特許第5969076号(P5969076)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】5969076
(24)【登録日】2016年7月15日
(45)【発行日】2016年8月10日
(54)【発明の名称】エレベータ
(51)【国際特許分類】
   B66B 7/06 20060101AFI20160728BHJP
【FI】
   B66B7/06 G
【請求項の数】1
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2015-50491(P2015-50491)
(22)【出願日】2015年3月13日
【審査請求日】2015年3月13日
(73)【特許権者】
【識別番号】390025265
【氏名又は名称】東芝エレベータ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100083806
【弁理士】
【氏名又は名称】三好 秀和
(74)【代理人】
【識別番号】100100712
【弁理士】
【氏名又は名称】岩▲崎▼ 幸邦
(74)【代理人】
【識別番号】100101247
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 俊一
(74)【代理人】
【識別番号】100095500
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 正和
(74)【代理人】
【識別番号】100098327
【弁理士】
【氏名又は名称】高松 俊雄
(72)【発明者】
【氏名】戸澤 勝美
【審査官】 芦原 康裕
(56)【参考文献】
【文献】 特開平09−142756(JP,A)
【文献】 特開2014−159328(JP,A)
【文献】 特表2013−535385(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B66B 7/06
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
乗りかご側のメインロープの揺れを検出する第1揺れ検出センサと、
前記第1揺れ検出センサで前記乗りかご側のメインロープの揺れが検出されると、当該揺れを減衰させるように、前記乗りかごと前記メインロープとを接続するロープヒッチ装置を振動させる第1制振装置と、
釣り合いおもり側のメインロープの揺れを検出する第2揺れ検出センサと、
前記第2揺れ検出センサで前記釣り合いおもり側のメインロープの揺れが検出されると、当該揺れを減衰させるように、前記釣り合いおもりと前記メインロープとを接続するロープヒッチ装置を振動させる第2制振装置と、
乗りかご側のコンペンロープの揺れを検出する第3揺れ検出センサと、
前記第3揺れ検出センサで前記乗りかご側のコンペンロープの揺れが検出されると、当該揺れを減衰させるように、前記乗りかごと前記コンペンロープとを接続するロープヒッチ装置を振動させる第3制振装置と、
釣り合いおもり側のコンペンロープの揺れを検出する第4揺れ検出センサと、
前記第2揺れ検出センサで前記釣り合いおもり側のコンペンロープの揺れが検出されると、当該揺れを減衰させるように、前記釣り合いおもりと前記コンペンロープとを接続するロープヒッチ装置を振動させる第4制振装置と
を備えることを特徴とするエレベータ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、ロープ揺れを減衰させるエレベータに関する。
【背景技術】
【0002】
一般のエレベータでは、エレベータ昇降路の上部に巻上機が設置され、巻上機にはメインロープが巻き掛けられている。メインロープの一端部には乗りかごが、メインロープの他端部には釣り合いおもりが吊り下げられている。一方、昇降路の下部にはコンペンシーブが設置され、コンペンシーブにはコンペンロープが巻き掛けられている。コンペンロープの一端部は乗りかごの下部に接続され、コンペンロープの他端部は釣り合いおもりの下部に接続されている。このコンペンロープは、乗りかご及び釣り合いおもりが昇降路内で昇降する際のメインロープの重量変化を相殺する役割を有する。
【0003】
ところで、建物の高層化に伴い、建物の固有振動数が下がってきている。また、メインロープやコンペンロープ(以下、必要に応じてこれらを総称して単にロープと呼ぶ)の固有振動数はロープの長さ、質量と張力とによって決まる。その結果、建物が強風や地震で揺れたときに、ロープの固有振動数が建物の固有振動数に近づいてロープの揺れが大きくなり、ロープが昇降路内の機器や突起物に衝突したり、絡まる可能性がある。ロープが昇降路内の機器や突起物に絡まると、異常が検出され、乗りかごを停止させるため、かご内への乗客の閉じ込め事故が発生する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2006−193256号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そこで、ロープに荷重をかけることで揺れを低減させる技術があるが、その場合、建物やロープに余計な荷重がかかり、破損や劣化を招くことがあるという問題があった。
【0006】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、強風や地震の発生時にロープの揺れを減衰させるエレベータの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するための実施形態によればエレベータは、第1制振装置と第2制振装置と第3制振装置と第4制振装置とを備える。第1制振装置は、乗りかご側のメインロープの揺れが検出されると乗りかごとメインロープとを接続するロープヒッチ装置を振動させる。第2制振装置は、釣り合いおもり側のメインロープの揺れが検出されると釣り合いおもりとメインロープとを接続するロープヒッチ装置を振動させる。第3制振装置は、乗りかご側のコンペンロープの揺れが検出されると乗りかごとコンペンロープとを接続するロープヒッチ装置を振動させる。第4制振装置は、釣り合いおもり側のコンペンロープの揺れが検出されると釣り合いおもりとコンペンロープとを接続するロープヒッチ装置を振動させる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】一実施形態によるエレベータの構成を示す全体図。
図2】一実施形態によるエレベータの、(a)通常時の状態を示す側面図、(b)振動装置の動作時の状態を示す側面図。
図3】一実施形態によるエレベータの動作を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一実施形態によるエレベータの構成について、図1を参照して説明する。
【0010】
本実施形態によるエレベータ1は、建物内の昇降路上部に巻上機2−1およびそらせシーブ2−2が設置され、巻上機2−1、そらせシーブ2−2にはメインロープ3が巻き掛けられている。メインロープ3の一端部には乗りかご4が吊り下げられ、メインロープ3の他端部には釣り合いおもり5が吊り下げられている。一方、昇降路の下部にはコンペンシーブ6−1、6−2が設置され、コンペンシーブ6−1、6−2にはコンペンロープ7が巻き掛けられている。コンペンロープ7の一端部は乗りかご4の下部に接続され、コンペンロープ7の他端部は釣り合いおもり5の下部に接続されている。
【0011】
また、昇降路内上部には、乗りかご4側のメインロープ3の揺れの大きさを検出する第1揺れ検出センサ8と、釣り合いおもり側のメインロープ3の揺れの大きさを検出する第2揺れ検出センサ9とが設置されている。当該エレベータ1が昇降路上部に機械室を備えていない場合は、第1揺れ検出センサ8は巻上機2−1の近傍、好ましくは直下に設置され、第2揺れ検出センサ9はそらせシーブ2−2の近傍、好ましくは直下に設置される。また、当該エレベータ1が昇降路上部に機械室を備えている場合は、第1揺れ検出センサ8は当該機械室内の巻上機2−1の近傍に設置され、第2揺れ検出センサ9は当該機械室内のそらせシーブ2−2の近傍に設置される。
【0012】
また、昇降路下部には、乗りかご4側のコンペンロープ7の揺れの大きさを検出する第3揺れ検出センサ10と、釣り合いおもり側のコンペンロープ7の揺れの大きさを検出する第4揺れ検出センサ11とが設置されている。第3揺れ検出センサ10はコンペンシーブ6−1の近傍、好ましくは直上に設置され、第4揺れ検出センサ11はコンペンシーブ6−2の近傍、好ましくは直上に設置される。
【0013】
上述したような位置に第1揺れ検出センサ8〜第4揺れ検出センサ11をそれぞれ設置することで、他の昇降路内の機器や部材に邪魔されずに設置することができるとともに、乗りかご4や釣り合いおもり5が昇降しても検出不可能になることがなく、高精度な揺れ検出を行うことができる。
【0014】
第1揺れ検出センサ8は、赤外線等の光線を出射する投光器8aと、投光器8aから出射された光線を受光する受光器8bとを有する。投光器8aおよび受光器8bは、乗りかご4側のメインロープ3の正常位置に光軸が形成されるように設置され、乗りかご4側のメインロープ3が揺れていないときには投光器8aから出射された光線がメインロープ3で遮られ、乗りかご4側のメインロープ3に揺れが生じると、周期的な時間間隔で受光器8bにおいて光線が受光される。ここで、光線が周期的に受光されるときの時間間隔は、乗りかご4側のメインロープ3の揺れの大きさにより異なる。
【0015】
同様に、第2揺れ検出センサ9は、赤外線等の光線を出射する投光器9aと、投光器9aから出射された光線を受光する受光器9bとを有する。投光器9aおよび受光器9bは、釣り合いおもり5側のメインロープ3の正常位置に光軸が形成されるように設置され、釣り合いおもり5側のメインロープ3が揺れていないときには投光器9aから出射された光線がメインロープ3で遮られ、釣り合いおもり5側のメインロープ3に揺れが生じると、周期的な時間間隔で受光器9bにおいて光線が受光される。ここで、光線が周期的に受光されるときの時間間隔は、釣り合いおもり5側のメインロープ3の揺れの大きさにより異なる。
【0016】
同様に、第3揺れ検出センサ10は、赤外線等の光線を出射する投光器10aと、投光器10aから出射された光線を受光する受光器10bとを有する。投光器10aおよび受光器10bは、乗りかご4側のコンペンロープ7の正常位置に光軸が形成されるように設置され、乗りかご4側のコンペンロープ7が揺れていないときには投光器10aから出射された光線がコンペンロープ7で遮られ、乗りかご4側のコンペンロープ7に揺れが生じると、周期的な時間間隔で受光器10bにおいて光線が受光される。ここで、光線が周期的に受光されるときの時間間隔は、乗りかご4側のコンペンロープ7の揺れの大きさにより異なる。
【0017】
同様に、第4揺れ検出センサ11は、赤外線等の光線を出射する投光器11aと、投光器11aから出射された光線を受光する受光器11bとを有する。投光器11aおよび受光器11bは、釣り合いおもり5側のコンペンロープ7の正常位置に光軸が形成されるように設置され、釣り合いおもり5側のコンペンロープ7が揺れていないときには投光器11aから出射された光線がコンペンロープ7で遮られ、釣り合いおもり5側のコンペンロープ7に揺れが生じると、周期的な時間間隔で受光器11bにおいて光線が受光される。ここで、光線が周期的に受光されるときの時間間隔は、釣り合いおもり5側のコンペンロープ7の揺れの大きさにより異なる。
【0018】
また、乗りかご4とメインロープ3とはロープヒッチ装置12により接続され、ロープヒッチ装置12には、第1揺れ検出センサ8に接続された制振装置13が固定されている。
【0019】
ロープヒッチ装置12およびこれに固定された制振装置13の構成について、図2(a)を参照して説明する。図2(a)は、メインロープ3が揺れていないときの状態を示したものである。
【0020】
本実施形態においてメインロープ3はロープ3aおよび3bの2本からなり、ロープヒッチ装置12は、ロープ3a、3bがそれぞれ挿通され、横方向(長軸方向)に可動な可動板121と、可動板121を挿通した乗りかご4側のロープ3a、3bに装着されたバネ部材122a、122bとを有する。
【0021】
可動板121の乗りかご4側とは逆の面には、制振装置13が固着されている。制振装置13は、ロープ3a、3bの位置から横方向(長軸方向)にそれぞれ所定距離を有する位置に固着された振動装置13a、13bを有する。振動装置13a、13bは、第1揺れ検出センサ8で予め設定された許容範囲を超える大きさのメインロープ3の揺れが検出されると、ロープ3a、3bを挿通した可動板121を横方向に振動させることで、ロープ3a、3bの揺れを減衰させる。
【0022】
図2(b)は、振動装置13a、13bにより可動板121が振動され、これによりロープ3a、3bが移動した状態を示す。
【0023】
また、釣り合いおもり5とメインロープ3とはロープヒッチ装置14により接続され、ロープヒッチ装置14には、第2揺れ検出センサ9に接続された制振装置15が固定されている。ロープヒッチ装置14は、ロープ3a、3bがそれぞれ挿通され、横方向(長軸方向)に可動な可動板141(図示せず。以下、ロープヒッチ装置14および制振装置15内の各部材についても同様。)と、可動板141を挿通した釣り合いおもり5側のロープ3a、3bに装着されたバネ部材142a、142bとを有し、可動板141の釣り合いおもり5側とは逆の面には、振動装置15aおよび15bを有する制振装置15が固着されている。そして、振動装置15a、15bは、第2揺れ検出センサ9で予め設定された許容範囲を超える大きさのメインロープ3の揺れが検出されると、ロープ3a、3bを挿通した可動板141を横方向に振動させることで、ロープ3a、3bの揺れを減衰させる。
【0024】
また、乗りかご4とコンペンロープ7とはロープヒッチ装置16により接続され、ロープヒッチ装置16には、第3揺れ検出センサ10に接続された制振装置17が固定されている。ロープヒッチ装置16は、コンペンロープ7が挿通され、横方向(長軸方向)に可動な可動板161(図示せず。以下、ロープヒッチ装置16および制振装置17内の各部材についても同様。)と、可動板161を挿通した乗りかご4側のコンペンロープ7に装着されたバネ部材162とを有し、可動板161の乗りかご4側とは逆の面には、振動装置17aおよび17bを有する制振装置17が固着されている。そして、振動装置17a、17bは、第3揺れ検出センサ10で予め設定された許容範囲を超える大きさのコンペンロープ7の揺れが検出されると、コンペンロープ7を挿通した可動板161を横方向に振動させることで、コンペンロープ7の揺れを減衰させる。
【0025】
また、釣り合いおもり5とコンペンロープ7とはロープヒッチ装置18により接続され、ロープヒッチ装置18には、第4揺れ検出センサ9に接続された制振装置19が固定されている。ロープヒッチ装置18は、コンペンロープ7が挿通され、横方向(長軸方向)に可動な可動板181(図示せず。以下、ロープヒッチ装置18および制振装置19内の各部材についても同様。)と、可動板181を挿通した釣り合いおもり5側のコンペンロープ7に装着されたバネ部材182とを有し、可動板181の釣り合いおもり5側とは逆の面には、振動装置19aおよび19bを有する制振装置19が固着されている。そして、振動装置19a、19bは、第4揺れ検出センサ11で予め設定された許容範囲を超える大きさのコンペンロープ7の揺れが検出されると、コンペンロープ7を挿通した可動板181を横方向に振動させることで、コンペンロープ7の揺れを減衰させる。
【0026】
上述したように構成されたエレベータ1において、それぞれ接続された揺れ検出センサと制振装置との間で実行される処理について、図3のシーケンス図を参照して説明する。ここでは、第1揺れ検出センサ8と制振装置13との間で実行される処理を例に説明する。
【0027】
まず、第1揺れ検出センサ8でメインロープ3の揺れが検出されると(S1)、検出結果に基づいて、当該揺れの大きさが予め設定された許容範囲内であるか否かが判定される(S2)。判定の結果、メインロープ3の揺れの大きさが許容範囲を超えていると判定されたとき(S2の「NO」)、揺れ検出センサ8において制振動作開始信号が生成され、制振装置13に送信される(S3)。
【0028】
制振装置13では、制振動作開始信号が受信されると(S4)、メインロープ3の揺れを打ち消すように、振動装置13a、13bの振動による制振動作が開始される(S5)。
【0029】
揺れ検出センサ8では、制振動作開始信号を送信した後、メインロープ3の揺れの大きさが許容範囲内に収まったか否かが所定時間間隔で判定され(S6)、許容範囲内に収まったと判定されたとき(S6の「YES」)には、制振動作停止信号が生成され、制振装置に送信される(S7)。
【0030】
制振装置13では、制振動作停止信号が受信されると(S8)、振動装置13a、13bの振動による制振動作が停止される(S9)。
【0031】
第2揺れ検出センサ9と制振装置15、第3揺れ検出センサ10と制振装置17、および、第4揺れ検出センサ11と制振装置19においても、同様の処理が実行される。
【0032】
以上の本実施形態によれば、乗りかご側のメインロープ、釣り合いおもり側のメインロープ、乗りかご側のコンペンロープ、釣り合いおもり側のコンペンロープのそれぞれについて、揺れの発生を監視し、所定範囲を超える揺れが発生したときにはそれぞれ対応するロープヒッチ装置を振動させることで、揺れを打ち消して減衰させることができる。
【0033】
上述した実施形態において、第1揺れ検出センサ8〜第4揺れ検出センサ11で検出された情報を、既存のエレベータ制御盤(図示せず)に送信し、制振装置による動作を開始させてから所定時間が経過してもロープの揺れが減衰されない場合には、エレベータ制御盤から乗りかごの昇降を停止させるように指示を出力させてもよい。このように制御することにより、乗りかご内の利用者の安全を確保し、またエレベータ内の機器の破損を防止することができる。ここで、第1揺れ検出センサ8〜第4揺れ検出センサ11で検出した情報をエレベータ制御盤に送信する際は、無線送信、有線送信のいずれであってもよい。
【0034】
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0035】
1…エレベータ、2−1…巻上機、2−2…そらせシーブ、3…メインロープ、3a、3b…ロープ、6−1,6−2…コンペンシーブ、7…コンペンロープ、8、9、10、11…揺れ検出センサ、8a、9a、10a、11a…投光器、8b、9b、10b、11b…受光器、12、14、16、18…ロープヒッチ装置、13、15、17、19…制振装置、13a、13b、15a、15b、17a、17b、19a、19b…振動装置、121、141、161、181…可動板、122a、122b、142a、142b、172、182…バネ部材
【要約】
【課題】強風や地震の発生時にロープの揺れを減衰させるエレベータを提供する。
【解決手段】実施形態によればエレベータは、第1制振装置と第2制振装置と第3制振装置と第4制振装置とを備える。第1制振装置は、乗りかご側のメインロープの揺れが検出されると乗りかごとメインロープとを接続するロープヒッチ装置を振動させる。第2制振装置は、釣り合いおもり側のメインロープの揺れが検出されると釣り合いおもりとメインロープとを接続するロープヒッチ装置を振動させる。第3制振装置は、乗りかご側のコンペンロープの揺れが検出されると乗りかごとコンペンロープとを接続するロープヒッチ装置を振動させる。第4制振装置は、釣り合いおもり側のコンペンロープの揺れが検出されると釣り合いおもりとコンペンロープとを接続するロープヒッチ装置を振動させる。
【選択図】図1
図1
図2
図3