特許第5976713号(P5976713)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許5976713コンテンツ及び広告提供方法及びコンテンツ提供装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5976713
(24)【登録日】2016年7月29日
(45)【発行日】2016年8月24日
(54)【発明の名称】コンテンツ及び広告提供方法及びコンテンツ提供装置
(51)【国際特許分類】
   G06Q 30/02 20120101AFI20160817BHJP
   G06F 13/00 20060101ALI20160817BHJP
【FI】
   G06Q30/02 380
   G06F13/00 540P
【請求項の数】14
【全頁数】14
(21)【出願番号】特願2014-78899(P2014-78899)
(22)【出願日】2014年4月7日
(65)【公開番号】特開2014-203466(P2014-203466A)
(43)【公開日】2014年10月27日
【審査請求日】2014年4月7日
(31)【優先権主張番号】10-2013-0038832
(32)【優先日】2013年4月9日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】514002422
【氏名又は名称】株式会社カカオ
(74)【代理人】
【識別番号】100066980
【弁理士】
【氏名又は名称】森 哲也
(74)【代理人】
【識別番号】100103850
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 秀▲てつ▼
(74)【代理人】
【識別番号】100115679
【弁理士】
【氏名又は名称】山田 勇毅
(72)【発明者】
【氏名】イ,チ ウン
【審査官】 山本 雅士
(56)【参考文献】
【文献】 特開2009−059317(JP,A)
【文献】 特開2011−242935(JP,A)
【文献】 特開2013−029578(JP,A)
【文献】 特開2012−073863(JP,A)
【文献】 特開2004−199217(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00 − 99/00
G06F 13/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンテンツ提供装置がアプリケーションを用いてユーザが要請したコンテンツ及び広告を提供する方法であって、
ユーザ端末機に前記コンテンツを露出させる段階、
前記ユーザのログイン情報に基づいて設定された特定時点に前記露出されているコンテンツを中止し、一つ以上の広告を露出させる広告露出段階、及び
前記中止となったコンテンツを前記ユーザ端末機に再び露出させる段階を含み、
前記広告露出段階は、
前記ユーザがログインしている場合は、前記ユーザのログイン情報に基づき、前記ユーザのログイン情報がない場合は、複数のユーザ情報のログイン情報に基づき、
前記ログイン情報に基づいて前記ユーザのアプリケーション平均利用時間を算出し、前記算出した平均利用時間を単位時間として設定する段階、
前記ログイン情報に基づいて前記平均利用時間内に消費される平均ページ数を算出し、前記算出した平均ページ数を単位ページ数として設定する段階、及び
前記単位時間及び前記単位ページ数のうちの少なくとも一つに基づいて前記特定時点を設定する段階を含み、
前記特定時の設定は、既定の時間間隔を有する第1時間フレームおよび第2時間フレーム2以上の時間フレームに構成させること、前記2以上の時間フレームのそれぞれの前記単位時間および前記2以上の時間フレームのそれぞれの前記単位ページ数の少なくとも一つに基づいて前記広告を露出するための前記特定時を選定すること、を含み
前記第1時間フレームにおいてページの移動がない場合、前記第1時間フレームにおいて前記広告が露出されず、前記第2時間フレームにおいて前記広告を露出するための前記特定時は、前記第1時間フレームを超過した直後の前記第2時間フレームの初めに設定され、前記第1時間フレームを超過した直後に前記広告が露出されることを含む、コンテンツ及び広告提供方法。
【請求項2】
前記広告露出段階は、
前記特定時点を前記単位時間内で無作為に設定し、前記単位ページ数を超過しない範囲で前記一つ以上の広告を露出する段階を含む、請求項1に記載のコンテンツ及び広告提供方法。
【請求項3】
前記既定の時間間隔は、前記単位時間と同じである請求項1に記載のコンテンツ及び広告提供方法。
【請求項4】
前記広告露出段階は、
前記ユーザの個人情報及び前記単位時間に露出されるコンテンツに関する情報のうちの少なくとも一つに基づき、露出される前記一つ以上の広告を設定する段階を含む、請求項2に記載のコンテンツ及び広告提供方法。
【請求項5】
前記広告露出段階は、
第1単位時間に露出されるコンテンツに関する情報に基づき、第2単位時間に設定される特定時点に露出される一つ以上の広告を設定する段階を含む、請求項4に記載のコンテンツ及び広告提供方法。
【請求項6】
前記広告露出段階は、
前記第1時間フレーム内において広告が露出されるとき、前記広告は前記第2時間フレームの初めの時間において露出される請求項1に記載のコンテンツ及び広告提供方法。
【請求項7】
前記広告露出段階は、
前記一つ以上の広告は順序情報を含み、前記一つ以上の広告を露出する前記特定時点が複数回である場合、 露出される広告それぞれは前記順序情報に応じて順に露出されるようにする段階を含む、請求項1に記載のコンテンツ及び広告提供方法。
【請求項8】
アプリケーションを用いてユーザが要請したコンテンツ及び広告を提供するコンテンツ提供装置であって、
ユーザ端末機に前記コンテンツを露出させるコンテンツ露出部、
前記ユーザのログイン情報に基づいて設定された特定時点に前記露出されているコンテンツを中止し、一つ以上の広告を露出させる広告露出部、及び
前記中止となったコンテンツを前記ユーザ端末機に再び露出させるコンテンツ再露出部を含み、
前記広告露出部は、
前期ユーザがログインしている場合は、前記ユーザのログイン情報に基づき、前記ユーザのログイン情報がない場合は、複数のユーザ情報のログイン情報に基づき、
前記ログイン情報に基づいて前記ユーザのアプリケーション平均利用時間を算出し、前記算出した平均利用時間を単位時間として設定し、
前記ログイン情報に基づいて前記平均利用時間内に消費される平均ページ数を算出し、前記算出した平均ページ数を単位ページ数として設定し、さらに
前記単位時間及び前記単位ページ数のうちの少なくとも一つに基づいて前記特定時点を設定するように構成され、
前記広告露出部は、既定の時間間隔を有する第1時間フレームおよび第2時間フレームの2以上の時間フレームを構成させ、前記2以上の時間フレームのそれぞれの前記単位時間および前記2以上の時間フレームのそれぞれの前記単位ページ数の少なくとも一つに基づいて前記広告を露出するための前記特定時を選定し、
前記第1時間フレームにおいてページの移動がない場合、前記第1時間フレームにおいて前記広告が露出されず、前記第2時間フレームにおいて前記広告を露出するための前記特定時は、前記第1時間フレームを超過した直後の前記第2時間フレームの初めに設定され、前記第1時間フレームを超過した直後に前記広告が露出されることを特徴とする、コンテンツ提供装置。
【請求項9】
前記広告露出部は、前記特定時点を前記単位時間内で無作為に設定し、前記単位ページ数を超過しない範囲で前記一つ以上の広告を露出する、請求項8に記載のコンテンツ提供装置。
【請求項10】
前記広告露出部は、前記単位時間に前記ユーザによるページ移動がない場合、前記単位時間を超過した直後を前記特定時点として設定する、請求項9に記載のコンテンツ提供装置。
【請求項11】
前記広告露出部は、前記ユーザの個人情報及び前記単位時間に露出されるコンテンツに関する情報のうちの少なくとも一つに基づき、露出する前記一つ以上の広告を設定する広告設定部をさらに含む、請求項8に記載のコンテンツ提供装置。
【請求項12】
前記広告設定部は、第1単位時間に露出されるコンテンツに関する情報に基づき、第2単位時間に設定される特定時点に露出される前記一つ以上の広告を設定する、請求項11に記載のコンテンツ提供装置。
【請求項13】
前記広告露出部は、前記第1時間フレーム内において広告が露出されるとき、前記広告は前記第2時間フレームの初めの時間において露出する、請求項8に記載のコンテンツ提供装置。
【請求項14】
前記広告露出部は、
前記一つ以上の広告は順序情報を含み、前記一つ以上の広告を露出する前記特定時点が複数回である場合、露出する広告それぞれは前記順序情報に応じて順に露出されるようにする、請求項8に記載のコンテンツ提供装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はコンテンツ及び広告提供方法及びコンテンツ提供装置に関し、より詳しくは、ユーザのログイン情報を利用してコンテンツと広告を提供するコンテンツ及び広告提供方法及びコンテンツ提供装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来は、インターネットを利用する利用者数の増加に伴い、インターネットサイトで広告を露出させる広告方式が盛んに行われていた。しかし、最近は、タブレットPCやネットブック、スマートフォンなどの携帯可能な端末機(以下、携帯端末機)の普及が増加しており、このような端末機を利用してインターネットを利用する利用者が幾何級数的に増えている。
従来は、コンピュータの大きなモニタ画面でインターネットサイトを利用していたため、広告の露出において制約が多くなかった。しかし、最近では、携帯端末機を用いてインターネットを利用する利用者が急増しているが、携帯端末機の画面は小さいため、小さなサイズの画面によって広告露出のための空間活用に制約が生じるようになった。
【0003】
携帯端末機に広告を露出させる通常の方法は、画面の上端または下端にバナー形態で広告を露出させたり、本来の画面上にポップアップ形態の画面を新たに出現させることによって広告を露出させたりしている。
しかし、このような方法は、露出しなければならない情報またはコンテンツが多い場合には、画面の大きさに合わせて広告を構成して露出することが容易ではない。また、ユーザがウェブページやコンテンツなどを利用するときに広告がバナーやポップアップ形態で露出するため、ユーザが提供を受けたいインターネットサービスやコンテンツなどを利用するのに妨害となる恐れがある。例えば、ポップアップ形態で露出した場合、ユーザが本来利用していたコンテンツを利用しようとすれば、ポップアップウィンドウを削除するなどの行動をとらなければならないため、ユーザは煩わしさと同時に不便さを感じるようになる。ポップアップ形態で露出される広告はユーザが予想する画面でない可能性が大きいため否定的な認識を有するようになり、視覚的にも不便さを誘発させるという問題がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は上述した従来技術の問題点を解決するためのものであり、本発明は、ユーザのログイン情報を利用してコンテンツと広告を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述したような目的を達成するための、本発明の一実施形態は、コンテンツ提供装置がアプリケーションを用いてユーザが要請したコンテンツ及び広告を提供する方法であって、ユーザ端末機に前記コンテンツを露出させる段階、前記ユーザのログイン情報に基づいて設定された特定時点に前記露出されているコンテンツを中止し、一つ以上の広告を露出させる段階、及び前記中止となったコンテンツを前記ユーザ端末機に再び露出させる段階を含む、コンテンツ及び広告提供方法を提供する。
【0006】
本発明の一実施形態において、前記広告露出段階は、前記ログイン情報に基づいて前記ユーザのアプリケーション平均利用時間を算出し、前記算出した平均利用時間を単位時間として設定する段階、前記ログイン情報に基づいて前記平均利用時間内に消費される平均ページ数を算出し、前記算出した平均ページ数を単位ページ数として設定する段階、及び前記単位時間及び前記単位ページ数のうちの少なくとも一つに基づいて前記特定時点を設定する段階を含むことができる。
【0007】
本発明の一実施形態において、前記広告露出段階は、前記特定時点を前記単位時間内で無作為に設定し、前記単位ページ数を超過しない範囲で前記一つ以上の広告を露出する段階を含むことができる。
本発明の一実施形態において、前記特定時点設定段階は、前記単位時間に前記ユーザによるページ移動がない場合、前記単位時間を超過した直後を前記特定時点として設定する段階を含むことができる。
本発明の一実施形態において、前記広告露出段階は、前記ユーザの個人情報及び前記単位時間に露出するコンテンツに関する情報のうちの少なくとも一つに基づき、露出する前記一つ以上の広告を設定する段階を含むことができる。
【0008】
本発明の一実施形態において、前記広告露出段階は、第1単位時間に露出されるコンテンツに関する情報に基づき、第2単位時間に設定される特定時点に露出される一つ以上の広告を設定する段階を含むことができる。
本発明の一実施形態において、前記広告露出段階は、前記ユーザがログインしていない場合、前記特定時点を予め設定された基準時点または無作為に設定する段階を含むことができる。
本発明の一実施形態において、前記広告露出段階は、前記一つ以上の広告は順序情報を含み、前記一つ以上の広告を露出する前記特定時点が複数回である場合、露出する広告それぞれは前記順序情報に応じて順に露出されるようにする段階を含むことができる。
【0009】
本発明の他の実施形態は、アプリケーションを用いてユーザが要請したコンテンツ及び広告を提供するコンテンツ提供装置であって、ユーザ端末機に前記コンテンツを露出させるコンテンツ露出部、前記ユーザのログイン情報に基づいて設定された特定時点に前記露出されているコンテンツを中止し、一つ以上の広告を露出させる広告露出部、及び前記中止となったコンテンツを前記ユーザ端末機に再び露出させるコンテンツ再露出部を含む、コンテンツ提供装置を提供する。
【0010】
本発明の他の実施形態において、前記広告露出部は、前記ログイン情報に基づいて算出された前記ユーザのアプリケーション平均利用時間を単位時間として設定し、前記平均利用時間内に消費される平均ページ数を算出して単位ページ数として設定し、前記単位時間及び前記単位ページ数のうちの少なくとも一つに基づいて前記特定時点を設定することができる。
【0011】
本発明の他の実施形態において、前記広告露出部は、前記特定時点を前記単位時間内で無作為に設定し、前記単位ページ数を超過しない範囲で前記一つ以上の広告を露出することができる。
本発明の他の実施形態において、前記広告露出部は、前記単位時間に前記ユーザによるページ移動がない場合、前記単位時間を超過した直後を前記特定時点として設定することができる。
本発明の他の実施形態において、前記広告露出部は、前記ユーザの個人情報及び前記単位時間に露出されるコンテンツに関する情報のうちの少なくとも一つに基づき、露出する前記一つ以上の広告を設定する広告設定部をさらに含むことができる。
【0012】
本発明の他の実施形態において、前記広告設定部は、第1単位時間に露出されるコンテンツに関する情報に基づき、第2単位時間に設定される特定時点に露出される前記一つ以上の広告を設定することができる。
本発明の他の実施形態において、前記広告露出部は、前記ユーザがログインしていない場合、前記特定時点を予め設定された基準時点または無作為に設定することができる。
本発明の他の実施形態において、前記一つ以上の広告は順序情報を含み、前記一つ以上の広告を露出する前記特定時点が複数回である場合、露出する広告それぞれは前記順序情報に応じて順に露出されるようにできる。
【発明の効果】
【0013】
本発明の一実施形態によれば、ユーザのログイン情報を利用してコンテンツを提供している間に広告を露出することにより、広告の効果を向上させることができる。また、ユーザによって消費されるコンテンツに関する情報に基づいて露出する広告を設定することにより、ユーザの関心が反映された広告を露出させることができる。
本発明の効果は上述したものに限定されず、本発明の詳細な説明または特許請求の範囲に記載された発明の構成から推論可能なすべての効果を含むものとして理解されなければならない。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】本発明の一実施形態に係るコンテンツ提供システムを示した概要図である。
図2】本発明の一実施形態に係るコンテンツ提供装置の構成を示した構成図である。
図3】本発明の一実施形態に係る特定時点を設定するための一例を示した図である。
図4】本発明の一実施形態に係るコンテンツ及び広告提供方法を示したフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、添付の図面を参照しながら本発明を説明する。しかし、本発明は多様に相違する形態で実現することもでき、ここで説明する実施形態に限定されるものではない。また、図面において本発明を明確に説明するために説明と関係のない部分は省略し、明細書全体において類似する部分には類似の図面符号を付与した。
明細書全体において、ある部分が他の部分と「連結」しているとするとき、これは「直接的に連結」している場合だけではなく、その中間に他の部材を間に置いて「間接的に連結」している場合も含む。また、ある部分がある構成要素を「含む」とするとき、これは特に反対となる記載がない限り、他の構成要素を除くのではなく、他の構成要素をさらに備えることができることを意味する。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明の実施形態について詳しく説明する。
【0016】
図1は、本発明の一実施形態に係るコンテンツ提供システムを示した概要図である。
図1を参照すれば、本発明の一実施形態に係るコンテンツ提供システムは、ユーザ端末機100及びコンテンツ提供装置200を含む。このとき、ユーザ端末機100及びコンテンツ提供装置200は、ネットワーク300を介して連結することができる。
ユーザ端末機100は、コンテンツ及び広告のうちの少なくとも一つを露出するためのアプリケーションをインストールすることができ、インストールしたアプリケーションを用いてユーザが要請するコンテンツ及び広告を露出することができる。
【0017】
ユーザ端末機100は、PCS(Personal Communication System)、GSM(Global System for Mobile communications)(登録商標)、PDC(Personal Digital Cellular)、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、IMT(International Mobile Telecommunication)−2000、CDMA(Code Division Multiple Access)−2000、W−CDMA(W−Code Division Multiple Access)、Wibro(Wireless Broadband Internet)端末、PDA(Personal Digital Assistant)、スマートフォン(smartphone)などのように通信機能が含まれている携帯用端末、ハンドヘルドPC(Hand−Held PC)、ノート型パンコン、ラップトップ(laptop)、デスクトップ(desktop)などのようなコンピュータ、MP3プレーヤ、MDプレーヤなどのような携帯端末機などのように、すべての種類のハンドヘルド(Handheld)基盤の無線通信装置を含むことができる。
【0018】
コンテンツ提供装置200は、ユーザ端末機100にインストールされたアプリケーションを用いてコンテンツ及び広告を露出させる。このとき、コンテンツ提供装置200は、広告サーバ(図示せず)または広告主端末(図示せず)などから広告の提供を受けることができるが、これに限定されるものではない。
具体的に、コンテンツ提供装置200は、ユーザ端末機100にユーザが要請したコンテンツを露出させ、ユーザのログイン情報に基づいて設定された特定時点に露出中であるコンテンツを中止し、一つ以上の広告を露出させる。
【0019】
このとき、コンテンツ提供装置200は、露出していたコンテンツまたは露出後に中止となったコンテンツに関する情報を格納することができる。例えば、コンテンツに関する情報は、コンテンツの識別情報、コンテンツを露出したページ情報、中止となったページ情報、コンテンツを中止した時間情報、ユーザ端末機の識別情報などを含むことができる。これにより、広告露出後にコンテンツを再び露出するときに、該当するコンテンツの中止となったページから再び露出することができるし、コンテンツに関する情報に基づいてユーザの関心度が反映された一つ以上の広告が露出されるように設定することができる。
【0020】
コンテンツ提供装置200は、ユーザのログイン情報に基づいてユーザのアプリケーション平均利用時間を算出し、平均利用時間内に消費される平均ページ数を算出することができる。また、コンテンツ提供装置200は、算出した平均利用時間を単位時間として設定し、算出された平均利用時間内に消費される平均ページ数を単位ページ数として設定することができ、設定された単位時間及び単位ページ数のうちの少なくとも一つに基づいて特定時点を設定することができる。これに関しては図2乃至図3を参照しながら後述する。
【0021】
ここで、消費されるページ数とは、アプリケーションによってユーザに示されるコンテンツを含んだページのうち、ユーザが利用したページ数、すなわち、ユーザ端末機100の画面に表示されるコンテンツが複数のページで構成されるとき、それぞれのページがユーザによって読まれたり利用されたりするページ数を意味する。例えば、ユーザがユーザ端末機100を用いて電子本(e−book)を閲読する場合、ユーザの閲読によって捲られた電子本のページ数が消費されるページ数となることができる。
また、コンテンツ提供装置200は、ユーザの個人情報及び単位時間に露出されるコンテンツに関する情報のうちの少なくとも一つに基づき、露出される一つ以上の広告を設定することができる。ここで、ユーザの個人情報は、ユーザの性別や年齢、地域などを含むことができるが、これに限定されるものではない。
【0022】
特定時点に広告を露出した後、コンテンツ提供装置200は、中止となったコンテンツをユーザ端末機100に再び露出させる。このとき、コンテンツ提供装置200は、コンテンツ中止の際に格納された中止となったコンテンツに関する情報に基づき、該当するコンテンツの中止となったページを露出させることができる。
一方、一つ以上の広告が順序情報を含み、一つ以上の広告を露出する特定時点が複数回である場合、コンテンツ提供装置200は、露出する広告それぞれが順序情報に応じて順に露出されるようにできる。これに関しても図3を参照しながら後述する。
【0023】
ネットワーク300は、近距離通信網(Local Area Network:LAN)、広域通信網(Wide Area Network:WAN)、または付加価置通信網(Value Added Network:VAN)などのような有線ネットワークや移動通信網(mobile radio communication network)、または衛星通信網などのようなすべての種類の無線ネットワークで実現することができる。
【0024】
図2は、本発明の一実施形態に係るコンテンツ提供装置の構成を示した構成図である。
図2を参照すれば、本発明の一実施形態に係るコンテンツ提供装置200は、コンテンツ露出部210、広告露出部220、及びコンテンツ再露出部230を含む。
コンテンツ露出部210は、ユーザ端末機100(図1を参照)にユーザが要請したコンテンツを露出させる。
広告露出部220は、ユーザのログイン情報に基づいて設定された特定時点に露出中であるコンテンツを中止させ、一つ以上の広告を露出させる。このとき、広告露出部220は、中止となったコンテンツに関する情報を格納することができる。
【0025】
広告露出部220は、ユーザがログインしている場合、ユーザのログイン情報に基づいてユーザのアプリケーション平均利用時間を算出し、算出した平均利用時間を単位時間として設定することができる。また、ユーザのログイン情報に基づいて平均利用時間内に消費される平均ページ数を算出し、算出した平均ページ数を単位ページ数として設定することができる。また、広告露出部220は、単位時間及び単位ページ数のうちの少なくとも一つに基づいて特定時点を設定することができる。
また、広告露出部220は、特定時点を単位時間内で無作為に設定し、単位ページ数を超過しない範囲で一つ以上の広告を露出することができる。このとき、広告露出部220は、単位時間内にユーザによるページ移動がない場合、単位時間を超過した直後を特定時点として設定することもできる。
【0026】
一方、露出する一つ以上の広告は順序情報を含むことができる。このとき、広告露出部220は一つ以上の広告を露出させ、それぞれが前記順序情報に応じて順に露出されるように制御することができる。しかし、これに限定されるものではなく、一つ以上の広告は順序なく任意で露出することもできる。
一方、広告露出部220は、ユーザがログインしていない場合、すなわち、ユーザのログイン情報がない場合、特定時点を予め設定された基準時点または無作為に設定することもできる。また、広告露出部220は、ユーザのログイン情報がない場合、複数のユーザログイン情報に基づき、ユーザのアプリケーション平均利用時間を単位時間として設定し、ユーザのアプリケーション平均利用時間内に消費される平均ページ数を算出して単位ページ数として設定し、設定された単位時間及び単位ページ数のうちの少なくとも一つに基づいて広告露出のための特定時点を設定することもできる。
【0027】
一方、広告露出部220は、広告設定部(図示せず)をさらに含むことができる。
広告設定部は、ユーザの個人情報及び単位時間に露出されるコンテンツに関する情報のうちの少なくとも一つに基づき、露出する一つ以上の広告を設定することができる。例えば、広告設定部は、ユーザは女性であり、要請したコンテンツがファッションに関する情報である場合、衣類、靴、バックのように女性ファッションに関する広告が露出されるように設定することができる。これにより、コンテンツ提供装置200は、ユーザの関心度が高かったり集中したりする広告を露出することができ、広告の効果を極大化させることができる。
【0028】
また、広告設定部は、第1単位時間に露出されるコンテンツに関する情報に基づき、第2単位時間の特定時点に露出される一つ以上の広告を設定することもできる。例えば、広告設定部は、第1単位時間に露出されるコンテンツが旅行に関する情報である場合、第2単位時間内の特定時点に露出される広告として、旅行会社、パック旅行商品のように旅行に関する広告を設定することができる。他の例として、特定期間(ここ1週間など)を設定し、該当する期間内に露出されたコンテンツに関する情報に基づいて露出頻度の高いコンテンツに関する広告が設定されるようにもできるが、これに限定されるものではない。
コンテンツ再露出部230は、中止となったコンテンツをユーザ端末機100に再び露出させる。このとき、コンテンツ再露出部230は、広告露出部220によってコンテンツが中止となったとき、格納された中止となったコンテンツに関する情報に基づき、コンテンツの中止となったページを再び露出させることができる。
【0029】
図3は、本発明の一実施形態に係る特定時点を設定するための一例を示す図である。
コンテンツ提供装置200(図2参照)は、ユーザのログイン情報に基づき、単位時間及び単位ページ数のうちの少なくとも一つに基づいて特定時点を設定することができ、設定された特定時点に露出されているコンテンツを中止し、一つ以上の広告を露出させることができる。
【0030】
先ず、特定時点を設定するための単位時間及び単位ページ数に関する用語について説明する。ここで、時間は秒単位(sec)であると仮定する。
単位時間(Duration threshold:以下「D」とする)は、ユーザのログイン情報に基づいてユーザ(UV:Unique Value)が要請したコンテンツを露出するためのアプリケーションを利用する平均利用時間として設定されることができる。例えば、単位時間(D)は、ユーザがユーザ端末機100にインストールされているアプリケーションを実行して終了するまでの平均時間によって設定することができる。
単位ページ数(μ)はアプリケーション平均利用時間、すなわち、単位時間(D)内にユーザによって消費される平均ページ数によって設定することができる。これを数式で示せば次の(式1)のとおりである。
【0031】
【数1】
【0032】
ここで、TRutはユーザによって時間(t)別のページ変換の有無による変数であって、時間別にページが変わる場合には1、ページが変わらない場合には0となる。
一方、(式1)によって算出された単位ページ数(μ)に標準偏差(σ:Standard Deviation)を適用する場合、単位ページ数(μ)は(式2)のとおりである。
【0033】
【数2】
【0034】
ここで、μは上述した(式1)によって算出されたページ数であり、σは標準偏差である。
次に、特定時点を設定するための時間及びページに対する変数を定義すれば次のとおりである。
先ず、fは時間フレーム(time frame)であって、fの長さは単位時間(D)と等しい。ここで、iは現在の時間フレームインデックス(current time frameindex)を示し、1≦i<∞となることができる。すなわち、コンテンツの露出が始まる最初の単位時間(D)にi=1となり、最初の時間フレームがf、その次の時間フレームがfとなるなど順に増加することができる。例えば、図3に示すように、時間の経過に応じて単位時間(D)それぞれが連結する形態であって、時間フレーム(f乃至f)が並ぶようになる。
【0035】
また、ftは時間フレーム(f)の開始時間(begin time of time framei)であって、時間フレーム(f)が始まる基準を指す時点を示す。
図3に示すように、vは時間フレーム(f)の現在時間(current time)と比較される相対的な時間(relative time on f:v=current time−ft)であり、nは時間フレーム(f)に含まれたページ数に対するページインデックス(page index on fi)であり、1≦n<∞である。
【0036】
【数3】
【0037】
(式3)によれば、ページインデックスがnの状態においてviが単位時間(D)以上である場合、すなわち、単位時間(D)内に特定ページから継続して変わらなければ、単位時間(D)内に広告が露出されない。このような場合には、単位時間(D)が過ぎた直後に広告を露出することができる。このような動作制御のために、次のような数式(式4)を適用することができる。
【0038】
【数4】
【0039】
ここで、yは広告露出に関する変数であり、(式3)と関連づけて説明すれば次のとおりである。
単位時間(D)が過ぎるまで(vi≧D)ユーザによってnからページ移動がなくて(p==n)広告が露出されない場合(y==0)、単位時間(D)が過ぎた直後に広告を露出し(y=1)、その他の場合には広告を露出しない(yi=0)。
すなわち、コンテンツ提供装置200は、単位時間(D)にユーザによってページ移動がない場合、単位時間(D)を超過した直後を特定時点として設定して広告を露出することができる。
【0040】
一方、再び(式3)を参照すれば、ページインデックスnが1以上である場合には(n≧1)、単位ページ数を超過しない範囲(1乃至μ)内でxという特定時点に一つ以上の広告を露出することができる。
要約すれば、コンテンツ提供装置200は、単位時間(D)内にページ消費が存在する場合、すなわち、ページ移動が発生する場合には無作為に設定された特定時点に広告を露出させるが、単位時間(D)内にページ移動がない場合には、単位時間(D)が過ぎた直後に広告が露出されるようにする。
一方、単位時間(D)内に広告が露出されたり単位時間(D)が過ぎたりすることに応じ、時間フレーム(f)を設定するためには、次の(式5)が利用される。
【0041】
【数5】
【0042】
(式5)によれば、yが1であり、vが単位時間(D)よりも小さかったり、vが単位時間(D)以上である場合、すなわち、広告が単位時間(D)内に露出されたり、広告露出の有無に関係なく単位時間(D)が過ぎた場合には、時間フレーム(f)のiはi+1となり、現在時間がft(時間フレーム(f)の開始時間)として設定される。すなわち、前記条件に該当する場合、現在時間を基準として開始される時間フレーム(f)を設定することができる。
このような時間フレーム設定方式は、運営政策に応じて二つの方式のうちの少なくとも一つを適用することもできるし、予め設定された条件に応じて二つの方式を並行して適用することもできる。
【0043】
例えば、広告が単位時間(D)内に露出される場合、現在時間をftとして設定する時間フレーム(f)を設定することができる。すなわち、単位時間(D)内に広告が露出された場合、単位時間(D)が過ぎていなくても、現在時間を基準として時間フレーム(f)が設定されるということを意味する。すなわち、図3に示すものとは異なり、単位時間(D)が過ぎていない状態で広告が露出されれば、現在時間を基準として時間フレーム(f)が新たに設定され、時間フレーム(f)の長さは広告が露出された特定時点に応じて異なるようになる。このとき、特定時点は、単位時間内に複数回で設定することができる。
他の例として、広告露出の有無に関係なく単位時間(D)が過ぎた場合、現在時間をftとして設定された時間フレーム(fi)を設定することができる。すなわち、図3に示すように、単位時間(D)に応じて一定の時間間隔を有する時間フレームを並べることができる。このとき、特定時点は、単位時間内に一回以下となることができる。
【0044】
図3は、複数の単位時間(D)に対して単位ページ数が4である場合を例示した図である。
図3では、時間フレーム(f)が広告露出の有無に関係なく単位時間(D)に応じて一定の時間間隔に設定される場合が示されているが、これに限定されるものではない。
上述したように、時間フレーム(f)の長さは単位時間(D)と等しく、iは時間フレームインデックスを示す。
以下では説明の便宜のために、i=1であるfは第1時間フレーム(または第1単位時間)、i=2であるfは第2時間フレーム(または第2単位時間)、i=3であるfは第3時間フレーム(または第3単位時間)と表記する。
【0045】
図3に示すように、時間フレーム(f)は単位時間(D)に応じてそれぞれ分類され、各時間フレーム(f)は4つの単位ページ数を含む。また、各時間フレームに含まれているページのページインデックスをそれぞれn、n、n、nと示すことができる。
このような場合、特定時点を第1時間フレーム乃至第3時間フレーム内に無作為でそれぞれ設定することができ、第1時間フレーム内で単位ページ数である4を超過しない範囲(1〜4)で広告を露出することができる。例えば、第1時間フレームにはnに広告を露出することができ、第2時間フレームにはnに広告を露出することができる。
【0046】
一方、第1時間フレーム内でユーザによるページ移動がなくてあるページに留まり続ける場合、例えば、ページインデックスがnの状態でページが変わらないので第1時間フレーム内に広告が露出されなければ、ページインデックスがnの状態であるため、第1時間フレーム以後に始まる第2時間フレームに直ぐに広告を露出させることができる。例えば、コンテンツ提供装置200は、ft(第2時間フレームの開始時間)に直ぐに広告を露出させることができる。
【0047】
また、一つ以上の広告は順序情報を含み、一つ以上の広告が露出される特定時点が複数回である場合、コンテンツ提供装置200は、露出する広告それぞれが順序情報に応じて順に露出されるようにできる。
連続する露出によって広告の効果を高めるためのシリーズ広告の場合、シリーズ広告の順序に応じ、それぞれの特定時点に順に広告を露出させることができる。例えば、第1時間フレーム内に設定された第1特定時点にはnで1番目の順序の広告を露出し、第2時間フレーム内に設定された第2特定時点にはnで2番目の順序の広告を露出することができる。ここで、シリーズ広告とは、一つの主題や商品に関して一定期間連続して順に掲載する広告を意味する。
【0048】
このように、コンテンツ提供装置200によって順に関連広告を露出すれば、ユーザの期待心理を高められるだけでなく、広告の効果もさらに高めることができる。
本発明の一実施形態に係るコンテンツ提供装置200は、コンテンツを露出する画面をコンテンツ及び広告が利用できるように時間分割を利用する方式により、コンテンツを利用する間の適切な時間帯に広告を露出させ、広告効果を向上させることができる。すなわち、本発明は、ユーザのログイン情報を利用して設定された特定時点(一例として、ユーザの関心が低下すると予想される時間帯または集中力が高い時間帯など)にコンテンツを一時中止して広告を露出することにより、ユーザの関心と没入度を高めることができる。
【0049】
図4は、本発明の一実施形態に係るコンテンツ及び広告提供方法を示すフローチャートである。
図4を参照すれば、コンテンツ提供装置200(図2参照)は、ユーザ端末機100(図1参照)にユーザが要請したコンテンツを露出させる(S410)。
コンテンツ提供装置200は、ユーザがログインしているか否かを判断する(S420)。
判断結果、ユーザがログインしていない場合、コンテンツ提供装置200は、特定時点を予め設定された基準時点または無作為に設定することができる(S425)。
【0050】
この反面、ユーザがログインしている場合、コンテンツ提供装置200は、ユーザのログイン情報に基づいて単位時間及び単位ページ数を設定する(S430)。すなわち、コンテンツ提供装置200は、ユーザのログイン情報に基づいて算出したユーザのアプリケーション平均利用時間を単位時間として設定することができ、ユーザのログイン情報に基づいて算出した平均利用時間内に消費される平均ページ数を単位ページ数として設定することができる。
この後、コンテンツ提供装置200は、設定された単位時間及び単位ページ数のうちの少なくとも一つに基づいて特定時点を設定することができる(S440)。このとき、コンテンツ提供装置200は、特定時点を単位時間内で無作為に設定し、単位ページ数を超過しない範囲で一つ以上の広告が露出されるように設定する。また、コンテンツ提供装置200は、単位時間にユーザによるページ移動がない場合、単位時間を超過した直後を特定時点として設定することもできる。
【0051】
次に、コンテンツ提供装置200は、現在時間が最初に始まる単位時間である第1単位時間(または第1時間フレーム:図3参照)に含まれるか否かを判断する(S450)。
判断結果、現在時間が第1単位時間に含まれない場合、すなわち、以前にコンテンツが消費された単位時間が存在する場合、コンテンツ提供装置200は、露出される一つ以上の広告を設定する(S460)。このとき、コンテンツ提供装置200は、ユーザの個人情報及び単位時間に露出されるコンテンツに関する情報のうちの少なくとも一つに基づき、露出する一つ以上の広告を設定することができる。以前の単位時間に露出されるコンテンツに関する広告が露出されるように設定することができるが、これに限定されるものではない。例えば、第1単位時間に露出されるコンテンツに関する情報に基づき、第2単位時間に設定される特定時点に露出される一つ以上の広告を設定することができる。
【0052】
コンテンツ提供装置200は、先だって設定された特定時点に露出されていたコンテンツを中止して広告を露出させる(S470)。このとき、コンテンツ提供装置200は、中止となったコンテンツの該当ページを再び露出させることができる。
この反面、現在時間が第1単位時間に含まれる場合、コンテンツ提供装置200は、露出される広告を設定する過程を省略し(S460)、設定された特定時点に一つ以上の広告を露出する(S470)。
一方、現在時間が第1単位時間であるか否かを判断して広告を設定する過程(S450乃至S460)は、省略が可能である。
【0053】
上述した本発明の説明は例示に過ぎず、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者は、本発明の技術的思想や必須な特徴を変更しなくても、他の具体的な形態によって容易に変形が可能であることが理解できるであろう。したがって、上述した実施形態はすべての面において例示的なものに過ぎず、限定的なものではないと理解されなければならない。例えば、単一型として説明されている各構成要素は分散して実施することもでき、これと同様に、分散していると説明されている構成要素も結合した形態で実施することができる。
本発明の範囲は添付の特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲の意味及び範囲、またはその均等概念から導き出されるすべての変更または変形した形態は、本発明の範囲に含まれるものと解釈されなければならない。
【符号の説明】
【0054】
100 ・・・ユーザ端末機
200 ・・・コンテンツ提供装置
210 ・・・コンテンツ露出部
220 ・・・広告露出部
230 ・・・コンテンツ再露出部
300 ・・・ネットワーク
図1
図2
図3
図4