特許第5968520号(P5968520)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5968520
(24)【登録日】2016年7月15日
(45)【発行日】2016年8月10日
(54)【発明の名称】小型食品保存容器
(51)【国際特許分類】
   B65D 83/00 20060101AFI20160728BHJP
   B65D 23/00 20060101ALI20160728BHJP
【FI】
   B65D83/00 G
   B65D23/00 E
【請求項の数】7
【全頁数】11
(21)【出願番号】特願2015-505663(P2015-505663)
(86)(22)【出願日】2013年5月16日
(65)【公表番号】特表2015-516340(P2015-516340A)
(43)【公表日】2015年6月11日
(86)【国際出願番号】KR2013004326
(87)【国際公開番号】WO2013183868
(87)【国際公開日】20131212
【審査請求日】2014年10月9日
(31)【優先権主張番号】10-2012-0060178
(32)【優先日】2012年6月5日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】514257309
【氏名又は名称】バン ウォンソ
【氏名又は名称原語表記】PANG, Wonseo
(73)【特許権者】
【識別番号】514257310
【氏名又は名称】バン ソンテク
【氏名又は名称原語表記】PANG, Seongtaek
(73)【特許権者】
【識別番号】514257321
【氏名又は名称】バン ジェヒ
【氏名又は名称原語表記】PANG, Jaehui
(74)【代理人】
【識別番号】110000981
【氏名又は名称】アイ・ピー・ディー国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】バン ウォンソ
(72)【発明者】
【氏名】バン ソンテク
(72)【発明者】
【氏名】バン ジェヒ
【審査官】 家城 雅美
(56)【参考文献】
【文献】 韓国公開特許第10−2003−0015181(KR,A)
【文献】 特開2009−227307(JP,A)
【文献】 特開2001−019011(JP,A)
【文献】 特開2007−261658(JP,A)
【文献】 特開平07−315406(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65D83/00
B65D23/00−25/56
B65D35/44−35/54
B65D39/00−55/16
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
内部にゲル状態の食品が保存可能な容器形態であって、外圧によって形態が変形、復元される食品保存空間(A)を持つ食品保存容器100と、
前記食品保存容器100と脱着可能に設置されて、上下が開口された屈曲を持つ円筒形状であり周りに沿って内/外部を連絡する一つ以上の空気流入口210を形成して、内部に前記食品保存空間(A)と連絡して食品が充填される食品充填空間(B)を持つ食品充填本体200と、
前記食品充填本体200の内部に嵌込設置されて、重ねられた皿形状で前記食品保存空間(A)と前記食品充填空間(B)に画して、空気の吸引/排出圧力によって開閉可能な構造を持って、外圧によって前記食品保存空間(A)が縮む時は前記食品保存空間(A)に発生する排出圧力によって外部空気の流入を遮断すると共に、前記食品保存空間(A)に保存された食品を前記食品充填空間(B)に移動して、前記食品保存空間(A)が元の状態に復元される時は前記食品保存空間(A)に発生する吸引圧力によって外部空気を前記食品保存空間(A)に流入させると共に、前記食品充填空間(B)を密閉するようにした食品開閉器300と、を含んで構成され、
前記食品充填本体200の内周面には、内周面から延長形成されて上下に長さを持って、両端に行くほど狭くなる形態を持つ多角形状のストッパー230がさらに設置された、
小型食品保存容器。
【請求項2】
前記食品充填本体200の上段には、前記食品充填空間(B)の密閉が可能な蓋250がさらに設置されることを特徴とする、請求項に記載の小型食品保存容器。
【請求項3】
前記食品充填本体200の外周面には、充填目盛り270が表示されて、前記食品充填空間(B)に充填された食品充填量の確認が可能になることを特徴とする、請求項1又は2に記載の小型食品保存容器。
【請求項4】
内部にゲル状態の食品が保存可能な容器形態であって、外圧によって形態が変形、復元される食品保存空間(A)を持つ食品保存容器100と、
前記食品保存容器100と脱着可能に設置されて、上下が開口された屈曲を持つ円筒形状であり周りに沿って内/外部を連絡する一つ以上の空気流入口210を形成して、内部に前記食品保存空間(A)と連絡して食品が充填される食品充填空間(B)を持つ食品充填本体200と、
前記食品充填本体200の内部に嵌込設置されて、重ねられた皿形状で前記食品保存空間(A)と前記食品充填空間(B)に画して、空気の吸引/排出圧力によって開閉可能な構造を持って、外圧によって前記食品保存空間(A)が縮む時は前記食品保存空間(A)に発生する排出圧力によって外部空気の流入を遮断すると共に、前記食品保存空間(A)に保存された食品を前記食品充填空間(B)に移動して、前記食品保存空間(A)が元の状態に復元される時は前記食品保存空間(A)に発生する吸引圧力によって外部空気を前記食品保存空間(A)に流入させると共に、前記食品充填空間(B)を密閉するようにした食品開閉器300と、を含んで構成され、
前記食品開閉器300は、
取っ手部310と、
前記取っ手部310の下部に形成されて、端が薄く中央部に行くほど厚い形態を持って空気の吸引/排出圧力によって前記食品充填空間(B)を開閉する円形形状の上段開閉部330と、
前記上段開閉部330の下部に形成されて、上部に行くほど狭くなる円筒形状で周りに沿って一つ以上の食品排出口355を持つ本体350と、
ストロー形状で前記本体350の内部に嵌込設置されて、前記食品排出口355と対応する部位には周りに沿って一つ以上の通孔375を持つ移送管370と、
前記本体350の外周面に周りに沿って延長形成されて端に行くほど薄くなる形態を持って、ストッパー230と対応する固定突起395を持って空気の吸引/排出圧力によって前記食品充填空間(B)を開閉する円形形状の下段開閉部390と、からなる小型食品保存容器。
【請求項5】
前記上段開閉部330の下面は所定の長さだけ下に行くほど内側に幅が狭くなる第1の密着部331を形成して、前記ストッパー230との密着性を増大させると共に、第1の遅延空間部(Z1)を形成して食品が瞬間的に多量に排出されることを防ぐことを特徴とする、請求項に記載の小型食品保存容器。
【請求項6】
前記上段開閉部330の下面には、前記食品充填本体200の内周面と接触する突起335が周りに沿って延長形成されて、第2(Z2)、第3の遅延空間部(Z3)を形成して、食品が瞬間的に多量に排出されることを防ぐことを特徴とする、請求項に記載の小型食品保存容器。
【請求項7】
前記食品開閉器300は、前記食品保存空間(A)に吸引/排出圧力共に発生しない時、前記空気流入口210、食品排出口355と接触して、前記空気流入口210を介して前記食品保存空間(A)に流入する空気と、前記食品排出口355を介して前記食品充填空間(B)に排出される食品を密閉することを特徴とする、請求項1乃至のうちいずれか一つに記載の小型食品保存容器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、小型食品保存容器に関し、より詳細には食品保存容器に外圧を加えたり解除したりして、食品保存空間に流入する外部の空気を開閉したり、食品保存空間から食品充填空間に移送される食品の移動をスムーズに開閉する小型食品保存容器に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、小型食品保存容器はケチャップ、コチュジャン、マヨネーズなど各種ゲル(gel)状態の食品を保存しておいて、必要な時に絞って用いるものである。
【0003】
通常、家庭ではケチャップ、コチュジャン、マヨネーズなどといったゲル(gel)状態の食品を小型食品保存容器、または大型食品保存容器に収めて販売して、これを家庭で購入して、購入した小型食品保存容器状態で用いたり別の小型保存容器に入れて用いる。
【0004】
ところで、このような従来の小型食品保存容器は、食品保存空間に保存された食品を絞り出すために、食品保存容器に外圧を加える時、食品保存空間内に外部の空気がスムーズに流入できないため、食品がスムーズに排出されなく多くの研究がなされてきた。
【0005】
例えば、本出願人が、先登録した韓国登録実用新案公報第20-0438541号には、外圧によって形態が縮んで、外圧が取り除かれると元の状態で復元される食品保存空間を持ち、食品排出口を持ち、外部の空気が食品保存空間に流入できるように形成されていて、食品が注入できる大きさで食品保存空間の上部に形成された空気流入口を持つ容器本体と、空気流入口に分離、結合可能なようになっていて、外部空気が内側に流入した、後容器本体の空気流入口に流入するようにエアホールが穿孔されていて、食品保存空間に発生する排出圧力によってエアホールを遮断して、食品保存空間の吸引圧力によってエアホールから離れてエアホールに空気が流入するようになるエアホール開閉器を持つ、合成樹脂材質の流入口栓と、容器本体の食品排出口に被せられて食品排出口の汚れを防ぐと同時に、食品の流出の可否を制御できるようにされた排出口栓、を含んで構成された、空気流入口が形成された小型食品保存容器が公開されている。
【0006】
しかし、前記技術は、食品のスムーズな排出は可能であるが、排出時、食品保存空間に保存された食品が瞬間的に多量外部に排出されて、食品排出量を正確に制御できなく、食品が排出される周辺部が常に清潔でないので、改善を要する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】韓国登録実用新案公報第20−0438541号「空気流入口が形成された小型食品保存容器」
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、このような問題点を解決するためのもので、食品開閉器を備えて、食品保存容器に外圧を加えたり解除したりして食品保存空間に流入する外部の空気を開閉したり、食品保存空間から食品充填空間に移送される食品の移動をスムーズに開閉する小型食品保存容器を提供することを目的とする。
【0009】
さらに、食品充填本体の外周面に充填目盛りを表記して、食品充填空間に充填される食品充填量を正確に制御する小型食品保存容器も提供することを目的とする。
【0010】
さらに、食品排出後、食品保存空間に食品が保存された状態で、食品充填空間に残っている食品を常に清潔にする小型食品保存容器も提供することを目的とする。
【0011】
さらに、第1〜第3の遅延空間部を形成して、食品保存空間に保存された食品が瞬間的に多量に食品充填空間に排出されない小型食品保存容器も提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
前記目的を達成するための本発明の小型食品保存容器は、内部にゲル状態の食品が保存可能な容器形態であって、外圧によって形態が変形、復元される食品保存空間を持つ食品保存容器、前記食品保存容器と脱着可能に設置されて、上下が開口された屈曲を持つ円筒形状であり、周りに沿って内/外部を連絡する一つ以上の空気流入口を形成して、内部に食品保存空間と連絡して食品が充填される食品充填空間を持つ食品充填本体、および前記食品充填本体の内部に嵌込設置されて重ねられた皿形状で食品保存空間と食品充填空間に画して空気の吸引/排出圧力によって開閉可能な構造を持って、外圧によって食品保存空間が縮む時は食品保存空間に発生する排出圧力によって外部空気の流入を遮断すると共に、食品保存空間に保存された食品を食品充填空間に移動して、食品保存空間が元の状態に復元される時には、食品保存空間に発生する吸引圧力によって外部空気を食品保存空間に流入させると共に、食品充填空間を密閉するようにした食品開閉器、を含んで構成される。
【0013】
前記食品充填本体の内周面には、内周面から延長形成されて、上下に長さを持って、両端に行くほど狭くなる形態を持つ多角形状のストッパーがさらに設置されることが好ましい。
【0014】
また、前記食品充填本体の上段には、食品充填空間の密閉が可能な蓋がさらに設置されることが好ましい。
【0015】
また、前記食品充填本体の外周面には、充填目盛りが表示されて、食品充填空間に充填された食品充填量の確認を可能にすることが好ましい。
【0016】
また、前記食品開閉器は、取っ手部、前記取っ手部の下部に形成されて、縁が薄く中央部に行くほど厚い形態を持って、空気の吸引/排出圧力によって食品充填空間を開閉する円形形状の上段開閉部、前記上段開閉部の下部に形成されて、上部に行くほど狭くなる円筒形状で周りに沿って一つ以上の食品排出口を持つ本体、ストロー形状で前記本体の内部に嵌込設置されて、前記食品排出口と対応する部位には周りに沿って一つ以上の通孔を持つ移送管、前記本体の外周面に周りに沿って延長形成されて、縁に行くほど薄くなる形態を持って、前記ストッパーと対応する固定突起を持って、空気の吸引/排出圧力によって食品充填空間を開閉する円形形状の下段開閉部からなることが好ましい。
【0017】
また、前記上段開閉部の下面は、所定の長さだけ下に行くほど内側に幅が狭くなる第1の密着部を形成して、ストッパーとの密着性を増大させると共に、第1の遅延空間部を形成して、食品が瞬間的に多量に排出されることを防ぐことが好ましい。
【0018】
また、前記上段開閉部の下面には、食品充填本体の内周面と接触する突起が周りに沿って延長形成されて、第2、第3の遅延空間部を形成して、食品が瞬間的に多量に排出されることを防ぐことが好ましい。
【0019】
また、前記食品開閉器は、食品保存空間に吸引/排出圧力共に発生しない時、空気流入口、食品排出口と接触して空気流入口を介して食品保存空間に流入する空気と、食品排出口を介して食品充填空間に排出される食品を密閉することを特徴とすることが好ましい。
【発明の効果】
【0020】
前記解決手段による本発明は、食品開閉器によって、食品保存容器に外圧を加えたり解除したりして食品保存空間に流入する外部の空気を開閉したり、食品保存空間から食品充填空間に移送される食品の移動をスムーズに開閉する効果がある。
【0021】
さらに、食品充填空間に充填される食品充填量を正確に制御する効果もある。
【0022】
さらに、食品排出後、食品保存空間に食品が保存された状態で、食品充填空間に残っている食品を常に清潔にする効果もある。
【0023】
さらに、第1〜第3の遅延空間部を形成して、食品保存空間に保存された食品が瞬間的に多量に食品充填空間に排出されない効果もある。
【図面の簡単な説明】
【0024】
図1】本発明の小型食品保存容器の断面図を示した図面である。
図2】本発明の小型食品保存容器の分解図を示した図面である。
図3】本発明の小型食品保存容器の斜視図を示した図面である。
図4】本発明の小型食品保存容器の食品開閉器の詳細図を示した図面である。
図5】本発明の小型食品保存容器の使用上態度を示した図面であり、5(A)は、吸引/排出圧力が作用されない状態を示した図面で、5(B)は、排出圧力が作用される状態を示した図面で、5(C)は、吸引圧力が作用される状態を示した図面である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
本発明の小型食品保存容器は、食品開閉器を備えて、食品保存容器に外圧を加えたり解除したりして食品保存空間に流入する外部の空気を開閉したり、食品保存空間から食品充填空間に移送される食品の移動をスムーズに開閉するように構成した。
【0026】
また、充填目盛りを表記して、食品充填空間に充填される食品充填量を正確に制御するように構成した。
【0027】
また、吸引/排出圧力が作用されない時、食品充填空間と食品保存空間を完ぺきに密閉させて、食品排出後、食品保存空間に食品が保存された状態で、食品充填空間に残っている食品を常に清潔に維持するように構成した。
【0028】
また、第1〜第3の遅延空間部を形成して、食品保存空間に保存された食品が瞬間的に多量に食品充填空間に排出されないように構成した。
【0029】
以下、本発明の好ましい実施形態を添付した図面を参照して、詳細に説明する。
【0030】
図1は、本発明の小型食品保存容器の断面図、図2は、本発明の小型食品保存容器の分解図、図3は、本発明の小型食品保存容器の斜視図、図4は、本発明の小型食品保存容器の食品開閉器の詳細図、図5は、本発明の小型食品保存容器の使用状態図5(A)は、吸引/排出圧力が作用されない状態、5(B)は、排出圧力が作用される状態、5(C)は、吸引圧力が作用される状態)を示した図面である。
【0031】
図1図5に示したように、本発明の小型食品保存容器は、食品保存容器100、食品充填本体200、食品開閉器300からなる。
【0032】
前記食品保存容器100は、内部にゲル(gel)状態の食品が保存可能な食品保存空間(A)を持つ容器形態からなる。
【0033】
この時、食品保存容器100は、通常のものと同様に、弾性を持つ合成樹脂材からなり、外圧を加えたり解除したりして形態が変形、復元可能なように形成される。
【0034】
また、食品保存容器100の食品保存空間(A)に保存された食品保存量を視覚的に確認可能なように透明または半透明にすることが好ましい。
【0035】
前記食品充填本体200は、食品保存容器100と脱着可能に設置されて、上下が開口された屈曲を持つ円筒形状である。
【0036】
このような、食品充填本体200は、下部内周面にねじ山(図示せず)を形成し、これと対応する食品保存容器100の上部外周面に形成されたねじ山(図示せず)で必要に応じて脱着可能になる。
【0037】
この時、円筒の周りに沿って内/外部を連絡する一つ以上の空気流入口210を形成して、内部に食品保存空間(A)と連絡して食品が充填される食品充填空間(B)を持つようになる。
【0038】
一方、前記食品充填本体200の内周面には、内周面から延長形成されて、上下に長さを持って、両端に行くほど狭くなる形態を持つ多角形状のストッパー230がさらに設置されて、後述する食品開閉器300の嵌込設置しやすくすることが好ましい。
【0039】
また、食品充填本体200の上段には、食品充填空間(B)の密閉が可能な蓋250がさらに設置されて、食品充填空間(B)に充填された食品に埃などの汚染物の流入を防ぐようにすることが好ましい。
【0040】
また、前記食品充填本体200の外周面には、充填目盛り270が表示されて、食品充填空間(B)に充填された食品充填量を確認可能になることが好ましい。
【0041】
したがって、食品充填本体200は、食品充填空間(B)に保存された食品充填量を視覚的に確認できるように透明または半透明にすることが好ましい。
【0042】
前記食品開閉器300は弾性を持つ合成樹脂材からなり、食品充填本体200の内部に嵌込設置されて、重ねられた皿形状からなる。
【0043】
一方、食品開閉器300は、すでに広く公示されているエアチェックバルブの原理からなり、製造原価などを考慮すると、図3図4のように、薄膜が吸引/排出圧力によって動いて空気が流動される経路を開閉する構造が現実的である。
【0044】
このような、食品開閉器300の食品保存容器100と結合した食品充填本体200の内部に挟まれて形成する一つの空間を食品保存空間(A)と食品充填空間(B)に画して、空気の吸引/排出圧力によって開閉可能な構造をなすようにする。
【0045】
すなわち、食品保存容器100に加えられる外圧によって食品保存空間(A)が縮む時は、食品保存空間(A)から発生する排出圧力によって外部空気の流入を遮断すると共に、食品保存空間(A)に保存された食品を食品充填空間(B)に移動して、食品保存空間(A)が元の状態で復元される時は、食品保存空間(A)から発生する吸引圧力によって外部空気を食品保存空間(A)に流入させると共に、食品充填空間(B)を密閉するようにすることにその目的がある。
【0046】
したがって、前記食品開閉器300は、食品保存空間(A)に吸引/排出圧力共に発生しない時、空気流入口210、食品排出口355と接触して空気流入口210を介して食品保存空間(A)に流入する空気と、食品排出口355を介して食品充填空間(B)に排出される食品を密閉可能なようになることが好ましい。
【0047】
図5に図示された通り、より詳細に調べると、図5(A)は、吸引/排出圧力が作用されない状態を示した図面であって、食品開閉器300が、食品充填本体200の内周面に接触して、食品保存空間(A)、食品充填空間(B)共に密閉されて、空気の移動がないことがわかる。
【0048】
図5(B)は、排出圧力が作用される状態を示した図面であって、食品保存容器100に外圧を加えて排出圧力が発生することで、空気流入口210を介して食品保存空間(A)に流入する空気の移動は密閉されて、食品充填空間(B)は開口されて、食品保存空間(A)の内部空気が食品と共に食品充填空間(B)に移動することがわかる。
【0049】
図5(C)は、吸引圧力が作用される状態を示した図面であって、食品保存容器100に加えられる外圧が解除されて、吸引圧力が発生することで、食品充填空間(B)は密閉されて、食品保存空間(A)の内部空気と食品は、密閉されて、食品保存空間(A)は開口されて、空気流入口210を介して、外部空気が食品保存空間(A)に流入することがわかる。
【0050】
このような、食品開閉器300は、取っ手部310、上段開閉部330、本体350、移送管370、下段開閉部390で構成される。
【0051】
前記取っ手部310の上部に行くほど幅が狭くなる形態をなす円形形状で、食品開閉器300を把持しやすい構造を持って、後述する食品充填本体200の内部に形成されるストッパー230に挟み易くし、後述する上段開閉部330を安定的に支持する。
【0052】
前記上段開閉部330は、円形形状で、取っ手部310の下部に形成されて、端が薄くて中央部に行くほど厚い形態を持って、空気の吸引/排出圧力によって食品充填空間(B)を開閉する構造からなる。
【0053】
このような、上段開閉部330の下面は、所定の長さだけ下に行くほど内側に幅が狭くなるように第1の密着部331を形成して、ストッパー230との密着性を増大させると共に、第1の遅延空間部(Z1)を形成して、食品が瞬間的に多量に排出されること防ぐことが好ましい。
【0054】
また、上段開閉部330の下面には、食品充填本体200の内周面と接触する突起335が周りに沿って延長形成されて、第2(Z2)、第3の遅延空間部(Z3)を形成して、食品が瞬間的に多量に排出されることを防ぐことが好ましい。
【0055】
前記本体350は、円筒形状で上段開閉部330の下部に形成されて、上部に行くほど狭くなる第2の密着部351を形成して、ストッパー230との密着性を増大させることが好ましい。
【0056】
この時、本体350の上部には、周りに沿って一つ以上の食品排出口355を持つ。
【0057】
このような、食品排出口355は、図5のように、食品保存容器100に加えられる外圧によって保存された食品を後述する移送管370を介して食品充填空間(B)に排出する。
【0058】
前記移送管370は、ストロー形状で本体350の内部に嵌込設置される。
【0059】
この時、移送管370は、前記食品排出口355と対応する部位には、周りに沿って一つ以上の通孔375を持って、食品排出口355と連通する構造からなる。
【0060】
一方、このような移送管370は、前記本体350を前記食品保存容器100の底から所定の距離をおいて離隔させて形成されるようにして、現実的な構成及び製造原価などを考慮してストローを用いることが好ましい。
【0061】
前記下段開閉部390は、円形形状で、前記本体350の外周面に周りに沿って延長形成されて端に行くほど薄くなる形態を持つようになる。
【0062】
すなわち、空気の吸引/排出圧力によって、空気流入口210を介して流入する空気を開閉する構造からなる。
【0063】
この時、下段開閉部390は、前記ストッパー230と対応する固定突起395を形成して、ストッパー230に安定的に嵌込設置される構造からなる。
【0064】
このような、構造を持つ本発明の小型食品保存容器の使用方法を調べると、食品保存容器100の内部食品保存空間(A)にゲル状態の食品を満たした後、食品開閉器300を食品充填本体200の内部のストッパー230に向かって下から上へ挿入して、食品開閉器300の取っ手部310を上にして嵌合した後、食品開閉器300と結合した食品充填本体200の下部内周面に形成されたねじ山と食品保存容器100の上部外周面に形成されたねじ山を介してねじ式で回転して結合した後、食品保存容器100に外圧を加えたり解除したりして食品保存容器100を変形/復元させて、食品保存空間(A)に保存された食品を食品充填空間(B)に所望の食品充填量だけ移動させて外部に排出して用いる。
【0065】
このような、本発明は、食品保存容器に外圧を加えたり解除したりして食品保存空間に流入する外部の空気を開閉したり、食品保存空間から食品充填空間に移送される食品の移動をスムーズに開閉する効果がある。
【産業上の利用可能性】
【0066】
本発明によって、食品保存容器に外圧を加えたり解除したりして食品保存空間に流入する外部の空気を開閉したり、食品保存空間から食品充填空間に移送される食品の移動をスムーズに開閉する小型食品保存容器を提供する。
【0067】
また、食品充填空間に充填される食品充填量を正確に制御する小型食品保存容器も提供する。
【0068】
また、食品排出後、食品保存空間に食品が保存された状態で、食品充填空間に残っている食品を常に清潔にする小型食品保存容器も提供する。
【0069】
また、食品保存空間に保存された食品が瞬間的に多量食品充填空間に排出されない小型食品保存容器も提供する。
【符号の説明】
【0070】
100 食品保存容器
200 食品充填本体
210 空気流入口
230 ストッパー
250 蓋
270 充填目盛り
300 食品開閉器
310 取っ手部
330 上段開閉部
331 第1の密着部
335 突起
350 本体
351 第2密着部
355 食品排出口
370 移送管
375 通孔
390 下段開閉部
395 固定突起
A 食品保存空間
B 食品充填空間
Z1、Z2、Z3 第1、第2、第3の遅延空間部
図1
図2
図3
図4
図5(A)】
図5(B)】
図5(C)】