(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5974420
(24)【登録日】2016年7月29日
(45)【発行日】2016年8月23日
(54)【発明の名称】シール部材付き通路形成部材
(51)【国際特許分類】
F16J 15/06 20060101AFI20160809BHJP
【FI】
F16J15/06 H
【請求項の数】4
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2014-176184(P2014-176184)
(22)【出願日】2014年8月29日
(62)【分割の表示】特願2010-250927(P2010-250927)の分割
【原出願日】2010年11月9日
(65)【公開番号】特開2014-219106(P2014-219106A)
(43)【公開日】2014年11月20日
【審査請求日】2014年9月1日
(73)【特許権者】
【識別番号】000141901
【氏名又は名称】株式会社ケーヒン
(74)【代理人】
【識別番号】100071870
【弁理士】
【氏名又は名称】落合 健
(74)【代理人】
【識別番号】100097618
【弁理士】
【氏名又は名称】仁木 一明
(74)【代理人】
【識別番号】100152227
【弁理士】
【氏名又は名称】▲ぬで▼島 愼二
(72)【発明者】
【氏名】後藤 崇
(72)【発明者】
【氏名】藤野 有輝
【審査官】
佐々木 佳祐
(56)【参考文献】
【文献】
特開2002−372152(JP,A)
【文献】
実開昭62−008352(JP,U)
【文献】
実開昭61−110833(JP,U)
【文献】
実開平07−023860(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F16J 15/00−15/14
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
通路(7)を形成する通路形成部材(5)の、前記通路(7)の一端が開口する端部に、該通路(7)の開口端を取り囲む結合用フランジ部(5a)が一体に形成され、前記フランジ部(5a)の合わせ面(10)に、その合わせ面(10)への前記通路(7)の前記開口端を無端状に囲む装着溝(19)が設けられ、その装着溝(19)にシール部材(12)の、無端状に連なるシール部(12a)が装着されてなる、シール部材付き通路形成部材において、
前記シール部材(12)は、前記シール部(12a)と、該シール部(12a)の周方向に間隔をあけた複数箇所から前記合わせ面(10)に沿って側方に突出する耳部(12b)と、前記合わせ面(10)と直交する方向で前記耳部(12b)から前記通路(7)の他端に向かう側にそれぞれ突出する、前記耳部(12b)よりも小径の突部(12c)とを一体に有するように形成され、
前記通路形成部材(5)の前記合わせ面(10)に、前記耳部(12b)をそれぞれ収容するようにして前記装着溝(19)に連なる凹部(21)と、前記突部(12c)を圧入するようにして前記凹部(21)の底壁に一端を開口させる有底の圧入孔(22)とが設けられて、前記耳部(12b)の外周部が前記合わせ面(10)と直交する方向で前記凹部(21)底壁の前記圧入孔(22)の周辺部に当接し、
前記突部(12c)の側面には、前記圧入孔(22)への圧入方向(26)に沿って延びる切欠き溝(27)が該突部(12c)の全長にわたって形成されることを特徴とする、シール部材付き通路形成部材。
【請求項2】
前記シール部材(12)は、単一の前記シール部(12a)の周方向に間隔をあけた2箇所に、該シール部(12a)から外側方に突出するとともに前記突部(12c)を外方から囲む環状壁部(24)を有する前記耳部(12b)が連設されることを特徴とする、請求項1に記載のシール部材付き通路形成部材。
【請求項3】
前記突部(12c)は、前記圧入孔(22)に沿った円筒形状に形成されることを特徴とする、請求項1または2に記載のシール部材付き通路形成部材。
【請求項4】
前記通路形成部材(5)がスロットルボディであることを特徴とする、請求項1ないし3の何れかに記載のシール部材付き通路形成部材。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、通路を形成する通路形成部材の、前記通路の一端が開口する端部に、該通路の開口端を取り囲む結合用フランジ部が一体に形成され、前記フランジ部の合わせ面に、その合わせ面への前記通路の前記開口端を無端状に囲む装着溝が設けられ、その装着溝にシール部材の、無端状に連なるシール部が装着されてなる、シール部材付き通路形成部材に関する。
【背景技術】
【0002】
環状の装着溝に装着されるシール部材の外周に、前記装着溝の外周側壁面の複数箇所に突設された突起を弾発接触させることで、シール部材を複数の突起および装着溝の内周壁面間で挟持するようにしたものが特許文献1で知られており、また装着溝に装着されるシール部材の内周壁および外周壁の複数箇所に突設される突起を装着溝の内周壁面および外周壁面に弾発接触せしめることでシール部材を装着溝内で保持するようにしたものが特許文献2で知られている。さらに装着溝の底面に設けられる凹部に、装着溝に装着されるシール部材に突設された凸部を圧入することでシール部材を装着溝内で保持するようにしたものが特許文献3で知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実開昭62−35152号公報
【特許文献2】特開2008−31964号公報
【特許文献3】実開昭59−73578号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、上記特許文献1で開示されるようにシール部材の外周に装着溝の外周側壁面の突起を弾発接触させるもの、ならびに上記特許文献2で開示されるようにシール部材の内周壁および外周壁の複数箇所に突設される突起を装着溝の内周壁面および外周壁面に弾発接触させるものでは、突起が配置される部分ではシール部材が径方向に逃げるスペースがなく、通路形成部材と他の通路形成部材との結合状態では突起が配置される部分と、他の部分とでシール部材の締め代が変わってしまい、シール部材の周方向で均等な締め代を設定することが困難である。また上記特許文献3で開示されたものでは、凹部への凸部の圧入位置を目視することができず、正確に圧入できているか否かを確認することができないので、シール部材の組み付けミスを排除しきれない。
【0005】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、シール部材の組み付けの容易化を図るとともに組付けミスが生じないようにしつつ、シール部の全周均等な締め代を確保し得るようにしたシール部材付き通路形成部材を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明は、通路を形成する通路形成部材の、前記通路の一端が開口する端部に、該通路の開口端を取り囲む結合用フランジ部が一体に形成され、前記フランジ部の合わせ面に、その合わせ面への前記通路の前記開口端を無端状に囲む装着溝が設けられ、その装着溝にシール部材の、無端状に連なるシール部が装着されてなる、シール部材付き通路形成部材において、前記シール部材は、前記シール部と、該シール部の周方向に間隔をあけた複数箇所から前記合わせ面に沿って側方に突出する耳部と、前記合わせ面と直交する方向で前記耳部から前記通路の他端に向かう側にそれぞれ突出する、前記耳部よりも小径の突部とを一体に有するように形成され、前記通路形成部材の前記合わせ面に、前記耳部をそれぞれ収容するようにして前記装着溝に連なる凹部と、前記突部を圧入するようにして前記凹部
の底壁に一端を開口させる有底の圧入孔とが
設けられて、
前記耳部の外周部が前記合わせ面と直交する方向で前記凹部
底壁の前記圧入孔
の周辺部
に当接
し、前記突部の側面には、前記圧入孔への圧入方向に沿って延びる切欠き溝が該突部の全長にわたって形成されることを第1の特徴とする。
【0007】
なお実施の形態のスロットルボディ5が本発明の通路形成部材に対応し、実施の形態の第1合わせ面10が本発明の合わせ面に対応し、更に実施の形態の第1の通路7が本発明の通路に対応する。
【0008】
また本発明は、前記第1の特徴の構成に加えて、
前記シール部材は、単一の前記シール部の周方向に間隔をあけた2箇所に、該シール部から外側方に突出する
とともに前記突部を外方から囲む環状壁部を有する前記耳部が連設されることを第2の特徴とする。
【0009】
また本発明は、前記第1または第2の特徴の構成に加えて、前記突部は、前記圧入孔に沿った円筒形状に形成されることを第3の特徴とする。
【0010】
また更に、本発明は、前記第1ないし第3の特徴の構成の何れかに加えて、前記通路形成部材がスロットルボディであることを第4の特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明の第1の特徴によれば、シール部材は、無端状に連なるシール部と、該シール部の周方向に間隔をあけた複数箇所から側方に突出する複数の耳部と、それらの耳部から突出する、前記耳部よりも小径の突部とを一体に有するように形成されており、通路形成部材の結合用フランジ部の合わせ面に、シール部を装着するための無端状の装着溝と、耳部をそれぞれ収容するようにして装着溝に連なる凹部と、突部を圧入するようにして凹部
の底壁に一端を開口させる圧入孔とが
設けられて、
耳部の外周部が前記合わせ面と直交する方向で前記凹部
底壁の圧入孔
の周辺部
に当接
するので、圧入孔に突部を圧入することで、シール部材が裏返しで組付けられたり、周方向にずれた位置で組み付けられたりする誤組み付けが生じるのを防止しつつ、シール部を装着溝内に装着した状態でシール部材を通路形成部材に安定して保持することができ、搬送や輸送中にシール部材が通路形成部材から脱落するのを防止することができる。しかも圧入孔への突部の圧入作業を目視で確認しながら行うことができるので、作業ミスが生じるのを抑制することができる。また耳部がシール部から側方に突出するものであるので、複数の耳部が設けられている部分と、他の部分とでシール部の締め代が変わってしまうことはなく、シール部の周方向で均等な締め代を設定することができる。その上、突部の側面には、有底の圧入孔への圧入方向に沿って突部の全長にわたって延びる切欠き溝が形成されるので、突部の圧入孔への圧入時に、圧入孔の閉塞端および突部間が密閉状態となってエアロックが生じることを防止し、組付け性の向上を図ることができる。
【0012】
また本発明の第2の特徴によれば、耳部が、シール部の周方向に間隔をあけた2箇所から外側方に突出するので、シール部材の組み付け時に両手で耳部を持って組み付けることが可能であり、組み付け作業が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【
図1】スロットルボディおよび吸気管の結合状態での縦断面図であって
図2の1−1線に沿う断面図である。
【
図2】
図1の2−2線に沿って見たスロットルボディの正面図である。
【
図3】シール部材を
図1の3−3線矢視方向から見た図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明の実施の形態について、添付の
図1〜
図4を参照しながら説明すると、先ず
図1および
図2において、本発明の通路形成部材を構成するスロットルボディ5には、通路としての第1の通路7が設けられ、このスロットルボディ5と図示しないエンジン本体との間に介設される他の通路形成部材としての吸気管6には、前記スロットルボディ5との結合によって第1の通路7に通じる第2の通路8が設けられる。
【0015】
前記スロットルボディ5の、第1の通路7の一端が開口する端部には、第1の通路7の開口端を取り囲む結合用フランジ部5aが一体に設けられ、一方、前記吸気管6の、第2の通路8の一端が開口する端部には、第2の通路8の開口端を取り囲む結合用フランジ部6aが一体に設けられる。そして、それらのフランジ部5a,6aは、複数のボルト9…によって相互に結合され、またそれらのフランジ部5a,6aにそれぞれ形成されて相互に対向する平坦な第1および第2合わせ面10,11間にシール部材12が介装される。而して、前記第1合わせ面10は、本発明の合わせ面を構成するものであって、通路形成部材としての第1通路形成部材5のフランジ部5aに形成されて、第2通路形成部材である吸気管6への合わせ面となる。
【0016】
前記スロットルボディ5には、第1の通路7を横切るスロットル弁軸13が回動可能に支承されており、このスロットル弁軸13には、第1の通路7内に配置されるバタフライ形のスロットル弁14が、たとえば一対のねじ部材15,15によって締結される。
【0017】
前記スロットルボディ5から突出した前記スロットル弁軸13の一端部にはスロットルドラム16が固定されており、図示しないスロットルワイヤが前記スロットルドラム16に巻き掛け、連結される。またスロットルドラム16およびスロットルボディ5間には、前記スロットル弁14を閉じる側に前記スロットル弁軸13を付勢する戻しばね17が設けられる。さらに前記スロットル弁軸13の他端部に連結されるスロットルセンサ18が前記スロットルボディ5に取り付けられる。
【0018】
前記スロットルボディ5の前記吸気管6への合わせ面、すなわちスロットルボディ5と一体のフランジ部5aに形成される第1合わせ面10には、第1の通路7の第1合わせ面10への開口端を無端状に囲む装着溝19が設けられるとともに、前記スロットル弁14を迂回して前記スロットルボディ5に設けられるバイパス通路20の下流端が前記装着溝19よりも内方で開口される。
【0019】
図3および
図4を併せて参照して、前記シール部材12は、前記装着溝19に装着されて無端状に連なるシール部12aと、該シール部12aの周方向に間隔をあけた複数箇所たとえば2箇所から第1合わせ面10に沿って側方たとえば外側方に突出する耳部12b,12bと、第1合わせ面10と直交する方向で前記耳部12b…から前記吸気管6とは反対側にそれぞれ突出する、前記耳部12b…よりも小径の突部12c,12cとを一体に有するように形成される。
【0020】
一方、前記スロットルボディ5の第1合わせ面10には、前記耳部12b…をそれぞれ収容するようにして前記装着溝19に連なる凹部21…と、前記突部12c…を圧入するようにして前記凹部21…
の底壁に一端を開口させる有底の圧入孔22…とが
設けられる。
【0021】
前記シール部12aは、スロットルボディ5および吸気管6間に挟まれていない自然な状態では円形の横断面形状を有するように形成される。前記耳部12b…は、前記シール部12aから外側方に間隔をあけた位置に配置される円板部分12ba…と、前記シール部12aおよび前記円板部分12ba…間を連結する連結首部分12bb…とから成る。しかも前記装着溝19および前記凹部21…の深さは同一に設定されており、前記シール部12aを前記装着溝19に装着したときに前記円板部分12ba…
の外周部は
、第1合わせ面10と直交する方向で前記凹部21…
底壁の
圧入孔22…の周辺部に当接する。しかも前記耳部12b…は、前記スロットルボディ5および前記吸気管6の結合状態での前記シール部12aの第1合わせ面10に直交する方向の厚みよりも薄く形成されており、シール部材12を挟んでスロットルボディ5および吸気管6が結合された状態で、前記耳部12b…および第2合わせ面11間には、
図4で明示するように間隙23が生じることになる。
【0022】
前記突部12c…は、、前記圧入孔22…に沿った円筒形状に形成されて前記耳部12b…における前記円板部分12ba…の中央部に突設されており、前記突部12c…を外方から囲む環状壁部24…を形成する環状凹部25…が、前記突部12c…を囲むようにして前記円板部分12ba…に設けられる。
【0023】
また前記突部12c…の側面には、前記圧入孔22…への圧入方向26に沿って延びる切欠き溝27…が該突部12c…の全長にわたって形成される。
【0024】
次にこの実施の形態の作用について説明すると、スロットルボディ5および吸気管6間に介装されるシール部材12は、スロットルボディ5の吸気管6への合わせ面である第1合わせ面10に設けられて第1の通路7の第1合わせ面10への開口端を囲む無端状の装着溝19に装着されて無端状に連なるシール部12aと、該シール部12aの周方向に間隔をあけた複数箇所から第1合わせ面10に沿って側方に突出する耳部12b…と、第1合わせ面10と直交する方向(即ち第1の通路7の軸線に沿う方向)で前記耳部12b…から吸気管6とは反対側(即ち第1の通路7の他端に向かう側)にそれぞれ突出する、前記耳部12b…よりも小径の突部12c…とを一体に有するように形成される。そして、第1合わせ面10に、前記耳部12b…をそれぞれ収容するようにして前記装着溝19に連なる凹部21…と、前記突部12c…を圧入するようにして前記凹部21…に一端を開口させる圧入孔22…とが
設けられて、
前記耳部12b…の円板部分12ba…の外周部が第1合わせ面10と直交する方向で前記凹部21…
底壁の前記圧入孔22…の周辺部
に当接
するので、圧入孔22…に突部12c…を圧入することで、シール部材12が裏返しで組付けられたり、周方向にずれた位置で組み付けられたりする誤組み付けが生じるのを防止しつつ、シール部12aを装着溝19内に装着した状態でシール部材12をスロットルボディ5に安定して保持することができ、搬送や輸送中にシール部材12がスロットルボディ5から脱落するのを防止することができる。
【0025】
しかも圧入孔22…への突部12c…の圧入作業を目視で確認しながら行うことができるので、作業ミスが生じるのを抑制することができる。また耳部12b…がシール部12aから側方に突出するものであるので、複数の耳部12b…が設けられている部分と、他の部分とでシール部12aの締め代が変わってしまうことはなく、シール部12aの周方向で均等な締め代を設定することができる。
【0026】
また前記耳部12b…が、前記スロットルボディ5および前記吸気管6の結合状態での前記シール部12aの第1合わせ面10に直交する方向の厚みよりも薄く形成されるので、耳部12b…がシール部12aの締め代に影響を及ぼすことはなく、シール部12aの全周均等な締め代を確保することができる。
【0027】
また有底である前記圧入孔22…への圧入方向26に沿って前記突部12c…の全長にわたって延びる切欠き溝27…が前記突部12c…の側面に形成されるので、前記突部12c…の圧入孔22…への圧入時に、前記圧入孔22…の閉塞端および前記突部12c…間が密閉状態となってエアロックが生じることを防止し、組付け性の向上を図ることができる。
【0028】
さらに前記シール部12aの周方向に間隔をあけた2箇所に、該シール部12aから外側方に突出する耳部12b…が連設されるので、シール部材12の組み付け時に両手で前記耳部12b…を持って組み付けることが可能であり、組み付け作業が容易となる。
【0029】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
【0030】
たとえば上記実施の形態では、本発明の通路形成部材をスロットルボディ5とし、その相手側の通路形成部材を吸気管6として説明したが、それとは逆に、本発明の通路形成部材を吸気管6とし、その相手側の通路形成部材をスロットルボディ5としてもよい。また本発明は、スロットルボディ5および吸気管6だけでなく、他の通路形成部材との結合時に他の通路形成部材の通路と連通する通路を有する、シール部材付き通路形成部材として広く適用することができる。
【符号の説明】
【0031】
5・・・・通路形成部材であるスロットルボディ
5a・・・通路形成部材であるスロットルボディのフランジ部
7・・・・通路である第1の通路
10・・・合わせ面である第1合わせ面
12・・・シール部材
12a・・・シール部
12b・・・耳部
12c・・・突部
19・・・装着溝
21・・・凹部
22・・・圧入孔
26・・・圧入方向
27・・・切欠き溝