(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記第6パネル(7’)と前記第7パネル(6’)は、横方向折り目線(35)に沿って前記第6パネル(7’)と第7パネル(6’)にそれぞれ結合され、前記第6パネル(7’)と第7パネル(6’)それぞれに対して90度折り畳まれ、前記第1パネル(9’)の内面と、前記第3パネル(8’)の内面にそれぞれ接着されているタブ(36)のそれぞれの対を備えることを特徴とする請求項2に記載のパッケージ。
前記ブランク(33)は、第1縦方向折り目線(34)に沿って前記第4パネル(11’)に結合され、前記容器(2)の前記後壁(7)の外側部分を形成する第8パネル(7”)と、第2縦方向折り目線(34)に沿って前記第4パネル(11’)に結合され、前記蓋(10)の前記前壁(12)を形成する第9パネル(12’)を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のパッケージ。
前記第9パネル(12’)は、前記容器(2)の前記前壁(6)を形成する第7パネル(6’)に接着され、前記蓋(10)の前記前壁(12)を形成する前記第9パネル(12’)の残部に、第1引裂き線(13)に沿って結合されている少なくとも1つの取外し可能部(37)を備えることを特徴とする請求項4に記載のパッケージ。
前記挿入物(21)は、前記容器(2)の前記前壁(6)の内面に接着されている前壁(22)と、前記容器(2)の前記後壁(7)の内面に接着されている後壁(23)と、前記容器(2)の前記側壁(8、9)の前記内面に接着されている2つの側壁(24、25)を備えることを特徴とする請求項8に記載のパッケージ。
前記挿入物(21)は、前記容器(2)の前記側壁(8、9)の前記内面に接着されている2つの側壁(24、25)と、前記挿入物の前記側壁(24、25)に結合され、前記容器(2)の内部において突起して前記容器(2)の内容物(3)を支持する2つの支持体(26)を備えることを特徴とする請求項8または9に記載のパッケージ。
各支持体(26)は、前記挿入物の前記側壁(24、25)の底部の縁に結合され、前記挿入物(21)の前記側壁(24、25)上に折り畳まれ且つ接着される第1タブ(27)と、前記第1タブ(27)に結合され、前記容器(2)の内部において突起して前記容器(2)の前記内容物(3)を支持する第2タブ(28)を備えることを特徴とする請求項10に記載のパッケージ。
各第2タブ(28)は、前記容器(2)の前記内容物(3)の一部を形成する硬質対象物(19)により係合され、U字形の切り込み(30)により画定される中央貫通凹部(29)を備えることを特徴とする請求項11に記載のパッケージ。
各第2タブ(28)は、前記第2タブ(28)の中に中間折り目を形成し、前記U字形の切り込み(30)の先端に位置している折り目線(31)を有することを特徴とする請求項12に記載のパッケージ。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1、2、および3における参照番号1は、全体としてのたばこ硬質ヒンジ式蓋付きパケットを表している。
【0011】
図1のたばこのパケット1は、ボール紙または類似物から作られている硬質容器2を備え、内容物3(全体を
図3に示す)を収納している。容器2は、カップ形の平行六面体形であり、底壁4と、底壁4に対向する開放上端5と、前壁6および対向し且つ平行な後壁7と、壁6と7の間に介在されている2つの平行な側壁8、9を備えている。容器2は一体化された蓋10を有し、蓋10は、閉鎖位置(
図1と2)と開放位置(
図3)の間で回転して、容器2の開放上端5をそれぞれの位置で閉鎖および開放し、容器2の後壁7の縁と上壁11の縁の間で画定されているヒンジにより、容器2の後壁7にヒンジ止めされている上壁11を備えている。閉鎖位置においては、蓋10の上壁11は、容器2の底壁4に対向し且つ平行である。蓋10はまた前壁12も備え、前壁12は通常は、蓋10の上壁11に直交し、閉鎖位置においては、容器2の前壁6に重ねられる。
【0012】
示されている実施の形態においては、容器2の壁4、6〜9、11、および12と、蓋10の間に画定されている縦方向および横方向の縁は正方形であるが、代替の実施の形態においては、示されていないが、少なくともいくつかの縦方向および/または横方向の縁は、丸められているか、または斜めに切断されている。
【0013】
好適な実施の形態においては、蓋10は最初は引裂き線13に沿って容器2に結合されており、引裂き線13は蓋10を開封するときに引き裂かれ、蓋10を容器2から永久的に引き離す。引裂き線13は蓋10を、開封されるまで閉鎖位置においてしっかりと保持するように働き、また、たばこのパケット1が、不正にいたずらされていないことを保証する「保証シール」の役目も果たす。
図1〜13の実施の形態においては、引裂き線13は、蓋10の前壁12の底部の縁に沿って延伸して、蓋10の前壁12を、下に横たわる容器2の前壁6に結合し、また、蓋10の上壁11の側部の縁に沿って延伸して、蓋10の上壁11を、容器2の側壁8と9に結合する。
図14〜22の実施の形態においては、引裂き線13は、蓋10の前壁12の底部の縁に沿って延伸するだけであり、蓋10の前壁12を、下に横たわる容器2の前壁6に結合する。
【0014】
好適な実施の形態においては、底壁4に平行な縁部14は、少なくとも3辺上で開放上端5を取囲み、開放上端5のサイズを減少し、閉鎖位置の蓋10の上壁11を支持する。
図1〜11の実施の形態においては、縁部14は、容器2の前壁6の縁と、側壁8と9の縁に沿って延伸するが、容器2の後壁7の縁に沿っては延伸していない。しかし、
図12と13の実施の形態においては、縁部14は、容器2の後壁7の一部に沿っても延伸している。
【0015】
縁部14は好ましくはカバー15(必ずしもそれである必要ではないが)を備え、カバー15は最初は縁部14内の開放上端5の全体を閉鎖しており、最初は引裂き線16に沿って縁部14の縁に結合され、蓋10の上壁11の内面に接着されており、それにより、蓋10が開封されるときに引裂き線16に沿って縁部14から引き裂かれる。言い換えれば、たばこのパケット1が密封されるとき、カバー15は4辺すべての上で縁部14に結合され、蓋10が開封されるときは、引裂き線16に沿って4辺すべての上で縁部14から引き裂かれる。引裂き線16は、カバー15の4辺すべての周りをシームレスに延伸することが好ましいが、U字形であっても、つまり、容器2の後壁7において中断していてもよい(この場合、カバー15は最初から、容器2の後壁7において縁部14から完全に切り離されている)。
【0016】
好適な実施の形態においては、カバー15は中央貫通孔17を有しており、貫通孔17は下記に記述するように、たばこのパケット1の製造において重要な役割を果たす。一実施の形態においては、蓋10の上壁11の内面は、貫通孔17に位置し、貫通孔17を通して視認可能な印刷物18をカバー15の中に有している。
【0017】
たばこのパケット1の内容物3は、硬質の、平行六面体形の対象物19(通常はライターであるが、必ずしもそれである必要はない)と、ラップで包まれたたばこの一群により、つまり、箔ラップのシートに包まれたたばこの一群により画定される平行六面体形の物品20を備えている。
図3において、対象物19は最前部において明確に視認されるが、対象物19の下にある物品20は部分的にしか視認されない。
【0018】
好適な実施の形態においては、たばこのパケット1は挿入物21を備え、挿入物21は縁部14を備え、最初は容器2から分離しており、容器2の内部に接着されている。
図5、7、および8に示すように、挿入物21は、容器2の前壁6の内面に接着されている前壁22と、容器2の後壁7の内面に接着されている後壁23と、容器2の側壁8、9の内面に接着されている2つの側壁24、25を備えている。
【0019】
挿入物21は、側壁24、25に結合され、容器2の内部で突出して対象物19を支持する2つの支持体26を備えている。各支持体26は、挿入物21の側壁24、25の底部の縁に結合され、挿入物21の側壁24、25上に折り畳まれ、接着されているタブ27と、タブ27に結合され、容器2の内部で突出して対象物19を支持するタブ28(つまり、容器2の内容物3の一部)を備えている。各タブ28は、硬質対象物19に係合され、U字形貫通切込み30により画定されている中央貫通凹部29と、折り目線31であって、タブ28中に中間折り目を形成し、U字形貫通切込み30の先端に位置している折り目線31を備えている。
【0020】
好適な実施の形態においては、たばこのパケット1は、蓋10が開封された後に(開封される前は、蓋10は、蓋10を開封するために引き裂かれる引裂き線13により閉鎖位置にしっかり保持されている)、蓋10を閉鎖位置に保つための保持システムを備えている。示されている実施の形態においては、蓋の保持システムは、(例として)容器2の前壁6に塗布される接着剤の2つのスポット32を備えており、蓋10の前壁12の内面が、蓋10が閉鎖位置のスポット32に接着する。スポット32は、非乾燥の、弱接着性接着材から製造されており、何度も使用された後でも接着性があり、それにより、蓋10を繰り返し開閉可能にしている。
【0021】
容器2と蓋10は、
図9に示されているように、単一のブランク33を折り畳むことにより形成される。特に、ブランク33は多数のパネルを備え、それらのパネルは可能な場合は、容器2と蓋10の対応する壁については、添字を付けた同じ参照番号を使用して示される。
【0022】
図9に示されているように、ブランク33は、2本の縦方向折り目線34と多数の横方向折り目線35を有しており、折り目線35は、縦方向折り目線34の間に、容器2の側壁9の内側部分を形成するパネル9’と、容器2の底壁4を形成するパネル4’と、容器2の側壁8を形成するパネル8’と、蓋10の上壁11を形成するパネル11’と、容器2の側壁9の外側部分を形成するパネル9”を画定している。パネル9’と9”は重ねられ、接着されて容器2の側壁9を形成する。
【0023】
ブランク33は、1本の縦方向折り目線34に沿ってパネル4’に結合され、容器2の後壁7の内側部分を形成するパネル7’と、他の縦方向折り目線34に沿ってパネル4’に結合されて容器2の前壁6を形成するパネル6’を備えている。パネル6’とパネル7’はそれぞれ2つのタブ36を有しており、タブ36は横方向折り目線35に沿ってパネル6’、7’に接続され、パネル6’、7’に対して90°折り畳まれ、パネル9’とパネル8’それぞれの内面に接着されている。
【0024】
ブランク33は、1本の縦方向折り目線34に沿ってパネル11’に接続され、容器2の後壁7の外側部分を形成するパネル7”と、他の縦方向折り目線34に沿ってパネル11’に接続され、蓋10の前壁12を形成するパネル12’を備えている。パネル12’は、容器2の前壁6を形成するパネル6’に接着され(そして容器2の前壁6の統合部を形成する)、蓋10の前壁12を形成するパネル12’の残部に引裂き線13に沿って結合されている2つの取外し可能部37を備えている。2つの取外し可能部37は、蓋10を引張り上げてたばこのパケット1を開けるためのユーザーグリップタブ38により完全に分離されている。
【0025】
パネル11’のいずれかの側においては、引裂き線13は、対応する横方向折り目線35と一致している。
【0026】
挿入物21は、
図10に示されているように、ブランク39を折り畳むことにより形成される。特に、ブランク39は多数のパネルを備え、それらのパネルは可能な場合は、挿入物21の対応する壁については、添字を付けた同じ参照番号を使用して示される。
【0027】
図10に示されているように、ブランク39は2本の縦方向折り目線40と多数の横方向折り目線41を有しており、折り目線41は、縦方向折り目線40の間で、側壁24を形成するパネル24’と、縁部14を形成するパネル14’と、側壁25を形成するパネル25’を画定している。パネル24’、25’はそれぞれ横方向折り目線41に沿ってタブ27に結合されており、その結果、別の横方向折り目線41に沿ってタブ28に結合されている。
【0028】
図11は、初期の折り畳み動作の後の
図10のブランク39を示しており、初期の折り畳み動作は、たばこのパケット1を製造する包装機上で、またはブランク39を包装機に供給する前に行うことができる(例えば、ブランク39の製造により)。初期の折り畳み動作は、最初に永久固定接着剤をタブ27とパネル24’、25’の間に塗布した後に、タブ27を(タブ28と一緒に)対応するパネル24’25’上に180度折り畳むことを備え、それにより、初期の折り畳み動作が完了すると、タブ27は対応するパネル24’、25’上に重ねられ、接着される。
【0029】
図12は、
図10のブランク39の変形を示しており、対象物19がない内容物3用に設計されている(つまり、1つまたは2つ以上の物品20を含むだけ、つまり、包装されたたばこの一群、またはそれ以上の数の群を含むだけ)。
図12の実施の形態においては、ブランク39(従って、挿入物21)は、タブ28に切れ目30を有しておらず、挿入物21のタブ28は、「弾性部材」としての役目を果たし、蓋10が閉鎖位置のときに、容器2内部の内容物3を安定させ、蓋10が開放位置のときに内容物3を引き出し易いようにするために、容器2の開放上端に向けて内容物3を押す。
【0030】
図13は、
図10のブランク39の別の変形を示しており、対象物19がない内容物3用に設計されている(つまり、1つまたは2つ以上の物品20を含むだけ、つまり、包装されたたばこの一群、またはそれ以上の数の群を含むだけ)。
図13の実施の形態においては、ブランク39(従って挿入物21)はタブ27も28も有しておらず、従って、内容物3に対する支持を提供していない。
【0031】
図14は、ブランク33の異なる実施の形態を示しており、ブランク33はまたブランク39も組み込んでいる、つまり容器2と蓋10を形成するためのブランク33はまた挿入物21も形成する。
【0032】
図14におけるブランク33は、縁部14を形成し、横方向折り目線35に沿ってパネル8’に結合され、パネル11’上に重ねられるパネル14’と、縦方向折り目線34に沿ってパネル14’に結合され、横方向折り目線35に沿ってパネル11’に結合され、パネル14’と11’の間に介在されるパネル42を備えている。
【0033】
図14における完全に展開された形態から、ブランク33は、
図16に示されている四角形に予め折り畳まれる(ブランク33は、サイズと折り畳みに関しては
図9におけるブランク33と等価である)。ブランク33を予め折り畳むことは、まず、パネル11’をパネル42に対して180度、横方向折り目線35に沿って折り畳み、パネル11’をパネル42上に重ねること(
図15に示されているように)と、その後に、パネル42を(重ねられたパネル11’と一緒に)、パネル14’に対して180度、縦方向折り目線34に沿って折り畳み、パネル14’をパネル11’上に重ねること(パネル42をパネル14’と11’の間に介在させて)を備える。永久固定接着剤を、パネル42とパネル14’および11’の間に塗布し、それにより、パネル42は一方の側でパネル14’に接着され、他方の側でパネル11’に接着される。上記の折り畳み動作は、たばこのパケット1を製造する包装機上で、またはブランク33を包装機に供給する前に行うことができる(例えば、ブランク33の製造により)。
【0034】
好適な実施の形態においては、2本の平行且つ隣接する縦方向折り目線34(言うまでもなく、わずかの距離だけしか離れていない)がパネル11’と12’の間に設けられて、この領域においてブランク33をより柔軟にし、パネル11’(つまり、蓋10の上壁11)が、ブランク33が折り畳まれたときにブランク33中に発生する応力の結果としてアーチ形をなすことを防止する。言い換えれば、パネル11’と12’の間の2本の縦方向折り目線34は、蓋10の上壁11を完全に平坦に保ち、それにより開放したときにたばこのパケット1の見栄えがよくなるように働く。
【0035】
好適な実施の形態においては、ブランク33は、横方向折り目線35に沿ってパネル9’に結合され、パネル14’の底表面に接着されている付属部43と、縦方向折り目線34に沿ってパネル6’に結合され、これもまたパネル14’の底表面に接着されている付属部44を備えている。
【0036】
図17〜22の変形においては、ブランク33は付属部44を有しておらず、パネル45と置き換えられており、パネル45は縦方向折り目線34に沿ってパネル14’に結合され、パネル6’とパネル12’の間に介在され、一方の側でパネル6’に接着され、他方の側でパネル12’に接着されている。
【0037】
図14におけるブランク33は利点を有しており、第1の利点は、ブランク39を組み込んでいることであり、それにより、たばこのパケット1を製造する包装機は、ブランク33が供給されることのみが必要であり、そのため、包装材料の管理を簡素化し、第2の利点は、引裂き線13が蓋10の前壁12に沿ってのみ延伸し、蓋10の前壁12の一部を容器2の前壁6(または、容器2の前壁6に接着されている取外し可能部)に結合し、それにより、容器2の側壁8と9の上縁と、蓋10の上壁11の側縁は引き裂かれずに残り、そのため、開放したときのたばこのパケット1の見栄えを改善するということである。
【0038】
図23と24は、上述し、
図1〜8において示した、たばこのパケット1を製造するためのたばこ包装機46の一部を示しており、たばこ包装機46は、
図9のブランク33または
図10のブランク39を使用し、G.D. Societa per Azioniにより製造された包装機X3と同様に動作する。
【0039】
たばこ包装機46は、たばこの群を形成するための群形成ライン(図示せず)と、転送ホイール47を備えており、転送ホイール47は水平回転軸48の周りを段階的に回転してたばこの群の受け取り、転送ステーション50において包装ホイール49に連続的に転送する。包装ホイール49は、回転軸48に平行な回転軸51の周りを段階的に回転し、多数の周辺ポケット52を備えており、各周辺ポケット52は、柔軟な箔の包装材料(図示せず)の各シートと共に、たばこの一群を受け取る。そして包装ホイール49は、包装材料の各シートを、それぞれのたばこの群の周りに折り畳み、たばこのパケット1の内容物3の物品20を画定する包装されたたばこの群を形成する。
【0040】
包装機46はまた、転送ホイール53を備えており、転送ホイール53は、回転軸48に交差する垂直回転軸54の周りを段階的に回転し、多数の周辺ポケット55を備えており、周辺ポケット55は、回転軸54の周りで段階的に供給されて、それぞれがクーポン57(
図24に示されている)を受け取るクーポン供給ステーション56を通して連続的に移動する。包装機械46はまた、物品20が各ポケット55内に、および前もって供給されているクーポン57上に挿入される物品転送ステーション58と、各物品22がポケット55から排出され、後続する包装ホイール60に垂直方向に転送される転送ステーション59を備えている。クーポン供給ステーション56は随意的である、つまり、クーポン57がたばこのパケット1の内部に挿入されることになっているときにだけ必要とされるということに注意することは重要である。言うまでもないが、クーポン供給ステーション56が設けられると、各物品20はクーポン57上に供給され、クーポン57はたばこのパケット1の形成を通して物品20に追従する。
【0041】
包装ホイール60は、回転軸54に平行な回転軸61の周りを段階的に回転し、デザインにおいては転送ホイール53と同一であり、多数の周辺ポケット62を備えている。転送ホイール53上のポケット55と包装ホイール60上のポケット62両者において、各四角形の平行六面体形の物品20は平坦に位置する、つまり、面積の小さい方の側面が外を向いており、その縦方向の軸(たばこの軸に平行)は回転軸54と61と交差して、転送ホイール53と包装ホイール60の周辺に接している。包装ホイール60と転送ホイール53は転送ステーション59において重なり、物品20は、転送ホイール53から包装ホイール60に、回転軸54と61に平行な方向に、垂直に転送される。より具体的には、転送ホイール53は包装ホイール60に重なり、各物品20は下方に転送され、転送ホイール53上のポケット55の中の底部開口部を通して排出され、包装ホイール60上のポケット62の中の上部開口部を通して搬入される(言うまでもないが、ポケット55は、ポケット62と垂直方向に整列されている)。
【0042】
転送ステーション59の上流の供給ステーション63においては、供給装置64がブランク39を包装ホイール60上のポケット62内に挿入して挿入物21を形成し、供給ステーション63と転送ステーション59の間(つまり、転送ステーションの上流)の供給ステーション65においては、供給装置66が対象物19を包装ホイール60上のポケット62内に、および前もって供給されている挿入物21上に挿入する。転送ステーション59においては、物品20は包装ホイール60上のポケット62内に、および前もって供給されている挿入物21と対象物20上に挿入され、これにより、たばこのパケット1の内容物3の形成が完了する。供給ステーション63においては、ブランク39は、
図11に示されているように、既に部分的に折り畳まれ、つまり、永久固定接着材をタブ27とパネル24’、25’の間にまず塗布した後に、タブ27が(タブ28と共に)、対応するパネル24’と25’上に180度折り畳まれている状態で、包装ホイール60上のポケット62内に挿入されることに注意することは重要である。
【0043】
転送ステーション67においては、各内容物3は挿入物21と共に、包装ホイール60上のポケット62から、包装ホイール69上のポケット68に転送され、包装ホイール69は、回転軸48に平行な水平回転軸70の周りを段階的に回転して、各内容物3とそれぞれの挿入物21を、供給装置71により転送ステーション67に供給されたそれぞれの硬質ブランク33と共に受け取り、それぞれの内容物3と挿入物21の周りで各ブランクを折り畳むことによりたばこのパケット1を形成する。
図14〜22のブランク33を使用するときは、
図16、19および22に示されているように、ブランク33は、既に部分的に折り畳まれた状態で供給ステーション67において供給されるということに注意することは重要である。
【0044】
転送ステーション72においては、たばこのパケット1は、包装ホイール69から更に転送ホイール(図示せず)に連続的に供給され、この図示しない転送ホイールからたばこのパケット1は、乾燥領域(図示せず)に供給されて包装機46の生産品を形成し、包装機46はたばこのパケット1を、後続するセロハン(登録商標)加工機(図示せず)に供給し、セロハン(登録商標)加工機は、それぞれのたばこのパケット1を透明なプラスチックオーバーラップで包装する。
【0045】
供給ステーション63においては、供給装置64は、挿入物21を形成するブランク39を包装ホイール60上のポケット62内に供給する。ブランク39がポケット62内に挿入されると、ブラック39はポケット62の内部で折り畳まれて、カップ形の挿入物21が、挿入物2の入口開口部が上を向いた状態で形成される(つまり、転送ステーション59において物品20が挿入物21内に挿入される転送ホイール53に面している)。そして、供給ステーション65における供給装置66は、対象物19をポケット内に、従って、挿入物21内に挿入する。
【0046】
図25に示されているように、ポケット62が供給ステーション65に到達するときは、挿入物21のタブ28は縁部14上に静止して位置している。
図26に示されているように、ポケット62が供給ステーション65において停止するとすぐに、供給装置66の2つの側部吸引把持部材73は挿入物21のタブ28に係合して、タブ28を、縁部14上に静止し且つ縁部14に平行な初期位置から、縁部14に直交する上昇された位置に90度回転する。
図27に示されているように、挿入物21のタブ28が上昇すると、対象物19は、中央吸引把持部材74により、挿入物21の縁部14上に置かれる。中央吸引把持部材74は、対象物が挿入物21の縁部14上に置かれた後は、対象物19との接触を維持し、対象物19を定位置に保持する。一方、把持部材73は挿入物21のタブ28を対象物19上まで90度下方に回転し、これにより対象物19は
図28に示されているように、タブ28における中央凹部29の内部に挿入される。最後に、把持部材74は対象物19を解放して、ポケット62が供給ステーション65から転送ステーション59に移動するのを可能にする。
【0047】
転送ステーション59においては、転送ホイール53上のポケット55は、下方にある包装ホイール60上のポケット62と垂直方向において整列されている。物品20は、転送ホイール53上のポケット55から包装ホイール60上のポケット62に、供給装置75により転送され、供給装置75は、転送ステーション59上方のプッシャ76と、転送ステーション59下方のカウンタプッシャ77を備えている。
図29に示されているように、転送ステーション59においては、転送ホイール53上のポケット55内部の物品20は、可動壁78により下方で支持されている。つまり、ポケット55が転送ステーション59に到達するときは、物品20は、2つの可動壁78上に静止している。
図30に示されているように、ポケット55と62が転送ステーション59に到達すると、カウンタプッシャ77は可動壁78の直下の位置まで上方に移動し、プッシャ76はポケット55内に下方に移動し、物品20の上面上まで移動する。この時点で、
図31に示されているように、可動壁78は分離されて、物品20はポケット55の底から、可動壁78直下に待ち構えているカウンタプッシャ77上に落ちる。
図31に示されているように、物品20が下方のカウンタプッシャ77上に静止すると、プッシャ76はわずかに下方に移動して、カウンタプッシャ77と共に物品20を把持する。
図32に示されているように、物品20がプッシャ76とカウンタプッシャ77の間に把持されると、プッシャ76とカウンタプッシャ77は一緒に下方に移動して、物品20を下方のポケット62内に、従って、挿入物21内に挿入する。
図33に示されているように、物品20が正しくポケット62内に挿入されると、プッシャ76は上方に移動して戻り、カウンタプッシャ77は下方に移動して戻り、それぞれの元の位置に戻る。そして最後に、プッシャ76がその元の位置に戻ると、可動壁78は共にそれぞれの元の位置に戻されて、
図34に示されているように、次のポケット55に対して転送サイクルを繰り返す。
【0048】
カウンタプッシャ77はフォーク形、つまりU形状(平行で、間隔を置いた2つのアーム)であり、それにより、カウンタプッシャ77が、包装ホイール60上のポケット62を通して上方に移動して物品20と係合するときに、フォークの2つのアームの間に位置している対象物19との干渉を回避する。包装ホイール60上のポケット62を通して移動するためには、カウンタプッシャ77は、ポケット62内部に位置している挿入物21の縁部14を通してもまた移動しなければならないということに注意することは重要である。これは、カウンタプッシャ77が移動するときに通過する、縁部14における貫通孔17により可能になり、貫通孔17は、カウンタプッシャ77を包装ホイール60上のポケット62を通して上方に移動して物品20と係合することを可能にするために重要である。言うまでもないが、包装ホイール60上のポケット62もまた、縁部14における貫通孔17と整列している貫通孔を有していなければならず、その貫通孔を通して、カウンタプッシャ77を移動する。
【0049】
転送ステーション67においては、挿入物21において囲まれている内容物3(つまり、対象物19と物品20)は、包装ホイール60上のポケット62から、包装ホイール69上のポケット68に、ブランク33と共に転送される。この段階においては、ブランク33は、挿入物21における内容物3の周りでU字形に折り畳まれてポケット68内に挿入され、包装ホイール69上のポケット68内部では、挿入物21において内容物3の周りで折り畳まれて蓋10付き容器2を形成し、それにより、たばこのパケット1が完成する。
【0050】
たばこのパケット1の内容物3が、1つまたは2つ以上物品20(つまり、1つまたは2つ以上のばたこの包装群)含むだけときは、包装機46に対して要求される変更は小規模であり、対象物19を供給する供給装置66は、言うまでもないが、作動不可にしなければならない。供給ステーション63において供給されるブランク39のタイプは、変更しなければならない(つまり、
図10におけるブランク39と置き換えられた
図12または
図13のブランク39)。そして物品20はサイズを変更するか、数を増やさなければならない(通常は、1つの物品20のみが対象物19と共に挿入され、対象物19は物品20と同じ厚さである。対象物19が含まれないときは、2つの重ねられた物品20が挿入される)。
【0051】
言うまでもないが、たばこのパケット1の内容物3は、例として記載したものと異なってもよい。ライターではなくて、対象物19は任意の硬質対象物(シガレットホルダーのような対象物)であってよい。そして、たばこの包装された一群の代わりに、物品20は、任意の他のタイプの物品(シガレットホルダーフィルターの一群のような物品)であってよい。
【0052】
記載したたばこのパケット1は多数の利点を有しており、硬質対象物19を収納することができるという利点や、同時に、ほぼ標準の包装機46(つまり、新しい形式に適合するための少しの小さな変更を除いて、標準包装機と同一)上で製造できるという利点がある。特に、硬質対処物19は、たばこのパケット1の内部にしっかりと格納され、繰り返し取外したり、容易に交換が可能である。
【0053】
この多数の利点のため、記載したたばこのパケット1のデザインは、たばこのカートンの製造にも使用でき、たばこのカートンは記載したたばこのパケット1とほぼ同一であり、異なる点は、内容物3がたばこのパケットの一群により規定されるということだけである。
【0054】
記載した包装機46もまた、多数の利点を有しており、標準包装機とほぼ同一であるという利点や、記載したたばこのパケット1を効率よく製造できるという利点がある。