(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
複数のグループに分類された、通信することが可能な複数の通信体のうち、1つの前記グループに含まれる少なくとも一部の前記通信体を表す識別情報を、前記グループに関してそれぞれ作成する第1識別情報作成手段と、
前記複数のグループのうち2つ以上のグループを表すグループセットをまとめて表す識別情報を作成する第2識別情報作成手段と、
所定の大きさに基づいて、前記識別情報から特定の識別情報を選び、前記特定の識別情報と、前記特定の識別情報を用いて表されない前記通信体を表す識別子とを、表示手段に表示するよう制御する制御手段と
を備え
前記制御手段は、前記表示手段が、前記識別情報のうち第1識別情報を含む第1情報を第1表示形式に従い表示している場合に、前記第1表示形式を特定の表示形式に変更する信号を受信するのに応じて、前記第1識別情報を前記特定の表示形式に従い前記表示手段に表示するよう制御するとともに、前記特定の表示形式に従い前記第1識別情報を表示した領域の大きさに基づいて、前記第1情報のうち前記第1識別情報とは異なる第2識別情報を表示する表示形式を、前記第1表示形式とは異なる第2表示形式であって、前記特定の表示形式とは異なる前記第2表示形式に従い表示するか否かを判定し、前記第2表示形式に従い表示すると判定した場合には、前記第2表示形式に従い前記第2識別情報を前記表示手段に表示するよう制御する
表示装置。
前記制御手段は、前記通信体を表す情報と、前記通信体が実行する状態とが関連付けされた通信体情報に基づき、前記通信体を表す識別子を前記通信体に関連付けされた前記状態とともに表示し、前記識別情報が表す前記通信体に関連付けされた状態のうち1つの状態とともに前記識別情報を表示するよう制御する
請求項1に記載の表示装置。
前記制御手段は、前記第1識別情報作成手段が作成する前記識別情報と、前記識別情報を用いて表されない前記通信体とを表示するのに要する領域の大きさが、前記所定の大きさよりも大きい場合に、前記第2識別情報作成手段が作成する前記識別情報を、前記表示手段に表示する
請求項1または請求項2に記載の表示装置。
前記制御手段は、前記信号を受信するのに応じて、前記第1識別情報を、前記特定の表示形式に従い前記表示手段に表示し、さらに、前記第1情報のうち、前記第1識別情報と異なる識別情報、または、前記識別子に関して、前記第1識別情報作成手段または第2識別情報作成手段が作成する識別情報の中から、前記特定の識別情報を選び、選んだ前記特定の識別情報を前記表示手段に表示するよう制御する
請求項3に記載の表示装置。
前記表示手段は、前記通信体、または、前記識別情報を表すノードを、前記表示手段が表示可能な領域のうち、第1領域の周囲に配し、前記第1領域の内部に、複数のノード間にて実行される通信を、前記複数のノードを結ぶ態様によって表示するよう制御する
請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の表示装置。
複数のグループに分類された、通信することが可能な複数の通信体のうち、1つの前記グループに含まれる少なくとも一部の前記通信体を表す識別情報を、前記グループに関してそれぞれ作成する第1識別情報作成機能と、
前記複数のグループのうち2つ以上のグループを表すグループセットをまとめて表す識別情報を作成する第2識別情報作成機能と、
所定の大きさに基づいて、前記識別情報から特定の識別情報を選び、前記特定の識別情報と、前記特定の識別情報を用いて表されない前記通信体を表す識別子とを、表示手段に表示するよう制御する制御機能と
をコンピュータに実現させ、
前記制御機能においては、前記表示手段が、前記識別情報のうち第1識別情報を含む第1情報を第1表示形式に従い表示している場合に、前記第1表示形式を特定の表示形式に変更する信号を受信するのに応じて、前記第1識別情報を前記特定の表示形式に従い前記表示手段に表示するよう制御するとともに、前記特定の表示形式に従い前記第1識別情報を表示した領域の大きさに基づいて、前記第1情報のうち前記第1識別情報とは異なる第2識別情報を表示する表示形式を、前記第1表示形式とは異なる第2表示形式であって、前記特定の表示形式とは異なる前記第2表示形式に従い表示するか否かを判定し、前記第2表示形式に従い表示すると判定した場合には、前記第2表示形式に従い前記第2識別情報を前記表示手段に表示するよう制御する表示プログラム。
前記制御機能において、前記通信体を表す情報と、前記通信体が実行する状態とが関連付けされた通信体情報に基づき、前記通信体を表す識別子を前記通信体に関連付けされた前記状態とともに表示し、前記識別情報が表す前記通信体に関連付けされた状態のうち1つの状態とともに前記識別情報を表示するよう制御する
請求項8に記載の表示プログラム。
【発明を実施するための形態】
【0019】
次に、本発明を実施する実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0020】
<第1の実施形態>
本発明の第1の実施形態に係る表示装置101が有する構成と、表示装置101が行う処理とについて、
図1を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る表示装置101が有する構成を示すブロック図である。
【0021】
第1の実施形態に係る表示装置101は、制御部102と、第1識別情報作成部103と、第2識別情報作成部104とを有する。さらに、表示装置101は、表示部105を有してもよい。
【0022】
次に、
図3及び
図4に示す例を参照しながら、表示装置101における処理について説明する。
図3は、グループ情報の一例を概念的に表す図である。
図4は、通信体情報の一例を概念的に表す図である。
【0023】
通信体は、たとえば、通信ネットワークを介して通信可能な、情報処理装置、携帯電話、または、通信機器等の装置である。また、通信体は、情報処理装置におけるファイル、プロセス、ソケット、または、パイプ等であってもよい。たとえば、ファイルに記述されたプログラムに従い、複数のプロセス間において相互に情報が送受信される場合に、該複数のプロセスが通信すると考えることができる。ファイル、ソケット、及び、パイプについても、プロセスと同様に、通信すると考えることができる。
【0024】
説明の便宜上、通信体は、情報処理装置であり、インターネットプロトコル(IP)アドレス(以降、「アドレス」と表す)を用いて、一意に識別可能であるとする。すなわち、通信体には、一意に識別可能な識別子が割り当てられているとする。また、該通信体を含む情報処理システムは、たとえば、ある会社において、ローカルエリアネットワーク(LAN)を用いて構築される通信ネットワークに関する情報処理システムであるとする。また、該通信ネットワークは、たとえば、該ある会社における組織(グループ)ごとに、サブネットワーク(以降、「サブネット」と表す)に分けられているとする。
【0025】
図4に例示する通信体情報には、通信体を表す識別子(アドレス)と、該通信体が実行する通信が正常であるか異常であるかを表す状態とが関連付けされている。
図4に示す例において、識別子「10.56.53.1」は、状態「正常」に関連付けされている。これは、識別子「10.56.53.1」が表す通信体が実行する通信が正常であることを表す。たとえば、識別子「10.56.53.3」は、状態「異常」に関連付けされている。これは、識別子「10.56.53.3」が表す通信体が実行する通信が異常であることを表す。
【0026】
また、グループ情報には、複数の通信体を表すアドレスと、該複数の通信体から構成されるグループとを関連付けされている。
図3に示す例において、複数のアドレス「10.56.52.*」は、グループ「A」に関連付けされている。尚、複数のアドレス「10.56.52.*」は、通信体の識別子が「10.56.52」から始まるアドレスが表す通信体、たとえば、識別子「10.56.52.1」が表す通信体、及び、識別子「10.56.52.2」が表す通信体等を表す。
【0027】
尚、通信体情報、及び、グループ情報は、上述した態様でなくともよい。たとえば、通信体情報は、状態「正常」に関連付けされた通信体と、状態「異常」に関連付けされた通信体とがそれぞれ格納される態様であってもよい。すなわち、通信体情報、及び、グループ情報は、上述した例に限定されない。
【0028】
ここで、
図2を参照しながら、第1の実施形態に係る表示装置101における処理の流れについて説明する。
図2は、第1の実施形態に係る表示装置101における処理の流れを示すフローチャートである。
【0029】
ステップS101:
まず、第1識別情報作成部103と、第2識別情報作成部104とは、通信体を表す識別情報に関して識別情報を作成する(ステップS101)。以降、係るステップS101について説明する。
【0030】
説明の便宜上、通信体は、
図3のグループ情報に例示するように、複数のグループに分類されているとする。
【0031】
第1識別情報作成部103は、グループ情報に基づき、1つのグループに含まれる一部またはすべての通信体を表す識別情報を作成する。第1識別情報作成部103は、1つ以上のグループに関して、上述した処理を実行する。また、第1識別情報作成部103は、1つのグループに含まれる一部の通信体を表す識別情報を作成する場合に、通信体情報に基づき、識別情報を作成する。
【0032】
第1識別情報作成部103は、たとえば、通信体情報(
図4)から、状態「正常」に関連付けされたアドレスを読み取る。上述したように、相互に隣接するアドレスに関して、1つの識別情報が割り当てられる。
【0033】
上述したように、通信体には、
図5に例示するような、個々の通信体を識別可能なアドレスが割り当てられている。
図5は、通信体を識別可能なアドレスの一例を表示する表示部105を表す図である。
【0034】
たとえば、
図5に示す例において、識別情報は、通信体を識別可能なアドレスである。説明の便宜上、通信体を識別可能なアドレスを表示する形式を、レベル1の表示形式と表す。
【0035】
図5に示す例において、通信体の周囲に付されている実線の四角は、該通信体が状態「正常」に関連付けされていることを表す。また、通信体の周囲に付されている点線の四角は、該通信体が状態「異常」に関連付けされていることを表す。
【0036】
上述した処理において、第1識別情報作成部103は、通信体情報に従い、たとえば、
図6に例示するような、複数の通信体を表す識別情報を作成する。
図6は、識別情報の一例を表示する表示部105を表す図である。
【0037】
図6に示す例において、第1識別情報作成部103は、アドレス「10.56.53.1」と、アドレス「10.56.53.2」とを表す識別情報として、識別情報「10.56.53.1〜2」を作成する。すなわち、識別情報「10.56.53.1〜2」は、アドレス「10.56.53.1」と、アドレス「10.56.53.2」とを表す。また、第1識別情報作成部103は、アドレス「10.56.53.5」と、アドレス「10.56.53.6」とを表す識別情報として、識別情報「10.56.53.5〜6」を作成する。すなわち、識別情報「10.56.53.5〜6」は、アドレス「10.56.53.5」と、アドレス「10.56.53.6」とを表す。
【0038】
また、第1識別情報作成部103は、1つのグループに含まれる通信体を表す識別情報を作成してもよい。たとえば、第1識別情報作成部103は、アドレス「10.56.53.1」乃至アドレス「10.56.53.10」に対して、識別情報「10.56.53.1〜10」を作成してもよい。
【0039】
尚、第1識別情報作成部103は、必ずしも、隣接するすべてのアドレスに関して、1つの識別情報を割り当てる必要はなく、相互に隣接する(連続する)アドレスの一部に関して、1つの識別情報を割り当ててもよい。また、識別子は、アドレスである必要はなく、通信体を識別可能であり、さらに、順序付けされた情報であればよい。識別情報は、アドレスである必要はなく、1つ以上の通信体に関連付けされた情報であり、さらに、順序付けされた情報であればよい。
【0040】
第2識別情報作成部104は、グループ情報(
図3)に基づき、複数のグループのうち2つ以上のグループをまとめて表す識別情報を作成する。以降、グループセットは、2つ以上のグループを表すとする。
【0041】
たとえば、第2識別情報作成部104は、グループ情報からアドレス「10.56.52.*」と、アドレス「10.56.53.*」と読み取り、読み取った2つのアドレスを表す識別情報「10.56.52〜53」を作成する。ただし、上述した例において、「*」は、1〜10等の複数の数値を表す。
【0042】
ステップS102:
次に、制御部102は、所定の大きさに基づき、第1識別情報作成部103及び第2識別情報作成部104が作成する識別情報から、特定の識別情報を選ぶ(ステップS102)。ただし、この場合に、特定の識別情報が複数である場合には、1つの識別子を表す特定の識別情報の個数は1つである。
【0043】
たとえば、所定の大きさは、表示可能な領域の大きさである。表示可能な領域の大きさは、たとえば、表示部の大きさ、または、表示部105における一部の領域の大きさである。
【0044】
たとえば、制御部102は、ある識別情報と、及び、該ある識別情報に含まれない通信体を表す情報(識別子)とを、所定の文字サイズにて表示部105に表示するのに要する領域の大きさを算出する。制御部102は、たとえば、ある識別情報に含まれる文字数と、該該ある識別情報に含まれない通信体を表す情報(識別子)に含まれる文字数とを足し合わせ、算出した値に所定の文字サイズを掛け算することにより、該領域の大きさを算出する。この場合に、所定の文字サイズは、たとえば、ユーザが、表示された文字を視認し得る大きさである。
【0045】
次に、制御部102は、算出した領域の大きさと、所定の大きさとを比較する。たとえば、制御部102が、算出した領域の大きさが所定の大きさ以下であると判定する場合に、所定の文字サイズにて、該ある識別情報と、及び、該ある識別情報に含まれない通信体を表す情報(識別子)とを表示するよう制御することができる。制御部102は、算出した領域の大きさが所定の大きさ以下であると判定する場合に、該ある識別情報を、特定の識別情報として選ぶ。
【0046】
算出した領域の大きさが所定の大きさ以下であり、かつ、算出した領域の大きさが最大である場合(以降、「最適な場合」と表す)における識別情報は、所定の文字サイズにて表示される情報として、ユーザが視認しやすい情報である。
【0047】
制御部102は、たとえば、後述する表示形式のレベルに関して、上述したような領域の大きさを算出する処理と、算出した領域の大きさ及び所定の大きさの大小を比較する処理とを繰り返すことにより、特定の識別情報を決めてもよい。この処理により、制御部102は、表示部105に表示するのに適した(最適な)場合の表示形式のレベルを決め、該レベルに応じて、特定の識別情報を決める(ステップS102)。
【0048】
ステップS103:
次に、制御部102は、特定の識別情報と、該特定の識別情報を用いて表されない前記通信体を表す情報とを、表示部105に表示する(ステップS103)。
【0049】
また、制御部102は、後述のように、表示形式に関するレベルを、逐次的に探索してもよい。
【0050】
図13を参照しながら、上述した
図2に示す処理を実現する処理のフローの詳細について説明する。
図13は、第1の実施形態に係る表示装置101における処理の一例を示すフローチャートである。
【0051】
制御部102は、たとえば、上述した手順に従い、通信体情報に含まれる通信体を表す情報を、表示部105に表示するのに要する領域の大きさを算出する(ステップS105)。
【0052】
次に、制御部102は、算出した領域の大きさが所定の大きさ以下と判定する場合に(ステップS106にてYESと判定)、該通信体を表す情報を表示部105に表示する(ステップS107)。たとえば、制御部102は、表示部105に、
図5に例示する識別子を表示する。
【0053】
一方、制御部102は、算出した領域の大きさが所定の大きさよりも大きいと判定する場合に(ステップS106にてNOと判定)、たとえば、第1識別情報作成部103に処理を指示することにより、識別情報を作成する(ステップS108、ステップS101に相当)。この場合に、第1識別情報作成部103は、たとえば、通信体情報において、状態「正常」に関連付けされた通信体に関して、上述したような手順に従い、識別情報を作成する。
【0054】
以降、表示形式のレベルが2乃至5の場合には、第1識別情報作成部103が識別情報を作成し、表示形式のレベルが6または7の場合には、第2識別情報作成部104が識別情報を作成することにより、レベル2乃至レベル7に関して処理が実行される。
【0055】
次に、制御部102は、識別情報と、及び、該識別情報に含まれない通信体を表す情報(識別子)とを、所定の文字サイズにて表示部105に表示するのに要する領域の大きさを算出する(ステップS105)。制御部102は、算出した領域の大きさが所定の大きさ以下であると判定する場合に(ステップS106にてYESと判定、ステップS102に相当)、該識別情報と、該識別情報を用いて表されない前記通信体を表す情報とを表示部105に表示するよう制御する(ステップS107、ステップS103に相当)。
【0056】
表示部105は、たとえば、
図6に例示する情報を表示する。
図6に示す例の場合に、表示部105は、状態「正常」に関連付けされた通信体に関して識別情報を表示し、さらに、状態「異常」に関連付けされた通信体に関してアドレスを表示する。以降、この表示態様を、レベル2の表示形式と表す。
【0057】
以降、説明の便宜上、ステップS105乃至ステップS107に示した処理を、まとめて、「第1処理」と表す。
【0058】
制御部102は、算出した領域の大きさが所定の大きさよりも大きいと判定する場合に(ステップS106にてNOと判定)、たとえば、第1識別情報作成部103に処理を指示することにより、識別情報を作成する(ステップS108)。この場合に、第1識別情報作成部103は、たとえば、通信体情報において、状態「正常」に関連付けされた通信体と、状態「異常」に関連付けされた通信体とに関して、それぞれ、上述したような手順に従い、識別情報を作成する。
【0059】
次に、制御部102は、第1処理を実行する。
【0060】
表示部105は、たとえば、
図7に例示する情報を表示する。
図7は、識別子及び識別情報の一例を表示する表示部105を表す図である。
図7に示す例の場合に、表示部105は、状態「正常」に関連付けされた通信体を表す識別情報、及び、状態「異常」に関連付けされた通信体を表す識別情報を表示する。以降、この表示態様を、レベル3の表示形式と表す。
【0061】
制御部102は、算出した領域の大きさが所定の大きさよりも大きいと判定する場合に(ステップS106にてNOと判定)、たとえば、第1識別情報作成部103に処理を指示することにより、識別情報を作成する(ステップS108)。この場合に、第1識別情報作成部103は、たとえば、グループ情報において、あるグループに関連付けされた通信体のうち、一部の通信体を表す識別情報を、上述したような手順に従い作成する。
【0062】
次に、制御部102は、第1処理を実行する。
【0063】
表示部105は、たとえば、
図8に例示する情報を表示する。
図8は、識別子及び識別情報の一例を表示する表示部105を表す図である。
図8に示す例の場合に、表示部105は、上述した処理により作成される識別情報、状態「正常」に関連付けされた通信体のみを表す識別情報、及び、状態「異常」に関連付けされた通信体を含む通信体を表す識別情報を表示する。以降、この表示態様を、レベル4の表示形式と表す。
【0064】
制御部102は、算出した領域の大きさが所定の大きさよりも大きいと判定する場合に(ステップS106にてNOと判定)、たとえば、第1識別情報作成部103に処理を指示することにより、識別情報を作成する(ステップS108)。この場合に、第1識別情報作成部103は、たとえば、グループ情報において、特定のグループに関連付けされた通信体を表す識別情報を、上述したような手順に従い作成する。
【0065】
次に、制御部102は、第1処理を実行する。
【0066】
表示部105は、たとえば、
図9に例示する情報を表示する。
図9は、識別子及び識別情報の一例を表示する表示部105を表す図である。
図9に示す例の場合に、表示部105は、グループに関連付けされた通信体を表す識別情報を表示する。以降、この表示態様を、レベル5の表示形式と表す。
【0067】
制御部102は、算出した領域の大きさが所定の大きさよりも大きいと判定する場合に(ステップS106にてNOと判定)、たとえば、第2識別情報作成部104に処理を指示することにより、識別情報を作成する(ステップS108)。この場合に、第2識別情報作成部104は、たとえば、グループ情報において、複数のグループのうち、いずれかのグループに関連付けされた通信体を表す識別情報を、上述したような手順に従い作成する。
【0068】
次に、制御部102は、第1処理を実行する。
【0069】
表示部105は、たとえば、
図10に例示する情報を表示する。
図10は、識別子及び識別情報の一例を表示する表示部105を表す図である。
図10に示す例の場合に、表示部105は、複数のグループのうち、いずれかのグループに関連付けされた通信体を表す識別情報を表示する。以降、この表示態様を、レベル6の表示形式と表す。すなわち、レベル6の表示形式は、たとえば、グループごとに識別情報を表示する表示態様である。
【0070】
制御部102は、算出した領域の大きさが所定の大きさよりも大きいと判定する場合に(ステップS106にてNOと判定)、たとえば、第2識別情報作成部104に処理を指示することにより、識別情報を作成する(ステップS108)。この場合に、第2識別情報作成部104は、たとえば、グループ情報に含まれるグループに関連付けされた通信体を表す識別情報を、上述したような手順に従い作成する。
【0071】
次に、制御部102は、第1処理を実行する。
【0072】
表示部105は、たとえば、
図11に例示する情報を表示する。
図11は、識別子及び識別情報の一例を表示する表示部105を表す図である。
図11に示す例の場合に、表示部105は、グループ情報に含まれるグループに関連付けされた通信体を表す識別情報を表示する。以降、この表示態様を、レベル7の表示形式と表す。すなわち、レベル7の表示形式は、たとえば、グループ情報に含まれる、いずれかのグループに関連付けされた通信体を表す識別情報を表示する表示態様である。
【0073】
尚、上述した表示態様は、必ずしも、上述した例に従う必要はなく、レベルが増えるにつれて、表示部105に表示する情報(識別情報、及び、識別子)が減る表示形式であればよい。
【0074】
制御部102は、さらに、表示部105に表示する情報に関して、通信体情報に基づき、状態「正常」または状態「異常」を表す情報を表示してもよい。すなわち、制御部102は、選んだ特定の識別情報と、特定の識別情報を用いて表されない通信体とを表す情報とを、グループに応じた表示態様に従い、表示部105に表示してもよい(ステップS103)。
【0075】
たとえば、
図5に示す例において、制御部102は、状態「正常」に関連付けされた通信体を、実線の四角を周囲に付すことにより表示する。また、制御部102は、状態「異常」に関連付けされた通信体を、点線の四角を周囲に付すことにより表示する。
【0076】
たとえば、
図6に示す例において、制御部102は、状態「正常」に関連付けされた通信体を表す識別情報を、実線の四角を周囲に付すことにより表示する。また、制御部102は、状態「異常」に関連付けされた通信体を、点線の四角を周囲に付すことにより表示する。
【0077】
たとえば、
図7に示す例において、制御部102は、状態「正常」に関連付けされた通信体を表す識別情報を、実線の四角を周囲に付すことにより表示する。また、制御部102は、状態「異常」に関連付けされた通信体を表す識別情報を、点線の四角を周囲に付すことにより表示する。
【0078】
たとえば、
図8乃至
図11に示す例において、制御部102は、識別情報が表す通信体のいずれかが、状態「異常」に関連付けされた通信体である場合に、該識別情報に点線の四角を周囲に付すことにより表示する。また、制御部102は、識別情報が表す通信体のいずれも、状態「正常」に関連付けされた通信体である場合に、該識別情報に実線の四角を周囲に付すことにより表示する。
【0079】
尚、通信体情報に含まれる状態を表示する方法は、四角を周囲に付す方法に限定されず、表示する情報に丸印を付してもよい。すなわち、通信体情報に含まれる状態を表示する方法は、上述した例に限定されず、状態を識別可能な表示方法であればよい。また、上述した例において、制御部102は、状態「正常」、及び、状態「異常」を表す情報に四角を付したが、どちらか一方に四角を付すことにより表示してもよい。また、制御部102は、グループを識別可能な色の違いを利用した表示態様に従い、情報を表示してもよい。
【0080】
また、「正常」な通信体を監視する場合に、制御部102は、識別情報が表す通信体のいずれかが、状態「正常」に関連付けされた通信体である場合に、該識別情報に実線の四角を周囲に付すことにより表示してもよい。識別情報にどの符号を付すかは、いずれの状態に関心をもって(注目して)監視されるのかに応じて決まる。すなわち、状態の値に関する表示態様が、優先順位付けされている場合に、制御部102は、該優先順位に基づき、識別情報が表す通信体に付された状態のうち、高い優先順位を有する状態を表示する情報を付すことにより、該識別情報を表示する。
【0081】
尚、制御部102は、上述した処理により、逐次的に表示するレベルを探索したが、必ずしも逐次的に探索する必要はない。たとえば、制御部102は、レベル4の表示形式からレベルの探索を開始し、算出した領域の大きさが所定の大きさ以下であると判定する場合に、レベル4よりも低いレベルを探索する。また、制御部102は、算出した算出した領域の大きさが所定の大きさよりも大きいと判定する場合に、レベル4よいも高いレベルを探索してもよい。すなわち、制御部102がレベルを探索する方法は上述した方法に限定されない。
【0082】
尚、表示装置101は、通信体情報を読み取るとしたが、表示する対象となる通信体が決められている場合には、
図12に例示する異常情報に基づき処理を実行してもよい。
図12は、異常情報の一例を概念的に表す図である。異常情報には、上述した状態「異常」に関連付けされたアドレスを格納されている。たとえば、表示装置101は、異常情報からアドレスを読み取り、読み取ったアドレスと、状態「異常」とを関連付け、これを
図4に例示する通信体情報に格納する。一方、表示装置101は、表示する対象となる通信体のうち、異常情報に格納されていないアドレスが表す通信体以外の通信体を表すアドレスと、状態「正常」とを関連付け、これを通信体情報に格納する。
【0083】
以降、表示装置101は、上述した処理と同様の処理を実行する。
【0084】
次に、
図14及び
図15を参照しながら、異常情報を作成する処理について説明する。
図14は、異常情報を作成する異常検出装置503を含む構成を表す図である。
図15は、異常情報を作成する処理を表すフローチャートである。
【0085】
異常検出装置503は、エージェント502と監視情報(
図16)を送受信することができる。
図16は、監視情報の一例を概念的に表す図である。通信体501は、エージェント502を有する。
【0086】
図14には、説明の便宜上、1つの通信体501のみを示すが、通信体は、複数であってもよい。
【0087】
エージェント502は、通信体501と、他の通信体との間において実行される通信を監視し、
図16に例示する監視情報を作成する。エージェント502は、通信体501の外部から、通信体501が実行する通信を監視してもよい。
【0088】
たとえば、エージェント502は、通信体501が他の通信体との間において実行する通信に関して、該通信のタイミング、該通信において送受信される情報の大きさ、及び、該通信の通信先を表す識別子等に関する情報を取得する。次に、エージェント502は、取得した情報と、通信体501を表す識別子とを関連付けし、作成した情報を監視情報に格納する(ステップS111)。
【0089】
図16に例示する監視情報において、識別子は、通信体に割り当てられたアドレスである。尚、識別子は、通信体を識別可能な情報であればよく、アドレスに限定されない。
【0090】
次に、エージェント502は、作成した監視情報を異常検出装置503に送信する。
【0091】
異常検出装置503は、該監視情報を受信し、受信した監視情報に基づき、通信体501を含む複数の通信体において実行された通信を解析することにより、通信体501が実行する通信が異常であるか否かを判定する(ステップS112)。該判定する手順に関しては、既に方法が知られているので、ここでは説明を省略する。異常検出装置503は、通信体501が実行する通信が異常であると判定する場合に、通信体501を表す識別子(たとえば、アドレス)を異常情報に格納する(ステップS113)。
【0092】
この場合に、異常検出装置503は、通信体501が実行する通信が異常でないと判定する場合に、通信体501を表す識別子(たとえば、アドレス)を正常情報(不図示)に格納してもよい。
【0093】
次に、第1の実施形態に係る表示装置101に関する効果について説明する。
【0094】
表示装置101によれば、高い視認性を有する表示態様に従い情報を表示することができる。
【0095】
この理由は、制御部102が、所定の大きさに基づき、識別情報を作成するよう制御するからである。
【0096】
1つのグループに含まれる通信体の個数は、該1つのグループを含むグループセットに含まれる通信体の個数はよりも小さい。第2識別情報作成部104が作成する識別情報は、第1識別情報作成部103が作成する識別情報よりも、多くの通信体を表す。制御部102は、所定の大きさに基づいて、識別情報を作成する処理先を選ぶ。したがって、制御部102は、所定の大きさに基づいて、作成された識別情報を含む情報を表示部105に情報を表示するよう制御する。
【0097】
すなわち、制御部102は、所定の大きさが十分に大きくない場合に、複数の通信体をまとめて表す識別情報を、表示部105に表示する。したがって、表示部105には、所定の文字サイズ以上の情報が表示されるので、視認性の低下の原因となる処理を実行しない。
【0098】
また、表示装置101が、グループを識別可能な色の違いを有する表示態様に従い情報を表示する場合に、ユーザは、表示部105に表示された情報を参照することにより、通信体、または、通信体を表す識別情報を参照することにより、グループを見分けることができる。したがって、ユーザは、該表示を参照することにより、容易に、注目するグループを解析することができる。
【0099】
一方、特許文献1及び特許文献2等の装置によれば、表示する対象装置の個数が膨大となる場合に、ユーザは、該対象装置を含む情報処理システム全体を一度に見るのは困難である。
【0100】
<第2の実施形態>
次に、通信体と、複数の通信体間において実行される通信とを表示する表示装置について説明する。
【0101】
たとえば、他の実施形態に示した表示装置は、本実施形態に係る表示装置に、情報を表示してもよい。
【0102】
図17を参照しながら、第2の実施形態に係る表示装置201が有する構成と、表示装置201が行う処理とについて説明する。
図17は、本発明の第2の実施形態に係る表示装置201が有する構成を示すブロック図である。
【0103】
第2の実施形態に係る表示装置201は、表示部202を有する。
【0104】
表示部202は、
図18に例示するように、通信体を表す識別子(たとえば、識別子212)、複数の通信体を表す識別情報、または、その両者を、ある領域(以降、「第1領域210」と表す)の周囲(近傍、近隣)に、第1領域210の外部に表示する。たとえば、識別情報は、識別情報213、または、識別情報214である。
図18は、第2の実施形態に係る表示装置201が表示する画像の一例を表す図である。
【0105】
以降、説明の便宜上、「ノード」は、識別子、または、識別情報を表すとする。また、表示部202は、第1領域210の内部に、複数のノード間にて実行される通信を、該複数のノードを結ぶ表示態様により表示する。
図18に示す例においては、該表示態様は、線211である。以降、本願では、説明の便宜上、該表示態様を、線(線211、線232、線237等)として表すこともある。
【0106】
尚、表示部202は、必ずしも、第1領域210を明示的に表示するとは限らない。また、線211は、ノードに接続する必要はなく、ユーザが識別可能な程度にノードの近傍まで表示されればよい。また、線211は、曲線である必要はなく、直線であっても、ユーザが識別可能な表示態様であればよい。
【0107】
図18に示す例において、第1領域210は、楕円形状、または、略楕円形状である。尚、第1領域210は、たとえば、凸形状または略凸形状であってもよい。本願において、凸形状は、該凸形状の内部に含まれる2つの点を結ぶ線分が、該形状の内部に含まれるような形状を表す。さらに、第1領域210は、たとえば、円形状、楕円形状、多角形状、または、略多角形状であってもよい。
【0108】
また、表示部202は、ノード、及び、複数のノード間にて実行される通信だけなく、上述したような、ノードに関する状態(たとえば、「正常」、「異常」)を表示してもよい。たとえば、識別子212の周囲に付された実線の四角形は、該通信体が状態「正常」に関連付けされた通信体であることを表す。識別情報213の周囲に付された実線の四角形は、たとえば、識別情報213が表す通信体が、すべて、状態「正常」に関連付けされた通信体であることを表す。また、識別情報213の周囲に付された点線の四角形は、たとえば、識別情報213が表す通信体が、状態「異常」に関連付けされた通信体を含むことを表す。
【0109】
また、表示部202が3次元状に表示する場合に、第1領域210は、3次元の形状であってもよい。第1領域210は、たとえば、球体状、略球体状、多面体状、略多面体状、長楕円体状、略長楕円体状、凸形状を有する曲面体状、あるいは、略凸形状を有する曲面体状等であってもよい。
【0110】
次に、第2の実施形態に係る表示装置201に関する効果について説明する。
【0111】
第2の実施形態に係る表示装置201によれば、高い視認性を有する表示態様に従い情報を表示することができる。
【0112】
これは、表示装置201がノードと複数のノード間にて実行される通信とを、区分けして表示するからである。
【0113】
表示部202は、たとえば、円形状である第1領域210の周囲に、第1領域210の外部にノードを表示し、第1領域210の内部に、複数のノード間にて実行される通信を線211として表示する。したがって、表示部202によれば、ノードと、複数のノード間にて実行される通信とを重ならないように表示することができる。尚、該効果は、第1領域210が円形状である場合に限らず、多角形や、凸形状または略凸形状であっても同様である。また、3次元表示する場合でも同様である。
【0114】
また、第1領域210が凸形状または略凸形状である場合に、第2の実施形態に係る表示装置201によれば、さらに、高い視認性を有する表示態様に従い情報を表示することができる。
【0115】
これは、線211の長さを短くすることができるからである。
【0116】
すなわち、第1領域210が、凸形状または略凸形状を有するので、複数のノード間を結ぶ線211は短く表示される。したがって、通信が簡潔に表示されるので、ユーザは、容易に、ノード、及び、複数のノード間にて実行される通信を識別することができる。
【0117】
また、第1領域210が円形状、略円形状、楕円形状、略楕円状、多角形状、または、略多角形状である場合に、第2の実施形態に係る表示装置201によれば、さらに、高い視認性を有する表示態様に従い情報を表示することができる。
【0118】
これは、第1領域210の形状を識別しやすいからである。
【0119】
すなわち、第1領域210が上述したような形状であるので、ユーザは、ノード等が表示される箇所を容易に特定することができる。
【0120】
表示部202は、
図19に示す例のように、さらに、通信を表す表示態様とともに、重畳した態様によって、該通信に関する情報を表示してもよい。
図19は、通信を表す表示態様と共に、通信に関する情報を重畳した態様に従い表示する一例を表す図である。たとえば、表示部202は、通信を表す表示態様に、該通信において送受信される通信量等の該通信に関する情報を重畳した態様に従い表示する。
図19において、表示部202は、第1領域210を明示的に表示していない。
【0121】
表示部202が該情報を表示することにより、高い視認性を有する表示態様に従い、多くの情報を表示することができる。これは、ユーザが、線図によるパターンを併用した表示態様によって表示された情報を読み取ることにより、通信に関する情報を直感的に容易に理解することができるからである。
【0122】
<第3の実施形態>
次に、上述した第2の実施形態を基本とする本発明の第3の実施形態について説明する。
【0123】
以降の説明においては、本実施形態に係る特徴的な部分を中心に説明すると共に、上述した第2の実施形態と同様な構成については、同一の参照番号を付すことにより、重複する説明を省略する。
【0124】
図20を参照しながら、第3の実施形態に係る表示装置221が有する構成と、表示装置221が行う処理とについて説明する。
図20は、本発明の第3の実施形態に係る表示装置221が有する構成を示すブロック図である。
【0125】
第3の実施形態に係る表示装置221は、表示部222を有する。
【0126】
上述したように識別情報(たとえば、識別情報231、識別情報234等)は、複数の通信体を表す。表示部222は、ノード、及び、複数のノード間において実行される通信に加え、さらに、複数のノード間の包含関係を表すことができる。
【0127】
上述したように、識別情報は、複数の通信体を表す。この場合に、該識別情報は、該該通信体を表す識別子を表すとも考えることができる。したがって、これを、識別情報と、識別子と(すなわち、複数のノード)の包含関係として考えることができる。
【0128】
たとえば、
図21において、識別情報231は、識別情報「10.56.53.1〜10」である。また、識別情報「10.56.53.1〜10」は、アドレス「10.56.53.1」乃至アドレス「10.56.53.10」を表す。
図21は、第3の実施形態に係る表示装置221が表示する画像の一例を表す図である。したがって、識別情報231は、アドレス「10.56.53.1」乃至アドレス「10.56.53.10」が表す個々の識別子を含む。
【0129】
また、識別情報「10.56.53.1〜10」は、たとえば、アドレス「10.56.53.1」乃至アドレス「10.56.53.10」の一部を含む識別情報を含むと考えることができる。たとえば、識別情報「10.56.53.1〜10」は、識別情報「10.56.53.1〜2」、識別情報「10.56.53.3〜5」等の識別情報を含む。すなわち、これは、上記と同様に、複数のノード間における包含関係として考えることができる。
【0130】
以降、説明の便宜上、第1ノードが表す情報(識別情報)は、第2ノードが表す情報(識別情報、または、識別子)を含むとする。
【0131】
表示部222は、第2の実施形態に係る表示装置201と同様に、第1領域210の周囲に、第2ノードを配置する。
【0132】
たとえば、識別情報231は、上述したように、識別子233を含む。この場合に、第1ノードは、識別情報231であり、第2ノードは、識別子233である。
【0133】
また、識別情報234、及び、識別情報236は、第1ノード、または、第2ノードいずれでもよい。ただし、説明の便宜上、識別情報234は第2ノードであり、識別情報236は第1ノードであるとする。
【0134】
表示部222は、第1領域210を内包し、かつ、第1領域210の周囲と、周囲が重ならない領域235の周囲、領域235の外側に第2ノードを配置する。さらに、表示部222は、第1領域210の周囲に、第1領域210の外側に第1ノードを配置する。
【0135】
すなわち、
図21に示す例において、表示部222は、領域235の周囲に、識別子233、及び、識別情報234を表示する。また、表示部222は、第1領域210の周囲に、識別情報231、及び、識別情報236を表示する。
【0136】
尚、表示部222は、必ずしも、第1領域210、及び、領域235を明示的に表示するとは限らない。
【0137】
領域235は、円形状、略円形状、楕円形状、略楕円状、多角形状、略多角形状、凸形状、または、略凸形状等の形状を有する。また、表示部222が3次元状に表示する場合に、領域235は、3次元の形状であってもよく、たとえば、球体状、略球体状、多面体状、略多面体状、長楕円体状、略長楕円体状、凸形状を有する曲面体状、あるいは、略凸形状を有する曲面体状等であってもよい。ユーザは、表示された情報を読み取ることにより、通信に関連する情報を直感的に容易に理解することができる。
【0138】
さらに、第1ノードと、第2ノードとが包含関係を有する場合に、表示部222は、領域235の内部であり、かつ、第1領域210の外側に、該包含関係を、該第1ノードと、該第2ノードを結ぶ線232として表示する。
【0139】
尚、線232は、ノードに接続する必要はなく、ユーザが識別可能な程度にノードの近傍まで表示されればよい。また、線232は、曲線である必要はなく、直線であってもよい。ユーザは、表示された情報を読み取ることにより、通信に関連する情報を直感的に容易に理解することができる。
【0140】
上述したように、
図21に示す例において、識別情報231は、識別子233を表している。したがって、表示部222は、識別情報231と、識別子233とを結ぶ線232を、領域235の内部であり、かつ、第1領域210の外側に表示する。
【0141】
また、領域235の周囲に表示されるノードと、第1領域210の周囲に表示されるノードとの間において通信が実行される場合に、表示部222は、領域235の内部に、通信することを表す線を表示してもよい。たとえば、
図21に示す例において、表示部222は、識別情報231と、識別情報234とを結ぶ線237を表示してもよい。すなわち、これは、識別情報231と、識別情報234との間において通信が実行されることを表す。
【0142】
さらに、表示装置221は、領域235を内包し、かつ、領域235の周囲と、周囲が重ならない領域の周囲に、上述した表示態様と同様に、ノードを表示してもよい。
【0143】
次に、第3の実施形態に係る表示部222に関する効果について説明する。
【0144】
本実施形態に係る表示装置221によれば、第2の実施形態に係る表示装置201に比べ、さらに、高い視認性を有する表示態様に従い、多くの情報を表示することができる。
【0145】
この理由は、複数のノード間に包含関係がある場合に、表示装置221が該包含関係を表示するからである。
【0146】
すなわち、複数のノード間に包含関係がある場合に、表示装置221は、上述した通信の他に、さらに、該包含関係を表示する。また、表示部222が、包含関係と通信とを区分けして表示するので、ユーザは、ノードがどのような包含関係にあるのか、あるいは、複数のノード間においてどのような通信が行われるのかを、容易に特定することができる。
【0147】
<第4の実施形態>
次に、上述した実施形態を基本とする本発明の第4の実施形態について説明する。
【0148】
以降の説明においては、本実施形態に係る特徴的な部分を中心に説明すると共に、上述した実施形態と同様な構成については、同一の参照番号を付すことにより、重複する説明を省略する。
【0149】
図22及び
図23を参照しながら、第4の実施形態に係る表示装置301が有する構成と、表示装置301が行う処理とについて説明する。
図22は、本発明の第4の実施形態に係る表示装置301が有する構成を示すブロック図である。
図23は、第4の実施形態に係る表示装置301における処理の流れを示すフローチャートである。
【0150】
第4の実施形態に係る表示装置301は、制御部302と、第1識別情報作成部103と、第2識別情報作成部104と、表示部305と、操作読み取り部306と、表示情報記憶部307とを有する。
【0151】
尚、表示部305は、第1の実施形態に係る表示部105、第2の実施形態に係る表示装置201、または、第3の実施形態に係る表示装置221のいずれかが有する処理と同様の処理を実行する。
【0152】
説明の便宜上、表示部305は、第2の実施形態に係る表示装置201が有する処理と同様の処理を実行するとする。また、表示装置301は、
図24に例示するように、レベル5の表示形式に従い、通信体(不図示)に関する情報を表示部305に表示しているとする。
図24は、表示装置301が表示している情報の一例を表す図である。また、表示装置301は、情報システムに含まれる複数の通信体と、該複数の通信体間にて実行される通信を表示するとする。
【0153】
表示情報記憶部307は、ある領域の位置及び大きさと、該ある領域において表示している表示形式のレベル等とを関連付ける表示情報を格納しているものとする。すなわち、
図24に示す例において、表示情報記憶部307は、画像を表示している領域と、表示形式のレベル5とを関連付けて記憶している。
【0154】
表示装置301は、レベル5の表示形式に従い、通信体に関する情報を表示部305に表示する。したがって、たとえば、情報処理システムを管理する管理者は、表示部305が表示する識別情報等を参照することにより、状態「異常」に関連付けされた通信体(以降、「異常な通信体」と表す)を有するグループを特定することができる。しかし、レベル5の表示形式に従う場合に、表示装置301は、通信体を特定する識別子(アドレス)を表示しない。
【0155】
たとえば、管理者は、表示形式のレベルを変えることにより、異常な通信体を特定する。この場合の処理について説明する。
【0156】
管理者は、たとえば、ある識別情報が表す個々の通信体を参照する場合に、マウスを用いて識別情報をクリックすることにより、該識別情報を指定し、該識別情報を表示する表示形式のレベルを入力する。あるいは、管理者は、該識別情報にマウスポインタを合わせ、マウスのスクロールホイールを回転する動作により、該識別情報を表示する表示形式のレベルを変える。
【0157】
操作読み取り部306は、入力された該識別情報と、該レベルとを、入力情報として読み取り(ステップS301)、読み取った入力情報を制御部302に送信する。
【0158】
制御部302は、該入力情報を受信し、受信した該入力情報に従い、情報を表示する表示形式のレベルを変更(ステップS302)し、変更後のレベルの表示形式に従い情報を表示する(ステップS303)。
【0159】
尚、ステップS302において、制御部302は、変更後のレベルの表示形式に従い、第1識別情報作成部103、または、第2識別情報作成部104に処理を指示し、作成された識別情報を作成し、該識別情報を含む情報を表示部305に表示する。
【0160】
たとえば、管理者がレベル1を入力する場合に、表示装置301は、算出した領域の大きさが所定の大きさ以下であれば、該識別情報ではなく、該識別情報が表す個々の通信体を識別可能な識別子(アドレス)を表示する。
【0161】
ここで、説明の便宜上、表示部305は、いずれも不図示の、詳細表示部と、集約表示部とを有するとする。詳細表示部は、表示部305における領域のうち、相対的にレベルが低い表示形式に従い情報を表示するとする。たとえば、詳細表示部は、個々の通信体を表す識別子を表示する。また、集約表示部は、表示部305における領域のうち、相対的にレベルが高い表示形式に従い情報を表示するとする。たとえば、集約表示部は、識別情報を表示する。
【0162】
尚、詳細表示部、及び、集約表示部は、たとえば、表示部305における一部の領域を概念的に表す。また、表示部305は、表示部305におけるどの領域に、詳細表示部、または、集約表示部を有してもよい。すなわち、詳細表示部は、個々の通信体を表す識別子を表示する領域を表し、集約表示部は、識別情報を表示する領域を表す。
【0163】
この場合に、表示部305は、
図25または
図26に例示する情報を表示してもよい。
図25及び
図26は、表示装置301が表示する情報の一例を表す図である。
図25に示す例において、表示部305は、レベル3の表示形式に従い一部の情報を表示し、レベル5の表示形式に従い、該一部の情報とは異なる一部の情報を表示する。すなわち、この場合に、詳細表示部は、レベル3の表示形式に従い一部の情報を表示する。また、集約表示部は、レベル5の表示形式に従い、該一部の情報とは異なる一部の情報を表示する。
図26に示す例において、表示部305は、レベル1、及び、レベル6の表示形式に従い、情報を表示する。
【0164】
たとえば、
図24に例示する情報を参照している管理者は、識別情報「10.56.53.1〜10」を表示する表示形式のレベル(すなわち、レベル5)をレベル3に変更するとする。
【0165】
この場合に、操作読み取り部306は、入力された該識別情報と、該レベルとを、入力情報として読み取り、読み取った入力情報を制御部302に送信する。制御部302は、該入力情報を受信し、受信した該入力情報に従い、表示形式のレベルを変更する(ステップS302)。制御部302は、入力情報にて指定された識別情報を表示する代わりに、変更後のレベルの表示形式に従い情報(
図25)を表示する(ステップS303)。
【0166】
この結果、制御部302は、表示部305に、識別情報「10.56.53.1〜10」の代わりに、識別情報「10.56.53.1〜2」、識別情報「10.56.53.3〜4」等の、より少ない通信体を表す識別情報を表示する。
【0167】
たとえば、
図24に例示する情報を参照している管理者は、識別情報「10.56.53.1〜10」を表示する表示形式のレベル(すなわち、レベル5)をレベル1に変更するとする。
【0168】
このとき、制御部302は、上述した処理と同様の処理を実行する。すなわち、制御部302は、レベル1の表示形式に従い、
図26に例示するような識別子(アドレス)を表示する。したがって、本実施形態に係る表示装置301によれば、管理者は、表示される識別子等の情報を読み取ることにより、異常な通信体を特定することができる。
【0169】
尚、制御部302は、変更後のレベルの表示形式に従い情報を表示する場合に、該情報を表示するのに要する領域の大きさを算出し、その後、第1の実施形態に示す処理と同様の処理を実行してもよい。すなわち、算出した領域の大きさが所定の大きさよりも大きな場合に、制御部302は、表示部305に表示された情報のうち、該指定された識別情報とは異なる情報(識別子、識別情報)に関して、表示形式のレベルを算出してもよい。ここで、説明の便宜上、指定された識別情報に関する情報を表示する領域を「第1領域」と表し、該識別情報とは異なる情報(識別子、識別情報)を表示する領域を「第2領域」と表す。
【0170】
すなわち、第2領域に表示する情報に関して、第1識別情報作成部103及び第2識別情報作成部104は、識別情報を作成する。次に、制御部302は、第2領域の大きさに基づき、特定の識別情報を選び、選んだ特定の識別情報を表示部305に表示する。
【0171】
たとえば、制御部302が、第2領域に関して、レベル6の表示形式に従い作成された識別情報を選ぶとする。すなわち、この場合に、制御部302は、
図26に示す例において、第2領域にレベル5の表示形式に従い表示していた情報を、レベル6の表示形式に従い表示する。すなわち、この例において、制御部302は、第1領域に表示する表示形式のレベルを変更することに応じて、第2領域に表示する表示形式のレベルを変更する。
【0172】
表示装置301は、管理者等のユーザが識別情報または識別子を表示する表示形式のレベルを変更するのに応じて、以下の処理を行ってもよい。すなわち、該処理は、所定の大きさに基づき、表示形式のレベルが変更された識別情報または識別子以外に表示する識別情報または識別子を表示する表示形式のレベルを変更する処理である。
【0173】
したがって、表示装置301は、所定の大きさに基づき、情報を表示する粒度を調整することができる。この場合に、たとえば、表示装置301は、ユーザが指定した識別情報とは異なる情報に関して、さらに多くの組織が有する通信体を表す識別情報を表示してもよい。この結果、本実施形態に係る表示装置301が表示する情報に関する視認性は向上する。
【0174】
表示装置301は、所定の大きさに基づいて、表示形式を変更する処理を繰り返し実行してもよい。
【0175】
次に、第4の実施形態に係る表示装置301に関する効果について説明する。
【0176】
本実施形態に係る表示装置301によれば、さらに高い視認性を有する表示態様に従い情報を表示することができる。
【0177】
この理由は、理由1及び理由2である。すなわち、
(理由1)第4の実施形態に係る表示装置301が有する構成は、上述した実施形態に係る表示装置が有する構成を含むからである、
(理由2)制御部302は、入力情報を受信するのに応じて、表示されている識別情報に含まれる通信体を表示するからである。
【0178】
また、制御部302は、所定の大きさに応じて、たとえば、第2領域において、通信体を表示する詳細さの程度を表すレベルを決めることができる。したがって、この場合に、本実施形態に係る表示装置301によれば、さらに高い視認性を有する表示態様に従い情報を表示することができる。
【0179】
<第5の実施形態>
次に、上述した第4の実施形態を基本とする本発明の第5の実施形態について説明する。
【0180】
以降の説明においては、本実施形態に係る特徴的な部分を中心に説明すると共に、上述した第4の実施形態と同様な構成については、同一の参照番号を付すことにより、重複する説明を省略する。
【0181】
図27と
図28とを参照しながら、第5の実施形態に係る表示装置401が有する構成と、表示装置401が行う処理とについて説明する。
図27は、本発明の第5の実施形態に係る表示装置401が有する構成を示すブロック図である。
図28は、第5の実施形態に係る表示装置401における処理の流れを示すフローチャートである。
【0182】
第4の実施形態に係る表示装置401は、制御部402と、第1識別情報作成部103と、第2識別情報作成部104と、表示部305と、操作読み取り部306と、表示情報記憶部307とを有する。
【0183】
操作読み取り部306は、入力情報を読み取り(ステップS301)、読み取った入力情報を制御部402に送信する。
【0184】
次に、制御部402は、該入力情報を受信する。次に、制御部402は、入力情報に含まれる識別情報が表す通信体の通信先である通信体に関連付けされた識別子を特定する(ステップS401)。たとえば、制御部402は、識別子と、該識別子が表す通信体と通信する通信体に関連付けされた識別子とが関連付けされた通信情報を参照することにより、通信先である通信体を表す識別子を特定する。次に、制御部402は、特定した識別子を含む通信情報を特定する(ステップS402)。
【0185】
次に、制御部402は、入力情報に含まれる識別情報と、特定された識別情報とに関して、表示形式のレベルを変更する(ステップS403)。尚、ステップS403は、ステップS302に示した処理と同様の処理を実行する。
【0186】
たとえば、制御部402は、
図29に示す一例を表示していたとする。
図29は、表示装置401が表示する情報の一例を表す図である。また、管理者は、識別情報「10.56.53.3〜4」を表示する表示形式に関して、入力情報において、レベル1を設定するとする。尚、
図29の一例において、該識別情報は、レベル2の表示形式に従い表示されている。また、識別情報「10.56.53.7〜8」も、表示形式に従い表示されている。
【0187】
制御部402は、通信情報に基づき、識別情報「10.56.53.3〜4」が表す通信体と通信する通信体(10.56.53.7、及び、10.56.53.8)を特定する。次に、制御部402は、該通信体を表す識別情報「10.56.53.7〜8」を特定する。
【0188】
次に、制御部402は、識別情報「10.56.53.3〜4」、及び、識別情報「10.56.53.7〜8」を表示する表示形式をレベル1(すなわち、入力情報にて指定されたレベル)に設定する。すなわち、制御部402は、レベル1の表示形式に従い、
図30に例示するように、識別情報「10.56.53.3〜4」、及び、識別情報「10.56.53.7〜8」を表示する。
図30は、表示装置401が表示する情報の一例を表す図である。
【0189】
尚、制御部402は、第4の実施形態に示した処理と同様に、第2領域に関する処理を行ってもよい。
【0190】
次に、第5の実施形態に係る表示装置401に関する効果について説明する。
【0191】
本実施形態に係る表示装置401によれば、高い視認性を有する表示態様に従い、さらに多くの情報を表示することができる。
【0192】
この理由は、理由1及び理由2である。すなわち、
(理由1)第5の実施形態に係る表示装置401が有する構成は、第4の実施形態に係る表示装置301が有する構成を含むからである、
(理由2)表示装置401が通信先に関しても、指定されたレベルの表示形式に従い表示するからである。
【0193】
すなわち、制御部402は、入力情報を読み取るのに応じて、表示されている識別情報に含まれる通信体の通信先である通信体を含む識別情報に関しても、入力情報にて指定されたレベルの表示形式に従い表示する。すなわち、表示装置401は、たとえば、着目する対象である通信体と通信する通信体に関しても、表示部305に表示する。
【0194】
(ハードウェア構成例)
上述した本発明の各実施形態における表示装置を、1つの計算処理装置(情報処理装置、コンピュータ)を用いて実現するハードウェア資源の構成例について説明する。但し、係る表示装置は、物理的または機能的に少なくとも2つの計算処理装置を用いて実現してもよい。また、係る表示装置は、専用の装置として実現してもよい。
【0195】
図31は、第1の実施形態乃至第5の実施形態に係る表示装置を実現可能な計算処理装置のハードウェア構成例を概略的に示す図である。計算処理装置20は、中央処理演算装置(Central Processing Unit、以降「CPU」と表す)21、メモリ22、ディスク23、及び、不揮発性記録媒体24を有する。計算処理装置20は、さらに、入力装置25、出力装置26、及び、通信インターフェース(以降、「通信IF」と表す。)27を有する。また、計算処理装置20は、さらに、ディスプレイ28を有する。計算処理装置20は、通信IF27を介して、他の計算処理装置、及び、通信装置と情報を送受信することができる。
【0196】
不揮発性記録媒体24は、コンピュータが読み取り可能な、たとえば、コンパクトディスク(Compact Disc)、デジタルバーサタイルディスク(Digital_Versatile_Disc)である。また、不揮発性記録媒体24は、ブルーレイディスク(Blu−ray Disc。登録商標)、ユニバーサルシリアルバスメモリ(USBメモリ)、ソリッドステートドライブ(Solid State Drive)等であってもよい。不揮発性記録媒体24は、電源を供給しなくても係るプログラムを保持し、持ち運びを可能にする。不揮発性記録媒体24は、上述した媒体に限定されない。また、不揮発性記録媒体24の代わりに、通信IF27を介して、通信ネットワークを介して係るプログラムを持ち運びしてもよい。
【0197】
すなわち、CPU21は、ディスク23が記憶するソフトウェア・プログラム(コンピュータ・プログラム:以下、単に「プログラム」と称する)を、実行する際にメモリ22にコピーし、演算処理を実行する。CPU21は、プログラム実行に必要なデータをメモリ22から読み取る。表示が必要な場合には、CPU21は、出力装置26、または、ディスプレイ28に出力結果を表示する。外部からプログラムを入力する場合、CPU21は、入力装置25からプログラムを読み取る。CPU21は、上述した
図1、
図14、
図17、
図20、
図22、または、
図27に示す各部が表す機能(処理)に対応するところのメモリ22にある表示プログラム(
図2、
図13,
図15、
図23、または、
図28)を解釈し実行する。CPU21は、上述した本発明の各実施形態において説明した処理を順次行う。
【0198】
すなわち、このような場合、本発明は、係る表示プログラムによっても成し得ると捉えることができる。更に、係る表示プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な不揮発性の記録媒体によっても、本発明は成し得ると捉えることができる。
【0199】
以上、上述した実施形態を模範的な例として本発明を説明した。しかし、本発明は、上述した実施形態には限定されない。すなわち、本発明は、本発明のスコープ内において、当業者が理解し得る様々な態様を適用することができる。