(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】5969100
(24)【登録日】2016年7月15日
(45)【発行日】2016年8月10日
(54)【発明の名称】情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
(51)【国際特許分類】
G06F 17/30 20060101AFI20160728BHJP
G06Q 50/12 20120101ALI20160728BHJP
G06Q 30/02 20120101ALI20160728BHJP
【FI】
G06F17/30 170Z
G06F17/30 380E
G06Q50/12
G06Q30/02 470
【請求項の数】12
【全頁数】14
(21)【出願番号】特願2015-201753(P2015-201753)
(22)【出願日】2015年10月13日
【審査請求日】2015年10月15日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】500175565
【氏名又は名称】株式会社ぐるなび
(74)【代理人】
【識別番号】100104215
【弁理士】
【氏名又は名称】大森 純一
(74)【代理人】
【識別番号】100196575
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 満
(74)【代理人】
【識別番号】100117330
【弁理士】
【氏名又は名称】折居 章
(74)【代理人】
【識別番号】100160989
【弁理士】
【氏名又は名称】関根 正好
(74)【代理人】
【識別番号】100168181
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 哲平
(74)【代理人】
【識別番号】100168745
【弁理士】
【氏名又は名称】金子 彩子
(74)【代理人】
【識別番号】100170346
【弁理士】
【氏名又は名称】吉田 望
(74)【代理人】
【識別番号】100176131
【弁理士】
【氏名又は名称】金山 慎太郎
(74)【代理人】
【識別番号】100197398
【弁理士】
【氏名又は名称】千葉 絢子
(74)【代理人】
【識別番号】100197619
【弁理士】
【氏名又は名称】白鹿 智久
(72)【発明者】
【氏名】西澤 潔
(72)【発明者】
【氏名】上川 友希
【審査官】
齊藤 貴孝
(56)【参考文献】
【文献】
特開2015−176165(JP,A)
【文献】
国際公開第2012/147374(WO,A1)
【文献】
特表2008−525913(JP,A)
【文献】
特開2015−084166(JP,A)
【文献】
特開2013−218376(JP,A)
【文献】
特開2012−203587(JP,A)
【文献】
特開2010−044712(JP,A)
【文献】
国際公開第2013/047638(WO,A1)
【文献】
特開2009−245276(JP,A)
【文献】
特開2009−245275(JP,A)
【文献】
特開2009−245274(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 17/30
G06Q 30/02
G06Q 50/12
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の飲食店が提供可能な複数のメニューに関するメニュー情報を含む飲食店情報を記憶する記憶手段と、
ユーザ端末と通信可能な通信手段と、
前記ユーザ端末からメニュー名を検索条件とする飲食店検索要求を受信した場合に、前記飲食店情報を基に、前記メニュー名に対応するメニューを前記メニュー情報に含む飲食店毎の飲食店情報欄一覧を生成し、当該飲食店情報欄一覧上で各飲食店が提供可能なメニューのうち前記メニュー名に対応する少なくとも1つのメニューを示す対応メニュー情報を掲載した検索結果ページを前記ユーザ端末へ送信するように前記通信手段を制御可能な制御手段と
を具備し、
前記制御手段は、前記検索条件とされたメニュー名に対応する複数のメニューを前記メニュー情報に含む飲食店が検索された場合に、当該複数のメニューから抽出された1つのメニューを前記各飲食店情報欄に掲載し、前記飲食店情報欄一覧において、1つの飲食店について複数の飲食店情報欄が生成されないように前記検索結果ページを制御する
情報処理装置。
【請求項2】
請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記制御手段は、前記対応メニュー情報に、前記記憶されたメニュー情報を基に生成されたメニュー一覧ページへのハイパーリンクを設定する
情報処理装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の情報処理装置であって、
前記制御手段は、前記各飲食店情報欄に掲載する対応メニュー情報の数を、当該飲食店情報欄について設定される面積に応じて決定する
情報処理装置。
【請求項4】
請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理装置であって、
前記制御手段は、前記検索条件として前記メニュー名と前記メニュー名以外のキーワードとが含まれている場合に、当該メニュー名以外のキーワードの数が少ないほど、前記各飲食店情報欄における前記対応メニュー情報の掲載優先度を高く設定する
情報処理装置。
【請求項5】
複数の飲食店が提供可能な複数のメニューに関するメニュー情報と、前記各飲食店に関する複数の画像データを含む飲食店情報を記憶する記憶手段と、
ユーザ端末と通信可能な通信手段と、
前記ユーザ端末からメニュー名を検索条件とする飲食店検索要求を受信した場合に、前記飲食店情報を基に、前記メニュー名に対応するメニューを前記メニュー情報に含む飲食店毎の飲食店情報欄一覧を生成し、当該飲食店情報欄一覧上で各飲食店が提供可能なメニューのうち前記メニュー名に対応する少なくとも1つのメニューを示す対応メニュー情報を掲載した検索結果ページを前記ユーザ端末へ送信するように前記通信手段を制御可能な制御手段と
を具備し、
前記制御手段は、前記各飲食店情報欄に、1つの飲食店に関する複数の画像データから抽出された、前記検索条件とされたメニュー名に対応する画像データを掲載する
情報処理装置。
【請求項6】
請求項5に記載の情報処理装置であって、
前記制御手段は、前記対応メニュー情報に、前記記憶されたメニュー情報を基に生成されたメニュー一覧ページへのハイパーリンクを設定する
情報処理装置。
【請求項7】
請求項5または6に記載の情報処理装置であって、
前記制御手段は、前記各飲食店情報欄に掲載する対応メニュー情報の数を、当該飲食店情報欄について設定される面積に応じて決定する
情報処理装置。
【請求項8】
請求項5乃至7のいずれかに記載の情報処理装置であって、
前記制御手段は、前記検索条件として前記メニュー名と前記メニュー名以外のキーワードとが含まれている場合に、当該メニュー名以外のキーワードの数が少ないほど、前記各飲食店情報欄における前記対応メニュー情報の掲載優先度を高く設定する
情報処理装置。
【請求項9】
情報処理装置の通信部により、ユーザ端末からメニュー名を検索条件とする飲食店検索要求を受信し、
前記情報処理装置の制御部により、複数の飲食店が提供可能な複数のメニューに関するメニュー情報を含む飲食店情報を基に、前記メニュー名に対応するメニューを前記メニュー情報に含む飲食店毎の飲食店情報欄一覧を生成し、
前記通信部により、前記飲食店情報欄一覧上で各飲食店が提供可能なメニューのうち前記メニュー名に対応する少なくとも1つのメニューを示す対応メニュー情報を掲載した検索結果ページを前記ユーザ端末へ送信し、
前記検索条件とされたメニュー名に対応する複数のメニューを前記メニュー情報に含む飲食店が検索された場合に、前記制御部により、当該複数のメニューから抽出された1つのメニューを前記各飲食店情報欄に掲載し、前記飲食店情報欄一覧において、1つの飲食店について複数の飲食店情報欄が生成されないように前記検索結果ページを制御する
情報処理方法。
【請求項10】
情報処理装置の通信部により、ユーザ端末からメニュー名を検索条件とする飲食店検索要求を受信し、
前記情報処理装置の制御部により、複数の飲食店が提供可能な複数のメニューに関するメニュー情報を含む飲食店情報を基に、前記メニュー名に対応するメニューを前記メニュー情報に含む飲食店毎の飲食店情報欄一覧を生成し、
前記通信部により、前記飲食店情報欄一覧上の各飲食店情報欄に、各飲食店が提供可能なメニューのうち前記メニュー名に対応する少なくとも1つのメニューを示す対応メニュー情報と、1つの飲食店に関する複数の画像データから抽出された、前記検索条件とされたメニュー名に対応する画像データとを掲載した検索結果ページを前記ユーザ端末へ送信する
情報処理方法。
【請求項11】
情報処理装置に、
ユーザ端末からメニュー名を検索条件とする飲食店検索要求を受信するステップと、
複数の飲食店が提供可能な複数のメニューに関するメニュー情報を含む飲食店情報を基に、前記メニュー名に対応するメニューを前記メニュー情報に含む飲食店毎の飲食店情報欄一覧を生成するステップと、
前記飲食店情報欄一覧上で各飲食店が提供可能なメニューのうち前記メニュー名に対応する少なくとも1つのメニューを示す対応メニュー情報を掲載した検索結果ページを前記ユーザ端末へ送信するステップと、
前記検索条件とされたメニュー名に対応する複数のメニューを前記メニュー情報に含む飲食店が検索された場合に、当該複数のメニューから抽出された1つのメニューを前記各飲食店情報欄に掲載し、前記飲食店情報欄一覧において、1つの飲食店について複数の飲食店情報欄が生成されないように前記検索結果ページを制御するステップと
を実行させるプログラム。
【請求項12】
情報処理装置に、
ユーザ端末からメニュー名を検索条件とする飲食店検索要求を受信するステップと、
複数の飲食店が提供可能な複数のメニューに関するメニュー情報を含む飲食店情報を基に、前記メニュー名に対応するメニューを前記メニュー情報に含む飲食店毎の飲食店情報欄一覧を生成するステップと、
前記飲食店情報欄一覧上の各飲食店情報欄に、各飲食店が提供可能なメニューのうち前記メニュー名に対応する少なくとも1つのメニューを示す対応メニュー情報と、1つの飲食店に関する複数の画像データから抽出された、前記検索条件とされたメニュー名に対応する画像データとを掲載した検索結果ページを前記ユーザ端末へ送信するステップと
を実行させるプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、飲食店に関する情報を提供可能な情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、所在地やカテゴリ等によって飲食店を検索し、検索された飲食店の情報を提供可能な飲食店情報提供システムが存在する。
【0003】
例えば、下記特許文献1には、ユーザが、日本食、中華料理、洋食等の希望の食事の種類を入力すると、車両の現在地周辺と当該入力された食事の種類を検索条件としてレストランを検索し、当該条件に合致するレストランの一覧を表示し、ユーザが1つのレストランを選択すると、そのレストランが提供するメニューの一覧を表示し、当該メニューの一覧からユーザがメニューを選択して来店時刻を指定すると、当該来店時刻にて当該レストランを予約するカーナビゲーションシステムが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2002−310686号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、日本食、中華料理といった飲食店のカテゴリによって飲食店を検索することはできるものの、そのカテゴリに属するメニューの中でユーザが食べたいメニューを見つけるには、上記検索された飲食店の一覧中から1つの飲食店を選択し、さらにメニューの一覧を表示させて希望のメニューを見つける必要がある。
【0006】
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、ユーザが関心のあるメニュー名を検索条件として飲食店を検索し、その検索結果の一覧において当該メニュー名に対応する各飲食店のメニューをユーザに把握させ、それにより飲食店の選択をしやすくすることが可能な情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る情報処理装置は、記憶手段と、通信手段と、制御手段とを有する。上記記憶手段は、複数の飲食店が提供可能な複数のメニューに関するメニュー情報を含む飲食店情報を記憶する。上記通信手段は、ユーザ端末と通信可能である。上記制御手段は、上記ユーザ端末からメニュー名を検索条件とする飲食店検索要求を受信した場合に、上記飲食店情報を基に、上記メニュー名に対応するメニューを上記メニュー情報に含む飲食店毎の飲食店情報欄一覧を生成する。さらに制御手段は、当該飲食店情報欄一覧上で各飲食店が提供可能なメニューのうち上記メニュー名に対応する少なくとも1つのメニューを示す対応メニュー情報を掲載した検索結果ページを上記ユーザ端末へ送信するように上記通信手段を制御する。
【0008】
これにより情報処理装置は、ユーザが関心のあるメニューのメニュー名を検索条件として飲食店を検索すると、その検索結果の飲食店情報欄の一覧において当該メニュー名に対応する各飲食店のメニューを表示させることで、当該一覧上から当該メニュー名をユーザに把握させることができ、当該一覧上のメニュー名を基にユーザに希望の飲食店を選択させることができる。ここで上記飲食店情報欄一覧には、それぞれ異なる飲食店の飲食店情報欄が掲載される。すなわち、上記飲食店情報欄毎の上記対応メニュー情報の掲載数が1つである場合、上記飲食店情報欄一覧上の飲食店情報に対応する飲食店の総数と、上記対応メニュー情報の総数とは一致する。
【0009】
上記制御手段は、上記対応メニュー情報に、上記記憶されたメニュー情報を基に生成されたメニュー一覧ページへのハイパーリンクを設定してもよい。
【0010】
これにより情報処理装置は、ユーザが興味のある飲食店においてユーザが主に食べたいメニューと併せてその他のメニューも把握させることができる。
【0011】
上記制御手段は、上記検索条件とされたメニュー名に対応する複数のメニューを上記メニュー情報に含む飲食店が検索された場合に、当該複数のメニューのうち1つのメニューを上記各飲食店情報欄に掲載してもよい。
【0012】
これにより情報処理装置は、飲食店情報欄の表示に必要なスペースが大きくなり一覧性が損なわれるのを防ぐことができる。
【0013】
上記制御手段は、上記各飲食店情報欄に掲載する対応メニュー情報の数を、当該飲食店情報欄について設定される面積に応じて決定してもよい。
【0014】
これにより情報処理装置は、飲食店情報欄の面積に余裕があれば複数の対応メニュー情報を表示させることができる。また、情報処理装置は、上記掲載する対応メニュー情報の数を、上記ユーザ端末における上記検索結果ページのスクロール方向における上記飲食店情報欄の長さに応じて決定してもよい。
【0015】
上記記憶手段は、上記飲食店情報として、上記各飲食店に関する複数の画像データを飲食店毎に記憶してもよい。この場合上記制御手段は、上記各飲食店情報欄に、上記複数の画像データのうち、上記検索条件とされたメニュー名に対応する画像データを掲載してもよい。
【0016】
これにより情報処理装置は、画像によってユーザが食べたいメニューの見た目を容易に把握させることができる。
【0017】
上記制御手段は、上記検索条件として上記メニュー名と上記メニュー名以外のキーワードとが含まれている場合に、当該メニュー名以外のキーワードの数が少ないほど、上記各飲食店情報欄における上記対応メニュー情報の掲載優先度を高く設定してもよい。
【0018】
これにより情報処理装置は、ユーザにとって検索条件としてのメニュー名の重要度が高いほど、対応メニュー情報をユーザに優先的に閲覧させることができる。ここで掲載優先度とは、表示位置(例えば上部であるほど優先度が高い)、フォントサイズ(例えば大きいほど優先度が高い)等である。
【0019】
本発明の他の形態に係る情報処理方法は、
ユーザ端末からメニュー名を検索条件とする飲食店検索要求を受信し、
複数の飲食店が提供可能な複数のメニューに関するメニュー情報を含む飲食店情報を基に、上記メニュー名に対応するメニューを上記メニュー情報に含む飲食店毎の飲食店情報欄一覧を生成し、
上記飲食店情報欄一覧上で各飲食店が提供可能なメニューのうち上記メニュー名に対応する少なくとも1つのメニューを示す対応メニュー情報を掲載した検索結果ページを上記ユーザ端末へ送信することを含む。
【0020】
本発明のまた別の形態に係るプログラムは、情報処理装置に、
ユーザ端末からメニュー名を検索条件とする飲食店検索要求を受信ステップと、
複数の飲食店が提供可能な複数のメニューに関するメニュー情報を含む飲食店情報を基に、上記メニュー名に対応するメニューを上記メニュー情報に含む飲食店毎の飲食店情報欄一覧を生成するステップと、
上記飲食店情報欄一覧上で各飲食店が提供可能なメニューのうち上記メニュー名に対応する少なくとも1つのメニューを示す対応メニュー情報を掲載した検索結果ページを上記ユーザ端末へ送信するステップと
を実行させる。
【発明の効果】
【0021】
以上説明したように、本発明によれば、ユーザが関心のあるメニュー名を検索条件として飲食店を検索し、その検索結果の一覧において当該メニュー名に対応する各飲食店のメニューをユーザに把握させ、それにより飲食店の選択をしやすくすることができる。しかし、当該効果は本発明を限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【
図1】本発明の一実施形態に係る飲食店情報提供システムの構成を示した図である。
【
図2】本発明の一実施形態に係る飲食店情報提供サーバのハードウェア構成を示した図である。
【
図3】本発明の一実施形態に係る飲食店情報提供サーバが有するデータベースの構成を示した図である。
【
図4】本発明の一実施形態に係る飲食店情報提供サーバによる、飲食店情報提供処理の流れを示したフローチャートである。
【
図5】本発明の一実施形態においてユーザ端末上に表示される飲食店検索結果ページの例を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0023】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
【0024】
[システムの構成]
図1は、本実施形態に係る飲食店情報提供システムの構成を示した図である。
【0025】
同図に示すように、このシステムは、インターネット50上の飲食店情報提供サーバ100と、複数のユーザ端末200とを含む。
【0026】
飲食店情報提供サーバ100は、飲食店に関する情報を掲載したポータルサイトを運営するウェブサーバである。飲食店情報提供サーバ100は、複数のユーザ端末200とインターネット50を介して接続されている。
【0027】
飲食店情報提供サーバ100は、上記ポータルサイトにおいて、ユーザ端末200のユーザ向けに飲食店情報の検索システムを提供する。具体的には、飲食店情報提供サーバ100は、ユーザ端末200からの検索要求に基づいて検索条件に合致する飲食店情報を検索し、検索結果を掲載したWebページを生成してユーザ端末200へ送信する。
【0028】
ユーザ端末200(200A,200B,200C...)は、ユーザにより使用される端末であり、例えばスマートフォン、携帯電話、タブレットPC(Personal Computer)、ノートブックPC、デスクトップPC等である。ユーザ端末200は、飲食店情報提供サーバ100へアクセスし、上記Webページを受信してブラウザ等により画面に表示する。
【0029】
ユーザ端末200は、ユーザの操作に基づいて飲食店の検索条件を決定し、当該検索条件に基づく飲食店検索要求を飲食店情報提供サーバ100へ送信する。本実施形態では、飲食店の所在地(最寄駅)やカテゴリ等、予め設定された検索条件をユーザ端末200のユーザが選択することで検索要求の送信が可能なほか、ユーザが検索条件としてフリーワードを入力することで検索要求の送信が可能である。フリーワードは、例えば上記所在地やカテゴリ、飲食店名のほか、メニュー名であってもよい。以下の説明では、検索条件としてのフリーワードとしてメニュー名が含まれる場合について説明する。
【0030】
[飲食店情報提供サーバのハードウェア構成]
図2は、上記飲食店情報提供サーバ100のハードウェア構成を示した図である。同図に示すように、飲食店情報提供サーバ100は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、入出力インタフェース15、及び、これらを互いに接続するバス14を備える。
【0031】
CPU11は、必要に応じてRAM13等に適宜アクセスし、各種演算処理を行いながら飲食店情報提供サーバ100の各ブロック全体を統括的に制御する。ROM12は、CPU11に実行させるOS、プログラムや各種パラメータなどのファームウェアが固定的に記憶されている不揮発性のメモリである。RAM13は、CPU11の作業用領域等として用いられ、OS、実行中の各種アプリケーション、処理中の各種データを一時的に保持する。
【0032】
入出力インタフェース15には、表示部16、操作受付部17、記憶部18、通信部19等が接続される。
【0033】
表示部16は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)、OELD(Organic ElectroLuminescence Display)、CRT(Cathode Ray Tube)等を用いた表示デバイスである。
【0034】
操作受付部17は、例えばマウス等のポインティングデバイス、キーボード、タッチパネル、その他の入力装置である。操作受付部17がタッチパネルである場合、そのタッチパネルは表示部16と一体となり得る。
【0035】
記憶部18は、例えばHDD(Hard Disk Drive)や、フラッシュメモリ(SSD;Solid State Drive)、その他の固体メモリ等の不揮発性メモリである。当該記憶部18には、上記OSや各種アプリケーション、各種データが記憶される。
【0036】
後述するが、特に本実施形態において、記憶部18は、飲食店情報データベース、ユーザ情報データベース、及び嗜好情報データベースを有している。
【0037】
通信部19は、例えばEthernet(登録商標)用のNIC(Network Interface Card)や無線LAN等の無線通信用の各種モジュールであり、上記ユーザ端末200との間の通信処理を担う。
【0038】
なお、図示しないが、ユーザ端末200の基本的なハードウェア構成も上記飲食店情報提供サーバ100のハードウェア構成と略同様である。
【0039】
[飲食店情報提供サーバのデータベース構成]
図3は、上記飲食店情報提供サーバ100が有するデータベースの構成を示した図である。
【0040】
同図に示すように、飲食店情報提供サーバ100は、記憶部18に、飲食店情報データベース31、ユーザ情報データベース32、及びメニュー対応情報データベース33を有している。
【0041】
飲食店情報データベース31は、飲食店毎に、その飲食店の店名や所在位置情報、その飲食店を識別するID(店舗ID)の他、その飲食店の業態・サービスのカテゴリ情報、その飲食店を紹介する内容、すなわち、店舗のPR文等の店舗の特徴を示す情報、飲食店が行うイベント情報、飲食店が立地しているエリア情報、飲食店の住所、電話番号、飲食店に関する(飲食店を紹介する)画像データ、飲食店が提供するメニューに関するメニュー情報、営業時間、ウェブサイトURL等の情報を記憶している。
【0042】
上記メニュー情報は、上記ポータルサイト上の各飲食店のサイトに掲載されるメニューに対応する情報であり、各飲食店が提供可能な複数のメニューのメニュー名を、飲食店毎に記憶している。当該メニュー情報は、例えば前菜/メイン、ランチ/ディナー/コース等のメニューカテゴリ毎に記憶されてもよい。また上記画像データがメニューに対応するものである場合には、当該画像データはメニュー情報と対応付けられた記憶される。
【0043】
上記エリア情報は、例えば都道府県単位のものであるが、市区町村等のより狭い範囲の単位でも情報が記憶されてもよい。上記カテゴリ情報は、例えば和食、中華、イタリアン、フレンチ、焼肉等のメインカテゴリの他、和食における焼き鳥・天ぷら等、イタリアンにおけるパスタ・ピザ等のより詳細なサブカテゴリを含んでいてもよい。
【0044】
ユーザ情報データベース32は、ユーザ端末200を所有する、上記飲食店情報提供サーバ100が提供する上記ポータルサイトを介した飲食店情報サービスの利用者(会員)であるユーザに関する情報を記憶する。具体的には、ユーザ情報データベース32は、ユーザID、パスワード、氏名、メールアドレス、電話番号、住所、年齢(層)、性別、誕生日等の情報をユーザ毎に記憶している。
【0045】
メニュー対応情報データベース33は、上記メニュー情報に含まれる各メニュー名について、表記揺れまたは同義語、別名での表現、よくある誤植等、あいまい(fuzzy)検索用のルールを記憶している。
【0046】
これら各データベースは、後述する飲食店情報提供サーバ100による飲食店情報提供処理において、必要に応じて相互に参照されて用いられる。特に、ユーザ端末200からフリーワードによる飲食店の検索要求があった場合には、上記飲食店情報データベース31内のメニュー情報と併せて、上記メニュー対応情報データベース33も参照される。
【0047】
[飲食店情報提供サーバの動作]
次に、以上のように構成された飲食店情報提供サーバ100の動作について説明する。当該動作は、飲食店情報提供サーバ100のCPU11及び通信部19等のハードウェアと、記憶部18に記憶されたソフトウェアとの協働により実行される。以下の説明では、便宜上、CPU11を動作主体とする。
【0048】
図4は、飲食店情報提供サーバ100による、飲食店情報提供処理の流れを示したフローチャートである。
【0049】
同図に示すように、飲食店情報提供サーバ100のCPU11は、まず、ユーザ端末200から、検索条件としてフリーワードを含む飲食店検索要求を受信したか否かを判断する(ステップ41)。
【0050】
検索条件としてフリーワードを含む検索要求を受信したと判断した場合(Yes)、CPU11は、当該検索条件に合致する飲食店を、上記飲食店情報データベース31から検索する(ステップ42)。
【0051】
続いてCPU11は、上記検索条件に合致する飲食店毎の飲食店情報を上記飲食店情報データベース31から抽出し、当該飲食店情報を基に、飲食店情報掲載欄(店舗カセット)の一覧を生成する(ステップ43)。
【0052】
続いてCPU11は、上記抽出された各飲食店情報中のメニュー情報(メニュー名一覧)に、上記検索条件とされたフリーワードが含まれているか否かを判断する(ステップ44)。
【0053】
上記飲食店情報中のメニュー情報にフリーワードが含まれていないと判断した場合(No)には、上記生成した店舗カセット一覧を検索結果ページとして、検索要求元のユーザ端末200へ送信する(ステップ48)。
【0054】
一方、上記飲食店情報中のメニュー情報にフリーワードが含まれていると判断した場合(Yes)、CPU11は、各飲食店情報のメニュー情報に、当該フリーワードを含むメニュー名が複数存在するか否かを判断する(ステップ45)。
【0055】
上記メニュー情報にフリーワードを含むメニュー名が複数存在していると判断した場合(Yes)、CPU11は、当該複数のメニュー名から1つを抽出する(ステップ46)。当該抽出手法としては、例えば各飲食店のメニュー情報一覧中において、上記複数のメニュー名のうち最上位に掲載されているメニュー名を抽出してもよいし、ランダムに抽出してもよい。
【0056】
上記ステップ46で上記複数のメニュー名から1つのメニュー名を抽出した場合、または上記ステップ45で上記フリーワードを含むメニュー名が1つのみしか存在しなかった場合(No)、CPU11は、当該1つのメニュー名を、フリーワードの対応メニュー情報として店舗カセット内に掲載した上で、当該メニュー名に、当該店舗カセットに対応する飲食店のメニュー一覧情報へのハイパーリンクを設定する(ステップ47)。
【0057】
上記ステップ44〜ステップ47の処理は、上記店舗カセットに対応する飲食店毎に実行される。
【0058】
そしてCPU11は、上記対応メニュー情報を含む店舗カセット一覧を飲食店検索結果ページとして生成し(ステップ48)、それを検索要求元のユーザ端末200へ送信する(ステップ49)。
【0059】
図5は、飲食店情報提供サーバ100によって生成され、各ユーザ端末200の表示部に表示される飲食店検索結果ページの例を示した図である。同図はユーザ端末200がスマートフォンである場合の表示例であり、ユーザ端末200がノートブックPCやタブレットPCである場合には、それらの表示部の大きさに応じて表示態様も異なる。
【0060】
同図に示すように、飲食店検索結果ページは、検索された飲食店毎の店舗カセット54の一覧を含む。この店舗カセット54は1つの飲食店に対して1つのみ設けられており、同じ飲食店について複数の店舗カセット54が設けられることはない。また、当該店舗カセット54の一覧の例えば上部には、エリア/駅名入力ボックス51、フリーワード入力ボックス52及び検索ボタン53が設けられている。
【0061】
これら入力ボックス及び検索ボタン53は、ユーザ端末200が飲食店情報提供サーバ100へ検索要求を送信する際の検索要求画面(図示せず)でも表示され、当該検索結果ページにもそのまま反映されている。同図の例は、上記検索要求画面においてエリア/駅名入力ボックス51に「銀座」が入力され、フリーワード入力ボックス52に「ナポリタン」が入力されて検索ボタン53により検索要求が送信された場合の検索結果ページの例である。
【0062】
各店舗カセット54には、例えば飲食店名、飲食店へのアクセス情報、平均予算情報、当日の空席情報等の基本的な情報や、飲食店紹介画像55が含まれるほか、上記フリーワード入力ボックス52に入力されたフリーワードを含む対応メニュー情報56が含まれる。
【0063】
当該対応メニュー情報56は、上述したように、各飲食店の飲食店情報のメニュー情報中から抽出されたものである。例えばフリーワードとして「ナポリタン」が入力された場合には、当該「ナポリタン」を含む「昔なつかしナポリタン」、「下町のナポリタン」、「特製ナポリタン」といった各飲食店の対応するメニュー情報が対応メニュー情報56として抽出され表示される。
【0064】
上述したように、本実施形態では対応メニュー情報56の掲載数は店舗カセット54に対して1つのみである。したがって、店舗カセット54の一覧において、店舗カセット54(に対応する飲食店)の総数と、店舗カセット54に掲載される対応メニュー情報56の総数とは一致する。すなわち、この店舗カセット54の一覧は、メニュー名を検索条件に含む場合に生成されるものではあるが、あくまで飲食店の検索結果ページとして表示されるものであり、上記フリーワードとして入力されたメニュー名を含むメニューが1つの飲食店のメニュー情報に複数含まれていたとしても、それに対応して同じ飲食店の店舗カセット54が複数生成されることはない。したがってユーザは、当該店舗カセット54の一覧を閲覧することで、対応メニュー情報56を参照しながら、行きたい(興味のある)飲食店を選択することができる。
【0065】
また上述したように、当該対応メニュー情報56は、各飲食店の飲食店情報のメニュー情報ページへのハイパーリンクを含む。したがって店舗カセット内の対応メニュー情報56がユーザ端末200上でクリックまたはタップされた場合には、当該店舗カセットに対応する飲食店のメニュー情報ページへとページが遷移する。
【0066】
また、各店舗カセット内の各飲食店名には、各飲食店の飲食店情報のトップページへのハイパーリンクが設定されており、当該飲食店名がユーザ端末200上でクリックまたはタップされた場合には、各飲食店のトップページへとページが遷移する。
【0067】
ここで、飲食店情報提供サーバ100のCPU11は、上記飲食店紹介画像55として、例えば上記飲食店情報データベース31に記憶されている複数の画像から、各飲食店によって優先度が高い画像として指定された画像や、ランダムに選択された画像を抽出して掲載してもよいが、上記フリーワードに含まれるメニュー名に対応する画像が存在する場合には、その画像が抽出され掲載されてもよい。したがってこの場合には、検索結果ページに掲載される飲食店が同一であっても、フリーワードに含まれるメニュー名が異なれば、上記飲食店紹介画像55も異なる場合がある。これにより飲食店情報提供サーバ100は、ユーザ端末200のユーザが食べたい(興味のある)メニューを、上記対応メニュー情報56とともに視覚的に把握させることができる。
【0068】
また、CPU11は、上記検索条件として、上記フリーワードとしてのメニュー名と、それ以外のキーワード(例えばエリア名、駅名、ジャンル、その他フリーワード)とが含まれている場合に、当該メニュー名以外のキーワードの数が少ないほど、上記各店舗カセット54における上記対応メニュー情報56の掲載優先度を高く設定してもよい。
【0069】
すなわち、メニュー名以外のキーワードの数が少ないほど、当該メニュー名がユーザ端末200のユーザにとって重要度(関心度)が高いと推測されることから、そのような場合には、CPU11は、上記対応メニュー情報56が店舗カセット54においてユーザに把握されやすいように(目立つように)掲載する。逆に、メニュー名以外のキーワードの数が多ければ、ユーザにとってのメニュー名の関心度は相対的に低くなることから、CPU11は、店舗カセット54内に対応メニュー情報56を表示はするものの、他の情報よりも目立つように掲載しなくてもよい。
【0070】
例えば、CPU11は、上記メニュー名以外のキーワードの数が少ないほど、対応メニュー情報56の掲載位置を店舗カセット54内の位置を上部にしたり、対応メニュー情報56のフォントサイズを大きくしたり、フォントを太くしたりしてもよい。
【0071】
[まとめ]
以上説明したように、本実施形態によれば、飲食店情報提供サーバ100は、ユーザが関心のあるメニューのメニュー名を検索条件として飲食店の検索を要求すると、その検索結果ページの店舗カセット54の一覧において当該メニュー名に対応する各飲食店の対応メニュー情報を表示させることで、当該店舗カセット54の一覧上から当該メニュー名をユーザに把握させることができ、当該一覧上のメニュー名を基にユーザに希望の飲食店を選択させることができる。
【0072】
[変形例]
本発明は上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更され得る。
【0073】
上述の実施形態では、各飲食店のメニュー情報中から、フリーワードに対応するメニュー名(対応メニュー情報)が複数検索された場合には、そのうち1つのみが抽出され掲載された。しかし、掲載される対応メニュー情報は複数でもよい。その場合、飲食店情報提供サーバ100のCPU11は、当該対応メニュー情報の数を、上記店舗カセット54について設定される面積に応じて決定してもよい。
【0074】
または、CPU11は、当該対応メニュー情報の数を、上記ユーザ端末200における上記検索結果ページのスクロール方向における、店舗カセット54の長さに応じて決定してもよい。また当該店舗カセット54の長さは、上記検索条件に合致するとして検索された飲食店の数によって決定されてもよい。したがって、例えば検索された飲食店の数が比較的少ない場合には、各店舗カセット54の面積またはスクロール方向の長さも相対的に大きくなり、その分スペースが生じることから、上記掲載される対応メニュー情報の数もそれに応じて多くなってもよい。
【0075】
上述の実施形態では、ユーザ端末200が飲食店情報提供サーバ100に対して飲食店検索要求を送信する際、飲食店名やメニュー名を含む様々なフリーワードによる検索要求が送信され、飲食店情報提供サーバ100が、当該フリーワードに合致する飲食店を、飲食店情報データベース31中の飲食店情報全てを検索対象として検索した。しかし、当該フリーワードはメニュー名に限定して入力可能であってもよい。この場合飲食店情報提供サーバ100は、当該入力されたメニュー名について、上記飲食店情報データベース31中のメニュー情報のみを検索対象として飲食店を検索する。
【0076】
上述の実施形態では、検索結果ページの各店舗カセット内において、対応メニュー情報がメニュー名(テキスト情報)として掲載されたが、当該対応メニュー情報は、テキスト情報の代わりに画像(写真)として掲載されてもよい。この画像は、上記飲食店情報データベース31中のメニュー情報としてメニュー名と対応付けられて記憶されている画像である。この場合、店舗カセット54には、上記飲食店紹介画像55として当該対応メニュー情報としての画像とは別に掲載されてもよいし、飲食店紹介画像55は掲載されなくてもよい。
【符号の説明】
【0077】
11…CPU
18…記憶部
19…通信部
31…飲食店情報データベース
32…ユーザ情報データベース
33…メニュー対応情報データベース
54…店舗カセット(飲食店情報掲載欄)
55…飲食店紹介画像
56…対応メニュー情報
100…飲食店情報提供サーバ
200…ユーザ端末
【要約】
【課題】ユーザが関心のあるメニュー名を検索条件として飲食店を検索し、その検索結果の一覧において当該メニュー名に対応する各飲食店のメニューをユーザに把握させ、それにより飲食店の選択をしやすくする。
【解決手段】情報処理装置は、記憶手段、通信手段、制御手段を有する。記憶手段は、複数の飲食店が提供可能な複数のメニューに関するメニュー情報を含む飲食店情報を記憶する。通信手段は、ユーザ端末と通信可能である。制御手段は、ユーザ端末からメニュー名を検索条件とする飲食店検索要求を受信した場合に、上記飲食店情報を基に、上記メニュー名に対応するメニューをメニュー情報に含む飲食店毎の飲食店情報欄一覧を生成し、当該飲食店情報欄一覧上で各飲食店が提供可能なメニューのうち上記メニュー名に対応する少なくとも1つのメニューを示す対応メニュー情報を掲載した検索結果ページをユーザ端末へ送信するよう通信手段を制御する。
【選択図】
図4