特許第5971563号(P5971563)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 住友電装株式会社の特許一覧

<>
  • 特許5971563-電線のシールド構造 図000002
  • 特許5971563-電線のシールド構造 図000003
  • 特許5971563-電線のシールド構造 図000004
  • 特許5971563-電線のシールド構造 図000005
  • 特許5971563-電線のシールド構造 図000006
  • 特許5971563-電線のシールド構造 図000007
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5971563
(24)【登録日】2016年7月22日
(45)【発行日】2016年8月17日
(54)【発明の名称】電線のシールド構造
(51)【国際特許分類】
   H01B 7/17 20060101AFI20160804BHJP
   H01B 7/20 20060101ALI20160804BHJP
   H01B 7/00 20060101ALI20160804BHJP
   H02G 3/04 20060101ALI20160804BHJP
   B60R 16/02 20060101ALI20160804BHJP
【FI】
   H01B7/18 D
   H01B7/20
   H01B7/00 308
   H02G3/04 043
   B60R16/02 620Z
【請求項の数】3
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2013-247062(P2013-247062)
(22)【出願日】2013年11月29日
(65)【公開番号】特開2015-106466(P2015-106466A)
(43)【公開日】2015年6月8日
【審査請求日】2015年11月25日
(73)【特許権者】
【識別番号】000183406
【氏名又は名称】住友電装株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000497
【氏名又は名称】特許業務法人グランダム特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】李 鶴哲
(72)【発明者】
【氏名】坂上 典之
(72)【発明者】
【氏名】前田 貴政
【審査官】 青木 重徳
(56)【参考文献】
【文献】 特開2007−087628(JP,A)
【文献】 特開2006−310474(JP,A)
【文献】 特開2012−134367(JP,A)
【文献】 特開2011−150991(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01B 7/17
B60R 16/02
H01B 7/00
H01B 7/20
H02G 3/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
高圧ユニット間を接続する高圧電線と、
低圧ユニット間を接続する低圧電線と、
前記高圧電線と前記低圧電線のそれぞれの途中の部位が混在して挿通されるシールドパイプと、
前記シールドパイプと前記高圧ユニットとの間において、前記高圧電線を包囲しつつ挿通する高圧用シールド部材と、
前記シールドパイプの内部において、前記低圧電線を包囲しつつ挿通する低圧用編組線とを備え、
前記低圧電線が、前記低圧用編組線の編目を通って外部に導出され、
前記低圧用編組線の端部が押し潰されて被かしめ部が形成され、
前記被かしめ部が、前記高圧用シールド部材の端部とともに前記シールドパイプの端部に接続されていることを特徴とする電線のシールド構造。
【請求項2】
前記高圧用シールド部材はアースに接続されるとともに、前記高圧用シールド部材の端末部は前記シールドパイプの外周面に対し被せ付けられて前記被かしめ部と共にかしめ部材によってかしめ付けられていることを特徴とする請求項1に記載の電線のシールド構造。
【請求項3】
前記高圧用シールド部材は筒状に編成された編組線であり、前記低圧電線は前記高圧用シールド部材の編目を通して外部に導出されるとともに、前記被かしめ部は前記高圧用シールド部材の前記編目を通して外部に延出されて前記高圧用シールド部材の端末部に重ねられ、この重ねられた部分において前記かしめ部材によるかしめ付けがなされていることを特徴とする請求項2に記載の電線のシールド構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電線のシールド構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、電気自動車やハイブリッド車両においては、自動車のリア側に搭載された高圧バッテリとエンジンルーム内に搭載されたインバータとの間が複数の電線(高圧の電力線)によって接続されている。この高圧電線は車両の床下に沿って配されるシールドパイプ内にシールド状態で挿通されている。このような構造を開示するものとして、下記特許文献1を挙げることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2006−311699号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、最近ではシールドパイプの中に上記した高圧電線に加えて、低圧の電線を混在させたいという要請がある。例えば、補機用のバッテリ(12Vバッテリ:低圧バッテリ)と各種低電圧機器(ランプ、カーオーディオ等)に対するリレーボックスとを接続する低圧電線を混在させることが想定されている。
【0005】
しかし、このように高圧電線と低圧電線とをシールドパイプ内に混在させると、高圧電線に重畳されたノイズが低圧電線に伝搬してしまう虞がある。すると、シールドパイプから外部に導出した低圧電線からは外部に向けてノイズが放射されることがあり、車両に搭載された各種電気機器に悪影響を与えてしまうことが懸念される。その対策としては低圧電線にシールド線を用いることが考えられる。
【0006】
しかし、シールド線はシールド機能を持たない通常の電線に比べて重く、また線径も大である。このため、低圧電線全体の重量増という問題があり、また、場合によっては、このような大径のシールド線が挿通されるシールドパイプも大径化させてしまう、という問題もある。
【0007】
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、低圧電線全体の重量の軽減を図ることができる電線のシールド構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の電線のシールド構造は、高圧ユニット間を接続する高圧電線と、低圧ユニット間を接続する低圧電線と、高圧電線と低圧電線のそれぞれの途中の部位が混在して挿通されるシールドパイプと、シールドパイプと高圧ユニットとの間において、高圧電線を包囲しつつ挿通する高圧用シールド部材と、シールドパイプの内部において低圧電線を包囲しつつ挿通する低圧用編組線とを備え、低圧電線が、低圧用編組線の編目を通って外部に導出され、低圧用編組線の端部が押し潰されて被かしめ部が形成され、被かしめ部が、高圧用シールド部材の端部とともにシールドパイプの端部に接続されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、低圧電線に対する低圧用編組線をシールドパイプ内に配する構造をとっているため、高圧電線に重畳されたノイズがシールドパイプ内において低圧電線に伝搬することを回避することができる。したがって、このような構造であれば、シールドパイプの外部において低圧電線がシールド機能を持たなくともノイズが外部に放射されてしまう事態を回避することができる。
【0011】
このように本発明によれば、従来とは異なり、低圧電線にシールド電線を使用しなくとも通常の電線の使用を用いて外部放射の回避が可能となる。したがって、低圧電線の経路の重量軽減を図ることができる。また、シールドパイプの外部において低圧用編組線を使用する場合には、低圧電線はシールドパイプ内では通常の電線径を占めるだけであるため、シールドパイプを小径化することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】実施例1にかかる電線のシールド構造の全体を示す図
図2図1のA−A線断面図
図3】シールドパイプと、高圧用シールド部材及び低圧用シールド部材との接続部分を拡大して示す断面図
図4参考例における電線のシールド構造の全体を示す図
図5図4のB−B線断面図
図6】シールドパイプと、高圧用シールド部材及び低圧用シールド部材との接続部分を拡大して示す断面図
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明における好ましい実施の形態を説明する。
(1)本発明の電線のシールド構造は、前記高圧用シールド部材はアースに接続されるとともに、前記高圧用シールド部材の端末部は前記シールドパイプの外周面に対し被せ付けられて前記被かしめ部と共にかしめ部材によってかしめ付けられた構成とすることが好ましい。
このような構成によれば、低圧用編組線の一部がかしめ部材によって高圧用シールド部材とともにシールドパイプにかしめ付けられるため、低圧電線のための専用のアース構造を設けることなくアースをとることができる。したがって、低圧電線にアースのための構造部を省略することができるため、部品点数の削減とアース設置のための作業を廃止することができる。
(2)前記高圧用シールド部材は筒状に編成された編組線であり、前記低圧電線は前記高圧用シールド部材の編目を通して外部に導出されるとともに、前記被かしめ部は前記高圧用シールド部材の前記編目を通して外部に延出されて前記高圧用シールド部材の端末部に重ねられ、この重ねられた部分において前記かしめ部材によるかしめ付けがなされるようにしてもよい。
このような構成によれば、低圧電線はシールドパイプの外部において高圧用シールド部材から外部に導出され、自由な配索が可能となる。また、低圧用編組線の端末部から部分的に被かしめ部を延出させることで、高圧用シールド部材との共締めを容易に行うことができる。
【0014】
次に、本発明の電線のシールド構造を具体化した実施例1及び2について、図面を参照しつつ説明する。
【0015】
<実施例1>
図1乃至図3は本発明の実施例1を示している。図1は電気自動車あるいはハイブリッド車に適用された電線のシールド構造の全体の概要を示している。車両の後部には高圧バッテリ1(高圧ユニット)と補機用の低圧バッテリ2(低圧ユニット)が搭載されている。一方、車両の前部(例えばエンジンルーム)には図示しないモータと接続されるインバータ3(高圧ユニット)と、各種低電圧機器(ランプ、カーオーディオ等)に接続されるリレーボックス4(低圧ユニット)とが搭載されている。
【0016】
高圧バッテリ1とインバータ3との間は図示2本の高圧電線5によって接続されている。両高圧電線5自体はシールド機能を持たず、芯線と被覆とからなる通常の電線が使用され、高電圧・大電流に対応可能である。両高圧電線5の各端部には端子金具6がそれぞれ接続されている(図1では高圧バッテリ1に接続される側のみが示されている。)。各端子金具6のうち高圧バッテリ1側と接続される側のものは、高圧バッテリ1の出力用の電極にそれぞれ電気的に接続されている。一方、インバータ3側と接続される側のものはコネクタ7内に組込まれ、同コネクタ7がインバータ3側のコネクタと嵌合することによってインバータ3側との電気的接続がとられるようになっている。
【0017】
低圧バッテリ2とリレーボックス4との間は低圧電線8によって接続されている。低圧電線8も、高圧電線5と同様に、それ自体はシールド機能を持たず、芯線と被覆とからなる通常の電線が使用されている。低圧電線8の両端部には端子金具6が接続されており、一端側は低圧バッテリ2の電極に、他端側はリレーボックス4内の対応する端子(図示しない)にそれぞれ接続されている。なお、低圧電線8の本数について、高圧電線5と同様、単に図示の便宜上の表示に過ぎず、本数は正確に表示されていない。
【0018】
高圧電線5と低圧電線8の途中は、共にシールドパイプ9内に挿通されている。シールドパイプ9は本実施例においては、シールド機能を有する金属製(例えば、アルミニウム合金製)の長尺パイプによって形成されている。シールドパイプ9は車両の床下において、概ね車両の前後方向に沿って配索されており、両端部は上向きに屈曲して車両の内部に導入されている。シールドパイプ9の途中には車両ボディ側への固定のために、図干しない金属製の取り付け具が複数箇所に配されており、これらによってアースがとられるようにしてある。
【0019】
高圧電線5において、シールドパイプ9から車両の前後両方向へ導出された範囲はそれぞれ高圧用編組線10A、10B(高圧用シールド部材)内に挿通されている。高圧用編組線10A、10Bは多数の金属製の線材を筒状に編成したものであり、可撓性を有している。両高圧用編組線10A、10Bの一端側はコネクタあるいは高圧バッテリ1の各ケーシング(図示しない)にかしめ等によって接続され、他端側はシールドパイプ9の両端部に後述のかしめリング11(かしめ部材)がかしめ付けられることによって接続されている。このことによって、高圧電線5におけるシールドパイプ9とコネクタ7あるいは高圧バッテリ1との間の領域はシールドされる。
【0020】
これに対し、低圧電線8はシールドパイプ9内において低圧用編組線12(低圧用シールド部材)内に挿通されている。低圧用編組線12はシールドパイプ9のほぼ全長に亘って低圧電線8を挿通させている(図2参照)。このことにより、高圧電線5にノイズが重畳されていたとしても、ノイズが低圧電線8へ伝搬することが回避されている。
【0021】
図3に示すように、両低圧用編組線12の両端部は低圧電線8と共に、高圧用編組線10A、10Bのシールドパイプ9側の端部寄りの部位において強制的に拡開された編み目を通して外部に導出されている。低圧電線8は、さらに低圧用編組線12の両端部寄りの部位において編み目を通してそれぞれ外部に導出されている。低圧用編組線12の両端部は扁平に押し潰されて被かしめ部13がそれぞれ形成されており、高圧用編組線10A、10Bの内側に位置している。両被かしめ部13は、図2図3に示すように、共に高圧用編組線10A、10Bの開口縁の内周側に重ねられる。
【0022】
両高圧用編組線10A、10Bのシールドパイプ9側の各端部は、両被かしめ部13と共にかしめリング11(かしめ部材)によってシールドパイプ9の外周面にかしめ付けられる。かしめリング11は金属製の板材によって形成され、リング状に形成された締め付け用の本体部11Aと、かしめ操作を行うための操作部11Bとからなる公知の構成に係るものである。本体部11Aは、その一部が締め代を形成するために周方向に切り離された形態となっており、操作部11Bはここから径方向外方へ起立して形成されている。かくして、操作部11Bの根元部分を摘んで接近させるように変形させることにより、本体部11Aは縮径して被かしめ部13と高圧用編組線10A、10Bとを同時にシールドパイプ9の外周面にかしめ付けられている。
【0023】
以上のように構成された実施例1の作用効果は次の通りである。
(1)シールドパイプ9の内部には高圧電線5と低圧電線8とが比較的近い距離で混在しているが、低圧電線8自体はシールド機能のない通常の電線であっても、低圧用編組線12内に挿通されることで、高圧電線5にノイズが重畳されていても、このノイズが低圧電線8に伝搬する事態は回避される。したがって、シールドパイプ9から外部に導出された低圧電線8からノイズが外部に放射されることはない。このように、実施例1によれば、従来とは異なり、通常の電線の使用が可能であるため、従来使用されてきたシールド電線に比較して低圧電線8の軽量化を達成することができる。
(2)低圧用編組線12の両端部には被かしめ部13を延出して、かしめリング11を用いて両高圧用編組線10A、10Bと共にシールドパイプ9にかしめ付けるようにしている。このため、低圧電線8に対するアースを、高圧電線5に対するアースに兼用させることができる。したがって、従来とは異なり、低圧電線8のための専用のアース構造を廃止することができる。
【0024】
参考例
図4から図6は本発明の参考例を示している。実施例1では低圧電線8に対しシールドパイプ9内において低圧用編組線12A,12Bに挿通してシールドを行ったが、参考例ではシールドパイプ9の外側において低圧用編組線12A,12B内に挿通させ、シールドパイプ9とリレーボックス4あるいは低圧バッテリ2との間でそれぞれシールドを行うようにしている。高圧電線5に対するシールドは実施例1と同様であるため、説明は省略する。
【0025】
低圧電線8はシールドパイプ9の両端部から導出された後、それぞれ両高圧用編組線10A、10Bのシールドパイプ9側の端部寄りの部位において、強制的に拡開された編み目を通して外部に引き出されている。この引き出された部分において、低圧電線8は低圧用編組線12A,12Bの内部へ挿通されている。両低圧用編組線12A,12Bの一端側は、リレーボックス4あるいは低圧バッテリ2のケーシング(図示しない)にそれぞれかしめ等によって接続されている。図6に示すように、低圧電線8は、低圧用編組線12A,12Bの他端側(シールドパイプ9側)に対し、編み目を通して低圧用編組線12A、12Bの内部に導入されている。低圧用編組線12A、12Bのシールドパイプ9側の両端部は扁平に押し潰され、実施例1と同様に被かしめ部13Aが延出形成されている。両被かしめ部13Aは、高圧用編組線10A、10Bのシールドパイプ9側の端部の外周に重ねられ、かしめリング11にて高圧用編組線10A、10Bと共にシールドパイプ9の外周面にかしめ付けられている。
【0026】
上記のように構成された参考例においては、シールドパイプ9内において低圧電線8に対し高圧電線5に重畳されているノイズが伝搬されることがあったとしても、シールドパイプ9の外では低圧用編組線12A,12Bによってシールドされているため、低圧電線8に重畳されているノイズが外部へ放射される事態は回避されている。
【0027】
かくして、参考例においても、低圧電線8自体はシールド機能を持たない通常の電線を使用可能であるため、低圧電線8全体の重量軽減を図ることができる。この効果は、シールドパイプ9長尺である場合に、とりわけ有効である。また、低圧用編組線12A,12Bを、高圧用編組線10A、10Bと共にシールドパイプ9にかしめ付けるようにしたため、実施例1と同様、高圧用編組線10A、10Bと低圧用編組線12A,12Bに対するアース構造の共通化により、低圧電線8の専用のアース構造を廃止することができる。さらに、低圧電線8はシールドパイプ9内を低圧用編組線12A,12Bに包囲されることなく挿通され、それ自体はシールド電線に比較して小径の通常電線であるため、シールドパイプ9を小径化することができる、という効果も得られる。
他の構成は実施例1と同様であり、同様の作用効果を奏することができる
【0028】
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では、シールドパイプ9は全体がアルミニウム合金で形成されていたが、樹脂パイプ内に金属箔を同心で埋め込んだ構造のものであってもよい。要は、シールド機能が発揮されるのであれば、シールドバイブの材質は不問である。
(2)上記実施例では、高圧用・低圧用の両シールド部材を共に編組線によって形成したが、例えば金属箔を全周かつ全長に亘ってインサートしたコルゲートチューブに代えてもよい。
【0029】
(3)上記実施例では高圧用編組線と低圧用編組線とをかしめによって接続したが、溶接等、他の手段によって接続するようにしてもよい。
(4)上記実施例では高圧用編組線と被かしめ部13とをかしめリングによってかしめ付けたが、結束バンドによってかしめ付けるようにしてもよい。
【符号の説明】
【0030】
1…高圧バッテリ(高圧ユニット)
2…低圧バッテリ(低圧ユニット)
3…インバータ(高圧ユニット)
4…リレーボックス(低圧ユニット)
5…高圧電線
8…低圧電線
9…シールドパイプ
10A,10B…高圧用編組線
11…かしめリング(かしめ部材)
12、12A,12B…低圧用編組線
13、13A…被かしめ部
図1
図2
図3
図4
図5
図6