(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記第1ネットワークは、ジグビー通信ネットワーク及びブルートゥース通信ネットワークのうち少なくとも一つを含み、前記第2ネットワークは、WLAN(wireless local area network)通信ネットワークを含むことを特徴とする請求項4に記載のコンテンツ収集方法。
前記コンテンツは、写真、音楽、動画、ニュース、テレビ番組情報、ユーザ日程、ユーザ・アドレスブック及び前記コンテンツ収集方法を遂行する装置が含まれた機器の設定状態情報のうち少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ収集方法。
前記ディスプレイ中であるコンテンツから、少なくとも1つの特性情報を抽出する段階は、ディスプレイ中であるコンテンツのモードによって、前記ディスプレイ中であるコンテンツから、前記少なくとも1つの特性情報を抽出する段階を含み、前記各段階は前記コンテンツ収集装置の制御部によって制御されることを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ収集方法。
前記ディスプレイ中であるコンテンツから、少なくとも1つの特性情報を抽出する段階は、あらかじめ設定された条件によって、前記ディスプレイ中であるコンテンツから、少なくとも1つの特性情報を抽出する段階を含み、前記各段階は前記コンテンツ収集装置の制御部によって制御されることを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ収集方法。
前記通信部は、所定の範囲に近接した外部機器を、第1ネットワークを介して認識し、前記認識された外部機器を、第2ネットワークを介して連結することを特徴とする請求項11に記載のコンテンツ収集装置。
前記第1ネットワークは、ジグビー通信ネットワーク及びブルートゥース通信ネットワークのうち少なくとも一つを含み、前記第2ネットワークは、WLAN(wireless localarea network)通信ネットワークを含むことを特徴とする請求項14に記載のコンテンツ収集装置。
前記制御部は、ディスプレイ中であるコンテンツのモードによって、前記ディスプレイ中であるコンテンツから、前記少なくとも1つの特性情報を抽出することを特徴とする請求項11に記載のコンテンツ収集装置。
前記制御部は、あらかじめ設定された条件によって、前記ディスプレイ中であるコンテンツから、少なくとも1つの特性情報を抽出することを特徴とする請求項11に記載のコンテンツ収集装置。
【発明を実施するための形態】
【0007】
添付された図面を参照し、本発明の望ましい実施形態について詳細に説明する。
【0008】
図1は、本発明の一実施形態によるコンテンツ収集システムの概略的なブロックダイヤグラムを示す図面である。
【0009】
図1を参照すれば、コンテンツ収集システム100は、コンテンツ収集装置110及びコンテンツ提供装置120,130,140を含む。コンテンツ収集装置110と、コンテンツ提供装置120,130,140は、所定のネットワークを介して連結される。本図面では、コンテンツ提供装置は、テレビ120、カメラ130及びモバイル装置140であると例示されている。しかし、前記装置120,130,140に制限されるものではなく、コンテンツ収集装置110に連結され、コンテンツを提供することができる装置であるならば、その限りではない。
【0010】
コンテンツ収集装置110は、所定のネットワークを介して、認識可能な範囲にあるコンテンツ提供装置120,130,140を認識し、コンテンツ提供装置120,130,140と連結される。所定のネットワークの例としては、ジグビー(Zigbee(登録商標))、ワイファイ(Wi−Fi)、ブルートゥース(bluetooth(登録商標))、IEEE 802.11、HomeRF(radio frequency)、IrDA(Infrared data association)、UWB(ultra wireband)、NFC(near field communication)、RFID(radio frequency identification)及びワイヤレス1394のような無線プロトコル;またはイサーネット、HomePNA(phoneline networking alliance)、PLC(power line communication)、IEEE 1394、USB(universal serial bus)のような有線プロトコル基盤のネットワークであってもよい。本発明の一実施形態において、望ましくは、コンテンツ収集装置110が、コンテンツ提供装置120,130,140を認識する場合には、ジグビーまたはブルートゥース・ネットワークを介して認識し、コンテンツ提供装置120,130,140と連結される場合には、コンテンツ収集装置110は、ワイファイ・ネットワークを介して連結される。
【0011】
コンテンツ収集装置110は、現在実行されている、すなわち、ディスプレイ中であるコンテンツ111の特性及び使用状況を基に、特性112を抽出し、連結されたコンテンツ提供装置120,130,140に、抽出された特性を送信することにより、関連したコンテンツを要請する。
【0012】
その後、コンテンツ提供装置120,130,140は、受信した特性情報に基いて、これと関連したコンテンツを、コンテンツ収集装置110に送信する。コンテンツ収集装置110は、受信したコンテンツ113を表示する。他の実施形態で、コンテンツ提供装置120,130,140は、受信した特性に基いて、これと関連したコンテンツ情報を収集装置110に送信する。コンテンツ情報は、コンテンツのサムネイル(thumbnail)、機器及びコンテンツの保存フォルダ名のようなコンテンツのアドレス情報、並びにコンテンツのファイル名のうち少なくとも一つを含んでもよい。その後、コンテンツ収集装置110は、受信したコンテンツ情報113を受信して表示する。このとき、ユーザが任意のコンテンツを選択する場合、コンテンツ収集装置110は、選択されたコンテンツをコンテンツ提供装置120,130,140に要請して受信する。その後、ユーザの選択によって、受信したコンテンツを再生したり、あるいは保存することができる。
【0013】
図2は、本発明の一実施形態によるコンテンツ収集方法に係わるフローチャートを示す図面である。
【0014】
図2を参照すれば、段階210で、コンテンツ収集装置は、ディスプレイ中であるコンテンツから、少なくとも1つの特性情報を抽出する。本発明の一実施形態で、特性情報を抽出する方法は、あらかじめ設定された条件によって、特性情報を抽出する方法、現在コンテンツモードによって、特性情報を抽出する方法、及び現在コンテンツの性質による特性情報を抽出する方法を、例として挙げることができる。コンテンツ収集装置が含まれた機器に表示されているコンテンツの状況によって、抽出される特性情報が異なるので、収集されるコンテンツの結果が異なることがある。
【0015】
あらかじめ設定された条件によって、特性情報を抽出する方法は、ユーザがあらかじめ所定の条件(例えば、コンテンツの生成日時、場所など)をあらかじめ設定し、コンテンツ収集装置は、設定された条件によって、特性情報を生成する。例えば、ユーザが、あらかじめ2010年12月25日という条件を設定した場合、コンテンツ収集装置は、2010年12月25日という特性情報を抽出し、コンテンツ提供装置に、前記特性情報と関連したコンテンツを要請することができる。
【0016】
現在コンテンツモードによって、特性情報を抽出する方法は、現在ディスプレイ中であるコンテンツの種類(例えば、写真、音楽、動画、ニュース、テレビチャンネル)によって、特性情報を抽出する。例えば、現在ディスプレイ中であるコンテンツが、写真である場合、コンテンツ収集装置は、「写真」という特性情報を抽出し、コンテンツ提供装置に、写真と関連したコンテンツを要請することができる。または、現在コンテンツリスト(例えば、写真リスト、音楽リスト、動画リストなど)がディスプレイ中である場合、コンテンツの状態、すなわち、使用モードを区分して特性情報を抽出することができる。例えば、現在写真リストがディスプレイ中である場合には、コンテンツ収集装置は、「写真」という特性情報を抽出し、コンテンツ提供装置に写真と関連したコンテンツを要請することができる。
【0017】
現在コンテンツの性質によって、特性情報を抽出する方法は、現在ディスプレイ中であるコンテンツ内部に含まれている情報を分析して特性情報を抽出する。例えば、現在ディスプレイ中であるコンテンツが写真である場合、日付及び時間、場所、人物、イベント、主題、特徴、コンデンツの利用に係わるモード、イメージから抽出した情報(color情報含む)、ファイルのメタデータ(metadata)及びタグ(tag)情報などが特性情報になる。その場合、コンテンツ収集装置は、前述のような写真に含まれている情報を抽出してコンテンツ提供装置に送信し、それと関連した写真を提供される。例として開示された特性情報抽出方法は、別個でまたはそれぞれ重複されて使用される。
【0018】
本発明の一実施形態で、コンテンツは、写真、音楽、動画、ニュース、テレビ番組情報、ユーザ日程、ユーザ・アドレスブック、コンテンツ収集装置が含まれた機器の設定状態情報のうち少なくとも一つを含んでもよい。
【0019】
コンテンツが写真である場合、抽出可能な特性情報は、イメージから抽出されたテーマ及びイベント(例えば、家族旅行、夏休み)情報、時間情報、GPS(global positioning system)情報を活用した場所情報、写真イメージ内の抽出可能な顔情報を活用した人物情報、カメラ製造社またはモデルのような機器情報でもある。すなわち、写真イメージから提供するタグ情報は、いずれも特性情報として活用が可能である。現在イメージタグは、EXIF(exchangeable image file format)であり、JPEG(joint photographic experts group)及びTIFF(tagged image file format)で使用されており、内容としては、カメラ製造社、モデル、ファームウェア・バージョン、撮影時刻、保存時刻、撮影場所の緯度・経度、撮影者、シャッタ速度、焦点距離、絞り値、露出保存値、撮影プログラム、測光モード、ホワイトバランス、BW基準点、解像度、サイズ、オリエンテーション、ファイル圧縮方式、イメージ名称、著作権者情報である。
【0020】
コンテンツが音楽である場合、抽出可能な特性情報は、音楽コンテンツに含まれている題目、アルバム(音盤)名、歌手名、ジャンル、作詞者、発売日情報でもある。現在音楽コンテンツから提供するタグ(audio tag)情報は、MP3ファイルのメタデータであるID3タグである。ID3タグは、題目、歌手名、アルバム名、発売開始年度、ジャンル、曲番号、作詞者、指揮者、媒体種類、歌詞、イメージ、ファイルサイズ情報を含んでもよい。
【0021】
コンテンツが動画である場合、抽出可能な特性情報は、動画コンテンツに含まれた題目、時間、ジャンル、再生時間、ファイルサイズ、制作ツール、フレーム速度及び圧縮コーデックのような映像情報及び代表イメージ(例えば、映画の場合、ポスター)などである。
【0022】
コンテンツがニュースである場合、抽出可能な特性情報は、ニューステキストとして提供される代表キーワード及び代表イメージ(例えば、人物)、または映像情報などである。
【0023】
コンテンツがテレビ番組情報である場合、抽出可能な特性情報は、放送で提供する番組の諸般の情報であり、番組名、時間、進行者及び出演者、並びにジャンルでもある。
【0024】
コンテンツがユーザ日程である場合、抽出可能な特性情報は、時間、イベント内容、反復いかんなどの情報のようなユーザが直接作成したり、あるいはデータ連動によって登録された諸般の日程情報でもある。
【0025】
コンテンツがユーザ・アドレスブックである場合、抽出可能な特性情報は、名称、電話番号、グループ、電子メール、アドレス及びメモなどの情報のようなユーザが直接入力したり、あるいは自動アップデートされた電話帳に収録された情報でもある。
【0026】
コンテンツ収集装置が含まれた機器の設定状態情報である場合、抽出可能な特性情報は、IP(internet protocol)アドレスまたはMAC(medium access control)アドレスのようなネットワーク設定情報、使用言語情報、応用プログラム情報、壁紙及び個人設定情報でもある。
【0027】
特性情報を抽出した場合、コンテンツ収集装置は、特性情報を表示する。コンテンツ収集装置は、少なくとも1つの表示された特性情報が、ユーザによって選択可能なインターフェースを提供することができる。
【0028】
段階220で、コンテンツ収集装置は、所定の範囲に近接した外部機器を認識する。その後、認識された外部機器と連結する。本発明の一実施形態において、コンテンツ収集装置は、ジグビー・ネットワークまたはブルートゥース・ネットワークを介して認識し、コンテンツ提供装置と連結する場合には、ワイファイ・ネットワークを介して連結される。もちろん、コンテンツ収集装置は、1つのネットワークを介して、コンテンツ提供装置を認識及び連結することもできる。本発明の一実施形態では、近接性を要する。しかし、これに制限されるものではなく、ネットワークまたは機器の事情によって、多様な認識可能範囲や連結可能範囲がある。また、コンテンツ収集装置には、コンテンツ提供装置の認識いかん及び連結状態が表示される。連結された機器の状態は、アイコン形態で表示される。また、ユーザの意図によって、「機器認識(削除/追加)、機器連結(連結/未連結)状態」が操作可能である。例えば、各機器別に、検索演算子(and/or/not)を設定し、検索時に包含いかんをユーザが設定することもできる。また、以前に連結されたことがある機器の場合には、自動的に連結可能であり、同じネットワーク上に存在すれば、近接して認識させた後、距離が遠くなっても、機器の認識が続けて可能である。段階220は、段階210と並列的に存在し、互いに順次的でもある。もちろん、順次的である場合、逆順に進められもする。
【0029】
段階230で、コンテンツ収集装置は、抽出された特性情報を、連結された外部機器に送信する。少なくとも1つの抽出された特性情報が表示されている場合には、ユーザは、それを選択して外部機器に送信することもできる。その場合、コンテンツ収集装置は、選択された特性情報をメタデータ形式で、外部機器に送信することもできる。
【0030】
段階240で、コンテンツ収集装置は、特性情報と関連したコンテンツを、外部機器から受信する。外部機器は、コンテンツ収集装置から、特性情報受信及びコンテンツ提供要請を受けた場合、受信された特性情報と関連したコンテンツを抽出し、コンテンツ収集装置に送信する。外部機器として動作することができる条件は、例えば、電源が、状態(ユーザの意図によって電源がオフ状態の場合にも可能)であること、コンテンツ収集装置とネットワークで連結されていること、データ送信及び共有について、あらかじめ承認された状態であること、及び前述のところと係わる方法を遂行するための専用ソフトウェアが設置されていることを含んでもよい。
【0031】
図3は、本発明の
図2の段階240を具体化したフローチャートである。
【0032】
図3を参照すれば、段階310で、コンテンツ収集装置は、特性情報と関連したコンテンツ情報を受信する。本発明の一実施形態で、コンテンツ情報は、原本のサムネイル(thumbnail)、コンテンツの保存されたアドレス情報(例えば、機器、フォルダ名)、ファイル名などの情報を含んでもよい。
【0033】
段階320で、コンテンツ収集装置は、受信されたコンテンツ情報を表示する。また、コンテンツ収集装置は、受信されたコンテンツ種類(例えば、写真、音楽、動画、ニュース、テレビチャンネルなど)を、オプションによって、全部または選別されたコンテンツを表示することもできる。
【0034】
段階330で、コンテンツ収集装置は、ユーザの選択によって選択されたコンテンツ情報に対応するコンテンツを外部機器に要請する。例えば、表示されたコンテンツ情報において、ユーザが所望するコンテンツ情報を、表示されている機器連結状態で、ユーザが所望する機器に移動させる場合(例えば、ドラッグ・アンド・ドロップ(drag and drop))、コンテンツ収集装置は、コンテンツ提供装置に対応するコンテンツを要請する。
【0035】
段階340で、コンテンツ収集装置は、要請したコンテンツを受信し、それをユーザが選択した機器または場所に保存することができる。
【0036】
図2及び
図3の段階が実行され、コンテンツが収集された状態で、ユーザが現在ディスプレイ中であるコンテンツを変更する場合、
図2及び
図3の段階が新たに実行され、コンテンツ変更時に、リアルタイムで関連したコンテンツを収集することができる。
【0037】
図4は、
図2及び
図3に図示された方法に係わる例を示す図面である。
【0038】
図4を参照すれば、現在コンテンツ、
図4では、イメージ401がディスプレイ中の状態で、EG(easy gathering)ボタン400を活性化させる。EGボタンを活性化させる場合、コンテンツ収集方法に係わるアプリケーション(ソフトウェア)が駆動される。その後、コンテンツ収集装置は、現在ディスプレイ中のイメージ401から、特性情報を抽出する。特性情報は、
図2で説明した方法によって抽出される。コンテンツ収集装置は、抽出された特性情報420を表示する。その場合、表示された特性情報420は、ユーザによって選択可能なインターフェースを有する。その後、その後または同時に、コンテンツ収集装置は、近接した外部機器を検索し、検索された外部機器のうち、ユーザ選択または自動的に連結する。また、連結された外部機器と、コンテンツ収集装置は、画面に表示される(430)。その後、コンテンツ収集装置は、ユーザが選択した特性情報(本図面では、赤いバラ情報、及び2009.5.18.に係わる時間情報)を、連結された外部機器に送信する。外部機器は、受信した特性情報を基にして、それと関連したコンテンツ情報を抽出し、コンテンツ収集装置に送信する。望ましくは、外部機器は、現在ディスプレイ中であるコンテンツがイメージであるので、イメージを検索して送信しなければならないが、これに制限されるものではない。すなわち、赤いバラ情報及び/または2009.5.18.による時間情報を含んでいるコンテンツ情報を抽出し、コンテンツ収集装置に送信する。コンテンツ情報は、
図2で説明した通りである。コンテンツ収集装置は、外部機器から受信したコンテンツ情報440を表示する。その後、ユーザ450は、任意のコンテンツ情報を選択する場合、外部機器に選択されたコンテンツ情報に対応するコンテンツを要請してそれを受信した後、再生したり、あるいは保存することができる。
【0039】
以下、本発明の実施形態によるそれぞれのシナリオについて説明する。
【0040】
図5は、本発明の一実施形態による、コンテンツ収集方法シナリオの例を示す図面である。
【0041】
図5を参照すれば、現在イメージ501がディスプレイ中の状態で、EG(easy gathering)ボタン510が活性化される。EGボタンが活性化される場合、コンテンツ収集方法に係わるアプリケーション(ソフトウェア)が駆動される。その後、コンテンツ収集装置は、現在ディスプレイ中のイメージ501から特性情報を抽出する。特性情報は、
図2で説明した方法によって抽出される。コンテンツ収集装置では、ディスプレイ中であるイメージが選択されたイメージであると判断され、日付、場所、人物などの特性情報520が表示され、それらが類似したコンテンツ見つけ出す条件になる。日付及びイベント情報は、ユーザの日程情報から抽出されて活用されもする。コンテンツ収集装置は、抽出された特性情報520を表示する。その場合、表示された特性情報520は、ユーザによって選択可能なインターフェースを有する。その後または同時に、コンテンツ収集装置は、近接した外部機器を検索し、検索された外部機器のうち少なくとも一つ以上と、ユーザ選択によってまたは自動的に連結される。また、連結された外部機器とコンテンツ収集装置は、画面に表示される(530)。その後、コンテンツ収集装置は、ユーザが選択した特性情報(本図面では、エバーランド情報521、及び2010.7.1.に係わる時間情報522)を、連結された外部機器に送信する。外部機器は、受信した特性情報を基にして、それと関連したコンテンツ情報を抽出し、コンテンツ収集装置に送信する。コンテンツ情報は、
図2に説明した通りである。コンテンツ収集装置は、外部機器から受信したコンテンツ情報540を表示する。その場合、それぞれの外部機器に固有の色相を付与し、コンテンツがどの外部機器から受信したかを認識することができるように、コンテンツ外部に対応する固有の色相で表示することもできる。その後、ユーザ550は、任意のコンテンツ情報を選択する場合、外部機器に、選択されたコンテンツ情報に対応するコンテンツを要請し、それを受信した後で再生したり、あるいは保存することができる。例えば、ユーザ550が任意のコンテンツ情報を選択し、コンテンツ収集装置が含まれた現在イメージをディスプレイする機器に移動する(560)、例えば、ドラッグ・アンド・ドロップさせる場合、外部機器に、選択されたコンテンツ情報に対応するコンテンツ
を要請し、それを受信した後で保存する。もしイメージではなく、動画である場合には、それを再生することもできる。
【0042】
図6は、本発明の他の実施形態による、コンテンツ収集方法シナリオの例を示す図面である。
【0043】
図6を参照すれば、現在第1イメージ601がディスプレイ中である状態で、EG(easy gathering)ボタン510を活性化させる。EGボタンを活性化させる場合、コンテンツ収集方法に係わるアプリケーション(ソフトウェア)が駆動される。その後、コンテンツ収集装置は、第1イメージ601をEG pool 620という他の領域620に表示する。その後、コンテンツ収集装置は、現在ディスプレイ中である第1イメージ601から特性情報を抽出する。特性情報は、
図2で説明した方法によって抽出される。本図面では、抽出された特性情報を表示していないが、抽出された特性情報が表示されもする。その後または同時に、コンテンツ収集装置は、近接した外部機器を検索し、検索された外部機器のうち少なくとも一つ以上と、ユーザ選択によってまたは自動的に連結される。また、連結された外部機器とコンテンツ収集装置は、画面に表示される(630)。その後、コンテンツ収集装置は、抽出された特性情報を、連結された外部機器に送信する。外部機器は、受信した特性情報を基にして、それと関連したコンテンツ情報を抽出し、コンテンツ収集装置に送信する。コンテンツ情報は、
図2に説明した通りである。コンテンツ収集装置は、外部機器から受信したコンテンツ情報640を表示する。その場合、それぞれの外部機器に固有の色相を付与し、コンテンツがどの外部機器から受信したかを認識することができるように、コンテンツ外部に対応する固有の色相で表示することもできる。その後、ユーザが異なるイメージを追加すべく、第2イメージ602を実行、すなわち、ディスプレイする場合には、第2イメージ602がEG pool 620に表示され、第2イメージ602について特性情報が抽出され、外部機器に送信され、コンテンツ収集装置は、第2イメージ602の特性情報と関連したコンテンツ情報を受信して表示する。その場合、第1イメージ601及び第2イメージ602と関連したコンテンツ情報660が表示されるが、共通されたコンテンツ情報のみを表示することもでき、受信したすべてのコンテンツ情報も表示することができる。
【0044】
図7は、本発明のさらに他の実施形態による、コンテンツ収集方法シナリオの例を示す図面である。
【0045】
図7を参照すれば、現在イメージ701がディスプレイ中である状態で、EG(easy gathering)ボタン710を活性化させる。EGボタンを活性化させる場合、コンテンツ収集方法に係わるアプリケーション(ソフトウェア)が駆動される。その後、コンテンツ収集装置は、現在ディスプレイ中であるイメージ701から特性情報を抽出する。特性情報は、
図2で説明した方法によって抽出される。コンテンツ収集装置は、抽出された特性情報720を表示する。その場合、表示された特性情報720は、ユーザによって選択可能なインターフェースを有する。その後または同時に、コンテンツ収集装置は、近接した外部機器を検索し、検索された外部機器のうち少なくとも一つ以上と、ユーザ選択によってまたは自動的に連結する。また、連結された外部機器とコンテンツ収集装置は、画面に表示される(730)。その後、コンテンツ収集装置は、ユーザが選択した特性情報(本図面では、エバーランド情報(721)及び2010.7.1.に係わる時間情報722)を、連結された外部機器に送信する。外部機器は、受信した特性情報を基にして、それと関連したコンテンツ情報を抽出し、コンテンツ収集装置に送信する。コンテンツ情報は、
図2に説明した通りである。コンテンツ収集装置は、外部機器から受信したコンテンツ情報740を表示する。その場合、それぞれの外部機器に固有の色相を付与し、コンテンツがどの外部機器から受信したかを認識することができるように、コンテンツ外部に対応する固有の色相で表示することもできる。その後、ユーザは、抽出された特性情報を追加し、二次的に外部機器に存在するコンテンツをさらに検索することができる。ユーザが、人物723に係わる特性情報をさらに選択する場合、コンテンツ収集装置は、エバーランド情報721、2010.7.1.に係わる時間情報722及び人物情報723に係わる特性情報を、連結された外部機器に送信し、それと関連したコンテンツ情報750をさらに受信して表示することもできる。特性情報をさらに追加する場合には、既存の受信したコンテンツ情報において、さらに追加される特性情報と関連したコンテンツ情報に制限して表示することもできる。外部機器は、選択された人物と係わり、所定のイメージ分析を介して選択された人物が含まれたコンテンツを抽出する。
【0046】
図8は、本発明のさらに他の実施形態による、コンテンツ収集方法シナリオの例を示す図面である。
【0047】
図8を参照すれば、
図7と比べるとき、追加して選択される特性情報が、GPS(global positioning system)情報823に変更されたものである。外部機器は、選択されたGPS情報による指定された範囲で、コンテンツを抽出し、コンテンツ収集装置に送信する。
【0048】
図5ないし
図8では、イメージに係わるコンテンツ収集方法について記述したが、それは一例であるのみ、イメージに制限されるものではなく、本明細書で例として挙げた全てのコンテンツ種類について適用可能である。
【0049】
本発明の他の実施形態で、コンテンツの種類がユーザ日程(スケジュール)である場合に係わるシナリオについて説明する。ユーザによって管理されている日程で、作成された日付、場所、イベント及び人物名などを基に、関連コンテンツ(例えば、写真または動画)を収集し、イベント別にグループ(アルバム)を形成して提供することもできる。
【0050】
また、本発明の他の実施形態で、コンテンツの種類が音楽である場合、連結された外部機器に保存された選好音楽を受信し、優先順位によって再生リスト(playlist)を自動生成し、他人と音楽的趣向も共に共有して音楽を鑑賞することができる。
【0051】
本発明において、他の実施形態で、現在コンテンツがディスプレイ中ではなく、ファイルブラウザ(file browser)がディスプレイ中である場合には、コンテンツ収集装置は、リストのコンテンツを分析して共通点を抽出し、適当な値を抽出し、状況情報として提供する。その後、外部機器は、リストのうちハイライトがあるコンテンツを分析した結果を提供する。それにより、コンテンツの種類に係わりなく、全てのコンテンツを収集することができる。
【0052】
本発明のさらに他の実施形態で、コンテンツが、当該機器の特定個人情報、及び設定メニュー画面などの機器メニュー情報である場合、現在状態で、状況情報として使用可能な情報を分析して提供する。コンテンツ収集装置は、連結された機器のリストを外部機器に提供する。ユーザが設定状態を共有する機器を選択する場合、連結された機器同士設定情報を共有実行、すなわち、連結される機器に対して設定状況を同期化させる機能を行う。
【0053】
図9は、本発明の一実施形態によるコンテンツ収集装置を示す図面である。
【0054】
図9を参照すれば、コンテンツ収集装置900は、ディスプレイ部910、制御部920、通信部930及び保存部940を含む。コンテンツ収集装置900は、コンテンツを管理して再生する機能を提供する装置であるならば、制限がない。例えば、コンテンツ収集装置900は、TV(television)、PC(personal computer)、desktop PC、notebook PC、Tabletop、smart board、touch remote control、tablet、digital camera、digital photo frame、mobile phone、mobile deviceのようなCE(consumer electronic)製品でもある。
【0055】
ディスプレイ部910は、コンテンツを表示し、後述する機器連結状態、及び収集したコンテンツ情報またはコンテンツを表示する。
【0056】
通信部930は、所定のネットワークを介して、所定の認識可能な範囲にある外部機器、すなわち、コンテンツ提供装置(図示せず)を認識し、コンテンツ提供装置と連結される。所定のネットワークの例としては、ジグビー(Zigbee(登録商標))、ワイファイ(Wi−Fi)、ブルートゥース(bluetooth)、IEEE 802.11、HomeRF(radio frequency)、IrDA(Infrared data association)、UWB(ultra wireband)、NFC(near field communication)、RFID(radio frequency identification)及びワイヤレス1394のような無線プロトコル;またはイサーネット、HomePNA(phoneline networking alliance)、PLC(power line communication)、IEEE 1394、USB(universal serial bus)のような有線プロトコル基盤のネットワークであってもよい。本発明の一実施形態において、通信部930は、ジグビー・ネットワークまたはブルートゥース・ネットワークを介して認識し、外部装置と連結する場合には、ワイファイ・ネットワークを介して連結されもする。もちろん、通信部930は、1つのネットワークを介して、コンテンツ提供装置を認識及び連結することもできる。本発明の一実施形態では、近接性を要する。しかし、それに制限されるものではなく、ネットワークまたは機器の事情によって、多様な認識可能範囲や連結可能範囲がある。
【0057】
また、ディスプレイ部910は、外部機器の認識いかん及び連結状態が表示される。連結された機器の状態は、アイコン状に表示することができる。また、ユーザの意図によって、「機器認識(削除/追加)、機器連結(連結/未連結)状態」が操作可能である。例えば、各機器別に、「and/or/not」を設定し、検索時に包含いかんをユーザが設定することもできる。また、以前に連結されたことがある機器の場合には、自動的に連結可能であり、同じネットワーク上に存在すれば、近接して認識させた後、距離が遠くなっても、機器の認識が続けて可能である。
【0058】
制御部920は、ディスプレイ部910においてディスプレイ中であるコンテンツから、少なくとも1つの特性情報を抽出する。本発明の一実施形態で、特性情報を抽出する方法は、あらかじめ設定された条件によって、特性情報を抽出する方法、現在コンテンツモードによって特性情報を抽出する方法、及び現在コンテンツの性質による特性情報を抽出する方法を、例として挙げることができる。コンテンツ収集装置900が含まれた機器に表示されているコンテンツの状況によって、抽出される特性情報が異なるので、収集されるコンテンツの結果が異なることがある。
【0059】
あらかじめ設定された条件によって、特性情報を抽出する方法は、ユーザがあらかじめ所定の条件(例えば、コンテンツの生成日時、場所など)をあらかじめ設定し、制御部920は、設定された条件によって、特性情報を生成する。例えば、ユーザが、あらかじめ2010年12月25日という条件を設定した場合、コンテンツ収集装置は、2010年12月25日という特性情報を抽出し、コンテンツ提供装置に、前記特性情報と関連したコンテンツを要請することができる。
【0060】
現在コンテンツモードによって、特性情報を抽出する方法は、制御部920は、現在ディスプレイ部910にディスプレイ中であるコンテンツの種類(例えば、写真、音楽、動画、ニュース、テレビチャンネル)によって、特性情報を抽出する。例えば、現在ディスプレイ中であるコンテンツが写真である場合、制御部920は、「写真」という特性情報を抽出し、コンテンツ提供装置に、写真と関連したコンテンツを要請することができる。または、制御部920は、現在コンテンツリスト(例えば、写真リスト、音楽リスト、動画リストなど)がディスプレイ中である場合、コンテンツの状態、すなわち、使用モードを区分し、特性情報を抽出することができる。例えば、現在写真リストがディスプレイ中である場合には、制御部920は、「写真」という特性情報を抽出し、コンテンツ提供装置に写真と関連したコンテンツを要請することができる。
【0061】
現在コンテンツの性質によって、特性情報を抽出する方法は、制御部920は、現在ディスプレイ部910にディスプレイ中であるコンテンツ内部に含まれている情報を分析して特性情報を抽出する。例えば、現在ディスプレイ中であるコンテンツが写真である場合、日付及び時間、場所、人物、イベント、主題、特徴、使用モード、イメージから抽出した情報(color情報含む)、ファイルのメタデータ(metadata)及びタグ(tag)情報などが特性情報になる。その場合、制御部920は、前述のような写真に含まれている情報を抽出してコンテンツ提供装置に送信し、それと関連した写真を提供されもする。例として開示された特性情報抽出方法は、別個でまたはそれぞれ重複されて使用されもする。
【0062】
本発明の一実施形態で、コンテンツは、写真、音楽、動画、ニュース、テレビ番組情報、ユーザ日程、ユーザ・アドレスブック、コンテンツ収集装置が含まれた機器の設定状態情報のうち少なくとも一つを含んでもよい。コンテンツが写真である場合、抽出可能な特性情報は、イメージから抽出されたテーマ及びイベント(例えば、家族旅行、夏休み)情報、時間情報、GPS情報を活用した場所情報、写真イメージ内の抽出可能な顔情報を活用した人物情報、カメラ製造社またはモデルのような機器情報でもある。すなわち、写真イメージから提供するタグ情報は、いずれも特性情報として活用が可能である。現在イメージタグは、EXIF(exchangeable image file format)であり、JPEG及びTIFFで使用されており、内容としては、カメラ製造社、モデル、ファームウェア・バージョン、撮影時刻、保存時刻、撮影場所の緯度・経度、撮影者、シャッタ速度、焦点距離、絞り値、露出保存値、撮影プログラム、測光モード、ホワイトバランス、BW基準点、解像度、サイズ、オリエンテーション、ファイル圧縮方式、イメージ名称、著作権者情報である。コンテンツが音楽である場合、抽出可能な特性情報は、音楽コンテンツに含まれている題目、アルバム(音盤)名、歌手名、ジャンル、作詞者、発売日情報でもある。現在音楽コンテンツから提供するタグ(audio tag)情報は、MP3ファイルのメタデータであるID3タグである。ID3タグは、題目、歌手名、アルバム名、発売開始年度、ジャンル、曲番号、作詞者、指揮者、媒体種類、歌詞、イメージ、ファイルサイズ情報を含んでもよい。コンテンツが動画である場合、抽出可能な特性情報は、動画コンテンツに含まれた題目、時間、ジャンル、再生時間、ファイルサイズ、制作ツール、フレーム速度及び圧縮コーデックのような映像情報、並びに代表イメージ(例えば、映画の場合ポスター)などである。コンテンツがニュースである場合、抽出可能な特性情報は、ニューステキストとして提供される代表キーワード及び代表イメージ(例えば、人物)、または映像情報などである。コンテンツがテレビ番組情報である場合、抽出可能な特性情報は、放送で提供するプログラムの諸般の情報であり、プログラム名、時間、進行者及び出演者、並びにジャンルでもある。コンテンツがユーザ日程である場合、抽出可能な特性情報は、時間、イベント内容、反復いかんなどの情報のようなユーザが直接作成したり、あるいはデータ連動によって登録された諸般の日程情報でもある。コンテンツがユーザ・アドレスブックである場合、抽出可能な特性情報は、名称、電話番号、グループ、電子メール、アドレス及びメモなどの情報のようなユーザが直接入力したり、あるいは自動アップデートされた電話帳に収録された情報でもある。コンテンツ収集装置が含まれた機器の設定状態情報である場合、抽出可能な特性情報は、IPアドレスまたはMACアドレスのようなネットワーク設定情報、使用言語情報、応用プログラム情報、壁紙及び個人設定情報でもある。
【0063】
制御部920は、特性情報を抽出した場合、特性情報をディスプレイ部910を介して表示する。少なくとも1つの表示された特性情報がユーザによって選択可能なインターフェースを提供する。
【0064】
制御部920は、抽出された特性情報を、連結された外部機器に送信する。少なくとも1つの抽出された特性情報が、ディスプレイ部910に表示されている場合には、ユーザは、それを選択し、通信部930を介して外部機器に送信することもできる。その場合、制御部920は、選択された特性情報を、メタデータ形式で、通信部930を介して外部機器に送信することもできる。その後、通信部930は、外部機器から特性情報と関連したコンテンツ情報を受信する。本発明の一実施形態で、コンテンツ情報は、原本のサムネイル、コンテンツの保存されたアドレス情報(例えば、機器、フォルダ名)、ファイル名などの情報を含んでもよい。その後、ディスプレイ部910は、受信されたコンテンツ情報を表示する。また、ディスプレイ部910は、受信されたコンテンツ種類(例えば、写真、音楽、動画、ニュース、テレビチャンネルなど)を、オプションによって、全部または選別されたコンテンツを表示することもできる。
【0065】
制御部920は、ユーザの選択によって選択されたコンテンツ情報に対応するコンテンツを、通信部930を介して外部機器に要請する。例えば、表示されたコンテンツ情報で、ユーザが所望するコンテンツ情報を、表示されている機器連結状態で、ユーザが所望する機器に移動させる場合(例えば、ドラッグ・アンド・ドロップ(drag and drop))、制御部920は、通信部930を介して、コンテンツ提供装置に対応するコンテンツを要請する。外部機器は、コンテンツ収集装置から、特性情報受信及びコンテンツ提供要請を受けた場合、受信された特性情報と関連したコンテンツを抽出し、コンテンツ収集装置に送信する。外部機器の条件としては、電源がオン状態(ユーザの意図によって、電源がオフ状態の場合にも可能)、コンテンツ収集装置とネットワークを介して連結、データ送信及び共有について、あらかじめ承認された状態、並びに前述のところと係わる方法を遂行するための専用ソフトウェアが設置されていなければならない。
【0066】
通信部930は、要請したコンテンツを受信し、制御部920は、それをユーザが選択した機器の保存部940に保存することができる。
【0067】
保存部940は、既保存のコンテンツ、外部機器から受信したコンテンツ情報、またはコンテンツ及びコンテンツ収集方法に係わるアプリケーション(プログラムまたはソフトウェア)を保存する。
【0068】
それに係わる例示シナリオは、
図4ないし
図8で説明した通りであるので、重複説明を避けるために省略する。
【0069】
本発明の他の実施形態で、コンテンツ収集装置900は、ユーザによって管理されている日程で作成された日付、場所、イベント及び人物名などを基に、関連コンテンツ(例えば、写真または動画)を収集し、イベント別にグループ(アルバム)を形成して提供することもできる。
【0070】
また、本発明のさらに他の実施形態で、コンテンツの種類が音楽である場合、コンテンツ収集装置900は、連結された外部機器に保存された選好音楽を受信し、優先順位によって再生リスト(playlist)を自動生成して、他人と音楽的趣向も共に共有して音楽を鑑賞することができる。
【0071】
本発明において、他の実施形態で現在コンテンツがディスプレイ中ではなく、ファイルブラウザ(file browser)がディスプレイ中である場合には、コンテンツ収集装置900は、リストのコンテンツを分析して共通点を抽出し、適当な値を抽出して状況情報として提供する。その後、外部機器は、リストのうちハイライトがあるコンテンツを分析して結果を提供する。それにより、コンテンツの種類に構わずに全てのコンテンツを収集することができる。
【0072】
本発明のさらに他の実施形態で、コンテンツが、当該機器の特定個人情報及び設定メニュー画面などの機器メニュー情報である場合、コンテンツ収集装置900は、現在状態において、状況情報として使用可能な情報を分析して提供する。コンテンツ収集装置900は、連結された機器のリストを外部機器に提供する。ユーザが設定状態を共有する機器を選択する場合、連結された機器同士で設定情報の共有実行、すなわち、連結される機器について設定状況を同期化させる機能を遂行する。
【0073】
前記のような方法は、ユーザが使用している機器を、他の機器に近く持って行く直観的方法で多数の機器をたやすく連結し、現在機器で見ているコンテンツ及び使用状況の特性によって、連結された複数個の機器で、関連コンテンツを収集することにより、ユーザが所望する時点に連結し、所望する情報だけ収集するユーザのニーズ(needs)を満足させることができる。すなわち、本発明の一実施形態は、現在機器で使用しているコンテンツ内容及び使用状況の特性を抽出し、それを基に近接して連結された2個以上の機器でコンテンツを収集し、所望するコンテンツを使用及び保存するようにすることにより、ユーザが便利にコンテンツを管理することができる。
【0074】
それにより、膨大なコンテンツが多様なデバイスに広く分布され、ユーザが使用する時点で、所望するコンテンツを見い出すために、多くの機器及びフォルダを求め歩く不都合な過程を経ず、コンテンツ別に、特性及び使用状況分析によって、容易に所望するコンテンツを見つけ出して収集、管理することができる方法が開示されている。
【0075】
前述のところのようなコンテンツ収集方法は、また、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に、コンピュータで読み取り可能なコードでもって具現するとのが可能である。コンピュータで読み取り可能な記録媒体は、コンピュータシステムによって読み取り可能なデータが保存される全ての種類の記録媒体を含む。コンピュータで読み取り可能な記録媒体の例としては、ROM(read-only memory)、RAM(random-access memory)、CD(compact disc)−ROM、磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディスク、光データ保存装置などがある。また、コンピュータで読み取り可能な記録媒体は、ネットワークに連結されたコンピュータシステムに分散され、分散方式でコンピュータで読み取り可能なコードが保存されて実行されもする。そして、本発明を具現するための機能的な(function)プログラム、コード及びコードセグメントは、本発明が属する技術分野のプログラマによって容易に推論されるであろう。
【0076】
以上、本発明について、その望ましい実施形態を中心に説明した。本発明が属する技術分野で当業者であるならば、本発明が、本発明の本質的な特性から外れない範囲で変形された形態に具現されるということを理解することができるであろう。従って、開示された実施形態は、限定的な観点ではなく、説明的な観点から考慮されなければならない。本発明の範囲は、前述の説明ではなく、特許請求の範囲に示されており、それと同等な範囲内にある全ての差異は、本発明に含まれたものであると解釈されなければならないのである。