特許第5970115号(P5970115)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許5970115販売店が管理する処方箋又は指示書の管理方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】5970115
(24)【登録日】2016年7月15日
(45)【発行日】2016年8月17日
(54)【発明の名称】販売店が管理する処方箋又は指示書の管理方法
(51)【国際特許分類】
   G02C 7/04 20060101AFI20160804BHJP
   G02C 13/00 20060101ALI20160804BHJP
【FI】
   G02C7/04
   G02C13/00
【請求項の数】5
【全頁数】7
(21)【出願番号】特願2015-150415(P2015-150415)
(22)【出願日】2015年7月30日
【審査請求日】2016年3月30日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】394000518
【氏名又は名称】株式会社アイメディカルシステム
(74)【代理人】
【識別番号】100092680
【弁理士】
【氏名又は名称】入江 一郎
(72)【発明者】
【氏名】長 谷 川 典 史
【審査官】 吉川 陽吾
(56)【参考文献】
【文献】 特表2009−544999(JP,A)
【文献】 特開2008−158334(JP,A)
【文献】 特開2001−305966(JP,A)
【文献】 登録実用新案第3094078(JP,U)
【文献】 特開2007−061138(JP,A)
【文献】 特開2013−220184(JP,A)
【文献】 特開2001−256304(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G02C 1/00−13/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンタクトレンズを内蔵したパッケージと、
このパッケージに着脱自在に貼着され、前記コンタクトレンズの少なくとも度数、レンズの曲面の度合いを表示した表示体と、販売店が管理する処方箋又は指示書とを備え、
患者に前記パッケージを手渡すとき、前記パッケージから前記表示体を剥がして、剥がした前記表示体を前記処方箋又は指示書に貼着する
ことを特徴とする販売店が管理する処方箋又は指示書の管理方法。
【請求項2】
コンタクトレンズを内蔵したパッケージと、
このパッケージに着脱自在に貼着され、前記コンタクトレンズの少なくとも度数、レンズの曲面の度合い、製造ロットを表示した表示体と、販売店が管理する処方箋又は指示書とを備え、
患者に前記パッケージを手渡すとき、前記パッケージから前記表示体を剥がして、剥がした前記表示体を前記処方箋又は指示書に貼着する
ことを特徴とする販売店が管理する処方箋又は指示書の管理方法。
【請求項3】
コンタクトレンズを内蔵したパッケージと、
このパッケージに着脱自在に貼着され、前記コンタクトレンズの少なくとも製造ロットを表示した表示体と、販売店が管理する処方箋又は指示書とを備え、
患者に前記パッケージを手渡すとき、前記パッケージから前記表示体を剥がして、剥がした前記表示体を前記処方箋又は指示書に貼着する
ことを特徴とする販売店が管理する処方箋又は指示書の管理方法。
【請求項4】
表示体には、コンタクトレンズの右又は左を識別できる表示部が含まれている
ことを特徴とする請求項1又は2記載の販売店の管理する処方箋又は指示書の管理方法。
【請求項5】
製造ロットは、表示体にバーコードで表示されている
ことを特徴とする請求項3記載の販売店の管理する処方箋又は指示書の管理方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、販売店が管理する処方箋又は指示書の管理方法に係り、特に、処方箋又は指示書への記入ミス、記入漏れを防ぐことができる販売店が管理する処方箋又は指示書の管理方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、市販されているコンタクトレンズを内蔵したパッケージには、コンタクトレンズの規格を示す度数、レンズの曲面の度合い、使用期限等が印刷されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
眼科医が患者の検眼及び眼の検査後、トライアルレンズを用いてコンタクトレンズを処方し、必要な事項を記載した処方箋又は指示書を患者に渡す。
患者は上記処方箋又は指示書をコンタクトレンズ販売店に持って行き、患者の特定のコンタクトレンズを購入する。
その際、コンタクトレンズは高度管理医療機器クラス3に分類されており、そのため高度管理医療機器等営業管理者としての資格を受けた販売員がどのコンタクトレンズを誰に販売したかを記録することが義務付けられているが、記入ミス、記入漏れが生じるという問題点を有する。
【0004】
本発明は、上記要望を考慮してなされた販売店が管理する処方箋又は指示書の管理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1記載の販売店が管理する処方箋又は指示書の管理方法は、コンタクトレンズを内蔵したパッケージと、このパッケージに着脱自在に貼着され、前記コンタクトレンズの少なくとも度数、レンズの曲面の度合いを表示した表示体と、販売店が管理する処方箋又は指示書とを備え、患者に前記パッケージを手渡すとき、前記パッケージから前記表示体を剥がして、剥がした前記表示体を前記処方箋又は指示書に貼着するものである。
【0006】
また、請求項2記載の販売店が管理する処方箋又は指示書の管理方法は、コンタクトレンズを内蔵したパッケージと、このパッケージに着脱自在に貼着され、前記コンタクトレンズの少なくとも度数、レンズの曲面の度合い、製造ロットを表示した表示体と、販売店が管理する処方箋又は指示書とを備え、患者に前記パッケージを手渡すとき、前記パッケージから前記表示体を剥がして、剥がした前記表示体を前記処方箋又は指示書に貼着するものである。
【0007】
また、請求項3記載の販売店が管理する処方箋又は指示書の管理方法は、コンタクトレンズを内蔵したパッケージと、このパッケージに着脱自在に貼着され、前記コンタクトレンズの少なくとも製造ロットを表示した表示体と、販売店が管理する処方箋又は指示書とを備え、患者に前記パッケージを手渡すとき、前記パッケージから前記表示体を剥がして、剥がした前記表示体を前記処方箋又は指示書に貼着するものである。
【0008】
また、請求項4記載の販売店が管理する処方箋又は指示書の管理方法は、請求項1又は2記載の販売店の管理する処方箋又は指示書の管理方法において、表示体には、コンタクトレンズの右又は左を識別できる表示部が含まれているものである。
【0009】
また、請求項5記載の販売店が管理する処方箋又は指示書の管理方法は、請求項3記載の販売店の管理する処方箋又は指示書の管理方法において、製造ロットは、表示体にバーコードで表示されているものである。
【発明の効果】
【0015】
請求項1記載の販売店が管理する処方箋又は指示書の管理方法によれば、患者にコンタクトレンズを内蔵したパッケージを手渡すとき、パッケージからコンタクトレンズの少なくとも度数、レンズの曲面の度合いを表示した表示体を表示した表示体を剥がして、剥がした表示体を販売店が管理する処方箋又は指示書に貼着するため、記入ミス、記入漏れを防ぐと共に、表示体の記載と処方箋又は指示書の記載のダブルチェックができ、コンタクトレンズが正しく販売されているかの確認を表示体の有効活用を図って行うことができ、その結果、患者への手渡しミスをなくすことができ、しかも、患者へ手渡した後も、表示体の記載と処方箋又は指示書の記載の照合もできるため、追跡調査も可能となる。
【0016】
また、請求項2記載の販売店が管理する処方箋又は指示書の管理方法によれば、患者にコンタクトレンズを内蔵したパッケージを手渡すとき、パッケージからコンタクトレンズの少なくとも度数、レンズの曲面の度合い、製造ロットを表示した表示体を表示した表示体を剥がして、剥がした表示体を販売店が管理する処方箋又は指示書に貼着するため、記入ミス、記入漏れを防ぐと共に、表示体の記載と処方箋又は指示書の記載のダブルチェックができ、コンタクトレンズが正しく販売されているかの確認を表示体の有効活用を図って行うことができ、その結果、患者への手渡しミスをなくすことができ、しかも、患者へ手渡した後も、表示体の記載と処方箋又は指示書の記載の照合もでき、更に、コンタクトレンズの製造時の不具合により、回収する必要が生じた場合、前記販売店が管理する処方箋又は指示書により追跡調査が容易で、不具合のコンタクトレンズを容易に回収することができる等の効果を奏する。
【0017】
また、請求項3記載の販売店が管理する処方箋又は指示書の管理方法によれば、患者にコンタクトレンズを内蔵したパッケージを手渡すとき、パッケージからコンタクトレンズの少なくとも、製造ロットを表示した表示体を表示した表示体を剥がして、剥がした表示体を販売店が管理する処方箋又は指示書に貼着するため、記入ミス、記入漏れを防ぐと共に、コンタクトレンズの製造時の不具合により、回収する必要が生じた場合、表示体の有効活用を図って、前記販売店が管理する処方箋又は指示書により追跡調査が容易で、不具合のコンタクトレンズを容易に回収することができる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
図1図1は、本発明の一実施例のコンタクトレンズ包装体の概略的斜視図である。
図2図2は、図1のコンタクトレンズ包装体から表示体を剥がした状態の概略的斜視図である。
図3図3は、図2の剥がした表示体をカルテに貼着した状態のカルテの概略的正面図である。
図4図4は、図1のコンタクトレンズ包装体と異なる他の実施例のコンタクトレンズ包装体の概略的斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
本発明の一実施例の販売店が管理する処方箋又は指示書の管理方法及びコンタクトレンズ包装体を図面を参照して説明する。
図1に示すPはコンタクトレンズ包装体で、コンタクトレンズ包装体Pは、図示しないコンタクトレンズを内蔵したパッケージ1と、表示体2とを有している。
【0023】
表示体2は、パッケージ1に着脱自在に貼着され、前記コンタクトレンズの規格を示す少なくとも度数、レンズの曲面の度合い、レンズ径、使用期限、製造番号、製造ロット、製造年月日を表示したものである。
表示体2は、「前記コンタクトレンズの規格を示す度数、レンズの曲面の度合い(曲率)、使用期限を表示する第1の表示部21」と、「製造番号、製造ロット、製造年月日を表示する第2の表示部22」とを有する。
第1の表示部21に表示された「D −3.75」の「 ?(マイナス)」は近視を、「3.75」は度数(屈折度数)を、それぞれ表している。
また、第1の表示部21に表示された「BC 8.5」の「BC」はレンズの曲面の度合い(曲率)を、「8.5」は 半径が8.5ミリの円のカーブを、それぞれ表している。
また、第2の表示部22に表示された「縞模様状の線の太さによって数値や文字を表す識別子であるバーコード」で、短いバーコードには、商品名、製造ロット(いつ、どのラインで製造されたか)、度数、曲率が、長いバーコードには、商品名、製造ロット(いつ、どのラインで製造されたか)、度数、曲率、箱番号(その箱固有の番号)が、それぞれ表示されている。
なお、本実施例の第2の表示部22の表示として、バーコードを用いたが、本願発明にあっては、バーコードに限らず、バーコードの代わりにQRコード(登録商標)(2次元バーコード)としても良い。
また、表示体2は、コンタクトレンズの規格を示す度数、レンズの曲面の度合い(曲率)、レンズ径、使用期限、製造番号、製造ロット、製造年月日を表示したものが望ましいが、場合により、表示体2は、コンタクトレンズの少なくとも度数、レンズの曲面の度合い、製造ロットを表示したものでも良く、また、場合により、表示体2は、コンタクトレンズの少なくとも度数、レンズの曲面の度合いを表示したものでも良く、また、場合により、表示体2は、コンタクトレンズの少なくとも製造ロットを表示したものでも良い。
【0024】
従って、販売店が管理する処方箋又は指示書の管理方法(又はコンタクトレンズ包装体P)によれば、眼科医が患者の検眼及び眼の検査後、トライアルレンズを用いてコンタクトレンズを処方し、必要な事項を記載した処方箋(又は指示書)3を患者に渡す。
患者は処方箋(又は指示書)3をコンタクトレンズ販売店に持って行き、患者の特定のコンタクトレンズを購入する。
その際、高度管理医療機器等営業管理者としての資格を受けた販売員がどのコンタクトレンズを誰に販売したかを記録することが義務付けられているため、患者にコンタクトレンズを内蔵したパッケージ1を手渡すとき、パッケージ1から前記コンタクトレンズの少なくとも度数、レンズの曲面の度合い、製造ロットを表示した表示体2を剥がして、剥がした表示体2を処方箋(又は指示書)3に貼着する。
その結果、処方箋(又は指示書)3への記入ミス、記入漏れを防ぐと共に、表示体2の記載と処方箋(又は指示書)3の記載のダブルチェックができ、コンタクトレンズが正しく販売されているかの確認を表示体2の有効活用を図って行うことができ、その結果、患者への手渡しミスをなくすことができ、しかも、患者へ手渡した後も、表示体2の記載と処方箋(又は指示書)3の記載の照合もでき、更に、コンタクトレンズの製造時の不具合により、回収する必要が生じた場合、販売店が管理する処方箋(又は指示書)3により追跡調査が容易で、不具合のコンタクトレンズを容易に回収することができる
【0025】
なお、表示体2がコンタクトレンズの少なくとも度数、レンズの曲面の度合いを表示したものにあっては、患者にコンタクトレンズを内蔵したパッケージ1を手渡すとき、パッケージ1からコンタクトレンズの少なくとも度数、レンズの曲面の度合いを表示した表示体2を表示した表示体2を剥がして、剥がした表示体2を販売店が管理する処方箋(又は指示書)3に貼着するため、記入ミス、記入漏れを防ぐと共に、表示体2の記載と処方箋(又は指示書)3の記載のダブルチェックができ、コンタクトレンズが正しく販売されているかの確認を表示体2の有効活用を図って行うことができ、その結果、患者への手渡しミスをなくすことができ、しかも、患者へ手渡した後も、表示体2の記載と処方箋(又は指示書)3の記載の照合もできるため、追跡調査も可能となる。
【0026】
また、表示体2がコンタクトレンズの少なくとも製造ロットを表示したものにあっては、患者にコンタクトレンズを内蔵したパッケージ1を手渡すとき、パッケージ1からコンタクトレンズの少なくとも、製造ロットを表示した表示体2を剥がして、剥がした表示体2を販売店が管理する処方箋(又は指示書)3に貼着するため、記入ミス、記入漏れを防ぐと共に、コンタクトレンズの製造時の不具合により、回収する必要が生じた場合、表示体2の有効活用を図って、販売店が管理する処方箋(又は指示書)3により追跡調査が容易で、不具合のコンタクトレンズを容易に回収することができる。
【0027】
また、図1図2のコンタクトレンズ包装体Pにあっては、表示体2を剥がしてしまうと、コンタクトレンズ包装体Pの側には、表示体2が喪失されるが、場合により、表示体2と同様に、図4に示すように、表示体2を剥がしても、コンタクトレンズ包装体Pの側には、「前記コンタクトレンズの規格を示す少なくとも度数、レンズの曲面の度合いを示する第1の表示部21’」、「使用期限、製造番号、製造ロット、製造年月日を表示する第2の表示部22’」を有する表示体2’を残存するようにしても良い。
また、コンタクトレンズ包装体Pを、図示しないが、右用(例えば、R、青色)、左用(例えば、L、赤色)で差別化を図るようにしても良いし、また、表示体2にコンタクトレンズの右又は左を識別できる「右用(例えば、R、青色)、左用(例えば、L、赤色)」等の表示部を含むようにしても良い。
【符号の説明】
【0028】
P コンタクトレンズ包装体
1 パッケージ
2 表示体
3 処方箋(又は指示書)
【要約】
【課題】
本発明の目的は、処方箋又は指示書への記入ミス、記入漏れを防ぐことができる販売店が管理する処方箋又は指示書の管理方法を提供するものである。
【解決手段】
販売店が管理する処方箋又は指示書の管理方法は、コンタクトレンズを内蔵したパッケージ1と、このパッケージ1に着脱自在に貼着され、前記コンタクトレンズの少なくとも度数、レンズの曲面の度合いを表示した表示体2と、販売店が管理する処方箋又は指示書3とを備え、患者にパッケージ1を手渡すとき、パッケージ1から表示体2を剥がして、剥がした表示体2を処方箋又は指示書3に貼着するものである。
【選択図】図2
図1
図2
図3
図4