特許第5969665号(P5969665)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】5969665
(24)【登録日】2016年7月15日
(45)【発行日】2016年8月17日
(54)【発明の名称】サッカー練習装置
(51)【国際特許分類】
   A63B 69/00 20060101AFI20160804BHJP
   A63B 69/40 20060101ALI20160804BHJP
【FI】
   A63B69/00 509
   A63B69/40 501B
   A63B69/40 501G
【請求項の数】5
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2015-126026(P2015-126026)
(22)【出願日】2015年6月5日
【審査請求日】2015年7月3日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】594186083
【氏名又は名称】宮本 健夫
(74)【代理人】
【識別番号】100080595
【弁理士】
【氏名又は名称】西垣 康雄
(72)【発明者】
【氏名】宮本 健夫
【審査官】 槙 俊秋
(56)【参考文献】
【文献】 登録実用新案第3001447(JP,U)
【文献】 実開平02−149270(JP,U)
【文献】 特開平10−015138(JP,A)
【文献】 実開平06−044569(JP,U)
【文献】 特開2002−065926(JP,A)
【文献】 特開2000−167097(JP,A)
【文献】 実開昭51−009865(JP,U)
【文献】 実公昭38−18324(JP,Y1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A63B 69/00−69/40
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
サッカーのゴールラインとこのゴールラインに続くタッチラインの後部に張り巡らされたバックネットと、そのバックネットの内側に、バックネットにあたって落ちたボールを移動回収するために周設されたボール集積回路と、ボール集積回路により移動回収されたボールが集積されるボール保管庫と、ボール保管庫から配球されるボールをフィールド内にいる選手に対し発射するボール発射装置を備え、また、タッチライン、ゴールラインに中空格子状のキック指示壁が立設され、各々のキック指示壁の縁枠に、制御器により自動的にランダム点灯する小電球数個が定置され、さらに、凸面の防御盾と凹面の防御盾が備えられたことを特徴とするサッカー練習装置。
【請求項2】
ボール発射装置は、キックバットと、このキックバットを回転させる回転盤と、一端が固定盤とまた他端がキックバットとに連結されたスプリングと、所定のボール着地場所にボールが着地すると通電してキックバットを元の再発射位置に回転させて戻す電源スイッチAと、キックバットが元の再発射位置に戻ると電源を切断する電源スイッチB23とを備え、よって前記所定のボール着地場所にボールが着地すると電源スイッチAが通電してキックバットは元の再発射位置に回転して戻り、スプリングは伸び、また、キックバットが元の再発射位置に戻ると電源スイッチB23の電源が切断し、回転盤とキックバットは逆転し、スプリングは縮みその反発で前記所定のボール着地場所にあるボールをキックバットで圧出発射させるようにしたことを特徴とする請求項1記載のサッカー練習装置。
【請求項3】
タッチライン、ゴールラインに中空格子状のキック指示壁が立設され、各々のキック指示壁の縁枠に、制御器により自動的にランダム点灯する小電球数個が定置されたことを特徴とするサッカー練習装置。
【請求項4】
ゴールポストの縁枠に、制御器により自動的にランダム点灯する小電球数個が定置されたことを特徴とする請求項3記載のサッカー練習装置。
【請求項5】
表裏一体に組み合わせた凸面防御盾と凹面防御盾と、この凸面防御盾と凹面防御盾とを回転させる回転軸および回転盤が備えられたことを特徴とするサッカー練習装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、サッカーの練習に欠かせない問題として、ゴールシュート、へディング、パスがある、その練習方法に関する。それらの課題について、練習用コート、ボール回収装置、ボール発射装置を備えたサッカー練習装置に関する。
【0002】
サッカー練習には、センターキック、ヘディング、コーナ―キック、バウンドしたボールを瞬時にキック、サイドから来るボールの処理等々が必要不可欠な要素であり、それらの練習を一人でも練習出来る為の機器の開発をしたものである。
【0003】
練習場にゴールポストを設け、その後方にバックネットを備え、バックネットの内側にボール回収路(傾斜状)を設け、蹴り終ったボールが回収され、回収されたボールはコンベア式によって、発射機に返送する、自動式サッカー練習装置である。
【0004】
今まで、一般的にゴールポストに対しシュートの練習をする場合、自分で回収する必要があるが、それでは時間的な無駄がある。例えば、一日100本のシュートの練習する、ゴールポストの右、左、中央にキック、又はカーブ球を蹴ると言った方法には、身体に記憶させる必要がある。その為、本発明は、無駄な時間を省き一人でも練習出来る全自動サッカー練習装置としている。
【0005】
発射装置により選手に発射されたボールが選手自身の判断でパスをするか、シュートするかを機器によって指示する方法を考案した。それは、図1で示す通り、ゴールライン3aおよびタッチライン3cにキック指示壁6(格子状の枠組壁、枠内は空白、ゴールポストについてはゴールポスト枠を利用する)を設け、その枠の周囲に小電球数個を施し、各々別枠組ごとに、自動的にランダムに点灯(光電子センサーの制御器)する、その瞬間にその枠に向かって、シュート又パスをする自動式サッカー練習装置である。尚、図1に示されるように、キック指示壁6の格子状の枠内の空白は中空の意である。ボールはこの中空格子状の中空枠内を通過してネットにあたってボール集積回路に落ちる。以下同じ。また、格子状は桝目状と言い換えることができる。
【背景技術】
【0006】
これまで、サッカー練習機はリフティング、ヘディングの練習機はある。発射装置については、他のスポーツに種々の練習のための装置は一部開発されているが、本発明のボール発射、回収、再度発射等々を含めた自動練習装置は、いまだ見当たらない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開平08−131593
【発明の概要】
【発明が解決しょうとする課題】
【0008】
上記の特許文献に関するサッカー用練習機は、リフティング、ヘディング等々の練習のため、フレームにボールを吊紐で吊り下げ、ボールを自由動出来る、装置である、其れだけでは基本的な練習にならない。
【0009】
サッカーの試合と同様に、フリーなかたちで技術の練習が出来る。
又は、シューテングの練習の場合ゴールポストの右、左、カーブ等々に集中して練習に最適な機器の開発が必要である。
【0010】
サッカーの本来、勝利の目的はゴールであって、シュートによるもので、その為にあらゆる方法によって勝利を得るものである、その方法とは、練習である。シュート、パス、ヘディング等々の技術を本能的に身体に記憶させる練習用機器が必要である。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記課題を解決するため、本発明はフイールド1にゴールポスト2,バックネット3,ボール発射装置4A,ボール回収装置4aを具設する。
【0012】
ボール発射装置4Aにコンベア式ボール回収装置4a,ボール集積庫4c,ボール回収路10(傾斜状)を備え、かつ、フイールド1のゴールライン3a、タッチライン3c,にキック指示壁(格子状の枠組壁)6を備え、指示灯6aがランダムに点灯する。
【0013】
ボール発射装置4A,4Bには、コンベア式ボール回収装置4a、ボール集積庫4c、ボール回収路10が付設する。
【0014】
蹴り終えたボールはボール回収路10を経由し関連したコンベア式ボ
ール回収装置4aによってボールはボール集積庫4cに留め置く。
【0015】
コンベア式ボール回収装置4aは回収ボールを回転するベルトのボール受棚12に載せ、ベルト13の回転にて、ボール集積庫4cに移行保管する。
【0016】
発射装置4A型式(図4
発射装置4A型式を説明する。コンベア式ボール回収装置4aよりボール集積庫4cに保管されたボールは、ボール落下路コース15,15aを通過して所定のボール着地場所25に収まる、同時に電源スイチがONとなり、回転式ボール圧縮発射装置29が可動し、回転式押出式発射バット30aが同時に連結して、圧縮したボールをフイールド1の所定の場所に発射配置する。
回転式ボール圧縮発射装置30は円形式で円形の周囲はソフトな素材を用いて圧縮を拡大させる、ボール押出式発射バット30aによってボールは発射される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
発射装置4B型(図5
図5はコンベア式ボール回収装置4aを経由して、ボール集積庫4cに保管し、その集積庫4cより、ボールを落着させる。一端が固定盤とまた他端がキックバットとに連結されたスプリングが縮退自在に設けられている。ボールが落着すると同時に電源スイチ22AはONとなり、回転盤24が回転し電源巡回路27を経て、電源スイッチ23Bにて電源を切断し元の位置に戻り再発射の態勢に戻る。電源スイッチ23Bの電源が切断され回転盤25が逆回転しキックバット19がそれに伴い逆回転するが、同時にスプリング21が作動して縮み(移動後退し)、そのスプリング21の弾発力、その反動でキックバット19は圧出されてボールにあたって発射させる。図1実施例では発射装置4A型式を示しているが、この発射装置4B型式も使用することができる。
【0018】
サッカーの練習に欠かせない問題に一人でも練習が出来る装置が必要である。本発明はゴールポスト2,バックネット3,さらに、ゴールライン3a、タッチライン3c側に、キック指示壁(格子状の枠組み壁)6を備え、パスやキックを指示する。キック指示壁はランダムに表示点灯し、そこにキックする。蹴り終えたボールをボール回収路10を経て、コンベヤ式ボール回収装置4aよりボール発射装置4A,4Bへ配球する全自動のサッカー練習装置である。
【0019】
ゴールキックの練習には、ゴールポスト2に向って、中央に、サイドコーナーに、ストレートキックやカーブキック等々を集中して練習できる事が最大の練習である、その為の練習装置を開発した、
【0020】
上記について、詳細に説明すると、選手がゴールシュートに自信がなく、隣りの選手にパスしてしまう、その瞬間に相手側の選手が守りに入り、シュート不能となる、それは、常にシュートの練習を数多く行なっていない事が原因である、その為、本発明は一人でもシュート等の練習が出来る機器が必要である。
さらに、パス及びシュートの技術を最大限に発揮させるには、身体が本能的に感化する事に対して、自動式サッカー練習装置を開発した。
【0021】
防御盾は(1)凸面防御盾:(2)凹面防御盾:(3)前記2器を表裏に統合した盾である。
(1)凸面防御盾31について説明する。(1)凸面防御盾31にボールが当たると反覆し、ボールは手前側にフライなり戻る、それをヘディングでシュートの練習用具。
(2)凹面防御盾32について説明する。凹面防御盾32にボールを当てると種々多彩なボールが発生し、偶発的なボールを瞬時にシュートの練習をする用具。
(3)合併形式(図6Z)について説明すると、凸面防御盾31と凹面防御盾32を表裏一体に組合せ、回転軸33、回転盤35により相互に変更が可能な構造となっている。
尚、この実施例では、凸面防御盾31は反り身型、凹面防御盾32
は弓なり形としている。図1の実施例では、ゴールポスト全面の位置7に複数配置させている。
上記(1)(2)(3)それらに、ボールを当てると、反動でフライとなり反対側にボールが戻る、その返球ボールをヘディング又はフェントしてシュート又はドリブルする為のサッカー練習装置である。
【0022】
この実施例では、ボール回収路10は最寄りのコンベア式ボール回収装置4aに向かって傾斜状で自然の流れを利用してボールを移動回収する方法である、これには、地面を堀削ることになる、だが、場合によっては掘削しない方法で、平行な電動式によるコンベア方式にする事は可能である。
【0023】
センターキック、ヘディング、コーナ―キック、バウンドしたボールを瞬時にキック、サイドから来るボールの処理等々が必要不可欠な要素であり、それらの練習を一人でも練習出来る。
【図面の簡単な説明】
【0024】
図1】サッカーフイールドの半分周辺の概念図である。
図2】コンベア式ボール回収装置とキック表示壁6の全体図である。
図3】コンベア式ボール回収装置及びボール集積庫、発射装置の全体図である。
図4】発射装置A型式の(1平面図と(2)側面図である。
図5】発射装置B型式の(1)平面図と(2)側面図である。
図6】6Xは凹面形防御盾の斜面図、6Yは凸面形防御盾の斜面図、6Zは凹面形防御盾と凸面形防御盾を合併した一部断面正面図である。
【実施例1】
【0025】
以下実施例を説明する。
本発明は、図1図6を用いて説明する。
図1は、フイールド1にゴールポスト2、バックネット3,コンベア式ボール回収装置4a,ボール発射装置4A、防御盾8、キック指示壁6、ボール回収路10の配置図である。
【0026】
図2は、キック指示壁6、ボール回収路10(傾斜状)コンベア式ボール回収装置4a,ボール受棚12にのせてボール集積庫4c,にボールを集積する配置図である。
【0027】
図3は、ボール回収路10,コンベア式回収装置4a、ボール発射装置B型の概略図である。発射装置については別途に下記説明する。
【0028】
図4は、発射装置A型式で、ボール集積庫4cに集積されたボールを定位置に落着させ、定着すると同時に電源がONとなり、回転ボール圧縮発射装置29が可動回転し圧縮しながら、回転押出式発射バット30aと連係しボールをフイールド1に発射する装置である
【0029】
図5は、発射装置B型式で、その平面図と側面図で、キックバット方式図である。
【0030】
図6は、防御盾8に関する図面で、6Xは凹面防御盾31、6Yは凹面防御盾32、6Zは前記2盾の表裏に合併型盾の図である。
【産業上の利用可能性】
【0031】
世界の総人口は70億人、世界のサッカー人口は16億人で、世界の登録されたサッカー人口は2億7千万人と言われている。世界で本案のようなサッカー練習システム装置は存在していない、これは、世界に提供できる製品と確信しております。本案は、大量生産が可能であり低価格で、提供できる様に構成されており充分に社会に貢献できる。
【符号の説明】
【0032】
1 フイールド
2 ゴールポスト
3 バックネット
3a ゴールライン
3c タッチライン
4A ボール発射装置
4a コンベア式ボール回収装置
4c ボール集積庫
5 ボール発射筒
6 キック表示壁(格子状の枠組壁)
7 ハーフライン
8 防御盾の配置場所
9 ぺナルティーマーク
10 ボール回収路(斜傾状)
11 サッカーボール
12 ボール受棚
13 ベルト
14 モーター
15 ボール落下路コース
16 回転式発射機
17 ベルト回転軸
18 ボール進入遮断部品
19 キックバット
20 キックバット回転軸
21 スプリング
22A 電源スイッチ(ON)
23B 電源スイッチ(OFF)
24 回転盤
25 所定のボール着地場所
26 固定盤
27 電源巡回路(ON:OFFの巡回経路)
28 スイッチボタン
29 ボール圧縮発射装置
30 回転式押出式発射用具
30a ボール押出式発射バット
31 凹面防御盾
32 凸面防御盾
34 床盤
33 回転軸
34 床盤
35 回転盤
【要約】      (修正有)
【課題】単独でも練習が出来る、全自動式のサッカー練習機システム装置を提供する。
【解決手段】練習場にゴールポスト2を設けその周囲に柵を設ける、その柵の下部辺にボール回収路10を設置し、コンベア式ボール回収装置4aにより、蹴り終ったボールを回収する。そのボールは、ボール発射装置4Aに搬送され、フイールド1に向って発射装置より再度ボールを発射する。さらに、ゴールとその周辺に桝目状の枠を設け、その枠の周りにランダムに電球が点灯し、その点灯した枠に向かって、パスを行う、また、ゴールポストに向かってシュートする。さらに、ゴールポストの前面周辺に防御盾8を備えた構造で、ボールが防御盾に当たると反覆、ボールはフライなりヘッデングシュート等々の練習で、又は反覆による種々多彩なボールが発生し些細なボールの練習に役立つし、少人数でも練習できる。
【選択図】図1
図1
図2
図3
図5
図4
図6