特許第5971617号(P5971617)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5971617
(24)【登録日】2016年7月22日
(45)【発行日】2016年8月17日
(54)【発明の名称】ボールジョイント用ダストカバー
(51)【国際特許分類】
   F16C 11/06 20060101AFI20160804BHJP
   F16J 15/52 20060101ALI20160804BHJP
【FI】
   F16C11/06 Q
   F16J15/52 B
【請求項の数】4
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2012-235218(P2012-235218)
(22)【出願日】2012年10月25日
(65)【公開番号】特開2014-84967(P2014-84967A)
(43)【公開日】2014年5月12日
【審査請求日】2015年9月16日
(73)【特許権者】
【識別番号】000004385
【氏名又は名称】NOK株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100107320
【弁理士】
【氏名又は名称】高塚 一郎
(72)【発明者】
【氏名】宝泉 達郎
【審査官】 上谷 公治
(56)【参考文献】
【文献】 特表2011−503476(JP,A)
【文献】 実開昭55−022520(JP,U)
【文献】 独国特許出願公開第102008043248(DE,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F16C 11/06
F16J 15/52
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ボールスタッド(1)の一端に形成された球頭部(2)がソケット(3)内に保持され、前記ボールスタッド(1)の他端の軸(4)はナックル(5)に締め付け固定され、一端大径開口部(8)が前記ソケット(3)の外周面に固定保持され、硬質リング(9)が一体成形された他端小径開口部(7)が前記軸(4)に保持され、前記一端大径開口部(8)と前記他端小径開口部(7)とを連結している膜部(61)を備えたゴム状弾性材製ボールジョイント用ダストカバー(6)において、前記硬質リング(9)は、断面略矩形を呈しており、その外周面側に前記膜部(61)の一端が連結し、少なくともその内周面(91)、前記ソケット(3)側の第1の端面(92)、及び前記ナックル(5)側の第2の端面(93)が露出すると共に、前記軸(4)外周面に嵌合固定され、前記内周面(91)と対峙する外周面(111)を備えた円筒部(11)と、前記第1の端面(92)と対峙する上方端面(121)を備えた第1のフランジ部(12)と、前記第2の端面(93)と対峙する下方端面(131)を備えた第2のフランジ部(13)を有するリテーナー(10)であって、前記内周面(91)と密封接触する前記外周面(111)に一体接着したゴム状弾性材製の第1のガスケット(112)、前記第1の端面(92)と密封接触する前記上方端面(121)に一体接着したゴム状弾性材製の第2のガスケット(122)、及び前記第2の端面(93)と密封接触する前記下方端面(131)に一体接着したゴム状弾性材製の第3のガスケット(132)の3種類のガスケット(112)、(122)、(132)の内、少なくとも2種類のガスケットを備えていることを特徴とするボールジョイント用ダストカバー。
【請求項2】
前記第1のガスケット(112)、前記第2のガスケット(122)、及び前記第3のガスケット(132)の材質がシリコーンゴムであることを特徴とする請求項1記載のボールジョイント用ダストカバー。
【請求項3】
ボールスタッド(1)の一端に形成された球頭部(2)がソケット(3)内に保持され、前記ボールスタッド(1)の他端の軸(4)はナックル(5)に締め付け固定され、一端大径開口部(8)が前記ソケット(3)の外周面に固定保持され、硬質リング(9)が一体成形された他端小径開口部(7)が前記軸(4)に保持され、前記一端大径開口部(8)と前記他端小径開口部(7)とを連結している膜部(61)を備えたゴム状弾性材製ボールジョイント用ダストカバー(6)において、前記硬質リング(9)は、断面略矩形を呈しており、その外周面側に前記膜部(61)の一端が連結し、少なくともその内周面(91)及び前記ソケット(3)側の第1の端面(92)が露出すると共に、前記軸(4)外周面に嵌合固定され、前記内周面(91)と対峙する外周面(111)を備えた円筒部(11)と、前記第1の端面(92)と対峙する上方端面(121)を備えた第1のフランジ部(12)を有するリテーナー(10)であって、前記内周面(91)と密封接触するゴム状弾性材製の第1のガスケット(112)を前記外周面(111)に一体接着し、前記第1の端面(92)と密封接触するゴム状弾性材製の第2のガスケット(122)を前記上方端面(121)に一体接着したことを特徴とするボールジョイント用ダストカバー。
【請求項4】
前記硬質リング(9)の前記第2の端面(93)側に前記ナックル(5)と密封接触するゴム状弾性材製のダストリップ(931)を一体接着したことを特徴とする請求項3記載のボールジョイント用ダストカバー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ボールジョイント用ダストカバーに関する。
また、本発明は、自動車懸架装置、操舵装置等に使用されるボールジョイント用ダストカバーに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ボールジョイント継ぎ手部の防塵、防水を目的としてダストカバーが装着されているボールジョイントとしては図11に記載のボールジョイント用ダストカバーが知られている。(特許文献1)
【0003】
この種ボールジョイント用ダストカバーのシール構造は、ボールスタッド100の一端に形成された球頭部200がソケット300内に保持されている。
そして、ボールスタッド100の他端の軸400は、ナックル500に締め付け固定されている。
一方、弾性材製ダストカバー600の断面略コ字形状の一端大径開口部800が、ソケット300の外周面に形成された環状の溝部310内に、円環状押さえリング700により固定保持され、他端小径開口部150が軸400に保持された構成となっている。
この押さえリング700は、断面略矩形状のサークリップが使用されている。
【0004】
この種、従来の弾性材製ダストカバー600は、図11に示す様にボールスタッド100が傾斜した状態で揺動すると、弾性材製ダストカバー600の膜部が伸びる側(図上右側)において、小径開口部150を引き伸ばす力が作用する為、小径開口部150のリップ部とナックル500との接触が外れる、いわゆる小径開口部150の口開き現象が発生する。
この結果、小径開口部150におけるシール性能が低下し、外部から土砂や塵芥がダストカバー600内に浸入する問題を惹起した。
【0005】
特に、低温雰囲気下では弾性材製ダストカバー600を構成するゴムが伸縮性を失い、ボールジョイントの揺動運動に対する膜部の追随性が低下する結果、シールリップ部が軸400から離れる口開き現象が顕著に発生する事が判った。
【0006】
この現象を対策する方法の一つとして、断面L字形状のリテーナーをボールスタッド外周面に嵌合し、小径開口部に設けたダストリップをリテーナー側に密着させる事によりシール性を向上させる試みが行われたが、口開き現象を十分に解決することは出来なかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開昭62−137408号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、低温雰囲気下においても、いわゆる小径開口部の口開き現象の発生を抑え、小径開口部におけるシール性能が低下し、外部から土砂や塵芥がダストカバー内に浸入することを効果的に阻止出来るシール性が良好なボールジョイント用ダストカバーを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明のボールジョイント用ダストカバーは、ボールスタッドの一端に形成された球頭部がソケット内に保持され、前記ボールスタッドの他端の軸はナックルに締め付け固定され、一端大径開口部が前記ソケットの外周面に固定保持され、硬質リングが一体成形された他端小径開口部が前記軸に保持され、前記一端大径開口部と前記他端小径開口部とを連結している膜部を備えたゴム状弾性材製ボールジョイント用ダストカバーにおいて、前記硬質リングは、断面略矩形を呈しており、その外周面側に前記膜部の一端が連結し、少なくともその内周面、前記ソケット側の第1の端面、及び前記ナックル側の第2の端面が露出すると共に、前記軸外周面に嵌合固定され、前記内周面と対峙する外周面を備えた円筒部と、前記第1の端面と対峙する上方端面を備えた第1のフランジ部と、前記第2の端面と対峙する下方端面を備えた第2のフランジ部を有するリテーナーであって、前記内周面と密封接触する前記外周面に一体接着したゴム状弾性材製の第1のガスケット、前記第1の端面と密封接触する前記上方端面に一体接着したゴム状弾性材製の第2のガスケット、及び前記第2の端面と密封接触する前記下方端面に一体接着したゴム状弾性材製の第3のガスケットの3種類のガスケットの内、少なくとも2種類のガスケットを備えていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明は、以下に記載されるような効果を奏する。
請求項1記載の発明のボールジョイント用ダストカバーによれば、断面コ字形状のリテーナーで硬質リングを挟み込む構成としている為、小径開口部の口開き現象の発生を確実に抑え、小径開口部におけるシール性能が低下し、外部から土砂や塵芥がダストカバー内に浸入することをより効果的に阻止出来る。
更に、請求項2記載の発明のボールジョイント用ダストカバーによれば、ガスケットの材質をシリコーンゴムとしている為、低温雰囲気下においても、いわゆる小径開口部の口開き現象の発生を効果的に抑えることが出来る。
【0011】
また、請求項3記載の発明のボールジョイント用ダストカバーによれば、断面L字形状のリテーナーとナックルで硬質リングを挟み込む構成としている為、リテーナーの組み付けが容易で、低温雰囲気下においても、いわゆる小径開口部の口開き現象の発生を抑え、小径開口部におけるシール性能が低下し、外部から土砂や塵芥がダストカバー内に浸入することを効果的に阻止出来る。
更に、請求項4記載の発明のボールジョイント用ダストカバーによれば、硬質リングの第2の端面側にナックルと密封接触するゴム状弾性材製のダストリップを一体接着する構成としている為、リテーナーの組み付けが容易で、外部から土砂や塵芥がダストカバー内に浸入することをより効果的に阻止出来る。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本発明に係るボールジョイント用ダストカバーの縦断面図。
図2図1に示したダストカバー単体の装着前の縦断面図。
図3図1に示したリテーナー単体の組み付け前の縦断面図。
図4図2のダストカバーに図3のリテーナーを組み付けた状態の縦断面。
図5】本発明の第2の態様に係るリテーナーの縦断面図。
図6】本発明の第3の態様に係るリテーナーの縦断面図。
図7】本発明の第4の態様に係るリテーナーの縦断面図。
図8】本発明の第5の態様に係るリテーナーの縦断面図。
図9図8に示したリテーナーと組み合わされるダストカバーを図2と同様に示した図。
図10図8に示したリテーナーと図9に示したダストカバーを組み付けた状態を図1と同様に示した図。
図11】従来技術に係るボールジョイント用ダストカバーの縦断面図。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
図1乃至図4に示される様に、本発明に係るボールジョイント用ダストカバーは、ボールスタッド1の一端に形成された球頭部2がソケット3内に保持され、このボールスタッド1の他端の軸4はナックル5に締め付け固定され、一端大径開口部8がソケット3の外周面に固定保持され、硬質リング9が一体成形された他端小径開口部7が軸4に保持され、一端大径開口部8と他端小径開口部7とを連結している膜部61を備える基本的構成を有している。
【0014】
また、図2に示す様に、この硬質リング9は、断面略矩形を呈しており、その外周面側に膜部61の一端が連結し、少なくともその内周面91、ソケット3側の第1の端面92、及びナックル5側の第2の端面93が露出する構成となっている。
この硬質リング9の材質は、金属または各種樹脂材料が適宜選択して用いられる。
また、図3に示すリテーナー10が、図4に示す様に、硬質リング9に組み付けられた後、図1に示す様に軸4外周面に嵌合固定される。
【0015】
リテーナー10は、内周面91と対峙する外周面111を備えた円筒部11と、第1の端面92と対峙する上方端面121を備えた第1のフランジ部12と、第2の端面93と対峙する下方端面131を備えた第2のフランジ部13を有するものであって、内周面91と密封接触する外周面111に一体接着したゴム状弾性材製の第1のガスケット112、前記第1の端面92と密封接触する上方端面121に一体接着したゴム状弾性材製の第2のガスケット122、及び第2の端面93と密封接触する下方端面131に一体接着したゴム状弾性材製の第3のガスケット132の3種類のガスケット112、122、132を備えている。
【0016】
図3に示すリテーナー10を、図4に示す様に、硬質リング9に組み付ける方法は、図3の破線で示す様に、第1のフランジ部12が軸方向下方に伸びている状態で、図2に示す硬質リング9をリテーナー10上に挿入し、ついで第1のフランジ部12を図3の実線で示す様に径方向外側に折り曲げることにより、図4に示す様に、硬質リング9をリテーナー10により包み込む構成としている。
この第1のフランジ部12は、折り曲げやすくする為に、複数個に分割された態様であっても良い。
【0017】
この結果、第1のガスケット112、第2のガスケット122、及び第3のガスケット132の合計3種類のガスケット112、122、132が、硬質リング9の内周面91、第1の端面92、第2の端面93の各々と弾性接触している為、小径開口部7の口開き現象の発生を確実に抑え、小径開口部7におけるシール性能が低下し、外部から土砂や塵芥がダストカバー内に浸入することをより効果的に阻止出来る。
【0018】
このリテーナー10の材質は、金属または各種樹脂材料が適宜選択して用いられる。
また、第1のガスケット112、第2のガスケット122、及び第3のガスケット132の合計3種類のガスケット112、122、132の材質は、シリコーンゴムを使用している。
【0019】
この為、低温雰囲気下においても、いわゆる小径開口部の口開き現象の発生を効果的に抑えることが出来る。
しかし、第1のガスケット112、第2のガスケット122、及び第3のガスケット132の合計3種類のガスケット112、122、132の材質は、シリコーンゴムに限らず、使用環境に応じて各種ゴム材料が適宜組み合わされて使用され、3種類のガスケット112、122、132の材質は各々異なっても良い。
【0020】
使用可能なゴム材料としては、シール性が良いFKM、シリコーンゴム、EPDM、ニトリルゴム、アクリルゴム、HNBR等の各種のゴム状弾性体を適宜選択して使用出来る。
また、第1のガスケット112、第2のガスケット122、及び第3のガスケット132が組み込まれた状態のおける潰し率は10〜35%の範囲がシール性能を維持する上で好ましい。
【0021】
また、弾性材製ダストカバー6の材質は、クロロプレン等のゴム状弾性材や、ポリエステル系エラストマー、熱可塑性ポリウレタン等の熱可塑性エラストマーから、適宜用途に合わせ選択して使用される。
【0022】
また、弾性材製ダストカバー6内には、グリースが封入されている。
【0023】
上記実施態様においては、リテーナー10に第1のガスケット112、第2のガスケット122、及び第3のガスケット132の合計3種類のガスケット112、122、132を設ける構成としたが、必ず3種類のガスケット112、122、132を設ける事は必要では無く、図5に示す第2の態様の様に、第1のガスケット112、及び第2のガスケット122の2種類設ける構成、図6に示す第3の態様の様に、第1のガスケット112、及び第3のガスケット132の2種類設ける構成、図7に示す第4の態様の様に、第2のガスケット122、及び第3のガスケット132の2種類設ける構成のいずれでも、低温雰囲気下においても、いわゆる小径開口部の口開き現象の発生を効果的に抑えることが出来る。
【0024】
ついで、本発明に係る第5の態様のリテーナー10につき、図8乃至図10に基づき説明する。
これまで説明したリテーナー10と相違する点は、断面がL字形状で第2のフランジ部13に相当する箇所が存在しない事である。
【0025】
すなわち、第5の態様のリテーナー10は、軸4外周面に嵌合固定され、内周面91と対峙する外周面111を備えた円筒部11と、第1の端面92と対峙する上方端面121を備えた第1のフランジ部12を有し、内周面91と密封接触するゴム状弾性材製の第1のガスケット112を外周面111に一体接着し、第1の端面92と密封接触するゴム状弾性材製の第2のガスケット122を上方端面121に一体接着する構成としている。
この様な構成である為、リテーナー10は、これまでの態様のものと異なり、折り曲げ工程が必要ない為、リテーナーの組み付けが容易である。
【0026】
そして、硬質リング9を、リテーナー10とナックル5により挟み込み固定する構成としている。
この為、図9に示す様に、硬質リング9の第2の端面93側にナックル5と密封接触するゴム状弾性材製のダストリップ931を一体接着する事により、より密封性能を高め、低温雰囲気下においても、いわゆる小径開口部7の口開き現象の発生を抑え、小径開口部7におけるシール性能が低下し、外部から土砂や塵芥がダストカバー内に浸入することを効果的に阻止出来る。
尚、ダストリップ931の材質は、膜部61と同じ材質であっても、第1のガスケット112や第2のガスケット122の材質と同じであっても良い。
【0027】
一方、弾性材製ダストカバー6の断面略コ字形状の一端大径開口部8は、ソケット3の外周面に形成された環状の溝部31内に、円環状押さえリング70により固定保持される構成となっている。
この押さえリング70は、断面略矩形状のサークリップが使用されている。
【0028】
また、本発明は上述の発明を実施するための最良の形態に限らず本発明の要旨を逸脱することなくその他種々の構成を採り得ることはもちろんである。
【産業上の利用可能性】
【0029】
自動車の懸架装置及び操舵装置等に使用されるボールジョイントに使用できる。
【符号の説明】
【0030】
1 ボールスタット
2 球頭部
3 ソケット
4 軸
5 ナックル
6 弾性材製ダストカバー
7 他端小径開口部
8 一端大径開口部
9 硬質リング
10 リテーナー
11 円筒部
12 第1のフランジ部
13 第2のフランジ部
91 内周面
92 第1の端面
93 第2の端面
111外周面
112第1のガスケット
121上方端面
122第2のガスケット
131下方端面
132第3のガスケット
931ダストリップ
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11