【文献】
藤田 秀之,Twitterメッシュデータ収集・視覚化システム,一般社団法人地理情報システム学会 講演論文集 [CD−ROM],日本,一般社団法人地理情報システム学会,2011年12月31日,Vol.20/2011
【文献】
榊 剛史 他,ソーシャルセンサとしてのTwitter −ソーシャルセンサは物理センサを凌駕するか?−,人工知能学会誌,日本,(社)人工知能学会,2012年 1月 1日,第27巻 第1号,p.67−74
【文献】
藤坂 達也、外2名,実空間マイクロブログ分析による地域イベントの影響範囲推定,第2回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム−DEIM 2010−論文集,日本,電子情報通信学会データ工学研究専門委員会,2010年 6月 9日,p.1−5
【文献】
宮本 英里,目的地にいる人々とのコミュニケーションを促進するシステムの開発,情報処理学会研究報告 2011(平成23)年度▲2▼ [CD−ROM],日本,一般社団法人情報処理学会,2011年 8月15日
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下の詳細な説明において、本明細書の一部分を形成する添付の図面を参照する。図面において、文脈がそうでないことを規定するのでない限り、同様の符号は、通常、同様の構成要素を識別する。詳細な説明、図面、および特許請求の範囲において説明される例示的な実施形態は、限定することは意図していない。本明細書で提示される主題の趣旨または範囲を逸脱することなく、他の実施形態が利用されることが可能であり、他の変更が行われることが可能である。本明細書で全体的に説明され、図面に例示される本開示の態様は、すべて本明細書で明確に企図されている、多種多様な異なる構成で配置されること、置換されること、組み合わされること、分離されること、および設計されることが可能であることが容易に理解されよう。
【0012】
本開示は、とりわけ、ユーザが考え、活動、イベント、および関心を共有することを可能にする、たとえば、ソーシャルネットワーキングサービスなどのオンラインサービスと関係する方法、装置、システム、デバイス、およびコンピュータプログラム製品に全体的に関する。
【0013】
オンライン投稿の信頼性を判定するための技術が、全体的に説明される。一部の実施例において、サーバが、オンライン投稿の信頼性を、そのオンライン投稿が投稿された出所のロケーションに少なくとも部分的に基づいて、判定することが可能である。例として、限定としてではなく、サーバは、フェイスブック、グーグルプラス、ツイッターなどのソーシャルネットワークサービス(SNS)プロバイダ、電子掲示板サービスプロバイダ、ウェブポータルサービスプロバイダなどのものであり得る。
【0014】
一部の実施例において、サーバは、オンライン投稿に関連する情報から、場所に関連する少なくとも1つの語を識別し、オンライン投稿が投稿された出所のロケーションを識別し、場所に関連する識別された語と、オンライン投稿が投稿された出所の識別されたロケーションとに少なくとも部分的に基づいて、オンライン投稿の信頼性を判定することが可能である。例として、限定としてではなく、日本国京都府にいるユーザが、日本国福島県の原子力発電所に関するオンライン投稿を投稿した場合、サーバは、そのオンライン投稿から、「福島県」という語を識別し、「京都府」というロケーションを識別し、「福島県」という語、および「京都府」というロケーションに少なくとも部分的に基づいて、オンライン投稿の信頼性を判定することが可能である。次に、判定された信頼性が、そのオンライン投稿の読者がそのオンライン投稿の信憑性を見分けるのに使用され得る。
【0015】
一部の実施例において、サーバは、オンライン投稿の信頼性を、識別された語に関連する場所と識別されたロケーションとの間の距離に少なくとも部分的に基づいて、判定することが可能である。一部の実施例において、オンライン投稿の判定された信頼性は、識別された語に関連する場所と識別されたロケーションの間の距離が増大するにつれ、低下し得る。例として、限定としてではなく、京都府にいる第1のユーザが、福島県の原子力発電所に関する第1のオンライン投稿を投稿し、日本国仙台市にいる第2のユーザが、福島県の原子力発電所に関する第2のオンライン投稿を投稿した場合、サーバは、仙台市と福島県の間の距離が、京都府と福島県の間の距離より短いので、第2のオンライン投稿の信頼性の方が第1のオンライン投稿の信頼性より高いと判定することが可能である。
【0016】
一部の実施例において、サーバは、オンライン投稿が投稿された出所のロケーションを、そのオンライン投稿を投稿するのに用いられたデバイスの、GPS(全地球測位システム)情報などのロケーション情報に少なくとも部分的に基づいて、識別することが可能である。
【0017】
一部の実施例において、サーバは、オンライン投稿を、そのオンライン投稿の判定された信頼性が所定の値より低い場合、ブロックすることが可能である。その後、サーバは、そのオンライン投稿を、そのオンライン投稿が投稿された出所の識別されたロケーション、および/またはそのオンライン投稿の判定された信頼性と一緒に提示することが可能である。
【0018】
一部の実施例において、サーバが、デバイスから、目標区域に関する情報を含む検索要求を受信すると、サーバは、データベースから、目標区域内で投稿された1つまたは複数のオンライン投稿を取り出し、それらの取り出されたオンライン投稿をデバイスに提示することが可能である。ユーザは、探索要求を送信したデバイスに提示される、またはそのようなデバイス上に表示される地図上に円、多角形、またはループ状の曲線を描くことによって目標区域を選択することが可能であり、次に、サーバが、その目標区域内で投稿された1つまたは複数のオンライン投稿を取り出し、デバイスに提示することが可能である。
【0019】
一部の実施形態において、サーバの構成要素であっても、サーバとは別個であるが、サーバによって制御されていてもよいデータベースが、1つまたは複数のオンライン投稿を格納することが可能である。
【0020】
一部の実施例において、サーバが、デバイスから、検索クエリを含む検索要求を受信すると、サーバは、その検索クエリから、目標場所を識別し、識別された目標場所からの目標距離範囲を識別することが可能である。次に、サーバは、データベースから、識別された目標場所に関連する少なくとも1つの語を含み、識別された目標場所から目標距離範囲内で投稿された1つまたは複数のオンライン投稿を取り出し、取り出されたオンライン投稿をデバイスに提示することが可能である。例として、限定としてではなく、検索クエリが、「京都駅から自動車で約30分の距離範囲内の紅葉」を含む場合、サーバは、京都駅を目標場所として、自動車で約30分の距離、つまり、たとえば、約20キロメートルから25キロメートルを目標距離範囲として識別し、その目標場所からその目標距離範囲内で投稿された1つまたは複数のオンライン投稿を取り出して、デバイスに提示することが可能である。
【0021】
一部の実施例において、サーバは、オンライン投稿の量の変動を監視することが可能である。或る区域内で投稿されたオンライン投稿の量が急に増加した場合、サーバは、いつどこでそれらのオンライン投稿が投稿されたかに少なくとも部分的に基づいて、事象発生の時刻および場所を推定することが可能である。一部の実施例において、或る区域内で投稿されたオンライン投稿の量が急に増加した場合、サーバは、アラームをトリガすることが可能である。
【0022】
図1は、本明細書で説明される少なくとも一部の実施形態により構成されたサーバの例示的なアーキテクチャを示す概略ブロック図である。
【0023】
図示されるとおり、サーバ100が、オンライン投稿解析ユニット110と、ロケーション識別ユニット120と、信頼性判定ユニット130と、オンライン投稿提示ユニット140と、検索要求解析ユニット150と、取り出しユニット160とを含むことが可能である。別々の構成要素として示されるものの、さまざまな構成要素が、開示される主題の範囲内で企図されながら、さらなる構成要素に分割されても、組み合わされて、より少ない構成要素にされても、完全に省かれてもよい。例として、限定としてではなく、サーバ100は、フェイスブック、グーグルプラス、ツイッターなどのソーシャルネットワークサービス(SNS)プロバイダ、電子掲示板サービスプロバイダ、ウェブポータルサービスプロバイダなどのものであり得る。
【0024】
オンライン投稿解析ユニット110は、オンライン投稿から、そのオンライン投稿の中で言及される場所に関連する少なくとも1つの語を識別するように構成され得る。例として、限定としてではなく、ユーザが、福島県の原子力発電所に関してオンライン投稿を投稿すると、オンライン投稿解析ユニット110が、そのオンライン投稿から、「福島県」という語を識別することが可能である。
【0025】
ロケーション識別ユニット120は、オンライン投稿が投稿された出所のロケーションを識別するように構成され得る。一部の実施形態において、ロケーション識別ユニット120は、オンライン投稿が投稿された出所のロケーションを、そのオンライン投稿を投稿するのに用いられた投稿するデバイスのロケーション情報に少なくとも部分的に基づいて、識別することが可能である。一部の実施形態において、ロケーション識別ユニット120は、オンライン投稿が投稿された出所のロケーションを、そのオンライン投稿に関連するメタデータに少なくとも部分的に基づいて、識別することが可能である。一部の実施形態において、投稿するデバイスのロケーション情報は、オンライン投稿が投稿された際の投稿するデバイスのGPS(全地球測位システム)情報を含むことが可能である。例として、限定としてではなく、ユーザが、京都府内でユーザのスマートフォンを介してオンライン投稿を投稿すると、サーバが、「京都府」というロケーションを、そのスマートフォンのGPS情報に少なくとも部分的に基づいて、識別することが可能である。
【0026】
信頼性判定ユニット130は、オンライン投稿の信頼性を、オンライン投稿解析ユニット110によって識別された語、およびロケーション識別ユニット120によって識別されたロケーションに少なくとも部分的に基づいて、判定するように構成され得る。一部の実施形態において、信頼性判定ユニット130は、オンライン投稿の信頼性を、オンライン投稿解析ユニット110によって識別された語に関連する場所とロケーション識別ユニット120によって識別されたロケーションとの間の距離に少なくとも部分的に基づいて、判定することが可能である。オンライン投稿の判定された信頼性は、オンライン投稿解析ユニット110によって識別された語に関連する場所とロケーション識別ユニット120によって識別されたロケーションの間の距離が増大するにつれ、低下し得る。例として、限定としてではなく、信頼性は、その距離の2乗、その距離の3乗、その距離の任意のn乗などに反比例してもよい。信頼性は、その距離の2乗、その距離の3乗、またはその距離の任意のn乗で割った任意のファクタ(たとえば、定数)として定義されてもよい。
【0027】
オンライン投稿提示ユニット140は、投稿するデバイスを含む複数のデバイスにオンライン投稿を提示するように構成され得る。一部の実施形態において、オンライン投稿提示ユニット140は、オンライン投稿を、ロケーション識別ユニット120によって識別されたロケーションと一緒に提示することが可能である。一部の実施形態において、オンライン投稿提示ユニット140は、オンライン投稿を、信頼性判定ユニット130によって判定されたオンライン投稿の信頼性と一緒に提示することが可能である。一部の実施形態において、オンライン投稿提示ユニット140は、オンライン投稿を、信頼性判定ユニット130によって判定された信頼性が所定の値より低い場合、ブロックすることが可能である。
【0028】
検索要求解析ユニット150は、要求するデバイスからの検索要求を解析するように構成され得る。一部の実施形態において、検索要求解析ユニット150は、検索要求の中で目標区域を識別することが可能である。例として、限定としてではなく、
図2を参照して、より詳細に説明されるとおり、要求するデバイスのユーザが、要求するデバイスに提示される、または要求するデバイス上に表示される地図上に円、多角形、またはループ状の曲線を描くことによって目標区域を選択することが可能であり、次に、検索要求解析ユニット150が、ユーザによって目標区域として選択された区域を識別することが可能である。
【0029】
図2は、本明細書で説明される少なくとも一部の実施形態により構成された、ユーザから、目標区域に関する情報を受け取り、その目標区域に関する情報を検索要求と一緒にサーバに送信するように構成されたデバイスの例示的な実施例を概略で示す。
【0030】
図2に示されるとおり、デバイス200が、地
図210を表示することが可能である。次に、デバイス200のユーザが、たとえば、地
図210上に円220を描くことによって、目標区域を選択することが可能である。次に、サーバ100が、デバイス200から、地
図210上に描かれた円220によって定められた区域に関する情報を検索結果と一緒に受信し、ユーザによって目標区域として選択された区域を識別することが可能である。デバイス200の例には、タブレット、スマートフォン、モバイル電話機、携帯情報端末(PDA)、モバイルゲームコンソール、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、またはサーバ100にアクセスすることができる他の任意のデバイスが含まれ得るが、以上には限定されない。
【0031】
図1を再び参照すると、一部の代替の実施形態において、検索要求解析ユニット150が、検索要求の中に含められることが可能な検索クエリから、目標場所、および/または目標場所からの目標距離範囲を識別することが可能である。例として、限定としてではなく、検索クエリが、「京都駅から自動車で約30分の距離範囲内の紅葉」を含む場合、検索要求解析ユニット150は、京都駅を目標場所として、自動車で約30分の距離を目標距離範囲として識別することが可能である。
【0032】
取り出しユニット160は、検索要求解析ユニット150によって解析された検索要求に少なくとも部分的に基づいて、データベース(
図1に示さず)から1つまたは複数のオンライン投稿を取り出すように構成され得る。一部の実施形態において、サーバ100の構成要素であっても、サーバ100とは別個であるが、サーバ100によって制御されていてもよいデータベースが、1つまたは複数のオンライン投稿を、ロケーション識別ユニット120によって識別され得る、それぞれのオンライン投稿がどこで投稿されたかに関するロケーション情報と一緒に格納することが可能である。
【0033】
一部の実施形態において、取り出しユニット160は、データベースから、検索要求解析ユニット150によって識別された目標区域内で投稿された1つまたは複数のオンライン投稿を取り出すことが可能である。一部の代替の実施形態において、取り出しユニット160は、データベースから、検索要求解析ユニット150によって識別された目標場所に関連する少なくとも1つの語を含み、目標場所から検索要求解析ユニット150によって識別された目標距離範囲内で投稿された1つまたは複数のオンライン投稿を取り出すことが可能である。
【0034】
一部の実施形態において、オンライン投稿提示ユニット140は、取り出しユニット160によって取り出されたオンライン投稿を、要求するデバイスに提示することが可能である。一部の実施形態において、オンライン投稿提示ユニット140は、オンライン投稿を、信頼性判定ユニット130によって判定されたそれらのオンライン投稿の信頼性の順序で、要求するデバイスに提示することが可能である。一部の実施形態において、オンライン投稿提示ユニット140は、所定の値より低いと判定された信頼性を有するオンライン投稿のうちのいくつかを、要求するデバイスに提示しないことが可能である。
【0035】
一部の実施形態において、オプションとして、サーバ100は、監視ユニット170、事象発生検出ユニット180、および/またはアラームトリガユニット190をさらに含み得る。監視ユニット170は、オンライン投稿の量の変動を監視するように構成され得る。事象発生検出ユニット180は、或る区域内で投稿されたオンライン投稿の量が急に増加した場合、いつどこでそれらのオンライン投稿が投稿されたかに少なくとも部分的に基づいて、事象発生の時刻および場所を推定するように構成され得る。アラームトリガユニット190は、或る区域内で投稿されたオンライン投稿の量が急に増加した場合、アラームをトリガするように構成され得る。
【0036】
図3は、本明細書で説明される少なくとも一部の実施形態により構成された、ロケーション情報に少なくとも部分的に基づいて、オンライン投稿の信頼性を判定するためのプロセスの例示的な流れ図を示す。
【0037】
図3のプロセスは、前述したオンライン投稿解析ユニット110、ロケーション識別ユニット120、信頼性判定ユニット130、オンライン投稿提示ユニット140、検索要求解析ユニット150、および取り出しユニット160を含むサーバ100などのサーバにおいて実施され得る。例示的なプロセス300は、1つまたは複数のブロック310、320、および/または330によって例示される1つまたは複数の動作(operation)、作用(action)、または機能を含み得る。別々のブロックとして示されるものの、さまざまなブロックが、所望される実装形態に依存して、さらなるブロックに分割されても、組み合わされて、より少ないブロックにされても、省かれてもよい。処理は、ブロック310で始まることが可能である。
【0038】
ブロック310(場所に関連する語を識別する)で、サーバ100が、オンライン投稿から、場所に関連する少なくとも1つの語を識別することが可能である。処理は、ブロック310からブロック320に進むことが可能である。
【0039】
ブロック320(ロケーションを識別する)で、サーバ100が、オンライン投稿が投稿された出所のロケーションを識別することが可能である。一部の実施形態において、サーバ100は、そのロケーションを、そのオンライン投稿を投稿するのに用いられたデバイスのロケーション情報、たとえば、GPS(全地球測位システム)情報に少なくとも部分的に基づいて、識別することが可能である。処理は、ブロック320からブロック330に進むことが可能である。
【0040】
ブロック330(場所に関連する識別された語、および識別されたロケーションに少なくとも部分的に基づいて、信頼性を判定する)で、サーバ100が、オンライン投稿の信頼性を、場所に関連する識別された語と、オンライン投稿が投稿された識別されたロケーションとに少なくとも部分的に基づいて、判定することが可能である。一部の実施形態において、サーバは、信頼性を、識別された語に関連する場所と識別されたロケーションとの間の距離に少なくとも部分的に基づいて、判定することが可能である。一部の実施形態において、オンライン投稿の判定された信頼性は、識別された語に関連する場所と識別されたロケーションの間の距離が増大するにつれ、低下し得る。例として、限定としてではなく、信頼性は、その距離の2乗、その距離の3乗、その距離の任意のn乗などに反比例してもよい。信頼性は、ファクタ(たとえば、定数)をその距離の2乗、その距離の3乗、またはその距離の任意のn乗に割った数値として定義され得る。
【0041】
図4は、本明細書で説明される少なくとも一部の実施形態により構成された、1つまたは複数のオンライン投稿に関する検索要求に応答して検索結果をもたらすためのプロセスの例示的な流れ図を示す。
【0042】
図4のプロセスは、前述したオンライン投稿解析ユニット110、ロケーション識別ユニット120、信頼性判定ユニット130、オンライン投稿提示ユニット140、検索要求解析ユニット150、および取り出しユニット160を含むサーバ100などのサーバにおいて実施され得る。例示的なプロセス400は、1つまたは複数のブロック410、420、および/または430によって例示される1つまたは複数の動作、作用、または機能を含み得る。別々のブロックとして示されるものの、さまざまなブロックが、所望される実装形態に依存して、さらなるブロックに分割されても、組み合わされて、より少ないブロックにされても、省かれてもよい。処理は、ブロック410で始まることが可能である。
【0043】
ブロック410(検索要求を受信する)で、サーバ100が、デバイスから検索要求を受信することが可能である。一部の実施形態において、検索要求は、目標区域に関する情報を含み得る。処理は、ブロック410からブロック420に進むことが可能である。
【0044】
ブロック420(目標区域内で投稿されたオンライン投稿を取り出す)で、サーバ100が、データベースから、目標区域内で投稿された1つまたは複数のオンライン投稿を取り出すことが可能である。一部の実施形態において、データベースは、その1つまたは複数のオンライン投稿を、それぞれのオンライン投稿がどこで投稿されたかに関するロケーション情報と一緒に格納することが可能である。処理は、ブロック420からブロック430に進むことが可能である。
【0045】
ブロック430(取り出されたオンライン投稿を提示する)で、サーバ100が、取り出されたオンライン投稿を検索結果として提示することが可能である。一部の実施形態において、サーバは、それらのオンライン投稿を、それらのオンライン投稿の信頼性の順序で提示することが可能である。一部の実施形態において、サーバは、信頼性が所定の値より低いオンライン投稿のうちのいくつかを選別して除いてもよい。
【0046】
図5は、本明細書で説明される少なくとも一部の実施形態により構成された、1つまたは複数のオンライン投稿に関する検索要求に応答して検索結果をもたらすためのプロセスの別の例示的な流れ図を示す。
【0047】
図5のプロセスは、前述したオンライン投稿解析ユニット110、ロケーション識別ユニット120、信頼性判定ユニット130、オンライン投稿提示ユニット140、検索要求解析ユニット150、および取り出しユニット160を含むサーバ100などのサーバにおいて実施され得る。例示的なプロセス500は、1つまたは複数のブロック510、520、530および/または540によって例示される1つまたは複数の動作、作用、または機能を含み得る。別々のブロックとして示されるものの、さまざまなブロックが、所望される実装形態に依存して、さらなるブロックに分割されても、組み合わされて、より少ないブロックにされても、省かれてもよい。処理は、ブロック510で始まることが可能である。
【0048】
ブロック510(検索要求を受信する)で、サーバ100が、デバイスから、検索クエリを含む検索要求を受信することが可能である。処理は、ブロック510からブロック520に進むことが可能である。
【0049】
ブロック520(目標場所および目標距離範囲を識別する)で、サーバ100が、検索クエリから、目標場所、および目標場所からの目標距離範囲を識別することが可能である。処理は、ブロック520からブロック530に進むことが可能である。
【0050】
ブロック530(目標場所に関連する語を含み、目標場所から目標距離範囲内で投稿されたオンライン投稿を取り出す)で、サーバ100が、データベースから、識別された目標場所に関連する少なくとも1つの語を含み、識別された目標場所から目標距離範囲内で投稿された1つまたは複数のオンライン投稿を取り出すことが可能である。一部の実施形態において、データベースは、1つまたは複数のオンライン投稿を、それぞれのオンライン投稿がどこで投稿されたかに関するロケーション情報と一緒に格納することが可能である。処理は、ブロック530からブロック540に進むことが可能である。
【0051】
ブロック540(取り出されたオンライン投稿を提示する)で、サーバ100が、取り出されたオンライン投稿を検索結果として、要求するデバイスに提示することが可能である。一部の実施形態において、サーバは、それらのオンライン投稿を、それらのオンライン投稿の信頼性の順序で提示することが可能である。一部の実施形態において、サーバは、信頼性が所定の値より低いオンライン投稿のうちのいくつかをブロックすることが可能である。
【0052】
本明細書で開示されるこれらのおよびその他のプロセスおよび方法に関して、それらのプロセスおよび方法において実行される機能は、異なる順序で実施されてもよいことが当業者には認識されよう。さらに、概略を述べたステップおよび動作は、例として与えられるに過ぎず、それらのステップおよび動作のうちのいくつかは、開示される実施形態の本質を逸脱することなく、オプションであっても、組み合わされて、より少ないステップおよび動作にされても、またはさらなるステップおよび動作に拡大されてもよい。
【0053】
図6は、本明細書で説明される少なくとも一部の実施形態により構成された、ロケーション情報に少なくとも部分的に基づいて、オンライン投稿の信頼性を判定するのに利用され得る例示的なコンピュータプログラム製品を示す。
【0054】
プログラム製品600が、信号担持媒体602を含み得る。信号担持媒体602は、たとえば、プロセッサによって実行されると、
図1〜
図5に関連して前述した機能をもたらすことが可能な1つまたは複数の命令604を含み得る。例として、命令604は、対応するオンライン投稿が投稿された出所のロケーションに少なくとも部分的に基づいて、複数のオンライン投稿の各投稿の信頼性を判定するための1つまたは複数の命令と、判定された信頼性に少なくとも部分的に基づいて、複数のオンライン投稿を選別するための1つまたは複数の命令とを含むことが可能である。このため、たとえば、
図1を参照すると、サーバ100が、命令604に応答して、
図3に示されるブロックのうちの1つまたは複数を行うことが可能である。
【0055】
一部の実装形態において、信号担持媒体602は、ハードディスクドライブ、CD、DVD、デジタルテープ、メモリなどの、ただし、以上には限定されないコンピュータ可読媒体606を包含することが可能である。一部の実装形態において、信号担持媒体602は、メモリ、読取り/書込み(R/W)CD、R/W DVDなどの、ただし、以上には限定されない記録可能媒体608を包含することが可能である。一部の実装形態において、信号担持媒体602は、デジタル通信媒体および/またはアナログ通信媒体(たとえば、光ファイバケーブル、導波管、有線通信リンク、ワイヤレス通信リンクなど)などの、ただし、以上には限定されない通信媒体610を包含することが可能である。このため、たとえば、プログラム製品600は、RF信号担持媒体602によってサーバ100の1つまたは複数のモジュールに伝えられることが可能であり、ただし、信号担持媒体602は、ワイヤレス通信媒体610(たとえば、IEEE802.11標準に準拠するワイヤレス通信媒体)によって伝えられる。
【0056】
図7は、本明細書で説明される少なくとも一部の実施形態により構成された、ロケーション情報に少なくとも部分的に基づいて、オンライン投稿の信頼性を判定し、さらに/または1つもしくは複数のオンライン投稿に関する検索要求に応答して検索結果をもたらすのに利用され得る例示的なコンピューティングデバイスを示すブロック図である。
【0057】
これらの実施例において、コンピューティングデバイス700の要素が、サーバのために配置される、または構成されることが可能である。非常に基本的な構成702において、コンピューティングデバイス700は、通常、1つまたは複数のプロセッサ704と、システムメモリ706とを含む。メモリバス708が、プロセッサ704とシステムメモリ706の間で通信するために使用され得る。
【0058】
所望される構成に依存して、プロセッサ704は、マイクロプロセッサ(μP)、マイクロコントローラ(μC)、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、またはそれらの任意の組合せを含むが、以上には限定されない任意のタイプのものであることが可能である。プロセッサ704は、レベル1キャッシュ710およびレベル2キャッシュ712、プロセッサコア714、ならびにレジスタ716などの1つまたは複数のレベルのキャッシングを含み得る。例示的なプロセッサコア714は、算術論理演算装置(ALU)、浮動小数点数演算装置(FPU)、デジタル信号処理コア(DSPコア)、またはそれらの任意の組合せを含み得る。また、例示的なメモリコントローラ718が、プロセッサ704と一緒に使用されることも可能であり、または一部の実装形態において、メモリコントローラ718が、プロセッサ704と一体化していてもよい。
【0059】
所望される構成に依存して、システムメモリ706は、揮発性メモリ(RAMなど)、不揮発性メモリ(ROM、フラッシュメモリなど)、またはそれらの任意の組合せを含むが、以上には限定されない任意のタイプのものであることが可能である。システムメモリ706は、オペレーティングシステム720、1つまたは複数のアプリケーション722、およびプログラムデータ724を含み得る。アプリケーション722は、
図1に示されるサーバ100アーキテクチャに関して説明した作用を含む、または
図3〜
図5に関して説明した作用を含む、本明細書で説明される機能を実行するように構成されることが可能な命令726を含み得る。一部の実施例において、アプリケーション722は、本明細書で説明される電子デバイスに関する命令が実施されるようにオペレーティングシステム720上でプログラムデータ724を操作するように構成され得る。
【0060】
コンピューティングデバイス700は、基本構成702と要求される任意のデバイスおよびインターフェースの間の通信を円滑にする、さらなる特徴もしくは機能、およびさらなるインターフェースを有することが可能である。たとえば、バス/インターフェースコントローラ730が、ストレージインターフェースバス734を介して基本構成702と1つまたは複数のデータ記憶装置732の間の通信を円滑にするのに使用され得る。データ記憶装置732は、取外し式ストレージデバイス736であっても、非取外し式ストレージデバイス738であっても、それらの組合せであってもよい。取外し式ストレージデバイスおよび非取外し式ストレージデバイスの例には、いくつかを挙げると、フレキシブルディスクドライブやハードディスクドライブ(HDD)などの磁気ディスクデバイス、コンパクトディスク(CD)ドライブまたはデジタルバーサタイルディスク(DVD)ドライブなどの光ディスクドライブ、ソリッドステートドライブ(SSD)、およびテープドライブが含まれる。例示的なコンピュータ記憶媒体には、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、または他のデータなどの情報を格納するために任意の方法または技術で実装された揮発性媒体および不揮発性媒体、取外し式媒体および非取外し式媒体が含まれ得る。
【0061】
システムメモリ706、取外し式ストレージデバイス736、および非取外し式ストレージデバイス738は、コンピュータ記憶媒体の例である。コンピュータ記憶媒体には、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリもしくは他のメモリ技術、CD−ROM、デジタルバーサタイルディスク(DVD)もしくは他の光ストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気ストレージデバイス、または所望される情報を格納するのに使用され得、コンピューティングデバイス700によってアクセスされ得る他の任意の媒体が含まれるが、以上には限定されない。任意のそのようなコンピュータ記憶媒体が、コンピューティングデバイス700の一部であり得る。
【0062】
また、コンピューティングデバイス700は、バス/インターフェースコントローラ730を介したさまざまなインターフェースデバイス(たとえば、出力デバイス742、周辺インターフェース744、および通信装置746)からの基本構成702に対する通信を円滑にするためのインターフェースバス740を含むことも可能である。例示的な出力デバイス742には、1つまたは複数のA/Vポート752を介してディスプレイまたはスピーカなどのさまざまな外部デバイスに通信するように構成され得る、グラフィック処理ユニット748およびオーディオ処理ユニット750が含まれる。例示的な周辺インターフェース744には、1つまたは複数のI/Oポート758を介して入力デバイス(たとえば、キーボード、マウス、ペン、音声入力デバイス、タッチ入力デバイスなど)または他の周辺デバイス(たとえば、プリンタ、スキャナなど)などの外部デバイスと通信するように構成され得るシリアルインターフェースコントローラ754またはパラレルインターフェースコントローラ756が含まれる。例示的な通信装置746には、1つまたは複数の通信ポート764経由でネットワーク通信リンクを介して他の1つまたは複数のコンピューティングデバイス762との通信を円滑にするように構成され得るネットワークコントローラ760が含まれる。
【0063】
ネットワーク通信リンクは、通信媒体の一例であり得る。通信媒体は、通常、搬送波または他のトランスポート機構などの変調されたデータ信号内のコンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、または他のデータによって実現されることが可能であり、任意の情報配信媒体を含むことが可能である。「変調されたデータ信号」とは、信号内に情報を符号化するように信号の特性のうちの1つまたは複数が設定されている、または変更されている信号であり得る。例として、限定としてではなく、通信媒体には、有線ネットワークもしくは直接配線接続などの有線媒体、ならびに音響媒体、無線周波数(RF)媒体、マイクロ波媒体、赤外線(IR)媒体、および他のワイヤレス媒体などのワイヤレス媒体が含まれ得る。本明細書で使用されるコンピュータ可読媒体という用語には、記憶媒体と通信媒体が共に含まれ得る。
【0064】
コンピューティングデバイス700は、セル電話機、携帯情報端末(PDA)、パーソナルメディアプレーヤデバイス、ワイヤレスウェブウォッチデバイス、パーソナルヘッドセットデバイス、特定用途向けデバイス、または前述の機能のいずれかを含むハイブリッドデバイスなどのスモールフォームファクタポータブル(またはモバイル)電子デバイスの一部分として実装され得る。また、コンピューティングデバイス700は、ラップトップコンピュータ構成と非ラップトップコンピュータ構成の両方を含むパーソナルコンピュータとして実装されることも可能である。
【0065】
本開示は、さまざまな態様の例示であることが意図される、本出願において説明される特定の実施形態に関連して限定されない。当業者には明白となるように、本開示の趣旨および範囲を逸脱することなく、多くの変形および変更が行われ得る。本明細書で列挙される方法および装置に加えて、本開示の範囲に含まれる機能的に均等の方法および装置が、上述の説明から当業者には明白となろう。そのような変形および変更は、添付の特許請求の範囲に含まれることが意図される。本開示は、添付の特許請求の範囲、ならびにそのような特許請求の範囲に認められる均等物の完全な範囲に関連してのみ限定されるべきである。本開示は、むろん、さまざまであり得る特定の方法、試薬、化合物、構成物、または生物系に限定されないことを理解されたい。また、本明細書で使用される用語は、特定の実施形態を説明することだけを目的としており、限定することは意図していないことも理解されたい。
【0066】
本明細書における実質的にすべての複数形および/または単数形の用語の使用に対して、当業者は、状況および/または用途に適切なように、複数形から単数形に、および/または単数形から複数形に変換することができる。さまざまな単数形/複数形の置き換えは、理解しやすいように、本明細書で明確に説明することができる。
【0067】
通常、本明細書において、特に添付の特許請求の範囲(たとえば、添付の特許請求の範囲の本体部)において使用される用語は、全体を通じて「オープンな(open)」用語として意図されていることが、当業者には理解されよう(たとえば、用語「含む(including)」は、「含むがそれに限定されない(including but not limited to)」と解釈されるべきであり、用語「有する(having)」は、「少なくとも有する(having at least)」と解釈されるべきであり、用語「含む(includes)」は、「含むがそれに限定されない(includes but is not limited to)」と解釈されるべきである、など)。導入される請求項で具体的な数の記載が意図される場合、そのような意図は、当該請求項において明示的に記載されることになり、そのような記載がない場合、そのような意図は存在しないことが、当業者にはさらに理解されよう。たとえば、理解の一助として、添付の特許請求の範囲は、導入句「少なくとも1つの(at least one)」および「1つまたは複数の(one or more)」を使用して請求項の記載を導くことを含む場合がある。しかし、そのような句の使用は、同一の請求項が、導入句「1つまたは複数の」または「少なくとも1つの」および「a」または「an」などの不定冠詞を含む場合であっても、不定冠詞「a」または「an」による請求項の記載の導入が、そのように導入される請求項の記載を含む任意の特定の請求項を、単に1つのそのような記載を含む実施形態に限定する、ということを示唆していると解釈されるべきではない(たとえば、「a」および/または「an」は、「少なくとも1つの」または「1つまたは複数の」を意味すると解釈されるべきである)。同じことが、請求項の記載を導入するのに使用される定冠詞の使用にも当てはまる。また、導入される請求項の記載で具体的な数が明示的に記載されている場合でも、そのような記載は、少なくとも記載された数を意味すると解釈されるべきであることが、当業者には理解されよう(たとえば、他の修飾語なしでの「2つの記載(two recitations)」の単なる記載は、少なくとも2つの記載、または2つ以上の記載を意味する)。さらに、「A、BおよびC、などの少なくとも1つ」に類似の慣例表現が使用されている事例では、通常、そのような構文は、当業者がその慣例表現を理解するであろう意味で意図されている(たとえば、「A、B、およびCの少なくとも1つを有するシステム」は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AおよびBを共に、AおよびCを共に、BおよびCを共に、ならびに/またはA、B、およびCを共に、などを有するシステムを含むが、それに限定されない)。「A、B、またはC、などの少なくとも1つ」に類似の慣例表現が使用されている事例では、通常、そのような構文は、当業者がその慣例表現を理解するであろう意味で意図されている(たとえば、「A、B、またはCの少なくとも1つを有するシステム」は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AおよびBを共に、AおよびCを共に、BおよびCを共に、ならびに/またはA、B、およびCを共に、などを有するシステムを含むが、それに限定されない)。2つ以上の代替用語を提示する事実上いかなる離接する語および/または句も、明細書、特許請求の範囲、または図面のどこにあっても、当該用語の一方(one of the terms)、当該用語のいずれか(either of the terms)、または両方の用語(both terms)を含む可能性を企図すると理解されるべきであることが、当業者にはさらに理解されよう。たとえば、句「AまたはB」は、「A」または「B」あるいは「AおよびB」の可能性を含むことが理解されよう。
【0068】
さらに、本開示の特徴または態様がマーカッシュグループに関連して説明される場合、本開示は、その結果、そのマーカッシュグループの任意の個別のメンバ、またはサブグループのメンバに関連しても説明されることが当業者には認識されよう。
【0069】
当業者には理解されるとおり、書面の説明を与えることに関してなど、事実上、本明細書で開示されるすべての範囲は、その範囲の可能なすべての部分的範囲、およびその範囲の部分的範囲の組合せも包含する。いずれのリストアップされる範囲も、少なくとも等しい1/2、1/3、1/4、1/5、1/10などに細分された同一の範囲を十分に説明し、可能にするものと容易に認識され得る。限定しない例として、本明細書で説明される各範囲は、下1/3、中1/3、および上1/3などに容易に細分され得る。当業者には理解されるとおり、「〜まで」、「少なくとも〜」などのすべての言い回しは、記載される数を含み、前述したとおり、部分的範囲にその後、細分され得る範囲を指す。最後に、当業者には理解されるとおり、範囲は、個別の各メンバを含む。このため、たとえば、1〜3のセルを有するグループとは、1つのセル、2つのセル、または3つのセルを有するグループを指す。同様に、1〜5のセルを有するグループとは、1つのセル、2つのセル、3つのセル、4つのセル、または5つのセルを有するグループを指すといった具合である。
【0070】
以上のことから、本開示のさまざまな実施形態は、例示の目的で本明細書において説明されてきたこと、および本開示の範囲および趣旨を逸脱することなく、さまざまな変形が行われ得ることが認識されよう。したがって、本明細書で開示されるさまざまな実施形態は、限定することは意図しておらず、真の範囲および趣旨は、以下の特許請求の範囲によって示される。