]
+ 426.7;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 9.62(s,1H),7.28−7.39(m,10H),6.27−6.34(m,1H),4.41−4.84(m,6H),4.10−4.17(m,1H),3.86−3.94(m,1H),3.02(s,6H)。
【化123】
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【0320】
工程4.
(R)−((3aR,5R,6S,7R,7aR)−6,7−ビス(ベンジルオキシ)−2−(ジメチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−5−イル)(1,3−ジチアン−2−イル)メタノール(96)。1,3−ジチアン(14.1g,117mmol)のTHF(100mL)溶液をn−BuLi(44.9mL,112mmol,ヘキサン中2.5M)で0℃にて1時間処理した後、上記のアルデヒド95のTHF(20mL)溶液を−50℃で添加した。0℃でさらに1時間維持した後、反応液を飽和水性NH
4Cl(150mL)によってクエンチし、酢酸エチル(3×80mL)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、減圧濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(20%から50%までの酢酸エチルを含む石油で溶出)、標題化合物を黄色シロップ状物として得た(6.4g,62%,2種類のエピマーの比は1:1である(
1HNMRによる));(ES,m/z)[M+H]
+ 547.0;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.28−7.44(m,10H),6.33(d,J=6.6Hz,1H),4.63−4.84(m,4H),4.52−4.58(m,1H),4.12−4.15(m,1H),3.98−4.05(m,3H),3.82−3.85(m,1H),2.99(s,6H),2.80−2.87(m,1H),2.61−2.68(m,3H),1.65−1.69(m,2H)。
【化124】
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【0321】
工程5.
(3aR,5S,6S,7R,7aR)−6,7−ビス(ベンジルオキシ)−5−((R)−ベンジルオキシ(1,3−ジチアン−2−イル)メチル)−N,N−ジメチル−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−アミン(97)。96(3.3g,6mmol)のDMF(40mL)溶液を水素化ナトリウム(830mg,24mmol,70%(鉱油に分散))で室温にて30分間処理した後、(ブロモメチル)ベンゼン(2.1g,12mmol)を添加した。室温でさらに1時間後、反応液を水(100mL)によってクエンチし、酢酸エチル(3×40mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(5×30mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、減圧濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(10%から30%までの酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出)、97を褐色シロップ状物として得た(2.8g,73%);(ES,m/z)[M+H]
+ 637.1;
1HNMR(300MHz,CDCl3)δ 7.24−7.41(m,15H),6.32−6.34(d,J=6.3Hz,1H),4.65−4.82(m,5H),4.37−4.39(m,3H),4.05−4.25(m,3H),3.76−3.89(m,1H),3.02(s,6H),2.77−2.92(m,4H),1.64−1.68(m,2H)。
【化125】
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【0322】
工程6.
(R)−2−(ベンジルオキシ)−2−((3aR,5S,6S,7R,7aR)−6,7−ビス(ベンジルオキシ)−2−(ジメチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−5−イル)アセトアルデヒド(98)。97(3g,4.7mmol)を含むアセトン(16mL)と水(4mL)の溶液に、CaCO
3(4.7g,47mmol)とCH
3I(13.2g,94mmol)を添加した。50℃で20時間維持した後、得られた溶液をジクロロメタン(30mL)で希釈し、濾過し、ジクロロメタン(2×30mL)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧濃縮し、粗製98を得、これを直接、次の工程で使用した;(ES,m/z)[M+H]
+ 547.0.
【化126】
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【0323】
工程7.
(3aR,5S,6S,7R,7aR)−6,7−ビス(ベンジルオキシ)−5−((R)−1−(ベンジルオキシ)−2,2−ジフルオロエチル)−N,N−ジメチル−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−アミン(99)。上記の粗製98のジクロロメタン(20mL)溶液に、DAST(2.9g,18mmol)を窒素雰囲気下で−78℃にて添加した。0℃でさらに2時間後、反応液を水(10mL)でクエンチし、飽和水性炭酸ナトリウムによって中和した。得られた溶液をジクロロメタン(3×20mL)で抽出し、合わせた有機層をブライン(20mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水した。濾過後、濾液を減圧濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(10%から50%までの酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出)、99を黄色シロップ状物として得た(1.1g,41%);(ES,m/z)[M+H]
+ 568.9;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.31−7.46(m,15H),6.34(d,J=6.6Hz,1H),5.61−5.95(m,1H),4.64−4,79(m,5H),4.64−4.79(m,1H),4.09−4.23(m,4H),3.74−3.82(m,1H),3.02(s,6H)。
【化127】
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【0324】
工程8.
(3aR,5S,6S,7R,7aR)−5−((S)−2,2−ジフルオロ−1−ヒドロキシエチル)−2−(ジメチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール(実施例149)および(3aR,5S,6S,7R,7aR)−5−((R)−2,2−ジフルオロ−1−ヒドロキシエチル)−2−(ジメチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール(実施例150)。99(600mg,1mmol)のジクロロメタン(20mL)溶液をBCl
3(10mL,10mmol,ジクロロメタン中1M)で−78℃にて1時間処理し、次いで、メタノール(20mL)でクエンチした。揮発性物質を留去すると残渣が得られ、これをメタノール(5mL)に溶解させ、濃NH
4OH(2ml,26%水溶液)で中和した。濃縮後、粗製生成物をシリカゲルカラムによって精製し(10%のメタノール含有ジクロロメタンで溶出)、2種類のエピマーの混合物を得た;この2種類のエピマーを分取用HPLCによって分離し(以下の条件:(Agilent Prep 1200 Detecl):カラム,SunFire Prep C18;移動相,0.05%のアンモニアおよびCH
3CN(5%のCH
3CNから8分間で40%まで)を含む水;検出器,220nm)で)、(3aR,5S,6S,7R,7aR)−5−((S)−2,2−ジフルオロ−1−ヒドロキシエチル)−2−(ジメチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオールを淡黄色固形物(14.4mg,5%)、高速溶出異性体として;(ES,m/z)[M+H]
+ 299.0、
1HNMR(300MHz,D2O)δ 6.19(d,J=6.6Hz,1H),5.71−6.09(m,1H),4.15(t,J=6.0Hz,1H),3.89−3.99(m,2H),3.78−3.82(m,1H),3.37(t,J=8.7Hz,1H),2.89(s,6H);および
(3aR,5S,6S,7R,7aR)−5−((R)−2,2−ジフルオロ−1−ヒドロキシエチル)−2−(ジメチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオールを淡黄色固形物(53.9mg,17.4%)、低速溶出異性体として得た;(ES,m/z)[M+H]
+ 299.0、
1HNMR(300MHz,D2O)δ 6.20(d,J=6.3Hz,1H),5.62−6.00(m,1H),4.07(t,J=6.0Hz,1H),3.87−3.96(m,2H),3.72−3.77(m,1H),3.62−3.65(m,1H),2.88(s,6H)。
【0325】
実施例151および152
(3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−((S)−1,2−ジヒドロキシエチル)−2−(ジメチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール(実施例151)および(3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−((R)−1,2−ジヒドロキシエチル)−2−(ジメチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール(実施例152):
【化128】
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【0326】
スキームXX
【化129】
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【0327】
工程1
【化130】
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【0328】
(S)−2−(ベンジルオキシ)−2−((3aR,5R,6S,7R,7aR)−6,7−ビス(ベンジルオキシ)−2−(ジメチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−5−イル)エタノール(102):98(1.5g,2.7mmol)(実施例149および150),工程6の合成に従って調製)の溶液をNaBH
4(504mg,13mmol)で0℃にて1時間処理した。得られた溶液をH
2O(60mL)で希釈し、酢酸エチル(3×30mL)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(20%から50%までの酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出)、102を褐色シロップ状物として得た(1.2g,80%);(ES,m/z):[M+H]
+ 549.1;
lHNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.22−7.45(m,15H),6.35(d,J=6.9Hz,1H),4.61−4.80(m,4H),4.47−4.53(m,2H),4.25−4.36(m,1H),4.08−4.12(m,1H),3.89−3.92(m,1H),3.46−3.78(m,4H),3.01(s,6H)。
【化131】
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【0329】
(3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−((S)−1,2−ジヒドロキシエチル)−2−(ジメチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール(実施例152)および(3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−((R)−1,2−ジヒドロキシエチル)−2−(ジメチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール(実施例151):102(500mg,0.9mmol)のジクロロメタン(20mL)溶液をBCl
3(9ml,9mmol,ジクロロメタン中1M)で、窒素下で−60℃にて30分間処理した。次いで、反応液をメタノール(20mL)でクエンチした。揮発性物質を留去すると残渣が得られ、これをメタノール(5mL)に溶解させ、濃NH
4OH(2ml,26%水溶液)で中和した。濃縮後、粗製生成物をシリカゲルカラムによって精製し(10%のメタノール含有ジクロロメタンで溶出)、2種類のエピマーの混合物を得た;この2種類のエピマーを分取用HPLCによって分離し(以下の条件:Agilent Prep 1200 Detecl):カラム,SunFire Prep C18;移動相,0.05%のアンモニアおよびCH
3CN(5%のCH
3CNを8分間で60%まで)を含む水;検出器,220nm)で)、(3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−((R)−1,2−ジヒドロキシエチル)−2−(ジメチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオールを白色固形物(23.1mg,9%)、高速溶出異性体として;(ES,m/z)[M+H]
+ 279.0;
1HNMR(300MHz,D
2O)δ 6.17(d,J=6.3Hz,1H),4.13(t,J=6.0Hz,1H),3.95(t,J=4.5Hz,1H),3.78−3.83(m,1H),3.61−3.71(m,2H),3.50−3.54(m,2H),2.88(s,6H);および(3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−((S)−1,2−ジヒドロキシエチル)−2−(ジメチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオールを白色固形物(37.5mg,13%)、低速溶出異性体として得た;(ES,m/z):[M+H]
+ 279.0;
1HNMR(300MHz,D
2O)δ 6.18(d,J=6.3Hz,1H),4.05(t,J=6.0Hz,1H),3.90(t,J=5.1Hz,1H),3.75−3.81(m,1H),3.65−3.69(m,1H),3.44−3.53(m,3H),2.87(s,6H)。
【0330】
実施例153および154
(3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−5−((S)−2−フルオロ−1−ヒドロキシエチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール(実施例153)および(3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−5−((R)−2−フルオロ−1−ヒドロキシエチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール(実施例154):
【化132】
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【0331】
スキームXXI
【化133】
[この文献は図面を表示できません]
【0332】
工程1
【化134】
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【0333】
(S)−2−(ベンジルオキシ)−2−((3aR,SR,6S,7R,7aR)−6,7−ビス(ベンジルオキシ)−2−(ジメチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−5−イル)エチルメタンスルホネート(103):
102(1.2g,2.2mmol)(実施例151および152,工程1の合成に従って調製)のジクロロメタン(30mL)溶液に、TEA(664mg,6.6mmol)とMsCl(499mg,4.4mmol)を0℃で添加した。室温で2時間維持した後、反応液を水(100mL)によってクエンチし、ジクロロメタン(3×30mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(20mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水した。濾過後、濾液を濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(10%から30%までの酢酸エチルを含む石油エーテルを使用)、標題化合物(1.1g,80%)を褐色シロップ状物として得た;(ES,m/z):[M+H]
+ 627.0;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.22−7.45(m,15H),6.35(d,J=6.3Hz,1H),5.03−5.15(m,2H),4.61−4.80(m,4H),4.47−4.53(m,2H),4.25−4.36(m,1H),4.08−4.12(m,1H),3.89−3.92(m,1H),3.46−3.78(m,2H),3.06(s,6H),3.01(s,3H)。
【0334】
工程2
【化135】
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【0335】
(3aR,5S,6S,7R,7aR)−6,7−ビス(ベンジルオキシ)−5−((R)−1−(ベンジルオキシ)−2−フルオロエチル)−N,N−ジメチル−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−アミン(104):103(1g,1.6mmol)のCH
3CN(20mL)溶液をTEAF(2.38g,16mmol)で還流下にて20時間処理し、次いで室温まで冷却し、水(100mL)に注入し、ジクロロメタン(3×50mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(2×50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(20%から50%までの酢酸エチルを含む石油エーテルを使用)、標題化合物(400mg.46%)を淡黄色シロップ状物として得た;(ES,m/z)[M+H]
+ 551.1;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.28−7.44(m,15H),6.38(d,J=6.3Hz,1H),4.61−4.80(m,4H),4.47−4.53(m,2H),4.27−4.37(m,1H),4.08−4.12(m,1H),3.91−3.95(m,1H),3.52−3.78(m,4H),3.12(s,6H)。
【0336】
工程3
【化136】
[この文献は図面を表示できません]
【0337】
(3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−5−((S)−2−フルオロ−1−ヒドロキシエチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール(実施例153)および(3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−5−((R)−2−フルオロ−1−ヒドロキシエチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール(実施例154):104(400mg,0.7mmol)のジクロロメタン(15mL)溶液をBCl
3(7mL,7mmol,ジクロロメタン中1M)で−60℃にて30分間処理し、次いでメタノール(20mL)でクエンチした。揮発性物質を留去すると残渣が得られ、これをメタノール(5mL)に溶解させ、濃NH
4OH(2ml,26%水溶液)で中和した。濃縮後、粗製生成物をシリカゲルカラムによって精製し(10%のメタノール含有ジクロロメタンで溶出)、2種類のエピマーの混合物を得た;この2種類のエピマーを分取用HPLCによって分離し(以下の条件:(Agilent Prep 1200 Detecl):カラム,SunFire Prep C18;移動相,0.05%のアンモニアおよびCH
3CN(5%のCH
3CNから8分間で100%まで)を含む水 検出器,220nmで)、(3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−5−((S)−2−フルオロ−1−ヒドロキシエチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオールを白色固形物(46.3mg,23%)、高速溶出異性体として;(ES,m/z):[M+H]
+ 281.0;
1HNMR(300MHz,D
2O)δ 6.17(d,J=6.6Hz,1H),4.29−4.69(m,2H),3.95−4.15(m,3H),3.68−3.72(m,1H),3.54−3.58(m,1H),2.88(s,3H),2.87(s,3H);および(3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−5−((R)−2−フルオロ−1−ヒドロキシエチル−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオールを白色固形物(64mg,31%)、低速溶出異性体として得た;(ES,m/z):[M+H]
+ 281.0;
1HNMR(300MHz,D
2O)δ 6.17(d,J=6.3Hz,1H),4.44−4.57(m,1H),4.28−4.39(m,1H),3.92−4.12(m,3H),3.67−3.72(m,1H),3.27−3.49(m,1H),2.89(s,3H),2.87(s,3H)。
【0338】
実施例155
(3aR,5R,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−5−(2−フルオロエチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール:
【化137】
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【0339】
スキームXXII
【化138】
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【0340】
工程1
【化139】
[この文献は図面を表示できません]
【0341】
((3aR,5R,6S,7R,7aR)−6,7−ビス(ベンジルオキシ)−2−(ジメチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−5−イル)メチルメタンスルホネート(105)。((3aR,5R,6S,7R,7Ra)−6,7−ビス(ベンジルオキシ)−2−(ジメチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−5−イル)メタノール(94)(8g,18mmol)(実施例149,工程2の合成に従って調製)のジクロロメタン(50mL)溶液に、塩化メタンスルホニル(4.3g,37mmol)とトリエチルアミン(3.8g,37mmol)を0℃で添加した。25℃で2時間維持した後、反応液を水(50mL)によってクエンチし、ジクロロメタン(3×50mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(2×30mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、減圧濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(20%から30%までの酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出)、標題化合物を褐色シロップ状物として得た(8.5g,90%);(ES,m/z)[M+H]
+ 507.0;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.28−7.48(m,10H),6.38(d,J=6.6Hz,1H),5.04−5.08(m,1H),4.72−4.86(m,4H),4.19−4.24(m,3H),3.70−3.83(m,1H),3.56−3.58(m,1H),3.19(s,3H),2.94(s,6H)。
【0342】
工程2
【化140】
[この文献は図面を表示できません]
【0343】
2−((3aR,5R,6R,7R,7aR)−6,7−ビス(ベンジルオキシ)−2−(ジメチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−5−イル)アセトニトリル(106)。105(8.5g,17mmol)、KCN(2.7g,42mmol)およびKI(282mg,1.7mmol)とDMF(80mL)との混合物を65℃まで2時間加熱し、次いで、水(200mL)によってクエンチし、酢酸エチル(5×40mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(4×30mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(10%から30%までの酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出)、標題化合物を黄色シロップ状物として得た(4.3g,55%);(ES,m/z)[M+H]
+ 438.0;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.25−7.44(m,10H),6.26(d,J=6.6Hz,1H),4.57−4.84(m,3H),4.54−4.56(m,1H),4.35−4.39(m,1H),4.23−4.26(m,1H),3.70−3.82(m,1H),3.54−3.55(m,1H),3.01(s,6H),2.49−2.66(m,2H)。
【0344】
工程3
【化141】
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【0345】
2−((3aR,5R,6R,7R,7aR)−6,7−ビス(ベンジルオキシ)−2−(ジメチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−5−イル)エタノール(107)。106(400mg,0.9mmol)のトルエン(20mL)溶液をDIBAL−H(2.3mL,2.3mmol,トルエン中1M)で−25℃にて1時間処理した。次いで、反応液を氷水(50mL)でクエンチし、酢酸エチル(3×40mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(2×30mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧濃縮し、粗製アルデヒドを得、これをメタノール(20mL)に溶解させ、NaBH
4(105mg,2.7mmol)で25℃にて1時間処理した。次いで、反応液を水(50mL)によってクエンチし、酢酸エチル(3×30mL)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(20%から40%までの酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出)、107を黄色シロップ状物として得た(270mg,67%);(ES,m/z)[M+H]
+ 443.0;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.28−7.45(m,10H),6.27(d,J=6.3Hz,1H),4.65−4.81(m,4H),4.29−4.37(m,2H),3.66−3.75(m,3H),3.51−3.55(m,1H),3.01(s,6H),1.93−1.99(m,2H)。
【0346】
工程4
【化142】
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【0347】
(3aR,5R,6R,7R,7aR)−6,7−ビス(ベンジルオキシ)−5−(2−フルオロエチル)−N,N−ジメチル−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−アミン(108)。107(250mg,0.6mmol)のジクロロメタン(20mL)溶液をDAST(550mg,3.4mmol)で0℃にて2時間処理した。次いで、反応液を飽和水性NaHCO
3(30mL)によってクエンチし、水層をジクロロメタン(2×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(20mL)によって洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(3%から5%までのメタノールを含むジクロロメタンで溶出)、108を白色固形物として得た(135mg,45%);(ES,m/z)[M+H]
+ 445.0;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.32−7.45(m,10H),6.26(d,J=6.9Hz,1H),4.57−4.82(m,5H),4.40−4.56(m,3H),3.64−3.71(m,1H),3.47−3.49(m,1H),3.01(s,6H),2.06−2.25(m,1H),1.70−1.82(m,1H)。
【0348】
工程5
【化143】
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【0349】
(3aR,5R,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−5−(2−フルオロエチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール。108(300mg,0.7mmol)のジクロロメタン(20mL)溶液をBCl
3(7mL,7mmol,ジクロロメタン中1M)で−60℃にて2時間処理し、次いで、メタノール(10mL)の添加によってクエンチした。揮発性物質を真空下で留去すると残渣が得られ、これをメタノール(5mL)に溶解させ、濃NH
4OH(2ml,26%水溶液)によって中和した。濃縮後、粗製生成物をシリカゲルカラムによって精製し(10%のメタノール含有ジクロロメタンで溶出)、標題化合物を白色固形物として得た(35mg,20%);(ES,m/z)[M+H]
+ 265.0;
1HNMR(300MHz,D
2O)δ 6.16(d,J=6.3Hz,1H),4.60(t,J=4.8Hz,1H),4.45(t,J=4.8Hz,1H),4.10(t,J=6.0Hz,1H),3.92(t,J=4.8Hz,1H),3.62−3.66(m,1H),3.42−3.60(m,1H),2.90(s,6H),2.06−2.20(m,1H),1.67−1.88(m,1H)。
【0350】
実施例156
(3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−(2,2−ジフルオロエチル)−2−(ジメチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール:
【化144】
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【0351】
スキームXXIII
【化145】
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【0352】
工程1
【化146】
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【0353】
(3aR,5R,6R,7R,7aR)−6,7−ビス(ベンジルオキシ)−5−(2,2−ジフルオロエチル)−N,N−ジメチル−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−アミン(109)。106(400mg,0.9mmol)(実施例155,工程2の合成に従って調製)のトルエン(20mL)溶液をDIBAL−H(2.3mL,2.3mmol,トルエン中1M)で−25℃にて1時間処理した。次いで、反応液を氷水(50mL)でクエンチし、酢酸エチル(3×40mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(2×30mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧濃縮し、粗製アルデヒドを得、これをジクロロメタン(20mL)に溶解させ、DAST(370mg,2.3mmol)で、窒素下で−78℃にて30分間処理した。0℃でさらに2時間後、反応液を飽和水性炭酸ナトリウム(10mL)でクエンチし、水層をジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(20mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水した。濾過後、濾液を減圧濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(10%から40%までの酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出)、標題化合物を黄色シロップ状物として得た(110mg,48%);(ES,m/z)[M+H]
+ 463.0;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.28−7.43(m,10H),6.25(d,J=6.6Hz,1H),5.71−6.09(m,1H),4.59−4.81(m,4H),4.25−4.37(m,2H),3.67−3.74(m,1H),3.44−3.47(m,1H),3.03(s,6H),2.16−2.24(m,1H),1.88−2.08(m,1H)。
【0354】
工程2
【化147】
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【0355】
(3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−(2,2−ジフルオロエチル)−2−(ジメチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール。109(270mg,0.6mmol)のジクロロメタン(20mL)溶液をBCl
3(6mL,6mmol,ジクロロメタン中1M)で−60℃にて2時間処理し、次いで反応液をメタノール(20mL)でクエンチした。揮発性物質を真空下で留去すると残渣が得られ、これをメタノール(5mL)に溶解させ、濃NH
4OH(2ml,26%水溶液)によって中和した。濃縮後、粗製生成物をシリカゲルカラムによって精製し(10%のメタノール含有ジクロロメタンで溶出)、標題化合物を白色固形物として得た(41mg,25%);(ES,m/z)[M+H]
+ 283.0;
1HNMR(300MHz,D
2O)δ 6.17(d,J=6.3Hz,1H),5.77−6.14(m,1H),4.12(t,J=6.0Hz,1H),3.93(t,J=5.1Hz,1H),3.68−3.73(m,1H),3.43−3.48(m,1H),2.91(s,6H),1.99−2.35(m,2H)。
【0356】
実施例157
(3aR,5R,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−5−(2,2,2−トリフルオロエチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール:
【化148】
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【0357】
スキームXXIV
【化149】
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【0358】
工程1
【化150】
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【0359】
(R)−1−((3aR,5R,6S,7R,7aR)−6,7−ビス(ベンジルオキシ)−2−(ジメチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−5−イル)−2,2,2−トリフルオロエタノール(110):アルデヒド(95)(3.0g,7mmol)(実施例149の工程3の合成に従って調製)TBAF(1.06g,3mmol)および4Åモレキュラーシーブス(2.0g)とTHF(60mL)との混合物を30分間撹拌した後、CF
3SiMe
3(5.8g,40mmol)を−30℃で添加した。混合物を室温で一晩維持し、さらなるTBAF(20g,63mmol)を添加した。さらに1時間撹拌した後、反応液をブライン(40mL)によってクエンチし、酢酸エチル(3×50mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(3×50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(5%から25%までの酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出)、110を淡黄色シロップ状物として得た(1.7g,49%)。(ES,m/z):[M+H]
+ 497.7;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.31−7.40(m,10H),6.29(d,J=6.6Hz,1H),4.57−4.78(m,4H),4.30−4.43(m,2H),3.80−4.17(m,4H),3.01(s,6H)。
【0360】
工程2
【化151】
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【0361】
O−(R)−1−((3aR,5S,6S,7R,7aR)−6,7−ビス(ベンジルオキシ)−2−(ジメチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−5−イル)−2,2,2−トリフルオロエチルS−メチルカルボノジチオエート(111):化合物110(1.5g,3mmol)、CS
2(8mL)およびCH
3I(8mL)を含むテトラヒドロフラン(50mL)の溶液を水素化ナトリウム(242mg,6mmol,60%(鉱油に分散))で0〜5℃にて1.5時間処理し、次いで、反応液を水(50mL)の添加によってクエンチし、ジクロロメタン(3×40mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(2×30mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで脱水した。濾過後、濾液を真空濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(15%から30%までの酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出)、化合物111を黄色シロップ状物として得た(1.4g,79%)。(ES,m/z):[M+H]
+ 586.7;
1HNMR(CD
3Cl,300MHz)δ 7.29−7.39(m,10H),6.62−6.65(m,0.5H),6.29−6.48(m,0.5H),4.51−4.78(m,4H),4.25−4.32(m,2H),4.03−4.15(m,2H),3.01(s,6H),2.56(s,3H)。
【0362】
工程3
【化152】
[この文献は図面を表示できません]
【0363】
(3aR,5R,6R,7R,7aR)−6,7−ビス(ベンジルオキシ)−N,N−ジメチル−5−(2,2,2−トリフルオロエチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−アミン(112):化合物111(1.4g,2mmol)のトルエン(40mL)溶液に、トリブチルスタンナン(3.5g,12mmol)とAIBN(20mg,0.1mmol)を室温で添加した。得られた溶液を100℃で1時間維持し、次いで室温まで冷却し、水(50mL)によってクエンチした。有機層を分離し、水層を酢酸エチル(2×30mL)で抽出した。合わせた有機層を硫酸マグネシウムで脱水した。濾過後、濾液を真空濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(10%から20%までの酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出)、化合物112を淡黄色シロップ状物として得た(1.0g,87%)。(ES,m/z):[M+H]
+ 480.7;
1HNMR(CD
3Cl,300MHz)δ 7.29−7.43(m,10H),6.23(d,J=6.6Hz,1H),4.55−4.83(m,4H),4.25−4.36(m,2H),3.80−3.84(m,1H),3.39−3.42(m,1H),3.02(s,6H),2.35−2.40(m,1H),2.13−2.21(m,1H)。
【0364】
工程4
【化153】
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【0365】
(3aR,5R,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−5−(2,2,2−トリフルオロエチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール:化合物112(300mg,0.6mmol)のジクロロメタン(10mL)溶液をBCl
3(3mL,3mmol,ジクロロメタン中1M)に−78℃で添加した。得られた溶液を−20℃で1時間維持し、次いで、メタノール(10mL)の添加によってクエンチした。揮発性物質を真空下で留去すると残渣が得られ、これをメタノール(5mL)に溶解させ、濃NH
4OH(2ml,26%水溶液)によって中和した。濃縮後、粗製生成物をシリカゲルカラムによって精製し(10%のメタノール含有ジクロロメタンで溶出)、標題化合物を白色固形物として得た(94.2mg,49%)。(ES,m/z):[M+H]
+ 300.9;
1HNMR(D
2O,300MHz)δ 6.16(d,J=6.3Hz,1H),4.11−4.15(m,1H),3.93−3.97(m,1H),3.77−3.83(m,1H),3.44−3.48(m.1H),2.91(s,6H),2.52−2.68(m,1H),2.37−2.49(m,1H)。
【0366】
実施例158および159
(3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−(メチルアミノ)−5−((S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオールおよび(3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−(メチルアミノ)−5−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール:
【化154】
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【0367】
スキームXXV
【化155】
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【0368】
工程1
【化156】
[この文献は図面を表示できません]
【0369】
tert−ブチル(3aR,5R,6S,7R,7aR)−6,7−ビス(アリルオキシ)−5−((tert−ブチルジメチルシリルオキシ)メチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−イル(メチル)カルバメート(114):26(35g,78mmol)(実施例3,工程4の合成に従って調製)のDMF(250mL)溶液をNaH(70%,8g,233mmol)で5℃にて30分間処理し、次いで、アリル−Br(28g,233mmol)をゆっくり添加した。15℃で1.5時間撹拌後、反応液をH
2O(300mL)によってクエンチし、酢酸エチル(3×200mL)で抽出した。有機層を収集し、ブライン(5×100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(5%から10%までの酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出)、標題化合物(32g,78%)を黄色油状物として得た;(ES,m/z)[M+H]
+ 529.1;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 6.07(d,J=6.3Hz,1H),5.85−6.05(m,2H),5.15−5.38(m,4H),4.22−4.30(m,4H),4.02−4.07(m,2H),3.76−3.78(m,2H),3.60−3.62(m,1H),3.48−3.52(m,1H),3.31(s,3H),1.55(s,9H),0.93(s,9H),0.08(s,6H)。
【0370】
工程2
【化157】
[この文献は図面を表示できません]
【0371】
tert−ブチル(3aR,5R,6S,7R,7aR)−6,7−ビス(アリルオキシ)−5−(ヒドロキシメチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−イル(メチル)カルバメート(115):114(104g,197mmol)のTHF(700mL)溶液をTBAF(77g,296mmol)で20℃にて6時間処理し、次いで、反応液を水(500mL)によってクエンチし、酢酸エチル(5×300mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(2×150mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(5%から30%までの酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出)、標題化合物(72g,88%)を黄色油状物として得た;(ES,m/z)[M+H]
+ 415.0;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 6.07(d,J=6.9Hz,1H),5.94−6.01(m,2H),5.17−5.38(m,4H),4.02−4.45(m,6H),3.74−3.85(m,1H),3.51−3.71(m,2H),3.55−3.68(m,1H),3.33(s,3H),1.55(s,9H)。
【0372】
工程3
【化158】
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【0373】
tert−ブチル(3aR,5S,6S,7R,7aR)−6,7−ビス(アリルオキシ)−5−ホルミル−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−イル(メチル)カルバメート(116):DMSO(45g,580mmol)のジクロロメタン(450mL)溶液を二塩化オキサリル(55g,435mmol)で−78℃にて1時間処理し、次いで、115(30g,72mmol)のジクロロメタン(100mL)溶液をゆっくり添加した。得られた溶液を−20℃で4時間撹拌した後、トリエチルアミン(73g,725mmol)を−78℃で添加した。−20℃でさらに1時間撹拌後、反応液を水(600mL)によってクエンチし、ジクロロメタン(2×300mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(2×150mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧濃縮し、粗製116を黄色シロップ状物として得、さらに精製せずに次の工程に使用した;(ES,m/z)[M+H]
+ 413.0。
【0374】
工程4
【化159】
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【0375】
tert−ブチル(3aR,5R,6S,7R,7aR)−6,7−ビス(アリルオキシ)−5−((S)−1−ヒドロキシエチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−イル(メチル)カルバメート(117):粗製116の無水THF(300mL)溶液をメチルマグネシウム塩素(48mL,THF中3M,145mmol)で10℃にて一晩処理し、次いで飽和水性NH
4Cl(300mL)でクエンチし、酢酸エチル(3×200mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(2×100mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで脱水し、減圧濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(3%から25%までの酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出)、117(18g,2工程で58%)を黄色シロップ状物として得た;[M+H]
+ 429.1;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 5.97−6.11(m,1H),5.87−5.95(m,2H),5.21−5.36(m,4H),4.21−4.45(m,4H),3.68−4.05(m,3H),3.65−3.68(m,1H),3.32(d,J=4.2Hz,3H),3.21−3.22(m,1H),1.54−1.56(s,9H),1.27(s,3H)。
【0376】
工程5
【化160】
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【0377】
tert−ブチル(3aR,5S,6S,7R,7aR)−5−アセチル−6,7−ビス(アリルオキシ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−イル(メチル)カルバメート(118):DMSO(52g,672mmol)のジクロロメタン(500mL)溶液を二塩化オキサリル(64g,505mmol)で−78℃にて1時間処理し、次いで、117(36g,84mmol)のジクロロメタン(150mL)溶液を添加した。得られた溶液を−20℃で4時間撹拌した後、トリエチルアミン(85g,841mmol)を−78℃で添加した。−20℃でさらに1時間撹拌後、反応液を水(600mL)でクエンチし、ジクロロメタン(2×300mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(2×200mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(3%から20%までの酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出)、118(26g,73%)を黄色シロップ状物として得た;[M+H]
+ 427.0;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 6.02(d,J=6.3Hz,1H),5.82−5.99(m,2H),5.17−5.35(m,4H),4.20−4.29(m,1H),4.03−4.29(m,5H),3.71−3.77(m,2H),3.25(s,3H),2.14(s,3H),1.52(s,9H)。
【0378】
工程6
【化161】
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【0379】
tert−ブチル(3aR,5S,6S,7R,7aR)−6,7−ビス(アリルオキシ)−5−((S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−イル(メチル)カルバメート(119):TBAF(3.7g,14mmol)および4ÅモレキュラーシーブスとTHF(200mL)との混合物を0℃で30分間撹拌した後、118(15g,35mmol)とTMS−CF
3(20g,141mmol)を含むTHF(80mL)の溶液を添加した。25℃でさらに12時間撹拌後、さらなるTBAF(14g,54mmol)を添加し、混合物を1時間撹拌した。反応液をブライン(200mL)によってクエンチし、酢酸エチル(3×150mL)で抽出し、有機層を合わせ、ブライン(3×100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(5%から25%までの酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出)、119(12g,69%)を黄色油状物として得た;(ES,m/z)[M+H]
+ 497.1。
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 6.12−6.18(m,1H),5.86−6.00(m,2H),5.19−5.37(m,4H),4.02−4.45(m,6H),3.92−3.96(m,1H),3.62−3.64(m,1H),3.25(d,J=3.6Hz,3H),1.54−1.56(m,9H),1.27−1.38(m,3H)。
【0380】
工程7
【化162】
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【0381】
(3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−(メチルアミノ)−5−((S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオールおよび(3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−(メチルアミノ)−5−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール:119(4.5g,9mmol)の1,4−ジオキサン(50mL)溶液に、Pd(PPh
3)
4(2.1g,1.8mmol)、Et
3N(2.3g,22.7mmol)およびHCOOH(0.8g,18mmol)を25℃にてN
2雰囲気下で添加した。60℃で20分後、さらなるHCOOH(6.3g,136mmol)を添加し、混合物を60℃でさらに12時間撹拌し、次いで、H
2O(60mL)によってクエンチし、ジクロロメタン(2×40mL)で抽出し、有機不純物を除去した。水性相のpH値を飽和水性NaHCO
3によって7〜8に調整し、次いで、減圧濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(2%から10%までのメタノールを含むジクロロメタンで溶出)、2種類のエピマーの混合物を得た。分取用HPLCによってさらに分離し[(Agilent 1200分取用HPLC):カラム,Sun Fire Prep C18
*50mm 5um;移動相,CH
3CN(5%のCH
3CNから10分間で40%まで)を含む水;検出器,UV,220nm]、(3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−(メチルアミノ)−5−((S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオールを白色固形物(730mg,25.4%)、高速溶出異性体として得た。(ES,m/z);317.0;
1HNMR(300MHz,D
2O)δ 6.27(d,J=6.9Hz,1H),4.38−4.41(m,1H),4.22−4.23(m,1H),3.94−3.97(d,J=8.4Hz,1H),3.56−3.60(d,J=8.4Hz,1H),2.77(s,3H),1.34(s,3H);および(3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−(メチルアミノ)−5−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオールを白色固形物(810mg,28.2%)、低速溶出異性体として。(ES,m/z):317.0;
1HNMR(300MHz,D
2O)δ 6.26(d,J=6.9Hz,1H),4.37−4.39(m,1H),4.18−4.20(m,1H),3.96−3.99(m,1H),3.60−3.62(d,J=8.4Hz,1H),2.77(s,3H),1.33(s,3H)。¥
実施例160および161
(3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−(エチルアミノ)−5−((S)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオールおよび(3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−(エチルアミノ)−5−((R)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール:
【化163】
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【0382】
スキームXXVI
【化164】
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【0383】
工程1〜2
【化165】
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【0384】
tert−ブチルN−エチル−N−[(1R,2R,6R,8R,9S)−8−(ヒドロキシメチル)−11,12−ジメトキシ−11,12−ジメチル−7,10,13−トリオキサ−5−チア−3−アザトリシクロ[7.4.0.0[2,6]]トリデス−3−エン−4−イル]カルバメート(123):D−(+)−10−カンフルスルホン酸(112g,0.48mol)を、(3aR,5R,6S,7R,7aR)−2−(エチルアミノ)−5−(ヒドロキシメチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール(121)(Yuzwaら,Nature Chemical Biology,2008,4,483および国際公開第2008/025170号パンフレット(2008年3月6日発行)参照)(100g,0.4mol)、ビアセチル(173g,2mol)およびオルトギ酸トリメチル(427g,4mol)を含む無水メタノール(2L)の溶液に添加した。混合物を72時間還流加熱した後、トリエチルアミン(53g,0.53mol)を室温で添加した。粗製122を含む混合物をBoc無水物(170g,0.78mol)で処理し、室温で一晩撹拌した。揮発性物質を除去すると残渣が得られ、これをジクロロメタン(1L)に溶解させ、ブライン(5×100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濃縮した。粗製物質をシリカゲルカラムによって精製し(10%から20%までの酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出)、123を褐色シロップ状物として(92g,49%)2種類の異性体の1:1の混合物(
1HNMRに基づく)として得た。(ES,m/z)[M+H]
+ 463.0;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 6.11(m,2H),4.26−4.29(m,1H),3.74−4.09(m,15H),3.39(s,3H),3.31(s,3H),3.27(s,3H),3.24(s,3H),1.52(s,9H),1.45(s,3H),1.42(s,3H),1.39(s,3H),1.36(s,3H),1.13−1.19(m,6H)。
【0385】
工程3
【化166】
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【0386】
tert−ブチルN−エチル−N−[(1R,2R,6R,8S,9S)−8−ホルミル−11,12−ジメトキシ−11,12−ジメチル−7,10,13−トリオキサ−5−チア−3−アザトリシクロ[7.4.0.0[2,6]]トリデス−3−エン−4−イル]カルバメート(124):DMSO(40g,0.52mol)の無水ジクロロメタン(1.5L)溶液を二塩化オキサリル(49g,0.39mol)で−78℃にて1時間処理した後、123(30g,65mmol)を添加した。得られた溶液を−30℃で4時間撹拌し、次いで、再度−78℃まで冷却し、この時点でトリエチルアミン(86g,0.85mol)を添加した。−50℃で1時間後、反応混合物をH
2O(500mL)によってクエンチし、ブライン(3×100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、真空濃縮し、残渣を得、これを短いシリカゲルカラムによって精製し(30%の酢酸エチル含有石油エーテルで溶出)、124を褐色シロップ状物として得た(18g,60%)。(ES,m/z)[M+H]
+ 461.0;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 8.93(s,1H),8.90(s,1H),6.15−6.18(m,2H),4.41−4.45(m,1H),4.28−4.30(m,1H),3.76−4.09(m,13H),3.38(s,3H),3.32(s,3H),3.28(s,3H),3.26(s,3H),1.58(s,9H),1.47(s,3H),1.43(s,3H),1.39(s,3H),1.37(s,3H),1.14−1.21(m,6H)。
【0387】
工程4〜5
【化167】
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【0388】
(3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−(エチルアミノ)−5−((R)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール:124(21g,45mmol)およびCF
3TMS(41g,290mmol)を含むTHF(100mL)の溶液を、TBAF(6.6g,25mmol)および4ÅモレキュラーシーブスとTHF(400mL)との混合物に0℃で添加した。混合物を室温で一晩撹拌した後、さらなるTBAF(26.4g,100mmol)を添加した。さらに1時間後、濾過を行い、濾液を濃縮し、残渣を得、これをジクロロメタン(500mL)に溶解させ、ブライン(3×100mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で脱水し、濃縮し、粗製125を褐色シロップ状物として得(TLCおよびLCMSに基づくと4種類の異性体)、これをTFA(100ml,ジクロロメタン中90%,v/v)で室温にて一晩処理した。揮発性物質を除去すると残渣が得られ、これをメタノール(50mL)に溶解させ、濃NH
4OH(10mL)で中和した。減圧濃縮後、粗製生成物をシリカゲルカラムによって精製し(1%から10%のメタノールを含むジクロロメタンで溶出)、実施例160(3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−(エチルアミノ)−5−((S)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオールを白色固形物として得た(2.41g,16%,高速溶出異性体(HPLCによる))。(ES,m/z):[M+H]
+ 317.0;
1HNMR(300MHz,D
2O)6.18(d,J=6.6Hz,1H),4.21−4.30(m,2H),4.08(t,J=3.6Hz,1H),3.88−3.93(m,1H),3.69−3.74(m,1H),3.13−3.21(m,2H),1.07(d,J=7.2Hz,3H);および実施例161(3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−(エチルアミノ)−5−((R)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール(2.48g,17%,低速溶出異性体(HPLCによる))。(ES,m/z)[M+H]
+ 317.0;
lHNMR(300MHz,D
2O)6.21(d,J=6.3Hz,1H),4.23−4.31(m,1H),4.09(t,J=3.0Hz,1H),3.97−4.00(m,1H),3.72−3.77(m,2H),3.16(q,J=7.2Hz,2H),1.05(d,J=7.2Hz,3H)。
【0389】
実施例162および163
(3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−((R)−1−ヒドロキシエチル)−2−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオールおよび(3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−((S)−1−ヒドロキシエチル)−2−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール:
【化168】
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【0390】
スキームXXVII
【化169】
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【0391】
工程1
【化170】
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【0392】
2−(2−ヒドロキシエチル)イソインドリン−1,3−ジオン(126):2−アミノエタノール(41g,0.67mol)とイソベンゾフラン−1,3−ジオン(100g,0.52mol)を含むトルエン(300mL)の溶液を12時間還流した。揮発性物質を留去すると残渣が得られ、これをクロロホルム/ヘキサン(v/v,1:6)での再結晶によって精製し、126を白色固形物として得た(110g,85%)。(ES,m/z)[M+H]
+ 192.0;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.84−7.90(m,2H),7.71−7.77(m,2H),3.87−3.93(m,4H),2.10(br,1H)。
【0393】
工程2
【化171】
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【0394】
2−(2−(ベンジルオキシ)エチル)イソインドリン−1,3−ジオン(127):126(5g,26mmol)のDMF(50mL)溶液を水素化ナトリウム(1.1g,32mmol,70%(鉱油中に分散))で室温にて30分間処理した後、BnBr(6.7g,39mmol)を添加した。さらに1時間後、反応液を水(200mL)によってクエンチし、酢酸エチル(4×50mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(3×50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、真空濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(10%から20%までの酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出)、127を白色固形物として得た(4.8g,65%)。(ES,m/z)[M+H]
+ 282.0;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.85−7.88(m,2H),7.71−7.74(m,2H),7.25−7.31(m,5H),4.55(s,2H),3.95(t,J=6.0Hz,2H),3.74(t,J=6.0Hz,2H)。
【0395】
工程3
【化172】
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【0396】
2−(ベンジルオキシ)エタンアミン(128):127(10g,35mmol)のエタノール(200mL)溶液を、還流下、ヒドラジン(84g,71mmol,水中80%)で12時間処理した。濾過後、濾液を真空濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(5%のメタノール含有ジクロロメタンで溶出)、128を淡黄色油状物として得た(4g,74%)。(ES,m/z)[M+H]
+ 152.0;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.28−7.40(m,5H),4.56(s,2H),3.54(t,J=5.4Hz,2H),2.94(t,J=5.1Hz,2H)。
【0397】
工程4
【化173】
[この文献は図面を表示できません]
【0398】
(3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−(アセトキシメチル)−2−(2−(ベンジルオキシ)エチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジイルジアセテート(129):(2S,3R,4R,5S,6R)−6−(アセトキシメチル)−3−イソチオシアナト−テトラヒドロ−2H−ピラン−2,4,5−トリイルトリアセテート(9.8g,25mmol)のジクロロメタン(100mL)溶液に、128(4g,26mmol)を0℃で添加した。2時間撹拌した後、トリフルオロ酢酸(15.4g,159mmol)を添加した。得られた溶液を室温で12時間撹拌し、次いで氷水(200mL)でクエンチし、NaHCO
3(26g,318mmol)の添加によって中和した。有機層を分離し、水層をジクロロメタン(3×100mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(2×100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、真空濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(10%から50%までの酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出)、129を白色シロップ状物として得た(9.8g,77%)。(ES,m/z)[M+H]
+ 481.0;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.31−7.38(m,5H),6.24(d,J=6.3Hz,1H),5.41−5.43(m,1H),4.94−4.98(m,1H),4.55(s,2H),4.34−4.37(m,1H),4.14−4.16(m,3H),3.83−3.87(m,1H),3.64(t,J=5.4Hz,2H),3.53(t,J=5.1Hz,2H),2.12(s,3H),2.10(s,3H),2.09(s,3H)。
【0399】
工程5
【化174】
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【0400】
(3aR,5R,6S,7R,7aR)−2−(2−(ベンジルオキシ)エチルアミノ)−5−(ヒドロキシメチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール(130):129(4.5g,9.4mmol)のメタノール(40mL)溶液を炭酸カリウム(260mg,2mmol)で室温にて3時間処理し、次いで酢酸(0.5mL)の添加によって中和した。揮発性物質を留去すると残渣が得られ、これを酢酸エチルで固化させた。固形物を酢酸エチル(3×20mL)で洗浄し、130を淡黄色固形物として得た(2.58g,80%)。(ES,m/z)[M+H]
+ 355.0;
1HNMR(300MHz,D
2O)δ 7.27−7.37(m,5H),6.17(d,J=6.3Hz,1H),4.48(s,2H),4.34−4.37(m,1H),4.03−4.07(m,1H),3.88−3.91(m,1H),3.58−3.67(m,2H),3.31−3.55(m,5H)。
【0401】
工程6
【化175】
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【0402】
tert−ブチル2−(ベンジルオキシ)エチル((3aR,5R,6S,7R,7aR)−6,7−ジヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−イル)カルバメート(131):130のメタノール(30mL)溶液にBoc
2O(3.1g,14mmol)とトリエチルアミン(1.9g,19mmol)を添加した。室温で5時間撹拌した後、得られた混合物を真空濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(1%から5%までのメタノールを含むジクロロメタンで溶出)、131を白色固形物として得た(3.1g,73%)。(ES,m/z)[M+H]
+ 455.0;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.28−7.39(m,5H),6.18(d,J=6.3Hz,1H),4.49(s,2H),4.34−4.37(m,1H),4.03−4.07(m,1H),3.89−3.93(m,1H),3.59−3.67(m,2H),3.32−3.57(m,5H),1.58(s,9H)。
【0403】
工程7
【化176】
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【0404】
tert−ブチル2−(ベンジルオキシ)エチル((3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−((tert−ブチルジメチルシリルオキシ)メチル)−6,7−ジヒドロキシ−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−イル)カルバメート(132):131(2.8g,6.2mmol)、DMAP(150mg,1.2mmol)、トリエチルアミン(930g,9.2mol)およびtert−ブチルクロロジメチルシラン(1.1g,7.5mmol)とジクロロメタン(40mL)との混合物を室温で12時間撹拌し、次いで飽和NaHCO
3水溶液(30mL)でクエンチした。水層をジクロロメタン(2×40mL)で抽出し、合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、真空濃縮した。粗製生成物をシリカゲルカラムによって精製し(1%から3%のメタノール含有ジクロロメタンで溶出)、132を白色固形物として得た(2.6g,75%)。(ES,m/z)[M+H]
+ 569.0;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.28−7.38(m,5H),6.13(d,J=6.3Hz,1H),4.49(s,2H),4.34−4.36(m,1H),4.06−4.08(m,1H),3.83−3.90(m,1H),3.59−3.67(m,2H),3.30−3.55(m,5H),1.58(s,9H),0.98(s,9H),0.15(s,3H),0.08(s,3H)。
【0405】
工程8
【化177】
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【0406】
tert−ブチル2−(ベンジルオキシ)エチル((3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−((tert−ブチルジメチルシリルオキシ)メチル)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−イル)カルバメート(133):132(12g,21mmol)のDMF(60mL)溶液を水素化ナトリウム(2.9g,84mmol,70%(鉱油で分散))で0℃にて30分間処理した後、PMBBr(25g,126mmol)を添加した。15℃でさらに1.5時間後、反応液を水(200mL)でクエンチし、ジクロロメタン(3×100mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(3×50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、真空濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(5%から20%までの酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出)、133を淡黄色油状物として得た(8.5g,50%)。(ES,m/z)[M+H]
+ 809.0;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.21−7.34(m,9H),6.82−6.89(m,4H),6.08(d,J=6.3Hz,1H),4.52−4.57(m,4H),4.50(s,2H),4.33−4.35(m,1H),4.05−4.06(m,1H),3.84−3.91(m,1H),3.81(s,3H),3.80(s,3H),3.58−3.66(m,2H),3.31−3.54(m,5H),1.56(s,9H),0.96(s,9H),0.14(s,3H),0.07(s,3H)。
【0407】
工程9
【化178】
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【0408】
tert−ブチル−2−(ベンジルオキシ)エチル((3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−(ヒドロキシメチル)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−イル)カルバメート(134):133(7.5g,9.3mmol)のTHF(30mL)溶液をTBAF(4.9g,18,6mmol)で室温にて3時間処理した。反応液を水(100mL)でクエンチし、酢酸エチル(3×50mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(2×30mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、真空濃縮し、残渣を得、これをシリカゲルカラムによって精製し(3%から10%までの酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出)、134を淡黄色シロップ状物として得た(5.8g,90%)。(ES,m/z)[M+H]
+ 695.0;
lHNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.21−7.36(m,9H),6.80−6.85(m,4H),6.09(d,J=6.3Hz,1H)。4.50−4.55(m,4H),4.49(s,2H),4.31−4.33(m,1H),4.05−4.06(m,1H),3.84−3.91(m,1H),3.82(s,3H),3.83(s,3H),3.56−3.67(m,2H),3.30−3.53(m,5H),1.56(s,9H)。
【0409】
工程10
【化179】
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【0410】
tert−ブチル2−(ベンジルオキシ)エチル((3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−((S)−1−ヒドロキシエチル)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−イル)カルバメート(136):134(1.5g,2.2mmol)、KHCO
3(970mg,9.7mmol)、TBAB(70mg,0.2mmol)、TEMPO(31mg,0.2mmol)を含むジクロロメタン(50mL)とH
2O(10mL)の溶液に、NBS(423mg,2.4mmol)を0℃で添加した。室温で30分間撹拌した後、反応液を水(50mL)で希釈し、水層をジクロロメタン(2×30mL)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、真空濃縮し、粗製135を得、これをTHF(20mL)に溶解させた。135のTHF溶液に、MeMgBr(3mL,6mmol,THF中2M)を室温で添加した。1時間後、反応混合物を飽和NH
4Cl水溶液(10mL)でクエンチし、酢酸エチル(4×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(2×20mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、真空濃縮した。粗製残渣をシリカゲルカラムによって精製し(10%から20%までの酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出)、136(0.95g,63%,2種類のエピマー,比率は1:4であった(
1HNMRによって測定))を淡黄色シロップ状物として得た。(ES,m/z)[M+H]
+ 709.0;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.15−7.38(m,9H),6.79−6.92(m,4H),6.11(m,1H),4.50−4.55(m,4H),4.49(s,2H),4.31−4.33(m,1H),4.05−4.06(m,1H),3.83−3.90(m,1H),3.82(s,3H),3.81(s,3H),3.54−3.66(m,2H),3.31−3.52(m,3H),3.11−3.15(m,1H)1.54(s,9H),1.12(d,J=1.8Hz,3H)。
【0411】
工程11
【化180】
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【0412】
(3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−((R)−1−ヒドロキシエチル)−2−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオールおよび(3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−((S)−1−ヒドロキシエチル)−2−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール:136(1g,1.5mmol)のジクロロメタン(15mL)溶液をBCl
3(15mL,15mmol,ジクロロメタン中1M)で−78℃にて3時間処理し、次いでメタノール(10mL)の添加によってクエンチした。揮発性物質を留去すると残渣が得られ、これをメタノール(5mL)に溶解させ、濃NH
4OH(2mL)で中和した。減圧濃縮後、粗製生成物をシリカゲルカラムによって精製し(5%から20%のメタノールを含むジクロロメタンで溶出)、上記の2種類の化合物の混合物を得た。分取用HPLCによって分離し(以下の条件(カラム,Sun fire prep.C18;移動相,0.03%のNH
4OHおよびCH
3CN(時間10で10%から45%まで)を含む水;検出器,UV 220nm)で)、実施例162を白色固形物として得た(35mg,8.3%,高速溶出異性体)。(ES,m/z):[M+H]
+ 279.0;
1HNMR(300MHz,D
2O)δ 6.25(d,J=7.2Hz,1H),4.16−4.17(m,1H),3.97−3.99(m,2H),3.55−3.59(m,3H),3.51−3.52(m,1H),3.28−3.29(m,2H),1.08(d,J=6.6Hz,1H);および実施例163(200mg,47.7%,低速溶出異性体)。(ES,m/z):[M+H]
+ 279.0;
1HNMR(300MHz,D
2O)δ 6.24(d,J=6.3Hz,1H),4.15(t,J=5.7Hz,1H),3.97(t,J=5.7Hz,1H),3.84−3.87(m,1H),3.57−3.63(m,3H),3.21−3.30(m,3H),1.11(d,J=6.6Hz,lH)。
【0413】
実施例164および165
(3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−アミノ−5−[(1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]−3aH,5H,6H,7H,7aH−ピラノ[3,2−d][1,3]チアゾール−6,7−ジオールおよび(3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−アミノ−5−[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]−3aH,5H,6H,7H,7aH−ピラノ[3,2−d][1,3]チアゾール−6,7−ジオール:
【化181】
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【0414】
スキームXXVIII
【化182】
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【0415】
工程1
【化183】
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【0416】
tert−ブチルN−[(3aR,5R,6S,7R,7aR)−6,7−ビス(ベンジルオキシ)−5−[[(tert−ブチルジメチルシリル)オキシ]メチル]−3aH,5H,6H,7H,7aH−ピラノ[3,2−d][1,3]チアゾル−2−イル]−N−(プロプ−2−エン−1−イル)カルバメート(138):tert−ブチルN−[(3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−[[(tert−ブチルジメチルシリル)オキシ]メチル]−6,7−ジヒドロキシ−3aH,5H,6H,7H,7aH−ピラノ[3,2−d][1,3]チアゾル−2−イル]−N−(プロプ−2−エン−1−イル)カルバメート137(工程1のプロピルイルアミンの代わりにアリルアミンを使用したこと以外は化合物17,実施例2の工程1〜4と同様の様式で調製した)(9g,19mmol))のDMF(80mL)溶液に、水素化ナトリウム(3.1g,92mmol,70%(鉱油で分散))を0℃で添加した。さらに30分後、臭化ベンジル(5.2mL,48mmol)を添加した。得られた溶液を15℃で1時間撹拌し、次いで、飽和NH
4Cl水溶液(200mL)の添加によってクエンチし、ジクロロメタン(3×50mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(3×50mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで脱水し、真空濃縮した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製し(1%から5%までの酢酸エチルを含む石油エーテルを使用)、138を淡黄色油状物として得た(9.5g,77%)。(ES,m/z):[M+H]
+ 655.0;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.38−7.26(m,10H),6.09(d,J=6.6Hz,1H),5.89−5.75(m,1H),5.14−5.00(m,2H),4.80−4.56(m,3H),4.45−4.32(m,3H),4.16(t,J=4.1Hz,1H),4.05−3.45(m,5H),1.50(s,9H),0.88(s,9H),0.04(s,6H)。
【0417】
工程2
【化184】
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【0418】
tert−ブチルN−[(3aR,5R,6S,7R,7aR)−6,7−ビス(ベンジルオキシ)−5−(ヒドロキシメチル)−3aH,5H,6H,7H,7aH−ピラノ[3,2−d][1,3]チアゾル−2−イル]−N−(プロプ−2−エン−1−イル)カルバメート(139):138(10g,15mmol)のTHF(50mL)溶液をTBAF(8.5g,32mmol)で室温にて1.5時間処理した。次いで、反応液を水(100mL)の添加によってクエンチし、酢酸エチル(3×50mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(2×30mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、真空濃縮した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製し(5%から10%までの酢酸エチルを含む石油エーテルを使用)、139を淡黄色シロップ状物として得た(6g,73%)。(ES,m/z):[M+H]
+ 541.0;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.39−7.24(m,10H),6.08(d,J=6.9Hz,1H),5.92−5.75(m,1H),5.13−4.99(m,2H),4.76−4.64(m,2H),4.55(d,J=11.4Hz,1H),4.43−4.34(m
,3H),4.28−4.26(m,1H),3.71−3.46(m,5H),1.82(t,J=6.5Hz,1H),1.51(s,9H)。
【0419】
工程3
【化185】
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【0420】
(3aR,5S,6S,7R,7aR)−6,7−ビス(ベンジルオキシ)−2−[メチル(プロプ−2−エン−1−イル)アミノ]−3aH,5H,6H,7H,7aH−ピラノ[3,2−d][1,3]チアゾール−5−カルボアルデヒド(140):DMSO(4.1g,52mmol)の乾燥ジクロロメタン(70mL)溶液を、(COCl)
2(4.9g,40mmol)で−78℃にて30分間処理した後、139(3g,6.6mmol)(ジクロロメタン(10mL)中)をゆっくり添加した。得られた溶液を−30℃で3時間撹拌し、次いで、再度−78℃まで冷却し、トリエチルアミン(10g,90mmol)を添加した。−50℃でさらに30分後、得られた混合物を水(50mL)によってクエンチし、水層をジクロロメタン(3×30mL)で抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで脱水し、濃縮し、粗製標題化合物を淡黄色シロップ状物として得、これを、さらに精製せずに次の工程で使用した。
【0421】
工程4
【化186】
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【0422】
tert−ブチルN−[(3aR,5R,6S,7R,7aR)−6,7−ビス(ベンジルオキシ)−5−(2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル)−3aH,5H,6H,7H,7aH−ピラノ[3,2−d][1,3]チアゾル−2−イル]−N−(プロプ−2−エン−1−イル)カルバメート(141):TBAF(500mg,2mmol)および4Åモレキュラーシーブス(3g)とTHF(30mL)との混合物を0℃で30分間撹拌した後、粗製140およびCF
3TMS(3.7g,26mmol)とTHF(30mL)との混合物を添加した。混合物を室温で2.5時間撹拌した後、さらなるTBAF(3g,11mmol)を添加した。1時間後、次いで反応液を水(20mL)の添加によってクエンチした。濾過を行い、濾液を酢酸エチル(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(2×20mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで脱水し、濃縮した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製し(10%から20%までの酢酸エチルを含む石油エーテルを使用)、標題化合物を淡黄色油状物として得た(1.8g,53%,2種類の異性体,比は1:1である(
1HNMRによって測定))。(ES,m/z):[M+H]
+ 609.0;
lHNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.38−7.22(m,10H),6.11−6.08(m,1H),5.80−5.75(m,1H),5.13−5.00(m,2H),4.76−4.56(m,4H),4.56−4.28(m,5H),3.82−3.64(m,2H),1.51(s,9H)。
【0423】
工程5
【化187】
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【0424】
tert−ブチルN−[(3aR,5R,6S,7R,7aR)−6,7−ビス(ベンジルオキシ)−5−(2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル)−3aH,5H,6H,7H,7aH−ピラノ[3,2−d][1,3]チアゾル−2−イル]カルバメート(142):
141(1.6g,2.6mmol)の1,4−ジオキサン(20mL)溶液に、Pd(PPh
3)
4(760mg,0.6mmol)、トリエチルアミン(664mg,6.5mmol)およびギ酸(242mg,5.2mmol)を、窒素雰囲気下で室温にて添加した。得られた混合物を60℃まで20分間加熱した後、さらなるギ酸(605mg,26mmol)を添加した。60℃で一晩撹拌した後、揮発性物質を除去すると残渣が得られ、これをジクロロメタン(50mL)に溶解させ、飽和NaHCO
3水溶液(30mL)で中和した。水層をジクロロメタン(3×30mL)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、濃縮した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製し(20%から30%までの酢酸エチルを含む石油エーテルを使用)、142を無色の油状物として得た(1.1g,77%)。(ES,m/z);[M+H]
+ 569.0;
1H NMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.34−7.23(m,10H),6.17−6.13(m,1H),4.62−4.46(m,2H),4.43−4.00(m,4H),3.91−3.73(m,3H),1.52(s,9H)。
【0425】
工程6
【化188】
[この文献は図面を表示できません]
【0426】
(3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−アミノ−5−[(1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]−3aH,5H,6H,7H,7aH−ピラノ[3,2−d][1,3]チアゾール−6,7−ジオールおよび(3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−アミノ−5−[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]−3aH,5H,6H,7H,7aH−ピラノ[3,2−d][1,3]チアゾール−6,7−ジオール:142(1g,1.7mmol)のジクロロメタン(30mL)溶液をBCl
3(17mL,17mmol,1Mジクロロメタン)で−78℃にて4時間処理した。反応液をメタノール(10mL)の添加によってクエンチした。揮発性物質を除去すると残渣が得られ、これをメタノール(5mL)に溶解させ、濃NH
4OH(2mL)で中和した。減圧濃縮後、粗製生成物をシリカゲルカラムによって精製し(5%から20%のメタノールを含むジクロロメタンで溶出)、上記の2種類の化合物の混合物を得た。分取用HPLCによって分離し(以下の条件(カラム,Sun fire prep.C18;移動相,0.03%のNH
4OHおよびCH
3CN(10%を10分間で45%まで)を含む水;検出器,UV 220nm)で)、(3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−アミノ−5−[(1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]−3aH,5H,6H,7H,7aH−ピラノ[3,2−d][1,3]チアゾール−6,7−ジオール 実施例164を淡黄色固形物として(49mg,20%,高速溶出異性体);(ES,m/z):[M+H]
+ 289.0;
1HNMR(400MHz,D
2O)δ 6.25(d,J=6.8Hz,1H),4.29−4.26(m,2H),4.07(t,J=4.0Hz,1H),3.93(dd,J=8.4,3.2Hz,1H),3.73(dd,J=8.4,4.8Hz,1H);および(3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−アミノ−5−[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]−3aH,5H,6H,7H,7aH−ピラノ[3,2−d][1,3]チアゾール−6,7−ジオールを淡黄色固形物として得た(74mg,30%,低速溶出異性体);(ES,m/z):[M+H]
+ 289.0;
1HNMR(400MHz,D
2O)δ 6.32(d,J=6.4Hz,1H),4.31(q,J=7.6Hz,1H),4.15(t,J=6.0Hz,1H),4.00(t,J=5.0Hz,1H),3.83−3.76(m,2H)。
【0427】
表に示した以下の化合物は、実質的に先の実施例について上記のとおりの方法によって調製した。
【0428】
表
【表4】
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【0429】
実施例175および176
(3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−アミノ−5−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシプロパン−2−イル]−3aH,5H,6H,7H,7aH−ピラノ[3,2−d][1,3]チアゾール−6,7−ジオールおよび(3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−アミノ−5−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシプロパン−2−イル]−3aH,5H,6H,7H,7aH−ピラノ[3,2−d][1,3]チアゾール−6,7−ジオール:
【化189】
[この文献は図面を表示できません]
【0430】
スキームXXIV
【化190】
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【0431】
工程1
【化191】
[この文献は図面を表示できません]
【0432】
tert−ブチルN−[(3aR,5R,6S,7R,7aR)−6,7−ビス(ベンジルオキシ)−5−(1−ヒドロキシエチル)−3aH,5H,6H,7H,7aH−ピラノ[3,2−d][1,3]チアゾル−2−イル]−N−(プロプ−2−エン−1−イル)カルバメート(143):DMSO(9.2g,118mmol)の乾燥ジクロロメタン(70mL)溶液を(COCl)
2(11.6g,92mmol)で−78℃にて30分間処理した後、tert−ブチルN−[(3aR,5R,6S,7R,7aR)−6,7−ビス(ベンジルオキシ)−5−(ヒドロキシメチル)−3aH,5H,6H,7H,7aH−ピラノ[3,2−d][1,3]チアゾル−2−イル]−N−(プロプ−2−エン−1−イル)カルバメート(8g,15mmol)(ジクロロメタン(15mL)中)をゆっくり添加した。得られた溶液を−30℃で3時間撹拌し、次いで、再度−78℃まで冷却した後、トリエチルアミン(20g,180mmol)を添加した。−50℃でさらに30分後、得られた混合物を水(50mL)によってクエンチし、水層をジクロロメタン(3×50mL)で抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで脱水し、濃縮し、粗製140を淡黄色シロップ状物として得、これを無水THF(100mL)に溶解させた。この溶液をブロモ(メチル)マグネシウム(20ml,40mmol,THF中2M)で0℃にて一晩処理した。次いで、反応液を飽和NH
4Cl水溶液(100mL)でクエンチし、酢酸エチル(3×100mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(2×50mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで脱水し、真空濃縮した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製し(10%から20%までの酢酸エチルを含む石油エーテルを使用)、143を黄色シロップ状物として得た(7g,87%,2種類の異性体,比は1:3.8である(
1HNMRによって測定))。(ES,m/z):[M+H]
+ 555.0;
1HNMR(300MHz,CDCl
3):7.38−7.25(m,10H),6.13−6.11(m,1H),5.82−5.70(m,1H),5.99−4.96(m,2H),4.76−4.56(m,2H),4.54−4.27(m,6H),4.13−3.73(m,3H),1.50(s,9H),1.28−1.20(m,3H)。
【0433】
工程2
【化192】
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【0434】
tert−ブチルN−[(3aR,5S,6S,7R,7aR)−5−アセチル−6,7−ビス(ベンジルオキシ)−3aH,5H,6H,7H,7aH−ピラノ[3,2−d][1,3]チアゾル−2−イル]−N−(プロプ−2−エン−1−イル)カルバメート(144):143(6g,11mmol)のジクロロメタン(120mL)溶液に、DMP(6.9g,16mmol)を添加した。得られた溶液を室温で1.5時間撹拌し、次いで飽和重炭酸ナトリウム水溶液(80mL)によってクエンチし、ジクロロメタン(3×100mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(2×50mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで脱水し、真空濃縮した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製し(5%から10%までの酢酸エチルを含む石油エーテルを使用)、144を黄色シロップ状物として得た(4g,67%)。(ES,m/z):[M+H]
+ 553.0;
1HNMR(300MHz,CDCl
3):7.34−7.19(m,10H),6.10(d,J=6.9Hz,1H),5.85−5.76(m,1H),5.10−4.94(m,2H),4.69−4.25(m,7H),4.15−4.10(m,1H),3.97−3.83(m,2H),2.19(s,3H),1.50(s,9H)。
【0435】
工程3
【化193】
[この文献は図面を表示できません]
【0436】
tert−ブチルN−[(3aR,5S,6S,7R,7aR)−6,7−ビス(ベンジルオキシ)−5−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−3aH,5H,6H,7H,7aH−ピラノ[3,2−d][1,3]チアゾル−2−イル]−N−(プロプ−2−エン−1−イル)カルバメート(145):TBAF(1.1,4.2mmol)および4Åモレキュラーシーブス(4g)とTHF(40mL)との混合物を0℃で30分間撹拌した後、144(4.6g,8.3mmol)およびCF
3TMS(5.9g,42mmol)とTHF(40mL)との混合物を添加した。混合物を室温で3時間撹拌した後、さらなるTBAF(6g,22mmol)を添加した。1時間後、次いで反応液を水(80mL)の添加によってクエンチした。濾過を行い、濾液を酢酸エチル(3×50mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(2×30mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで脱水し、濃縮した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製し(6%から12%までの酢酸エチルを含む石油エーテルを使用)、標題化合物を褐色シロップ状物として得た(3.5g,68%,2種類の異性体,比は1:1である(
1HNMRによって測定))。(ES,m/z):[M+H]
+ 623.0;
1HNMR(300MHz,CDCl
3):7.37−7.23(m,10H),6.13−6.07(m,1H),5.76−5.74(m,1H),5.05−4.92(m,2H),4.74−4.67(m,2H),4.47−4.25(m,7H),3.93−3.88(m,1H),1.50(s,9H),1.28−1.23(m,3H)。
【0437】
工程4
【化194】
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【0438】
tert−ブチル(3aR,5S,6S,7R,7aR)−6,7−ビス(ベンジルオキシ)−5−((S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−イルカルバメート(146):145(1.7g,2.7mmol)の1,4−ジオキサン(50mL)溶液に、Pd(PPh
3)
4(643mg,0.5mmol)、ギ酸(260mg,5.6mmol)およびトリエチルアミン(702mg,7.0mmol)を窒素雰囲気下で室温にて添加した。得られた混合物を60℃まで20分間加熱した後、さらなるギ酸(1.3g,28mmol)を添加した。60℃で一晩撹拌した後、揮発性物質を除去すると残渣が得られ、これをジクロロメタン(50mL)に溶解させ、飽和NaHCO
3水溶液(30mL)で中和した。水層をジクロロメタン(3×30mL)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、濃縮した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製し(15%から30%までの酢酸エチルを含む石油エーテルを使用)、標題化合物を橙色シロップ状物として得た(1.4g,86%)。(ES,m/z):[M+H]
+:583.0;
1HNMR(300MHz,CDCl
3):7.71−7.23(m,10H),6.20−6.14(m,1H),4.71−4.66(m,2H),4.63−4.38(m,3H),4.21−4.10(m,1H),3.93−3.92(m,1H),3.79−3.66(m,1H),1.50(s,9H),1.38−1.08(m,3H)。
【0439】
工程5
【化195】
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【0440】
(3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−アミノ−5−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシプロパン−2−イル]−3aH,5H,6H,7H,7aH−ピラノ[3,2−d][1,3]チアゾール−6,7−ジオールおよび(3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−アミノ−5−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシプロパン−2−イル]−3aH,5H,6H,7H,7aH−ピラノ[3,2−d][1,3]チアゾール−6,7−ジオール:146(0.9g,1.5mmol)のジクロロメタン(20mL)溶液をBCl
3(15mL,15mmol,1Mジクロロメタン)で−78℃にて4時間処理した。反応液をメタノール(10mL)の添加によってクエンチした。揮発性物質を除去すると残渣が得られ、これをメタノール(5mL)に溶解させ、濃NH
4OH(2mL)で中和した。減圧濃縮後、粗製生成物をシリカゲルカラムによって精製し(5%から20%のメタノールを含むジクロロメタンで溶出)、上記の2種類の化合物の混合物を得た。分取用HPLCによって分離し(以下の条件(カラム,Sun fire prep.C18;移動相,0.03%のNH
4OHおよびCH
3CN(20分間で15%から30%まで)を含む水;検出器,UV 220nm)で)、(3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−アミノ−5−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシプロパン−2−イル]−3aH,5H,6H,7H,7aH−ピラノ[3,2−d][1,3]チアゾール−6,7−ジオールを白色固形物として得た(35.2mg,8%,高速溶出異性体)。(ES,m/z):[M+H]
+:303.0;
1HNMR(300MHz,D
2O):6.27(d,J=6.9Hz,1H),4.37−4.34(m,1H),4.15−4.13(m,1H),3.92(d,J=8.4Hz,1H),3.56(d,J=8.4Hz,1H),1.31(s,3H);および(3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−アミノ−5−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシプロパン−2−イル]−3aH,5H,6H,7H,7aH−ピラノ[3,2−d][1,3]チアゾール−6,7−ジオールを白色固形物として(35.1mg,8%,低速溶出異性体)。(ES,m/z):[M+H]
+:303.0;
1HNMR(300MHz,D
2O):6.27(d,J=6.9Hz,1H),4.38−4.35(m,1H),4.16−4.14(m,1H),3.96(d,J=8.1Hz,1H),3.58(d,J=8.4Hz,1H),1.32(s,3H)。
【0441】
実施例177および178
(3aR,5R,6S,7R,7aR)−2−アミノ−5−ビニル−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオールおよび(3aR,5R,6S,7R,7aR)−2−アミノ−5−エチル−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール:
【化196】
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【0442】
スキームXXX
【化197】
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【0443】
工程1
【化198】
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【0444】
tert−ブチルアリル((3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−((tert−ブチルジメチルシリルオキシ)メチル)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−イル)カルバメート(147):tert−ブチルアリル((3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−((tert−ブチルジメチルシリルオキシ)メチル)−6,7−ジヒドロキシ−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−イル)カルバメート137(工程1のプロピルイルアミンの代わりにアリルアミンを使用したこと以外は化合物17,実施例2の工程1〜4と同様の様式で調製)(20g,42mmol)のDMF(300mL)溶液を水素化ナトリウム(5,8g,168mmol,70%(鉱油で分散))で0℃にて30分間処理した後、PMBBr(34g,168mmol)を添加した。15℃でさらに1.5時間後、反応液を水(300mL)でクエンチし、酢酸エチル(3×200mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(3×150mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、真空濃縮した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製し(5%から20%までの酢酸エチルを含む石油エーテルを使用)、標題化合物を淡黄色油状物として得た(16g,53%)。(ES,m/z):[M+H]
+ 715.0;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.36−7.33(m,2H),7.24−7.21(m,2H),6.92−6.85(m,4H),6.10(d,J=6.6Hz,1H),6.80−5.95(m,1H),5.21−5.03(m,2H),4.71−4.66(m,3H),4.53−4.44(m,2H),4.43−4.34(m,3H),4.15(t,J=5.4Hz,1H),3.91−3.84(m,1H),3.82(s,3H),3.81(s,3H),3.78−3.74(m,2H),1.53(s,9H),0.09(s,9H),0.06(s,6H)。
【0445】
工程2
【化199】
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【0446】
tert−ブチルアリル((3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−(ヒドロキシメチル)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−イル)カルバメート(148):147(15g,21mmol)のTHF(100mL)溶液をTBAF(8.4g,32mmol)で室温にて3時間処理した。反応液を水(150mL)でクエンチし、酢酸エチル(3×100mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(2×50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、真空濃縮した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製し(10%から30%までの酢酸エチルを含む石油エーテルを使用)、148を淡黄色シロップ状物として得た(11.3g,90%)。(ES,m/z):[M+H]
+ 601.0;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.36−7.33(m,2H),7.21−7.19(m,2H),6.91−6.82(m,4H),6.09(d,J=6.6Hz,1H),5.92−5.80(m,1H),5.19−5.00(m,2H),4.70−4.58(m,2H),4.55−4.36(m,4H),4.32−4.24(m,2H),3.82(s,3H),3.83(s,3H),3.75−3.68(m,2H),3.64−3.52(m,2H),1.56(s,9H)。
【0447】
工程3
【化200】
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【0448】
tert−ブチル(3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−(ヒドロキシメチル)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−イルカルバメート(149):148(10.5g,18mmol)の1,4−ジオキサン(100mL)溶液に、Pd(PPh
3)
4(4.2g,3.6mmol)、Et
3N(4.6g,45mmol)およびギ酸(4.9g,107mmol)をN
2雰囲気下で室温にて添加した。60℃で20分後、さらなるギ酸(24.5g,535mmol)を添加した。反応液を60℃でさらに3時間撹拌した。揮発性物質を除去すると残渣が得られ、これをジクロロメタン(100mL)に溶解させ、飽和NaHCO
3水溶液(30mL)で中和した。水層をジクロロメタン(3×50mL)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、真空濃縮した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製し(10%から50%までの酢酸エチルを含む石油エーテルを使用)、標題化合物を白色シロップ状物として得た。(6.4g,65%)。(ES,m/z):[M+H]
+ 561.0;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.30−7.23(m,4H),6.92−6.87(m,4H),6.14(d,J=6.9Hz,1H),4.56−4.52(m,3H),4.36−4.32(m,1H),4.25−4.19(m,1H),4.13−4.07(m,1H),3.82−3.80(m,1H),3.79(s,3H),3.78(s,3H),3.76−3.51(m,3H),1.54(s,9H)。
【0449】
工程4
【化201】
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【0450】
tert−ブチル(3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−((R)−1−ヒドロキシ−2−(トリメチルシリル)エチル)−6,7−ビス(4−メトキシベンジルオキシ)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−イルカルバメート(51):
3(2g,3.6mmol)、KHCO
3(1.6g,16mmol)、TBAB(105mg,0.4mmol)、TEMPO(62mg,0.4mmol)およびジクロロメタン(50mL)とH
2O(10mL)との混合物に、NBS(695mg,3.9mmol)を0℃で添加した。室温で30分間撹拌した後、反応液を水(50mL)で希釈し、水層をジクロロメタン(2×40mL)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、真空濃縮し、粗製アルデヒド150を得、これをTHF(20mL)に溶解させた。この溶液を((トリメチルシリル)メチル)マグネシウムクロリド(7.2mL,7,2mmol,エーテル中1M)で処理した。10℃で2時間後、反応液を飽和NH
4Cl水溶液(40mL)でクエンチし、酢酸エチル(4×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(2×30mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、真空濃縮した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製し(5%から30%までの酢酸エチルを含む石油エーテルを使用)、151を淡黄色シロップ状物として得た(1.1g,48%,2種類のエピマー,比は1:3である(
1HNMRによって測定))。(ES,m/z):[M+H]
+ 647.0;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.31−7.19(m,4H),6.93−6.85(m,4H),6.23−6.19(m,1H),4.62−4.50(m,4H),4.47−4.43(m,3H),3.85−3.83(m,1H),3.81(s,3H),3.80(s,3H),3.25−3.21(m,1H),1.54(s,9H),0.89−0.87(m,1H),0.74−0.72(m,1H),0.05(s,3H),0.04(s,3H),0.03(s,3H)。
【0451】
工程5
【化202】
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【0452】
tert−ブチル(3aR,5R,6S,7R,7aR)−6,7−ジヒドロキシ−5−ビニル−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−イルカルバメート(6):151(900mg,1.4mmol)のジクロロメタン(20mL)溶液をBF
3(0.1mL,0.1mmol,エーテル中1M)で10℃にて20分間処理した。揮発性物質を除去すると残渣が得られ、これをジクロロメタン(20mL)に溶解させ、飽和NaHCO
3水溶液(10mL)で中和した。水層をジクロロメタン(5×20mL)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、真空濃縮した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製し(1%から10%までのメタノールを含むジクロロメタンを使用)、152を淡黄色シロップ状物として得た(240mg,55%)。(ES,m/z):[M+H]
+ 317.0;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 6.11(d,J=6.6Hz,1H),5.77−5.63(m,1H),5.24−5.16(m,2H),4.08−4.02(m,1H),3.76−3.61(m,2H),3.55−3.46(m,1H),1.53(s,9H)。
【0453】
工程6
【化203】
[この文献は図面を表示できません]
【0454】
tert−ブチル(3aR,5R,6S,7R,7aR)−5−エチル−6,7−ジヒドロキシ−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−2−イルカルバメート(7):152(160mg,0.5mmol)およびPd/C(16mg,10%w/w)とメタノール(20mL)との混合物を、H
2雰囲気(1気圧)下で室温にて3時間撹拌した。濾過後、溶媒を除去すると残渣が得られ、これをフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製し(2%から10%までのメタノールを含むジクロロメタンを使用)、153を白色シロップ状物として得た(130mg,81%)。(ES,m/z):[M+H]
+ 319.0;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 6.07(d,J=6.3Hz,1H),4.40(t,J=5.9Hz,1H),4.17(t,J=6.6Hz,1H),3.65−3.59(m,2H),1.84−1.72(m,1H),1.62−1.45(m,1H),1.53(s,9H),0.84(t,J=7.5Hz,3H)。
【0455】
工程7
【化204】
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【0456】
(3aR,5R,6S,7R,7aR)−2−アミノ−5−ビニル−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール:152(65mg,0.2mmol)のジクロロメタン(10mL)溶液にTFA(1mL)を添加した。室温で2時間後、揮発性物質を除去すると残渣が得られ、これをメタノール(3mL)に溶解させ、濃NH
4OH(1mL)で中和した。減圧濃縮後、粗製生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製し(5%から30%までのメタノールを含むジクロロメタンを使用)、(3aR,5R,6S,7R,7aR)−2−アミノ−5−ビニル−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオールを白色固形物として得た(30mg,68%)。(ES,m/z):[M+H]
+ 217.0;
1HNMR(300MHz,D
2O)δ 6.24(d,J=6.3Hz,1H),5.87−5.75(m,1H),5.35−5.26(m,2H),4.07(t,J=6.3Hz,1H),3.98−3.88(m,2H),3.50−3.24(m,1H)。
【0457】
工程8
【化205】
[この文献は図面を表示できません]
【0458】
(3aR,5R,6S,7R,7aR)−2−アミノ−5−エチル−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール:153(70mg,0.2mmol)のジクロロメタン(10mL)溶液にTFA(1mL)を添加した。室温で2時間後、揮発性物質を除去すると残渣が得られ、これをメタノール(3mL)に溶解させ、濃NH
4OH(1mL)で中和した。減圧濃縮後、粗製生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製し(5%から30%までのメタノールを含むジクロロメタンを使用)、(3aR,5R,6S,7R,7aR)−2−アミノ−5−エチル−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオールを白色固形物として得た(33mg,69%)。(ES,m/z):[M+H]
+ 219.0;
1HNMR(300MHz,D
2O)δ 6.18(d,J=6.6Hz,1H),4.08(t,J=5.7Hz,1H),3.89(t,J=4.5Hz,1H),3.42−3.34(m,2H),1.71−1.63(m,1H),1.45−1.35(m,1H),0.81(t,J=7.5Hz,3H)。
【0459】
実施例179および180
(3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−5−((R)−1−フルオロエチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオールおよび(3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−5−((S)−1−フルオロエチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール:
【化206】
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【0460】
スキームXXXI
【化207】
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【0461】
工程1
【化208】
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【0462】
((3aR,5R,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−6,7−ジヒドロキシ−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾル−5−イル)メチルベンゾエート(154):(3aR,5R,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−5−(ヒドロキシメチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール(5g,20mmol)のピリジン(150mL)溶液に、塩化ベンゾイル(3.4g,24mmol)のジクロロメタン(10mL)溶液を0℃にて10分以内で添加し、次いで、氷/塩浴中で0℃にて5時間撹拌した。反応液を飽和NaHCO
3水溶液(100mL)の添加によってクエンチし、ジクロロメタン(3×100mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(2×20mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空濃縮した。粗製残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製し(2%から5%までのメタノールを含むジクロロメタンを使用)、標題化合物をオフホワイト色固形物として得た(4.5g,63%)。(ES,m/z):[M+H]
+ 353.0;
1HNMR(300MHz,CD
3OD)δ 8.07−8.01(m,2H),7.99−7.40(m,3H),6.43(d,J=6.6Hz,1H),4.88−4.85(m,1H),4.63−4.45(m,1H),4.19−4.15(m,1H),3.99−3.93(m,2H),3.36−3.32(m,1H),3.06(s,6H)。
【0463】
工程2
【化209】
[この文献は図面を表示できません]
【0464】
[(1R,2R,6R,8R,9S)−4−(ジメチルアミノ)−11,11−ジメチル−7,10,12−トリオキサ−5−チア−3−アザトリシクロ[7.3.0.0{2,6}]ドデス−3−エン−8−イル]メチルベンゾエート(155):154(3.0g,8.5mmol)のDMF(20mL)溶液に、4−メチルベンゼンスルホン酸水和物(3.2g,17mmol)と2−メトキシプロプ−1−エン(6.1g,85mmol)を逐次添加した。得られた溶液を15分間室温で撹拌した後、反応液を飽和重炭酸ナトリウム水溶液(20mL)の添加によってクエンチし、次いで、これをジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(2×10mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空濃縮した。粗製残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製し(1%から10%までの酢酸エチルを含む石油エーテルを使用)、155をオフホワイト色固形物として得た(1.6g,48%)。(ES,m/z)M+H]
+ 393.0;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 8.08−8.05(m,2H),7.63−7.45(m,3H),6.32−6.30(m,1H),4.60−4.52(m,2H),4.41−4.31(m,2H),3.97−3.91(m,1H),3.70−3.63(m,1H),3.55−3.50(m,1H),3.39−3.30(m,1H),3.10(s,6H),1.50(s,6H)。
【0465】
工程3
【化210】
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【0466】
[(1R,2R,6R,8R,9S)−4−(ジメチルアミノ)−11,11−ジメチル−7,10,12−トリオキサ−5−チア−3−アザトリシクロ[7.3.0.0{2,6}]ドデス−3−エン−8−イル]メタノール(156):155(4.0g,10mmol)のメタノール(30mL)溶液に、炭酸カリウム(704mg,5.1mmol)を添加した。得られた溶液を室温で2時間撹拌した後、反応液を水(20mL)の添加によってクエンチし、次いで、これをジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(2×10mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空濃縮した。粗製残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製し(1%から5%までのメタノールを含むジクロロメタンを使用)、標題化合物を白色固形物として得た(2.6g,88%)。(ES,m/z):[M+H]
+ 289.0;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 6.34(d,J=6.0Hz,1H),4.37−4.32(m,1H),4.11−4.05(m,1H),3.94−3.82(m,2H),3.61−3.54(m,1H),3.36−3.23(m,1H),3.08(s,6H),1.46(s,6H)。
【0467】
工程4
【化211】
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【0468】
(1R,2R,6R,8S,9S)−4−(ジメチルアミノ)−11,11−ジメチル−7,10,12−トリオキサ−5−チア−3−アザトリシクロ[7.3.0.0{2,6}]ドデス−3−エン−8−カルボアルデヒド(157):156(500mg,1.7mmol)を含むジクロロメタン(20mL)と水(5mL)の溶液に、2,2,6,6−テトラメチルピペリジンオキシ(ooxy)(13mg,0.08mmol)、テトラブチルアンモニウムブロミド(27mg,0.08mmol)、重炭酸カリウム(788mg,7.9mmol)およびN−ブロモスクシンイミド(342mg,1.9mmol)を添加した。得られた溶液を室温で30分間撹拌した後、反応液を飽和亜硫酸ナトリウム水溶液(10mL)の添加によってクエンチし、次いでこれをジクロロメタン(2×10mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(2×10mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空濃縮した。粗製残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製し(10%の酢酸エチル含有ジクロロメタンを使用)、157をオフホワイト色固形物として得た(300mg,54%)。(ES,m/z):[M+H]
+ 287.0;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 9.82(s,1H),6.34(d,J=6.0Hz,1H),4.37−4.32(m,1H),4.11−4.05(m,1H),3.94−3.82(m,1H),3.61−3.54(m,1H),3.36−3.23(m,1H),3.08(s,6H),1.46(s,6H)。
【0469】
工程5
【化212】
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【0470】
(1S)−1−[(1R,2R,6R,8R,9S)−4−(ジメチルアミノ)−11,11−ジメチル−7,10,12−トリオキサ−5−チア−3−アザトリシクロ[7.3.0.0{2,6}]ドデス−3−エン−8−イル]エタン−1−オール(5)および(1R)−1−[(1R,2R,6R,8R,9S)−4−(ジメチルアミノ)−11,11−ジメチル−7,10,12−トリオキサ−5−チア−3−アザトリシクロ[7.3.0.0{2,6}]ドデス−3−エン−8−イル]エタン−1−オール(159):157(1.0g,3.1mmol)のTHF(30mL)撹拌溶液にMeMgCl(4.6mL,4.6mmol,1MのTHF溶液)を0℃で添加した。得られた溶液を室温で2時間撹拌した後、反応液を10%NH
4Cl水溶液(10mL)の添加によってクエンチし、次いで、これを酢酸エチル(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(2×10mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空濃縮した。粗製残渣をキラル分取用HPLCによって精製し(以下の条件:(Chiralpak IC(SFC)2
*25cm,5um Chiral−P(IC)002S09IC00CJ−MI001,220nm,移動相:エタノール/ヘキサン=1/1,泳動14分間で)、158をオフホワイト色固形物として得た(230mg,23%,低速溶出異性体)。(ES,m/z):[M+H]
+ 303.0;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 6.16(d,J=5.7Hz,1H),4.33−4.28(m,1H),3.97−3.82(m,2H),3.76−3.69(m,1H),3.61−3.55(m,1H),3.02(s,6H),2.38(s,1H),1.47(s,6H),1.28(d,J=3.6Hz,3H);および160をオフホワイト色固形物として(270mg,30%,高速溶出異性体)。(ES,m/z):[M+H]
+ 303.0;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 6.32(d,J=6.0Hz,1H),4.30−4.26(m,1H),4.06−4.01(m,1H),3.88−3.73(m,2H),3.71−3.63(m,1H),3.02(s,6H),2.31(s,1H),1.47(s,6H),1.30−1.22(m,3H)。
【0471】
工程6
【化213】
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【0472】
(1R,2R,6R,8S,9S)−8−[(1R)−1−フルオロエチル]−N,N,11,11−テトラメチル−7,10,12−トリオキサ−5−チア−3−アザトリシクロ[7.3.0.0{2,6}]ドデス−3−エン−4−アミン(159):158(230mg,1mmol)のジクロロメタン(10mL)溶液をDAST(0.6mL,5.0mmol)で−20℃にて1時間、室温でさらに1時間処理した。反応液を飽和重炭酸ナトリウム水溶液(10mL)でクエンチし、次いでこれをジクロロメタン(2×10mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(2×5mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空濃縮した。粗製残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製し(1%から5%までのメタノールを含むジクロロメタンを使用)、標題化合物を白色固形物として得た(160mg,34%)。(ES,m/z):[M+H]
+ 305.0;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 6.16(d,J=5.7Hz,1H),5.04−4.85(m,1H),4.37−4.33(m,1H),3.93−3.81(m,3H),3.03(s,6H),1.49(s,6H),1.41(dd,J=6.6Hz,24.3Hz,3H)。
【化214】
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【0473】
(1R,2R,6R,8S,9S)−8−[(1S)−1−フルオロエチル]−N,N,11,11−テトラメチル−7,10,12−トリオキサ−5−チア−3−アザトリシクロ[7.3.0.0{2,6}]ドデス−3−エン−4−アミン(161):工程6と同じ手順を使用し、160を標題化合物に変換させた。化合物161(160mg,30%)を白色固形物として得た(ES,m/z):[M+H]
+ 305.0;
1HNMR(300MHz,CDCl
3)δ 6.42(d,J=6.6Hz,1H),4.95−4.76(m,1H),4.62−4.56(m,1H),4.11−4.00(m,1H),3.89−3.85(m,1H),3.15(s,6H),1.49(s,6H),1.43−1.41(m,3H)。
【0474】
工程7
【化215】
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【0475】
(3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−5−((R)−1−フルオロエチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール:159(150mg,0.16mmol)のメタノール(10mL)溶液を水性濃HCl(1mL)で室温にて1時間処理し、次いで、得られた溶液を真空濃縮し、残渣を得、これをメタノール(5mL)に溶解させ、濃NH
4OH(1mL)で中和した。溶媒をすべて除去した後、残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製し(10%のメタノール含有ジクロロメタンを使用)、標題化合物を白色固形物として得た(50.1mg,38%)。(ES,m/z):[M+H]
+ 265.0;
1HNMR(300MHz,D
2O)δ 6.23(d,J=6.6Hz,1H),4.97−4.70(m,1H),4.22−4.19(m,1H),4.02−3.99(m,1H),3.67−3.62(m,2H),2.91(s,6H),1.26(dd,J=6.6Hz,26.1Hz,3H)。
【化216】
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【0476】
(3aR,5S,6S,7R,7aR)−2−(ジメチルアミノ)−5−((S)−1−フルオロエチル)−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−ピラノ[3,2−d]チアゾール−6,7−ジオール 実施例180。化合物161を、工程7で上記のものと同じ手順を用いて標題化合物に変換させた。標題化合物を白色固形物として得た(30mg,23%)。(ES,m/z):[M+H]
+ 265.0;
1HNMR(300MHz,D
2O)δ 6.22(d,J=6.6Hz,1H),4.96−4.73(m,1H),4.15−4.11(m,1H),3.97−3.93(m,1H),3.69−3.65(m,1H),3.46−3.33(m,1H),2.90(s,6H),1.26(dd,J=6.6Hz,26.1Hz,3H)。
【表5】
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【0477】
[この文献は図面を表示できません]
【0478】
[この文献は図面を表示できません]
【0479】
[この文献は図面を表示できません]
【0480】
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【0481】
生物学的活性
O−GlcNAcアーゼ活性の阻害に関してK
I値の測定のためのアッセイ
速度論的解析のための実験手順
酵素反応は、50mM NaH
2PO
4、100mM NaClおよび0.1%BSA(pH7.0)を含む反応液において、2mM 4−メチルウンベリフェリルN−アセチル−β−D−グルコサミニド二水和物(Sigma M2133)(ddH
2Oに溶解させたもの)を基質として用いて行う。反応に使用した精製ヒトO−GlcNAcアーゼ酵素の量は0.7nMである。この酵素に種々の濃度の試験化合物を添加した後、反応を開始する。反応は、室温にて96ウェルプレート内で行い、基質の添加によって開始させる。蛍光生成物の生成を、60秒毎に45分間、Tecan Infinite M200プレートリーダーを用いて測定し、励起は355nM、発光の検出は460nMとし、標準曲線の作成には4−メチルウンベリフェロン(Sigma M1381)を使用する。試験した化合物の各濃度について生成物の生成の傾きを求め、シグモイド用量応答曲線に対する標準曲線フィッティングアルゴリズムを用いてプロットする。データの4パラメータロジスティック曲線フィットの値を求める。
【0482】
Ki値は、チェン−プルソフ式を用いて求める;基質に対するO−GlcNacaseのKmは0.2mMである。
【0483】
実施例1〜218を上記のアッセイにおいて試験すると、O−GlcNAcアーゼの阻害に関して0.1nM〜10μMの範囲のK
I値が示された。
【0484】
β−ヘキソサミニダーゼ活性の阻害に関してK
I値の測定のためのアッセイ
速度論的解析のための実験手順
酵素反応は、50mM NaH
2PO
4、100mM NaClおよび0.1%BSA(pH7.0)を含む反応液において、2mM 4−メチルウンベリフェリルN−アセチル−β−D−グルコサミニド二水和物(Sigma M2133)(ddH
2Oに溶解させたもの)を基質として用いて行う。反応に使用した精製ヒトβヘキソサミニダーゼ酵素の量は24nMである。この酵素に種々の濃度の試験化合物を添加した後、反応を開始する。反応は、室温にて96ウェルプレート内で行い、基質の添加によって開始させる。蛍光生成物の生成を、60秒毎に45分間、Tecan Infinite M200プレートリーダーを用いて測定し、励起は355nM、発光の検出は460nMとし、標準曲線の作成には4−メチルウンベリフェロン(Sigma M1381)を使用する。試験した化合物の各濃度について生成物の生成の傾きを求め、シグモイド用量応答曲線に対する標準曲線フィッティングアルゴリズムを用いてプロットする。データの4パラメータロジスティック曲線フィットの値を求める。
【0485】
Ki値は、チェン−プルソフ式を用いて求める。
【0486】
このアッセイで試験した場合、本明細書に記載の化合物の多くは、β−ヘキソサミニダーゼの阻害に関して10nM〜100μMより大きい範囲のK
I値を示す。
【0487】
β−ヘキソサミニダーゼと比較したO−GlcNAcアーゼの阻害に関する選択性比は、本明細書において:
K
I(β−ヘキソサミニダーゼ)/K
I(O−GlcNAcアーゼ)
と規定する。
【0488】
一般に、本明細書に記載の化合物は約10〜100000の選択性比を示す。したがって、多くの本発明の化合物は、β−ヘキソサミニダーゼよりもO−GlcNAcアーゼの阻害に対して高い選択性を示すものである。
【0489】
O−GlcNAcアーゼ活性を阻害する化合物に対する細胞内活性の測定のためのアッセイ
細胞内タンパク質からO−GlcNAcを除去するO−GlcNAcアーゼを阻害すると、細胞内のO−GlcNAc付加タンパク質レベルの増大がもたらされる。O−GlcNAc付加タンパク質の増加は、O−GlcNAc付加タンパク質に結合する抗体(RL−2など)によって測定され得る。O−GlcNAc付加タンパク質:RL2抗体の相互作用は酵素免疫測定法(ELISA)手順によって測定され得る。
【0490】
内在性レベルのO−GlcNAcアーゼを発現しているさまざまな組織培養細胞株が使用され得る;例としては、ラットPC−12、およびヒトU−87、またはSK−N−SH細胞が挙げられる。細胞を96ウェルプレート内におよそ10,000細胞/ウェルでプレーティングする。試験対象の化合物を2または10mMいずれかのストック溶液のDMSOに溶解させ、次いで、2工程プロセスでTecanワークステーションを用いてDMSOと水で希釈する。細胞を希釈化合物で24時間処理し(5.4μLを200μL(1ウェル容量)に)、化合物濃度依存応答を調べるのに所望される阻害薬の終濃度に達するようにし、典型的には、10回の3倍希釈工程(10μMで開始)を用いて濃度応答曲線を作成する。細胞ライセートを調製するため、化合物処理細胞から培地を除去し、細胞をリン酸緩衝生理食塩水(PBS)で1回洗浄し、次いで、プロテアーゼ阻害薬およびPMSFを含む50μLのPhosphosafe試薬(Novagen Inc,Madison,WI)中で室温にて5分間溶解させる。細胞ライセートを収集し、新たなプレートに移し、次いで、これを、アッセイプレートに直接コーティングするか、またはELISA手順で使用するまで−80℃で凍結するかのいずれかにする。所望であれば、試料の総タンパク質濃度を、20μLの試料を用いてBCA法を用いて測定する。
【0491】
アッセイのELISA部分を、100μL/ウェルの細胞ライセート(プロテアーゼ阻害薬、ホスファターゼ阻害薬およびPMSFを含むPBSでのライセートの1:10の希釈物で4℃にて一晩コートした黒色Maxisorp 96ウェルプレートにおいて行う。翌日、ウェルを300μL/ウェルの洗浄バッファー(0.1%のTween20を含むTris緩衝生理食塩水)で3回洗浄する。ウェルを100μL/ウェルのブロックバッファー(0.05%のTween20および2.5%のウシ血清アルブミンを含むTris緩衝生理食塩水)でブロックする。次いで、各ウェルを300ul/ウェルの洗浄バッファーで2回洗浄する。抗O−GlcNAc抗体RL−2(Abcam,Cambridge,MA)(ブロックバッファー中で1:1000に希釈)を100ul/ウェルで添加する。プレートを密封し、静かに振盪しながら37℃で2時間インキュベートする。次いで、ウェルを300ul/ウェルの洗浄バッファーで3回洗浄する。結合されたRL−2の量を検出するため、ホースラディッシュペルオキシダーゼ(HRP)コンジュゲートヤギ抗マウス二次抗体(ブロックバッファー中で1:3000に希釈)を100μL/ウェルで添加する。プレートを、静かに振盪しながら37℃で60分間インキュベートする。次いで、各ウェルを300ul/ウェルの洗浄バッファーで3回洗浄する。検出試薬である100μL/ウェルのAmplex Ultra RED試薬を添加する(30μLの10mM Amplex Ultra Redストック溶液を、18μLの3%過酸化水素H
2O
2を含む10mlのPBSに添加することにより調製)。検出反応液を室温で15分間インキュベートし、次いで、530nmでの励起および590nmでの発光により読み値を得る。
【0492】
ELISAアッセイによって検出されたO−GlcNAc付加タンパク質の量を、試験化合物の各濃度に対して、標準を用いてシグモイド用量応答曲線に対する標準曲線フィッティングアルゴリズムを用いてプロットする。データの4パラメータロジスティック曲線フィットの値を求め、該曲線の変曲点を試験化合物の効力値とする。
【0493】
上記の結合アッセイおよび細胞系アッセイの代表的なデータを以下の表に示す。本発明の一部の特定の化合物では、これらのアッセイの1つ以上において、国際公開第2006/092049号パンフレットおよび同第2008/025170号パンフレットに開示された化合物と比べて卓越した効力が示された。
【表6】
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【0494】
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【0495】
[この文献は図面を表示できません]
【0496】
[この文献は図面を表示できません]
【0497】
[この文献は図面を表示できません]
【表7】
[この文献は図面を表示できません]
【0498】
[この文献は図面を表示できません]
【0499】
[この文献は図面を表示できません]
【0500】
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【0501】
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【0502】
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【0503】
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