(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
環状に配置された複数の櫛歯からなる筒状の櫛部を有する頭髪処理剤塗布具であって、基台部、該基台部の周囲に放射状に延在しており一方向に起立して筒状に変形した状態の複数の櫛歯、及び該基台部と複数の該櫛歯との間を連結する可撓性の連結部を備えた櫛歯形成部材と、複数の前記櫛歯が筒状に変形した状態を保持する保持手段とを備えた頭髪処理剤塗布具。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下に、本発明をその好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。
本発明の第1実施形態である頭髪処理剤塗布具1は、
図2に示すように、環状に配置された複数の櫛歯22からなる筒状の櫛部21を有する。また、頭髪処理剤塗布具1は、
図3に示すように、基台部23、該基台部23の周囲に放射状に延在する複数の櫛歯22,22・・、及び該基台部23と複数の該櫛歯22との間を連結する可撓性の連結部24を備えた櫛歯形成部材20と、複数の前記櫛歯22が筒状に変形した状態を保持する保持手段としての外周保持部材30とを備えている。
【0012】
第1実施形態の頭髪処理剤塗布具1について、より詳細に説明する。
頭髪処理剤塗布具1は、
図1に示すように、複数の櫛歯22からなる櫛部21を有する剤塗布部2と、頭髪処理剤の塗布作業を行う際に手に持つ部分である把持部4とを有している。また、頭髪処理剤塗布具1は、把持部4と剤塗布部2との間に延長部5を有している。延長部5は、把持部4と剤塗布部2との間に間隔を設けて、後頭部等への頭髪処理剤6の塗布作業を容易とするものである。
【0013】
剤塗布部2は、頭髪に接触させる部分であり、頭髪を櫛部21で梳きながら該頭髪に頭髪処理剤6を塗布可能である。櫛部21を構成する櫛歯22は、
図2に示すように、相隣接する櫛歯どうし間に一定の間隔Pを設けて、平面視略円形の環状に配置されている。
本実施形態における剤塗布部2は、
図2〜
図4に示すように、櫛歯22が放射状に形成された櫛歯形成部材20と、複数の櫛歯22が筒状に変形した状態の櫛歯形成部材20に嵌合する外周保持部材30とからなる。
【0014】
櫛歯形成部材20は、合成樹脂の射出成型品である。本実施形態では、櫛歯形成部材20に関し、
図3に示すように、複数の櫛歯22が平面状に放射状に拡がっている形態を平面状態、
図2に示すように、櫛歯22が筒状に変形している状態を筒状変形状態ともいう。筒状の櫛部21は、複数の櫛歯22が一方向Eを向くように起立することによって形成される。筒状の櫛部21における複数の櫛歯22は、相互に完全に平行である必要はなく、筒状の櫛部21が形成される程度に向きが揃っていれば良い。
【0015】
図3に示すように、櫛歯形成部材20は、中央に貫通孔23aを有する筒状の基台部23と、筒状の基台部23の外周部の下端から外方に向かって延出する櫛歯連結部24を有している。櫛歯連結部24は、筒状の基台部23と櫛歯22とを連結しており、筒状の基台部23側に、薄肉に形成された可撓部24aを有し、櫛歯22の根元近傍に、位置決め用の突起24cを備えた外面平坦部24bを備えている。
筒状の基台部23の外周部の上端寄り部分には、位置決め用の突起24cに対応する位置決め用の凹部23cが、周方向に一定の間隔で等間隔に形成されている。位置決め用の凹部23cは、筒状の基台部23の中心軸に直交する平面による断面形状が、位置決め用の突起24cの先端部の断面形状に一致する形状を有している。
図3(a)に示すように、筒状の基台部23の周囲には、その全周にわたって直線状に連なった櫛歯連結部24及び櫛歯22が、複数組、放射状に延びた状態に形成されているが、
図3(b)及び
図3(c)においては、見やすさの点から、一組の櫛歯連結部24及び櫛歯22のみを示してある。
【0016】
外周保持部材30は、筒状をなし、筒状変形状態の櫛歯形成部材20の下端部が挿入される嵌合凹部31を有している。嵌合凹部31の内周面は、
図4に示すように、周方向に並べられた同じ幅の複数の平面31bからなり、断面正多角形状の形状を有している。
嵌合凹部31の底部32は、外周保持部材30の高さ方向(軸方向)の中間に形成されており、底部32の中央部には、貫通孔32aが形成されている。
外周保持部材30の高さ方向(軸方向)における、嵌合凹部31を有する側とは反対側には、
図4(c)に示すように、外筒33a及び内筒33bを備えた接続部33が形成されており、外筒33aの内面には、他の部材等に接続するための接続用の螺条33cが形成されている。
【0017】
本実施形態の頭髪処理剤塗布具1における剤塗布部2の好ましい製造方法について説明する。
先ず、合成樹脂の射出成形により、
図3に示す平面形態の櫛歯形成部材20を製造する。即ち、合成樹脂を、射出成形用の金型内で、
図3に示す形状に成形し、金型から
図3に示す平面状態の櫛歯形成部材20を取り出す。櫛歯形成部材20の射出成形は、金型の開閉方向と、櫛歯形成部材20の筒状の基台部23の軸方向とを一致させることが好ましい。
櫛歯形成部材20の射出成形に用いる合成樹脂としては、射出成形可能なものを特に制限なく用いることができるが、可塑性汎用樹脂であるポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン樹脂、ポリスチレン、アクリルニトリル/スチレン樹脂、アクリルニトリル/ブタジエン/スチレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、メタクリル樹脂、塩化ビニル等、および熱可塑性エンジニアリングプラスチックであるポリカーボネイト、ポリアミド、ポリアセタール、ポリブチレンテレフタレート、フッ素樹脂等、又は熱硬化性樹脂のエポキシ樹脂、ポリウレタン、不飽和ポリエステル樹脂等から形成されていることが望ましく、特に機械的強度、耐薬品性、価格の面を考慮してポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン樹脂から形成されていることが好ましい。櫛歯形成部材20を射出成形により製造するメリットとしては、一般的にブロー成形、真空/圧空成形に比較して高い製品寸法精度を得られる他、櫛歯に若干のアンダーカット部分がある場合でも製品に無理抜き等を行わずに成形できる、櫛歯本数を型構造により制限されることが無い、等が挙げられる。
【0018】
また、櫛歯形成部材20とは別に、
図4に示す外周保持部材30を製造する。外周保持部材30も、合成樹脂の射出成形により製造することが、櫛歯形成部材20を射出成形により製造する場合と同様の理由により好ましい。外周保持部材30の射出成形は、金型の開閉方向と、外周保持部材30の軸方向とを一致させることが複雑な金型構造とならない観点から好ましい。外周保持部材30の射出成形に用いる合成樹脂としては、射出成形可能なものを特に制限なく用いることができるが、櫛歯形成部材20の射出成形に用いる合成樹脂として例示したものと同様のものを用いることができる。
外周保持部材30は、射出成形以外の方法により製造しても良く、例えばダイレクトブロー成形、真空/圧空成形、機械加工、インジェクションブロー成形、型取り等、必要とされる寸法精度が保持できればいずれの熱可塑性樹脂成形法、ならびに汎用の成形品製造法を用いても良い。また、外周保持部材30は、合成樹脂製に代えて、金属製、木製、ガラス製等であっても良い。
【0019】
次いで、櫛歯形成部材20を、
図5(a)に示すように、筒状変形状態に変形させる。筒状変形状態に変形させる方法には、特に制限はないが、例えば、一端から他端に向かって直径が漸減する形状の筒体内に、櫛歯形成部材20を、その中央部を棒状体等で押圧することによって押し込み、他端側から筒状変形状態の櫛歯形成部材20を取り出す方法がある。また、また前記筒体の代わりに、外周保持部材30内に直接、櫛歯形成部材20の中央部を棒状体等で押圧して押し込むことによって筒状変形状態に変形させる方法もある。このような工程により、連結部24が変形して複数の櫛歯22が基台部23から同一の側に揃って立ち上がり、筒状の櫛部21が形成される。
【0020】
そして、
図5(b)に示すように、筒状変形状態の櫛歯形成部材20の下端部を、適宜の手段により、外周保持部材30の嵌合凹部31に押し込み嵌合させる。
図5(b)に示す押し込み具7は、公知の進退機構又は手動により進退し、押し込み方向の先端面で、櫛歯形成部材20の筒状の基台部23の上端面を押圧して、櫛歯形成部材20を嵌合凹部31に嵌合させる。
この押し込み工程中、櫛歯形成部材20の筒状変形状態を維持する方法としては、あらかじめ変形させた状態で輪ゴム、Oリング等の弾性部材、及びひも、針金、樹脂製バンドなどの結束用部材を用いて変形を維持させておく方法や筒状に変形させる際、あらかじめ櫛歯間隔を保持する位置決め部品に接着剤を塗布しておき接着固定する方法などがある。
【0021】
なお、櫛歯形成部材20を嵌合凹部31に嵌合させる際には、櫛歯形成部材20及び嵌合凹部31の相対向する面の一方又は双方に接着剤等を塗布しておき、該接着剤を介して、櫛歯形成部材20の嵌合凹部31に対する固定を一層強固としても良い。また、筒状変形状態の櫛歯形成部材20の外周部の直径を、嵌合凹部31の内径よりも適度に大きくする方法によって、櫛歯形成部材20を嵌合凹部31に押し込むのみで、櫛歯形成部材20が嵌合凹部31内に強固に固定されるようにしてもよい。また、櫛歯形成部材20及び外周保持部材30の一方又は双方に互いの結合状態が容易には外れないようにするための係合手段を設けて、櫛歯形成部材20が嵌合凹部31から外れないようにしても良い。
【0022】
このようにして、櫛歯形成部材20を、外周保持部材30の嵌合凹部31に嵌入させて固定することによって、
図2に示す、筒状の櫛部21を備えた剤塗布部2が完成する。また、このようにして得られた剤塗布部2においては、複数の櫛歯22が筒状に変形した状態が、櫛歯形成部材20の外側に外周保持部材30が嵌合していることによって安定的に維持される。
【0023】
本実施形態の頭髪処理剤塗布具1における剤塗布部2以外の部分は、各種公知の任意の方法により製造することができる。また、剤塗布部2を、延長部5の先端部に固定する方法も任意の方法が採用できる。
例えば、
図6に示すように、延長部5の先端部に、前述した外周保持部材30の外筒33aの内面に形成した螺条33cと螺合する螺条33dを形成し、それらの螺条を介して、延長部5の先端部に剤塗布部2を螺合させることができる。外筒33aの内面に螺条33cを設けることなく、延長部5の先端部に設けた筒状部を、外筒33aと内筒33bとの隙間に嵌合させると共に、両者間の固定強度を接着剤や別の係合手段等により高めても良い。
【0024】
本実施形態の頭髪処理剤塗布具1によれば、平面状態の櫛歯形成部材20を、櫛歯連結部24を撓ませて筒状変形状態とし、それによって、筒状の櫛部21を形成してあるため、射出成形後に櫛歯形成部材20を金型から取り出す際に櫛歯22が損傷することがなく、櫛歯間の間隔Pが狭い櫛部21を形成する場合や逆テーパー部を有する櫛歯を有する櫛部21を形成する場合においても、櫛歯22の成形不良や寸法不良、櫛歯22間の間隔が設計通りの間隔Pとならないといったことが起こりにくい。
櫛歯間の間隔Pが狭い場合としては、例えば、櫛歯22の上半部(高さ方向の上半分)における最接近部の間隔Pが2mm以下の場合、特に1mm以下の場合が挙げられる。逆テーパー部とは、櫛歯22の幅W〔
図2(b)参照〕が、櫛歯22の基端側から先端側に向かって漸増する部分である。櫛歯22が逆テーパー部を有する場合の例としては、櫛歯22の高さ方向の全体が逆テーパー部となっている場合や、櫛歯22の高さ方向の中央部より先端側が逆テーパー部となっている場合等が挙げられる。
【0025】
しかも、本実施形態の頭髪処理剤塗布具1においては、平面状態の櫛歯形成部材20を筒状変形状態とする際に、櫛歯22の根元付近にある位置決め用の突起24cが位置決め用の凹部23c内に挿入されて、個々の櫛歯22が、筒状の基台部23の周方向における設計通りの位置に確実に起立するため、形成される筒状の櫛部21における櫛歯22間の間隔も設計通りの間隔と高精度に一致することになる。
【0026】
本実施形態の頭髪処理剤塗布具1における容器部40は、
図1に示すように、スクイズ可能な有底筒状の外容器42と、外容器42内に配置され、口部が外容器42の円筒状の口部内面に気密に接合された内袋43とを有する容器本体41と、容器本体41の口部に取り付けられる逆止弁44付きの接続キャップ45とからなる2重構造の容器からなり、外容器42を片手で把持してその片手でスクイズすることにより、外容器42自体又は外容器42と内袋43との間の空気が、内部の内袋43を押圧し、それにより内袋43内の頭髪処理剤6が押し出されて液導出路51を介して剤塗布部2に供給される。剤塗布部2に供給された頭髪処理剤6は、剤塗布部2内の流路を通って剤吐出口23aから吐出される。
【0027】
図1に示す頭髪処理剤塗布具1においては、外容器42の円筒状の口部に、外容器42と内袋43との間の空間と、外容器42の外部とを連通する吸入孔42aが形成されている。そして、押圧されて変形した外容器42が、弾性復元力により元の状態に戻るときに、容器部40の外部の空気が、接続キャップ45の下端と外容器42との間に設けた隙間42b及び前記の吸入孔42aを通って、外容器42と内袋43との間に流入する。容器部40は、このような構成を有することで、外周面を押圧して変形させる操作を繰り返すことにより、内容物である頭髪処理剤を徐徐に剤吐出口から吐出させることができる。
【0028】
容器部40に、このような2重構造の容器を用いることにより、内部の頭髪処理剤6の残量が減っても、容器部40がしぼんで把持しにくくなることを防止できる。また、接続キャップ45や、容器部40内の空間と剤吐出口23aとを連通する液導出路51等に逆止弁44を設けて、剤の吐出後に空気が液導出路51や容器部40に逆流することを防止することにより、次回の吐出の際に、剤が出にくくなったり剤が飛び散ったりすることを防止することができる。
【0029】
第1実施形態の頭髪処理剤塗布具1を用いた頭髪処理剤の塗布方法の好ましい一例について説明する。
先ず、容器部40の容器本体41から接続キャップ45を取り外して、容器部40内に頭髪処理剤6を充填した後、再び接続キャップ45を取り付ける。頭髪処理剤6は、外部で配合したものを充填しても良いし、容器部40内で攪拌混合して作成しても良い。
そして、把持部4を片手で把持して繰り返しスクイズすることにより、容器部400内の頭髪処理剤6を剤塗布部2に送り、剤吐出口23aから頭髪処理剤6を吐出させる。そして、筒状の櫛部21の内側に所望の量の頭髪処理剤6を溜め、その状態を維持したまま、剤塗布部2を頭部に移動させる。そして、剤塗布部2における、櫛部21の先端側を、頭髪上から頭皮に軽く押し当てる。この押し当てにより、櫛歯22,22間の隙間に頭髪が入り込む。そして、その状態で、剤塗布部2を、櫛部21で頭髪を梳くようにして、頭髪の毛先方向に向けて移動させれば、櫛歯22間に保持された頭髪に対して頭髪処理剤6を安定して塗布することができる。
【0030】
櫛部21及び頭髪処理剤6は、
図2(a)に示すように、櫛部21を上方に向けて、頭髪処理剤6を吐出させたとき、あるいは櫛部21を上方に向けて、櫛部21の内側の空間内に頭髪処理剤6を注入したときに、筒状の櫛部21の内側の空間内に、頭髪処理剤6を所定量貯留可能であることが好ましい。
頭髪処理剤6としては、ヘアカラー等の染毛剤、ブリーチ剤、整髪剤、育毛剤、ヘアケア剤等の各種公知の頭髪処理剤を用いることができ、そのそれぞれの組成も特に制限されない。しかし、頭部から離れた位置において、筒状の櫛部21内に、頭髪処理剤6を吐出させたり、頭髪処理剤6を別の容器等から注入したりした後に、その剤を筒状の櫛部21内からこぼれないようにしながら頭部まで運べるようにする観点からは、頭髪処理剤6は、ある程度の粘度を有する液状(クリーム状のものや固形分や気体分を含む液状のものを含む)のもの又は泡状のものであることが好ましい。剤吐出口23aから泡状に吐出する頭髪処理剤は、容器部40に充填する時点で泡状のもの、容器部40内で泡状に変化したもの、容器部40と剤吐出口23aとの間等で泡状に変化したもの等の何れであってもよい。
【0031】
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に制限されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能である。
【0032】
例えば、複数の櫛歯が筒状に変形した状態を保持する保持手段は、外周保持部材30のように外側から支えて保持するものに限られない。例えば、
図7に示すように、位置決め用の突起24cの先端に幅が拡がった部分を形成する一方、位置決め用の凹部23cに左右に拡がった部分を形成し、位置決め用の突起24cを位置決め用の凹部23c内に強く押し入れることにより、突起24cの幅が拡がった部分が、位置決め用の凹部23cの幅が広がった部分に係合して、凹部23c内から突起24cが抜けないようにしても良い。また、外周保持部材30は、延長部5と一体成形されていても良い。
【0033】
また、基台部23の周囲に位置決め用の凹部23cを形成し、櫛歯22の根元付近に位置決め用の突起24cを形成するのに代えて、基台部23の周囲に位置決め用の突起を形成し、櫛歯22の根元付近に、位置決め用の突起に対応する位置決め用の凹部を形成することもできる。
【0034】
また、櫛歯は、円形ライン上に配列しているのに代えて、楕円形状のライン上に配列していても良いし、六角形等の多角形状のライン上に配列していても良い。櫛歯の本数は、3本以上が好ましく、より好ましくは12本以上であり、更に好ましくは15本以上であり、より具体的には、3〜20本が好ましく、更に好ましくは12〜18本である。
【0035】
また、上述した実施形態の頭髪処理剤塗布具1は、頭髪処理剤6を収容する容器部40を有すると共に剤塗布部2に頭髪処理剤6を吐出させる剤吐出口23aを有するものであるが、本発明の頭髪処理剤塗布具は、容器部40や剤吐出口23aを有しないものでも良い。また、本発明の頭髪処理剤塗布具は、延長部5や把持部4が、中実な合成樹脂、木材、金属等から形成されているものであっても良い。例えば、剤塗布部2に剤吐出口23aを有しない場合であっても、櫛歯22で囲まれた空間25内に、頭髪処理剤を別の容器等から直接注入等することにより、上述した実施形態の頭髪処理剤塗布具と同様にして頭髪処理剤の塗布を行うことができる。また、容器部は、2重構造を有しないものであっても良いし、また、押し潰したり、巻き上げたりして内容物を押し出し可能なチューブ容器であっても良い。また、接続キャップは逆止弁を有しないものであっても良い。また、容器部として、エアゾール容器を用いても良い。