【実施例】
【0035】
以下、本発明の実施例を説明するが、本発明は、これらの実施例に何ら限定されるものではない。なお、実施例及び比較例に記載の成分量は全て純分換算である。
【0036】
まず、実施例で用いたポリオキシエチレン(2)ラウリルエーテル硫酸カリウム、ポリオキシエチレン(2)パルミチルエーテル硫酸カリウム、及びポリオキシエチレン(3)ラウリルエーテル硫酸カリウムを以下のようにして、調製した。POEはポリオキシエチレンの略で、( )内はエチレンオキサイドの平均付加モル数を意味する。
【0037】
(製造例1)
−ポリオキシエチレン(2)ラウリルエーテル硫酸カリウムの製造−
ラウリルアルコール(製品名:コノール1275、新日本理化株式会社製)687.4gと、Mg/Al/Mn複合金属酸化物触媒(製品名:LICAT3、ライオン株式会社製)0.35gとを混合し、分散させた後、高温(180℃)で付加モル数が2となるようにエチレンオキサイドの付加を行い、ポリオキシエチレン(2)ラウリルエーテルを得た。
次いで、得られたポリオキシエチレン(2)ラウリルエーテルを、硫黄の燃焼によって得られた三酸化硫黄含有ガスと接触させて硫酸化し、生成した反応生成物を水酸化カリウム水溶液で中和することにより、ポリオキシエチレン(2)ラウリルエーテル硫酸カリウムを調製した。
【0038】
(製造例2)
−ポリオキシエチレン(2)パルミチルエーテル硫酸カリウムの製造−
製造例1において、ラウリルアルコール(製品名:コノール1275、新日本理化株式会社製)687.4gをセチルアルコール(製品名:コノール1695、新日本理化株式会社製)894.4gに代えた以外は、製造例1と同様にして、ポリオキシエチレン(2)パルミチルエーテル硫酸カリウムを調製した。
【0039】
(製造例3)
−ポリオキシエチレン(3)ラウリルエーテル硫酸カリウムの製造−
ラウリルアルコール(製品名:コノール1275、新日本理化株式会社製)687.4gと、Mg/Al/Mn複合金属酸化物触媒(製品名:LICAT3、ライオン株式会社製)0.35gとを混合し、分散させた後、高温(180℃)で付加モル数が3となるようにエチレンオキサイドの付加を行い、ポリオキシエチレン(3)ラウリルエーテルを得た。
次いで、得られたポリオキシエチレン(3)ラウリルエーテルを、硫黄の燃焼によって得られた三酸化硫黄含有ガスと接触させて硫酸化し、生成した反応生成物を水酸化カリウム水溶液で中和することにより、ポリオキシエチレン(3)ラウリルエーテル硫酸カリウムを調製した。
【0040】
(実施例1〜49及び比較例1〜12)
−ハンドソープの調製−
液体洗浄剤組成物(ハンドソープ)を以下のようにして調製した。まず、表1に示す所定量の(A)、(B)、及び(C)成分、必要に応じて(D)成分と、所定量の95質量%に相当する質量の精製水を耐熱容器に秤取した。(A)、(B)、及び(C)成分、必要に応じて(D)成分を均一に溶解させ、共通成分を添加し均一になるまで攪拌した。続いて、pHメーターを用いてpHを測定しながら、(C)成分を酸で配合した場合は、水酸化カリウム(48質量%溶液)で、カリウム塩で配合した場合は、水酸化カリウム(48質量%溶液)又は硫酸を徐々に添加し、pHを調整した。最後に100質量%となるように精製水をバランスし、よく攪拌した後にpHを測定した。なお、pHは、pHメーター(HM−30V、東亜ディーケーケー株式会社製)を用い、25℃にしたサンプルを、2分間安定化させた後に測定した。
その後、ポンプディスペンサー付き容器(吐出量1mL、ノズル口径(直径)3.5mmφ、キャニオン社製)に充填して、各評価に供した。
【0041】
次に、得られた実施例1〜49及び比較例1〜12の液体洗浄剤組成物(ハンドソープ)について、以下のようにして諸特性を評価した。結果を表1に示す。
【0042】
<殺菌力>
(1)菌液の調製
下記の菌を初発菌数が10
8個/mLとなるように菌液を調製した。
黄色ブドウ球菌:
Staphylococcus aureus NBRC13276
大腸菌:
Escherichia coli NBRC3972
(2)試験液
得られた各液体洗浄剤組成物(ハンドソープ)を3度硬水で6倍に希釈したものを試験液とした。
〔殺菌力の試験法〕
25℃にて、試験液9mLに菌液1mLを添加して十分撹拌し、添加30秒間後に4.5mLのSCDLP培地(Soybean−Casein Digest Broth with Lecithin & Polysorbate 80、和光純薬工業株式会社製)に加え、10倍希釈液とした。同様の方法を繰り返して各希釈液を得た。各希釈液から1.0mLをシャーレに採取し、SCDLP寒天培地(Soybean−Casein Digest Ager with Lecithin & Polysorbate 80、和光純薬工業株式会社製)15mLを加えて均一化し、大腸菌は1日、黄色ブドウ球菌は2日間培養して(寒天平板希釈法)、コロニーをカウントして生存菌数を測定した。初発菌数と生存菌数から、下記数式1に基づいて殺菌力を算出し、下記評価基準で殺菌効果を評価した。
〔数式1〕
殺菌力=−log(生存菌数/初発菌数)
※殺菌力は数値が大きいほど効果が高いことを示す。
〔評価基準〕
◎:3以上
○:2以上3未満
△:1以上2未満
×:1未満
【0043】
<泡立ち、泡のクリーミー性、すすぎ性、及び皮膚刺激性>
専門評価パネラー10名が各液体洗浄剤組成物(ハンドソープ)を用いて皮膚を洗浄し、下記評価基準に基づいて、実施例1〜39及び比較例1〜12のハンドソープについては泡立ち、すすぎ性、及び皮膚刺激性を評価した。また、実施例40〜49のハンドソープについては泡立ち、泡のクリーミー性、すすぎ性、及び皮膚刺激性を評価した。それぞれの結果は、専門評価パネラー10名の評点平均値を求め、下記評点平均値の判定基準に基づき判定した。
【0044】
−泡立ち−
〔評価基準〕
5点:両手を10往復こすったとき、手からこぼれ落ちる程度泡立っており、泡立ちが非常に良好である
4点:両手を10往復こすったとき、余裕をもって手全体を覆える程度泡立っており、泡立ちが良好である
3点:両手を10往復こすったとき、手全体を丁度覆える程度泡立っており、泡立ちがやや良好である
2点:両手を10往復こすったとき、手のひらがほとんど見える程度泡立っており、泡立ちがやや悪い
1点:ほとんど泡立たず、泡立ちが非常に悪い
〔評点平均値の判定基準〕
◎ :4点以上5点以下
◎〜○:3.5点以上4点未満
○ :3点以上3.5点未満
△ :2.5点以上3点未満
× :2.5点未満
【0045】
−泡のクリーミー性−
〔評価基準〕
5点:泡のほとんどが細かい泡
4点:細かい泡の中に大きな粗い泡が一部混じっている
3点:細かい泡の中に大きな粗い泡が半分ぐらい混じっている
2点:大きな粗い泡のほうが細かい泡よりも多い
1点:大きな粗い泡しかない
〔評点平均値の判定基準〕
◎:4点以上5点以下
○:3点以上4点未満
△:2点以上3点未満
×:2点未満
【0046】
−すすぎ性−
〔評価基準〕
5点:ぬめり感がなく、すすぎ性が非常に良好である
4点:ぬめり感がほとんどなく、すすぎ性が良好である
3点:ぬめり感がわずかにあり、すすぎ性がわずかに悪い。
2点:ぬめり感がややあり、すすぎ性がやや悪い
1点:ぬめり感があり、すすぎ性が非常に悪い
〔評点平均値の判定基準〕
◎:4.5点以上5点以下
○:4点以上4.5点未満
△:3点以上4点未満
×:3点未満
【0047】
−皮膚刺激性−
〔評価基準〕
5点:皮膚刺激性がまったく感じられない
4点:皮膚刺激性がほとんど感じられない
3点:皮膚刺激性がわずかにある
2点:皮膚刺激性がややある
1点:皮膚刺激性が明らかにある
〔評点平均値の判定基準〕
◎ :4.5点以上5点以下
◎〜○:4点以上4.5点未満
○ :3.5点以上4点未満
△ :3点以上3.5点未満
× :3点未満
【0048】
−ハンドソープ−
【表1-1】
【0049】
−ハンドソープ−
【表1-2】
【0050】
−ハンドソープ−
【表1-3】
【0051】
−ハンドソープ−
【表1-4】
【0052】
−ハンドソープ−
【表1-5】
【0053】
−ハンドソープ−
【表1-6】
【0054】
−ハンドソープ−
【表1-7】
【0055】
−ハンドソープ−
【表1-8】
【0056】
−ハンドソープ−
【表1-9】
【0057】
−ハンドソープ−
【表1-10】
【0058】
−ハンドソープ−
【表1-11】
【0059】
−ハンドソープ−
【表2-1】
【0060】
−ハンドソープ−
【表2-2】
【0061】
表1及び表2において、(C)成分の(*1)〜(*5)は、以下の意味を表す。
*1:組成物中でのエチレンジアミンテトラ酢酸の状態を示す。エチレンジアミンテトラ酢酸の塩の数については、酸解離定数を参考に設定した。各成分の配合時にはエチレンジアミンテトラ酢酸の状態であり、組成物中では水酸化カリウムと反応して、表中のpHでのエチレンジアミンテトラ酢酸のカリウム塩(2カリウム又は3カリウム)となる。表中の(C)成分の( )内の値はエチレンジアミンテトラ酢酸の配合量を示す。
*2:組成物中でのエチレンジアミンテトラ酢酸の状態を示す。エチレンジアミンテトラ酢酸の塩の数については、酸解離定数を参考に設定した。各成分の配合時にはエチレンジアミンテトラ酢酸の状態であり、組成物中では水酸化ナトリウムと反応してエチレンジアミンテトラ酢酸2ナトリウムとなる。表中の(C)成分の( )内の値はエチレンジアミンテトラ酢酸の配合量を示す。
*3:組成物中でのシクロヘキサンジアミンテトラ酢酸の状態を示す。シクロヘキサンジアミンテトラ酢酸の塩の数については、酸解離定数を参考に設定した。各成分の配合時はシクロヘキサンジアミンテトラ酢酸の状態であり、組成物中では水酸化カリウムと反応してシクロヘキサンジアミンテトラ酢酸2カリウムとなる(同仁化学研究所のプロトコル集によると20℃での酸解離定数はシクロヘキサンジアミンテトラ酢酸2カリウムのpHは3.52〜6.12の範囲であり、25℃においてもpH5ではシクロヘキサンジアミンテトラ酢酸2カリウムの状態で存在する)。表中の(C)成分の( )内の値はシクロヘキサンジアミンテトラ酢酸の配合量を示す。
*4:組成物中での1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸の状態を示す。1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸の塩の数については、酸解離定数を参考に設定した。各成分の配合時には1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸の状態であり、組成物中では水酸化カリウムと反応して1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸2カリウムとなる。表中の(C)成分の( )内の値は1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸の配合量を示す。
*5:組成物中でのリンゴ酸の状態を示す。リンゴ酸の塩の数については、酸解離定数を参考に設定した。各成分の配合時にはリンゴ酸の状態であり、組成物中では水酸化カリウムと反応してリンゴ酸カリウムとなる。表中の(C)成分の( )内の値はリンゴ酸の配合量を示す。
【0062】
(実施例50)
−薬用泡ハンドソープ−
・ポリオキシエチレン(3)ラウリルエーテル硫酸カリウム 12質量%
・トリクロサン 0.2質量%
・ソルビット 3.5質量%
・グリセリン 12質量%
・エチレンジアミンテトラ酢酸2カリウム 0.2質量%
・硫酸又は水酸化カリウム(48質量%溶液) 適量
・アクリル酸アルキル共重合体エマルジョン(固形分25質量%) 5質量%
・スチレン重合体エマルジョン(固形分35質量%) 1.2質量%
・香料 0.2質量%
・精製水 残部
合計 100質量%
上記の組成から常法にて薬用泡ハンドソープを調製し、フォーマーポンプ容器(フォーマー部:株式会社吉野工業所製、200メッシュ2枚、ボトル部:株式会社吉野工業所製)に充填した。次に、実施例40〜49と同様にして、殺菌力(大腸菌、黄色ブドウ球菌)、泡のクリーミー性、すすぎ性、及び皮膚刺激性を評価した。結果を以下に示す。
・質量比(A/B)=12/0.2=60
・質量比(A/C)=12/0.2=60
・pH=5.1
・粘度(25℃)=7mPa・s
・大腸菌に対する殺菌力:◎
・黄色ブドウ球菌に対する殺菌力:◎
・泡のクリーミー性:◎
・すすぎ性:◎
・皮膚刺激性:◎
【0063】
(実施例51)
−ボディソープ−
・ポリオキシエチレン(2)ラウリルエーテル硫酸カリウム 18質量%
・イソプロピルメチルフェノール 0.2質量%
・トリクロサン 0.1質量%
・プロピレングリコール 10質量%
・エチレンジアミンテトラ酢酸2カリウム 0.4質量%
・硫酸又は水酸化カリウム(48質量%溶液) 適量
・ポリオキシエチレン(11)ステアリルエーテル 0.7質量%
・アクリル酸アルキル共重合体エマルジョン(固形分25質量%) 4.6質量%
・ラウリルジメチルアミンオキシド(固形分33質量%) 2.1質量%
・塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体エマルジョン
(固形分5.5質量%) 0.6質量%
・スチレン重合体エマルジョン(固形分35質量%) 1.3質量%
・香料 0.9質量%
・精製水 残部
合計 100質量%
上記の組成から常法にてボディソープを調製し、ポンプ容器(ポンプ部:株式会社吉野工業所製、ボトル部:凸版印刷株式会社製)に充填した。次に、実施例40〜49と同様にして、殺菌力(大腸菌、黄色ブドウ球菌)、泡立ち、泡のクリーミー性、すすぎ性、及び皮膚刺激性を評価した。結果を以下に示す。
・質量比(A/B)=18/0.3=60
・質量比(A/C)=18/0.4=45
・pH=5.0
・大腸菌に対する殺菌力:◎
・黄色ブドウ球菌に対する殺菌力:◎
・泡立ち:◎
・泡のクリーミー性:◎
・すすぎ性:◎
・皮膚刺激性:◎
【0064】
(実施例52)
−薬用クレンジングフォーム−
・ポリオキシエチレン(3)ラウリルエーテル硫酸カリウム 10質量%
・イソプロピルメチルフェノール 0.1質量%
・グリセリン 10質量%
・エチレンジアミンテトラ酢酸2カリウム 0.1質量%
・ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン(固形分30質量%) 0.5質量%
・硫酸又は水酸化カリウム(48質量%溶液) 適量
・ポリオキシエチレン(11)ステアリルエーテル 1質量%
・スチレン重合体エマルジョン(固形分35質量%) 0.2質量%
・香料 0.2質量%
・色素 0.0005質量%
・精製水 残部
合計 100質量%
上記の組成から常法にて薬用クレンジングフォームを調製し、ポンプフォーマー容器(フォーマー部:株式会社吉野工業所製、200メッシュ2枚、ボトル部:株式会社吉野工業所製)充填した。次に、実施例40〜49と同様にして、殺菌力(大腸菌、黄色ブドウ球菌)、泡のクリーミー性、すすぎ性、及び皮膚刺激性を評価した。結果を以下に示す。
・質量比(A/B)=10/0.1=100
・質量比(A/C)=10/0.1=100
・pH=5.0
・粘度(25℃)=10mPa・s
・大腸菌に対する殺菌力:◎
・黄色ブドウ球菌に対する殺菌力:○
・泡のクリーミー性:◎
・すすぎ性:◎
・皮膚刺激性:◎
【0065】
(実施例53)
−薬用シャンプー−
・ポリオキシエチレン(2)ラウリルエーテル硫酸カリウム 16質量%
・ピロクトンオラミン 0.2質量%
・1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸2カリウム 0.2質量%
(0.15質量%)
・プロピレングリコール 5質量%
・水酸化カリウム(48質量%溶液) 適量
・カチオン化グアーガム 0.3質量%
・ポリオキシエチレン(2)ラウリン酸モノエタノールアミド 1.5質量%
・ポリオキシエチレン(20)硬化ヒマシ油 0.6質量%
・香料 0.6質量%
・精製水 残部
合計 100質量%
上記の組成から常法にて薬用シャンプーを調製し、ポンプ容器(株式会社吉野工業所製)に充填した。次に、実施例40〜49と同様にして、殺菌力(大腸菌、黄色ブドウ球菌)、泡立ち、泡のクリーミー性、すすぎ性、及び皮膚刺激性を評価した。結果を以下に示す。
・質量比(A/B)=16/0.2=80
・質量比(A/C)=16/0.2=80
・pH=5.8
・大腸菌に対する殺菌力:◎
・黄色ブドウ球菌に対する殺菌力:○
・泡立ち:◎
・泡のクリーミー性:◎
・すすぎ性:◎
・皮膚刺激性:◎
【0066】
(実施例54)
−薬用リンスインシャンプー−
・ポリオキシエチレン(2)ラウリルエーテル硫酸カリウム 12.5質量%
・ピロクトンオラミン 0.2質量%
・シクロヘキサンジアミンテトラ酢酸2カリウム 0.2質量%
(0.17質量%)
・グリセリン 5質量%
・水酸化カリウム(48質量%溶液) 適量
・ラウリン酸アミドプロピルベタイン 4.5質量%
・ラウリルジメチルアミンオキシド 0.5質量%
・ポリオキシエチレン(20)硬化ヒマシ油 1.5質量%
・塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.2質量%
・塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体エマルジョン
(固形分5.5質量%) 0.05質量%
・シリコーンエマルジョン 0.5質量%
・香料 0.6質量%
・色素 0.0001質量%
・精製水 残部
合計 100質量%
上記の組成から常法にて薬用リンスインシャンプーを調製し、ポンプ容器(株式会社吉野工業所製)に充填した。次に、実施例40〜49と同様にして、殺菌力(大腸菌、黄色ブドウ球菌)、泡立ち、泡のクリーミー性、すすぎ性、及び皮膚刺激性を評価した。結果を以下に示す。
・質量比(A/B)=12.5/0.2=63
・質量比(A/C)=12.5/0.2=63
・pH=5.2
・大腸菌に対する殺菌力:◎
・黄色ブドウ球菌に対する殺菌力:○
・泡立ち:◎
・泡のクリーミー性:◎
・すすぎ性:◎
・皮膚刺激性:◎
【0067】
なお、実施例1〜54及び比較例1〜12で用いた液体洗浄剤組成物の原料の具体的な内容は、下記表3に示すとおりである。
【0068】
【表3】