【0027】
本発明において、新規なデキストリン脂肪酸エステルに用いられる脂肪酸として分岐飽和脂肪酸とその他の脂肪酸との混合脂肪酸を用いた場合のデキストリン脂肪酸エステルとしては、例えば以下のもの等が挙げられる。
デキストリン(イソ酪酸/カプリル酸)エステル
デキストリン(2−エチルヘキサン酸/カプリル酸)エステル
デキストリン(イソアラキン酸/カプリル酸)エステル
デキストリン(イソパルミチン酸/カプリル酸)エステル
デキストリン(エチルメチル酢酸/ラウリン酸)エステル
デキストリン(2−エチルヘキサン酸/ラウリン酸)エステル
デキストリン(イソヘプタン酸/ラウリン酸/ベヘン酸)エステル
デキストリン(イソステアリン酸/ミリスチン酸)エステル
デキストリン(イソヘキサコサン酸/ミリスチン酸)エステル
デキストリン(2−エチルヘキサン酸/パルミチン酸)エステル
デキストリン(イソステアリン酸/パルミチン酸)エステル
デキストリン(イソステアリン酸/イソ吉草酸/パルミチン酸)エステル
デキストリン(イソノナン酸/パルミチン酸/カプロン酸)エステル
デキストリン(2−エチルヘキサン酸/パルミチン酸/ステアリン酸)エステル
デキストリン(イソデカン酸/パルミチン酸)エステル
デキストリン(イソパルミチン酸/ステアリン酸)エステル
デキストリン(イソステアリン酸/アラキン酸)エステル
デキストリン(2−エチルヘキサン酸/アラキン酸)エステル
デキストリン(2−エチル酪酸/ベヘン酸)エステル
デキストリン(イソノナン酸/リノール酸)エステル
デキストリン(イソパルミチン酸/アラキドン酸)エステル
デキストリン(イソパルミチン酸/カプリル酸/リノール酸)エステル
デキストリン(イソステアリン酸/ステアリン酸/オレイン酸)エステル
デキストリン(イソアラキン酸/パルミチン酸/ショールムーグリン酸)エステル
【実施例】
【0052】
以下に実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらにより限定されるものではない。
【0053】
《新規なデキストリン脂肪酸エステルの参考製造例》
以下に本発明に用いる新規なデキストリン脂肪酸エステルの参考製造例を示す。また、下記方法で置換度、構成脂肪酸のmol%、粘度、タック性を測定した。
【0054】
(置換度、構成脂肪酸のmol%の測定方法)
参考製造例のデキストリン脂肪酸エステルのIRスペクトルを測定し、アルカリ分解後の脂肪酸量とガスクロマトグラフィーから、置換度と、構成脂肪酸のmol%を求めた。
【0055】
(粘度の測定方法)
各試料(参考製造例のデキストリン脂肪酸エステル)を5質量%含有する流動パラフィンを100℃で溶解し、室温(25℃)まで冷却する。25℃の恒温槽で24時間保温し、以下の測定機器を用いて粘度を測定した。
尚、流動パラフィンはASTM D445測定方法による40℃の動粘度が8mm
2/sのものを使用した。
[測定機器]Yamco DIGITAL VISCOMATE MODEL VM−100A(山一電機社製)
【0056】
(タック性の測定方法)
各試料(参考製造例のデキストリン脂肪酸エステル)をIPクリーンLX(軽質流動イソパラフィン)に40%溶解した溶液を、ガラス板に400μm厚のアプリケーターで塗布し、その皮膜を室温24時間乾燥後、70℃で12時間保存した後、室温25℃におけるタック性を、以下に示す機器および条件で評価した。
[測定機器]テクスチャーアナライザーTA.XTplus(Stable Micro Systems社製)
[プローブ]1/2 Cyl.Delrin(ポリアセタール樹脂(POM))P/0.5)、直径12.5mm円柱状
[測定条件]Test Speed:0.5mm/sec, Applied Force:100g, Contact Time:10sec
【0057】
[参考製造例1:デキストリンイソステアリン酸(エメリー型)エステル]
平均グルコース重合度30のデキストリン21.41g(0.132mol)をジメチルホルムアミド71g、3−メチルピリジン62g(0.666mol)とからなる混合溶媒に70℃で分散させ、イソステアリン酸クロライド(エメリー型)120g(0.396mol)を30分かけて滴下した。滴下終了後、反応温度を80℃として5時間反応させた。反応終了後、反応液をメタノールに分散させ、上層を除去した。半固形分をメタノールで数回洗浄後、乾燥して淡黄色の樹脂状物質107gを得た。(仕込み時分岐飽和脂肪酸60mol%)
尚、エメリー型の出発原料はコグニス社製のEMARSOL873を用いた。本原料の脂肪酸組成は分岐飽和脂肪酸が60mol%、その他の脂肪酸が40mol%(パルミチン酸10mol%を含む)のものを用いた。(以下同様)
置換度は2.2、分岐飽和脂肪酸60mol%、その他の脂肪酸40mol%(内パルミチン酸10mol%)、粘度は0mPa・s、タック性は161gであった。
【0058】
[参考製造例2〜4:デキストリンイソステアリン酸(エメリー型)エステル]
参考製造例1記載の原料・方法に準じ、
参考製造例2は、平均グルコース重合度30のデキストリン0.132molに対し、イソステアリン酸クロライド(エメリー型)を0.172mol用い、デキストリンイソステアリン酸(エメリー型)エステルを得た。(仕込み時分岐飽和脂肪酸60mol%)
置換度1.0、分岐飽和脂肪酸60mol%、その他の脂肪酸40mol%(内パルミチン酸10mol%)、粘度は0mPa・s、タック性は35gであった。
参考製造例3は、平均グルコース重合度30のデキストリン0.132molに対し、イソステアリン酸クロライド(エメリー型)を0.224mol用い、デキストリンイソステアリン酸(エメリー型)エステルを得た。(仕込み時分岐飽和脂肪酸60mol%)
置換度1.4、分岐飽和脂肪酸60mol%、その他の脂肪酸40mol%(内パルミチン酸10mol%)、粘度は0mPa・s、タック性は45gであった。
参考製造例4は平均グルコース重合度30のデキストリン0.132molに対し、イソステアリン酸クロライド(エメリー型)を0.502mol用い、デキストリンイソステアリン酸(エメリー型)エステルを得た。(仕込み時分岐飽和脂肪酸60mol%)
置換度2.6、分岐飽和脂肪酸60mol%、その他の脂肪酸40mol%(内パルミチン酸10mol%)、粘度は0mPa・s、タック性は750gであった。
【0059】
[参考製造例5:デキストリンイソステアリン酸エステル]
イソステアリン酸クロライド(エメリー型)の代わりにイソステアリン酸クロライド(ガーベット反応型)を用いた以外は参考製造例1と同様に作成し、淡黄色の樹脂状物質80gを得た。(仕込み時分岐飽和脂肪酸100mol%)
尚、ガーベット反応型の出発原料は日産化学工業社製のファインオキソコール イソステアリン酸−Nを用いた。
置換度は1.8、イソステアリン酸100mol%、粘度は0mPa・s、タック性は173gであった。
【0060】
[参考製造例6:デキストリンイソステアリン酸エステル]
イソステアリン酸クロライド(エメリー型)の代わりにイソステアリン酸クロライド(アルドール縮合型)を用いた以外は参考製造例1と同様に作成し、淡黄色の樹脂状物質60gを得た。(仕込み時分岐飽和脂肪酸100mol%)
尚、アルドール縮合型の出発原料は日産化学工業社製のファインオキソコール イソステアリン酸を用いた。
置換度は1.2、イソステアリン酸100mol%、粘度は0mPa・s、タック性は61gであった。
【0061】
[参考製造例7:デキストリンイソアラキン酸/パルミチン酸エステル]
平均グルコース重合度150のデキストリン51.28gをジメチルホルムアミド150g、ピリジン60gとからなる混合溶媒に70℃で分散させ、イソアラキン酸クロライド132gとパルミチン酸クロライド12gの混合物を30分間かけて滴下した。滴下終了後、反応温度を80℃として5時間反応させた。反応終了後、反応液をメタノールに分散させ、上層を除去した。半固形分をメタノールで数回洗浄後、乾燥して淡黄色の樹脂状物質145gを得た。(仕込み時分岐飽和脂肪酸90mol%)
置換度は1.1、イソアラキン酸85mol%、パルミチン酸15mol%、粘度は0mPa・s、タック性は45gであった。
【0062】
[参考製造例8:デキストリンイソ酪酸/カプリン酸エステル]
平均グルコース重合度5のデキストリン34.19gを3−メチルピリジン215gに70℃で分散させ、イソ酪酸クロライド50g及びカプリン酸クロライド60gの混合物を30分間かけて滴下した。滴下終了後、反応温度を80℃として5時間反応させた。反応終了後、反応液をメタノールに分散させ、上層を除去した。半固形分をエタノールで数回洗浄後、乾燥して淡黄色の樹脂状物質98gを得た。(仕込み時分岐飽和脂肪酸60mol%)
置換度は2.9、イソ酪酸63mol%、カプリン酸37mol%、粘度は0mPa・s、タック性は255gであった。
【0063】
[参考製造例9:デキストリンイソパルミチン酸エステル]
平均グルコース重合度100のデキストリン23.62gをジメチルホルムアミド71g、3−メチルピリジン62gとからなる混合溶媒に70℃で分散させ、イソパルミチン酸クロライド100gを30分間滴下した。滴下終了後、反応温度を80℃として5時間反応させた。反応終了後、反応液をメタノールに分散させ、上層を除去した。半固形分をメタノールで数回洗浄後、乾燥して淡黄色の樹脂状物質90gを得た。(仕込み時分岐飽和脂肪酸100mol%)
置換度は2.0、イソパルミチン酸100mol%、粘度は0mPa・s、タック性は204gであった。
【0064】
[参考製造例10:デキストリンイソノナン酸/ステアリン酸エステル]
平均グルコース重合度20のデキストリン36.34gをジメチルホルムアミド120g、3−メチルピリジン62gとからなる混合溶媒に70℃で分散させ、イソノナン酸クロライド41g及びステアリン酸クロライド58gの混合物を30分間かけて滴下した。滴下終了後、反応温度を80℃として5時間反応させた。反応終了後、反応液をメタノールに分散させ、上層を除去した。半固形分をメタノールで数回洗浄後、乾燥して淡黄色の樹脂状物質95gを得た。(仕込み時分岐飽和脂肪酸55mol%)
置換度は1.6、イソノナン酸51mol%、ステアリン酸49mol%、粘度は0mPa・s、タック性は64gであった。
【0065】
[参考製造例11:デキストリン2−エチルヘキサン酸/ベヘン酸エステル]
平均グルコース重合度20のデキストリン54.56gをジメチルホルムアミド150g、3−メチルピリジン130gとからなる混合溶媒に70℃で分散させ、2−エチルヘキサン酸クロライド147g、次いでベヘン酸クロライド36gを計30分間かけて滴下した。滴下終了後、反応温度を80℃として5時間反応させた。反応終了後、反応液をメタノールに分散させ、上層を除去した。半固形分をメタノールで数回洗浄後、乾燥して淡黄色の樹脂状物質95gを得た。(仕込み時分岐飽和脂肪酸90mol%)
置換度は2.3、2−エチルヘキサン酸95mol%、ベヘン酸5mol%、粘度は0mPa・s、タック性は138gであった。
【0066】
[参考製造例12:デキストリンイソパルミチン酸/酢酸エステル]
平均グルコース重合度20のデキストリン22.56gをジメチルホルムアミド71g、3−メチルピリジン70gとからなる混合溶媒に70℃で分散させ、イソパルミチン酸クロライド110g及び無水酢酸10gの混合物を30分間かけて滴下した。滴下終了後、反応温度を80℃として5時間反応させた。反応終了後、反応液をメタノールに分散させ、上層を除去した。半固形分をメタノールで数回洗浄後、乾燥して淡黄色の樹脂状物質96gを得た。(仕込み時分岐飽和脂肪酸80mol%)
置換度は2.8、イソパルミチン酸79mol%、酢酸21mol%、粘度は0mPa・s、タック性は430gであった。
【0067】
[参考製造例13:デキストリンイソステアリン酸(エメリー型)/オレイン酸エステル]
平均グルコース重合度40のデキストリン19.99gをジメチルホルムアミド71g、3−メチルピリジン62gとからなる混合溶媒に70℃で分散させ、イソステアリン酸クロライド(エメリー型)108gとオレイン酸クロライド12gの混合物を30分間かけて滴下した。滴下終了後、反応温度を80℃として5時間反応させた。反応終了後、反応液をメタノールに分散させ、上層を除去した。半固形分をメタノールで数回洗浄後、乾燥して淡黄色の樹脂状物質88gを得た。(仕込み時分岐飽和脂肪酸54mol%)
置換度は2.2、分岐飽和脂肪酸54mol%、その他の脂肪酸46mol%(内オレイン酸10mol%)、粘度は0mPa・s、タック性は350gであった。
【0068】
以下、成分(a)を含有した液状化粧油を製造し、評価を行った。
本発明品1〜14及び比較品1〜12:液状化粧油
下記表1〜表4に示す組成の液状化粧油を下記製造方法に従って製造し、使用感(べたつき、肌なじみ、浸透感)、経時安定性、肌の柔軟性について評価した。結果を併せて表1〜表4に示す。
【0069】
【表1】
【0070】
【表2】
【0071】
【表3】
【0072】
【表4】
【0073】
注1 参考製造例1(千葉製粉社製)
注2 レオパールKL2(千葉製粉社製)
注3 イソステアリン酸EX(高級アルコール工業社製)
注4 スーパーヌーコア(日油社製)
注5 サラコスHS(日清オイリオ社製)
注6 YOFCO MAS(日本精化製)
注7 SNOW WHITE SPECIAL(SONNEBORN社製)
【0074】
(製造方法)
A:成分(1)〜(11)を80℃に加熱し、均一混合する。
B:Aを40℃まで冷却後、化粧油を得た。
【0075】
(評価方法)
下記評価項目について下記評価方法により評価を行った。
a.肌の柔軟性
b.べたつき
c.肌なじみ
d.浸透感
a〜dについては、15名の専門評価パネラーに対して、就寝前に所定の洗顔料にて、洗顔した後、被験化粧油を両側の頬に2gずつ塗布し、10分後の状態を官能評価した。評価は下記の絶対評価基準を用いて5段階評価し、各試料の評点の平均値を4段階判定基準を用いて判定した。就寝前に用いた洗顔料は、特開2005−60298号記載の実施例1を使用した。
なお、a.肌の柔軟性については、本発明品7及び比較品1〜3に関して、ヴィーナストロンを用いても評価を行った。これについては後述する。
【0076】
絶対評価基準
(評点):(評価)
5点:非常に良好
4点:良好
3点:普通
2点:やや不良
1点:不良
【0077】
4段階判定基準
(判定):(評点の平均値)
◎:4.5点以上
○:3.5点以上4.5点未満
△:2.5点以上3.5点未満
×:2.5点未満
【0078】
(評価方法)
下記評価項目について下記評価方法により評価を行った。
(評価項目:経時安定性)
各試料を調整直後の状態を基準として、5℃と30℃をそれぞれ2日間サイクルで恒温槽に1ヶ月保管し、析出の有無の目視観察により各試料を4段階判定基準を用いて判定した(析出の度合いが進行すると、全体が不透明になったり、沈殿が見られるようになる)。
【0079】
4段階判定基準
(判定):(評価)
◎:変化なし
○:ごく僅かに析出があり、外観上、一部不透明である
△:析出があり、外観上、不透明である
×:かなり析出があり、沈殿見られる
【0080】
表1〜表4より、本発明品1〜14の液状油性化粧料は、経時安定性が良好で、使用感に関しても、肌なじみがよく、べたつきが少ないのに加え、浸透感が良好な液状化粧油であった。また、塗布後の肌の柔軟性も非常に優れた効果が得られた。一方、成分(a)と成分(b)のどちらか、もしくは両方を含まない比較品1〜3の場合では、肌の柔軟性に劣るものであった。また、成分(a)のかわりにパルミチン酸デキストリン、イソステアリン酸を使用した比較品4,5では、経時安定性や肌への柔軟性に劣るものであった。さらに成分(b)の代替としてワセリンを使用した比較品6〜9では、経時安定性において顕著に劣るものであった。
【0081】
(評価項目:ヴィーナストロンによる肌の柔軟性評価)
[ヴィーナストロンの測定について]
肌の柔軟性作用は、AXIOM社製の「ヴィーナストロン」(Venustron)による計測値として把握することができる。この測定機器は、プローブからある一定の周波数(Hz)を出し、物体に接触した時の周波数の差Δfで柔らかさを評価する。具体的には、柔らかいものに触れると周波数が低くなるのでΔfがマイナスに、硬いもの触れると周波数が高くなるのでΔfがプラスになる。即ち、塗布後の測定値から塗布前の測定値を減じた値が負の値であって、その絶対値が大きいほど、肌の柔軟性が向上したと鑑別できるものである。
上記に示した試料塗布方法に従い、塗布後の頬に対して、ヴィーナストロンによる測定を行った。絶対値については、以下の判定基準に従い評価を行った。
【0082】
前記方法に従って測定し、各絶対値を算出した上で、比較例1を基準(これを100とする)として、その相対値として表した。比較品1〜3に対して、本発明品7は優れていることがわかった。結果を
図1に示す。
【0083】
実施例2:液状油性クレンジング料
(成分) (%)
1.流動パラフィン 残量
2.イソステアリン酸デキストリン(参考製造例2) 5.0
3.マカデミアナッツ脂肪酸コレステリル(注6) 10.0
4.ジメチルポリシロキサン 5.0
5.イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル 20.0
6.2−エチルヘキサン酸セチル 5.0
【0084】
(製造方法)
成分1〜6を80℃に加熱し、混合する。実施例2は、皮膚に対して肌なじみがよく、べたつきが少なく、エモリエント効果が良好な液状油性クレンジング料であった。
【0085】
実施例3:液状マッサージ料
(成分) (%)
1.トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 残量
2.トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン 20.0
3.メドウフォーム油 20.0
4.マカデミアンナッツ油 20.0
5.硬化油(注4) 10.0
6.イソステアリン酸デキストリン(参考製造例3) 5.0
7.香料 0.1
8.カンファ 0.02
9.ジブチルヒドロキシトルエン 0.1
【0086】
(製造方法)
成分1〜6を80℃に加熱混合し、冷却後、成分7〜9と均一に混合して液状マッサージ料を得た。実施例3は、皮膚に対して肌なじみがよく、べたつきが少なく、エモリエント効果が良好な液状マッサージ料であった。
【0087】
実施例4:皮脂除去用液状化粧油
(成分) (%)
1.2−エチルヘキサン酸セチル 残量
2.ジイソステアリン酸ポリグリセリル 5.0
3.トリイソステアリン酸ジグリセリル 5.0
4.ホホバ油 10.0
5.硬化油(注4) 10.0
6.イソステアリン酸デキストリン(参考製造例4) 5.0
7.香料 0.1
8.L−メントール 0.02
9.グリチルレチン酸ステアリル 0.1
【0088】
(製造方法)
成分9と成分5の一部を加熱溶解し、冷却後、成分5の残部及び成分1〜4、成分6〜8と均一に混合して皮脂除去用液状化粧油を得た。実施例4は、皮膚に対して肌なじみがよく、べたつきが少なく、エモリエント効果が良好な皮脂除去用液状化粧油であった。
【0089】
実施例5:浴用化粧料
(成分) (%)
1.トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 残量
2.ジカプリン酸プロピレングリコール 20.0
3.2−エチルヘキサン酸セチル 5.0
4.ホホバ油 20.0
5.硬化油(注4) 5.0
6.イソステアリン酸デキストリン(参考製造例5) 5.0
7.香料 0.1
8.メチルフェニルポリシロキサン 5.0
9.ポリオキシエチレンアルキル(12−15)エーテルリン酸 0.1
10.シクロヘキサンー1,4−ジカルボン酸
ビスエトキシジグリコール 2.0
11.エタノール 10.0
【0090】
(製造方法)
成分1〜6を80℃に加熱混合し、冷却後、成分7〜11と均一に混合して浴用化粧料を得た。実施例5は、皮膚に対して肌なじみがよく、べたつきが少なく、エモリエント効果が良好な浴用化粧料であった。