(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記ハウジングの内部に、前記スライディングキーボタンが操作された後元の位置に戻るための少なくとも一つの弾性体が更に設置される、請求項1または2に記載の電子装置。
電磁誘導方式によってペンタッチパネルに磁界を伝播させるタッチペンであって、前記ペンタッチパネルに伝播された磁界の共振周波数に応じて前記ペンタッチパネルにおいて表示される図形の大きさが変化するように構成されたタッチペンにおいて、
所定の長さの中空型ハウジングと、
前記ハウジングの内部に設置され、多数回巻かれた所定の長さのコイルを含むコイル体と、
前記コイル体と一定間隔に離隔設置され、前記コイル体がある共振周波数を発生するように誘導する磁性体と、
前記ハウジングの外部に一部が露出されるように遊動可能に設置され、ユーザの操作によって前記コイル体に巻かれたコイルの電気的長さを調節して前記コイル体の共振周波数の変化を遊動するボタン手段と、
を含み、
前記ボタン手段は、
前記タッチペンの取手部分に一部が露出され、ユーザの操作によって前記ハウジングの長手方向にスライディング動作を行うスライディングキーボタンと、
前記スライディングキーボタンから前記コイル体に向かう方向に前記コイルの巻かれた部分と常に接触されるように突出設置される遊動端子と、
を含み、
前記遊動端子の一端は、前記スライディングキーボタンのスライディング動作によって前記コイル体に巻かれたコイルとの接触部分を変化させることで前記コイルの巻線長さを変化させる、タッチペン。
前記タッチペンから放射される磁界の周波数を確認する過程は、前記タッチペンが前記電子装置のディスプレー面に接触する前に所定の感知距離以内に接近してから入力イベントを感知する、請求項8に記載の方法。
【背景技術】
【0001】
本発明は、タッチペンと、タッチペンを認識する電子装置及びその運用方法に関するものである。
【0002】
一般に、電子装置は、データ入力のための入力装置とデータ出力のための出力装置を具備する。入力装置はキーボタン装置などに大別され、出力装置はLCDモジュールを含むディスプレー装置に大別される。
【0003】
最近は、電子装置の容積を著しく減少させながらもその機能を多様化させるために、データ入出力が同じ位置で行われるタッチスクリーン装置が販売されている。このようなタッチスクリーン装置は、透明なタッチパネルがLCDモジュールの上部に配置される。これによって、ユーザは入出力を同時に行うことができる。このようなタッチパネルには、抵抗膜方式(Resistive)タッチパネル、静電容量式タッチパネル、超音波式タッチパネル、光(赤外線)センサ式タッチパネル、電磁誘導式タッチパネルなど、多様な方式のタッチパネルがある。
【0004】
一般的に、タッチスクリーン装置では、ユーザの指を利用してデータを入力するが、最近では、データの補助入力手段としてペン状の入力装置(一般に「タッチペン」という)を具備し、このようなタッチペンによってデータを選択的に入力する複合タッチスクリーン装置が販売されている。また、タッチスクリーン装置のタッチパネルとは別途のセンシング手段を具備し、ペン入力装置によるデータ入力とタッチパネルによるデータ入力を分離して使用することもある。
【0005】
上述したように、タッチペンを使用する場合、殆ど電磁誘導方式を使用する。即ち、電子装置はタッチパネルとは別途に多数のコイルが直交するように配置されたペンタッチパネル(一般に「デジタイザ」という)をタッチパネルとは別途のセンシング手段として具備し、タッチペンには共振回路を具備する。よって、ペンタッチパネルのコイルに交流信号を印加して動作させ、タッチペンがこのような電子装置のタッチスクリーンに隣接するとタッチペンと隣接したペンタッチパネルのコイルが磁界を形成し、磁界と共振してタッチペンでは共振周波数による磁界が発生され、発生された共振周波数による磁界は電子装置の制御部で感知されて、電子装置は該当タッチ位置を把握する。
【0006】
最近では、単にタッチペンのタッチ位置のみを感知して表示することに加え、ユーザがタッチペンで電子装置のディスプレーパネルを加圧する筆圧の程度に応じて多様な付加機能を実行することで優位性を確保しようとしている実情である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の好ましい実施形態を、添付した図面を参照して詳細に説明する。なお、本発明を説明するに当たり、関連する公知機能或いは構成に対する具体的な説明が本発明の要旨を不明確にする恐れがあると判断される場合、その詳細な説明を省略する。そして、後述する用語は、本発明における機能を考慮して定義されたものであり、これはユーザ、運用者の意図又は慣例などによって異なることがある。従って、その定義は、本明細書全般にかかる内容に基づいて判断されるべきである。
【0018】
本発明を説明するに当たり、電子装置としては複合タッチスクリーン装置を含む通信用携帯端末機を図示し、それについて説明するが、それに限ることはない。例えば、電子装置として複合タッチスクリーン装置を含む多様な機器、即ち、PDA(Personal Digital Assistant)、ラップトップ(Laptop)コンピュータ、スマートフォン(Smart Phone)、ネットブック(Netbook)、モバイルインターネット装置(MID:Mobile Internet Device)、ウルトラモバイルPC(UMPC:Ultra Mobile PC)、タブレットPC(Tablet Personal Computer)、ナビゲーション、MP3、スマートフォン(Smart Phone)、携帯端末機(Portable terminal)などを含んでもよい。
【0019】
なお、本発明では、タッチパネルとペンタッチパネルが一緒に具現化された複合タッチパネルを図示し、それについて説明するが、ペンタッチのみが可能なペンタッチパネルが適用された電子装置にも適用可能である。
【0020】
加えて、本発明ではタッチペンによるデータ入力で線の太さを調節する技術について説明しているが、それに限ることはない。例えば、タッチペンによって入力されるデータが電子装置に連続的に詳細に出力可能な多様な種類の出力データの制御に適用できるということは明らかである。
【0021】
以下、本発明による複合タッチスクリーン装置及びその運用方法について記述する。
【0022】
図1は、本発明の多様な実施形態によるタッチペンによって、電子装置のタッチスクリーン装置を操作する状態を示す斜視図である。
【0023】
図1を参照すると、電子装置100は、前面にタッチスクリーン装置101を含み、その上側にイヤーピース(ear piece)102が配置され、その下側にはマイクロフォン装置(microphone)103が配置される。
【0024】
後述するが、電子装置100のタッチスクリーン装置101は、複合タッチスクリーン装置であって、ユーザの人体、即ち、指や手のひらによってタッチを認識するタッチパネル(
図2の182)と、タッチペン1による入力を感知するためのペンタッチパネル(
図2の183)とを含む。
【0025】
好ましくは、タッチパネル182は、静電容量式又は抵抗膜方式など、ユーザの指がタッチスクリーン装置101の表面に直接接触された際のデータの入力を認識するためのタッチパネルであってもよい。
【0026】
更に詳しくは、ペンタッチパネル183は、タッチペンがタッチスクリーン装置に接触する前に、タッチスクリーン装置から一定距離以内に接近した際にもそれを感知することができる電磁誘導式タッチパネルが適用されてもよい。
【0027】
本発明では、ユーザの人体、即ち、指や手のひらの接触を認識するタッチパネルとして静電容量式タッチパネルを使用しており、ペンタッチパネルとしては電磁誘導式デジタイザ平板を使用している。
【0028】
本発明によると、電子装置は、ペンタッチパネルモードである場合、タッチスクリーン装置に近接するか接触すると、タッチペンの入力信号を受信して対応データを出力する。このようなデータは、タッチペンの取っ手部分に操作可能に設置されるスライディングボタン装置によって変化される。好ましくは、スライディングボタン装置のスライディングキーボタンを前後方向にスライディングさせることで、データの詳細で微細な調節が可能であり、例えば、線の太さを連続的に詳細に調節するとか、現在出力されているオーディオのボリュームを微細に調節する場合に適用可能である。
【0029】
図2は、本発明の一実施形態による
図1のタッチペン1が電子装置100に適用される状態を示す要部断面図である。
【0030】
図2を参照すると、電子装置100は、所定のケースフレームの内側の実装空間に、ペンタッチパネル183、表示部であるディスプレーユニット170及びタッチパネル182が下から順に実装されて、複合タッチスクリーン装置101を構成する。透明タッチパネル182は、携帯用端末機100のウィンドウ106の下面に蒸着される方式で実装されることが好ましく、その下側にLCDモジュール(LCD:Liquid Crystal Display Module)のようなディスプレーユニット170が実装される。
【0031】
ペンタッチパネル183は図示されていないが、複数個のX軸コイルアレイとY軸コイルアレイが直交するように配置されているセンサ基板(PCB)と、センサ基板の下部に外部電子波を遮断するように設置されるシールドプレート及び電子装置100の基板105と電気的に連結されるコネクタを含んでもよい。また、ペンタッチパネル183は遮光性コイルを含んでいるため、透明材質で形成された別途のタッチパネルとディスプレーユニット170よりも下側に配置することが好ましい。しかし、それに限定されず、上述したタッチパネル182、ディスプレーユニット170及びペンタッチパネル183の配置は変更可能である。なお、上述したペンタッチパネル183は、基板105の下部に配置されてもよい。
【0032】
本発明によると、タッチペン1が携帯端末機100のウィンドウ106と所定の長さ(d)以内に接近すると、ペンタッチパネル183がそれを感知する。このような場合、電子装置100は、ペンタッチパネル183が使用されることを感知し、ユーザの指を認識するためのタッチパネル183の機能を解除させる。よって、タッチペン1が電子装置100の感知距離以内に接近すると、現在電子装置100で行われている特定アプリケーションモードによるデータの出力が可能となる。例えば、特定アプリケーションモードが線引きモードである場合、電子装置100はタッチペン1の移動を感知して移動された距離だけ電子装置100のディスプレーユニット170に線を出力する。
【0033】
この際、電子装置100は、ユーザがタッチペン1のスライディングボタン装置70を操作することで線の太さを連続的に微細に調節するように制御する。このような動作は、ユーザのスライディングボタン装置70の操作によって変更されるタッチペン1の共振周波数による磁界を電子装置100が感知し、電子装置100のデータ記憶部(
図9の117)に記憶された周波数による線の太さテーブルを確認して、磁界の入力周波数に対応する線の太さを出力するのである。
【0034】
図3は本発明の一実施形態による
図1のタッチペンの構成を示す斜視図であり、
図4は本発明の一実施形態による
図1のタッチペンの要部断面図であり、
図5a乃至
図5cは本発明の一実施形態による
図1のタッチペンに適用されるスライディングボタン装置のスライディングキーボタンの斜視図及び断面図である。
【0035】
図3を参照すると、タッチペン1には所定の長さの中空型ハウジング10の一端に電子装置100のタッチスクリーン装置に近接又は接触してデータを入力するためのチップ50が突出して設置される。好ましくは、タッチペン1のハウジング10の外面には本発明によるスライディングボタン装置70が露出されるように設置される。このようなスライディングボタン装置70は、スライディングキーボタン71がハウジング10から露出されるように設置され、好ましくはユーザがタッチペン1を把持すると操作が容易な位置に配置される。更に好ましくは、上述したスライディングキーボタン71は、ユーザがタッチペン1を把持すると人差し指による操作が容易な位置に配置される。このようなスライディングキーボタン71は、
図3に示した矢印のように前後方向に操作可能である。
【0036】
図4乃至
図5cを参照すると、本発明の一実施形態によるタッチペン1は所定の長さを有する中空型ハウジング10と、ハウジング内部空間11に遊動可能に設置されて端部がハウジングから露出されるように設置されるチップ(tip)50と、チップ50と一緒に遊動される磁性体20と、磁性体20と所定の間隔だけ離隔して設置されるコイル体30と、上述した磁性体20の遊動によるコイル体30との間隔変化によってインダクタンスの変化を誘導する共振回路を有する基板60と、上述した磁性体20とコイル体30の間隔を維持させ、チップ50を加圧すると変形されて磁性体20とコイル体30の間隔が変化するように誘導する弾性体40と、を含む。
【0037】
上述したチップ50は一端がハウジング10の端部に形成された開口に一部が突出されるように形成され、他端には磁性体20が装着される。この際、チップ50の他端には突起が形成され、磁性体20の底面には溝が形成されて結合されるため、磁性体20がチップ50と一緒に遊動されることが可能な構成となっている。
【0038】
磁性体20としては、好ましくはフェライトチップ(ferrite chip)を使用してもよい。上述した磁性体20の上面にはガイド突起が突出して形成されており、所定弾性体40に形成されるガイド溝に嵌着される構成を有する。コイル体30は棒状のフェライトコア(ferrite core)の外周面上に多数回巻かれたコイル31を有している。また、コイル体30はハウジング10の内部空間11で遊動されないように固定された基板60に緊密に固定される。
【0039】
よって、上述した弾性体40は、磁性体20とコイル体30との間に介在される。弾性体40は、磁性体20とコイル体30が互いに接触しないように一定間隔に離隔されるようにし、チップ50によってコイル体に向かう方向に押される磁性体20を支持し、チップ50に加圧される力(筆圧)が除去されると、磁性体20がコイル体30との元の間隔を維持するように復元力を提供する。このような弾性体40としては、ゴム、シリコーンなど、長い間使用しても最初の形状を維持する材質を使用する。
【0040】
そして、本発明によるスライディングボタン装置70が上述したハウジング10の外部に一部が露出される方式で設置される。このようなスライディングボタン装置70は、ハウジング10の外部に一部が露出され、前後方向にスライディングされるように設置されるスライディングキーボタン71と、スライディングキーボタン71の制約を受けながら、ハウジング10内部のコイル体30に向かう方向に突出する遊動端子713を含む。なお、スライディングキーボタン71の前後方向には少なくとも一つのばね12,13が介在され、スライディングキーボタン71が常に一定位置に戻る弾性力及び復元力を提供する。
【0041】
上述したスライディングキーボタン71は、ハウジング10の外部に一部が露出されてユーザが操作する操作部711と、操作部711から左右方向に延長されてハウジング10の内部に配置されることでスライディングキーボタン71がハウジング10の外部に離脱されないように形成されるガイドリブ712と、を含む。上述したガイドリブ712の面には、コイル体30に向かう方向に突出されるように遊動端子713が設置される。このよう遊動端子713は、スライディングキーボタン71の内部から外側方向に所定のばね714によって加圧される構成を有するように具現化されることによって、遊動端子713は常に外側に加圧されつつも、
図5cのように矢印方向に遊動可能である。
【0042】
よって、
図4に示したように、スライディングキーボタン71はタッチペン1のハウジング10に設置される場合タッチペン1の長手方向(
図4の矢印方向)に遊動され、それと同時に遊動端子713はコイル体30の外周面に接触されることでコイル31の巻線部分(P1,P2,P3…)と選択的な接触が可能である。
【0043】
図6は、本発明の一実施形態による
図1のタッチペンに適用されるスライディングボタンの作動理論を説明する構成図である。
【0044】
図6を参照すると、上述した遊動端子713は、コイル体30に巻かれたコイルの巻線部分(P1,P2,P3…)と接触するように設置され、スライディングキーボタン713の遊動によってコイル体30に巻かれたコイル31の巻線長さを調節する。また、遊動端子713は、所定のキャパシタ715を介在させた導電ラインによってコイル体30に巻かれたコイル31の末端(PN)と電気的に連結される。したがって、スライディングキーボタン71の遊動によって遊動端子713とコイル体30に巻かれたコイル31が接触される部分が変わるため、コイル体31の末端(PN)と遊動端子713によって連結されたコイル31の巻線長さが変更されるのである。このようにコイルの巻線長さを可変にすることによって、タッチペン1により放出される周波数が可変となる。
【0045】
図示したように、スライディングキーボタン71の遊動端子713によって、コイル体30に巻かれたコイル31の接触部分(P1,P2,P3…)が変更され、コイル30の末端に連結された導電ラインは変更されない。よって、スライディングキーボタン71が下側に遊動されると、コイル31の周波数を発生させるためのコイル31の連結点は、P1、遊動端子713、PNから、P2、遊動端子713、PNに変化する。
【0046】
図7a乃至
図7bは、本発明の一実施形態による
図1のタッチペンによって入力されたデータが電子装置に出力される状態を示す例示図である。
【0047】
図7aに示したように、電子装置100のタッチスクリーン装置101のディスプレー画面110ではタッチペン入力モードが行われている。このような場合、ディスプレー画面110の上端にはユーザに現在のモードなどを知らせるためのノーティスバー(notice bar)111がディスプレーされ、このようなノーディスバー111にタッチペン入力モードのためのアイコン112が表示されることで、ユーザは現在のデータ入力モードがタッチペン1を使用して入力可能なモードであるのかが分かる。
【0048】
このようなタッチペン入力モードにおいて、ユーザはタッチペン1をディスプレー画面110に接触又は近接させてから移動させる場合、特定の太さの線が、タッチペン1が移動された軌跡上に表示される。この際、ディスプレー画面110の一定領域には線の太さをユーザに知らせるためのプレビューウィンドウ114が生成されてもよく、このようなプレビューウィンドウ114には現在の線の太さのイメージ115が表示されてもよい。図示したように、線の太さのイメージ115は該当線の太さを有する円形で表示されているが、それに限らず現在入力される線の太さをユーザに知らせる多様なイメージが適用されてもよい。
【0049】
一方、
図7bに示したように、ユーザがタッチペン1で線を(1)の方向に引く途中スライディングボタンを(2)の方向に操作すると、線が相対的に太くなるようにディスプレーされ、プレビューウィンドウ114にはそれに対応する太さの線の太さのイメージ115が表示される。このような動作は、ユーザがスライディングボタン装置70のスライディングキーボタン71を移動させることで、遊動端子713がコイル体30に巻かれたコイル31に接触する位置を変化させることに起因する。
【0050】
特に、本発明によるこのような動作は、ユーザがタッチペン1のチップ50を画面110に接触させないで、ディスプレーが感知可能な近接空間で動作させる際(これをいわゆる「ホバリング区間」という)に有用であり、従来のようにチップを加圧しなければ線を調節することができなかったこととは異なる構成であるといえる。
【0051】
図8は、本発明の一実施形態による
図1のタッチペンの入力による電子装置のデータ出力に関するフローチャートである。
【0052】
図8を参照すると、まず電子装置はステップ801においてタッチペンモードであるのかを確認する。タッチペンモードではない場合、ステップ805に進み、対応するモードを実行する。
【0053】
もし電子装置がタッチペンモードであることを確認した場合、タッチペン入力が行われているのかを確認するステップ803の動作を実行する。タッチペンの入力を確認した場合、電子装置はステップ807において入力されたタッチペンの周波数を確認した後、ステップ809の動作を行って入力された周波数と電子装置のデータ記憶部に記憶されたマッピングテーブルを比較する。このようなマッピングテーブルは多様な線の太さとそれに対応する周波数とを関連づけて記憶されたテーブルであって、スライディングキーボタンの動作による可変周波数範囲に対応する線の太さが関連づけられてマッピングされている。
【0054】
よって、電子装置は、マッピングテーブルを参照して、現在入力された周波数に対応する線の太さを抽出し、ステップ811において該当周波数による線の太さを出力する。その後、ステップ813においてタッチペンによって入力される周波数が変更されるのかを更に確認し、変更された場合ステップ807の動作を更に実行する過程を繰り返す。
【0055】
図9は、本発明の一実施形態による
図1のタッチペンが適用される電子装置のブロック構成図である。
【0056】
図9を参照すると、本発明による電子装置100は、記憶モジュール110、プロセッサ(processor)モジュール120、通信モジュール130、外部ポート(port)140、オーディオ処理部150、入出力(IO,Input Output)制御モジュール160、表示部170及び入力装置180を含む。ここで、記憶モジュール110と外部ポート140は多数個存在してもよく、表示部170は、ディスプレーモジュールとして高画素TFT LCDモジュールを含んでもよい。
【0057】
プロセッサモジュール120は、メモリ制御機121、プロセッサ(processor)122及び周辺インタフェース123を含む。ここで、プロセッサ121は多数個存在してもよい。
【0058】
通信モジュール130は、RF(Radio Frequency)処理部131及び基底帯域処理部(base band processor)132を含む。
上述した構成要素は一つ以上の集積回路(itegrated circuit)のようなハードウェア、ソフトウェア又はハードウェアとソフトウェアの組み合わせで具現化されてもよい。
【0060】
記憶モジュール110は、電子装置100の動作を制御するためのプログラムを記憶するプログラム記憶部及びプログラムを実行する途中に発生するデータを記憶するデータ記憶部117で構成される。例えば、プログラム記憶部はオペレーティングシステム(OS)ソフトウェアモジュール111、通信ソフトウェアモジュール112、グラフィックソフトウェアモジュール113、ユーザインタフェースソフトウェアモジュール114、少なくとも一つの応用プログラムソフトウェアモジュール115及び本発明によるタッチ制御プログラムモジュール116を含む。
【0061】
OSソフトウェアモジュール111は、一般的なシステムオペレーション(operation)を制御する少なくとも一つのソフトウェア構成要素を含む。この際、OSソフトウェアモジュール111は多数個のハードウェア(装置)とソフトウェア構成要素との間の通信を円滑にする機能を果たす。
【0062】
通信ソフトウェアモジュール112は、RF処理部131や外部ポート140を介して送受信するデータを処理するための少なくとも一つのソフトウェア構成要素を含む。
【0063】
グラフィックソフトウェアモジュール113は、表示部170上にグラフィックを提供し表示するための少なくとも一つのソフトウェア構成要素を含む。
【0064】
ユーザインターフェースモジュー115は、ユーザインターフェースに関する少なくとも一つ以上のソフトウェア構成要素を含む。
【0065】
応用プログラムソフトウェアモジュール115は、携帯用電子装置100に設置された少なくとも一つの応用プログラムに対するソフトウェア構成要素を含む。
【0066】
タッチ制御プログラムモジュール116は、入出力制御モジュール160に含まれたタッチパネルIC及びペンタッチパネルICで認識したタッチエラーを補正するためのソフトウェア構成要素を含むだけでなく、本発明によって本発明の複合タッチパネルの制御をサポートするための多様なルーティンを含んでもよい。例えば、タッチ制御プログラムモジュール116は、タッチパネル182とペンタッチパネル183を活性化するように指示するルーティン、ペンタッチパネル183の活性化過程でタッチペン1のスライディングボタン装置の操作によって変更される周波数を感知して該当するペンタッチイベントを収集するルーティンを含んでもよい。
【0067】
なお、タッチ制御プログラムモジュール116はタッチパネルの装置情報に当たる情報及びペンタッチパネルに当たるデジタイザ(digitizer)基盤のタッチペンの装置情報を確認することで、入力されるタッチイベントの種類を識別するルーティンを含む。
【0068】
プロセッサモジュール120のメモリ制御機121は、プロセッサ122又は周辺インタフェース123のような他の構成要素の記憶モジュール110のアクセスを制御し、本発明による複合タッチパネルの制御をサポートするために必要な多様な信号の流れ、情報収集、及び出力などを制御する。
【0069】
プロセッサモジュール120は、本発明によってペンタッチパネル183によってタッチペンが近接していることを感知すると、人体タッチを感知するタッチパネル182の機能を解除し、タッチペンの入力のみを感知するように制御する。また、プロセッサモジュール120は、タッチペン1で入力された可変周波数を検出し、検出された周波数に対応する連続的で詳細な線の太さを出力する。また、プロセッサモジュール120は、タッチペン1によって入力された周波数とデータ記憶部117に記憶された各周波数に対応する線の太さを格納するテーブルを確認し、対応する線の太さを出力するように制御する。
【0070】
周辺インタフェース123は、電子装置100の入出力周辺装置とプロセッサ122及び記憶モジュール110とのコネクションを制御する。
【0071】
プロセッサ122は、少なくとも一つのソフトウェアプログラムを使用し、携帯端末機が音声通信及びデータ通信のような多様なサービスを提供するように制御する。また、プロセッサ122は、記憶モジュール110に記憶されているソフトウェアモジュールを実行し、該当するソフトウェアモジュールに対応するマルチメディアサービスを提供するように制御する。
【0072】
プロセッサモジュール120に含まれるメモリ制御機121、プロセッサ122及び周辺インタフェース123は単一のチップ又は別のチップで具現化されてもよい。
【0073】
通信モジュール130のRF処理部131は、アンテナを介して送受信される高周波信号を処理する。例えば、RF処理部131は基底帯域処理部132から提供された基底帯域信号を高周波信号に変換してアンテナを介して送信する。また、RF処理部131はアンテナを介して提供された高周波信号を基底帯域信号に変換して基底帯域処理部132に伝送する。ここで、RF処理部131はRFトランシーバ(transceiver)、増幅器(amplifier)、チューナ(tuner)、オシレータ(oscillator)、デジタル信号処理機(digital signal processor)、CODECチップセット(COding DECoding chip set)、加入者識別モジュール(SIM,Subscriber Identity Module)カードなどを含む。
【0074】
外部ポート140は、携帯端末機が他の装置と直接連結されるかネットワークを介して他の装置と連結されるようにする連結インタフェースを含む。例えば、外部ポート140は電子機器の充電のための充電インタフェースを含む。
【0075】
オーディオ処理部150は、スピーカ(speaker)及びマイクロフォンを介してユーザと携帯用電子装置100との間のオーディオパケットを形成し、オーディオインターフェースを提供する。
【0076】
入出力制御モジュール160は、周辺インタフェース123とディスプレーモジュールを含む表示部170との間、或いは、周辺インタフェース123と本発明によるキー入力ボタン181、タッチパネル182、及びペンタッチパネル183を含む入力装置180との間のインタフェースを提供する。この際、入出力制御モジュール160はタッチパネル及びペンタッチパネルから入力された入力情報に応じてタッチ座標を決定するドライバICをそれぞれ含んでもよい。
【0077】
表示部170は、グラフィックソフトウェアモジュール113の制御に応じて携帯用電子装置100の状態情報、ユーザの入力する文字、動画(moving picture)及び画像(still picture)などを表示する。また、表示部170は入力装置のタッチパネルとペンタッチパネルに入力されたタッチ情報を表示する。特に、前記プロセッサモジュール120が、制御によって、現在入力されているタッチペンの入力周波数に対応する線の太さを出力する。
【0078】
本発明の多様な実施形態によるタッチペン及び電子装置は、タッチペンの操作途中にスライドボタンによって容易に操作可能であるため、タッチペンで入力したデータの連続的で詳細な出力を可能にすることで、ユーザの操作の利便性が向上され、結果として装置の信頼性向上に貢献する。
【0079】
特許請求の範囲に記載された範囲内にありながらもこのような実施形態を変更する多様な方式が確かに存在する。言い換えると、以下の特許請求の範囲を逸脱することなく本発明を実施する他の多くの方式が存在する可能性がある。
【0080】
例えば、本実施形態では、スライディングキーボタン71の垂直方向に2つのばねを適用してスライディングボタンが元の位置に戻ることを説明したが、ばね装置がなく、スライディングキーボタンが復元されなくても、対応する線の太さを表示することができる。なお、タッチペン入力モードでタッチペン入力イベントが一定時間以上発生しない場合、線の太さがデフォルト値又は予め設定された線の太さに戻ってもよい。